JP2013211725A - 集合住宅用情報システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子掲示板情報を各住宅に配信する集合住宅用情報システムにおいて、住宅情報端末の表記言語の種別設定が、電子掲示板の表示にも自動的に反映されるようにする。
【解決手段】住宅情報端末13のそれぞれは、インターホン回線12およびゲートウェイ装置17を経由して広域ネットワーク2に接続可能であり、表示部13aと、少なくとも2以上の言語種別から住宅情報端末における表示言語を予め登録させる言語設定部13gと、所定手順の操作を受け付けると、言語設定部13gで登録された表示言語の種別情報を含ませた要求信号を、ゲートウェイ装置17を通じて広域ネットワーク2上のサーバ装置3に送出して、サーバ装置3から、対応した表示言語で記載された電子掲示板情報を受信して表示部13aに表示させる制御部13bとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、各住宅の住宅情報端末をインターホン回線に接続して通話信号を伝送させる集合住宅用情報システムの改良に関する。
近時、上記のような集合住宅用情報システムにおいて、サーバ装置から各住宅の情報端末に電子掲示板等を提供して利便性を向上させる技術が種々提案されている。
たとえば次の特許文献1には、構内のサーバ装置と住宅情報端末との間でIPプロトコルを用いてデジタル多重伝送を行う構内情報システムにおいて、そのサーバ装置は、掲示板情報を配信するためのHTTPサーバ手段と、掲示板情報の更新を知らせる掲示板更新イベント通知手段とを備えることが記載されている。
また特許文献2には、外部のインターネットサービスプロバイダ上に設置したホームページ上に掲示板情報を記載して、公衆回線を使って集合住宅内の共通機器との間で通信を行い、この共通機器と各区分所有者の専用部居室との間をLAN接続することにより、各区分所有者が専用部居室内のユーザ端末にて掲示板情報を読み出すことが記載されている。
特開2008-295095号公報 特開2003-008605号公報
しかしながら上記特許文献1あるいは2に記載のシステム等では、電子掲示板が複数言語に対応していないため、日本語が理解できない外国人居住者は、その記事内容が理解できないという問題があった。そこで本発明は、住宅情報端末の基本画面に対する表記言語の種別設定が、電子掲示板の表示にも自動的に反映されるようにした集合住宅用情報システムを提供することを目的とする。
本発明による集合住宅用情報システムでは、住宅情報端末のそれぞれは、インターホン回線およびゲートウェイ装置を経由して広域ネットワークに接続可能であり、表示部と、少なくとも2以上の言語種別から住宅情報端末における表示言語を予め登録させる言語設定部と、所定手順の操作を受け付けると、前記言語設定部で登録された表示言語の種別情報を含ませた要求信号を、前記ゲートウェイ装置を通じて広域ネットワーク上のサーバ装置に送出して、そのサーバ装置から、対応した表示言語で記載された電子掲示板情報を受信して前記表示部に表示させる制御部とを備える。
また本発明による集合住宅用情報システムでは、住宅情報端末のそれぞれは、インターホン回線およびゲートウェイ装置を経由して広域ネットワークに接続可能であり、表示部と、所定手順の操作を受け付けると、住宅の識別情報を含ませた要求信号を、前記ゲートウェイ装置を介して広域ネットワーク上のサーバ装置に送出して、そのサーバ装置から、その住宅に対応した電子掲示板情報を受信して前記表示部に表示させる制御部とを備え、前記サーバ装置は、集合住宅の住宅毎に、住宅情報端末における表示言語の種別情報が予め登録されており、前記住宅情報端末から前記要求信号を受信したときには、その送信元の住宅に対応した表示言語を特定して、その表示言語で記載された電子掲示板情報を返信する。
前記制御部は、前記サーバ装置から新着情報通知を受信すると、通知画面を前記表示部にポップアップ表示させてもよい。
前記電子掲示板情報はHTML文書で構成されており、前記制御部は、HTML文書から画面を生成するブラウザを備えてもよい。
