JP2017534972A - 送金支払いの送信および受信の促進 - Google Patents

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Abstract

本明細書に記載される1つまたは複数の実施形態は、ソーシャル・ネットワーキング・システムを介して資金を送金するための方法およびシステムを含む。より詳細には、本明細書に記載されるシステムおよび方法は、ソーシャル・ネットワーク・プロファイルおよび通知を利用して共同ユーザに資金を送金する機能をユーザに提供する。加えて、本明細書に記載されるシステムおよび方法は、さまざまなソーシャル・ネットワーク要因に基づいて、送金要求に関する1つまたは複数のリスク・レベルを決定する。

Description

1つまたは複数の実施形態は一般に、資金を送金することに関する。より詳細には、1つまたは複数の実施形態は、資金を電子的に送金することの安全性、容易さ、および利便性を改善するシステムおよび方法に関する。
送金とは、典型的には、ユーザから送信された金銭を、別の国の1人または複数の個人に移動させることである。送金は、一般に、世界のより裕福な部分で働く親族から送信される金銭に家族が依存する発展途上国の経済において大きな役割を果たす。たとえば、米国で働く移住者が、親が請求額を支払うことを可能にするために、母国に対して金銭を毎週送信することがある。いくつかの推定によれば、近年、開発途上国への送金は数千億ドルに達している。
送金を送信するために、送信者は典型的には、Western Union(登録商標)またはMoneyGram(登録商標)などの金銭移動サービスを利用する。これらのタイプの金銭移動サービスを用いて資金を送金することは一般に、送金額、受け渡し日時、ならびに受け取りロケーションを決定するために、送信者と受信者との間を行き来する複数の通信を必要とする。これらの詳細を編成することは、送信者および受信者が複数の国およびタイム・ゾーンにわたって通信しようとするとき、時間がかかり、面倒なことがある。加えて、金銭移動サービスは一般に、多額の移動料を請求し、これによって、送金工程に余分な負担が増える。
ユーザは、銀行間移動を介して資金を送金することもでき、資金は、ある人物の銀行口座から別の人物の銀行口座に送られる。しかしながら、銀行間移動において資金を送金することは、問題があることも多い。たとえば、米国内の送信者が、大手の国法銀行に銀行口座を持つことがある。しかしながら、米国銀行は一般に、限られた数の支店を米国国外に持つ。大手の米国銀行は、別の国の大都市に支店を持つことはあるが、最も人気のある米国銀行でも発展途上国の田舎に支店を持つことは珍しい。したがって、銀行間移動を促進するために、送信者は一般に、2つの異なる銀行業務システムにわたって口座および支店コードを編成しなければならない。この工程は、典型的には、費用がかかり、面倒で、誤りを起こしやすい。そのうえ、発展途上国のインフラストラクチャに応じて、電信送金を受信するために利用可能な銀行がないことがある。
前述の内容に加えて、個人情報窃盗は、金銭送金に関して増加しつつある問題である。たとえば、送信者は、通話または電子メールを介して送金要求を受信して、別の国の人物に資金を送金することがある。しかしながら、送信者は、要求を行う人物が詐欺師でないという確信がほとんど持てないことがある。これは特に、犯罪率が高い傾向がある発展途上国に移動される送金に当てはまり得る。盗人は、他の誰かのために意図された送金される資金を受け取るために、送信者をだまして資金を送金させ、偽の識別を取得する。
したがって、資金を電子的に送金するための現在の方法には、いくつかの欠点がある。
1つまたは複数の実施形態は、資金を電子的に送金するとき効率的で効果的なユーザ・エクスペリエンスをユーザに提供するシステムおよび方法を用いて、利益を提供し、および/または当技術分野における前述もしくは他の問題のうちの1つまたは複数を解決する。特に、本明細書で説明されるシステムおよび方法は、送信者が送金工程を開始した後、意図された受信者からの送金情報を要求し、したがって、送信者が受信者から余分な情報を個人的に取得する必要性を緩和することができる。これは、典型的には従来の金銭移動に必要とされるすべての受信者情報を取得するために必要とされる厄介な問題および時間を伴わずに送信者が資金を電子的に送金することを可能にする。
加えて、1つまたは複数の実施形態は、一連のリスク・チェックを実行することによって詐欺的な取引の可能性を減少させることができる。たとえば、1つまたは複数の実施形態は、送信者、受信者、および/または送信者と受信者との関係についての情報に基づいて、送金取引に関するリスク・レベルを決定する。1つまたは複数の実施形態では、リスク・レベルが高すぎる場合、本明細書で説明されるシステムおよび方法は、送金取引を拒否することができる。中間リスク・スコアが決定される場合、1つまたは複数の実施形態は、追加情報を要求してから、取引が継続することを可能にする。したがって、本明細書で説明される1つまたは複数の実施形態は、詐欺的な移動に対して比較的安全に電子送金を行うことを支援する。
特に、1つまたは複数の実施形態は、メッセージング/ソーシャル・ネットワーキング・システムと統合された送金システムを提供する。統合された送金およびソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザがメッセージならびに電子支払いを送信および受信することを可能にする。たとえば、システムおよび方法は、共同ユーザとの電子メッセージの交換も可能にするメッセージング・インタフェースを介してユーザが共同ユーザに対して電子支払いを送信することを可能にする。送金システムとメッセージング・システムの統合は、会話のフローの中で電子支払いを送信および受信できることをユーザに提供することができる。したがって、1つまたは複数の実施形態は、電子支払いに専用の別個のアプリケーションを開く必要もなく、ユーザが支払い取引について通信し、取引を行うことを可能にする。
本開示のさらなる特徴および利点は、以下の説明に記載され、一部は説明から明らかになり、または例示的な実施形態の実施によって理解されるであろう。そのような実施形態の特徴および利点は、添付の特許請求の範囲において具体的に指摘されている機器および組み合わせによって、実現および取得されるであろう。上記その他の特徴は、以下の説明および添付の特許請求の範囲からより完全に明らかになり、または以下に示すように例示的な実施形態を実施することによって理解されるであろう。
上記で列挙された利点および特徴ならびに他の利点および特徴を取得できる様式を説明するために、上記で簡単に説明された1つまたは複数の実施形態の態様のより具体的な説明が、添付の図面に例示されるその具体的な実施形態を参照してなされる。図は一定の縮尺で描かれておらず、類似の構造または機能の要素は一般に、図全体を通して例示的な目的で、類似の参照番号によって表されることに留意されたい。これらの図面は典型的な実施形態のみを示し、したがって、範囲の限定と見なすべきではないことを理解して、本発明の1つまたは複数の実施形態は、添付の図面の使用によって、さらなる特異性および詳細とともに記載および説明される。
1つまたは複数の実施形態による、送金システムを実施するための環境のブロック図。 1つまたは複数の実施形態による、送金システムの詳細な概略図。 1つまたは複数の実施形態による、送信者と受信者との間の送金工程の一部として対話を例示するシーケンス・フロー図。 1つまたは複数の実施形態による、送信者と受信者との間の送金工程の一部として対話を例示するシーケンス・フロー図。 1つまたは複数の実施形態による、送信者と受信者との間の送金工程の一部として対話を例示するシーケンス・フロー図。 1つまたは複数の実施形態による、送信者と受信者との間の送金工程の一部として対話を例示するシーケンス・フロー図。 1つまたは複数の実施形態による、送信者と受信者との間の送金工程の一部として対話を例示するシーケンス・フロー図。 以前の受信者を選択し、送信者と選択された受信者との間の送金を完了するためのシーケンス・フロー図の工程を例示する図。 以前の受信者を選択し、送信者と選択された受信者との間の送金を完了するためのシーケンス・フロー図の工程を例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、送金を実行するためのユーザ・インタフェースを例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、送金を実行するためのユーザ・インタフェースを例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、送金を実行するためのユーザ・インタフェースを例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、送金を実行するためのユーザ・インタフェースを例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、送金を実行するためのユーザ・インタフェースを例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、送金を実行するためのユーザ・インタフェースを例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、送金を実行するためのユーザ・インタフェースを例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、送金を実行するためのユーザ・インタフェースを例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、送金を実行するためのユーザ・インタフェースを例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、送金受信者を検索および選択するためのユーザ・インタフェースを例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、送金受信者を検索および選択するためのユーザ・インタフェースを例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、受信者から情報を取得することを支援するユーザ・インタフェースを例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、エージェントを使用して送金を実行するためのユーザ・インタフェースを例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、エージェントを使用して送金を実行するためのユーザ・インタフェースを例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、保留中の送金および完了した送金をレビューするためのユーザ・インタフェースを例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、保留中の送金および完了した送金をレビューするためのユーザ・インタフェースを例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、保留中の送金および完了した送金をレビューするためのユーザ・インタフェースを例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、保留中の送金および完了した送金をレビューするためのユーザ・インタフェースを例示する図。 1つまたは複数の実施形態による、保留中の送金および完了した送金をレビューするためのユーザ・インタフェースを例示する図。 電子送金を実行する工程の一部としてリスク・チェックを実行する方法における一連の動作のフローチャート。 電子送金を実行する工程の一部として複数のリスク・チェックを実行する方法における一連の動作のフローチャート。 電子送金を実行する工程中に受信者から情報を取得する方法における一連の動作のフローチャート。 電子送金を実行する工程中に受信者から情報を取得する別の方法における一連の動作のフローチャート。 統合されたメッセージングおよび送金システムを使用して資金を電子的に送金する方法における一連の動作のフローチャート。 電子送金のための潜在的な受信者のリストを提供する方法における一連の動作のフローチャート。 1つまたは複数の実施形態による、例示的なコンピューティング・デバイスのブロック図。 1つまたは複数の実施形態による、ソーシャル・ネットワーキング・システムの例となるネットワーク環境を示す図。 1つまたは複数の実施形態による、ソーシャル・グラフを例示する図。
1つまたは複数の実施形態は、電子送金の取引をするとき効率的で効果的なユーザ・エクスペリエンスをユーザに提供する送金システムを含む。特に、本明細書で説明されるシステムおよび方法は、開始された送金を一時停止し、意図された受信者から送金情報を収集することができ、したがって、送金の送信者が送金情報を収集する必要がないようにする。意図された受信者が、必要とされる送金情報を与えると、送金システムは、取引を続行してもよい。
加えて、1つまたは複数の実施形態は、一連の送金取引リスク・チェックを提供することができる。たとえば、1つまたは複数の実施形態は、送信者、受信者、および/または送信者と受信者との関係の分析に基づいて、送金取引にリスクのレベルを割り当てる。特に、割り当てられたリスクのレベルに基づいて、1つまたは複数の実施形態は、送金取引を許可してもよいし、拒否してもよい。このようにして、本明細書で説明される送金システムは、電子送金を送信する工程に余分な詐欺防止の層を追加することができる。
1つまたは複数の実施形態では、本明細書で説明される送金工程は、送信者が送金システムにログインすることで始まる。1つまたは複数の実施形態は、送信者に関連付けられたリスク・レベルを決定してから、送金工程を継続させることができる。送信者に関連付けられたリスク・レベルが所定の限度内にある場合、送信者は、送金を受信する新たな、または前の受信者を選択し得る。1つまたは複数の実施形態は、選択された受信者に関連付けられたリスク・レベルを決定してから、送金工程を継続させることができる。選択された受信者に関連付けられたリスク・レベルが所定の限度内にある場合、送信者は、送金のための1つまたは複数の取引パラメータ(すなわち、送金額、送金方法)を設定し得る。
送信者は次に、送金に関連する受信者情報(たとえば、名前、住所、銀行口座情報など)を入力し得る。1つまたは複数の実施形態は、ソーシャル・ネットワーキング・システムまたはメッセージング・システムを介して受信者に受信者情報を直接的に要求し得る。たとえば、システムは、ポップアップ通知、ソーシャル・ネットワーク投稿、またはアイコン通知の形でソーシャル・ネットワーク通知を送信することができる。1つまたは複数の実施形態はまた、受信者が、要求された受信者情報を提出するのを待機する間、送金工程を一時停止し得る。受信者が、要求された受信者情報を提出すると、送信者は、処理のために、送信者情報(たとえば、名前、住所、デビット・カード情報など)を入力し、送金取引を提出し得る。
1つまたは複数の実施形態は、提出された送金取引に関連付けられたリスク・レベルを決定してから、提出された送金取引が処理される。提出された送金取引に関連付けられたリスク・レベルは、ソーシャル・ネットワーキング・システムによって記憶されたデータによって知らされるさまざまな情報に基づいて決定され得る。提出された送金取引に関連付けられたリスク・レベルに基づいて、1つまたは複数の実施形態は、送信者からのさらなる情報を必要とし得る。代わりに、提出された送金取引に関連付けられたリスク・レベルの場合、1つまたは複数の実施形態は、提出された送金取引を阻止し得る。
本明細書で使用される「支払い取引」という用語は、2つ以上のエンティティ間で通貨またはクレジットを交換する任意のタイプの電子取引を指す。たとえば、支払い取引は、統合されたメッセージングおよび支払いシステムの2人のユーザ間の金融電子取引とすることができる。別の例では、支払い取引は、ユーザと金融機関または他の複数人からなるエンティティとの間の金融電子取引とすることができる。加えて、支払い取引は、金銭贈与、借金の支払い、ローンの資金供給、品物および/もしくはサービスの購入を考慮した支払い、または他の任意のタイプの金銭移動を表すことができる。加えて、支払い取引は、1つまたは複数の通貨でなされ、たとえば為替レートに基づいて、1つまたは複数の追加の通貨に変換されることが可能である。
本明細書で使用される「口座」または「支払いクレデンシャル」という用語は、ユーザの銀行口座、クレジット・カード口座、メッセージング口座、ギフト・カード、または金銭が差し引かれ得るもしくは金銭が預けられ得る他の任意の口座を指すことができる。上記の用語ならびに追加の用語の意味は、図に関する以下の開示を考慮すると、より明らかになるであろう。
本明細書で使用される「送金する」という用語は、国境を越えた資金の移動を指す。適用例の大部分は、説明を補助するために、送金を実行することに関連して説明される。本明細書で説明される原理は送金に限定されず、国境を越えない支払い移動に関して適用可能であることが理解されるであろう。
図1は、1つまたは複数の実施形態による、送金システム100が機能することができる環境を例示する概略図である。システム100の概要が、図1に関係して説明される。その後、システム100の構成要素および工程のより詳細な説明が、残りの図に関係して提供される。
図1によって例示されるように、システム100は、ユーザ102a、ユーザ102bが、対応する数のクライアント・デバイス104a、104bを使用して対話することを可能にする。図1でさらに例示されるように、クライアント・デバイスは、ネットワーク105を介してサーバ・デバイス108と通信することができる。加えて、システム100は、ネットワーク105を介してサーバ・デバイス108と通信可能に結合された送金ネットワーク115を含むか、または送金ネットワーク115と相互作用することができる。図1は、ユーザ、クライアント・デバイス、ネットワーク105、サーバ・デバイス108、および送金ネットワーク115の特定の構成を例示しているが、さまざまな追加の構成が可能である。たとえば、クライアント・デバイス104a、104bは、ネットワーク105をバイパスしてサーバ・デバイス108と直接的に通信し得る。そのうえ、システム100は、より多くのユーザと、より多くのクライアント・デバイスを提供することができる。たとえば、システム100は、任意の数のユーザと任意の数のクライアント・デバイスとの間の支払い/送金の交換を促進することができる。
上記で言及されたように、および図1が例示するように、ユーザ102aおよび102bはそれぞれ、クライアント・デバイス104aおよび104bと対話することができる。クライアント・デバイスの例としては、モバイル・デバイス(たとえば、スマートフォン、タブレット)、ラップトップ、デスクトップ、または他の任意のタイプのコンピューティング・デバイスなどのコンピューティング・デバイスがある。図16および対応する説明は、コンピューティング・デバイスに関する追加の情報を提供する。そのうえ、および上記で言及されたように、クライアント・デバイスは、ネットワーク105を通して通信することができる。1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク105は、インターネットまたはワールド・ワイド・ウェブを含む。しかしながら、以下で図17に関してさらに説明されるように、ネットワークは、さまざまな通信技術およびプロトコルを使用する1つまたは複数のプライベート・ネットワークおよび/またはパブリック・ネットワークを含むことができる。
ユーザ102a、102bは、クライアント・デバイス104a、104bを使用してサーバ・デバイス110と対話することによって、電子送金を要求することができる。ユーザ102aの観点から、たとえば、ユーザ102aは、ユーザ102aがユーザ102bに対して送信することを望む支払いの額を示す送金要求を構築し、送信することができる。支払いメッセージを構築した後、送信者ユーザ102aは、次いで、サーバ・デバイス110に送金要求を送信することができる。サーバ・デバイスは、送金ネットワーク115を介して送信者ユーザ102aの1つまたは複数の口座と受信者ユーザ102bの1つまたは複数の口座との間の取引を調整することができる。たとえば、ユーザ102aから送金要求を受信したことに応答して、サーバ・デバイス110は、送金ネットワーク115内の1つまたは複数の構成要素を使用して送金を処理するために取引情報を通信することができる。代替的に、またはこれに加えて、システム100は、1つまたは複数のユーザ・アカウントを直接的に維持することができ、そのため、システム100は、取引、または取引の一部分を調整することができる。
1つまたは複数の実施形態では、送金ネットワーク115は、支払いゲートウェイ・システム118と、支払い処理システム120と、資金移動システム122と、カード・ネットワーク・システム124と、振り出し元(issuing)銀行システム126と、エージェント218とを含むことができる。しかしながら、他の実施形態では、送金ネットワーク115は、より多いまたはより少ない動作主体を含むが、ほとんどの実施形態では、送金ネットワーク115は、少なくとも支払いゲートウェイ・システム118を含む。以下でより詳細に説明されるように、システム100の各構成要素は、1つもしくは複数のコンピューティング・デバイス上で実行可能であり、かつ/または1つもしくは複数のコンピューティング・デバイスによって実施可能である。
1つまたは複数の実施形態では、たとえば、システム100は、取引を許可および処理するために、送金ネットワーク115と通信することができる。たとえば、図1に示されるように、システム100は、支払いゲートウェイ・システム118に対して取引を送信することができる。支払いゲートウェイ・システム118が取引を受信すると、支払いゲートウェイ・システム118は、送金受信者ユーザの振り出し先(acquiring)銀行によって使用されるプロセッサ(たとえば、支払い処理システム120)に対して取引を送信することができる。支払いの方法(たとえば、送信者ユーザの口座)に基づいて、支払い処理システム120は、適切なカード・ネットワーク・システム124に対して取引を送ることができる。多くの場合、次いで、カード・ネットワーク・システム124は、振り出し元銀行システム126に対して取引を送信する。
振り出し元銀行システム124は、取引を承認するか、または拒否し、その判断をカード・ネットワーク・システム122に対して返送する。次いで、カード・ネットワーク122は、その判断を支払い処理システム120に対して送信する。次いで、支払い処理システム120は、その判断を支払いゲートウェイ・システム118に対して転送することができ、1つまたは複数の実施形態では、支払いゲートウェイ・システム118は、取引および判断に関係する詳細を維持することができる。支払い処理システム120は、判断をシステム100に対しても送信する。
取引を許可することに加えて、送金ネットワーク115は、決済タスクを実行することもできる。たとえば、システム100は、支払いゲートウェイ・システム118と協働して、振り出し先銀行の好ましい支払い処理システム120を介して振り出し先銀行に1つまたは複数のキャプチャされた取引を含む日次決済バッチを提出することができる。次いで、支払い処理システム120は、振り出し先銀行のサーバ(図示されず)に対して決済バッチを送信し、このサーバは、支払い受信者ユーザに関連付けられた口座に、決済バッチにおける各取引の額で預金を記録する。
次いで、振り出し先銀行は、預金額の弁済において資金供給要求を支払い処理システム120に対して送信することができ、支払い処理システム120は、資金供給要求を、適切なカード・ネットワーク・システム122に対して渡す。次いで、カード・ネットワーク・システム122は、振り出し元銀行システム124に対して資金供給要求を送信する。振り出し元銀行システム124は、送信者ユーザの口座に対して取引を記帳し、カード・ネットワーク・システム122に対して資金の拠出を渡すことができ、次いで、資金は、支払い処理システム120に、次いで振り出し先銀行に対して渡される。システム100の具体的なシステム、方法、構成要素、および工程に関係する追加の詳細は、以下で説明される。
上記の説明は、ある銀行口座から別の銀行口座に、クレジット/デビット・カードから銀行口座に、銀行口座またはクレジット/デビット・カードからシステム100によって維持される口座に資金を移動させることを伴う送金取引を促進することができることが理解されるであろう。しかしながら、宛先国によっては、そのような取引は、容易に利用可能でないことがある。たとえば、発展途上国には、セキュアな様式で資金を受信する銀行がないことがある。そのような実施形態では、サーバ・デバイス100は、資金移動システム122(たとえば、Western Union(登録商標)、MoneyGram(登録商標)など)と対話して、送金を促進することができる。たとえば、資金移動システム122は、宛先国内のエージェント128(たとえば、店舗、ATM、または他のロケーションなどの物理的ロケーション)で資金を受け取ることができるようにすることができる。代替的に、資金移動システム122は、既存の関係を使用して、電信送金またはカード・ネットワーク・システム124からの移動を容易に承認または促進しないことがある宛先国内の銀行126で資金を受け取ることができるようにすることができる。いずれにしても、システム100は、送金の送信および受信を促進することができる。
1つまたは複数の実施形態では、送金システム100は、メッセージング・システムもしくはソーシャル・ネットワーキング・システムの一部を形成可能であるか、またはメッセージング・システムもしくはソーシャル・ネットワーキング・システムと統合可能である。そのような実施形態では、ユーザ102aおよびユーザ102bは、クライアント・デバイス104aおよび104bをそれぞれ使用して、サーバ・デバイス108を介して互いと通信することができる。たとえば、ユーザ102aとユーザ102bは、テキスト、デジタル・コンテンツ(たとえば、オーディオ、画像、ビデオ)、ロケーション情報、ならびに他の形のデータおよび情報を含む電子メッセージを交換することができる。たとえば、ユーザ102aは、クライアント・デバイス104aを使用して、ユーザ102bのために意図されたメッセージを構築することができる。メッセージを構築した後、ユーザ102aは、ユーザ102bのために意図されたメッセージを、ネットワーク105を介してサーバ・デバイス108に対して送信することを、クライアント・デバイス104aに行わせることができる。サーバ・デバイス108は、意図された受信者としてユーザ102bを識別し、ユーザ102bに関連付けられたクライアント・デバイス104bに対してメッセージを転送することができる。
加えて、システム100は、メッセージング・システムまたはソーシャル・ネットワーキング・システムを使用して、ユーザ102aとユーザ102bの両方に対して対話的メッセージを送信することができる。より具体的には、システム100は、ユーザ102aとユーザ102bの両方に、送金取引に関するステータス・メッセージを送信することができる。送金の送信者に対するステータス・メッセージは、送金ネットワークを用いた許可処理を示してもよいし、取引をキャンセルするためのオプションを提供してもよいし、受信者が送金を承認したのか拒否したのかを示してもよいし、受信者にさらなる情報を要求してから取引を続行することができてもよい。送金受信者に対するステータス・メッセージは、送金を承認または拒否するオプション、送信者が送金取引をキャンセルしたかどうかを示すオプション、または受信者にさらなる情報(たとえば、好ましい送金方法、口座情報など)を要求するオプションを含むことができる。送金送信者と受信者の両方に対するステータス・メッセージは、送金取引に割り当てられたリスク・レベルも示し得る。
図1は、ユーザを人々として例示しているが、ユーザは、会社、政府、または他のエンティティなどの他のエンティティを含み得る。たとえば、ユーザ102aは、システム100を使用して、サービスまたは製品のために会社に対して支払いを提供することができる。たとえば、ユーザ102aは、システム100を介して会社と通信し、その会社から製品またはサービスの購入をすることを最終的に決めることができる。次いで、同じシステム100を使用して、ユーザ102bは、その会社に対して製品またはサービスのための支払いを送信することができる。同様に、会社は、個人エンティティであろうと会社エンティティであろうと、他の会社またはベンダーに対して支払いを送信し得る。
図2は、システム100の追加の詳細を例示する概略図を例示する。示されるように、システム100は、クライアント・デバイス104aと、104bと、サーバ・デバイス108と、支払いネットワーク115とを含むことができる。一般に、システム100は、クライアント・デバイス104aのユーザが、クライアント・デバイス104bの受信者に対して支払いを送信するか、またはクライアント・デバイス104bの受信者から支払いを受信することを可能にする。加えて、システムは、クライアント・デバイス104aのユーザが、クライアント・デバイス104bのユーザとメッセージを交換することを可能にする。
示されるように、システム100は、クライアント・デバイス104a、104b、およびサーバ・デバイス108上にさまざまな構成要素を含むことができる。たとえば、図2は、クライアント・デバイス104a、104bが各々、さまざまな構成要素を有するクライアント・アプリケーション202を含むことができ、サーバ・デバイス108が、さまざまな構成要素を有するネットワーク・アプリケーション204を含むことができることを例示する。以下でより詳細に説明されるように、クライアント・アプリケーション202およびネットワーク・アプリケーション204の構成要素は、ユーザが送金を送信し、送金を受信し、メッセージを交換することを可能にするために協働することができる。
示されるように、クライアント・アプリケーション202は、ユーザ・インタフェース・マネージャ206と、ユーザ入力ディテクター208と、メッセージ・ハンドラ210と、ロケーション・ディテクター212と、データ・マネージャ214とを含むことができる。図2は、ネットワーク・アプリケーション204が、通信マネージャ230と、ステータス・マネージャ232と、メッセージ・データベース234と、受信者識別部236と、リスク・カルキュレータ240と、送金マネージャ242と、取引データベース244と、ユーザ・プロファイル・データベース246と、アカウント248とを含むことができることを例示する。以下で説明されるように、ネットワーク・アプリケーション204は、任意選択で、ソーシャル・グラフ250も含むことができ、ソーシャル・グラフ250は、ノード情報252と、エッジ情報254とを含む。構成要素206〜218、230〜240、および236〜254の各々は、任意の適切な通信技術を使用して互いと通信することができる。構成要素206〜218、230〜240、および236〜254は、図2では別個であるように示されているが、構成要素206〜218、230〜240、および236〜254のいずれも、特定の実施形態に役立ち得るように、単一の設備またはモジュールなどのより少ない構成要素へと結合されてもよいし、より多くの構成要素に分割されてもよいことが認識されよう。図2は、一定の構成要素をクライアント・アプリケーション202の一部として、および他の構成要素をネットワーク・アプリケーション204の一部として説明しているが、本発明はそのように限定されない。代替実施形態では、クライアント・アプリケーション202の一部として示される構成要素のうちの1つまたは複数はネットワーク・アプリケーション204の一部とするか、またはその逆にすることができる。
構成要素206〜218、230〜240、および236〜254は、ソフトウェア、ハードウェア、または両方を備えることができる。たとえば、構成要素206〜218、230〜240、および236〜254は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体上に記憶され、クライアント・デバイス104a、104b、またはサーバ・デバイス108の少なくとも1つのプロセッサによって実行可能なコンピュータ命令を備えることができる。少なくとも1つのプロセッサによって実行されるとき、コンピュータ実行可能命令は、本明細書で説明される方法および工程を実行することをクライアント・デバイス104a、104bまたはサーバ・デバイス108に行わせることができる。代替的に、構成要素206〜218、230〜240、および236〜254は、一定の機能または機能のグループを実行するために、特殊目的処理デバイスなどのハードウェアを備えることができる。加えて、または代替的に、構成要素206〜218、230〜240、および236〜254は、コンピュータ実行可能命令とハードウェアとの組み合わせを備えることができる。
1つまたは複数の実施形態では、クライアント・アプリケーション202は、クライアント・デバイス104a、104b上にインストールされたネイティブ・アプリケーションとすることができる。たとえば、クライアント・アプリケーション202は、スマートフォンまたはタブレットなどのモバイル・デバイス上にインストールおよび実行されるモバイル・アプリケーションであってもよい。代替的に、クライアント・アプリケーション202は、デスクトップ・アプリケーション、ウィジェット、または他の形のネイティブ・コンピュータ・プログラムとすることができる。代替的に、クライアント・アプリケーション202は、クライアント・デバイス104a、104bがアクセスするリモート・アプリケーションであってよい。たとえば、クライアント・アプリケーション202は、クライアント・デバイス104a、104bのウェブ・ブラウザ内で実行されるウェブ・アプリケーションであってよい。
上記で言及されたように、および図2に示されるように、クライアント・アプリケーション202は、ユーザ・インタフェース・マネージャ206を含むことができる。ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、ユーザがメッセージを構築する、見る、および送信する、ならびに送金を送信することを可能にするグラフィカル・ユーザ・インタフェース(または単に「ユーザ・インタフェース」)を提供、管理、および/または制御することができる。たとえば、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、インスタント・メッセージなどのメッセージの構築を促進するユーザ・インタフェースを提供することができる。同様に、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、他のユーザから受信されたメッセージを表示するユーザ・インタフェースを提供することができる。
より詳細には、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、(たとえば、クライアント・デバイス104a、104bに関連付けられた表示デバイスによって)ユーザ・インタフェースの表示を促進し得る。たとえば、ユーザ・インタフェースは、ユーザがメッセージまたは送金を構築、送信、および受信することを可能にする複数のグラフィカル・コンポーネント、グラフィカル・オブジェクト、および/またはグラフィカル要素から構成され得る。より詳細には、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、ユーザが通信スレッドを見ることを可能にするグラフィカル・コンポーネント、グラフィカル・オブジェクト、および/またはグラフィカル要素のグループを表示するようにクライアント・デバイス104a、104bに指示し得る(たとえば、図5B)。
加えて、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、メッセージを構築および送信するためのユーザ入力を促進する1つまたは複数のグラフィカル・オブジェクトまたはグラフィカル要素を表示するようにクライアント・デバイス104a、104bに指示し得る。例示するために、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、ユーザがクライアント・アプリケーション202に対してユーザ入力を提供することを可能にするユーザ・インタフェースを提供し得る。たとえば、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、ユーザが1つまたは複数のタイプのコンテンツをメッセージに入力することを可能にする1つまたは複数のユーザ・インタフェースを提供することができる。本明細書で使用される「コンテンツ」は、メッセージの一部として含まれることになる任意のデータまたは情報を指す。たとえば、「コンテンツ」という用語は、本明細書では、テキスト、画像、デジタル・メディア、ファイル、ロケーション情報、支払い情報、およびメッセージの一部として含むことができる他の任意のデータを一般的に記述するために使用される。
上記で説明したように、メッセージ内に含むことができるコンテンツの1例は、送信者ユーザから受信者ユーザへの支払いである。1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、ユーザが容易かつ効率的に支払いを定義し、1つまたは複数の他のユーザに対して送信することを可能にするためのユーザ・インタフェースを提供することができる。たとえば、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、ユーザが支払いを作成および送信するために対話することができる、1つまたは複数の入力フィールドおよび/または1つまたは複数のユーザ選択可能要素を提供することができる。
前述に加えて、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、クライアント・アプリケーション202の1つまたは複数の構成要素から命令または通信を受信して、更新されたメッセージ情報、更新された支払いのステータス、および/または更新された利用可能なアクションを表示することができる。ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、取引工程内の特定の時点において特定のオプションが利用可能であるかどうかに基づいて、利用可能なオプションを更新することができる。以下で説明するように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者ステータス・メッセージおよび/または受信機ステータス・メッセージ内に、さまざまな他の選択可能アクションを追加、削除、および/または更新することができる。
ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、電子通信またはメッセージ内に含まれることになるテキストまたは他のデータの入力を促進することができる。たとえば、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、キーボードを含むユーザ・インタフェースを提供することができる。ユーザは、電子通信内に含まれることになるテキストを選択するために1つまたは複数のタッチ・ジェスチャーを使用してキーボードと対話することができる。たとえば、ユーザは、キーボードを使用して、メッセージを入力し、電子通信内で1つまたは複数の他のコンテンツ・アイテムを付随させること、および/またはこれを記述することができる。テキストに加えて、キーボード・インタフェースを含むユーザ・インタフェースは、さまざまな他の文字、シンボル、アイコン、または他の文字情報の入力を促進することができる。
図2でさらに例示されるように、クライアント・アプリケーション202は、ユーザ入力ディテクター208を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、ユーザ入力ディテクター208は、任意の適切な様式でユーザ入力を検出、受信、および/または促進することができる。いくつかの例では、ユーザ入力ディテクター208は、ユーザ・インタフェースに関する1つまたは複数のユーザ対話を検出することができる。本明細書で参照されるように、「ユーザ対話」は、1つまたは複数の入力デバイスによってユーザから受信される、単一の対話、または対話の組み合わせを意味する。
たとえば、ユーザ入力ディテクター208は、キーボード、マウス、タッチ・パッド、タッチ・スクリーン、および/または他の任意の入力デバイスからのユーザ対話を検出することができる。クライアント・デバイス104a、104bがタッチ・スクリーンを含む場合には、ユーザ入力ディテクター208は、ユーザ対話を形成するユーザからの1つまたは複数のタッチ・ジェスチャー(たとえば、スワイプ・ジェスチャー、タップ・ジェスチャー、ピンチ・ジェスチャー、または逆ピンチ・ジェスチャー)を検出することができる。いくつかの例では、ユーザは、ユーザ・インタフェースの1つまたは複数のグラフィカル・オブジェクトまたはグラフィカル要素に関係する、かつ/またはそれに向けられた、タッチ・ジェスチャーを提供することができる。
ユーザ入力ディテクター208は、加えて、または代替的に、ユーザ対話を表すデータを受信し得る。たとえば、ユーザ入力ディテクター208は、ユーザからの1つもしくは複数のユーザ構成可能パラメータ、ユーザからの1つもしくは複数のユーザ・コマンド、および/または他の任意の適切なユーザ入力を受信し得る。ユーザ入力ディテクター208は、クライアント・アプリケーション202の1つもしくは複数の構成要素から、クライアント・デバイス104a、104b上の記憶域から、または1つもしくは複数のリモート・ロケーション(たとえば、ネットワーク・アプリケーション204)から、入力データを受信し得る。
クライアント・アプリケーション202は、ユーザ入力ディテクター208がユーザ入力を検出したこと、および/または他のデータを受信したことに応答して、1つまたは複数の機能を実行することができる。一般に、ユーザは、ユーザ入力ディテクター208が検出することができる1つまたは複数のユーザ入力を提供することによって、クライアント・アプリケーション202を制御する、その中をナビゲートする、そうでなければ、それを使用することができる。たとえば、ユーザ入力ディテクター208がユーザ入力を検出したことに応答して、クライアント・アプリケーション202の1つまたは複数の構成要素は、ユーザが、メッセージの受信者を選択する、メッセージを構築する、メッセージ内に含むコンテンツを選択する、および/または受信者に対してメッセージを送信することを可能にする。加えて、ユーザ入力ディテクター208がユーザ入力を検出したことに応答して、クライアント・アプリケーション202の1つまたは複数の構成要素は、ユーザが1つまたは複数のユーザ・インタフェースを通してナビゲートして、受信されたメッセージ、連絡先などをレビューすることを可能にする。
1つまたは複数の実施形態では、ユーザ入力ディテクター208が1つまたは複数のユーザ入力を検出したことに応答して、クライアント・アプリケーション202は、ユーザが支払いを作成して、1人または複数の他のユーザに対して送信することを可能にする。たとえば、支払いを送信したいユーザは、ユーザ・インタフェース内のメニュー上に提供された支払い要素と対話することができる。支払い要素とのユーザ対話を検出すると、ユーザ入力ディテクター208は、支払いを作成するためのユーザ・インタフェースを提供することをユーザ・インタフェース・マネージャ206に行わせることができる。そのため、以下でさらに説明されるように、ユーザ入力ディテクター208が1つまたは複数のユーザ入力を検出したことに応答して、クライアント・アプリケーション202は、ユーザが、別のユーザに対して送信されることになる支払いを定義するカスタマイズされた支払いを作成することを可能にする。
ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、メッセージング・インタフェースの一部として送金インジケータ(たとえば、タッチ・スクリーン・オプションまたは選択可能な要素もしくはアイコン)も提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、ユーザ入力ディテクター208は、ユーザの送金インジケータとの対話を検出することができる。たとえば、ユーザ入力ディテクター208は、送金インジケータとの対話の検出をユーザ・インタフェース・マネージャ206に報告し得る。対話の報告に応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、次いで、送信者および受信者から送金情報を受信するとともに、送信者および受信者に送金情報を報告するために、1つまたは複数の送金インタフェースを提供し得る。
加えて、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、受信者が送金情報を提出するために、1つまたは複数のインタフェースまたはインタフェース更新を受信者に提供することができる。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、住所、電話番号、口座番号、受け取りロケーションなどの情報を受信者から集めるための1つまたは複数のインタフェースまたはフィールドを提供することができる。特定の一実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、この必要とされる情報を集める目的で、1つまたは複数のユーザ・インタフェースまたはインタフェース更新を受信者に提供し得る。
