JP2013210717A - 画像表示装置のプログラム、画像表示装置、画像表示装置の制御方法 - Google Patents

画像表示装置のプログラム、画像表示装置、画像表示装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スクロール表示を正確に制御できるプログラム等を提供すること。
【解決手段】CPUは、パネル内にスクロール領域を定め、複数のボタン画像をスクロール領域内に一列に連なった状態で表示させる。CPUは、検出されていた指示座標が検出されなくなった座標がボタン画像に対応する座標である場合に、当該指示座標が対応するボタン画像に割り当てられている処理を実行する。CPUは、スクロール領域内における指示座標の移動方向が上方向または下方向を中心として広がる所定角度の範囲内である場合には、指示座標の上方向または下方向への移動距離に基づいてスクロール表示を実行する。
【選択図】図14

Description

本明細書に開示されている技術は、各種の画像を表示する画像表示装置のプログラム、画像表示装置、画像表示装置の制御方法に関する。
1つのタッチパネルに対して多くの情報を表示するための工夫として、例えば、スクロール表示を行う方法がある。タッチパネルには、各種の処理の実行開始命令を受け付けるための、各種のオブジェクト画像(例:アイコン画像、ボタン画像など)が複数表示される。そして、ドラッグ操作(画面を指やスタイラスペンで触れたままで動かす操作)やフリック操作(画面を軽く払うように指やスタイラスペンを動かす操作)が受け付けられることに応じて、表示されるオブジェクト画像がスクロール表示により切り替えられる。スクロール表示後の画面には、スクロール表示前の画面に表示されていたオブジェクト画像とは別のオブジェクト画像が表示される。何れかのオブジェクト画像がタッチされると、タッチされたオブジェクト画像に割り当てられている処理の実行開始命令が受け付けられる。また、画面をスクロール表示する技術として、特許文献1の技術が開示されている。
特開2011−186734号公報
何れかのオブジェクト画像を、実行開始命令の入力のために指先などの指示体でタッチする場合に、意図せずに、タッチした指示体が画面に接触したまま移動してしまう場合がある。この場合、指示座標の移動がタッチパネルで検知されてしまうため、ドラッグ操作等と判定されてスクロール表示が行われてしまい、その結果、実行開始命令の入力が行われない事態が発生することがある。本明細書では、このような不便性を解消することができる技術を提供する。
本明細書に記載のプログラムは、画像を表示する表示手段と、表示手段の表示領域内へ指示体が接触した位置を示す座標である指示座標を検出する座標検出手段と、を備える画像表示装置が読み取り可能なプログラムである。当該プログラムは、コンピュータを、表示手段の表示領域内にスクロール領域を定め、各種の処理の実行開始命令を受け付けるための複数のオブジェクト画像をスクロール領域内に一列に連なった状態で表示手段に表示させる手段であって、オブジェクト画像の列に沿った第1方向と、第1方向と反対方向であってオブジェクト画像の列に沿った第2方向と、のいずれか一方にオブジェクト画像をスクロール表示させる表示制御手段と、座標検出手段によって検出されていた指示座標が検出されなくなった座標がオブジェクト画像に対応する座標である場合に、当該指示座標が対応するオブジェクト画像に割り当てられている処理を実行する処理実行手段と、して機能させる。表示制御手段は、スクロール領域内における指示座標の移動方向が第1方向を中心として広がる所定角度の範囲内である場合には、指示座標の第1方向への第1移動距離に基づいてスクロール表示を実行し、スクロール領域内における指示座標の移動方向が第2方向を中心として広がる所定角度の範囲内である場合には、指示座標の第2方向への第2移動距離に基づいてスクロール表示を実行する。
本明細書に記載のプログラムでは、スクロール領域内における指示座標の移動方向が、第1方向を中心として広がる所定角度の範囲外、または、第2方向を中心として広がる所定角度の範囲外である場合には、スクロール表示が実行されない。これにより、意図しないスクロール表示が行われてしまう結果、オブジェクト画像に割り当てられている処理を実行できない、という事態の発生を防止することができる。
何れかのオブジェクト画像を処理実行のために指先などの指示体でタッチする場合に、意図せずに、タッチした指示体が画面に接触したまま移動してしまう場合がある。タッチを開始する場合は、表示手段の正面位置に対する前後方向に指示体を移動させるため、接触後の移動距離は、前後方向の方が左右方向よりも大きくなる。請求項2に記載のプログラムによれば、スクロール表示を実行するための指示座標の移動距離は、前後方向への移動距離の方が左右方向への移動距離よりも大きくされている。これにより、意図しない前後方向へのスクロール表示が行われてしまうことを抑制することが可能となる。
請求項3に記載のプログラムによれば、スクロール表示を実行するための指示座標の移動距離は、スクロール表示を開始していない場合の方が、スクロール表示を開始した後よりも大きくされている。これにより、指示体の接触開始時に意図しないスクロール表示が行われてしまうことを抑制することと、指示体の接触後におけるスクロール表示の追従性を高めることとを両立することが可能となる。
スクロール量が多いときには、指示体をドラッグ開始位置に接触させる、指示体を接触させたままスクロール方向へ移動させる、指示体を離反させる、指示体をドラッグ開始位置へ戻す、指示体をドラッグ開始位置に接触させる、指示体を接触させたままスクロール方向へ移動させる、・・・というように、ドラッグ動作を繰り返す場合がある。請求項4に記載のプログラムによれば、スクロール表示を実行するための指示座標の移動距離は、指示座標が検出されなくなってから再度検出されるようになるまでの時間が第1所定時間内である場合の方が、第1所定時間を経過している場合に比して小さい。これにより、ドラッグ操作を繰り返し実行する場合におけるスクロール表示の追従性を高めることが可能となる。
請求項5に記載のプログラムによれば、スクロール領域内における指示座標の移動方向が、第1方向を中心として広がる所定角度の範囲外、または、第2方向を中心として広がる所定角度の範囲外である場合には、単なる押下操作が行われたと見なすことができる。これにより、意図しないスクロール表示が行われてしまう事態を抑制するとともに、オブジェクト画像に割り当てられている処理を実行する操作の入力を受け付けることが可能となる。
パネル50表面への指示体の着地時(すなわちタッチ開始時)に、指示体が意図せずに移動してしまう場合の移動量は、画像表示装置の筐体に対して表示手段が設置されている角度(設置角度)に応じて変化する場合がある。請求項6に記載のプログラムによれば、設置角度に応じて第2所定距離を変更することができるため、不要なスクロール表示が行われてしまうことを抑制することが可能となる。
意図せずに、タッチした指示体が画面に接触したまま移動してしまう現象は、指示体が画面に接触開始する時に最も発生しやすい。請求項7に記載のプログラムによれば、スクロール表示を実行するための指示座標の移動距離は、指示体の接触開始時(第2所定時間内)の方が、指示体の接触後(第2所定時間の経過後)よりも大きくされている。これにより、指示体の接触開始時に意図しないスクロール表示が行われてしまうことを抑制することと、指示体の接触後におけるスクロール表示の追従性を高めることとを両立することが可能となる。
