JP2013206285A - 銀行システム及び銀行システムの振り込み詐欺防止方法 - Google Patents

銀行システム及び銀行システムの振り込み詐欺防止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】顧客自身に振り込み先を再確認させることで、振り込み詐欺を防止できる銀行システムを提供すること。
【解決手段】銀行システム1において、ATM10は、顧客の操作に基づき、顧客と振込先との関係を示す振込先関係情報を受け付ける振込先関係情報受付手段103と、顧客を特定する顧客情報、振込先情報及び振込先関係情報を、サーバ20に送信する端末送受信手段104と、を有し、サーバ20は、ATM10から受信した顧客情報、振込先情報及び振込先関係情報と、振込先DB200に記憶された顧客情報、振込先情報及び振込先関係情報と、を対比し、互いに一致するか否かを判定する判定手段22と、判定手段22の判定結果をATM10に送信するサーバ送受信手段24と、を有し、ATM10は、さらに、サーバ20から受信した判定結果を通知する通知手段105を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、銀行システム及び銀行システムの振り込み詐欺防止方法に関する。
従来、顧客は、親族への送金、公共料金や家賃の支払い、購入した商品の代金の支払い等の金銭取引をATMにて行うことができる。即ち、顧客は、ATMにおいて、現金又はキャシュカードにより自己の口座から金銭を、送金先や支払い先を振込先として、この振込先の口座に振り込むことができる。
ところで、近年、電話やはがきなどの文書などで相手をだまし、ATMから金銭の振り込みを要求する振り込め詐欺による被害が多発している。そこで、異常取引監視サーバにより、ATMにおける金銭の振り込みを監視し、口座の取引履歴その他の情報に基づき、当該振り込みが異常なものであるか否かを推定する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術によれば、振り込みが異常なものと推定された場合、ATMにおける金銭の振り込みを中止することで、詐欺に起因すると推定される金銭の振り込みを防止できる。
特開2007−226682号公報
しかしながら、振り込み詐欺の手口はますます巧妙になっている。また、顧客が他人の口座へ振り込む事情も変化するものである。例えば、顧客に孫ができ、この孫が新たに口座を持てば、顧客はこの孫の口座にお年玉等として金銭を振り込みたい場合もある。このような顧客の新たな事情を知った第三者が、このような事情を悪用し、孫の口座と偽り別の口座への振り込みを要求することも考えられる。このとき、特許文献に示された異常取引監視サーバが、取引履歴にない新たな口座への振り込みを異常なものと推定したとしても、顧客自身が、孫の口座へは初めて振り込むから異常なものと推定されたと思い、この偽りの口座に疑いを持たず、孫の口座と信じて、そのまま振り込みをしてしまうおそれがある。即ち、顧客自身でなく、第三者である異常取引監視サーバが、過去の情報である顧客の取引履歴等の情報に基づき、振り込みが異常なものであるか否かを推定していては、振り込み詐欺の新たな手口を見逃すおそれがある。
本発明は、上記のような課題に鑑み、なされたものであり、顧客自身に振り込み先を再確認させることで、振り込み詐欺を防止できる銀行システム及び銀行システムの振り込み詐欺防止方法を提供することを目的とする。
上記のような課題を解決するため、本発明の銀行システム及び銀行システムの振り込み詐欺防止方法は、以下のような特徴を備える。
本発明の銀行システムは、顧客の振込に関する振込要求を受け付ける端末と、前記端末とネットワークを介して接続されたサーバと、を備え、前記端末は、前記顧客を特定する顧客情報を受け付ける顧客情報受付手段と、振込先に関する情報である振込先情報を受け付ける振込先情報受付手段と、前記顧客の操作に基づき、前記顧客と前記振込先との関係を示す振込先関係情報を受け付ける振込先関係情報受付手段と、前記顧客情報、前記振込先情報及び前記振込先関係情報を、前記サーバに送信する端末送信手段と、を有し、前記サーバは、前記顧客情報に、前記振込先情報と前記振込先関係情報とを対応付けて記憶する振込先記憶手段と、前記端末から受信した前記顧客情報、前記振込先情報及び前記振込先関係情報と、前記振込先記憶手段に記憶された前記顧客情報、前記振込先情報及び前記振込先関係情報と、を対比し、互いに一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果を前記端末に送信するサーバ送信手段と、を有し、前記端末は、さらに、前記サーバから受信した前記判定結果を通知する通知手段を有することを特徴とする。
上記構成によれば、顧客の振込に関する振込要求を受け付ける端末と、この端末とネットワークを介して接続されたサーバと、を備える銀行システムにおいて、端末は、顧客情報受付手段が顧客を特定する顧客情報を受け付け、振込先情報受付手段が振込先に関する情報である振込先情報を受け、振込先関係情報受付手段が、顧客の操作に基づき、顧客と振込先との関係を示す振込先関係情報を受け付け、端末送信手段が顧客情報、振込先情報及び振込先関係情報を、サーバに送信する。また、サーバは、振込先記憶手段が顧客情報に、振込先情報と振込先関係情報とを対応付けて記憶し、判定手段が端末から受信した顧客情報、振込先情報及び振込先関係情報と、振込先記憶手段に記憶された顧客情報、振込先情報及び振込先関係情報と、を対比し、互いに一致するか否かを判定し、サーバ送信手段が判定手段の判定結果を端末に送信する。そして、端末は、さらに、通知手段がサーバから受信した判定結果を通知する。
