JP2013219500A - 通信システム、移動端末装置、ローカルエリア基地局装置及び通信方法 - Google Patents

通信システム、移動端末装置、ローカルエリア基地局装置及び通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高効率なローカルエリア無線アクセスを提供すること。
【解決手段】ローカルエリア基地局装置(30)のうち、接続先となるローカルエリア基地局装置(10)を移動端末装置(10)が検出する通信システムであって、ローカルエリア基地局装置(30)は、ワイドエリア用の無線通信方式とは異なるローカルエリア用の無線通信方式で、ローカルエリア基地局装置(30)の検出に用いられる検出信号を移動端末装置(10)に送信すると共に、検出信号に付随した付随制御信号であり、ローカルエリア単独で接続制御を行うための付随制御信号を移動端末装置(10)に送信し、移動端末装置(10)が、検出信号のうちローカルエリア単独での接続制御用に確保された検出信号を受信した場合にのみ、付随制御信号を受信する構成にした。
【選択図】図9

Description

本発明は、次世代移動通信システムにおける通信システム、移動端末装置、ローカルエリア基地局装置及び通信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が検討されている(非特許文献1)。LTEではマルチアクセス方式として、下り回線(下りリンク)にOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用い、上り回線(上りリンク)にSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用いている。
また、LTEからのさらなる広帯域化及び高速化を目的として、LTEの後継システムも検討されている(例えば、LTEアドバンスト又はLTEエンハンスメントと呼ぶこともある(以下、「LTE−A」という))。LTE−A(Rel-10)においては、LTEシステムのシステム帯域を1単位とする複数のコンポーネントキャリア(CC: Component Carrier)を束ねて広帯域化するキャリアアグリゲーションが用いられる。また、LTE−Aでは、干渉コーディネーション技術(eICIC: enhanced Inter-Cell Interference Coordination)を用いたHetNet(Heterogeneous Network)構成が検討されている。
ところで、W−CDMA、LTE(Rel.8)、LTEの後継システム(例えば、Rel.9、Rel.10)等のセルラシステムでは、ワイドエリアをサポートするように無線通信方式(無線インタフェース)が設計されている。今後は、このようなセルラ環境に加えて、インドア、ショッピングモール等のローカルエリアでの近距離通信による高速無線サービスを提供することが想定される。このため、ワイドエリアでカバレッジを確保しつつ、ローカルエリアでキャパシティを確保できるように、ローカルエリアに特化した新たな無線通信方式の設計が求められている。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、高効率なローカルエリア無線アクセスを提供できる通信システム、ローカルエリア基地局装置、移動端末装置及び通信方法を提供することを目的とする。
本発明の通信システムは、ワイドエリアから独立したローカルエリアをカバーするローカルエリア基地局装置のうち、接続先となるローカルエリア基地局装置を移動端末装置が検出する通信システムであって、前記ローカルエリア基地局装置は、ワイドエリア用の無線通信方式とは異なるローカルエリア用の無線通信方式で、前記ローカルエリア基地局装置の検出に用いられる検出信号を前記移動端末装置に送信すると共に、前記検出信号に付随した付随制御信号であり、ローカルエリア単独で接続制御を行うための付随制御信号を前記移動端末装置に送信し、前記移動端末装置が、前記検出信号のうち前記ローカルエリア単独での接続制御用に確保された検出信号を受信した場合にのみ、前記付随制御信号を受信することを特徴とする。
本発明によれば、検出信号に付随して送信される付随制御信号によって、ローカルエリア単独でローカルエリア基地局装置と移動端末装置とを接続させることができる。よって、ワイドエリア外に配置されたローカルエリアであっても、ワイドエリアからのサポート無しにローカルエリア単独で接続を確立することができる。また、ローカルエリア単独での接続制御用に確保した検出信号とそれ以外の検出信号とに使い分けでき、検出信号に応じて移動端末装置による付随制御信号の受信を制御できる。よって、ローカルエリア単独で接続を確立する場合を除いて、移動端末装置に不要な付随制御信号を無視させることができる。
LTE−Aシステムのシステム帯域の説明図である。 マクロセル内に多数のスモールセルを配置した構成を示す図である。 2種類のHeterogeneous Network構成を示す図である。 ワイドエリアとローカルエリアとの相違点を示すテーブルである。 ローカルエリアの無線通信方式を示す図である。 付随制御信号の配置構成を示す図である。 各動作モードに対するDiscovery Signalの系列の割当状態を示す図である。 通常モードでの初期接続方式の一例を示すシーケンス図である。 独立モードでの初期接続方式の一例を示すシーケンス図である。 無線通信システムのシステム構成の説明図である。 移動端末装置の全体構成図である。 ローカルエリア基地局装置の全体構成図である。
図1は、LTE−Aで定められた階層型帯域幅構成を示す図である。図1に示す例は、複数の基本周波数ブロック(以下、コンポーネントキャリアとする)で構成される第1システム帯域を持つLTE−Aシステムと、1コンポーネントキャリアで構成される第2システム帯域を持つLTEシステムとが併存する場合の階層型帯域幅構成である。LTE−Aシステムにおいては、例えば、100MHz以下の可変システム帯域幅で無線通信し、LTEシステムでは、20MHz以下の可変システム帯域幅で無線通信する。LTE−Aシステムのシステム帯域は、LTEシステムのシステム帯域を1単位とする少なくとも1つのコンポーネントキャリアとなっている。このように、複数のコンポーネントキャリアを集めて広帯域化することをキャリアアグリゲーションという。