本発明では、住宅情報端末の表示言語の種別設定に従って、サーバ装置よりその表記言語で記載された電子掲示板情報が配信されてくるので、日本語がわからない外国人であっても電子掲示板の言語種別の設定に手間取るおそれがなく、使い勝手が向上する。また新着情報通知をポップアップ表示によって通知すれば、その記事が直ちに読まれる可能性が高くなり、集合住宅における情報伝達が迅速化される。
本発明を適用した集合住宅用情報システムの例を示したシステム図である。 住宅情報端末の例の正面図である。 集合住宅用情報システムの基本動作の例を示したフロー図である。 (a)〜(e)は、住宅情報端末における各種表示画面の例である。 (a)〜(e)は、住宅情報端末における各種表示画面の他例である。 (a)〜(c)はそれぞれ、住宅情報端末、ゲートウェイ装置、サーバ装置のプロトコルスタックの構成図である。 インターホンプロトコルによる通信データの概略構造の例を示すフォーマット図である。
本発明に係る集合住宅管理システムは、インターホンシステムをベースとして、そこに火災等に対するセキュリティサービスや、電子掲示板等の情報サービスを付加したものである。
図1に示すように、実施形態として例示するシステム1は、システム全体を制御する制御装置11より棟内回線(インターホン回線)12が集合住宅棟の各住宅、共用部、管理人室まで敷設され、この回線に、住宅情報端末13等の端末装置が分岐器14を介して接続されている。
棟内回線12は、インターホンシステムにおいて不可欠な通話信号、映像信号、制御信号等がパケット方式で伝送される。この回線に使用されるケーブルの種別に特に制限はなく、必要な通信帯域が確保できるならば、安価なツイストペアのケーブルとしてもよい。
この例では、制御装置11から4系統の棟内回線12を導出させ、それによって住宅情報端末13を接続する回線、管理人室インターホン15を接続する回線、ロビーインターホン16を接続する回線、ゲートウェイ装置17を接続する回線を分離した形態としている。このような形態とすれば、例えばロビーインターホン16には棟内回線12より電源を供給することも可能になる。しかしながら制御装置11はルータ機能(ハブ機能)を有するので、特別な要請がなければ、端末装置の種別毎に回線を分離する必要は特にない。また回線の系統数も特に制限されない。
住宅情報端末13は、通信部13a、制御部13b、表示部13c、操作部13d、音声部13e等を備え、ドアホン13hやセキュリティセンサ13iが接続されている。通信部13aは、棟内回線12に対して規定されたインターホンプロトコルに従って信号伝送を行う。制御部13bはブラウザ13fによって、トップ画面、通話画面、セキュリティ画面、情報サービス画面等を表示部13cに表示させ、更に状態ランプ13jも点灯制御する。
図2に示すように、表示部13cは例えばカラータッチパネルであり、各種フォントや映像等が表示できる。音声部13eはスピーカ、マイク等からなる。操作部13dは、物理的なボタンあるいはタッチパネルに適宜表示されるソフト的なボタンからなり、言語設定部13gを構成する。ここでは、物理的なボタンとして、復旧/警報停止ボタン、火災確認ボタン、メニューボタン、終了ボタン、解錠ボタン、通話ボタン等が設けられているが、メニューボタンに新着情報を示すランプを内蔵させてもよい。
住宅情報端末13における基本画面、すなわちトップ画面、通話画面、セキュリティ画面については、日本語バージョン、英語バージョンというように複数言語について住宅情報端末13内にローカル文書として準備されており、それらの画面表示の際には、言語設定部13gによる表記言語の設定に基づいていずれかのバージョンの画面が選択される。
ゲートウェイ装置17は、棟内回線12と広域ネットワーク2とを跨いだ信号伝送、具体的には住宅情報端末13とサーバ装置3との間の信号伝送を中継する。そのため棟内回線12に対応した通信部17a、棟内回線12と広域ネットワーク2との間でプロトコルを双方向に変換する中継部17b、広域ネットワーク2に対応した通信部17cを備えている。またゲートウェイ装置17は、システム1のメンテナンス画面を提供するウェブサーバ部17dも備える。メンテナンス画面は、ゲートウェイ装置17に着脱自在に接続したメンテナンス端末4等によってアクセスされる。なおサーバ装置3のURLは、住宅情報端末13に予め設定されているが、このメンテナンス画面を通じて書換えも可能である。
