添付の図面では、同じまたは類似の参照符号は、同じまたは同様の構成要素を指す。
添付の図面を参照すると、本発明への詳細な説明が、実施形態に関して示されている。
図1は、本発明による、SIPプロトコルに基づく電気通信システム内のユーザへの通知情報提供を示すネットワーク概略図である。
図1に示された電気通信システムは、セッション開始プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)に基づき、ユーザ機器1がSIPプロトコルを実行し、ネットワーク・サーバ2がSIPプロトコルを実行する。
ユーザ機器1には、それだけに限らないが、携帯電話、PDA、テレビ電話が含まれる。本発明の重要な点は、ユーザ機器1が、ネットワーク・サーバ2から発呼応答メッセージを受け取った後、発呼応答メッセージから通知情報を取り出し、次いで表示画面によってユーザに通知情報を提示するということである。したがって、本発明に言及されたユーザ機器は、表示画面を備えなければならず、この表示画面は、表示画面によってユーザに通知情報を提示するために使用される。
ネットワーク・サーバ2には、それだけに限らないが、コール・センタが含まれ、このコール・センタは、ユーザに通知情報を提供するために使用される。
具体的には、ユーザは、特定のサービスを得るためにサービス・コードをダイヤルするとき、まずユーザ機器1(たとえば携帯電話)によってサービス・コードを入力する。次いで、ユーザ機器1は、サービス・コードに従って発呼要求メッセージを生成し、それをネットワーク・サーバ2に送る。
ネットワーク・サーバ2は、ユーザ機器1から発呼要求メッセージを受け取り、呼リンクを確立する。次いで、ネットワーク・サーバ2は、発呼要求メッセージに従って対応する発呼応答メッセージを生成し、ユーザ機器1にそれを送り、発呼応答メッセージが、ユーザ機器1によってユーザに提示するために使用される通知情報を備える。
ネットワーク・サーバ2から発呼応答メッセージを受け取った後、ユーザ機器1は、発呼応答メッセージから通知情報を取り出し、表示画面によってユーザにそれを提示する。
好ましくは、ユーザ機器1の表示画面上に提示された通知情報が、ユーザが選択する1つのアイテムまたは複数のアイテムを備え、すなわちユーザが望むサービス内容を取得するために選択し続けなければならない場合、ユーザは、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間でさらなる通信を実現するために、通知情報に含まれた1つのアイテム、または複数のアイテムのうちの1つを選択する必要がある。
ユーザのさらなるオプションでは、ユーザ機器1は、ユーザの任意選択に従ってオプション要求メッセージを生成し、ネットワーク機器2にそれを送る。
ユーザ機器1からオプション要求メッセージを受け取った後、ネットワーク・サーバ2は、オプション要求メッセージに従って対応するオプション応答メッセージを生成し、ユーザ機器1にそれを送り、オプション応答メッセージが、ユーザ機器1によりユーザに提示するために使用される別の通知情報を備える。
ネットワーク・サーバ2からオプション応答メッセージを受け取った後、ユーザ機器1は、別の通知情報を取り出し、表示画面によってユーザにそれを提示する。
ユーザ機器1の表示画面上に提示された別の通知情報が、ユーザが望むサービス内容である場合、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の通信は終わる。
もちろん、ユーザ機器1の表示画面上に提示された通知情報が、ユーザの望むサービス内容でない、すなわちユーザが望むサービス内容を得るために選択し続けなければならない場合、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の上記ステップは、ユーザが望むものを得るまで繰り返し実施されなければならない。それは、当業者には理解されるはずであり、ここでは詳しく述べられない。
以下で、図2を参照すると、本発明の第1の態様および第2の態様への詳細な説明が示されている。
図2は、本発明の一実施形態による、SIPプロトコルに基づいて電気通信システム内で通知情報をユーザに提供するシステム方法のフローチャートである。
図2に示された電気通信システムは、セッション開始プロトコル(SIP)に基づき、ユーザ機器1がSIPプロトコルを実行し、サーバ2がSIPプロトコルを実行する。