なお、上記のプログラムを実現するための画像表示装置、画像表示装置の制御方法、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。
本発明の一実施例形態の係る多機能機の概略構成を示すブロック図である。 多機能機のタッチパネル処理のメインフローを示すフローチャートである。 多機能機の割込み処理であるタッチ状態検出処理を示すフローチャートである。 多機能機のタッチパネル処理に係るタッチ開始処理の動作を示すフローチャートである。 多機能機のタッチパネル処理に係るドラッグ処理の内の第1部分を示すフローチャートである。 多機能機のタッチパネル処理に係るドラッグ処理の内の第1部分に続く第2部分を示すフローチャートである。 多機能機のタッチパネル処理に係るドラッグ処理の内の第1部分に続く第3部分を示すフローチャートである。 多機能機のタッチパネル処理に係るリリース処理の動作を示すフローチャートである。 ボタン画像テーブルTB1の一例を示す図である。 スクロール領域テーブルTB2の一例を示す図である。 表示画面画像の表示一例を示す図である。 表示画面画像の表示一例を示す図である。 タッチ状態検出処理である図3のS126で行われる処理を説明する図である。 タッチ状態検出処理である図3のS126で行われる処理を説明する図である。
<実施例>
図1に、本願に係る実施例として例示される多機能機10(Multifunction Peripheral(MFP)ともいう)のブロック図を示す。
<多機能機10の構成>
多機能機10は、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能、電話機能などを有する装置である。多機能機10は、制御部12、パネル50、座標検出部51、印刷部54、スキャン部56、FAX部58、ネットワークインターフェイス60、等を備える。制御部12は、CPU14、ROM16、RAM30、NVRAM(Non Volatile RAM)40、等を有する。
CPU14は、ROM16に記憶されているプログラムに従って様々な処理を実行する。CPU14が実行する処理については、後で詳しく説明する。ROM16は、多機能機10の基本的な動作を制御するための基本機能プログラム18を記憶している。
図1に示すように、多機能機10の上面正面側には、パネル50が設けられている。パネル50には、基本機能プログラム18のAPI(Application Program Interface)を用いて、各種の画像が表示される。パネル50の正面位置に対する左右方向(横方向)が、x方向である。パネル50の正面位置に対する前後方向(縦方向)が、y方向である。パネル50の表面には、透明な平板部を有する座標検出部51が、パネル50を覆うように備えられている。座標検出部51は、ユーザの指やスタイラス(タッチパネル用ペン)が接触または接近された位置を示す座標である、指示座標を検出する機能を有する。パネル50および座標検出部51は、いわゆるタッチパネルとして機能する。パネル50は、多機能機10の筐体の上面に設置されている。多機能機10の筐体に対してパネル50が設置されている角度(設置角度)は、変化させることが可能とされている。パネル50の設置角度は、例えば、パネル50の表示面と多機能機10の上面とが平行になる状態(0度)から、パネル50の表示面と多機能機10の上面とが垂直になる状態(90度)までの範囲内で、自由に調整できるとしてもよい。
NVRAM40には、各種のパラメータが記憶されている。記憶されるパラメータの例としては、横スクロール開始距離XS、縦スクロール開始距離YS、所定角度、第1所定時間、などが挙げられる。横スクロール開始距離XSは、横方向(x方向)へのスクロール表示を開始するか否かを判断するためのパラメータである。縦スクロール開始距離YSは、縦方向(y方向)へのスクロール表示を開始するか否かを判断するためのパラメータである。縦スクロール開始距離YSには、第2所定距離PD2、第3所定距離PD3、第4所定距離PD4のうちの何れかが使用される。第2所定距離PD2は、横スクロール開始距離XSよりも大きい。第3所定距離PD3は、第2所定距離PD2よりも小さい。第4所定距離PD4は、第2所定距離PD2よりも小さい。本実施形態では、例として、第3所定距離PD3と第4所定距離PD4が等しい場合を説明する。また第2所定距離PD2が、第3所定距離PD3および第4所定距離PD4の3倍の距離である例を説明する。また横スクロール開始距離XSが、第3所定距離PD3および第4所定距離PD4と等しい例を説明する。所定角度については後述する。第1所定時間は、ドラッグ動作が繰り返し実行されている場合であるか否かを判断するために用いられる時間である。第1所定時間は、例えば500msecであってもよい。
NVRAM40には、ボタン画像テーブルTB1およびスクロール領域テーブルTB2が記憶されている。ボタン画像テーブルTB1は、パネル50に表示される複数のボタン画像の各々について、各種の情報を記憶するテーブルである。図9に、本実施形態におけるボタン画像テーブルTB1の一例を示す。ボタン画像テーブルTB1は、ボタンID101、ボタン画像内容103、領域座標104、ボタン押下状態フラグ106を記憶する。ボタンID101は、パネル50に表示される複数のボタン画像の各々を識別するための情報である。ボタン画像は、各種の処理の実行開始命令を受け付けるための画像である。複数のボタン画像の各々は、ボタンID101の各欄に記憶されている情報に基づいて表示される。ボタン画像内容103は、ボタン画像の内容を示す情報である。領域座標104は、各ボタン画像がパネル50上で表示される領域(ボタン表示領域)を示す情報である。座標C1は、矩形形状のボタン表示領域の左上隅部を示す座標である。座標C2は、矩形形状のボタン表示領域の右下隅部を示す座標である。
ボタン押下状態フラグ106は、領域座標104で規定されるボタン表示領域内に指示座標が存在している場合には「ON」となり、存在しない場合には「OFF」になる情報である。すなわち、ボタン画像がタッチされているか否かを識別するための情報である。ボタン画像テーブルTB1に記憶される各種の情報は、予め多機能機10の製造者によって記憶されてもよい。
図10に、本実施形態におけるスクロール領域テーブルTB2の一例を示す。スクロール領域テーブルTB2は、スクロール領域について、各種の情報を記憶するテーブルである。スクロール領域は、複数のボタン画像を、スクロール可能に表示する領域である。スクロール領域テーブルTB2は、スクロール領域ID100、スクロール領域座標102、スクロール可能フラグ107、スクロール開始フラグ108、スクロール方向109を記憶する。スクロール領域ID100は、パネル50に表示されるスクロール領域の各々を識別するための情報である。スクロール領域座標102は、各スクロール領域がパネル50上で表示される領域を示す情報である。スクロール可能フラグ107は、スクロール領域内のボタン画像をスクロール表示することができる場合には「ON」となり、できない場合には「OFF」になる情報である。スクロール開始フラグ108は、スクロール表示をすでに開始している場合には「ON」となり、まだ開始していない場合には「OFF」になる情報である。スクロール方向109は、スクロール領域内でスクロール表示をすることができる方向(x方向またはy方向)を示す情報である。
RAM30は、揮発性のメモリであり、基本機能プログラム18に従って処理が実行される過程で生成される各種データを記憶するための記憶領域である。RAM30に記憶されるデータの例としては、指示座標(x1,y1)、前回指示座標(x0,y0)、前回指示座標(XO,YO)、タッチ開始位置座標(XT,YT)、移動先指示座標(XN,YN)、指示座標移動方向、現在時刻Tn、前回時刻To、が挙げられる。
指示座標(x1,y1)は、タッチ状態検出処理の現在実行中のループで取得した指示座標である。前回指示座標(x0,y0)は、タッチ状態検出処理の前回のループで取得した指示座標である。前回指示座標(XO,YO)は、メインフローで最後に保存した指示座標である。タッチ開始位置座標(XT,YT)は、指示座標の検出が開始された座標(すなわち指示体のパネル50表面への着地点座標)である。移動先指示座標(XN,YN)は、ドラッグ操作が行われた場合における、ドラッグ後の指示座標である。指示座標移動方向は、指示座標が移動した方向(例:x方向、y方向)である。現在時刻Tnは、指示座標が検出された時点に関する時刻である。前回時刻Toは、指示座標が検出されなくなった時点に関する時刻である。
印刷部54は、印刷を実行する部位である。スキャン部56は、原稿を読み取ってデータ化する部位である。FAX部58は、データ化された原稿を送受信する部位である。ネットワークインターフェイス60は、有線LAN回線4に接続されており、各種のデータを送受信する部位である。
図11および図12に、パネル50に表示される表示画面画像の表示例を示す。図11および図12の表示例は、ボタン画像テーブルTB1(図9)およびスクロール領域テーブルTB2(図10)に基づいた表示例である。図11の表示例は、y方向のスクロール表示が可能なスクロール領域SA1が表示されている例である。図12の表示例は、x方向のスクロール表示が可能なスクロール領域SA2が表示されている例である。
図11の表示例を説明する。パネル50の表示領域内に、スクロール領域SA1が表示されている。スクロール領域SA1は、スクロール領域テーブルTB2(図10)のスクロール領域ID100=「1」の情報に対応する領域である。スクロール方向109=「y方向」であるため、スクロール領域SA1は、y方向のスクロール表示を行うことができる領域である。スクロール領域SA1には、一列に連なった状態で複数のボタン画像B2〜B5が表示されている。ボタン画像B2〜B5は、y方向(縦方向)に並んで表示されている。スクロール領域SA1は、ボタン画像B2〜B5が並んでいる方向(y方向)に沿った上方向T1、または、下方向T2に、ボタン画像をスクロール表示させることができる。
ボタン画像B2〜B5は、ボタン画像テーブルTB1(図9)のボタンID101=「2」〜「5」の欄の情報に基づいて表示されている画像である。ボタン画像B2は、印刷部54で用いる用紙タイプ(例:普通紙、光沢紙など)の設定変更を受け付けるための画像である。ボタン画像B3は、印刷部54で用いる用紙サイズ(例:A4サイズ、B5サイズなど)の設定変更を受け付けるための画像である。ボタン画像B4は、印刷部54で印刷する際のレイアウト(例:2in1など)の設定変更を受け付けるための画像である。ボタン画像B5は、印刷部54で実行する印刷処理の品質(例:高品位印刷、通常印刷など)の設定変更を受け付けるための画像である。
下方向T2のスクロール表示が実行されると、ボタン画像B2〜B5が下方向T2へ移動する。そしてボタン画像B5がスクロール領域SA1の下側からフレームアウトする。フレームアウトとは、スクロール領域SA1内に当初表示されていたボタン画像が、スクロール領域SA1の表示領域の外側へ移動していくことにより、パネル50に表示されなくなる処理である。また同時に、ボタン画像B1(ボタン画像テーブルTB1のボタンID101=「1」に対応するボタン画像)がスクロール領域SA1の上側からフレームインする。フレームインとは、スクロール領域SA1内に当初表示されていなかったボタン画像が、スクロール領域SA1の中へ移動してくることにより、パネル50に表示される処理である。また、上方向T1のスクロール表示が実行されると、ボタン画像B2がスクロール領域SA1の上側からフレームアウトするとともに、ボタン画像B6(ボタン画像テーブルTB1のボタンID101=「6」に対応するボタン画像)がスクロール領域SA1の下側からフレームインする。
図12の表示例を説明する。パネル50の表示領域内に、スクロール領域SA2が表示されている。スクロール領域SA2は、スクロール領域テーブルTB2(図10)のスクロール領域ID100=「2」の情報に対応する領域である。スクロール方向109=「x方向」であるため、スクロール領域SA2は、x方向のスクロール表示を行うことができる領域である。スクロール領域SA2には、一列に連なった状態で複数のボタン画像B2〜B5が表示されている。ボタン画像B2〜B5は、x方向(横方向)に並んで表示されている。スクロール領域SA2は、ボタン画像B2〜B5が並んでいる方向(x方向)に沿った左方向T3、または、右方向T4に、ボタン画像をスクロール表示させることができる。ボタン画像B2〜B5の内容やスクロール表示の内容は、図11の表示例で前述した内容と同様であるため、説明を省略する。
<多機能機10の動作>
多機能機10の動作について、図2から図8のフローチャートを用いて説明する。図2から図8のフローは、多機能機10の電源がオンされることにより開始され、電源がオフされるまで実行され続ける。
<メインフロー>
図2を用いて、多機能機10で実行されるタッチパネル処理のメインフローを説明する。図2のフローは、定期的に繰り返されるフローである。S2においてCPU14は、タッチ状態を検出するためのイベントの発行を待機する。S6においてCPU14は、イベントが取得されたか否かを判断する。取得されていない場合(S6:NO)にはS2へ戻り、取得された場合(S6:YES)にはS12へ進む。
S12においてCPU14は、パネル50への指示体(例:指先、スタイラスペンのペン先など)のタッチが開始されたか否かを判断する。当該判断は、イベント種別=「タッチ」のイベントが発行(図3、S118)されているか否かに基づいて行われる。タッチが開始された場合(S12:YES)にはS14へ進み、タッチ開始処理を実行する。一方、タッチが開始されていない場合(S12:NO)には、S16へ進む。
S16においてCPU14は、パネル50へドラッグ操作(画面を指やスタイラスペンで触れたままで動かす操作)が入力されているか否かを判断する。当該判断は、イベント種別=「ドラッグ」のイベントが発行(図3、S134)されているか否かに基づいて行われる。ドラッグ操作が入力されている場合(S16:YES)にはS18へ進み、ドラッグ処理を実行する。一方、ドラッグ操作が入力されていない場合(S16:NO)には、S20へ進む。
S20においてCPU14は、パネル50の表面から指示体が離されたか否かを判断する。当該判断は、イベント種別=「リリース」のイベントが発行(図3、S146)されているか否かに基づいて行われる。指示体が離された場合(S20:YES)にはS22へ進みリリース処理を実行し、指示体が離されていない場合(S20:NO)にはフローを終了する。
<タッチ状態検出処理>
図3を用いて、タッチ状態検出処理を説明する。タッチ状態検出処理は、図2のタッチパネル処理のメインフローに対する割込み処理である。タッチ状態検出処理は、パネル50表面への指示体の接触開始に応じて開始され、パネル50表面から指示体が離れることに応じて終了するフローである。タッチ状態検出処理は、周期的に繰り返し実行される。タッチ状態検出処理は、パネル50への指示体の接触開始、接触移動、パネル50からの指示体の離反、などを検出(してイベントを発行)する処理である。
S112においてCPU14は、パネル50表面への指示体の接触開始が検出されたか否かを判断する。指示体の接触開始が検出された場合(S112:YES)には、S114へ進む。S114においてCPU14は、今回のタッチ状態検出処理のループで取得した指示座標である指示座標(x1,y1)を、前回のタッチ状態検出処理のループで取得した指示座標である前回指示座標(x0,y0)として、RAM30に記憶させる。
S116においてCPU14は、指示座標(x1,y1)をイベント座標(xe,ye)としてRAM30に記憶する。これにより、タッチが開始された位置の座標をメインフロー(図2)に渡すことができる。S118においてCPU14は、イベント種別を「タッチ」としてRAM30に記憶させ、イベントを発行する。これにより、タッチが開始された旨をメインフロー(図2)に報知することができる。
一方、S112において、指示体の接触開始が検出されない場合(S112:NO)には、S122へ進む。S122においてCPU14は、前回指示座標(x0,y0)と異なる指示座標(x1,y1)が検出されたか否かを判断する。前回指示座標(x0,y0)と異なる指示座標(x1,y1)が検出された場合(S122:YES)には、ドラッグ操作が行われた場合であると判断され、S126へ進む。
S126においてCPU14は、指示座標の移動方向が、x方向を中心として広がる所定角度の範囲内であるか、または、y方向を中心として広がる所定角度の範囲内であるかを判断する。当該判断は、指示座標のx方向への移動距離と、指示座標のy方向への移動距離とを比較することで行われる。
図13および図14を用いて、S126で行われる処理を説明する。図13および図14では、所定角度が90°である場合を例として説明している。図13および図14に示されているx軸およびy軸は、パネル50のx方向およびy方向に対応している。また、x軸とy軸の交点(原点P0)が、移動前の指示座標の位置に対応している。原点P0から移動した指示座標が図13における網掛け領域内に存在する場合には、指示座標の移動方向がx方向を中心として広がる所定角度(90°)の範囲内であると判断される(S126:x方向)。よってS128へ進む。S128においてCPU14は、指示座標(x1,y1)をイベント座標(xe,ye)としてRAM30に記憶する。また、指示座標移動方向=「x方向」をRAM30に記憶する。そしてS132へ進む。
一方、原点P0から移動後の指示座標が図14における網掛け領域内に存在する場合には、指示座標の移動方向が、y方向を中心として広がる所定角度(90°)の範囲内であると判断される(S126:y方向)。よってS130へ進む。S130においてCPU14は、指示座標(x1,y1)をイベント座標(xe,ye)としてRAM30に記憶する。また、指示座標移動方向=「y方向」をRAM30に記憶する。そしてS132へ進む。
指示座標の移動方向が、x方向またはy方向を中心として広がる所定角度(90°)の範囲内であるか否かの具体的判断方法の一例を説明する。前回指示座標(x0,y0)および指示座標(x1,y1)を用いて、x方向の移動成分(|x1−x0|)およびy方向の移動成分(|y1−y0|)を算出し、両者を比較する。具体的には、下式(1)が成立するか否かが判断される。
|x1−x0|>|y1−y0| ・・・式(1)
式(1)が成立する場合には、x方向の移動成分がy方向の移動成分よりも大きく、指示座標の移動方向が、x方向を中心として広がる所定角度(90°)の範囲内であると判断することができる。一方、式(1)が成立しない場合には、y方向の移動成分がx方向の移動成分よりも大きく、指示座標の移動方向が、y方向を中心として広がる所定角度(90°)の範囲内であると判断することができる。
S132においてCPU14は、指示座標(x1,y1)を、前回指示座標(x0,y0)としてRAM30に記憶させる。S134においてCPU14は、イベント種別を「ドラッグ」としてRAM30に記憶させ、イベントを発行する。これにより、ドラッグ操作が行われている旨をメインフロー(図2)に報知することができる。
一方、S122において、前回指示座標(x0,y0)と異なる指示座標(x1,y1)が検出されていない場合(S122:NO)には、S142へ進む。S142においてCPU14は、パネル50の表面から指示体が離れたか否かを判断する。当該判断は、今まで検出されていた指示座標が検出されなくなったか否かによって行うことができる。指示体が離れていない場合(S142:NO)にはフローを終了し、指示体が離れた場合(S142:YES)にはS144へ進む。S144においてCPU14は、前回指示座標(x0,y0)をイベント座標(xe,ye)としてRAM30に記憶する。これにより、指示体が離れた位置の座標をメインフロー(図2)に渡すことができる。S146においてCPU14は、イベント種別を「リリース」としてRAM30に記憶させ、イベントを発行する。これにより、指示体のリリースが行われた旨をメインフロー(図2)に報知することができる。
<タッチ開始処理>
図4を用いて、タッチパネル処理のメインフローで実行されるタッチ開始処理(S14)を説明する。S210においてCPU14は、S6で取得したイベント座標(xe,ye)を、タッチ開始位置座標(XT,YT)としてRAM30に記憶させる。
S212において、CPU14は、タッチ開始位置座標(XT,YT)が、何れかのボタン画像のボタン表示領域内であるか否かを判断する。当該判断は、タッチ開始位置座標(XT,YT)と、各ボタン画像の領域座標104(ボタン画像テーブルTB1)とを比較することによって行うことができる。ボタン表示領域内ではない場合(S212:NO)にはS218へ進み、ボタン表示領域内である場合(S212:YES)にはS214へ進む。S214においてCPU14は、ボタン表示領域内にタッチ開始位置座標(XT,YT)が存在しているボタン画像を強調表示する。強調表示は、フォーカスされた状態の強調色でボタン画像を表示することで行われても良い。S216においてCPU14は、ボタン表示領域内にタッチ開始位置座標(XT,YT)が存在しているボタン画像のボタン押下状態フラグ106(ボタン画像テーブルTB1)を「ON」に設定する。
S218においてCPU14は、タッチ開始位置座標(XT,YT)がスクロール領域内であるか否かを判断する。タッチ開始位置座標(XT,YT)がスクロール領域内ではない場合(S218:NO)にはフローを終了し、スクロール領域内である場合(S218:YES)にはS220へ進む。S220においてCPU14は、スクロール領域テーブルTB2のスクロール可能フラグ107を「ON」に設定する。S222においてCPU14は、スクロール領域テーブルTB2のスクロール開始フラグ108を「OFF」にリセットする。S224においてCPU14は、タッチ開始位置座標(XT,YT)を、前回指示座標(XO,YO)としてRAM30に記憶させる。これにより、後述するメインフロー(S322)において、指示座標の移動距離を算出することが可能となる。
<ドラッグ処理>
図5を用いて、タッチパネル処理のメインフローで実行されるドラッグ処理(S18)を説明する。S310においてCPU14は、S6で取得したイベント座標(xe,ye)を、移動先指示座標(XN,YN)としてRAM30に記憶させる。
S312においてCPU14は、スクロール領域がパネル50に表示中であるか否かを判断する。表示中ではない場合(S312:NO)にはS360へ進み、表示中である場合(S312:YES)にはS314へ進む。S314においてCPU14は、スクロール領域テーブルTB2に記憶されているスクロール可能フラグ107が「ON」であるか否かを判断する。スクロール可能フラグ107が「ON」ではない場合(S314:NO)にはS360へ進み、「ON」である場合(S314:YES)にはS316へ進む。
S316においてCPU14は、移動先指示座標(XN,YN)がスクロール領域の領域内であるか否かを判断する。スクロール領域の領域内ではない場合(S316:NO)にはS318(図7)へ進み、領域内である場合(S316:YES)にはS320へ進む。S320においてCPU14は、指示座標移動方向(S128またはS130で記憶された方向)と、スクロール領域のスクロール方向109(スクロール領域テーブルTB2に記憶されている方向)が一致するか否かを判断する。一致しない場合(S320:NO)にはS360(図7)へ進み、一致する場合(S320:YES)にはS321へ進む。
S321において、CPU14は、指示座標移動方向がx方向であるか否かを判断する。x方向である場合(S321:YES)にはS322へ進み、CPU14は、指示座標のx方向への移動距離を算出する。具体的には、下式(2)に示すように、前回指示座標(XO,YO)(S224、S326、S358の何れかで記憶された座標)のx成分と、移動先指示座標(XN,YN)のx成分との差分を算出する。
指示座標のx方向への移動距離=|XN−XO| ・・・式(2)
S323においてCPU14は、S322で算出されたx方向への移動距離が、横スクロール開始距離XSよりも大きいか否かを判断する。x方向への移動距離が横スクロール開始距離XSよりも大きくない場合(S323:NO)にはフローを終了し、横スクロール開始距離XSよりも大きい場合(S323:YES)にはS324へ進む。
図13を用いて、S323で行われる処理を説明する。原点P0から移動した指示座標が、図13における反応領域A1(ハッチングされた領域)内に存在する場合には、S323においてYESと判断される。
S324においてCPU14は、指示座標のx方向への移動距離に従い、x方向(横方向)のスクロール表示を描画する。S326においてCPU14は、移動先指示座標(XN,YN)を、前回指示座標(XO,YO)としてRAM30に記憶させる。そしてフローを終了する。
一方、S321において、指示座標移動方向がx方向ではない場合(S321:NO)には、S328へ進む。S328においてCPU14は、指示座標のy方向への移動距離を算出する。具体的には、下式(3)に示すように、前回指示座標(XO,YO)(S224、S326、S358の何れかで記憶された座標)のy成分と、移動先指示座標(XN,YN)のy成分との差分を算出する。
指示座標のy方向への移動距離=|YN−YO| ・・・式(3)
S330においてCPU14は、現在時刻Tnを取得する。そしてS332(図6)へ進む。
S332においてCPU14は、スクロール領域テーブルTB2に記憶されているスクロール開始フラグ108が「ON」であるか否かを判断する。スクロール開始フラグ108が「ON」ではない場合(S332:NO)には、スクロール表示をまだ開始していない場合であると判断される。よってS336へ進み、CPU14は、縦スクロール開始距離YSに第2所定距離PD2を使用する。そしてS338へ進む。
一方、スクロール開始フラグ108が「ON」である場合(S332:YES)には、スクロール表示がすでに開始されている場合であると判断される。よってS334へ進み、CPU14は、縦スクロール開始距離YSに第3所定距離PD3を使用する。そしてS350へ進む。
S338においてCPU14は、スクロール間隔時間が第1所定時間よりも小さいか否かを判断する。スクロール間隔時間は、指示座標が検出されなくなってから(すなわちS426でスクロール表示が終了してから)、指示座標が再度検出されるようになるまで(すなわちS330で再びスクロール表示が開始されるまで)の時間である。スクロール間隔時間は、前回時刻Toから現在時刻Tnまでの間の時間を計測することによって取得することができる。スクロール間隔時間が第1所定時間よりも小さい場合(S338:YES)には、指示体をドラッグ開始位置に接触させる、指示体を接触させたままスクロールさせたい方向へ移動させる、指示体を離反させる、指示体をドラッグ開始位置へ戻す、指示体をドラッグ開始位置に接触させる、指示体を接触させたままスクロールさせたい方向へ移動させる、・・・というように、ドラッグ動作を繰り返している場合であると判断される。よってS340へ進み、CPU14は、縦スクロール開始距離YSに第4所定距離PD4を使用する。第4所定距離PD4は第2所定距離PD2よりも小さいため、第2所定距離PD2を使用する場合に比して、スクロール表示を開始させやすくすることができる。一方、スクロール間隔時間が第1所定時間よりも小さくない場合(S338:NO)には、ドラッグ操作を繰り返していない場合であると判断され、S350へ進む。
S350においてCPU14は、S328で算出されたy方向への移動距離が、縦スクロール開始距離YSよりも大きいか否かを判断する。y方向への移動距離が縦スクロール開始距離YSよりも大きくない場合(S350:NO)にはフローを終了し、縦スクロール開始距離YSよりも大きい場合(S350:YES)にはS352へ進む。
図14を用いて、S350で行われる処理を説明する。スクロール表示をまだ開始していない場合(S332:NO)には、縦スクロール開始距離YSとして第2所定距離PD2が使用されている。よって、原点P0から移動後の指示座標が、図14における反応領域A3内に存在する場合には、S350においてYESと判断され、スクロール表示が実行される。一方、スクロール表示がすでに開始されている場合には(S332:YES)、縦スクロール開始距離YSとして第3所定距離PD3が使用されている。よって、原点P0から移動後の指示座標が、図14における反応領域A2またはA3内に存在する場合には、S350においてYESと判断され、スクロール表示が実行される。第3所定距離PD3は第2所定距離PD2よりも小さいため、スクロール表示をすでに開始している場合の方が、スクロール表示をまだ開始していない場合に比して、スクロール表示を実行させやすくすることができる。
S352においてCPU14は、縦スクロール開始距離YSとして第2所定距離PD2が使用されているか否かを判断する。第2所定距離PD2が使用されている場合(S352:YES)には、スクロール表示をまだ開始していない場合であると判断され、S354へ進む。S354においてCPU14は、スクロール領域テーブルTB2のスクロール開始フラグ108を「ON」に設定する。そしてS356へ進む。一方、縦スクロール開始距離として第2所定距離PD2が使用されていない場合(S352:NO)には、すでにスクロール表示を実行している場合であると判断され、S356へ進む。
S356においてCPU14は、指示座標のy方向への移動距離に従い、ボタン画像をy方向(縦方向)へスクロール表示させる。S358においてCPU14は、移動先指示座標(XN,YN)を、前回指示座標(XO,YO)としてRAM30に記憶させる。そしてフローを終了する。
一方、S316(図5)において、移動先指示座標(XN,YN)がスクロール領域の領域内ではないと判断された場合(S316:NO)には、S318(図7)へ進む。S318においてCPU14は、スクロール領域テーブルTB2のスクロール可能フラグ107を「OFF」に設定する。S360においてCPU14は、ボタン画像テーブルTB1に記憶されているボタン押下状態フラグ106が「ON」であるか否かを判断する。ボタン押下状態フラグ106が「ON」ではない場合(S360:NO)にはフローを終了し、「ON」である場合(S360:YES)にはS362へ進む。
S362においてCPU14は、移動先指示座標(XN,YN)が、ボタン画像の表示領域外であるか否かを判断する。当該判断は、移動先指示座標(XN,YN)と各ボタン画像の領域座標104(ボタン画像テーブルTB1)とを比較することによって行うことができる。表示領域外ではない場合(S362:NO)にはフローを終了し、表示領域外である場合(S362:YES)にはS364へ進む。S364においてCPU14は、ボタン画像の強調表示を終了する。S366においてCPU14は、ボタン画像テーブルTB1のボタン押下状態フラグ106を「OFF」に設定する。そしてフローを終了する。
<リリース処理>
図8を用いて、タッチパネル処理のメインフローで実行されるリリース処理(S22)を説明する。S412においてCPU14は、スクロール領域がパネル50に表示中であるか否かを判断する。表示中ではない場合(S412:NO)にはS430へ進み、表示中である場合(S412:YES)にはS414へ進む。S414においてCPU14は、スクロール領域テーブルTB2に記憶されているスクロール可能フラグ107が「ON」であるか否かを判断する。スクロール可能フラグ107が「ON」ではない場合(S414:NO)にはS430へ進み、「ON」である場合(S414:YES)にはS416へ進む。
S416においてCPU14は、移動先指示座標(XN,YN)がスクロール領域内であるか否かを判断する。スクロール領内ではない場合(S416:NO)にはS418へ進み、領域内である場合(S416:YES)にはS420へ進む。S420においてCPU14は、指示座標移動方向と、スクロール領域のスクロール方向109が一致するか否かを判断する。一致しない場合(S420:NO)にはS430へ進み、一致する場合(S420:YES)にはS422へ進む。
S422においてCPU14は、前回の画面スクロール表示に応じた継続スクロール表示を行う。継続スクロール表示は、例えば、指示体がパネル50の表面から離れた時点における指示座標の移動速度を算出し、算出した移動速度に応じたスクロール速度でスクロール表示を継続して実行することで実現されてもよい。この場合、算出した移動速度を速度減衰関数を用いて時間経過とともに減速させていくことで、時間とともにスクロール速度が低下していくような継続スクロール表示を実行してもよい。
S424において、CPU14は、スクロール可能フラグ107を「OFF」に設定する。S426においてCPU14は、現在の時刻である現在時刻Tnを、前回時刻Toとして、RAM30に記憶させる。これにより、指示体がパネル50を離れてからの経過時間の測定が開始される。そしてフローを終了する。
一方、S416において、移動先指示座標(XN,YN)がスクロール領域内ではない場合(S416:NO)にはS418へ進む。S418においてCPU14は、スクロール可能フラグ107を「OFF」に設定する。S430においてCPU14は、ボタン画像テーブルTB1に記憶されているボタン押下状態フラグ106が「ON」であるか否かを判断する。ボタン押下状態フラグ106が「ON」ではない場合(S430:NO)にはフローを終了する。一方、ボタン押下状態フラグ106が「ON」である場合(S430:YES)には、指示座標が検出されなくなった座標が、ボタン押下状態フラグ106が「ON」とされているボタン画像に対応する座標であると判断される。すなわち、指示体によってタッチされていたボタン画像のタッチが、行われなくなった場合であると判断される。よってS432へ進む。S432において、CPU14は、ボタン押下状態フラグ106が「ON」とされているボタン画像に割り当てられている処理を実行する。
S434においてCPU14は、指示座標が表示領域内に存在しなくなったボタン画像の強調表示を終了する。S436においてCPU14は、ボタン画像テーブルTB1のボタン押下状態フラグ106を「OFF」に設定する。そしてフローを終了する。
<効果>
本実施例に係る多機能機10の効果を説明する。本明細書に記載の多機能機10では、スクロール領域のスクロール方向109がx方向である場合に、指示座標の移動方向がx方向を中心として広がる所定角度の範囲外である場合には(S126:y方向)、指示座標移動方向が「y方向」とされる(S130)。よって、x方向の移動成分が無視されるため、x方向のスクロール表示が実行されない(S320:NO)。同様にして、スクロール領域のスクロール方向109がy方向である場合に、指示座標の移動方向がy方向を中心として広がる所定角度の範囲外である場合には(S126:x方向)、指示座標移動方向が「x方向」とされる(S128)。よって、y方向の移動成分が無視されるため、y方向のスクロール表示が実行されない(S320:NO)。これにより、意図しない方向へのスクロール表示が行われてしまう事態を防止することが可能となる。
パネル50表面への指示体の着地時(すなわちタッチ開始時)に、指示体が意図せずに移動してしまう場合がある。タッチを開始する場合には、パネル50に対する前後方向(y方向)に指示体を移動させるため、指示体の着地時の意図しない移動距離は、前後方向(y方向)の方が左右方向(x方向)よりも大きくなる。本明細書に記載の多機能機10では、スクロール表示を実行するための指示座標の移動距離は、前後方向(y方向)への縦スクロール開始距離YS(第2所定距離PD2、S336)の方が、左右方向(x方向)への横スクロール開始距離XS(S323)よりも大きくされている。これにより、指示体が意図せずにパネル50上で前後方向(y方向)へ動いてしまった場合においても、不要なスクロール表示が行われてしまうことを抑制することが可能となる。
