JP2013203423A - 吐出容器 - Google Patents
吐出容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013203423A JP2013203423A JP2012073316A JP2012073316A JP2013203423A JP 2013203423 A JP2013203423 A JP 2013203423A JP 2012073316 A JP2012073316 A JP 2012073316A JP 2012073316 A JP2012073316 A JP 2012073316A JP 2013203423 A JP2013203423 A JP 2013203423A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- discharge
- inner container
- outer container
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
【解決手段】内容物の減少に伴い減容変形する内容器10、及び内容器が内装される外容器11を備える容器本体2と、容器本体の口部2aに装着され、内容物を吐出する吐出口3aが形成された吐出キャップ3と、を備え、外容器には内容器との間に外気を吸入させる吸気孔15が形成され、吐出キャップには、外気導入孔35と、吸気孔と外気導入孔との連通及びその遮断を切り替える空気弁52と、口部を閉塞すると共に連通孔26が形成された閉塞板40と、連通孔を開閉する吐出弁51と、が備えられ、内容器及び外容器は固着部65を介してぞれぞれの周方向の一部同士が固着され、内容器及び外容器のうちの少なくとも一方において、固着部が配設された部分は、他の部分よりも肉厚とされている吐出容器1を提供する。
【選択図】図1
Description
この吐出容器では、外容器をスクイズ変形させることで内容物を吐出した後、そのスクイズ変形を解除すると、外容器は復元変形しはじめる。このとき、外容器と内容器との間に発生した負圧により外容器と内容器との間に外気が流入され、これにより内容器を減容状態に維持したまま外容器だけが復元変形される。
(1)本発明に係る吐出容器は、内容物が収容されると共に内容物の減少に伴い減容変形する可撓性に富む内容器、及びスクイズ変形可能とされ、前記内容器が内装される外容器を備える容器本体と、該容器本体の口部に装着され、前記内容物を吐出する吐出口が形成された吐出キャップと、を備え、前記外容器には、前記内容器との間に外気を吸入させる吸気孔が形成され、前記吐出キャップには、外部と前記吸気孔とを連通する外気導入孔と、前記吸気孔と前記外気導入孔との連通及びその遮断を切り替える空気弁と、前記口部を閉塞すると共に、前記吐出口と前記内容器の内部とを連通する連通孔が形成された閉塞板と、前記連通孔を開閉する吐出弁と、が備えられ、前記内容器及び前記外容器は、固着部を介してぞれぞれの周方向の一部同士が固着され、前記内容器及び前記外容器のうちの少なくとも一方において、前記固着部が配設された部分は、他の部分よりも肉厚とされていることを特徴とする。
従って、内容物の減少に伴って内容器を減容させたままの状態に維持することができ、内容物の吐出性能を向上できる。
また、外容器については、外周面を全周に亘って平滑面にできるので、見栄え(視認性)の低下や加飾性の低下を防止することができる。
また、容器本体の復元力の高い部分を、容器軸を挟んで対向する位置に配置できるので、外容器の復元性を向上させることができる。
(吐出容器の構成)
本実施形態の吐出容器1は、図1に示すように、図示しない内容物が収容されると共に、内容物の減少に伴い減容変形する可撓性に富む内容器10、及びスクイズ変形可能とされ、内容器10が内装される外容器11を備える容器本体2と、この容器本体2の口部2aに装着され、内容物を吐出する吐出口3aが形成された吐出キャップ3と、を備えている。
なお、第1ねじ部14において、吸気孔15と周方向の位置が一致する部分には、上下方向に延びる縦溝16(第1ねじ部14も縦断している)が形成されている。
フランジ部31には、装着筒25の外部と内部とを連通させる外気導入孔35が形成されている。上方装着筒32は、下方装着筒30よりも縮径した円筒状に形成され、吐出ノズル21を支持している。
第1シール筒41の下端部には、第1シール筒41を径方向に貫通すると共に、下方に向けて開口する外気流通孔44が、例えば周方向に間隔を開けて複数形成されている。
連通筒50は、下端部が上記支持筒43の内側に嵌合されていると共に、上端部が上方装着筒32の下端部側の内周面に嵌合している。そして、この連通筒50と中蓋体27と装着筒25とで囲まれた空間は、上記外気導入孔35に連通する内部空間Eとして機能する。この内部空間Eは、外気流通孔44にも連通すると共に、さらに縦溝16を通じて吸気孔15にも連通している。そのため、外気導入孔35と吸気孔15とは、これら内部空間E、外気流通孔44及び縦溝16を介して連通している。
弁本体51aは、例えば円板状に形成され、中蓋体27の閉塞板40に対して液密に着座されている。連結部51bは、内容器10の内圧変動や吐出される内容物の圧力等に応じて弾性変形可能とされ、弁本体51aの外周縁の一部と連通筒50とを連結し、弁本体51aを上方に移動可能とさせている。
なお、スカート部62と装着筒25との間には、図示しない隙間が確保されており、この隙間を通じて外気導入孔35と外部とが連通されている。
なお、図1に示すように、各クシ歯61の先端部側には、例えば内容物を矢印に示す如く上下に吐出させる微小開口61aが形成されている。
