JP2013211123A - 電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】曲率が大きい電極群であっても極板の浮きの影響がない電極群を提供することを目的とするものである。
【解決手段】帯状の正極集電体に正極合剤層を塗布形成してなる正極板と、帯状の負極集電体に負極合剤層を塗布形成してなる負極板と、前記正極板及び負極板の間に存するセパレータとを積層し捲回してなる電極群を金属ケース内部に電解液とともに収納した電池において、上記電極群の正極板として、正極板の幅方向の一方に活物質層の形成されない集電体の露出部を設け、この露出部にリードを接続し、この集電体の露出部を正極板の厚み方向のいずれか一方に折り曲げて集電体の露出部とリードの接続部が正極板の厚み寸法の延長線上の範囲内に収まるように引き出したことを特徴とする電池である。
【選択図】図4

Description

本発明は、円筒形状やピン形状をした小型の捲回式の電極群を用いた電池に関する。
移動体通信に代表されるようなコードレス化、ポータブル化された電子機器では、小型化、軽量化に伴い、高エネルギー密度を有するリチウムイオン二次電池が広く使用されている。また、近年補聴器や電子メガネといった機器への搭載が見込まれ始め、さらなる小型化、軽量化が要望されている。
しかしながら、現在主流の円筒形リチウムイオン二次電池は、最小でも直径14mm程度のサイズであり、補聴器や電子メガネなどの機器への搭載は難しい。また、コイン形リチウム二次電池では円筒形リチウム二次電池と比較して電池容量が小さい、負荷特性が劣るといった課題があり、上記の機器への搭載が難しい。このことから、円筒形リチウムイオン二次電池のような負荷特性を有し、コイン形リチウム二次電池のような小型で、かつ電池容量の大きいリチウムイオン二次電池が必要となっている。
円筒形リチウムイオン二次電池において、上記のような機器へ搭載できるサイズのものとしては、小型の円筒形(ピン形)リチウムイオン二次電池が開発されている。この電池は、負極集電ピンにセパレータを挟んだ正極板および負極板を巻き付けて形成した捲回式の電極群を用いた電池であり、負極ピンの頭部がそのまま負極端子として使用される構造となっている。(例えば、特許文献1参照)
このような小型の円筒型リチウムイオン電池の場合、集電方法、注液方法の工夫が必要となってくる。現在主流となっているサイズの円筒型リチウムイオン電池の取組みとして、正極リードを巻き内端面全面に溶接した構造を採り、電解液の注液量の増大、長寿命化、安全性などの信頼性の向上を改善した発明がある(例えば、特許文献2参照)。
また、複数の集電リードを重ね合わせて集電を取り高出力化を図った発明もある(例えば、特許文献3参照)。
特開2008−243704号公報 特開平02−132758号公報 特開2000−30657号公報
φ6.0mm以下の小径の電池では、捲回式の電極群の曲率が大きいため、電極群の巻き始め、すなわち電極群の中央付近に局所的に厚みの厚い部分があると、電極群の群径を設計どおりに捲回することは困難である。
たとえば、電極群の中央付近の正極板に正極集電リードを接続した場合、図8のような構成になる。図8は、従来の正極板20の正極集電リード21との接続部の位置での断面を示したものである。正極板20は正極集電体22の両面に正極合剤層23が塗布形成されており、正極集電リード21を厚み方向に対して一方に溶接し正極集電リード21を正極集電体22の厚み方向に対して折り曲げない正極板20の断面を示している。
図9は、図8の正極板20をセパレータ3及び負極板1とともに渦巻状に捲回した電極群の集電リード21の接続下部の断面を示したものである。正極集電リード21と正極集電体22の接続部の厚さが正極板20の片側より突出するような構成となり、正極板20の外面側の方向に圧力が働き、さらに正極集電リード21の湾曲に対する反発力の影響により、正極板20の外側面の方向に応力が生じ、正極集電リード21の接続下部の正極板20が外側面に引っ張られ正極集電リード21の接続下部の正極板20が浮いてしまい空隙25が生じ、電極群の群径を安定させることができない。