例えば、図1においては、LTE−Aシステムのシステム帯域は、LTEシステムのシステム帯域(ベース帯域:20MHz)を1つのコンポーネントキャリアとする5つのコンポーネントキャリアの帯域を含むシステム帯域(20MHz×5=100MHz)となっている。図1においては、移動端末装置UE(User Equipment)#1は、LTE−Aシステム対応(LTEシステムにも対応)の移動端末装置であり、100MHzまでのシステム帯域に対応可能である。UE#2は、LTE−Aシステム対応(LTEシステムにも対応)の移動端末装置であり、40MHz(20MHz×2=40MHz)までのシステム帯域に対応可能である。UE#3は、LTEシステム対応(LTE−Aシステムには対応せず)の移動端末装置であり、20MHz(ベース帯域)までのシステム帯域に対応可能である。
ところで将来のシステムでは、図2に示すように、マクロセル内に無数のスモールセルSを配置する構成が想定される。この場合、ネットワークコストに対するキャパシティを考慮して、スモールセルSを設計することが求められている。ネットワークコストとしては、例えば、ネットワークノードやバックホールリンク等の設置コスト、セルプランニングや保守対応等のオペレーションコスト、ネットワーク側の消費電力等が挙げられる。またスモールセルSには、キャパシティ以外の要求として、移動端末装置側の省消費電力化やランダムセルプランニングのサポートが求められている。
マクロセルM内にスモールセルSを配置する場合、図3A、Bに示すように2種類のHeterogeneous Network(以下、HetNetと称する)構成が考えられる。図3Aに示す第1のHetNet構成では、マクロセルMとスモールセルSとが同一のキャリアを用いるようにスモールセルが配置される。図3Bに示す第2のHetNet構成では、マクロセルMとスモールセルSとが異なるキャリアを用いるようにスモールセルSが配置される。第2のHetNet構成では、スモールセルSが専用のキャリアを用いるので、マクロセルMでカバレッジを確保しつつ、スモールセルSでキャパシティを確保できる。今後(Rel.12以降)は、この第2のHetNet構成が重要になると想定される。
図4に示すように、第2のHetNet構成ではワイドエリア(マクロセル)とローカルエリア(スモールセル)との間で要求の違いや構成の相違点が考えられる。ワイドエリアは帯域幅が限定されるため、周波数利用効率が非常に重要である。これに対して、ローカルエリアは帯域幅を広く取り易いので、広い帯域幅を確保できればワイドエリアほど周波数利用効率の重要性は高くない。ワイドエリアは車等の高いモビリティにも対応する必要があるが、ローカルエリアは低いモビリティに対応すればよい。ワイドエリアはカバレッジを広く確保する必要がある。一方で、ローカルエリアはカバレッジを広く確保することが好ましいが、カバレッジの不足分はワイドエリアでカバー可能である。
また、ワイドエリアは上下リンクの電力差が大きく、上下リンクが非対称になっているが、ローカルエリアは上下リンクの電力差が小さく、上下リンクが対称に近付けられている。さらに、ワイドエリアは、セル当たりの接続ユーザ数が多く、セルプランニングもされているため、トラヒックの変動が小さい。これに対し、ローカルエリアでは、セル当たりの接続ユーザ数が少なく、セルプランニングがされていない可能性もあるので、トラヒックの変動が大きい。このように、ローカルエリアは、ワイドエリアと最適な要求条件が異なっているので、ローカルエリアに特化した無線通信方式を設計する必要がある。
ローカルエリア用の無線通信方式は、省消費電力化やランダムセルプランニングに起因した干渉を考慮すると、トラヒックが無い場合には無送信にする構成が望ましい。このため、図5に示すように、ローカルエリア用の無線通信方式は、限りなくUE-specificな設計が想定される。したがって、ローカルエリア用の無線通信方式は、LTEにおけるPSS/SSS(Primary Synchronization Signal/Secondary Synchronization Signal)、CRS(Cell-specific Reference Signal)、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)等を使用せず、ePDCCH(enhanced Physical Downlink Control Channel)、DM−RS(Demodulation − Reference Signal)をベースとして設計される。
ここで、ePDCCHは、PDSCH領域(データ信号領域)内の所定周波数帯域をPDCCH領域(制御信号領域)として使用するものである。PDSCH領域に割り当てられたePDCCHは、DM−RSを用いて復調される。なお、ePDCCHは、FDM型PDCCHと呼ばれてもよいし、UE−PDCCHと呼ばれてもよい。また、ローカルエリアの無線通信方式では、既存のキャリアとは異なる新たなキャリアが用いられるが、この新たなキャリアは追加キャリア(Additional carrier)と呼ばれてもよいし、拡張キャリア(extension carrier)と呼ばれてもよい。なお、図5には、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)、ePDCCH、DM−RS等はUE-specific L1/L2 signalsとして記載されている。
ローカルエリア用の無線通信方式において全てがUE-specificに設計されると、ローカルエリアに対する移動端末装置の初期アクセスの機会が得られない。このため、ローカルエリア用の無線通信方式においても、Cell-specificな同期信号を設ける必要がある。この同期信号は、移動端末装置のバッテリセービングが可能となるように、数秒オーダーの比較的長周期に送信される。通常、移動端末装置は、ワイドエリアから制御情報を受信して、各ローカルエリアからの同期信号の受信タイミングを認識する。そして、移動端末装置は、この受信タイミングで各ローカルエリアの受信信号電力を測定する。移動端末装置には、同期信号の受信信号電力に応じて適切なローカルエリア(送信ポイント)が割り当てられる。