ここで、「端末」には、銀行や店舗内や街中に設置されたATMの他、ネットワークに接続可能な一般的な携帯端末やパーソナルコンピュータが含まれる。「顧客情報」には、顧客の名前、顧客の口座の口座番号や当該口座の名義名を示す情報が含まれる。また、「振込先情報」には、振込先の口座の口座番号や当該口座の名義人を示す情報が含まれる。また、「振込先関係情報」とは、例えば、振込先の口座が顧客の孫の口座であれば「ご親族」を示す情報であり、振込先の口座が顧客の使用している電力会社の口座であれば「利用中の電力会社」を示す情報である。
このようにすることで、顧客の操作に基づき受け付けた、振込先情報や振込先関係情報が、予め振込先記憶手段に記憶された振込先情報や振込先関係情報と一致するか否かを判定し、この判定結果を通知することができる。即ち、顧客は、他人の口座に金銭を振り込む場合、振込先の口座の口座番号や当該口座の名義名に加え、顧客自身と振込先との関係を入力する必要がある。さらに、この入力した振込先や振込先との関係がサーバに記憶されたものと一致するか否かが通知される。これにより、顧客は、例えば、他人から親族の口座であると指示された口座番号を入力し、さらに、自らの操作により、この入力した口座が親族の口座であることを再確認することとなる。そしてさらに、この自らが入力した振込先や振込先との関係がサーバに記憶された振込先や振込先との関係と一致しているか否かが通知されるので、仮に、一致しないのであれば、振込先である親族に確認することもできる。したがって、顧客自身に振り込み先を再確認させることで、振り込み詐欺を防止できる。
また、上記銀行システムの発明は、さらに以下の特徴を備えることができる。
前記端末は、さらに、前記通知手段が前記判定結果を通知した後、前記顧客の操作により、振込の実行を要求する最終要求又は振込の実行を中止する中止要求を受け付ける最終要求受付手段と、前記最終要求受付手段が前記最終要求を受け付けた場合には振込を実行し、前記最終要求受付手段が前記中止要求を受け付けた場合には振込の実行を中止する実行手段と、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、顧客は、振込先関係情報が、予め振込先記憶手段に記憶された振込先関係情報と一致するか否かの判定結果の通知を確認した後に、振込を実行することも、振込の実行を中止することもできる。したがって、顧客自身に振り込み先を再確認させ、振込の実行又は実行の中止をすることを可能とすることで、振り込み詐欺を防止できる。
また、上記銀行システムの発明は、以下の特徴を備えることができる。前記振込先情報は、第1振込先情報と第2振込先情報とを含み、前記端末において、振込先情報受付手段は、前記第1振込先情報を受け付け、前記サーバは、さらに、振込先記憶手段を参照して、前記端末から受信した前記顧客情報及び前記第1振込先情報に基づき、前記第2振込先情報を抽出する抽出手段を有し、前記サーバ送信手段は、前記第2振込先情報を前記端末に送信し、前記端末において、前記振込先情報受付手段は、前記第2振込先情報を通知するとともに、当該第2振込先情報の変更を受け付けることを特徴とする。
これにより、第1振込先情報(例えば、振込先の口座の名義人の写真)を受け付けると、第2振込先情報(例えば、振込先の口座の口座番号)を通知できるとともに、当該第2振込先情報の変更を受け付けることができる。即ち、顧客は、顧客自身と振込先との関係を入力するとともに、第2振込先情報によっても振込先を確認し、例えば、この振込先が所望の振込先と異なれば、変更できる。そして、この変更した振込先がサーバに予め記憶されたものと一致するか否かの判定結果が通知される。したがって、顧客自身に振り込み先を複数回に亘って再確認させることで、振り込み詐欺を防止できる。
また、上記銀行システムの発明は、さらに以下の特徴を備えることができる。前記第1振込先情報は、振込先の口座番号を示す情報であり、前記第2振込先情報は、振込先を特定する画像又は音声の情報であることを特徴とする。
これにより、顧客は、顧客自身と振込先との関係を入力するとともに、振込先を特定する画像又は音声によっても振込先を確認できる。したがって、顧客自身に振り込み先を複数回に亘って再確認させることで、振り込み詐欺を防止できる。
また、上記銀行システムの発明は、さらに以下の特徴を備えることができる。前記サーバは、さらに、前記端末から受信した前記顧客情報に基づき、前記振込先記憶手段を参照し、前記顧客情報に対応付けられた前記第1振込先情報からなる第1振込先情報リストを生成する振込先情報リスト生成手段を有し、前記サーバ送信手段は、前記第1振込先情報リストを前記端末に送信し、前記端末において、前記振込先情報受付手段は、前記サーバから送信された前記前記第1振込先情報リストの中から、前記第1振込先情報を受け付け、前記第1振込先情報は、振込先を特定する画像又は音声の情報であり、前記第2振込先情報は、振込先の口座番号を示す情報であることを特徴とする請求項3に記載の銀行システム。
