JP2013217564A - タンク及び給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、タンクを構成する部材ごとの使用状態や成形時の加工の違いを考慮して、タンク全体としての品質を向上させることができるタンク及び給湯機を提供する。
【解決手段】内部に液体を貯留するタンクは、両端部が開口した筒形状を有する胴部材2と胴部材の両端部に鏡部材3,4が接合され、鏡部材の少なくとも一方と、胴部材とは、異なるステンレス素材を用いて構成される。鏡部材は、引張強さに関する許容範囲の下限値が胴部材に比べて小さいステンレス素材、縦弾性係数が胴部材に比べて小さいステンレス素材が用いられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、タンク及び給湯機に関する。
従来、例えば電気給湯機に用いられる液体貯留用のタンクは、胴部材と、胴部材の長手方向両端側に配置される鏡部材とを接合して形成される(例えば、特許文献1)。この胴部材と鏡部材には、内部に貯留される液体の成分に適した同一のステンレス素材が用いられるのが一般的である。なお、同一のステンレス素材を用いるのは、一般的に異種金属を接合した場合には電食が懸念されるという技術常識によるものである。ここで、同一のステンレス素材としては、化学成分の比率が同一のステンレス素材や、化学成分の比率(質量%)、機械的性質、物理的性質に関する許容範囲が同一のステンレス素材が用いられる。
特開2011−237153号公報 〔0016〕
しかしながら、タンクは、胴部材や鏡部材といった各部材によって、接する貯留液体の温度が異なる場合がある。例えば、給湯機では、タンクの上部ほど高温の液体(湯)が溜り、下部は、上部の湯に比べて温度が低いものである。また、タンクによっては、胴部材と鏡部材が異なる形状となるように、施される加工が異なる場合もある。このように、胴部材や鏡部材といった各部材は、内部に貯留されて内面に接触する液体の成分が部材によらず同一であったとしても、使用時に曝される状況や成形時の状況は部材ごとに異なるのが実情である。
このように、胴部材と鏡部材に同一のステンレス素材を用いるという従来の技術常識は、一見妥当であるが、タンク全体として見た場合には実際には品質が高いとは必ずしも言えなかった。
そこで、本発明は、タンクを構成する部材ごとの使用状態や成形時の加工の違いを考慮して、タンク全体としての品質を向上させることができるタンク及び給湯機を提供することを課題とする。
本発明は、両端部が開口した筒形状を有する胴部材と前記胴部材の両端部に接合される鏡部材とを備え、内部に液体を貯留するタンクであって、前記鏡部材の少なくとも一方と、胴部材とは、異なるステンレス素材を用いて構成されることを特徴とする。
本発明によれば、タンクを構成する部材ごとの使用状態や成形時の加工の違いを考慮して、タンク全体としての品質を向上させることができるタンク及び給湯機を提供することが実現できる。
本発明が適用される円筒型のタンクの構成図。 本発明が適用される角型のタンクの構成図。 各鋼種のステンレスの特性値に関する表。
本実施形態に係るタンク1は、図1に示すように、両端部が開口した筒形状を有する胴部材2と胴部材2の両端部に接合される鏡部材3,4とを備え、内部に液体を貯留するものであり、鏡部材3,4の少なくとも一方と、胴部材2とは、異なるステンレス素材を用いて構成される。タンク1は、胴部材2の高さ方向が鉛直方向に沿うようにして配置される。
また、このタンク1と、タンク1に貯留される高温の液体を生成する加熱源とを組合せて給湯機が構成されている。なお、加熱源は、ヒートポンプであってもよく、ヒータであってもよい。
以下に、本発明の実施例について説明する。
実施例1のタンクは、図1に示すように、鏡部材3,4が筒形状を有する胴部材の高さ方向に膨出するドーム状に形成され、鏡部材3,4には、引張強さ又は引張強さに関する許容範囲の下限値が胴部材に比べて小さいステンレス素材が用いられる。
引張強さは、ステンレス素材の機械的性質の一つであり、これが小さいステンレス素材ほど成形性がよく、耐しわ性も良いものである。ここで、筒状の胴部材2は、例えば厚さ0.5mm〜1.5mmのステンレス鋼板を例えば直径580mmでロール状に成形することで製造されるのに対し、ドーム状の鏡部材3,4は、ステンレス鋼板を例えば深さ200mm程度となるようにプレス成形することで製造されるものである。即ち、鏡部材3,4の方が胴部材2に比べて加工の程度(若しくはステンレス鋼板の変形の程度)が大きいため、鏡部材3,4に胴部材2よりも成形性や耐しわ性に優れる素材を用いることが好ましい。一方で、胴部材2は鏡部材3,4に比べて加工の程度(若しくはステンレス鋼板の変形の程度)が小さいため、成形性や耐しわ性が鏡部材より劣っていても問題ない。このように、加工の程度に合せてステンレス素材を選択することにより、全体としての品質が高いタンク1を得ることができる。