ところで、上記したようなHetNet構成では、ワイドエリアとローカルエリアとを連携させることを前提としており、ローカルエリア単独(スタンドアロン)での移動端末装置との接続制御までは検討されていない。例えば、ワイドエリアの外側にローカルエリアが配置される場合には、ローカルエリアに対する移動端末装置の接続制御についてワイドエリアからのサポートを受けることができない。そこで、本発明者らは、ワイドエリアからのサポート無しで、ローカルエリア単独で接続制御するために、本発明に至った。すなわち、本発明の骨子は、ワイドエリアで通知されるサポート用の制御信号の代わりに、ローカルエリア用の同期信号に付随する制御信号によって、ローカルエリア単独での接続制御を可能にすることである。
以下、図6から図9を参照して、ローカルエリア用の下りリンクの制御信号と、この制御信号を用いた初期接続方式について説明する。なお、以下の説明では、ローカルエリア用の無線通信方式において、ローカルエリア用の同期信号をDiscovery Signalと称する。また、ローカルエリアの無線通信方式において、Discovery Signalの測定結果レポート用に規定された上りチャネルをDACH(Direct Access Channel)と称する。また、ローカルエリア単独での接続制御を実現するために、Discovery Signalに付随して送信される制御信号を付随制御信号と称する。
なお、Discovery Signalは、例えば、PDCH(Physical Discovery Channel)、BS(Beacon Signal)、DPS(Discovery Pilot Signal)と呼ばれてもよい。また、DACH及び付随制御信号は、特に名称は限定されない。無線通信方式は、無線インターフェースと呼ばれてもよいし、無線インターフェース方式と呼ばれてもよい。ワイドエリアは、マクロセルやセクタ等であってもよい。ローカルエリアは、スモールセル、ピコセル、ナノセル、フェムトセル、マイクロセル等であってもよく、屋内だけでなく屋外に設けられてもよい。
図6を参照して、Discovery Signal及び付随制御信号について説明する。ローカルエリア用の無線通信方式では、移動端末装置の測定回数を減らしてバッテリセービングできるように、Discovery Signalが長周期で送信されている。また、この無線通信方式では、時間軸方向においてDiscovery Signalに連続して付随制御信号が送信されている。また、無線通信方式では、下りリンクのDiscovery Signalが長周期で送信されるのに対し、上りリンクのDACHに比較的高頻度(短周期)で無線リソースが割り当てられている。この高頻度なDACHによって、移動端末装置におけるトラヒック発生時に速やかに上りリンクで接続が確立される。
なお、DACHの割当頻度は、Discovery Signalよりも高頻度(短周期)で割り当てられる構成に限定される必要はなく、Discovery Signalと同じ頻度(長周期)で割り当てられてもよい。また、付随制御信号は、必ずしもDiscovery Signalに連続して送信される必要はなく、Discovery Signalの時間軸方向に間を空けて送信されてもよい。
付随制御信号は、通常モードでワイドエリアから通知されていた制御信号の代わりに、ローカルエリア単独の独立モード(スタンドアロンモード)でローカルエリアから通知されるものである。付随制御信号では、例えば、DACH送信用の制御情報、ePDCCH受信用の制御情報が通知される。DACH送信用の制御情報には、ローカルエリアの基地局装置にDACHで送信するための無線リソースやDM−RS系列等が含まれている。ePDCCH受信用の制御情報には、ローカルエリアの基地局装置からePDCCHで受信するための無線リソースやDM−RS系列等が含まれている。
しかしながら、移動端末装置には、Discovery Signal受信用の制御情報として、Discovery Signalを特定して受信するための無線リソースや信号系列等が通知されない。したがって、独立モードでは、移動端末装置が全てのローカルエリアのDiscovery Signalを検出する必要がある。このため、図7に示すように、Discovery Signalが通常モード用の系列と独立モード用の系列とに分けられ、通常モード用よりも独立モード用のDiscovery Signalの系列数が少なく確保されている。これにより、独立モードで移動端末装置が検出するDiscovery Signalの系列数を抑えて、移動端末装置の検出負荷を軽減している。
また、Discovery Signalの各系列には、系列番号が対応付けられている。一例として、系列番号1−504までのDiscovery Signalが通常モード用に確保されており、系列番号505−520までのDiscovery Signalが独立モード用に確保されている。また、系列番号521以降のDiscovery Signalは、D2D discovery(device-to-device discovery)等の将来的な他の用途に確保されてもよい。移動端末装置は、Discovery Signalの系列番号によって、通常モード用と独立モード用とを識別する。なお、独立モード用よりも通常モード用のDiscovery Signalの系列数が少なく確保されてもよい。
Discovery Signalは、系列番号で通常モード用と独立モード用とに識別される構成に限られない。例えば、セルIDにDiscovery Signalを関連付けたり、Discovery Signalの配置構成等で通常モード用と独立モード用とに識別されたりしてもよい。
通常モードでは、移動端末装置に対してワイドエリアからの制御信号によって、上記のDACH送信用の制御情報、ePDCCH受信用の制御情報に加え、Discovery Signal受信用の制御情報が通知される。Discovery Signal受信用の制御情報には、各ローカルエリアからのDiscovery Signalを受信するための無線リソースや信号系列等が含まれている。このため、移動端末装置は、ワイドエリアからの制御信号に基づいて、通常モード用のDiscovery Signalを受信する。移動端末装置は、ワイドエリアからの制御信号を受信しているので、通常モード用のDiscovery Signalを受信した場合には付随制御信号が無いものとみなし受信しない。