サーバ装置3は、広域ネットワーク2に対応した通信部3a、ウェブサーバ部3b、記憶部3c等を備えている。記憶部3cには、電子掲示板の記事を構成するHTML文書や、画像ファイル、この電子掲示板を利用する住宅の識別情報等が格納されている。
ここでシステム1の基本動作を簡単に説明する。すなわちシステム1は、主たる機能の一つとしてインターホン機能を提供する。すなわちロビーインターホン16で部屋番号を指定した呼出操作がなされると、対応した住宅の住宅情報端末13では呼出音が鳴動して来訪者の映像が表示部13cに映される。その住宅情報端末13で応答操作がなされると、ロビーインターホン16との間で相互通話が可能になる。住宅情報端末13で所定操作をすればロビー扉の電気錠18が解錠できる。また住宅情報端末13と管理人室インターホン15との間での呼出通話、住宅情報端末13同士の呼出通話も提供される。これらの相互通話は一方の終了操作または所定時間の経過によって遮断される。
またシステム1は、セキュリティ機能を有する。たとえば住宅情報端末13は、住宅内のセキュリティセンサ13iが作動すれば警報音を鳴動させる。またモード切替操作によってセキュリティセンサ13iをオン、オフすることもできる。管理人室インターホン15は警報監視盤としての機能を有する。すなわち管理人室インターホン15は、棟内共用部および各住宅のセキュリティセンサ13iの作動状態、住宅情報端末13の操作状態等を監視して、異常を検知したときには、棟内共用部に設置された音響装置(図示なし)や、各住宅の住宅情報端末13を作動させて地区鳴動や全棟鳴動等を行う。
またシステム1は、棟外の広域ネットワーク2上のサーバ装置3によって各住宅に電子掲示板等を提供する情報サービス機能も有する。この点は大きな特徴なので、以下にその情報サービスについて詳細に説明する。
住宅情報端末13とサーバ装置3との間で信号伝送を行わせるため、棟内回線12と広域ネットワーク2との間には、プロトコル変換等を行って信号伝送を中継するゲートウェイ装置17が設けられている。VPNルータ5は、ゲートウェイ装置17とサーバ装置3との間で暗号化通信を提供するために設けられているが、必須ではなく省略してもよい。
情報サービスには、住宅情報端末13とサーバ装置3との間での信号伝送が必要であるが、本発明では、HTTPによって伝送を行うことにする。ただしHTTPは、クライアントのHTTPリクエストに対して、サーバからHTTPレスポンスが返信されるだけのシンプルなプロトコルであり、サーバから自発的な情報発信はできない。そこでサーバから情報発信するのと実質的に等価な機能を実現するため、クライアントがサーバをポーリングする方法を提案する。すなわち住宅情報端末13はダミーのHTTPリクエストをサーバ装置3に定期的に送信することとし、サーバ装置3が適宜そのHTTPレスポンスに発信したい情報を埋め込む。
ここで情報サービスは電子掲示板の配信であると想定して、システム1の基本動作を以下に説明する。
サーバ装置3は、電子掲示板の記事が管理者によって新規登録されると、新着情報通知を生成して住宅情報端末13に自動的に発信する。管理者はたとえばマンション管理組合、あるいは自治会等の担当者である。新着情報通知の配信は、住宅情報端末13のポーリングに対する応答という形で行われる。
住宅情報端末13は、新着情報通知を受信すると、着信音を鳴動させるとともに、通知画面をポップアップ表示させる。また新着情報ランプを点滅させる。通知画面には、記事のヘッドラインが表記されるとよい。また記事本文を閲覧するための確認ボタンも配置されるとよい。ポップアップ表示は所定時間で消えてもよい。