ユーザ機器1には、それだけに限らないが、携帯電話、PDA、テレビ電話が含まれる。本発明の重要な点は、ユーザ機器1が、ネットワーク・サーバ2から発呼応答メッセージを受け取った後、発呼応答メッセージから、1つのアイテムまたは複数のアイテムを備える通知情報を取り出し、次いで表示画面によってユーザに通知情報を提示するということである。したがって、本発明に言及されたユーザ機器は、表示画面を備えなければならず、この表示画面は、表示画面によってユーザに通知情報を提示するために使用される。
ネットワーク・サーバ2には、それだけに限らないが、コール・センタが含まれ、このコール・センタは、ユーザに通知情報を提供するために使用される。
第1に、ステップS1で、ユーザ機器1は、ネットワーク・サーバ2に発呼要求メッセージを送る。
具体的には、ユーザ機器1は、ユーザの入力に従って発呼要求メッセージを生成し、ネットワーク・サーバ2にそれを送る。
さらに、携帯電話を例として挙げると、ユーザの入力は、ユーザが携帯電話のキーボードによってサービス・コードの文字列をタイプすること、またはユーザが携帯電話のタッチ・パネルによってサービス・コードの文字列をタイプすることを備える。
もちろん、音声認識を備えた携帯電話では、ユーザは、音声によってサービス・コードの文字列をタイプすることができる。それは、当業者には理解されるはずであり、ここでは詳しく述べられない。
第2に、ステップS2で、ネットワーク・サーバ2は、ユーザ機器1から発呼要求メッセージを受け取り、呼リンクを確立する。
発呼要求メッセージ内に含まれる内容は、サービス・コードによって異なっている。
次いで、ステップS3で、ネットワーク・サーバ2は、ユーザ機器1からの発呼要求メッセージに従って対応する発呼応答メッセージを生成し、ユーザ機器1にそれを送る。
具体的には、ユーザ機器1から発呼要求メッセージを受け取った後、ネットワーク・サーバ2は、発呼要求メッセージからサービス・コードの情報を取り出し、サービス・コードの情報に従って、サービス・コードの情報に対応する通知情報を備える発呼応答メッセージを生成する。
より具体的には、ネットワーク・サーバ2は、データベースからサービス・コードの情報に対応する通知情報を探し、発呼応答メッセージを生成する。
さらに、異なるサービス・コードがユーザによって入力されて、ネットワーク・サーバ2によって生成された通知情報は、発呼要求メッセージ内のサービス・コードによって変化する。
たとえば、ユーザがクレジットカードのアカウントについて問い合わせるために銀行のサービス・コードをタイプする場合、ユーザ機器1からの発呼要求メッセージに従ってネットワーク・サーバ2によって生成された通知情報は、日計り取引情報、履歴取引情報、または残存アカウントを備える。
ユーザが選曲するために歌のホットラインのサービス・コードをタイプする場合、ユーザ機器1からの発呼要求メッセージに従ってネットワーク・サーバ2によって生成された通知情報は、ユーザが選択できる曲名を備える。
サービス・コードの情報に従って発呼応答メッセージを生成した後、ネットワーク・サーバ2は、サービス・コードの情報に対応する通知情報を備える発呼応答メッセージをユーザ機器1に送る。
次いで、ステップS4で、ユーザ機器1は、ネットワーク・サーバ2から発呼応答メッセージを受け取り、発呼応答メッセージから通知情報を取り出し、表示画面によってユーザにそれを提示する。
具体的には、まずユーザ機器1は、ネットワーク・サーバ2から発呼応答メッセージを受け取り、発呼応答メッセージから通知情報を取り出す。
次いで、ユーザ機器1は、発呼応答メッセージ内の通知情報に従って対応する表示内容(たとえばメニュー)を生成し、ユーザが望むものを取得し、または選択し続けるように、表示画面によってユーザにそれを提示する。
ユーザが望むものを取得できる、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の1つの通信しか必要ないという状況では、表示画面上で提示された通知情報は、ユーザが望むものである。
ユーザが望むものを取得できる、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の複数の通信が必要であるという状況では、表示画面上で提示された通知情報は、ユーザが選択する1つのアイテムまたは複数のアイテムを備える。通知情報に関するユーザの任意選択により、表示画面上で提示された通知情報がユーザが望むものとなるまで、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間でさらなる複数の通信が行われる。
好ましくは、表示画面上で提示された通知情報が、ユーザが選択する1つのアイテムまたは複数のアイテムを備える場合、ステップS5で、ユーザ機器1は、1つのアイテム、または複数のアイテムのうちの1つへのユーザの任意選択に従ってオプション要求メッセージを生成し、ネットワーク・サーバ2にそれを送る。
