JP2013220474A - フォーマー - Google Patents

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Abstract

【課題】本体フレームとラムの温度差に合わせてリアルタイムで本体フレームとラムとの摺動部分のクリアランスを適正最小クリアランスに保持つ。
【解決手段】本体フレーム1の内側面に設けるクリアランス調整用ライナー26の内方への突出量を調整する調整機構20と、本体フレーム1に設ける複数の温度センサーS1〜S9と、ラム2に設ける複数の温度センサーS10〜S13と、調整機構20を自動的に作動させる自動制御手段とからなる最小クリアランス保持装置10を備える。自動制御手段は、各温度センサーによる検出結果から本体フレーム1の平均温度とラム2の平均温度を算出しその平均温度差と、ラム2の幅と、本体フレーム1とラム2の熱膨張係数とに基づいて適正最小クリアランスを保持するための上記ライナー26の調整量を演算し、その調整量に基づいて調整機構20を自動的に作動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主としてパンチとそれに対応するダイとで金属素材を圧造成形し、粗から精へと連続多段式にボルトやナットその他の金属パーツ類などを圧造成形するフォーマーに関する。
従来、この種のフォーマーは、ダイを有する本体フレームと、ダイに対応するパンチを有し、本体フレームに摺動自由に嵌合されてクランク運動により往復動するラムとを備え、上記パンチとダイにより金属素材を圧造成形するように構成されている。そして、ラムを本体フレームの内側面に沿って摺動させる場合、本体フレームとラムとの摺動面のクリアランスを小さく抑えてダイとパンチの芯出しが正確に行えるようにすると共に、ラムの本体フレームに対する摺動時に大きな摺動抵抗がかかったり、焼付きなどが発生したりすることなく摺動がスムーズに行えるように適正なクリアランスを確保するようにしている。
ところで、上記したフォーマー、特に熱間フォーマーにあっては、運転開始後、圧造成形時に発生する熱により本体フレームとラムの温度が上昇し、その温度上昇により本体フレームとラムとのクリアランスが変わるといった現象があった。そのクリアランスが変わる傾向は、ラムの方が先に温度上昇が起こり、本体フレーム側の温度との差により、ラムの方がより膨張し、摺動面間のクリアランスが少なくなり、その結果、本体フレームに対するラムの摺動動作に支障をきたすおそれがあった。
そのため、この問題の解決方法として、現在では運転開始前に、予め本体フレームとラムの摺動面間に適正クリアランスよりも大きい初期クリアランスを設けるようにしておき、運転開始後、本体フレームとラムの温度が上昇し、その温度差により本体フレームとラムとの摺動面間におけるクリアランスが変わった時点で適正なクリアランスとなるように初期クリアランスを設定している。
しかし、このクリアランス設定方法では、初期クリアランスを適正なクリアランスよりも大きく取っていることから、運転開始時にあってはラムの本体フレームに対する摺動動作にガタつきが発生したり、ダイとパンチの芯出しにも狂いが生じたりする問題があるし、また、運転開始後、両者の温度差により本体フレームとラムとの摺動面間におけるクリアランスが変わった時点において、その温度差が一定であるとは限らないため、常に適正なクリアランスに保たれるといった保障もなかった。そのため、常に適正なクリアランスであるかどうかの確認を行う必要があり、適正でない場合には、オペレーターがその都度本体フレームの内側面に設けられるライナー部材の内方への突出量を調整して適正なクリアランスへの調整管理を行う必要があった。
そこで、本発明は、本体フレームとラムの温度差により、本体フレームとラムとの摺動部分のクリアランスが変化する点に着目し、本体フレームとラムの温度差に合わせてリアルタイムにクリアランス調整を行うことにより本体フレームとラムとの摺動部分のクリアランスを常に適正最小クリアランスに保持できるフォーマーの提供を課題とする。
上記した問題を解決するため、本願の請求項1記載の発明は、ダイを有する本体フレームと、ダイに対応するパンチを有し、本体フレームに摺動自由に嵌合されてクランク運動により往復動するラムとを備え、上記パンチとダイにより金属素材を圧造成形するフォーマーにおいて、本体フレームの内側面に設けるクリアランス調整用ライナーの本体フレームから内方への突出量を調整する調整機構と、本体フレームの平均温度を検出する複数の温度センサーと、ラムの平均温度を検出する複数の温度センサーと、調整機構を自動的に作動させる自動制御手段とからなる最小クリアランス保持装置を備え、自動制御手段は、上記各温度センサーによる検出結果から本体フレームの平均温度とラムの平均温度を算出すると共に、その算出時における両者の平均温度差と、ラムの幅と、本体フレームとラムの熱膨張係数とに基づいて適正最小クリアランスを保持するための上記ライナーの調整量を演算し、かつその調整量に基づいて調整機構を自動的に作動させて上記ライナーの内方への突出量を調整し、本体フレームとラムとの摺動部分のクリアランスが常に適正最小クリアランスとなるように制御することを特徴とする。
