JP2013215464A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013215464A
JP2013215464A JP2012090095A JP2012090095A JP2013215464A JP 2013215464 A JP2013215464 A JP 2013215464A JP 2012090095 A JP2012090095 A JP 2012090095A JP 2012090095 A JP2012090095 A JP 2012090095A JP 2013215464 A JP2013215464 A JP 2013215464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
version
devices
endoscope apparatus
folder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012090095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5891095B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Watanabe
浩之 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2012090095A priority Critical patent/JP5891095B2/ja
Publication of JP2013215464A publication Critical patent/JP2013215464A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5891095B2 publication Critical patent/JP5891095B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

【課題】内視鏡作業環境に合わせてヴァージョンアップ対象となるデバイスを、誤りなく自動的に更新する。
【解決手段】ビデオスコープおよびプロセッサに配置された複数の基板それぞれに設けられたファームウェア、FPGAなどプログラマブルなデバイスが設けられた内視鏡装置において、ビデオスコープ、基板、デバイスの種類、特性ごとに種類ごとにそのヴァージョン情報を組み合わせ、階層化したフォルダを規定し、一連のフォルダの中から作業環境に適したフォルダを選定する。そして、選定されたフォルダのプログラムに従い、画像処理回路といった対象デバイスをヴァージョンアップ/アップデートする。
【選択図】図2

Description

本発明は、器官内壁などの被写体を撮像する内視鏡装置に関し、特に、内視鏡装置の動作に関係するプログラムのヴァージョンアップ/アップデートに関する。
内視鏡装置では、制御プログラムによってビデオスコープ、プロセッサが動作するとともに、撮像素子駆動用回路、画像信号処理回路等に対し、プログラム可能な論理回路が使用されている。そして、内視鏡装置の機能変更、あるいは新しい周辺機器との接続環境変更の際、ソフトウェア、ファームウェア、FPGA等がヴァージョンアップされる。
例えば、パソコンなどを内視鏡プロセッサに接続し、ヴァージョンアップ用プログラムを転送することにより、プロセッサ内のROMに格納された動作プログラムを更新する(特許文献1参照)。あるいは、PCカードをプロセッサに挿入し、プロセッサ起動時にファームウェアをヴァージョンアップすることも可能である(特許文献2参照)。
特開2000−245681号公報 特開2005−185691号公報
内視鏡装置のビデオスコープ、プロセッサには、プログラムによってヴァージョンアップ/アップデート可能なデバイス/信号処理回路が複数存在し、また、患者回路と二次回路を絶縁させる構成を採用することなどから、必然的に複数の基板が設置されている。
複数の基板それぞれにおいてヴァージョンアップ可能なデバイスが多数存在する場合、1つ1つのデバイスに対してヴァージョンアップの作業を行なわなければならない。これは煩雑な作業を伴う。また、対象外のデバイスを、不適切なプログラムにより誤って書き換えてしまう恐れがある。
したがって、内視鏡装置内のデバイスに対し、効率よく、かつ確実にヴァージョンアップ作業を行なうことが求められる。
