JP2013207349A - 故障検出装置及び故障検出方法 - Google Patents

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久史 礒永
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Abstract

【課題】半導体素子の複数の故障状態を、少ない部品点数で検出することができる故障検出装置等を提供する。
【解決手段】本発明に係る故障検出装置1は、負荷3と電源4の間に半導体素子2が接続され、半導体素子2のゲートに駆動信号が入力されることにより、負荷3の駆動が制御される電源供給装置に設けられる半導体素子2の故障検出装置であって、遅延回路11と、マスク回路20と、比較器14とを備え、マスク回路20は、遅延回路11が発生するパルス信号に基づいて、半導体素子2のゲートと電源供給装置の負荷3への出力部の間の電圧、又は電源供給装置の負荷3への出力部の電圧をマスクして比較器14へ入力し、比較器14は、半導体素子2の複数の故障状態ごとに異なる信号を出力することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、故障検出装置及び故障検出方法に関し、特に半導体素子の故障状態を検出することができる故障検出装置及び故障検出方法に関する。
近年、自動車等のワイヤハーネスシステムにおいて、ジャンクションボックスの小型化、高機能化を目的として、リレーやヒューズ機能の半導体化が行われている。
しかし、スイッチング素子としてFET(Field Effect Transistor)等の半導体素子を用いる場合、半導体素子をオフするように制御しているにも関わらずオン状態が維持されるオン故障等が発生する場合がある。
例えば、特許文献1では、半導体素子に絶縁破壊が発生してリーク電流が流れ、このリーク電流が抵抗体を流れることによって生じる電圧降下を測定し、スイッチング素子として用いられる半導体素子のオン故障の兆候を検出するようにしていた。
また、例えば、特許文献2では、駆動手段からオフ信号が出力されているときに、駆動用MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタがオンになっていることをオン検出手段が検出した場合に、駆動用MOSトランジスタのオン故障を検出するようにしていた。
特開2007-174756号公報 特開2008−141612号公報
しかし、特許文献1に係る発明では、ゲート−ソース間のリーク電流の増加を検出して、半導体素子のオン故障の兆候を検出できるものの、その他の端子間のショート故障の検出ができず、故障検出箇所が限定されるという問題点があった。
また、特許文献2に係る発明では、駆動用MOSトランジスタのオン故障を検出できるものの、その他の端子間の故障を検出することができず、故障検出箇所が限られるという問題点があった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、半導体素子の複数の故障状態を、少ない部品点数で検出することができる故障検出装置及び故障検出方法を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために、第1の発明は、負荷と電源の間に半導体素子が接続され、当該半導体素子の駆動信号入力端子に駆動信号が入力されることにより、前記負荷の駆動が制御される電源供給装置に設けられる前記半導体素子の故障検出装置であって、前記半導体素子の駆動信号入力端子と前記電源供給装置の前記負荷への出力部の間の電圧が入力される遅延回路と、前記半導体素子の駆動信号入力端子と前記電源供給装置の前記負荷への出力部の間の電圧と、前記電源供給装置の前記負荷への出力部の電圧が入力されるマスク回路と、前記マスク回路から出力された信号が入力される比較器と、を備え、前記マスク回路は、前記遅延回路が発生するパルス信号に基づいて、前記半導体素子の駆動信号入力端子と前記電源供給装置の前記負荷への出力部の間の電圧、又は前記電源供給装置の前記負荷への出力部の電圧をマスクして前記比較器へ入力し、前記比較器は、前記半導体素子の複数の故障状態ごとに異なる信号を出力することを特徴とする故障検出装置である。