なお、胴部材2は、円筒状にしたステンレス鋼板の継ぎ目部をTIG溶接することにより製作され、胴部材2と鏡部材3,4とは、TIG溶接により接合される。
また、胴部材2及び鏡部材3,4には、共にフェライト系のステンレス素材が用いられる。より具体的には、胴部材2及び鏡部材3,4に用いられるステンレス素材は、共にJIS規格上同一の鋼種に分類されるものである。JIS規格上同一の鋼種に分類されるステンレス素材は、化学成分の比率が近似しているため、化学成分の比率、機械的性質、物理的性質の少なくとも一つに関する許容範囲が異なるものを接合したとしても、電食等のデメリットを最小限にとどめることができる。これを確かめるため、発明者らは、腐食促進試験を行ったが、同一のステンレス素材を使用した場合の試験結果と大差はなく、水漏れ等の問題は発生しなかった。
本実施例では、鏡部材3,4にはSUS444(引張強さ:≧410N/mm2)を用い、胴部材2には新日鐵住金ステンレス株式会社製のNSSC190(引張強さ:≧450N/mm2)を用いる。好ましくは、鏡部材3,4には、ステンレス素材の引張強さが胴部材より小さいものを用いる。例えば、胴部材2のステンレス素材の引張強さが450N/mm2以上である場合には、鏡部材3,4のステンレス素材の引張強さは410N/mm2以上で450N/mm2未満のものを用いる。
本実施例のタンク1は、図1に示すように、鏡部材3,4が筒形状を有する胴部材2の高さ方向に膨出するドーム状に形成され、鏡部材3,4には、縦弾性係数が胴部材2に比べて小さいステンレス素材が用いられる。
縦弾性係数は、ステンレスの物理的性質の一つで、剛性を示すヤング率と関連するものであり、これが大きいステンレス素材ほど剛性が高いものである。ここで、筒状の胴部材2は、例えば厚さ0.5mm〜1.5mmのステンレス鋼板を例えば直径580mmでロール状に成形することで製造されるのに対し、ドーム状の鏡部材3,4は、ステンレス鋼板を例えば深さ200mm程度となるようにプレス成形することで製造されるものである。従って、加工後の構造に起因する剛性を考えた場合(例えば、素材自体の剛性が同一であったと仮定した場合)、鏡部材3,4の方が胴部材2に比べて剛性が高くなることとなる。ところが、タンク1は、支柱や梁のような補強部材を内部に有さず、外殻部材を構成する胴部材2や鏡部材3,4自体で荷重を受けるいわゆるモノコック構造のものであるため、外殻部材を構成する各部材の完成時の剛性がなるべく近い方が完成したタンクの剛性のバランスがとれ、タンク1全体として荷重に対して強い構造とすることができる。従って、鏡部材3,4は加工によって剛性が高まることを考慮して、胴部材2に比べて剛性が低いステンレス素材を使用することにより、全体としての品質が高いタンク1を得ることができる。
また、胴部材2及び鏡部材3,4には、共にフェライト系のステンレス素材が用いられる。より具体的には、胴部材2及び鏡部材3,4に用いられるステンレス素材は、共にJIS規格上同一の鋼種に分類されるものである。JIS規格上同一の鋼種に分類されるステンレス素材は、化学成分の比率が近似しているため、化学成分の比率、機械的性質、物理的性質の少なくとも一つに関する許容範囲が異なるものを接合したとしても、電食等のデメリットを最小限にとどめることができる。
本実施例では、鏡部材3,4にはSUS444(縦弾性係数:206kN/mm2)を用い、胴部材2にはNSSC190(縦弾性係数:215kN/mm2)を用いる。
ステンレス鋼板の化学成分の中で耐食性を左右する主な成分は、Cr、Moである。Crは、不動態皮膜の主要構成元素であり、耐孔食性や耐隙間腐食性などの局部腐食性を向上させる。また、Moは、Crとともに耐食性を向上させるための元素であり、その耐食性向上作用は、Crの含有量が多くなるほど大きくなることが知られている。
また、一般的な給湯機では、タンク1の上部ほど液体が高温となり、タンク1の下部ほど液体の温度が低温となるような状態で液体が貯留されるのが一般的であり、特に上部の鏡部材3が胴部材2に比べて内面に接触する液体の温度が高い状態で使用される。