以下に、ユーザが銀行のクレジットカードのアカウントについて問い合わせることを例として挙げ、ステップS5への詳細な説明が示される。
ユーザ機器1の表示画面上に提示された通知情報が2つのアイテムを備え、1つのアイテムが「日計り取引記録の問合わせ」であり、もう一方のアイテムが「履歴取引記録の問合わせ」であると仮定する。
具体的には、ユーザは、日計り取引情報の問合わせだけを必要とする場合、「日計り取引記録の問合わせ」のアイテムを選択する。
さらに、ユーザは、「日計り取引記録の問合わせ」のアイテムを選択するために、ユーザ機器1のキーボード上で、「日計り取引記録の問合わせ」のアイテムを表す数字(たとえば数字「9」)をタイプしてよい。
ユーザ機器1の表示画面がタッチ・パネルである場合、ユーザは、画面上で「日計り取引記録の問合わせ」をクリックして、選択を行うことができる。
ユーザが「日計り取引記録の問合わせ」のアイテムを選択することにより、ユーザ機器1は、ユーザの選択に従って対応するオプション要求情報を生成する。さらに、オプション要求情報は、ユーザの選択の表示情報(ここでは日計り取引記録の問合わせの表示情報)を備える。オプション要求情報内の日計り取引記録の問合わせの表示情報により、ネットワーク・サーバ2は、表示情報に従ってオプション応答メッセージを生成することができる。
ユーザの選択に従って対応するオプション要求メッセージを生成した後、ユーザ機器1は、ネットワーク・サーバ2にオプション要求メッセージを送る。
次いで、ステップS6で、ネットワーク・サーバ2は、ユーザ機器1からオプション要求メッセージを受け取り、オプション要求メッセージに従って対応するオプション応答メッセージを生成し、ユーザ機器1にそれを送る。
具体的には、ユーザ機器1からオプション要求メッセージを受け取った後、ネットワーク・サーバ2は、オプション要求メッセージ内の日計り取引記録問合わせの表示情報を取り出し、日計り取引記録の問合わせの表示情報に従って、日計り取引記録の問合わせの表示情報に対応する通知情報をデータベースから探す。
さらに、通知情報は、アカウントの日計り取引情報を備える。
次いで、ネットワーク・サーバ2は、通知情報に従ってオプション要求メッセージに対応するオプション応答メッセージを生成し、ユーザ機器1にそれを送る。
次いで、ステップS7で、ユーザ機器1は、ネットワーク・サーバ2からオプション応答メッセージを受け取り、オプション応答メッセージから別の通知情報を取り出し、表示画面によってユーザにそれを提示する。
具体的には、ユーザ機器1は、ネットワーク・サーバ2からオプション応答メッセージを受け取り、アカウントの日計り取引情報を備える別の通知情報をオプション応答メッセージから取り出す。
次いで、ユーザ機器1は、通知情報に従って対応する表示内容(たとえばメニュー)を生成し、ユーザが望むもの、すなわちアカウントの日計り取引情報を取得するためにそれをユーザに提示する。
ユーザは、望むサービス内容をブラウズした後、通信の停止を示す表示情報の入力によってユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の通信を停止することができる。たとえば、ユーザは、ユーザ機器1のタッチ・パネル上で「終了」のキーをクリックすることによって、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の通信を停止することができる。
もちろん、所定の継続時間の間にさらなる入力情報がユーザから受け取られない場合、ユーザ機器1は、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の通信を自動的に停止する。
ユーザは、通信の間、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の通信をいつでも停止することもできる。
上記に言及された通信は、ユーザが望むものを最終的に得る、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の2つの通信が存在するという状況を指す。ユーザが望むものを得る、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の複数の通信が存在し得ることが当業者には理解されよう。
別の望ましい実施形態では、ユーザは、選曲するために歌ホットラインのサービス・コードをタイプし、次いで、ステップS5で、ユーザ機器1の表示画面上に提示された通知情報は、ユーザが選択できる曲名を備える。
具体的には、ユーザが通知情報から曲(たとえば「the cowboy is busy」、Jay Chou)を選択した後、ユーザ機器1は、ユーザの選択に従って対応するオプション要求メッセージを生成する。
