JP2018116519A - 口座管理システム、口座管理方法及び口座管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数人で口座情報を効率的に共有し、的確な資産管理を行なうための口座管理システム、口座管理方法及び口座管理プログラムを提供する。【解決手段】管理サーバ20の制御部21が、共有口座設定者の口座に関連付けられた共有口座の識別情報をグループ情報記憶部24に記録し、共有口座設定者によって指定されたパートナーの識別情報と共有口座の識別情報とを関連付けてグループ情報記憶部24に記録する。共有口座設定者及びパートナーのユーザ端末10から発信されたメッセージ及び共有口座に関する口座情報を取得してメッセージ記憶部25に記録し、各グループのユーザ端末10のタイムライン画面に出力する。そして、ユーザ端末10から発信され、タイムライン画面に表示されたメッセージに基づいて、共有口座を用いての取引指示を取得し、前記取引指示に応じた取引処理を実行する。【選択図】図1
Description
本発明は、複数人で口座情報を共有するための口座管理システム、口座管理方法及び口座管理プログラムに関する。
今日、金融機関に預金口座を利用して現金を引き出したり、振り込みを行なったりすることが多い。また、このような預金口座を利用する場合、金融機関に設置された現金自動預入支払機(Automatic Teller Machine)等を用いて、口座残高の確認、現金の引出や振込等の取引依頼を行なうことができる。
また、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を利用して、預金口座の口座残高に関する情報を提供するサービスも行なわれている(例えば、非特許文献1参照)。この文献に記載された技術においては、銀行の公式アカウント上からサービス用スタンプをダウンロードし、スタンプを送信したり、「残高」や「明細」の文言を送信したりすることにより、トーク画面で口座残高や入出金明細を確認することができる。
また、家族等の複数人で預金口座を利用するための技術も検討されている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1に記載された技術においては、利用者に対して、預金口座の利用制限の範囲内で利用できるようにしている。現金自動預入支払機は、利用枠、利用希望金額、利用枠暗証番号、カード暗証番号、カード情報を含む引出要求を金融機関システムに送信する。この引出要求を受信した管理コンピュータは、指定された利用枠が利用可能かどうかを判断し、利用希望金額が口座残高以下かどうかを確認する。利用希望金額が口座残高以下の場合、指定された取引処理を実行し、利用金額に関して利用枠の残額及び口座残高の更新を行なう。
また、特許文献2に記載された技術においては、特定の複数の利用者(例えば、家族)が共用の金庫として使用できる自動現金取引装置を用いる。この自動現金取引装置において、口座管理部は、特定の複数の利用者が所有する鍵媒体毎に口座を記憶して管理する。そして、口座毎の入金金額及び出金金額に基づいて残金額を求めて、残金額の範囲内において出金を行なう。
株式会社みずほ銀行、「LINEでかんたん残高照会」、[online]、株式会社みずほ銀行ホームページ、[平成28年11月14日検索]、インターネット<https://www.mizuhobank.co.jp/net_shoukai/line/index.html>
通常、SNSは、複数人で情報を共有している。しかしながら、特許文献1に記載された技術においては、口座名義人のみの利用が想定されている。一方、家族においては、特許文献1、2に記載されているように、口座情報を共有する場合もある。しかしながら、世帯主が保有する口座の情報を家族構成員で共有したのでは、的確な口座管理が困難である。例えば、口座取引や口座残高を他の家族構成員に見られたくない場合もある。また、口座を利用しての振込等を、他の家族構成員に依頼したい場合もある。この依頼に手間がかかっていたのでは、効率的な資産管理が困難である。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、複数人で口座情報を効率的に共有し、的確な資産管理を行なうための口座管理システム、口座管理方法及び口座管理プログラムを提供することにある。
・上記課題を解決する口座管理システムは、共有口座設定者及びパートナーの識別情報を関連付けたグループを記憶するグループ情報記憶部と、タイムライン画面に表示するメッセージを記憶するメッセージ記憶部と、ユーザ端末に接続される制御部とを備える。そして、前記制御部が、前記共有口座設定者の口座に関連付けられた共有口座の識別情報を前記グループ情報記憶部に記録し、前記共有口座設定者によって指定されたパートナーの識別情報と前記共有口座の識別情報とを関連付けて前記グループ情報記憶部に記録し、共有口座設定者及びパートナーのユーザ端末から発信されたメッセージ及び前記共有口座設定者及びパートナーが属するグループの共有口座に関する口座情報を取得して前記メッセージ記憶部に記録し、前記メッセージ記憶部に記録されたメッセージを、各グループのユーザ端末のタイムライン画面に出力し、前記ユーザ端末から発信され、前記タイムライン画面に表示されたメッセージに基づいて、前記共有口座を用いての取引指示を取得し、前記取引指示に応じた取引処理を実行する。
これにより、共有口座設定者及びパートナーが、共有口座の口座情報を、タイムライン画面で情報共有することができる。更に、タイムライン画面を用いて、共有口座についての取引指示を行なうことができる。
・上記口座管理システムにおいて、前記制御部が、前記タイムライン画面に表示されたメッセージの発信者の識別情報に基づいて、前記発信者における前記共有口座の利用権限を特定し、前記利用権限に基づいて、前記取引指示に応じた取引処理を実行することが好ましい。これにより、利用者に応じて、共有口座の利用を制限することができる。
・上記口座管理システムにおいて、前記制御部が、前記共有口座設定者のメッセージに基づいて、前記共有口座設定者のパートナーの利用権限を設定することが好ましい。これにより、タイムライン画面を用いて、共有口座の利用権限を設定することができる。
・上記口座管理システムにおいて、前記制御部が、前記タイムライン画面における共有口座設定者のメッセージに基づいて、前記共有口座設定者の口座から共有口座への資金移動を行なうことが好ましい。これにより、タイムライン画面を用いて、共有口座に入金することができる。
本発明によれば、複数人で口座情報を効率的に共有し、的確な資産管理を行なうことができる。
以下、図1〜図7に従って、口座管理システム、口座管理方法及び口座管理プログラムを具体化した一実施形態を説明する。本実施形態では、銀行の顧客(利用者)に対して、例えば、家族等のパートナーと口座情報を共有して、資産管理を行なうサービスを提供する場合を想定する。ここで、資産管理は、残高管理の他、資金移動、資産形成等を含み、家族等のパートナーとの間での資金の管理全般を意味する。
ここでは、図1に示すように、ネットワークを介して接続されたユーザ端末10、管理サーバ20、銀行サーバ30、メディアサーバ40を用いる。
図2に示すように、本実施形態では、管理サーバ20が、本サービスの利用者(共有口座設定者、パートナー)のユーザ端末10に対して、タイムライン画面500を提供する。そして、利用者(共有口座設定者、パートナー)は、ユーザ端末10を用いて、タイムライン画面500に対してメッセージを投稿する。このメッセージは、タイムライン画面500において、時系列に出力される。また、管理サーバ20は、銀行サーバ30から取得した告知情報やメディアサーバ40から取得した記事も、メッセージとしてタイムライン画面に出力する。
図2に示すように、本実施形態では、管理サーバ20が、本サービスの利用者(共有口座設定者、パートナー)のユーザ端末10に対して、タイムライン画面500を提供する。そして、利用者(共有口座設定者、パートナー)は、ユーザ端末10を用いて、タイムライン画面500に対してメッセージを投稿する。このメッセージは、タイムライン画面500において、時系列に出力される。また、管理サーバ20は、銀行サーバ30から取得した告知情報やメディアサーバ40から取得した記事も、メッセージとしてタイムライン画面に出力する。
