JP2013205394A - メータ装置の照明構造 - Google Patents

メータ装置の照明構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2013205394A
JP2013205394A JP2012078155A JP2012078155A JP2013205394A JP 2013205394 A JP2013205394 A JP 2013205394A JP 2012078155 A JP2012078155 A JP 2012078155A JP 2012078155 A JP2012078155 A JP 2012078155A JP 2013205394 A JP2013205394 A JP 2013205394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
illumination
light guide
guide member
central disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012078155A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5975696B2 (ja
Inventor
Masayuki Suzuki
真之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2012078155A priority Critical patent/JP5975696B2/ja
Publication of JP2013205394A publication Critical patent/JP2013205394A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5975696B2 publication Critical patent/JP5975696B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Measuring Devices (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Abstract

【課題】中央部側の中央円盤部材と円環部材との双方に対して同じ光源からの光で照明させることができ、しかも輝度むらの発生を抑えることができる、メータ装置の照明構造を提供する。
【解決手段】基部61の受光部61Aに対向配置された光源3が出射する照明光が、導光部材6の受光部61Aに入射して該導光部材6の内部に案内され、このうちの少なくとも一部が中間漏光部63から中央円盤部材7に向けて出射するとともに、残りの一部が導光部材6の内部を案内されてリング状出光部62から円環部材8に向けて出射する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両、航空機、船舶等に搭載されるメータ装置に関するものである。
従来の照明装置として、例えばLEDの光源からの光を用いて、数字、目盛、意匠部分などを照明するような構成のものが開発されている。この種の照明装置として、特許文献1や特許文献2に記載のものが知られている。
特許文献1には、図11に示すように、リング部材110が文字盤120の外周を囲むリング状に設けられるとともに、照明用ランプ150がリング部材110の裏面111側に配設され、かつ、オレンジ色層140が照明用ランプ150の光を導入してリング部材110にオレンジ色光を出射するように構成された照明装置100が記載されている。そして、リング部材110の導光性部材112の表面113からオレンジ色光が出射され、照明用ランプ150の消灯時にはリング部材110の導光性部材112の表面113を通してその内側側面114を経てシルバー塗料層115が視認される。これにより、リング部材110でもって斬新な見栄えを提供し得る。
また、特許文献2には、図12に示すように、指針210と、この指針210の指示対象となる指標部221を有する表示板220とを備えた照明装置200が記載されている。表示板220には目盛部230に対応する開口部が形成され、表示板220の背後には表示部材240が配置され、この表示部材240には開口部から表示板220上に突出して目盛部230の一部を形成する隆起部231が形成されている。これにより、表示板220上に突出する立体構造物からなる隆起部231が表示板220の目盛部230に対応した突出目盛として視認される。
このように、上述のメータ装置では、特許文献1のものには、目盛を設けた文字盤120に導光構造を用いており、特許文献2のものには、メータの表示部材240の外周部に照明演出を施している。
ところが、このような構成のメータ装置の照明構造にあっては、通常、複数個の光源それぞれからの光が、各光源にそれぞれ対応した部分に照明を施す構造であるので、照明効率が悪い。また、組み付け作業も厄介であり、コストの増大をももたらしている。