本発明の内視鏡装置は、プログラムによってヴァージョンアップ可能な複数のデバイスを備えた内視鏡装置を、前記複数のデバイスをそれぞれヴァージョンアップする複数のデバイス用ヴァージョンアッププログラムを階層的に定めたプログラム群であって、ヴァージョンアップ対象デバイスおよびヴァージョン情報の組み合わせがそれぞれ一意に定められている複数のプログラム群の中から、内視鏡装置全体の動作を可能にするプログラム群であって少なくとも1つのデバイスをヴァージョンアップさせる特定のプログラム群を選定する選定手段と、選定されたプログラム群によって、ヴァージョンアップ対象となる複数のデバイスを一括してヴァージョンアップさせるプログラム実行手段として機能させる。
効率よく適合フォルダを選定するため、例えば、前記複数のデバイスそれぞれの種類およびヴァージョン情報を検知し、特定したプログラム群が検出したデバイス種類およびヴァージョン情報に対応しているか確認するように、前記選定手段として機能させることが可能である。
また、接続されるビデオスコープは予測できないため、内視鏡装置のプロセッサに接続されているスコープの機種に適応した特定のプログラム群を選定するように、前記選定手段として機能させることもできる。
誤って対象外のデバイスをヴァージョンアップ対象としないようにするため、複数のプログラム群がそれぞれディレクトリ構造のフォルダによって構成され、各フォルダには唯一のフォルダ名を規定するのがよい。
本発明の方法は、プログラムによってヴァージョンアップ可能な複数のデバイスを備えた内視鏡装置の作動方法であって、選定手段が、前記複数のデバイスをそれぞれヴァージョンアップする複数のデバイス用ヴァージョンアッププログラムを階層的に定めたプログラム群であって、ヴァージョンアップ対象デバイスおよびヴァージョン情報の組み合わせがそれぞれ一意に定められている複数のプログラム群の中から、内視鏡装置全体の動作を可能にするプログラム群であって少なくとも1つのデバイスをヴァージョンアップさせる特定のプログラム群を選定し、プログラム実行手段が、選定されたプログラム群によって、ヴァージョンアップ対象となる複数のデバイスを一括してヴァージョンアップさせることを特徴とする。
本発明の内視鏡用ヴァージョンアップ装置は、プログラムによってヴァージョンアップ可能な複数のデバイスをそれぞれヴァージョンアップする複数のデバイス用ヴァージョンアッププログラムを階層的に定めたプログラム群であって、ヴァージョンアップ対象デバイスおよびヴァージョン情報の組み合わせがそれぞれ一意に定められている複数のプログラム群の中から、内視鏡装置全体の動作を可能にするプログラム群であって少なくとも1つのデバイスをヴァージョンアップさせる特定のプログラム群を選定する選定手段と、選定されたプログラム群によって、ヴァージョンアップ対象となる複数のデバイスを一括してヴァージョンアップさせるプログラム実行手段とを備えたことを特徴とする。
このように本発明によれば、内視鏡作業環境に合わせてヴァージョンアップ対象となるデバイスを、誤りなく自動的に更新することができる。
本実施形態である電子内視鏡装置のブロック図である。 ヴァージョンアップ用プログラムのフォルダ階層構造を示した図である。 基板名、デバイス情報およびヴァージョンアップ情報の規約を示した図である。 MPUにおいて実行されるヴァージョンアップ処理を示したフローチャートである。 図4のステップS108のサブルーチンを示した図である。 図4のステップS111のサブルーチンを示した図である。
以下では、図面を参照して本実施形態である電子内視鏡装置について説明する。
図1は、本実施形態である電子内視鏡装置のブロック図である。
電子内視鏡装置は、その挿入部分が体内へ挿入されるビデオスコープ10と、プロセッサ20、モニタ60を備え、ビデオスコープ10はプロセッサ20に対して着脱自在に接続される。プロセッサ20には、モニタ60が接続されている。
プロセッサ20は、白色光を放射するランプ(図示せず)を備え、ランプから放射された光は、ビデオスコープ10内に設けられたライトガイド(図示せず)に入射する。ライトガイドに入射した光は、スコープ先端部から射出し、被写体(観察部位)に照射される。
被写体で反射した光は、スコープ先端部に設けられた対物レンズ(図示せず)によって結像し、これにより被写体像がイメージセンサ12の受光面に形成される。ここでは、CMOS、CCDなどがイメージセンサ12として適用可能である。イメージセンサ12の受光面上には、Cy、Ye、G、Mgから成る色フィルタ要素をモザイク状に配列させた補色フィルタ(図示せず)が配設されている。
イメージセンサ12では、CCD駆動回路(図示せず)から送られてくる駆動信号に従い、1フィールド/フレーム分の画像信号が所定の時間間隔(例えば、1/60秒間隔)で読み出される。読み出された画素信号は、初期回路14において増幅処理などされた後、プロセッサ20へ送られる。
