JP2013207711A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】サーバとの接続が切断した場合に自動的に再接続する携帯端末を提供する。
【解決手段】PDA9のCPU9−1が自動接続用のプログラムPR3を使用して、構内PHS回線を介したサーバとの接続状態を定周期に監視し、切断した場合に発呼して再接続を試みる。また、CPU9−1が通信用のプログラムPR1を使用して、接続中のサーバから定期的に最新データを受信し、ディスプレイ9−7の表示を更新する。
【選択図】図3

Description

この発明は、サーバから送られてくる監視画面などの画面を表示する携帯端末に関するものである。
図11に従来のプラント管理システムの概略を示す。同図において、1はプラント内に設けられた各種の設備であり、これらの設備はコントローラ2によって制御される。コントローラ2は制御系のLAN(ローカルエリアネットワーク)3を介して計器室に設けられた中央監視装置4と接続されている。5はデータベースであり、操作権限データベース5−1と操作履歴データベース5−2とを備え、情報系のLAN6を介して中央監視装置4に接続されている。
このプラント管理システム100において、コントローラ2は、プラント内の各種管理ポイントのデータを定期的に収集し、この収集したデータを中央監視装置4へ送る。中央監視装置4は各種管理ポイントからのデータを蓄積する。また、中央監視装置4は、操作者からの要求に応えて監視画面を作成し、ディスプレイ上に表示する。中央監視装置4において、操作者には操作権限が与えられており、ディスプレイ上に表示される監視画面からの操作や表示内容などが操作者の操作権限に応じて規制される。
〔操作権限の判定、操作履歴の記録〕
中央監視装置4にログインする際、操作者は、自己に割り当てられている操作者ID(識別番号)とパスワードを入力する。すると、中央監視装置4は、入力された操作者
IDとパスワードに基づいて、操作権限データベース5−1内の操作権限テーブルTBを参照し、操作者に与えられている操作権限を判定する。
中央監視装置4は、判定した操作権限に応じて、ディスプレイ上に表示する監視画面からの操作(例えば、実際の設備機器に対する発停操作、温度管理点に対する設定温度の変更、コントロールバルブに対する設定開度の変更など)や表示内容を規制する。また、中央監視装置4は、情報系のLAN6を介して操作履歴データベース5−2にアクセスし、中央監視装置4における操作履歴を記録する。
このようなプラント管理システム100においては、例えば現場でのコントロールバルブの開度のチェックや調整を、フィールドマンが計器室のボードマンと連絡を取りながら行っている。フィールドマンとボードマンとの間の連絡には無線ページングなどが使用される。この場合、フィールドマンは、コントロールバルブの設定開度や調整結果などを計器室のボードマンに問い合わせる。ボードマンは、中央監視装置4のディスプレイ上の監視画面をみながら、フィールドマンからの問い合わせに応える。ループチェックと呼ばれる作業では、プラント内の各所のコントロールバルブの開度のチェックや調整を順番に行うので、フィールドマンとボードマンとの間の遣り取りはさらに大変なものとなる。
このような現状に対し、本出願人は、フィールドマンとボードマンとの間の遣り取りをなくし、フィールドマンだけで全作業を完結することの可能なシステムの開発を進めている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、フィールドマンにPDA(携帯情報端末:Personal Digital Assistance)を携帯させ、このPDAのディスプレイ上に中央監視装置と同様の監視画面を表示させる。PDAには、メモリ容量や処理能力などの能力面から、中央監視装置4と同等の機能を持たせることは困難である。すなわち、PDAに監視画面の作成機能や操作権限の判定機能、操作履歴の記録機能を持たせることは困難である。そこで、本出願人が開発を進めているシステムでは、サーバを設け、このサーバに監視画面の作成機能や操作権限の判定機能、操作履歴の記録機能を持たせるようにし、PDAからの要求に応えてサーバ側で作成した監視画面をPDAに送るようにした。
特開平2003−295945号公報
このPDAを利用したシステムにおいて無線LANでサーバとPDAを接続する場合、通信圏外へ移動して接続が切断しても、通常は再度通信圏内に移動すれば、その時点で自動的に無線LANに再接続される。
