JP2013201950A - 温湯消毒装置 - Google Patents
温湯消毒装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013201950A JP2013201950A JP2012073392A JP2012073392A JP2013201950A JP 2013201950 A JP2013201950 A JP 2013201950A JP 2012073392 A JP2012073392 A JP 2012073392A JP 2012073392 A JP2012073392 A JP 2012073392A JP 2013201950 A JP2013201950 A JP 2013201950A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- immersion
- boat
- container
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/22—Improving land use; Improving water use or availability; Controlling erosion
Landscapes
- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
Abstract
【課題】移し変え作業を行うことなく、収穫した農作物を温湯に浸漬可能であるとともに、浸漬する浸漬用田舟と農作物の浮力による浮き上がりを効果的に防止できるようにする。
【解決手段】農作物としての種レンコンRの収穫時に使用する田舟Tに浸漬用田舟10を重ね、収穫した種レンコンRを浸漬用田舟10に収納する。収穫後、浸漬用田舟10を田舟Tから離して種レンコンRを収納した浸漬用田舟10を載置台12に載置する。浸漬用田舟10に収納した種レンコンRは、ネット18とフック19a付きスプリング19によって弾性的に保持され、載置板15a,15bに載置した浸漬用田舟10はガイドレール17によって浮き上がりを抑えた状態で保持される。これにより、浸漬槽1内の温湯に種レンコンRを浸漬した際、浮力による浸漬用田舟10及び種レンコンRの浮き上がりが抑えられる。
【選択図】図3
【解決手段】農作物としての種レンコンRの収穫時に使用する田舟Tに浸漬用田舟10を重ね、収穫した種レンコンRを浸漬用田舟10に収納する。収穫後、浸漬用田舟10を田舟Tから離して種レンコンRを収納した浸漬用田舟10を載置台12に載置する。浸漬用田舟10に収納した種レンコンRは、ネット18とフック19a付きスプリング19によって弾性的に保持され、載置板15a,15bに載置した浸漬用田舟10はガイドレール17によって浮き上がりを抑えた状態で保持される。これにより、浸漬槽1内の温湯に種レンコンRを浸漬した際、浮力による浸漬用田舟10及び種レンコンRの浮き上がりが抑えられる。
【選択図】図3
Description
本発明は、農産物を温湯に浸して病原菌や害虫を殺菌・殺虫処理する温湯消毒装置に関するものである。
従来から農産物を温湯に浸して温湯消毒する温湯消毒法が知られており、例えば種籾には、いもち病菌、糸状菌、苗立枯細菌病菌、ごま葉枯病菌、褐条病菌、もみ枯細菌病菌などの病原菌が表面に付着しまたは籾殻と果皮との間に潜んでおり、種籾を所定温度の温湯に所定時間浸すことにより、種籾の表面に付着しまたは籾殻と果皮との間に潜む病原菌を死滅ないしは不活化(以下、消毒という)する種籾の温湯消毒装置が既に公知である。
この種の種籾の温湯消毒装置として、温湯浸漬のための種籾容器に種籾を詰め込む工程、種籾を種籾容器ごと温湯に浸漬する工程、温湯浸漬した種籾を種籾容器ごと冷水に浸漬して冷却する工程、冷却した種籾を水切りして種籾容器から取り出す工程を一連処理する種籾の温湯消毒装置としては、特開2006−42745号公報、特開2006−158302号公報、特開2005−52023号公報および特開2005−328723号公報に記載されているものなどが知られている。
また、種籾を収容した種籾容器を自走クレーンで吊り下げて温湯タンクに出し入れする種籾の温湯消毒装置は、特開平11−318118号公報または特開2002−325505公報、特開2003−235308号公報、特開2004−90号公報および特開2004−290011号公報に記載されている。
また、本願出願人らは、温湯消毒の対象としてコンニャク種芋の病原菌や害虫を殺菌・殺虫処理する温湯消毒装置を特開2010−57459号公報で提案している。このコンニャク種芋の温湯消毒装置は、上面が開放された箱状の浸漬槽と、所定の温度に温度調節された温湯を供給するための加熱ユニットと、浸漬槽内のコンニャク種芋に向けて温湯を噴出する複数の噴出ノズルと、浸漬槽の略中央底部から温湯を吸水するための吸水口とを設け、浸漬槽内の温湯の温度をコンニャク種芋の病原菌や害虫の温湯消毒温度に適した温度に制御調節が可能であり、また、フォーク式移動リフター(フォークリフトなど)を利用して簡単にコンニャク種芋の浸漬槽への浸漬、浸漬槽からのコンニャク種芋の引き上げ並びに自由な移動が可能とした構成を備えている。また、このコンニャク種芋の温湯消毒装置は商品名「こんにゃく工房」として商品化している(非特許文献1参照)。