また、前記半導体素子は、MOS−FET(Metal Oxide
Semiconductor-Field Effect Transistor)であり、前記マスク回路は、2つの異なるスリーステートバッファを有するようにしてもよい。
また、前記比較器のプラス端子には、前記遅延回路が発生するパルス信号に基づいて、前記半導体素子の駆動信号入力端子と前記電源供給装置の前記負荷への出力部の間の電圧、又は前記電源供給装置の前記負荷への出力部の電圧が入力され、前記比較器のマイナス端子には参照電圧が入力されるようにしてもよい。
また、前記遅延回路は、前記半導体素子の前記駆動信号入力端子に入力される駆動信号がオフ状態からオン状態に切り替わった場合、又は前記半導体素子の前記駆動信号入力端子に入力される駆動信号がオン状態からオフ状態に切り替わった場合に前記パルス信号を発生するようにしてもよい。
また、前記半導体素子の前記駆動信号入力端子に入力される駆動信号がオフ状態からオン状態に切り替わった場合、前記遅延回路が前記パルス信号を発生している間に前記比較器から出力される信号がローレベルである場合には、前記半導体素子のドレイン−ソース間のオープン故障と判定するようにしてもよい。
また、前記半導体素子の前記駆動信号入力端子に入力される駆動信号がオフ状態からオン状態に切り替わった場合、前記遅延回路が前記パルス信号を発生した後の所定の期間に前記比較器から出力される信号がハイレベルからローレベルになった場合には、前記半導体素子のゲート−ソース間のショート故障と判定するようにしてもよい。
また、前記半導体素子の前記駆動信号入力端子に入力される駆動信号がオン状態からオフ状態に切り替わった場合、前記遅延回路が前記パルス信号を発生している間に前記比較器から出力される信号がハイレベルで、その後ローレベルになった場合には、前記半導体素子のドレイン−ソース間のショート故障と判定するようにしてもよい。
また、前記半導体素子の前記駆動信号入力端子に入力される駆動信号がオン状態からオフ状態に切り替わった場合、前記比較器から出力される信号が所定の期間以上ハイレベルである場合には、前記半導体素子のドレイン−ゲート間のショート故障と判定するようにしてもよい。
また、過渡状態又は外乱によって異常信号が発生した場合には、前記半導体素子の故障検出を停止するようにしてもよい。
第1の発明によれば、半導体素子の複数の故障状態を、少ない部品点数で検出することができる。
また、半導体素子をMOS−FETとし、マスク回路が2つの異なるスリーステートバッファを有するようにすれば、MOS−FETの端子間の複数の故障状態を、少ない部品点数で検出することができる。
また、比較器のプラス端子に、遅延回路が発生するパルス信号に基づいて、半導体素子の駆動信号入力端子と電源供給装置の負荷への出力部の間の電圧、又は電源供給装置の負荷への出力部の電圧が入力されるようにし、比較器のマイナスの端子に参照電圧が入力されるようにすれば、半導体素子の駆動信号入力端子と電源供給装置の負荷への出力部の間の電圧と、電源供給装置の負荷への出力部の電圧を、タイミングをずらしてモニタすることができる。
また、遅延回路が、半導体素子の駆動信号入力端子に入力される駆動信号がオフ状態からオン状態に切り替わった場合、又は半導体素子の駆動信号入力端子に入力される駆動信号がオン状態からオフ状態に切り替わった場合にパルス信号を発生するようにすれば、半導体素子の複数の故障状態を区別して検出することができる。
また、半導体素子の駆動信号入力端子に入力される駆動信号がオフ状態からオン状態に切り替わった場合、遅延回路が前記パルス信号を発生している間に比較器から出力される信号がローレベルである場合には、半導体素子のドレイン−ソース間のオープン故障と判定するようにすれば、半導体素子の複数の故障状態の一つであるドレイン−ソース間のオープン故障を検出することができる。