他方、プラント内に構内PHS(Personal Handy−phone System)を構築してサーバとPDAの通信を実施する場合、サーバ接続用の電話番号を発呼して構内PHS回線を確立する必要があり、無線LANのように自動的に再接続されないという課題があった。
そのため、PDAが通信圏外へ移動したとき、通信異常などの障害により所定時間内にサーバからデータが送られてこないときなどには、フィールドマンがPDAを操作して構内PHSに発呼して、サーバに再接続するという操作が必要になる。
また、Webブラウザ画面の自動表示更新を行わない設定の場合、通信が切断されると画面の更新が停止してしまい、切断前の画面が表示され続けることになるため、再接続するまでアラーム情報等がフィールドマンに伝達されないことになる。一方、画面を自動更新する設定にしてある場合には、「ページが見つかりません」という趣旨のWebブラウザ固有の画面が表示されることになり、やはりアラーム情報等がフィールドマンに伝達されない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、サーバとの接続が切断した場合に自動的に再接続する携帯端末を提供することを目的とする。
この発明に係る携帯端末は、無線回線を介してサーバから送られてくる画面を表示する画面表示手段と、画面表示手段により表示される画面に表示されているデータについてその最新データの送信を無線回線を介してサーバに定期的に要求する最新データ要求手段と、サーバとの接続状態を定周期で監視し、切断した場合に所定の電話番号を発呼して再接続を試みる自動接続手段とを備えるものである。
この発明によれば、サーバとの接続状態を定周期で監視し、切断した場合に所定の電話番号を発呼して再接続を試みるようにしたので、通信圏外への移動や通信異常などの障害により無線回線への接続が切断された場合にも自動的に再接続を試みるので、接続状態を確認して手動で再接続しなければならないという煩わしさがない。また、自動的に、接続状態を維持してデータを更新できるので、アラーム情報等の伝達漏れを防止できる。
この発明の一実施の形態を示すプラント管理システムの構成図である。 このプラント管理システムにおけるサーバの概略構成を示すブロック図である。 このプラント管理システムにおいてフィールドマンに携帯させるPDAの概略構成を示すブロック図である。 PDAのディスプレイ上に表示される自動接続ダイアログを示す図である。 PDAのディスプレイ上に表示されるログイン画面を示す図である。 PDAのディスプレイ上に表示されるメニュー画面を示す図である。 PDAのディスプレイ上に表示される調整画面の一例を示す図である。 図7に示した調整画面において計測流量(PV)が最新データに更新された状態を示す図である。 図7に示した調整画面において構内PHS回線の接続が切断された場合の表示例を示す図である。 図7に示した調整画面においてサーバのセッションが終了した場合の表示例を示す図である。 従来のプラント管理システムの構成図である。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明に係る携帯端末の一実施の形態を使用したプラント管理システム200の構成図である。同図において、図11と同一符号は同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
この実施の形態では、図11に示した従来のシステム構成に加え、サーバ7とPHS制御装置8を新たに設け、フィールドマンにPDA(携帯端末)9を携帯させるようにしている。サーバ7は制御系のLAN3および情報系のLAN6に接続されており、PHS制御装置8は情報系のLAN6に接続されている。
PDA9としては市販のPDAを使用している。すなわち、本実施の形態において、PDA9のメモリ容量およびCPUの処理能力は小さい。PDA9にはカード型PHS電話機10を装着する。PHS制御装置8はプラント内の各所に設けられたアンテナ11と接続されている。このPHS制御装置8とアンテナ11とによってプラント内に構内PHSが構築されている。
図2は、サーバ7の概略構成を示すブロック図である。同図において、7−1はCPU、7−2はRAM、7−3はROM、7−4,7−5はインターフェイスである。CPU7−1は、RAM7−2にアクセスしながら、ROM7−3に格納されたプログラムに従って動作する。
ROM7−3には、PDA9に送る監視画面を作成するためのプログラム、PDA9における操作者の操作権限の判定を行いセッションを管理するためのプログラム、PDA9における操作履歴を記録するためのプログラムなどが格納されている。