加えて、または代替的に、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送金情報を集める目的で、1つまたは複数のフォームを受信者に提供し得る。たとえば、ソーシャル・ネットワーク通知に応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、1つまたは複数の入力制御部を含む対話型フォームを提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、受信者は、必要とされる情報を1つまたは複数の入力制御部を介して提供し、必要とされる情報をソーシャル・ネットワーキング・システムに提出し得る。
図2でさらに例示されるように、クライアント・アプリケーション202は、クライアント・アプリケーション202に対して提供されたか、またはそれから送信されたメッセージを管理するメッセージ・ハンドラ210を含むことができる。たとえば、メッセージ・ハンドラ210は、ユーザ・インタフェース・マネージャ206およびユーザ入力ディテクター208と対話して、クライアント・アプリケーション202を使用したメッセージの送信および受信を調整することができる。メッセージ・ハンドラ210は、複数の参加者間での電子メッセージング・セッションの間にネットワーク・アプリケーション204に対するおよびそれからのメッセージの送信および受信を指示し得る。メッセージ・ハンドラ210は、着信メッセージおよび発信メッセージを編成し、メッセージを表示するようにユーザ・インタフェース・マネージャ206に指示し得る。
1つまたは複数の実施形態では、メッセージ・ハンドラ210は、クライアント・アプリケーション202を介してデータを受信および送信することを促進することができる。特に、メッセージ・ハンドラ210は、メッセージを送信および受信することを促進することができる。たとえば、本明細書で説明されるように、メッセージ・ハンドラ210は、メッセージ内に含まれることになるコンテンツをパッケージ化し、適切な通信プロトコルを使用して1つまたは複数の通信チャネルを通して送信可能な任意の必要な形でメッセージをフォーマットすることができる。同様に、メッセージ・ハンドラ210は、クライアント・デバイス204が他のユーザから受信したメッセージを処理することができる。
クライアント・アプリケーション202に通信機能を提供することに加えて、メッセージ・ハンドラ210は、メッセージ・データへのアクセスを提供することができる。たとえば、メッセージ・ハンドラ210は、含めることになる連絡先のリストを表すデータ、または連絡先の1つまたは複数のグループを表すデータ、およびメッセージに対する受信者を表すデータにアクセスすることができる。例示するために、メッセージ・ハンドラ210は、ユーザが、連絡先リストを検索およびブラウズし、メッセージの受信者として含むことになる個々の連絡先または連絡先のグループを最終的に選択することを可能にするために、連絡先リストを表すデータを取得し、ユーザ・インタフェース・マネージャ206に対して提供することができる。1つまたは複数の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、リモート連絡先リスト・データ(たとえば、「友人リスト」)を維持することができ、メッセージ・ハンドラ210は、クライアント・アプリケーション202内で使用するためにソーシャル・ネットワーキング・システム上の連絡先リスト・データにアクセスすることができる。
メッセージ・ハンドラ210は、さまざまな方法で連絡先のリストを生成し得る。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、連絡先リストは、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のユーザに関連付けられた「友人」または「つながり」を含み得る。代替的に、または加えて、ユーザは、ユーザ・インタフェースを介して連絡先リストに連絡先情報を手動で入力することができる。そのうえ、ユーザは、電子メール、インスタント・メッセージ、テキスト・メッセージ、通話ログ、および他の類似のソースを含むさまざまなソースから、連絡先をインポートすることができる。システム100は、連絡先リストを維持してもよいし、または代替的に、システム100は、連絡先リストがソーシャル・ネットワーキング・システム上で維持される間、連絡先リストにアクセスしてもよい。
メッセージ・ハンドラ210は、クライアント・アプリケーション202がメッセージを構築、送信、および受信するために使用することができる他のローカル・データまたはリモート・データへのアクセスを提供することもできる。たとえば、メッセージ・ハンドラ210は、ユーザがメッセージ内に含むことができるファイル、画像、オーディオ、ビデオ、および他のコンテンツへのアクセスを取得することができる。そのうえ、メッセージ・ハンドラ210は、コンテンツをキャプチャまたは作成してメッセージ内に含むことができることをユーザに提供するために、送信者クライアント・デバイス204の1つまたは複数の機能へのアクセスを提供することができる。たとえば、メッセージ・ハンドラ210は、ユーザがコンテンツをキャプチャしてメッセージ内に含むことを可能にするカメラ、マイクロホン、または他の機能を起動することができる。
クライアント・アプリケーション202は、ロケーション・ディテクター212をさらに含むことができる。ロケーション・ディテクター212は、クライアント・デバイス104a、104bからのGPS情報、セル・タワー三角測量、WIFI受信信号強度インディケーション、WIFIワイヤレス・フィンガープリンティング、無線周波数識別、短距離通信に基づいて、メッセージを分析することによって、または他のソースからのデータに基づいて、クライアント・デバイス104a、104bのロケーションにアクセスまたはこれを識別することができる。ロケーション・ディテクター212は、次いで、ネットワーク・アプリケーション204に対してクライアント・デバイス104a、104bのロケーションを提供することができる。加えて、ロケーション・ディテクター212は、ネットワーク・アプリケーション204から他のクライアント・デバイスのロケーションのインディケーションを受信することができる。
上記で説明したように、クライアント・デバイス104aは、図2に例示されるように、データ・マネージャ214を含むことができる。データ・マネージャ214は、ユーザと1人または複数の他のユーザとの間でメッセージを構築、送信、および受信することとに関して使用されるデータを表すメッセージ・データを維持することができる。たとえば、メッセージ・データは、ユーザにクライアント・アプリケーション202を使用して通信できることを提供することに関してクライアント・アプリケーション202が使用することができるメッセージ・ログ、連絡先リスト、コンテンツ、過去の通信、および他の類似のタイプのデータを含むことができる。
データ・マネージャ214はまた、送金取引を生成するために使用される情報を表す送金データを維持し得る。たとえば、送金データは、口座データ(たとえば、銀行またはクレジット・カード口座データ)等の送金方法データ(すなわち、クレデンシャル)を含み得る。そのうえ、送金データは、送金に関する好み(たとえば、デフォルト送金方法)を含むことができる。一般に、送金データは、送金取引を生成することに関して使用するための任意のデータを含むことができる。
上記で簡単に言及されたように、クライアント・デバイス104a、104bに加えて、システム100は、サーバ・デバイス108上で全部または部分的に実施されるネットワーク・アプリケーション204をさらに含むことができる。本発明の1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、ソーシャル・ネットワーキング・システム(限定されるものではないが、フェイスブック(商標)など)を備えるが、他の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、限定されるものではないが、ユーザ・アカウントを利用する電子メール・アプリケーション、検索エンジン・アプリケーション、バンキング・アプリケーション、または任意の数の他のアプリケーション・タイプを含む別のタイプのアプリケーションを備え得る。
ネットワーク・アプリケーション204がソーシャル・ネットワーキング・システムを備える1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、複数のユーザおよびコンセプトを表し、分析するためのソーシャル・グラフ250を含み得る。ソーシャル・グラフ250のノード記憶域252は、ユーザ用ノード、コンセプト用ノード、取引用ノード、およびアイテム用ノードを備えるノード情報を記憶することができる。ソーシャル・グラフ250のエッジ記憶域254は、ソーシャル・ネットワーキング・システム内で発生するノードおよび/またはアクション間の関係を備えるエッジ情報を記憶することができる。ソーシャル・ネットワーキング・システム、ソーシャル・グラフ、エッジ、およびノードに関するさらなる詳細は、以下で図17および図18に関して提示される。
通信マネージャ230は、クライアント・アプリケーション202から受信されたメッセージを処理することができる。たとえば、通信マネージャ230は、クライアント・アプリケーション202のメッセージ・ハンドラ210と対話することができる。通信マネージャ230は、電子メッセージング会話においてユーザ間でやりとりされるメッセージのディレクターとして作用することができる。通信マネージャ230は、クライアント・アプリケーション202からメッセージを受信し、メッセージの意図された受信者を検出して、意図された受信者に関連付けられたクライアント・アプリケーション202(またはデバイス)に対してメッセージを送信し得る。通信マネージャ230が、受信者に関連付けられた複数のクライアント・デバイス(すなわち、ユーザがあるバージョンのクライアント・アプリケーション202をインストールした各デバイス)に対して受信者のためのメッセージを宛てることができることが理解されるであろう。
加えて、通信マネージャ230は、宛先通信デバイスまたはタイプによって使用されるメッセージング・プロトコルに基づいて、メッセージを再フォーマットするか、または別のやり方でメッセージの内容もしくはフォーマットを修正することもできる。したがって、1つまたは複数の実施形態では、システム100は、異なる通信プラットフォームを使用する参加者がメッセージを交換することを可能にする。たとえば、通信マネージャ230は、第1のプロトコル(SMS、IM、XMPP、APNSなど)でメッセージを受信し、メッセージを第2のプロトコルへと再フォーマットして、再フォーマットされたメッセージを意図された受信者に対して送信することができる。
ステータス・マネージャ232は、クライアント・アプリケーション202および/またはクライアント・デバイス104a、104bのユーザのステータスを追跡することができる。たとえば、ステータス・マネージャ232は、ユーザがいつクライアント・アプリケーション202にログインされるか、ユーザがいつクライアント・アプリケーション202上でアクティブであるか、ユーザまたはユーザ口座に関連付けられたクライアント・デバイス104a、104bがいつオンラインまたはアクティブであるかを識別することができる。ステータス・マネージャ232は、クライアント・アプリケーション202に対してインディケーション(プッシュ通知など)を送信して、クライアント・アプリケーション202に、ユーザ、デバイス、メッセージ、または支払いのステータスを通知することができる。ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、ステータス・マネージャ232から受信されたインディケーションに基づいて、ステータス通知を追加、修正、または別のやり方で変更もしくは更新することができる。たとえば、ステータス・マネージャ232は、別のユーザがメッセージにアクセスしたこと、支払いを受信したこと、支払いを送信したこと、アクティブであること、共同ユーザがアクティブなデバイスまたはデバイス・タイプ(たとえば、モバイル対ウェブ)などを示すインディケーションをクライアント・アプリケーション202に対して送信することができる。ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、次に、ユーザにステータスを通知するためにユーザ・インタフェースを更新することができる。
ネットワーク・アプリケーション204は、メッセージ・データベース234も含み得る。メッセージ・データベース234は、複数の参加者間の電子メッセージング・セッションからメッセージの内容を表すメッセージ・データを維持することができる。メッセージ・データベース234は、上記で言及された、ステータス・マネージャ232が追跡する情報を表すステータス・データを維持し得る。したがって、メッセージ・データベース234は、メッセージング・スレッドのアーカイブを提供することができ、これは、オンデマンドで、またはユーザが新たなコンピューティング・デバイスを使用してクライアント・アプリケーション202にログインすると、ネットワーク・アプリケーション204がユーザに対して提供することができる。
ネットワーク・アプリケーション204は、受信者識別部236をさらに含むことができる。受信者識別部236は、送金に適格および/または可能性のある受信者を識別することができる。たとえば、選択された宛先国に基づいて、受信者識別部236は、選択された宛先国内に現在いる(すなわち、共同ユーザに関連付けられたロケーション・ディテクター212によって示されるような)送信者に関連付けられた適格な共同ユーザ(すなわち、友人)、またはユーザのためのプロファイル内の情報を識別することができる。
またさらに、受信者識別部236は、送金のための受信者として選択される可能性の最も高い共同ユーザのリストを提供することができる。受信者識別部236は、送信者に関連付けられた共同ユーザの各々のために選択される可能性にアクセスまたはそれを生成することができる。受信者識別部236は、次いで、選択される可能性の最も高いいくつかの共同ユーザのリストを提供することができる。送金の受信者として選択される可能性は、居住国、送信者と受信候補者との関係の強度(親密度または係数スコアとしても知られ、以下で詳細に説明される)、送信者と受信候補者との間の最近のメッセージ、過去の支払い取引などを含むいくつかの要因に基づくことができる。
加えて、1つまたは複数の実施形態では、受信者識別部236は、リスク・カルキュレータ240と連携して、選択された受信候補者が詐欺師である可能性は低いことを保証することができる。たとえば、リスク・カルキュレータ240は、送信者に対する「実在度」スコアを決定するために、ソーシャル・ネットワーク・データを分析し得る。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、受信者識別部236は、共同ユーザが実在の人物である可能性が低い場合、または共同ユーザが所定の閾値を下回るリスク・スコアを有する場合、共同ユーザを提案しないことがある。これは、ソフトウェアが実在の人物のような態度をとることを含む詐欺を防止し得る。1つまたは複数の実施形態では、リスク・カルキュレータ240は、受信候補者が1つもしくは複数の共同ユーザによってソーシャル・ネットワーキング・システムに対して投稿されたメディアにおいてタグ付けされているかどうか、受信候補者の共同ユーザが受信候補者の以前の1つもしくは複数の誕生日を認識したか(すなわち、受信候補者の「誕生日を祝う」ことを望んだ)どうか、ソーシャル・ネットワーキング・システムを介して受信候補者と受信候補者の共同ユーザとの間で交換されたメッセージの数またはボリューム、受信候補者の共同ユーザが、受信候補者によってなされた投稿との同意または連帯を示した(すなわち、「いいね」を表明した)かどうか、および/または受信候補者の共同ユーザが、受信候補者によってなされた投稿に対してコメントしたかどうかに基づいて、送信者に対する実在度スコアを決定し得る。
受信者識別部236が受信候補者のリストを提供することを支援するのに加えて、リスク・カルキュレータ240は、送金工程中に1つまたは複数のリスク・チェックを実行して、詐欺を防止することを支援することができる。たとえば、送信者が送金を開始することを望むとき、リスク・カルキュレータ240は、初期リスク・チェックを実行して、送信者が容認できないリスク・レベルを持たないことを確認することができる。送信者のリスク・レベルが所定の閾値を上回る場合、送金マネージャ242は、送金取引を防止することができる。送信者のリスク・レベルが所定の閾値を下回る場合、送金マネージャ242は、送金取引を続行することを可能にする。送信者のリスク・レベルが所定の閾値に近いか、または所定の閾値である場合、送金マネージャ242は、追加情報を要求する、送金取引に対する1つもしくは複数の条件もしくは制限を付加するか、または別のやり方で送金取引を修正することができる。
したがって、リスク・カルキュレータ240は、送金取引を行うための所定の基準を送信者が満たすかどうかを決定することができる。1つまたは複数の実施形態では、所定の基準は、所定時間にわたってソーシャル・ネットワーキング・システムのメンバであることを含み、あらかじめ承認された発信元国に居住している、宛先国との所定のレベルのソーシャル・ネットワーク・アクティビティを有している、閾値実在度スコアを有しているなどが可能である。
リスク・カルキュレータ240は、送金取引を受信するための所定の基準を受信者が満たすかどうかも決定することができる。1つまたは複数の実施形態では、所定の基準は、所定時間にわたってソーシャル・ネットワーキング・システムのメンバであることを含み、あらかじめ承認された宛先国に居住している、発信元国との所定のレベルのソーシャル・ネットワーク・アクティビティを有している、閾値実在度スコアを有しているなどが可能である。
リスク・カルキュレータ240はさらに、送信者と選択された受信者との関係に基づいてリスク・チェックを実行することができる。たとえば、送信者と受信者がソーシャル・ネットワーキング・システム上で友人でない場合、ある数の隔たり次数(degree of separation)以内でないなどの場合、リスク・カルキュレータ240は、高いリスク・レベルを取引に割り当てることができる。
図2の送金マネージャ242は、クライアント・デバイス104a、104bと送金ネットワーク115との間で送金を送信および受信することを促進することができる。上記で全体的に説明されたように、送金マネージャ242は、要求された送金に対応する送金ネットワーク115を介して取引を調整して、取引のステータスを監視し、取引に関するステータス情報を提供することができる。より具体的には、上記で図1に関して説明されたように、送金ネットワーク115は、取引を許可し、取引を資金供給し、および/または個々の取引もしくは取引のバッチを決済することができる。1つまたは複数の実施形態では、送金マネージャ242は、1つまたは複数のアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)を使用して、関係のある情報を送金ネットワーク115と通信することができる。
取引を完了するために、送金マネージャ242は、送信者および受信者のための支払いクレデンシャル(預金口座情報、デビット・カード、クレジット・カード、ギフト・カード、電子財布など)にアクセスするか、またはこれを取得することができる。送金マネージャ242は、さまざまな方法を使用して支払いクレデンシャルを取得することができる。例となる一実施形態では、ユーザは、ネットワーク・アプリケーション204を用いて1つまたは複数の預金口座または他の支払いクレデンシャルを登録することができる。ユーザが預金口座または他の支払いクレデンシャルを登録すると、ユーザ・プロファイル・データベース246は、支払いクレデンシャルを維持することができる。
ユーザ・プロファイルが支払いクレデンシャルを含まない場合、送金マネージャ242は、以下でより詳細に説明されるように、支払いクレデンシャルを提供することを促すメッセージを受信者または送信者に送信するように通信マネージャ230に指示することができる。メッセージは、ユーザが支払いクレデンシャルの詳細を提供することを可能にする1つまたは複数の対話型フィールドを提供することによって、支払いクレデンシャルを登録するようにユーザに促し得る。
加えて、または代替的に、ユーザが、登録された支払いクレデンシャルを持つことを好まない場合、送金マネージャ242は、ネットワーク・アカウント248を生成することができる。具体的には、送金マネージャ242は、口座番号を生成し、その口座番号をユーザ・プロファイルと関連付けることができる。1つまたは複数の実施形態では、ユーザがネットワーク・アカウント248をすでに持っていることがあり、そのため、送金マネージャ242は、以前に作成されたネットワーク・アカウントを使用して取引を完了することができる。特に、ネットワーク・アカウント248は、送金マネージャ242が、送信者または受信者のどちらかの観点から支払い工程を遅延させることなく、取引を処理することに直ちに進むことを可能にする。
送金マネージャ242は、支払い額をネットワーク・アカウント248の借方に記入する(送信者の場合)またはネットワーク・アカウント248に預ける(受信者の場合)ことができる。1つまたは複数の実施形態では、送金マネージャ242は、ハイパーリンクおよび/または命令を提供するメッセージを受信者に対して送信して、ネットワーク・アカウントから登録された預金口座に金銭を移動させるか、または受け取りのためにエージェント・ロケーションに対して資金を送信することを通信マネージャ230に行わせることができる。
送金ネットワーク115を介して取引を調整させることに加えて、送金マネージャ242は、1つまたは複数のシステム・ユーザ・アカウントに関して取引を調整させることもできる。1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、ギフト・カード口座、キャッシュ・カード口座、電子財布、または類似のタイプのユーザ口座などのユーザ・キャッシュ口座をサポートすることができる。送信者は、支払いの方法として送信者の口座を指定することができ、同様に、受信者は、資金の配布の方法として受信者の口座を設定することができる。そのため、少なくともいくつかの実施形態では、取引全体、または取引の実質的に全体が、ネットワーク・アプリケーション204内で処理されることが可能である。
1つまたは複数の実施形態では、送金マネージャ242は、クレジット・カード資金供給要求のバッチおよびクレジット・カード資金再供給要求のバッチを編成および処理することができる。特に、クレジット・カード取引に関連付けられたさまざまな料金構造により、送金マネージャ242は、クレジット・カード資金供給要求および資金再供給要求のバッチを処理して、潜在的料金を最小にすることができる。
図2の送金マネージャ242は、通信マネージャ230から受信された情報を調整させることに関係してさまざまな機能を実行し、支払い要求を要求および承認して、支払い工程を調整させ得る。たとえば、送金マネージャ242は、支払いクレデンシャルを作成および記憶することができる。より具体的には、ユーザ(たとえば、送信者および受信者)は、ネットワーク・アプリケーションとの口座をすでに持ち、したがってすでに、登録されたユーザであるか、または依然として口座をセット・アップする必要があることがある。一実施形態では、ユーザの少なくとも一部はまた、ソーシャル・ネットワーキング・システムのメンバであり、システム100を使用してメッセージするときにも使用されるソーシャルネットワーキング口座に関連付けられた識別子(「ID」)およびユーザ・プロファイルを前もって有することができる。代替的に、他のユーザが、ソーシャル・ネットワーキング・システムのメンバでなく、口座を作成してシステム100の登録されたメンバになる必要があることがある。この例では、送金マネージャ242は、これらのユーザから(クライアント・アプリケーション202を介して)日付を受信して口座を作成し、次いで、これらのユーザのための一意のIDおよびユーザ支払いプロファイルを作成することができ、これらは後で支払い工程中に参照される。場合によっては、送金マネージャ242はまた、欠けているかもしれない支払いプロファイル特徴を含めるように、以前のソーシャルネットワーキング・ユーザのユーザ・プロファイルを増やしてもよい。
口座をセット・アップするか、または増やす際、ユーザは、クレジット・カード、デビット・カード、預金口座または他の銀行口座、ギフト・カード口座、店舗クレジット口座などの1つまたは複数の支払いクレデンシャルを提出することができる。支払いの方法を追加するとき、ユーザは、カード番号および/または口座番号、有効期限、セキュリティ・コード、移動またはルーティング識別番号、ならびに金銭移動のために必要とされる銀行情報を提出するように求められるようにすることが可能である。ユーザは、個人識別番号(PIN)などの許可コードを作成するか、または、たとえば単一の支払い方法のみを提供するとき、クレジット・カードのセキュリティ・コードを使用するか、または、何らかの他の許可コードを提供することもできる。ユーザは、支払いのデフォルト方法を選択することもできる。
それに応じて、ユーザ・プロファイル・データベース246によって記憶されるユーザ支払いプロファイルは、各登録されたユーザ(ソーシャルネットワーキング・ユーザとしてであろうと、および/またはメッセージング・ユーザとしてであろうと)に対して一意に作成されたユーザIDを含むことができる。ユーザ・プロファイル・データベース246は、ネットワーク・アプリケーション204のユーザの支払いクレデンシャルのための記憶域を提供することができる。たとえば、ユーザは、ネットワーク・アプリケーション204とともに「口座」を作成することができ、これは、ユーザがネットワーク・アプリケーション204に対して支払い情報を提供することを可能にする。次いで、ネットワーク・アプリケーション204は、その支払い情報をユーザ・プロファイル・データベース246の中に保存することができる。1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・プロファイル・データベース246は、名(ファースト・ネーム)、ミドル・ネーム、姓(ラスト・ネーム)、支払いカード番号(たとえば、クレジット・カード、デビット・カード)、支払いカードの有効期限(年および/または月)、支払いカードのカード・セキュリティ・コード(たとえば、カード確認値(CVVまたはCVV2))、クレジット・カードに関連付けられた勘定書送付先住所(通り名、家屋番号、都市、州または県、郵便番号、国などを含む)、クレジット・カードに関連付けられた電話番号、1つまたは複数の届け先住所(勘定書送付先住所と類似のフィールドを含む)、のうちの1つまたは複数を、ユーザに関係して記憶することができる。支払いカードがデビット・カードを含むとき、プロファイル記憶モジュールは、デビット・カードのための個人識別番号(PIN)も記憶することができる。ネットワーク・アプリケーション204がソーシャル・ネットワーキング・システムを備える一実施形態では、ユーザ・プロファイル・データベース246の中に記憶される支払い情報は、ユーザを表すノード情報252のノードに関連付けられ得る。
いずれにしても、送信者から送金要求を受信すると、送金マネージャ242は、次いで、送金額、送信者、および受信者に関連付けられた取引IDを含む取引パッケージを生成することができる。取引パッケージは、送金方法および関係する情報を含むこともできるが、それは、送信者が、代替送金方法を用いて受信者に対して送金を送信することを選択しなかった場合であり、その場合、取引パッケージは、代替支払い方法のための支払い情報を含むことができる。送金マネージャ242は、次いで、支払い許可工程を開始するために送金ネットワーク115に対して取引パッケージを送信し得る。
図2の取引データベース244は、各取引(グラフ・オブジェクトの形など)、試行または完了した、取引ID、日付、取引の額、使用された支払い方法、取引に関連する送信者と受信者との間でやりとりされた関連付けられたメッセージ、および取引に関して収集された他の任意の情報のための記憶域を提供することができる。この情報を用いて、送金マネージャ242は、要求に応じて、要求された支払い、拒否された支払い、および完了された支払いの履歴として、1つまたは複数の取引の概要をユーザに対して提供することができる。
送金マネージャ242は、支払い工程を効果的に管理するために、さまざまな他の追加の工程および方法を実行することができる。1つまたは複数の実施形態では、たとえば、送金要求を受信すると、送金マネージャ242は、取引識別子(または単に「取引ID」)を生成し、この取引識別子を送金要求および/または送金要求内の支払い情報と関連付けることができる。たとえば、取引IDを生成すると、送金マネージャ242は、取引データベース244に対して取引IDおよび支払い情報を送信することができる。取引データベース244は、取引IDにより取引情報を記憶するデータ・テーブルまたは類似のデータ・マトリックスを含むことができる。
1つまたは複数の実施形態では、取引IDが特定の送金要求に関連付けられた後、取引IDは、特定の支払いに関係する、システム100内の実質的にすべての通信中に含まれるか、または埋め込まれることが可能である。したがって、取引IDは、送金マネージャ242が、編成された方法で多数の支払いを管理および処理することを可能にする。たとえば、送金マネージャ242は、クライアント・デバイス104a、104bに対して送信される任意の情報の中に取引IDを含めるための命令を含むことができる。代わりに、メッセージング・ハンドラ210は、送金マネージャ242が、情報が対応する特定の取引を効率的かつ確実に識別することを可能にするために、クライアント・デバイス104a、104bから送信される任意の情報の中に取引IDを含めることもできる。
以前に言及されたように、ネットワーク・アプリケーション204は、クライアント・デバイス104aを介して受信された各送金要求に対する取引情報を維持する取引データベース244を含むことができる。たとえば、取引情報は、1つまたは複数の送信者識別子、受信者識別子、支払い額、支払い方法(たとえば、送信者口座)、預金方法(たとえば、受信者口座)、取引履歴、現在の取引ステータス、ならびに他の取引情報に関連付けられた取引IDを含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、取引情報は、取引に関係するあらゆる更新またはアクションとともに更新される1つまたは複数のグラフ・オブジェクトの形で維持される。
前述の内容に加えて、ネットワーク・アプリケーションは、レート・マネージャ249を含むことができる。レート・マネージャ249は、現在の為替レートに関して送金ネットワーク115をポーリングすることができる。送金マネージャ242は、為替レートを使用して、送金のための支払い額を計算することができる。加えて、または代替的に、レート・マネージャ249は、送金を促進するために資金移動システム122が請求するレートに関して資金移動システム122をポーリングすることができる。レート・マネージャ249は、所定の間隔で、または特定の送金要求に応答して、レートに関してポーリングすることができる。
説明したように、上記で図1〜図2に関して説明したシステムおよび構成要素は、メッセージ・システムのユーザが、システム100を介して送金を容易に、効果的に、かつ安全に送信および受信することを可能にする。図3A〜図3Eは、上記で説明したシステム100によって実施される工程の1つまたは複数の例となる実施形態の例となる工程図を例示する。図1および図2に例示されるシステム100に一致して、図3A〜図3Eは、クライアント・アプリケーション202を有する送信者クライアント・デバイス104a、クライアント・アプリケーション202を有する受信者クライアント・デバイス104b、ネットワーク・アプリケーション204をサポートするサーバ・デバイス108、および送金ネットワーク115を例示する。
1つまたは複数の実施形態では、送金工程は、送信者クライアント・デバイス104aがログインUIを提供することを始める(302)。送信者は、送信者クライアント・デバイス104a上に提示されたユーザ・ログインUI302を介してログイン情報を提出すること(304)によって、送金マネージャ242にログインするか、またはこれを用いて認証することができる。ログイン情報304を受信すると、ネットワーク・アプリケーション204は、ユーザを認証することができる。たとえば、ネットワーク・アプリケーション204は、受信されたログイン情報304(すなわち、ユーザ名およびパスワード)がユーザ・プロファイル・データベース246によって記憶されたユーザ名およびパスワードと合致することを確認することができる。
ユーザ名およびパスワードを用いて認証する代わりに、クライアント・アプリケーション202は、ネットワーク・アプリケーション204の送信者のためのユーザ識別子を取得、識別、または別のやり方で発見することができる。たとえば、クライアント・アプリケーション202は、送信者のコンピューティング・デバイス104a上に存在するユーザの難読化された(たとえば、ハッシュされた、暗号化された、または別のやり方でアルゴリズム的に変換された)ユーザ識別子にアクセスすることができる。このユーザ識別子は、ネットワーク・アプリケーション204(たとえば、ソーシャル・ネットワーキング・アプリケーション)のそのユーザのためのユーザ・プロファイル/口座を識別することができる。1つまたは複数の実施形態では、ユーザ識別子は、ネットワーク・アプリケーション204によってアクセスまたは予約された共有メモリの一部分からアクセスされ、ユーザが現在ネットワーク・アプリケーション204に「ログオン」されている場合のみ存在し得る。1つまたは複数の他の実施形態では、ユーザ識別子は、クッキー(たとえば、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)クッキー)から、またはユーザのコンピューティング・デバイス104a上のアプリケーション・キャッシュ(たとえば、ハイパーテキスト・マークアップ言語バージョン5(HTML5)アプリケーション・キャッシュ)から、アクセスされる。
クライアント・アプリケーション202は、送金を開始する要求(たとえば、資金送金制御部516の選択)とともに、難読化されたユーザ識別子を送信することができる。ネットワーク・アプリケーション204は、次いで、難読化されたユーザ識別子が妥当であることを確認することができる。ユーザのコンピューティング・デバイス104b上のネットワーク・アプリケーション204のための適切な難読化されたユーザ識別子の存在は、送信者がネットワーク・アプリケーション204によってすでに認証されたことを示すので、この工程は、送信者の認証として働き得る。
ネットワーク・アプリケーション204が送信者または支払いクレデンシャルを検証しない場合、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者クライアント・デバイス104aに対して通信を送信し、送信が許可されないおそれがあることを示すエラー・メッセージを送信者に対して提示することをクライアント・アプリケーション202に行わせることができる。1つまたは複数の実施形態では、エラー・メッセージは、送信者が追加の許可情報を提供して、条件に同意するか、または別のやり方で身元を確認するプロンプトを含むことができる。その後、送信者クライアント・デバイス104aは、改められた送金要求をネットワーク・アプリケーション204に対して送信することができる。ネットワーク・アプリケーション204は、次いで、送信者を検証しようと試みることができる。ネットワーク・アプリケーション204が、送信者を検証することができない場合、ネットワーク・アプリケーション204は、送金取引を終了させてもよい。
送信者を検証すると、リスク・カルキュレータ240は、送信者リスク・チェックを実行し得る(306)。たとえば、送信者リスク・チェックの一部として、リスク・カルキュレータ240は、送信者が所定時間にわたってソーシャル・ネットワーキング・システムのメンバであるかどうか、送信者が、送金が送信され得る国(たとえば、米国)に居住しているかどうかを決定する、送信者が、送金が送信され得る国内のソーシャル・ネットワーキング・システムを介して通信アクティビティの十分なレベルを有するかどうかを決定する、送信者が、成功した送金を以前に実行したかどうかを決定すること、送信者が詐欺的なアクティビティに関与していたかどうかを決定すること、および/または送信者のための実在度スコアを決定することができる。
1つまたは複数の実施形態では、リスク・カルキュレータ240は、送信者が送金を実行するための基本的な要件を満たすことを確認する。たとえば、リスク・カルキュレータ240は、送信者が送金のための発信国としての資格を得る国に居住しているか、または現在その国にいることを必要とすることができる。リスク・カルキュレータ240は、ユーザ・プロファイル・データベース246またはソーシャル・グラフ250内のユーザのための情報に基づいて、ユーザが適格国に居住していることを確認することができる。代替的に、ステータス・マネージャ232は、ロケーション・ディテクター212によって提供されるデータに基づいて、送信者クライアント・デバイス104aの現在のロケーションを決定することができる。リスク・カルキュレータ240は、次いで、送信者クライアント・デバイス104aの現在のロケーションが送金を開始するのに妥当なロケーションであることを確認することができる。
送信者が、送金を開始するのに必要な資格を得る国に居住しているか、または位置している場合、リスク・カルキュレータ240は、送信者のためのリスク・スコアを計算することができる。リスク・カルキュレータ240は、上述の要因または他の要因のうちの1つまたは複数にリスク・スコアの基礎をおくことができる。リスク・カルキュレータ240は、典型的な送金プロバイダがアクセスしない情報を提供するソーシャル・ネットワーキング・システム/ソーシャル・グラフ250によって維持される送信者についてのデータに対してアクセスすることができることが理解されるであろう。したがって、リスク・カルキュレータ240は、詐欺を減少させるために送信者に送金を開始させることを可能にするべきかどうかについての十分な情報に基づいた判断を下すことができる。
上記で言及されたように、リスク・カルキュレータ240は、送信者のためのリスク・スコアを計算する際に送信者がネットワーク・アプリケーション204またはソーシャル・ネットワーキング・システムのメンバである時間の長さを使用することができる。リスク・カルキュレータ240は、ユーザ・プロファイル・データベース240および/またはソーシャル・グラフ250内の送信者についての情報に基づいて、送信者がメンバである時間の長さを決定することができる。送信者が最近メンバになったばかりの場合、これは、送信者が信頼できないことがある、ボットでないことがある、または別のやり方でリスクであることがあることを示すことができる。代替的に、長い時間の期間にわたってメンバであった送信者は、送信者が、送金を実行するもしくは詐欺的な取引を行うために口座を作成したばかりではない、または別のやり方で信頼できることを示すことができる。
加えて、リスク・カルキュレータ240は、送金が送信され得る国とのアクティビティのレベルを使用することができる。たとえば、リスク・カルキュレータ240は、送信者が、送金を受信するのに必要な資格を得る1つまたは複数の国に居住しているかどうか、適格な宛先国にチェックインしたか、または別のやり方で訪問したかどうか、適格な宛先国で撮影されたピクチャを投稿したかどうか、適格な宛先国に居住する「友人」または親族を有するかどうか、投稿またはメッセージ内で適格な宛先国について言及しているかどうか、適格な宛先国についてのコンテンツを共有するかどうか、適格な宛先国に関連するページまたはコンテンツに対して「いいね」を表明したかどうかなどを決定することができる。1つまたは複数の適格な宛先国との高いレベルのアクティビティは、送信者が、詐欺的な受信者に対して金銭を送信させられていない、別のやり方で欺かれていない、詐欺的なアクティビティに関与していないか、または口座を危険にさらしていないことなどを示すことができる。リスク・カルキュレータ240は、ソーシャル・グラフ250、メッセージ・データベース234、および/またはユーザ・プロファイル・データベース246内のデータを解析および検索することによって、適格な宛先国との送信者のアクティビティのレベルを決定することができる。
リスク・カルキュレータ240はまた、送信者が成功した送金を以前に実行したかどうかを決定することができる。特に、リスク・カルキュレータ240は、取引データベース244内の、送信者に関する取引履歴にアクセスすることができる。以前の成功した取引は、送信者が信頼できるか、妥当な支払いクレデンシャルを有するか、または低リスクであることを示すことができる。一方、複数の失敗した取引または以前の詐欺的なアクティビティは、送信者が信頼できないか、または高リスク・レベルを有することを示すことができる。
加えて、リスク・カルキュレータ240はまた、送信者リスク・チェック306の一部として送信者の「実在度」スコアを決定し得る。1つまたは複数の実施形態では、リスク・カルキュレータ240は、送信者が、1人または複数の共同ユーザによってソーシャル・ネットワーキング・システムに対して投稿されたメディア内でタグ付けされているかどうか、送信者の友人が送信者の以前の1つもしくは複数の誕生日を認識した(すなわち、送信者の「誕生日を祝う」ことを望んだ)かどうか、送信者と送信者の共同ユーザとの間で交換されたメッセージの数もしくはボリューム、送信者の友人が、送信者によってなされた投稿との同意もしくは連帯を示した(すなわち、「いいね」を表明した)かどうか、送信者の友人が、送信者によってなされた投稿に対してコメントしたかどうか、送信者の友人の数、送信者がソーシャル・ネットワーキング・システムに対してピクチャを投稿したかどうか、送信者がユーザ・プロファイルを完成させたかどうか(仕事情報、興味、教育情報などを提供した)かどうか、他のユーザが、送信者が家族のメンバであることを示したかどうか、またはソーシャル・ネットワーキング・システム上でのユーザの他のアクティビティに基づいて、送信者のための実在度スコアを決定し得る。本明細書における開示に鑑みて、実在度スコアは上記の要因の組み合わせとすることができることが理解されよう。したがって、ユーザは、必ずしも上記のアクティビティのすべてまたは大部分すら実行することなく、高い実在度スコアを有することができる。
したがって、送信者リスク・チェック306は、ネットワーク・アプリケーション204が、低リスク送信のみが送金/支払い取引を開始することを可能にすることによって、詐欺、悪用、および他の犯罪的アクティビティを減少させることができる。そのうえ、いくつかの異なる要因を含むことによって、リスク・カルキュレータ240は、1つの要因またはエリアを欠く送信者がそれにもかかわらず取引を開始するのに十分な高いリスク・スコアを有することを可能にする。たとえば、送信者は、高リスク・スコアを示すであろう、適格な宛先国との高レベルのアクティビティを持たないことがある。しかしながら、リスク・カルキュレータ240は、送信者が適格な宛先国に関する高レベルのアクティビティを有する配偶者または他の近い家族メンバを有することを決定することができる。したがって、リスク・カルキュレータ240は、送信者のためのリスク・スコアを決定する際に要因のバランスをとることができる。
加えて、リスク・カルキュレータ240は、送信者リスク・スコア306を計算するとき、異なる要因に対して異なる重みを適用することができる。たとえば、リスク・カルキュレータ240は、実在度スコアに対して、会員資格の長さよりも多い重みを与えることができる。したがって、送信者が高リスクの実在度スコアを有するが、わずかな時間にわたってのみメンバである場合、リスク・カルキュレータ240は、送信者に低リスク・スコアを与えることができる。
送信者は所定の閾値を上回るリスク・スコアを有することをリスク・カルキュレータ240が決定する実施形態では、送金マネージャ242は、送信者クライアント・デバイス104aに対して送金拒絶を送信する(308)。送金拒絶308に応答して、クライアント・アプリケーション202は、以下で図5Dに関して説明されるユーザ・インタフェースなどの送金拒絶ユーザ・インタフェースを提供することができる。
代わりに、送信者は所定の閾値を下回るリスク・スコアを有することをリスク・カルキュレータ240が決定する実施形態では、送金マネージャ242は、送金が続行することを可能にする。特に、図3Aによって示されるように、受信者識別部236は、受信候補者を識別することができる(310)。たとえば、受信者識別部236は、ソーシャル・ネットワーキング・システムを介して送信者に関連付けられた共同ユーザのリストを検索して、可能性の高い受信者を識別することができる。1つまたは複数の実施形態では、送信者は、受信者を、ソーシャル・ネットワーキング・システムの共同ユーザ(たとえば、ソーシャル・ネットワークの「友人」)のリストから選択してもよいし、送信者クライアント・デバイス104a上に記憶された連絡先リストから選択してもよい。
受信候補者を識別するために、受信者識別部236は、送金を受信するのに適格な宛先国に居住しているか、または位置しているユーザに関連付けられた共同ユーザを識別することができる。受信者識別部236は、ユーザ・プロファイル・データベース246またはソーシャル・グラフ250内のユーザの情報に基づいて、受信候補者が適格国に居住していることを確認することができる。代替的に、受信者識別部236は、ロケーション・ディテクター212によって提供されるデータに基づいて、受信者クライアント・デバイス104bの現在のロケーションを決定することができる。次いで、受信者識別部236は、受信者クライアント・デバイス104bの現在のロケーションが送金を受信するのに妥当なロケーションであることを確認することができる。
