JP2013217216A - エンジンの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気路11にスロットルバルブ18とインジェクタ10とが設置される構成のエンジン1の制御装置200において、エンジン1の吸気量が変化する過渡時における吸気路11の内壁面への燃料付着に起因する燃料補正量(壁面付着補正量efmw)が大きくなり過ぎないように上限を適正に制限して、空燃比のずれを抑制可能とする。
【解決手段】エンジン1の吸気量が変化する過渡時に吸気路11の内壁面に付着する燃料量(壁面付着量)の推定値に基づいて燃料補正量(壁面付着補正量efmw)を算出する際、当該燃料補正量が所定値より大きくなる条件(ステップS1〜S5)が成立する場合に成立しない場合に比べて小さいガード値fmwgd2で前記燃料補正量の上限を制限する。
【選択図】図4

Description

本発明は、吸気路にスロットルバルブとインジェクタ(燃料噴射弁)とが設置される構成のエンジン(内燃機関)の制御装置に関する。
エンジンは、空気と燃料との混合気を気筒(燃焼室)内で燃焼、爆発させることによって発生するエネルギーでクランクシャフトを回転させる。
燃料の噴射方式としては、ポートフューエルインジェクションシステム(PFI:Port Fuel Injection system)が知られている。このPFIは、エンジンの各気筒の吸気ポートごとに燃料噴射を行うことで精密な混合気コントロールを可能とする。
ところで、インジェクタから噴射された燃料は吸気ポートの内壁面に一旦付着し、この付着燃料は蒸発して燃焼室に遅れて吸入される。この現象を「燃料輸送遅れ」と言う。
例えばエンジンの暖機後のアイドル運転のようにエンジンの吸気量(吸入空気量)がほぼ一定となる通常運転では、燃料の壁面付着量が一定であるので、前記燃料輸送遅れがあまり問題にならないが、例えばエンジンの冷間始動による暖機運転時のようにエンジンの吸気量が変化する過渡時には、前記燃料輸送遅れにより空燃比(A/F)がずれやすくなる。
例えば特許文献1には、「エンジンの過渡運転時において吸気路の内壁面に対する燃料の壁面付着を考慮して最終噴射時間を補正する」ということが記載されている。
特開平6−137186号公報
上記特許文献1に係る従来例には、吸気路の内壁面に対する燃料の付着に起因する燃料補正量の上限を制限するようにガードを設定するという記載がない。このような従来例では、例えばエンジンの過渡運転時のように前記燃料補正量が大きくなる状況において、壁面付着量を予測するためのパラメータの1つである吸気圧のエラーが発生すると、燃料補正量への影響が大きくなるために、燃料補正量が大きくずれてしまうなど、空燃比のエラーが大きくなるおそれがある。
ところで、例えば特開平10−331688号公報には、「エンジンの燃料遮断状態からの復帰時に、復帰前の状態すなわち吸気マニホールド内の付着燃料の離脱量を推測して基本燃料量の補正を行うようにする」ということが記載されているが、「燃料補正量の上限を制限するためのガード値を当該燃料補正量の大小に応じて変更する」という記載はない。
このような事情に鑑み、本発明は、吸気路にスロットルバルブとインジェクタとが設置される構成のエンジンの制御装置において、前記エンジンの吸気量が変化する過渡時における吸気路の内壁面への燃料付着に起因する燃料補正量が大きくなり過ぎないように上限を適正に制限して、空燃比のずれを抑制可能とすることを目的としている。
本発明は、吸気路にスロットルバルブとインジェクタとが設置される構成のエンジンの制御装置であって、前記エンジンの吸気量が変化する過渡時に前記吸気路の内壁面に付着する燃料量(壁面付着量)の推定値に基づいて燃料補正量(壁面付着補正量)を算出する際、当該燃料補正量が所定値より大きくなる条件が成立する場合に成立しない場合に比べて小さいガード値で前記燃料補正量の上限を制限する、ことを特徴としている。
この構成では、仮に前記壁面付着量を推定するためのパラメータの1つである吸気圧PMにエラーが発生したとしても、壁面付着補正量が大きくなり過ぎないように上限を適正に制限することが可能になる。これにより、前記過渡時における空燃比(A/F)のずれを抑制することが可能になる。
好ましくは、前記制御装置は、前記エンジンの吸気量が変化する過渡時に前記吸気路の内壁面に付着する燃料量(壁面付着量)の推定値に基づいて上限が所定のガード値により制限される燃料補正量(壁面付着補正量)を算出する算出部と、前記ガード値として、前記算出部で算出する燃料補正量が所定値より大きくなる条件が成立しない場合に第1ガード値を設定する一方、前記条件が成立する場合に前記第1ガード値より小さい第2ガード値を設定する設定部とを含む、構成とすることができる。