図示の例では、図1及び図4に示すように、固着部65は容器本体2の略全長に亘って上下方向に帯状に延びていると共に、容器軸Oを挟んで径方向に対向するように一対形成されている。しかも、これら一対の固着部65は、図3及び図4に示すように、互いを径方向に結ぶ仮想軸Mがノズル筒60に形成された吐出口3aの開口方向Fに対して直交するように、周方向に位置決めされている。
なお、補強リブ66は径方向の内側に向けて突出しているので、内容器10の外周面は全周に亘って平滑面とされている。また、外容器11については、全周に亘って均一な肉厚とされている。
次に、上述したように構成された吐出容器1の使用について説明する。
この場合には、容器本体2の外容器11を径方向の内側に押圧してスクイズ変形(圧搾)させ、これに伴って内容器10を減容変形させる。すると、内容器10の内圧が上昇して正圧となり、この正圧によって連結部51bが弾性変形すると共に弁本体51aが連通孔26から上方に離間する。これにより、連通筒50が開放され、内容器10内に収容された内容物が連通孔26を通じて吐出ノズル21におけるノズル筒60の内部に流れる。従って、内容物は、吐出口3aを通じて各クシ歯61の内部に吐出されると共に、図1に示すように、微小開口61aを通じて各クシ歯61から外部に吐出される。
そして、外容器11の押圧を解除すると、該外容器11は復元変形しはじめる。すると、内容器10と外容器11との間に負圧が発生し、この負圧が空気弁52に作用する。そのため、空気弁52が内部空間E側に開き、外気が外気導入孔35、内部空間E、外気流通孔44、縦溝16及び吸気孔15を通じて、外容器11と内容器10との間に吸入される。
そして、外気が吸入されることにより、外容器11と内容器10との間の内圧が大気圧まで上昇すると、空気弁52が復元変形して吸気孔15と外部とを遮断する。そのため、外容器11を復元変形させる一方、内容器10の減容状態を維持させることができる。
つまり、外容器11のうち、固着部65が配設された部分を速やかに復元変形させることができると共に、この固着部65が配設された部分を起点として、その他の残りの部分を追従させながら復元変形させることができる。これにより、外容器11の全体を迅速且つ確実に復元変形させることができる。
特に、固着部65は一対設けられ、容器軸Oを挟んで径方向に対向する位置において、外容器11と内容器10とを固着しているので、内容器10の内部で偏りなく均等に内容物を吐出することができる。よって、内容物を残すことなく吐出させ易く、残存量を効果的に低減できる。
また、容器本体2の復元力の高い部分を、容器軸Oを挟んで対向する位置に配置しているので、外容器11の復元性を向上させることができる。
また、径方向の内側に突出するように補強リブ66を固着部65に対応して内容器10に設け、これにより、内容器10のうち固着部65が配設された部分を他の部分よりも肉厚としたが、この場合に限定されるものではない。内容器10及び外容器11のうちの少なくとも一方において、固着部65が配設された部分が、他の部分よりも肉厚とされていれば良く、例えば補強リブ66を固着部65に対応して、外容器11の外周面に設けたり、外容器11と内容器10との間に設けたりしても構わない。
M…仮想軸
O…容器軸
1…吐出容器
2…容器本体
2a…容器本体の口部
3…吐出キャップ
3a…吐出口
10…内容器
11…外容器
15…吸気孔
26…連通孔
35…外気導入孔
40…閉塞板
52…空気弁
65…固着部
Claims (4)
- 内容物が収容されると共に内容物の減少に伴い減容変形する可撓性に富む内容器、及びスクイズ変形可能とされ、前記内容器が内装される外容器を備える容器本体と、
該容器本体の口部に装着され、前記内容物を吐出する吐出口が形成された吐出キャップと、を備え、
前記外容器には、前記内容器との間に外気を吸入させる吸気孔が形成され、
前記吐出キャップには、
外部と前記吸気孔とを連通する外気導入孔と、
前記吸気孔と前記外気導入孔との連通及びその遮断を切り替える空気弁と、
前記口部を閉塞すると共に、前記吐出口と前記内容器の内部とを連通する連通孔が形成された閉塞板と、
前記連通孔を開閉する吐出弁と、が備えられ、
前記内容器及び前記外容器は、固着部を介してぞれぞれの周方向の一部同士が固着され、
前記内容器及び前記外容器のうちの少なくとも一方において、前記固着部が配設された部分は、他の部分よりも肉厚とされていることを特徴とする吐出容器。 - 請求項1に記載の吐出容器において、
前記外容器は、全周に亘って均一な肉厚とされ、
前記内容器のうち前記固着部が配設された部分は、その径方向の内側に向けて突出することで他の部分よりも肉厚とされていることを特徴とする吐出容器。 - 請求項1又は2に記載の吐出容器において、
前記固着部は、容器軸を挟んで径方向に対向する位置に配設されていることを特徴とする吐出容器。 - 請求項3に記載の吐出容器において、
前記吐出口は、前記容器軸、及び対向する前記固着部同士を径方向に結ぶ仮想軸に対してそれぞれ直交する方向に開口していることを特徴とする吐出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012073316A JP5941725B2 (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | 吐出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012073316A JP5941725B2 (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | 吐出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013203423A true JP2013203423A (ja) | 2013-10-07 |
JP5941725B2 JP5941725B2 (ja) | 2016-06-29 |
Family
