JP2013205462A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】時分割駆動によって複数の方向に光を振り分けて画像を表示するに際し、それぞれの画面の混在を低減し、かつ輝度の高い画像が得られる液晶表示装置を提供する。
【解決手段】複数の液晶画素PXを略マトリクス状に配列した表示パネルDPと、前記表示パネルと対向して配され、前記液晶画素の複数の行毎に区分された表示領域に対応する発光領域を複数有し、前記発光領域から出射する光を複数の方向に切り替え可能になされた照明部BL(SBL)と、画像を前記液晶画素の行毎に逐次走査して書き込み、対応する発光領域から所定の方向に光を出射するように制御すると共に、立体表示を含み多視差表示を構成する複数の画像を時分割で前記表示パネルに表示する駆動制御部5とを備え、前記照明部は、前記複数の発光領域を備えた導光部と、前記発光領域の端部に光を入射するように前記導光部の両端部に対向して配される複数対の光源とを有する液晶表示装置である。
【選択図】図2

Description

本発明は立体表示あるいは同一画面で観察者の見る方向によって同時に異なる画面表示が可能な液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は、軽量、薄型、低消費電力などの特徴を生かして、パーソナルコンピュータ、情報携帯端末、テレビジョン、あるいはカーナビゲーションシステム等の表示装置として広く利用されている。
この液晶表示装置は、一つの二次元情報を表示するのが通常であるが、それに留まらず、立体表示、あるいは同一画面で観察者の見る方向によって同時に異なる画面表示が可能な液晶表示装置が提案されている。例えば、車載用で運転席と助手席とで見える映像が異なる2画面表示装置や、右目用の映像と左目用の映像をそれぞれ表示することによって立体表示を行う3次元表示装置などが提案されている。
このような表示を可能とする技術として、視差バリア方式が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
図10は、視差バリア方式の概念図である。表示パネルDPには、右方向用の画素と、左方向用の画素とが個別に形成されている。そして、斜め方向からは、その各々の画素を透過して出射する光の一方の光を観測できるように、視差バリア層51を形成する。なお、その視差バリア51としてレンチキュラーレンズを設けて指向性を高めることもできる。しかしながら、このような視差バリア方式では、右方向用の画素と左方向用の画素とを異ならしめる必要があることから、表示画像の空間解像度は実際の表示パネルの画素数の1/2に低下してしまう。
一方、時分割駆動によって左右それぞれの方向に光を振り分けることで光の指向性を切り替える方式も提案されている。
この方式によれば、空間解像度、もしくは開口率を減少させることなく複数の画面を表示することや、立体画像を表示することができる。
特開平5−107663号公報 特開平10−161061号公報
ところで、時分割駆動によって複数の方向に光を振り分けて画像を表示する際には、それぞれの画面が混在しないことと、点灯期間をできるだけ長くして明るさを確保することが常に求められる。
しかしながら、更なる高品質の画像表示を実現するためには、駆動方式のみの改良に留まらず、液晶表示装置の構成についての改良も検討する必要がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、時分割駆動によって複数の方向に光を振り分けて画像を表示するに際し、それぞれの画面の混在を低減し、かつ輝度の高い画像を得ることのできる液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、複数の液晶画素を略マトリクス状に配列した表示パネルと、前記表示パネルと対向して配され、前記液晶画素の複数の行毎に区分された表示領域に対応する発光領域を複数有し、前記発光領域から出射する光を複数の方向に切り替え可能になされた照明部と、画像を前記液晶画素の行毎に逐次走査して書き込み、対応する発光領域から所定の方向に光を出射するように制御すると共に、立体表示を含み多視差表示を構成する複数の画像を時分割で前記表示パネルに表示する駆動制御部とを備え、前記照明部は、前記複数の発光領域を備えた導光部と、前記発光領域の端部に光を入射するように前記導光部の両端部に対向して配される複数対の光源とを有する液晶表示装置である。