また、例えば特許文献3に記載のメータ装置300の照明構造なども知られている。このメータ装置300の照明構造では、図13に示すように、円盤状又は半円盤状の文字板310を周回するようなリング状をしたリング部材320が、外側に向かうにしたがって徐々に下降していくように傾斜した傾斜面321を有する。また、このメータ装置300には、リング部材320に向けて出射する光源330及び光ガイド部材340が設置されている。
光源330からは、リング部材320を周回するようなリング状を呈している光ガイド部材340を介して、外側から傾斜面321に向かう光を出射する。このため、外側に向かうにしたがって徐々に下降していくように傾斜した傾斜面321が照明されると、光源330と傾斜面321の各部位との距離差に起因して、グラデーションが発生する。これにより、深みのある立体感を表現でき、表現の自由度の高い計器を提供できる。
特開2005−77185号公報 特開2010−48743号公報 特開2007−85984号公報
しかしながら、特許文献3に記載のメータ装置300の照明構造にあっては、数字などが記載された中央部側の略円盤状の文字板310と、外周側のリング部材320と、には、それぞれ異なる別々の光源350、360からの光が照明されることが必要であった。このように、メータ装置300では、それぞれ複数配置された光源が3種類必要であって照明効率が悪いため、効果的な照明構造で、しかも輝度むらのないものの開発が求められている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、中央部側の部分と、これを囲設する部分との双方に対して、同時に同じ光源からの光を照明することができ、しかも輝度むらの発生を抑えることができる、メータ装置の照明構造を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るメータ装置の照明構造は、下記(1)から(4)を特徴としている。
(1) 円盤状の中央円盤部材と、
前記中央円盤部材の外周の一部又は全周に囲設されたリング状の円環部材と、
を備え、
指針によって前記中央円盤部材または前記円環部材に記載された目盛または文字が指示されるメータ装置であって、
基端寄りに設けられた基部と、先端寄りに設けられたリング状出光部と、前記基部と前記リング状出光部との間に設けられた中間漏光部と、を有する、前記中央円盤部材または前記円環部材の裏面側に設置される導光部材を有し、
前記基部の受光部に対向配置された光源が出射する照明光が、前記導光部材の前記受光部に入射して該導光部材の内部に案内され、このうちの少なくとも一部が前記中間漏光部から前記中央円盤部材に向けて出射するとともに、残りの一部が前記導光部材の内部を案内されて前記リング状出光部から前記円環部材に向けて出射する
ことを特徴とするメータ装置の照明構造。
(2) 前記中央円盤部材には、前記指針が指示する目盛に対応する位置に細孔が形成され、
前記中間漏光部は、前記細孔を貫通して前記中央円盤部材の表面から突出する
ことを特徴とする上記(1)に記載のメータ装置の照明構造。
(3) 前記導光部材の前記中央円盤部材及び前記円環部材に臨む側とは反対側に設けられた、表面が前記基部、前記リング状出光部及び前記中間漏光部に対向する反射部材をさらに備える、
ことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のメータ装置の照明構造。
(4) 前記反射部材には、該反射部材の表面から前記導光部材に向かって起立するリブが設けらている
ことを特徴とする上記(3)に記載のメータ装置の照明構造。
上記(1)に記載のメータ装置の照明構造によれば、中央円盤部材と円環部材との間に、導光性を有し、かつ、表面側の中間部に中間漏光部を等間隔に放射状に有する導光部材を備えている。これにより、導光部材の基部の受光部の端面に対向配置した光源から出射する照明光が、受光部から導光部材に入射して内部を案内されるが、このうちの少なくとも一部を導光途中の中間漏光部から中央円盤部材に向けて出射させることが可能になる。また、残りの照明光は、導光部材の内部を案内されて表面側の先端面に沿って設けられたリング状出光部から出射後に中央円盤部材の裏面側に入射して、中央円盤部材内部を透過することが可能である。従って、中央部側の中央円盤部材と、これを囲設する円環部材との双方の部材に対して、同じ光源からの光で同時に照明することができるので、照明効率を高めることができる。しかも、中間漏光部を等間隔に放射状に設置しているので、輝度むらの発生を抑えることもできる。
上記(2)に記載のメータ装置の照明構造によれば、導光部材の中間漏光部が細幅形状を有し表面から突出した放射状出光部を構成するとともに、中央円盤部材は、放射状出光部に対応する部位が細孔を有し、かつ、放射状出光部が細孔に嵌挿されているので、放射状出光部自体が立体発光性の目盛を構成する。これにより、高輝度の目盛を有する、高品位のメータ装置の照明構造を提供できる。
上記(3)に記載のメータ装置の照明構造によれば、反射部材の、導光部材の基部側の外周面に対向する表面に、反射率を高める手段を備えている。そのため、導光部材の受光部をそれて基部側の外周面を進行する照明光を、反射部材の表面で反射させることで、導光部材へ入射させることができる。その結果、このような照明光もメータ装置の照明用として利用できるので、その分、照明効率が高まる。