送信者に関連付けられた友人または他のユーザが適格な宛先国に居住しているか、または位置していることを識別した後、受信者識別部236は、送信者と、適格な宛先国に居住しているか、または位置していると識別された受信候補者の各々との間の関係係数を決定することができる。受信者識別部236は、ソーシャル・ネットワーキング・システムによって維持される以前に計算された関係係数にアクセスすることができる。代替的に、受信者識別部236は、送信者と各識別された受信候補者との間の関係係数を計算することができる。
以下でより詳細に説明されるように、関係係数は、ソーシャル・ネットワーキング・システムに関連付けられた特定のオブジェクト(この場合、ユーザ)間の関係の強度を表し得るか、または定量化し得る。関係係数(「親密度係数(affinity coefficients)」とも呼ばれる)は、以下で図17および図18に関して詳細に説明される。要約すると、関係係数は、ソーシャル・グラフ250からのさまざまな情報を考慮に入れて、送信者と所与の受信候補者との間の関係の強度を定量化することができる。たとえば、関係係数は、限定するものではないが、送信者と特定の受信候補者との間の電子通信の数、頻度、および/もしくは長さ、特定の受信候補者にタグを付けたこと、送信者による(もしくはその逆である)ソーシャル・ネットワーク投稿、特定の受信候補者にタグを付けた送信者によるメディア・アップロード(たとえば、写真、ビデオなど)、両方の当事者が同じロケーションもしくは同じ地理的エリアのどちらかにいること、送信者または特定の受信候補者によるソーシャル・ネットワーク・ロケーション・チェックイン、送信者と特定の受信候補者との実世界での関係(すなわち、母親、息子、父親、従兄弟、親しい友人、知人)、送信者と特定の受信候補者が同じグループにいること、送信者と特定の受信候補者が同じ写真でタグ付けされていること、送信者と特定の受信候補者が同じロケーションにチェックインすること、送信者と特定の受信候補者が同じイベントに出席すること、送信者と特定の受信候補者が互いによって投稿をリンクすること、または他の適切なアクションを含む情報を考慮に入れることができる。本開示は、特定の様式で関係係数を測定することを説明しているが、本開示は、任意の適切な様式で親密度係数を測定することを企図している。
受信者識別部236は、送信者に関して最も高い関係係数を有する適格な宛先国に居住しているか、または位置している受信候補者のグループを識別することができる。任意選択で、1つまたは複数の実施形態では、リスク・カルキュレータ240は、受信者リスク・チェックを決定してもよい(312)。受信者リスク・チェック312は、各受信候補者のためのリスク・スコアを計算するために上記で送信者リスク・チェック306に関して説明された同じ要因に類似し、これを考慮に入れることができる。次いで、受信者識別部236は、所定の閾値を超えるリスク・スコアを有する受信候補者を識別することができる。受信者識別部236は、そのような受信候補者を受信候補者のグループから除去することができる。高リスク受信者がグループから除去されると、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者クライアント・デバイス104aのクライアント・アプリケーション202に対して受信候補者のグループを送信する(314)。送信者クライアント・デバイス104aに対して送信される受信候補者のグループ314は、所定の数の受信者(すなわち、許容できるリスク・スコアを有し、承認された宛先国に居住しているか、または位置している、送信者に関して最も高い親密度係数を有する10人の受信者)からなる。
受信者識別部236はまた、グループ内の受信者をランク付けすることができる。特に、受信者識別部236は、送信者が受信者を選択する可能性に従って、受信者をランク付けすることができる。たとえば、受信者識別部236は、親密度係数に従って受信者をランク付けすることができる。加えて、受信者識別部236は、過去の取引をレビューすることができ、送信者が以前に送金を送信した受信者をより高くランク付けすることができる。たとえば、受信者識別部236は、送信者が毎月1日に特定の受信者に送金を送信することを識別することができる。これに鑑みて、受信者識別部236は、この特定の受信者を、リストの最上位に、または類似の親密度係数スコアを有する他の受信者よりも上に、ランク付けすることができる。
加えて、ネットワーク・アプリケーション204は、ソーシャル・グラフ250内のデータに基づいて、送信者が支払いを送信することを望むのが妥当であり得るライフイベントまたは支払いイベントを受信候補者が迎えるか、または迎えようとしていることを識別または推測することができる。たとえば、ネットワーク・アプリケーション204は、受信候補者が誕生日、結婚、記念日、学校の卒業を迎えたか、もしくは迎えること、まもなく休日を有する国に居住していること、または他のイベントを迎えることを識別することができる。支払いイベントの検出に基づいて、受信者識別部236は、特定の受信者をリストの最上位に、または類似の親密度係数スコアもしくははるかに高い親密度係数スコアを有する他の受信者よりも上に、ランク付けすることができる。
次いで、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、受信者選択ユーザ・インタフェース内で受信候補者のリスト316として、受信候補者のグループを提示する(314)。次いで、ユーザは、所望の受信者を受信者選択ユーザ・インタフェースから選択することができる。送信者が送金を送信することを望む受信者が受信候補者のリストにない場合、クライアント・アプリケーション202は、以下で図6A〜図6Bに関して説明されるように、ユーザが特定のユーザについてネットワーク・アプリケーション204に問い合わせることを可能にする。特に、送信者は、クエリを入力することができる。クライアント・アプリケーション202は、ネットワーク・アプリケーション204に対してクエリを送信することができる。次いで、受信者識別部236は、クエリを満たすユーザについてユーザ・プロファイル・データベース246またはソーシャル・グラフ250を検索することができる。次いで、ネットワーク・アプリケーション204は、クエリを満たす受信候補者を送信者クライアント・デバイス104aに対して返すことができる。次いで、送信者が、所望の受信者を選択することができる。
ユーザ入力ディテクター208は、受信者の選択を検出することができる。それに応答して、クライアント・アプリケーションは、ネットワーク・アプリケーション204に対して受信者の選択を送信する(318)。ユーザが、許容できるリスク・スコアを有することを以前に決定された受信候補者のグループ314内に含まれなかった受信者を選択した場合、リスク・カルキュレータ240は、上記で説明されたように、選択された受信者318に対して受信者リスク・チェックを実行する(312)。選択された受信者318が、所定の閾値を上回るリスク・スコアを有する場合、ネットワーク・アプリケーションは、上記で説明されたように送金拒絶を送信する(308)。
選択された受信者318が許容できるリスク・スコアを有する場合、送金マネージャ242は、選択された受信者が適格な宛先国に居住しているか、または位置しているかどうかを決定し得る。その結果、受信者が、送金工程が送金を提供しない国に居住している場合、送金マネージャ242は、送金拒絶を送信する(308)。代替的に、選択された受信者318が適格な国に居住していない場合、送金マネージャ242は、受け渡し国要求320を介してクライアント・アプリケーションに通知し得る。受け渡し国要求320に応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者の送金が受け渡される適格な国を送信者が選択することができる国選択UIを提供することができる。クライアント・アプリケーション202は、次いで、選択された宛先国324を送金マネージャ242に対して送信することができる。
いずれにしても、宛先国を決定すると、送金マネージャ242は、宛先国に基づく送金情報326を送金ネットワーク115に要求することができる。たとえば、送金マネージャ242は、通貨為替レート、利用可能な受け渡し方法、および/または適用可能な料金を要求することができる。送金ネットワーク115は、要求情報328を収集し、ネットワーク・アプリケーション204に対して受け渡し情報を提供する(330)。代替実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、ネットワーク・アプリケーション204があらゆる取引について送金ネットワーク115に問い合わせる必要がないように、1つまたは複数の受け渡し情報を維持または記憶することができる。たとえば、送金マネージャ242は、所定のスケジュールに従って送金ネットワーク115に問い合わせて、受け渡し情報(たとえば、現在の為替レート)を取得することができる。
受け渡し情報330の受信者に応答して、送金マネージャ242は、クライアント・アプリケーション202に対して利用可能な受け渡しオプション、料金、および為替レートを送信し(332)、クライアント・アプリケーション202は、送信者に対して支払い入力および受け渡しオプションUIを提示する(334)。1つまたは複数の実施形態では、送信者は、送信者の居住国の通貨で送金額を提出し得る。代わりに、支払い入力UIは、送信者の国と選択された受信者の国との間の為替レートに基づいて送信者が送金額を調整することを可能にし得る。次に、送信者クライアント・デバイス104aは、送信者が送金受け渡し方法を選択および提出し得る受け渡しオプションUIを提示し得る。1つまたは複数の実施形態では、送金マネージャ242は、ローカル・エージェント、銀行口座、クレジット・カード、ギフト・カード、またはモバイル財布を介して送金を処理することを可能にし得る。クライアント・アプリケーション202は、送金マネージャ242に対して送金額および選択された受け渡し機構を送信する(336)。
この時点で、クライアント・アプリケーション202は、受信者についての情報を収集して送金の受け渡しを支援するための受信者情報UI338を提供することができる。送信者は、この情報を入力することができ、クライアント・アプリケーション202は、送金マネージャ242に対して受信者情報を提供する(340)。代替的に、以下で図4A〜図4Bに関して説明されるように、送信者は、受信者と連絡して、受信者情報を取得するか、またはネットワーク・アプリケーション204に受信者情報を受信者から直接的に取得させることができる。代替的に、ネットワーク・アプリケーション204は、この情報を、前もって受信者に関して記録していてもよい。
受信者情報が受信されると、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者情報UIを提供する(342)。送信者は、送信者情報(たとえば、支払いクレデンシャルまたは他の情報)を入力または提供して、送金マネージャ242が送金を処理することを可能にする。1つまたは複数の実施形態では、送信者情報としては、名前情報、ロケーション情報、デビット・カード情報、および通知情報があり得る。送金マネージャが、さまざまな形で送金に資金を供給することができる場合、送信者情報は、クレジット・カード情報またはモバイル財布情報も含み得る。クライアント・アプリケーション202は、送金マネージャ242に対して送信者情報を送信する(344)。代替的に、ネットワーク・アプリケーション204は、この情報を、前もって送信者に関して記録していてもよい。
送金マネージャ242が、要求された送金取引を処理し始める前に、送金マネージャ242は最初に、送信者が送金取引の詳細をレビューすることを要求し得る。たとえば、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、取引の詳細を含む取引レビューUIを提供する(346)。送信者が送金取引の詳細をレビューした後、送信者は、送金マネージャ242に対して確認を提出する(348)。1つまたは複数の代替実施形態では、この時点で、送信者はまた、送金取引の詳細を編集し得る。
すべての送金取引情報が提出およびレビューされると、リスク・カルキュレータ240は、取引リスク・チェックを実行する(350)。取引リスク・チェック350は、送信者および受信者の正式の氏名、選択された受け渡し方法、受け渡し国、送信者および/または受信者によって提供される支払いクレデンシャル、ならびに他の収集された情報に基づいて、リスクまたは詐欺の可能性を判定することができる。そのうえ、取引リスク・チェック350は、送信者と受信者との関係(またはその欠如)に基づくことができる。
たとえば、1つまたは複数の実施形態では、取引リスク・チェック350は、要求された取引に対するリスク・レベルを決定することを含むことができる。特定の一実施形態では、要求された取引に対する決定されたリスク・レベルは、5つの所定の範囲のうちの1つに含まれ得る。たとえば、ネットワーク・アプリケーション204は、要求された取引を、要求された取引に対するリスク・レベルが含まれる範囲に応じて異なるように扱うことがある。1つまたは複数の実施形態では、ノー・リスク・レベル(たとえば、0〜1のリスク・レベル)は「合格」範囲に含まれ、低リスク・レベル(たとえば、2〜4のリスク・レベル)は「メッセージング・システム・アカウントを確認する」範囲に含まれ、中間リスク・レベル(たとえば、5〜6のリスク・レベル)は「レビューのために一時停止する」範囲に含まれ、高リスク・レベル(たとえば、7〜8のリスク・レベル)は「身元の証明のために一時停止する」範囲に含まれ、最大リスク・レベル(たとえば、9〜10のリスク・レベル)は「ブロックされる」範囲に含まれる。各範囲は、以下でより詳細に説明される。
「合格」範囲内のリスク・レベルを有する要求された送金要求は、送信者側のさらなるアクションなしに、ネットワーク・アプリケーション204によって処理される。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204が、送信者と受信者の両方が低リスク・レベルまたはノー・リスク・レベルを有することを決定したとき、ネットワーク・アプリケーション204は、送金取引に対してノー・リスク・レベルを割り当てる。上記で説明したように、ネットワーク・アプリケーション204は、ソーシャル・ネットワークの対話、関係係数、および取引履歴に基づいて、送信者および受信者に対するリスク・レベルを決定する。加えて、ネットワーク・アプリケーション204は、ソーシャル・ネットワークの使用状況を考慮に入れ得る。たとえば、送信者および/または受信者が、かなり長い時間の期間にわたってソーシャル・ネットワークの定期的な使用を行った場合、ネットワーク・アプリケーション204が、送信者および/または受信者に高リスク・レベルを割り当てる可能性は低い。
「メッセージング・システム・アカウントを確認する」範囲内のリスク・レベルを有する要求された送金要求は、処理の前に送信者にさらなる確認を必要とすることがある。たとえば、ネットワーク・アプリケーション204が、送信者のメッセージング・システム・アカウントが危険にさらされ得ることを示す情報を識別する場合、ネットワーク・アプリケーション204は、送金取引要求に対して低リスク・レベルを割り当て得る。たとえば、メッセージ・データベース234によって維持される情報は、限定するものではないが、非常に長い間ソーシャル・ネットワークのメンバでない共同ユーザとの頻繁なメッセージング、新たな共同ユーザに対する送金要求の増加、広告またはポルノグラフィを含む送信者のソーシャル・ネットワーク・アカウントからの投稿およびメッセージ送信などの、送信者のメッセージング・システム・アカウントにおける非定型なアクティビティを示し得る。
1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者のメッセージング・システム・アカウントが危険にさらされていないことを証明するために送信者が課題を完了させることを必要とすることがある。たとえば、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者のソーシャル・ネットワーク・プロファイルまたは送信者の共同ユーザのリストに基づいて、コードまたは課題に関する質問(たとえば、キャプチャ・チャレンジ)を送信し得る。1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、電子メールまたはテキスト・メッセージを介して送信者に対してコードまたはチャレンジを送信し得る。特定の一実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者がコードまたはチャレンジに応答するのに成功したことに応答して、要求された送金取引を処理することを続行し得る。送信者が、コードまたはチャレンジに応答することに成功することができない場合、送金マネージャは、送金拒絶を送信する(308)。
「レビューのために一時停止する」範囲内のリスク・レベルを有する要求された送金は、処理の前に送信者にさらなる手動レビューを必要とすることがある。たとえば、ネットワーク・アプリケーション204が取引に関する考えられる問題を決定する場合、ネットワーク・アプリケーション204は、送金取引要求に中間リスク・レベルを割り当て得る。考えられる送金取引問題としては、限定するものではないが、送信者が送金に資金供給している方法に関する問題(たとえば、送信者が、送金に資金供給するのに十分な金銭を持たない)、または選択された送金の方法に関する問題(たとえば、選択されたローカル・エージェントがもはや使用できない、受信者の銀行口座もはやアクティブでない、など)があり得る。ネットワーク・アプリケーション204が、送金取引に関する問題があると決定した場合、ネットワーク・アプリケーション204は、手動レビューのために別の組織(body)に対して送金取引要求を送信し得る。
ネットワーク・アプリケーション204が、送金取引要求を手動レビューのために移動させるとき、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、要求がレビュー中であることを送信者に知らせ得る。手動レビューが完了すると、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者に対して手動レビューの結果を提供し得る。たとえば、手動レビューが、送金要求が続行してもよいことを示す場合、ネットワーク・アプリケーション204は、ユーザ・インタフェース・マネージャ206を介して送信者に知らせ得る。1つまたは複数の実施形態では、手動レビューが、送金要求が拒否されたことを示す場合、送金マネージャは、送金拒絶を送信する(308)。
「身元の証明のために一時停止する」範囲内のリスク・レベルを有する要求された送金要求は、処理の前に送信者にさらなる情報を必要とすることがある。たとえば、ネットワーク・アプリケーション204が送信者の身元に関する考えられる問題を決定する場合、ネットワーク・アプリケーション204は、送金取引要求に高リスク・レベルを割り当て得る。言い換えれば、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者が実在の人物でないか、または使用中のアカウントが割り当てられた人物でないことを示す、実在度スコアを決定することがある。代替的に、送信者および受信者の各々が個々に送信者リスク・チェックおよび受信者リスク・チェックに合格するが、送信者と受信者の組み合わせは問題すなわち詐欺であることを示すことができる。身元証明要件を満たすために、ネットワーク・アプリケーション204は、写真ID(たとえば、パスポート、または他の政府発行IDなど)の画像を提出することを送信者に求め得る。送信者が、必要とされる画像を所定時間以に提供しない場合、送金マネージャは、送金拒絶を送信する(308)。
リスク・カルキュレータ240は、「ブロックされる」範囲内のリスク・レベルを有する要求された送金取引を処理しないことがある。たとえば、リスク・カルキュレータ240が、送信者および/または受信者のどちらかが詐欺的なアクティビティに関与していることが判明した人であると決定した場合、リスク・カルキュレータ240は、送金取引要求に対して最大リスク・レベルを割り当て得る。1つまたは複数の実施形態では、リスク・カルキュレータ240は、メッセージ・データベース234、ユーザ・プロファイル・データベース246、取引データベース244によって維持される情報に基づいて、および/または送金ネットワーク115から通信される情報によって、この決定を下し得る。一実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、以前にブロックされた送信者および/または受信者をブロックし得る。リスク・カルキュレータ240が、送金がブロックされることを決定したことに応答して、送金マネージャは、送金拒絶を送信する(308)。
リスク・カルキュレータ240が、送金取引は取引リスク・チェック350に合格することを決定したことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者に確認を提供し得る。任意選択で、352によって示されるように、ネットワーク・アプリケーション204は、支払いの額または別の額(たとえば、0.01ドルまたは100.00ドル)に関する送信者の支払いクレデンシャル(たとえば、送信者の支払いカード)に対する許可要求を送金ネットワーク115に対して送信することができ、送金ネットワーク115は、支払いカード許可を承認または拒否することができる。次いで、送金ネットワーク115は、354によって示されるように、ネットワーク・アプリケーション204に対して支払いクレデンシャル許可応答を転送することができる。任意選択の許可要求はタイムラインにおいて、より早くまたはより遅く行われ得ることが理解されるであろう。代替実装形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、支払いの額に関する送信者の支払いクレデンシャルに対する許可要求を取引リスク・チェック350の一部として送信することができる。
送金を完了するために、ネットワーク・アプリケーション204は、送金の資金供給を処理するように、送金ネットワーク115に対して送金取引要求を送信する(356)。特に、送金取引要求356は、送信者の支払いクレデンシャルに対して支払い額を請求する(358)ために、支払い情報および命令を提供することができる。加えて、命令は、選択された受け渡し方法を使用して受信者に資金を受け渡す(360)ように、送金ネットワーク115に指示することができる。
送金を受け渡すと(たとえば、資金を受信者の銀行口座に預金する、資金を電子財布に受け渡す、またはエージェントを介して資金を受け渡すと)、送金ネットワーク115は、図3Eに示されるように、ネットワーク・アプリケーション204に送金取引応答を送信する(362)。具体的には、送金取引応答362は、支払いの資金供給が成功したことを示すことができる。ネットワーク・アプリケーション204は、次いで、取引データベース364を更新し、送信者に対して確認通知またはメッセージを送信して(366)、受信者に対して確認通知またはメッセージを送信する(368)。
上記で言及されたように、送信者が受信者の情報を持たないことがある。したがって、受信者の情報を入力するのではなく、送信者が、受信者が送信者またはネットワーク・アプリケーション204のどちらかに情報を提供することを要求することがある。要求された情報を送信者が知らないこと、および/または要求された情報を共有することを受信者が希望しないことがあることに鑑みて、ネットワーク・アプリケーション204が要求された情報を選択された受信者から直接的に取得することの方が、より簡単かつより安全であり得る。
図4A〜図4Bは、受信者から情報を取得するためのフローを示す。ユーザ入力ディテクター208は、受信者情報を提供するように受信者に求める選択を受信する402ことができる。要求に応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、受信者と連絡するためのさまざまなオプションを提供する(404)。たとえば、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者が受信者とのメッセージング・セッションを開くか、またはネットワーク・アプリケーション204に受信者から情報を取得させることを可能にする1つまたは複数の制御を提供することができる。
ネットワーク・アプリケーション204に情報を検索させるオプション406の選択を受信すると、ネットワーク・アプリケーション204は、受信者に関連付けられた受信者クライアント・デバイス104bに対して情報を提供するための通知を送信する(408)。受信者クライアント・デバイス104bは、通知を提示する(410)。通知412の選択のインディケーションに応答して、送金マネージャ242は、受信者情報フォームを生成する(414)。次いで、送金マネージャ242は、受信者クライアント・デバイス104bに対して受信者情報フォームを送信する(416)。
ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、受信者に受信者情報フォームを提供する(418)。したがって、受信者は、送信者と潜在的な機密情報を共有する必要なく、またはユーザ・プロファイル・データベース246に情報を記憶する必要もなく、必要とされる受信者情報を提供し得る。受信者が受信者情報を提供すると(420)、ネットワーク・アプリケーション204は、受信者が受信者情報を提供し、送金工程が次の工程に進むことを送信者に知らせる通知を送信する(422)。
そのうえ、1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者の国と受信者の国との為替レートを連続的に監視し得る。受信者が必要とされる受信者情報を直ちに提供しない場合、送信者の国と受信者の国との為替レートが変動し得ることがあり得る。変動が起こった場合、送金マネージャ242は、送金額を更新し、送信者に変動を知らせることができる。
受信者情報が受信されると、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者情報UIを提供する(424)。送信者は、送信者情報(たとえば、支払いクレデンシャルまたは他の情報)を入力または提供して、送金マネージャ242が送金を処理することを可能にする。1つまたは複数の実施形態では、送信者情報としては、名前情報、ロケーション情報、デビット・カード情報、および通知情報があり得る。送金マネージャが、さまざまな形で送金に資金を供給することができる場合、送信者情報は、クレジット・カード情報またはモバイル財布情報も含み得る。クライアント・アプリケーション202は、送金マネージャ242に対して送信者情報を送信する(426)。代替的に、ネットワーク・アプリケーション204は、この情報を、前もって送信者に関して記録していてもよい。図3D〜図3Eで概説されるように、この時点で、取引は継続することができる。
以下でより詳細に説明されるように、図1および図2に関して説明されるシステム100の構成要素は、他の構成要素とともに、および/またはこれと組み合わせて、1つまたは複数のグラフィカル・ユーザ・インタフェースを提供することができる。特に、構成要素は、ユーザが、さまざまな目的のために表示要素の集合と対話することを可能にする。特に、図5A〜図9Iおよび続く説明は、上記で説明された一般的原則によるユーザ・インタフェースおよび特徴のさまざまな例となる実施形態を例示する。
たとえば、図5A〜図9Iは、電子メッセージングならびに支払いを送信および受信することを促進するためにクライアント・アプリケーション202によって提供されるGUIのさまざまな図を例示する。いくつかの例では、クライアント・デバイス(すなわち、クライアント・デバイス104a、104b)は、システム100の一部またはすべてを実施することができる。たとえば、図5Aは、クライアント・アプリケーション202の構成要素のうちの1つまたは複数を実施し得るクライアント・デバイス500を例示する。図5Aに例示されるように、クライアント・デバイス500は、携帯電話デバイス(たとえば、スマートフォン)などのハンドヘルド・デバイスである。本明細書で使用される「ハンドヘルド・デバイス」という用語は、ユーザの片手で把持される/操作されるようなサイズおよび構成のデバイスを指す。しかしながら、追加例または代替例では、限定されるものではないが、タブレット・デバイス、ハンドヘルド・デバイス、より大型のワイヤレス・デバイス、ラップトップ・コンピュータもしくはデスクトップ・コンピュータ、パーソナルデジタル・アシスタント・デバイス、および/または他の任意の適切なコンピューティング・デバイスなどの他の任意の適切なコンピューティング・デバイスが、本明細書で説明される工程および/または動作のうちの1つまたは複数を実行することができる。
クライアント・デバイス500は、以下で図16のコンピューティング・デバイス1600に関連して説明される特徴および構成要素のいずれかを含むことができる。図5Aに例示されるように、クライアント・デバイス500は、ユーザ・インタフェースを表示または提供することができ、それによってユーザ入力が受信および/または検出され得るタッチ・スクリーン・ディスプレイ502を含む。本明細書で使用される「タッチ・スクリーン・ディスプレイ」は、タッチ・スクリーン・デバイスのディスプレイを指す。1つまたは複数の実施形態では、タッチ・スクリーン・デバイスは、ユーザがタッチ・ジェスチャーを実行し得る少なくとも1つの表面を有するクライアント・デバイス104a、104b(たとえば、ラップトップ、タブレット・コンピュータ、携帯情報端末、メディア・プレーヤ、携帯電話)であり得る。加えて、または代替的に、クライアント・デバイス500は、タッチ・パッドまたは図16に関連して以下で説明されるデバイスなどの他の任意の適切な入力デバイスを含んでもよい。
以前に触れられたように、システム100は、電子メッセージング・システムと電子送金システムを統合することができる。図5Aは、タッチ・スクリーン502上でユーザ・インタフェース・マネージャ206によって提供される人々または連絡先ユーザ・インタフェース504を例示する。連絡先ユーザ・インタフェース504は、クライアント・デバイス500のユーザ(「ルパール」)の連絡先のリストを提供することができる。特に、連絡先ユーザ・インタフェース504は、システム100内でユーザが接続されるか、または関連付けられた「友人」または連絡先505をリストすることができる。
連絡先ユーザ・インタフェース504は、連絡先505の各々の1つまたは複数のステータスをさらに提供することができる。たとえば、連絡先ユーザ・インタフェース504は、第1のステータス・インジケータ507によって、所与の連絡先または共同ユーザがアクティブかどうか(たとえば、クライアント・アプリケーション202にログインしている、インターネットに接続されている、クライアント・アプリケーション202を使用してアクションを最近実行した)を示すことができる。第1のステータス・インジケータ507は、アイコンなどのグラフィカル・ユーザ・インタフェース・オブジェクトを備えることができる。一実施形態では、第1のステータス・インジケータ507は、アクティブである各共同ユーザの名前の隣に第1の色(たとえば、緑色)のドットを備える。これに関連して、第1のステータス・インジケータ507は、非アクティブであるユーザの隣に第2の色(たとえば、灰色)のドットも含むことができる。代替的に、ユーザが非アクティブである場合、連絡先ユーザ・インタフェース504は、ユーザが非アクティブであることを知らせるドットまたは第1のステータス・インジケータ507を含まないことがある。
連絡先ユーザ・インタフェース504は、デバイス・インジケータ508を介して、連絡先または共同ユーザが現在どのタイプのデバイスを使用しているかを示すことができる。デバイス・インジケータ508は、アイコンなどのグラフィカル・ユーザ・インタフェース・オブジェクトを備えることができる。たとえば、示されるように、デバイス・インジケータ508は、共同ユーザがアクティブであるか、またはパーソナル・コンピュータを使用してクライアント・アプリケーション202にログインしていることを示す、「ウェブ」という単語を備える。同じように、デバイス・インジケータ508は、所与の連絡先がアクティブであるか、または携帯電話などのモバイル・デバイスを使用してクライアント・アプリケーション202にログインしていることを示すために、「モバイル」という単語を含む。加えて、または代替的に、デバイス・インジケータ508は、所与の共同ユーザのクライアント・デバイスのブランドまたはモデルを示すことができる。
所与の共同ユーザのプライバシー設定(すなわち、ユーザは、この情報を共有するべきかどうかを選ぶことができる)に応じて、連絡先ユーザ・インタフェース504は、支払いステータス・インジケータ509をさらに含む。支払いステータス・インジケータ509は、所与の共同ユーザが名簿に記載されているか、またはシステム100を使用して電子支払いを受信もしくは送信することが可能であるかどうかを示すことができる。たとえば、所与の共同ユーザの名前の隣における支払いステータス・インジケータ509の存在は、所与の共同ユーザが、システム100またはネットワーク・アプリケーション204を用いて共同ユーザの口座またはプロファイルに関連付けられた支払いクレデンシャルを有することを示すことができる。支払いステータス・インジケータ509は、アイコンなどのグラフィカル・ユーザ・インタフェース・オブジェクトを備えることができる。たとえば、図5Aによって示されるように、支払いステータス・インジケータ509は、支払い取引に一般に関連付けられたドル記号または他のシンボルを備えることができる。
クライアント・アプリケーション202は、ネットワーク・アプリケーション204のステータス・マネージャ232から、クライアント・デバイス500のユーザに関連付けられた連絡先のステータスの通知またはインディケーションを受信することができる。たとえば、クライアント・アプリケーション202は、クライアント・アプリケーション202がいつアクティブであるか、またはクライアント・デバイス500がいつオンラインであるかを示すために、ネットワーク・アプリケーション204に対して通知またステータス更新を送信することができる。次いで、ステータス・マネージャ232は、所与のユーザに関連付けられたクライアント・デバイス104aに対して、所与のユーザに関連付けられた連絡先のステータスを送信することができる。これに関連して、ステータス・マネージャ232は、所与のユーザが、所与のユーザのプロファイルに関連付けられた支払いクレデンシャルを有するかどうかを決定することができ、支払いクレデンシャルを入力する必要なく、支払いを送信および受信できることを有するユーザの連絡先のクライアント・デバイス500に対してインディケーションを提供することができる。
本明細書における開示に鑑みて、電子メッセージング・システムと電子送信システムの統合は、従来の支払いアプリケーションに勝る大きな利点を提供することができることが理解されよう。特に、ユーザは、連絡先ユーザ・インタフェース504にアクセスし、どの共同ユーザがアクティブであるか、したがって、支払い取引についてチャットするため、または支払いの受信を告知するためにすら利用可能であるかを決定することができる。そのうえ、連絡先ユーザ・インタフェース504は任意選択で、ユーザが、どの共同ユーザが支払いクレデンシャルを有するかを知ることを可能にする。したがって、連絡先ユーザ・インタフェース504が、共同ユーザが支払いを「即座に」受信することができるかどうか、またはユーザが共同ユーザを招待して名簿に記載する必要があることがあるかどうかをユーザに知らせることができる。
上記で説明されたように、システム100は、データを受信および送信することを促進することができる。1つまたは複数の実施形態では、通信マネージャ230は、コンピューティング・デバイス104a、104b、500の間で電子通信を受信および送信することを促進する。また、1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、通信マネージャ230を介して送信および受信された電子通信を表示する。1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、通信スレッド内で通信マネージャ230を介して送信および受信された電子通信をメッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェース内に表示することができる。たとえば、ユーザは、連絡先とメッセージを交換することを促進するメッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェースを開くために、連絡先ユーザ・インタフェース504の連絡先のリスト内の連絡先リストと対話することができる。たとえば、図5Bは、ユーザが連絡先ユーザ・インタフェース504から「ネハ」という連絡先を選択すると、タッチ・スクリーン502上にユーザ・インタフェース・マネージャ206によって提供されるメッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェース510を例示する。
示されるように、メッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェース510は、通信デバイス500のユーザのアカウントから送信された電子メッセージ512aを含む通信スレッド511を含むことができる。同様に、通信スレッド511は、共同ユーザ(すなわち、「ネハ」)のアカウントによって受信された電子メッセージ512bを含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、より古いメッセージが通信スレッド511の上部において表示されるように、新たなメッセージが通信スレッド511の下部に対して追加されるように、通信スレッド511を編成する。代替実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、メッセージ512a、512b間の時系列的関係または他の関係をユーザに対して示し得る任意の様式で、メッセージ512a、512bを編成し得る。
ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、ユーザが通信スレッド511内で電子通信を区別するのを支援するために、さまざまな電子通信特性を提供する。たとえば、図5Bに例示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、メッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェース510の片側(すなわち、右側)に向けられた、クライアント・デバイス500のユーザのアカウントから送信された電子メッセージ512aを表示する。一方、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、メッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェース510の反対側(すなわち、左側)に向けられた、メッセージング・ハンドラ210によって受信された電子メッセージ512bを表示する。1つまたは複数の実施形態では、電子メッセージ512a、512bの位置決めおよび方向は、メッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェース510内で表示されたさまざまな電子通信の起点のクライアント・デバイス500のユーザに対する明確なインジケータを提供する。
ユーザが電子通信を区別するのを支援するユーザ・インタフェース・マネージャ206によって提供された別の特性は、電子通信の色であり得る。たとえば、図5Bに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信された電子メッセージ512aを第1の色で、受信された電子メッセージ512bを第2の色で表示する。1つまたは複数の実施形態では、第1の色および第2の色はそれぞれ、逆にされた字面色を有する、黒色および白色であってよい。代替実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、白色の背景および異なる色の輪郭を用いて電子メッセージ512a、512bを表示してもよい。
さらに別の代替実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、異なるパターンの背景を用いて電子メッセージ512a、512bを表示してもよいし、異なるフォントで表示してもよいし、異なるサイズで表示してもよいし、または送信された電子メッセージ512aと受信された電子メッセージ512bとを区別し得る他の任意の様式で表示してもよい。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、青色の背景上の白色の字面を用いて、送信された電子メッセージ512aを表示する。同様に、1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、灰色の背景上の黒色の字面を用いて、受信された電子メッセージ512bを表示する。
上記で言及されたように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、メッセージ入力制御パレットまたは制御部のツールバー514も提供し得る。図5Bに例示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、メッセージ入力制御パレットまたは制御部のツールバー514をメッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェース510の一部として表示する。1つまたは複数の実施形態では、メッセージ入力制御パレットまたはツール・バー514は、さまざまなメッセージ入力オプションまたは他のオプションをユーザに提供する、さまざまな選択可能なメッセージ入力制御を含む。たとえば、図5Bでは、メッセージ入力制御パレットまたは制御部のツールバー514は、テキスト入力制御部と、資金送金制御部516と、カメラ・ビューファインダ入力制御部と、マルチメディア入力制御部と、シンボル入力制御部と、「いいね」インジケータ制御部とを含む。1つまたは複数の代替実施形態では、メッセージ入力制御パレットまたは制御部のツールバー514は、異なる順序で入力制御部を提供してもよいし、図5Bで表示されない他の入力制御部を提供してもよいし、図5Bに示される入力制御部のうちの1つまたは複数を省略してもよい。
以下でより詳細に説明されるように、ユーザは、異なるタイプの電子通信を構築および送信するために、入力制御部のいずれかと対話してもよい。たとえば、ユーザがテキスト入力制御部と対話する場合、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、メッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェース510の一部分の中に、ユーザがテキスト・メッセージ513を構築するために利用し得るタッチ・スクリーン・ディスプレイ・キーボード538を提供し得る。同様に、ユーザがマルチメディア入力制御部と対話する場合、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、メッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェース510の一部分の中に、(たとえば、デジタル写真、デジタル・ビデオなどを表示するための)マルチメディア・コンテンツ・アイテム表示エリアを提供し得る。同様に、ユーザがカメラ・ビューファインダ入力制御部と対話する場合、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、メッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェース510の一部分の中に、ユーザが通信スレッド306に対してデジタル写真またはデジタル・ビデオをキャプチャ、送信、および追加するために利用し得るデジタル・カメラ・インタフェースを提供し得る。
資金送金制御部516は、制御部のツールバー514内に配置可能であり、またはメッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェース510内のどこか(上部部分内または入力キーボード538内など)に中心線を外して置かれてもよい。このようにして、資金送金制御部516の異なる設置は、共同ユーザまたは友人に対して送金を送信するオプションの利用可能性に多少注意を引くことがある。そのうえ、資金送金制御部516は、他の選択可能な制御部のうちの1つを制御部のツールバー514から選択した後、サブオプションとして配置可能である。代替実施形態では、資金送金制御部516は、資金を送金することに対して向けられた電子通信を検出したことのみに応答してアクティブになり得る。