本発明に係る液晶表示装置の概要を説明する図。 本実施の形態の、スキャンバックライトの概略の構成を示す図。 LEDを1つだけ点灯した状態を表す図。 液晶表示装置の回路構成を概略的に示す図。 本実施の形態の液晶表示装置の駆動方法を示す図。 スキャンバックライトを使用しなかった場合の駆動法を示す図。 IPSモードの液晶を用いた場合の駆動方法を示す図。 2視差の立体表示として、正面からのみ立体視できるデバイスであることを示す模式図。 5視差の立体表示として、5つの領域で立体視できるデバイスであることを示す模式図。 視差バリア方式の概念図。
〔第1の実施の形態〕
以下の実施の形態では立体表示を行う場合を例として説明するが、本発明はこれに限られるものではない。
図1は、本発明に係る液晶表示装置の概要を説明する図である。
本発明に係る液晶表示装置では、透過型の表示パネルDPの下にバックライトBLを備えている。そして、バックライトBLは、光源52a、光源52bおよびバックライト導光板53で構成される。ここで、光源52aをオンしたときは、光はバックライト導光板53によって図の右方向に出射され、光源52bをオンしたときは、光はバックライト導光板53によって図の左方向に出射される。
立体表示を行うときは、表示パネルDPに右の画像を表示する期間で光源52aを点灯し、表示パネルDPに左の画像を表示する期間で光源を切替えて光源52bを点灯する。このように時分割で表示パネルDPに左右視差像を順次表示し、これと同期して照明する光源の指向性を切替えることによって、左右の視差画像をそれぞれ左右の眼に導くことができる。
なお、図1は液晶表示装置の概略の構成を示している。実際の表示装置においては、表示パネルDPとバックライトBLとの間に、さらにコリメートレンズ、プリズムフィルムなどの光の指向性を調整する光学素子を適宜設けることができる。なお、従来の2次元画像を表示する液晶表示装置では、表示パネルDPとバックライトBLとの間に、散乱シートが設けられているが、この散乱シートは光の指向性を低下させるので立体画像の表示にとってあまり好ましくはない。
ところで、1フレーム期間を時分割して異なる映像を表示するためには、応答速度の速い液晶を使用することが必須の条件となる。このため、本実施の形態では、動画表示に必要とされる高速な液晶応答性を有すると共に、広視野角の実現が可能なOCBモード(Optically Compensated Bend)液晶を使用する。
また、高品質の立体画像を得るために、本実施例の液晶表示装置は、バックライトBLとして、複数の発光領域が独立に制御可能であるスキャンバックライトSBLを使用する。
図2は、本実施の形態の、スキャンバックライトSBLの概略の構成を示す図である。
スキャンバックライトSBLは、導光板53と、その左右端に対になって設けられた複数のLED及びこれらLEDを駆動するLEDドライバを備えている。
そして、導光板53の、図で下の面にはプリズム加工(不図示)が施されている。左右のLEDから出射された光はこのプリズムで反射されて、3D表示を可能にするように、それぞれ所定の角度で表示パネルDPに入射する。
また導光板53の、図で上の面には左右一対のLEDを結ぶ方向(横方向)にスリット(溝)が設けられている。このスリットによって、左右のLEDからの光が隣接する上下方向の領域に広がることを防止している。
なお、スリットは、導光板53の上面でなくとも、下面に設けられていても良く、上下面に共に設けられていても良い。また上述のように、表示パネルDPとスキャンバックライトSBLとの間に、さらにコリメートレンズ、プリズムフィルムなどの光の指向性を調整する光学素子を適宜設けることができる。
スキャンバックライトSBLでは、左右に設けられたLEDの点灯タイミングを独立に制御することができるため、このLEDの点灯タイミングをずらしながら駆動することができる。これにより、横方向に光る帯を上下方向にスキャンさせることができる。
図3は、LEDを1つだけ点灯した状態を表す図である。
点灯しているLEDから図の横方向に光が伸びている。出射された光は、図の縦方向への広がりが少ないことが特徴である。これは上述のスリットを導光板53に設けたことによる。
また、光の強度分布は均一ではなく、光源側が強く、光源から離れるに従って弱くなり、他方の端部に達するとほとんど強度は0となっている。このような不均一分布は意図的に実施したものである。