更に、図3に示すように、本サービスの利用者(共有口座設定者)が、銀行に開設された口座(自分自身の口座)を保有する場合を想定する。また、共有口座設定者のパートナー(例えば、家族)が、自分自身の口座を有している場合と、自分自身の口座を有していない場合とを想定する。そして、共有口座設定者は、パートナーと口座情報を共有する共有口座を銀行に開設する。共有口座設定者とパートナーとは、ユーザ端末10に出力されたタイムライン画面500を用いて、共有口座の口座情報(取引情報や口座残高)について情報共有する。
ユーザ端末10は、本サービスの利用者(共有口座設定者、パートナー)が用いるコンピュータ端末である。このユーザ端末10は、制御部、タッチパネルディスプレイを備える。ユーザ端末10の制御部は、各種アプリケーションを実行し、管理サーバ20から取得したデータ(ウェブページ等)を、タッチパネルディスプレイに出力する。タッチパネルディスプレイは、画面上に情報を出力する出力部、タッチ操作等による情報を入力する入力部として機能する。
このユーザ端末10には、銀行から提供されたサービス利用アプリケーションが格納されている。このサービス利用アプリケーションを用いることにより、銀行が提供する各種ネットバンキングサービスを利用することができる。更に、このサービス利用アプリケーションにより、タイムライン画面500によるメッセージ交換を行なうことができる。
図1の管理サーバ20は、ユーザ端末10と銀行サーバ30とを中継するコンピュータシステムである。この管理サーバ20は、制御部21、利用者情報記憶部22、口座情報記憶部23、グループ情報記憶部24、メッセージ記憶部25を備えている。
制御部21は、制御手段(CPU、RAM、ROM等)を備え、後述する処理(登録段階、ユーザ認証段階、口座管理段階、メッセージ段階、記事検索段階等の各処理等)を行なう。そのための口座管理プログラムを実行することにより、制御部21は、登録部210、ユーザ認証部211、口座管理部212、メッセージ部213、記事検索部214として機能する。
登録部210は、本サービスの利用者の登録処理を実行する。
ユーザ認証部211は、ログイン時に利用者の認証処理を実行する。
口座管理部212は、銀行サーバ30から口座情報の取得処理や、銀行サーバ30に対して取引要求送信処理を実行する。この口座管理部212は、タイムライン画面に表示されたメッセージに基づいて、残高照会や取引要求を認識するためのキーワード辞書を備えている。この辞書には、残高照会や、入金や出金の依頼を特定するためのキーワード(文言)が記録されている。
ユーザ認証部211は、ログイン時に利用者の認証処理を実行する。
口座管理部212は、銀行サーバ30から口座情報の取得処理や、銀行サーバ30に対して取引要求送信処理を実行する。この口座管理部212は、タイムライン画面に表示されたメッセージに基づいて、残高照会や取引要求を認識するためのキーワード辞書を備えている。この辞書には、残高照会や、入金や出金の依頼を特定するためのキーワード(文言)が記録されている。
メッセージ部213は、各種情報をタイムライン画面に出力する処理を実行する。
記事検索部214は、メディアサーバ40から、利用者に関連する記事を取得する処理を実行する。
記事検索部214は、メディアサーバ40から、利用者に関連する記事を取得する処理を実行する。
図4(a)に示すように、利用者情報記憶部22には、本サービスの利用者に関する利用者管理レコード220が記録されている。利用者管理レコード220は、本サービスの利用者登録が行なわれた場合に記録される。利用者管理レコード220には、アカウントID、メールアドレス、パスワード、端末ID、トークンに関するデータが記録されている。
アカウントIDデータ領域には、本サービスの利用者を特定するための識別子に関するデータが記録される。
メールアドレスデータ領域には、この利用者のメールアドレスに関するデータが記録される。このメールアドレスは、ユーザ申請時に各利用者を特定するために用いられる。
メールアドレスデータ領域には、この利用者のメールアドレスに関するデータが記録される。このメールアドレスは、ユーザ申請時に各利用者を特定するために用いられる。
パスワードデータ領域には、この利用者を認証するためのパスワードに関するデータが記録される。なお、ユーザ端末10において、後述する端末ID、トークンが格納されている場合には、このパスワードを用いることなく、端末ID、トークンを利用して本サービスを利用することができる。
端末IDデータ領域には、この利用者が用いるユーザ端末10を特定するための識別子に関するデータが記録される。
トークンデータ領域には、この利用者が用いるユーザ端末10を認証するための確認情報に関するデータが記録される。
トークンデータ領域には、この利用者が用いるユーザ端末10を認証するための確認情報に関するデータが記録される。
図4(b)に示すように、口座情報記憶部23には、利用者に関連する口座に関する口座管理レコード230が記録されている。口座管理レコード230は、銀行に開設した口座が登録された場合に記録される。口座管理レコード230には、アカウントID、顧客コード、ログインパスワード、ユーザ口座識別子、共有口座識別子、利用権限に関するデータが記録されている。
アカウントIDデータ領域には、本サービスの利用者を特定するための識別子に関するデータが記録される。
顧客コードデータ領域には、銀行サーバ30へのログイン時に用いる各利用者を特定するための識別子に関するデータが記録される。
顧客コードデータ領域には、銀行サーバ30へのログイン時に用いる各利用者を特定するための識別子に関するデータが記録される。
ログインパスワードデータ領域には、銀行サーバ30へのログイン時に用いる認証情報に関するデータが記録される。
ユーザ口座識別子データ領域には、この利用者自身が保有する口座を特定するための識別子(金融機関コード、本支店コード、預金種別、口座番号)に関するデータが記録される。
ユーザ口座識別子データ領域には、この利用者自身が保有する口座を特定するための識別子(金融機関コード、本支店コード、預金種別、口座番号)に関するデータが記録される。
共有口座識別子データ領域には、この利用者が利用可能な共有口座を特定するための識別子(金融機関コード、本支店コード、預金種別、口座番号)に関するデータが記録される。
利用権限データ領域には、この共有口座の利用権限に関するデータが記録される。利用権限としては、共有口座の口座情報の表示、現金引出、他の口座への振込等に関する権限が設定される。
図4(c)に示すように、グループ情報記憶部24には、各利用者のまとまり(グループ)を管理するためのグループ管理レコード240が記録されている。グループ管理レコード240は、パートナーが登録された場合に記録される。グループ管理レコード240には、グループID、共有口座設定者ID、共有口座識別子、合言葉、パートナーID、キーワードに関するデータが記録されている。
グループIDデータ領域には、共有口座設定者及びパートナーが属するグループを特定するための識別子に関するデータが記録される。
共有口座設定者IDデータ領域には、共有口座を設定した利用者を特定するための識別子(アカウントID)に関するデータが記録される。
共有口座設定者IDデータ領域には、共有口座を設定した利用者を特定するための識別子(アカウントID)に関するデータが記録される。
共有口座識別子データ領域には、このグループの利用者が利用可能な共有口座を特定するための識別子(金融機関コード、本支店コード、預金種別、口座番号)に関するデータが記録される。
合言葉データ領域には、他の利用者をパートナーとして本サービスに招待する場合に用いる認証情報に関するデータが記録される。
パートナーIDデータ領域には、共有口座設定者のパートナー(利用者)を特定するための識別子(アカウントID)に関するデータが記録される。
キーワードデータ領域には、この利用者(共有口座設定者及びパートナー)に対して提供する記事を検索するための検索キーに関するデータが記録される。本実施形態では、検索キーとして、共有口座を用いて行なわれる資産形成のために参考にする記事を検索するためのキーワードを用いる。
パートナーIDデータ領域には、共有口座設定者のパートナー(利用者)を特定するための識別子(アカウントID)に関するデータが記録される。
キーワードデータ領域には、この利用者(共有口座設定者及びパートナー)に対して提供する記事を検索するための検索キーに関するデータが記録される。本実施形態では、検索キーとして、共有口座を用いて行なわれる資産形成のために参考にする記事を検索するためのキーワードを用いる。