また、半導体素子の駆動信号入力端子に入力される駆動信号がオフ状態からオン状態に切り替わった場合、遅延回路がパルス信号を発生した後の所定の期間に比較器から出力される信号がハイレベルからローレベルになった場合には、半導体素子のゲート−ソース間のショート故障と判定するようにすれば、半導体素子の複数の故障状態の一つであるゲート−ソース間のショート故障を検出することができる。
また、半導体素子の駆動信号入力端子に入力される駆動信号がオン状態からオフ状態に切り替わった場合、遅延回路がパルス信号を発生している間に比較器から出力される信号がハイレベルで、その後ローレベルになった場合には、半導体素子のドレイン−ソース間のショート故障と判定するようにすれば、半導体素子の複数の故障状態の一つであるドレイン−ソース間のショート故障を検出することができる。
また、半導体素子の駆動信号入力端子に入力される駆動信号がオン状態からオフ状態に切り替わった場合、比較器から出力される信号が所定の期間以上ハイレベルである場合には、半導体素子のドレイン−ゲート間のショート故障と判定するようにすれば、半導体素子の複数の故障状態の一つであるドレイン−ゲート間のショート故障を検出することができる。
また、過渡状態又は外乱によって異常信号が発生した場合に、半導体素子の故障検出を停止するようにすれば、故障の誤検出を防止することができる。
第2の発明は、負荷と電源の間に半導体素子が接続され、当該半導体素子の駆動信号入力端子に駆動信号が入力されることにより、前記負荷の駆動が制御される電源供給装置に設けられる前記半導体素子の故障検出装置で行われる故障検出方法であって、前記故障検出装置は、前記半導体素子の駆動信号入力端子と前記電源供給装置の前記負荷への出力部の間の電圧が入力される遅延回路と、前記半導体素子の駆動信号入力端子と前記電源供給装置の前記負荷への出力部の間の電圧と、前記電源供給装置の前記負荷への出力部の電圧が入力されるマスク回路と、前記マスク回路から出力された信号が入力される比較器と、を備え、前記マスク回路が、前記遅延回路が発生するパルス信号に基づいて、前記半導体素子の駆動信号入力端子と前記電源供給装置の前記負荷への出力部の間の電圧、又は前記電源供給装置の前記負荷への出力部の電圧をマスクして前記比較器へ入力するステップと、前記比較器が、前記半導体素子の複数の故障状態ごとに異なる信号を出力するステップと、を有することを特徴とする故障検出方法である。
第2の発明によれば、半導体素子の複数の故障状態を、少ない部品点数で検出することができる。
本発明により、半導体素子の複数の故障状態を、少ない部品点数で検出することができる故障検出装置及び故障検出方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る故障検出装置の構成例を示すブロック図である。 図1の故障検出回路の構成例を示すブロック図である。 スリーステートバッファの機能を説明するための図である。 半導体素子のドレイン−ソース間がオープン故障している場合の各部の電圧変化を示したタイミングチャートである。 半導体素子のゲート−ソース間がショート故障している場合の各部の電圧変化を示したタイミングチャートである。 半導体素子のドレイン−ソース間がショート故障している場合の各部の電圧変化を示したタイミングチャートである。 半導体素子のドレイン−ゲート間がショート故障している場合の各部の電圧変化を示したタイミングチャートである。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る故障検出装置1の構成例を示すブロック図である。なお、図1に示す故障検出装置1は、自動車等に搭載された電源供給装置に設けられた半導体素子2の故障を検出する。
図1に示す故障検出装置1は、半導体素子2、負荷3、電源4、故障検出回路5、制御部6、駆動部7、検出停止部8、ツェナーダイオード9、抵抗10等を有する。
半導体素子2は、MOS−FET(Metal Oxide Semiconductor-Field
Effect Transistor)であり、図1の例では、N型MOS−FETである。半導体素子2は、負荷3と電源4の間に接続されており、半導体素子2のドレイン(図1のD)が電圧Vbの電源4に接続され、ソース(図1のS)が負荷3に接続されている。負荷3と電源4の間に半導体素子2が接続された構成は、一般的にハイサイドと呼ばれている。