独立モードでは、移動端末装置に対してワイドエリアから制御信号が送信されないので、Discovery Signal受信用の制御情報が通知されない。このため、移動端末装置は、独立モード用に確保された少数のDiscovery Signalを全て受信する。また、移動端末装置は、ワイドエリアからの制御信号を受信していないので、独立モード用のDiscovery Signalを受信した場合には付随制御信号を受信する。この付随制御信号には、後続の接続制御を行うためのDACH送信用の制御情報、ePDCCH受信用の制御情報が含まれている。
図8を参照して、独立モードとの比較のために通常モードでの初期接続方式の一例について説明する。なお、以下の例では、移動端末装置10において接続先となるローカルエリア基地局装置30を特定する構成について説明するが、ワイドエリア基地局装置20で移動端末装置10の接続先を割り当ててもよい。また、以下の説明では、ワイドエリア内にローカルエリアが配置された構成(図10参照)について例示している。図8に示すように、ワイドエリア基地局装置20と各ローカルエリア基地局装置30とがそれぞれバックホールリンク等(例えば、X2インターフェース)で接続されており、移動端末装置10がワイドエリア及び各ローカルエリアからの無線信号を受信可能となっている。
ネットワーク側の事前準備として、各ローカルエリア基地局装置30は、バックホールリンクを介してワイドエリア基地局装置20からDiscovery Signal送信用の制御情報を受信し、Discovery Signalを周期的に送信する(ステップS01)。Discovery Signal送信用の制御情報には、移動端末装置10にDiscovery Signalを送信するための無線リソースや信号系列等が含まれている。
なお、Discovery Signalの信号系列は、ローカルエリア毎に設定されており、この信号系列によってローカルエリアが識別される。また、Discovery Signalの信号系列は、系列番号に応じて通常モード用と独立モード用とに分けられている。例えば、ワイドエリア内のローカルエリアには通常モード用の系列番号が割り当てられ、ワイドエリア外のローカルエリアには独立モード用の系列番号が割り当てられている。
次に、移動端末装置10は、アイドル状態でワイドエリア基地局装置20から制御信号を受信する(ステップS02)。移動端末装置10には、制御信号によってDiscovery Signal受信用の制御情報、DACH送信用の制御情報、ePDCCH受信用の制御情報が通知される。Discovery Signal受信用の制御情報には、各ローカルエリア基地局装置30からDiscovery Signalを受信するための無線リソースや信号系列等が含まれている。DACH送信用の制御情報には、ローカルエリア基地局装置30にDACHで送信するための無線リソースやDM−RS系列等が含まれている。ePDCCH受信用の制御情報には、ローカルエリア基地局装置30からePDCCHで受信するための無線リソースやDM−RS系列等が含まれている。
移動端末装置10は、ワイドエリア基地局装置20から受信したDiscovery Signal受信用の制御情報によって、Discovery Signalの受信準備が整えられる。次に、移動端末装置10は、アイドル状態で各ローカルエリア基地局装置30からDiscovery Signalを受信して、各ローカルエリア基地局装置30からの受信信号電力を周期的に測定する(ステップS03)。そして、移動端末装置10は、測定した受信信号電力から最も受信信号電力の大きな最上位のローカルエリア基地局装置30を特定する。このとき、移動端末装置10は、信号系列によって通常モード用のDiscovery Signalを識別し、ローカルエリア基地局装置30からの付随制御信号を無視する。移動端末装置10のトラヒックの発生によって、移動端末装置10がアイドル状態からアクティブ状態に移行する。
アクティブ状態への移行時には、移動端末装置10から直近(最上位)のローカルエリア基地局装置30に対して、Discovery Signalの測定結果とユーザIDがDACHで送信される(ステップS04)。この場合、ステップS02においてワイドエリア基地局装置20から受信したDACH送信用の制御情報によって、移動端末装置10では事前にDACHを用いた送信準備が整えられている。なお、ユーザIDは、移動端末装置10がランダムに選択したID(例えば、RACH−ID)でもよい。
そして、直近のローカルエリア基地局装置30から制御チャネル(ePDCCH)で下り制御信号、データチャネル(PDSCH)でユーザデータが、それぞれ移動端末装置10に送信される(ステップS05)。この場合、ステップS02においてワイドエリア基地局装置20から受信したePDCCH受信用の制御情報によって、移動端末装置10では事前にePDCCHを用いた受信準備が整えられている。
ここでは、移動端末装置10側で接続先となるローカルエリア基地局装置30を特定する構成としたが、この構成に限定されない。例えば、移動端末装置10からの上位数局分のDiscovery Signalの測定結果をワイドエリア基地局装置20が受信することで、ワイドエリア側でローカルエリア間のロードバランスを考慮して移動端末装置10の接続先を決定してもよい。
図9を参照して、独立モードでの初期接続方式の一例について説明する。また、以下の説明では、ワイドエリア外にローカルエリアが配置された構成(図10参照)について例示している。図9に示すように、移動端末装置10は、ワイドエリア外のローカルエリアに位置するため、ワイドエリア基地局装置20からの無線信号を受信せず、各ローカルエリア基地局装置30からの無線信号を受信可能となっている。
移動端末装置10は、アイドル状態で各ローカルエリア基地局装置30からDiscovery Signalを受信して、各ローカルエリア基地局装置30からの受信信号電力を周期的に測定する(ステップS11)。このとき、移動端末装置10は、信号系列によって独立モード用のDiscovery Signalを識別し、全ての独立モード用のDiscovery Signalの受信信号電力を測定する。そして、移動端末装置10は、測定した受信信号電力から最も受信信号電力の大きな最上位のローカルエリア基地局装置30を特定する。
なお、Discovery Signalの信号系列は、ローカルエリア毎に設定されており、この信号系列によってローカルエリアが識別される。また、Discovery Signalの信号系列は、系列番号に応じて通常モード用と独立モード用とに分けられている。例えば、ワイドエリア内のローカルエリアには通常モード用の系列番号が割り当てられ、ワイドエリア外のローカルエリアには独立モード用の系列番号が割り当てられている。