本発明は係る点に鑑みてなされたものであり、電極群の群径が安定しており、それに伴い安定した反応性を備えた電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、帯状の正極集電体に正極合剤層を塗布形成してなる正極板と、帯状の負極集電体に負極合剤層を塗布形成してなる負極板と、前記正極板及び負極板の間に存するセパレータとを積層し捲回してなる電極群を金属ケース内部に電解液とともに収納した電池において、上記電極群の正極板として、正極板の幅方向の一方に活物質層の形成されない集電体の露出部を設け、この露出部にリードを接続し、この集電体の露出部を正極板の厚み方向のいずれか一方に折り曲げて集電体の露出部とリードの接続部が正極板の厚み寸法の延長線上の範囲内に収まるように引き出したことを特徴とする電池である。
この構成によると、リード接続部の下部の極板が湾曲しやすくなって、集電リードの接続下部の極板が外面側に引っ張られることによる集電リードの接続下部の正極板の浮きがなくなり、電極群の群径を安定させることができる。
本発明の電池は、電極群の群径のバラつき、電極の反応ムラの抑制が可能となって高容量の電池を安定して製造することができる。
本発明の一実施の形態に係る電池の模式的な断面図 本発明の一実施の形態に係る電池の捲回前の電極群を示す平面図 本発明の一実施の形態に係る電池の正極板の平面図 本発明の一実施の形態に係る電池の正極板の断面図 本発明の他の実施の形態に係る電池の正極板の断面図 図4の正極板を用いて作製した電極群の一部分の状態を示した図 図5の正極板を用いて作製した電極群の一部分の状態を示した図 従来の電池の正極板の断面図 図8の正極板を用いて作製した電極群の状態を示した図
本発明による第1の発明は、帯状の正極集電体に正極合剤層を塗布形成してなる正極板と、帯状の負極集電体に負極合剤層を塗布形成してなる負極板と、前記正極板及び負極板の間に存するセパレータとを積層し捲回してなる電極群を金属ケース内部に電解液とともに収納した電池において、上記電極群の正極板として、正極板の幅方向の一方に活物質層の形成されない集電体の露出部を設け、この露出部にリードを接続し、この集電体の露出部を正極板の厚み方向のいずれか一方に折り曲げて集電体の露出部とリードの接続部が正極板の厚み寸法の延長線上の範囲内に収まるように引き出したことを特徴とする電池である。この構成によると、電極群径を設計通りに構成することができる。
本発明による第2の発明は、第1の発明において、前記リードは渦巻状に捲回した正極板の外面側に接続した構成とすることを特徴とする電池である。この構成によると、リードの接続部の下部の極板が内面側に圧力がかかり湾曲しやすくなって集電リードの接続下部の極板が外面側に引っ張られることによる集電リードの接続下部の極板の浮きがなくなり、電極群の群径を安定させることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態は本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明の一実施の形態に係る電池の模式的な断面を図1に示す。本実施の形態に係る電池は、略円柱形であり、有底円筒形の金属ケース4の中に、負極板1と正極板2とが、セパレータ3を介して重ねられ捲回されて収められている。すなわち、負極板1と正極板2とセパレータ3とを捲回して電極群が形成されている。図示はしていないが、金属ケース4の中には非水電解質も収められている。
負極板1と電気的に接続された負極集電リード8は、負極端子を兼ねる金属ケース4の側壁内面に溶接により接合されて電気的に接続されている。一方、正極板2と電気的に接続された正極集電リード9は、正極端子を兼ねる封口部材5に溶接により接合されて電気的に接続されている。封口部材5は金属ケース4の開口部分を密閉する部材であって、封口部材5と金属ケース4との間にシール部材6を介在させて金属ケース4の開口部分がかしめつけられて封口している。また、捲回式の電極群と封口部材5との間には、絶縁性の部材からなるリング状の絶縁部材10が配置されて負極板1側と正極板2側との絶縁を確実にしている。また、電池外部に出ている封口部材5には絶縁素材からなる有孔円板11が嵌め込まれて、金属ケース4との絶縁を確実にしている。
図2に示すように、負極板1は金属箔からなる負極集電体7の表面に負極活物質を含む負極合剤層16を形成して構成されており、負極集電体7には負極集電リード8が接合されている。また正極板2も同様に正極集電体14に正極活物質を含む正極合剤層17を形成して構成されており、正極集電体14の露出部15の内周側、厚み方向の少なくともいずれか一方に正極集電リード9が接合されている。負極板1と正極板2との間にセパレータ3を介在させて、巻芯12を中心としてこれらを捲回して捲回式の電極群を形成する。捲回後には、巻き終わりの部分を固定テープ13でずれないように固定し、巻芯12は抜き取って金属ケース4の中に入れる。このとき、負極集電リード8、正極集電リード9ともに金属ケース4の開口部側に存在するように入れる。