なぜならば、もし他方の端部で光が反射されると、その反射光の挙動は、他端に設けられたLEDからの光と同じ挙動をするためである。即ち、他方の端部での光の反射が発生すると、3Dの品位が損なわれることになる。発明者らの調査によれば、3Dの品位が損なわれることを防止するためには、他端に到達したときの光の強度は、入射端での光の強度の10分の1以下にするのが望ましい。
図4は、液晶表示装置の回路構成を概略的に示す図である。
液晶表示装置は、表示パネルDP、表示パネルDPを照明するバックライトBL、表示パネルDPおよびバックライトBLを制御する表示制御回路CNTを備える。
表示パネルDPは、一対の電極基板であるアレイ基板1および対向基板2間に液晶層3を挟持した構造である。液晶層3は、OCB液晶を液晶材料として含む。このOCB液晶は、ノーマリホワイトの表示動作のために予めスプレー配向からベンド配向に転移されると共に、表示動作中にベンド配向からスプレー配向への逆転移が、印加される電圧により阻止される。
表示制御回路CNTは、アレイ基板1および対向基板2から液晶層3に印加される液晶駆動電圧により表示パネルDPの透過率を制御する。スプレー配向からベンド配向への転移は、電源投入時に表示制御回路CNTにより行われる所定の初期化処理で比較的大きな電界を液晶に印加することにより得られる。
アレイ基板1では、複数の画素電極PEが透明絶縁基板GL上において略マトリクス状に配置される。また、複数のゲート線Y(Y1〜Ym)が複数の画素電極PEの行に沿って配置され、複数のソース線X(X1〜Xn)が複数の画素電極PEの列に沿って配置される。
これらゲート線Yおよびソース線Xの交差位置近傍には、複数の画素スイッチング素子Wが配置される。各画素スイッチング素子Wは例えばゲートがゲート線Yに接続され、ソース−ドレインパスがソース線Xおよび画素電極PE間に接続される薄膜トランジスタからなり、対応ゲート線Yを介して駆動されたときに対応ソース線Xおよび対応画素電極PE間で導通する。
各画素電極PEおよび共通電極CEのそれぞれは、例えばITO等の透明電極材料からなり、それぞれ配向膜ALで覆われ、画素電極PEおよび共通電極CEからの電界に対応した液晶分子配列に制御される液晶層3の一部である画素領域と共に液晶画素PXを構成する。
複数の液晶画素PXは各々画素電極PEおよび共通電極CE間に液晶容量CLCを有する。複数の補助容量線C1〜Cmは各々対応行の液晶画素PXの画素電極PEに容量結合した補助容量Csを構成する。補助容量Csは画素スイッチング素子Wの寄生容量に対して十分大きな容量値を有する。
表示制御回路CNTは、ゲートドライバYD、ソースドライバXD、バックライト駆動部LD、駆動用電圧発生回路4、およびコントローラ回路5を備える。
ゲートドライバYDは、複数のスイッチング素子Wを行単位に導通させるように複数のゲート線Y1〜Ymを順次駆動する。ソースドライバXDは、各行のスイッチング素子Wが対応ゲート線Yの駆動によって導通する期間において画素電圧Vsを複数のソース線X1〜Xnにそれぞれ出力する。バックライト駆動部LDは、バックライトBL(スキャンバックライトSBL)を駆動する。駆動用電圧発生回路4は、表示パネルDPの駆動用電圧を発生する。コントローラ回路5は、ゲートドライバYD、ソースドライバXDおよびバックライト駆動部LDを制御する。
駆動用電圧発生回路4は、補償電圧発生回路6、階調基準電圧発生回路7、およびコモン電圧発生回路8を含む。
補償電圧発生回路6は、補助容量線Cに印加される補償電圧Veを発生する。階調基準電圧発生回路7は、ソースドライバXDによって用いられる所定数の階調基準電圧VREFを発生する。コモン電圧発生回路8は、対向電極CTに印加されるコモン電圧Vcomを発生する。
コントローラ回路5は、垂直タイミング制御回路11、水平タイミング制御回路12、フレーム回路17、およびバックライト制御回路14を含む。
垂直タイミング制御回路11は、外部信号源SSから入力される同期信号SYNC(VSYNC,DE)に基づいてゲートドライバYDに対する制御信号CTYを発生する。水平タイミング制御回路12は、外部信号源SSから入力される同期信号SYNC(VSYNC,DE)に基づいてソースドライバXDに対する制御信号CTXを発生する。画像データ変換回路13は、外部信号源SSから入力される画像データについて、順次メモリに格納すると共に、垂直タイミング制御回路11及び水平タイミング制御回路12のタイミングに同期して逆転移防止電圧に対応するデータ、例えば黒表示に対応する黒挿入用固定画素データB、及び画素データDIに対応した階調表示用可変画素データSを順次出力する。バックライト制御回路14は、垂直タイミング制御回路11から出力される制御信号CTYに基づいてバックライト駆動部LDを制御する。
