JP2013217563A - ヒートポンプ式液体加熱装置およびヒートポンプ式給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮機の吐出温度が最大許容温度に到達する可能性がある場合であっても、安定して運転をおこなうことができるヒートポンプ式液体加熱装置およびヒートポンプ式給湯機を提供する。
【解決手段】ヒートポンプ式液体加熱装置を備えるヒートポンプ式給湯機は、圧縮機の吐出圧力に基づいて減圧弁の開度制御をおこなう制御部と、圧縮機から吐出される冷媒の温度、または圧縮機の温度を検出する温度センサと、を備えている。制御部は、温度センサによって検出された検出温度が所定の基準温度以上となった場合、前記検出温度に基づいて減圧弁の開度制御をおこなう。
【選択図】図3

Description

本発明は、ヒートポンプ式液体加熱装置およびヒートポンプ式給湯機に関するものであり、特に、ヒートポンプ式液体加熱装置およびヒートポンプ式給湯機の冷凍サイクル制御に関するものである。
ヒートポンプ式液体加熱装置を備えるヒートポンプ式給湯機において冷凍サイクル制御をおこなう際、圧縮機からの冷媒の目標吐出圧力と、実際に冷凍サイクルから検出された圧縮機からの吐出圧力(実吐出圧力)との偏差を読み取り、実吐出圧力を目標吐出圧力に一致させるように減圧装置(減圧弁)を制御する方法が知られている(たとえば、後記特許文献1参照)。
このような制御方法では、圧縮機の吐出圧力に基づく制御がおこなわれており、圧縮機からの冷媒の吐出温度に基づく制御はおこなわれていない。このため、圧縮機からの冷媒の吐出温度が、圧縮機をはじめとする冷凍サイクルの構成部品の耐久に対して影響を及ぼす温度(以下、「最大許容温度」という)に到達する可能性がある。これを回避するため、従来では、圧縮機の吐出温度が最大許容温度に到達する前に、たとえば、圧縮機の回転数(回転速度)を低下させる、あるいは減圧装置を開くなどの緊急措置的な制御をおこなっている。
圧縮機の吐出温度が最大許容温度に到達する場合とは、たとえば、蒸発器に霜が付くことによって蒸発器性能が低下し、圧縮機の吸い込み圧力と吐出圧力との差が増加したときや、外気温度が低い(たとえば2℃)際に被加熱液体を高温(たとえば90℃)で送出する条件のときなどに生じる可能性がある。より詳細には、このような条件では、冷凍サイクルのCOP(Coefficient Of Performance)を向上させるために、圧縮機の目標吐出圧力が吐出温度の設計上限点近傍で設定される。この結果、製品ごとの出力ばらつきや環境条件の変化によって、圧縮機からの冷媒の吐出温度が最大許容温度に到達してしまう場合がある。
特許第4465986号公報
しかしながら、前記した従来技術のように、圧縮機の回転数(回転速度)を低下させる、あるいは減圧装置を開くなどの緊急措置的な制御をおこなうと、冷凍サイクルの出力が低下して、本来必要とする被加熱液体の送出温度を一時的に低下させてしまうという問題点がある。また、ヒートポンプ式給湯機においては、その冷凍サイクルにおいてCOPが最も高く、かつ、被加熱液体の供給温度が一定の状態となるように制御をおこなっているが、前記のような緊急措置的な制御をおこなうと、冷凍サイクルの制御が一時的に崩れるので、非効率かつ被加熱液体の送出温度が安定しない状態が一定の時間続き、安定した状態に戻るまでに時間を要するという問題点がある。
本発明は、圧縮機の吐出温度が最大許容温度に到達する可能性がある場合であっても、安定して運転をおこなうことができるヒートポンプ式液体加熱装置およびヒートポンプ式給湯機を提供することを目的とする。
前記した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する圧縮機と、前記圧縮機から吐出される冷媒と被加熱液体との熱交換をおこなう熱交換器と、前記熱交換器から流出する前記冷媒を減圧する減圧弁と、前記減圧弁から流出する前記冷媒と空気との熱交換をおこなう蒸発器と、前記圧縮機から吐出される前記冷媒の温度、または前記圧縮機の温度を検出する温度検出手段と、前記圧縮機の吐出圧力に基づいて前記減圧弁の開度制御をおこなうとともに、前記温度検出手段によって検出された検出温度が所定の基準温度以上となった場合、前記検出温度に基づいて前記減圧弁の開度制御をおこなう制御手段と、を備えることを特徴とするヒートポンプ式液体加熱装置である。