図3は正極板2の平面図を示したものである。正極板2の上部の一部には正極合剤層17が形成されない正極集電体14の露出部15を設け、この露出部15に正極集電リード9が接合されている。
図4は、図3に示す本発明の実施の形態に係る正極板2の位置X1−X2での断面を示したものである。正極板2は正極集電体14の両面に正極合剤層17が塗布形成されており、正極集電リード9を電極群の内面側に溶接し、正極集電リード9の接続部の下部の正極集電体14を電極群の外面側に折り曲げた正極板2の断面を示している。
図5は、図4とは逆に、正極集電リード9を電極群の外面側に溶接し正極集電リード9の接続部の下部の正極集電体14を電極群の内面側に折り曲げた正極板2の断面を示している。
図6は、図4の正極板2を渦巻状に捲回した電極群の一部断面を示したものである。こ
の構成によると、正極集電リード9の接続部の下部の正極集電体14を外面側に折り曲げることによって、正極集電リード9の接続部の厚みが正極板2の合剤塗布形成している部分の厚み以下に収まり、正極集電リード9による外面側への圧力が軽減されることにより正極板2の集電リードの接続下部の極板が外側面に引っ張られることによる集電リードの接続下部の極板の浮きが軽減され、電極群の群径を安定させることができる。
図7は、図5の正極板2を渦巻状に捲回した電極群の断面を示したものである。この構成によると、正極集電リード9の接続部の下部の正極集電体14を内面側に折り曲げることによって、正極集電リード9の接続部の厚みが正極板2の合剤塗布形成している部分の厚み以下に収まり、さらに電極群の内面側に圧力がかかることにより、正極板2の正極集電リード9の接続下部の極板が外側面に引っ張られることによる正極集電リード9の接続下部の正極板2の浮きがなくなり、電極群の群径をさらに安定化させることができる。
以下に、本実施の形態に係る電池を構成する正極板2、負極板1、セパレータ3、及び非水電解質のそれぞれについて、詳細に説明する。
まず、正極板2について詳細に説明する。
正極板2を構成する正極集電体14及び正極合剤層17のそれぞれについて順に説明する。
正極集電体14には、多孔性構造又は無孔性構造の長尺の導電性基板が使用される。正極集電体14の材料は、主としてアルミニウムからなる金属箔が使用される。正極集電体14の厚さは、特に限定されないが、10μm以上50μm以下であることが好ましく、10μm以上20μm以下であればさらに好ましい。このように正極集電体14の厚さを上記範囲内とすることによって、正極板2の強度を保持しながら正極板2の重量を軽量化できる。正極集電リード9は、材質としてはAlを好ましく挙げることができる。厚さは50μm以上100μm以下であることが好ましく、60μm以上100μm以下であればさらに好ましい。形状は特に限定されるものではなく、正極集電体14との溶接しろと封口部材5や金属ケース4との溶接しろとを備えた短冊状、またはその短冊形状に内接する楕円、多角形などを挙げることができる。
以下に、正極合剤層17に含まれる正極活物質、結着剤、及び導電剤のそれぞれについて順に説明する。
<正極活物質>
正極活物質としてはリチウム含有複合酸化物が好ましく、例えばLiCoO、LiNiO、LiMnO、LiCoNi1−x、LiCo1−x、LiNi1−x、LiNi1/3Co1/3Mn1/3、LiMn、LiMnMO、LiMePO、LiMePOF(但し、M=Na、Mg、Sc、Y、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Al、Cr、Pb、Sb及びBのうちの少なくとも1つ、xは0<x<1であり、Me=Fe、Mn、Co、Niから選択される少なくとも1種を含む金属元素)が挙げられる、又はこれら含リチウム化合物の一部元素が異種元素で置換されたものが挙げられる。また、正極活物質として、金属酸化物、リチウム酸化物又は導電剤等で表面処理された正極活物質を用いても良く、表面処理としては例えば疎水化処理が挙げられる。
正極活物質の平均粒子径は、5μm以上20μm以下であることが好ましい。正極活物質の平均粒子径が5μm未満であると、活物質粒子の表面積が極めて大きくなって正極板2を充分にハンドリング可能な程度の接着強度を満たす結着剤量が極端に多くなる。この