ユーザは、メッセージまたは支払いを構築し、システム100を介して1つまたは複数の共同ユーザに対して送信するために、メッセージ入力制御部のいずれかと対話し得る。たとえば、図5Bでは、資金送金制御部516と対話するユーザの指が示されている。1つまたは複数の実施形態では、ユーザ入力ディテクター208は、資金送金制御部516とのユーザの指または他の入力デバイスの対話(たとえば、タップ・タッチ・ジェスチャー)を検出することができる。ユーザ入力ディテクター208が資金送金制御部516上でタップ・タッチ・ジェスチャーを検出すると、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Cによって示されるように、メッセージング・ユーザ・インタフェース510の一部分の中に送金ログイン・ユーザ・インタフェース522を表示し得る。
図5Cに示されるように、送金ログイン・ユーザ・インタフェース522は、ログイン入力ボックス524と、ログイン制御部526と、新規アカウント制御部または選択可能なオプション528とを含み得る。加えて、または代替的に、送金ログイン・ユーザ・インタフェース522は、送金工程に関する説明文、ならびに他のピクチャ、アイコン、またはテキストも含み得る。特定の代替実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送金ログイン・ユーザ・インタフェース522の前に、アニメーション化されたシーケンスを置く。
図5Cに示されるように、送金ログイン・ユーザ・インタフェース522は、さまざまなログイン要素を含む。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、ユーザが電子メールおよびパスワードをログイン入力ボックス524に入力し、「ログイン」オプションまたは選択可能な要素526をタップしたことに応答して、送金工程を開始することができる。特定の一実施形態では、図5Bと同様に、システム100は、送信者および受信者がメッセージングしているソーシャル・ネットワーキング・システムに対して同じログイン情報を必要とすることがある。代替実施形態では、ユーザは、送金工程を開始するのに必要なログイン情報を持たないことがあり、ネットワーク・アプリケーション204、ソーシャル・ネットワーキング・システムのいずれか、または両方とともに新たなアカウントをセット・アップするためにアカウント・リンク528をタップし得る。1つまたは複数の実施形態では、ユーザが偽のクレデンシャルまたは間違ったクレデンシャルでログインしようとする場合、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、電子メールまたはパスワードが間違っていることをユーザに知らせる標準的なエラー・メッセージをユーザに提示することがある。
「ログイン」オプションまたは選択可能な要素526との対話を検出し、情報の妥当性を確認したことに応答して、リスク・カルキュレータ240は、送信者に関連付けられたリスク・レベルを決定することができる。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、システム100は、低リスク・レベルを有する送信者のみが送金工程を開始することを可能にし得る。たとえば、リスク・カルキュレータ240は、基本的な要件を満たさない送信者に対して高リスク・レベルを割り当て得る。特定の一実施形態では、リスク・カルキュレータ240は、送信者が所定時間にわたってソーシャル・ネットワーキング・システムのメンバであったかどうか、送金が送信され得る国に送信者が居住しているかどうか、および送金が送信され得る国内で所定のレベルのソーシャル・ネットワーク共同ユーザまたは「友人」アクティビティを送信者が有するどうかを決定し得る。リスク・カルキュレータ240が、送信者がこれらの基本的な要件を満たすことを決定した場合、送金工程を続行してもよい。
基本的な要件を満たすことに加えて、リスク・カルキュレータ240はまた、上記で説明したように、送信者の「実在度」スコアを決定し得る。1つまたは複数の実施形態では、リスク・カルキュレータ240は、送信者が1つもしくは複数の共同ユーザによってソーシャル・ネットワーキング・システムに対して投稿されたメディアにおいてタグ付けされているかどうか、送信者の共同ユーザが送信者の以前の1つもしくは複数の誕生日を認識した(すなわち、送信者の「誕生日を祝う」ことを望んだ)かどうか、ソーシャル・ネットワーキング・システムを介して送信者と送信者の共同ユーザとの間で交換されたメッセージの数もしくはボリューム、送信者の共同ユーザが、送信者によってなされた投稿との同意または連帯を示した(すなわち、「いいね」を表明した)かどうか、および/または送信者の共同ユーザが、送信者によってなされた投稿に対してコメントしたかどうかに基づいて、送信者に対する実在度スコアを決定し得る。リスク・カルキュレータ240が、送信者が実在の人物であることを決定した場合、送金工程を続行してもよい。
リスク・カルキュレータ240が、送信者が基本的要件を満たさない(すなわち、送信者に対するリスク・スコアが所定の閾値を上回る)ことを決定した場合、システム100は、送信者が送金工程を続行することを防止することができる。たとえば、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者のさらなるアクセスを拒否するための送金拒絶ユーザ・インタフェース530を送金工程に提供することができる。たとえば、図5Dに示されるように、送金拒絶ユーザ・インタフェース530は、送金工程を続行することができないことを送信者に示すことができる。1つまたは複数の実施形態では、送金拒絶ユーザ・インタフェース530は、「ヘルプ」オプションまたは選択可能な要素532と、「戻る」オプションまたは選択可能な要素534とを含むことができる。「ヘルプ」オプションまたは選択可能な要素532との対話が検出されたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送金工程がなぜ拒絶されたのか(たとえば、送信者が十分な長さにわたってメッセージング・システムのメンバではなかった)および送信者が問題を改善するために何をすることができるかに関するさらなる情報を送信者に提供し得る。「戻る」オプションまたは選択可能な要素534との対話が検出されたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Bに示されるように、メッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェース510に戻る。
リスク・カルキュレータ240が、送信者が低リスク・レベルを有することを決定した場合、リスク・カルキュレータ240は、送信者が送金工程を続行することを可能にし得る。たとえば、図5Eでは、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、被サービス国インジケータ538のリストを含む宛先国選択ユーザ・インタフェース536を提供する。1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、送金が特定の国に対して送信されることのみを可能にするか、またはサポートし得る。たとえば、図5Eに示されるように、被サービス国インジケータ538のリストは、インド、フィリピン、およびケニアを表すインジケータを含む。1つまたは複数の代替実施形態では、被サービス国インジケータ538のリストは、国インジケータ538のリストがスクロール可能または別のやり方でナビゲーション可能であるように、追加の国インジケータ538を含み得る。
1つまたは複数の実施形態では、送信者が、承認されていない国に居住している友人または家族メンバに対して送金を送信することが可能でないことがあり得ることに留意されたい。これは、発展途上国のインフラストラクチャ、発展途上国における送金方法の利用可能性、またはネットワーク・アプリケーション204の能力に基づく制限によることがある。将来、ネットワーク・アプリケーション204が追加の国に対して資金を送金することが可能である場合、被サービス国インジケータ538のリストが変化してもよい。
被サービス国インジケータ538のいずれかとの対話が検出されたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206が、送信者に対して受信候補者のリストを提示し得る。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、インドを表す国インジケータ538との対話が検出されたことに応答して、受信者識別部236は、受信候補者である資格を得ている共同ユーザのリストを識別し得る。たとえば、受信者識別部236は、インドに居住する送信者に関連付けられたユーザを識別することができる。1つまたは複数の実施形態では、受信者識別部236は、上記で説明したように、さまざまな要因に従って送信者に関連付けられた共同ユーザのリストを配列し得る。受信者識別部236は、クライアント・アプリケーション202に受信者のリストを提供することができ、クライアント・アプリケーション202は、図5Fに示されるように、そのリストを受信者選択ユーザ・インタフェース540内に提示することができる。
1つまたは複数の実施形態では、ユーザに宛先国を選択させるのではなく、システム100が、送信者が初期リスク・チェックに合格したことを確認した後、図5Fに示される受信者選択ユーザ・インタフェース540を提供することができる。図示のように、受信者選択ユーザ・インタフェース540は、提案される受信者リスト544を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、受信者選択ユーザ・インタフェース540の一部として、「ヘルプ」オプションまたは選択可能な要素532と、検索入力ボックス542も含み得る。追加実施形態または代替実施形態では、送信者は、以下で図6A〜図6Dに関してより詳細に説明されるように、検索入力ボックス542に名前を入力することによって特定の受信者を検索し得る。
受信者識別部236は、さまざまな要因に基づいて、提案される受信者リスト544に含めるために共同ユーザを識別し得る。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、受信者識別部236は、上記で説明されたように、メッセージ・データベース234内の情報を分析して、送信者と1つまたは複数の受信候補者との間の対話を識別し得る。特定の一実施形態では、送信者と受信候補者との対話は、送信者と受信候補者との間の電子通信(たとえば、テキスト・メッセージ、ソーシャル・ネットワーク・メッセージなど)、送信者が受信候補者をタグ付けした(またはその逆)ソーシャル・ネットワーク投稿、送信者が受信候補者をタグ付けした(またはその逆)メディア・アップロード(たとえば、アップロード写真またはビデオなど)、または両方の当事者が同じロケーションもしくは同じ地理的エリアのどちらかにいる場合の送信者もしくは受信候補者のどちらかによるソーシャル・メディア・ロケーション・チェックインとして定義され得る。加えて、1つまたは複数の実施形態では、受信者識別部236によって実行される分析は、上記で説明された関係係数も考慮に入れ得る。
加えて、受信者識別部236は、ソーシャル・グラフ250によって記憶された他の情報に基づいて、提案される受信者リスト544を識別し得る。たとえば、いくつかの実施形態では、受信者識別部236は、送信者との「実世界」関係に基づいて、受信候補者を識別し得る。たとえば、図5Fに示されるように、最上位にリストされる受信候補者である「ネハ・クマール」は、送信者の母親としてリストされる。他のリストされる受信候補者も同様に、送信者と親しい実世界関係を有する。1つまたは複数の実施形態では、受信者識別部236は、ソーシャル・グラフ250によって維持される情報に基づいて、このタイプの関係データを識別し得る。
提案される受信者リスト544のために共同ユーザを識別する工程の一部として、リスク・カルキュレータ240は、提案される受信者リスト544内の各受信候補者に対してリスク・レベルを割り当てることができる。上記で送信者に対するリスク・チェックに関して説明されたように、1つまたは複数の実施形態では、リスク・カルキュレータ240は、送信者と対話、関係、および取引履歴をほとんど持たない受信候補者に対して高リスク・レベルを割り当てる。加えて、リスク・カルキュレータ240は、所定時間にわたってソーシャル・ネットワーキング・システムのメンバでなかった、または詐欺的なアクティビティに関与していることが判明した受信候補者に対して、高リスク・レベルを割り当て得る。そのうえ、リスク・カルキュレータ240は、米国、または被サービス国(すなわち、図5Eの国インジケータ538によって示される国)に居住していない受信候補者に対して高リスク・レベルを割り当て得る。
1つまたは複数の実施形態では、受信者選択の成功(すなわち、「ネハ・クマール」の選択)に応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Gに示されるように、送金計算インタフェース546を提供し得る。たとえば、図5Gに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送金計算インタフェース546の一部として、送金カルキュレータ548および数字キーパッド552を表示することができる。これらの表示要素を利用することによって、送信者は、別の通貨で必要とされる資金を提供するために、どれくらい多くの金銭をある通貨で送信するかを迅速かつ容易に決定し得る。
たとえば、図5Gに示されるように、送金カルキュレータ548は、送金送信額制御部550と、送金受信額制御部551とを含み得る。1つまたは複数の実施形態では、送信者は、送金送信額制御部550にある額(たとえば、「300.00米ドル」)を入力し、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、入力された額を異なる通貨で表示する(たとえば、「18333インドルピー」)ように送金受信額制御部551を更新する。一実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、選択された受信者に関連付けられた国に基づいて、送金受信額制御部551内に表示された通貨を選択し得る。代替的に、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、ネットワーク・アプリケーション204の決定に基づいて、送金受信額制御部551内に通貨を表示してもよい。加えて、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送金カルキュレータ548の一部として送金取引に関連付けられた他の料金およびコストを表示し、したがって、送金の総コストを送信者に知らせ得る。
1つまたは複数の実施形態では、送金送信額制御部550に関連付けられた通貨と送金受信額制御部551に関連付けられた通貨との為替レートは、通信マネージャ230を介して送金ネットワーク115によって提供され得る。たとえば、通貨為替レートは一般に、毎日またはより頻繁に変動し、1つまたは複数の実施形態では、送金ネットワーク115は最新の為替レートを提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送金カルキュレータ548の一部として2つの通貨間の最新の為替レートを表示し得る(たとえば、「1.00米ドル=61.11インドルピー」)。加えて、1つまたは複数の実施形態では、送信者は、送金送信額制御部550および送金受信額制御部551に関連付けられた通貨を手動で指定し得る。一実施形態では、送信者は、リストされた通貨をタップすることによって、通貨を手動で指定し得る。ユーザ対話を検出したことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、すべてのサポートされる通貨のドロップダウン・リストを表示してもよい。
送信者は、数字キーパッド552上で額を入力することによって、所望の送金額を送金送信額制御部551に入力し得る。1つまたは複数の実施形態では、メッセージング・通信マネージャ254は、1つまたは複数の電子通信内から送金情報を認識および保存し得る。たとえば、メッセージング・マネージャ232(図5Bを参照)によって提供される送信者と「フランチェスカ」との間の電子通信内から、メッセージング通信マネージャ254は、意図される送金受信者すなわちフランチェスカ、ならびに送金額$300米ドルを識別し得る。1つまたは複数の実施形態では、送信者が送金システムにログインすると、以下で説明されるように、送金マネージャ250は、1つまたは複数の電子通信からの保存された送金情報を利用し得る。1つまたは複数の代替実施形態または追加実施形態では、送金マネージャ240はまた、送信者および受信者に関連付けられたソーシャル・ネットワーク・プロファイルまたは身元(すなわち、居住国、正式の氏名、住所、電子メール、電話番号など)に基づいて、送金取引情報を決定し得る。
送金額の入力に応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、入力された額で送金送信額制御部550を、入力された額に現在の変換レートを掛けたものに基づいた変換された量で送金受信額制御部551を更新し得る。一実施形態では、送信者が、送金送信額制御部550内の通貨と同じであるように送金受信額制御部551内の通貨を選択する場合、両方の制御部内の額は同じである(すなわち、変換レートは適用されない)。選択された受信者に関連付けられたリスク・レベルが、送金の額に制限が設けられるようなものである場合、制限よりも高い入力された額はエラー・メッセージをトリガする。加えて、1つまたは複数の実施形態では、送信者は、特定の額を毎日送金することのみを可能にし得る。入力された額が、送信者にとって毎日の量よりも多い場合、エラー・メッセージがトリガされてもよい。
送信者が、送金送信額制御部550および送金受信額制御部551に表示される額に満足した場合、送信者は、次のオプションまたは選択可能な要素553をタップすることによって、送金工程を前進させ得る。本明細書で説明される他のインタフェースと同様に、グラフィカル・ユーザ・インタフェースの変化または更新に応答して、すべてのユーザ選択および構成は、ネットワーク・アプリケーション204および/またはクライアント・アプリケーション202によって保存され得る。たとえば、図5Gに示されるように、ユーザの指による次のオプションまたは選択可能な要素553との対話に応答して、ネットワーク・アプリケーション204は、送金工程において後で送金ネットワーク115に対して送信するために、300.00米ドルという額を保存することができる。1つまたは複数の実施形態では、送信者が、工程に関する送金要求を提出する前のある後の時点で送金情報を編集することが必要な場合に備えて、クライアント・アプリケーション202はまた、すべての入力送金情報を保存し得る。
図5Gに示されるように、次のオプションまたは選択可能な要素553との対話を検出したことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Hに示されるように、送金方法選択インタフェース554を提供し得る。たとえば、図5Hに示されるように、送金方法選択インタフェース554は、送金額情報と、ならびに送金方法555a、555b、および555cとを含み得る。送金量情報は、図5Gに関して説明される入力額、ならびに受信者情報、選択された送金方法、および/またはコスト、料金、および送金に関連付けられた総額を含んでもよい。
1つまたは複数の実施形態では、利用可能な送金方法インジケータとしては、限定するものではないが、ローカル・エージェント送金方法インジケータ555a、銀行口座送金方法インジケータ555b、およびモバイル財布送金方法インジケータ555cがあり得る。追加実施形態または代替実施形態は、ネットワーク・アプリケーション204、宛先国、または他の要因に基づいて、より少ないか、またはより多い送金方法インジケータを含んでよい。一実施形態では、ローカル・エージェント送金方法インジケータ555aとの対話が検出されたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、ローカル・エージェント送金方法インジケータ555aの下に、この送金タイプに関連付けられた情報のリストを提供し得る。加えて、ローカル・エージェント送金方法インジケータを選択することは、従来の電信送金に類似した方法で送金が処理されることを意味することに留意されたい。言い換えれば、送金される資金は、送信者から、受信者が受け取るローカル・エージェント(たとえば、受信者の近くにあるオフィス)に送信される。このオプションは、以下で図8A〜図8Cに関してさらに説明される。
送信者が、「受信者編集」オプションまたは選択可能な要素をタップすることによって、選択された受信者に関連付けられた情報を編集し得ることに留意されたい。たとえば、図5Hに示されるように、「受信者編集」オプションまたは選択可能な要素とのユーザの対話が検出されたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Fに示されるような受信者選択に関連付けられたユーザ・インタフェースを表示し得る。言い換えれば、1つまたは複数の実施形態では、「受信者編集」オプションまたは選択可能な要素の選択に応答して、送金工程は受信者選択工程に戻る。1つまたは複数の代替実施形態では、「受信者編集」オプションまたは選択可能な要素を選択することは単に、送信者が送金額を編集することを可能にする。
図5I〜図5Jに示されるように、銀行口座送金方法インジケータ555bとの対話が検出されたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、銀行口座送金方法インジケータ555bの下に、この送金タイプに関連付けられた情報のリストを提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、銀行口座送金方法インジケータ555bを選択することは、ネットワーク・アプリケーション204が、移動されることになる送金を、送信者の銀行口座から受信者に関連付けられた銀行口座に向けることを意味する。一実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、銀行口座送金方法インジケータ555bの選択に応答して、送金額情報の一部としてリストされる送金方法を更新し得る。
たとえば、送信者が(図5Jに示されるように)銀行口座送金方法を選択した場合、ネットワーク・アプリケーション204は、受信者に関連付けられた銀行口座に対する資金の送金を可能にする、選択された受信者に関する情報を要求し得る。図5Iに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者が受信者の名前情報を入力するためのテキスト・フィールド557と、受信者のロケーション情報を入力するためのテキスト・フィールド558と、受信者の銀行口座情報を入力するためのテキスト・フィールド561と、受信者の通知情報を入力するためのテキスト・フィールド563とを含む、受信者情報インタフェース556aを提供し得る。図5Jは図5Iに示される同じインタフェースの下部部分を含むことが理解されよう。
送信者が図5Iまたは図5Jの銀行ドロップダウン制御部559をタップしたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、展開された銀行ドロップダウン・リストを提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、送金マネージャ250は、特定の銀行とともにのみ動作することができる。言い換えれば、送信者が所与のロケーション内の銀行を介して受信者に対して資金を送金することが可能でないことがある。したがって、ネットワーク・アプリケーション204は、表示するためにユーザ・インタフェース・マネージャ206に被サービス銀行のリストを受信者情報インタフェース556a、556bの一部として提供し得る。展開された銀行ドロップダウン・リストから銀行が選択されたことを検出したことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、選択される銀行を銀行ドロップダウン制御部559に設定し、展開された銀行ドロップダウン・リストを除去する。
ネットワーク・アプリケーション204は、送金取引を通して定期的に送信者および受信者に取引情報通知を提供し得る。たとえば、ネットワーク・アプリケーション204は、送金が確認されるとき、要求された情報を受信者が提供するとき、送金が処理中であるとき、送金が受け取りの準備ができているとき、または送金が完了したとき、取引情報通知を送信し得る。1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、ソーシャル・ネットワーク・メッセージまたは通知として取引情報通知を提供する。加えて、ネットワーク・アプリケーション204は、他の形で取引情報通知を提供してもよい。たとえば、図5Jに示されるように、送信者は、ネットワーク・アプリケーション204がテキスト・メッセージまたは電子メールを介して受信者に対して取引情報通知を送信し得るように、(電話番号または電子メール・アドレスなどの)受信者通知情報563を提供し得る。代わりに、送信者は、オプション通知方法追加リンク562をタップすることによって追加通知情報を提供し得る。
代わりに、受信者の情報を入力するのではなく、送信者は、必要とされる情報をネットワーク・アプリケーション204が受信者から直接的に取得することを要求し得る。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、送信者および受信者は、ネットワーク・アプリケーション204を介して互いに関連付けられている。要求された情報を送信者が知らないこと、および/または要求された情報を共有することを受信者が希望しないことがあることに鑑みて、ネットワーク・アプリケーション204が要求された情報を選択された受信者から直接的に取得することの方が、より簡単かつより安全であり得る。たとえば、図5Iに示される受信者要求リンク560を送信者がタップしたことに応答して、ネットワーク・アプリケーション204は、要求された情報のために、選択された受信者と直接的に連絡し得る。
1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、選択された受信者とソーシャル・ネットワーク・メッセージおよび/または通知を介して連絡することができ、このソーシャル・ネットワーク・メッセージおよび/または通知は、必要とされる情報を受信者が入力し得るオンライン・フォームへのリンクを含んでもよい。受信者がソーシャル・ネットワーク・メッセージおよび/または通知に応答するのを待つ間、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者のための送金工程を一時停止および/または保存してもよい。言い換えれば、1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204が、必要とされる情報を受信者が提供したことを送信者に通知するまで、送信者は送金工程から離れることができる。代わりに、受信者要求リンク560との対話が検出されたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、受信者に必要な情報を提供することを要求するインスタント・メッセージを受信者に対して送信者が構築し得るメッセージ・ウィンドウを提供し得る。ネットワーク・アプリケーション204は、インスタント・メッセージとともに必要な情報を埋めるためのフォームへのリンクを提供し得る。この工程は、以下で図7Aおよび図7Bに関してさらに説明される。
送信者によってであろうと受信者によってであろうと、必要な受信者情報が提供されると、ネットワーク・アプリケーション204は、入力された情報を保存してよく、送金工程を継続してもよい。たとえば、送信者は、送信者情報入力オプション564を選択することができる。1つまたは複数の実施形態では、受信者情報が提供されるまで、送信者情報を入力するためのオプション564が使用不能にされ得る。
代替的に、受信者が情報を提供するとき、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者に通知を提供することができる。通知を選択すると、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、以下で説明される送信者情報インタフェース566a、566bを提供することができる。さらに他の実施形態では、受信者は、ネットワーク・アプリケーション204に支払いクレデンシャルを記録し得る。そのような実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャは、受信者情報インタフェース556a、556bを提供することをスキップし、送信者情報インタフェース566a、566bを直接的に提供することができる。
図5Kおよび図5Lに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者情報インタフェース566aおよび566bを提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者情報インタフェース566aおよび566bの一部として、デビット・カード情報のための入力制御部567と、名前情報のための入力制御部569と、ロケーション情報のための入力制御部570と、通知情報のための入力制御部571とを含むことができる。図5Lの送信者情報インタフェース556bは図5Kの送信者情報インタフェース556aの下部部分であることが理解されよう。
送金取引に資金供給するために、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者または別の支払いクレデンシャルに対してデビット・カード情報を求めることがある。たとえば、図5Kに示されるように、送信者は、「スキャン」オプションまたは選択可能な要素568を介して、デビット・カード情報を入力し得る。1つまたは複数の実施形態では、「スキャン」オプションまたは選択可能な要素568との対話が検出されたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、スキャン・インタフェースを開き得る。たとえば、スキャン・インタフェースは、送信者のデビット・カードのピクチャを撮影するために、モバイル・デバイス500のカメラとともに機能し得る。一実施形態では、スキャン・インタフェースは、送信者のデビット・カードのピクチャに基づいて、デビット・カード番号、有効期限月、および有効期限年を認識し得る。その実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、デビット・カード情報567内のデビット・カードのセキュリティ・コード、有効期限月、および有効期限年を表示することに加えて、「スキャン」オプションまたは選択可能な要素568を、認識されたデビット・カード番号に置き換えてもよい。1つまたは複数の代替実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、ユーザがデビット・カード情報567を手動で入力するためのテキスト入力制御部を提供し得る。
図5Kは、要求された送金に資金供給するためにネットワーク・アプリケーション204が送信者からのデビット・カード情報567を必要とする一実施形態を示すが、他の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は他の形で送金に資金供給し得る。たとえば、1つまたは複数の代替実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者の銀行口座から送金に資金供給し得る。その実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Kに示されるように、送信者情報インタフェース566aの一部として銀行口座情報のためのテキスト入力制御部を提供し得る。さらに他の代替実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者のクレジット・カードまたはモバイル財布から送金に資金供給し得る。それらの実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者情報インタフェース566a、566bの一部として、適切な対応する入力制御部を提供し得る。
1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者のデビット・カード情報の他に、送信者からの追加情報も必要とすることがある。たとえば、図5Kおよび図5Lに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、名前情報のための入力制御部569ならびにロケーション情報のための入力制御部570を提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、この情報は、送金の適切な処理のために、ネットワーク・アプリケーション204によって必要とされ得る。
上記で説明したように、送金要求が異なる処理工程を通過すると、ネットワーク・アプリケーション204は送信者に通知し得る。図5Lに示されるように、ネットワーク・アプリケーション204は、ソーシャル・ネットワークを介して、送金に関して送信者に自動的に通知し得る。1つまたは複数の実施形態では、送信者はまた、追加の通知情報571を提供することによって、他の形で通知を受信し得る。たとえば、送信者が電子メール・アドレスを提供する場合、ネットワーク・アプリケーション204は、電子メールを介して送信者に対して通知を送信し得る。加えて、一実施形態では、送信者がSMSチェックボックス572をタップした場合、ネットワーク・アプリケーション204は、テキスト・メッセージを介して送信者に対して通知を送信し得る。
1つまたは複数の代替実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、ネットワーク・アプリケーション204によって維持されるプロファイルから、必要とされる受信者情報および送信者情報の一部またはすべて(図5I〜図5Lで説明される)を識別し得る。たとえば、1つまたは複数の代替実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者および受信者の正式の氏名、住所、電話番号、および電子メール・アドレスなどの情報を含む、送信者および受信者のためのプロファイルを維持し得る。特定の一実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、クレジット・カード情報またはモバイル財布情報を含むプロファイル情報を維持することすらある。その場合、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、知られているプロファイル情報を、図5I〜図5Lに関して説明される適切な入力制御部に自動的に設定し得る。
図5Kおよび図5Lに示されるように、送信者が、ネットワーク・アプリケーション204によって要求される情報を入力すると、送信者は、「レビュー」オプションまたは選択可能な要素573をタップすることによって、ネットワーク・アプリケーション204が送金要求を処理する前に送金要求をレビューし得る。たとえば、図5Lの「レビュー」オプション573との対話が検出されたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Mに示されるように、レビュー・インタフェース574を提供し得る。たとえば、図5Mに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、限定するものではないが、送金情報576、受信者情報577、送信者情報578、および取引条件579などの送金要求の詳細を表示し得る。1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Gおよび図5Hに示される、送信者によって提出された情報を、図5Mの送金情報576として表示する。同様に、1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Iおよび図5Jに示される、送信者によって提出された情報を、図5Mの受信者情報577として表示する。また、1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Kおよび図5Lに示される、送信者によって提出された情報を、図5Mの送信者情報578として表示する。
送信者がエラーを見つけたか、または図5Mに示される表示される情報のいずれかを変更することを決めた場合、送信者は、情報576、577、または578のいずれかを編集してもよい。たとえば、「編集」オプションまたは選択可能な要素575のいずれかとの対話が検出されたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者が編集するための対応する入力制御部を表示するようにレビュー・インタフェース574を更新し得る。一実施形態では、送信者が、新たな受信者を選択することによって受信者情報577を編集する場合、ネットワーク・アプリケーション204は、上記で説明されたように、新たな受信者に対するリスク・レベルを決定するための工程をトリガし得る。
ネットワーク・アプリケーション204は、レビュー・インタフェース575の一部として表示するために、ユーザ・インタフェース・マネージャ206に取引条件579を提供することができる。1つまたは複数の実施形態では、取引条件579は、ネットワーク・アプリケーション204を利用して送金を実行する結果として送信者が仮定または放棄するさまざまな責務および同意を送信者に知らせることができる。特定の一実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者が取引条件チェックボックス580をタップするまで、「金銭」オプションまたは選択可能な要素582を有効にしないことがある。1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、取引条件チェックボックス580をタップしたことを、送信者が取引条件に合意したというインディケーションとして認識する。
送信者は、「キャンセル」オプションまたは選択可能な要素581をクリックすることによって、送金取引をキャンセルし得る。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、「キャンセル」オプション581との対話が検出されたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Fに示されるように、受信者選択インタフェース540を表示し得る。特定の一実施形態では、「キャンセル」オプションまたは選択可能な要素581との対話が検出されたことに応答して、ネットワーク・アプリケーション204は、送金工程中に送信者によって入力された保存された情報を破棄し得る。1つまたは複数の代替実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は送金取引をキャンセルし得るが、送信者が後で情報にアクセスし得るように、送信者によって提出された情報を保存してもよい。
送金取引を開始するために、送信者は、図5Mの「金銭を送信する」オプションまたは選択可能な要素582をタップし得る。たとえば、「金銭を送信する」オプションまたは選択可能な要素582との対話が検出されたことに応答して、ネットワーク・アプリケーション204は、送金取引を処理するために、提出された情報(たとえば、取引情報576、受信者情報577、および送信者情報578)を利用して、送金ネットワーク115とインタフェースし得る。しかしながら、1つまたは複数の実施形態では、送金ネットワーク115とインタフェースする前に、ネットワーク・アプリケーション204は、要求された送金取引に対する追加リスク・レベルを決定し得る。
たとえば、1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、要求された取引に対するリスク・レベルを決定し得る。特定の一実施形態では、要求された取引に対する決定されたリスク・レベルは、5つの所定の範囲のうちの1つに含まれ得る。たとえば、ネットワーク・アプリケーション204は、要求された取引を、要求された取引に対するリスク・レベルが含まれる範囲に応じて異なるように扱うことがある。1つまたは複数の実施形態では、ノー・リスク・レベル(たとえば、0〜1のリスク・レベル)は「合格」範囲に含まれ、低リスク・レベル(たとえば、2〜4のリスク・レベル)は「メッセージング・システム・アカウントを確認する」範囲に含まれ、中間リスク・レベル(たとえば、5〜6のリスク・レベル)は「レビューのために一時停止する」範囲に含まれ、高リスク・レベル(たとえば、7〜8のリスク・レベル)は「身元の証明のために一時停止する」範囲に含まれ、最大リスク・レベル(たとえば、9〜10のリスク・レベル)は「ブロック」範囲に含まれる。各範囲は、以下でより詳細に説明される。
「合格」範囲内のリスク・レベルを有する要求された送金要求は、送信者側のさらなるアクションなしに、ネットワーク・アプリケーション204によって処理される。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204が、送信者と受信者の両方が低リスク・レベルまたはノー・リスク・レベルを有することを決定したとき、ネットワーク・アプリケーション204は、送金取引に対してノー・リスク・レベルを割り当てる。上記で説明したように、ネットワーク・アプリケーション204は、ソーシャル・ネットワークの対話、関係係数、および取引履歴に基づいて、送信者および受信者に対するリスク・レベルを決定する。加えて、ネットワーク・アプリケーション204は、ソーシャル・ネットワークの使用状況を考慮に入れ得る。たとえば、送信者および/または受信者が、かなり長い時間の期間にわたってソーシャル・ネットワークの定期的な使用を行った場合、ネットワーク・アプリケーション204が、送信者および/または受信者に高リスク・レベルを割り当てる可能性は低い。
「メッセージング・システム・アカウントを確認する」範囲内のリスク・レベルを有する要求された送金要求は、処理の前に送信者にさらなる確認を必要とすることがある。たとえば、ネットワーク・アプリケーション204が、送信者のメッセージング・システム・アカウントが危険にさらされ得ることを示す情報を識別する場合、ネットワーク・アプリケーション204は、送金取引要求に対して低リスク・レベルを割り当て得る。たとえば、メッセージ・データベース234によって維持される情報は、限定するものではないが、あまり長い間ソーシャル・ネットワークのメンバでない共同ユーザとの頻繁なメッセージング、新たな共同ユーザに対する送金要求の増加、広告またはポルノグラフィを含む送信者のソーシャル・ネットワーク・アカウントからの投稿およびメッセージなどの、送信者のメッセージング・システム・アカウントにおける非定型的なアクティビティを示し得る。
1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者のメッセージング・システム・アカウントが危険にさらされていないことを証明するために送信者が課題を完了させることを必要とすることがある。たとえば、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者のソーシャル・ネットワーク・プロファイルまたは送信者の共同ユーザのリストに基づいて、コードまたは課題に関する質問(たとえば、キャプチャ・チャレンジ)を送信し得る。1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、電子メールまたはテキスト・メッセージを介して送信者に対してコードまたはチャレンジを送信し得る。特定の一実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者がコードまたはチャレンジに応答するのに成功したことに応答して、要求された送金取引を処理することを続行し得る。送信者が、コードまたはチャレンジに応答することに成功することができない場合、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、要求された送金取引がブロックされることを送信者に知らせるようにレビュー・インタフェース574を更新することができる。
「レビューのために一時停止する」範囲内のリスク・レベルを有する要求された送金は、処理の前にさらなる手動レビューを必要とすることがある。たとえば、ネットワーク・アプリケーション204が取引に関する考えられる問題を決定した場合、ネットワーク・アプリケーション204は、送金取引要求に中間リスク・レベルを割り当て得る。考えられる送金取引問題としては、限定するものではないが、送信者が送金に資金供給している方法に関する問題(たとえば、送信者が、送金に資金供給するのに十分な金銭を持たない)、または選択された送金の方法に関する問題(たとえば、選択されたローカル・エージェントがもはや使用できない、受信者の銀行口座がもはやアクティブでない、など)があり得る。ネットワーク・アプリケーション204が、送金取引に関する問題があると決定した場合、ネットワーク・アプリケーション204は、手動レビューのために別の組織に対して送金取引要求を送信し得る。