図3は、PDA9の概略構成を示すブロック図である。同図において、9−1はCPU、9−2はRAM、9−3はROM、9−4,9−5,9−6はインターフェイス、9−7はタッチパネル式のディスプレイ、9−8はキー操作部、10はPDA9に着脱可能に装着されたカード型PHS電話機である。カード型PHS電話機10はインターフェイス9−4を介してCPU9−1に接続されている。CPU9−1は、RAM9−2にアクセスしながら、ROM9−3に格納されたプログラムに従って動作する。ROM9−3には通信用のプログラムPR1、表示用のプログラムPR2、自動接続用のプログラムPR3などが格納されている。
〔PDAからのアクセス〕
例えば、今、フィールドマンがコントロールバルブの開度チェックや調整を行いたいものとする。この場合、フィールドマンは、携帯しているPDA9の自動接続用のプログラムPR3を実行させると共に、Webブラウザを実行させてディスプレイ9−7上にログイン画面を表示させる。
図4に、ディスプレイ9−7上に表示される自動接続用のプログラムPR3の自動接続ダイアログD1を示す。自動接続ダイアログD1には、自動接続用のプログラムPR3の実行を許可するOKボタンBT1とキャンセルボタンBT2が表示される。
フィールドマンは、自動接続ダイアログD1において、OKボタンBT1を押す。すると、実行を許可する情報をCPU9−1が取り込み、ROM9−3に格納されている自動接続用のプログラムPR3を使用してサーバ7の電話番号を発呼し、カード型PHS電話機10とPHS制御装置8との間の構内PHS回線を確立する。PHS制御装置8は発呼された電話番号に従い、カード型PHS電話機10をサーバ7へ接続する。
また、CPU9−1は自動接続用のプログラムPR3をこのまま常時起動しておき、構内PHS回線を通じた通信状態を定周期(例えば、30秒毎)で監視し、サーバ7との接続が切断されたことを検知したときに自動的に発呼して、再接続を試みる。これにより、PDA9の通信圏外への移動や通信異常などの障害が生じて構内PHS回線が切断された場合に、自動的に通信を復旧することができる。
PDA9において、CPU9−1が自動接続用のプログラムPR3を使用して定周期でサーバ7との接続状態を監視し、切断した場合にカード型PHS電話機10にサーバ7の電話番号を発呼させることにより、自動接続手段が実現される。
図5に、ディスプレイ9−7上に表示されるログイン画面G1を示す。ログイン画面G1には操作者ID(ユーザID)の入力窓S1とパスワードの入力窓S2が表示される。また、OKボタンBT3とリセットボタンBT4が表示される。
フィールドマンは、ログイン画面G1において、自己に割り当てられている操作者IDを入力窓S1に入力し、パスワードを入力窓S2に入力し、OKボタンBT3を押す。すると、入力された操作者IDとパスワードをCPU9−1がログイン情報として取り込み、このログイン情報をインターフェイス9−4を介してカード型PHS電話機10へ送る。
カード型PHS電話機10は、CPU9−1からのログイン情報をPHS制御装置8へ送る。PHS制御装置8はPDA9からのログイン情報をサーバ7へ送る。サーバ7は、PDA9からのログイン情報を受け取り、このログイン情報の操作者IDとパスワードに基づき、操作権限データベース5−1内の操作権限テーブルTBを参照し、PDA9における操作者(フィールドマン)の操作権限を判定する。
次に、サーバ7は、判定した操作権限に応じた監視画面を作成し、この監視画面に最新データの取込指令を負荷し、PHS制御装置8を介してPDA9へ送る。この場合、PHS制御装置8とPDA9との間の構内PHS回線は確立されたままの状態であり、この構内PHS回線を通じてサーバ7からの監視画面が直ちにPDA9へ送られる。
PDA9において、CPU9−1は、サーバ7から送られてきた監視画面をディスプレイ9−7上に表示する。また、CPU9−1は、サーバ7から送られてきた監視画面に付加されている最新データの取込指令を受けて、ROM9−3に格納されている通信用のプログラムPR1を使用して、サーバ7に対して最新データの送信を定期的に要求する。また、この要求に応じて送られてきた最新データを、ROM9−3に格納されている表示用のプログラムPR2を使用して、ディスプレイ9−7上の監視画面に表示する。
PDA9において、CPU9−1が表示用のプログラムPR2を使用してディスプレイ9−7上に監視画面を表示させることにより、画面表示手段が実現される。
また、PDA9において、CPU9−1が通信用のプログラムPR1を使用してサーバ7に定期的に最新データを要求することにより、最新データ要求手段が実現される。
〔メニュー画面〕