上記(4)に記載のメータ装置の照明構造によれば、導光部材の基部側の外周面に対向するような状態で設けた反射部材にリブを備えている。従って、導光部材の受光部に入射されなかった光源からの照明光をこのリブで反射させることで、導光部材へ入射させて照明用に利用することができる。この結果、照明効率を向上させることができる。
本発明のメータ装置の照明構造によれば、中央円盤部材と円環部材との間に、導光性を有し、かつ、表面側の中間部に中間漏光部を等間隔に放射状に有する導光部材を備えている。これにより、導光部材の基部の受光部の端面に対向配置した光源から出射する照明光が、導光部材に入射して内部を案内され、このうちの少なくとも一部が導光途中の中間漏光部から中央円盤部材に向けて出射することができる。また、残りの照明光は、導光部材の内部を案内されて先端側の外周面に沿う端面に設けられたリング状出光部から出射ことができる。そして、このリング状出光部から出射後に中央円盤部材の裏面側に入射して中央円盤部材内部を透過できる。従って、中央部側の中央円盤部材と、これを囲設する円環部材との双方の部材に対して、同じ光源からの光で同時に照明できるので、照明効率を高めることができる。しかも、中間漏光部を等間隔に放射状に設置しているので、輝度むらの発生を抑えることもできる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る照明構造が適用されたスピードメータ装置を示す平面図である。 図2は、図1におけるII−II線矢視断面図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係るスピードメータ装置において、導光部材と中央円盤部材とを取り除いたときの状態を示す斜視図である。 図4は、第1の実施形態に係るスピードメータ装置の導光部材を示す破断斜視図である。 図5は、第1の実施形態に係るスピードメータ装置における主照明光などの進行光路を拡大して示す光路図である。 図6は、本発明の第2の実施形態に係る照明構造が適用されたスピードメータ装置において、導光部材と中央円盤部材とを取り除いたときの状態を示す斜視図である。 図7は、本発明の第2の実施形態に係るスピードータ装置において、補助照明光が進行する典型的な光路を含んだ照明構造を示す断面図である。 図8は、本発明の第2の実施形態に係るスピードータ装置において、補助照明光の代表的な進行光路を拡大して示す光路図である。 図9は、本発明の第2の実施形態に係るスピードータ装置において、補助照明光の傍系の進行光路を示す断面図である。 図10は、本発明の第2の実施形態に係るスピードータ装置において、その補助照明光の傍系の進行光路を拡大して示す光路図である。 図11は、従来のメータ装置の照明構造を示す要部断面図である。 図12は、従来の他のメータ装置の照明構造を示す断面図である。 図13は、従来のさらに他のメータ装置の照明構造を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1及び図2は、本発明の照明構造が適用された第1の実施形態に係るメータ装置1Aを示すものである。
このメータ装置1Aは、自動車用のスピードメータに適用されており、図2に示すように、基板2の上に実装された光源3と、基板2に取り付けられたムーブメント4と、光源3の直上(図2では左方)であって、かつ、ムーブメント4の上部(図2では左方)に設置された、少なくとも一部に反射部材10を付設したケース5と、このケース5に被せるようにその上部に設置した導光部材6と、文字板を構成する中央円盤部材7と、中央円盤部材7の外周の一部(又は全周)に囲設された円環部材8と、指針9と、反射部材10と、を備えている。
なお、同図中、符号11は見返し板、12はカバーガラス、13は警告灯を示す。
光源3には、所定の照明光に対応した所定波長(λ)の可視光(これを「照明光」とよぶ)を出射するLED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)が用いられている。本実施形態の光源3は、図3に示すように、複数個のものが互いに一定間隔を保持した状態で放射状に等間隔に設置されている。これにより、中央円盤部材7と円環部材8とに対してできるだけ均一な発光照明を行うことができるようになっている。なお、図3では、内部構造を分かりやすくするために、導光部材6と中央円盤部材7とを取り外した状態を示している。
この光源3からの照明光は、Z軸方向に沿った光軸となる中央部を最大光量とした分布状態を有しているが、X−Y面方向についての光量分布には方向依存性のない、均一な出射特性のものが使用されている。即ち、本実施形態の光源3では、X−Y面の方向に関しては全周に亘り、略均一な光量を出射する光量分布特性を有する。なお、本実施形態の光源3としては、特にこのLEDに限定されるものではないが、消費電力が少なく小型の点光源である点でこのLEDが好ましい。
ムーブメント4は、メータ装置1Aを搭載する自動車の走行スピードに対応した速度表示を行うため、図示外の速度検出器からの信号に応じた適宜の角度だけ指針9を回動させるものである。このムーブメント4は、図示外の適宜のモータ、例えばステッパモータ、及び図示外の必要な減速機構などが内蔵されており、指針軸41(図2参照)を介して指針9と一体に接続されている。