図4(d)に示すように、メッセージ記憶部25には、利用者に提供されるメッセージに関するメッセージ管理レコード250が記録されている。メッセージ管理レコード250は、メッセージを取得した場合に記録される。メッセージ管理レコード250には、グループID、発信者、メッセージ発信日、メッセージ内容、ステータスに関するデータが記録されている。
グループIDデータ領域には、共有口座設定者及びパートナーが属するグループを特定するための識別子に関するデータが記録される。
発信者データ領域には、メッセージの発信者に関するデータが記録される。本実施形態では、メッセージの発信者として、グループ化された利用者(共有口座設定者又はパートナー)、銀行サーバ30、メディアサーバ40を想定する。
発信者データ領域には、メッセージの発信者に関するデータが記録される。本実施形態では、メッセージの発信者として、グループ化された利用者(共有口座設定者又はパートナー)、銀行サーバ30、メディアサーバ40を想定する。
メッセージ発信日データ領域には、メッセージの発信時(年月日及び時刻)に関するデータが記録される。
メッセージ内容データ領域には、メッセージの内容に関するデータが記録される。
ステータスデータ領域には、このメッセージの通知状況を特定するためのフラグが記録される。例えば、グループに属するユーザ端末10に対して、プッシュ通知を行なっていない場合には、未通知フラグが記録される。また、アカウントIDに対して、未読メッセージを特定するための未読フラグが記録される。
メッセージ内容データ領域には、メッセージの内容に関するデータが記録される。
ステータスデータ領域には、このメッセージの通知状況を特定するためのフラグが記録される。例えば、グループに属するユーザ端末10に対して、プッシュ通知を行なっていない場合には、未通知フラグが記録される。また、アカウントIDに対して、未読メッセージを特定するための未読フラグが記録される。
銀行サーバ30は、銀行に開設された口座を管理するコンピュータシステムである。この銀行サーバ30は、顧客情報記憶部、開設口座情報記憶部、告知情報記憶部を備えている。
顧客情報記憶部には、銀行の顧客についての顧客管理レコードが記録されている。顧客管理レコードは、顧客が銀行に口座を開設した場合に記録される。顧客管理レコードには、顧客コード、ログインパスワード、暗証番号、第2暗証番号、口座識別子に関するデータが記録されている。
顧客コードデータ領域には、銀行の各顧客を特定するための識別子に関するデータが記録される。
ログインパスワードデータ領域には、ログイン時に、この顧客を認証するための認証情報に関するデータが記録される。
ログインパスワードデータ領域には、ログイン時に、この顧客を認証するための認証情報に関するデータが記録される。
暗証番号データ領域には、顧客を認証するための情報に関するデータが記録される。
第2暗証番号データ領域には、口座を用いて取引する場合に用いる認証情報に関するデータが記録される。
口座識別子データ領域には、この顧客が保有する口座を特定するための識別子(本支店コード、種別コード、口座番号)に関するデータが記録される。
第2暗証番号データ領域には、口座を用いて取引する場合に用いる認証情報に関するデータが記録される。
口座識別子データ領域には、この顧客が保有する口座を特定するための識別子(本支店コード、種別コード、口座番号)に関するデータが記録される。
開設口座情報記憶部には、銀行に開設された口座を管理するための開設口座管理レコードが記録される。開設口座管理レコードは、銀行において口座が開設された場合に登録される。この開設口座管理レコードは、口座識別子、口座残高、口座履歴に関するデータが記録されている。
口座識別子データ領域には、各口座を特定するための識別子に関するデータが記録される。
口座残高データ領域には、この口座の残高に関するデータが記録される。
口座履歴データ領域には、この口座における入金や出金について、入出金日時や金額、摘要等に関するデータが記録される。
口座残高データ領域には、この口座の残高に関するデータが記録される。
口座履歴データ領域には、この口座における入金や出金について、入出金日時や金額、摘要等に関するデータが記録される。
告知情報記憶部には、銀行の顧客に対して提供する告知情報が記録される。この告知情報には、告知日、告知内容に関するデータが記録されている。
告知日データ領域には、告知情報を発信した日付に関するデータが記録される。
告知内容データ領域には、銀行の顧客に対して提供する一般情報(サービスの案内や広告等)に関するデータが記録される。
告知日データ領域には、告知情報を発信した日付に関するデータが記録される。
告知内容データ領域には、銀行の顧客に対して提供する一般情報(サービスの案内や広告等)に関するデータが記録される。
メディアサーバ40は、ニュースやプレスリリース等の各種記事を公開するコンピュータシステムである。この記事情報には、公表日、記事内容に関するデータが記録されている。
(登録処理)
次に、図5を用いて、この口座管理システムにおける提案処理の処理手順を説明する。
まず、管理サーバ20の制御部21は、ユーザ申請処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、本サービスの利用を希望する各利用者(共有口座設定者、パートナー)は、ユーザ端末10を用いて、管理サーバ20にアクセスする。この場合、制御部21の登録部210は、ユーザ端末10のタッチパネルディスプレイに、ユーザ申請画面を出力する。このユーザ申請画面には、メールアドレス、パスワードの入力欄が設けられている。そして、ユーザ申請画面の入力完了を検知した場合、登録部210は、ユーザ端末10からメールアドレス、パスワードを取得する。そして、登録部210は、アカウントIDを付与し、メールアドレス、パスワードを設定した利用者管理レコード220を生成し、利用者情報記憶部22に登録する。次に、登録部210は、端末ID及びトークンをユーザ端末10に送信する。この場合、ユーザ端末10のサービス利用アプリケーションは、端末ID及びトークンを記憶する。この端末ID及びトークンは、次回以降の管理サーバ20へのアクセス時のログイン認証に用いられる。
次に、図5を用いて、この口座管理システムにおける提案処理の処理手順を説明する。
まず、管理サーバ20の制御部21は、ユーザ申請処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、本サービスの利用を希望する各利用者(共有口座設定者、パートナー)は、ユーザ端末10を用いて、管理サーバ20にアクセスする。この場合、制御部21の登録部210は、ユーザ端末10のタッチパネルディスプレイに、ユーザ申請画面を出力する。このユーザ申請画面には、メールアドレス、パスワードの入力欄が設けられている。そして、ユーザ申請画面の入力完了を検知した場合、登録部210は、ユーザ端末10からメールアドレス、パスワードを取得する。そして、登録部210は、アカウントIDを付与し、メールアドレス、パスワードを設定した利用者管理レコード220を生成し、利用者情報記憶部22に登録する。次に、登録部210は、端末ID及びトークンをユーザ端末10に送信する。この場合、ユーザ端末10のサービス利用アプリケーションは、端末ID及びトークンを記憶する。この端末ID及びトークンは、次回以降の管理サーバ20へのアクセス時のログイン認証に用いられる。
次に、管理サーバ20の制御部21は、本人口座の設定処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、制御部21の登録部210は、ユーザ端末10のタッチパネルディスプレイに、口座設定画面を出力する。この口座設定画面には、銀行サーバ30にログインするための顧客コード、ログインパスワードの入力欄が設けられている。そして、口座設定画面の入力完了を検知した場合、登録部210は、ユーザ端末10から取得した顧客コード、ログインパスワードを用いて、銀行サーバ30へのログインを確認する。銀行サーバ30へのログインを確認でき、利用者(共有口座設定者、パートナー)自身の口座番号を取得できた場合、登録部210は、アカウントID、顧客コード、ログインパスワード、ユーザ口座識別子を記録した口座管理レコード230を生成し、口座情報記憶部23に記録する。