図6に、ディスプレイ9−7上に表示される監視画面を示す。サーバ7は、ログイン情報受信後の最初の監視画面として、メニュー画面G2をPDA9のディスプレイ9−7上に表示させる。メニュー画面G2には、その上部に、操作メニューが表示される。この例では、操作メニューとして、「アラーム」、「メッセージ」、「グループ」、「更新」の各メニューM1,M2,M3,M4が表示される。
また、操作メニューの横には、PDA9がサーバ7に接続しているか切断しているかの接続状態を表示する表示ブロックBL1が表示される。表示ブロックBL1は、サーバ7に接続している状態ではその表示色が緑とされ、切断している状態ではその表示色が赤とされる。図6に示すメニュー画面G2では、PHS制御装置8とPDA9との間で構内PHS回線が確立されサーバ7に接続した状態になっているので、表示ブロックBL1の表示色が緑にされている。
また、図6に示したメニュー画面G2の場合、未確認のアラームがあればメニューM1中の文字列の背景の色が赤色とされ、未確認のメッセージがあればメニューM2中の文字列の背景の色が赤色とされる。メニュー画面G2において、このメニュー画面G2に表示されるデータとは、例えばメニューM1やM2中の文字列の背景の色である。
〔最新データの送信要求〕
サーバ7からの最新データの取込指令を受けたCPU9−1は、監視画面に表示されているデータについてその最新データの送信要求を2秒毎にサーバ7へ送る。本実施の形態では、PDA9からログイン情報を送信すると、通信圏外への移動などがなければ、ログアウトされるまでPDA9とPHS制御装置8との間の構内PHS回線は確立されたままの状態となる。したがって、サーバ7へは、定期的にPDA9から最新データの送信要求が送られる。サーバ7は、PDA9からの送信要求に応えて、最新データをPDA9へ送る。
〔レスポンスがある場合〕
CPU9−1は、メニュー画面G2に表示されているデータについて、通信用のプログラムPR1を使用して、その最新データの送信要求を2秒毎にサーバ7へ送る。サーバ7は、このPDA9からの最新データの送信要求に応えて、メニュー画面G2中の最新データ(この例では、メニューM1やM2中の文字列の背景の色)をPDA9へ送る。PDA9のCPU9−1は、サーバ7から最新データが送られてくると、表示用のプログラムPR2を使用して、メニュー画面G2内のデータを最新データに更新する。
〔通信が切断した場合〕
これに対し、通信圏外への移動や通信異常などの障害により、PHS制御装置8との間の構内PHS回線が切断された場合、PDA9のCPU9−1は、自動接続用のプログラムPR3を使用して定周期で接続状態を監視しているため、ある時点でこの切断を検知する。CPU9−1は、切断を検知すると、自動接続用のプログラムPR3を使用して、サーバ7への再接続を試みる。また、CPU9−1は、切断を検知すると、表示用のプログラムPR2を使用して、表示ブロックBL1の表示色を赤とする。フィールドマンは、表示ブロックBL1の表示色が赤となったことにより、メニュー画面G2に表示されているデータ、すなわちメニューM1やM2中の文字列の背景の色が古いデータであることを知ることができる。
なお、CPU9−1は、自動接続用のプログラムPR3を使用して構内PHS回線からの切断を検知したときに、アラーム音を鳴らすなどの動作を実行して、フィールドマンに報知してもよい。
また、構内PHS回線が切断されたことにより所定時間内にサーバ7から最新データが送られてこない場合に、PDA9のCPU9−1は、メニュー画面G2に表示されているデータが古いデータであることを強調するために、不図示の表示ブロックの表示色を変更(例えば、緑から赤に変更)するようにしてもよい。
〔通信が復旧した場合〕
通信圏外から通信圏内へ移動したり通信異常などの障害が復旧したりして、構内PHS回線の再確立が可能になり、サーバ7に再接続されると、PDA9のCPU9−1は、表示用のプログラムPR2を使用して、表示ブロックBL1の表示色を緑とする。フィールドマンは、表示ブロックBL1の表示色が緑となったことにより、サーバ7から最新データが受信可能になったこと、すなわちメニュー画面G2に表示されているデータが新しいデータである可能性が高いことを知ることができる。
また、通信が復旧してサーバ7から最新データが送られてきた場合に、PDA9のCPU9−1は、メニュー画面G2に表示されているデータが新しいデータであることを強調するために、不図示の表示ブロックの表示色を変更(例えば、赤から緑に変更)するようにしてもよい。
〔調整画面〕