さらに、オプション要求メッセージは、ユーザが選択した曲名の表示情報、すなわち「the cowboy is busy」を備える。オプション要求メッセージに含まれた曲名の表示情報により、ネットワーク・サーバ2は、対応するオプション応答メッセージを生成することができる。
ユーザの選択に従ってオプション要求メッセージを生成した後、ユーザ機器1は、ネットワーク・サーバ2にそれを送る。
次いで、ステップS6で、ネットワーク・サーバ2は、ユーザ機器1からオプション要求メッセージを受け取った後、ユーザがオプション要求メッセージから選択した曲名の表示情報を取り出し、曲名の表示情報に従って、曲名の表示情報に対応する曲をデータベースから探す。
次いで、ネットワーク・サーバ2は、ユーザが選択した曲を伴うRTPパケットをユーザ機器1に送る。
最後に、ステップ7で、ユーザ機器1は、ネットワーク・サーバ2からRTPパケットを受け取り、ユーザに音楽を再生する。
以下で図3を参照すると、本発明の第3の態様への詳細な説明が示されている。
図3に示された電気通信システムは、セッション開始プロトコル(SIP)に基づき、ユーザ機器1がSIPプロトコルを実行し、サーバ2がSIPプロトコルを実行する。
ユーザ機器1には、それだけに限らないが、携帯電話、PDA、テレビ電話が含まれる。本発明の重要な点は、ユーザ機器1が、ネットワーク・サーバ2から発呼応答メッセージを受け取った後、1つのアイテムまたは複数のアイテムを備える通知情報を発呼応答メッセージから取り出し、次いで表示画面によってユーザに通知情報を提示するということである。したがって、本発明に言及されたユーザ機器は、表示画面を備えなければならず、この表示画面は、表示画面によってユーザに通知情報を提示するために使用される。
ネットワーク・サーバ2には、それだけに限らないが、コール・センタが含まれ、このコール・センタは、ユーザに通知情報を提供するために使用される。
図3は、本発明の一実施形態による、SIPプロトコルに基づく電気通信システム内のユーザ機器で呼の期間中にネットワーク・サーバから通知情報を取得する取得装置のブロック図である。この図で、取得装置10は、第1の受信手段101と、第1の表示手段102とを備える。
第1に、ユーザ機器1は、ネットワーク・サーバ2に発呼要求メッセージを送る。
具体的には、ユーザ機器1は、ユーザの入力に従って発呼要求メッセージを生成し、それをネットワーク・サーバ2に送る。
さらに、携帯電話を例として挙げると、ユーザの入力は、ユーザが携帯電話のキーボードによってサービス・コードの文字列をタイプすること、またはユーザが携帯電話のタッチ・パネルによってサービス・コードの文字列をタイプすることを備える。
もちろん、音声認識を備えた携帯電話では、ユーザは、音声によってサービス・コードをタイプすることができる。それは、当業者には理解されるはずであり、ここでは詳しく述べられない。
第2に、ネットワーク・サーバ2は、ユーザ機器1から発呼要求メッセージを受け取り、呼リンクを確立する。
発呼要求メッセージ内に含まれた内容は、サービス・コードによって異なっている。
次いで、ネットワーク・サーバ2は、ユーザ機器1からの発呼要求メッセージに従って対応する発呼応答メッセージを生成し、ユーザ機器1にそれを送る。
具体的には、ユーザ機器1から発呼要求メッセージを受け取った後、ネットワーク・サーバ2は、発呼要求メッセージからサービス・コードの情報を取り出し、サービス・コードの情報に従って、サービス・コードの情報に対応する通知情報を備える発呼応答メッセージを生成する。
より具体的には、ネットワーク・サーバ2は、データベースからサービス・コードの情報に対応する通知情報を探し、発呼応答メッセージを生成する。
さらに、異なるサービス・コードがユーザによって入力されて、ネットワーク・サーバ2によって生成された通知情報は、発呼要求メッセージ内のサービス・コードによって変化する。
サービス・コードの情報に従って発呼応答メッセージを生成した後、ネットワーク・サーバ2は、サービス・コードの情報に対応する通知情報を備える発呼応答メッセージをユーザ機器1に送る。
次いで、ユーザ機器1の取得装置10内に含まれた第1の受信手段101は、ネットワーク・サーバ2から発呼応答メッセージを受け取り、次いで、ユーザ機器1の取得装置10内に含まれた第1の表示手段102は、発呼応答メッセージから通知情報を取り出し、表示画面によってユーザにそれを提示する。
具体的には、第1の受信手段101は、まずネットワーク・サーバ2から発呼応答メッセージを受け取る。