共有口座設定者及びパートナーについて、管理サーバ20の制御部21は、以上のステップS1−1,S1−2の処理をそれぞれが行なう。
共有口座設定者及びパートナーについて、管理サーバ20の制御部21は、以上のステップS1−1,S1−2の処理をそれぞれが行なう。
次に、管理サーバ20の制御部21は、共有口座の設定処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、共有口座設定者は、ユーザ端末10を用いて、共有口座の設定を指示する。この場合、制御部21の登録部210は、口座管理部212に対して、共有口座の開設を指示する。口座管理部212は、銀行サーバ30において、共有口座設定者の顧客コード、ログインパスワードを用いて利用可能な共有口座を開設する。そして、口座管理部212は、銀行サーバ30から共有口座の口座識別子を取得し、登録部210は、この共有口座の口座識別子を口座管理レコード230に記録する。この場合、口座管理レコード230の利用権限データ領域には、共有口座についてのすべての利用権限を設定する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、パートナーの指定処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、制御部21の登録部210は、共有口座設定者のユーザ端末10のタッチパネルディスプレイに、招待画面を出力する。この招待画面には、共有口座を利用できるパートナーのアカウントID、合言葉、キーワードの入力欄が設けられている。このキーワード入力欄には、パートナーと情報共有を希望する記事の検索に用いる検索キーを設定する。そして、招待画面の入力完了を検知した場合、登録部210は、グループIDを付与し、共有口座設定者のアカウントID、共有口座識別子に関連付けて、ユーザ端末10から取得したパートナーのアカウントID(パートナーID)、合言葉、キーワードを記録したグループ管理レコード240を生成し、グループ情報記憶部24に記録する。そして、共有口座設定者は、パートナーに対して、本サービスを利用するための合言葉を伝えておく。
次に、管理サーバ20の制御部21は、パートナーリクエストの送信処理を実行する(ステップS1−5)。具体的には、制御部21の登録部210は、パートナーのアカウントIDに対して、招待メッセージをプッシュ通知する。この招待メッセージには、共有口座設定者のアカウントID、グループIDに関するデータを含めておく。そして、パートナーのユーザ端末10には、招待メッセージが出力される。
次に、管理サーバ20の制御部21は、合言葉の認証処理を実行する(ステップS1−6)。具体的には、パートナーは、ユーザ端末10において取得した招待メッセージに基づいて、管理サーバ20にアクセスする。この場合、制御部21の登録部210は、ユーザ端末10のタッチパネルディスプレイに、招待確認画面を出力する。この招待確認画面には、合言葉の入力欄が設けられている。そして、招待確認画面の入力完了を検知した場合、登録部210は、パートナーのユーザ端末10から招待者のアカウントID、グループID、合言葉を取得する。そして、登録部210は、取得したアカウントID、グループID、合言葉が記録されているグループ管理レコード240を、グループ情報記憶部24において検索する。ユーザ端末10から取得したアカウントID、グループID、合言葉が記録されたグループ管理レコード240を特定できた場合には、合言葉の認証を終了する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、パートナー口座と共有口座との関連付け処理を実行する(ステップS1−7)。具体的には、制御部21の登録部210は、パートナーのアカウントID(パートナーID)が記録された口座管理レコード230を口座情報記憶部23から抽出する。そして、登録部210は、この口座管理レコード230に共有口座識別子を記録する。この場合、パートナーの利用権限として、残高照会、現金引出を設定する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、タイムライン画面処理を実行する(ステップS1−8)。具体的には、制御部21のメッセージ部213は、ユーザ端末10のタッチパネルディスプレイに、共有口座に関する情報等を出力するタイムライン画面を表示する。この処理については、後述する。
(メッセージ取得処理)
次に、図6(a)を用いて、メッセージ取得処理を説明する。
ここでは、管理サーバ20の制御部21は、利用者メッセージの取得処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、ユーザ端末10において、利用者がメッセージを投稿した場合、制御部21のメッセージ部213は、メッセージの発信者のアカウントIDを用いて、利用者のグループ管理レコード240を特定する。そして、メッセージ部213は、グループID、発信者(アカウントID)、メッセージ発信日、メッセージ内容、未通知フラグを記録したメッセージ管理レコード250を生成し、メッセージ記憶部25に記録する。
次に、図6(a)を用いて、メッセージ取得処理を説明する。
ここでは、管理サーバ20の制御部21は、利用者メッセージの取得処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、ユーザ端末10において、利用者がメッセージを投稿した場合、制御部21のメッセージ部213は、メッセージの発信者のアカウントIDを用いて、利用者のグループ管理レコード240を特定する。そして、メッセージ部213は、グループID、発信者(アカウントID)、メッセージ発信日、メッセージ内容、未通知フラグを記録したメッセージ管理レコード250を生成し、メッセージ記憶部25に記録する。
また、管理サーバ20の制御部21は、定期的に、銀行サーバ30から共有口座の口座情報を取得する。
ここでは、管理サーバ20の制御部21は、共有口座の特定処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、制御部21の口座管理部212は、グループ情報記憶部24のグループ管理レコード240に記録されている共有口座の共有口座識別子を、順次、特定する。
ここでは、管理サーバ20の制御部21は、共有口座の特定処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、制御部21の口座管理部212は、グループ情報記憶部24のグループ管理レコード240に記録されている共有口座の共有口座識別子を、順次、特定する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、共有口座の取引情報の取得処理を実行する(ステップS2−3)。具体的には、制御部21の口座管理部212は、共有口座の設定者の顧客コード、ログインパスワードを用いて、銀行サーバ30にアクセスし、共有口座の取引情報を取得する。メッセージ記憶部25に記録されていない新たな取引情報を取得した場合、メッセージ部213は、共有口座を利用するグループID、発信者(銀行サーバ30)、メッセージ発信日、メッセージ内容、未通知フラグを記録したメッセージ管理レコード250を生成し、メッセージ記憶部25に記録する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、銀行からの告知情報の取得処理を実行する(ステップS2−4)。具体的には、制御部21の口座管理部212は、銀行サーバ30から、銀行が提供する告知情報を取得する。新たな告知情報を取得した場合、メッセージ部213は、共有口座を利用するグループID、発信者(銀行サーバ30)、メッセージ発信日、メッセージ内容、未通知フラグを記録したメッセージ管理レコード250を生成し、メッセージ記憶部25に記録する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、記事の取得処理を実行する(ステップS2−5)。具体的には、制御部21の記事検索部214は、アカウントIDが記録されたグループ管理レコード240をグループ情報記憶部24から抽出する。次に、記事検索部214は、メディアサーバ40にアクセスする。そして、記事検索部214は、グループ管理レコード240に記録されているキーワードに関連する記事を取得する。新たな記事を取得した場合、メッセージ部213は、共有口座を利用するグループID、発信者(メディアサーバ40)、メッセージ発信日、メッセージ内容、未通知フラグを記録したメッセージ管理レコード250を生成し、メッセージ記憶部25に記録する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、新規メッセージがあるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS2−6)。具体的には、メッセージ部213は、メッセージ記憶部25において、未通知フラグが記録されたメッセージ管理レコード250を検索する。未通知フラグが記録されたメッセージ管理レコード250が記録されている場合には、新たなメッセージがあると判定する。