ケース5は、指針軸41を外側から囲設するような状態で基板2の上面(図2では左方)に設置されており、奥部側の背面部分が裏カバー15Aで閉じられ、上述の基板2が内部に収容されている。
また、このケース5の一部には、導光部材6の後述する基部61側の外周面に対向するような状態で、反射部材10が設けられている。
この反射部材10は、図5に示すように、導光部材6の受光部61Aに入射した照明光のうち該導光部材6の外周面から漏れ出すものについて、その照明光を反射させて再び導光部材6へ入射させる、或いは、導光部材6の受光部61Aに入射せずに該導光部材6の外部を伝搬する照明光を反射させて導光部材6へ入射させる。このため、少なくとも導光部材6に対面する表面10Aに、反射率を高める適宜手段、例えば鏡面加工などが施されている。なお、この反射部材10と導光部材6との間は、照明光が進行する障害とならぬようにするため、何も設置されていない空間部Sで構成されている。
導光部材6は、図4に示すように、導光性を有する適宜材料で略C字形状(又はリング形状でもよい)に形成されており、反射部材10と円環部材8との間で、かつ、中央円盤部材7と円環部材8に対してそれらの裏面側に配置されている。別言すれば、中央円盤部材7と円環部材8よりも光源3寄りに配置されている。この導光部材6は、図4及び図5に示すように、裏面側(図2では右面側)に位置する基部61と、この基部61の基端面である受光部61Aと、この受光部61Aに対して対向配置されている光源3からの照明光が案内される導光部を構成する中間部66と、先端側、つまり表面側の外周面に設けられた、外形が全体として略C字状の出光部(以下、C字状出光部とよぶ)62と、を備えている。
このような構成の導光部材6では、受光部61Aから入射する光源3からの照明光(これを、主照明光とよぶ場合がある)の一部が、表面側のC字状出光部62へ向けて該導光部材6の内部を案内される。そして、C字状出光部62から出射する照明光が、C字状出光部62に対面する、円環部材8の裏面側に入射して透過するように構成されている。なお、この出光部としては、略C字状ではなくリング状を有する出光部(リング状出光部)であってもよい。
さらに、本実施形態の導光部材6には、表面側の中間部に、具体的には表面(図2では左面)の一部に、目盛を立体発光させるための中間漏光部63が複数形成されている。中間漏光部63は、図4に示すように、互いに等間隔で放射状に突設されている。以下、中間漏光部63を目盛部と称することがある。
この目盛部63は、円環部材8に向けて効率的に照明光が出射するC字状出光部62と同様、この目盛部63からも中央円盤部材7に向けて効率的に照明光が出射するようになっている。なお、本実施形態の目盛部63は、中央円盤部材7の対応する部位に穿設した細孔71に嵌挿状態で突出されている。目盛部63及び細孔71によって目盛I自体が構成される。
細孔71から目盛部63が突出した目盛Iにより、中央円盤部材7から露出した目盛部63が発光すると、その目盛Iは立体的に視認される。このため、メータ装置1Aの高級化が図られている。また、中間漏光部63については、効率的に発光させることができればその形状は任意である。
また、導光部材6には、裏面側である背面に周方向に沿って多数の細かい溝から成るセレーションが形成されている。これにより、導光部材6の背面に対して対向配置した各光源3からの照明光ができるだけ均等に分散されて案内される。さらに、この導光部材6には、表面側に微細な凹凸から成るシボ加工(若しくは梨地加工)が施されており、表面側からはできるだけ均等に分散された状態で照明光が出射する。
また、この導光部材6には、導光部材6内部を進行する照明光が外部へできるだけ漏出するのを防止することで導光性を高めるために、図5に示すように、反射面Rを複数個所に設けている。即ち、この反射面Rは、第1反射面R1〜第3反射面R3で構成されており、適宜の反射手段が適用可能である。例えば一例として、これらの反射面の平滑性を高めたミラー加工を施すようにしてもよい。また、積極的な反射対策を施すために適宜の反射膜を成膜するように構成してもよい。
中央円盤部材7は、意匠D、例えば、数字F、文字、記号など、車自体或いは車周辺の環境などに関する必要情報を表示したり、必要時に警告灯13を点灯する。この中央円盤部材7は、例えば円盤状又は半円盤状に形成されている。この中央円盤部材7は、速度表示用の目盛Iなどを外表面の外縁部寄りに設けている。
本実施形態の場合、穿設した細孔71に嵌挿された導光部材6の目盛部63が目盛I自体を構成している。この中央円盤部材7は、光源3から出射して導光部材6を導光後に入射してきた照明光により、目盛Iが発光照明されるようになっている。
円環部材8は、中央円盤部材7の外周の一部(又は全周)に囲設されたリング状のものであり、導光部材6のC字状出光部62と対向する部分に、指針9が指示する数字Fが意匠の一部として記載されている。なお、指針9は、中央円盤部材7の中央から外部に突出するような状態で回転可能に設置されており、上述の円環部材8の数字Fのほかに、中央円盤部材7に突設された導光部材6の目盛Iを指示する。