次いで、第1の表示手段102は、発呼応答メッセージから通知情報を取り出し、発呼応答メッセージ内に含まれた通知情報に従って対応する表示内容(たとえばメニュー)を生成し、ユーザが望むものを取得し、または選択し続けるために、表示画面によってユーザにそれを提示する。
ユーザが望むものを取得できる、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の1つの通信しか必要ないという状況では、表示画面上で提示された通知情報は、ユーザが望むものである。
ユーザが望むものを取得できる、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の複数の通信が必要であるという状況では、表示画面上で提示された通知情報は、ユーザが選択する1つのアイテムまたは複数のアイテムを備える。通知情報に関するユーザの任意選択で、表示画面上で提示された通知情報がユーザが望むものとなるまで、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間でさらなる複数の通信が行われる。
好ましくは、表示画面上で提示された通知情報が、ユーザが選択する1つのアイテムまたは複数のアイテムを備える場合、ユーザ機器1の取得装置10内に含まれた第1の生成手段101(図3に図示せず)は、1つのアイテム、または複数のアイテムのうちの1つへのユーザの任意選択に従ってオプション要求メッセージを生成し、次いで、ユーザ機器1の取得装置10内に含まれた第1の送信手段(図3に図示せず)は、ネットワーク・サーバ2にそれを送る。
以下に、ユーザが銀行のクレジットカードのアカウントについて問い合わせることを例として挙げ、第1の生成手段および第1の送信手段の諸機能への詳細な説明が示されている。
ユーザ機器1の表示画面上に提示された通知情報が2つのアイテムを備え、1つのアイテムが「日計り取引記録の問合わせ」であり、もう一方のアイテムが「履歴取引記録の問合わせ」であると仮定する。
具体的には、ユーザは、日計り取引情報の問合わせだけを必要とする場合、「日計り取引記録の問合わせ」のアイテムを選択する。
さらに、ユーザは、「日計り取引記録の問合わせ」のアイテムを選択するために、ユーザ機器1のキーボード上で、「日計り取引記録の問合わせ」のアイテムを表す数字(たとえば数字「9」)をタイプしてよい。
ユーザ機器1の表示画面がタッチ・パネルである場合、ユーザは、画面上で「日計り取引記録の問合わせ」をクリックして、選択を行うことができる。
ユーザが「日計り取引記録の問合わせ」のアイテムを選択することにより、第1の生成手段は、ユーザの選択に従って対応するオプション要求情報を生成する。さらに、オプション要求情報は、ユーザの選択の表示情報(ここでは日計り取引記録の問合わせの表示情報)を備える。オプション要求情報内の日計り取引記録の問合わせの表示情報により、ネットワーク・サーバ2は、表示情報に従ってオプション応答メッセージを生成することができる。
第1の生成手段がユーザの選択に従って対応するオプション要求メッセージを生成した後、第1の送信手段は、ネットワーク・サーバ2にオプション要求メッセージを送る。
次いで、ネットワーク・サーバ2は、ユーザ機器1からオプション要求メッセージを受け取り、オプション要求メッセージに従って対応するオプション応答メッセージを生成し、ユーザ機器1にそれを送る。
具体的には、ユーザ機器1からオプション要求メッセージを受け取った後、ネットワーク・サーバ2は、オプション要求メッセージ内の日計り取引記録問合わせの表示情報を取り出し、日計り取引記録の問合わせの表示情報に従って、日計り取引記録の問合わせの表示情報に対応する通知情報をデータベースから探す。
さらに、通知情報は、アカウントの日計り取引情報を備える。
次いで、ネットワーク・サーバ2は、通知情報に従ってオプション要求メッセージに対応するオプション応答メッセージを生成し、ユーザ機器1にそれを送る。
次いで、第1の受信手段101は、ネットワーク・サーバ2からオプション応答メッセージを受け取り、第1の表示手段102は、オプション応答メッセージから別の通知情報を取り出し、表示画面によってユーザにそれを提示する。
具体的には、第1の受信手段101は、ネットワーク・サーバ2からオプション応答メッセージを受け取る。
次いで、第1の表示手段102は、オプション応答メッセージから別の通知情報を取り出し、通知情報に従って対応する表示内容(たとえばメニュー)を生成し、ユーザが望むもの、すなわちアカウントの日計り取引情報を取得するためにそれをユーザに提示する。