半導体素子2は、スイッチング素子であり、半導体素子2のゲート(図1のG)に駆動信号が入力されることにより、電源4から負荷3に電力が供給され、負荷3の駆動が制御される。すなわち、駆動信号入力端子であるゲートに駆動信号が入力されることにより、半導体素子2のドレインからソースに電流が流れ、負荷3が駆動する。負荷3は一方の端部が半導体素子2のソースに接続され、他端が電圧GNDのグランドに接地されている。
制御部6は、上位のECU(Engine Control Unit、図示せず)との通信を行うほか、上位のECU等からスイッチ信号(SW)が入力され、そのスイッチ信号に基づいて駆動部7に駆動信号を出力する。駆動部7は、制御部7から入力された駆動信号に基づいて電圧Vgの駆動信号を出力する。なお、駆動部7の出力側には抵抗10が設けられている。
駆動部7から出力された電圧Vgの駆動信号は、半導体素子2のゲートに入力され、上記のように負荷の駆動が制御される。なお、半導体素子2のゲートの入力側とソースの出力側の間に、半導体素子2を保護するためのツェナーダイオード9が接続されている。
故障検出回路5には、電源供給装置の負荷3への出力部の電圧Vsが入力される。なお、電源供給装置の負荷3への出力部とは、半導体素子2のソースから負荷3へ電流が供給される部分である。また、故障検出回路5には、半導体素子2の駆動信号入力端子(ゲート)と電源供給装置の負荷3への出力部の間の電圧Vgs(=Vg−Vs)が入力される。後述するように、故障検出回路5は、VgsとVsを用いて、半導体素子2の複数の故障状態ごとに異なるFET故障信号(電圧FET alm)を出力する。
電圧がFET almであるFET故障信号は検出停止部8に入力され、検出停止部8はFET故障信号を制御部6に出力する。制御部6は、例えば、FET故障信号に基づいて半導体素子2の故障状態を判定する。なお、制御部6から上位ECUへFET almを送信して、上位ECUのメモリ等にそのデータを記憶させるようにしてもよい。このような履歴は、後に故障解析を行う上で重要なデータとなる。
また、検出停止部8は、電源供給装置の過渡状態又は外乱によって異常信号が発生した場合には、この異常信号が入力され、故障検出装置1の故障検出を停止する。なお、外乱による異常信号が発生する原因には、例えば、負荷3の短絡、ロードダンプ、雷等のサージの印加、バッテリーの逆接続、グランドのシフト(電圧変動)、モータロック、回路の断線等がある。
図2は、図1の故障検出回路5の構成例を示すブロック図である。故障検出回路5は、遅延回路11、スリーステートバッファ12、13を有するマスク回路20、比較器(コンパレータ)14、参照信号切替器15等を備えている。
遅延回路11には、半導体素子2の駆動信号入力端子(ゲート)と電源供給装置の負荷3への出力部の間の電圧Vgsが入力される。遅延回路11は、半導体素子2のゲートに入力される駆動信号(電圧Vg)がオフ状態からオン状態に切り替わった場合にパルス信号(電圧d pls)を発生し、スリーステートバッファ12、13に出力する。このとき、Vgsはローレベルからハイレベルに切り替わる。また、遅延回路11は、半導体素子2のゲートに入力される駆動信号(電圧Vg)がオン状態からオフ状態に切り替わった場合にもパルス信号を発生し、スリーステートバッファ12、13に出力する。このとき、Vgsはハイレベルからローレベルに切り替わる。
マスク回路20は、スリーステートバッファ12、13を有し、遅延回路11が発生するパルス信号が入力される。また、スリーステートバッファ13には、半導体素子2のゲートと電源供給装置の負荷3への出力部の間の電圧Vgsが入力され、スリーステートバッファ13は電圧tout2を出力する。また、スリーステートバッファ12には、電源供給装置の負荷3への出力部の電圧Vsが入力され、スリーステートバッファ12はtout1を出力する。なお、スリーステートバッファ12、13については、後に説明する。
