JP2013203456A - 蓋材 - Google Patents

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政人 油野
Katsunobu Ito
克伸 伊藤
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Abstract

【課題】 良好な易開封性を示す蓋材であって、ピール強度の調節がより容易な蓋材を提供する。
【解決手段】 基材層、中間層、及びシール層を順に積層して得られる積層体からなる蓋材において、
前記中間層は、低密度ポリエチレン樹脂からなる層であり、
前記シール層は、低密度ポリエチレン樹脂及び無機フィラーを含む樹脂組成物からなる層であり、
ここで、前記シール層中の無機フィラーの含有量は、30〜50質量%であることを特徴とする上記蓋材を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シール層の凝集破壊により易開封性を有する蓋材、及びそれを用いた包装体に関する。
従来、各種の飲食料品、液体洗剤等の化成品ないし化粧品、医薬品、雑貨品、産業部材等の物品を充填包装するために、種々の形態からなる容器が開発されている。
そして、その容器の開口部をシールする蓋材には、内容物の品質を確実に保護する密封性、及び、消費時に容易に開封することができる易開封性すなわちイージーピール性の両方が要求される。
この要求を満たす蓋材として、種々の層構成からなるものが提案されており、その開封の仕組みの違いにより、幾つかのタイプが存在する。
これらの中でも凝集剥離タイプの蓋材は、シール層が開封時に内部凝集破壊を生ずることによりイージーピール性を発現するものである。凝集剥離タイプの材料としては、ワックスや粘結材をブレンドしたEVA系材料や、ポリオレフィン/ポリスチレン系、ポリエチレン/ポリプロピレン系などの非相溶ポリマーアロイが知られており、ピール強度のシール温度安定性、夾雑物シール性、耐内容物性に優れているという特徴がある。ここで「夾雑物シール性に優れる」とは、ヒートシール材料に比較的大きな粒子サイズを有する夾雑物が混入している場合でも良好なヒートシール性能を示すことをいう。
しかし、凝集破壊タイプに属する従来の易開封材料は、開封時のシール剥離面にピール層樹脂が繊維状に残存する、いわゆる「糸ひき現象」を生じ易いという問題がある。また、ピール強度のコントロールが難しいため、ポリエチレンコート紙を被着体とするような場合には、剥離強度が強すぎるため被着体の紙が破壊する、いわゆる「紙剥け現象」を生じやすいという問題もある。
そして、上記の問題点を解決し、糸引き現象がなく、易開封性を有する蓋材として、特許文献1には、容器に接触するシール層が、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)とポリブテン−1を含有する樹脂組成物により構成されることを特徴とする包装材料が開示されている。
しかしながら、ポリブテン−1によるピール強度(剥離強度)のコントロールは十分なものではなかった。また、上記樹脂組成物により形成されるフィルムの滑り性も十分でなく、その結果、加工適性が悪くなるという問題点もあった。
特許第4522562号公報
本発明は、上記の問題点を解決して、良好な易開封性を示す蓋材であって、ピール強度の調節がより容易で、かつ、加工適性に優れる蓋材を提供することを目的とする。
本願発明者は、上記の課題を解決するために鋭意検討した結果、基材層、中間層、及びシール層を順に積層して得られる積層体からなる蓋材において、前記中間層は、低密度ポリエチレン樹脂からなる層であり、前記シール層は、低密度ポリエチレン樹脂及び無機フィラーを含む樹脂組成物からなる層であり、そして、前記シール層中の無機フィラーの含有量は、30〜50質量%であることを特徴とする蓋材が、良好な易開封性を有すると共に、ピール強度の調節が容易で、かつ、加工適性に優れることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、以下の点を特徴とする。
1.基材層、中間層、及びシール層を順に積層して得られる積層体からなる蓋材において、
前記中間層は、低密度ポリエチレン樹脂からなる層であり、
前記シール層は、低密度ポリエチレン樹脂及び無機フィラーを含む樹脂組成物からなる層であり、
ここで、前記シール層中の無機フィラーの含有量は、30〜50質量%であることを特徴とする上記蓋材。
2.前記中間層の層厚が10〜100μmであり、前記シール層の層厚が3〜30μmであることを特徴とする、上記1に記載の蓋材。
3.前記無機フィラーの平均粒径が1〜30μmであることを特徴とする、上記1又は2に記載の蓋材。