メニュー画面G2が表示されると、フィールドマンはメニューM3を選択し、その詳細画面(グループ画面)を表示させる。このグループ画面も、メニュー画面G2と同様にしてサーバ7において作成され、PDA9に送られてくる。そして、このグループ画面から所望の管理ポイントを選択し、その管理ポイントの詳細画面(調整画面)を表示させる。この調整画面も、サーバ7において作成され、PDA9に送られてくる。なお、グループ画面や調整画面などに表示するデータは、サーバ7が中央監視装置4やコントローラ2にアクセスして取得する。
このとき表示される調整画面の一例を図7に示す。この調整画面G3は、管理ポイントとして「FC101:PPYフィールド流量1」を選択した場合のものであり、「FC101」に対する設定流量(SP)が表示窓W1に、計測流量(PV)が表示窓W2に、コ
ントロールバルブへの出力開度の指令値(OP(%))が表示窓W3に、運転モード(MODE)が表示窓W4に表示される。また、メニュー画面G2のメニューM1,M2,M3,M4がそのまま残され、表示ブロックBL1も表示される。但し、表示ブロックBL1は、メニュー画面G2に対するものだけではなく、調整画面G3に対するものでもある。
〔最新データの送信要求〕
サーバ7からの調整画面G3には最新データの取込指令が付加されている。PDA9のCPU9−1は、調整画面G3に付加されている最新データの取込指令を受け、調整画面G3に表示されているデータについてその最新データの送信要求を2秒毎にサーバ7へ送る。サーバ7は、PDA9からの送信要求に応えて、最新データをPDA9へ送る。
〔レスポンスがある場合〕
CPU9−1は、調整画面G3に表示されているデータについて、通信用プログラムPR1を使用して、その最新データの送信要求を2秒毎にサーバ7へ送る。サーバ7は、このPDA9からの最新データの送信要求に応えて、調整画面G3内の最新データをPDA9へ送る。PDA9のCPU9−1は、サーバ7から最新データが送られてくると、表示用プログラムPR2を使用して、調整画面G3内のデータを最新データに更新する。図8に計測流量(PV)が最新データに更新された状態を示す。
〔通信が切断した場合〕
これに対し、通信圏外への移動や通信異常などの障害により、PHS制御装置8との間の構内PHS回線が切断された場合、PDA9のCPU9−1は、自動接続用のプログラムPR3を使用して定周期で接続状態を監視しているため、ある時点でこの切断を検知する。CPU9−1は、切断を検知すると、自動接続用のプログラムPR3を使用して、サーバ7への再接続を試みる。また、CPU9−1は、切断を検知すると、表示用のプログラムPR2を使用して、表示ブロックBL1の表示色を赤とする。フィールドマンは、表示ブロックBL1の表示色が赤となったことにより、調整画面G3に表示されているデータ、すなわち表示窓W1,W2,W3,W4に表示されている内容やメニューM1やM2の表示色が古いデータであることを知ることができる。
なお、CPU9−1は、自動接続用のプログラムPR3を使用して構内PHS回線からの切断を検知したときに、アラーム音を鳴らすなどの動作を実行して、フィールドマンに報知してもよい。
また、構内PHS回線が切断されたことにより所定時間内にサーバ7から最新データが送られてこない場合に、PDA9のCPU9−1は、調整画面G3に表示されているデータが古いデータであることを強調するために、不図示の表示ブロックの表示色を変更(例えば、緑から赤に変更)するようにしてもよい。
〔通信が復旧した場合〕
通信圏外から通信圏内へ移動したり通信異常などの障害が復旧したりして、構内PHS回線の再確立が可能になり、サーバ7に再接続されると、PDA9のCPU9−1は、表示用のプログラムPR2を使用して、表示ブロックBL1の表示色を緑とする。フィールドマンは、表示ブロックBL1の表示色が緑となったことにより、サーバ7から最新データが受信可能になったこと、すなわち調整画面G3に表示されているデータが新しいデータである可能性が高いことを知ることができる。
また、通信が復旧してサーバ7から最新データが送られてきた場合に、PDA9のCPU9−1は、調整画面G3に表示されているデータが新しいデータであることを強調するために、不図示の表示ブロックの表示色を変更(例えば、赤から緑に変更)するようにしてもよい。
〔サーバとのセッションが終了した場合〕
なお、サーバ7は、所定時間以上、PDA9から最新データの送信要求が送られてこないと、このPDA9とのセッションを終了する。そのため、例えばPDA9が通信圏外にいる間にセッションが終了してしまい、その後、通信圏内へ移動して通信が復旧し最新データの送信要求をサーバ7へ送ったとしても、サーバ7から最新データが送られてこないことになる。