本願の請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明における調整機構が、本体フレーム外側面に設けられるサーボモータと、その駆動軸に設けられる駆動ギヤと、駆動ギヤに噛合する従動ギヤをもち本体フレームに回転可能に貫通支持される調整軸と、調整軸の他端に設けられる偏芯支点軸と、本体フレームの内側面に摺動可能に支持されかつ偏芯支点軸に連結されるクリアランス調整用のテーパーライナーを備え、テーパーライナーは、本体フレームの内側面に固定された固定テーパー部材に当接する状態で摺動可能に支持されると共に、偏芯支点軸の回転角度に応じて本体フレームの前後方向に進退動し、かつ、その進退動に伴って本体フレームの内側面から内方への突出量が調整されて、本体フレームとラムとの摺動部分におけるクリアランスが調整されるように構成されていることを特徴とする。
本発明のフォーマーによれば、上記したように最小クリアランス保持装置を備えているから、上記各温度センサーによる検出結果から本体フレームの平均温度とラムの平均温度を算出すると共に、その算出時における両者の平均温度差と、ラムの幅と、本体フレームとラムの熱膨張係数とに基づいて適正最小クリアランスを保持するための上記ライナーの調整量を演算し、かつ、その調整量に基づいて調整機構を自動的に作動させて上記ライナーの内方への突出量を調整することにより、本体フレームとラムとの摺動部分のクリアランスが常に適正最小クリアランスとなるようにリアルタイムで自動制御することができる。その結果、常にダイとパンチの芯出しが正確に行えると共に、ラムの本体フレームに対する摺動時に大きな摺動抵抗がかかったり、焼付きなどが発生したりすることなくスムーズな摺動が行える。
また、調整機構として、本体フレーム外側面に設けられるサーボモータと、その駆動軸に設けられる駆動ギヤと、駆動ギヤに噛合する従動ギヤをもち本体フレームに回転可能に貫通支持される調整軸と、調整軸の他端に設けられる偏芯支点軸と、本体フレームの内側面に摺動可能に支持されかつ偏芯支点軸に連結されるクリアランス調整用のテーパーライナーを備え、テーパーライナーは、本体フレームの内側面に固定された固定テーパー部材に当接する状態で摺動可能に支持されると共に、偏芯支点軸の回転角度に応じて本体フレームの前後方向に進退動し、かつその進退動に伴って本体フレームの内側面から内方への突出量が調整されて、本体フレームとラムとの摺動部分におけるクリアランスが調整される構成とすれば、自動制御手段で求めたクリアランスの調整量に基づいてサーボモータのサーボ駆動にて調整軸、偏芯支点軸を介してテーパーライナーの突出量をリアルタイムでスムーズに調整できる。その結果、本体フレームとラムとの摺動部分のクリアランスがリアルタイムでスムーズに適正最小クリアランスとなるよう自動制御することができる。
本発明に係るフォーマーの概略平面図である。 同要部の拡大平面図である。 クリアランス調整用のテーパーライナーの正面図である。 同クリアランス調整用のテーパーライナーの動作説明図である。 自動制御機構のブロック図である。
以下本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、金属素材を粗から精へと連続的に圧造成形する熱間フォーマーにおける本体フレーム1と、ラム2を平面から見た図を示す。本体フレーム1の所定位置には、ダイブロック3が配設されており、ダイブロック3には、粗から精にいたる複数のダイ4…4が一定間隔で並設されている。また、本体フレーム1におけるダイ4…4の前方には、ラム2が摺動可能に嵌合されている。ラム2の前面には、ダイ4…4と同数のパンチ5…5が各ダイ4…4とそれぞれ対向するように保持されていると共に、ラム2の後端が駆動用モータ(図示せず)により回転されるフライホイールと一体のクランク軸6に連結部材7を介して連結されている。これにより、ラム2はクランク軸6の回転によるクランク運動によりダイブロック3に向かって往復動するようになされている。
なお、ダイブロック3の側部には、本体フレーム1の一側部後方より導入される線材Aを供給するための供給用クイル8がダイ4…4と並設して設けられていると共に、このクイル8より供給された加熱線材Aを一定長さに切断するカッター9が設けられている。