また、本発明は、前記ヒートポンプ式液体加熱装置と、前記熱交換器で加熱される被加熱液体を貯留するタンクとを備えることを特徴とするヒートポンプ式給湯機である。
本発明にかかるヒートポンプ式液体加熱装置およびヒートポンプ式給湯機によれば、圧縮機の吐出温度が最大許容温度に到達する可能性がある場合であっても、安定して運転をおこなうことができる。
本発明の一実施形態にかかるヒートポンプ式給湯機の構成説明図である。 制御部による減圧弁の開度制御処理の手順を示すフローチャートである。 ヒートポンプ式給湯機において圧縮機吐出温度に基づく制御をおこなうタイミングを示すタイムチャートである。
次に、本発明の実施形態について適宜図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態においては、ヒートポンプ式液体加熱装置を備え被加熱液体として水を用いたヒートポンプ式給湯機を例として説明する。本実施形態にかかるヒートポンプ式給湯機は、制御部(制御手段)が圧縮機の高圧側への冷媒吐出圧力(圧縮機吐出圧力)をその目標値(目標吐出圧力)となるように制御した際、圧縮機の高圧側への冷媒吐出温度(圧縮機吐出温度)が、圧縮機をはじめとする冷凍サイクルの構成部品の耐久を損なう温度(最大許容温度)に近づいた場合、圧縮機を保護するべく、減圧弁を開放、または圧縮機の回転数(回転速度)を低下させる前に、圧縮機吐出温度をその目標値である目標吐出温度となるように制御するように構成されている。以下では、本実施形態にかかるヒートポンプ式給湯機の全体構成、制御部の基本動作を説明した後に、本発明に関わる制御部の動作についてさらに具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるヒートポンプ式給湯機の構成説明図である。図1に示すように、ヒートポンプ式給湯機Sは、ヒートポンプ部(ヒートポンプ式液体加熱装置)1とタンク部2とを備えている。ヒートポンプ部1とタンク部2とは別体としてもよいし、1つの筐体内に一体的に配置されてもよい。
ヒートポンプ部1は、圧縮機3、液冷媒熱交換器4、減圧弁5、蒸発器6、制御部50によって主に構成されている。圧縮機3、液冷媒熱交換器4、減圧弁5、および蒸発器6は、この順番で冷媒が循環するように配管で環状に連結されている。本実施形態においては、冷媒として、自然環境にやさしい冷媒である二酸化炭素を使用している。そして、ヒートポンプ部1では、圧縮機3による冷媒(二酸化炭素)の吐出圧力が、当該冷媒の臨界圧力以上となる超臨界蒸気圧縮式の冷凍サイクルを用いており、冷媒を高温高圧にできるため例えば90℃のような高温の湯を得ることができる。
圧縮機3は、環状の回路から戻ってきた冷媒を圧縮するとともに、圧縮した高温のガス冷媒(以下、ホットガスということがある)を再び環状の回路に送り出している。より詳細には、圧縮機3は、蒸発器6から吐出された冷媒を吸入・圧縮して、液冷媒熱交換器4に向かって吐出している。
圧縮機3は、容量制御が可能であり、高温貯湯(たとえば90℃)をおこなう場合には、通常よりも速い回転速度(たとえば3000〜4000回転/分)で運転する。また、通常の貯湯温度(たとえば65℃)で運転する場合は、比較的遅い回転速度(たとえば1000〜2000回転/分)で運転する。また、圧縮機3は、PWM制御、電圧制御(たとえばPAM制御)およびこれらの組み合わせ制御により、低速(たとえば1000回転/分)から高速(たとえば6000回転/分)まで回転速度の制御がおこなえるようになっている。
圧縮機3と、次に説明する液冷媒熱交換器4とを接続する配管には、圧縮機3側に、圧縮機3から吐出される冷媒の温度(圧縮機吐出温度)を検出する温度センサ9が設けられるとともに、圧縮機3から吐出される冷媒の圧力(圧縮機吐出圧力)を検出する圧力センサ8が設けられている。なお、温度センサ9に代えて、または温度センサ9とともに、圧縮機3の構成部品の温度を検出する温度センサを設けてもよい。圧縮機3の構成部品とは、たとえば圧縮機3内のコイルである。