この構成では、壁面付着補正量の大きさに応じて2つのガード値のうちのいずれか一方を選択するようにしており、制御ロジックを簡易に構築できるようになる。
好ましくは、前記制御装置は、前記エンジンのアイドル回転数を目標回転数にするように前記スロットルバルブの開度(スロットル開度)を制御するISC制御部をさらに含む、構成とすることができる。
この構成では、本発明のエンジンの制御装置にISC制御部を備えることを特定している。要するに、ここでは、前記燃料補正量が所定値より大きくなる条件が成立する場合の例として、エンジンの冷間始動時におけるISC制御時を挙げている。
好ましくは、前記制御装置において、前記条件は、前記エンジンの冷却液温度が所定値未満であるという第1条件と、前記燃料に含まれるアルコール濃度が所定値より大であるという第2条件と、前記スロットル開度が所定値未満であるという第3条件と、アクセルペダルの開度が所定値未満であるという第4条件と、前記ISC制御部によるスロットル開度の補正量(ISC吸気補正量)が所定量を超えた回数が所定値以上であるという第5条件とを含む、ものとすることができる。
この構成では、本発明のエンジンの制御装置にISC制御部を備える場合において、前記燃料補正量が所定値より大きくなる条件を特定している。これにより、制御ロジックが明確になり、実施形態を構築しやすくなる。
本発明は、吸気路にスロットルバルブとインジェクタとが設置される構成のエンジンの制御装置において、前記エンジンの吸気量が変化する過渡時における吸気路の内壁面への燃料付着に起因する燃料補正量が大きくなり過ぎないように上限を適正に制限して、空燃比のずれを抑制することが可能になる。
本発明に係る制御装置の適用対象となるエンジンの一実施形態の概略構成を示す図である。 図1の制御装置の入出力系を示すブロック図である。 図1の吸気ポートの内壁面に対する燃料の付着の様子を示す模式図である。 過渡時の壁面付着補正量efmwを制限するための第1、第2ガード値fmwgd1,fmwgd2を示すグラフである。 図2の制御装置が実行する壁面付着補正量のガード値設定処理を説明するためのフローチャートである。 図5のステップS5のISC補正カウンタecqdlnのカウント処理を説明するためのフローチャートである。 図6のステップS11のISC制御の実行フラグxqdlnの設定処理を説明するためのフローチャートである。 図6のステップS16のガード実行カウンタcaqdlnのクリア処理を説明するためのフローチャートである。 図2の制御装置が実行する壁面付着補正量のガード値設定処理を説明するためのタイミングチャートである。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1から図9に、本発明の一実施形態を示している。この実施形態では、フレキシブル・フューエル・ビークル(FFV:flexible-fuel vehicle)に搭載される吸気ポート噴射式エンジン(エンジン)に本発明を適用した例を挙げている。
−エンジン−
図1は本発明を適用するエンジンの概略構成を示す図である。エンジン1は、直列多気筒エンジンであるが、図1には1気筒のみを記載している。
エンジン1は、シリンダ(気筒)2aが一列に並んで形成されたシリンダブロック2を備えており、このシリンダブロック2の上部にはシリンダヘッド3が取り付けられ、それぞれのシリンダ2aには往復動可能にピストン4が嵌挿されて、シリンダヘッド3の下面との間に燃焼室を区画している。
一方、シリンダブロック2の下部はクランクケースとされ、コネクティングロッド5によってピストン4に連結されたクランクシャフト6を収容している。ピストン4の往復動はコネクティングロッド5を介してクランクシャフト6の回転へと変換される。
クランクシャフト6の回転角、回転速度、回転数などは、クランクポジションセンサ31の出力信号に基づいて後述する制御装置200が認識する。このクランクポジションセンサ31は、シグナルロータ31aと非接触センサ31bとを組み合わせたデジタルエンコーダとされている。
シグナルロータ31aは、クランクシャフト6に取り付けられている。このシグナルロータ31aの外周面には、複数の歯(突起)が等角度ごとに設けられるが、この外周所定領域には例えば歯2つ分(任意数)を無くした欠歯部が設けられる。この欠歯部はエンジン1の各気筒2aの上死点(TDC)を検出するための目印とされる。
シリンダブロック2の下部には、クランクシャフト6を下方から覆うように、オイルパン7が取り付けられている。このオイルパン7内に貯留されているオイルは、図示しないが、エンジン1の運転中にオイルポンプによって汲み上げられ、エンジン1の種々の被潤滑部に供給される。また、シリンダブロック2の側壁にはエンジン冷却水の温度(冷却水温)を検出する水温センサ32が配置されている。