ユーザは、望むサービス内容をブラウズした後、通信の停止を示す表示情報の入力によってユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の通信を停止することができる。たとえば、ユーザは、ユーザ機器1のタッチ・パネル上で「終了」のキーをクリックすることによって、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の通信を停止することができる。
もちろん、所定の継続時間の間にさらなる入力情報がユーザから受け取られない場合、ユーザ機器1は、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の通信を自動的に停止する。
ユーザは、通信の間、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の通信をいつでも停止することもできる。
上記に言及された通信は、ユーザが望むものを最終的に得る、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の2つの通信があるという状況を指す。ユーザが望むものを得る、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の複数の通信が存在し得ることが当業者には理解されよう。
別の望ましい実施形態では、ユーザは、選曲するために歌ホットラインのサービス・コードをタイプし、次いで、ユーザ機器1の表示画面上に提示された通知情報は、ユーザが選択できる曲名を備える。
具体的には、ユーザが通知情報から曲(たとえば「the cowboy is busy」、Jay Chou)を選択した後、第1の生成手段は、ユーザの選択に従って対応するオプション要求メッセージを生成する。
さらに、オプション要求メッセージは、ユーザが選択した曲名の表示情報、すなわち「the cowboy is busy」を備える。オプション要求メッセージに含まれた曲名の表示情報により、ネットワーク・サーバ2は、対応する応答メッセージを生成することができる。
第1の生成手段がユーザの選択に従ってオプション要求メッセージを生成した後、第1の送信手段は、ネットワーク・サーバ2にそれを送る。
次いで、ネットワーク・サーバ2は、ユーザ機器1からオプション要求メッセージを受け取った後、ユーザがオプション要求メッセージから選択した曲名の表示情報を取り出し、曲名の表示情報に従って、曲名の表示情報に対応する曲をデータベースから探す。
次いで、ネットワーク・サーバ2は、ユーザが選択した曲を伴うRTPパケットをユーザ機器1に送る。
最後に、第1の受信手段101は、ネットワーク・サーバ2からRTPパケットを受け取り、第1の表示手段102はユーザに音楽を再生する。
以下で図4を参照すると、本発明の第4の態様への詳細な説明が示されている。
図4に示された電気通信システムは、セッション開始プロトコル(SIP)に基づき、ユーザ機器1がSIPプロトコルを実行し、ネットワーク・サーバ2がSIPプロトコルを実行する。
ユーザ機器1には、それだけに限らないが、携帯電話、PDA、テレビ電話が含まれる。本発明の重要な点は、ユーザ機器1が、ネットワーク・サーバ2から発呼応答メッセージを受け取った後、1つのアイテムまたは複数のアイテムを備える通知情報を発呼応答メッセージから取り出し、次いで表示画面によってユーザに通知情報を提示するということである。したがって、本発明に言及されたユーザ機器は、表示画面を備えなければならず、この表示画面は、表示画面によってユーザに通知情報を提示するために使用される。
ネットワーク・サーバ2には、それだけに限らないが、コール・センタが含まれ、このコール・センタは、ユーザに通知情報を提供するために使用される。
図4は、本発明の一実施形態による、SIPプロトコルに基づく電気通信システム内のネットワーク・サーバで呼の期間中にユーザ機器に通知情報を提供する提供装置のブロック図である。この図で、提供装置20は、第2の送信手段201を備える。
第1に、ユーザ機器1は、ネットワーク・サーバ2に発呼要求メッセージを送る。
具体的には、ユーザ機器1は、ユーザの入力に従って発呼要求メッセージを生成し、それをネットワーク・サーバ2に送る。
さらに、携帯電話を例として挙げると、ユーザの入力は、ユーザが携帯電話のキーボードによってサービス・コードの文字列をタイプすること、またはユーザが携帯電話のタッチ・パネルによってサービス・コードの文字列をタイプすることを備える。
もちろん、音声認識を備えた携帯電話では、ユーザは、音声によってサービス・コードをタイプすることができる。それは、当業者には理解されるはずであり、ここでは詳しく述べられない。
第2に、ネットワーク・サーバ2は、ユーザ機器1から発呼要求メッセージを受け取り、呼リンクを確立する。