そして、多段式フォーマーには、本体フレームとラムとの摺動部のクリアランスを常に最適な最小クリアランス状態に保つように調整する最小クリアランス保持装置10が備えられる。
最小クリアランス保持装置10は、本体フレーム1の内側面に設けるクリアランス調整用のライナー26の本体フレーム1から内方への突出量を調整する調整機構20と、本体フレーム1の平均温度を検出するために図1に示されるように本体フレーム1の所定位置に分散して配置される複数(図では9個)の温度センサーS1〜S9と、ラム2の平均温度を検出するためにラム2の所定位置に分散して配置される複数(図では5個)の温度センサーS10〜S13と、調整機構20を自動的に作動させるコンピューターなどの自動制御手段30とからなる。
調整機構20は、図2に示されているように本体フレーム1の最終工程側外側面に設けられるサーボモータ21と、その駆動軸に設けられる駆動ギヤ22と、駆動ギヤ22に噛合する従動ギヤ23をもち本体フレーム1に回転可能に貫通支持される調整軸24と、調整軸24の他端に設けられる偏芯支点軸25と、本体フレーム1の最終工程側内側面に摺動可能に支持されかつ偏芯支点軸25に連結されるクリアランス調整用のテーパーライナー26を備えている。テーパーライナー26は本体フレーム1の最終工程側内側面に固定された固定テーパー部材27に当接する状態で摺動可能に支持されると共に、偏芯支点軸25の回転角度に応じて本体フレーム1の前後方向に進退動し、かつ、その進退動に伴って本体フレーム1の内側面から内方への突出量が変更され、本体フレーム1とラム2との摺動部分におけるクリアランスが調整されるように構成されている。なお、偏芯支点軸25とテーパーライナー26の連結部分は、図3及び図4に示されているようにテーパーライナー26の基端部に形成された長孔28に、偏芯支点軸25の外周に回転自由に装着された軸受部材29を介して連結支持されている。
また、自動制御装置30は、上記各温度センサーS1〜S9,S10〜S13による検出結果から本体フレーム1の平均温度とラム2の平均温度を算出すると共に、その算出時における両者の平均温度差と、ラム2の幅と、本体フレーム1とラム2の熱膨張係数とに基づいて適正最小クリアランスDを保持するように上記テーパーライナーの調整量Cを演算し、かつ、その調整量Cに基づいて調整機構20のサーボモータ21を自動的に作動させて上記ライナーの内方への突出量を調整し、本体フレーム1とラム2との摺動部分のクリアランスが常に適正最小クリアランスとなるように制御する。
つまり、調整量Cについては、次の計算式にて求める。
調整量C=(T2−T1)×S×11.7×10−6
この計算式において、
温度センサーS1〜S9の平均温度=T1(本体フレーム)
温度センサーS10〜S13の平均温度=T2(ラム)
※機械初期停止時:T1=T2
本体フレーム(SC450)の熱膨張係数=11.7×10−6[C・mm]
ラム(SC450)の熱膨張係数=11.7×10−6[C・mm]
ラム幅=S
である。
そして、上記調整量Cに基づき、次の計算式にて調整軸24の回転角R°を求め、調整軸24の回転角がR°となるよう調整機構20のサーボモータ21を自動制御するのであり、このサーボコントロールをリアルタイムで連続的に行うのである。
その時のサーボ回転角R°の計算式は、次の計算式にて求める。
回転角R°=sin−1(C/10・tan2°)
次に、上記した最小クリアランス保持装置10を備えた熱間フォーマーの作用について説明する。
まず、機械運転開始前には、本体フレーム1とラム2とのクリアランスを適正な最小クリアランスDにセットしておく。そして、機械運転開始後、本体フレーム1とラム2の温度上昇に差が生し、その差により本体フレーム1とラム2との摺動部分のクリアランスが変わる。その傾向は、ラム2の方が先に温度上昇が起こり、本体フレーム1の温度との差により、ラム2が膨張し、摺動部分のクリアランスが少なくなる。その温度上昇の状態を本体フレーム1とラム2の各部に取り付けた温度センサーS1〜S9,S10〜S13にて検出する。そして、自動制御手段30は、上記各温度センサーS1〜S9,S10〜S13による検出結果から本体フレーム1の平均温度とラム2の平均温度を算出すると共に、その算出時における両者の平均温度差T2−T1と、ラム2の幅Sと、本体フレーム1とラム2の熱膨張係数11.7×10−6とに基づいて適正最小クリアランスDを保持するための上記テーパーライナー26の調整量Cを演算する。そして、その算出した調整量Cに基づいてそのときのサーボモータ21による調整軸24の回転角R°を求め、調整機構20の調整軸24が回転角R°だけ回転するようにサーボモータ21を自動的に作動させる。