画像データは複数の液晶画素PXに対する複数の画素データDIからなり、1フレーム期間(垂直走査期間V)毎に更新される。制御信号CTYはゲートドライバYDに供給され、制御信号CTXは画像データ変換回路13から変換結果として得られる画素データDOと共にソースドライバXDに供給される。制御信号CTYは上述のように順次ゲート線Yを駆動する動作をゲートドライバYDに行わせるために用いられ、制御信号CTXは画像データ変換回路13の変換結果として1行分の液晶画素PX単位に得られ直列に出力される画素データDOを複数のソース線Xにそれぞれ割り当てると共に出力極性を指定する動作をソースドライバXDに行わせるために用いられる。
ゲートドライバYDおよびソースドライバXDはゲート線Yおよびソース線Xをそれぞれ選択するために例えばシフトレジスタ回路を用いて構成される。
この場合、制御信号CTYは、第1スタート信号(階調表示開始信号)STHA、第2スタート信号(黒挿入開始信号)STHB、クロック信号、および出力イネーブル信号等を含む。
第1スタート信号(階調表示開始信号)STHAは、階調表示開始タイミングを制御する。第2スタート信号(黒挿入開始信号)STHBは、黒挿入開始タイミングを制御する。クロック信号は、シフトレジスタ回路においてこれらスタート信号STHA,STHBをシフトさせる。出力イネーブル信号は、シフトレジスタ回路によるスタート信号STHA,STHBの保持位置に対応してゲート線Y1〜Ymへの駆動信号の出力を制御する。
他方、制御信号CTXはスタート信号、クロック信号、ロード信号、および極性信号等を含む。
スタート信号は、1行分の画素データの取込開始タイミングを制御する。クロック信号は、シフトレジスタ回路においてこのスタート信号をシフトさせる。ロード信号は、スタート信号の保持位置に対応してシフトレジスタ回路によって1本ずつ選択されるソース線X1〜Xnに対してそれぞれ取り込まれる1行分の画素データDOの並列出力タイミングを制御する。極性信号は、画素データに対応する画素電圧Vsの信号極性を制御する。
ゲートドライバYDは制御信号CTYの制御により1フレーム期間においてゲート線Y1〜Ymを黒挿入用および階調表示用に順次選択し、各行の画素スイッチング素子Wを1水平走査期間Hだけ導通させる駆動信号としてオン電圧を選択ゲート線Yに供給する。
黒挿入用固定画素データBは、1フレーム期間の所定期間にわたり画像データ変換回路13から順次出力され、1行分の階調表示用可変画素データSは次の所定期間にわたり画像データ変換回路13から順次出力される。ソースドライバXDは上述の階調基準電圧発生回路7から供給される所定数の階調基準電圧VREFを参照してこれら画素データB,Sをそれぞれ画素電圧Vsに変換し、複数のソース線X1〜Xnに並列的に出力する。
画素電圧Vsは共通電極CEのコモン電圧Vcomを基準として画素電極PEに印加される電圧であり、例えばフレーム反転駆動およびライン反転駆動を行うようコモン電圧Vcomに対して極性反転される。
また、補償電圧Veは1行分のスイッチング素子Wが非導通となるときにこれらスイッチング素子Wに接続されるゲート線Yに対応した補助容量線CにゲートドライバYDを介して印加され、これらスイッチング素子Wの寄生容量によって1行分の画素PXに生じる画素電圧Vsの変動を補償するために用いられる。
ゲートドライバYDが例えばゲート線Y1をオン電圧により駆動してこのゲート線Y1に接続された全ての画素スイッチング素子Wを導通させると、ソース線X1〜Xn上の画素電圧Vsがこれら画素スイッチング素子Wをそれぞれ介して対応する画素電極PEおよび補助容量Csの一端に供給される。
また、ゲートドライバYDはこのゲート線Y1に対応した補助容量線C1に補償電圧発生回路6からの補償電圧Veを出力し、ゲート線Y1に接続された全ての画素スイッチング素子Wを1水平走査期間だけ導通させた直後にこれら画素スイッチング素子Wを非導通にするオフ電圧をゲート線Y1に出力する。補償電圧Veはこれら画素スイッチング素子Wが非導通になったときにこれらの寄生容量によって画素電極PEから引き抜かれる電荷を低減して画素電圧Vsの変動、すなわち突き抜け電圧ΔVpを実質的にキャンセルする。
図5は、本実施の形態の液晶表示装置の駆動方法を示す図である。
図の横方向は、左から右に向かって時間の経過を表している。図の縦方向は、表示パネルDPの縦方向位置を表し、表示上端位置及び表示下端位置が明記されている。
