JP2013210010A - 電磁弁、及びそれを備えたインクジェット記録装置 - Google Patents

電磁弁、及びそれを備えたインクジェット記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
電磁弁の使用数量を削減し、装置の省スペース化を図り、製造コストを低減可能な電磁弁を提供し、小型かつ安価なインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】
電磁弁であって、外部と接続可能な複数の流体経路を備えた第1の端部と、外部と接続可能な複数の流体経路を備え、前記第1の端部の反対側に位置する第2の端部と、前記第1及び第2の端部に形成された流体経路の開閉状態を切替る切替機構と、を有し、前記切替機構は、非稼動時に前記第1の端部に形成された流体経路のうちいずれかの経路を開放するとともに、前記第2の端部に形成された流体経路のうちいずれかの経路を閉止し、稼動時に前記第1の端部の開放された流体経路のうちいずれかの経路を閉止するとともに、前記第2の端部の閉止された流体経路のうちいずれかの経路を開放することを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電磁弁、及びそれを備えたインクジェット記録装置に関するものである。
本技術分野の背景技術として、特開2009−172932号公報(特許文献1)がある。この公報には、「インクジェット記録装置において、印字を行うためのインクを保持する第1インク容器と、印字を行うとともに第1インク容器に補充するインクを保持す第2インク容器と、第1配管経路と第2の配管経路の接続部である第1配管接続部と第1インク容器の間の第1配管経路上に配置された第1配管経路の開閉を行う第1電磁弁と、第1配管接続部と第1インク容器の間の第1配管経路上に配置された第1のインク容器から吸引されたインクの粘度を測定する粘度測定器と、第1配管接続部と第2インク容器の間に配置された第2電磁弁と、を備える。」と記載されている(要約参照)。
また、特開2009−179022号公報(特許文献2)がある。この公報には、「印字に使用するインクを吐出するノズルと、ノズルにインクを供給するポンプと、インク流路の開閉を行う電磁弁を備え、電磁弁は、コイルと、コイルの中心軸上にあって中心軸方向に可動なプランジャと、プランジャの下端に固定されインクの流れを止める弁体と、プランジャの上方にあって磁力によりプランジャを吸引する固定コアを備え、プランジャの上端が接する空気室と電磁弁の外部とを連通させる通気路を有することを特徴とするインクジェット記録装置」と記載されている。
特開2009−172932号公報 特開2009−179022号公報
例えば、特許文献1に記載のいわゆるコンティニュアス方式のインクジェット記録装置のインク循環系においては、インク容器内のインクを供給ポンプで吸い込んで加圧し、加圧したインクをフィルタや圧力調整弁(すなわち減圧弁)、流路の開閉を行う電磁弁を通して印字ヘッド内のノズルに供給している。運転中、インクは連続的に前記ノズルの吐出孔から吐出され、粒子化される。前記ノズルから吐出されたインク粒子のうち印字に使用されるインク粒子は、帯電及び偏向され、被印字物へ到達して文字を形成する。一方、印字に使われないインク粒子は帯電及び偏向されず、前記ノズルの吐出孔から直進方向にあるガターの開口部に進入し、回収ポンプにより前記インク容器に回収され、再利用する構成をとっている。
また、例えば特許文献2に記載の電磁弁においては、コイルと、前記コイルの中心軸上にあって前記中心軸方向に稼動なプランジャと、前記プランジャの下端に固定されインクの流れを止める弁体と、前記プランジャの上方にあって磁力により前記プランジャを吸引する固定コアと、前記プランジャの上方にあって弾性力により前記プランジャを下方に押し下げる圧縮コイルばねを備えている。さらに前記電磁弁は、インクが前記プランジャの下部に一体的にダイヤフラムを備えインク流路と前記プランジャの周囲の空間を隔てた構造となっている。
特許文献1及び特許文献2に示されるように、インクジェト記録装置のインク循環系において、電磁弁は主にインクまたは溶剤の流路を開閉するために使用されており、1つの流路につき、1つの前記電磁弁を設置して流路開閉制御を行なうため、開閉制御が必要な流路ごとに前記電磁弁を設置することになっている。