このような場合、CPU9−1は、通信用のプログラムPR1を使用してサーバ7のセッションが終了したことを検知すると、表示用のプログラムPR2を使用して、サーバ7との通信が切断されたことを示す警告ダイアログD2をディスプレイ9−7上に表示させる。図10に、調整画面G3に警告ダイアログD2が表示された状態を示す。フィールドマンは、警告ダイアログD2が表示されたことにより、サーバ7のセッション終了を知ることができる。また、警告ダイアログD2に続けてログイン画面G1を表示して、再ログインを促してもよい。なお、図示は省略するが、調整画面G3以外の監視画面(例えば、メニュー画面G2)においてもサーバ7のセッションが終了した場合には警告ダイアログD2が表示される。
以上より、本実施の形態によれば、PDA9は、構内PHS回線を介してサーバ7から送られてくる監視画面を表示し、この監視画面内のデータについてその最新データの送信を構内PHS回線を介してサーバ7に定期的に要求し、サーバ7との接続状態を定周期で監視して切断した場合に所定の電話番号を発呼して再接続を試みるように構成した。このため、PDA9のディスプレイ9−7上に表示されている監視画面内のデータが定期的に更新されるので、一々更新ボタンを押さなければならないという煩わしさがない。また、通信圏外への移動などにより構内PHS回線が途切れてサーバ7との接続が切断された場合には、この切断を検知して再接続を試みるので、接続状態を確認して手動で再接続しなければならないという煩わしさがない。また、自動的に、接続状態を維持してデータを更新するので、アラーム情報等の伝達漏れを防止できると共に、監視画面内のデータが古いデータであるのか新しいデータであるのかを気にする必要もない。
また、本実施の形態によれば、PDA9は、サーバ7に接続しているか切断しているかの接続状態を、表示ブロックBL1の表示色を切り替えて表示するように構成した。このため、監視画面内のデータが古いデータであるのか新しいデータであるのかを目視によって確認することができる。したがって、通信圏外への移動、通信異常などの障害、サーバ7の機能停止などによりデータが更新されなくなっても、監視画面内のデータを新しいデータであると見誤ることがない。
なお、上述した実施の形態では、フィールドマンに持たせる携帯端末としてPDAを使用するようにしたが、PDAに限られるものではない。例えば、携帯電話機などを使用することも考えられる。また、構内PHSの通信切断時、PDAが1つの電話番号に発呼するようにしたが、複数の電話番号に発呼して接続を試みたり、場合によっては公衆回線を経由して接続を試みたりすることも考えられる。
また、上述した実施の形態では、プラント管理システム200に適用した場合の例として説明したが、ビル等においても同様にして適用することが可能であり、対象となる施設はプラントやビル等に限られるものではない。また、携帯端末に表示する画面も監視画面に限られるものではなく、各種の画面に同様にして適用することができる。
さらに、具体的な構成は、上述した実施の形態の構成に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても本発明に含まれることは言うまでもない。
1 設備
2 コントローラ
3,6 LAN
4 中央監視装置
5 データベース
5−1 操作権限データベース
5−2 操作履歴データベース
7 サーバ
7−1 CPU
7−2 RAM
7−3 ROM
7−4,7−5 インターフェイス
8 PHS制御装置
9 PDA
9−1 CPU
9−2 RAM
9−3 ROM
9−4,9−5,9−6 インターフェイス
9−7 ディスプレイ
9−8 キー操作部
10 カード型PHS電話機
11 アンテナ
100,200 プラント管理システム

Claims (2)

  1. 無線回線を介してサーバから送られてくる画面を表示する画面表示手段と、
    前記画面表示手段により表示される画面に表示されているデータについてその最新データの送信を前記無線回線を介して前記サーバに定期的に要求する最新データ要求手段と、
    前記サーバとの接続状態を定周期で監視し、切断した場合に所定の電話番号を発呼して再接続を試みる自動接続手段とを備える携帯端末。
  2. 請求項1に記載された携帯端末において、
    前記画面表示手段は、前記サーバに接続しているか切断しているかの接続状態を表示色を切り替えて表示することを特徴とする携帯端末。
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