液冷媒熱交換器4(熱交換器)は、凝縮器として機能するものであり、圧縮機3から吐出されたホットガスを流通させる冷媒伝熱管2aと、被加熱液体である水を流通させる液伝熱管2bとを備えている。これらの冷媒伝熱管2aおよび液伝熱管2bは、冷媒と被加熱液体とが相互に熱交換するよう密着して設けられている。また、各伝熱管の流れは対向するように構成されている。液冷媒熱交換器4では、圧縮機3から吐出される冷媒と被加熱液体との熱交換をおこなう。
減圧弁5は、液冷媒熱交換器4と蒸発器6との間に配置される配管の途中に設けられており、ここでは電動膨張弁が使用されている。この減圧弁5は、液冷媒熱交換器4から流出する中温高圧冷媒を減圧し、蒸発しやすい低圧冷媒として蒸発器6に送り出している。そして、減圧弁5は、絞り開度(開閉度合い)が調節可能となっており、制御部50がこの絞り開度を変えてヒートポンプ部1での冷媒循環量を調節する。そして、制御部50は、後記するように、減圧弁5の絞り開度を変えることで、圧縮機3の吐出圧力(圧縮機吐出圧力)を調節することとなる。なお、制御部50は、蒸発器6に着霜した場合に、蒸発器6に付いた霜を融かすために減圧弁5を開放(絞り開度を全開)してデフロスト運転をおこなう。
蒸発器6は、送風機7の回転によって外気を取り入れて、蒸発器6内を流通する冷媒と外気(送風)との間で熱交換をおこなわせることによって、外気から熱を汲み上げるものである。すなわち、蒸発器6は、減圧弁5から流出する冷媒と空気との熱交換をおこなう。蒸発器6を通過した冷媒は、再び圧縮機3に戻される。送風機7は、所定の回転数(回転速度)指令値で回転するように制御されている。
温度センサ10は、蒸発器6の下流側で冷媒の温度を検出する。制御部50は、この温度センサ10の検出する温度に基づいて蒸発器6でのデフロストをおこなうか否かを判定し、デフロストをおこなう場合には減圧弁5を全開にする。符号14は、外気温度を検出する温度センサである。本実施形態では、温度センサ14は送風機7の近傍に設けられている。
符号36は、送出配管であり、送出配管36の一端は、液冷媒熱交換器4の液伝熱管2bの出口に接続されている。この送出配管36は、冷媒で加熱された被加熱液体を液冷媒熱交換器4からタンク部2へと送り出すようになっている。より詳細には、送出配管36は、後記するタンク部2のタンク16側に向かって延出しており、タンク16の上部に接続されている。送出配管36の液冷媒熱交換器4寄りには、液冷媒熱交換器4から出る被加熱液体の温度(本実施形態においては出水温度)を検出する温度センサ12が設けられている。
符号35は、供給配管であり、供給配管35は、前記冷媒で加熱される被加熱液体を液冷媒熱交換器4に供給するものである。供給配管35の一端は、液冷媒熱交換器4の液伝熱管2bの入口に接続されている。この供給配管35は、後記するタンク16側に向かって延出しており、タンク16の底部に接続されている。供給配管35の液冷媒熱交換器4側には、液冷媒熱交換器4に入る被加熱液体の温度(本実施形態においては入水温度)を検出する温度センサ11が設けられている。なお、制御部50は、後記するように、この温度センサ11の検出値を参照要素の一つとして、圧縮機吐出圧力の目標値を決定している。
また、供給配管35には、ポンプ13が、液冷媒熱交換器4の上流側に配置されている。ポンプ13は、後記するタンク16から液伝熱管2bの入口側に被加熱液体を送り込むように駆動する。ポンプ13は、循環水の流量(質量流量)、流速、および圧力が自由に選択できるように構成されている。
タンク部2は、被加熱液体(本実施形態においては水)を貯留するタンク16を備えている。タンク16は、ヒートポンプ部1側から延出する送出配管36および供給配管35の一端と接続されている。また、タンク16は、給湯配管38bおよび給水配管38aの一端とも接続されている。給湯配管38bの他端には、図示しない給湯口が設けられる。また、給水配管38aの他端には、図示しない給水口が設けられる。
給水配管38aには、タンク16の上流側の給水配管38aから分岐して、給湯配管38bにその先端が合流する分岐配管38cが接続されている。この分岐配管38cは、湯水混合弁17を介して給湯配管38bに接続されている。湯水混合弁17は、その開口度合いに応じて、給水配管38aおよび分岐配管38cを介して給湯配管38bに流れ込む水の量を調節することで、給湯配管38bの他端に設けられる給湯口(図示省略)から出る湯の温度を調節する。