これにより、顧客は、振込先を特定する画像又は音声の情報により、振込先を特定し、顧客自身と振込先との関係を入力するとともに、振込先の口座番号によっても振込先を確認できる。顧客は、親族の画像を選択し、通知された振込先の口座番号を確認し、例えば、この口座番号が他人から親族の口座であると指示された口座番号と異なれば、親族に確認することもできる。したがって、顧客自身に振り込み先を複数回に亘って再確認させることで、振り込み詐欺を防止できる。
また、本発明は、以下のように、振り込み詐欺防止方法と捉えることも可能である。顧客の振込に関する振込要求を受け付ける端末と、前記端末とネットワークを介して接続されたサーバと、を備える銀行システムが実行する振り込み詐欺防止方法において、前記端末が実行する方法は、前記顧客を特定する顧客情報を受け付ける顧客情報受付段階と、振込先に関する情報である振込先情報を受け付ける振込先情報受付段階と、前記顧客の操作に基づき、前記顧客と前記振込先との関係を示す振込先関係情報を受け付ける振込先関係情報受付段階と、前記顧客情報、前記振込先情報及び前記振込先関係情報を、前記サーバに送信する端末送信段階と、を含み、前記サーバは、前記顧客情報に、前記振込先情報と前記振込先関係情報とを対応付けて記憶する振込先記憶手段を備え、前記サーバが実行する方法は、前記端末から受信した前記顧客情報、前記振込先情報及び前記振込先関係情報と、前記振込先記憶手段に記憶された前記顧客情報、前記振込先情報及び前記振込先関係情報と、を対比し、互いに一致するか否かを判定する判定段階と、前記判定段階の判定結果を前記端末に送信するサーバ送信段階と、を含み、前記端末が実行する方法は、さらに、前記サーバから受信した前記判定結果を通知する通知段階を含むことを特徴とする振り込み詐欺防止方法。
本発明によれば、顧客自身に振り込み先を再確認させることで、振り込み詐欺を防止できる銀行システム及び銀行システムの振り込み詐欺防止方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る銀行システムの概要を示す図である。 本発明の実施形態に係る銀行システムの機能ブロックを示す図である。 振込先DBを説明する図である。 本発明の実施形態に係る銀行システムにおける振り込み詐欺防止処理フローを示す図である。 表示入力部に表示された第1振込先情報を受け付ける画像の一例を示す図である。 表示入力部に表示された振込先関係情報を受け付ける画像の一例を示す図である。 表示入力部に表示された判定結果を通知する画像の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ構成には同じ番号(符号)を付している。
まず、本発明の実施形態に係る銀行システム1の概要について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る銀行システム1の概要を示す図である。銀行システム1は、顧客の振込に関する振込要求を受け付ける端末としてのATM10と、ATM10とネットワークを介して接続されたサーバ20と、を備える。「ATM」とは、ATM(Automated Teller Machine;現金自動預払機または自動取引装置)の呼称である。なお、本実施形態の説明では、「端末」を「ATM」として説明するが、これに限らず、本発明の「端末」には、の一例としてネットワークに接続可能な一般的な携帯端末やパーソナルコンピュータが含まれる。すなわち、本実施形態は、顧客が端末の操作により、銀行のホームページ等で、自分の口座から他人の口座へ振り込むことができる、所謂インターネットバンキングにも適用することができる。
銀行システム1の概要は以下のとおりである。まず、ATM10は、ステップS1で、表示入力部12(例えば、タッチパネル)に表示された操作画面12aにおける顧客の操作に基づき、顧客情報、振込先情報、振込先関係情報を受け付ける。ここで、本実施形態における「顧客情報」とは顧客を特定する情報であり、顧客の名前、顧客の口座の口座番号や当該口座の名義名を示す情報が含まれる。また、本実施形態における「振込先情報」とは、振込先に関する情報であり、振込先の口座の口座番号や当該口座の名義人を示す情報が含まれる。また、本実施形態において「振込先情報」には、「第1振込先情報」と「第2振込先情報」とが含まれる。例えば、本実施形態においては「第1振込先情報」を当該口座の名義人を示す情報(例えば、名義人が個人であれば、当該個人の画像情報や音声情報、また、名義人が企業であれば、当該企業のロゴマークの画像情報)とし、「第2振込先情報」を、振込先の口座の口座番号として説明するが、これに限らず、逆に、「第1振込先情報」を振込先の口座の口座番号とし、「第2振込先情報」を当該口座の名義人を示す情報としてもよい。
また、「振込先関係情報」とは、顧客と振込先との関係を示す情報であり、具体的には、例えば、振込先の口座が顧客の孫の口座であれば「ご親族」を示す情報であり、振込先の口座が顧客の使用している電力会社の口座であれば「ご利用中の電力会社」を示す情報である。