発呼要求メッセージ内に含まれた内容は、サービス・コードによって異なっている。
次いで、ネットワーク・サーバ2の提供装置20内に含まれた第2の送信手段201は、ユーザ機器1からの発呼要求メッセージに従って対応する発呼応答メッセージを生成し、ユーザ機器1にそれを送る。
具体的には、ユーザ機器1から発呼要求メッセージを受け取った後、ネットワーク・サーバ2は、発呼要求メッセージからサービス・コードの情報を取り出し、サービス・コードの情報に従って、サービス・コードの情報に対応する通知情報を備える発呼応答メッセージを生成する。
より具体的には、ネットワーク・サーバ2は、データベースからサービス・コードの情報に対応する通知情報を探し、発呼応答メッセージを生成する。
さらに、異なるサービス・コードがユーザによって入力されて、ネットワーク・サーバ2によって生成された通知情報は、発呼要求メッセージ内のサービス・コードによって変化する。
たとえば、ユーザがクレジットカードのアカウントについて問い合わせるために銀行のサービス・コードをタイプする場合、ユーザ機器1からの発呼要求メッセージに従ってネットワーク・サーバ2によって生成された通知情報は、日計り取引情報、履歴取引情報、または残存アカウントを備える。
ユーザが選曲するために歌のホットラインのサービス・コードをタイプする場合、ユーザ機器1からの発呼要求メッセージに従ってネットワーク・サーバ2によって生成された通知情報は、ユーザが選択できる曲名を備える。
サービス・コードの情報に従って発呼応答メッセージを生成した後、第2の送信手段201は、サービス・コードの情報に対応する通知情報を備える発呼応答メッセージをユーザ機器1に送る。
次いで、ユーザ機器1は、ネットワーク・サーバ2から発呼応答メッセージを受け取り、発呼応答メッセージから通知情報を取り出し、表示画面によってユーザにそれを提示する。
具体的には、ユーザ機器1は、ネットワーク・サーバ2から発呼応答メッセージを受け取り、発呼応答メッセージから通知情報を取り出す。
次いで、ユーザ機器1は、発呼応答メッセージ内の通知情報に従って対応する表示内容を生成する。
さらに、ユーザ機器1は、発呼応答メッセージ内の通知情報に従って対応する表示内容(たとえばメニュー)を生成し、ユーザが望むものを取得し、または選択し続けるように、表示画面によってユーザにそれを提示する。
ユーザが望むものを取得できる、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の1つの通信しか必要ないという状況では、表示画面上で提示された通知情報は、ユーザが望むものである。
ユーザが望むものを取得できる、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の複数の通信が必要であるという状況では、表示画面上で提示された通知情報は、ユーザが選択する1つのアイテムまたは複数のアイテムを備える。通知情報に関するユーザの任意選択により、表示画面上で提示された通知情報がユーザが望むものとなるまで、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間でさらなる複数の通信が行われる。
好ましくは、表示画面上で提示された通知情報が、ユーザが選択する1つのアイテムまたは複数のアイテムを備える場合、ユーザ機器1は、1つのアイテム、または複数のアイテムのうちの1つへのユーザの任意選択に従ってオプション要求メッセージを生成し、ネットワーク・サーバ2にそれを送る。
以下に、ユーザが銀行のクレジットカードのアカウントについて問い合わせることを例として挙げ、ユーザ機器1が1つのアイテムまたは複数のアイテムのうちの1つへのユーザの任意選択に従ってオプション要求メッセージを生成するという状況への詳細な説明が示される。
ユーザ機器1の表示画面上に提示された通知情報が2つのアイテムを備え、1つのアイテムが「日計り取引記録の問合わせ」であり、もう一方のアイテムが「履歴取引記録の問合わせ」であると仮定する。
具体的には、ユーザは、日計り取引情報の問合わせだけを必要とする場合、「日計り取引記録の問合わせ」のアイテムを選択する。
ユーザが「日計り取引記録の問合わせ」のアイテムを選択することにより、ユーザ機器1は、ユーザの選択に従って対応するオプション要求情報を生成する。さらに、オプション要求情報は、ユーザの選択の表示情報(ここでは日計り取引記録の問合わせの表示情報)を備える。オプション要求情報内の日計り取引記録の問合わせの表示情報により、ネットワーク・サーバ2は、表示情報に従ってオプション応答メッセージを生成することができる。
