JP2013202135A - 流体粘度算定装置、超音波診断装置、流体粘度算定装置の流体粘度算定プログラム及び超音波診断装置の制御プログラム - Google Patents
流体粘度算定装置、超音波診断装置、流体粘度算定装置の流体粘度算定プログラム及び超音波診断装置の制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】被検体の流体について二つの異なる粘度を用いて流れ場を解析するシミュレーションを行なう数値シミュレーション部21と、シミュレーション部21で得られる前記流体の速度ベクトルと、前記被検体に送信された超音波のエコー信号に基づいて求まる前記流体の速度ベクトルとの差分ベクトルをフィードバックするフィードバック部22と、前記シミュレーション部で行われるシミュレーションに基づいて、前記二つの粘度のうち、前記流体の粘度から離れている粘度を特定する特定部3と、前記二つの粘度のうち、前記特定部3で特定された粘度を変更して他方の粘度に近づけた変更粘度を設定する粘度設定部4と、前記変更粘度と前記他方の粘度との差が所定の範囲内になると、前記変更粘度と前記他方の粘度とから、前記流体の粘度を算定する粘度算定部6と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
すなわち、上記課題を解決するためになされた発明は、被検体の流体について二つの異なる粘度を用いて流れ場を解析するシミュレーションを行なうシミュレーション部と、このシミュレーション部で得られる前記流体の速度ベクトルと、前記被検体に送信された超音波のエコー信号に基づいて求まる前記流体の速度ベクトルとの差分ベクトルを前記シミュレーション部によるシミュレーションを行なうためにフィードバックするフィードバック部と、前記シミュレーション部で行われるシミュレーションに基づいて、前記二つの粘度のうち、前記流体の粘度から離れている粘度を特定する特定部と、前記二つの粘度のうち、前記特定部で特定された粘度を変更して他方の粘度に近づけた変更粘度を設定する粘度設定部と、前記変更粘度と前記他方の粘度との差が所定の範囲内になると、前記変更粘度と前記他方の粘度とから、前記流体の粘度を算定する粘度算定部と、を備えることを特徴とする流体粘度算定装置である。
(第一実施形態)
先ず、第一実施形態について、図1〜図7に基づいて説明する。本発明に係る流体粘度算定装置は、図1に示す解析ワークステーション(workstation)1において実現される。前記解析ワークステーション1は、汎用のパーソナルコンピュータ(personal computer)であってもよい。解析ワークステーション1は、本発明に係る流体粘度算定装置の実施の形態の一例である。
上記(式1)及び(式2)において、ベクトルuは三次元の速度ベクトル、pは圧力、ρは密度、μは粘度である。これら圧力p、密度ρ及び粘度μとしては、設定された所定値が用いられる。
上記(式3)において、Kはフィードバックゲインであり、ベクトルuc及びベクトルumは三次元ベクトルで、ベクトルuc=[uc,vc,wc]、ベクトルum=[um,vm,vc]である(上述の特許第4269623号の段落[0008]及び図7参照)。前記ベクトルfは、本発明の差分ベクトルの実施の形態の一例である。
次に、第二実施形態について説明する。以下、第一実施形態と同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
3 特定部
4 粘度設定部
5 判定部
6 粘度算定部
7 表示部
21 数値シミュレーション部
22 フィードバック部
100 超音波診断装置
Claims (11)
- 被検体の流体について二つの異なる粘度を用いて流れ場を解析するシミュレーションを行なうシミュレーション部と、
該シミュレーション部で得られる前記流体の速度ベクトルと、前記被検体に送信された超音波のエコー信号に基づいて求まる前記流体の速度ベクトルとの差分ベクトルを前記シミュレーション部によるシミュレーションを行なうためにフィードバックするフィードバック部と、
前記シミュレーション部で行われるシミュレーションに基づいて、前記二つの粘度のうち、前記流体の粘度から離れている粘度を特定する特定部と、
前記二つの粘度のうち、前記特定部で特定された粘度を変更して他方の粘度に近づけた変更粘度を設定する粘度設定部と、
前記変更粘度と前記他方の粘度との差が所定の範囲内になると、前記変更粘度と前記他方の粘度とから、前記流体の粘度を算定する粘度算定部と、