図中、斜めで示された線は、画面を走査してそれぞれ画素データB,Sを画素に書き込んでいることを表している。
3D信号を形成する左右の画像は、交互に120Hzの駆動周波数で入力信号として送られてくる。入力信号は、画面の上端から下端までを走査して順次画素に書き込まれる。図中、黒い領域で囲まれた白く表示した領域が、信号を書き込んでいる期間を表している。
また、各フレーム内には、黒信号を表示する期間が設けられている。図中、黒で表示した領域が、黒表示のための信号を画素に書き込んでいる期間を表している。黒表示は、OCBモード液晶がスプレー配向に戻るのを防ぐ逆転移防止駆動であるが、初期状態を常に均一化し、前の表示データの影響を極力少なくする効果も備えている。後者を目的とする場合であれば、OCBモード液晶に限らず、他のモードの液晶(後述)でも黒表示は有効である。
本実施の形態では、黒の期間の比率(黒挿入率)はフレーム期間の15〜20%としている。 黒挿入率は、1フレーム期間(1V:垂直走査期間)に対する黒挿入用である固定画素電圧の保持期間(すなわち、黒挿入期間、いいかえれば非階調表示期間)の比率とする。なお、階調表示用である可変画素電圧を保持する期間を保持期間(すなわち、階調表示期間)とする。
図5に示すタイムチャートを実現する液晶表示装置の動作について、図4、図5を参照しつつ詳細に説明する。
第1スタート信号STHAおよび第2スタート信号STHBはいずれもゲートドライバYDに入力されるパルスである。第1スタート信号STHAは定められた黒挿入率に従って第2スタート信号STHBよりも遅れて入力される。
ゲートドライバYDは第2スタート信号STHBを順次シフトさせて複数のゲート線Y1〜Ymを1水平走査期間H当たり1本ずつ順次選択し、ゲート線Y1,Y2,Y3,…に駆動信号を出力する。これに対応し、ソースドライバXDは黒挿入用固定画素データB,B,B,…の各々を画素電圧Vsに変換し、これらを1H毎に反転される極性でソース線X1〜Xnに並列出力する。これら画素電圧Vsはゲート線Y1〜Ymの各々が対応1H期間で駆動される間に1行目,2行目,3行目,…の液晶画素PXに供給される。この第2スタート信号STHBに基づいてゲート線Y1,Y2,Y3,…に駆動信号を出力し、これが保持される期間が黒挿入期間である。
この黒挿入期間に続いて、ゲートドライバYDは第1スタート信号STHAを続く期間にわたり順次シフトさせて複数のゲート線Y1〜Ymを1水平走査期間H当たり1本ずつ選択し、ゲート線Y1,Y2,Y3,…に駆動信号を順次出力する。これに対応し、ソースドライバXDは階調表示用可変画素データS1,S2,S3,…の各々を画素電圧Vsに変換し、これらを1H毎に反転される極性でソース線X1〜Xnに並列出力する。これら画素電圧Vsは、ゲート線Y1〜Ymの各々が対応1H期間で駆動される間に1行目,2行目,3行目,4行目…の液晶画素PXに供給される。この第1スタート信号STHAに基づいてゲート線Y1,Y2,Y3,…に駆動信号を出力する期間を階調表示期間の内の書込み期間という。
この書込み期間の後、1フレーム期間が終了するまでは、ゲート線Y1,Y2,Y3,…に駆動信号は出力されず、液晶画素PXは、供給された画素電圧Vsを保持する。この期間を階調表示期間の内のホールド期間という。
図5において、点線で囲んだ部分は、スキャンバックライトSBLの所定領域の点灯期間をそれぞれ表している。
この図では、表示パネルDPを上下方向に3つの領域(ブロック)に分割し、それぞれの領域に対応してLEDを配置している。即ち、3分割のスキャンバックライトSBLを使用している。
黒信号が、1つのブロックに書き込まれて終わったとき、当該ブロックに対応するスキャンバックライトSBLを点灯させる。そして、次フレームの画像の入力信号が、当該ブロックに書き込みを開始するときに、対応するスキャンバックライトSBLを消灯させる。
この動作を画面の上から下への走査に合わせて、それぞれのブロック毎に実行する。
バックライト駆動部LDは、入力信号が右画面を表示するときは、それに応じて右画面用のLEDの点消灯を制御し、入力信号が左画面を表示するときは、それに応じて右画面用のLEDの点消灯を制御する。
ここで、スキャンバックライトSBLを用いずに、画面全体を一時に点消灯するバックライトを使用した場合を考える。
図5の駆動方法において、ある時点における画面の状態(即ち、図5のある一時点における縦方向の画面の状態)を見ると、ほとんどの場合、一画面中に右画面と左画面とが同時に表示されている。このような場合、例えば、画面全体を一時に点灯すると、右画面の一部に左画面が表示され、立体視を阻害することになる。