本実施形態においては、被加熱液体を一旦タンク16に取り入れた後、供給配管35を介してヒートポンプ部1に供給する構成としたが、これに限らず、たとえば給水口(給水管)から直接ヒートポンプ部1に被加熱液体を供給するようにしてもよい。また、本実施形態においては、ヒートポンプ部1で加熱された被加熱液体を一旦タンク16に取り入れた後、給湯配管38bを介して給湯口から供給するようにしたが、これに限らず、たとえば、ヒートポンプ部1で加熱された被加熱液体を直接給湯口から供給するようにしてもよい。さらには、タンク16内の湯を給湯するのではなく、タンク16内の湯の熱を利用して水道水を加熱する熱交換器を備えた水道直圧給湯であってもよい。
制御部50は、CPU、ROM、RAM、各種インタフェイス、電子回路等を含んで構成されており、その内部に記憶されたプログラムに従って、本実施形態にかかるヒートポンプ式給湯機Sを総合的に制御する。たとえば、制御部50は、前記したように、温度センサ10の検出する温度(蒸発器6の出口冷媒温度)に基づいて蒸発器6のデフロストをおこなう。また、制御部50は、温度センサ9,11,12,14で検出した温度、および圧力センサ8の検出した圧力などに基づいて、後記する手順により圧縮機3の目標吐出圧力、および圧縮機3の目標吐出温度を算出するとともに、これらの検出値(実測値)および目標値に基づいて、圧縮機3の回転速度および減圧弁5の開度を制御する。
次に、ヒートポンプ式給湯機Sの動作について説明する。ヒートポンプ式給湯機Sにおいて、深夜電力で沸き上げ運転をおこなうときには、タンク16内の湯はほぼ使い切られており、この場合、タンク16内は冷水(常温水)で満たされている。あるいは、タンク16内の頂部に湯が残存する場合もある。
通常タンク16内は常時満水であり、この状態で、ヒートポンプ式給湯機Sは貯湯運転工程を実施する。ヒートポンプ式給湯機Sは、起動した圧縮機3が吐出するホットガスを液冷媒熱交換器4の冷媒伝熱管2aに送り込む。冷媒伝熱管2aに送り込まれたホットガスは、液伝熱管2b内の水に熱を放出することで凝縮する。そして、液伝熱管2b内の水はホットガスで加熱される。次に、液冷媒熱交換器4の冷媒伝熱管2aから送り出された冷媒は、減圧弁5(膨張弁)で減圧された後に、蒸発器6に流れ込む。蒸発器6に流れ込んだ冷媒は、送風機7から送り込まれた風によって蒸発する際に、液冷媒熱交換器4を介して外気から熱を汲み上げる。その後、冷媒は、圧縮機3に戻って再び圧縮される。
一方で、タンク16に満たされた水は、ポンプ13が起動することで、供給配管35を介してタンク16の底部から液冷媒熱交換器4の液伝熱管2b内に送り込まれる。液伝熱管2b内に送り込まれた水は、前記したように、冷媒との熱交換で加熱されて湯となって、送出配管36に流れ込む。送出配管36に流れ込んだ湯は、タンク16の頂部に戻って貯蔵される。タンク16の頂部に戻された湯は密度が小さいので、タンク16底部の冷水と混ざることはなく、頂部から順々に溜まっていく。このようにタンク16と液冷媒熱交換器4との間で水が循環する間に、ヒートポンプ式給湯機Sは、タンク16内に所定の温度で所定の湯量を確保する。
ヒートポンプ式給湯機Sの制御部50は、圧縮機3、ポンプ13、および減圧弁5を次のよう制御する。制御部50は、圧縮機3の回転速度を、温度センサ12で検出される液冷媒熱交換器4の出水温度に基づいて制御する。具体的には、制御部50は、温度センサ12で検出される温度が、あらかじめ設定された出水温度の目標値となるように、圧縮機3の回転速度を制御する。つまり、目標値に対して温度センサ12の検出値が低い場合には圧縮機3の回転速度を速め、これとは逆に検出値が高い場合には圧縮機3の回転速度を遅くする。
また、制御部50は、加熱能力を制御するために、ポンプ13が液冷媒熱交換器4の液伝熱管2bに送り込む水の量を、あらかじめ求めた圧縮機3の目標回転速度に基づいて制御する。具体的には、圧縮機3の目標回転速度に対して実回転速度が遅い場合には、液伝熱管2bに送り込まれる水の量が増えるようにポンプ13を制御し、これとは逆に圧縮機3の実回転速度が速い場合には、液伝熱管2bに送り込まれる水の量が減るようにポンプ13を制御する。これにより、加熱能力を目標値(例えば4.5kW)に調整することができる。