なお、本実施形態のメータ装置1Aは、コンビネーションメータの一部を構成しており、表面側の速度表示用の数字Fが記載された円環部材8は、見返板11で覆われている。また、この見返板11には、メータ装置1Aを含む図示外の各種計器類を設置するための各種表示窓を開口させている。更に、この見返板11は、透明系或いは黒色系などの半透明なカバーガラス12で開口が覆われている。
なお、本実施形態のメータ装置1Aは、上述したように、速度計を構成している。この速度計は、図示しないセンサによって検出された速度に対応したセンサ信号に基づき、ムーブメント4内のステッパモータが指針9の指針軸41を所定角度だけ回動させ、円環部材8の数字F又は中央円盤部材7の目盛Iを指し示す。
次に、本実施形態の作用について、主に図2、図4、図5を参照しながら説明する。なお、ここでのメータ装置1Aの説明は、各計器類のうち速度計を例に挙げてその作用を説明するが、特にこれに限定されるものではない。また、この作用については、他のアナログタイプのメータ装置の場合でも同様である。
メータ装置1Aのムーブメント4の内部に設けたモータが、図示しない速度センサによって検出された現在速度に対応するセンサ信号に基づいて回転駆動する。そして、これに一体に接続されている指針9が所定角度だけ回動し、円環部材8に形成された意匠Dである特定の数字F又は中央円盤部材7に嵌挿状態で突設された導光部材6の目盛Iを指示する。
即ち、モータ側の出力軸及びこれと一体の指針軸41が所定の角速度で回転を始め、指針軸41を取り付けた指針9が所定角度だけ回動され、指針9の先で円環部材8上の特定の数字F又は中央円盤部材7上の目盛Iを指し示す。これによって、現在速度を運転者などにアナログ表示させて知らせることができる。
このような速度表示を行うメータ装置1Aにあっては、同時に、図に示す光源3から照明光が導光部材6の受光部61Aに向けて出射する。この場合、光源3から出射の照明光は光軸を最大光量とする光量分布である。従って、光軸(Z)に沿って平行状態で受光部61Aに入射した大部分の照明光、つまり主照明光αは、図5に示すようにその大部分が、図4に示す全体略C字形状を呈する導光部材6を表面まで透過した後、表面から出射する。この出射の際の主照明光は、導光部材6に形成されたセレーションやシボ加工により、概して、均一化された出射特性を有する。
次に、本実施形態の照明光について、図5に示す光路図を参照しながら、さらに詳細に説明する。
光源3から出射して受光部61Aに入射する主照明光のうち特に視認者の正面方向に倣った光軸が設定されているZ軸方向に平行な主光路に沿った照明光αは、導光部材6の受光部61Aに垂直入射する。これにより、受光部61Aにおいて外界との界面でのフレネル反射が効果的に抑えられて、殆どのものがそのまま内部を進行し、その照明光αの大部分が反射面R1,R2で反射されながら、C字状出光部62に達することができる。
このC字状出光部62に達する照明光αは、後述の照明光βと同様、C字状出光部62から外部に出射すると、その大部分が円環部材8の、C字状出光部62に対面する裏面側から円環部材8内部に入射後、表面から外部へ向けて出射する。これにより、円環部材8に形成された意匠Dの一部である速度表示用の数字Fを照明することができる。
一方、光源3から出射する照明光のうち主光路から外れた外側を進行して導光部材6の受光部61Aに斜入射する照明光βは、その一部が受光部61Aにおいて外界との界面でのフレネル反射を起こしながら、大部分が導光部材6の受光部61Aの内部に進行する。そして、この照明光βについても、反射面R1,R2,R3で反射されながら、C字状出光部62に達することができる。
なお、これらの照明光α、βの一部は、導光部材6の中間部66の表面側に形成されている目盛部63に進行し、そのままこの目盛部63から外部へ出射することにより、目盛Iの照明も効果的に行われる。特に、この場合の目盛Iの照明については、立体的な視認効果が得られる。また、指針9に対する照明については、別に専用の光源を設けてもよいが、本実施形態の照明構造によれば、光源3からの照明光α、βの一部を指針9へ入射させることができる。
さらに、光源3から出射する照明光のうち主光路から外れた導光部材6の受光部61Aに入射する照明光βは、その一部が導光部材6の反射面R2から外部の空間部Sへ出射する場合もある。そこで、本実施形態では、反射部材10の表面10Aに反射率を高める手段を形成しており、反射面R2から外部へ出射する照明光βが、表面10Aで反射して再び導光部材6へ入射させることができる。このような反射部材10の表面10Aでの反射による導光部材6への再入射については、主照明光αについても同様である。
従って、本実施形態の照明構造を有するメータ装置1Aによれば、導光部材6を設けることで、目盛Iと速度表示用の数字Fとを別々に専用の光源を設置して照明することが必要なくなり、組立性の向上とともにコストの削減を図ることができる。