ため電極板あたりの活物質量が減少することになり容量低下してしまう。一方、20μmを超えると、正極集電体14に正極合剤層17を塗工する際に、塗工スジが発生し易い。
<結着剤>
結着剤としては、例えばPVDF、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、アラミド樹脂、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリアクリルニトリル、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸メチルエステル、ポリアクリル酸エチルエステル、ポリアクリル酸ヘキシルエステル、ポリメタクリル酸、ポリメタクリル酸メチルエステル、ポリメタクリル酸エチルエステル、ポリメタクリル酸ヘキシルエステル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルピロリドン、ポリエーテル、ポリエーテルサルフォン、ヘキサフルオロポリプロピレン、スチレンブタジエンゴム又はカルボキシメチルセルロース等が挙げられる。または、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロアルキルビニルエーテル、フッ化ビニリデン、クロロトリフルオロエチレン、エチレン、プロピレン、ペンタフルオロプロピレン、フルオロメチルビニルエーテル、アクリル酸及びヘキサジエンから選択された2種以上の材料を共重合させた共重合体、又は選択された2種以上の材料を混合した混合物が挙げられる。
上記に列挙した結着剤の中でも特に、PVDF及びその誘導体は、非水電解質二次電池内において化学的に安定であり、正極合剤層17と正極集電体14とを充分に結着させると共に、正極合剤層17を構成する正極活物質と、結着剤と、導電剤とを充分に結着させるため、良好な充放電サイクル特性及び放電性能が得られる。そのため、本実施の形態の結着剤として、PVDF又はその誘導体を用いることが好ましい。加えて、PVDF及びその誘導体は、コスト的にも安価であるため好ましい。なお、結着剤としてPVDFを用いた正極板2を作製するには、正極板2の作製の際に、例えばPVDFをNメチルピロリドンに溶解させて用いる場合、又は粉末状のPVDFを正極合剤層17中に溶解させて用いる場合が挙げられる。
<導電剤>
導電剤としては、例えば天然黒鉛若しくは人造黒鉛等のグラファイト類、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、チャンネルブラック、ファーネスブラック、ランプブラック若しくはサーマルブラック等のカーボンブラック類、炭素繊維若しくは金属繊維等の導電性繊維類、フッ化カーボン、アルミニウム等の金属粉末類、酸化亜鉛若しくはチタン酸カリウム等の導電性ウィスカー類、酸化チタン等の導電性金属酸化物、又はフェニレン誘導体等の有機導電性材料等が挙げられる。
次に、負極板1について詳細に説明する。
負極板1を構成する負極集電体7及び負極合剤層16のそれぞれについて順に説明する。
負極集電体7には、多孔性構造又は無孔性構造の長尺の導電性基板が使用される。負極集電体7の材料としては、例えばステンレス鋼、ニッケル、又は銅等が挙げられる。負極集電体7の厚さは、特に限定されないが、5μm以上20μm以下であることが好ましく、5μm以上10μm以下であればさらに好ましい。このように負極集電体7の厚さを上記範囲内とすることによって、負極板1の強度を保持しながら負極板1の重量を軽量化できる。
負極合剤層16は、負極活物質以外に結着剤を含んでいることが好ましい。
負極集電リード8は、材質としてはニッケル、鉄、ステンレス鋼または銅などを好まし
く挙げることができる。厚さは10μm以上120μm以下であることが好ましく、20μm以上80μm以下であればさらに好ましい。形状は特に限定されるものではなく、負極集電体7との溶接しろと金属ケース4との溶接しろとを備えた短冊状、またはその短冊形状に内接する楕円、多角形などを挙げることができる。
以下に、負極合剤層16に含まれる負極活物質について説明する。
<負極活物質>
負極活物質としてはリチウムイオンを吸蔵及び放出可能な物質が用いられ、例えば金属、金属繊維、炭素材料、酸化物、窒化物、珪素化合物、錫化合物又は各種合金材料等が挙げられる。これらのうち炭素材料の具体例としては、例えば各種天然黒鉛、コークス、黒鉛化途上炭素、炭素繊維、球状炭素、各種人造黒鉛又は非晶質炭素等が挙げられる。