このような立体視の阻害をなくすためには、一方の画面の表示データが書き終わって、他方の表示データの書込みが開始されるまでの間にバックライトを点灯させることになるため、バックライトの点灯期間は極めて制限される。
図6は、スキャンバックライトSBLを使用しなかった場合の駆動法を示す図である。
入力信号は、一旦フレームメモリーに蓄積され、次のフレーム期間まで保持した後、高速に書き込まれる。この入力信号の書き込みに先立ち、黒挿入が行われて画面がリセットされる。入力信号の書き込みが終了後、バックライトを右側又は左側のみ全面点灯し、立体表示を行う。
図6に示す駆動方法では、バックライト点灯期間を確保するためにフレーム遅延のためのフレームメモリーを有し、高速書き込みに対応するためにTFTアレイを用いたが、フレーム期間の50%しか点灯期間を確保できなかった。またフレームメモリーはチップ面積を取るため、携帯用の1チップドライバに内蔵するには、QVGA級が限界であり、WVGAを実現するのは難しかった。
これに対して、図5に示す本実施の形態では、スキャンバックライトSBLを用いて分割ブロック毎に制御することで、立体視障害がなく、パネルの透過率ロスを少なくしながら、電力効率の良い明るい立体ディスプレイを実現することができる。例えば、図5に示す例では最大85%のバックライト点灯期間を確保することができた。
また本実施の形態では、フレーム遅延のためのフレームメモリーが不要であるため、コストダウンを図ることができ、更にVGA以上の高精細対応も可能になる。すなわち、メモリーレス黒挿入駆動を実現することが可能となるため、解像度がVGA以上でも対応可能である。
[第2の実施の形態]
本発明は、高速な液晶応答性を有するOCB液晶を用いることが望ましい。しかし、近年ではIPSなどのOCB以外のモードについての応答速度も高速化が図られているため、本発明に用いる液晶は、OCB液晶だけに限られない。
第2の実施の形態では、IPSモードの液晶を用いる点が第1の実施の形態と異なっている。従って、第1の実施の形態と同一の部位には同一の符号を付してその詳細の説明は省略する。
図7は、IPSモードの液晶を用いた場合の駆動方法を示す図である。IPSモードでは逆転移防止駆動としての黒挿入は必要ない。
図7に示す駆動方法では、入力信号が、1つのブロックを書き終わったとき、当該ブロックに対応するスキャンバックライトSBLを点灯させる。そして、次フレームの画像の入力信号が、当該ブロックに書き込みを開始するときに、対応するスキャンバックライトSBLを消灯させる。
この駆動方法でのバックライト点灯期間は、図5に示すバックライト点灯期間と同じにすることができる。
液晶ディスプレイは、書き込む直前の状態の液晶の誘電率の影響を受けることが知られており、このため右側画像を表示したとき左側の画像の影響が残る場合がある。これが立体視の障害になる。この誘電率の影響を回避するためには、この誘電率の変化を予知して、光学応答の過渡時に過大電圧を瞬時に印加して光学応答を速くするなど印加電圧を調整するオーバードライブ方式を併用することが望ましい。
なお、IPS系でも黒挿入しても良い。この場合は、駆動チャートは図5と同じになる。
[第3の実施の形態]
本発明は、2視差の立体表示に限るものではない。本発明は、3視差以上の立体表示として構成することが可能である。
図8は、2視差の立体表示として、正面からのみ立体視できるデバイスであることを示す模式図である。
即ち、表示パネルDPに左右の画像を交互に表示し、その表示に同期して左右のLEDを切り替えることで2方向の指向性を持つ光を出射させる。そして、それぞれの光を左右の眼で観測することで立体視を実現する。
このため、立体視が可能な領域は、図8に示す「立体視」領域に限られる。
図9は、5視差の立体表示として、5つの領域で立体視できるデバイスであることを示す模式図である。
このデバイスでは、2方向の指向性を持つ光を出射するスキャンバックライトSBLを3つ組合わせる。そうすると、図に示すように、R1,R2,R3,L1,L2,L3の6方向の指向性を持つ光を得ることができる。
従って、それぞれの隣接する光の組み合わせで、(R3,R2)、(R2,R1)、(R1,L1)、(L1,L2)、(L2,L3)の5つの領域(視差)が規定される。