また、本実施形態の照明構造を有するメータ装置1Aによれば、反射率を高める手段を設けた表面10Aを有する反射部材10を設置することで、光源3からの照明光が導光部材6の反射面R2から漏出しても、再入射させることができ、その分、照明光の利用効率を高めることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る照明構造が適用された第2の実施形態に係るメータ装置1Bについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図6及び図7は、本発明の第2の実施形態に係るメータ装置1Bを示すものであり、このメータ装置1Bが第1の実施形態のメータ装置1Aと異なる点は、反射部材20に起立した状態のリブ21を付設していることである。
反射部材20は、導光部材6の基部61の外周面のうち、中央円盤部材7の中央部に対面する内側外周面61B(図8参照)とは反対側の外側外周面61C(図8参照)と対向する部分に、上述の起立した状態のリブ21を複数有している(図6参照)。このリブ21により、光源3から導光部材6の受光部61Aに入射した主照明光とは別に、受光部61Aに入射せずにその外側へそれて基部61の外側外周面61Cの近傍を通過する照明光γ1、γ2(これを、補助照明光とよぶ場合がある)をリブ21で反射させている。これにより、リブ21で反射後の補助照明光γ1、γ2を導光部材6へ効率的に入射させることで、できる限り多くの照明光を有効利用できるようになっている。
リブ21の配置については、図6に示すように、等間隔に点在させた状態で放射状に配列させてあるが、この配置については、目盛Iを構成する突起状の目盛部63に対応する位置に配置させてもよい。このような配置にすれば、目盛部63に効果的に照明光を集光させることが可能となり、より高輝度の様態で目盛Iを発光照明でき、同時に目盛Iでの輝度むらの発生を抑制することもできる。
また、円環部材8に形成された意匠Dの一部である速度表示用の数字Fを高輝度で照明する場合には、その数字Fに対応する位置にリブ21を設ければよい。
なお、このリブ21の形状については、特に本実施形態のようなものに限定されるものではない。例えば、中央円盤部材7の中央方向に向けて凹状に湾曲させるようにして照明光を中央方向に収斂させたり、逆に中央方向に向けて凸状に形成することで照明光を、均等に外方へ発散させるようにしてもよい。
また、本実施形態のリブ21は、厚さが薄く、かつ、指針9に対面する表面の形状が略矩形状を有しており、互いに等間隔に形成されている。なお、本発明では、このリブ21の横幅寸法W(図6参照)を変更し、隣り合うリブ21との配列間隔の距離Lを調整することで、照明輝度の調整することも可能である。
次に、本実施形態の照明光について、図8及び図10に示す光路図を参照しながら説明する。
なお、本実施形態でも、主光路を通過する際の照明光については、第1の実施形態において説明した主照明光αと同様に同方向に進行し、同様の作用を生じるものである。しかしながら、ここでは、本実施形態のリブ21の機能のみについて説明する都合上、受光部61Aに入射されずにそれて主光路をそれた外側光路を進行する補助照明光γ1、γ2、δ1、δ2についてのみ説明する。
そこで、ここでは、主光路から外れた補助照明光がたどる外側光路の進路について、(i)導光部材6に入射して照明光(準照明光)γ1、γ2がそのまま案内されていく場合(図7及び図8)と、(ii)導光部材6に入射しても照明光(傍系照明光)δ1、δ2が導光部材6で案内されずに内部を直進してそのまま横断していく場合(図9及び図10)と、に分けて説明する。
なお、これらの光路を進行する補助照明光については、勿論それだけ単独のものであるわけではない。つまり、実際には、その他の光路(例えば主光路)を進行してきた主照明光と干渉することもあり、その場合には合算された光量のものが導光部材6内部を案内されていくわけである。
(i)の場合:
図7及び図8に示すように、主光路から外れ外側光路を進行する照明光のうち基部61の外側外周面61C近傍を進行する補助照明光のうち、例えば準照明光γ1、γ2については、その多くをリブ21で反射後に導光部材6へ効率的に入射させることができる。また、導光部材6へ入射後の多くものが、導光部材6の内部で反射しながらC字状出光部62又はその近傍から外部へ出射していく。
C字状出光部62から出射する準照明光のうち例えば照明光γ2については、裏面から円環部材8に入射後、表面から外部へ向けて出射する。これにより、円環部材8に形成された意匠Dの一部である速度表示用の数字Fを照明することができる。
なお、これらの照明光γ1、γ2の一部は、導光部材6の中間部66の表面側に形成されている目盛部63に進行し、そのままこの目盛部63から外部へ出射することにより、目盛Iの照明も効果的に行われる。特に、この場合の目盛Iの照明については、立体的な視認効果が得られる。
(ii)の場合:
図9及び図10に示すように、主光路から外れた外側を進行する補助照明光のうち基部61の外側外周面61C近傍を進行する補助照明光の一部のもの、例えば傍系照明光δ1、δ2は、リブ21で反射後に導光部材6へ入射し、そのまま横断して外部へ出射する。これにより、中央円盤部材7を裏面側から照明できるが、この中央円盤部材7を通過した傍系照明光の一部のものは指針9へ入射することもできる。
従って、本実施形態の照明構造を有するメータ装置1Bでも、第1の実施形態と同様、導光部材6を設けることで、目盛Iと速度表示用の数字Fとを別々に専用の光源を設置して照明することが必要なくなり、組立性の向上とともにコストの削減を図ることができる。