を備えることを特徴とする流体粘度算定装置。 - 前記特定部は、前記差分ベクトルの大きさ及び前記シミュレーション部におけるシミュレーションの収束時間の少なくともいずれか一方に基づいて特定を行なうことを特徴とする請求項1に記載の粘度算定装置。
- 前記特定部は、前記差分ベクトルの大きさが大きい方のシミュレーションで用いられた粘度を、前記流体の粘度から離れている粘度とすることを特徴とする請求項2に記載の粘度算定装置。
- 前記特定部は、前記収束時間が長い方のシミュレーションで用いられた粘度を、前記流体の粘度から離れている粘度とすることを特徴とする請求項2に記載の粘度算定装置。
- 前記粘度算定部は、前記変更粘度から前記他方の粘度までの範囲に含まれる特定値を、前記流体の粘度として算定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の粘度算定装置。
- 前記変更粘度と前記他方の粘度との差が所定の範囲内であるか否かを判定する判定部を備え、
前記判定部によって、前記変更粘度と前記他方の粘度との差が所定の範囲内ではないと判定された場合、前記シミュレーション部は、前記変更粘度と前記他方の粘度を用いて再度シミュレーションを行なうことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の粘度算定装置。 - 前記シミュレーション部は、前記変更粘度と前記他方の粘度との差が所定の範囲内になるまで、前記粘度設定部によって繰り返し設定される変更粘度及び前記他方の粘度によるシミュレーションを繰り返し行うことを特徴とする請求項6に記載の流体粘度算定装置。
- 前記粘度算定部によって算定された流体の粘度を表示する表示部を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の流体粘度算定装置。
- 請求項1〜8のいずれか一項に記載の流体粘度算定装置を有することを特徴とする超音波診断装置。
- コンピュータに、
被検体の流体について二つの異なる粘度を用いて流れ場を解析するシミュレーションを行なうシミュレーション機能と、
該シミュレーション機能で得られる前記流体の速度ベクトルと、前記被検体に送信された超音波のエコー信号に基づいて求まる前記流体の速度ベクトルとの差分ベクトルを前記シミュレーション機能によるシミュレーションを行なうためにフィードバックするフィードバック機能と、
前記シミュレーション機能で行われるシミュレーションに基づいて、前記二つの粘度のうち、前記流体の粘度から離れている粘度を特定する特定機能と、
前記二つの粘度のうち、前記特定機能で特定された粘度を変更して他方の粘度に近づけた変更粘度を設定する粘度設定機能と、
前記変更粘度と前記他方の粘度との差が所定の範囲内になると、前記変更粘度と前記他方の粘度とから、前記流体の粘度を算定する粘度算定機能と、
を実行させることを特徴とする流体粘度算定装置の流体粘度算定プログラム。 - コンピュータに、
被検体の流体について二つの異なる粘度を用いて流れ場を解析するシミュレーションを行なうシミュレーション機能と、
該シミュレーション機能で得られる前記流体の速度ベクトルと、前記被検体に送信された超音波のエコー信号に基づいて求まる前記流体の速度ベクトルとの差分ベクトルを前記シミュレーション機能によるシミュレーションを行なうためにフィードバックするフィードバック機能と、
前記シミュレーション機能で行われるシミュレーションに基づいて、前記二つの粘度のうち、前記流体の粘度から離れている粘度を特定する特定機能と、
前記二つの粘度のうち、前記特定機能で特定された粘度を変更して他方の粘度に近づけた変更粘度を設定する粘度設定機能と、
前記変更粘度と前記他方の粘度との差が所定の範囲内になると、前記変更粘度と前記他方の粘度とから、前記流体の粘度を算定する粘度算定機能と、
を実行させることを特徴とする超音波診断装置の制御プログラム。
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JPH10134103A (ja) * | 1996-10-31 | 1998-05-22 | Sony Corp | 流動解析装置及び流動解析方法 |
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JP2012055621A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 動脈硬化検出装置 |
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