なお、前記した圧縮機3の目標回転速度は、前記した液冷媒熱交換器4の出水温度の目標値のほか、ヒートポンプ部1の目標加熱能力(出力)、温度センサ14の検出値(外気温度)、および温度センサ11の検出値(入水温度)に基づいて設定することもできる。圧縮機3の目標回転速度は、具体的には、たとえば、前記したように、高温貯湯(たとえば、90℃)をおこなう場合には、3000〜4000回転/分の範囲で設定され、通常の貯湯温度(たとえば、65℃)で運転する場合は、1000〜2000回転/分の範囲で設定されるが、これに限定されるものではない。
また、制御部50は、圧縮機3の吐出圧力に基づいて減圧弁5の開度制御をおこなう。すなわち、制御部50は、圧縮機吐出圧力が制御部50によってあらかじめ算出された目標値となるように、減圧弁5を開度制御する。具体的には、圧力センサ8の検出圧力が目標吐出圧力よりも高いときには減圧弁を開き、低いときには減圧弁を閉じる。この目標吐出圧力は、制御部50が、前記した液冷媒熱交換器4の出水温度の目標値のほか、ヒートポンプ部1の目標加熱能力(出力)、温度センサ14の検出値(外気温度)、および温度センサ11の検出値(入水温度)に基づいて算出し、設定することもできる。目標吐出圧力は、ヒートポンプ部1のCOPが最大となるように設定するが、この限りではない。
ここで、制御部50による減圧弁5の開度制御は、上述した圧力センサ8の検出圧力(圧縮機吐出圧力)のみならず、温度センサ9の検出値(検出温度:圧縮機吐出温度)に基づいておこなわれる場合もある。詳細は後記するが、制御部50は、圧縮機吐出温度が所定の基準温度以上になった場合には、圧縮機吐出温度に基づいて減圧弁5を開度制御する。圧縮機吐出温度に基づく減圧弁5の開度制御とは、圧縮機吐出温度が目標吐出温度となるように減圧弁5の開度を調整する制御であり、たとえば、圧縮機吐出温度が所定の目標吐出温度よりも高いときには減圧弁5を開き、圧縮機吐出温度が目標吐出温度よりも低くなると減圧弁5を閉じるように制御するものである。目標吐出温度は、前記したように制御部50によってあらかじめ算出される圧縮機吐出温度の目標値である。圧縮機吐出温度に基づく減圧弁5の開度制御が開始されると、この制御はヒートポンプ部1の冷凍サイクルの運転条件に変化があるまで継続される。
次に、本発明に関わる制御部50の動作を説明する。制御部50は、図2に示す手順によって減圧弁5の開度制御方法を変更する。特に、制御部50は、図2のステップS3,S4に示すように、圧縮機吐出温度が基準温度に到達すると、圧縮機吐出温度に基づいて減圧弁5を開度制御して、圧縮機吐出温度が最大許容温度に達しないようにする。ここで、基準温度とは、液冷媒熱交換器4における熱交換後の被加熱液体の目標温度より高い温度であり、たとえば、圧縮機3の製品寿命を保つための最大許容温度(たとえば130℃)に対して3〜15℃ほど余裕をもたせた値(たとえば120℃)であるが、この限りではない。
図2は、制御部による減圧弁の開度制御処理の手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、ヒートポンプ部1が起動すると、制御部50は、目標吐出圧力を算出する(ステップS1)。制御部50は、圧力センサ8の検出圧力(圧縮機吐出圧力)が、目標吐出圧力となるように減圧弁5を開度制御する(ステップS2)。すなわち、ステップS1およびS2は、通常時の減圧弁開度制御(圧縮機吐出圧力に基づく減圧弁5の開度制御)の処理である。
次に、制御部50は、温度センサ9の検出値(圧縮機吐出温度)が基準温度以上であるか否かを判断する(ステップS3)。圧縮機吐出温度が基準温度よりも低い場合(ステップS3:No)、制御部50はステップS2に戻り、圧縮機吐出圧力に基づく減圧弁5の開度制御(以下、「圧縮機吐出圧力に基づく制御」ともいう)を継続する。
一方、温度センサ9の検出値(圧縮機吐出温度)が基準温度以上である場合(ステップS3:Yes)、制御部50は、圧縮機吐出圧力に基づく制御を解除して、圧縮機吐出温度に基づく減圧弁5の開度制御(以下、「圧縮機吐出温度に基づく制御」ともいう)を開始するとともに、その時点における送風機7の指令回転数(回転速度)、および温度センサ11の検出値(入水温度)を記憶する(ステップS4)。ステップS4で記憶した送風機7の指令回転数(指令回転速度)、および温度センサ11の検出値(入水温度)は、圧縮機吐出温度に基づく制御を開始した時点における送風機7の指令回転数(指令回転速度)、および温度センサ11の検出値(入水温度)である。