また住宅情報端末13のトップ画面から所定手順の操作がなされると、最近登録された記事のヘッドラインが一覧表示される。この一覧表示画面には、所望の記事を閲覧するための詳細ボタンが記事毎に配置されている。一覧表示画面は、サーバ装置3からその都度読み出して表示してもよいが、住宅情報端末13がそれまでに受信した新着情報通知から予め生成したものを表示してもよい。
住宅情報端末13は、ポップアップ表示された通知画面の確認ボタンあるいは一覧表示画面中の詳細ボタンの操作がなされると、その記事の識別情報を含ませた電子掲示板情報要求信号をサーバ装置3に送信する。サーバ装置3はその要求信号を受信すると、対応した記事を返信する。住宅情報端末13はその記事を受信すると、そこに含まれているヘッドラインと記事本文とを表示する。
特にこの実施形態では、電子掲示板を多言語対応とした点を特徴としている。これは住宅情報端末13の基本画面の多言語対応を、外部のサーバ装置3によって提供される画面まで拡大適用したものである。以下では、日本語および英語の2か国語に対応した実施形態について説明する。
ここに云う基本画面は、トップ画面、通話画面、セキュリティ画面等、特に情報サービスに関連しない画面である。これらの画面は、例えば日本語バージョンと英語バージョンとが住宅情報端末13にローカル文書として予め準備されている。日本語バージョンと英語バージョンとの違いは表記言語であって、画面構成は両者に共通している。二か国語のいずれを使用するかは、メニュー画面から呼び出される機能設定画面での表示言語の種別設定によって自由に選択できる。
電子掲示板を二か国語対応とした場合、同一内容について、日本語バージョンの記事と英語バージョンの記事とがサーバ装置3に用意される。住宅情報端末13は、自機で設定された表記言語の種別情報をサーバ装置3に通知して、それに合致した言語バージョンの記事のみを返信させる。表記言語の種別情報は、電子掲示板情報の要求信号に含ませればよい。
HTTPによれば、HTTPリクエストは、リクエスト行(必須)と付加情報(省略可)とで構成される。リクエスト行は、メソッド、オブジェクトのURL、HTTPのバージョン番号が並んだ文字列であるが、URLの後に「?名前=値」の形式で任意のパラメータが付記できる。よって日本語バージョンの記事が必要であれば、記事のURLに「?lang=jp」等を付記することによって、表記言語が日本語であることを通知すればよい。英語バージョンの記事を要求する場合も同様である。
またワークステーション用の一般ブラウザでは、HTTPリクエストの付加情報に優先言語の設定情報を含ませることが多いので、これを利用してもよい。たとえば日本語の記事を要求する際には、付加情報中に、「Accept−Language:ja,en」と記述して、最優先言語を日本語(jp)とすればよい。英語バージョンの記事を要求する場合は、「Accept−Language:en,ja」とすればよい。
HTTPリクエストに表記言語の種別情報を含ませる方法は、それ以外にも種々考えられる。例えば、付加情報に含ませるユーザエージェント内に表記言語の種別情報を組み込んでもよい。
また別方法として、サーバ装置3に、住宅の識別情報と、表記言語の種別情報とを対応させたテーブルを予め作成してもよい。この場合、住宅情報端末13の言語設定部13gで表記言語の種別設定が行われたときに、住宅情報端末13がその種別情報をサーバ装置3に自動的に登録することが望ましい。サーバ装置3は、記事を指定したHTTPリクエストを受信すると、そのHTTPリクエストに含まれた住宅別情報からその送信元の住宅に対応した表記言語を特定して、日本語バージョンの記事または英語バージョンの記事の一方を含ませたレスポンスを返信する。
このように本発明では、住宅情報端末13の表示言語の種別設定に従って、サーバ装置3よりその表記言語で記載された電子掲示板情報が配信されてくるので、日本語がわからない外国人であっても電子掲示板の言語種別の設定に手間取るおそれがなく、使い勝手が向上する。また新着情報通知をポップアップ表示によって通知するので、その記事が直ちに読まれる可能性が高くなり、集合住宅における情報伝達が迅速化される。