前記シリンダヘッド3には、シリンダ2a内に臨むように点火プラグ8が配置されている。この点火プラグ8は、制御装置200によって制御されるイグナイタ9から高電圧の供給を受けて火花放電し、シリンダ2a内の混合気に点火する。この点火タイミングはシリンダ2a毎に圧縮行程の後半に設定されており、エンジン1の運転状態に応じて制御される。
シリンダ2a内に混合気を供給する吸気路11の一部は、シリンダヘッド3に形成された吸気ポート11aと、これに接続された吸気マニホールド11bとによって構成されいる。吸気ポート11aにおいてシリンダ2aに臨む開口には、吸気弁13が配設されている。
既燃ガス(排気)を排出する排気路12の一部は、シリンダヘッド3に形成された排気ポート12aと、これに接続された排気マニホールド12bとによって構成されている。排気ポート12aにおいてシリンダ2aに臨む開口には、排気弁14が配設されている。
また、シリンダヘッド3には吸気弁13および排気弁14を開閉駆動するための動弁系が設けられている。一例としてエンジン1の動弁系は、吸気弁13および排気弁14をそれぞれ駆動する吸気カムシャフト21および排気カムシャフト22を備えたDOHCタイプのもので、これらのカムシャフト21,22がタイミングチェーン等を介してクランクシャフト6と同期回転されることにより、吸気弁13および排気弁14がシリンダ2a毎の好適なタイミングで開閉される。
前記吸気路11において吸気マニホールド11bよりも吸気の上流側にはサージタンク11cとエアクリーナ11dとが設けられていて、それらの間にエアフロメータ33と、吸気温センサ34(エアフロメータ33に内蔵)と、吸気圧センサ(吸気圧計測要素)39と、電子制御式のスロットルバルブ18などが配置されている。吸気圧センサ39は、吸気管11bのサージタンク11cに設置されて、吸気圧を計測する。
スロットルバルブ18は、吸気の流量を調整するもので、制御装置200によって制御されるスロットルモータ19によって駆動される。スロットル開度はスロットル開度センサ35によって検出される。
また、吸気ポート11aには、アルコールとガソリンとを単独でまたは混合した燃料を噴射可能なインジェクタ(燃料噴射弁)10が配置されている。このインジェクタ10は、デリバリパイプ101を介して燃料供給系100から燃料を供給され、吸気ポート11a内に燃料を噴射する。こうして噴射された燃料は、吸気ポート11a内およびシリンダ2a内にて空気と混じり合い、混合気を形成する。この混合気が前記のように点火プラグ8によって点火されて燃焼・爆発する。
そして、既燃ガス(排気)は排気路12に流出し、排気マニホールド12bよりも下流側の三元触媒12cによって浄化される。この三元触媒12cよりも上流側の排気路12には空燃比(A/F)センサ37が配置され、下流側の排気路12にはO2センサ38が配置されている。一例として空燃比(A/F)センサ37は、空燃比に対してリニアな特性を示すセンサであり、O2センサ38は、排気ガス中の酸素濃度に応じて起電力を発生するものである。
前記の燃料供給系100は、4つのシリンダ2aのインジェクタ10にそれぞれ接続されたデリバリパイプ101と、このデリバリパイプ101に接続された燃料供給管102と、燃料ポンプ(例えば電動ポンプ)103と、燃料タンク104などとを備えており、制御装置200によって制御される燃料ポンプ103の動作により、燃料タンク104内の燃料を燃料供給管102を介してデリバリパイプ101に供給する。
本実施形態のエンジン1は、燃料としてアルコールとガソリンとをそれぞれ単独でまたは混合して使用可能に構成されているので、燃料タンク104には、所定のアルコール濃度を有する燃料が貯留されている。この燃料は、ガソリン100%の場合、メタノールやエタノール等のアルコールがガソリンに含まれた混合燃料の場合、あるいは、アルコール100%の場合があるが、アルコールの物性はガソリンとは異なっているので、その割合に応じて制御の仕方を変えることが望ましい。
そこで、この実施形態では、詳しい説明は省略するが、制御装置200が所定のプログラムを実行することで、燃料のアルコール濃度を学習するようにしている。この学習については種々の方法が公知であるが、一例として、アルコール含有燃料によるオイル希釈に起因して、エンジン1の冷間時における空燃比の乖離が生じることに着目した手法を用いてもよい。すなわち、燃料によるオイル希釈の度合いが大きくなり、エンジンオイルからの燃料蒸発量(大部分がガソリンの蒸発量)が増大することに起因して、エンジン1の冷間時における実空燃比が理論空燃比から乖離するほど、アルコール濃度学習値を大きな値として算出すればよい。
−制御系−