ネットワーク・アプリケーション204が、送金取引要求を手動レビューに移動させると、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、要求がレビュー中であることを送信者に知らせ得る。たとえば、図5Nに示されるように、ネットワーク・アプリケーション204が送金要求を手動レビューに移動させたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、保留中の取引の進捗インジケータ584を表示する取引概要インタフェース583を提供し、送金要求が現在「レビュー中」であることを示し得る。1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、結果がいつ予想され得るかを送信者に知らせる情報、または送信者が利用し得る顧客連絡先も含むことがある。「OK」オプションまたは選択可能な要素585との対話が検出されたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Fに示されるように、受信者選択インタフェース540を提供し得る。
手動レビューが完了すると、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者に対して手動レビューの結果を提供し得る。たとえば、手動レビューが、送金要求が続行してもよいことを示す場合、ネットワーク・アプリケーション204は、送金要求が続行することを、ユーザ・インタフェース・マネージャ206を介して送信者に知らせ得る。1つまたは複数の実施形態では、手動レビューが、送金要求が拒絶されることを示す場合、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送金取引要求がネットワーク・アプリケーション204によってブロックされていることを送信者に示すインタフェースを提供し得る。
たとえば、図5Pに示されるように、ネットワーク・アプリケーション204が送金要求をブロックしたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送金取引が継続することができないことを送信者に知らせるメッセージを含むブロック・インタフェース588を提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、送信者は、「ヘルプ」オプションまたは選択可能な要素532をタップすることによって、取引をブロックする決定に関するさらなる情報にアクセスし得る。「OK」オプションまたは選択可能な要素589との対話が検出されたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Fに示されるように、受信者選択インタフェース540を提供し得る。1つまたは複数の代替実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、電子メールまたはテキスト・メッセージを介して、手動レビューの成功または失敗を送信者に通知し得る。
「身元の証明のために一時停止する」範囲内のリスク・レベルを有する要求された送金要求は、処理の前に送信者にさらなる情報を必要とすることがある。たとえば、ネットワーク・アプリケーション204が送信者の身元に関する考えられる問題を決定した場合、ネットワーク・アプリケーション204は、送金取引要求に高リスク・レベルを割り当て得る。言い換えれば、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者が実在の人物でないか、または使用中のアカウントが割り当てられた人物でないことを示す実在度スコアを決定することがある。身元証明要件を満たすために、ネットワーク・アプリケーション204は、写真ID(たとえば、パスポート、または他の政府発行IDなど)の画像を提出することを送信者に求め得る。
たとえば、図5Oに示されるように、写真IDが必要とされるというネットワーク・アプリケーションの204決定に応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者が政府発行写真IDの画像を提出しなければならないことを送信者に知らせるメッセージを有する確認識別インタフェース584を提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、電子メールを介して提出された画像を承認し得る。1つまたは複数の代替実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、必要とされる画像の直接入力を促進するための1つまたは複数の写真入力制御部を含み得る。1つまたは複数の実施形態では、送信者が、必要とされる画像を提出すると、ネットワーク・アプリケーション204は、取引送金要求を手動レビューに移動させて、それに応じて送信者に知らせてよい。送信者が、必要とされる画像を所定時間内に提供しない場合、ネットワーク・アプリケーション204は、上記で図5Pに関して説明したように、送金取引要求をブロックしてもよい。
ネットワーク・アプリケーション204は、「ブロックされる」範囲内のリスク・レベルを有する要求された送金取引を処理しないことがある。たとえば、ネットワーク・アプリケーション204が、送信者および/または受信者のどちらかが詐欺的なアクティビティに関与していることが判明した人であることを決定した場合、ネットワーク・アプリケーション204は、送金取引要求に対して最大リスク・レベルを割り当て得る。1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、メッセージ・データベース234、ユーザ・プロファイル・データベース246、取引データベース244によって維持される情報に基づいて、および/または送金ネットワーク115から通信される情報によって、この決定を下し得る。一実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、以前にブロックされた送信者および/または受信者をブロックし得る。ネットワーク・アプリケーション204が、送金がブロックされることを決定したことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、上記で説明された図5Pに示されるように、その旨のメッセージを含むブロックされるインタフェース588を提供し得る。
ネットワーク・アプリケーション204が、送金取引は続行してもよいことを決定したことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者に確認を提供し得る。たとえば、図5Qに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者に対して送金を確認するために、確認インタフェース590を提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、保留中の取引の進捗インジケータ591およびメッセージ入力制御部592を表示し得る。上記で説明したように、ネットワーク・アプリケーション204は、この確認をソーシャル・ネットワーク通知において送信者および/または受信者に提供し得る。一実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者がメッセージ入力制御部592にテキストを追加したことに応答して、送金に個人的なメモを追加し得る。送信者が「終了」オプションまたは選択可能な要素593をタップしたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Fに示されるように、受信者選択インタフェース540を提供し得る。
図5E〜図5Qは、図5Fに示されるようにネットワーク・アプリケーション204によって提案される受信者に資金を送金するための一実施形態を示す。しかしながら、上記で言及されたように、追加実施形態または代替実施形態では、送信者は、ネットワーク・アプリケーション204によって提案された受信者を選ぶのではなく、特定の受信者を検索し得る。たとえば、図6Aに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、「ヘルプ」オプションまたは選択可能な要素530と検索入力ボックス542と入力キーボード520とを含む検索インタフェース600aを提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、ユーザは、入力キーボード526を利用して、意図される送金受信者の名前の入力を開始する。
入力キーボード520上で入力が検出されたことに応答して、ネットワーク・アプリケーション204は、ユーザによって入力中の名前に合致する受信候補者を識別し得る。たとえば、図6Bに示されるように、ユーザが図6Aで入力キーボード520を介して「ヴィ」を入力したことに応答して、ネットワーク・アプリケーション204は、「ヴィ」という文字を名前が含む受信候補者を含む提案される受信者リスト604を識別し得る。1つまたは複数の代替実施形態では、上記で説明したように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、提案される受信者リスト604をアルファベット順に提示せず、識別されたリスク・レベル、送信者との関係係数、および/または受信候補者の居住国に従って提示し得る。
送信者の指と提案される受信者リスト604からの受信候補者とのインタラクションを検出したことに応答して、ネットワーク・アプリケーション204は、選択された受信者に対するリスク・レベルを決定し得る。たとえば、図6Bに示されるように、ユーザが、提案される受信者リスト604から「フランチェスカ・ヴィリャヌエヴァ」を選択している。1つまたは複数の実施形態では、この選択に応答して、ネットワーク・アプリケーション204は、上記で説明したように、選択された受信者と送信者との対話、選択された受信者と送信者との関係、実在度スコア、および/または関係係数などの要因に基づいて、選択された受信者に対するリスク・レベルを決定し得る。
選択された受信者に対する決定されたリスク・レベルに基づいて、ネットワーク・アプリケーション204は、さまざまな形のうちの1つで続行し得る。たとえば、ネットワーク・アプリケーション204が、選択された受信者に関連付けられた低リスク・レベルまたはノー・リスク・レベルを決定した場合、ネットワーク・アプリケーション204は、送金取引が単に続行することを可能にし得る。代替的に、ネットワーク・アプリケーション204が、選択された受信者に関連付けられた中間リスク・レベルを決定した場合、ネットワーク・アプリケーション204は、送金取引が特定の制限で続行することを可能にし得る。1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、送金額に対する制限(たとえば、$2999米ドル以下)などの送金取引に制限を設けてもよいし、送金が送信され得る国に制限を設けてもよい(たとえば、選択された受信者が複数の国でアクティブである場合、受信者は1国でのみ送金を受信し得る)。
代替的に、ネットワーク・アプリケーション204が、選択された受信者に関連付けられた高リスク・レベルを決定した場合、ネットワーク・アプリケーション204は、送金取引をブロックし得る。たとえば、図6Cに示されるように、選択された受信者に高リスク・レベルが割り当てられるという決定に応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送金取引が続行することができないことを送信者に知らせるメッセージを含むブロックされるインタフェース606を提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、送信者は、「ヘルプ」オプションまたは選択可能な要素530をタップすることによって、取引ブロックに関するさらなる情報にアクセスし得る。ネットワーク・アプリケーション204が送金取引をブロックしたことに応答して、送信者は、「戻る」オプションまたは選択可能な要素608をタップすることによって、図5Bに示されるように、メッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェース510に戻り得る。
しかしながら、ネットワーク・アプリケーション204が、選択された受信者に関連付けられたノー・リスク・レベル、低リスク・レベル、または中間リスク・レベルに従って送金取引が続行してもよいことを決定した場合、ネットワーク・アプリケーション204は次に、選択された受信者が、サポートされる国に居住しているかどうかを決定し得る。上記で説明したように、ネットワーク・アプリケーション204は、特定の国における送金のみをサポートし得る。1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、ユーザ・プロファイル・データベース246によって維持されるデータ、ロケーション・ディテクターによって提供されるデータ、またはソーシャル・グラフ250を分析することによって、選択された受信者がどこに居住しているかを決定し得る。ネットワーク・アプリケーション204が、選択された受信者がサポートされる国に居住していないことを決定する場合、ネットワーク・アプリケーション204は、サポートされる国において選択された受信者に送信者が資金を送金することを要求し得る。
たとえば、図6Dに示されるように、ネットワーク・アプリケーション204は、選択された受信者「フランチェスカ・ヴィリャヌエヴァ」がサポートされる国に居住していないことを決定する。この決定に応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、「ヘルプ」オプションまたは選択可能な要素530とともに被サービス国インジケータ538のリストを含む国選択インタフェース610を提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、送信者は、被サービス国インジケータ538のうちの1つを選択し、したがって、選択された受信者の送金資金が、選択された受信者の居住国においてではなく、選択された国において処理されることをネットワーク・アプリケーション204に示し得る。この時点で、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Gに示されるように、送金計算インタフェース546を提供することができる。この点から、送金工程は、上記で図5G〜図5Qに関して概説されるように、続行することができる。
上記で言及されるように、受信者の情報を入力するのではなく、送信者は、受信者が情報を提供することを要求し得る。要求された情報を送信者が知らないこと、および/または要求された情報を共有することを受信者が希望しないことがあることに鑑みて、ネットワーク・アプリケーション204が要求された情報を選択された受信者から直接的に取得することの方が、より簡単かつより安全であり得る。たとえば、図5Iに示される受信者要求リンク560を送信者がタップしたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャは、図7Aに示されるように、受信者連絡インタフェース700を提供することができる。
受信者連絡インタフェース700は、「メッセンジャーを開く」オプションまたは選択可能な要素702と、「メッセージを送信する」オプションまたは選択可能な要素704と、「電子メールを送信する」オプションまたは選択可能な要素706と、「SMSを送信する」オプションまたは選択可能な要素708とを含み得る。受信者連絡インタフェース700は、「ヘルプ」オプションまたは選択可能な要素530も含み得る。1つまたは複数の実施形態では、送信者は、オプションまたは選択可能な要素702、704、706、および708のいずれかをタップすることによって、種々の制御部を起動し得る。たとえば、「メッセンジャーを開く」オプションまたは選択可能な要素702を送信者がタップしたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Bに示されるように、メッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェース510を提供し得る。したがって、送信者は、必要な受信者情報を受信者から直接的に収集するために、メッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェース510内で受信者と直接的に通信し得る。たとえば、送信者は、ユーザに、必要とされるか、または所望の情報を、電子メッセージを介して求める。次いで、送信者は、提供された情報を、ユーザによって提供された通りに受信者情報ユーザ・インタフェース556a、556bに入力することができる。
代替的に、「メッセージを送信する」オプションまたは選択可能な要素704を送信者がタップしたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者がソーシャル・メディア・メッセージを構築するためのテキスト入力制御部を提供し得る。ネットワーク・アプリケーション204は、構築されたソーシャル・メディア・メッセージを、ソーシャル・ネットワークを介して受信者に対して直接的に送信し得る。同様に、「電子メールを送信する」オプションまたは選択可能な要素706を送信者がタップしたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、テキスト入力制御部を提供して、送信者が標準的な電子メールを構築し、ユーザ・プロファイル・データベース246に記憶された電子メール・アドレスに受信者に対して送信できるようにし得る。加えて、「SMSを送信する」オプションまたは選択可能な要素708を送信者がタップしたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、テキスト入力制御部を提供して、送信者がテキスト・メッセージを構築し、受信者に関連付けられた電話番号で受信者に伝えることができるようにし得る。
1つまたは複数の実施形態では、上記で図7Aに関して説明された連絡方法のいずれかを送信者が選択したことに応答して、受信者は、受信者に関連付けられたモバイル・デバイスで通知を受信し得る。たとえば、図7Bに示されるように、図7Aに示される、「メッセージを送信する」オプションまたは選択可能な要素704を送信者がタップしたことに応答して、受信者は、モバイル・デバイス500aで通知を受信し得る。1つまたは複数の実施形態では、受信者に関連付けられたユーザ・インタフェース・マネージャ206は、通知のリスト714を含む通知インタフェース718を提供し得る。一実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、「お知らせ」オプションまたは選択可能な要素710をユーザがタップしたことに応答して、通知インタフェース718を表示し得る。加えて、一実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、新たな通知があることを受信者に知らせるように、「お知らせ」オプションまたは選択可能な要素710の上に重ね合わされた通知インジケータ712を提供し得る。
1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、通知のリスト714をさまざまな形で編成し得る。たとえば、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、時系列順に(たとえば、先入れ先出し)、アルファベット順に(たとえば、送信者ごとに)、タイプごと(たとえば、コメント、「いいね」、送金など)などに、通知のリスト714を編成し得る。通知のリスト714内の通知のいずれかをユーザがタップしたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、選択された通知に関連するさらなる情報とのインタフェースを提供し得る。
たとえば、図7Bに示されるように、「ルパール・シャルマがあなたに送金を送信したがっています…」というメッセージを含む通知716をユーザがタップしたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Iおよび図5Jで示される受信者情報インタフェース556a、556bを受信者に提供し得る。したがって、受信者は、送信者と潜在的な機密情報を共有する必要なく、またはユーザ・プロファイル・データベース246に情報を記憶する必要もなく、必要とされる受信者情報を提供し得る。受信者が受信者情報を提供すると、送信者は、受信者が受信者情報を提供し、送金工程が次の工程に進むことを送信者に知らせる、図7Bに示されるような類似の通知を受信し得る。
そのうえ、1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者の国と受信者の国との為替レートを連続的に監視し得る。図7Bで通知されるように、受信者が必要とされる受信者情報を直ちに提供しない場合、送信者の国と受信者の国との為替レートが変動し得ることがあり得る。その場合、送金工程における次の工程として送信者情報インタフェース566aおよび566bに進むのではなく、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Gに示されるように、計算インタフェース546を提供し得る。したがって、計算インタフェース546を利用して、送信者は、通貨為替レートに応じて、より多いか、またはより少ない送金資金を受信者に提供するために送金額を変え得る。
上記で言及されたように、図5Hに関して、送信者は、いくつかの送金方法のうちの1つを選択し得る。また、上記で言及されたように、送信者は、資金を送金する「ローカル・エージェント」方法を選択し得る。たとえば、図8Aに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送金方法555a、555b、555cをリストする送金方法選択インタフェース554aを提供し得る。ローカル・エージェント送金方法インジケータ555aとのユーザ対話が検出されたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、ローカル・エージェント送金方法インジケータ555aの下に、この送金タイプに関連付けられた情報のリストを提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、ロケーション・エージェント送金方法インジケータ555aを選択することは、ネットワーク・アプリケーション204が、移動されることになる送金を、ローカル・エージェントを介して受信者に向けることを意味する。
しかしながら、ネットワーク・アプリケーション204が送金のローカル・エージェント方法を続行することができる前に、ネットワーク・アプリケーション204がさらなる情報を必要とすることがある。たとえば、図8Aの「受信者情報を編集する」オプションまたは選択可能な要素800とのユーザの対話が検出されたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図8Bに示されるように、ローカル・エージェント選択インタフェース802を提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、ローカル・エージェント選択インタフェース802は、検索入力ボックス804と、選択可能な地図表示部806とを含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送金される資金が送達され得るローカル・エージェント・ロケーションを送信者が選択することを促進するために、検索入力ボックス804と選択可能な地図表示部806とを提供することができる。一実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者が検索条件を検索入力ボックス804に入力したことに応答して、エージェント・ロケーションのリストを提供し得る。ネットワーク・アプリケーション204は、考えられるエージェント・ロケーションをユーザ・インタフェース・マネージャ206に提供し得る。
別の実施形態では、ユーザは、選択可能な地図表示部806を使用してエージェント・ロケーションを選択し得る。たとえば、図8Bに示されるように、ネットワーク・アプリケーション204は、選択された受信者に関連付けられた地理的エリアとともに、エージェント・ロケーション情報をユーザ・インタフェース・マネージャ204に提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ204は、選択可能な地図表示部806を生成し得、1つまたは複数のエージェント・ロケーション・インジケータ808が、提供された地理的エリアの上に重ね合わされる。したがって、一実施形態では、送信者は、エージェント・ロケーション・インジケータ808のうちの1つを介してエージェント・ロケーションを選択し得る。
さらなる実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、受信者に関連付けられたクライアント・デバイス104bのロケーションを検出することができる。ネットワーク・アプリケーション204は、次いで、送信者のクライアント・デバイス104aのクライアント・アプリケーション202にロケーションを提供することができる。そのような実施形態では、選択可能な地図表示部806は、受信者のロケーションのインディケーションを提供するとともに、受信者が送金を検索するか、または受け取ることができるロケーション・エージェントのロケーションを提供することができる。本明細書における開示に鑑みて、これによって、受信者の現在のロケーションに最も近いローカル・エージェントを送信者が選択することが可能となることが理解されよう。
ユーザが送金のローカル・エージェント方法を選択した場合、ネットワーク・アプリケーション204は、上記で図5Iおよび図5Jに関して説明された情報とは異なる受信者情報を必要となり得る。たとえば、図8Cに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者が受信者の名前情報557を入力するためのテキスト・フィールドならびに図8Bで選択されたローカル・エージェントに関する受信者のロケーション情報810を含む受信者情報インタフェース556cの異なる実施形態を提供し得る。上記で説明されたように、送信者は、受信者要求リンク560をタップすることによって、必要な情報を受信者が提供することを必要とすることがある。送信者または受信者が必要な受信者情報を提供すると、送金工程は、送信者が送信者情報オプションまたは選択可能な要素564をタップしたことに応答して処理し得る。
上記で図5Eおよび図5Fに関して説明される受信者選択工程は、受信者に対して資金を初めて送金する送信者のための工程を含む。しかしながら、1つまたは複数の代替実施形態または追加実施形態では、送信者は、送信者が以前に資金を送金した受信者に対して資金を送金することがある。その場合、上記で図5Cおよび図5Dに関して説明されたように、送信者はログイン・クレデンシャルを提供することがあり、ネットワーク・アプリケーション204は、初期リスク・チェックを実行して、送信者が資金を送金し得るかどうかを決定することがある。
送信者のログイン・クレデンシャルが承認され、送信者に関連付けられたリスク・レベルが所定の閾値よりも高くない場合、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、以前の受信者選択インタフェース900を提供して、送信者が受信者を選択することを可能にし得る。図9Aに示されるように、送信者は、以前に1人の受信者に対して資金を送金している。1つまたは複数の実施形態では、以前の受信者選択インタフェース900は、「取引履歴」オプションまたは選択可能な要素908、「詳細を見る」リンク906、「アカウント」リンク903、および「ヘルプ」オプションまたは選択可能な要素532とともに、以前の受信者プロファイル902、ならびに新たな受信者インジケータ907を含み得る。以前の受信者プロファイル902を提供することによって、ネットワーク・アプリケーション204は、以前の受信者プロファイル902に関連付けられた受信者に対して資金を送信者が一度送金したこと、または以前の受信者プロファイル902に関連付けられた受信者に対して送信者が複数の送金を行ったことのどちらかを示していることがあることに留意されたい。
ネットワーク・アプリケーション204は、以前の受信者情報をユーザ・インタフェース・マネージャ206に提供し得る。たとえば、図9Aに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、以前の受信者選択インタフェース900の一部として以前の受信者プロファイル902を含む。1つまたは複数の実施形態では、以前の受信者プロファイル902は、限定するものではないが、以前の受信者の名前、以前の受信者に関連付けられたプロファイル・ピクチャなどの情報と、「送信する」オプションまたは選択可能な要素904とを含む。1つまたは複数の実施形態では、送信者は、単に「送信する」オプションまたは選択可能な要素904を選択することによって、以前の受信者プロファイル902に関連付けられた受信者に対して以前に送金された同じ額の送金を開始し得る。加えて、他の実施形態では、以前の受信者プロファイル902は、最新の送金取引の送金額、注目の受信者の所在地またはロケーション、注目の受信者と送信者との関係(たとえば、「母」、「親友」など)などの情報も加えて含み得る。代替的に、注目の受信者に関する追加情報は、「詳細を見る」リンク906との検出された対話を介してアクセスされ得る。
「詳細を見る」リンク906との対話を検出すると、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、注目の受信者との送信者の送金関係のより完全な概要を提供し得る。たとえば、図9Bに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、受信者情報916ならびに受信者取引情報918を含む送金概要インタフェース912を提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、受信者情報916は、受信者の正式の氏名、ロケーション、住所、銀行口座情報、好ましい取引方法(すなわち、電信送金、銀行口座、モバイル財布)、電子メール・アドレス、およびモバイルSMSなどの情報を含み得る。加えて、1つまたは複数の実施形態では、受信者取引情報918は、完了した送金取引および保留中の送金取引のリスティングを含み得る。そのうえ、1つまたは複数の実施形態では、送信者は、「編集する」オプションまたは選択可能な要素575を選択することによって、受信者情報916を編集し得る。
図9Bに示されるユーザ・インタフェースから、送信者は、注目の受信者とメッセージング・セッションを開始してもよいし、送金取引を続行してもよい。たとえば、図9Bに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送金概要インタフェース912の一部として、「送信する」オプションまたは選択可能な要素904および/または「メッセージ」オプションまたは選択可能な要素914を含み得る。1つまたは複数の実施形態では、送信者は、「送信する」オプションまたは選択可能な要素904と対話することによって、注目の受信者との送金取引を開始し得る。加えて、送信者は、「メッセージ」オプションまたは選択可能な要素914と対話することによって、注目の受信者とメッセージング・セッションを開始し得る。「メッセージ」オプションまたは選択可能な要素914とのユーザの対話を検出したことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Bのメッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェース510を含むようにモバイル・デバイス500の表示を更新し得る。したがって、1つまたは複数の実施形態では、送信者は、送金取引を開始する前に注目の受信者と直接的に通信し得る。
1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、受信者取引情報918の一部として、1つまたは複数の選択可能な取引インジケータ920a〜920cを含むことができる。たとえば、図9Bに示される取引インジケータ920aとの対話を検出したことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図9Cに示されるように、具体的な取引詳細を含む具体的な取引詳細インタフェース912を提供することができる。図9Cに示されるように、ネットワーク・アプリケーション204は、取引データベース244によって記憶された具体的な取引詳細をユーザ・インタフェース・マネージャ206に提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、限定するものではないが、取引のステータス(たとえば、「完了した」、「進行中」、「保留中」など)、取引に関連付けられた料金、取引の総コスト(すなわち、送金プラス料金)、取引が送信および受信された日付、ならびに送金の受領方法などの具体的な取引詳細924を含む具体的な取引詳細インタフェース922を表示し得る。ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送金額、料金、および総コストに関する情報をさまざまな通貨で含んでよい(たとえば、送金額は受信者の通貨でリストされてもよいが、料金および総コストは送信者の通貨でリストされてもよい)。
図9Bに示されていないが、ネットワーク・アプリケーション204は、特定の受信者に対する送金工程を自動化するために選択可能なオプションを提供し得る。たとえば、送信者は、特定の受信者に対して同じ額で定期的な送金を行い得る。1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、受信者取引情報918を分析して、選択された受信者に対して同じ額で定期的な送金が行われていることを決定し得る。この分析に応答して、ネットワーク・アプリケーション204は、定期的な送金を自動的に継続するためのオプションを送信者に提供し得る。その場合、選択された受信者のための自動的送金を「オンにする」ことは、送信者がそのオプションを「オフにする」まで無期限に継続する。
図9Aを再度参照すると、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、新たな受信者インジケータ907も含み得る。たとえば、図9Aに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者が新たな受信者に関する初回送金取引を開始し得るように、新たな受信者インジケータ907を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、新たな受信者インジケータ907との対話を検出したことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図5Eに示されるように、宛先選択ユーザ・インタフェース536を提供し得る。
1つまたは複数の実施形態では、送信者は、2人以上の受信者との送金を執行することがある。たとえば、図9Dに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、以前の受信者プロファイル902および902aを含む以前の受信者選択インタフェース900aを提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、上記で説明したように、送信者は、以前の受信者プロファイル902および902aのうちの1つを選択することによって、以前の受信者プロファイル902および902aの各注目の受信者に固有の情報にアクセスし得る。代替実施形態では、送信者は、以前に3人以上の受信者に対して資金を送金した可能性がある。その実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、スクロール可能なリスト、サブグループにグループ分けされたリスト、または別の方法で編成され視認可能なリスト内で、2つ以上の以前の受信者プロファイル902を提供し得る。
上記で説明した他の要素に加えて、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、以前の受信者選択インタフェース900aの一部として、「アカウント」リンク903を提供し得る。たとえば、図9Dに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、選択可能な「アカウント」リンク903を含み得る。図9Dでは以前の受信者選択インタフェース900aの上に示されているが、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、以前の受信者選択インタフェース900a内の任意の場所に、選択可能な「アカウント」リンク903を表示してもよい。
図9Dの「アカウント」リンク903の選択を検出したことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者に関連付けられたアカウント情報を含むアカウント概要を提供し得る。たとえば、図9Eに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者アカウント情報928を含むアカウント概要インタフェース926を提供し得る。1つまたは複数の実施形態では、送信者アカウント情報928は、送信者の支払い情報(たとえば、デビット・カード情報、銀行口座情報、クレジット・カード情報など)と、送信者の個人情報(たとえば、正式の氏名、住所、電話番号、電子メール・アドレスなど)と、送信者に関連付けられたプライバシー設定とを含むことができる。加えて、送信者は、「編集する」オプションまたは選択可能な要素575をタップすることによって、送信者アカウント情報928のいずれかを編集し得る。代替実施形態では、送信者アカウント情報928は、モバイル財布設定、自動送金設定などの、他の送信者情報または追加の送信者情報を含み得る。そのうえ、1つまたは複数の代替実施形態では、送信者アカウント情報928は、ソーシャル・ネットワーク・プロファイルから得られた送信者情報またはユーザ・プロファイル・データベース246によって提供された身元とともに増加され得る。
1つまたは複数の実施形態では、送信者は、2人以上の受信者との送金を執行し、かつ1つまたは複数の保留中の送金取引を有していることがある。たとえば、図9Fに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、2つ以上の以前の受信者プロファイル902および902aならびに保留中の取引の進捗インジケータ928を含む以前の受信者選択インタフェース900bを提供し得る。加えて、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、以前の受信者選択インタフェース900aの一部として、「ヘルプ」オプションまたは選択可能な要素532、「アカウント」リンク903、および「取引履歴」オプションまたは選択可能な要素930などの他の要素を含んでよい。
ネットワーク・アプリケーション204は、送信者にすべての保留中の取引の進捗を知らせ続けるために、ユーザ・インタフェース・マネージャ206に情報を提供することができる。たとえば、図9Fに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、以前の受信者選択インタフェース900bの一部として、保留中の取引の進捗インジケータ929を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、保留中の取引の進捗インジケータ929は、特定の受信者との送金取引におけるさまざまな完全な工程および不完全な工程のグラフィック表現である。たとえば、図9Fに示されるように、保留中の取引の進捗インジケータ929は、「ID:A 123B456C7」との「18200インドルピー」の額での現在の保留中の取引が確認され、移動中であることを送信者に示す。1つまたは複数の実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、チェックマーク、色の変更、または任意の類似のインジケータを用いて、完了した工程を示し得る。ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、特定の工程がいつスケジュールされるか、または行われると予測されるかを示すタイミング・インジケータ(たとえば、「30分以内」)に隣接して、不完全な工程を表示し得る。1つまたは複数の実施形態では、送金取引の各工程が完了すると、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、工程完了を反映するために保留中の取引の進捗インジケータ929を更新し得る。
図9Aおよび図9Dと同様に、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、以前の受信者選択インタフェース900bの一部として、「取引履歴」オプションまたは選択可能な要素930を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、「取引履歴」オプションまたは選択可能な要素930との対話を検出したことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送信者によって執行されたすべての送金のリスティングを表示する取引概要を提供し得る。たとえば、図9Gに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、保留中の取引932と完了した取引934の両方のリスティングを含む取引概要インタフェース931を提供し得る。1つまたは複数の代替実施形態では、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、取引リスティングを受信者に従って時系列順に編成し得、および/または取引リスティングを検索可能またはフィルタ可能にし得る。そのうえ、上記で説明したように、完了した取引934のいずれかの選択を検出したことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、図9Cに関して説明されたように、具体的な取引詳細インタフェース922を提供し得る。
上記で言及されたように、送信者は、保留中の送金取引の具体的な詳細も見ることがある。たとえば、送信者の指によって保留中の取引936とのインタラクションを検出したことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、選択された保留中の取引936に関する具体的な詳細を含む保留中の取引詳細を提供することができる。たとえば、図9Hに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、保留中の取引の進捗インジケータ929ならびに具体的な取引詳細940を含む保留中の取引詳細インタフェース938を提供することができる。1つまたは複数の実施形態では、図9Hの保留中の取引の進捗インジケータ929は、上記で図9Fに関して説明した情報と同じ情報を示し得る。代わりに、または加えて、図9Hの保留中の取引の進捗インジケータ929は、送金取引工程における各工程に関連付けられた詳細などの、さらに多くの情報を示してもよい。1つまたは複数の実施形態では、具体的な取引詳細940としては、ステータス情報、料金およびコスト情報、日付情報、受信方法情報、ならびに取引に関係する他の情報があり得る。
1つまたは複数の実施形態では、送信者は、以前の受信者との送金を完了し、かつ現在保留中の送金取引を有していることがある。たとえば、図9Iに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、「ヘルプ」オプションまたは選択可能な要素532、アカウント・リンク903、「取引履歴」オプションまたは選択可能な要素908、およびアバウト・リンク910に加えて、以前の受信者プロファイル902と、新たな受信者インジケータ907と、保留中の取引の進捗インジケータ929とを含む、以前の受信者選択インタフェース900cを提供することができる。したがって、1つまたは複数の実施形態では、送信者は、以前の送金取引および保留中の送金取引から詳細を見るか、または上記で説明されたように、単一ユーザ・インタフェースから新たな受信者に関する取引を開始することもある。
ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送金インタフェースの大部分の一部として、「ヘルプ」オプションまたは選択可能な要素532を含み得る。たとえば、図9Iに示されるように、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、以前の受信者選択インタフェース900cの上に、「ヘルプ」オプションまたは選択可能な要素532を含む。1つまたは複数の実施形態では、「ヘルプ」オプションまたは選択可能な要素532との対話が検出されたことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、1つまたは複数の情報カテゴリを含むインタフェースを提供し得る。特定の一実施形態では、この1つまたは複数の情報カテゴリは、資金を送金しようとする送信者に対して情報およびサポートを提供する。1つまたは複数の情報カテゴリは、選択可能、スクロール可能、拡張可能などであってよい。1つまたは複数の代替実施形態では、情報カテゴリは、送信者が「ヘルプ」オプションまたは選択可能な要素532をタップしたユーザ・インタフェースに応じて変化してもよい。