このため、本実施例のタンクは、少なくとも上部の鏡部材3には、クロムの比率又はクロムの比率に関する許容範囲の下限値が胴部材2に比べて高いステンレス素材が用いられる。このようにすれば、上部の鏡部材3の耐食性を高めることができる。
一方で、タンク1の中間部は、タンク1の上部に比べて存在する液体の温度が比較的低めとなることから、胴部材2には、上部の鏡部材3ほどの高い耐食性が必須ではない。また、クロムの比率又はクロムの比率に関する許容範囲の下限値が低いステンレス素材は、高いものに比べてコストが比較的安い傾向がある。
従って、少なくとも上部の鏡部材3にクロムの比率又はクロムの比率に関する許容範囲の下限値が胴部材2に比べて高いステンレス素材を用いることにより、耐食性の高さとコストの安さを効率的に両立させた構造とすることができる。
具体的には、上下の鏡部材3,4の両方にクロムの比率又はクロムの比率に関する許容範囲の下限値が胴部材2に比べて高いステンレス素材が用いられる。上下の鏡部材3,4の形状を配管等の接続位置を除いて概ね同一(即ち、配管等が接続される前の基材としては同一)とし、上下の鏡部材3,4に同一のステンレス素材を用いれば、上下の鏡部材3,4の製造に用いられる材料の共通化を図ることができる。
また、胴部材2及び鏡部材3,4には、共にフェライト系のステンレス素材が用いられる。より具体的には、胴部材2及び鏡部材3,4に用いられるステンレス素材は、共にJIS規格上同一の鋼種に分類されるものである。JIS規格上同一の鋼種に分類されるステンレス素材は、化学成分の比率が近似しているため、化学成分の比率、機械的性質、物理的性質の少なくとも一つに関する許容範囲が異なるものを接合したとしても、電食等のデメリットを最小限にとどめることができる。
本実施例では、鏡部材3,4にはNSSC190(クロムの化学成分:18.00〜20.00%)を用い、胴部材2にはSUS444(クロムの化学成分:17.00〜20.00%)を用いる。好ましくは、鏡部材3,4には、ステンレス素材に含まれるクロムの化学成分が胴部材より多いものを用いる。例えば、胴部材2のステンレス素材のクロムの化学成分が17.00%以上で18.00%未満である場合には、鏡部材3,4にはクロムの化学成分が18.00%以上のものを用いる。
但し、これに限定されるものではなく、上下の鏡部材3,4のうち上部の鏡部材3にのみ、クロムの比率又はクロムの比率に関する許容範囲の下限値が胴部材2に比べて高いステンレス素材が用いられるものであってもよい。
なお、本実施例では、図1に示すように、鏡部材3,4が筒形状を有する胴部材2の高さ方向に膨出するドーム状に形成されるタンク1を例に説明したが、少なくとも上部の鏡部材にクロムの比率又はクロムの比率に関する許容範囲の下限値が胴部材に比べて高いステンレス素材を用いる構造は、図2に示すような、胴部材6が角筒状に形成され、鏡部材7,8が平面状に形成されるタンク5にも適用することができる。
このような概略直方体形状を有するいわゆる角型タンクでは、上部の鏡部材7はタンク5内で常時最も高温の液体と接触しており、上部の鏡部材7は、胴部材6に比べて内面に接触する液体の温度が高い状態となっている。従って、このようにすれば、耐食性の高さとコストの安さを効率的に両立させた構造とすることができる。なお、このタンク5は、厚さ0.5mm〜1.5mmのステンレス鋼板をL曲げ状にし、継ぎ目部をTIG溶接した胴部材6とプレス成形することで製作される箱曲げ状の上部の鏡部材7及び下部の鏡部材8との周りを胴板とTIG溶接することにより製作される。ところで、上部の鏡部材7及び下部の鏡部材8は、プレス成形で製作で製作されるため、成形性が良く成形時に発生するしわに対する耐しわ性が良いステンレス素材を用いることにより、加工時の成形不具合を低減させ、歩留まりを向上させることができる。
なお、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
例えば、上記各実施例では、胴部材及び鏡部材のステンレス素材としてSUS444及びNSSC190を用いるものを例として説明したが、胴部材及び鏡部材のステンレス素材の組合せはこれに限定されるものではなく、各実施例の目的に関係する特性値(引張強さ、縦弾性係数、クロムの比率等)が要求される関係を満たすものであれば、胴部材及び鏡部材に適したステンレス素材を適宜選択し、使用することができる。その場合には、胴部材及び鏡部材の両方にフェライト系のステンレス素材を用いるだけでなく、系の種類が異なる(例えば、オーステナイト系、マルテンサイト系の)ステンレス素材を組合せて用いるものであってもよい。