4.シール層に用いる低密度ポリエチレン樹脂のメルトフローレート(MFR:190℃、2.16kg荷重)が、15〜60g/10分であることを特徴とする、上記1〜3のいずれかに記載の蓋材。
5.前記中間層とシール層とが、共押出コーティング法により基材上に積層されてなることを特徴とする、上記1〜4のいずれかに記載の蓋材。
6.前記シール層を介してヒートシールされた被シール体からの剥離が、前記シール層の凝集破壊により行われることを特徴とする、上記1〜5のいずれかに記載の蓋材。
7.上記1〜6のいずれかに記載の蓋材と、ポリエチレン樹脂を表面にコートしたフランジ部を有する容器とからなり、前記蓋材と前記蓋材容器とを、前記蓋材のシール層の面が容器のフランジ部と対抗するように重ね合わせ、ヒートシールしてなる包装体。
本発明の蓋材において、シール層は、LDPE及び無機フィラーを含む樹脂組成物からなる。無機フィラーにより、開封抵抗性を減弱できることから、良好な易開封性を有する蓋材を提供することができる。また、無機フィラーの含有量、粒径等を調節することにより、容易にピール強度を調節できることから、様々な開封性を有する蓋材を提供することができる。また、本蓋材を用いて製造した密閉容器は、開封時に糸引きや紙剥けを発生しない。
さらに、本発明のシール層を構成する樹脂組成物の滑り性は良好であり、加工適性に優れる。
本発明の蓋材を構成する積層体の層構成について、その一例を示す概略的断面図である。 本発明の蓋材を構成する積層体の層構成について、その一例を示す概略的断面図である。 本発明の蓋材を使用して製造した包装体について、その一例の層構成を示す概略的断面図である。
本発明の蓋材について、以下に詳細に説明する。
以下、本発明において使用される樹脂名は、業界において慣用されるものが用いられる。
なお、本発明において、メルトフローレート(MFR)とは、「JIS K6922」に準拠した手法から測定したものであり、特に記載のない限り、190℃、2.16kg荷重で測定した数値である。
また、本発明にいう、密度は「JIS K7112」に準拠した手法から測定したものである。
<1>蓋材を構成する積層体及びこれを用いて製造した包装体の層構成
図1は、本発明の蓋材を構成する積層体の層構成についてその一例を示す概略的断面図である。
図1に示されるように、本発明の蓋材を構成する積層体は、シーラント1と基材層4とからなり、シーラント1は、LDPE及び無機フィラーを含む樹脂組成物からなるシール層2と、LDPEからなる中間層3とからなる構成を基本とする。本発明の蓋材を用いて容器を密封するには、シール層2の側の接着面Pを、容器の被着面と対向するように重ね合せ、ヒートシールする。
別の態様において、図2に示されるように、本発明の蓋材を構成する積層体は、基材層4として、紙や樹脂フィルム等からなる基材フィルム4aと、アルミニウム箔等からなるガスバリア性フィルム4bとを有する多層積層フィルムを用いることもできる。
図3は、本発明の蓋材を使用して製造した包装体について、その一例の層構成を示す概略的断面図である。
図3に示されるように、本発明の蓋材Aのシール層2の側の接着面Pを、内容物12を充填した容器11の開口部のフランジ部13の被着面Qに対向させて重ね合せ、ヒートシールすることにより密封し、本発明の包装体Bを製造する。フランジ部13の被着面Qは、ポリエチレン樹脂でコートされており、シール層2を形成するポリエチレン樹脂と融着して、優れたシール安定性及び夾雑物シール性を示す。
次に、本発明の多層積層フィルムを構成する材料、その製造法等について説明する。
<2>基材層
本発明において、基材層としては、包装用途に応じて、蓋材として必要な強度、シール時の耐熱性、デッドホールド性、フラット性等を保持する任意の基材を使用することができる。本発明において好適に使用される基材の例としては、模造紙、クレイコート紙、クラフト紙、板紙、合成紙等の各種の紙、ポリエステル系樹脂フィルム、ポリアミド系樹脂フィルム、ポリオレフィン系樹脂フィルム等の各種樹脂フィルム、金属酸化物等の蒸着層を有する蒸着フィルム、アルミニウム箔等の金属フィルム、その他種々のバリア性フィルム、遮光性フィルム、及び、これらをラミネートした多層積層フィルムが挙げられる。フィルムのラミネートは、任意の方法により行うことができる。
基材層の層厚は、包装用途に応じて、当業者が適宜に決定することができる。
また、基材層の中間層積層面には、所望に応じて、コロナ放電処理、薬品処理、オゾン処理等の種々の表面処理を施したり、アンカーコート剤や接着剤をコーティングすればよい。
さらに、基材層の中間層積層面と反対側の表面には、所望に応じてさらなる層、例えば、文字、絵柄等の任意の印刷絵柄層やこれを保護する表面保護層を設けることができる。