加えて、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送金工程についての余分な情報および詳細を提供し得る。たとえば、図9Iに示されるように、アバウトのオプションまたは選択可能な要素910のユーザの対話を検出したことに応答して、ユーザ・インタフェース・マネージャ206は、送金工程に関連するさまざまな情報カテゴリを表示することができる。したがって、送信者は、送金マネージャ・ネットワーク・アプリケーション204を含む送金工程に関連するいくつかの問題について読むことがある。
本明細書で説明される1つまたは複数の実施形態では、送信者が過去に特定の受信者に対して資金を送金した場合、その過去の受信者に関連付けられたリスク・レベルは十分に低いと仮定され得る。しかしながら、1つまたは複数の実施形態では、ネットワーク・アプリケーション204は、送信者がそれらの選択された受信者に対して資金を過去に送金したかどうかにかかわらず選択された受信者のためのリスク・レベルを継続的に計算し得る。これは、たとえば、最初の成功した送金の後に、受信者が非サービス国に移動した場合、送信者と受信者との間の対話データが著しく変化した場合、受信者が詐欺的であることがわかった場合などに、特に有用なことがある。
図1〜図9I、対応するテキスト、および例は、ソーシャル・ネットワークを介して資金を電子的に送金するためのいくつかの異なるシステムおよびデバイスを提供する。前述の内容に加えて、実施形態は、特定の結果を達成するための方法における動作および工程からなるフローチャートに関しても説明可能である。たとえば、図10〜図15は、より少ないまたはより多い工程/動作を用いて実行されてもよいし、その工程/動作は異なる順序で実行されてもよい。加えて、本明細書で説明される工程/動作は、互いと並列に反復または実行されてもよいし、同じまたは類似の工程/動作の異なるインスタンスと並列に反復または実行されてもよい。
図10は、ソーシャル・ネットワークを介して資金を電子的に送金する1つの例示的な方法1000のフローチャートを示す。方法1000は、資金を電子的に送金する要求を受信する動作1010を含む。具体的には、動作1010は、受信者102bに対して資金を電子的に送金する要求を送信者102aから受信する工程を含むことができ、送信者102aと受信者102bはソーシャル・ネットワーキング・システムを介して関連付けられている。1つまたは複数の実施形態では、受信者102bに対して資金を電子的に送金する要求は、ソーシャル・ネットワーク制御を介して受信され得る。
方法1000は、ソーシャル・ネットワークからの情報にアクセスする動作1020をさらに含む。具体的には、動作1020は、送信者102a、受信者102bのうちの1つもしくは複数、または送信者102aと受信者102bとの関係についての、ソーシャル・ネットワーキング・システムからの情報にアクセスする工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムからのアクセスされる情報は、送信者102aと選択された受信者102bとの間のソーシャル・ネットワーク・メッセージの数、頻度、または長さ、送信者102aによる、選択された受信者102bを参照するソーシャル・ネットワーク投稿、受信者102bによる、選択された送信者102aを参照するソーシャル・ネットワーク投稿、送信者102aと選択された受信者102bの両方を含むか、または参照する投稿されたソーシャル・ネットワーク・メディア、送信者102aと選択された受信者102bとの間に共通するソーシャル・ネットワーク上の友人の数、ならびに送信者102aおよび選択された受信者102bが同じ地理的エリアに同時にいたことを示す1つまたは複数のロケーション・チェックイン、のうちの1つまたは複数からなる。
方法1000は、資金を送金する要求に関連付けられたリスク・レベルを計算する動作1030をさらに含む。具体的には、動作1030は、ソーシャル・ネットワーキング・システムからの情報に基づいて資金を送金する要求に関連付けられたリスク・レベルを計算する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、計算されるリスク・レベルは、資金を送金する要求を複数の範囲のうちの1つに入れ得る。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、この複数の範囲は、合格範囲、ソーシャル・ネットワーク・アカウントを確認する範囲、レビューのために一時停止する範囲、身元の証明のために一時停止する範囲、およびブロックされる範囲からなる。
方法1000は、資金を電子的に送金する動作1040をさらに含む。具体的には、動作1040は、識別されたリスク・レベルが所定の閾値を下回る場合に受信者102bに対して資金を電子的に送金する要求を続行する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、所定の閾値は、低リスクという識別されたリスク・レベル、またはノー・リスクである。
方法1000は、資金を電子的に送金する要求をキャンセルする動作1050をさらに含む。具体的には、動作1050は、識別されたリスク・レベルが所定の閾値を上回る場合に受信者102bに対して資金を電子的に送金する要求をキャンセルする工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、所定の閾値は、高リスクという識別されたリスク・レベル、または最大リスクである。
方法1000は、アクセスされたソーシャル・ネットワーク情報に基づいて、送信者102aがソーシャル・ネットワークのメンバであった時間の長さ、送信者102aの居住国、または受信者102bに関連付けられた宛先国に送信者102aが関係したアクティビティのレベル、のうちの少なくとも1つを決定する工程をさらに含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、方法1000は、送信者102aがソーシャル・ネットワークのメンバであった時間の長さ、送信者102aの居住国、または受信者102bに関連付けられた宛先国に送信者102aが関係したアクティビティのレベル、のうちの少なくとも1つを使用してリスク・レベルを計算する工程をさらに含むことができる。そのうえ、方法1000は、アクセスされたソーシャル・ネットワーク情報に基づいて、受信者102bがソーシャル・ネットワークのメンバであった時間の長さ、受信者の居住国、または受信者102bが送信者102aとともに行った対話アクティビティのレベル、のうちの少なくとも1つを決定する工程も含むことができる。
方法1000は、アクセスされたソーシャル・ネットワーク情報に基づいて送信者102aのための実在度スコアを計算する工程と、送信者102aのための実在度スコアを使用してリスク・レベルを計算する工程とをさらに含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、送信者102aのための実在度スコアを計算する工程は、送信者102aが、ソーシャル・ネットワークに対する投稿写真においてタグ付けされているかどうか、ソーシャル・ネットワークの共同ユーザが送信者102aの誕生日を祝うことを希望したかどうか、送信者102aとソーシャル・ネットワークの共同ユーザとの間で交換されたメッセージの数、または共同ユーザが、送信者102aによってなされた投稿に対して「いいね」を表明したか、もしくはコメントしたかどうか、のうちの1つまたは複数を決定する工程を含むことができる。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、送信者102aが、ソーシャル・ネットワークに対して投稿された写真においてタグ付けされた場合、ソーシャル・ネットワークの共同ユーザが送信者102aの誕生日を祝うことを希望した場合、送信者102aとソーシャル・ネットワークの共同ユーザとの間で交換されたメッセージの数が所定の量よりも多い場合、および共同ユーザが、送信者102aによってなされた投稿に対して「いいね」を表明したか、またはコメントした場合、送信者102aの実在度スコアは高い。
方法1000は、送信者102aの居住国および受信者102bの居住国を決定する工程をさらに含み、送信者102aの居住国と受信者102bの居住国は異なる国である。1つまたは複数の実施形態では、方法1000は、送信者102aの居住国または受信者102bの居住国のうちの1つまたは複数が承認されていないことに基づいて、受信者に対して資金を電子的に送金する要求をキャンセルする工程も含むことができる。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、送信者102aの居住国または受信者102bの居住国が、ソーシャル・ネットワークを介して送金を受信することができない場合、送信者102aの居住国または受信者102bの居住国のうちの1つまたは複数は承認されない。
方法1000は、リスク・レベルが所定の範囲内である場合に送信者102aが受信者102bに対して送金することができる資金の額を制限する工程も含むことができる。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、資金の額が制限される所定の範囲は、中間リスク・レベルを示す範囲である。加えて、方法1000は、リスク・レベルが所定の範囲内である場合、受信者に対して資金を送金するためにチャレンジに合格するように送信者102aに求める工程を含むことができる。たとえば、送信者102aは、資金を送金する要求に関連付けられたリスク・レベルが中間リスク・レベルである場合、資金を送金するために、チャレンジに合格するように求められ得る。1つまたは複数の実施形態では、チャレンジは、送信者102aのためのソーシャル・ネットワーク・プロファイル内の情報または送信者102aのソーシャル・ネットワーク上の友人についてのソーシャル・ネットワークからの情報に基づく質問を含むことができる。
図11は、ソーシャル・ネットワークを介して受信者に対して資金を電子的に送金する別の方法1100のフローチャートを示す。方法1100は、資金を電子的に送金する要求を受信する動作1110を含む。具体的には、動作1110は、資金を電子的に送金する要求を送信者102aから受信する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、資金を電子的に送金する要求を送信者102aから受信する工程は、ソーシャル・ネットワーク・メッセージを介するものとすることができる。
方法1100は、第1のリスク・レベルを計算する動作1120も含むことができる。具体的には、動作1120は、資金を送金するために送信者に関連付けられた第1のリスク・レベルを計算する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、方法1100は、送信者102aがソーシャル・ネットワークのメンバであった時間の長さ、送信者102aの居住国、または受信者102bに関連付けられた宛先国に送信者102aが関係したアクティビティのレベルを決定する工程と、送信者102aがソーシャル・ネットワークのメンバであった時間の長さ、送信者102aの居住国、または受信者102bに関連付けられた宛先国に送信者102aが関係したアクティビティのレベル、のうちの少なくとも1つを使用して第1のリスク・レベルを計算する工程とを含むことができる。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、受信者102bに関連付けられた宛先国に送信者102aが関係したアクティビティのレベルを判定することは、送信者102aが宛先国から得たソーシャル・ネットワーク上の友人の数、または送信者102aが宛先国を訪れたことがあるかどうか、のうちの1つまたは複数を決定することを含むことができる。
方法1100は、受信候補者のリストを提供する動作1130をさらに含むことができる。具体的には、動作1130は、送信者102aに関連付けられた第1のリスク・レベルが第1の所定の閾値を下回ることに基づいて資金の受信候補者のリストを提供する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、資金の受信候補者のリストを提供する工程は、電子的に送金された資金を受信するために送信者102aによって選択される可能性の高い複数の受信候補者を決定すること、選択される可能性のある受信候補者をリストに含めることを含むことができる。
方法1100は、受信者の選択を受信する動作1140をさらに含むことができる。具体的には、動作1140は、受信候補者のリストからの受信者102bの選択を受信する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、受信候補者のリストからの受信者102bの選択を受信する工程は、選択された受信者のソーシャル・ネットワーク識別子を受信することも含むことができる。
加えて、方法1100は、関係係数を計算する動作1150を含むことができる。具体的には、動作1150は、送信者102aと選択された受信者102bとの関係を表す関係係数を計算する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、送信者102aと選択された受信者102bとの関係を表す関係係数を計算する工程は、送信者102aと選択された受信者102bとのソーシャル・ネットワーク上の対話を分析することを含む。たとえば、送信者102aと選択された受信者102bとのソーシャル・ネットワーク上の対話を分析することは、送信者102aと選択された受信者102bとの関係の強度を示すソーシャル・ネットワーク・アクティビティを分析すること、送信者102aと選択された受信者102bとの間の過去の電子的資金送金を識別すること、のうちの1つまたは複数を含む。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、送信者102aと選択された受信者102bとの関係の強度を示すソーシャル・ネットワーク・アクティビティを分析することは、送信者102aと選択された受信者102bとの間のソーシャル・ネットワーク・メッセージの数、頻度、または長さ、送信者102aが選択された受信者102bを参照するソーシャル・ネットワーク投稿、受信者102bが選択された送信者102aを参照するソーシャル・ネットワーク投稿、送信者102aと選択された受信者102bの両方を含むか、または参照する投稿されたソーシャル・ネットワーク・メディア、送信者102aと選択された受信者102bに共通するソーシャル・ネットワーク上の友人の数、ならびに送信者102aおよび選択された受信者102bが同じ地理的エリアに同時にいたことを示す1つまたは複数のロケーション・チェックインを分析すること、のうちの1つまたは複数を分析することを含む。
方法1100は、第2のリスク・レベルを決定する動作1160も含むことができる。具体的には、動作1160は、送信者102aと選択された受信者102bとの識別された関係係数に基づいて、資金を電子的に送金する要求のための第2のリスク・レベルを決定する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、識別された関係係数が高い場合、第2のリスク・レベルは低い。
加えて、方法1100は、資金を送金する要求を続行する動作1170を含むことができる。具体的には、動作1170は、第2のリスク・レベルが第2の所定の閾値を下回る場合に、受信者102bに対して資金を電子的に送金する要求を続行する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、第1のリスクが第1の所定の閾値を下回り、関係係数が高い場合、第2のリスク・レベルは第2の所定の閾値を下回る。
方法1100は、資金を送金する要求をキャンセルする動作1180も含むことができる。具体的には、動作1180は、第2のリスク・レベルが第2の所定の閾値を上回る場合に、選択された受信者102bに対して資金を電子的に送金する要求をキャンセルする工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、関係係数が低い場合、第2のリスク・レベルは第2の所定の閾値を上回る。
方法1100は、送信者と受信者との黙示的な関係スコア(implied relationship score)を計算する工程も含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、送信者と受信者との黙示的な関係スコアは、送信者102aと選択された受信者102bの友人との間のソーシャル・ネットワーク・メッセージの数、頻度、もしくは長さ、または選択された受信者102bと送信者102aの友人との間のソーシャル・ネットワーク・メッセージの数、頻度、もしくは長さ、のうちの1つまたは複数に基づく。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、方法1100は、送信者102aと受信者102bとの黙示的な関係スコアを使用して、送信者102aと選択された受信者102bとの関係を表す関係係数を計算する工程も含むことができる。
図12は、ソーシャル・ネットワークを介して受信者に対して資金を電子的に送金する別の方法1200のフローチャートを示す。方法1200は、資金を電子的に送金する要求を受信する動作1210を含む。具体的には、動作1210は、受信者102bに対して資金を電子的に送金する要求を1つまたは複数のサーバにおいて送信者102aから受信する工程を含むことができ、送信者102aと受信者102bはソーシャル・ネットワーキング・システムを介して関連付けられる。1つまたは複数の実施形態では、受信者102bに対して資金を電子的に送金する要求を1つまたは複数のサーバにおいて送信者102aから受信する工程は、1つまたは複数の取引パラメータを送信者102aから受信することを含む。
1つまたは複数の実施形態では、1つまたは複数の取引パラメータは、受信者の身元、送信者の身元、送金額、宛先国、または受信方法のうちの1つまたは複数を含むことができる。たとえば、受信方法としては、ローカル・エージェント、銀行口座、またはモバイル財布を含み得る。1つまたは複数の実施形態では、受信者の身元および送信者の身元は、ソーシャル・ネットワーク上の身元に基づき得る。
方法1200は、送金情報が必要とされることを決定する動作1220も含むことができる。具体的には、動作1220は、受信者102bに対して資金を電子的に送金するために受信者102bからの送金情報が必要とされることを1つまたは複数のサーバによって決定する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、受信者102bからの送金情報が必要とされることを決定する工程は、受信者の個人情報が必要とされることを決定することを含むことができる。たとえば、受信者の個人情報は、受信者の正式の氏名、受信者の住所、受信者の電話番号、受信者の電子メール・アドレス、または受信者の銀行口座情報のうちの1つまたは複数を含むことができる。
方法1200は、1つまたは複数の取引詳細を保存する動作1230をさらに含むことができる。具体的には、動作1230は、受信者102bに対して資金を電子的に送金する要求に関連する1つまたは複数の取引詳細を1つまたは複数のサーバによって保存する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、受信者102bに対して資金を電子的に送金する要求に関連する1つまたは複数の取引詳細を保存する工程は、送信者102aから受信された1つまたは複数の取引パラメータを保存することを含むことができる。
加えて、方法1200は、送金情報要求を送信する動作1240を含むことができる。具体的には、動作1240は、受信者102bに対して送金情報要求を1つまたは複数のサーバによって送信する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、受信者102bに対して送金情報要求を送信する工程は、受信者102bに対してソーシャル・ネットワーク通知を送信することを含むことができる。たとえば、動作1240は、受信者102bがソーシャル・ネットワーク通知と対話するときに受信者102bが個人情報を入力することを可能にする1つまたは複数のフォームを提供する工程をさらに含むことができる。
方法1200は、要求された送金情報を受信する動作1250も含むことができる。具体的には、動作1250は、要求された送金情報を1つまたは複数のサーバにおいて受信者102bから受信する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、要求された送金情報を受信者102bから受信する工程は、要求された送金情報を1つまたは複数のフォームを介して受信する工程を含み得る。方法1200は、要求された送金情報を受信すると送信者の国の通貨と受信者の国の通貨との間の為替レートを計算する工程も含むことができる。
方法1200は、資金を電子的に送金するための要求を継続する動作1260をさらに含むことができる。具体的には、動作1260は、要求された送金情報を受信者102bから受信したことに応答して、1つまたは複数のサーバによって、保存された1つまたは複数の取引詳細および受信された送金情報を使用して、受信した要求に伴い受信者に対して資金を電子的に送金することを継続する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、受信者102bに対して資金を電子的に送金するための要求を受信することを継続する工程は、保存された1つまたは複数の取引詳細および受信された送金情報を送金ネットワークに対して転送することを含むことができる。
図13は、ソーシャル・ネットワークを介して受信者に対して資金を電子的に送金する別の方法1300のフローチャートを示す。方法1300は、資金を電子的に送金する要求を受信する動作1310を含む。具体的には、動作1310は、資金を電子的に送金する要求を1つまたは複数のサーバにおいて送信者102aから受信する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、資金を電子的に送金する要求を1つまたは複数のサーバにおいて送信者102aから受信する工程は、1つまたは複数の取引パラメータを送信者102aから受信することを含み得る。
方法1300は、資金の電子送金のための受信者の選択を受信する動作1320を含むことができる。具体的には、動作1320は、資金の電子送金のための受信者102bの選択および資金の電子送金に関連する1つまたは複数の取引詳細を1つまたは複数のサーバにおいて送信者102aから受信する工程を含むことができ、受信者102bと送信者102aはソーシャル・ネットワーキング・システムを介して接続される。1つまたは複数の実施形態では、資金の電子送金のための受信者102bの選択を受信する工程は、受信者102aのソーシャル・ネットワーク上の身元を受信することを含むことができる。たとえば、1つまたは複数の実施形態では、資金の電子送金に関連する1つまたは複数の取引詳細を受信する工程は、受信者の身元、送信者の身元、送金額、宛先国、または受信方法のうちの1つまたは複数を受信することを含む。
方法1300は、送金情報が必要とされることを決定する動作1330をさらに含み得る。具体的には、動作1330は、受信者102bを選択するために送金情報が必要とされることを1つまたは複数のサーバによって決定する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、受信者102bを選択するために送金情報が必要とされることを決定する工程は、選択された受信者102bから正式の氏名、住所、電話番号、電子メール・アドレス、または銀行口座情報のうちの1つまたは複数が必要とされることを決定することを含むことができる。
方法1300は、送金情報を供給するために受信者に対して要求を送信する動作1340をさらに含み得る。具体的には、動作1340は、ソーシャル・ネットワーキング・システムによって記憶された受信者のための連絡先情報を使用して送金情報を供給するために、受信者に対して要求を1つまたは複数のサーバによって送信する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、ソーシャル・ネットワークによって記憶された受信者102bのための連絡先情報を使用して送金情報を供給するために受信者に対して要求を送信する工程は、ソーシャル・ネットワーク通知を受信者102bに送信することを含むことができる。たとえば、ソーシャル・ネットワーク通知を送信する工程は、ポップアップ通知、ソーシャル・ネットワーク・メッセージ、またはアイコン通知のうちの1つまたは複数を送信することを含むことができる。
そのうえ、方法1300は、送金情報を受信する動作1350を含むことができる。具体的には、動作1350は、送金情報を1つまたは複数のサーバにおいて受信者102bから受信する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、受信者102bからの送金情報は、1つまたは複数のフォームを介して受信され得る。
加えて、方法1300は、資金の電子送金を開始する動作1360を含むことができる。具体的には、動作1360は、1つまたは複数の取引詳細および受信者102bから受信された送金情報を使用して受信者102bに対する資金の電子送金を開始する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、方法1300は、受信者102bに対する資金の電子送金を開始する前に、1つまたは複数の取引詳細および受信者102bから受信された送金情報をレビューすることを含み得る。1つまたは複数の実施形態では、方法1300は、1つまたは複数のサーバが要求された送金情報を受信者が供給したという確認を送信者に対して送信する工程も含み得る。
図14は、ソーシャル・ネットワークを介して受信者に対して資金を電子的に送金する別の方法1400のフローチャートを示す。方法1400は、メッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェースを提供する動作1410を含む。具体的には、動作1410は、ユーザと共同ユーザとの間で交換された複数の電子メッセージからなる通信スレッドを含むメッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェースを提供する工程を含むことができる。
方法1400は、オプションの選択を識別する動作1420も含むことができる。具体的には、動作1420は、ユーザから共同ユーザに資金を電子的に送金するためのメッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェース内のオプションの選択を識別する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、資金を電子的に送金するためのメッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェース内のオプションは、タッチ・スクリーン・アイコンであってよい。
方法1400は、金銭の額を識別する動作1430を含むことができる。具体的には、動作1430は、ユーザが共同ユーザに対して送信することを希望する金銭の額を識別する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、ユーザが共同ユーザに対して送信することを希望する金銭の額を識別する工程は、共同ユーザからユーザへの電子メッセージに基づき得る。
方法1400は、共同ユーザの国を識別する動作1440をさらに含むことができる。具体的には、動作1440は、共同ユーザのために維持されたプロファイル情報に基づいて、共同ユーザに関する国を少なくとも1つのプロセッサによって識別する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、ユーザの国を識別する工程は、ユーザに関連付けられたクライアント・デバイスの検出されたロケーションに基づき得る。
加えて、方法1400は、調整される金銭の額を計算して共同ユーザに対して送信する動作1450を含むことができる。具体的には、動作1450は、調整される金銭の額を計算して、共同ユーザが為替レートを使用するために識別された国の通貨で共同ユーザに送信する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、方法1400は、調整される金銭の額が、ユーザに関連付けられた制限よりも多い場合、資金を電子的に送金するためのオプションを拒否するメッセージをメッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェースに提供する工程をさらに含むことができる。
そのうえ、方法1400は、調整された金銭の額の送金を開始する動作1460を含むことができる。具体的には、動作1460は、共同ユーザに対して、調整された金銭の額を含む送金を開始する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、方法1400は、送金の開始を示す確認グラフィカル・ユーザ・インタフェースを提供する工程をさらに含むことができる。
方法1400は、共同ユーザのステータスを識別する工程も含むことができ、共同ユーザのステータスはアクティブである。加えて、方法1400は、共同ユーザに関連付けられた支払いクレデンシャルを識別する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、共同ユーザのステータスがアクティブであり、支払いクレデンシャルが共同ユーザに関連付けられる場合、方法1400は、送金を開始するためにユーザに送金フォームを提供する工程を含むことができる。
一実施形態では、方法1400は、共同ユーザに関する支払いイベントが発生したか、または今発生しようとしていることを推測する工程と、推測された支払いイベントに応答して共同ユーザに対して資金を送金するためにユーザに対して通知を送信する工程とを含むことができる。たとえば、支払いイベントは、誕生日、結婚、宗教的イベント、記念日、または休日のうちの1つまたは複数とすることができる。1つまたは複数の実施形態では、共同ユーザに関する支払いイベント発生したか、または今発生しようとしていることを推測する工程は、ソーシャル・ネットワーキング・システムによって維持された共同ユーザについての情報を分析することに基づく。
方法1400は、共同ユーザに資金を送達するための送金方法の選択を識別する工程をさらに含み得る。1つまたは複数の実施形態では、方法1400は、選択された送金方法に基づいて共同ユーザについての送金情報をユーザに要求する工程も含む。加えて、または代替的に、方法1400は、ソーシャル・ネットワーキング・システムによって維持された共同ユーザについての情報に基づいて、共同ユーザに関する1つまたは複数の送金情報を自動で設定する工程も含むことができる。
加えて、方法1400は、ソーシャル・ネットワーク通知を介して送金情報を共同ユーザに要求する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、方法1400は、ユーザから共同ユーザへの資金の電子送金における一時停止をユーザに通知する工程をさらに含むことができる。加えて、方法1400は、要求された送金情報を共同ユーザから受信する工程と、要求された送金情報の共同ユーザからの受信をユーザに通知する工程とを含み得る。そのうえ、方法1400は、共同ユーザから受信された送金情報に基づいてユーザから共同ユーザへの資金の電子送金を継続する工程も含むことができる。
図15は、ソーシャル・ネットワークを介して受信者に対して資金を電子的に送金する別の方法1500のフローチャートを示す。方法1500は、資金を電子的に送金する要求を受信する動作1510を含む。具体的には、動作1510は、資金を電子的に送金する要求を送信者から受信する工程を含むことができる。
方法1500は、送信者に関連付けられた複数の受信候補者を識別する動作1520を含むことができる。具体的には、動作1520は、資金の送金を受信するのに適格な国に居住し、かつソーシャル・ネットワークを介して送信者に関連付けられた複数の受信候補者をサーバによって識別する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、動作1520は、送金資金を受信するのに適格な国のリストを提供する工程と、適格な国の選択を受信する工程とをさらに含むことができ、この適格な国は、送金資金を受信するのに適格な国のリストから選択される。したがって、一実施形態では、送金資金を受信するに適格な国に居住する複数の受信候補者は、選択された適格な国に居住する。
方法1500は、複数の受信候補者の各々の関係係数を計算する動作1530も含むことができる。具体的には、動作1530は、ソーシャル・ネットワーキング・システムのデータに基づいて複数の受信候補者の各々の関係係数を計算する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、関係係数は、送信者と複数の受信候補者の各々との関係の強度を示す。
加えて、方法1500は、高い関係係数を有する1つまたは複数の受信候補者からなるリストを提供する動作1540を含むことができる。具体的には、動作1540は、高い関係係数を有する1つまたは複数の受信候補者からなるリストを送信者に提供する工程を含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、動作1540は、1つまたは複数の受信候補者の各々の関係係数に基づいて1つまたは複数の受信候補者からなるリストをランキングする工程をさらに含むことができる。一実施形態では、1つまたは複数の受信候補者からなるリストは、1つまたは複数の受信候補者の各々に関連付けられた支払いイベントに基づいて、さらにランキングされる。
更に、方法1500は、受信候補者に関連付けられた支払いイベントを推測する工程と、支払いイベントに関連付けられた受信候補者を1つまたは複数の受信候補者のリストに含める工程も含むことができる。1つまたは複数の実施形態では、支払いイベントは、誕生日、結婚、宗教的イベント、記念日、または休日のうちの1つまたは複数である。一実施形態では、方法1500は、受信候補者に関連付けられた次回の推測される支払いイベントの送信者に注意を促す工程をさらに含むことができる。
本開示の実施形態では、以下に詳述する通り、たとえば1つまたは複数のプロセッサおよびシステムメモリ等のコンピュータハードウェアを備えた専用または汎用コンピュータを備えるか、または利用するようにしてもよい。また、本開示の発明の範囲内の実施形態には、コンピュータ実行可能な命令および/またはデータ構造を搬送または記憶する物理的なコンピュータ可読媒体および他のコンピュータ可読媒体を含む。とりわけ、本明細書に記載のプロセスのうちの1つまたは複数は、非一時的コンピュータ可読媒体にて具現化され、1つまたは複数のコンピューティング・デバイス(たとえば、本明細書に記載のメディアコンテンツアクセスデバイスのいずれか)により実行可能な命令として、その少なくとも一部が実装されていてもよい。一般的には、プロセッサ(たとえば、マイクロプロセッサ)が非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、メモリ等)から命令を受け取り、これらの命令を実行することによって、本明細書に記載のプロセスのうちの1つまたは複数等、1つまたは複数のプロセスを実行する。
コンピュータ可読媒体としては、汎用または専用コンピュータシステムによりアクセス可能な任意の利用可能な媒体が可能である。コンピュータ実行可能な命令を記憶するコンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体(デバイス)である。コンピュータ実行可能な命令を搬送するコンピュータ可読媒体は、伝送媒体である。このように、非限定的な一例として、本開示の実施形態には、非一時的コンピュータ可読記憶媒体(デバイス)および伝送媒体という少なくとも2つの明確に異なる種類のコンピュータ可読媒体を含み得る。
非一時的コンピュータ可読記憶媒体(デバイス)としては、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、固体ドライブ(「SSD」)(たとえば、RAMベース)、フラッシュメモリ、相変化メモリ(「PCM」)、他の種類のメモリ、他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ等の磁気ストレージデバイス、またはコンピュータ実行可能な命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段の記憶に使用可能であるとともに、汎用もしくは専用コンピュータによりアクセス可能なその他任意の媒体が挙げられる。
「ネットワーク」は、コンピュータシステムおよび/またはモジュールおよび/または他の電子機器間で電子データを伝送可能な1つまたは複数のデータリンクとして定義されている。情報がネットワークまたは別の通信接続(有線、無線、または有線もしくは無線の組み合わせ)上でコンピュータに転送または提供される場合、上記コンピュータは、その接続を厳密に伝送媒体と見なす。伝送媒体としては、コンピュータ実行可能な命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段の搬送に使用可能であるとともに、汎用または専用コンピュータによりアクセス可能なネットワークおよび/またはデータリンクが挙げられる。また、上記の組み合わせについても、コンピュータ可読媒体の範囲に含まれるものとする。
さらに、コンピュータシステムのさまざまな構成要素に到達した際に、コンピュータ実行可能な命令またはデータ構造の形態のプログラムコード手段は、伝送媒体から非一時的コンピュータ可読記憶媒体(デバイス)へと自動的に転送可能である(その逆も可能である)。たとえば、ネットワークまたはデータリンク上で受信されたコンピュータ実行可能な命令またはデータ構造は、ネットワークインタフェースモジュール(たとえば、「NIC」)内のRAMにバッファリングした後、最終的には、コンピュータシステムRAMおよび/またはコンピュータシステムにおける低揮発性コンピュータ記憶媒体(デバイス)に転送可能である。したがって、非一時的コンピュータ可読記憶媒体(デバイス)は、伝送媒体も(または、主として)利用するコンピュータシステムの構成要素に含み得ることが了解されるものとする。
コンピュータ実行可能な命令としては、たとえばプロセッサで実行された場合に、特定の機能または機能群を汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または専用処理デバイスに実行させる命令およびデータが挙げられる。いくつかの実施形態においては、コンピュータ実行可能な命令が汎用コンピュータ上で実行されることにより、上記汎用コンピュータは、本開示の実施形態の要素を実装した専用コンピュータへと変化する。コンピュータ実行可能な命令は、たとえばバイナリ、アセンブリ言語等の中間フォーマット命令、あるいはソースコードであってもよい。以上、構造的特徴および/または方法論的動作に固有の表現で主題を説明したが、添付の特許請求の範囲に規定の主題は、必ずしも上述の特徴または動作に限定されないことが了解されるものとする。むしろ、上記特徴および動作は、特許請求の範囲を実施する例示的な形態として開示している。
当業者であれば、パーソナル・コンピュータ、デスクトップ・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、メッセージプロセッサ、携帯機器、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースの家庭用電化製品またはプログラム可能な家庭用電化製品、ネットワークPC、マイクロコンピュータ、メインフレームコンピュータ、携帯電話、PDA,タブレット、ポケベル、ルータ、スイッチ等、さまざまな種類のコンピュータシステム構成のネットワークコンピュータ環境において本開示が実現されるようになっていてもよいことが認識されよう。また、本開示は、ネットワークを通じて(有線データリンク、無線データリンク、または有線および無線データリンクの組み合わせにより)リンクしたローカルメモリストレージデバイスおよび遠隔コンピュータシステムがともにタスクを実行する分散システム環境において実現されるようになっていてもよい。分散システム環境においては、ローカルメモリストレージデバイスおよび遠隔メモリストレージデバイスの両者にプログラムモジュールが配置されていてもよい。
また、本開示の実施形態は、クラウドコンピュータ環境において実装可能である。本記載において、「クラウドコンピューティング」は、設定可能なコンピュータリソースの共有プールに対するオンデマンドネットワークアクセスを可能とするモデルとして定義されている。たとえば、クラウドコンピューティングは、設定可能なコンピュータリソースの共有プールに対するユビキタスかつ便利なオンデマンドアクセスを提供する市場で採用可能である。設定可能なコンピュータリソースの共有プールは、仮想化によって迅速に開設可能であるとともに、わずかな管理労力またはサービス・プロバイダ対話で解放可能であるため、これに応じてスケーリング可能である。
クラウドコンピューティングモデルは、たとえばオンデマンドセルフサービス、ブロードネットワークアクセス、リソースプーリング、ラピッドエラスティシティ、メジャードサービス等のさまざまな特性で構成可能である。また、クラウドコンピューティングモデルは、たとえばサービス型ソフトウェア(「SaaS」)、サービス型プラットフォーム(「PaaS」)、およびサービス型インフラ(「IaaS」)等のさまざまなサービスモデルを提供可能である。また、クラウドコンピューティングモデルは、プライベートクラウド、コミュニティクラウド、パブリッククラウド、ハイブリッドクラウド等のさまざまな展開モデルを用いて展開可能である。本明細書および特許請求の範囲において、「クラウドコンピュータ環境」は、クラウドコンピューティングを採用する環境である。
図16は、上述のプロセスのうちの1つまたは複数を実行するように構成できる例示的なコンピューティング・デバイス1600のブロック図を示している。データコンピューティング・デバイス1600などの1つまたは複数のコンピューティング・デバイスが支払システム100aを実装することが理解される。図16に示すように、コンピューティング・デバイス1600は、通信インフラ1612によって通信されるように結合されている、プロセッサ1602、メモリ1604、ストレージデバイス1606、I/Oインタフェース1608、および通信インタフェース1610を備える。図16には、例示的なコンピューティング・デバイス1600を示しているが、図16に示す構成要素は、何ら限定を意図したものではない。他の実施形態においては、付加的または代替的な構成要素を使用するようにしてもよい。さらに、特定の実施形態において、コンピューティング・デバイス1600は、図16よりも少ない構成要素を備える。以下、図16に示すコンピューティング・デバイス1600の構成要素について、さらに詳しく説明する。
1つまたは複数の実施形態において、プロセッサ1602は、コンピュータプログラムを構成する命令等を実行するハードウェアを備えてもよい。非限定的な一例として、プロセッサ1602は、命令を実行するため、内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ1604、またはストレージデバイス1606から命令を取り出す(または、フェッチする)とともに、上記命令を復号化して実行するようにしてもよい。1つまたは複数の実施形態において、プロセッサ1602は、データ、命令、またはアドレス用の1つまたは複数の内部キャッシュを備えてもよい。非限定的な一例として、プロセッサ1602は、1つまたは複数の命令キャッシュ、1つまたは複数のデータキャッシュ、および1つまたは複数のトランスレーション・ルックアサイド・バッファ(TLB)を備えてもよい。命令キャッシュ中の命令は、メモリ1604またはストレージ706中の命令のコピーであってもよい。
メモリ1604は、データ、メタデータ、およびプロセッサが実行するプログラムの記憶に使用してもよい。メモリ1604は、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)、リードオンリーメモリ(「ROM」)、固体ディスク(「SSD」)、フラッシュ、相変化メモリ(「PCM」)、または他の種類のデータストレージ等、揮発性および不揮発性メモリのうちの1つまたは複数を備えていてもよい。また、メモリ1604は、内部メモリであってもよいし、分散メモリであってもよい。
ストレージデバイス1606は、データまたは命令を記憶するストレージを備える。非限定的な一例として、ストレージデバイス1606は、上述の非一時的記憶媒体を備える。ストレージデバイス1606としては、ハードディスクドライブ(HDD)、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、フラッシュメモリ、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ドライブ、またはこれらのうちの2つ以上の組み合わせが挙げられる。ストレージデバイス1606は、必要に応じて、取り外し可能媒体を備えていてもよいし、取り外し可能ででない(すなわち、固定)媒体を備えていてもよい。ストレージデバイス1606は、コンピューティング・デバイス1600の内部であってもよいし、外部であってもよい。1つまたは複数の実施形態において、ストレージデバイス1606は、不揮発性の固体メモリである。他の実施形態において、ストレージデバイス1606は、リードオンリーメモリ(ROM)を含む。必要に応じて、このROMは、マスクプログラムROM、プログラム可能ROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、電気的書き換え可能ROM(EAROM)、フラッシュメモリ、またはこれらのうちの2つ以上の組み合わせであってもよい。