また、本実施形態の照明構造を有するメータ装置1Bによれば、反射部材20を設置することで、光源3からの照明光が導光部材6の反射面R2から漏出しても、再入射させることができ、その分、照明光の利用効率を高めることができる。
さらに、本実施形態の照明構造を有するメータ装置1Bによれば、反射部材20に付設したリブ21により、主光路から外れた外側を進行する照明光のうち基部61の外側外周面61Cから漏れ出す照明光も中央円盤部材7や円環部材8に対して効果的に利用でき、照明効率が一層高まる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施し得るものである。
また、本発明の照明構造が適用されたメータ装置としては、例えば本実施形態のスピードメータ部の他に、例えば、タコメータ部、燃料計部、及び水温計等の各種計器類への適用が可能であり、特に大型メータ、即ち、指針が大きな角度範囲に亘って回動するようなタイプのものでも効果的な照明を図ることで輝度むらの発生を抑えることが可能となるので、便宜である。
1A、1B メータ装置
2 基板
21 リブ
3 光源
4 ムーブメント
41 指針軸
5 ケース
6 導光部材
61 基部
61A 受光部
61B 内側外周面
61C 外側外周面
62 出光部(C字状出光部;リング状出光部)
63 目盛部(中間漏光部)
7 中央円盤部材
71 細孔
8 円環部材
9 指針
10、20 反射部材
10A 表面
11 見返し板
12 カバーガラス
13 警告表示部
15A 裏カバー
21 リブ
D 意匠
F 数字
I 目盛
R 反射面
R1〜R3 第1反射面〜第3反射面
S 空間部
α 主光路に沿った主照明光
β 受光部に斜入射する照明光
γ1、γ2 補助照明光
δ1、δ2 補助照明光(傍系照明光)

Claims (4)

  1. 円盤状の中央円盤部材と、
    前記中央円盤部材の外周の一部又は全周に囲設されたリング状の円環部材と、
    を備え、
    指針によって前記中央円盤部材または前記円環部材に記載された目盛または文字が指示されるメータ装置であって、
    基端寄りに設けられた基部と、先端寄りに設けられたリング状出光部と、前記基部と前記リング状出光部との間に設けられた中間漏光部と、を有する、前記中央円盤部材または前記円環部材の裏面側に設置される導光部材を有し、
    前記基部の受光部に対向配置された光源が出射する照明光が、前記導光部材の前記受光部に入射して該導光部材の内部に案内され、このうちの少なくとも一部が前記中間漏光部から前記中央円盤部材に向けて出射するとともに、残りの一部が前記導光部材の内部を案内されて前記リング状出光部から前記円環部材に向けて出射する
    ことを特徴とするメータ装置の照明構造。
  2. 前記中央円盤部材には、前記指針が指示する目盛に対応する位置に細孔が形成され、
    前記中間漏光部は、前記細孔を貫通して前記中央円盤部材の表面から突出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のメータ装置の照明構造。
  3. 前記導光部材の前記中央円盤部材及び前記円環部材に臨む側とは反対側に設けられた、表面が前記基部、前記リング状出光部及び前記中間漏光部に対向する反射部材をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のメータ装置の照明構造。
  4. 前記反射部材には、該反射部材の表面から前記導光部材に向かって起立するリブが設けらている
    ことを特徴とする請求項3に記載のメータ装置の照明構造。
JP2012078155A 2012-03-29 2012-03-29 メータ装置の照明構造 Active JP5975696B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012078155A JP5975696B2 (ja) 2012-03-29 2012-03-29 メータ装置の照明構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012078155A JP5975696B2 (ja) 2012-03-29 2012-03-29 メータ装置の照明構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013205394A true JP2013205394A (ja) 2013-10-07
JP5975696B2 JP5975696B2 (ja) 2016-08-23

Family

ID=49524596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012078155A Active JP5975696B2 (ja) 2012-03-29 2012-03-29 メータ装置の照明構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5975696B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013245994A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Calsonic Kansei Corp 文字板照明構造