未通知フラグが記録されたメッセージ管理レコード250が記録されておらず、新規メッセージがないと判定した場合(ステップS2−6において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、メッセージ取得処理を終了する。
一方、未通知フラグが記録されたメッセージ管理レコード250が記録されており、新規メッセージがあると判定した場合(ステップS2−6において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、プッシュ通知処理を実行する(ステップS2−7)。具体的には、制御部21のメッセージ部213は、グループに属する利用者のユーザ端末10に対して、新たなメッセージが登録されたことを示す通知を送信する。そして、メッセージ部213は、メッセージ管理レコード250の未通知フラグを削除し、未読フラグを記録する。
(タイムライン画面処理)
次に、図6(b)を用いて、タイムライン画面処理を説明する。
ここでは、管理サーバ20の制御部21は、ログイン処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、利用者がタイムライン画面を利用する場合には、ユーザ端末10を用いて、管理サーバ20にアクセスする。この場合、ユーザ端末10は、端末ID、トークンを管理サーバ20に送信する。管理サーバ20の制御部21のユーザ認証部211は、取得した端末ID及びトークンが利用者情報記憶部22に記録されているかどうかを確認する。端末ID及びトークンが記録された利用者管理レコード220を特定できた場合には、ユーザ認証部211は、ログインを完了する。
次に、図6(b)を用いて、タイムライン画面処理を説明する。
ここでは、管理サーバ20の制御部21は、ログイン処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、利用者がタイムライン画面を利用する場合には、ユーザ端末10を用いて、管理サーバ20にアクセスする。この場合、ユーザ端末10は、端末ID、トークンを管理サーバ20に送信する。管理サーバ20の制御部21のユーザ認証部211は、取得した端末ID及びトークンが利用者情報記憶部22に記録されているかどうかを確認する。端末ID及びトークンが記録された利用者管理レコード220を特定できた場合には、ユーザ認証部211は、ログインを完了する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、タイムライン画面の表示処理を実行する(ステップS3−2)。具体的には、制御部21のメッセージ部213は、ユーザ端末10のタッチパネルディスプレイに、タイムライン画面を出力する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、メッセージの取得処理を実行する(ステップS3−3)。具体的には、制御部21のメッセージ部213は、メッセージ記憶部25において、ログイン利用者のアカウントIDに対して、未読フラグが記録されたメッセージ管理レコード250を特定する。なお、未読フラグの記録の有無にかかわらず、表示可能数だけ、直近のメッセージ発信日が記録されたメッセージ管理レコード250を特定するようにしてもよい。
次に、管理サーバ20の制御部21は、時系列にメッセージ表示処理を実行する(ステップS3−4)。具体的には、制御部21のメッセージ部213は、グループに属する利用者が発信したメッセージ、取得した共有口座の取引情報、銀行からの告知情報、記事を、取得時刻に基づいて、時系列に並べる。そして、メッセージ部213は、時系列に並べたメッセージをタイムライン画面500に出力する。そして、メッセージ部213は、メッセージ管理レコード250において、ログイン利用者のアカウントIDに関連付けて記録された未読フラグを削除する。
(残高照会処理)
次に、図6(c)を用いて、残高照会処理を説明する。資産管理として残高照会を希望する場合、ユーザ端末10を用いて、タイムライン画面において、残高照会に関するメッセージを入力する。
ここでは、管理サーバ20の制御部21は、タイムライン監視処理を実行する(ステップS4−1)。具体的には、制御部21のメッセージ部213は、タイムライン画面500に表示された各利用者のメッセージを取得する。
次に、図6(c)を用いて、残高照会処理を説明する。資産管理として残高照会を希望する場合、ユーザ端末10を用いて、タイムライン画面において、残高照会に関するメッセージを入力する。
ここでは、管理サーバ20の制御部21は、タイムライン監視処理を実行する(ステップS4−1)。具体的には、制御部21のメッセージ部213は、タイムライン画面500に表示された各利用者のメッセージを取得する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、残高照会かどうかについての判定処理を実行する(ステップS4−2)。具体的には、制御部21の口座管理部212は、メッセージ部213が取得したメッセージにおいて、残高照会に関するキーワードが含まれるかどうかを判定する。例えば、「残高」の文言が含まれる場合には、残高照会と判定する。
残高照会でないと判定した場合(ステップS4−2において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、残高照会処理を終了する。
一方、残高照会と判定した場合(ステップS4−2において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、共有口座の特定処理を実行する(ステップS4−3)。具体的には、制御部21のメッセージ部213は、残高照会のメッセージを取得した場合、口座管理部212に対して、残高照会の要求を行なう。この場合、口座管理部212は、残高照会のメッセージを入力したアカウントIDが記録されたグループ管理レコード240をグループ情報記憶部24から抽出する。そして、口座管理部212は、グループ管理レコード240に記録されている共有口座識別子を特定する。
一方、残高照会と判定した場合(ステップS4−2において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、共有口座の特定処理を実行する(ステップS4−3)。具体的には、制御部21のメッセージ部213は、残高照会のメッセージを取得した場合、口座管理部212に対して、残高照会の要求を行なう。この場合、口座管理部212は、残高照会のメッセージを入力したアカウントIDが記録されたグループ管理レコード240をグループ情報記憶部24から抽出する。そして、口座管理部212は、グループ管理レコード240に記録されている共有口座識別子を特定する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、共有口座の残高情報の取得処理を実行する(ステップS4−4)。具体的には、制御部21の口座管理部212は、この共有口座の設定者の顧客コード、パスワードを用いて、銀行サーバ30にアクセスし、共有口座の口座残高を取得する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、タイムライン画面に残高表示処理を実行する(ステップS4−5)。具体的には、制御部21のメッセージ部213は、口座管理部212から共有口座の口座残高を取得し、共有口座を利用するグループID、発信者(銀行サーバ30)、メッセージ発信日、メッセージ内容、未通知フラグを記録したメッセージ管理レコード250を生成し、メッセージ記憶部25に記録する。そして、メッセージ部213は、口座残高を含めたメッセージをタイムライン画面500に出力する。