制御装置200は、エレクトロニックコントロールユニット(ECU:Electronic Control Unit)であり、図2に示すように、CPU201、ROM202、RAM203およびバックアップRAM204などを備えている。
この制御装置200は、この実施形態において、エンジン1の運転状態を制御するためのエンジンコントロールコンピュータなどを利用される。
ROM202は、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップ等が記憶されている。CPU201は、ROM202に記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて各種の演算処理を実行する。また、RAM203は、CPU201での演算結果や各センサから入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリであり、バックアップRAM204は、例えばエンジン1の停止時にその保存すべきデータ等を記憶する不揮発性のメモリである。
以上のCPU201、ROM202、RAM203およびバックアップRAM204は、バス207を介して互いに接続されるとともに、入力インターフェース205および出力インターフェース206と接続されている。入力インターフェース205には、クランクポジションセンサ31、水温センサ32、エアフロメータ33、吸気温センサ34、スロットル開度センサ35、アクセルペダル(図示省略)の踏み込み量に応じた検出信号を出力するアクセル開度センサ36、空燃比(A/F)センサ37、O2センサ38、吸気圧センサ39などが接続されている。
一方、出力インターフェース206には、点火プラグ8のイグナイタ9、インジェクタ10、スロットルバルブ18のスロットルモータ19、および、燃料供給系100の燃料ポンプ103などが接続されている。
そして、制御装置200は、上記した各種センサからの信号に基づいて、点火プラグ8の点火時期の制御、インジェクタ10の駆動制御(燃料噴射制御)、スロットルバルブ18の開度の制御等々、エンジン1の種々の制御プログラムを実行する。
−ISC制御−
制御装置200によって実行するISC(Idle Speed Control)制御について詳細に説明する。ISC制御は、公知であるが、エンジン1のアイドル運転時に実際のエンジン回転数(アイドル回転数ene)を検出し、アイドル運転時の目標エンジン回転数(目標回転数entcal)との偏差に応じて吸気量を増減させるフィードバック制御である。
具体的に制御装置200は、クランクポジションセンサ31からの信号に基づいてアイドル回転数eneを算出し、これが目標回転数entcalよりも低ければスロットルバルブ18を開き側に作動させて、吸気量を増量補正する。一方、算出したアイドル回転数eneが目標回転数entcalよりも高ければスロットルバルブ18を閉じ側に作動させて、吸気量を減量補正する。
そうしてスロットルバルブ18の開度(スロットル開度)を増減させるためのISC吸気補正量eqdln(ISC制御量)は、アイドル回転数eneと目標回転数entcalとの回転数偏差Δeneに応じて、予め設定したISC吸気補正マップを参照して決定する。このISC吸気補正マップには、アイドル回転数eneとその回転数偏差Δeneとに対応付けて、スロットルバルブ18を通過する吸気量の好適な増減補正量(ISC吸気補正量eqdln)が設定されており、これに応じて制御装置200がスロットル開度の補正量を決定する。
また、制御装置200は、現在のスロットル開度およびその変化量に基づいて、シリンダ2a内に充填される吸気量を予測し、この予測吸気量eklfwdに基づいて、目標とする空燃比となるようにインジェクタ10からの燃料の噴射量を決定する。例えばスロットルバルブ18が開き側に作動すると、遅れてシリンダ2aへの吸気の充填量が増大するので、この増量分を考慮してシリンダ2aへ充填される吸気量eklfwdを予測し、これに見合う燃料噴射量を計算するのである。
但し、インジェクタ10から噴射された燃料の一部は、図3に模式的にクロスハッチングで示すように吸気ポート11aの壁面に付着し、次のサイクル以降に前記付着燃料が蒸発してシリンダ2a内に吸入されることになる(図3に矢印fmwとして示す)から、この壁面付着分の輸送遅れについて燃料噴射量を補正する必要がある。そのため、インジェクタ10へ送られる制御信号(噴射パルス)、即ち目標燃料噴射量etauoutには壁面付着補正量efmwを含ませており、前記のように吸気量が増大するときには、壁面付着補正量efmwも増大する。
こうしてシリンダ2aへの吸気量および燃料噴射量をエンジン回転数の偏差Δeneに応じて好適に増減させることで、オーバーシュートを抑制しながらエンジン回転数(アイドル回転数ene)を速やかに目標回転数entcalに収束させるようにする。