ID=49522958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012073316A Active JP5941725B2 (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | 吐出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5941725B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07112154A (ja) * | 1993-10-18 | 1995-05-02 | Pilot Ink Co Ltd | 塗布具 |
JP2000016470A (ja) * | 1998-06-30 | 2000-01-18 | Kao Corp | 塗布具付き容器 |
JP2003165554A (ja) * | 2001-11-30 | 2003-06-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 注出容器 |
JP2005185561A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 洗眼容器 |
WO2011125933A1 (ja) * | 2010-04-02 | 2011-10-13 | 花王株式会社 | 内容物押出容器 |
-
2012
- 2012-03-28 JP JP2012073316A patent/JP5941725B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07112154A (ja) * | 1993-10-18 | 1995-05-02 | Pilot Ink Co Ltd | 塗布具 |
JP2000016470A (ja) * | 1998-06-30 | 2000-01-18 | Kao Corp | 塗布具付き容器 |
JP2003165554A (ja) * | 2001-11-30 | 2003-06-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 注出容器 |
JP2005185561A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 洗眼容器 |
WO2011125933A1 (ja) * | 2010-04-02 | 2011-10-13 | 花王株式会社 | 内容物押出容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5941725B2 (ja) | 2016-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5538057B2 (ja) | 吐出容器 | |
US9788993B2 (en) | Mouth cap for liquid container | |
KR200459655Y1 (ko) | 화장품용기의 펌프 | |
EP1500602B1 (en) | Dispensing container | |
JP2002506781A (ja) | 配給バルブおよびバリヤ貫通器を備えた配給構造 | |
JP5894062B2 (ja) | 吸引式液体注出ポンプ装置 | |
JP6084504B2 (ja) | 注出容器 | |
JP2016188101A (ja) | キャップ | |
JP2011246182A (ja) | 吐出容器 | |
JP5963323B2 (ja) | キャップ | |
JP2013014341A (ja) | 吐出容器 | |
JP2009533284A (ja) | 自動閉鎖弁 | |
JP5941725B2 (ja) | 吐出容器 | |
JP2015189506A (ja) | 二重容器 | |
JP2006240624A (ja) | 注出容器 | |
JP2013230838A (ja) | キャップ付き容器 | |
CN108438499B (zh) | 一种定量挤出结构及包装容器 | |
JP2017178435A (ja) | 吐出容器 | |
JP2016222309A (ja) | 吐出容器 | |
JP2016055921A (ja) | キャップ | |
JP2013095439A (ja) | 吐出容器 | |
CN211337085U (zh) | 一种具有切断结构的泵出料组件以及泵头 | |
JP5878000B2 (ja) | 吐出容器 | |
JP7330614B2 (ja) | スポイト容器 | |
JP6169515B2 (ja) | 二重容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141001 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150727 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150825 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151016 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160426 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160523 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5941725 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |