JP2013204889A - 空調制御システムおよび空調制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冷水コイル13への冷水の供給通路に設けられた冷水バルブ3の開度および冷温水コイル14への冷温水の供給通路に設けられた冷温水バルブ4の開度を制御する空調制御システムにおいて、空調制御装置16は、室内温度センサ11で計測された室内温度計測値と室内温度設定値の偏差を零とする室内温度制御出力値を演算してバルブ3,4の開度指令値を決定し、還水温度センサ9,10で計測された還水温度計測値と還水温度設定値の偏差を零とするバルブ3,4の開度指令値を演算し、バルブ3,4の各々について、室内温度計測値に基づく開度指令値と還水温度計測値に基づく開度指令値とを比較して、2つの開度指令値のうち開度が小さな値を示す方を実際の開度指令値として選択する。
【選択図】 図1
Description
空調機1は、熱交換器である冷水コイル13と、同じく熱交換器である冷温水コイル14と、ファン15と、空調制御装置16とを備えている。
次に、本実施の形態の空調制御システムの動作の具体例について説明する。今、冷房動作中であり、現在の制御状態として、還水温度計測値trpv1と還水温度設定値trsp1との偏差および還水温度計測値trpv2と還水温度設定値trsp2との偏差が小さいものとする。この場合、空調制御装置16の第3のバルブ開度指令値決定部163は、100%値に近い開度指令値S1−2を出力し、第4のバルブ開度指令値決定部164は、100%値に近い開度指令値S2−2を出力する(図5(A)、図5(B)参照)。この開度指令値S1−2,S2−2は、それぞれ第1、第2の下限値規制部165,166を介して開度指令値S1’−2,S2’−2として第1、第2の選択部167,168へ与えられる。
次に、運用フォルトとして、設計条件を逸脱する過剰な室内温度の設定変更が行われた場合の動作を説明する。すなわち、冷房動作中に居住者やビル管理担当者によって、室内温度設定値tspが設計条件を逸脱して過剰に下げられてしまったとする。
次に、運用フォルトとして、室内温度センサ11の検出位置が適切でなく、室内の負荷状態を正しく反映した室内温度計測値tpvが得られない状態が生じているものとする。例えば、室内温度センサ11の検出位置が悪く、室内温度計測値tpvが実際の値よりも高い値として得られるものとする。この場合、空調制御装置16の室内温度制御出力値演算部160で決定される室内温度制御出力値MVが大きくなり、バルブ3,4の開度が大きく広げられ、空調機1の冷水コイル13および冷温水コイル14を通過する冷水が過流量となることがある。
次に、冷水コイル13と冷温水コイル14とでバルブ前後差圧のかかり方が異なる場合の動作を説明する。例えば冷温水コイル14では、定格流量の冷水が流れており、往水と還水との温度差を設計どおり維持できているが、冷水コイル13では、定格流量を超える冷水が流れており、往水と還水との温度差を維持できていないものとする。
なお、還水温度による開度制御中、空調制御装置16の第1、第2の下限値規制部165,166は、第3、第4のバルブ開度指令値決定部163,164からの開度指令値S1−2,S2−2の下限値を予め定められている最低値LMINで規制する。すなわち、第3、第4のバルブ開度指令値決定部163,164で演算される開度指令値S1−2,S2−2が最低値LMINを下回ったとしても、第1、第2の下限値規制部165,166から出力される開度指令値S1’−2,S2’−2は最低値LMINを下回ることがない。
Claims (4)
- 熱交換器として冷水コイルと冷温水コイルの2つを備え、制御対象空間へ調和された空気を供給する空調機と、
前記制御対象空間の室内温度を計測する室内温度センサと、
前記冷水コイルへの冷水の供給通路に設けられた冷水バルブと、
前記冷温水コイルへの冷温水の供給通路に設けられた冷温水バルブと、
前記冷水コイルから戻される還水の温度を計測する第1の還水温度センサと、
前記冷温水コイルから戻される還水の温度を計測する第2の還水温度センサと、
前記冷水バルブおよび冷温水バルブの開度を制御する空調制御装置とを備え、
前記空調制御装置は、
前記室内温度センサによって計測された室内温度計測値と室内温度設定値との偏差を零とする室内温度制御出力値を演算する室内温度制御出力値演算手段と、