ここで、珪素(Si)若しくは錫(Sn)等の単体、又は珪素化合物若しくは錫化合物は容量密度が大きいため、負極活物質として、例えば珪素、錫、珪素化合物、又は錫化合物を用いることが好ましい。これらのうち珪素化合物の具体例としては、例えばSiOx(但し0.05<x<1.95)、又はB、Mg、Ni、Ti、Mo、Co、Ca、Cr、Cu、Fe、Mn、Nb、Ta、V、W、Zn、C、N及びSnからなる元素群から選択された少なくとも1種以上の元素でSiの一部を置換した珪素合金、若しくは珪素固溶体等が挙げられる。また錫化合物の具体例としては、例えばNiSn、MgSn、SnO(但し0<x<2)、SnO、又はSnSiO等が挙げられる。なお、負極活物質は、上記に列挙された負極活物質のうち1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
さらには負極集電体7上に上記の珪素、錫、珪素化合物、又は錫化合物を薄膜状に堆積させた負極板1も採用可能である。
次に、セパレータ3について詳細に説明する。
正極板2と負極板1との間に介在されるセパレータ3としては、大きなイオン透過度を持ち、所定の機械的強度と絶縁性とを兼ね備えた微多孔薄膜、織布又は不織布等が挙げられる。特に、セパレータ3として、例えばポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィンを用いることが好ましい。ポリオレフィンは耐久性に優れ且つシャットダウン機能を有するため、リチウムイオン二次電池の安全性を向上させることができる。
セパレータ3の厚さは、一般的に10μm以上300μm以下であるが、10μm以上40μm以下であることが好ましい。また、セパレータ3の厚さは、15μm以上30μm以下であることがより好ましく、10μm以上25μm以下であればさらに好ましい。また、セパレータ3として微多孔薄膜を用いる場合には、微多孔薄膜は、1種の材料からなる単層膜であってもよく、1種又は2種以上の材料からなる複合膜又は多層膜であってもよい。また、セパレータ3の空孔率は、30%以上70%以下であることが好ましく、35%以上60%以下であればさらに好ましい。ここで空孔率とは、セパレータ3の全体の体積に対する孔部の体積の比率を示す。
次に、非水電解質について詳細に説明する。
非水電解質としては、液状、ゲル状又は固体状の非水電解質を使用できる。
液状非水電解質(非水電解液)は、電解質(例えばリチウム塩)と、この電解質を溶解させる非水溶媒とを含む。
ゲル状非水電解質は、非水電解質と、この非水電解質を保持する高分子材料とを含む。この高分子材料としては、例えばポリフッ化ビニリデン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンオキサイド、ポリ塩化ビニル、ポリアクリレート、又はポリビニリデンフルオライドヘキサフルオロプロピレン等が挙げられる。
固体状非水電解質は、高分子固体電解質を含む。
ここで、非水電解液について、以下に詳細に説明する。
電解質を溶解させる非水溶媒としては、公知の非水溶媒を使用できる。この非水溶媒の種類は特に限定されないが、例えば、環状炭酸エステル、鎖状炭酸エステル、又は環状カルボン酸エステル等が用いられる。ここで環状炭酸エステルの具体的としては、例えばプロピレンカーボネート又はエチレンカーボネート等が挙げられる。また、鎖状炭酸エステルの具体的としては、例えばジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート又はジメチルカーボネート等が挙げられる。また、環状カルボン酸エステルの具体例としては、例えばγ−ブチロラクトン又はγ−バレロラクトン等が挙げられる。非水溶媒は、上記に列挙された非水溶媒のうち1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
非水溶媒に溶解させる電解質としては、例えばLiClO、LiBF、LiPF、LiAlCl、LiSbF、LiSCN、LiCFSO、LiCFCO、LiAsF、LiB10Cl10、低級脂肪族カルボン酸リチウム、LiCl、LiBr、LiI、クロロボランリチウム、ホウ酸塩類、又はイミド塩類等が用いられる。ここでホウ酸塩類の具体例としては、例えばビス(1,2−ベンゼンジオレート(2−)−O,O’)ホウ酸リチウム、ビス(2,3−ナフタレンジオレート(2−)−O,O’)ホウ酸リチウム、ビス(2,2’−ビフェニルジオレート(2−)−O,O’)ホウ酸リチウム、又はビス(5−フルオロ−2−オレート−1−ベンゼンスルホン酸−O,O’)ホウ酸リチウム等が挙げられる。またイミド塩類の具体例としては、例えばビストリフルオロメタンスルホン酸イミドリチウム((CFSONLi)、トリフルオロメタンスルホン酸ノナフルオロブタンスルホン酸イミドリチウム(LiN(CFSO)(CSO))、又はビスペンタフルオロエタンスルホン酸イミドリチウム((CSONLi)等が挙げられる。電解質は、上記に列挙された電解質のうち1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