I/Oインタフェース1608によって、ユーザが、入力を提供し、出力を受け取り、あるいはコンピューティング・デバイス1600に対してデータを転送しデータを受け取ることを可能にする。これらのI/Oインタフェース1608は、マウス、キーパッドもしくはキーボード、タッチ・スクリーン、カメラ、光学スキャナ、ネットワーク・インタフェース、モデル、その他既知のI/Oデバイス、またはこのようなI/Oデバイス/インタフェースの組み合わせを含む。I/Oインタフェース1608は、出力をユーザに提示する1つまたは複数の機器を備えていてもよく、グラフィックスエンジン、ディスプレイ(たとえば、表示画面)、1つまたは複数の出力ドライバ(たとえば、ディスプレイドライバ)、1つまたは複数の音声スピーカ、および1つまたは複数の音声ドライバが挙げられるが、これらに限定されない。特定の実施形態において、I/Oインタフェース1608は、グラフィックデータをディスプレイに提供して、ユーザに提示するように構成されている。グラフィックデータは、特定の実施態様に役立ち得る1つもしくは複数のグラフィカル・ユーザ・インタフェースおよび/またはその他任意のグラフィックコンテンツを代表するものであってもよい。
通信インタフェース1610は、ハードウェア、ソフトウェア、または両者を含み得る。いかなる場合でも、通信インタフェース1610は、コンピューティング・デバイスと1つもしくは複数の他のコンピューティング・デバイス1600またはネットワークとの間の通信(たとえば、パケットベースの通信等)のための1つまたは複数のインタフェースを提供可能である。非限定的な一例として、通信インタフェース1610としては、イーサネット(登録商標)等の有線ネットワークと連通するネットワークインタフェースコントローラ(NIC)もしくはネットワークアダプタまたはWi−Fi等の無線ネットワークと連通する無線NIC(WNIC)もしくは無線アダプタが挙げられる。
加えて、または、代替として、通信インタフェース1610は、アドホック・ネットワーク、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、インターネットの1つもしくは複数の部分、またはこれらのうちの2つ以上の組み合わせと通信を行わせる。これらネットワークのうちの1つまたは複数の1つまたは複数の部分は、有線であってもよいし、無線であってもよい。一例として、通信インタフェース1610は、無線PAN(WPAN)(たとえば、Bluetooth(登録商標)WPAN等)、Wi−Fiネットワーク、Wi−MAXネットワーク、携帯電話ネットワーク(たとえば、汎欧州デジタル移動電話通信(GSM(登録商標))ネットワーク等)、他の適当な無線ネットワーク、またはこれらの組み合わせと通信を行わせる。
加えて、通信インタフェース1610は、通信さまざまな通信プロトコルを促進し得る。使用され得る通信プロトコルの例としては、限定されるものではないが、データ伝送媒体、通信デバイス、伝送制御プロトコル(「TCP」)、インターネット・プロトコル(「IP」)、ファイル転送プロトコル(「FTP」)、Telnet、Hypertext Transfer Protocol(「HTTP」)、Hypertext Transfer Protocol Secure(「HTTPS」)、セッション開始プロトコル(「SIP」)、Simple Object Access Protocol(「SOAP」)、拡張マークアップ言語(「XML」)およびその変種、簡易メール転送プロトコル(「SMTP」)、リアルタイム転送プロトコル(「RTP」)、ユーザ・データグラム・プロトコル(「UDP」)、Global System for Mobile Communications(「GSM」)技術、符号分割多元接続(「CDMA」)技術、時分割多元接続(「TDMA」)技術、ショート・メッセージ・サービス(「SMS」)、マルチメディア・メッセージ・サービス(「MMS」)、無線周波数(「RF」)シグナリング技術、Long Term Evolution(「LTE」)技術、無線通信技術、帯域内シグナリング技術および帯域外シグナリング技術、ならびに他の適切な通信ネットワークおよび技術がある。
通信インフラ1612は、コンピューティング・デバイス1600の構成要素を互いに結合するハードウェア、ソフトウェア、または両者を備える。非限定的な一例として、通信インフラ1612は、アクセラレイテッドグラフィックスポート(AGP)等のグラフィックスバス、拡張業界標準アーキテクチャ(EISA)バス、フロントサイドバス(FSB)、ハイパートランスポート(HT)相互接続、業界標準アーキテクチャ(ISA)バス、インフィニバンド相互接続、ロウピンカウント(LPC)バス、メモリバス、マイクロチャネルアーキテクチャ(MCA)バス、周辺機器相互接続(PCI)バス、PCIエクスプレス(PCIe)バス、シリアルアドバンストテクノロジーアタッチメント(SATA)バス、ビデオエレクトロニクス標準協会ローカル(VLB)バス、その他適当なバス、またはこれらの組み合わせを含んでいてもよい。
上述のように、システム100は、ソーシャル・ネットワーキング・システムを備える。ソーシャル・ネットワーキング・システムによれば、そのユーザ(人または組織等)は、システムと、および互いに対話が可能である。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザからの入力により、ユーザに関連付けられているユーザプロフィールを作成して上記ソーシャル・ネットワーキング・システムに記憶するようにしてもよい。ユーザプロフィールには、人口統計学的情報、通信チャンネル情報、およびユーザの個人的関心に関する情報を含んでいてもよい。また、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザからの入力により、上記ユーザのソーシャル・ネットワーキング・システムの他ユーザとの関係のレコードを作成して記憶するとともに、ユーザ間の社会的対話を行わせるサービス(たとえば、ウォール投稿、写真共有、イベント統合、メッセージング、ゲーム、または広告)を提供するようにしてもよい。
ソーシャル・ネットワーキング・システムは、複数のノードおよび複数のノードを接続する複数のエッジを含むソーシャル・グラフにおけるユーザの記録およびユーザ間の関係を格納することができる。ノードは、複数のユーザ・ノードおよび複数のコンセプトノードを含むことができる。ソーシャル・グラフのユーザ・ノードは、ソーシャル・ネットワーキング・システムのユーザに対応することができる。ユーザは、個人(人間のユーザ)、エンティティ(例えば、企業、ビジネス、または第三者のアプリケーション)、またはグループ(例えば、個人またはエンティティ)であってもよい。ユーザに対応するユーザ・ノードは、ユーザによって提供される情報と、ソーシャル・ネットワーキング・システムを含む様々なシステムによって収集された情報とを含むことができる。
例えば、ユーザは、ユーザ・ノードに含まれるべき自分の名前、プロフィール画像、住居都市、連絡先情報、生年月日、性別、婚姻状態、家族状況、雇用、教育背景、嗜好、興味、および他の人口統計情報を提供し得る。ソーシャル・グラフの各ユーザ・ノードは、対応するウェブページ(典型的にはプロファイル・ページとして知られている)を有することができる。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザ名を含む要求に応答して、ユーザ名に対応するユーザ・ノードにアクセスし、そのユーザ名、プロフィール画像、およびユーザに関連する他の情報を含むプロファイル・ページを構築することができる。第1のユーザのプロファイル・ページは、第1のユーザによる1つまたは複数のプライバシー設定および第1のユーザと第2のユーザとの間の関係に基づいて、第1のユーザの情報のすべてまたは一部を第2のユーザに表示することができる。
コンセプトノードは、ソーシャル・ネットワーキング・システムのコンセプトに対応することができる。例えば、コンセプトは、映画、歌、スポーツ・チーム、有名人、グループ、レストラン、または場所または位置などの実世界のエンティティを表すことができる。コンセプトに対応するコンセプトノードの管理ユーザは、コンセプトの情報を提供することによって(例えば、オンライン・フォームに記入することによって)コンセプトノードを作成または更新し、ソーシャル・ネットワーキング・システムに情報をコンセプトノードと関連付けさせる。例えば、限定ではないが、コンセプトに関連する情報は、名前またはタイトル、1つまたは複数の画像(例えば、本のカバーページの画像)、ウェブサイト(例えば、URLアドレス)または連絡先情報(電話番号、電子メールアドレスなど)を含むことができる。ソーシャル・グラフの各コンセプトノードは、ウェブページに対応し得る。例えば、名前を含む要求に応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、名前に対応するコンセプトノードにアクセスし、そのコンセプトに関連付けられた名前および他の情報を含むウェブページを構築することができる。
一対のノード間のエッジは、一対のノード間の関係を表すことができる。例えば、2つのユーザ・ノード間のエッジは、2人のユーザ間の友好関係を表すことができる。別の例として、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、1つまたは複数の選択可能なオプションまたは選択可能な要素(例えば、「いいね」、「チェックイン」)をウェブページに挿入した、コンセプトノード(例えば、レストラン、有名人)のウェブページ(または構造化文書)を構築する。ユーザは、ユーザのクライアント・デバイスによってホストされるウェブ・ブラウザを使用してページにアクセスし、選択可能なオプションまたは選択可能な要素を選択し、クライアント・デバイスに、ユーザのユーザ・ノードとコンセプトのコンセプトノードとの間にユーザとコンセプトとの間の関係(例えば、ユーザがレストランにチェックインしたこと、またはユーザが有名人に対して「いいね」を表明したこと)を示すエッジを作成するための要求をソーシャル・ネットワーキング・システムに送信させる。
一例として、ユーザは、自分の都市を提供(または変更)して、ソーシャル・ネットワーキング・システムに、ユーザに対応するユーザ・ノードと、ユーザが自身の住居都市として宣言した都市に対応するコンセプトノードとの間にエッジを作成させることができる。さらに、任意の2つのノード間の隔たり次数は、あるノードから別のノードにソーシャル・グラフを横断するために必要とされるホップの最小数として定義される。2つのノード間の隔たり次数は、ソーシャル・グラフ内の2つのノードによって表されるユーザまたはコンセプト間の関連性の尺度と考えることができる。例えば、エッジによって直接接続されている(すなわち、1次ノードである)ユーザ・ノードを有する二人のユーザは、「接続されたユーザ」または「友人」として記述され得る。同様に、別のユーザ・ノード(すなわち、2次ノードである)を介してのみ接続されたユーザ・ノードを有する二人のユーザは、「友人の友人」と記述され得る。
ソーシャル・ネットワーキング・システムは、写真共有、オンライン・カレンダーおよびイベント、ゲーム、インスタントメッセージング、および広告などの様々なアプリケーションをサポートすることができる。例えば、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、メディア共有機能を含むこともできる。また、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザが写真および他のマルチメディア・コンテンツ・アイテムをユーザのプロフィールページ(典型的には「壁のポスト」または「タイムラインのポスト」として知られている)またはフォト・アルバムに投稿することを可能にする。ソーシャル・ネットワーキング・システムの他のユーザは、ユーザの設定されたプライバシー設定に依存する。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザがイベントを構成することができるようにすることもできる。例えば、第1のユーザは、イベントの時間および日付、イベントの位置、およびイベントに招待された他のユーザを含む属性を有するイベントを構成することができる。招待されたユーザは、イベントへの招待状を受信して応答することができる(招待を受け入れるか、または辞退するなど)。さらに、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザがパーソナルカレンダーを維持することを可能にする。イベントと同様に、カレンダー項目には、他のユーザの時刻、日付、場所、IDを含み得る。
図17は、ソーシャル・ネットワーキング・システムの例となるネットワーク環境1700を例示する。ネットワーク環境1700は、ネットワーク1704によって互いに接続された、クライアント・システム1706と、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702と、サードパーティ・システム1708とを含む。図17は、クライアント・システム1706、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702、サードパーティ・システム1708、およびネットワーク1704の特定の構成を例示しているが、この開示は、クライアント・システム1706、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702、サードパーティ・システム1708、およびネットワーク1704の任意の適切な構成を企図したものである。限定としてではなく、一例として、クライアント・システム1706、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702、およびサードパーティ・システム1708のうちの2つ以上が、ネットワーク1704をバイパスして、直接的に互いに接続されてもよい。別の例として、クライアント・システム1706、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702、およびサードパーティ・システム1708のうちの2つ以上が、全体的にまたは部分的に互いと物理的または論理的に共同設置されてもよい。さらに、図17は、特定の数のクライアント・システム1706、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702、サードパーティ・システム1708、およびネットワーク1704を例示しているが、この開示は、任意の適切な数のクライアント・システム1706、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702、サードパーティ・システム1708、およびネットワーク1704を企図したものである。限定としてではなく、一例として、ネットワーク環境1700は、複数のクライアント・システム1706と、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702と、サードパーティ・システム1708と、ネットワーク1704とを含んでよい。
本開示は、任意の適切なネットワーク1704を企図したものである。限定としてではなく、一例として、ネットワーク1704の1つまたは複数の部分は、アドホック・ネットワーク、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、無線LAN(WLAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、無線WAN(WWAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、インターネットの一部分、公衆交換電話網(PSTN)の一部分、セルラー電話ネットワーク、またはこれらのうちの2つ以上の組み合わせを含んでよい。ネットワーク1704は、1つまたは複数のネットワーク1704を含み得る。
リンクは、クライアント・システム1706、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702、およびサードパーティ・システム1708を通信ネットワーク1704に対して、または互いに対して接続し得る。本開示は、任意の適切なリンクを企図したものである。特定の実施形態では、1つまたは複数のリンクとしては、1つまたは複数のワイヤライン・リンク(たとえば、デジタル加入者線(DSL)またはData Over Cable
Service Interface Specification(DOCSIS)など)、無線リンク(たとえば、Wi−FiまたはWorldwide Interoperability for Microwave Access(WiMAX)など)、または光リンク(たとえば、同期型光ネットワーク(SONET)または同期デジタル・ハイアラーキ(SDH)など)がある。特定の実施形態では、1つまたは複数のリンクは各々、アドホック・ネットワーク、イントラネット、エクストラネット、VPN、LAN、WLAN、WAN、WWAN、MAN、インターネットの一部分、PSTNの一部分、セルラー技術ベースのネットワーク、衛星通信技術ベースのネットワーク、別のリンク、または2つ以上のそのようなリンクの組み合わせを含む。リンクは、必ずしもネットワーク環境1700全体を通じて同じである必要はない。1つまたは複数の第1のリンクは、1つまたは複数の点において、1つまたは複数の第2のリンクと異なってよい。
特定の実施形態では、クライアント・システム1706は、ハードウェア、ソフトウェア、または埋め込まれた論理構成要素、または2つ以上のそのような構成要素の組み合わせを含み、クライアント・システム1706によって実施またはサポートされる適切な機能を実行することが可能な電子デバイスであってよい。限定としてではなく、一例として、クライアント・システム1706は、デスクトップ・コンピュータ、ノートブックまたはラップトップ・コンピュータ、ネットブック、タブレット・コンピュータ、電子書籍リーダー、GPSデバイス、カメラ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ハンドヘルド電子デバイス、携帯電話、スマートフォン、他の適切な電子デバイス、またはそれらの任意の適切な組み合わせを含む。本拝辞は、任意の適切なクライアント・システム1706を想定する。クライアント・システム1706は、クライアント・システム1706におけるネットワーク・ユーザがネットワーク1704にアクセスすることを可能にし得る。クライアント・システム1706は、そのユーザが他のクライアント・システム1706における他のユーザと通信することを可能にし得る。
特定の実施形態では、クライアント・システム1706は、MICROSOFT INTERNET EXPLORER、GOOGLE CHROME、またはMOZILLA FIREFOXなどのウェブ・ブラウザ932を含んでよく、1つまたは複数のアドオン、プラグイン、またはツールバーもしくはYAHOOツールバーなどの他の拡張機能を有してもよい。クライアント・システム1706におけるユーザは、ユニフォーム・リソース・ロケータ(URL)またはウェブ・ブラウザを特定のサーバ(サーバ、またはサードパーティ・システム1708に関連付けられているサーバなど)に対して宛てる他のアドレスを入力してよく、ウェブ・ブラウザは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)要求を生成し、HTTP要求をサーバに対して通信し得る。サーバは、HTTP要求を受け入れ、HTTP要求に応答して1つまたは複数のハイパーテキスト・マークアップ言語(HTML)ファイルをクライアント・システム1706に対して通信し得る。クライアント・システム1706は、ユーザに対する提示のために、サーバからのHTMLファイルに基づいてウェブページをレンダリングし得る。本開示は、任意の適切なウェブページ・ファイルを企図したものである。限定としてではなく、一例として、ウェブページは、特定のニーズに従って、HTMLファイル、拡張可能ハイパーテキスト・マークアップ言語(XHTML)ファイル、または拡張可能マークアップ言語(XML)ファイルからレンダリングし得る。そのようなページはまた、たとえば、限定されるものではないが、JAVASCRIPT(登録商標)、JAVA(登録商標)、MICROSOFT SILVERLIGHTで記述されたスクリプトなどのスクリプト、AJAX(非同期JAVASCRIPTおよびXML)などのマークアップ言語とスクリプトの組み合わせなどを実行し得る。本明細書では、ウェブページに対する参照は、適切な場合、1つまたは複数の対応するウェブページ・ファイル(ブラウザがウェブページをレンダリングするために使用し得る)を包含し、逆も同様である。
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、オンライン・ソーシャル・ネットワークをホストする、ネットワークアドレス指定可能なコンピューティング・システムであってよい。ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、たとえばユーザプロファイル・データ、コンセプトプロファイル・データ、ソーシャル・グラフ情報、またはオンライン・ソーシャル・ネットワークに関係する他の適切なデータなどのソーシャルネットワーキング・データを生成、記憶、受信、および送信し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、直接的に、またはネットワーク1704を介して、のどちらかで、ネットワーク環境1700の他の構成要素によってアクセスされ得る。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、1つまたは複数のサーバを含み得る。各サーバは、単体サーバであってもよいし、複数のコンピュータまたは複数のデータセンタにまたがる分散サーバであってもよい。サーバは、たとえば限定されるものではないが、ウェブ・サーバ、ニュース・サーバ、メール・サーバ、メッセージ・サーバ、広告サーバ、ファイル・サーバ、アプリケーション・サーバ、交換サーバ、データベース・サーバ、プロキシ・サーバ、本明細書で説明される機能もしくはプロセスを実行するのに適した別のサーバ、またはそれらの任意の組み合わせなどの、さまざまなタイプであってよい。特定の実施形態では、各サーバは、ハードウェア、ソフトウェア、または埋め込まれた論理構成要素、またはサーバによって実施もしくはサポートされる適切な機能を実行するための2つ以上そのような構成要素の組み合わせを含んでよい。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、1つまたは複数のデータ・ストアを含み得る。データ・ストアは、さまざまなタイプの情報を記憶するために使用され得る。特定の実施形態では、データ・ストア内に記憶される情報は、具体的なデータ構造に従って編成され得る。特定の実施形態では、各データ・ストアは、リレーショナル・データベース、カラムナ・データベース、相関データベース、または他の適切なデータベースであってよい。本開示は特定のタイプのデータベースを説明または例示しているが、本開示は、任意の適切なタイプのデータベースを企図するものである。特定の実施形態は、クライアント・システム1706、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702、またはサードパーティ・システム1708がデータ・ストア内に記憶された情報を管理する、取り出す、修正する、追加するか、または削除することを可能にするインタフェースを提供し得る。
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、1つまたは複数のデータ・ストア内に1つまたは複数のソーシャル・グラフを記憶し得る。特定の実施形態では、ソーシャル・グラフは、複数のユーザ・ノード(各々が特定のユーザに対応する)または複数のコンセプトノード(各々が特定のコンセプトに対応する)を含み得る複数のノードと、ノードを接続する複数のエッジを含み得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザに、他のユーザと通信および対話できることを提供し得る。特定の実施形態では、ユーザは、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702を介してオンライン・ソーシャル・ネットワークに加わり、次いで、ユーザが接続されたいソーシャル・ネットワーキング・システム1702の何人かの他のユーザに対して接続(たとえば、関係)を追加し得る。本明細書では、「友人」という用語は、ユーザがソーシャル・ネットワーキング・システム1702を介して接続、関連付け、または関係を形成した、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702の他の任意のユーザを指し得る。
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702によってサポートされるさまざまなタイプのアイテムまたはオブジェクトに対してアクションをとることをユーザに提供し得る。限定としてではなく、一例として、アイテムおよびオブジェクトは、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702のユーザが属し得るグループもしくはソーシャル・ネットワーク、ユーザが興味を抱き得るイベントもしくはカレンダー記載事項、ユーザが使用し得るコンピュータベースのアプリケーション、ユーザがサービスを介してアイテムを購入もしくは販売し得る取引、ユーザが実行し得る広告との対話、または他の適切なアイテムもしくはオブジェクトを含み得る。ユーザは、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702内で、またはサードパーティ・システム1708の外部システムによって表されることが可能なものと対話し得、サードパーティ・システム1708は、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702とは別個であり、ネットワーク1704を介してソーシャル・ネットワーキング・システム1702に結合される。
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、さまざまなエンティティをリンクすることが可能であり得る。限定としてではなく、一例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ユーザが、互いと対話し、ならびにサードパーティ・システム1708もしくは他のエンティティからコンテンツを受信するか、またはユーザが、アプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)もしくは他の通信チャネルを通して、これらのエンティティと対話できることを可能にし得る。
特定の実施形態では、サードパーティ・システム1708は、1つもしくは複数のタイプのサーバ、1つもしくは複数のデータ・ストア、限定されるものではないがAPIを含む1つもしくは複数のインタフェース、1つもしくは複数のウェブ・サービス、1つもしくは複数のコンテンツ・ソース、1つもしくは複数のネットワーク、または、たとえばサーバが通信し得る他の任意の適切な構成要素であり得る。サードパーティ・システム1708は、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702を運用するエンティティからの異なるエンティティによって運用され得る。しかしながら、特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702およびサードパーティ・システム1708は、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702またはサードパーティ・システム1708のユーザにソーシャルネットワーキング・サービスを提供するために互いに運用し得る。この意味で、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、サードパーティ・システム1708などの他のシステムがインターネット全体にわたってソーシャルネットワーキング・サービスおよび機能をユーザに対して提供するために使用し得るプラットフォームすなわちバックボーンを提供し得る。
特定の実施形態では、サードパーティ・システム1708は、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクト・プロバイダを含み得る。サードパーティ・コンテンツ・オブジェクト・プロバイダは、クライアント・システム1706に対して通信され得るコンテンツ・オブジェクトの1つまたは複数のソースを含み得る。限定としてではなく、一例として、コンテンツ・オブジェクトは、たとえば、映画の上映時間、映画のレビュー、レストランのレビュー、レストランのメニュー、製品情報およびレビュー、または他の適切な情報などの、ユーザの興味を引く物事またはアクティビティに関する情報を含み得る。限定としてではなく、別の例として、コンテンツ・オブジェクトは、クーポン、割引チケット、商品券、または他の適切な報償となるオブジェクトなどの、報償となるコンテンツ・オブジェクトを含み得る。
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702とのユーザの対話を向上させ得る、ユーザにより生成されたコンテンツ・オブジェクトも含む。ユーザにより生成されたコンテンツは、ユーザがソーシャル・ネットワーキング・システム1702に対して追加、アップロード、送信、または「投稿する」ものを含み得る。限定としてではなく、一例として、ユーザが、クライアント・システム1706からソーシャル・ネットワーキング・システム1702に対して投稿を通信する。投稿としては、ステータス更新もしくは他のテキスト・データ、ロケーション情報、フォト、映像、リンク、音楽、または他の類似のデータもしくはメディアなどのデータがあり得る。コンテンツはまた、ニュースフィードまたはストリームなどの「通信チャネル」を介して、サードパーティによってソーシャル・ネットワーキング・システム1702に対して追加され得る。
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、さまざまなサーバと、サブシステムと、プログラムと、モジュールと、ログと、データ・ストアとを含んでよい。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ウェブ・サーバ、アクション・ロガー、API要求サーバ、関連性およびランキング・エンジン、コンテンツ・オブジェクト分類器、通知コントローラ、アクション・ログ、サードパーティコンテンツ・オブジェクト公開(exposure)ログ、推測モジュール、許可/プライバシー・サーバ、検索モジュール、広告ターゲティング・モジュール、ユーザインタフェース・モジュール、ユーザプロファイル・ストア、接続ストア、サードパーティ・コンテンツ・ストア、またはロケーション・ストアのうちの1つまたは複数を含んでよい。ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ネットワーク・インタフェース、セキュリティ機構、ロード・バランサ、フェイルオーバ・サーバ、管理およびネットワーク運用コンソール、他の適切な構成要素、またはそれらの任意の適切な組み合わせなどの、適切な構成要素も含んでよい。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ユーザ・プロファイルを記憶するための1つまたは複数のユーザプロファイル・ストアを含んでよい。ユーザ・プロファイルは、たとえば、経歴情報、人口統計学的情報、行動情報、社会情報、または職歴、学歴、趣味もしくは好み、興味、親密度、もしくはロケーションなどの他のタイプの記述情報を含み得る。興味情報は、1つまたは複数のカテゴリに関係する興味を含み得る。カテゴリは、汎用的であってもよいし、具体的であってもよい。限定としてではなく、一例として、ユーザが、靴のブランドについての記事に対して「いいね」を表明した場合、そのカテゴリはブランドであってもよいし、「靴」または「衣類」という汎用的なカテゴリであってもよい。接続ストアは、ユーザについての接続情報を記憶するために使用され得る。接続情報は、類似もしくは共通の職歴、グループ会員資格、趣味、学歴を有するか、または、いかなる形であれ関係する、もしくは共通属性を共有するユーザを示してもよい。接続情報は、異なるユーザとコンテンツ(内部と外部の両方)との間の、ユーザにより定義された接続も含み得る。ウェブ・サーバは、ネットワーク1704を介して1つもしくは複数のクライアント・システム1706または1つもしくは複数のサードパーティ・システム1708に対してソーシャル・ネットワーキング・システム1702をリンクするために使用され得る。ウェブ・サーバは、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702と1つまたは複数のクライアント・システム1706との間でメッセージを受信およびルーティングするためのメール・サーバまたは他のメッセージング機能を含んでよい。API要求サーバは、サードパーティ・システム1708が、1つまたは複数のAPIを呼び出すことによって、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702からの情報にアクセスすることを可能にし得る。アクション・ロガーは、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702上またはそれ以外の場所でのユーザのアクションについてウェブ・サーバから通信を受信するために使用され得る。アクション・ログとともに、サードパーティコンテンツ・オブジェクトに対するユーザ公開のサードパーティコンテンツオブジェクト・ログが維持され得る。通知コントローラは、コンテンツ・オブジェクトに関する情報をクライアント・システム1706に対して提供し得る。情報は、通知としてクライアント・システム1706に対してプッシュされてもよいし、情報は、クライアント・システム1706から受信された要求に応答してクライアント・システム1706からプルされてもよい。許可サーバは、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702のユーザの1つまたは複数のプライバシー設定を強制するために使用され得る。ユーザのプライバシー設定は、ユーザに関連付けられている特定の情報がどのように共有可能であるかを決定する。許可サーバは、ユーザが、たとえば、適切なプライバシー設定を設定することなどによって、アクションをソーシャル・ネットワーキング・システム1702によってログさせること、または他のシステム(たとえば、サードパーティ・システム1708)とともに共有させることに加わる、または加わらない(opt in to or opt out of)ことを可能にする。サードパーティコンテンツオブジェクト・ストアは、サードパーティ・システム1708などのサードパーティから受信されたコンテンツ・オブジェクトを記憶するために使用され得る。ロケーション・ストアは、ユーザに関連付けられているクライアント・システム1706から受信されたロケーション情報を記憶するために使用され得る。広告価格設定モジュールは、社会情報、現在の時間、ロケーション情報、または他の適切な情報を組み合わせて、通知の形で関係のある広告をユーザに対して提供し得る。
図18は、例となるソーシャル・グラフ1800を例示する。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、1つまたは複数のデータ・ストア内に1つまたは複数のソーシャル・グラフ1800を記憶し得る。特定の実施形態では、ソーシャル・グラフ1800は、複数のユーザ・ノード1802または複数のコンセプトノード1804を含み得る複数のノードと、ノードを接続する複数のエッジ1806とを含み得る。図18に例示される例となるソーシャル・グラフ1800は、教説的な目的で、2次元の視覚的なマップ表現で示されている。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702、クライアント・システム1706、またはサードパーティ・システム1708は、適切なアプリケーションのためのソーシャル・グラフ1800および関係するソーシャル・グラフ情報にアクセスし得る。ソーシャル・グラフ1800のノードおよびエッジは、たとえば、データ・ストア(ソーシャル・グラフ・データベースなど)内に、データ・オブジェクトとして記憶され得る。そのようなデータ・ストアは、ソーシャル・グラフ1800のノードまたはエッジの1つまたは複数の検索可能またはクエリ可能なインデックスを含み得る。
特定の実施形態では、ユーザ・ノード1802は、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702のユーザに対応し得る。限定としてではなく、一例として、ユーザは、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702と、またはその上で対話または通信する、個人(人間ユーザ)、エンティティ(たとえば、企業、会社、もしくはサードパーティ・アプリケーション)、または(たとえば、個人もしくはエンティティの)グループであってよい。特定の実施形態では、ユーザがソーシャル・ネットワーキング・システム1702に口座を登録するとき、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ユーザに対応するユーザ・ノード1802を作成し、1つまたは複数のデータ・ストア内にユーザ・ノード1802を記憶し得る。本明細書で説明されるユーザおよびユーザ・ノード1802は、適切な場合には、登録されたユーザと、登録されたユーザに関連付けられているユーザ・ノード1802を指し得る。加えて、または代替として、本明細書で説明されるユーザおよびユーザ・ノード1802は、適切な場合には、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702に登録されていないユーザを指し得る。特定の実施形態では、ユーザ・ノード1802は、ユーザによって提供される情報、またはソーシャル・ネットワーキング・システム1702を含むさまざまなシステムによって収集された情報に関連付けられ得る。限定としてではなく、一例として、ユーザは、自分の名前、プロファイル・ピクチャ、連絡先情報、誕生日、性別、配偶者の有無、家族構成、職業、学歴、好み、興味、または他の人口統計学的情報を提供し得る。特定の実施形態では、ユーザ・ノード1802は、ユーザに関連する情報に対応する1つまたは複数のデータ・オブジェクトに関連付けられてもよい。特定の実施形態では、ユーザ・ノード1802は、1つ以上のウェブページに対応してもよい。
特定の実施形態では、コンセプトノード1804はコンセプトに対応し得る。限定としてではなく、一例として、コンセプトは、場所(たとえば、映画館、レストラン、ランドマーク、もしくは都市など)、ウェブサイト(たとえば、ソーシャルネットワーク・システム802に関連付けられているウェブサイト、もしくはウェブアプリケーション・サーバに関連付けられているサードパーティ・ウェブサイトなど)、エンティティ(たとえば、人物、会社、グループ、スポーツ・チーム、もしくは有名人など)、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702の中もしくはウェブアプリケーション・サーバなどの外部サーバ上に配置され得るリソース(たとえば、オーディオ・ファイル、映像ファイル、デジタル・フォト、テキスト・ファイル、構造化文書、もしくはアプリケーションなど)、物的財産もしくは知的財産(たとえば、彫刻、絵画、映画、ゲーム、歌、アイデア、写真、または著書など)、ゲーム、アクティビティ、アイデア、もしくは理論、別の適切なコンセプト、または2つ以上のそのようなコンセプトに対応し得る。コンセプトノード1804は、ユーザによって提供されるコンセプトの情報、またはソーシャル・ネットワーキング・システム1702を含むさまざまなシステムによって収集された情報に関連付けられ得る。限定としてではなく、一例として、コンセプトの情報としては、名前もしくはタイトル、1つもしくは複数の画像(たとえば、本のカバー・ページの画像)、ロケーション(たとえば、住所もしくは地理的ロケーション)、ウェブサイト(URLに関連付けられ得る)、連絡先情報(たとえば、電話番号もしくは電子メール・アドレス)、他の適切なコンセプト情報、またはそのような情報の任意の適切な組み合わせがあり得る。特定の実施形態では、コンセプトノード1804は、コンセプトノード1804に関連付けられている情報に対応する1つまたは複数のデータ・オブジェクトに関連付けられ得る。特定の実施形態では、コンセプトノード1804は、1つまたは複数のウェブページに対応し得る。
特定の実施形態では、ソーシャル・グラフ1800内のノードは、ウェブページ(「プロファイル・ページ」と呼ばれることがある)を表してもよいし、これによって表されてもよい。プロファイル・ページは、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702によってホストされてもよいし、これに対してアクセス可能であってもよい。プロファイル・ページはまた、サードパーティ・サーバ1708に関連付けられているサードパーティ・ウェブサイト上にホストされ得る。限定としてではなく、一例として、特定の外部のウェブページに対応するプロファイル・ページは特定の外部ウェブページであってよく、プロファイル・ページは特定のコンセプトノード1804に対応し得る。プロファイル・ページは、他のユーザのすべてまたは選択されたサブセットによって閲覧することができてよい。限定としてではなく、一例として、ユーザ・ノード1802は、対応するユーザがコンテンツを追加し、発表をし、または別のやり方で自分を表現し得る対応するユーザプロファイル・ページを有し得る。限定としてではなく、別の例として、コンセプトノード1804は、特にコンセプトノード1804に対応するコンセプトに関係して1つまたは複数のユーザがコンテンツを追加し、発表をし、または別のやり方で自分を表現し得る対応するコンセプトプロファイル・ページを有し得る。
特定の実施形態では、コンセプトノード1804は、サードパーティ・システム1708によってホストされるサードパーティ・ウェブページまたはリソースを表し得る。サードパーティ・ウェブページまたはリソースは、要素の中でもとりわけ、アクションまたはアクティビティを表すコンテンツ、選択可能なアイコンもしくは他のアイコン、または他の対話可能なオブジェクト(たとえば、JavaScriptコード、AJAXコード、またはPHPコードで実装され得る)を含んでよい。限定としてではなく、一例として、サードパーティ・ウェブページは、「いいね」、「チェックイン」、「食べる」、「推奨」、または別の適切なアクションもしくはアクティビティなどの選択可能なアイコンを含み得る。サードパーティ・ウェブページを閲覧するユーザは、アイコンのうちの1つ(たとえば、「食べる」)を選択し、クライアント・システム1706に、ユーザのアクションを示すメッセージをソーシャル・ネットワーキング・システム1702に対して送信させることによって、アクションを実行し得る。メッセージに応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ユーザに対応するユーザ・ノード1802とサードパーティ・ウェブページまたはリソースに対応するコンセプトノード1804との間にエッジ(たとえば、「食べる」エッジ)を作成し、1つまたは複数のデータ・ストア内にエッジ1806を記憶し得る。
特定の実施形態では、ソーシャル・グラフ1800内のノードのペアは、1つまたは複数のエッジ1806によって互いに接続され得る。ノードのペアを接続するエッジ1806は、ノードのペアの間の関係を表し得る。特定の実施形態では、エッジ1806は、ノードのペアの間の関係に対応する1つまたは複数のデータ・オブジェクトまたは属性を含み得るか、またはこれを表し得る。限定としてではなく、一例として、第1のユーザは、第2のユーザが第1のユーザの「友人」であることを示し得る。このインディケーションに応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、第2のユーザに対して「友人要求」を送信し得る。第2のユーザが「友人要求」を確認する場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ソーシャル・グラフ1800内の第1のユーザのユーザ・ノード1802を第2のユーザのユーザ・ノード1802に対して接続するエッジ1806を作成し、エッジ1806をソーシャル・グラフ情報としてデータ・ストアのうちの1つまたは複数に記憶し得る。図18の例では、ソーシャル・グラフ1800は、ユーザ「A」とユーザ「B」のユーザ・ノード1802間の友人関係を示すエッジ1806と、ユーザ「C」とユーザ「B」のユーザ・ノード1802間の友人関係を示すエッジとを含む。本開示は、特定のユーザ・ノード1802を接続する、特定の属性を有する特定のエッジ1806を説明または例示しているが、本開示は、ユーザ・ノード1802を接続する、任意の適切な属性を有する任意の適切なエッジ1806を企図するものである。限定としてではなく、一例として、エッジ1806は、友人関係、家族関係、ビジネスすなわち雇用関係、ファン関係、フォロワー関係、ビジター関係、購読者関係、上下関係、相互関係、非相互関係、別の適切なタイプの関係、または2つ以上のそのような関係を表し得る。さらに、本開示は一般に、ノードを、接続されていると説明しているが、本開示は、ユーザまたはコンセプトも、接続されていると説明する。本明細書では、接続されているユーザまたはコンセプトへの参照は、適切な場合には、ソーシャル・グラフ1800内で1つまたは複数のエッジ1806によって接続されているそれらのユーザまたはコンセプトに対応するノードに及ぶ。