ところで、本実施形態のようにアルコール含有燃料を使用するエンジン1では、一般的なガソリンエンジンに比べて小さな空燃比(A/F)で運転されるので、吸気ポート11aの壁面への燃料の付着量が多くなるうえに、アルコール含有燃料の揮発性が低く、前記壁面に付着した燃料が気化し難いことから、壁面付着補正量efmwを多くせざるを得ない。
さらに、例えば冷間始動によるアイドル運転時のようにエンジン1の吸気量が変化する過渡時には、前記壁面付着量が変化するために、前記壁面付着補正量efmw(図4の太実線参照)が、暖機後の通常アイドル運転時(図4の細実線参照)に比べて大きくなりやすい。
ここで、前記したようにISC制御を繰り返し実行すると、当該実行回数分のISC吸気補正量eqdln、つまり吸気量の増量分についてスロットルバルブ18が急速に開けられた状態になるが、吸気圧PM(吸気圧センサ39の出力により検出)は急速に上昇せずに緩やかに上昇することになるので、例えば図4に示すように目標スロットル開度に見合う吸気圧PMの変化ΔPMに対して実際の吸気圧PMの変化ΔPMが遅れるようなエラ
ーが発生する。なお、吸気圧PMは、前記壁面付着量を推定するためのパラメータの1つであり、スロットル開度とISC開度とにより決定される。
このようなエラーが発生すると、前記過渡時のように壁面付着補正量efmwが大きくなる特性の場合(図4太実線参照)、当該壁面付着補正量efmwが前記エラー分eだけ多くなる。
つまり、前記過渡時に吸気圧PMのエラーが発生すると、当該エラーが小さくても壁面付着補正量efmwへの影響が大きくなるため、空燃比(A/F)のエラーが大きくなってしまう。
そこで、この実施形態では、前記壁面付着補正量efmwを算出する際に、状況に応じて、前記壁面付着補正量efmwの上限を制限するためのガード値として、第1ガード値fmwgd1と、この第1ガード値fmwgd1より小さい第2ガード値fmwgd2とのいずれか一方を選択可能とするようにしている。
具体的に、図5に示すフローチャートを参照して、制御装置200により実行するガード値の設定処理を説明する。
この図5に示すフローチャートは、エンジン1の運転中において一定の周期(例えば数msec)で繰り返し実行開始される。このフローチャートが開始されると、ステップS1〜S5により壁面付着補正量efmwが大きくなる条件(第1〜第5条件)が成立したか否かを調べる。
前記ステップS1では、エンジン水温ethwが所定値A未満であるという第1条件が成立しているか否かを判定する。なお、このステップS1は、エンジン1が冷間始動されることにより暖機状態であるのか否かを調べているのである。前記所定値Aは、例えば暖機完了温度に基づいて適宜に設定される。
ここで、ethw<Aである場合(第1条件成立)には前記ステップS1で肯定判定して、続くステップS2に進む。一方、ethw≧Aである場合(第1条件非成立)には前記ステップS1で否定判定して、下記ステップS6に進む。
前記ステップS2では、アルコール濃度学習値kalcgが所定値Bより大きいという第2条件が成立しているか否かを判定する。なお、このステップS2は、インジェクタ10から噴射されて吸気ポート11aの壁面に付着する燃料が、蒸発しやすい性状であるか否かを調べている。前記所定値Bは、実験またはシミュレーションにより把握した結果に基づいて適宜に設定される。
ここで、kalcg>Bである場合(第2条件成立)には前記ステップS2で肯定判定して、続くステップS3に進む。一方、kalcg≦Bである場合(第2条件非成立)には前記ステップS2で否定判定して、下記ステップS6に進む。
前記ステップS3では、スロットル全閉フラグexidltaが「1」、またはスロットル開度TAが所定値C未満であるという第3条件が成立しているか否かを判定する。なお、このステップS3は、ISC制御を実行する状況であるか否かを調べている。前記所定値Cは、判定時点での状況においてエンジン1がストールする可能性が低いか否かの指標となるもので、適宜に設定される。
ここで、スロットル全閉フラグexidltaが「1」、またはTA<Cである場合(第3条件成立)には前記ステップS3で肯定判定して、続くステップS4に進む。一方、スロットル全閉フラグexidltaが「0」、またはTA≧Cである場合(第3条件非成立)には前記ステップS2で否定判定して、下記ステップS6に進む。
前記ステップS4では、アクセル開度pedlaが所定値D未満であるという第4条件が成立しているか否かを判定する。なお、このステップS4は、前記ステップS3と同様、ISC制御を実行する状況であるか否かを調べている。前記所定値Dは、運転者がアクセルペダル(図示省略)を踏み込む意思がないか否かを示す指標となるもので、適宜に設定される。