(入出金対応処理)
次に、図7を用いて、入出金対応処理を説明する。共有口座への入金や、共有口座からの出金等の取引(資産管理)を希望する場合、ユーザ端末10を用いて、タイムライン画面において、取引に関するメッセージを入力する。例えば、「共有口座に入金」や「電気料金の支払」等の文言を含めたメッセージを入力する。
次に、図7を用いて、入出金対応処理を説明する。共有口座への入金や、共有口座からの出金等の取引(資産管理)を希望する場合、ユーザ端末10を用いて、タイムライン画面において、取引に関するメッセージを入力する。例えば、「共有口座に入金」や「電気料金の支払」等の文言を含めたメッセージを入力する。
ここでは、管理サーバ20の制御部21は、タイムライン監視処理を実行する(ステップS5−1)。具体的には、制御部21のメッセージ部213は、タイムライン画面500に表示された各利用者のメッセージを取得する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、入出金依頼かどうかについての判定処理を実行する(ステップS5−2)。具体的には、制御部21の口座管理部212は、メッセージ部213が取得したメッセージにおいて、入出金依頼に関するキーワードが含まれるかどうかを判定する。例えば、「入金」、「支払」等の文言が含まれる場合には、入出金依頼と判定する。
入出金依頼でないと判定した場合(ステップS5−2において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、入出金対応処理を終了する。
一方、入出金依頼と判定した場合(ステップS5−2において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、入出金内容の特定処理を実行する(ステップS5−3)。具体的には、制御部21の口座管理部212は、発言者のアカウントIDが記録されたグループ管理レコード240をグループ情報記憶部24から抽出する。そして、口座管理部212は、グループ管理レコード240に記録されている共有口座識別子を取得する。更に、口座管理部212は、メッセージに含まれるキーワードを用いて、引落口座や入金先口座を予測する。例えば、メッセージに「共有口座に入金」が含まれる場合には、利用者自身の口座を引落口座として特定し、共有口座を送金先口座として特定する。また、メッセージに「電気料金の支払」が含まれる場合には、共有口座を引落口座として特定し、電気料金の収納先を送金先口座として特定する。また、口座管理部212は、利用者自身の口座を引落口座として用いる場合には、メッセージの発信者のユーザ口座識別子を口座情報記憶部23において特定する。また、口座管理部212は、所定の支払先(例えば、電気料金等の公共料金の収納先)については、銀行サーバ30の開設口座情報記憶部に記録された共有口座の口座履歴において、支払実績に基づいて口座識別子を特定する。更に、入出金依頼のメッセージに金額が含まれる場合には、入金額又は出金額を特定する。
一方、入出金依頼と判定した場合(ステップS5−2において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、入出金内容の特定処理を実行する(ステップS5−3)。具体的には、制御部21の口座管理部212は、発言者のアカウントIDが記録されたグループ管理レコード240をグループ情報記憶部24から抽出する。そして、口座管理部212は、グループ管理レコード240に記録されている共有口座識別子を取得する。更に、口座管理部212は、メッセージに含まれるキーワードを用いて、引落口座や入金先口座を予測する。例えば、メッセージに「共有口座に入金」が含まれる場合には、利用者自身の口座を引落口座として特定し、共有口座を送金先口座として特定する。また、メッセージに「電気料金の支払」が含まれる場合には、共有口座を引落口座として特定し、電気料金の収納先を送金先口座として特定する。また、口座管理部212は、利用者自身の口座を引落口座として用いる場合には、メッセージの発信者のユーザ口座識別子を口座情報記憶部23において特定する。また、口座管理部212は、所定の支払先(例えば、電気料金等の公共料金の収納先)については、銀行サーバ30の開設口座情報記憶部に記録された共有口座の口座履歴において、支払実績に基づいて口座識別子を特定する。更に、入出金依頼のメッセージに金額が含まれる場合には、入金額又は出金額を特定する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、利用権限があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS5−4)。具体的には、制御部21の口座管理部212は、入出金依頼に対応する利用権限が、利用者のアカウントIDが記録された口座管理レコード230において、設定されているかどうかを確認する。利用権限において入出金依頼の対応ができない場合には、利用権限がないと判定する。
利用権限があると判定した場合(ステップS5−4において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、確認メッセージ処理を実行する(ステップS5−5)。具体的には、制御部21の口座管理部212は、ユーザ端末10のタッチパネルディスプレイのタイムライン画面に確認メッセージを出力する。この確認メッセージには、引落口座、振込先口座、入出金額の確認欄が設けられている。この場合、この入力欄には、入出金依頼のメッセージに含まれるキーワードを用いて予測した引落口座、振込先口座を初期設定する。更に、入出金依頼のメッセージで特定した入出金額を初期設定する。なお、口座や金額を特定できなかった場合には、該当する入力欄を空欄にしておく。
次に、管理サーバ20の制御部21は、承認かどうかについての判定処理を実行する(ステップS5−6)。確認メッセージを見た利用者は、取引の要否を判定する。そして、取引の要否に応じて、「OK」又は「NG」のメッセージを発信する。この場合、制御部21の口座管理部212は、利用者のメッセージに基づいて、取引の要否を判定する。なお、確認メッセージの引落口座、振込先口座、入出金額が誤認識や空欄の場合には、タイムライン画面において、確認メッセージの返信メッセージとして、正しい引落口座、振込先口座、入出金額に関するメッセージを入力する。そして、「OK」メッセージが入力された場合、口座管理部212は、ユーザ端末10のタッチパネルディスプレイに振込画面を出力する。この振込画面には、引落口座、振込先口座、金額の確認欄、第2暗証番号の入力欄が設けられている。第2暗証番号の入力完了を検知した場合、制御部21の口座管理部212は、振込画面に入力された引落口座、振込先口座、第2暗証番号を含めた取引要求を取得する。
「OK」メッセージを取得し、承認と判定した場合(ステップS5−6において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、入出金処理を実行する(ステップS5−7)。具体的には、制御部21の口座管理部212は、銀行サーバ30にアクセスし、共有口座の顧客コード、ログインパスワードに基づいて、取引要求を送信する。この場合、銀行サーバ30は、取引要求に基づいて、入出金処理を行なう。
次に、管理サーバ20の制御部21は、メッセージ表示処理を実行する(ステップS5−8)。具体的には、制御部21の口座管理部212は、銀行サーバ30から取引結果を取得する。メッセージ部213は、口座管理部212から共有口座の取引結果を取得し、共有口座を利用するグループID、発信者(銀行サーバ30)、メッセージ発信日、メッセージ内容、未通知フラグを記録したメッセージ管理レコード250を生成し、メッセージ記憶部25に記録する。そして、メッセージ部213は、取引結果をタイムライン画面500に出力する。メッセージ部213は、口座管理部212が取得した取引結果をメッセージとして、タイムライン画面500に出力する。