そこで、それぞれの隣接する組み合わせで立体視ができる映像を用意する。そして6方向に指向性を切り替えるバックライトを順次点灯しながら、それに合わせた映像を順次切り替えることでこのような立体表示を実現できる。
このように、n方向の指向性をもつ光を用いることで、n−1の領域(視差)を得ることができる。
この場合、全ての画像の間に黒挿入を行うだけの応答性が実現できない場合は、上述のオーバドライブ駆動を採用することができる。
尚、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…アレイ基板、2…対向基板、3…液晶層、4…駆動用電圧発生回路、5…コントローラ回路、7…階調基準電圧発生回路、13…画像データ変換回路、14…バックライト制御回路、53…導光板、YD…ゲートドライバ、DI…画像データ、DO…画素データ、XD…ソースドライバ、PE…画素電極、CE…共通電極、PX…液晶画素、DP…表示パネル、BL…バックライト、SBL…スキャンバックライト、CNT…表示制御回路、X…ソース線、Y…ゲート線、W…スイッチング素子。

Claims (12)

  1. 複数の液晶画素を略マトリクス状に配列した表示パネルと、
    前記表示パネルと対向して配され、前記液晶画素の複数の行毎に区分された表示領域に対応する発光領域を複数有し、前記発光領域から出射する光を複数の方向に切り替え可能になされた照明部と、
    画像を前記液晶画素の行毎に逐次走査して書き込み、対応する発光領域から所定の方向に光を出射するように制御すると共に、立体表示を含み多視差表示を構成する複数の画像を時分割で前記表示パネルに表示する駆動制御部とを備え、
    前記照明部は、前記複数の発光領域を備えた導光部と、前記発光領域の端部に光を入射するように前記導光部の両端部に対向して配される複数対の光源とを有することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記導光部は、対になった前記光源のいずれかを切り替えて選択することで、前記発光領域から出射する光の方向が切替るようになされていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記導光部には、前記対の光源を結ぶ光路が複数形成されていることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記発光領域の入射端における光の強度A、前記発光領域の他端における前記光の強度Bとの間に次の関係が成立することを特徴とする請求項3に記載の液晶表示装置。
    A ≧ 10×B
  5. 前記駆動制御部は、1フレーム期間内に、階調画像を表示する期間と非階調画像を表示する期間とを有するように制御することを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  6. 前記駆動制御部は、
    前記表示パネルの区分された表示領域に前記非階調画像を書き込んだ際、当該表示領域に対応する発光領域から所定の方向への光の出射を開始させ、
    当該表示領域に次フレームの階調画像の書き込みを開始する際、当該表示領域に対応する発光領域から所定の方向への光の出射を停止させることを特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
  7. 前記駆動制御部は、外部から入力される階調画像をフレーム遅延のためのフレームメモリを介さずに前記液晶画素に書き込むことを特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
  8. 前記液晶画素はOCBモード液晶で構成されることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  9. 前記液晶画素はIPSBモード液晶で構成されることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  10. 前記駆動制御部は、前記液晶画素に階調画像を書き込む際、オーバドライブ方式を併用することを特徴とする請求項9に記載の液晶表示装置。
  11. 前記表示パネルの解像度がVGA以上であることを特徴とする請求項9に記載の液晶表示装置。
  12. 3以上の視差を備えたことを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
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