まず、実施例1のように成形性や耐しわ性に注目した場合には、ステンレス素材の引張強さが実施例1で説明した関係を満たすものであればよい。フェライト系のステンレス素材の中で例を挙げると、鏡部材にSUS444(引張強さ:≧410N/mm2)を用いた場合には、胴部材の加工の程度にもよるが、新日鐵住金ステンレス株式会社製のNSSC220ECO(引張強さ:≧480N/mm2)や、新日鐵住金ステンレス株式会社製のNSSC220M(引張強さ:≧470N/mm2)を用いることが考えられる。また、胴部材に関してオーステナイト系のステンレス素材の中で例を挙げると、例えばSUS316(引張強さ:≧520N/mm2)を用いることができる。オーステナイト系の場合には、成形後に焼鈍の工程を行うことにより、良好に利用することができる。
また、実施例2のように剛性に注目した場合には、ステンレス素材の縦弾性係数が実施例2で説明した関係を満たすものであればよく、フェライト系のステンレス素材の中で例を挙げると、鏡部材にSUS444(縦弾性係数:206kN/mm2)を用い、胴部材にNSSC220ECO(縦弾性係数:216kN/mm2)を用いることが考えられる。また、鏡部材にNSSC220M(縦弾性係数:201kN/mm2)を用いた場合には、胴部材にNSSC220ECO(縦弾性係数:216kN/mm2)やSUS444(縦弾性係数:206kN/mm2)を用いることが考えられる。また、鏡部材にオーステナイト系のSUS316(縦弾性係数:193kN/mm2)を用いた場合には、胴部材にSUS444や、NSSC220ECO、NSSC220Mを用いることが考えられる。
また、実施例3のように耐食性に注目した場合には、ステンレス素材のクロムの比率が実施例3で説明した関係を満たすものであればよい。フェライト系のステンレス素材の中で例を挙げると、鏡部材にSUS444(クロムの化学成分が18.00〜20.00%)を用いた場合、胴部材にNSSC220ECO、NSSC220M(クロムの化学成分が22.00〜23.00%)を用いることが考えられる。
上述した各鋼種のステンレスの特性値(引張強さ、縦弾性係数、クロムの比率等)に関する表を図3に示す。
1,5 タンク
2,6 胴部材
3,7 上部の鏡部材
4,8 下部の鏡部材

Claims (9)

  1. 両端部が開口した筒形状を有する胴部材と前記胴部材の両端部に接合される鏡部材とを備え、内部に液体を貯留するタンクであって、
    前記鏡部材の少なくとも一方と、胴部材とは、異なるステンレス素材を用いて構成されることを特徴とするタンク。
  2. 前記鏡部材は、筒形状を有する胴部材の高さ方向に膨出するドーム状に形成され、
    前記鏡部材には、引張強さ又は引張強さに関する許容範囲の下限値が胴部材に比べて小さいステンレス素材が用いられることを特徴とする請求項1に記載のタンク。
  3. 前記鏡部材は、筒形状を有する胴部材の高さ方向に膨出するドーム状に形成され、
    前記鏡部材には、縦弾性係数が胴部材に比べて小さいステンレス素材が用いられることを特徴とする請求項1に記載のタンク。
  4. 前記少なくとも一方の鏡部材は、前記胴部材に比べて内面に接触する液体の温度が高い状態で使用され、
    前記少なくとも一方の鏡部材には、クロムの比率又はクロムの比率に関する許容範囲の下限値が前記胴部材に比べて高いステンレス素材が用いられることを特徴とする請求項1に記載のタンク。
  5. 前記鏡部材と前記胴部材とに用いられるステンレス素材は、共にフェライト系であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のタンク。
  6. 前記鏡部材は、筒形状を有する胴部材の高さ方向に膨出するドーム状に形成されることを特徴とする請求項4に記載のタンク。
  7. 前記胴部材は、角筒状に形成され、
    前記鏡部材は、平面状に形成されることを特徴とする請求項4に記載のタンク。
  8. 前記鏡部材と前記胴部材とに用いられるステンレス素材は、共にJIS規格上同一の鋼種に分類され、且つ、化学成分の比率、機械的性質、物理的性質の少なくとも一つに関する許容範囲が異なることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のタンク。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載のタンクと、
    前記タンクに貯留される高温の液体を生成する加熱源とを有する給湯機。
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