プロセッサ20の前段処理回路22では、ホワイトバランス処理、色変換処理などが画像信号に対して施される。これにより、R、G、Bカラー画像信号が生成される。カラー画像信号は、アイソレータ26を経由して画像処理回路28へ送られる。フォトカプラなどから成るアイソレータ26は、スコープ側回路から構成される患者回路Iとプロセッサ側二次回路IIとを絶縁する。
画像処理回路28では、画像信号に対して輪郭強調処理などの画像信号処理が施される。そして、画像信号処理された画像信号はモニタ60へ出力される。これにより、観察画像がモニタ60に表示される。
プロセッサ20に設けられたシステムコントロール回路30は、CPU、ROM等を備え、画像処理回路28などへ制御信号を出力し、プロセッサ全体の動作を制御する。各回路の信号処理タイミングは、タイミングジェネレータ49から出力される同期信号に従う。ビデオスコープ10のスコープコントローラ16は、CPU、ROMなどを備え、初期回路14などへ制御信号を出力し、スコープ全体の動作を制御する。
光量制御回路50は、ライトガイドとランプとの間に設けられた絞り(図示せず)の開閉を制御する。これにより、観察画像の明るさを適正な明るさで維持する。パネルモニタ制御回路34は、プロセッサ20のフロントパネルに設けられたタッチパネル式液晶画面の画面表示を制御する。また、ポンプ制御回路48は、図示しないポンプの制御を行う。
本実施形態では、内視鏡装置に組み込まれた一連の回路の中で、プログラマブルな回路、あるいはソフトウェア、ファームウェアを一括でヴァージョンアップすることが可能である。MPU52は、内視鏡装置に組み込まれたデバイスをプログラムによってヴァージョンアップ/アップデートするための処理を実行する。USBストレージ54には、ヴァージョンアップに関するプログラムが格納されている。以下、この一括ヴァージョンアップ動作について説明する。
図2は、ヴァージョンアップ用プログラムのフォルダ階層構造を示した図である。図3は、基板名、デバイス情報およびヴァージョンアップ情報の規約を示した図である。図1も参照しながら、ヴァージョンアップ用プログラムのフォルダ構成について説明する。
内視鏡装置には、ビデオスコープ10、プロセッサ20に様々な回路、素子が組み込まれており、その中にプログラム可能な回路、素子(以下、総称してデバイスという)が含まれている。ビデオスコープ10の場合、スコープコントローラ16、初期回路14がそれぞれファームウェア、FPGAによって構成されており、プログラムによって処理内容、動作内容を変更可能である。
一方、プロセッサ20には、複数の基板A〜Dが設置されており、各基板には複数のプログラム可能なデバイス(回路、素子)が配設されている。基板Aには、ヴァージョンアップを実行するMPU52が設けられており、処理内容はソフトウェアに従う。また、基板Bに設けられた前段処理回路22、画像処理回路28は、それぞれFPGA、ファームウェアによって構成されている。
そして、基板Cに設けられたシステムコントロール回路30、パネルモニタ制御回路34がそれぞれFPGAで構成され、基板Dに設けられたポンプ制御回路48、タイミングジェネレータ49、光量制御回路50は、それぞれFPGA、ファームウェア、ファームウェアによって構成されている。さらに、システムコントロール回路30には、ファームウェアによって構成される論理回路が設けられている。
以上のデバイスは、いずれもソフトウェア、ファームウェア、FPGAいずれかによって構成されており、また、各デバイスには、あらかじめ定められた通信方式に従ってヴァージョンアップ用プログラムが転送される。図1に示すように、ここでは、SPI通信、UART通信、USB通信方式いずれかに従い、ヴァージョンアップ用プログラムが転送される。
ヴァージョンアップ用プログラムは、MPU52によってUSBストレージ54から読み出される。読み出されたプログラムは、所定の通信ルートを経由してフラッシュメモリ18、24、36、38、40、42、46あるいはファームウェアに直接送られる。USB通信の場合、デコーダ44を経由して送られる。また、UART通信の場合、切り替え回路32を通じてプログラムが転送される。
複数の基板を内視鏡装置に設けることは、患者回路Iと二次回路IIを設置する回路構成を採用することからも必然的であり、また、観察対象器官、製造年等が異なる様々なビデオスコープをプロセッサに接続させる装置環境下において、ヴァージョンアップが必要となるデバイスおよびそのタイミングは、ビデオスコープおよびプロセッサ機種を含めた作業環境に大きく作用される。
特に、接続されるビデオスコープのタイプ、回路特性によっては、プロセッサ内のデバイスをそのスコープ対応可能なヴァージョン内容に変更させる必要があり、プロセッサ内デバイスのヴァージョン変更は、ビデオスコープの種類に左右される。さらに、PAL/NTSC方式の選択、機能制限など、製品の仕向け場所に合わせて特定の回路をヴァージョンアップさせることもある。