<3>中間層
本発明の蓋材において、中間層は、蓋材をヒートシールする際に、被着面の凹凸に追随して、密封性を補うクッション層としての機能を果たすと同時に、隣接して積層されるシール層と基材層との接着層としても機能する。
本発明においては、中間層を構成する材料として、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)を使用する。LDPEの密度は、0.915〜0.930g/cm3である。
上記において、密度が0.930g/cm3を超えるもの、例えば、高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)や中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)の接着性は、隣接層を構成する材料により大きく異なることから、基材層の材料選択の幅を狭めることになる。特に、HDPEやMDPEはアルミニウムとの接着性が悪く、剥離時に外観不良を生ずることから、中間層を構成する材料に前記樹脂を使用すると、基材層を構成する材料としてアルミニウム箔やこれを積層した多層積層フィルムを使用することができない。また、密度が0.915g/cm3未満であると、高流動性であるため、インフレーション製膜法によって製膜することが困難となると共に、フィルムの滑り性が悪くなり、加工適性に劣ったものとなる。
また、本発明の蓋材において、中間層の層厚は、好ましくは10〜100μm、より好ましくは25〜60μmである。中間層の層厚が10μm未満では、フィルムを形成することができない。一方、層厚が100μmを超えると、所望の性質を得ることはできるが、コストの面から好ましくない。
本発明の蓋材の中間層において使用するのに好適な低密度ポリエチレンとしては、例えばプライムポリマー社製のエボリュー、日本ポリエチレン社製のノバテックLD等が挙げられる。
<4>シール層
本発明の蓋材において、シール層は、容器の被着面と接する側の最表面、すなわち、包装体の最内層となる面を形成する層であり、ヒートシールにより溶融して、容器の被着面にコートされたポリエチレン樹脂層と接着する。
本発明において、シール層は、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)及び無機フィラーを含む樹脂組成物からなる。
シール層を構成するLDPEとしては、MFRが15〜60g/10分、望ましくは20〜45g/10分のものを使用することが好ましい。MFRが15g/10分未満、さらには20g/10分未満であると、シール層の破壊強度が高まるため、包装体を開封する際に必要な初期開封抵抗、すなわち、最初にシール層を破壊するために必要な力が大きく、易開封性が損なわれる。一方、MFRが60g/10分、さらには45g/10分より大きいと、製膜性に劣る。
本発明の蓋材のシール層において使用するのに好適な低密度ポリエチレンとしては、例えば旭化成ケミカルズ(株)製のサンテックLD等が挙げられる。
無機フィラーとしては、酸化チタン、チタン酸カリウム、硫酸バリウム、酸化亜鉛、亜鉛華、アルミ粉、アルミナ、水酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、窒化ホウ素、二硫化モリブデン、三酸化アンチモン、酸化セリウム、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、天然シリカ、合成シリカ、ガラス、シラス、カオリン、クレー、タルク、マイカ、ウォラストナイト、セピオライト、フェライト、ゾノライト、モンモリオナイト、ハイドロタルサイト、ゼオライト、タングステン、ステンレス、鉛粉、鉄粉、テフロン粉、黒鉛、木炭、竹炭、活性炭、活性白土、樹脂バルーン、炭素繊維、カテキン等を挙げることができ、当業者が各フィラーの機能等に応じて、適宜に選択することができる。
上記無機フィラーの形状は、特に限定されず、球状、棒状、針状、平板状、数珠状、中空状、及びこれらの組み合わせのいずれであってもよい。
本発明に係る無機フィラーとしては、上記に挙げた中でも、剥離性、封緘強度のバラツキ抑制の観点から、球状が好ましい。
また、無機フィラーの平均粒径としては、剥離性、製膜性の観点から、好ましくは1〜30μm、より好ましくは5〜15μmである。無機フィラーの平均粒径が1μm未満、さらには5μm未満の場合は、易剥離効果が無くなり、また30μm、さらには15μmより大きい場合は、フィルム厚さより大きくなり、製膜性に悪影響を与える。なお、本発明において、無機フィラーの平均粒径は、レーザー回折散乱法により測定した粒度分布における積算値50%での粒径である。