ATM10は、ステップS2において、顧客情報、振込先情報及び振込先関係情報をサーバ20に送信する。サーバ20は、ATM10から受信した顧客情報、振込先情報及び振込先関係情報と、予め記憶され顧客情報、振込先情報及び振込先関係情報と、を対比し、互いに一致するか否かを判定し、この判定結果をステップS3において、ATM10に送信する。そして、ATM10は、この判定結果を表示入力部12において、例えば、判定結果画面12bのように表示する制御を行う。
これにより、顧客は、例えば、他人から親族の口座であると指示された口座番号を入力し、さらに、自らの操作により、振込先関係情報として親族を入力することで、この入力した口座が親族の口座であることを再確認することができる。さらに、この自らが入力した振込先関係情報がサーバ20に記憶された振込先関係情報と一致しているか否かが通知されるので、仮に、一致しないのであれば、振込先である親族に確認することもできる。したがって、顧客自身に振り込み先を再確認させることで、振り込み詐欺を防止できる。
次に、本発明の実施形態に係る銀行システム1の機能構成について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る銀行システム1の機能ブロックを示す図である。
ATM10は、カード読込部11と、表示入力部12と、音声出力部13と、入力部14と、金銭入出金部15と、制御部100と、を備える。
カード読込部11は、制御部100の制御により、挿入された顧客情報が記憶されたキャッシュカードから、顧客情報を読み込む。表示入力部12は、例えば、タッチパネルで構成され、制御部100の制御により、振込先情報及び振込先関係情報を選択又は入力する顧客の操作を受け付けるとともに、振込先関係情報に対するサーバ20の判定結果を表示する。音声出力部13は、例えば、スピーカで構成され、制御部100の制御により、音声情報に基づき音声を出力する。
入力部14は、例えば、キーボードやマウスで構成され、顧客の操作による、口座番号や暗証番号の入力を受け付ける。金銭入出金部15は、制御部100の制御により、金銭が出し入れされる。
制御部100は、顧客情報受付手段101と、振込先情報受付手段102と、振込先関係情報受付手段103と、端末送受信手段104と、通知手段105と、最終要求受付手段106と、実行手段107と、を備える。
顧客情報受付手段101は、カード読込部11においてキャッシュカードから読み込んだ顧客情報を受け付ける。
振込先情報受付手段102は、顧客による表示入力部12又は入力部14の操作に基づき、振込先に関する情報である振込先情報を受け付ける。詳細には、振込先情報受付手段102は、サーバ20から送信された第1振込先情報リストを表示入力部12に表示する制御を行い、この第1振込先情報リストの中から、顧客による表示入力部12の操作に基づき、第1振込先情報を受け付ける。ここで、本実施形態における「第1振込先情報リスト」は、顧客が金銭を振り込んだことがある振込先又は予めサーバ20において記憶された振込先の振込先情報を配列したものである。なお、このような振込先情報が1つの場合、第1振込先情報リストには、当該1つの振込先情報のみ含まれる。具体的には、例えば、第1振込先情報が振込先口座の名義人の画像情報であれば、振込先情報受付手段102は、サーバ20から第1振込先情報リストを取得し、表示入力部12に第1振込先情報リストに含まれる第1振込先情報として振込先口座の名義人の画像情報を配列して表示する制御を行い、その中のいずれかを顧客が選択(例えば、タッチ操作)した場合には、当該選択された第1振込先情報を受け付ける。また、振込先情報受付手段102は、第1振込先情報が振込先の口座の口座番号であれば、顧客による入力部14の操作に基づき、第1振込先情報を受け付ける。
また、振込先情報受付手段102は、振込先情報受付手段102は、サーバ20から送信され第2振込先情報を表示入力部12に表示する制御を行い、顧客の操作に基づき、この第2振込先情報が変更された場合には、変更された第2振込先情報を受け付ける。なお、振込先情報受付手段102は、第2振込先情報が音声情報であれば、音声出力部13に出力する制御を行う。
振込先関係情報受付手段103は、予め記憶された顧客と振込先との関係を示す複数の振込先関係情報の中から、顧客の操作に基づき、1つの振込先関係情報を受け付ける。具体的には、振込先関係情報受付手段103は、予め記憶された複数の振込先関係情報を表示入力部12に配列して表示し、その中のいずれかを顧客が選択(例えば、タッチ操作)した場合には、当該選択された振込先関係情報を受け付ける。なお、本実施形態において、表示入力部12に表示する複数の振込先関係情報は、サーバ20に記憶された情報と同一であれば、予めATM10が記憶している情報を表示してもよいし、サーバ20から送信された情報を表示してもよい。
端末送受信手段104は、顧客情報受付手段101が受け付けた顧客情報と、振込先情報受付手段102が受け付けた第1振込先情報及び顧客に変更された第2振込先情報と、振込先関係情報受付手段103が受け付けた振込先関係情報と、をサーバ20に送信する。
また、端末送受信手段104は、サーバ20から第1振込先情報リスト、第2振込先情報及び振込先関係情報についての判定結果を受信する。判定結果とは、詳しくは後述するが、顧客の操作に基づき受け付けた顧客情報、振込先情報及び振込先関係情報とサーバ20で予め記憶している顧客情報、振込先情報及び振込先関係情報とが一致するか否かの判定結果である。