次に、制御部50は、現在の温度センサ11の検出値(入水温度)と、ステップS4で記憶した温度センサ11の検出値とを比較して、所定温度以上の変化があるか否かを判断する(ステップS5)。すなわち、ステップS5では、温度センサ11の検出値(入水温度)が、圧縮機吐出温度に基づく制御を開始した時点から所定温度以上変化したか否かを判断する。このとき、検出値の変化量(所定温度)は、たとえば、ステップS4で記憶した値から±5℃以上、のようにあらかじめ設定された値を用いてもよい。また、温度センサ11の検出値の変化量は、「+7℃以上または−5℃以上」のように上昇側と下降側とで検出値の変化量を異ならせてもよい。検出値に所定温度以上の変化があった場合(ステップS5:Yes)、制御部50はステップS9に移行して、圧縮機吐出温度に基づく制御を解除して(ステップS9)、ステップS2に戻り、圧縮機吐出圧力に基づく制御をおこなう。
一方、ステップS5で、温度センサ11の検出値に所定温度以上の変化がない場合(ステップS5:No)、制御部50は、送風機7の指令回転数(指令回転速度)がステップS4で記憶した値から変化したか否か(ステップS6)、ヒートポンプ部1の運転停止が指示されたか否か(ステップS7)、およびヒートポンプ部1でデフロスト運転をおこなうか否かを判断する(ステップS8)。送風機7の指令回転数(指令回転速度)がステップS4で記憶した値から変化した場合(ステップS6:Yes)、またはヒートポンプ部1の運転停止が指示された場合(ステップS7:Yes)、またはヒートポンプ部1でデフロスト運転をおこなう場合は(ステップS8:Yes)、制御部50はステップS9に移行して、圧縮機吐出温度に基づく制御を解除して(ステップS9)、ステップS2に戻り、圧縮機吐出圧力に基づく制御をおこなう。
ここで、ステップS5〜S8は、ヒートポンプ部1の冷凍サイクルの運転条件に変化があったか否かを判断するものである。冷凍サイクルの運転条件に変化が生じると、減圧弁5の開放をおこなわなくても圧縮機吐出温度が低下する可能性がある一方で、現在おこなっている制御が冷凍サイクルのCОPを極端に低下させる可能性がある。このため、制御部50は、ヒートポンプ部1の冷凍サイクルの運転条件に変化があった場合には、圧縮機吐出温度に基づく減圧弁5の開度制御を解除して、圧縮機吐出圧力に基づく減圧弁5の開度制御(通常時の減圧弁開度制御)をおこなう。
一方、送風機7の指令回転数がステップS4で記憶した値から変化がなく(ステップS6:No)、ヒートポンプ部1の運転停止が指示されておらず(ステップS7:No)、ヒートポンプ部1がデフロスト運転をおこなわない場合(ステップS8:No)、制御部50は、ステップS5に戻り、圧縮機吐出温度に基づく制御を継続する。
なお、ステップS4以降では圧縮機吐出温度をモニタせず、冷凍サイクルの運転条件のみをモニタしている。これは、仮に圧縮機吐出温度に基づく減圧弁5の開度制御によって圧縮機吐出温度が基準温度を下回った場合でも、すぐに減圧弁5の開度制御を通常時の減圧弁開度制御(圧縮機吐出圧力に基づく減圧弁5の開度制御)に戻すと、圧縮機吐出温度が比較的早くに再度基準温度を上回る可能性があるためである。
以上のように、本実施形態にかかるヒートポンプ式給湯機Sにおいては、図2に示すような動作を繰り返すことによって、ヒートポンプ部1の出湯温度の急激な低下や、サイクル動作が不安定になるのを防止する。また、冷凍サイクルの運転条件に変化が起こり、圧縮機吐出温度に基づく制御が冷凍サイクルのCОPの低下につながることが予測されるときは、圧縮機吐出温度に基づく減圧弁5の開度制御を解除して、圧縮機吐出圧力に基づく減圧弁5の開度制御(通常時の減圧弁開度制御)をおこなう。
なお、本実施形態にかかるヒートポンプ式給湯機Sにおいて、前記した動作をおこなっても圧縮機吐出温度の上昇を抑制することができないときには、従来技術と同様に、強制的に減圧弁5を開く、または圧縮機3の回転数(回転速度)を低下させるなどの動作をおこなう。