したがって、各デバイスのヴァージョンアップは、作業環境に応じて個別に判断されなければならない。そこで、本実施形態では、ヴァージョンアップ可能なデバイスに対し、デバイス/基板の種類とヴァージョン情報とを組み合わせたヴァージョンアップ用プログラムを規定し、これを1つのフォルダとしてまとめる。
フォルダによって1つのまとめられたプログラム群は、ある特定の作業環境に基づいて組み合わせたプログラム群であり、具体的には、使用するプロセッサを中心にして階層的に組み合わされている。したがって、スコープ/プロセッサの種類、デバイスの種類、基板の種類、ヴァージョンの数だけ、その組み合わせすなわちフォルダの数が存在する。
そして、ヴァージョンアップ用プログラムの組み合わせをプロセッサメインの作業環境条件下でまとめ、フォルダとして規定することによって、作業環境とフォルダを1:1対応関係で表すフォルダ群が構成される。したがって、1つ1つのフォルダが、ヴァージョンアップに関してユニーク(一意)なプログラム群となる。
各フォルダ(以下、メインフォルダという)は、基板の種類およびスコープの種類をディレクトリ構造にしたファイル構成であり、基板の種類およびスコープの種類に対してそれぞれフォルダ(以下、サブフォルダという)およびそのネーミング(以下、フォルダ名、あるいはファイル名)が与えられている。ここでは、基板A〜Dを01A、02B、03C、04D、スコープを99Sと表している。
さらに、サブフォルダに対応する基板A〜D、およびスコープそれぞれには、それぞれ少なくとも1つのデバイスが搭載されているため、デバイスにもフォルダ(以下、下層フォルダという)および名前が与えられる。ここでは、基板のフォルダ名を先頭にしてプログラマブルデバイスの種類を下付けしたフォルダ名が規定される。例えば、基板Bの前段処理回路22、画像処理回路28に対し、それぞれ“0202B−FPGA”、“0201B−Firmware”が付与される。
このようなフォルダ名は、図3に示すフォルダ名規約に従う。図3に示す基板番号とデバイスのレファレンス番号は一意に決まるものであり、また、仕向け地(出荷場所)、ヴァージョン名(版)も各基板、デバイスに対して定められている。仕向け地については、NTSC方式、PAL方式いずれかに適合した回路構成とするための情報であり、N:日本、A:アジア、U:アメリカのように記号で表している。
最上層のメインフォルダ01、02、・・・は、それぞれヴァージョンアップ対象デバイスあるいはそのヴァージョンの番号(版)について少なくともいずれか1つは異なり、中身の一致するフォルダはない。
このように一意に階層化プログラム群を規定し、フォルダ名を与えることで、デバイスを個別にヴァージョンアップさせることなく、ヴァージョンアップ対象デバイスに対するアップデート作業が、一括的に実行可能となる。なお、スコープの機種によってヴァージョンアップ内容が異なる場合、複数のファイル名がスコープの種類に合わせて用意される。また、実行ファイル、ヴァージョンアップ用プログラムなど複数のファイルを対象デバイスに対応させてもよい。
以下では、図4〜6を用いて、ヴァージョンアップ処理を説明する。PCなどを使ってユーザによりあらかじめ作成された一連のフォルダ群は、USBストレージ54に格納されている。ここでは、オペレータ操作に従って処理が開始される。
図4は、MPUにおいて実行されるヴァージョンアップ処理を示したフローチャートである。図5は、図4のステップS108のサブルーチンを示した図である。そして図6は、図4のステップS111のサブルーチンを示した図である。
ステップS101では、USBストレージ54に格納された一連のヴァージョンアップ用フォルダの中から、特定のヴァージョンアップ用フォルダが指定される。このとき、接続しているビデオスコープのタイプに基づいてフォルダを特定する。具体的には、接続ビデオスコープに対応したサブフォルダおよび下層フォルダをもっているヴァージョンアップ用フォルダを抽出する。
例えば、ビデオスコープのタイプ(撮像素子の種類、駆動回路の特性など)に応じてプロセッサを動作させるためには、プロセッサ内の画像処理回路等を変更する必要があり、それに合わせたヴァージョンアップが必要とされる。そのため、接続ビデオスコープに対応可能なヴァージョンアップ用フォルダが選定される。ステップS102では、接続されているビデオスコープがヴァージョンアップ(アップデート)可能なデバイスを有するビデオスコープであるか否かが判断される。