JP2015215341A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 デンソー インターナショナル アメリカ インコーポレーテッド 導光装置及びそれを含むメータ装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS567017U (ja) * 1979-06-27 1981-01-22
JPS63170714U (ja) * 1987-04-27 1988-11-07
JPH07113663A (ja) * 1993-10-19 1995-05-02 Nippon Seiki Co Ltd 計器装置
JP2003214912A (ja) * 2002-01-29 2003-07-30 Nippon Seiki Co Ltd 照明装置
JP2011013154A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Yazaki Corp 計器装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS567017U (ja) * 1979-06-27 1981-01-22
JPS63170714U (ja) * 1987-04-27 1988-11-07
JPH07113663A (ja) * 1993-10-19 1995-05-02 Nippon Seiki Co Ltd 計器装置
JP2003214912A (ja) * 2002-01-29 2003-07-30 Nippon Seiki Co Ltd 照明装置
JP2011013154A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Yazaki Corp 計器装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013245994A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Calsonic Kansei Corp 文字板照明構造
JP2015215341A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 デンソー インターナショナル アメリカ インコーポレーテッド 導光装置及びそれを含むメータ装置
CN105259604A (zh) * 2014-05-09 2016-01-20 电装国际美国公司 光导体装置和包括所述光导体装置的计量装置
CN105259604B (zh) * 2014-05-09 2019-05-14 电装国际美国公司 光导体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5975696B2 (ja) 2016-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5806515B2 (ja) メータ装置の照明構造
JP4939404B2 (ja) 点灯指針を備えた指示装置
JP2007121177A (ja) 指示計器
WO2010024169A1 (ja) 指針式計器
JP5975696B2 (ja) メータ装置の照明構造
JP2011221182A (ja) 照明用導光板及び車両用表示装置
JP6063172B2 (ja) メータ装置の照明構造
JP5408086B2 (ja) 表示装置
JP2004340915A (ja) 車両用計器
JP2013152125A (ja) 車両用表示装置
JP5788717B2 (ja) メータ装置の照明構造
JP5769446B2 (ja) メータ装置の照明構造
JP5938174B2 (ja) 指針の照明構造
JP4175308B2 (ja) 車両用指針計器
JP2007309837A (ja) 表示装置
JP4341659B2 (ja) 車両用指針計器
JP6124057B2 (ja) 車両用表示装置
JP6023463B2 (ja) メータ装置の照明構造
JP6002639B2 (ja) 文字板照明構造
JP5437850B2 (ja) メータ装置の照明構造
JP4904009B2 (ja) 計器
JP2007304067A (ja) 車両用計器
JP5513166B2 (ja) 車両用表示装置
JP5820175B2 (ja) メータ装置
JP4319050B2 (ja) 計器照明構造

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150122

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160719

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5975696

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250