図3は、ヒートポンプ式給湯機Sにおいて圧縮機吐出温度に基づく制御をおこなうタイミングを示すタイムチャートである。図3には、温度センサ9の検出値(圧縮機吐出温度)、温度センサ11の検出値(入水温度)がそれぞれ示されている。図3中、横軸は紙面左側から右側に向かってヒートポンプ式給湯機Sの始動からの経過時間tを表し、縦軸は圧縮機吐出温度および入水温度を表している。
また、時刻t1は、圧縮機吐出温度が上昇し、あらかじめ定められた所定の基準温度に到達した時刻を示している(図2のS3:Yes)。時刻t2は、入水温度が記憶値(時刻t1における検出値)と比較してΔTw上昇した時刻を示している(図2のS5:Yes)。言い換えると、ΔTwは、圧縮機吐出温度に基づく制御を開始した時刻t1における温度センサ11の検出値と、時刻t2における温度センサ11の検出値との温度差を表している。
より詳細に図3のタイミングチャートを説明すると、時刻0において制御部50が目標吐出圧力を算出し(図2のS1)、圧力センサ8の検出圧力(圧縮機吐出圧力)が目標吐出圧力となるように減圧弁5の開度制御を開始する(図2のS2)。これにより、圧力センサ8の検出値(圧縮機吐出圧力)と温度センサ9の検出値(圧縮機吐出温度)が時間経過とともに上昇する(時刻0〜t1)。次に、時刻t1では、温度センサ14の検出値(外気温度)の低下、または蒸発器6の霜付きなどによって、温度センサ9の検出値(圧縮機吐出温度)があらかじめ定められた基準温度に到達する。
温度センサ9の検出値(圧縮機吐出温度)が、あらかじめ定められた基準温度に到達すると(図2のS3:Yes)、制御部50は、圧縮機吐出圧力に基づく制御を解除して、圧縮機吐出温度に基づいて減圧弁5を開度制御する。その後、タンク部2が湯で満たされることによって、ヒートポンプ部1に供給される水の温度(入水温度)が上昇していく。なお、時刻t1〜t2の間において、温度センサ9の検出値(圧縮機吐出温度)は、あらかじめ算出された目標吐出温度となるように変化する。
制御部50は、圧縮機吐出温度に基づく制御の開始時における温度センサ11の検出値(記憶値)と、現在の温度センサ11の検出値とを常時比較している。すなわち、時刻t1以降において、時刻t1における温度センサ11の検出値(記憶値)と、その時点における温度センサ11の検出値とを比較する(図2のS5)。現在の温度センサ11の検出値が記憶値に対してΔTw上昇すると(時刻t2、図2のS5:Yes)、制御部50は圧縮機吐出温度に基づく減圧弁5の開度制御を解除して(図2のS9)、圧縮機吐出圧力に基づく減圧弁5の開度制御をおこなう(図2のS2)。ΔTwは、あらかじめ設定された値であり、圧縮機吐出温度に基づく減圧弁5の開度制御をおこなうことにより冷凍サイクルのCОPが低下することが予想される入水温度の変化量である。本実施形態では、ΔTwをたとえば5℃とする。
以上説明したように、本実施形態にかかるヒートポンプ式給湯機Sによれば、圧縮機の吐出温度が最大許容温度に到達する可能性がある場合に、圧縮機3の回転数(回転速度)を低下させたり、減圧弁5を急激に開いたりする緊急措置的な制御をおこなうのではなく、圧縮機吐出温度に基づいて減圧弁5を開度制御する。これにより、冷凍サイクルに急激な状態変化を与えることなく、安定して運転をおこなうことができる。
また、本実施形態にかかるヒートポンプ式給湯機Sによれば、自機内の冷凍サイクルの運転条件に変化があった場合には、圧縮機吐出温度に基づく減圧弁5の開度制御を解除する。これは、冷凍サイクルの運転条件に変化が生じると、圧縮機吐出温度に基づく減圧弁5の開度制御をおこなわなくても圧縮機吐出温度が低下する可能性がある一方で、現在おこなっている圧縮機吐出温度に基づく減圧弁5の開度制御が冷凍サイクルのCОPを極端に低下させる可能性があるためである。ヒートポンプ式給湯機Sでは、冷凍サイクルの運転条件に変化があった場合には圧縮機吐出温度に基づく減圧弁5の開度制御を解除するので、冷凍サイクルのCОPが極端に低下するのを防止することができる。
なお、本実施形態では、圧縮機3からの冷媒の吐出温度(温度センサ9の検出値)、すなわち圧縮機吐出温度を用いて減圧弁5の開度制御をおこなったが、温度センサ9に代えて、または温度センサ9とともに、圧縮機3の構成部品の温度を検出する温度センサを設けた場合には、圧縮機3の構成部品の温度(圧縮機温度)を用いて減圧弁5の開度制御をおこなってもよい。この場合は、前記した説明の「圧縮機吐出温度」を「圧縮機温度」と読み替えればよい。
