JP2013213457A - 送風装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】工数及び不良率を削減できる送風装置を提供する。
【解決手段】送付ファン7と、送風の風向き可変する可変モータ8と、生産ライン上で動作するシーケンスを記憶する記憶部9と、を備え、前記シーケンスが所定の時期に風向きを予め決められた所定方向に向ける第1ステップを有する。
【選択図】図1
【解決手段】送付ファン7と、送風の風向き可変する可変モータ8と、生産ライン上で動作するシーケンスを記憶する記憶部9と、を備え、前記シーケンスが所定の時期に風向きを予め決められた所定方向に向ける第1ステップを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は送風方向を可変する可変モータを備える送風装置に関する。
特許文献1には従来の送風装置が開示されている。この送風装置は設置部、支柱及び回動部を備える。設置部は地面に設置され、前部にはユーザが操作する操作部が設けられる。
支柱はポール型に形成され、設置部上に立設される。回動部は左右方向に回動可能なように支柱の上端に取り付けられ、送風ファン及びイオン発生装置を備えている。送風ファンは回動部の前面に配される羽根と、羽根に連結して回動部の内部に配した駆動モータとを有している。
駆動モータは回動部を回動させて風向を可変する可変モータを構成し、駆動モータの駆動によって羽根が回転するとともに回動部が支柱に対して左右方向に首振動作を行う。羽根の前面は金網のガードにより覆われる。
イオン発生装置は回動部の上部に設置され、送風ファンに対して空気流通方向の上流側に配される。イオン発生装置には放電電極と、放電電極に水分を供給する水供給手段と、が設けられる。放電電極に高電圧を印加して放電電極に保持される水分を霧化させてイオンミストを発生させる。
上記構成の送風装置において、ユーザが操作部を操作すると送風装置が駆動する。送風装置が駆動すると、放電電極に高電圧が印加され、放電電極に保持される水分を霧化させてイオンミストを発生させる。また、モータの駆動により回動部は首振動作をしながら、羽根が回転してイオンミストが空気とともに送出される。
一般に、送風装置は生産ライン上で送風装置の収納の際やイオンの送出量を検査する際に、風向きを予め決められた所定方向に向ける必要がある。この時、作業者が手動で風向きを回動させて所定方向に配置すると、作業が繁雑になるため製造工数が大きくなる問題があった。また、手動による回動部の回動時に誤った方向に力が加わると、送風装置が故障して不良率が大きくなる問題もあった。
本発明は、工数及び不良率を削減できる送風装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の送風装置は、送付ファンと、送風の風向き可変する可変モータと、生産ライン上で動作するシーケンスを記憶する記憶部と、を備え、前記シーケンスが所定の時期に風向きを予め決められた所定方向に向ける第1ステップを有することを特徴とする。
この構成によると、生産ライン上でシーケンスが動作し、所定の時期に風向が所定方向に向けられる。
また本発明は、イオンを発生するイオン発生装置を備え、前記送風ファンの駆動によりイオンを送出することを特徴とする。
また本発明は、前記シーケンスが第1ステップの後に前記送風ファン及び前記イオン発生装置を駆動して前記所定方向にイオンを送出する第2ステップを有することを特徴とする。
また本発明は、設置面に設置される設置部と、前記設置部に対して回動可能に設けられるとともに前記送風ファンを配した回動部とを備え、前記送風ファンの駆動モータが前記可変モータから成るとともに前記可変モータにより前記回動部が回動して首振動作を行うことを特徴とする。
また本発明は、前記可変モータがステッピングモータにより形成されることを特徴とする。
本発明によると、シーケンスが所定の時期に風向きを予め決められた所定方向に向ける第1ステップを有するため、送風装置は生産ライン上で送風装置の収納の際やイオンの送出量を検査する際に、風向きを予め決められた所定方向に向ける。これにより、作業者が手動で風向を替える必要がなく、送風装置の工数を削減できるとともに不良率を低減することができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1、図2は一実施形態の送風装置1の正面図、側面図を示している。
送風装置1は設置部3、支柱4及び回動部2を備える。設置部3は平面視円形に形成され、設置面に設置される。設置部3の後部には電源コード(不図示)とその先端に設けた電源プラグ(不図示)が備えられる。電源コードを介して送風装置1は商用交流電源から電力の供給を受ける。
設置部3には複数の操作ボタンからなる操作部6が設けられる。操作ボタンは運転ボタン、風量切替ボタン、イオン発生モードボタン及び首振ボタン(いずれも不図示)から成る。
運転ボタンは送風装置1の電源のON/OFFを切替える。風量切替ボタンは送風装置1の風量を調整する。イオン発生モードボタンはイオン発生装置5のON/OFFを切替える。首振ボタンは回動部2の首振動作の開始及び停止を切り替える。
支柱4はポール型に形成され、設置部3上に立設される。回動部2は左右方向に回動可能なように支柱4の上端に取り付けられる。回動部2にはステッピングモータにより形成されるとともに支柱4に対して回動部2を首振動作させる可変モータ8が設けられる。また、回動部2には送風ファン7及びイオン発生装置5が設けられる。
送風ファン7は回動部2の前面に配される羽根11を有し、羽根11を回転駆動する駆動モータが可変モータ8により構成される。羽根11の前面は金網のガード10により覆われる。