マスク回路20は、遅延回路11が発生するパルス信号に基づいて、半導体素子2のゲートと電源供給装置の負荷3への出力部の間の電圧Vgs、又は電源供給装置の負荷3への出力部の電圧Vsをマスク(消去)して比較器14へ入力する。
比較器24のプラス端子には、遅延回路11が発生するパルス信号に基づいて、半導体素子2のゲートと電源供給装置の負荷3への出力部の間の電圧Vgs、又は電源供給装置の負荷3への出力部の電圧Vsが入力される。
参照信号切替器15には、遅延回路11から電圧d plsのパルス信号が入力され、参照信号切替器15は電圧Vrefの参照信号を出力する。この参照信号は、比較器14のマイナス端子に入力される。
比較器14は、プラス端子に入力される電圧(=tout1+tout2)がマイナス端子に入力される電圧(=Vref)より高い場合にはハイレベルのFET故障信号(電圧FET alm)を出力し、逆の場合にはローレベルのFET故障信号を出力する。
図3は、スリーステートバッファ12、13の機能を説明するための図である。スリーステートバッファ12とスリーステートバッファ13は、2つの異なるバッファである。
図3(a)に示すようにスリーステートバッファ12は、参照端子にハイレベルの電圧Enaが入力された場合には、入力端子の電圧Dをそのまま出力端子から出力する(Q=D)。また、スリーステートバッファ12は、参照端子にローレベルの電圧Enaが入力された場合には、入力端子側と出力端子側が遮断された状態となり、ローレベルの不定値の電圧を出力する(Q=不定値(L))。
また、図3(b)に示すようにスリーステートバッファ13は、参照端子にハイレベルの電圧Enaが入力された場合には、入力端子側と出力端子側が遮断された状態となり、ローレベルの不定値の電圧を出力する(Q=不定値(L))。また、スリーステートバッファ13は、参照端子にローレベルの電圧Enaが入力された場合には、入力端子の電圧Dをそのまま出力端子から出力する(Q=D)。
このように、遅延回路11からハイレベルのパルス信号d plsが出力されている場合には、図2に示すトライステートバッファ12はtout1=Vsを出力し、トライステートバッファ13はVgsをマスクしてtout2=不定値(L)を出力する。また、遅延回路11からハイレベルのパルス信号d plsが出力されていない場合には、図2に示すトライステートバッファ12はVsをマスクしてtout1=不定値(L)を出力し、トライステートバッファ13はtout2=Vgsを出力する。
図4は、半導体素子2のドレイン−ソース間がオープン故障(断線)している場合の各部の電圧変化を示したタイミングチャートである。なお、図4では、半導体素子2のゲートに入力される駆動信号(電圧Vg)がオフ状態からオン状態に切り替わり、Vgsがローレベルからハイレベルになった場合を示している。
図4の時間t1において、半導体素子2のゲートに入力される駆動信号(電圧Vg)がオフ状態からオン状態に切り替わり、Vgsがローレベルからハイレベルになると、遅延回路11が所定の時間(例えば、200ms)の間、パルス信号(電圧d pls)を発生する。d plsは、t1からt2までハイレベルであり、それ以外はローレベルである。
電源供給装置の負荷3への出力部の電圧Vsは、本来、半導体素子2のゲートに駆動信号が入力されている間(Vgsがハイレベルの間)はハイレベルでなければならない。しかし、図4の例では、半導体素子2のドレイン−ソース間がオープン故障しているため、半導体素子2のドレイン−ソース間に電流が流れず、Vs≒GNDとなり、VgsがハイレベルのときでもVsがローレベルとなっている。
このとき、スリーステートバッファ12の出力tout1は、常にローレベルとなる。また、スリーステートバッファ13の出力tout2は、t2まではローレベルであるが、それ以降ハイレベルとなる。比較器14のプラス端子には、tout1+tout2の電圧が印加されるので、比較器14の出力FET almは、t2までローレベルで、それ以降ハイレベルとなる。しかし、ドレイン−ソース間がオープン故障していない正常な場合には、図4の点線で示したように、d plsがハイレベルの間もFET almはハイレベルでなければならない。