電解質の非水溶媒に対する溶解量は、0.5mol/m以上2mol/m以下であることが好ましい。
非水電解液は、電解質及び非水溶媒以外に、例えば負極板1上で分解してリチウムイオン伝導性の高い被膜を形成し、電池の充放電効率を高める添加剤を含んでいてもよい。このような機能を持つ添加剤としては、例えばビニレンカーボネート(VC;vinylene carbonate)、4−メチルビニレンカーボネート、4,5−ジメチルビニレンカーボネート、4−エチルビニレンカーボネート、4,5−ジエチルビニレンカーボネート、4−プロピルビニレンカーボネート、4,5−ジプロピルビニレンカーボネート、4−フェニルビニレンカーボネート、4,5−ジフェニルビニレンカーボネート、ビニルエチレンカーボネート(VEC;vinyl ethylene carbonate)、又はジビニルエチレンカーボネート等が挙げられる。添加剤は、上記に列挙された添加剤のうち1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。特に、上記に列挙された添加剤のうち、ビニレンカーボネート、ビニルエチレンカーボネート及びジビニルエチレンカーボネートよりなる群から選択された少なくとも1種が好ましい。な
お、添加剤としては、上記に列挙された添加剤の水素原子の一部がフッ素原子で置換されたものであってもよい。
さらに、非水電解液は、電解質及び非水溶媒以外に、例えば過充電時に分解して電極上に被膜を形成し、電池を不活性化させる公知のベンゼン誘導体を含んでいてもよい。このような機能を持つベンゼン誘導体としては、フェニル基及び該フェニル基に隣接する環状化合物基を有するものが好ましい。ここでベンゼン誘導体の具体例としては、例えばシクロヘキシルベンゼン、ビフェニル、又はジフェニルエーテル等が挙げられる。また、ベンゼン誘導体に含まれる環状化合物基の具体例としては、例えばフェニル基、環状エーテル基、環状エステル基、シクロアルキル基、又はフェノキシ基等が挙げられる。ベンゼン誘導体は、上記に列挙されたベンゼン誘導体のうち1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。但し、ベンゼン誘導体の非水溶媒に対する含有量は、非水溶媒全体の10vol%以下であることが好ましい。
以下にリチウムイオン二次電池を具体例に挙げ、本発明の実施例を説明する。
(実施例1)
正極板2の作製方法は次に示す通りである。まず正極活物質としてLiNiOを、結着剤としてPVDFを、導電剤としてアセチレンブラックをNMPに混合させて正極合剤層17のスラリーを調製した。次に、得られた正極合剤層17のスラリーをアルミニウム箔からなる厚さ0.015mmの正極集電体14の表面に塗布して乾燥させた。次に、表面に正極合剤層17のスラリーが塗布乾燥された正極集電体14を圧延し、0.119mmの厚さを有する正極板2を作製した。
正極合剤層17のスラリーに含まれる結着剤量は、正極活物質100vol%に対して3.0vol%以上6.0vol%以下であることが好ましい。言い換えれば、正極合剤層17中に含まれる結着剤量は、正極活物質100vol%に対して3.0vol%以上6.0vol%以下であることが好ましい。
図3に示すように、長さ19mm、幅30mm、上端3mmを未塗工部とした正極板2の巻き始端部には、正極合剤層17の未塗工部に幅1mm、厚さ0.1mmの正極集電リード9を電極群の内面側に接続し、図4に示すように、正極集電リード9を接続した部分の下部の正極集電体14を電極群の外面側に折り曲げるように形成した。
負極板1の作製方法は次に示す通りである。まず負極活物質として天然黒鉛を、結着剤としてスチレンブタジエン系ゴムを純水に混合させて負極合剤層16のスラリーを調製した。次に、得られた負極合剤層16のスラリーを負極集電体7の表面に塗布して乾燥させた。次に、表面に負極合剤層16のスラリーが塗布乾燥された負極集電体7を圧延し、0.145mmの厚さを有する負極板1を作製し幅29.5mm、長さ37.0mmとした。また、負極板1の合剤層が内側18.5mm、外側24.0mmとすることが好ましい。