ヴァージョンアップ(アップデート)可能である場合、ステップS103では、接続されているビデオスコープ内に設けられたデバイスの種類を表すファイル名およびヴァージョン情報が確認される。また、ステップS104〜S107では、基板A〜Dに設けられたデバイスのファイル名、ヴァージョン情報が検出、確認される。ステップS108では、選定したフォルダが妥当であったか否かが判断される。図5において、その詳細な処理が示されている。
ステップS201〜S213では、ステップS104〜S107において検出した各デバイスのファイル名と、ステップS101において特定されたフォルダ内に規定されているデバイスのファイル名とが一致するか否かが判断される。すなわち、図3に示す規約に割り当てられた文字同士を比較し(モデル名、仕向け地、基板名、デバイスRef等)、実際の内視鏡装置のビデオスコープ、基板、デバイス、仕様と、選定されたフォルダ内に規定されるビデオスコープ、基板、デバイス、仕様と一致するか判断する。
ファイル名において一致しない部分がある場合、不適切なフォルダが特定されていると判断される(S218)。一方、特定されたフォルダ内のビデオスコープおよび各基板のデバイスが検出されたデバイスのファイル名と一致している場合(S203、S205、S207、S209、S211、S213全てでYES)、各デバイスのヴァージョン番号(版)が一致しているか否か判断される(S215)。
次に、検出された各デバイスのヴァージョン番号が特定されたフォルダ内のデバイスのヴァージョン番号と一致している場合、フォルダ全体としてヴァージョン一致と判断される(S217)。一方、少なくとも1つのデバイスについてヴァージョンが異なり、かつ、検出されたデバイスのヴァージョンよりもフォルダ内デバイスのヴァージョンが新しいヴァージョンである場合、フォルダ全体についてヴァージョン不一致と判断される(S216)。
図4に示すメインルーチンに戻ると、特定したフォルダが誤りであった場合、すなわち内視鏡作業環境に対して不適切であった場合、モニタなどに何も表示することなく、処理を終える(S109、S115)。その後、オペレータ操作に従いステップS101〜S108が繰り返し行われることによって、フォルダ群の中から順次フォルダが選ばれていく。
フォルダ内のデバイスのヴァージョンが検出デバイスのヴァージョンと一致していた場合、その旨が表示される(S116)。一方、フォルダのヴァージョンが一致しない、すなわち、少なくとも1つのデバイスについてヴァージョンアップ対象となる場合、ヴァージョンアップ処理が対象デバイスに対して行われる(S111)。
図6には、ヴァージョンアップ処理のフローが示されている。ステップS301〜S309の実行により、対象デバイスに対してヴァージョンアップ処理が行われる。具体的には、対象デバイスと接続されているフラッシュメモリに格納されたプログラムにより、既存データの消去、アップデートデータの書き込み、書き込まれたデータのVerifyチェックが実行され、ソフトウェア、ファームウェア、FPGAがヴァージョンアップされる。その一方で、書き込み処理などに問題があった場合、ヴァージョンアップは不成功とみなされる(S310)。そして、ヴァージョンアップが成功した場合、モニタにその旨を表示し(S113)、失敗した場合にもその旨を表示する(S114)。
なお、指定フォルダ以下の全てをコピーするようにしてもよい。また、仕向け地に対応させるため、デバイスのヴァージョンアップ処理後、自動的に仕向け地用の処理を実行させてもよい。
このように本実施形態によれば、内視鏡装置に設けられた様々なデバイスのヴァージョンアップを一括で実行することができる。ビデオスコープ、基板、デバイスの種類、特性ごとに種類ごとにそのヴァージョン情報を組み合わせ、階層化したフォルダを一意に規定するため、対象となるデバイスのみを確実にヴァージョンアップ/アップデートすることができる。
10 ビデオスコープ
16 スコープコントローラ
20 プロセッサ
30 システムコントロール回路
52 MPU
I 患者回路
II 二次回路

Claims (7)

  1. プログラムによってヴァージョンアップ可能な複数のデバイスを備えた内視鏡装置を、
    前記複数のデバイスをそれぞれヴァージョンアップする複数のデバイス用ヴァージョンアッププログラムを階層的に定めたプログラム群であって、ヴァージョンアップ対象デバイスおよびヴァージョン情報の組み合わせがそれぞれ一意に定められている複数のプログラム群の中から、内視鏡装置全体の動作を可能にするプログラム群であって少なくとも1つのデバイスをヴァージョンアップさせる特定のプログラム群を選定する選定手段と、