特定の実施形態では、ユーザ・ノード1902とコンセプトノード1804との間のエッジ1806は、コンセプトノード1804に関連付けられているコンセプトのためにユーザ・ノード1802に関連付けられているユーザによって実行される特定のアクションまたはアクティビティを表し得る。限定としてではなく、一例として、図18に例示されるように、ユーザは、コンセプトに対して「いいね」を表明し、「通学した」、「プレイした」、「聞いた」、「料理した」、「働いた」、またはコンセプトを「見た」とする。その各々は、エッジ・タイプまたはサブタイプに対応し得る。コンセプトノード1804に対応するコンセプトプロファイル・ページは、たとえば、選択可能な「チェックイン」アイコン(たとえば、クリック可能な「チェックイン」アイコンなど)または選択可能な「お気に入りに追加」アイコンを含んでよい。同様に、ユーザがこれらのアイコンをクリックした後、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、それぞれのアクションに対応するユーザのアクションに応答して「お気に入り」エッジまたは「チェックイン」エッジを作成してもよい。限定としてではなく、別の例として、ユーザ(ユーザ「C」)は、特定のアプリケーション(オンライン音楽アプリケーションであるSPOTIFY)を使用して特定の歌(「ランブル・オン」)を聞くことがある。この場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ユーザがその歌を聞き、そのアプリケーションを使用したことを示すため、にユーザに対応するユーザ・ノード1802と歌およびアプリケーションに対応するコンセプトノード1804との間に「聞いた」エッジ1806および「使用した」エッジ(図18に例示される)を作成し得る。さらに、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、特定の歌が特定のアプリケーションによってプレイ(再生)されたことを示すために、歌およびアプリケーションに対応するコンセプトノード1804間に「プレイした」エッジ1806(図18に例示される)を作成し得る。この場合、「プレイした」エッジ1806は、外部オーディオ・ファイル(歌「イマジン」)に対して外部アプリケーション(SPOTIFY)によって実行されるアクションに対応する。本開示は、ユーザ・ノード1802およびコンセプトノード1804を接続する、特定の属性を有する特定のエッジ1806を説明しているが、本開示は、ユーザ・ノード1802およびコンセプトノード1804を接続する、任意の適切な属性を有する任意の適切なエッジ1806を企図するものである。そのうえ、本開示は、単一の関係を表す、ユーザ・ノード1802とコンセプトノード1804との間のエッジを説明しているが、本開示は、1つまたは複数の関係を表す、ユーザ・ノード1802とコンセプトノード1804との間のエッジを企図する。限定としてではなく、一例として、エッジ1806は、ユーザが特定のコンセプトに対して「いいね」を表明したことと、特定のコンセプトにおいて使用したことの両方を表し得る。代替的に、別のエッジ1806は、ユーザ・ノード1802とコンセプトノード1804との間の各タイプの関係(または単一の関係の倍数)を表し得る(図18では、ユーザ「E」のユーザ・ノード1802と「SPOTIFY」のコンセプトノード1804との間に例示される)。
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ソーシャル・グラフ1800内のユーザ・ノード1802とコンセプトノード1804との間にエッジ1806を作成し得る。限定としてではなく、一例として、(たとえば、ユーザのクライアント・システム1706によってホストされるウェブ・ブラウザまたは特殊目的アプリケーションを使用することなどによって)コンセプトプロファイル・ページを閲覧するユーザは、自分はコンセプトノード1804によって表されるコンセプトに対して「いいね」を表明したことを、「いいね」アイコンをクリックまたは選択することによって示し得、それは、ユーザはコンセプトプロファイル・ページに関連付けられているコンセプトに対して「いいね」を表明したことを示すメッセージをソーシャル・ネットワーキング・システム1702に対して送信することをユーザのクライアント・システム1706に行わせ得る。メッセージに応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ユーザとコンセプトノード1804との間の「いいね」エッジ1806によって例示されるように、ユーザに関連付けられているユーザ・ノード1802とコンセプトノード1804との間にエッジ1806を作成し得る。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、1つまたは複数のデータ・ストアにエッジ1806を記憶し得る。特定の実施形態では、エッジ1806は、特定のユーザ・アクションに応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702によって自動的に形成され得る。限定としてではなく、一例として、第1のユーザがピクチャをアップロードする、映画を見る、または歌を聞く場合、エッジ1806は、第1のユーザに対応するユーザ・ノード1802とそれらのコンセプトに対応するコンセプトノード1804との間に形成され得る。本開示は、特定の様式で特定のエッジ1806を形成することを説明しているが、本開示は、任意の適切な様式で任意の適切なエッジ1806を形成することを企図するものである。
特定の実施形態では、広告は、テキスト(HTMLリンクであってよい)、1つもしくは複数の画像(HTMLリンクであってよい)、1つもしくは複数の映像、オーディオ、1つもしくは複数のADOBE FLASHファイル、これらの適切な組み合わせ、または1つもしくは複数のウェブページ上で、1つもしくは複数の電子メール内で、もしくはユーザによって要求された検索結果に関係して、提示される任意の適切なデジタル・フォーマットの他の任意の適切な広告であってよい。加えて、または代替として、広告は、1つまたは複数のスポンサー付きストーリー(たとえば、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702上のニュースフィードまたはティッカー・アイテム)である。スポンサー付きストーリーは、たとえば、ソーシャル・アクションを、ユーザのプロファイル・ページまたは他のページの所定のエリア内に提示させる、広告主に関連付けられている追加の情報とともに提示させる、他のユーザのニュースフィードもしくはティッカー内で衝突させるもしくは別のやり方で目立たせる、または別のやり方でプロモーションさせることによって広告主がプロモーションする、ユーザによるソーシャル・アクション(ページに対して「いいね」を表明する、ページ上の投稿に対して「いいね」を表明するもしくはコメントする、ページに関連付けられているイベントの出欠を返事する、ページ上で投稿された質問に関して投稿する、ある場所にチェックインする、アプリケーションを使用するもしくはゲームをするか、またはウェブサイトを「リンク」もしくは共有するなど)であってよい。広告主は、ソーシャル・アクションをプロモーションさせるために支払うことがある。限定としてではなく、一例として、広告は検索結果ページの検索結果の間に含まれてよく、そこでは、スポンサー付きコンテンツは、スポンサー付きでないコンテンツよりもプロモーションされる。
特定の実施形態では、広告は、ソーシャル・ネットワーキング・システム・ウェブページ、サードパーティ・ウェブページ、または他のページ内での表示のために要求され得る。広告は、ページの上部のバナー・エリア内、ページの側部のカラム内、ページのGUI内、ポップアップ・ウィンドウ内、ドロップダウン・メニュー内、ページの入力フィールド内、ページのコンテンツの上部の上、またはページに関する他の場所などの、ページの専用部分内に表示され得る。加えて、または代替として、広告はアプリケーション内に表示され得る。広告は、専用ページ内に表示され、ユーザに、ユーザがページにアクセスするか、またはアプリケーションを利用する前に広告と対話するか、またはこれを見ることを要求し得る。ユーザは、たとえば、ウェブ・ブラウザを通して広告を閲覧してもよい。
ユーザは、任意の適切な様式で広告と対話してもよい。ユーザは、広告をクリックしてもよいし、または別のやり方で広告を選択してもよい。広告を選択することによって、ユーザは、広告に関連付けられているページ(または、ユーザによって使用されているブラウザもしくは他のアプリケーション)に対して向けられ得る。広告に関連付けられているページでは、ユーザは、広告に関連付けられている製品もしくはサービスを購入する、広告に関連付けられている情報を受信するか、または広告に関連付けられているニュースレターを購読するなどの、追加のアクションをとり得る。オーディオまたは映像を有する広告は、(「プレイ・ボタン」などの)広告の構成要素を選択することによってプレイされ得る。代替的に、広告を選択することによって、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ユーザの特定のアクションを実行または修正し得る。
広告は、ユーザが対話し得るソーシャル・ネットワーキング・システム機能も含み得る。限定としてではなく、一例として、広告は、ユーザが、支持に関連付けられているアイコンまたはリンクを選択することによって広告に対して「いいね」を表明するか、または別のやり方で広告を支持することを可能にし得る。限定としてではなく、別の例として、広告は、ユーザが、広告主に関連するコンテンツを(たとえば、クエリを実行することによって)検索することを可能にし得る。同様に、ユーザは、別のユーザと(たとえば、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702を通して)広告を共有し得、または広告に関連付けられているイベントの出欠を(たとえば、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702を通して)返事し得る。加えて、または代替として、広告は、ユーザに対して向けられたソーシャル・ネットワーキング・システム・コンテキストを含み得る。限定としてではなく、一例として、広告は、広告の主題に関連付けられているアクションをとった、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702内のユーザの友人についての情報を表示し得る。
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、互いに対するさまざまなソーシャル・グラフ・エンティティのソーシャル・グラフ親密度(本明細書では、「親密度」と呼ばれることがある)を決定し得る。親密度は、ユーザ、コンセプト、コンテンツ、アクション、広告、オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられている他のオブジェクト、またはそれらの任意の適切な組み合わせなどの、オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられている特定のオブジェクト間の関係の強さまたは興味のレベルを表し得る。親密度は、サードパーティ・システム1708または他の適切なシステムに関連付けられているオブジェクトに対しても決定され得る。各ユーザ、主題、またはコンテンツのタイプのためのソーシャル・グラフ・エンティティの全体的な親密度が確立され得る。全体的な親密度は、ソーシャル・グラフ・エンティティに関連付けられているアクションまたは関係の継続モニタリングに基づいて変化し得る。本開示は、特定の様式で特定の親密度を決定することを説明しているが、本開示は、任意の適切な様式で任意の適切な親密度を決定することを企図している。
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、親密度係数(本明細書では、「係数」と呼ばれることがある)を使用してソーシャル・グラフ親密度を測定または定量化し得る。係数は、オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられている特定のオブジェクト間の関係の強さを表すまたは定量化し得る。係数は、アクションにおけるユーザの興味に基づいてユーザが特定のアクションを実行する予測確率を測定する確率または機能も表し得る。このようにして、ユーザの将来のアクションは、ユーザの前のアクションに基づいて予測され得、係数は、少なくとも部分的にユーザのアクションの履歴が計算され得る。係数は、任意の数のアクションを予測するために使用され得、アクションは、オンライン・ソーシャル・ネットワーク内であってもよいし、オンライン・ソーシャル・ネットワークの外部であってもよい。限定としてではなく、一例として、これらのアクションは、メッセージを送信すること、コンテンツを投稿すること、もしくはコンテンツに対してコメントすることなどのさまざまなタイプの通信、プロファイル・ページ、メディア、もしくは他の適切なコンテンツにアクセスもしくは閲覧するなどのさまざまなタイプの観察アクション、同じグループ内にある、同じ写真でタグ付けされている、同じロケーションにチェックインした、もしくは同じイベントに出席したなどの2つ以上のソーシャル・グラフ・エンティティについてのさまざまなタイプの一致情報、または他の適切なアクションを含み得る。本開示は、特定の様式で親密度を測定することを説明しているが、本開示は、任意の適切な様式で親密度を測定することを企図している。
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、さまざまな因子を使用して係数を計算し得る。これらの因子としては、たとえば、ユーザ・アクション、オブジェクト間の関係のタイプ、ロケーション情報、他の適切な因子、またはそれらの任意の組み合わせがあり得る。特定の実施形態では、異なる因子は、係数を計算するとき、異なるように重み付けされ得る。各因子の重みは静的であってもよいし、重みは、たとえば、ユーザ、関係のタイプ、アクションのタイプ、ユーザのロケーションなどに応じて変化してもよい。因子のレーティングは、ユーザの全体的係数を決定するための重みに応じて組み合わされ得る。限定としてではなく、一例として、特定のユーザ・アクションは、レーティングと重みの両方に対して割り当てられてよく、特定のユーザ・アクションに関連付けられている関係は、レーティングおよび相関重みが割り当てられる(たとえば、そのため、重みは合計100%になる)。特定のオブジェクトに対するユーザの係数を計算するために、ユーザのアクションに対して割り当てられたレーティングは、たとえば、全体的係数の60%を備えることがあり、ユーザとオブジェクトとの間の関係は全体的係数の40%を備えることがある。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、たとえば、情報がアクセスされてからの時間、減衰因子、アクセスの頻度、情報との関係もしくは情報がアクセスされたオブジェクトとの関係、オブジェクトに対して接続されたソーシャル・グラフ・エンティティとの関係、ユーザ・アクションの短期もしくは長期の平均、ユーザ・フィードバック、他の適切な変数、またはそれらの任意の組み合わせなどの、係数を計算するために使用されるさまざまな因子に対する重みを決定するとき、さまざまな変数を考慮し得る。限定としてではなく、一例として、係数は、係数を計算するとき、アクションが最近であればあるほど関連度が大きくなるように、特定のアクションによって提供される信号の強さを時間とともに減衰させる減衰因子を含み得る。レーティングおよび重みは、係数が基づくアクションの継続追跡に基づいて連続的に更新され得る。任意のタイプのプロセスまたはアルゴリズムが、各因子および因子に対して割り当てられた重みに対するレーティングを割り当てる、組み合わせる、平均化するなどを行うために用いられてよい。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、履歴アクションおよび過去のユーザ応答、またはさまざまなオプションに対してさらし、応答を測定することによってユーザから得られた(farmed)データに関して訓練された機械学習アルゴリズムを使用して係数を決定し得る。本開示は、特定の様式で係数を計算することを説明しているが、本開示は、任意の適切な様式で係数を計算することを企図している。
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ユーザのアクションに基づいて係数を計算し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、オンライン・ソーシャル・ネットワーク上で、サードパーティ・システム1708上で、他の適切なシステム上で、またはそれらの任意の組み合わせで、そのようなアクションを監視してもよい。任意の適切なタイプのユーザ・アクションが追跡または監視されてもよい。典型的なユーザ・アクションとしては、プロファイル・ページを閲覧すること、コンテンツを作成または投稿すること、コンテンツと対話すること、グループに加わること、イベントにおける出席をリストし確認すること、ロケーションにチェックインすること、特定のページに対して「いいね」を表明すること、ページを作成すること、およびソーシャル・アクションを促進する他のタスクを実行することがある。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、特定のタイプのコンテンツとのユーザのアクションに基づいて係数を計算し得る。コンテンツは、オンライン・ソーシャル・ネットワーク、サードパーティ・システム1708、または別の適切なシステムに関連付けられ得る。コンテンツとしては、ユーザ、プロファイル・ページ、投稿、ニュース・ストーリー、ヘッドライン、インスタント・メッセージ、チャット・ルームの会話、電子メール、広告、ピクチャ、映像、音楽、他の適切なオブジェクト、またはそれらの任意の組み合わせがある。ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ユーザのアクションを分析して、アクションのうちの1つまたは複数が主題、コンテンツ、他のユーザなどに対して親密度を示すか否かを決定し得る。限定としてではなく、一例として、ユーザが、「コーヒー」またはその変種に関係したコンテンツの投稿を頻繁に行う場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ユーザが「コーヒー」というコンセプトに関して高い係数を有することを決定し得る。特定のアクションまたは特定のタイプのアクションは、計算された全体的係数に影響し得る、他のアクションよりも高い重みおよび/またはレーティングが割り当てられ得る。限定としてではなく、一例として、第1のユーザが第2のユーザに電子メールを出す場合、アクションに対する重みまたはレーティングは、第1のユーザが第2のユーザのためのユーザプロファイル・ページを閲覧するだけの場合よりも高くなり得る。
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、特定のオブジェクト間の関係のタイプに基づいて係数を計算し得る。ソーシャル・グラフ1800を参照すると、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、係数を計算するとき、特定のユーザ・ノード1802とコンセプトノード1804を接続するエッジ1806の数および/またはタイプを分析し得る。限定としてではなく、一例として、配偶者タイプのエッジ(2人のユーザが結婚していることを表す)によって接続されるユーザ・ノード1802は、友人タイプのエッジによって接続されるユーザ・ノード1802よりも高い係数が割り当てられ得る。言い換えれば、特定のユーザのためのアクションおよび関係に対して割り当てられた重みに応じて、全体的親密度は、ユーザの友人についてのコンテンツに対するよりもユーザの配偶者についてのコンテンツに対して高くなるように決定され得る。特定の実施形態では、ユーザが別のオブジェクトと有する関係は、そのオブジェクトに関する係数を計算することに関するユーザのアクションの重みおよび/またはレーティングに影響し得る。限定としてではなく、一例として、コンテンツとタグ付けタイプの関係を有することは、コンテンツと「いいね」タイプの関係を有するよりも高い重みおよび/またはレーティングを割り当てられ得るので、ユーザが第1のフォトでタグ付けされるが、第2のフォトに対しては「いいね」を表明するにすぎない場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ユーザが、第2のフォトよりも第1のフォトに関して高い係数を有することを決定し得る。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、1つまたは複数の第2のユーザが特定のオブジェクトと有する関係に基づいて、第1のユーザに関する係数を計算し得る。言い換えれば、他のユーザがオブジェクトと有する接続および係数は、第1のユーザのオブジェクトに関する係数に影響し得る。限定としてではなく、一例として、第1のユーザが、1つもしくは複数の第2のユーザに対して接続される、またはそれらに関して高い係数を有し、それらの第2のユーザが特定のオブジェクトに接続されるか、またはそれに関して高い係数を有する場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、第1のユーザも、特定のオブジェクトに関する比較的高い係数も有するべきであることを決定し得る。特定の実施形態では、係数は、特定のオブジェクト間の隔たり次数に基づいてよい。より低い係数は、第1のユーザが、ソーシャル・グラフ1800内で第1のユーザに対して間接的に接続されたユーザのコンテンツ・オブジェクトにおいて興味を共有する可能性の減少を表し得る。限定としてではなく、一例として、ソーシャル・グラフ1800内でより近い(すなわち、隔たり次数のより低い)ソーシャル・グラフ・エンティティは、ソーシャル・グラフ1800内でさらに離れたエンティティよりも高い係数を有し得る。
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ロケーション情報に基づいて係数を計算し得る。互いに対して地理的により近いオブジェクトは、より遠いオブジェクトよりも互いに対してより関係がある、またはより興味があると考えられ得る。特定の実施形態では、特定のオブジェクトのためのユーザの係数は、ユーザに関連付けられている現在のロケーション(またはユーザのクライアント・システム1706のロケーション)に対するオブジェクトのロケーションの近接性に基づき得る。第1のユーザは、第1のユーザに対してより近い他のユーザまたはコンセプトに、より興味があり得る。限定としてではなく、一例として、ユーザが空港から1.609km(1マイル)、ガソリン・スタンドから3.219km(2マイル)のところに位置している場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ユーザに対する空港の近接性に基づいて、ユーザがガソリン・スタンドよりも空港に関して高い係数を有することを決定し得る。
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、係数情報に基づいて、ユーザに関する特定のアクションを実行し得る。係数は、ユーザのアクションへの興味に基づいて、ユーザが特定のアクションを実行するか否かを予測するために使用され得る。係数は、広告、検索結果、ニュース・ストーリー、メディア、メッセージ、通知、または他の適切なオブジェクトなどの任意のタイプのオブジェクトをユーザに対して生成または提示するとき、使用され得る。係数はまた、必要に応じて、そのようなオブジェクトをランキングし、順序付けるために利用され得る。このようにして、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、ユーザの興味および現在の環境に関連のある情報を提供し、興味のあるそのような情報を見つける可能性を増加させ得る。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、係数情報に基づいてコンテンツを生成し得る。コンテンツ・オブジェクトは、ユーザに固有の係数に基づいて提供または選択され得る。限定としてではなく、一例として、ユーザが、ユーザがメディア・オブジェクトに関して高い全体的係数を有するメディアが提示される場合、係数は、ユーザのためのメディアを生成するために使用され得る。限定としてではなく、別の例として、ユーザが、ユーザが広告付きオブジェクトに関して高い全体的係数を有する広告が提示される場合、係数は、ユーザのための広告を生成するために使用され得る。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、係数情報に基づいて検索結果を生成し得る。特定のユーザのための検索結果は、クエリを発行したユーザに対する検索結果に関連付けられている係数に基づいてスコア付けまたはランキングされ得る。限定としてではなく、一例として、より高い係数を有するオブジェクトに対応する検索結果は、検索結果ページ上で、より低い係数を有するオブジェクトに対応する結果よりも高くランキングされ得る。
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、特定のシステムまたはプロセスからの係数の要求に応答して係数を計算し得る。ユーザが所与の状況でとり得る(または、その対象であり得る)可能性があるアクションを予測するために、任意のプロセスは、ユーザに関する計算された係数を要求し得る。要求は、係数を計算するために使用されるさまざまな因子に使用する重みのセットも含み得る。この要求は、オンライン・ソーシャル・ネットワーク上で実行されているプロセスから来ることもあるし、サードパーティ・システム1708から(たとえば、APIまたは他の通信チャネルを介して)来ることもあるし、別の適切なシステムから来ることもある。要求に応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、係数を計算し得る(または、係数情報が以前に計算され、記憶されている場合、その係数情報にアクセスし得る)。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、特定のプロセスに関して親密度を測定し得る。さまざまなプロセス(オンライン・ソーシャル・ネットワークに対して内部と外部の両方にある)は、特定のオブジェクトまたはオブジェクトのセットに関する係数を要求し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、親密度の尺度を要求した特定のプロセスに対して関連のある親密度の尺度を提供し得る。このようにして、各プロセスは、プロセスが親密度の尺度を使用する異なるコンテキストに合わせられた親密度の尺度を受信する。
ソーシャル・グラフ親密度および親密度係数に関して、特定の実施形態は、その各々が本願明細書に援用される、2006年8月11日に出願された米国特許出願第11/503093号、2010年12月22日に出願された米国特許出願第12/977027号、2010年12月23日に出願された米国特許出願第12/978265号、および2012年10月01日に出願された米国特許出願第13/632869号に開示されている1つまたは複数のシステム、構成要素、要素、機能、方法、動作、またはステップを利用し得る。
特定の実施形態では、オンライン・ソーシャル・ネットワークのコンテンツ・オブジェクトのうちの1つまたは複数がプライバシー設定に関連付けられ得る。オブジェクトのためのプライバシー設定(または「アクセス設定」)は、たとえば、オブジェクトに関連して、許可サーバ上のインデックス内に、別の適切な様式で、または、それらの任意の組み合わせなどの任意の適切な様式で記憶されてもよい。オブジェクトのプライバシー設定は、オブジェクト(またはオブジェクトに関連付けられている特定の情報)が、オンライン・ソーシャル・ネットワークを使用してどのようにアクセス(たとえば、閲覧または共有)され得るかを規定し得る。オブジェクトのためのプライバシー設定は、特定のユーザがそのオブジェクトにアクセスすることを可能にし、オブジェクトは、そのユーザに対して「閲覧可能」と説明され得る。限定としてではなく、一例として、オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザは、ユーザプロファイル・ページのためのプライバシー設定が、ユーザプロファイル・ページ上の職歴情報にアクセスし得るユーザのセットを識別し、したがって、他のユーザを情報にアクセスさせないことを規定し得る。特定の実施形態では、プライバシー設定は、オブジェクトに関連付けられている一定の情報にアクセスすることが可能にされるべきではないユーザの「遮断リスト」を規定し得る。言い換えれば、遮断リストは、オブジェクトが見えない1つまたは複数のユーザまたはエンティティを規定し得る。限定としてではなく、一例として、ユーザは、ユーザに関連付けられているフォト・アルバムにアクセスし得ないユーザのセットを規定し、したがって、それらのユーザをフォト・アルバムにアクセスさせ得ない(がまた、おそらく、ユーザのセットに含まれない一定のユーザはフォト・アルバムにアクセスすることを可能にする)。特定の実施形態では、プライバシー設定は、特定のソーシャル・グラフ要素に関連付けられ得る。ノードまたはエッジなどのソーシャル・グラフ要素のプライバシー設定は、ソーシャル・グラフ要素、ソーシャル・グラフ要素に関連付けられている情報、またはソーシャル・グラフ要素に関連付けられているコンテンツ・オブジェクトがどのようにしてオンライン・ソーシャル・ネットワークを使用してアクセス可能であるかを規定し得る。限定としてではなく、一例として、特定のフォトに対応する特定のコンセプトノード1804は、そのフォトは、フォトでタグ付けされたユーザおよびユーザの友人によってのみアクセスされ得ることを規定するプライバシー設定を有し得る。特定の実施形態では、プライバシー設定は、ユーザが、アクションをソーシャル・ネットワーキング・システム1702によってログさせること、または他のシステム(たとえば、サードパーティ・システム1708)と共有させることに加わる、または加わらないことを可能にする。特定の実施形態では、オブジェクトに関連付けられているプライバシー設定は、任意の適切な粒度の許容されたアクセスまたはアクセスの否定を規定し得る。限定としてではなく、一例として、アクセスまたはアクセスの否定は、特定のユーザ(たとえば、自分のみ、ルームメイト、および上司)、特定の次数以内の隔たりに含まれるユーザ(たとえば、友人、または友人の友人)、ユーザ・グループ(たとえば、ゲーム・クラブ、家族)、ユーザ・ネットワーク(たとえば、特定の雇用者の従業員、学生、または特定の大学の卒業生)、すべてのユーザ(「パブリック」)、ユーザなし(「プライベート」)、サードパーティ・システム1708のユーザ、特定のアプリケーション(たとえば、サードパーティ・アプリケーション、外部ウェブサイト)、他の適切なユーザもしくはエンティティ、またはそれらの任意の組み合わせに対して規定され得る。本開示は、特定の様式で特定のプライバシー設定を使用することを説明しているが、本開示は、任意の適切な様式で任意の適切なプライバシー設定を使用することを企図している。
特定の実施形態では、1つまたは複数のサーバは、プライバシー設定を強制するための許可/プライバシー・サーバであってよい。データ・ストア内に記憶された特定のオブジェクトに関するユーザ(または他のエンティティ)からの要求に応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システム1702は、オブジェクトのためのデータ・ストアに対して要求を送信し得る。要求は、要求に関連付けられているユーザを識別し得、許可サーバが、オブジェクトに関連付けられているプライバシー設定に基づいて、ユーザがオブジェクトにアクセスすることを許可されていることを決定した場合、ユーザ(またはユーザのクライアント・システム1706)のみに対して送信され得る。要求元ユーザが、オブジェクトにアクセスすることが許可されていない場合、許可サーバは、要求されたオブジェクトがデータ・ストアから取り出されるのを防止し得る、または、要求されたオブジェクトがユーザに対して送信されるのを防止し得る。検索クエリ・コンテキストでは、クエリ元ユーザが、オブジェクトにアクセスすることが許可されている場合、そのオブジェクトは、検索結果としてのみ生成され得る。言い換えれば、オブジェクトは、クエリ元ユーザに見える可視性を有さなければならない。オブジェクトが、ユーザに見えない可視性を有する場合、オブジェクトは検索結果から除外され得る。本開示は、特定の様式でプライバシー設定を強制することを説明しているが、本開示は、任意の適切な様式でプライバシー設定を強制することを企図したものである。
上記明細は、特定の例示的な実施形態を参照して記載されている。種々実施形態および本開示の様相は、本明細書に記載の詳細を参照して記述され、添付の図面は、これら種々の実施形態を示している。上記説明および図面は、本発明の一例に過ぎず、本発明を制限するものと解釈されるべきではない。多くの具体的詳細の記述によって、本発明の種々の実施形態の十分な理解が得られる。
追加または代替の実施形態は、その主旨または本質的特性から逸脱することなく、他の特定の形態で具現化されるようになっていてもよい。上記実施形態は、あらゆる点において一例に過ぎず、何ら限定的なものではないと解釈されるべきである。したがって、発明の範囲は、上記説明ではなく、添付の特許請求の範囲によって指定される。特許請求の範囲と同等の意味および範囲に含まれるすべての変更は、上記請求の範囲に包含されるものとする。

Claims (20)

  1. 方法であって、
    サーバにおいて送信者から資金を電子的に送金するための要求を受信する工程と、
    該サーバが、資金の送金を受信するのに適格な国に居住し、かつソーシャル・ネットワーキング・システムを介して該送信者に関連付けられた複数の受信候補者を識別する工程と、
    該サーバが、該ソーシャル・ネットワーキング・システムのデータに基づいて、該送信者と該複数の受信候補者のうちの該受信候補者の各々との間の関係係数を計算する工程と、
    該サーバが、高い関係係数を有する2つ以上の受信候補者のリストを提供する工程と
    を含む方法。
  2. 前記送信者と受信候補者との間の関係係数を計算する工程が、
    前記送信者と前記受信候補者との間のソーシャル・ネットワーク・メッセージの数、頻度、または長さのうちの1つまたは複数、
    前記送信者が前記受信候補者を参照するソーシャル・ネットワークの投稿、
    前記受信候補者が前記送信者を参照するソーシャル・ネットワークの投稿、
    前記送信者と前記受信候補者の両方を含むか、または参照する投稿されたソーシャル・ネットワーク・メディア、
    前記送信者と前記受信候補者との間で共通するソーシャル・ネットワークの友人の数、
    前記送信者と前記受信候補者が同時に同じ地理的エリアにいたことを示すロケーション・チェックイン
    のうちの1つまたは複数を分析することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 資金の送金を受信するのに適格な国のリストを提供する工程と、
    適格な国の選択を受信する工程であって、該適格な国が、資金の送金を受信するのに適格な国のリストから選択される、前記受信する工程と
    をさらに含み、
    資金の送金を受信するのに適格な国に居住する複数の受信候補者を識別する工程が、選択された適格な国に居住する受信候補者を識別することを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 受信候補者に対する関係係数が前記送信者と前記受信候補者との間の関係の強度を示し、かつ前記受信候補者と前記送信者との間の対話アクティビティのレベルに基づく、請求項3に記載の方法。
  5. 前記サーバが、各前記受信候補者に関するリスク・レベルを計算する工程と、
    受信候補者に関する前記リスク・レベルが所定の閾値を上回る場合、前記受信候補者を前記リストから除外する工程と
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. ソーシャル・ネットワーク情報に基づいて、各受信候補者がソーシャル・ネットワーキング・システムのメンバである時間の長さを決定する工程と、
    各受信候補者がソーシャル・ネットワーキング・システムのメンバである前記時間の長さを使用して、前記受信候補者の各々に関する前記リスク・レベルを計算する工程と
    をさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. ソーシャル・ネットワーク情報に基づいて、各受信候補者に関する実在度スコアを計算する工程と、
    計算された実在度スコアを使用して、前記受信候補者の各々に関する前記リスク・レベルを計算する工程と
    をさらに含む、請求項5に記載の方法。
  8. 受信候補者に関する前記実在度スコアを計算する工程が、前記受信候補者が、前記ソーシャル・ネットワーキング・システムに対して投稿された写真においてタグ付けされているかどうか、前記ソーシャル・ネットワーキング・システムの共同ユーザが前記受信候補者の誕生日を祝うことを希望したかどうか、前記受信候補者と前記ソーシャル・ネットワーキング・システムの共同ユーザとの間で交換されたメッセージの数、または共同ユーザが、前記受信候補者によってなされた投稿に対して「いいね」を表明したか、もしくはコメントしたかどうか、のうちの1つまたは複数を決定することを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 受信候補者に関連付けられた支払いイベントを推測する工程と、
    該支払いイベントに関連付けられた該受信候補者を前記リストに含める工程と
    をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  10. 前記支払いイベントが、誕生日、結婚、宗教的イベント、記念日、または休日のうちの1つまたは複数である、請求項9に記載の方法。
  11. 前記リスト内の各受信候補者に関する関係係数および各受信候補者に関する任意の推測される支払いイベントに従って、前記リスト内の前記受信候補者をランキングする工程をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  12. システムであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    命令を記憶する少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、該命令は、該少なくとも1つのプロセッサによって実行されるとき、システムに
    資金を電子的に送金するための要求を送信者から受信すること、
    資金の送金を受信するのに適格な国に居住し、かつソーシャル・ネットワーキング・システムを介して該送信者に関連付けられた複数の受信候補者を識別すること、
    該ソーシャル・ネットワーキング・システムのデータに基づいて、該送信者と該複数の受信候補者のうちの該受信候補者の各々との間の関係係数を計算すること、
    高い関係係数を有する2つ以上の受信候補者のリストを提供すること
    を行わせる、前記少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体と
    を備えるシステム。
  13. 前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されるとき、前記システムに
    前記送信者と受信候補者との間のソーシャル・ネットワーク・メッセージの数、頻度、または長さのうちの1つまたは複数、
    前記送信者が該受信候補者を参照するソーシャル・ネットワークの投稿、
    該受信候補者が前記送信者を参照するソーシャル・ネットワークの投稿、
    前記送信者と該受信候補者の両方を含むか、または参照する投稿されたソーシャル・ネットワーク・メディア、
    前記送信者と該受信候補者との間で共通するソーシャル・ネットワークの友人の数、
    前記送信者と該受信候補者が同時に同じ地理的エリアにいたことを示すロケーション・チェックイン
    のうちの1つまたは複数を分析することによって、前記送信者と該受信候補者との間の関係係数を計算することを行わせる命令をさらに備える、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されるとき、前記システムに
    各前記受信候補者に関するリスク・レベルを計算すること、
    受信候補者に関する前記リスク・レベルが所定の閾値を上回る場合、前記受信候補者を前記リストから除外すること
    を行わせる命令をさらに備える、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されるとき、前記システムに
    受信候補者が、前記ソーシャル・ネットワーキング・システムに対して投稿された写真においてタグ付けされているかどうか、前記ソーシャル・ネットワーキング・システムの共同ユーザが該受信候補者の誕生日を祝うことを希望したかどうか、該受信候補者と前記ソーシャル・ネットワーキング・システムの共同ユーザとの間で交換されたメッセージの数、または共同ユーザが、該受信候補者によってなされた投稿に対して「いいね」を表明したか、もしくはコメントしたかどうか、のうちの1つまたは複数を決定することによって、ソーシャル・ネットワーク情報に基づいて、各受信候補者に関する実在度スコアを計算すること、
    計算された実在度スコアを使用して、該受信候補者の各々に関する前記リスク・レベルを計算すること
    を行わせる命令をさらに備える、請求項14に記載のシステム。
  16. 方法であって、
    ユーザと共同ユーザとの間で交換された複数の電子メッセージを有する通信スレッドを含むメッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェースを提供する工程と、
    少なくとも1つのプロセッサが、該ユーザから該共同ユーザに資金を電子的に送金するために該メッセージング・グラフィカル・ユーザ・インタフェースにおけるオプションの選択を識別する工程と、
    該ユーザが該共同ユーザに対して送信することを望む金銭の額を識別する工程と、
    少なくとも1つのプロセッサが、該共同ユーザのために維持されたプロファイル情報に基づいて、該共同ユーザに関する国を識別する工程と、
    該共同ユーザが為替レートを使用するために識別された国の通貨で該共同ユーザに対して送信するために調整された金銭の額を計算する工程と、
    該共同ユーザに対して、該調整された金銭の額を含む送金を開始する工程と
    を含む方法。
  17. 前記共同ユーザに関連付けられた支払いクレデンシャルを識別する工程と、
    前記共同ユーザのステータスがアクティブであり、該支払いクレデンシャルが前記共同ユーザに関連付けられる場合、前記送金を開始するために前記ユーザに送金フォームを提供する工程と
    をさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記共同ユーザに関する支払いイベントが発生したか、または今発生しようとしていることを推測する工程と、
    推測された支払いイベントに応答して前記共同ユーザに資金を送金するために、前記ユーザに対して通知を送信する工程と
    をさらに含む、請求項16に記載の方法。
  19. 前記共同ユーザに関する前記支払いイベントが発生したか、または今発生しようとしていることを推測する工程が、ソーシャル・ネットワーキング・システムによって維持された前記共同ユーザについての情報を分析する工程に基づく、請求項18に記載の方法。
  20. 少なくとも1つのプロセッサが、前記共同ユーザに前記資金を送達するための送金方法の選択を識別する工程と、
    選択された送金方法に基づいて、前記共同ユーザについての送金情報を前記ユーザに要求する工程と、
    ソーシャル・ネットワーキング・システムによって維持された前記共同ユーザについての情報に基づいて、前記共同ユーザに関する1つまたは複数の前記送金情報を自動で設定する工程と
    をさらに含む、請求項8に記載の方法。
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