また、シール層を形成する樹脂組成物中に、無機フィラーは、シール層を形成する樹脂組成物中に、30〜50質量%、より好ましくは30〜45質量%の割合で配合される。無機フィラーの配合割合が、30質量%未満であると、初期開封抵抗の増大を抑制する効果が十分に得られず、易開封性が損なわれる。逆に50質量%、さらには45質量%より多いと、十分なシール強度が得られない。
上記無機フィラーは、ミキサーやブレンダーを用いて、ポリエチレン樹脂中に、容易に、均一に分散することができる。
本発明の蓋材において、シール層の層厚は、3〜20μmの範囲、より好ましくは5μm以上の範囲である。シール層の層厚が20μmより厚いと、開封時に糸引きが生じ包装体の美観が損なわれる。さらに、シール層が3μmより薄いと、無機フィラーを含まない場合であっても、初期開封抵抗は手で容易に開封できる範囲に抑えられるが、製膜のために厳しい工程管理が必須であり、製造コストが大幅に増大する。また、線シール突起フランジを有する容器へのシールが不安定となる。
また、本発明において、シール層の層厚を5μm以上の厚さに設けることも可能である。このような層厚のシール層は、厳しい工程管理を必要とせずに安定して製膜することができ、さらに、高い密封性を提供することができる。
<5>蓋材を構成する積層体の製造
本発明の蓋材を構成する積層体の製造において、中間層とシール層とからなるシーラントは、各層の材料となる樹脂及び樹脂組成物を、Tダイ共押出機あるいは共押出インフレーション製膜機等を使用し、共押出することにより製膜される。ここで、中間層とシール層とからなる共押出フィルムを製膜し、これを、基材層を形成するフィルムとドライラミネートすることにより、本発明の蓋材を構成する積層体を製造することができる。
また、基材層が樹脂フィルムからなる場合は、基材層、中間層及びシール層の3層を共押出により製膜することもできる。
また、基材層を形成するフィルム上に、中間層とシール層とを直接、共押出コーティング法により積層して、該積層体を製造してもよい。
<6>蓋材及び包装体の製造
本発明の蓋材は、上記のようにして得られた積層体を、容器の開口部周辺に設けられたフランジ部の形状に合わせて打ち抜くことにより製造される。
実際の製造においては、容器の開口部の形状に合わせて予め打ち抜かれた枚葉の蓋材として製造されるほか、巻き取り状の蓋材を充填シール装置に供給して、内容物が充填された容器の開口部周縁のフランジ部にヒートシールした後、インラインで個々の形状に打ち抜く方法で製造される場合も多く、いずれの方法でも製造できる。
本発明の包装体は、上記蓋材のシール層の面を、内容物を充填した容器のフランジ部と対向するように重ね合せ、ヒートシールすることにより製造することができる。ここで、容器のフランジ部は、ポリエチレン樹脂でコートされている。
本発明の包装体中に封入される内容物としては、各種の飲食料品、液体洗剤等の化成品ないし化粧品、医薬品、雑貨品、産業部材等が挙げられるが、これらに限定されない。
また、上記容器としては、その目的、用途等により、各種の角型、丸型、角錐型、円錐型等の種々の形状からなる容器を使用することができ、また、フランジ部の被着面がポリエチレン樹脂でコートされているものであれば、それ以外の部分はいかなる材料からなるものであってもよい。
なお、本発明において、蓋材と容器とのヒートシールの方法としては、例えば、バーシール、回転ロールシール、ベルトシール、インパルスシール、高周波シール、超音波シール等の公知の方法で行うことができる。
本発明について実施例を挙げて更に具体的に説明する。
[実施例1]
クレイコート紙とアルミニウム箔とを、MFR8g/10分、融点105℃のLDPEを介するサンドイッチラミネート法によりラミネートし、基材フィルムを得た。
次いで、上記で得られた基材フィルムのアルミニウム箔側の面に、ポリウレタン系アンカーコート剤をグラビアロールコート法でコーティングし、アンカーコート剤層を形成した。
一方、MFR45g/10分、融点105℃のLDPE(旭化成ケミカルズ(株)製サンテックLD M6545)20質量部と無機フィラー含有マスターバッチ(MFR45g/10分、融点105℃のLDPE中、天然シリカ(平均粒径15μm)含有量30質量%;大日精化工業(株)製スムースマスター S-SSC PE1107)80質量部とを混合し、シール層を構成する樹脂組成物を調製した。樹脂組成物中の天然シリカ含有量は32質量%であった。
次いで、上記で得られた基材フィルム上のアンカーコート剤層の面に、中間層を形成するMFR7g/10分、融点106℃のLDPE(日本ポリエチレン(株)製ノバテックLD LC600A)と、シール層を形成する上記樹脂組成物とを、層厚が、中間層40μm及びシール層10μmとなるように、共押出コーティングにより積層し、本発明の蓋材を構成する積層体を製造した。中間層の押出し温度280℃、シール層の押出し温度250℃、及びダイス温度260℃とし、押出しのラインスピードは100m/分とした。
得られた積層体の層構成は、以下のとおりであった:クレイコート紙(坪量110g/m2)/LDPE層(層厚10μm)/アルミニウム箔(厚さ9μm)/アンカーコート剤層(乾燥状態の層厚1μm)/中間層(層厚40μm)/シール層(層厚10μm)。なお、本明細書において積層体の層構成を説明する場合、スラッシュ(/)はその前後にある層が隣接していることを意味する。
[実施例2]
クレイコート紙とアルミニウム箔とを、MFR8g/10分、融点105℃のLDPEを介するサンドイッチラミネート法によりラミネートし、基材フィルムを得た。
次いで、上記で得られた基材フィルムのアルミニウム箔側の面に、ポリウレタン系アンカーコート剤をグラビアロールコート法でコーティングし、アンカーコート剤層を形成した。
一方、MFR45g/10分、融点105℃のLDPE(旭化成ケミカルズ(株)製サンテックLD M6545)20質量部と無機フィラー含有マスターバッチ(MFR45g/10分、融点105℃のLDPE中、天然シリカ(平均粒径10μm)含有量40質量%;大日精化工業(株)製スムースマスター S-SSC PE1107)80質量部とを混合し、シール層を構成する樹脂組成物を調製した。樹脂組成物中の天然シリカ含有量は32質量%であった。
次いで、上記で得られた基材フィルム上のアンカーコート剤層の面に、中間層を形成するMFR7g/10分、融点106℃のLDPE(日本ポリエチレン(株)製ノバテックLD LC600A)と、シール層を形成する上記樹脂組成物とを、層厚が、中間層40μm及びシール層10μmとなるように、共押出コーティングにより積層し、本発明の蓋材を構成する積層体を製造した。中間層の押出し温度280℃、シール層の押出し温度250℃、及びダイス温度260℃とし、押出しのラインスピードは100m/分とした。
得られた積層体の層構成は、以下のとおりであった:クレイコート紙(坪量110g/m2)/LDPE層(層厚10μm)/アルミニウム箔(厚さ9μm)/アンカーコート剤層(乾燥状態の層厚1μm)/中間層(層厚40μm)/シール層(層厚10μm)。
[実施例3]
クレイコート紙とアルミニウム箔とを、MFR8g/10分、融点105℃のLDPEを介するサンドイッチラミネート法によりラミネートし、基材フィルムを得た。
次いで、上記で得られた基材フィルムのアルミニウム箔側の面に、ポリウレタン系アンカーコート剤をグラビアロールコート法でコーティングし、アンカーコート剤層を形成した。
一方、MFR28g/10分、融点105℃のLDPE(旭化成ケミカルズ(株)製サンテックLD M6525)10質量部と無機フィラー含有マスターバッチ(MFR45g/10分、融点105℃のLDPE中、天然シリカ(平均粒径10μm)含有量40質量%;大日精化工業(株)製スムースマスター S-SSC PE1107)90質量部とを混合し、シール層を構成する樹脂組成物を調製した。樹脂組成物中の天然シリカ含有量は36質量%であった。
次いで、上記で得られた基材フィルム上のアンカーコート剤層の面に、中間層を形成するMFR7g/10分、融点106℃のLDPE(日本ポリエチレン(株)製ノバテックLD LC600A)と、シール層を形成する上記樹脂組成物とを、層厚が、中間層40μm及びシール層10μmとなるように、共押出コーティングにより積層し、本発明の蓋材を構成する積層体を製造した。中間層の押出し温度280℃、シール層の押出し温度2
50℃、及びダイス温度260℃とし、押出しのラインスピードは100m/分とした。
得られた積層体の層構成は、以下のとおりであった:クレイコート紙(坪量110g/m2)/LDPE層(層厚10μm)/アルミニウム箔(厚さ9μm)/アンカーコート剤層(乾燥状態の層厚1μm)/中間層(層厚40μm)/シール層(層厚10μm)。
[実施例4]
クレイコート紙とアルミニウム箔とを、MFR8g/10分、融点105℃のLDPEを介するサンドイッチラミネート法によりラミネートし、基材フィルムを得た。
次いで、上記で得られた基材フィルムのアルミニウム箔側の面に、ポリウレタン系アンカーコート剤をグラビアロールコート法でコーティングし、アンカーコート剤層を形成した。
一方、無機フィラー含有マスターバッチ(MFR45g/10分、融点105℃のLDPE中、天然シリカ(平均粒径10μm)含有量40質量%;大日精化工業(株)製スムースマスター S−SSC PE1107)100質量部をシール層を構成する樹脂組成物として調製した。樹脂組成物中の天然シリカ含有量は40質量%であった。
次いで、上記で得られた基材フィルム上のアンカーコート剤層の面に、中間層を形成するMFR7g/10分、融点106℃のLDPE(日本ポリエチレン(株)製ノバテックLD LC600A)と、シール層を形成する上記樹脂組成物とを、層厚が、中間層40μm及びシール層10μmとなるように、共押出コーティングにより積層し、本発明の蓋材を構成する積層体を製造した。中間層の押出し温度280℃、シール層の押出し温度250℃、及びダイス温度260℃とし、押出しのラインスピードは100m/分とした。
得られた積層体の層構成は、以下のとおりであった:クレイコート紙(坪量110g/m2)/LDPE層(層厚10μm)/アルミニウム箔(厚さ9μm)/アンカーコート剤層(乾燥状態の層厚1μm)/中間層(層厚40μm)/シール層(層厚10μm)。
[実施例5]
クレイコート紙とアルミニウム箔とを、MFR8g/10分、融点105℃のLDPEを介するサンドイッチラミネート法によりラミネートし、基材フィルムを得た。
次いで、上記で得られた基材フィルムのアルミニウム箔側の面に、ポリウレタン系アンカーコート剤をグラビアロールコート法でコーティングし、アンカーコート剤層を形成した。
一方、無機フィラー含有マスターバッチ(MFR45g/10分、融点105℃のLDPE中、天然シリカ(平均粒径15μm)含有量30質量%;大日精化工業(株)製スムースマスター S-SSC PE1107)100質量部をシール層を構成する樹脂組成物を調製した。樹脂組成物中の天然シリカ含有量は30質量%であった。
次いで、上記で得られた基材フィルム上のアンカーコート剤層の面に、中間層を形成するMFR7g/10分、融点106℃のLDPE(日本ポリエチレン(株)製ノバテックLD LC600A)と、シール層を形成する上記樹脂組成物とを、層厚が、中間層40μm及びシール層10μmとなるように、共押出コーティングにより積層し、本発明の蓋材を構成する積層体を製造した。中間層の押出し温度280℃、シール層の押出し温度250℃、及びダイス温度260℃とし、押出しのラインスピードは100m/分とした。
得られた積層体の層構成は、以下のとおりであった:クレイコート紙(坪量110g/m2)/LDPE層(層厚10μm)/アルミニウム箔(厚さ9μm)/アンカーコート剤層(乾燥状態の層厚1μm)/中間層(層厚40μm)/シール層(層厚10μm)。
[実施例6]
クレイコート紙とアルミニウム箔とを、MFR8g/10分、融点105℃のLDPEを介するサンドイッチラミネート法によりラミネートし、基材フィルムを得た。
次いで、上記で得られた基材フィルムのアルミニウム箔側の面に、ポリウレタン系アンカーコート剤をグラビアロールコート法でコーティングし、アンカーコート剤層を形成した。
一方、無機フィラー含有マスターバッチ(MFR45g/10分、融点105℃のLDPE中、天然シリカ(平均粒径15μm)含有量45質量%;大日精化工業(株)製スムースマスター S−SSC PE1107)100質量部をシール層を構成する樹脂組成物を調製した。樹脂組成物中の天然シリカ含有量は45質量%であった。
次いで、上記で得られた基材フィルム上のアンカーコート剤層の面に、中間層を形成するMFR7g/10分、融点106℃のLDPE(日本ポリエチレン(株)製ノバテックLD LC600A)と、シール層を形成する上記樹脂組成物とを、層厚が、中間層40μm及びシール層10μmとなるように、共押出コーティングにより積層し、本発明の蓋材を構成する積層体を製造した。中間層の押出し温度280℃、シール層の押出し温度250℃、及びダイス温度260℃とし、押出しのラインスピードは100m/分とした。
得られた積層体の層構成は、以下のとおりであった:クレイコート紙(坪量110g/m2)/LDPE層(層厚10μm)/アルミニウム箔(厚さ9μm)/アンカーコート剤層(乾燥状態の層厚1μm)/中間層(層厚40μm)/シール層(層厚10μm)。
[比較例1]
クレイコート紙とアルミニウム箔とを、MFR8g/10分、融点105℃のLDPEを介するサンドイッチラミネート法によりラミネートし、基材フィルムを得た。
次いで、上記で得られた基材フィルムのアルミニウム箔側の面に、ポリウレタン系アンカーコート剤をグラビアロールコート法でコーティングし、アンカーコート剤層を形成した。
一方、無機フィラー含有マスターバッチ(MFR8g/10分、融点105℃のLDPE中、天然シリカ(平均粒径5μm)含有量40質量%;大日精化工業(株)製スムースマスター S−SSC PE1107)100質量部をシール層とする樹脂組成物を調製した。樹脂組成物中の天然シリカ含有量は40質量%であった。