縦スクロール開始距離YSに使用される所定距離は、スクロール表示をまだ開始していない場合(S332:NO)に使用される第2所定距離PD2の方が、スクロール表示をすでに実行している場合(S332:YES)に使用される第3所定距離PD3よりも大きくされる。これにより、指示体のパネル50表面への着地時などに意図しないスクロール表示が行われてしまうことを抑制することと、指示体の移動に対するスクロール表示の追従性を高めることを、両立することが可能となる。
縦スクロール開始距離YSに使用される所定距離は、スクロール間隔時間が第1所定時間よりも小さい場合(S338:YES)に使用される第4所定距離PD4)の方が、スクロール間隔時間が第1所定時間を超過している場合(S338:NO)に使用される第2所定距離PD2よりも小さくされる。これにより、スクロール量を大きくするためにドラッグ操作を繰り返す場合においても、指示体の移動に対するスクロール表示の追従性を高めることが可能となる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。以下に変形例を示す。
<変形例>
多機能機10の筐体に対するパネル50の設置角度が変更されることに応じて、第2所定距離PD2を変更するとしてもよい。この場合、S332(図6)において、スクロール開始フラグ108が「ON」ではないと判断された場合に(S332:NO)、CPU14が設置角度を検出するとすればよい。そしてS336において、設置角度が0度に近いほど(すなわち、パネル50の表示面と多機能機10の上面とが平行に近づいているほど)、縦スクロール開始距離YSに使用する第2所定距離PD2を大きくするとしてもよい。パネル50の表示面と多機能機10の上面とが平行に近づくほど、指示体の着地時の意図しない移動距離が大きくなる傾向にある。よって、指示体が意図せずにパネル50上で前後方向(y方向)へ動いてしまった場合においても、不要なスクロール表示が行われてしまうことを抑制することが可能となる。
またS332(図6)において、縦スクロール開始距離YSに第2所定距離PD2または第3所定距離PD3のどちらを使用するかの判断は、スクロール開始フラグ108に基づいて行われる形態に限られない。指示座標の検出が開始されてから(すなわちタッチが開始されてから)第2所定時間内の期間においては、縦スクロール開始距離YSに第2所定距離PD2を使用するとしてもよい。また、指示座標の検出が開始されてから第2所定時間が経過した後の期間においては、縦スクロール開始距離YSに第3所定距離PD3を使用するとしてもよい。これは、タッチした指示体がパネル50に接触したまま意図せずに移動してしまう現象は、指示体がパネル50に接触開始する時に最も発生しやすいためである。この変形例によれば、スクロール表示を実行するための指示座標の移動距離は、指示体の接触開始時(第2所定時間内)の方が、指示体の接触後(第2所定時間の経過後)よりも大きくされている。これにより、指示体の接触開始時に意図しないスクロール表示が行われてしまうことを抑制することと、指示体の接触後におけるスクロール表示の追従性を高めることとを両立することが可能となる。
S126において用いられる所定角度は、90°に限られず、90°よりも小さい角度を用いることも可能である。所定角度を小さくするほど、意図しないスクロール表示が行われてしまう事態を抑制する効果を高めることができる。
S126で行われる、指示座標の移動方向が、x方向を中心として広がる所定角度の範囲内であるか、または、y方向を中心として広がる所定角度の範囲内であるかを判断するステップは、省略してもよい。そして、指示座標のx方向への移動距離が、横スクロール開始距離XSよりも大きい場合(S323:YES)には、指示座標のx方向への移動距離に従い、ボタン画像をx方向(横方向)へスクロール表示させるとしてもよい(S324)。図13を用いて、S323で行われる処理を説明する。原点P0から移動した指示座標が、横スクロール開始距離XSを通りy軸に平行な直線を越えてxの正方向側に存在する場合、または、横スクロール開始距離−XSを通りy軸に平行な直線を越えてxの負方向側に存在する場合には、S323においてYESと判断される。同様にして、指示座標のy方向への移動距離が、縦スクロール開始距離YSよりも大きい場合(S350:YES)には、指示座標のy方向への移動距離に従い、ボタン画像をy方向(縦方向)へスクロール表示させるとしてもよい(S356)。図14を用いて、S350で行われる処理を説明する。例として、縦スクロール開始距離YSとして第2所定距離PD2が使用されている場合を説明する。原点P0から移動した指示座標が、第2所定距離PD2を通りx軸に平行な直線を越えてyの正方向側に存在する場合、または、第2所定距離−PD2を通りx軸に平行な直線を越えてyの負方向側に存在する場合には、S350においてYESと判断される。これにより、指示座標の移動方向に関わらず、指示座標の移動距離に基づいて、不要なスクロール表示が行われてしまうことを抑制することが可能となる。
スクロール領域内に表示されるボタン画像の数は、本実施形態の例に限られない。3つ以下または5つ以上であっても、本願の技術の効果を得ることが可能である。
本願の技術の特徴は、パネル50の表示形態に関する点にある。よって、本願の技術の適用範囲は多機能機10に限定されず、表示画面を有する各種の装置(携帯電話、ノートPCなど)に適用可能である。
なお、ROM16やNVRAM40に記憶されている各種の情報は、外部記憶装置に記憶されるとしてもよい。そして外部記憶装置から各種の情報が読み出され、RAM30に一旦記憶された上で、各種の処理が行なわれるとしてもよい。外部記憶装置の例としては、メモリーカードや外付のハードディスクなどが挙げられる。
なお、パネル50は表示手段の一例である。座標検出部51は座標検出手段の一例である。多機能機10は画像表示装置の一例である。基本機能プログラム18はプログラムの一例である。S324、S356を実行するCPU14は表示制御手段の一例である。S432を実行するCPU14は処理実行手段の一例である。上方向または右方向は、第1方向の一例である。下方向または左方向は、第2方向の一例である。x方向は左右方向の一例である。横スクロール開始距離XSは第1所定距離の一例である。y方向は前後方向の一例である。
10:多機能機、14:CPU、18:機能プログラム、50:パネル、51:座標検出部、B1〜B6:ボタン画像

Claims (9)

  1. 画像を表示する表示手段と、前記表示手段の表示領域内へ指示体が接触した位置を示す座標である指示座標を検出する座標検出手段と、を備える画像表示装置が読み取り可能なプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記表示手段の表示領域内にスクロール領域を定め、各種の処理の実行開始命令を受け付けるための複数のオブジェクト画像を前記スクロール領域内に一列に連なった状態で前記表示手段に表示させる手段であって、前記オブジェクト画像の列に沿った第1方向と、前記第1方向と反対方向であって前記オブジェクト画像の列に沿った第2方向と、のいずれか一方に前記オブジェクト画像をスクロール表示させる表示制御手段と、
    前記座標検出手段によって検出されていた指示座標が検出されなくなった座標が前記オブジェクト画像に対応する座標である場合に、当該指示座標が対応するオブジェクト画像に割り当てられている処理を実行する処理実行手段と、