このため、本実施の形態に係る故障検出装置1では、半導体素子2のゲートに入力される駆動信号がオフ状態からオン状態に切り替わった場合、遅延回路11がパルス信号を発生している間に比較器14から出力される信号がローレベルである場合には、半導体素子2のドレイン−ソース間のオープン故障と判定する。
図5は、半導体素子2のゲート−ソース間がショート故障(短絡)している場合の各部の電圧変化を示したタイミングチャートである。なお、図5では、半導体素子2のゲートに入力される駆動信号(電圧Vg)がオフ状態からオン状態に切り替わり、Vgsがローレベルからハイレベルになった場合を示している。
図5の時間t1において、半導体素子2のゲートに入力される駆動信号(電圧Vg)がオフ状態からオン状態に切り替わり、Vgsがローレベルからハイレベルになると、遅延回路11が所定の時間の間、パルス信号(電圧d pls)を発生する。d plsは、t1からt2までハイレベルであり、それ以外はローレベルである。
半導体素子のゲートと電源供給装置の負荷3への出力部の間の電圧Vgsは、本来、半導体素子2のゲートに駆動信号(電圧Vg)が入力されている間(時間t1以降)はハイレベルでなければならない。しかし、図5の例では、半導体素子2のゲート−ソース間がショート故障しているため、半導体素子2のゲート−ソース間に流れるリーク電流が増大して、Vgs<Vrefとなり、Vgsが時間t3の付近でローレベルとなっている。
このとき、スリーステートバッファ12の出力tout1は、t2以降、ローレベルとなる。また、スリーステートバッファ13の出力tout2は、t2からt3までハイレベルとなるが、t3以降はVgsが出力されるためローレベルとなる。上記のように比較器14のプラス端子には、tout1+tout2の電圧が印加されるので、比較器14の出力FET almは、t1からt3までハイレベルで、それ以降ローレベルとなる。しかし、ゲート−ソース間がオープン故障していない正常な場合には、図5の点線で示したように、時間t3以降もFET almはハイレベルでなければならない。
このため、本実施の形態に係る故障検出装置1では、半導体素子2のゲートに入力される駆動信号がオフ状態からオン状態に切り替わった場合、遅延回路11がパルス信号を発生した後の所定の期間(例えば、200ms)に比較器14から出力される信号がハイレベルからローレベルになった場合には、半導体素子2のゲート−ソース間のショート故障と判定する。
図6は、半導体素子2のドレイン−ソース間がショート故障(短絡)している場合の各部の電圧変化を示したタイミングチャートである。なお、図6では、半導体素子2のゲートに入力される駆動信号(電圧Vg)がオン状態からオフ状態に切り替わり、Vgsがハイレベルからローレベルになった場合を示している。
図6の時間t1において、半導体素子2のゲートに入力される駆動信号(電圧Vg)がオン状態からオフ状態に切り替わり、Vgsがハイレベルからローレベルになると、遅延回路11が所定の時間の間、パルス信号(電圧d pls)を発生する。d plsは、t1からt2までハイレベルであり、それ以外はローレベルである。
電源供給装置の負荷3への出力部の電圧Vsは、本来、半導体素子2のゲートに駆動信号が入力されている間(Vgsがローレベルの間)はローレベルでなければならない。しかし、図6の例では、半導体素子2のドレイン−ソース間がショート故障しているため、半導体素子2のドレイン−ソース間に電流が流れ続け、Vs≒Vb−Vds(Vdsは、半導体素子2のドレイン−ソース間の電圧)となり、VgsがローレベルのときでもVsがハイレベルとなっている。
このとき、スリーステートバッファ12の出力tout1は、時間t1からt2の間にハイレベルとなる。また、スリーステートバッファ13の出力tout2は、t1以降ローレベルとなる。比較器14のプラス端子には、tout1+tout2の電圧が印加されるので、比較器14の出力FET almは、t2までハイレベルで、それ以降ローレベルとなる。しかし、ドレイン−ソース間がショート故障していない正常な場合には、図6の点線で示したように、d plsがハイレベルの間もFET almはローレベルでなければならない。