通知手段105は、端末送受信手段104が受信した判定結果を通知する。具体的には、通知手段105は、判定結果を表示入力部12に表示する制御を行う。また、通知手段105は、判定結果の通知とともに、振込の実行を要求する最終要求を受け付けるための振込ボタン又は振込の実行を中止する中止要求を受け付けるための中止ボタンを、表示入力部12に表示する制御を行う。
最終要求受付手段106は、通知手段105が判定結果を通知した後、顧客の操作により、振込の実行を要求する最終要求又は振込の実行を中止する中止要求を受け付ける。具体的には、最終要求受付手段106は、表示入力部12において、振込ボタンが顧客により選択(例えば、タッチ操作)された場合には最終要求を受け付け、中止ボタンが顧客により選択(例えば、タッチ操作)された場合には中止要求を受け付ける。
実行手段107は、最終要求受付手段106が最終要求を受け付けた場合には振込を実行し、最終要求受付手段106が中止要求を受け付けた場合には振込の実行を中止する。具体的には、実行手段107は、最終要求を受け付けた場合には、さらに、表示入力部12において、顧客に振込する金額の入力を要求し、当該顧客の口座又は金銭入出金部15に投入された金銭を振込先の口座に振り込む処理を実行する。一方、実行手段107は、中止要求を受け付けた場合には、表示入力部12の表示を初期表示(例えば、ATM10で実行可能なメニュー表示)に戻す制御を行うとともに、顧客のキャッシュカードをカード読込部11から排出する。
サーバ20は、振込先情報リスト生成手段21と、判定手段22と、抽出手段23と、サーバ送受信手段24と、振込先DB200と、を備える。
振込先情報リスト生成手段21は、ATM10から受信した顧客情報に基づき、振込先DB200を参照し、顧客情報に対応付けられた第1振込先情報からなる第1振込先情報リストを生成する。
図3は、振込先DB200を説明する図である。振込先DB200は、予め作成されたデータベースであり、顧客情報に、振込先情報と振込先関係情報とが対応付けられている。顧客情報には、口座番号と口座名義人の名義とが含まれる。振込先情報では、第1振込先情報に第2振込先情報が対応付けられている。第1振込先情報は、振込先の口座の名義人を示す画像情報であり、第2振込先情報は、振込先の口座の口座番号である。名義人を示す画像情報は、名義人が個人であれば当該個人を撮影した画像情報であり、名義人が企業や公共機関等の法人であれば、当該法人の名称を示すロゴマークの画像情報である。本実施形態において、振込先の口座の口座番号は、「銀行番号−支店番号−口座番号」で規定しているが、これに限らず、振込先の口座の口座番号を特定できるものであれば任意の態様とすることができる。
振込先関係情報は、顧客と振込先との関係を示す情報であり、例えば、本実施形態では、顧客の「孫」であれば、「ご親族」といった「孫」を含む属性を規定しているが、これに限らず、より具体的に、例えば、「孫」であれば「孫」と規定してもよい。このように、振込先関係情報を、顧客と振込先との関係を含む属性で規定することで、端末において顧客が選択する振込先関係情報の数を抑えることができるので、顧客の振込先関係情報を入力する操作を簡便にできる。
図2に戻って、判定手段22は、ATM10から受信した顧客情報、第1振込先情報、第2振込先情報及び振込先関係情報と、振込先DB200(図3参照)に記憶された顧客情報、第1振込先情報、第2振込先情報及び振込先関係情報と、を対比し、互いに一致するか否かを判定する。具体的には、判定手段22は、図3の例によれば、ATM10から受信した顧客情報が「546XXX」(口座番号)又は「ギンコウ タロウ」(口座名義人)の場合、例えば、ATM10から受信した第1振込先情報が「孫の画像情報」であるか否か、第2振込先情報が「100−25−256XXX」(口座番号)であるか否か、振込先関係情報が「ご親族」であるか否か、を判定する。すなわち、判定手段22は、顧客情報、第1振込先情報、第2振込先情報及び振込先関係情報の全てにおいて、ATM10から受信した情報と振込先DB200に記憶され情報とが一致した場合に、互いに一致すると判定し、1つでも情報が異なれば、互いに一致しないと判定する。
抽出手段23は、振込先DB200(図3参照)を参照して、ATM10から受信した顧客情報及び第1振込先情報に基づき、第2振込先情報を抽出する。具体的には、判定手段22は、図3の例によれば、ATM10から受信した第1振込先情報が「孫の画像情報」である場合、この第1振込先情報に対応付けられた第2振込先情報として「100−25−256XXX」(口座番号)を抽出する。
サーバ送受信手段24は、ATM10から、顧客情報、第1振込先情報、変更された第2振込先情報及び振込先関係情報を受信する。また、サーバ送受信手段24は、振込先情報リスト生成手段21が生成した第1振込先情報リスト、抽出手段23が抽出した第2振込先情報及び判定手段22の判定結果、をATM10に送信する。