可変モータ8の駆動によって羽根11が回転するとともに回動部2が矢印Aに示すように首振動作を行い、風向が可変される。また、クラッチ(不図示)の切り替えによって回動部2の首振動作を停止して羽根11を回転させることができる。
イオン発生装置5は回動部2の後部に設けられ、送風ファン7に対して空気流通方向の上流側に配される。イオン発生装置5は正イオン発生部、負イオン発生部(いずれも不図示)を備える。正イオン発生部は正放電電極(不図示)を備え、負イオン発生部は負放電電極(不図示)を備える。二対の正放電電極及び負放電電極は各々針状に形成されて所定の間隔で並べて配置される。
正放電電極、負放電電極に高電圧が供給されて放電を発生させてイオンを放出する。ここで、イオン発生装置5の正放電電極、負放電電極には交流波形またはインパルス波形から成る電圧が印加される。正放電電極には正電圧が印加され、コロナ放電による水素イオンが空気中の水分と結合して主としてH+(H2O)mから成る正イオンを発生する。
負放電電極には負電圧が印加され、コロナ放電による酸素イオンが空気中の水分と結合して主としてO2 -(H2O)nから成る負イオンを発生する。ここで、m、nは任意の自然数である。H+(H2O)m及びO2 -(H2O)nは空気中の浮遊菌や臭い成分の表面で凝集してこれらを取り囲む。
そして、式(1)〜(3)に示すように、衝突により活性種である[・OH](水酸基ラジカル)やH2O2(過酸化水素)を微生物等の表面上で凝集生成して浮遊菌や臭い成分を破壊する。ここで、m’、n’は任意の自然数である。
したがって、イオン発生装置5は送風ファン7の送出する空気に対して正放電電極及び負放電電極で放電により発生させた正イオン及び負イオンを含ませるように放出する。これにより、例えば室内の殺菌や脱臭を行うことができる。
H+(H2O)m+O2 -(H2O)n→・OH+1/2O2+(m+n)H2O ・・・(1)
H+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ 2・OH+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(2)
H+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ H2O2+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(3)
H+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ 2・OH+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(2)
H+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ H2O2+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(3)
図3は送風装置1の機能ブロック図を示す。送風装置1は各部を制御する制御部10を備えている。制御部10には操作部6、記憶部9、イオン発生装置5、可変モータ8及び外部入力12が接続される。
ユーザが操作部6から指示情報等を入力すると、イオン発生装置30からイオンの送出の指示、可変モータ8による首振動作、送風ファン7からの送風などが行われる。記憶部9はROMやRAM等から成り、送風装置1の動作プログラムを記憶する。また、記憶部9は送風装置1の収納や検査のためのシーケンスを記憶する。
外部入力部12は外部からの入力信号が入力され、シーケンスを開始する信号を受け付ける。尚、シーケンスを操作部6による特殊操作によって開始してもよい。
図4は送風装置1のシーケンスを示すフローチャートである。外部入力部12からの入力によってシーケンスが開始されると、ステップS1では風量検査が行われる。風量検査では送風ファン7が駆動して所定の風量が送出されているか否かが検査される。
ステップS2ではイオン測定検査が行われる。図5はステップ2を詳細に示したフローチャートである。ステップS11では可変モータ8が駆動する。そして、イオンの送出量を測定するイオン測定器20(図2参照)の正面に、送風ファン7の羽根11を向けた検査方向に回動部2が配置して停止される(第1ステップ)。即ち、イオンの送出方向がイオン測定器20の正面に向くように回動部2が回動する。
これにより、ステップS2までの送風装置1の組み立て等によって回動部2の正面2aが検査方向に配置されない場合でも、所定の検査方向に回動部2が配置される。
ステップS12ではイオン発生装置5が駆動してイオン発生装置5からイオンが発生し、送風ファン7によりイオンが送出される(第2ステップ)。ステップS13ではイオン測定器20が駆動されて送風装置1から送出されるイオンの送出量を測定する。
ステップS12では送風装置1から送出されるイオンの送出量が所定の量を満たし、検査基準を満たしているか否か判断される。検査基準を満たしていない場合はステップS15へ移行する。検査基準を満たしていない場合は不良品の可能性もあるため送風装置1が回収される。一方、検査基準を満たしている場合は回動検査(ステップ3)へ移行する。
ステップS3では回動部2が左右方向に所定の角度以上首振動作を行っているか否かの回動検査が行われる。そして、回動検査の後、シーケンスによって回動部2が正面などの収納方向に向けられる。この状態で送風装置1は外箱に収納される。