なお新着情報通知の二か国語対応についても、住宅情報端末13が送信するダミーのHTTPリクエストに表記言語の種別情報を含ませれば、表記言語の種別設定に適合した新着情報通知のみを受け取ることができる。
図3は、システム1の情報サービスに係る基本動作を時系列的に示している。
時刻T1〜T2では、住宅情報端末13はポーリングによって、ダミーのHTTPリクエストを定期的に送信している。しかしこの時点では、サーバ装置3に発信すべき新着情報通知がないので、空のレスポンスが返信されている。このHTTPリクエストは表記言語の種別情報(日本語)を含んでいる。
時刻T3では、サーバ装置3に電子掲示板の新規記事が登録され、そのためサーバ装置3は、日本語バージョンおよび英語バージョンの新着情報通知を自動的に生成するとともに、日本語バージョンおよび英語バージョンの記事一覧表を自動的に更新している。
時刻T4では、サーバ装置3は、住宅情報端末13からのダミーのHTTPリクエストに対して、日本語バージョンの新着情報通知を含ませたレスポンスを返信している。
時刻T5では、住宅情報端末13は、新着情報の通知画面をポップアップ表示し、確認操作を受けて、通知された記事を指定したHTTPリクエストを送信している。このHTTPリクエストは、表記言語の種別情報を含んでいる。サーバ装置3は、そのHTTPリクエストに対して、指定された記事を含ませたレスポンスを返信している。
時刻T6では、住宅情報端末13はそのレスポンスを受信して、記事本文を表示している。
時刻T7では、住宅情報端末13は、電子掲示板の表示操作を受けて、記事一覧表を指定したHTTPリクエストを送信している。このHTTPリクエストは、表記言語の種別情報を含んでいる。サーバ装置3は、そのHTTPリクエストに対して、指定された記事一覧表を含ませたレスポンスを返信している。
時刻T8では、住宅情報端末13はそのレスポンスを受信して、記事一覧表を表示し、所望の記事の選択操作を受けて、選択された記事を指定したHTTPリクエストを送信している。サーバ装置3は、そのHTTPリクエストに対して、指定された記事を含ませたレスポンスを返信している。
時刻T9では、住宅情報端末13はそのレスポンスを受信して、記事本文を表示している。
図4の(a)〜(e)は、住宅情報端末13における各種表示画面の例であるが、表示言語の種別としては日本語が設定されている。図中の矢印は、表示の切換順序を示している。
図4(a)はトップ画面W1の例である。上段部は、お知らせアイコンが配置されている。中段部は、現在のセキュリティモードを示す状態アイコン(在宅、外出等)と、モード切替ボタンとが配置されている。下段部は、呼出/伝言ボタン、情報ボタン、記録管理ボタンが配置されている。
図4(b)は、情報サービス画面W2の例である。この画面はトップ画面W1の情報ボタンの操作によって呼び出される。情報サービスのサブカテゴリを呼び出すためのボタンが配置されている。
図4(c)は、電子掲示板カテゴリに限定された記事一覧画面W3の例である。この画面は情報サービス画面W2のデジタル掲示板ボタンの操作によって呼び出される。記事のヘッドラインが一覧表示されており、そのそれぞれに対応して詳細ボタンが配置されている。
図4(d)は、記事画面W4の例である。この画面は記事一覧画面W3の詳細ボタンの選択操作によって呼び出される。ここには記事のヘッドラインと記事本文とが表示される。
図4(e)は、新着情報画面W5の例である。この画面は、トップ画面W1の表示中(消灯中を含む)に新着情報が受信されると、所定時間ポップアップ表示される。ここには記事のヘッドラインが表示され、確認ボタンが配置されている。確認ボタンの操作によって、図4(d)に示した記事画面W4が呼び出される。
これらの画面の中で、トップ画面W1および新着情報画面W5は、その画面情報が住宅情報端末13にローカルファイルとして予め用意されている。それ以外の情報サービス画面W2、記事一覧画面W3、記事画面W4は、サーバ装置3に保存されており、住宅情報端末13のブラウザ13fによって読み出される。