次に、移動端末装置10は、アイドル状態で独立モード用のDiscovery Signalを受信すると、ローカルエリア基地局装置30からの付随制御信号を受信する(ステップS12)。移動端末装置10には、付随制御信号によってDACH送信用の制御情報、ePDCCH受信用の制御情報が通知される。DACH送信用の制御情報には、ローカルエリア基地局装置30にDACHで送信するための無線リソースやDM−RS系列等が含まれている。ePDCCH受信用の制御情報には、ローカルエリア基地局装置30からePDCCHで受信するための無線リソースやDM−RS系列等が含まれている。移動端末装置10のトラヒックの発生によって、移動端末装置10がアイドル状態からアクティブ状態に移行する。
アクティブ状態への移行時には、移動端末装置10から直近(最上位)のローカルエリア基地局装置30に対して、Discovery Signalの測定結果とユーザIDがDACHで送信される(ステップS13)。この場合、ステップS12においてローカルエリア基地局装置30から受信したDACH送信用の制御情報によって、移動端末装置10では事前にDACHを用いた送信準備が整えられている。なお、ユーザIDは、移動端末装置10がランダムに選択したID(例えば、RACH−ID)でもよい。
そして、直近のローカルエリア基地局装置30から制御チャネル(ePDCCH)で下り制御信号、データチャネル(PDSCH)でユーザデータが、それぞれ移動端末装置10に送信される(ステップS14)。この場合、ステップS12においてローカルエリア基地局装置30から受信したePDCCH受信用の制御情報によって、移動端末装置10では事前にePDCCHを用いた受信準備が整えられている。
このように、独立モードであってもローカルエリア基地局装置30から付随制御信号を受信することで、ローカルエリア単独で初期接続手続きが完結される。よって、ワイドエリア外にローカルエリアを配置することができる。また、通常モードでは、ローカルエリア基地局装置30からの不要な付随制御信号を移動端末装置10に無視させることができる。なお、独立モードは、ワイドエリアからローカルエリアが独立した状態で動作するモードであり、ワイドエリア外にローカルエリアを配置する構成に限られない。例えば、ワイドエリア内であってもワイドエリアに接続されていない状態で動作するモードも含む。
また、上記した各動作モードでは、Discovery Signalの受信信号電力を測定する構成としたが、この構成に限定されない。上記した各動作モードは、Discovery Signalの受信品質を測定して、移動端末装置10の接続先のローカルエリア基地局装置30を決定してもよい。
ここで、本実施の形態に係る無線通信システムについて詳細に説明する。図10は、本実施の形態に係る無線通信システムのシステム構成の説明図である。なお、図10に示す無線通信システムは、例えば、LTEシステム或いは、SUPER 3Gが包含されるシステムである。この無線通信システムでは、LTEシステムのシステム帯域を1単位とする複数の基本周波数ブロックを一体としたキャリアアグリゲーションに対応している。また、この無線通信システムは、IMT−Advancedと呼ばれても良いし、4G、FRA(Future Radio Access)と呼ばれても良い。
図10に示すように、無線通信システム1は、ワイドエリアC1をカバーするワイドエリア基地局装置20と、ワイドエリアC1の内外に設けた複数のローカルエリアC2をカバーする複数のローカルエリア基地局装置30とを備えている。また、ワイドエリアC1及び各ローカルエリアC2には、多数の移動端末装置10が配置されている。移動端末装置10は、ワイドエリア用及びローカルエリア用の無線通信方式に対応しており、ワイドエリア基地局装置20及びローカルエリア基地局装置30と無線通信可能に構成されている。
移動端末装置10とワイドエリア基地局装置20との間は、ワイドエリア用周波数(例えば、低周波数帯)を用いて通信される。移動端末装置10とローカルエリア基地局装置30との間は、ローカルエリア用周波数(例えば、高周波数帯)を用いて通信される。また、ワイドエリア基地局装置20及びワイドエリアC1内のローカルエリア基地局装置30は、有線接続又は無線接続されている。
ワイドエリア基地局装置20及び各ローカルエリア基地局装置30は、それぞれ図示しない上位局装置に接続され、上位局装置を介してコアネットワーク50に接続される。なお、上位局装置には、例えば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)等が含まれるが、これに限定されるものではない。また、ワイドエリアC1内のローカルエリア基地局装置30は、ワイドエリア基地局装置20を介して上位局装置に接続されてもよい。
なお、各移動端末装置10は、LTE端末及びLTE−A端末を含むが、以下においては、特段の断りがない限り移動端末装置として説明を進める。また、説明の便宜上、ワイドエリア基地局装置20及びローカルエリア基地局装置30と無線通信するのは移動端末装置であるものとして説明するが、より一般的には移動端末装置も固定端末装置も含むユーザ装置(UE:User Equipment)でよい。また、ローカルエリア基地局装置30及びワイドエリア基地局装置20は、ワイドエリア用及びローカルエリア用の送信ポイントと呼ばれてもよい。なお、ローカルエリア基地局装置30は、光張り出し基地局装置であってもよい。
無線通信システムにおいては、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(直交周波数分割多元接続)が適用され、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして通信を行うマルチキャリア伝送方式である。SC−FDMAは、システム帯域を端末毎に1つ又は連続したリソースブロックからなる帯域に分割し、複数の端末が互いに異なる帯域を用いることで、端末間の干渉を低減するシングルキャリア伝送方式である。