電池の製造方法は次に示す通りである。まず、正極板2の上部の正極集電体14にアルミニウム製の正極集電リード9を取り付け、負極集電体7にニッケル製の負極集電リード8を取り付けた。その後、正極板2と負極板1とをそれらの間にセパレータ3を介して巻芯12を中心として捲回し、電極群を作製した。正極板2の巻き終端部の巻き外側には最外周の負極板1が配置されている。そして負極板1の巻き終わりの部分は固定テープ13でずれないように固定した。
次に、巻芯12を抜き取った捲回式の電極群を金属ケース4に収納した。この時、負極集電リード8および正極集電リード9が金属ケース4の開口部側に来るように収納した。その後、負極集電リード8を金属ケース4に溶接し、絶縁部材10を捲回式の電極群の上に配置した。そして、正極集電リード9を封口部材5に溶接した。その後、減圧方式により、金属ケース4内に非水電解液を注液した。最後に、金属ケース4の開口端部をシール部材6を介して封口部材5にかしめ、有孔円板11を封口部材5に嵌め込むことにより、リチウムイオン二次電池を製造した。この電池を実施例1の電池とする。
(実施例2)
図5に示すように、正極集電体14の露出部15を正極板2の厚さ方向の渦巻状に捲回した場合の外面側に幅1.0mm、厚さ0.1mmの正極集電リード9を接続し、正極集電リード9を接続した部分の下部の正極集電体14を厚さ方向に対して内面側に折り曲げるように形成した以外は実施例1と同様の構成の電極群を作製し、この電極群を用いてリチウムイオン二次電池を作製した。この電池を実施例2の電池とする。
(比較例1)
図8に示すように、正極集電体14の露出部15を電極板の厚さ方向に折り曲げなかった以外は実施例1と同様の構成の電極群を作製し、この電極群を用いてリチウムイオン二次電池を作製した。この電池を比較例1の電池とする。
上記の実施例1及び2および比較例1の電極群を各10個ずつ作製し、捲回式の電極群の上部、中央部、下部の3箇所の群径の最大値を測定し、その平均値を求めた。結果を(表1)に示す。またこれらの電極群を用いて作製したリチウムイオン二次電池の放電容量の平均値を、実施例1の電池を100として相対的に求め、(表1)に合わせて示した。
実施例1は比較例1より群径が小さくなっている。これは電極群の作製において正極集電リード9の接続部の下部の正極板2が正極集電リード9と正極集電体14の接続部の厚さが正極板2の片側より突出しない構成となり、正極板2の外側面の方向に圧力が働き軽減されることにより湾曲しやすくなって、正極集電リード9の接続部の下部の正極板2の浮きが軽減されたことにより図6の空隙24が図9の空隙25と比較して最大で0.1mm縮小する。
実施例2は正極集電リード9を渦巻状に捲回した電極板の外周面に接続した構成とすることにより、正極集電リード9の湾曲に対する反発力の影響が軽減されることにより、正極板20の外側面の方向に働く応力が軽減され、より正極板2が湾曲しやすくなり正極集電リード9の接続下部の正極板2の浮き抑制の効果を発揮でき空隙がなくなる。
本発明にかかる電池は、電子メガネや補聴器などの小型の電子機器おいて特に有用である。
1 負極板
2 正極板
3 セパレータ
4 金属ケース
5 封口部材
6 シール部材
7 負極集電体
8 負極集電リード
9 正極集電リード
10 絶縁部材
11 有孔円板
12 巻芯
13 固定テープ
14 正極集電体
15 露出部
16 負極合剤層
17 正極合剤層

Claims (2)

  1. 帯状の正極集電体に正極合剤層を塗布形成してなる正極板と、帯状の負極集電体に負極合剤層を塗布形成してなる負極板と、前記正極板及び負極板の間に存するセパレータとを積層し捲回してなる電極群を金属ケース内部に電解液とともに収納した電池において、上記電極群の正極板として、正極板の幅方向の一方に活物質層の形成されない集電体の露出部を設け、この露出部にリードを接続し、この集電体の露出部を正極板の厚み方向のいずれか一方に折り曲げて集電体の露出部とリードの接続部が正極板の厚み寸法の延長線上の範囲内に収まるように引き出したことを特徴とする電池。
  2. 前記リードは渦巻状に捲回した電極板の外周面に接続した構成とする請求項1記載の電池。
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