また、本発明の「被加熱液体」として、給水源から給水配管を介して供給される水道水を例示して説明したが、本発明はこの例に限定されない。本発明の「被加熱液体」としては、例えば、井戸水を採用してもよい。また、水以外にも、潜熱蓄熱材入りの液体、ブライン、不凍液などを、本発明の「被加熱液体」として採用してもよい。
また、本発明は、ヒートポンプ式給湯機以外にも、液冷媒熱交換器4(熱交換器)で加熱された被加熱液体を用いて空調(暖房/空気加熱運転)を行う空調装置にも適用することができる。
1 ヒートポンプ部(ヒートポンプ式液体加熱装置)
2 タンク部
3 圧縮機
4 液冷媒熱交換器(熱交換器)
5 減圧弁
6 蒸発器
7 送風機
8 圧力センサ
9 温度センサ(温度検出手段)
10,11,12,14 温度センサ
16 タンク
50 制御部(制御手段)
S ヒートポンプ式給湯機

Claims (8)

  1. 吸入した冷媒を圧縮して吐出する圧縮機と、
    前記圧縮機から吐出される冷媒と被加熱液体との熱交換をおこなう熱交換器と、
    前記熱交換器から流出する前記冷媒を減圧する減圧弁と、
    前記減圧弁から流出する前記冷媒と空気との熱交換をおこなう蒸発器と、
    前記圧縮機から吐出される前記冷媒の温度、または前記圧縮機の温度を検出する温度検出手段と、
    前記圧縮機の吐出圧力に基づいて前記減圧弁の開度制御をおこなうとともに、前記温度検出手段によって検出された検出温度が所定の基準温度以上となった場合、前記検出温度に基づいて前記減圧弁の開度制御をおこなう制御手段と、
    を備えることを特徴とするヒートポンプ式液体加熱装置。
  2. 前記制御手段は、前記圧縮機と、前記熱交換器と、前記減圧弁と、前記蒸発器と、によって構成される冷凍サイクルの運転条件に変化があった場合には、前記検出温度に基づく前記減圧弁の開度制御を解除して、前記吐出圧力に基づく前記減圧弁の開度制御をおこなうことを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ式液体加熱装置。
  3. 前記制御手段は、前記熱交換器に流入する前記被加熱液体の温度情報を取得し、前記被加熱液体の温度が前記目標吐出圧力の低下を開始させた時点から所定温度以上変化した場合、前記検出温度に基づく前記減圧弁の開度制御を解除して、前記吐出圧力に基づく前記減圧弁の開度制御をおこなうことを特徴とする請求項2に記載のヒートポンプ式液体加熱装置。
  4. 前記制御手段は、前記蒸発器に付いた霜を融かすために前記減圧弁を開放するデフロスト運転をおこなった場合、前記検出温度に基づく前記減圧弁の開度制御を解除して、前記吐出圧力に基づく前記減圧弁の開度制御をおこなうことを特徴とする請求項2または3に記載のヒートポンプ式液体加熱装置。
  5. 前記制御手段は、前記ヒートポンプ液体加熱装置の運転停止が指示された場合、前記検出温度に基づく前記減圧弁の開度制御を解除して、前記吐出圧力に基づく前記減圧弁の開度制御をおこなうことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載のヒートポンプ式液体加熱装置。
  6. 前記蒸発器には送風機が設けられており、
    前記制御部は、前記送風機の回転数指令値情報を取得し、前記回転数指令値が前記目標吐出圧力の低下を開始させた時点から変化した場合、前記検出温度に基づく前記減圧弁の開度制御を解除して、前記吐出圧力に基づく前記減圧弁の開度制御をおこなうことを特徴とする請求項2〜5のいずれか一つに記載のヒートポンプ式液体加熱装置。
  7. 前記冷媒として二酸化炭素を用い、前記圧縮機による前記冷媒の吐出圧力が前記冷媒の臨界圧力以上となる超臨界蒸気圧縮式の冷凍サイクルを用いることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のヒートポンプ式液体加熱装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一つに記載のヒートポンプ式液体加熱装置と、
    前記熱交換器で加熱される被加熱液体を貯留するタンクとを備えることを特徴とするヒートポンプ式給湯機。
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