ここで、LTEシステムにおける通信チャネルについて説明する。下りリンクの通信チャネルは、各移動端末装置10で共有されるPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)と、下りL1/L2制御チャネル(PDCCH、PCFICH、PHICH)とを有する。PDSCHにより、ユーザデータ及び上位制御情報が伝送される。PDCCH(Physical Downlink Control Channel)により、PDSCHおよびPUSCHのスケジューリング情報等が伝送される。PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)により、PDCCHに用いるOFDMシンボル数が伝送される。PHICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)により、PUSCHに対するHARQのACK/NACKが伝送される。
上りリンクの通信チャネルは、各移動端末装置10で共有される上りデータチャネルとしてのPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)と、上りリンクの制御チャネルであるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)とを有する。このPUSCHにより、ユーザデータや上位制御情報が伝送される。また、PUCCHにより、下りリンクの無線品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)、ACK/NACK等が伝送される。
以下、図11及び図12を参照して、ワイドエリアC1外に配置された独立モードのローカルエリア基地局装置30及び移動端末装置10の全体構成について説明する。なお、ローカルエリア基地局装置30は、移動端末装置10の直近に配置されているものとする。図11に示すように、移動端末装置10は、送信系の処理部として、フォーマット選択部101、上り信号生成部102、上り信号多重部103、ベースバンド送信信号処理部104、105、送信RF回路106、107を備えている。
フォーマット選択部101は、ワイドエリア用の送信フォーマットとローカルエリア用の送信フォーマットを選択する。上り信号生成部102は、上りデータ信号及び参照信号を生成する。上り信号生成部102は、ワイドエリア用の送信フォーマットの場合、ワイドエリア基地局装置20に対する上りデータ信号及び参照信号を生成する。また、上り信号生成部102は、ローカルエリア用の送信フォーマットの場合、ローカルエリア基地局装置30に対する上りデータ信号及び参照信号を生成する。なお、本構成では、移動端末装置10がワイドエリアC1外に在圏するため、ワイドエリア用フォーマットは選択されない。
上り信号多重部103は、上り送信データと、参照信号とを多重する。ワイドエリア基地局装置20に対する上り信号は、ベースバンド送信信号処理部104に入力され、デジタル信号処理が施される。例えば、OFDM方式の上り信号の場合には、逆高速フーリエ変換(IFFT: Inverse Fast Fourier Transform)により周波数領域の信号から時系列の信号に変換され、サイクリックプレフィックスが挿入される。そして、上り信号は、送信RF回路106を通り、送信系と受信系との間に設けたデュプレクサ108を介してワイドエリア用の送受信アンテナ110から送信される。ワイドエリア用の送受信系では、デュプレクサ108によって同時送受信が可能となっている。なお、本構成では、移動端末装置10がワイドエリアC1外に在圏するため、ワイドエリア基地局装置20に対して上り信号が送信されない。
ローカルエリア基地局装置30に対する上り信号は、ベースバンド送信信号処理部105に入力され、デジタル信号処理が施される。例えば、OFDM方式の上り信号の場合には、逆高速フーリエ変換(IFFT: Inverse Fast Fourier Transform)により周波数領域の信号から時系列の信号に変換され、サイクリックプレフィックスが挿入される。そして、上り信号は、送信RF回路107を通り、送信系と受信系との間に設けた切替スイッチ109を介してワイドエリア用の送受信アンテナ111から送信される。ローカルエリア用の送受信系では、切替スイッチ109によって送受信が切替られている。
なお、本実施の形態では、ワイドエリア用の送受信系にデュプレクサ108を設け、ローカルエリア用の送受信系に切替スイッチ109を設ける構成としたが、この構成に限定されない。ワイドエリア用の送受信系に切替スイッチ109を設けてもよいし、ローカルエリア用の送受信系にデュプレクサ108を設けてもよい。また、ワイドエリア用及びローカルエリア用の上り信号は、送受信アンテナ110、111から同時に送信されてもよいし、送受信アンテナ110、111を切り替えて別々に送信されてもよい。
また、移動端末装置10は、受信系の処理部として、受信RF回路112、113、ベースバンド受信信号処理部114、115、Discovery Signal受信部117、付随制御信号受信部116、Discovery Signal測定部118、下り信号復調・復号部119、120を備えている。
ワイドエリア基地局装置20からの下り信号は、ワイドエリア用の送受信アンテナ110で受信される。この下り信号は、デュプレクサ108及び受信RF回路112を介してベースバンド受信信号処理部114に入力され、デジタル信号処理が施される。例えば、OFDM方式の下り信号の場合には、サイクリックプレフィックスが除去され、高速フーリエ変換(FFT: Fast Fourier Transform)により時間系列の信号から周波数領域の信号に変換される。ワイドエリア用の下りデータ信号は、下り信号復調・復号部119に入力され、下り信号復調・復号部119において復号(デスクランブル)及び復調される。なお、本構成では、移動端末装置10がワイドエリアC1外に在圏するため、ワイドエリア基地局装置20からの下り信号が受信されない。
ローカルエリア基地局装置30からの下り信号は、ローカルエリア用の送受信アンテナ111で受信される。この下り信号は、切替スイッチ109及び受信RF回路113介してベースバンド受信信号処理部115に入力され、デジタル信号処理が施される。例えば、OFDM方式の下り信号の場合には、サイクリックプレフィックスが除去され、高速フーリエ変換(FFT: Fast Fourier Transform)により時間系列の信号から周波数領域の信号に変換される。