ここで、pedla<Dである場合(第4条件成立)には前記ステップS4で肯定判定して、続くステップS5に進む。一方、pedla≧Dである場合(第4条件非成立)には前記ステップS4で否定判定して、下記ステップS6に進む。
前記ステップS5では、ISC補正カウンタecqdlnが所定値E以上であるという第5条件が成立しているか否かを判定する。
なお、ISC補正カウンタecqdlnは、ISC制御の実行回数(ISC吸気量の補正回数)を計数するカウンタである。要するに、このステップS5では、例えば図4に示すような吸気圧PMのエラーによる影響を受ける可能性が高い状況になったか否かを調べているのである。なお、前記所定値Eは、実験またはシミュレーションにより把握した結果に基づいて適宜に設定される。
ここで、ecqdln<Eである場合(第5条件非成立)には前記ステップS5で否定判定して、ステップS6に進む。このステップS6では、壁面付着補正量efmwの上限を制限するためのガード値として図4に示す第1ガード値fmwgd1を選択し、その後、このフローチャートを終了する。
一方、ecqdln≧Eである場合(第5条件成立)には前記ステップS5で肯定判定して、ステップS7に進む。このステップS7では、壁面付着補正量efmwの上限を制限するためのガード値として図4に示す第2ガード値fmwgd2を選択し、その後、このフローチャートを終了する。
このように、前記ステップS1〜S5に示す5つの条件のうちいずれか一つでも成立していない場合(否定判定)には前記ステップS6において壁面付着補正量efmwの上限を制限するためのガード値として図4に示す第1ガード値fmwgd1を選択するようにする一方、前記ステップS1〜S5に示す5つの条件が全て成立している場合(肯定判定)には前記ステップS7において壁面付着補正量efmwの上限を制限するためのガード値として図4に示す第2ガード値fmwgd2を選択するようにしている。
次に、図6に示すフローチャートを参照して、図5のステップS5に示すISC補正カウンタecqdlnのカウント制御例について説明する。
この図6に示すフローチャートは、エンジン1の運転中において一定の周期(例えば数msec)で繰り返し実行開始される。このフローチャートが開始されると、ステップS11,S12によりISC制御の実行フラグxqdlnが「0」から「1」に変わったか否かを調べる。
まず、前記ステップS11では、ISC制御の実行フラグxqdlnが「1」であるか否かを調べる。
ここで、「xqdln=0」である場合には前記ステップS11で否定判定し、下記ステップS14〜S16の流れに移る。一方、「xqdln=1」である場合には前記ステップS11で肯定判定して、続くステップS12において前回のISC制御の実行フラグxqdlnが「0」であるか否かを調べる。
ここで、「前回xqdln=0」である場合には前記ステップS12で肯定判定して、続くステップS13に進む。このステップS13ではISC補正カウンタecqdlnをインクリメントし、その後、続くステップS14〜S16の流れに移る。一方、「前回xqdln=1」である場合には前記ステップS12で否定判定して、下記ステップS14〜S16の流れに移る。
要するに、前記ステップS11、S12に示す2つの条件が共に成立している場合(肯定判定)にはISC制御を実行したと判定してステップS13に進むのであるが、前記ステップS11、S12に示す2つの条件のうちいずれか一つでも成立していない場合(否定判定)にはISC制御を実行していないと判定してステップS14〜S16の流れに移るのである。
前記ステップS14〜S16では、ISC補正カウンタecqdlnを「0」にリセットする条件が成立したか否かを調べている。
まず、前記ステップS14では、スロットル全閉フラグexidltaが「0」でかつスロットル開度TAが所定値Fより大きいか否かを判定する。ここで、スロットル全閉フラグexidltaが「1」でかつスロットル開度TAが所定値F以下である場合にはISC制御の実行が必要な状況であると想定できるので、前記ステップS14で否定判定して、続くステップS15に進む。一方、スロットル全閉フラグexidltaが「0」でかつスロットル開度TAが所定値Fより大きい場合にはISC制御の実行が不要な状況であると想定できるので、前記ステップS14で肯定判定して、下記ステップS17に移行する。
前記ステップS15では、アクセル開度pedlaが所定値Gより大きいか否かを判定する。ここで、pedla>Gである場合にはISC制御の実行が必要な状況であると想定できるので、前記ステップS15で否定判定して、続くステップS16に進む。一方、pedla≦Dである場合にはISC制御の実行が不要な状況であると想定できるので、前記ステップS15で肯定判定して、下記ステップS17に移行する。