なお、図2に示した機能ブロックは、あくまでも一例であり、一つの機能部を分割したり、複数の機能部をまとめて一つの機能部として構成してもよい。ATMやサーバも一台とは限らず、複数台であってもよい。各機能部は、ATM及びサーバに内蔵されたCPU(Central Processing Unit)が、ROM(Read Only Memory)またはハードディスク等の記憶装置に格納されたコンピュータ・プログラムを読み出し、CPUにより実行されるコンピュータ・プログラムが、記憶装置に格納されたデータベース(DB;Data Base)やメモリ上の記憶領域からテーブル等の必要なデータを読み書きし、場合によっては、関連するハードウェア(例えば、入出力装置、表示装置、通信インターフェース装置)を制御することによって実現される。また、本発明の実施形態におけるデータベース(DB)は、商用データベースであってよいが、単なるテーブルやファイルの集合体をも意味し、データベースの内部構造自体は問わない。
次に、本発明の実施形態に係る銀行システム1における振り込み詐欺防止処理について説明する。図4は、本発明の実施形態に係る銀行システム1における振り込み詐欺防止処理フローを示す図である。
ステップS1において、ATM10の制御部100の顧客情報受付手段101は、カード読込部11でキャッシュカードから読み込んだ顧客情報を受け付ける。また、制御部100の端末送受信手段104は、顧客情報受付手段101が受け付けた顧客情報を、サーバ20に送信する。そして、ステップS2において、サーバ20のサーバ送受信手段24は、当該顧客情報を受信する。
ステップS3において、サーバ20の振込先情報リスト生成手段21は、ステップS2でATM10から受信した顧客情報に基づき、振込先DB200(図3参照)を参照し、顧客情報に対応付けられた第1振込先情報からなる第1振込先情報リストを生成する。具体的には、振込先情報リスト生成手段21は、図3の例によれば、ATM10から受信した顧客情報に、「546XXX」(口座番号)又は「ギンコウ タロウ」(口座名義人)が含まれていた場合、孫の画像情報、AB電力のロゴ画像情報、横浜市水道局のロゴ画像情報、XY保険のロゴ画像情報及びWO!通販のロゴ画像情報からなる第1振込先情報リストを生成する。また、本ステップにおいて、サーバ20のサーバ送受信手段24は、振込先情報リスト生成手段21が生成した第1振込先情報リストをATM10に送信する。
ステップS4において、ATM10の制御部100の端末送受信手段104は、サーバ20から第1振込先情報リストを受信する。また、本ステップにおいて、制御部100の振込先情報受付手段102は、サーバ20から送信され第1振込先情報リストを表示入力部12に表示する制御を行う。
図5は、表示入力部12に表示された第1振込先情報を受け付ける画像の一例を示す図である。図5に示すように、第1振込先情報を受け付ける画像は、振込先の口座番号の入力スペース及び第1振込先情報リスト(図5中のお振込先リスト)として、孫の画像情報(図5中左から1番目)、AB電力のロゴ画像情報(図5中左から2番目)、横浜市水道局のロゴ画像情報(図5中左から3番目)、XY保険のロゴ画像情報(図5中左から4番目)及びWO!通販のロゴ画像情報(図5中左から5番目)に基づく画像を含む。
図4に戻って、ステップS5において、ATM10の制御部100の振込先情報受付手段102は、表示入力部12に表示した第1振込先情報リストの中から、顧客による表示入力部12の操作に基づき、第1振込先情報を受け付ける。例えば、図5に示す例では、孫の画像情報(図5中左から1番目)が顧客の操作により選択され、振込先情報受付手段102は、孫の画像情報を第1振込先情報として受け付ける。また、本ステップにおいて、制御部100の端末送受信手段104は、振込先情報受付手段102が受け付けた第1振込先情報をサーバ20に送信する。そして、ステップS6において、サーバ20のサーバ送受信手段24は、ATM10から、第1振込先情報を受信する。
ステップS7において、サーバ20の抽出手段23は、振込先DB200(図3参照)を参照して、ステップS2で受信した顧客情報及びステップS6で受信した第1振込先情報に基づき、第2振込先情報を抽出する。具体的には、抽出手段23は、上記の例によれば、顧客情報に、「546XXX」(口座番号)又は「ギンコウ タロウ」(口座名義人)が含まれており、第1振込先情報が「孫の画像情報」であるので、第2振込先情報として「100−25−256XXX」(口座番号)を抽出する。また、本ステップにおいて、サーバ20のサーバ送受信手段24は、抽出手段23が抽出した第2振込先情報をATM10に送信する。
ステップS8において、ATM10の制御部100の端末送受信手段104は、サーバ20から第2振込先情報を受信する。また、本ステップにおいて、制御部100の振込先情報受付手段102は、サーバ20から送信され第2振込先情報を表示入力部12に表示する制御を行う。具体的には、振込先情報受付手段102は、上記の例によれば、図5に示すように、第2振込先情報として「100−25−256XXX」(口座番号)を表示入力部12に表示する制御を行う。