    選定されたプログラム群によって、ヴァージョンアップ対象となる複数のデバイスを一括してヴァージョンアップさせるプログラム実行手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記複数のデバイスそれぞれの種類およびヴァージョン情報を検知し、特定したプログラム群が検出したデバイス種類およびヴァージョン情報に対応しているか確認するように、前記選定手段として機能させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 内視鏡装置のプロセッサに接続されているスコープの機種に適応した特定のプログラム群を選定するように、前記選定手段として機能させることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載のプログラム。
  4. 複数のプログラム群がそれぞれディレクトリ構造のフォルダによって構成され、各フォルダには唯一のフォルダ名が規定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプログラム。
  5. 請求項1に記載されたプログラムを格納したメモリを備えた内視鏡装置のプロセッサ。
  6. プログラムによってヴァージョンアップ可能な複数のデバイスを備えた内視鏡装置の作動方法であって、
    選定手段が、前記複数のデバイスをそれぞれヴァージョンアップする複数のデバイス用ヴァージョンアッププログラムを階層的に定めたプログラム群であって、ヴァージョンアップ対象デバイスおよびヴァージョン情報の組み合わせがそれぞれ一意に定められている複数のプログラム群の中から、内視鏡装置全体の動作を可能にするプログラム群であって少なくとも1つのデバイスをヴァージョンアップさせる特定のプログラム群を選定し、
    プログラム実行手段が、選定されたプログラム群によって、ヴァージョンアップ対象となる複数のデバイスを一括してヴァージョンアップさせることを特徴とする内視鏡装置の作動方法。
  7. プログラムによってヴァージョンアップ可能な複数のデバイスをそれぞれヴァージョンアップする複数のデバイス用ヴァージョンアッププログラムを階層的に定めたプログラム群であって、ヴァージョンアップ対象デバイスおよびヴァージョン情報の組み合わせがそれぞれ一意に定められている複数のプログラム群の中から、内視鏡装置全体の動作を可能にするプログラム群であって少なくとも1つのデバイスをヴァージョンアップさせる特定のプログラム群を選定する選定手段と、
    選定されたプログラム群によって、ヴァージョンアップ対象となる複数のデバイスを一括してヴァージョンアップさせるプログラム実行手段と
    を備えたことを特徴とする内視鏡用ヴァージョンアップ装置。
JP2012090095A 2012-04-11 2012-04-11 内視鏡装置 Active JP5891095B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012090095A JP5891095B2 (ja) 2012-04-11 2012-04-11 内視鏡装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012090095A JP5891095B2 (ja) 2012-04-11 2012-04-11 内視鏡装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013215464A true JP2013215464A (ja) 2013-10-24
JP5891095B2 JP5891095B2 (ja) 2016-03-22

Family

ID=49588343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012090095A Active JP5891095B2 (ja) 2012-04-11 2012-04-11 内視鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5891095B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016096941A (ja) * 2014-11-19 2016-05-30 オリンパス株式会社 内視鏡システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005185691A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Fujinon Corp 電子内視鏡装置およびプログラム転送方法
JP2006255108A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Olympus Corp 内視鏡装置