ユーザの選択に従って対応するオプション要求メッセージを生成した後、ユーザ機器1は、ネットワーク・サーバ2にオプション要求メッセージを送る。
次いで、ネットワーク・サーバ2の提供装置20内に含まれた第2の受信手段(図4に図示せず)は、ユーザ機器1からオプション要求メッセージを受け取り、ネットワーク・サーバ2の提供装置20内に含まれた第2の生成手段(図4に図示せず)は、オプション要求メッセージに従って対応するオプション応答メッセージを生成し、第2の送信手段201は、ユーザ機器1にそれを送る。
具体的には、第2の受信手段がユーザ機器1からオプション要求メッセージを受け取った後、第2の生成手段は、オプション要求メッセージ内の日計り取引記録問合わせの表示情報を取り出し、日計り取引記録の問合わせの表示情報に従って、日計り取引記録の問合わせの表示情報に対応する通知情報をデータベースから探す。
さらに、通知情報は、アカウントの日計り取引情報を備える。
次いで、第2の生成手段は、通知情報に従ってオプション要求メッセージに対応するオプション応答メッセージを生成し、第2の送信手段201は、ユーザ機器1にそれを送る。
次いで、ユーザ機器1は、ネットワーク・サーバ2からオプション応答メッセージを受け取り、オプション応答メッセージから別の通知情報を取り出し、表示画面によってユーザにそれを提示する。
具体的には、ユーザ機器1は、ネットワーク・サーバ2からオプション応答メッセージを受け取り、アカウントの日計り取引情報を備える別の通知情報をオプション応答メッセージから取り出す。
次いで、ユーザ機器1は、通知情報に従って対応する表示内容(たとえばメニュー)を生成し、ユーザが望むもの、すなわちアカウントの日計り取引情報を取得するためにそれをユーザに提示する。
ユーザは、望むサービス内容をブラウズした後、通信の停止を示す表示情報の入力によってユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の通信を停止することができる。たとえば、ユーザは、ユーザ機器1のタッチ・パネル上で「終了」のキーをクリックすることによって、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の通信を停止することができる。
もちろん、所定の継続時間の間にさらなる入力情報がユーザから受け取られない場合、ユーザ機器1は、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の通信を自動的に停止する。
ユーザは、通信の間、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の通信をいつでも停止することもできる。
上記に言及された通信は、ユーザが望むものを最終的に得る、ユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の2つの通信があるという状況を指す。ユーザが望むものを得るユーザ機器1とネットワーク・サーバ2の間の複数の通信が存在し得ることが当業者には理解されよう。
別の望ましい実施形態では、ユーザは、選曲するために歌ホットラインのサービス・コードをタイプし、次いで、ユーザ機器1の表示画面上に提示された通知情報は、ユーザが選択できる曲名を備える。
具体的には、ユーザが通知情報から曲(たとえば「the cowboy is busy」、Jay Chou)を選択した後、ユーザ機器1は、ユーザの選択に従って対応するオプション要求メッセージを生成する。
さらに、オプション要求メッセージは、ユーザが選択した曲名の表示情報、すなわち「the cowboy is busy」を備える。オプション要求メッセージに含まれた曲名の表示情報により、ネットワーク・サーバ2は、対応する応答メッセージを生成することができる。
ユーザの選択に従ってオプション要求メッセージを生成した後、ユーザ機器1は、ネットワーク・サーバ2にそれを送る。
次いで、第2の受信手段がユーザ機器1からオプション要求メッセージを受け取った後、第2の生成手段は、ユーザがオプション要求メッセージから選択した曲名の表示情報を取り出し、曲名の表示情報に従って、曲名の表示情報に対応する曲をデータベースから探す。
次いで、第2の生成手段は、その曲をパケット化して、RTPパケットにし、第2の送信手段201は、ユーザが選択した曲を伴うRTPパケットをユーザ機器1に送る。
最後に、ユーザ機器1は、ネットワーク・サーバ2からRTPパケットを受け取り、ユーザに音楽を再生する。
本発明の実施形態について上記に述べられたが、本発明は、上記の特定の実施形態に限定されないことを理解されたい。特許請求の範囲に定められた範囲から逸脱せずに、様々な修正または変更を当業者によって加えることができる。