このため、本実施の形態に係る故障検出装置1では、半導体素子2のゲートに入力される駆動信号がオン状態からオフ状態に切り替わった場合、遅延回路11がパルス信号を発生している間に比較器14から出力される信号がハイレベルで、その後ローレベルになった場合には、半導体素子2のドレイン−ソース間のショート故障と判定する。
図7は、半導体素子2のドレイン−ゲート間がショート故障(短絡)している場合の各部の電圧変化を示したタイミングチャートである。なお、図7では、時間t1において半導体素子2のゲートに入力される駆動信号(電圧Vg)がオン状態からオフ状態に切り替わった場合を示している。
図7の時間t1において、半導体素子2のゲートに入力される駆動信号(電圧Vg)がオン状態からオフ状態に切り替わるが、ドレイン−ゲート間がショート故障しているため、ゲートからドレインに電流が流れ続け、Vgs及びVsが常にハイレベルとなる。このため、遅延回路11はパルス信号(電圧d pls)を発生しない。
このとき、スリーステートバッファ12の出力tout1は、常にローレベルとなる。また、スリーステートバッファ13の出力tout2は、常にハイレベルとなる。比較器14のプラス端子には、tout1+tout2の電圧が印加されるので、比較器14の出力FET almは、常にハイハイレベルとなる。しかし、ドレイン−ソース間がショート故障していない正常な場合には、図7の点線で示したように、時間t1以降はFET almがローレベルでなければならない。
このため、本実施の形態に係る故障検出装置1では、半導体素子2のゲートに入力される駆動信号がオン状態からオフ状態に切り替わった場合、比較器14から出力される信号が所定の期間(例えば、200ms)以上ハイレベルである場合には、半導体素子2のドレイン−ゲート間のショート故障と判定する。
以上、本発明の実施の形態に係る故障検出装置1によれば、ドレイン−ソース間のオープン故障、ゲート−ソース間のショート故障、ドレイン−ソース間のショート故障、ドレイン−ゲート間のショート故障のような半導体素子2の複数の故障状態を区別して検出することができる。
また、故障検出回路5を、遅延回路11、マスク回路20、比較器14等から構成しているため、本来2点の電圧をそれぞれモニタするために必要な検出回路を一つに統合することができる。また、遅延回路11を用いて、電圧のタイミングをずらして検出しているので、比較器14の数を減らすことができ、AND回路等の論理回路等も必要がなく、部品点数及び部品コストの削減、基板の小型化等を実現することができる。さらに、信号線も半分程度に削減することができるので、基板の小型化等を実現することができる。このような効果は、駆動チャンネル数が多くなるほど(例えば、10チャンネル以上)、大きくなる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る故障検出装置等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………故障検出装置
2………半導体素子
3………負荷
4………電源
5………故障検出回路
6………制御部
7………駆動部
8………検出停止部
9………ツェナーダイオード
10………抵抗
11………遅延回路
12………スリーステートバッファ
13………スリーステートバッファ
14………比較器
15………参照信号切替器
20………マスク回路

Claims (10)

  1. 負荷と電源の間に半導体素子が接続され、当該半導体素子の駆動信号入力端子に駆動信号が入力されることにより、前記負荷の駆動が制御される電源供給装置に設けられる前記半導体素子の故障検出装置であって、
    前記半導体素子の駆動信号入力端子と前記電源供給装置の前記負荷への出力部の間の電圧が入力される遅延回路と、
    前記半導体素子の駆動信号入力端子と前記電源供給装置の前記負荷への出力部の間の電圧と、前記電源供給装置の前記負荷への出力部の電圧が入力されるマスク回路と、
    前記マスク回路から出力された信号が入力される比較器と、
    を備え、