JP2008200173A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Hoya Corp 電子内視鏡用プロセッサ
JP2011224091A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Hoya Corp 電子内視鏡及びシステム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005185691A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Fujinon Corp 電子内視鏡装置およびプログラム転送方法
JP2006255108A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Olympus Corp 内視鏡装置
JP2008200173A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Hoya Corp 電子内視鏡用プロセッサ
JP2011224091A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Hoya Corp 電子内視鏡及びシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016096941A (ja) * 2014-11-19 2016-05-30 オリンパス株式会社 内視鏡システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5891095B2 (ja) 2016-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20160179305A1 (en) Inspection image display apparatus, inspection image display method and storage medium
JP2008149027A (ja) 内視鏡装置
JP2007157014A (ja) データ処理装置
JP2012248031A (ja) 電子機器、内視鏡装置及び電子機器のプログラムモジュール更新方法
CN1963682A (zh) 能够更新可选装置的固件的图像形成设备及其方法
KR102445053B1 (ko) 임플란트 검색 및 자동 식별을 수행하는 시스템
CN106168906A (zh) 一种网络摄像机的固件升级方法
WO2015136621A1 (ja) コンピュータシステムの管理方法および管理装置
CN116795394A (zh) 嵌入式设备固件升级方法、装置、电子设备和存储介质
JP5891095B2 (ja) 内視鏡装置
CN110618908B (zh) 一种快速验证屏幕和机器显示接口的方法
JP2007028081A (ja) 画像入出力装置
JP5690656B2 (ja) 電子機器、及び電子機器のプログラムモジュール更新方法
US20120098796A1 (en) Optical touch module and data loading method thereof
JP5624943B2 (ja) 電子機器、及び電子機器のプログラムモジュール更新方法
CN111552498B (zh) 一种实现显示屏的屏参升级的方法及系统
JP6628765B2 (ja) 内視鏡装置および内視鏡装置の作動方法
US10398349B2 (en) Endoscope apparatus, endoscope system, and method of displaying endoscope image
JP2020009035A (ja) 生産システム、管理装置、プログラム
JP2009015604A (ja) 情報処理装置のインストールシステム
JP2008282310A (ja) 画像投影システム、画像投影装置及びファームウエア処理プログラム
US20060075215A1 (en) Configurable BIOS strings
JP2017097398A (ja) 検査装置、検査方法、検査プログラム及び検査プログラムを格納した記録媒体
JP7338264B2 (ja) 情報処理装置、及び情報処理方法
JP2009123134A (ja) Usbホスト装置、及びusbホスト装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5891095

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250