図5の(a)〜(e)は、住宅情報端末13における表示画面の他例であるが、表示言語の種別としては英語が設定されている。これらはそれぞれ、図4(a)〜図4(e)の画面に対応しており、表記言語の種別のみが異なっている。
以下、住宅情報端末13とサーバ装置3との間でのHTTPによる信号伝送の仕組みを詳細に説明する。
図6(a)〜(c)に示すように、住宅情報端末13、ゲートウェイ装置17、サーバ装置3はそれぞれプロトコルスタックPSを構成している。プロトコルスタックPSは概念的な階層的構造であり、データ送信時には、通信データが上層から下層に向けて順番に流れて棟内回線12に出力される。その際、各階層では適宜必要なヘッダが追加される。一方受信時には棟内回線12から入力された通信データが下層から上層に向けて順番に流れていく。その際、各階層で不要になったヘッダは除去される。
住宅情報端末13のプロトコルスタックPSは、アプリケーション層が最上位に置かれ、その下に順番に、インターホンプロトコル層、TCP/UDP層、IP層、データリンク・物理層が置かれている。
アプリケーション層は、住宅情報端末13の制御プログラムと、情報サービス画面を表示させるブラウザプログラムとが置かれている。
インターホンプロトコル層は、アプリケーション層から制御され、通信相手の情報端末のアプリケーション層との間で各種コマンド信号や応答送信を伝送する。
ここにインターホンプロトコルは、棟内回線12に対して規定された独自プロトコルであって、情報端末間で相互に伝送されるコマンド信号、応答信号は、送信元識別情報、送信先識別情報、コマンドコード、コマンドパラメータ等にフィールド区分されたフォーマットを有する。識別情報はローカルIPアドレスでもよいが、独自の識別情報でもよい。住宅情報端末13のブラウザ13fは、HTTPメッセージ(リクエスト、レスポンス)を伝送するので、インターホンプロトコルのコマンド信号および応答信号は、その内部にHTTPメッセージを包含させるための仕組みが必要となる。これは、たとえばインターホンプロトコルのコマンド信号や応答信号において、HTTPメッセージを示すコードを定義し、そのコマンドパラメータに、HTTPメッセージの本体を埋め込む等によって実現できる(図7参照)。
TCP/UDP層は、送信元の情報端末におけるアプリケーションと、送信先の情報端末におけるアプリケーションとの間で規定される信号伝送を制御する。送信時にはこの層においてインターホンプロトコルの通信データに、通信エラーを回復させるための情報や、送信元、送信先のアプリケーションを特定するポート番号等を含んだヘッダが付加される。なお呼出信号等の制御信号は、確実ではあるが若干低速なTCPによって伝送し、音声信号や映像信号は不確実ではあるが高速なUDPによって伝送することが望ましい。音声信号や映像信号は所定のコーデックにより符号化された形態で伝送するとよい。
IP層は、送信元の情報端末と、送信先の情報端末との間で規定される中継可能な信号伝送を制御する。送信時にはここで送信元、送信先のローカルIPアドレス等を含んだヘッダが付加される。
データリンク・物理層は、ケーブルによって物理的に接続された情報端末間での信号伝送を行う。特にシステム1では棟内回線12をツイストペア線で構成しているので、IP層で規定された通信パケット(IPパケット)が、差動シリアル通信によって伝送される。シリアル通信は同期式でも非同期式でもよい。
ゲートウェイ装置17のプロトコルスタックPSは、インターホンプロトコルと広域ネットワークプロトコルとの相互変換のための中継プログラムが最上位に置かれている。そしてその下に、インターホンプロトコル層、TCP/UDP層、IP層、データリンク・物理層からなる棟内回線側スタックと、HTTP層、TCP/UDP層、IP層、データリンク・物理層からなる広域ネットワーク側スタックとが並列に配置されている。
サーバ装置3のプロトコルスタックPSは、電子掲示板の記事を構成するHTML文書等を提供するウェブサーバプログラムが置かれ、その下に、HTTP層、TCP/UDP層、IP層、データリンク・物理層が置かれている。