一方、利用権限がないと判定した場合や承認でないと判定した場合(ステップS5−4、S5−6において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、エラー処理を実行する(ステップS5−9)。具体的には、制御部21のメッセージ部213は、ユーザ端末10に対して、取引処理ができなかったことを示すメッセージを出力する。そして、管理サーバ20の制御部21は、入出金対応処理を終了する。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、共有口座の設定処理を実行する(ステップS1−3)。次に、管理サーバ20の制御部21は、パートナーの指定処理を実行する(ステップS1−4)。これにより、招待によって、関係者を共有口座と関連付けることができる。
(1)本実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、共有口座の設定処理を実行する(ステップS1−3)。次に、管理サーバ20の制御部21は、パートナーの指定処理を実行する(ステップS1−4)。これにより、招待によって、関係者を共有口座と関連付けることができる。
(2)本実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、共有口座の特定処理(ステップS2−2)、共有口座の取引情報の取得処理(ステップS2−3)を実行する。そして、管理サーバ20の制御部21は、時系列にメッセージ表示処理を実行する(ステップS3−4)。これにより、タイムライン画面で共有口座の取引情報について、利用者間で情報共有することができる。
(3)本実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、銀行からの告知情報の取得処理を実行する(ステップS2−4)。更に、管理サーバ20の制御部21は、記事の取得処理を実行する(ステップS2−5)。そして、管理サーバ20の制御部21は、時系列にメッセージ表示処理を実行する(ステップS3−4)。これにより、タイムライン画面において、銀行からの告知情報や、共有口座を用いた資産形成のために参照する記事を、利用者間で情報共有することができる。
(4)本実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、共有口座の特定処理(ステップS4−3)、共有口座の残高情報の取得処理(ステップS4−4)、タイムライン画面に残高表示処理(ステップS4−5)を実行する。これにより、タイムライン画面で共有口座の残高情報を、利用者間で情報共有することができる。
(5)本実施形態では、入出金依頼と判定した場合(ステップS5−2において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、入出金内容の特定処理(ステップS5−3)、利用権限があるかどうかについての判定処理(ステップS5−4)を実行する。利用権限があると判定した場合(ステップS5−4において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、確認メッセージ処理を実行する(ステップS5−5)。これにより、利用権限に基づいて、タイムライン画面を用いて、共有口座に関する取引指示を確認することができる。
更に、承認と判定した場合(ステップS5−6において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、入出金処理(ステップS5−7)、メッセージ表示処理(ステップS5−8)を実行する。これにより、利用権限に基づいて、タイムライン画面を用いて、共有口座における入出金を行なうことができる。
更に、承認と判定した場合(ステップS5−6において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、入出金処理(ステップS5−7)、メッセージ表示処理(ステップS5−8)を実行する。これにより、利用権限に基づいて、タイムライン画面を用いて、共有口座における入出金を行なうことができる。
また、上記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
・上記実施形態では、利用者情報記憶部22にキーワードを登録し、このキーワードに基づいて、メディアサーバ40から記事を取得する。記事の取得に用いるキーワードを、タイムライン画面において交換されるメッセージに基づいて特定するようにしてもよい。
・上記実施形態では、利用者情報記憶部22にキーワードを登録し、このキーワードに基づいて、メディアサーバ40から記事を取得する。記事の取得に用いるキーワードを、タイムライン画面において交換されるメッセージに基づいて特定するようにしてもよい。
図8(a)を用いて、このパターン登録処理を説明する。
まず、管理サーバ20の制御部21は、メッセージのパターン認識処理を実行する(ステップS6−1)。具体的には、制御部21の記事検索部214は、タイムライン画面500におけるメッセージに含まれるキーワードを取得する。
まず、管理サーバ20の制御部21は、メッセージのパターン認識処理を実行する(ステップS6−1)。具体的には、制御部21の記事検索部214は、タイムライン画面500におけるメッセージに含まれるキーワードを取得する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、パターン学習処理を実行する(ステップS6−2)。具体的には、制御部21の記事検索部214は、キーワードの頻度や発言時期に基づいて、キーワードが使われるパターンを特定する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、学習したパターンの提案処理を実行する(ステップS6−3)。具体的には、制御部21の記事検索部214は、キーワードが利用されるパターンを検出した場合、記事検索部214は、タイムライン画面500において、学習したパターンに基づいて、キーワードの登録提案を行なうメッセージを出力する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、提案の承認かどうかについての判定処理を実行する(ステップS6−4)。利用者はユーザ端末10を用いて、提案の利用可否を判断する。そして、タイムライン画面500において、提案の承認又は拒否を入力する。この場合、制御部21の記事検索部214は、タイムライン画面に入力された提案の承認又は拒否を取得する。
提案の承認と判定した場合(ステップS6−4において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、キーワード登録処理を実行する(ステップS6−5)。具体的には、制御部21の記事検索部214は、グループ情報記憶部24のグループ管理レコード240に、承認されたキーワードを登録する。
一方、提案の否認と判定した場合(ステップS6−4において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、キーワード登録処理(ステップS6−5)をスキップして、パターン登録処理を終了する。
これにより、タイムライン画面において交換されるメッセージに含まれるキーワードに基づいて、共有口座を用いた資産形成のための参照記事を検索することができる。
これにより、タイムライン画面において交換されるメッセージに含まれるキーワードに基づいて、共有口座を用いた資産形成のための参照記事を検索することができる。
・上記実施形態では、口座情報記憶部23の口座管理レコード230に共有口座の利用権限を登録する。ここで、所定の目的や金額等に基づいて、共有口座の利用権限を設定するようにしてもよい。
図8(b)を用いて、この場合の利用権限管理処理を説明する。
まず、管理サーバ20の制御部21は、共有口座設定者のメッセージの取得処理を実行する(ステップS7−1)。具体的には、制御部21のメッセージ部213は、タイムライン画面500において共有口座設定者のメッセージを取得する。
まず、管理サーバ20の制御部21は、共有口座設定者のメッセージの取得処理を実行する(ステップS7−1)。具体的には、制御部21のメッセージ部213は、タイムライン画面500において共有口座設定者のメッセージを取得する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、パートナーへの指示かどうかについての判定処理を実行する(ステップS7−2)。具体的には、制御部21の口座管理部212は、メッセージ部213が取得した共有口座設定者のメッセージにおいて、パートナーへの指示に関するキーワードが含まれるかどうかを判定する。例えば、支払に関するキーワードとして「支払をお願い」や「払って」という文言が含まれる場合には、支払指示と判定する。