前記ステップS16では、ガード実行カウンタcaqdlnが所定値Hより大きいか否かを判定する。なお、前記ガード実行カウンタcaqdlnは、所定時間の経過毎に自動的にインクリメントされる、オートインクリメント機能を有するカウンタである。つまり、このステップS16では、ISC制御を実行していない時間を調べている。
ここで、ecaqdln≦Hである場合にはISC補正カウンタecqdlnを「0」にリセットする必要がないと想定できるので、前記ステップS16で否定判定して、このフローチャートを終了する。一方、caqdln>Hである場合にはISC補正カウンタecqdlnを「0」にリセットする必要があると想定できるので、前記ステップS16で肯定判定して、下記ステップS17に移行する。
前記ステップS17では、ISC補正カウンタecqdlnを「0」にリセットし、その後、このフローチャートを終了する。
このように、前記ステップS14〜S16に示す3つの条件が全て非成立の場合(否定判定)には前記ステップS13においてインクリメントしたISC補正カウンタecqdlnを保持するようにし、前記ステップS14〜S16に示す3つの条件のうちいずれか一つでも成立している場合(肯定判定)には前記ステップS17においてISC補正カウンタecqdlnを「0」にリセットするようにしている。
次に、図7に示すフローチャートを参照して、図6のステップS11に示すISC制御の実行フラグxqdlnの操作制御例について説明する。
この図7に示すフローチャートは、エンジン1の運転中において一定の周期(例えば数msec)で繰り返し実行開始される。このフローチャートが開始されると、ステップS21において、ISC吸気補正量eqdlnが所定値Iより大きいか否かを調べる。
ここで、eqdln>Iである場合には前記ステップS21で肯定判定して続くステップS22に進む。このステップS22ではISC制御の実行フラグxqdlnを「1」にセットし、続くステップS23に進む。
一方、eqdln≦Iである場合には前記ステップS21で否定判定してステップS23に進む。このステップS23では、ISC吸気補正量eqdlnが所定値Jより小さいか否かを調べる。
ここで、eqdln≧Jである場合には前記ステップS23で否定判定して、このフローチャートを終了する。一方、eqdln<Jである場合には前記ステップS23で肯定判定して続くステップS24に進む。
このステップS24ではISC制御の実行フラグxqdlnを「0」にリセットする。その後、このフローチャートを終了する。
次に、図8に示すフローチャートを参照して、図6のステップS16に示すガード実行カウンタcaqdlnのクリア処理について説明する。
この図8に示すフローチャートは、エンジン1の運転中において一定の周期(例えば数msec)で繰り返し実行開始される。このフローチャートが開始されると、ステップS31において、ISC制御の実行フラグxqdlnが「1」であるか否かを調べる。
ここで、「xqdln=0」である場合には前記ステップS31で否定判定して、このフローチャートを終了する。一方、「xqdln=1」である場合には前記ステップS31で肯定判定して続くステップS32に進む。
このステップS32ではガード実行カウンタcaqdlnを「0」にリセットする。その後、このフローチャートを終了する。
次に、図9のタイミングチャートを参照して、エンジン1の冷間始動時における壁面付着補正量のガード値設定処理を説明する。
この例では、FFV車両のエンジン1にアルコール100%の燃料(E100)を使用した場合(第2条件成立、図5のステップS2肯定判定)において、エンジン1の冷間始動後に車両走行を開始してから所定時間が経過して、エンジン1の冷却液温度ethwが約25℃前後になっている状態とする。
ここで、図9(a)に示すようにアイドル回転数(エンジン回転数)eneが低下している過渡時において、例えば時刻t1で、図9(b)に示すようにエンジン冷却液温度ethwが所定値A未満(第1条件成立、図5のステップS1肯定判定)、アイドル開度pedlaが所定値D未満(第4条件成立、図5のステップS4肯定判定)、図9(c)に示すようにスロットル全閉フラグexidltaが「1」(第3条件成立、図5のステップS3肯定判定)、図9(d)のISC補正カウンタecqdlnが所定値E(例えば3回)以上(第5条件成立、図5のステップS5肯定判定)になるとすると、壁面付着補正量efmwの上限を制限するためのガード値として、図9(e)の一点鎖線で示す第2ガード値fmwgd2を選択する(図5のステップS7,S8)。
仮に、壁面付着補正量efmwの上限を制限するためのガード値として、第2ガード値fmwgd2を選択せずに第1ガード値fmwgd1を選択したとすると(図5のステップS6,S8)、例えば時刻t2,t3,t4において、図9(e)の二点鎖線で示すように壁面付着補正量efmwが大きくなり過ぎることが予想され、それによってISC制御のハンチングが発生することが懸念される。