上記のようなプロトコルスタックPSを構成した場合、住宅情報端末13のブラウザプログラムから発信されたHTTPリクエストは、インターホンプロトコルの通信データに組み込まれた形で、棟内回線12を通じてゲートウェイ装置17まで伝送される。ゲートウェイ装置17の中継プログラムは、そのインターホンプロトコルの通信データからHTTPリクエストを抽出して、通常のHTTPリクエストを再構築する。ゲートウェイ装置17で再構築されたHTTPリクエストは、広域ネットワーク2を通じてサーバ装置3まで伝送される。
対して、サーバ装置3から発信されたHTTPレスポンスは、広域ネットワーク2を通じてゲートウェイ装置17まで伝送される。ゲートウェイ装置17の中継プログラムは、そのHTTPレスポンスを組み込んだインターホンプロトコルの通信データを生成する。ゲートウェイ装置17で生成された通信データは、棟内回線12を通じて住宅情報端末13まで伝送される。住宅情報端末13の制御プログラムは、その通信データからHTTPレスポンスを抽出してブラウザプログラムに渡す。
このような手順により、住宅情報端末13とサーバ装置3との間での棟内回線12を通じたHTTPリクエスト、レスポンスの伝送が可能になる。
図7は、インターホンプロトコルによる通信データの概略構造を示すフォーマット図である。このように、このようにHTTPメッセージは、HTTPメッセージを示す識別コード(コマンドコード)に続くマンドパラメータとして、インターホンプロトコルの通信データに収容されている。この通信データ20が、データリンク・物理層によって更に細かいパケットに分割されて棟内回線12によって伝送される。
1 集合住宅用情報システム。
12 インターホン回線
13 住宅情報端末
13a 表示部
13b 制御部
13f ブラウザ
13g 言語設定部
17 ゲートウェイ装置
2 広域ネットワーク
3 サーバ装置

Claims (4)

  1. 各住宅の住宅情報端末をインターホン回線に接続して通話信号を伝送させる集合住宅用情報システムにおいて、
    住宅情報端末のそれぞれは、
    インターホン回線およびゲートウェイ装置を経由して広域ネットワークに接続可能であり、
    表示部と、
    少なくとも2以上の言語種別から住宅情報端末における表示言語を予め登録させる言語設定部と、
    所定手順の操作を受け付けると、前記言語設定部で登録された表示言語の種別情報を含ませた要求信号を、前記ゲートウェイ装置を通じて広域ネットワーク上のサーバ装置に送出して、そのサーバ装置から、対応した表示言語で記載された電子掲示板情報を受信して前記表示部に表示させる制御部とを備える、集合住宅用情報システム。
  2. 各住宅の住宅情報端末をインターホン回線に接続して通話信号を伝送させる集合住宅用情報システムにおいて、
    住宅情報端末のそれぞれは、
    インターホン回線およびゲートウェイ装置を経由して広域ネットワークに接続可能であり、
    表示部と、
    所定手順の操作を受け付けると、住宅の識別情報を含ませた要求信号を、前記ゲートウェイ装置を介して広域ネットワーク上のサーバ装置に送出して、そのサーバ装置から、その住宅に対応した電子掲示板情報を受信して前記表示部に表示させる制御部とを備え、
    前記サーバ装置は、集合住宅の住宅毎に、住宅情報端末における表示言語の種別情報が予め登録されており、前記住宅情報端末から前記要求信号を受信したときには、その送信元の住宅に対応した表示言語を特定して、その表示言語で記載された電子掲示板情報を返信する、集合住宅用情報システム。
  3. 請求項1または2に記載の集合住宅用情報システムにおいて、
    前記制御部は、前記サーバ装置から新着情報通知を受信すると、通知画面を前記表示部にポップアップ表示させる、集合住宅用情報システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の集合住宅用情報システムにおいて、
    前記電子掲示板情報はHTML文書で構成されている、集合住宅用情報システム。
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