このため、従来のインクジェット記録装置においては、10個前後の前記電磁弁が備えられているため、装置の大型化につながってしまい、製造コストも高くなってしまう。
本発明の目的は、電磁弁の使用数量を削減し、装置の省スペース化を図り、製造コストを低減することで、小型かつ安価なインクジェット記録装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、電磁弁であって、「外部と接続可能な複数の流体経路を備えた第1の端部と、外部と接続可能な複数の流体経路を備え、前記第1の端部の反対側に位置する第2の端部と、前記第1及び第2の端部に形成された流体経路の開閉状態を切替る切替機構と、を有し、前記切替機構は、非稼動時に前記第1の端部に形成された流体経路のうちいずれかの経路を開放するとともに、前記第2の端部に形成された流体経路のうちいずれかの経路を閉止し、稼動時に前記第1の端部の開放された流体経路のうちいずれかの経路を閉止するとともに、前記第2の端部の閉止された流体経路のうちいずれかの経路を開放すること」を特徴とする。
本発明によれば、小型かつ安価なインクジェット記録装置を提供することができる。
インクジェット記録装置の本体および印字ヘッドの斜視図である。 インクジェット記録装置の基本動作を示す斜視図である。 インクジェット記録装置の使用状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示すインクジェット記録装置の電磁弁(通電OFF状態)の断面図である。 本発明の一実施形態を示すインクジェット記録装置の電磁弁(通電ON状態)の断面図である。 本発明の実施例2を示すインクジェット記録装置の経路構成図である。 本発明の実施形態による印字操作が行われているときにおけるインクの流れを太線で示す流体経路図である。 本発明の実施形態によるインク補給が行われているときにおけるインクの流れを太線で示す流体経路図である。
以下において、本実施例につき図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
<本発明の電磁弁の構造>
図4は、本発明の電磁弁23の内部構造(通電OFF状態)を示す断面図である。まずは電磁弁23の構造について説明する。
図4に示されるように、ホビン81に図示しない導線100が巻かれて形成されたコイル82の内部に、コイル82の軸方向A98Aと同軸上に稼動可能なプランジャA87が備え付けられている。プランジャA87の一端には、圧入部材A90AがダイヤフラムA89Aを挟み込んで圧入されており、圧入部材A90Aの一端にはシール部材A95Aが焼き付けられている。
さらに、電磁弁23の端部には流路ベース80が設けられ、ダイヤフラムA89Aに隣接する側の流路ベース80Aは、流路室A101Aと、流路(IN側)A96Aと、流路(OUT側)A97Aと、弁座A104Aとによって構成されている。シール部材A95Aは、弁座A104Aと接離することで、流路(IN側)A96Aと流路室A101Aの開閉を行っている弁部A105Aを構成する。この弁部105Aを含む流路を、弁内流路A(閉側)106Aとする。
ダイヤフラムA89Aは、流路室A101AとプランジャA87の周囲空間を隔てており、流路ベースA80AとベースA86Aに挟み込まれ、組立用ねじA93A(4本)によって固定されている。
プランジャA87の一方の端部(上端部)には円筒形状の固定コアA99が備えられ、固定コア99についてはホビン81に圧入して固定されている。
プランジャA87の上端には、プランジャA87と一体に動作するプランジャB88が、固定コア99の内側から上部にかけて備えられており、プランジャA87上端の雌ねじ部102とプランジャB88の一端(下端)の雄ねじ部103が勘合することにより固定されている。
プランジャB88の一端(上端部)には、圧入部材90BがダイヤフラムB89Bを挟み込んで圧入されており、圧入部材B90Bの上部にはシール部材B95Bが焼き付けられている。ダイヤフラムB89Bに隣接する側の流路ベース90Bは、流路室B101Bと、流路(IN側)B96Bと、流路(OUT側)B97Bと、弁座B104Bとを備えて構成される。シール部材B95Bは、弁座B104Bと接離することで、流路(IN側)B96Bと流路室B104Bの開閉を行っている弁部B105Bを構成する。この弁部105Bを含む流路を、弁内流路B(開側)106Bとする。
ダイヤフラムB89Bは、流路室B101BとプランジャB88の周囲空間を隔てており、流路ベースB80BとベースB86Bに挟み込まれ、組立用ねじB93B(4本)によって固定されている。
圧入部材B90Bには、ばね溝(圧入部材)85が設けられている。また、流路ベースB80Bには圧入部材B90Bに設けられたばね溝85と対向する位置に、ばね溝(ベース)84が設けられている。そして、ばね溝(圧入部材)85とばね溝(ベース)84の間には、圧縮コイルばね91が備え付けられている。圧入部材B90Bは、圧縮コイルばね91により、圧入部材B90Bと連動して動くプランジャB88と、固定コア99が接触する位置まで押し下げられている。
コイル82は、外周を樹脂83で覆われており、プラグ92が固定されている。プラグ92は、はんだ94によって導線100と接続された構成となっている。
樹脂83の外側には、平板状のヨークA107A、および、ヨークB107Bが対向して設置されている。
ベースA86A、ベースB86B、プランジャA87、固定コア99、ヨークA107A、ヨークB107Bは、いずれも磁性体であり、コイル82を通電したときに磁化され、プランジャA87を押し上げるようになっている。
プランジャB88は、非磁性体であり、コイル82を通電したときに磁化しないようになっている。これは、プランジャB88を磁化してしまうとプランジャA87を押し上げる力が弱くなってしまうためである。
<本発明の電磁弁の動作>
次に電磁弁23の動作について、図4の本発明の電磁弁23の内部構造(通電OFF状態)を示す断面図、および、図5の本発明の電磁弁23の内部構造(通電ON状態)を示す断面図、を用いて説明する。
本実施例に係る電磁弁23は、プラグ92を介して、コイル82を通電することが可能である。図4に示すように、コイル82に通電していない場合、プランジャB88は圧縮コイルばね91の弾性力により軸方向A98Aの矢印に示す向きに押し下げられ、一体となってプランジャA87も押し下げられているため、シール部材A95Aが弁座A104Aに押し付けられて、弁部A105Aを閉鎖する。
すなわち、圧縮コイルばね91は、非通電時にプランジャB88、プランジャA87を介して対極位置に設けられた流路が閉鎖されるような弾性力を有し、備え付けられている。これにより、非通電時に流路96Aに流入しようとする流体から圧力を受けても、流体が漏入することなく流路を閉止することができる。
また、この時、シール部材B95Bは押し下げられて、弁座B104Bとの間に隙間が生じるため、弁部B105Bは開放状態となる。
一方、図5に示すように、例えばプラグ92にDC24V印加を行い、コイル82を通電した場合、図に磁束イメージを記載したような磁界が発生し、固定コア99およびプランジャA87は磁性体で構成されていて磁界の中にあるために磁化されて吸引力が生じ、プランジャA87が吸引力により軸方向B98Bの矢印に示す向きに引き上げられる。プランジャA87と一体となりプランジャB88が押し上げられるため、シール部材B95Bが弁座B104Bに押し付けられて、弁部B105Bを閉鎖する。この時、シール部材A95Aは押し上げられて、弁座A104Aとの間に隙間が生じるため、弁部A105Aは開放状態となる。
本実施例によれば、次に述べるような効果を得ることができる。
電磁弁23においては、1つのコイル82にて2つの独立した流路(弁内流路A(閉側)106A、および、弁内流路B(開側)106B)の開閉を制御することができる。その結果として、従来のように、2つの電磁弁(2つのコイル)を使用して、2つの流路の開閉制御を行った場合と比べ、省スペース化、コストダウンにつながる。
更に、通電を行うコイルが1つになるため制御が簡単となり、流路開閉制御にあたっての信頼性アップにつながる可能性がある。
また、電磁弁23においては、流路(OUT側)A97Aと流路(OUT側)B97Bを接続することにより、簡単な構造で、三方弁として用いることとしても良い。
<装置外観の構成>
図1はインクジェット記録装置300を示す斜視図である。インクジェット記録装置300には、外部には操作表示部3が備えられた本体1と印字ヘッド2が備えられており、本体1と印字ヘッド2は導管4で接続されている。
<装置の動作原理>
ここで図2を用いてインクジェット記録装置300の動作原理について説明する。インク容器18内のインク7Aはポンプ25に吸引、加圧されてインク柱7Bとなってノズル8から吐出される。ノズル8には、電歪素子9が備えられており、インクに所定の周波数で振動を加えてノズル8から吐出されるインク柱7Bを粒子化するようになっている。これにより生成されるインク粒子7Cの数は,電歪素子9に印加する励振電圧の周波数により決定され、その周波数と同数となる。インク粒子7Cは、印字情報に対応した大きさの電圧を帯電電極11にて印加することで電荷を与えられるようになっている。
帯電電極11で帯電させられたインク粒子7Cは、偏向電極12間の電界中を飛翔している間、帯電量に比例した力を受けて偏向し、印字対象物13へ向かって飛翔して着弾する。その際、インク粒子7Cは帯電量に応じて偏向方向の着弾位置は変化し、さらに偏向方向と直行する方向に生産ラインが印字対象物13を移動させることで、偏向方向と直行した方向にも粒子を着弾させることが可能となり、複数の着弾粒子によって文字を構成し印字を行う。
印字に使用されなかったインク粒子7Cは偏向電極12間を直線的に飛翔して、ガター14により捕捉された後に経路を経由して、主インク容器18に回収される。
<装置の使用形態>
次に、インクジェット記録装置300の実際の使用状態の一例を図3に示す。インクジェット記録装置300は、例えば、食品や飲料などが生産される工場内の生産ラインに据え付けられ、本体1は使用者が操作できる位置に設置され、印字ヘッド2はベルトコンベア15などの生産ライン上を給送される印字対象物13に近接できる位置に設置される。
ベルトコンベア15などの生産ライン上には給送速度に係わらず同じ幅で印字するために、給送速度に応じた信号をインクジェット記録装置300に出力するエンコーダ16や、印字対象物13を検出してインクジェット記録装置300に印字を指示する信号を出力する印字センサ17が設置されていて、それぞれは本体1内の図示しない制御部に接続されている。
エンコーダ16や印字センサ17からの信号に応じて制御部がノズル8から吐出されるインク粒子7Cへの帯電量や帯電タイミングを制御し、印字対象物13が印字ヘッド2近傍を通過する間に帯電、偏向されたインク粒子7Cを印字対象物13へ付着させて印字を行うようになっている。
<本発明のインクジェット記録装置の経路構成>
図6は、インクジェット記録装置300Aの全体的な経路構成を示す説明図である。インクジェット記録装置300Aには、本体1と印字ヘッド2と、本体1と印字ヘッド2を接続している導管4で構成されている。本体1に備えられた電磁弁23A、電磁弁23B、電磁弁23C、電磁弁23Dについては、実施例1で説明した電磁弁23を用いている。
<インク供給経路の説明>
まず、本実施例のインクジェット記録装置のインク供給経路について説明する。本体1には、循環するインク7Aを保持する主インク容器18が備えられており、主インク容器18には、主インク容器18内の液体が内部に保持されるのに適正な量である基準液面レベルに達しているか否かを検知する液面センサ38が備えられている。
主インク容器18には、経路151を介して経路の開閉を行う電磁弁23Aの弁内流路B(開側)106Bに接続されており、電磁弁23Aの弁内流路B(開側)106Bは経路152を介して分岐経路251に接続されている。分岐経路251は、経路153を介してインク7Aを吸引、圧送するために使用されるポンプ(インク供給用)24に接続されている。そして、ポンプ(インク供給用)24は経路154を介してインク7A中に混入している異物を除去するフィルタ28に接続されている。
フィルタ28は、経路155を介してポンプ(インク供給用)24から圧送されたインク7Aを印字するために適正な圧力に調整する減圧弁33に接続されており、減圧弁33は経路156を介して分岐経路252に接続されている。分岐経路252は、導管4内を通る経路157を介して印字ヘッド2内に備えられた三方電磁弁32に接続されている。
三方電磁弁32は、経路158を介してインク7Aを吐出する吐出口を備えたノズル8に接続されている。
ノズル8吐出口の直進方向には、印字に使用されないために帯電、偏向されずに直進的に飛翔するインク粒子7Cを捕捉するためのガター14が配置されている。
<インク回収経路の説明>
次に本実施例のインクジェット記録装置のインク回収経路について説明する。
ガター14は、導管4内を通る経路161を介して本体1内に配置されているインク中に混入している異物を除去するフィルタ30と接続されており、フィルタ30は、経路162を介して経路の開閉を行う電磁弁23Bの弁内流路A(閉側)106Aに接続されている。電磁弁23Bの弁内流路A(閉側)106Aは経路163を介して分岐経路253に接続されている。分岐経路253は、経路164を介してガター14により捕捉されたインク粒子7Cを吸引するポンプ(インク回収用)25と接続されている。
ポンプ(インク回収用)25は、経路165を介して分岐経路254に接続され、分岐経路254は、経路166を介して主インク容器18と接続されている。主インク容器18は、本体1外へと通じる経路231と接続されている。
ガター14においては、インク粒子7Cを吸引して回収する際に周囲の空気も同時に吸引しており、吸引された空気は、主インク容器18内に送られ、主インク容器18内から機外へ排出するときに経路231を通過するようになっている。
<圧抜き経路の説明>
次に本実施例のインクジェット記録装置の圧抜き経路について説明する。
インク供給経路の減圧弁33の下流側と、インク回収経路のポンプ(インク回収用)25の上流側との間には、残圧開放用の圧抜き経路が構成されている。圧抜き経路には、経路の開閉を行うために電磁弁23の弁内流路B(開側)106Bが接続されており、電磁弁23の弁内流路B(開側)106Bは一方を経路221を介して分岐流路252に接続し、もう一方を経路222を介して分岐流路253に接続している。
これにより、インク供給経路が加圧された状態のもとで電磁弁23Bを作動させて圧抜き経路を開放すると、圧抜き経路を介してインク供給流路は回収流路と連通状態となり、インク供給経路内の圧力は開放される。
<インク補給経路の説明>
次に本実施例のインクジェット記録装置のインク補給経路について説明する。
本体1には、補充用のインクを保持する補助インク容器19が備えられており、補助インク容器19は、経路171を介して経路の開閉を行う電磁弁23Aの弁内流路A(閉側)106Aに接続されている。そして、電磁弁23Aの弁内流路A(閉側)106Aは、経路172を介して分岐経路251に接続されている。
<インク循環経路の説明>
次に本実施例のインクジェット記録装置のインク循環経路について説明する。
ノズル8には、インク供給用の経路158の他に経路201が接続されており、経路201を介してノズルに供給されるインク7Aの圧力を測定する圧力計31が備えられている。圧力計31は、経路202を介して流路の開閉を行う電磁弁22に接続されており、電磁弁22は、経路203を介して分岐流路256に接続されている。
分岐経路256は、経路204を介してノズル8からのインクの吸引を行うポンプ(インク循環用)27に接続され、ポンプ(インク循環用)27は、経路205を介して分岐経路254に接続された構成となっている。
<粘度測定経路の説明>
次に本実施例のインクジェット記録装置の粘度測定経路について説明する。
主インク容器18内のインク7Aの粘度を把握するために、粘度計21が設けられている。粘度計21の一次側の流路には、経路212を介してインク7A中に混入している異物を除去するフィルタ34に接続されており、フィルタ34は、経路211を介して主インク容器18に接続されている。
粘度計21の二次側の流路には、経路213を介して流路の開閉を行うために電磁弁23Dの弁内流路B(開側)106Bに接続されており、電磁弁23Dの弁内流路B(開側)106Bは、経路214を介して分岐流路256に接続されている。
<本発明のインクジェット記録装置の動作>
次に本実施例によるインクジェット記録装置300Aの運転動作について説明する。
<インク噴出中の動作>
図7は、本実施例によるインクジェット記録装置300Aにおいて、印字操作が行われている時(ノズル8からインク噴出が行われている時)におけるインクの流れを太線で示す流体経路図である。
印字操作が行われている運転動作中においては、電磁弁23Aが非通電の状態を維持し、三方電磁弁32が通電されて流路を開放し、主インク容器18に貯留されたインク7Aが、ポンプ(インク供給用)24によりノズル8に供給される。
また、インク回収経路において、電磁弁23Bが通電されて流路を開放し、印字に使用されなかったインク粒子7Cが、ポンプ(インク回収用)25により主インク容器18に回収され、インクを装置内で循環させる動作を行っている。
電磁弁23Bは、印字操作が行われている時は通電した状態を維持することで、弁内流路A(閉側)106Aを開放状態に保つようにしている。そうすることで、印字に使用しなかったインク粒子7Cを、ガター14から主インク容器18に回収することができる。
また、インクジェット記録装置300Aにおいては、ノズル8からのインク噴出を行わない場合、電磁弁23Bは、非通電状態を維持するようになっている。そうすることで、弁内流路A(閉側)106Aを閉鎖し、停止中に回収経路へ新たなエアが侵入することを防止し、インクが乾燥・固着することを防いでいる。
<インク補給中の動作>
次に、図8はインク補給時におけるインクの流れを太線で示す流体経路図である。図8では、図7の運転動作との相違点のみ説明する。インク補給動作中においては、電磁弁23Aが通電されることで主インク容器18側の流路を閉じて、補助インク容器19側の流路を開放する。これにより、補助インク容器19に貯留されたインクがノズル8に供給されて、その後、主インク容器18に補給される動作を行っている。
<圧抜きの動作>
図7のインク噴出状態では、経路221は加圧状態となっている。そのため、インク噴出を停止する際には、電磁弁23Bを非通電状態にして、経路221と経路222を接続して、経路内の圧を逃がす構成をとっている。そうすることで、停止中にインク循環経路中が加圧状態となることが無くなり、ダイヤフラム等の部品が劣化することを防止している。
本実施例に係るインクジェット記録装置300Aによれば、従来のインクジェット記録装置と比較して電磁弁の数量を削減することができ、装置の小型化、およびコスト低減を図ることができる。
1…本体部、2…印字ヘッド部、3…操作表示部、4…導管、
7A…インク(主インク容器18内)、7B…インク柱、7C…インク粒子、8…ノズル、9…電歪素子、11…帯電電極、12…偏向電極、13…印字対象物、14…ガター、15…ベルトコンベア、16…エンコーダ、17…印字センサ、18…主インク容器、19…補助インク容器、20…溶剤容器、21…粘度計、22…電磁弁、23…電磁弁、23A〜H…電磁弁、24…ポンプ(インク供給用)、25…ポンプ(インク回収用)、26…ポンプ(溶剤補充用)、27…ポンプ(インク循環用)、28…フィルタ(インク供給用)、29…フィルタ(回収用)、30…フィルタ(溶剤用)、31…圧力計、32…三方電磁弁、33…減圧弁、34…フィルタ(粘度計用)、38…液面センサ、
<(本発明の)電磁弁23の構成を説明する符号>
80A…流路ベースA、80B…流路ベースB、81…ホビン、82…コイル、83…樹脂、84…ばね溝(ベース)、85…ばね溝(圧入部材)、86A…ベースA、86B…ベースB、87…プランジャA、88…プランジャB、89A…ダイヤフラムA、89B…ダイヤフラムB、90A…圧入部材A、90B…圧入部材B、91…圧縮コイルばね、92…プラグ、93A…組立用ねじA、93B…組立用ねじB、94…はんだ、95A…シール部材A、95B…シール部材B、96A…流路(IN側)A、96B…流路(IN側)B、97A…流路(OUT側)A、97B…流路(OUT側)B、98A…軸方向A、98B…軸方向B、99…固定コア、100…導線、101A…流路室A、101B…流路室B、102…雌ねじ部、103…雄ねじ部、104A…弁座A、104B…弁座B、105A…弁部A、105B…弁部B、106A…弁内流路A(閉側)、106B…弁内流路B(開側)、107A…ヨークA、107B…ヨークB、
151〜158…経路(インク供給用)、161〜166…経路(インク回収用)、
171〜172…経路(インク補給用)、181〜185…経路(溶剤供給用)、
191〜193…経路(溶剤補給用)、201〜205…経路(循環用)、
211〜214…経路(攪拌用)、221〜222…経路(圧抜き用)、
231…経路(排気用)、251〜255…分岐流路、
300…インクジェット記録装置、300A…インクジェット記録装置、

Claims (12)

  1. 外部と接続可能な複数の流体経路を備えた第1の端部と、
    外部と接続可能な複数の流体経路を備え、前記第1の端部の反対側に位置する第2の端部と、
    前記第1及び第2の端部に形成された流体経路の開閉状態を切替る切替機構と、を有し、
    前記切替機構は、
    非稼動時に前記第1の端部に形成された流体経路のうちいずれかの経路を開放するとともに、前記第2の端部に形成された流体経路のうちいずれかの経路を閉止し、
    稼動時に前記第1の端部の開放された流体経路のうちいずれかの経路を閉止するとともに、前記第2の端部の閉止された流体経路のうちいずれかの経路を開放することを特徴とする電磁弁。
  2. 請求項1に記載の電磁弁であって、
    前記切替機構は、
    コイルと、
    前記コイルの中心軸上にあって前記中心軸方向に稼動する第1のプランジャと、
    前記第1のプランジャの一端に固定された第1の弁体と、
    前記コイルの中心軸上にあって前記中心軸方向に稼動し、前記第1のプランジャの他の一端に固定された第2のプランジャと、
    前記第2のプランジャの前記第1のプランジャと接続された一端とは反対側の他の一端に固定された第2の弁体と、
    前記第2の端部と前記第2の弁体に接続され、前記第2の弁体を前記第1の端部方向に押圧する押圧部材と、
    前記コイルに接続して通電可能なプラグと、
    磁力により前記第1のプランジャを稼動させる固定コアと、を有し、
    前記コイルの非通電時は、前記押圧部材の押圧力で前記第1のプランジャが押圧されて、前記第1の弁体により前記第1の端部に形成された流体経路のうちいずれかの経路が閉止されるとともに、前記第2の端部に形成された流体経路のうちいずれかの経路は開放され、
    前記コイルの通電時は、前記押圧部材の押圧力に抗して、前記第1のプランジャが前記第2の端部方向に稼動することで、前記第1の端部に形成された流体経路のうちいずれかの経路は開放されるとともに、前記第2の弁体によって前記第2の端部に形成された流体経路のうちいずれかの経路が閉止されることを特徴とする電磁弁。
  3. 請求項2に記載の電磁弁であって、
    前記第1の端部には、前記第1のプランジャと前記第1の端部に形成された流体経路との間を隔てる第1のダイヤフラムが設けられて、流体を貯蔵可能な第1の流路室を形成し、
    前記第2の端部には、前記第2のプランジャと前記第2の端部に形成された流体経路との間を隔てる第2のダイヤフラムが設けられて、流体を貯蔵可能な第2の流路室を形成していることを特徴とする電磁弁。
  4. 請求項2に記載の電磁弁であって、
    前記第1及び第2の弁体は、前記プランジャに圧入された圧入部材にシール部材が取り付けられて形成され、前記シール部材により流体経路を塞ぐことを特徴とする電磁弁。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の電磁弁であって、
    前記第1及び第2の端部に形成された複数の流体経路は、外部から流体が流入する経路と、外部に流体が流出する経路を有することを特徴とする電磁弁。
  6. 装置本体に収納されているインクを貯留するためのインク容器と、
    前記インクをインク粒子として吐出して被印字物に印字を行うためのノズルと、
    前記インク容器から前記ノズルに前記インクを供給するためのインク供給流路と、
    前記ノズルより吐出した前記インク粒子のうち、印字に使用しない前記インク粒子を回収するためのガターと、
    前記ガターで回収した前記インク粒子を前記インク容器に回収するためのインク回収流路と、
    流体経路の開閉を行うための電磁弁と、を備え、
    前記電磁弁は、
    流路と接続された複数の流体経路を備えた第1の端部と、
    流路と接続された複数の流体経路を備え、前記第1の端部の反対側に位置する第2の端部と、
    前記第1及び第2の端部に形成された流体経路の開閉状態を切替る切替機構と、を有し、
    前記切替機構は、
    非稼動時に前記第1の端部に形成された流体経路のうちいずれかの経路を開放するとともに、前記第2の端部に形成された流体経路のうちいずれかの経路を閉止し、
    稼動時に前記第1の端部の開放された流体経路のうちいずれかの経路を閉止するとともに、前記第2の端部の閉止された流体経路のうちいずれかの経路を開放することを特徴とするインクジェット記録装置。
  7. 請求項6に記載のインクジェット記録装置であって、
    前記切替機構は、
    コイルと、
    前記コイルの中心軸上にあって前記中心軸方向に稼動する第1のプランジャと、
    前記第1のプランジャの一端に固定された第1の弁体と、
    前記コイルの中心軸上にあって前記中心軸方向に稼動し、前記第1のプランジャの他の一端に固定された第2のプランジャと、
    前記第2のプランジャの前記第1のプランジャと接続された一端とは反対側の他の一端に固定された第2の弁体と、
    前記第2の端部と前記第2の弁体に接続され、前記第2の弁体を前記第1の端部方向に押圧する押圧部材と、
    前記コイルに接続して通電可能なプラグと、
    磁力により前記第1のプランジャを稼動させる固定コアとを有し、
    前記コイルの非通電時は、前記押圧部材の押圧力で前記第1のプランジャが押圧されて、前記第1の弁体により前記第1の端部に形成された流体経路のうちいずれかの経路が閉止されるとともに、前記第2の端部に形成された流体経路のうちいずれかの経路は開放され、
    前記コイルの通電時は、前記押圧部材の押圧力に抗して、前記第1のプランジャが前記第2の端部方向に稼動することで、前記第1の端部に形成された流体経路のうちいずれかの経路は開放されるとともに、前記第2の弁体によって前記第2の端部に形成された流体経路のうちいずれかの経路が閉止されることを特徴とするインクジェット記録装置。
  8. 請求項7に記載のインクジェット記録装置であって、
    前記第1の端部には、前記第1のプランジャと前記第1の端部に形成された流体経路との間を隔てる第1のダイヤフラムが設けられて、流体を貯蔵可能な第1の流路室を形成し、
    前記第2の端部には、前記第2のプランジャと前記第2の端部に形成された流体経路との間を隔てる第2のダイヤフラムが設けられて、流体を貯蔵可能な第2の流路室を形成していることを特徴とするインクジェット記録装置。
  9. 請求項7に記載のインクジェット記録装置であって、
    前記第1及び第2の弁体は、前記プランジャに圧入された圧入部材にシール部材が取り付けられて形成され、前記シール部材により流体経路を塞ぐことを特徴とするインクジェット記録装置。
  10. 請求項6から9に記載のインクジェット記録装置であって、
    前記第1及び第2の端部に形成された複数の流体経路は、外部から流体が流入する経路と、外部に流体が流出する経路を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  11. 請求項6に記載のインクジェット記録装置であって、
    複数の前記電磁弁を備え、
    第1の電磁弁は、前記第1の端部に形成された流体経路が補助インク容器と接続された流路に接続され、前記第2の端部に形成された流体経路が主インク容器と接続された流路に接続されており、
    第2の電磁弁は、前記第1の端部に形成された流体経路が前記ガターに接続された流路に接続され、前記第2の端部に形成された流体経路が減圧弁に接続された流路に接続されており、
    前記第1の電磁弁は通電せず、第2の電磁弁を通電することで、主インク容器のインクを循環させて印字を行うことを特徴とするインクジェット記録装置。
  12. 請求項6に記載のインクジェット記録装置であって、
    複数の前記電磁弁を備え、
    第1の電磁弁は、前記第1の端部に形成された流体経路が補助インク容器と接続された流路に接続され、前記第2の端部に形成された流体経路が主インク容器と接続された流路に接続されており、
    第2の電磁弁は、前記第1の端部に形成された流体経路が前記ガターに接続された流路に接続され、前記第2の端部に形成された流体経路が減圧弁に接続された流路に接続されており、
    前記第1の電磁弁及び第2の電磁弁を通電することで、補助インク容器のインクを循環させて主インク容器へインクの補充を行うことを特徴とするインクジェット記録装置。
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