しかしながら、前記したように壁面付着補正量efmwの上限を制限するためのガード値として、第2ガード値fmwgd2を選択すると、時刻t1以降、図9(e)の実線で示すように、壁面付着補正量efmwにおいて第2ガード値fmwgd2を超える部分(ハッチング参照)がカットされることになる。
以上説明したように本発明を適用した実施形態では、吸気路11にスロットルバルブ18とインジェクタ10とが設置される構成のエンジン1の制御装置200において、エンジン1の吸気量が変化する過渡時における吸気ポート11aの内壁面への燃料付着に起因する壁面付着補正量efmwが大きくなる条件が成立するような場合に、前記壁面付着補正量efmwの上限を制限するためのガード値として、前記条件が成立しない場合に比べて小さいガード値(第2ガード値fmwgd2)を用いるようにしている。
これにより、仮に前記壁面付着量を推定するためのパラメータの1つである吸気圧PMにエラーが発生したとしても、壁面付着補正量efmwが大きくなり過ぎないように上限を適正に制限することが可能になるので、空燃比(A/F)のずれを抑制することが可能になる。したがって、エンジン1の過渡時におけるISC制御のハンチングを抑制または防止することが可能になる。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲内で適宜に変更することが可能である。
(1)上記実施形態では、アルコール含有燃料を用いるエンジン1に本発明を適用した例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものでなく、例えばアルコールを含有しない通常の燃料を用いるエンジンに本発明を適用することが可能である。
(2)上記実施形態では、2つのガード値fmwgd1,fmwgd2のいずれか一方を選択するようにした例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものでない。例えば前記過渡運転時において壁面付着補正量efmwが大きくなるほどガード値を漸次小さく設定することが可能である。
本発明は、吸気路にスロットルバルブとインジェクタとが設置される構成のエンジンの制御装置に好適に利用することが可能である。
1 エンジン
10 インジェクタ
11 吸気路
11a 吸気ポート
11b 吸気マニホールド
18 スロットルバルブ
19 スロットルモータ
31 クランクポジションセンサ
32 水温センサ
33 エアフローメータ
34 吸気温センサ
35 スロットル開度センサ
36 アイドル開度センサ
39 吸気圧センサ
200 制御装置

Claims (4)

  1. 吸気路にスロットルバルブとインジェクタとが設置される構成のエンジンの制御装置であって、
    前記エンジンの吸気量が変化する過渡時に前記吸気路の内壁面に付着する燃料量(壁面付着量)の推定値に基づいて燃料補正量(壁面付着補正量)を算出する際、当該燃料補正量が所定値より大きくなる条件が成立する場合に成立しない場合に比べて小さいガード値で前記燃料補正量の上限を制限する、ことを特徴とするエンジンの制御装置。
  2. 請求項1に記載のエンジンの制御装置は、
    前記エンジンの吸気量が変化する過渡時に前記吸気路の内壁面に付着する燃料量(壁面付着量)の推定値に基づいて上限が所定のガード値により制限される燃料補正量(壁面付着補正量)を算出する算出部と、
    前記ガード値として、前記算出部で算出する燃料補正量が所定値より大きくなる条件が成立しない場合に第1ガード値を設定する一方、前記条件が成立する場合に前記第1ガード値より小さい第2ガード値を設定する設定部とを含む、ことを特徴とするエンジンの制御装置。
  3. 請求項2に記載のエンジンの制御装置は、
    前記エンジンのアイドル回転数を目標回転数にするように前記スロットルバルブの開度(スロットル開度)を制御するISC制御部をさらに含む、ことを特徴とするエンジンの制御装置。
  4. 請求項3に記載のエンジンの制御装置において、
    前記条件は、前記エンジンの冷却液温度が所定値未満であるという第1条件と、前記燃料に含まれるアルコール濃度が所定値より大であるという第2条件と、前記スロットル開度が所定値未満であるという第3条件と、アクセルペダルの開度が所定値未満であるという第4条件と、前記ISC制御部によるスロットル開度の補正量(ISC吸気補正量)が所定量を超えた回数が所定値以上であるという第5条件とを含む、ことを特徴とするエンジンの制御装置。
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