ステップS9において、ATM10の制御部100の振込先情報受付手段102は、顧客の操作に基づき、変更された口座番号を第2振込先情報として受け付ける。具体的には、顧客は、第2振込先情報として表示入力部12に表示された振込先の口座番号を確認し、例えば、振込先として教えられた口座番号と違う場合は、入力部14を操作し、口座番号を変更することができる。この場合、振込先情報受付手段102は、変更された口座番号を第2振込先情報として受け付ける。また、本ステップにおいて、制御部100の端末送受信手段104は、振込先情報受付手段102が受け付けた変更された第2振込先情報をサーバ20に送信する。そして、ステップS10において、サーバ20のサーバ送受信手段24は、ATM10から、変更された第2振込先情報を受信する。
ステップS11において、ATM10の制御部100の振込先関係情報受付手段103は、予め記憶された複数の振込先関係情報を表示入力部12に配列して表示する制御を行い、その中のいずれかを顧客が選択(例えば、タッチ操作)した場合には、当該選択された振込先関係情報を受け付ける。また、本ステップにおいて、制御部100の端末送受信手段104は、振込先関係情報受付手段103が受け付けた振込先関係情報をサーバ20に送信する。そして、ステップS12において、サーバ20のサーバ送受信手段24は、ATM10から、振込先関係情報を受信する。
図6は、表示入力部12に表示された振込先関係情報を受け付ける画像の一例を示す図である。図6に示すように、振込先関係情報を受け付ける画像は、振込先関係情報(図6中の「お客様とお振込先様との関係」)として、振込先DB200(図3参照)に記憶された複数の振込先関係情報と同じ、「ご親族」との文字画像情報(図6中上から1番目)、「ご利用中の電力会社」との文字画像情報(図6中上から2番目)、「ご利用中の水道局」との文字画像情報(図6中上から3番目)、「ご加入している保険会社」との文字画像情報(図6中上から4番目)及び「商品を購入した通信販売会社」との文字画像情報(図6中上から5番目)、に基づく画像を含む。また、図6に示す例では、「ご親族」との文字画像情報(図6中上から1番目)が顧客の操作により選択され、振込先関係情報受付手段103は、「ご親族」を第1振込先情報として受け付ける。また、図6に示す例では、第2振込先情報(「お振込先口座番号」)が、図5に示す第2振込先情報(「お振込先口座番号」)から変更されている。
図4に戻って、ステップS13において、サーバ20の判定手段22は、ATM10から受信した顧客情報、第1振込先情報、第2振込先情報及び振込先関係情報と、振込先DB200(図3参照)に記憶された顧客情報、第1振込先情報、第2振込先情報及び振込先関係情報と、を対比し、互いに一致するか否かを判定する。具体的には、上記の例によれば、振込先DB200において、顧客情報「546XXX」(口座番号)又は「ギンコウ タロウ」(口座名義人)に、第1振込先情報「孫の画像情報」、第2振込先情報「100−25−256XXX」(口座番号)及び振込先関係情報「ご親族」が対応付けられている。一方、図6に示すように、ATM10から受信した第2振込先情報(「お振込先口座番号」)が「88−02−318XXX」に変更されている。この場合、判定手段22は、第2振込先情報が、ATM10から受信した情報と振込先DB200に記憶された情報とで異なるので、互いに一致しないと判定する。
ステップS14において、サーバ20のサーバ送受信手段24は、判定手段22の判定結果をATM10に送信する。
ステップS15において、ATM10の制御部100の端末送受信手段104は、サーバ20から振込先関係情報についての判定結果を受信する。また、本ステップにおいて、制御部100の通知手段105は、端末送受信手段104が受信した判定結果を表示入力部12に表示する制御を行う。また、通知手段105は、判定結果の通知とともに、振込の実行を要求する最終要求を受け付けるための振込ボタン又は振込の実行を中止する中止要求を受け付けるための中止ボタンを、表示入力部12に表示する制御を行う。
図7は、表示入力部12に表示された判定結果を通知する画像の一例を示す図である。図7に示すように、判定結果を通知する画像は、例えば、上記の例のように、サーバ20の判定手段22の判定結果が、互いに一致しないとの判定の場合、顧客が入力した振込先の口座番号が、顧客が入力した関係にある者の口座ではない旨の警告を含む。また、判定結果を通知する画像は、顧客が操作(例えば、タッチして選択する操作)可能な振込ボタン及び中止ボタンを含む。
図4に戻って、ステップS16において、ATM10の制御部100の最終要求受付手段106は、表示入力部12において、振込ボタンが顧客により選択された場合には最終要求を受け付けステップS17に処理を移し、中止ボタンが顧客により選択された場合には中止要求を受け付けステップS18に処理を移す。
ステップS17において、ATM10の制御部100の実行手段107は、振込を実行する。また、ステップS18において、ATM10の制御部100の実行手段107は、振込の実行を中止する。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 銀行システム
10 ATM
11 カード読込部
12 表示入力部
13 音声出力部
14 入力部
15 金銭入出金部
100 制御部
101 顧客情報受付手段
102 振込先情報受付手段
103 振込先関係情報受付手段
104 端末送受信手段
105 通知手段
106 最終要求受付手段
107 実行手段
20 サーバ