本実施形態によると、シーケンスが所定の時期に風向きを予め決められた所定方向に向ける第1ステップを有するため、送風装置1は生産ライン上で送風装置1の収納の際やイオンの送出量を検査する際に風向きを予め決められた所定方向に向ける。これにより、作業者が手動で風向を替える必要がなく、送風装置の工数を削減できるとともに不良率を低減することができる
また、シーケンスが第1ステップの後に送風ファン7及びイオン発生装置5を駆動して所定方向にイオンを送出する第2ステップを有するため、イオンの送出量を正確に測定することができる。
また、可変モータ8により回動部2を首振動作させるため、簡単に風向を検査方向に対して向けることができる。
また、可変モータ8はステッピングモータにより形成されるため、正確に風向を検査方向に対して向けることができる。
また、送風装置1に吸込口及び吹出口(いずれも不図示)を設け、送風装置1の内部に吸込口から吹出口に連通する送風経路(不図示)を設ける構成でもよい。この時、吹出口にルーバーを設け、ルーバーを可変モータ8により風向きを変える構成であってもよい。また、送風装置1がイオンを送出するとともに冷暖房を行う空気調和器であってもよい。
本発明によると、送風方向を可変する可変モータを備える送風装置に利用することができる。
1 送風装置
2 回動部
2a 正面
3 設置部
4 支柱
5 イオン発生装置
6 操作部
7 送風ファン
8 可変モータ
9 記憶部
10 ガード
11 羽根
12 外部入力部
20 イオン測定器
2 回動部
2a 正面
3 設置部
4 支柱
5 イオン発生装置
6 操作部
7 送風ファン
8 可変モータ
9 記憶部
10 ガード
11 羽根
12 外部入力部
20 イオン測定器
Claims (5)
- 送付ファンと、送風の風向き可変する可変モータと、生産ライン上で動作するシーケンスを記憶する記憶部と、を備え、前記シーケンスが所定の時期に風向きを予め決められた所定方向に向ける第1ステップを有することを特徴とする送風装置。
- イオンを発生するイオン発生装置を備え、前記送風ファンの駆動によりイオンを送出することを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
- 前記シーケンスが第1ステップの後に前記送風ファン及び前記イオン発生装置を駆動して前記所定方向にイオンを送出する第2ステップを有することを特徴とする請求項2に記載の送風装置。
- 設置面に設置される設置部と、前記設置部に対して回動可能に設けられるとともに前記送風ファンを配した回動部とを備え、前記送風ファンの駆動モータが前記可変モータから成るとともに前記可変モータにより前記回動部が回動して首振動作を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の送風装置。
- 前記可変モータがステッピングモータにより形成されることを特徴とする請求項1〜4に記載の送風装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012084755A JP2013213457A (ja) | 2012-04-03 | 2012-04-03 | 送風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012084755A JP2013213457A (ja) | 2012-04-03 | 2012-04-03 | 送風装置 |
Publications (1)
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JP2013213457A true JP2013213457A (ja) | 2013-10-17 |
Family
ID=49586947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012084755A Pending JP2013213457A (ja) | 2012-04-03 | 2012-04-03 | 送風装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013213457A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106812715A (zh) * | 2017-03-21 | 2017-06-09 | 莱克电气股份有限公司 | 一种空气调节扇 |
JP6188980B1 (ja) * | 2017-02-27 | 2017-08-30 | 株式会社Cmc | 空気清浄機および扇風機として機能する装置 |
-
2012
- 2012-04-03 JP JP2012084755A patent/JP2013213457A/ja active Pending
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JP6188980B1 (ja) * | 2017-02-27 | 2017-08-30 | 株式会社Cmc | 空気清浄機および扇風機として機能する装置 |
JP2018141567A (ja) * | 2017-02-27 | 2018-09-13 | 株式会社Cmc | 空気清浄機および扇風機として機能する装置 |
CN106812715A (zh) * | 2017-03-21 | 2017-06-09 | 莱克电气股份有限公司 | 一种空气调节扇 |
CN106812715B (zh) * | 2017-03-21 | 2020-04-14 | 莱克电气股份有限公司 | 一种空气调节扇 |
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