前記室内温度制御出力値に基づいて前記冷水バルブの開度指令値を決定する第1のバルブ開度指令値決定手段と、
前記室内温度制御出力値に基づいて前記冷温水バルブの開度指令値を決定する第2のバルブ開度指令値決定手段と、
前記第1の還水温度センサによって計測された還水温度計測値と予め設定された還水温度設定値との偏差を零とする前記冷水バルブの開度指令値を演算する第3のバルブ開度指令値決定手段と、
前記第2の還水温度センサによって計測された還水温度計測値と予め設定された還水温度設定値との偏差を零とする前記冷温水バルブの開度指令値を演算する第4のバルブ開度指令値決定手段と、
前記第1のバルブ開度指令値決定手段によって決定された開度指令値と前記第3のバルブ開度指令値決定手段によって演算された開度指令値とを比較し、この2つの開度指令値のうちバルブ開度が小さな値を示す方を実際の開度指令値として選択し、この選択した開度指令値を前記冷水バルブに出力する第1の選択手段と、
前記第2のバルブ開度指令値決定手段によって決定された開度指令値と前記第4のバルブ開度指令値決定手段によって演算された開度指令値とを比較し、この2つの開度指令値のうちバルブ開度が小さな値を示す方を実際の開度指令値として選択し、この選択した開度指令値を前記冷温水バルブに出力する第2の選択手段とを備えることを特徴とする空調制御システム。 - 請求項1記載の空調制御システムにおいて、
前記空調制御装置は、
さらに、前記第3のバルブ開度指令値決定手段によって演算された前記冷水バルブの開度指令値の下限値を規制する第1の下限値規制手段と、
前記第4のバルブ開度指令値決定手段によって演算された前記冷温水バルブの開度指令値の下限値を規制する第2の下限値規制手段とを備えることを特徴とする空調制御システム。 - 制御対象空間へ調和された空気を供給する空調機の冷水コイルへの冷水の供給通路に設けられた冷水バルブの開度および前記空調機の冷温水コイルへの冷温水の供給通路に設けられた冷温水バルブの開度を制御する空調制御方法において、
前記制御対象空間の室内温度を室内温度センサで計測する室内温度計測ステップと、
前記冷水コイルから戻される還水の温度を第1の還水温度センサで計測する第1の還水温度計測ステップと、
前記冷温水コイルから戻される還水の温度を第2の還水温度センサで計測する第2の還水温度計測ステップと、
前記室内温度センサによって計測された室内温度計測値と室内温度設定値との偏差を零とする室内温度制御出力値を演算する室内温度制御出力値演算ステップと、
前記室内温度制御出力値に基づいて前記冷水バルブの開度指令値を決定する第1のバルブ開度指令値決定ステップと、
前記室内温度制御出力値に基づいて前記冷温水バルブの開度指令値を決定する第2のバルブ開度指令値決定ステップと、
前記第1の還水温度センサによって計測された還水温度計測値と予め設定された還水温度設定値との偏差を零とする前記冷水バルブの開度指令値を演算する第3のバルブ開度指令値決定ステップと、
前記第2の還水温度センサによって計測された還水温度計測値と予め設定された還水温度設定値との偏差を零とする前記冷温水バルブの開度指令値を演算する第4のバルブ開度指令値決定ステップと、
前記第1のバルブ開度指令値決定ステップで決定した開度指令値と前記第3のバルブ開度指令値決定ステップで演算した開度指令値とを比較し、この2つの開度指令値のうちバルブ開度が小さな値を示す方を実際の開度指令値として選択し、この選択した開度指令値を前記冷水バルブに出力する第1の選択ステップと、
前記第2のバルブ開度指令値決定ステップで決定した開度指令値と前記第4のバルブ開度指令値決定ステップで演算した開度指令値とを比較し、この2つの開度指令値のうちバルブ開度が小さな値を示す方を実際の開度指令値として選択し、この選択した開度指令値を前記冷温水バルブに出力する第2の選択ステップとを備えることを特徴とする空調制御方法。 - 請求項3記載の空調制御方法において、
さらに、前記第1の選択ステップの前に、前記第3のバルブ開度指令値決定ステップで演算した前記冷水バルブの開度指令値の下限値を規制する第1の下限値規制ステップと、
前記第2の選択ステップの前に、前記第4のバルブ開度指令値決定ステップで演算した前記冷温水バルブの開度指令値の下限値を規制する第2の下限値規制ステップとを備えることを特徴とする空調制御方法。
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