21 振込先情報リスト生成手段
22 判定手段
23 抽出手段
24 サーバ送受信手段
200 振込先DB

Claims (6)

  1. 顧客の振込に関する振込要求を受け付ける端末と、前記端末とネットワークを介して接続されたサーバと、を備える銀行システムにおいて、
    前記端末は、
    前記顧客を特定する顧客情報を受け付ける顧客情報受付手段と、
    振込先に関する情報である振込先情報を受け付ける振込先情報受付手段と、
    前記顧客の操作に基づき、前記顧客と前記振込先との関係を示す振込先関係情報を受け付ける振込先関係情報受付手段と、
    前記顧客情報、前記振込先情報及び前記振込先関係情報を、前記サーバに送信する端末送信手段と、を有し、
    前記サーバは、
    前記顧客情報に、前記振込先情報と前記振込先関係情報とを対応付けて記憶する振込先記憶手段と、
    前記端末から受信した前記顧客情報、前記振込先情報及び前記振込先関係情報と、前記振込先記憶手段に記憶された前記顧客情報、前記振込先情報及び前記振込先関係情報と、を対比し、互いに一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果を前記端末に送信するサーバ送信手段と、を有し、
    前記端末は、さらに、前記サーバから受信した前記判定結果を通知する通知手段を有することを特徴とする銀行システム。
  2. 前記端末は、さらに、
    前記通知手段が前記判定結果を通知した後、前記顧客の操作により、振込の実行を要求する最終要求又は振込の実行を中止する中止要求を受け付ける最終要求受付手段と、
    前記最終要求受付手段が前記最終要求を受け付けた場合には振込を実行し、前記最終要求受付手段が前記中止要求を受け付けた場合には振込の実行を中止する実行手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の銀行システム。
  3. 前記振込先情報は、第1振込先情報と第2振込先情報とを含み、
    前記端末において、
    前記振込先情報受付手段は、前記第1振込先情報を受け付け、
    前記サーバは、さらに、
    前記振込先記憶手段が、前記顧客情報に、前記第1振込先情報と前記第2振込先情報と前記振込先関係情報とを対応付けて記憶し、
    振込先記憶手段を参照して、前記端末から受信した前記顧客情報及び前記第1振込先情報に基づき、前記第2振込先情報を抽出する抽出手段を有し、
    前記サーバ送信手段は、前記第2振込先情報を前記端末に送信し、
    前記端末において、
    前記振込先情報受付手段は、前記第2振込先情報を通知するとともに、当該第2振込先情報の変更を受け付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の銀行システム。
  4. 前記第1振込先情報は、振込先の口座番号を示す情報であり、
    前記第2振込先情報は、振込先を特定する画像又は音声の情報であることを特徴とする請求項3に記載の銀行システム。
  5. 前記サーバは、さらに、
    前記端末から受信した前記顧客情報に基づき、前記振込先記憶手段を参照し、前記顧客情報に対応付けられた前記第1振込先情報からなる第1振込先情報リストを生成する振込先情報リスト生成手段を有し、
    前記サーバ送信手段は、前記第1振込先情報リストを前記端末に送信し、
    前記端末において、
    前記振込先情報受付手段は、前記サーバから送信された前記前記第1振込先情報リストの中から、前記第1振込先情報を受け付け、
    前記第1振込先情報は、振込先を特定する画像又は音声の情報であり、
    前記第2振込先情報は、振込先の口座番号を示す情報であることを特徴とする請求項3に記載の銀行システム。
  6. 顧客の振込に関する振込要求を受け付ける端末と、前記端末とネットワークを介して接続されたサーバと、を備える銀行システムが実行する振り込み詐欺防止方法において、
    前記端末が実行する方法は、
    前記顧客を特定する顧客情報を受け付ける顧客情報受付段階と、
    振込先に関する情報である振込先情報を受け付ける振込先情報受付段階と、
    前記顧客の操作に基づき、前記顧客と前記振込先との関係を示す振込先関係情報を受け付ける振込先関係情報受付段階と、
    前記顧客情報、前記振込先情報及び前記振込先関係情報を、前記サーバに送信する端末送信段階と、を含み、
    前記サーバは、
    前記顧客情報に、前記振込先情報と前記振込先関係情報とを対応付けて記憶する振込先記憶手段を備え、
    前記サーバが実行する方法は、
    前記端末から受信した前記顧客情報、前記振込先情報及び前記振込先関係情報と、前記振込先記憶手段に記憶された前記顧客情報、前記振込先情報及び前記振込先関係情報と、を対比し、互いに一致するか否かを判定する判定段階と、
    前記判定段階の判定結果を前記端末に送信するサーバ送信段階と、を含み、
    前記端末が実行する方法は、さらに、前記サーバから受信した前記判定結果を通知する通知段階を含むことを特徴とする振り込み詐欺防止方法。

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