Discovery Signal受信部117は、各ローカルエリア基地局装置30からのDiscovery Signalを受信する。Discovery Signal受信部117は、系列番号等に基づいて通常モード用のDiscovery Signalと独立モード用のDiscovery Signalを識別する。Discovery Signal受信部117は、独立モード用に確保されたDiscovery Signalについては、全ての信号系列を受信してDiscovery Signal測定部118に出力する。なお、本構成では、移動端末装置10がワイドエリアC1外に在圏するため、通常モード用のDiscovery Signalが受信されない。
付随制御信号受信部116は、Discovery Signal受信部117で独立モード用のDiscovery Signalが受信された場合に、各ローカルエリア基地局装置30からの付随制御信号を受信する。付随制御信号には、DACH送信用の制御情報、ePDCCH受信用の制御情報が受信される。付随制御信号受信部116は、DACH送信用の制御情報をDiscovery Signal測定部118に出力し、ePDCCH受信用の制御情報を下り信号復調・復号部120に出力する。また、付随制御信号受信部116は、Discovery Signal受信部117で通常モード用のDiscovery Signalが受信された場合には、各ローカルエリア基地局装置30からの付随制御信号を受信しない。
Discovery Signal測定部118は、Discovery Signal受信部117で受信されたDiscovery Signalの受信信号電力を周期的に測定する。独立モードでは、Discovery Signalを受信するための制御情報(無線リソースや信号系列等)をワイドエリア基地局装置20から受信できないので、独立モード用のDiscovery Signalを全て測定する。このため、通常モード用よりも独立モード用のDiscovery Signalの系列数が少なく確保され、移動端末装置の検出負荷が軽減されている。
また、Discovery Signal測定部118は、各ローカルエリア基地局装置30からのDiscovery Signalのうち最も受信信号電力の高い上位局を測定結果としてDACHでローカルエリア基地局装置30に送信する。この場合、Discovery Signal測定部118は、Discovery Signalの信号系列に基づいて送信先のローカルエリアを特定する。Discovery Signalの測定結果は、移動端末装置10のアイドル状態からアクティブ状態への移行時に、ローカルエリア基地局装置30に送信される。また、DACHでは、Discovery Signalの測定結果と共にユーザIDが送信される。
なお、DACHでの送信は、付随制御信号受信部116から入力されたDACH送信用の制御情報に基づいて実施される。DACH送信用の制御情報には、ローカルエリア基地局装置30にDACHで送信するための無線リソース情報やDM−RS系列情報等が含まれている。無線リソース情報には、例えば、DACHの送信間隔、周波数位置、符号(コード)等が含まれる。
ローカルエリア用の下りデータ信号は、下り信号復調・復号部120に入力される。下り信号復調・復号部120は、付随制御信号受信部116から入力されたePDCCH受信用の制御情報に基づいて、ローカルエリア用の下り制御信号(ePDCCH)を復号(デスクランブル)及び復調する。ePDCCH受信用の制御情報には、ローカルエリア基地局装置30からePDCCHで受信するための無線リソース情報やDM−RS系列情報等が含まれている。無線リソース情報には、例えば、ePDCCHの送信間隔、周波数位置、符号(コード)等が含まれる。
また、ワイドエリア用及びローカルエリア用の下り信号は、送受信アンテナ110、111から同時に受信されてもよいし、送受信アンテナ110、111を切り替えて別々に受信されてもよい。
図12を参照して、ローカルエリア基地局装置30の全体構成について説明する。なお、ローカルエリア基地局装置30は、移動端末装置10の直近に配置されているものとする。ローカルエリア基地局装置30は、送信系の処理部として、下り信号生成部301、Discovery Signal生成部302、付随制御信号生成部303、下り信号多重部305、ベースバンド送信信号処理部306、送信RF回路307を備えている。
下り信号生成部301は、下りデータ信号(PDSCH)、参照信号、下り制御信号(ePDCCH)を生成する。Discovery Signal生成部302は、独立モード用に確保されたDiscovery Signalを生成する。付随制御信号生成部303は、DACH送信用の制御情報及びePDCCH受信用の制御情報を含む付随制御信号を生成する。この付随制御信号により、通常モードのワイドエリア基地局装置20から送信される初期接続用の制御情報が、ローカルエリア基地局装置30から移動端末装置10に通知される。
下り信号多重部305は、下り送信データと、参照信号と、下り制御信号とを多重する。移動端末装置10に対する下り信号は、ベースバンド送信信号処理部306に入力され、デジタル信号処理が施される。例えば、OFDM方式の下り信号の場合には、逆高速フーリエ変換(IFFT: Inverse Fast Fourier Transform)により周波数領域の信号から時系列の信号に変換され、サイクリックプレフィックスが挿入される。そして、下り信号は、送信RF回路307を通り、送信系と受信系との間に設けた切替スイッチ308を介して送受信アンテナ309から送信される。なお、切替スイッチ308の代わりにデュプレクサを設けてもよい。
ローカルエリア基地局装置30は、受信系の処理部として、受信RF回路310、ベースバンド受信信号処理部311、上り信号復調・復号部312、測定結果受信部313を備えている。また、ローカルエリア基地局装置30は、初期送信電力設定部314を有している。
移動端末装置10からの上り信号は、ローカルエリア用の送受信アンテナ309で受信され、切替スイッチ308及び受信RF回路310を介してベースバンド受信信号処理部311に入力される。ベースバンド受信信号処理部311では上り信号にデジタル信号処理が施される。例えば、OFDM方式の上り信号の場合には、サイクリックプレフィックスが除去され、高速フーリエ変換(FFT: Fast Fourier Transform)により時間系列の信号から周波数領域の信号に変換される。上りデータ信号は、上り信号復調・復号部312に入力され、上り信号復調・復号部312において復号(デスクランブル)及び復調される。