    して機能させ、
    前記表示制御手段は、前記スクロール領域内における指示座標の移動方向が前記第1方向を中心として広がる所定角度の範囲内である場合には、指示座標の前記第1方向への第1移動距離に基づいて前記スクロール表示を実行し、前記スクロール領域内における指示座標の移動方向が前記第2方向を中心として広がる所定角度の範囲内である場合には、指示座標の前記第2方向への第2移動距離に基づいて前記スクロール表示を実行することを特徴とするプログラム。
  2. 前記表示制御手段は、前記表示手段の正面位置に対する左右方向が前記第1方向および前記第2方向に対応する場合には、前記第1移動距離および前記第2移動距離が第1所定距離よりも大きくなることを条件として、前記表示手段の正面位置に対する左右方向への前記スクロール表示を実行し、
    前記表示制御手段は、前記表示手段の正面位置に対する前後方向が前記第1方向および前記第2方向に対応する場合には、前記第1移動距離および前記第2移動距離が第2所定距離よりも大きくなることを条件として、前記表示手段の正面位置に対する前後方向への前記スクロール表示を実行し、
    前記第2所定距離の方が前記第1所定距離よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記表示制御手段は、前記表示手段の正面位置に対する前後方向が前記第1方向および前記第2方向に対応する場合において、前記スクロール表示を開始していない場合には、前記第1移動距離または前記第2移動距離が前記第2所定距離よりも大きくなることを条件として前記スクロール表示を実行し、前記スクロール表示を開始した後の期間においては、前記第1移動距離または前記第2移動距離が第3所定距離よりも大きくなることを条件として前記スクロール表示を実行し、
    前記第3所定距離の方が前記第2所定距離よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記表示制御手段は、前記表示手段の正面位置に対する前後方向が前記第1方向および前記第2方向に対応する場合に、前記指示座標が検出されなくなってから再度検出されるようになるまでの時間が第1所定時間内である場合には、前記第1移動距離または前記第2移動距離が第4所定距離よりも大きくなることを条件として前記スクロール表示を実行し、
    前記第4所定距離の方が前記第2所定距離よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記処理実行手段は、前記指示座標の移動方向が前記第1方向を中心として広がる所定角度の範囲内および前記第2方向を中心として広がる所定角度の範囲内ではない場合に、移動後の指示座標が検出されなくなった座標が前記オブジェクト画像に対応する座標である場合には、当該座標に対応するオブジェクト画像に割り当てられている処理を実行することを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載のプログラム。
  6. 前記表示手段は、前記画像表示装置の筐体に対する設置角度を変化させることが可能な態様で前記画像表示装置に備えられており、
    前記表示制御手段は、前記設置角度が変化することに応じて、前記第2所定距離を変更することを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
  7. 前記表示制御手段は、前記表示手段の正面位置に対する前後方向が前記第1方向および前記第2方向に対応する場合には、前記指示座標の検出が開始されてから第2所定時間内の期間においては、前記第1移動距離または前記第2移動距離が前記第2所定距離よりも大きくなることを条件として前記スクロール表示を実行し、前記指示座標の検出が開始されてから第2所定時間が経過した後の期間においては、前記第1移動距離または前記第2移動距離が第3所定距離よりも大きくなることを条件として前記スクロール表示を実行し、
    前記第3所定距離の方が前記第2所定距離よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
  8. 画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段の表示領域内へ指示体が接触した位置を示す座標である指示座標を検出する座標検出手段と、
    前記表示手段の表示領域内にスクロール領域を定め、各種の処理の実行開始命令を受け付けるための複数のオブジェクト画像を前記スクロール領域内に一列に連なった状態で前記表示手段に表示させる手段であって、前記オブジェクト画像の列に沿った第1方向と、前記第1方向と反対方向であって前記オブジェクト画像の列に沿った第2方向と、のいずれか一方に前記オブジェクト画像をスクロール表示させる表示制御手段と、
    前記座標検出手段によって検出されていた指示座標が検出されなくなった座標が前記オブジェクト画像に対応する座標である場合に、当該指示座標が対応するオブジェクト画像に割り当てられている処理を実行する処理実行手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記スクロール領域内における指示座標の移動方向が前記第1方向を中心として広がる所定角度の範囲内である場合には、指示座標の前記第1方向への第1移動距離に基づいて前記スクロール表示を実行し、前記スクロール領域内における指示座標の移動方向が前記第2方向を中心として広がる所定角度の範囲内である場合には、指示座標の前記第2方向への第2移動距離に基づいて前記スクロール表示を実行することを特徴とする画像表示装置。
  9. 画像を表示する表示手段と、前記表示手段の表示領域内へ指示体が接触した位置を示す座標である指示座標を検出する座標検出手段と、を備える画像表示装置の制御方法であって、
    前記表示手段の表示領域内にスクロール領域を定め、各種の処理の実行開始命令を受け付けるための複数のオブジェクト画像を前記スクロール領域内に一列に連なった状態で前記表示手段に表示させるステップであって、前記オブジェクト画像の列に沿った第1方向と、前記第1方向と反対方向であって前記オブジェクト画像の列に沿った第2方向と、のいずれか一方に前記オブジェクト画像をスクロール表示させる表示制御ステップと、
    前記座標検出手段によって検出されていた指示座標が検出されなくなった座標が前記オブジェクト画像に対応する座標である場合に、当該指示座標が対応するオブジェクト画像に割り当てられている処理を実行する処理実行ステップと、
    を備え、
    前記表示制御ステップは、前記スクロール領域内における指示座標の移動方向が前記第1方向を中心として広がる所定角度の範囲内である場合には、指示座標の前記第1方向への第1移動距離に基づいて前記スクロール表示を実行し、前記スクロール領域内における指示座標の移動方向が前記第2方向を中心として広がる所定角度の範囲内である場合には、指示座標の前記第2方向への第2移動距離に基づいて前記スクロール表示を実行することを特徴とする画像表示装置の制御方法。
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