これにより、サーボモータ21が作動され、その駆動軸に設けられる駆動ギヤ22から従動ギヤ23を介して調整軸24が回転され、調整軸24に設けられる偏芯支点軸25を回転角R°だけ回転させて、テーパーライナー26をたとえばダイ4から離れる方向に後退動させ、その後退動に伴って本体フレーム1の内側面から内方への突出量が少なくなるよう変更される。また、上記温度差により調整量Cが減る場合には、テーパーライナー26をダイ4に近づく方向に前進させ、その前進動作に伴って本体フレーム1の内側面から内方への突出量が大きくなるよう変更される。これにより、本体フレーム1とラム2との適正な最小クリアランスDが常に保持されるように調整される。
以上のように、最小クリアランス保持装置10を備えた本発明のフォーマーによれば、本体フレーム1とラム2の温度上昇の状態を本体フレーム1とラム2に設けた各温度センサーS1〜S9,S10〜S13にて認識し、その温度差によるクリアランスの変動量、つまり調整量Cを演算して、その調整量Cに合わせてリアルタイムにクリアランス調整を自動制御にて行うことができる。これにより、本体フレーム1とラム2との摺動部分のクリアランスを常に適正な最小クリアランスDに保持することができる。その結果、ダイ4…4とパンチ5…5の芯出しが正確に行えると共に、ラムの本体フレームに対する摺動時に大きな摺動抵抗がかかったり、焼付きなどが発生したりすることなく常にスムーズな摺動が行える。
なお、以上の実施の形態では、最小クリアランス保持装置10を本体フレーム1の最終工程側に設けたものについて説明したが、何らこの位置に限定されるものではなく、たとえば本体フレーム1の第1工程側に設けてもよい。さらには、最小クリアランス保持装置10を本体フレーム1の第1工程側と最終工程側の両方に設けて、本体フレーム1とラム2における両方の摺動部分のクリアランスを同時的に行うようにしてもよい。また、以上の実施の形態では、熱間フォーマーについて説明したけれども、熱間フォーマーに限定されるものではなく、冷間や温間で使用するフォーマーにおける本体フレームとラムとの摺動部分の最小クリアランスを保持するに際しても広く適用できること勿論である。
1 本体フレーム
2 ラム
3 ダイブロック
4 ダイ4
5 パンチ
6 クランク軸
7 連結部材
8 供給用クイル
10 最小クリアランス保持装置
20 調整機構
21 サーボモータ
22 駆動ギヤ
23 従動ギヤ
24 調整軸
25 偏芯支点軸
26 テーパーライナー
30 自動制御手段
S1〜S9 温度センサー
S10〜S13 温度センサー

Claims (2)

  1. ダイを有する本体フレームと、ダイに対応するパンチを有し、本体フレームに摺動自由に嵌合されてクランク運動により往復動するラムとを備え、上記パンチとダイにより金属素材を圧造成形するフォーマーにおいて、本体フレームの内側面に設けるクリアランス調整用ライナーの本体フレームから内方への突出量を調整する調整機構と、本体フレームの平均温度を検出する複数の温度センサーと、ラムの平均温度を検出する複数の温度センサーと、調整機構を自動的に作動させる自動制御手段とからなる最小クリアランス保持装置を備え、自動制御手段は、上記各温度センサーによる検出結果から本体フレームの平均温度とラムの平均温度を算出すると共に、その算出時における両者の平均温度差と、ラムの幅と、本体フレームとラムの熱膨張係数とに基づいて適正最小クリアランスを保持するための上記ライナーの調整量を演算し、かつその調整量に基づいて調整機構を自動的に作動させて上記ライナーの内方への突出量を調整し、本体フレームとラムとの摺動部分のクリアランスが常に適正最小クリアランスとなるように制御することを特徴とするフォーマー。
  2. 調整機構が、本体フレーム外側面に設けられるサーボモータと、その駆動軸に設けられる駆動ギヤと、駆動ギヤに噛合する従動ギヤをもち本体フレームに回転可能に貫通支持される調整軸と、調整軸の他端に設けられる偏芯支点軸と、本体フレームの内側面に摺動可能に支持されかつ偏芯支点軸に連結されるクリアランス調整用のテーパーライナーを備え、テーパーライナーは、本体フレームの内側面に固定された固定テーパー部材に当接する状態で摺動可能に支持されると共に、偏芯支点軸の回転角度に応じて本体フレームの前後方向に進退動し、かつ、その進退動に伴って本体フレームの内側面から内方への突出量が調整されて、本体フレームとラムとの摺動部分におけるクリアランスが調整されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のフォーマー。
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