測定結果受信部313は、上り信号からDiscovery Signalの測定結果及びユーザIDを受信する。初期送信電力設定部314は、Discovery Signalの測定結果(受信信号電力)及びユーザIDに基づいて、下り信号生成部301における下りデータ信号(PDSCH)、下り制御信号(ePDCCH)の初期送信電力を設定する。
以上のように、本実施の形態に係る無線通信システム1によれば、Discovery Signalに付随して送信される付随制御信号によって、ローカルエリア単独でローカルエリア基地局装置30と移動端末装置10とを接続させることができる。よって、ワイドエリアC1外に配置されたローカルエリアC2であっても、ワイドエリアC1からのサポート無しにローカルエリアC2単独で接続を確立することができる。また、ローカルエリアC2単独での接続制御用に確保した検出信号とそれ以外の検出信号とに使い分けられており、検出信号に応じて移動端末装置10による付随制御信号の受信を制御できる。よって、ローカルエリアC2単独で接続を確立する場合を除いて、移動端末装置10に不要な付随制御信号を無視させることができる。
本発明は上記実施の形態に限定されず、様々変更して実施することが可能である。例えば、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、上記説明におけるキャリア数、キャリアの帯域幅、シグナリング方法、処理部の数、処理手順については適宜変更して実施することが可能である。その他、本発明の範囲を逸脱しないで適宜変更して実施することが可能である。
1 無線通信システム
10 移動端末装置
116 付随制御信号受信部
117 Discovery Signal受信部
118 Discovery Signal測定部
30 ローカルエリア基地局装置
304 Discovery Signal生成部
313 測定結果受信部
314 初期送信電力設定部

Claims (5)

  1. ワイドエリアから独立したローカルエリアをカバーするローカルエリア基地局装置のうち、接続先となるローカルエリア基地局装置を移動端末装置が検出する通信システムであって、
    前記ローカルエリア基地局装置は、ワイドエリア用の無線通信方式とは異なるローカルエリア用の無線通信方式で、前記ローカルエリア基地局装置の検出に用いられる検出信号を前記移動端末装置に送信すると共に、前記検出信号に付随した付随制御信号であり、ローカルエリア単独で接続制御を行うための付随制御信号を前記移動端末装置に送信し、
    前記移動端末装置が、前記検出信号のうち前記ローカルエリア単独での接続制御用に確保された検出信号を受信した場合にのみ、前記付随制御信号を受信することを特徴とする通信システム。
  2. 前記移動端末装置は、前記付随制御信号に基づいた制御により、前記ローカルエリア用の無線通信方式で規定された上りチャネルで、前記検出信号の測定結果を前記検出信号の測定結果の最も良好な前記ローカルエリア基地局装置に送信し、
    前記検出信号の測定結果を受信したローカルエリア基地局装置が、前記移動端末装置の接続先になることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. ワイドエリアから独立したローカルエリアをカバーするローカルエリア基地局装置のうち、接続先となるローカルエリア基地局装置を検出する移動端末装置であって、
    ワイドエリア用の無線通信方式とは異なるローカルエリア用の無線通信方式で、前記ローカルエリア基地局装置の検出に用いられる検出信号を前記ローカルエリア基地局装置から受信すると共に、前記検出信号に付随した付随制御信号であり、ローカルエリア単独で接続制御を行うための付随制御信号を、前記ローカルエリア基地局装置から受信する受信部と、
    前記付随制御信号に基づいた制御により、前記検出信号の測定結果を前記ローカルエリア基地局装置に送信する送信部とを備え、
    前記受信部は、前記検出信号のうち前記ローカルエリア単独での接続制御用に確保された検出信号を受信した場合にのみ、前記付随制御信号を受信することを特徴とする移動端末装置。
  4. ワイドエリアから独立したローカルエリアをカバーするローカルエリア基地局装置のうち、移動端末装置によって接続先として検出されるローカルエリア基地局装置であって、
    ワイドエリア用の無線通信方式とは異なるローカルエリア用の無線通信方式で、前記ローカルエリア基地局装置の検出に用いられる検出信号を前記移動端末装置に送信すると共に、前記検出信号に付随した付随制御信号であり、ローカルエリア単独で接続制御を行うための付随制御信号を、前記移動端末装置に送信する送信部と、
    前記付随制御信号に基づいて制御された前記移動端末装置から前記検出信号の測定結果を受信する受信部とを備え、
    前記送信部が前記検出信号のうち前記ローカルエリア単独での接続制御用に確保した検出信号を送信した場合のみ、前記移動端末装置に前記付随制御信号が受信されることを特徴とするローカルエリア基地局装置。
  5. ワイドエリアから独立したローカルエリアをカバーするローカルエリア基地局装置のうち、接続先となるローカルエリア基地局装置を移動端末装置が検出する通信方法であって、
    前記ローカルエリア基地局装置が、ワイドエリア用の無線通信方式とは異なるローカルエリア用の無線通信方式で、前記ローカルエリア基地局装置の検出に用いられる検出信号を前記移動端末装置に送信するステップと、
    前記ローカルエリア基地局装置が、前記ローカルエリア用の無線通信方式で、前記検出信号に付随した付随制御信号であり、ローカルエリア単独で接続制御を行うための付随制御信号を前記移動端末装置に送信するステップと、
    前記移動端末装置が、前記検出信号のうち前記ローカルエリア単独での接続制御用に確保された検出信号を受信した場合にのみ、前記付随制御信号を受信するステップとを有することを特徴とする通信方法。
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