パートナーへの指示でないと判定した場合(ステップS7−2において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、利用権限管理を終了する。
一方、パートナーへの指示と判定した場合(ステップS7−2において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、権限設定が必要かどうかについての判定処理を実行する(ステップS7−3)。具体的には、制御部21の口座管理部212は、パートナーのアカウントIDが記録された口座管理レコード230において、指示に対応する利用権限が設定されているかどうかを確認する。口座管理レコード230に記録されている利用権限で、パートナーへの指示の対応ができない場合には、権限設定が必要と判定する。
一方、パートナーへの指示と判定した場合(ステップS7−2において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、権限設定が必要かどうかについての判定処理を実行する(ステップS7−3)。具体的には、制御部21の口座管理部212は、パートナーのアカウントIDが記録された口座管理レコード230において、指示に対応する利用権限が設定されているかどうかを確認する。口座管理レコード230に記録されている利用権限で、パートナーへの指示の対応ができない場合には、権限設定が必要と判定する。
利用権限において指示対応が可能であり、権限設定が不要と判定した場合(ステップS7−3において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、利用権限管理処理を終了する。
一方、利用権限において指示対応ができず、権限設定が必要と判定した場合(ステップS7−3において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、パートナーの利用権限の設定処理を実行する(ステップS7−4)。具体的には、制御部21の口座管理部212は、共有口座設定者のメッセージにおいてパートナーへの指示に対応する金額や支払先を特定する。そして、口座管理部212は、特定した金額や支払先について、共有口座の利用権限をパートナーのアカウントIDが記録された口座管理レコード230に設定する。
これにより、タイムライン画面におけるメッセージに基づいて、共有口座の利用権限を設定することができる。
これにより、タイムライン画面におけるメッセージに基づいて、共有口座の利用権限を設定することができる。
・上記実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、共有口座の設定処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、口座管理部212は、銀行サーバ30において、共有口座設定者の顧客コード、ログインパスワードを用いて利用可能な共有口座を開設する。ここで、共有口座設定者が予め開設した口座を共有口座として用いるようにしてもよい。この場合には、登録部210は、ユーザ端末10において指定された共有口座の口座識別子を取得し、口座管理レコード230に記録する。
・上記実施形態では、共有口座を用いた資産管理として、残高照会や入出金対応を説明した。共有口座を用いた資産管理であれば、取引内容はこれらに限定されるものではない。
10…ユーザ端末、20…管理サーバ、21…制御部、210…登録部、211…ユーザ認証部、212…口座管理部、213…メッセージ部、214…記事検索部、22…利用者情報記憶部、23…口座情報記憶部、24…グループ情報記憶部、25…メッセージ記憶部、30…銀行サーバ、40…メディアサーバ、500…タイムライン画面。
Claims (6)
- 共有口座設定者及びパートナーの識別情報を関連付けたグループを記憶するグループ情報記憶部と、
タイムライン画面に表示するメッセージを記憶するメッセージ記憶部と、
ユーザ端末に接続される制御部とを備えた口座管理システムであって、
前記制御部が、
前記共有口座設定者の口座に関連付けられた共有口座の識別情報を前記グループ情報記憶部に記録し、
前記共有口座設定者によって指定されたパートナーの識別情報と前記共有口座の識別情報とを関連付けて前記グループ情報記憶部に記録し、
共有口座設定者及びパートナーのユーザ端末から発信されたメッセージ及び前記共有口座設定者及びパートナーが属するグループの共有口座に関する口座情報を取得して前記メッセージ記憶部に記録し、
前記メッセージ記憶部に記録されたメッセージを、各グループのユーザ端末のタイムライン画面に出力し、
前記ユーザ端末から発信され、前記タイムライン画面に表示されたメッセージに基づいて、前記共有口座を用いての取引指示を取得し、
前記取引指示に応じた取引処理を実行することを特徴とする口座管理システム。 - 前記制御部が、
前記タイムライン画面に表示されたメッセージの発信者の識別情報に基づいて、前記発信者における前記共有口座の利用権限を特定し、
前記利用権限に基づいて、前記取引指示に応じた取引処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の口座管理システム。 - 前記制御部が、前記共有口座設定者のメッセージに基づいて、前記共有口座設定者のパートナーの利用権限を設定することを特徴とする請求項2に記載の口座管理システム。
- 前記制御部が、前記タイムライン画面における共有口座設定者のメッセージに基づいて、前記共有口座設定者の口座から共有口座への資金移動を行なうことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の口座管理システム。
- 共有口座設定者及びパートナーの識別情報を関連付けたグループを記憶するグループ情報記憶部と、
タイムライン画面に表示するメッセージを記憶するメッセージ記憶部と、
ユーザ端末に接続される制御部とを備えた口座管理システムを用いて、口座管理を行なうための方法であって、
前記制御部が、
前記共有口座設定者の口座に関連付けられた共有口座の識別情報を前記グループ情報記憶部に記録し、
前記共有口座設定者によって指定されたパートナーの識別情報と前記共有口座の識別情報とを関連付けて前記グループ情報記憶部に記録し、
共有口座設定者及びパートナーのユーザ端末から発信されたメッセージ及び前記共有口座設定者及びパートナーが属するグループの共有口座に関する口座情報を取得して前記メッセージ記憶部に記録し、
前記メッセージ記憶部に記録されたメッセージを、各グループのユーザ端末のタイムライン画面に出力し、
前記ユーザ端末から発信され、前記タイムライン画面に表示されたメッセージに基づいて、前記共有口座を用いての取引指示を取得し、
前記取引指示に応じた取引処理を実行することを特徴とする口座管理方法。 - 共有口座設定者及びパートナーの識別情報を関連付けたグループを記憶するグループ情報記憶部と、
タイムライン画面に表示するメッセージを記憶するメッセージ記憶部と、
ユーザ端末に接続される制御部とを備えた口座管理システムを用いて、口座管理を行なうためのプログラムであって、
前記制御部を、
前記共有口座設定者の口座に関連付けられた共有口座の識別情報を前記グループ情報記憶部に記録し、
前記共有口座設定者によって指定されたパートナーの識別情報と前記共有口座の識別情報とを関連付けて前記グループ情報記憶部に記録し、
共有口座設定者及びパートナーのユーザ端末から発信されたメッセージ及び前記共有口座設定者及びパートナーが属するグループの共有口座に関する口座情報を取得して前記メッセージ記憶部に記録し、
前記メッセージ記憶部に記録されたメッセージを、各グループのユーザ端末のタイムライン画面に出力し、
前記ユーザ端末から発信され、前記タイムライン画面に表示されたメッセージに基づいて、前記共有口座を用いての取引指示を取得し、
前記取引指示に応じた取引処理を実行する手段として機能させることを特徴とする口座管理プログラム。
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