次いで、上記で得られた基材フィルム上のアンカーコート剤層の面に、中間層を形成するMFR7g/10分、融点106℃のLDPE(日本ポリエチレン(株)製ノバテックLD LC600A)と、シール層を形成する上記樹脂組成物とを、層厚が、中間層40μm及びシール層10μmとなるように、共押出コーティングにより積層し、本発明の蓋材を構成する積層体を製造した。中間層の押出し温度280℃、シール層の押出し温度250℃、及びダイス温度260℃とし、押出しのラインスピードは100m/分とした。
得られた積層体の層構成は、以下のとおりであった:クレイコート紙(坪量110g/m2)/LDPE層(層厚10μm)/アルミニウム箔(厚さ9μm)/アンカーコート剤層(乾燥状態の層厚1μm)/中間層(層厚40μm)/シール層(層厚10μm)。
[比較例2]
クレイコート紙とアルミニウム箔とを、MFR8g/10分、融点105℃のLDPEを介するサンドイッチラミネート法によりラミネートし、基材フィルムを得た。
次いで、上記で得られた基材フィルムのアルミニウム箔側の面に、ポリウレタン系アンカーコート剤をグラビアロールコート法でコーティングし、アンカーコート剤層を形成した。
一方、無機フィラー含有マスターバッチ(MFR4g/10分、融点105℃のLDPE中、天然シリカ(平均粒径10μm)含有量45質量%;大日精化工業(株)製スムースマスター S−SSC PE1107)100質量部をシール層とする樹脂組成物を調製した。樹脂組成物中の天然シリカ含有量は45質量%であった。
次いで、上記で得られた基材フィルム上のアンカーコート剤層の面に、中間層を形成するMFR7g/10分、融点106℃のLDPE(日本ポリエチレン(株)製ノバテックLD LC600A)と、シール層を形成する上記樹脂組成物とを、層厚が、中間層40μm及びシール層10μmとなるように、共押出コーティングにより積層し、本発明の蓋材を構成する積層体を製造した。中間層の押出し温度280℃、シール層の押出し温度250℃、及びダイス温度260℃とし、押出しのラインスピードは100m/分とした。
得られた積層体の層構成は、以下のとおりであった:クレイコート紙(坪量110g/m2)/LDPE層(層厚10μm)/アルミニウム箔(厚さ9μm)/アンカーコート剤層(乾燥状態の層厚1μm)/中間層(層厚40μm)/シール層(層厚10μm)。
[比較例3]
クレイコート紙とアルミニウム箔とを、MFR8g/10分、融点105℃のLDPEを介するサンドイッチラミネート法によりラミネートし、基材フィルムを得た。
次いで、上記で得られた基材フィルムのアルミニウム箔側の面に、ポリウレタン系アンカーコート剤をグラビアロールコート法でコーティングし、アンカーコート剤層を形成した。
一方、無機フィラー含有マスターバッチ(MFR20g/10分、融点107℃のLDPE中、天然シリカ(平均粒径10μm)含有量5質量%;大日精化工業(株)製スムースマスター S-SSC PE1107)100質量部をシール層とする樹脂組成物を調製した。樹脂組成物中の天然シリカ含有量は5質量%であった。
次いで、上記で得られた基材フィルム上のアンカーコート剤層の面に、中間層を形成するMFR7g/10分、融点106℃のLDPE(日本ポリエチレン(株)製ノバテックLD LC600A)と、シール層を形成する上記樹脂組成物とを、層厚が、中間層40μm及びシール層10μmとなるように、共押出コーティングにより積層し、本発明の蓋材を構成する積層体を製造した。中間層の押出し温度280℃、シール層の押出し温度250℃、及びダイス温度260℃とし、押出しのラインスピードは100m/分とした。
得られた積層体の層構成は、以下のとおりであった:クレイコート紙(坪量110g/m2)/LDPE層(層厚10μm)/アルミニウム箔(厚さ9μm)/アンカーコート剤層(乾燥状態の層厚1μm)/中間層(層厚40μm)/シール層(層厚10μm)。
[比較例4]
クレイコート紙とアルミニウム箔とを、MFR8g/10分、融点105℃のLDPEを介するサンドイッチラミネート法によりラミネートし、基材フィルムを得た。
次いで、上記で得られた基材フィルムのアルミニウム箔側の面に、ポリウレタン系アンカーコート剤をグラビアロールコート法でコーティングし、アンカーコート剤層を形成した。
一方、MFR45g/10分、融点105℃のLDPE(旭化成ケミカルズ(株)製サンテックLD M6545)20質量部と無機フィラー含有マスターバッチ(MFR4g/10分、融点105℃のLDPE中、天然シリカ(平均粒径40μm)含有量40質量%;大日精化工業(株)製スムースマスター S−SSC PE1107)80質量部を混合し、シール層を構成する樹脂組成物を調製した。樹脂組成物中の天然シリカ含有量は32質量%であった。
次いで、上記で得られた基材フィルム上のアンカーコート剤層の面に、中間層を形成するMFR7g/10分、融点106℃のLDPE(日本ポリエチレン(株)製ノバテックLD LC600A)と、シール層を形成する上記樹脂組成物とを、層厚が、中間層40μm及びシール層10μmとなるように、共押出コーティングにより積層し、本発明の蓋材を構成する積層体を製造した。中間層の押出し温度280℃、シール層の押出し温度250℃、及びダイス温度260℃とし、押出しのラインスピードは100m/分とした。
得られた積層体の層構成は、以下のとおりであった:クレイコート紙(坪量110g/m2)/LDPE層(層厚10μm)/アルミニウム箔(厚さ9μm)/アンカーコート剤層(乾燥状態の層厚1μm)/中間層(層厚40μm)/シール層(層厚10μm)。
[密封性、開封感・開封外観の評価]
上記実施例1〜6、比較例1〜4で製造した積層体を、直径100mmの円形であって、外周の一部につまみ片を設けた形状で打ち抜いて、蓋材を製造した。
得られた蓋材と、厚み20μmのLDPEを最内面にコートした紙カップ(200cc、直径82mm)とを用意し、蓋材のシール層の面が、容器の開口部周縁のフランジ部と対向するように重ね合せ、リングシーラーを用いて、シール温度160℃、圧力100kPa、時間1秒の条件でヒートシールして、包装体を製造した。
(密封性の評価)
JIS Z0238に定められる容器の破裂強さ試験に従って、破裂時(ヒートシール部が開封し、空気漏れが起きる)の圧力(単位kPa)を測定した。
(開封感・開封外観の評価)
各包装体について、開封時の感触を判定し、開封後のシール部の外観を目視で評価した。
Figure 2013203456
上記のとおり、実施例1〜6の積層体を使用して製造した本発明の蓋材の開封感は良好であり、開封外観も美麗であった。これに対し、低密度ポリエチレンのMFR値が低い比較例1、2の積層体を使用して製造した蓋材や、シリカ含有量の低い比較例3の積層体を使用して製造した蓋材は、開封感に劣り、また、開封の際、蓋材に紙切れが生じ、開封外観も劣ることが確認された。さらに、シリカの粒径が大きい比較例4については、製膜することができなかった。
1 シーラント
2 シール層
3 中間層
4 基材層
4a 基材フィルム
4b ガスバリア性フィルム
11 容器
12 内容物
13 フランジ部
A、A1 蓋材
B 包装体
P 蓋材の接着面
Q フランジ部の被着面

Claims (7)

  1. 基材層、中間層、及びシール層を順に積層して得られる積層体からなる蓋材において、
    前記中間層は、低密度ポリエチレン樹脂からなる層であり、
    前記シール層は、低密度ポリエチレン樹脂及び無機フィラーを含む樹脂組成物からなる層であり、
    ここで、前記シール層中の無機フィラーの含有量は、30〜50質量%であることを特徴とする上記蓋材。
  2. 前記中間層の層厚が10〜100μmであり、前記シール層の層厚が3〜30μmであることを特徴とする、請求項1に記載の蓋材。
  3. 前記無機フィラーの平均粒径が1〜30μmであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の蓋材。
  4. シール層に用いる低密度ポリエチレン樹脂のメルトフローレート(MFR:190℃、2.16kg荷重)が、15〜60g/10分であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓋材。
  5. 前記中間層とシール層とが、共押出コーティング法により基材上に積層されてなることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓋材。
  6. 前記シール層を介してヒートシールされた被シール体からの剥離が、前記シール層の凝集破壊により行われることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の蓋材。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の蓋材と、ポリエチレン樹脂を表面にコートしたフランジ部を有する容器とからなり、前記蓋材と前記蓋材容器とを、前記蓋材のシール層の面が容器のフランジ部と対抗するように重ね合わせ、ヒートシールしてなる包装体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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