    前記マスク回路は、前記遅延回路が発生するパルス信号に基づいて、前記半導体素子の駆動信号入力端子と前記電源供給装置の前記負荷への出力部の間の電圧、又は前記電源供給装置の前記負荷への出力部の電圧をマスクして前記比較器へ入力し、
    前記比較器は、前記半導体素子の複数の故障状態ごとに異なる信号を出力することを特徴とする故障検出装置。
  2. 前記半導体素子は、MOS−FETであり、前記マスク回路は、2つの異なるスリーステートバッファを有することを特徴とする請求項1に記載の故障検出装置。
  3. 前記比較器のプラス端子には、前記遅延回路が発生するパルス信号に基づいて、前記半導体素子の駆動信号入力端子と前記電源供給装置の前記負荷への出力部の間の電圧、又は前記電源供給装置の前記負荷への出力部の電圧が入力され、前記比較器のマイナス端子には参照電圧が入力されることを特徴とする請求項2に記載の故障検出装置。
  4. 前記遅延回路は、前記半導体素子の前記駆動信号入力端子に入力される駆動信号がオフ状態からオン状態に切り替わった場合、又は前記半導体素子の前記駆動信号入力端子に入力される駆動信号がオン状態からオフ状態に切り替わった場合に前記パルス信号を発生することを特徴とする請求項3に記載の故障検出装置。
  5. 前記半導体素子の前記駆動信号入力端子に入力される駆動信号がオフ状態からオン状態に切り替わった場合、前記遅延回路が前記パルス信号を発生している間に前記比較器から出力される信号がローレベルである場合には、前記半導体素子のドレイン−ソース間のオープン故障と判定することを特徴とする請求項4に記載の故障検出装置。
  6. 前記半導体素子の前記駆動信号入力端子に入力される駆動信号がオフ状態からオン状態に切り替わった場合、前記遅延回路が前記パルス信号を発生した後の所定の期間に前記比較器から出力される信号がハイレベルからローレベルになった場合には、前記半導体素子のゲート−ソース間のショート故障と判定することを特徴とする請求項4に記載の故障検出装置。
  7. 前記半導体素子の前記駆動信号入力端子に入力される駆動信号がオン状態からオフ状態に切り替わった場合、前記遅延回路が前記パルス信号を発生している間に前記比較器から出力される信号がハイレベルで、その後ローレベルになった場合には、前記半導体素子のドレイン−ソース間のショート故障と判定することを特徴とする請求項4に記載の故障検出装置。
  8. 前記半導体素子の前記駆動信号入力端子に入力される駆動信号がオン状態からオフ状態に切り替わった場合、前記比較器から出力される信号が所定の期間以上ハイレベルである場合には、前記半導体素子のドレイン−ゲート間のショート故障と判定することを特徴とする請求項4に記載の故障検出装置。
  9. 過渡状態又は外乱によって異常信号が発生した場合には、前記半導体素子の故障検出を停止することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の故障検出装置。
  10. 負荷と電源の間に半導体素子が接続され、当該半導体素子の駆動信号入力端子に駆動信号が入力されることにより、前記負荷の駆動が制御される電源供給装置に設けられる前記半導体素子の故障検出装置で行われる故障検出方法であって、
    前記故障検出装置は、
    前記半導体素子の駆動信号入力端子と前記電源供給装置の前記負荷への出力部の間の電圧が入力される遅延回路と、
    前記半導体素子の駆動信号入力端子と前記電源供給装置の前記負荷への出力部の間の電圧と、前記電源供給装置の前記負荷への出力部の電圧が入力されるマスク回路と、
    前記マスク回路から出力された信号が入力される比較器と、
    を備え、
    前記マスク回路が、前記遅延回路が発生するパルス信号に基づいて、前記半導体素子の駆動信号入力端子と前記電源供給装置の前記負荷への出力部の間の電圧、又は前記電源供給装置の前記負荷への出力部の電圧をマスクして前記比較器へ入力するステップと、
    前記比較器が、前記半導体素子の複数の故障状態ごとに異なる信号を出力するステップと、
    を有することを特徴とする故障検出方法。
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