株式会社タイガーカワシマ こんにゃく工房 YSG-1000 カタログ
上記各特許文献に開示されているような、種籾用あるいはコンニャク種芋用であるが、消毒対象が異なれば消毒対象に適した温湯消毒装置の開発が望まれている。すなわち、本願発明は、消毒対象の農産物として主に種レンコン用の温湯消毒装置として開発しようとするものであり、消毒対象を種レンコンとする場合、内部に多数の空洞部を有することから、温湯に浸漬する際、浮力によって種レンコンが浮き上がってしまう。さらに、レンコンは、沼沢地などで栽培され、図9に示すように、沼沢地に田舟Tを浮かべて、収穫した種レンコンRを順次、田舟Tに収容して引っ張りながら移動する、あるいは、田舟T上にコンテナ型容器の乗せ、収穫した種レンコンRをコンテナ型容器に収容する形で収穫される。一方、従来の温湯消毒装置は温湯消毒をする場合、籠型の専用容器を用いることが一般的であった。このため、温湯消毒する際、田舟Tあるいはコンテナ型容器で集めた収穫した種レンコンRを籠型の専用容器に移し替える必要があり、煩わしい手間が掛かっており、特に、収穫した種レンコンRを収納した田舟Tあるいはコンテナ型容器から移し替える際に種レンコンの芽が折れるなどして、種レンコンが損傷する虞があるため、収穫した種レンコンを移し替える事なく田舟Tあるいはコンテナ型容器に収納した状態で温湯消毒装置に浸漬可能な構造が望まれている。しかし、田舟Tあるいはコンテナ型容器を直接、温湯に浸漬する場合、浮力によって浮かび上がり、特に、田舟Tは、前述したように沼沢地に浮かべる浮力が大きな形状であるとともに、消毒対象として種レンコンRを温湯に浸漬する場合、種レンコンR自体も内部に多数の空洞部を有する浮力が大きい農作物であるため、田舟Tあるいはコンテナ型容器の浮力による浮き上がりに加えて種レンコンR自体の浮力対策が重要となる。また、種レンコンRなどの浮力が大きな農作物を保持して浸漬する場合、保持部分と農作物との接触部分に生じる農作物の浮力に対する応力により、農作物が傷つかないように保持することも重要である。
さらに、収穫した種レンコンRには多くの泥が付着し、温湯消毒後において浸漬槽の底部に汚泥が溜り易く、温湯消毒効果を維持するためには、浸漬後、あるいは定期的に浸漬槽を水洗いして浸漬槽の底部に溜まった泥を洗浄する必要があるが、浸漬槽に農産物の昇降装置を固定する場合、構造的に浸漬槽の中央部に昇降装置に配置することになるため、浸漬槽の洗浄時に昇降装置が邪魔となって洗浄し難くなることが懸念される。
本発明は上述した課題を解決するために為されたものであり、収穫した農産物を浸漬用容器に収容した状態で温湯消毒が可能であるとともに、浮力による浸漬用容器や消毒対象とする農産物の浮き上がりを効果的に防止するとともに、浸漬時に農産物が傷つくことなく良好に保持することができる温湯消毒装置を提供することを第1の目的とする。また、浸漬槽内の洗浄する際、浸漬槽の上部を簡単に解放させて浸漬槽内の洗浄が容易な温湯消毒装置を提供することを第2の目的とする。
本発明の温湯消毒装置は、温湯を貯める箱型の浸漬槽と、この浸漬槽内に温湯を循環させる吸水口及び吐出口と、この吸水口から取り入れた温湯を吐出口から噴射して前記浸漬槽内に温湯を循環させる循環ポンプと、前記吸水口から前記吐出口の間に配置された加熱ユニットと、収穫した消毒対象の農産物を載置する昇降台とを設けており、前記吸水口から取り入れた温湯を前記加熱ユニットで加熱して前記吐出口から噴射することによって前記浸漬槽内の温湯温度を所定温度に調節するとともに、前記昇降台に載置した農作物を昇降装置によって昇降させて所定時間浸漬することによって前記農作物の病原菌や害虫を殺菌・殺虫処理する温湯消毒装置であり、前記浸漬工程時に浮力による前記農作物の浮き上がりを抑える保持手段を設けたことを特徴とする。
また、本発明の温湯消毒装置は、沼沢地などで浮かべる浅い舟底型の田舟に多数の通水用の開口部を形成して前記農作物を前記浸漬槽内に浸漬する際に収納する浸漬用容器としたことを特徴とする。
また、本発明の温湯消毒装置は、前記農作物を前記浸漬槽内に浸漬する際に収納する浸漬用容器が通水性を備えたコンテナ型の容器であることを特徴とする。
また、本発明の温湯消毒装置は、前記保持手段として前記昇降台に浸漬用容器を保持する第1の保持手段と、浸漬用容器に農産物を保持する第2の保持手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の温湯消毒装置は、前記第1の保持手段が前記昇降台に設けたガイド部材から成り、前記浸漬用容器を前記昇降台に載置する際、浸漬用容器の上端縁を前記ガイド部材に沿わせてスライドさせて該浸漬用容器の浮き上がりを抑えるとともに、前記第2の保持手段が前記浸漬用容器に収納した農産物に被せる網体と、フックと弾性変形可能な弾性体とで構成され、前記フックを網体又は昇降台に係止して前記網体によって前記農産物を弾性的に保持するように構成したことを特徴とする。
また、本発明の温湯消毒装置は、前記昇降台が、前記浸漬用容器を載置する載置板と、この載置板を支持する支持フレームとで構成されるとともに、前記載置板が前記支持フレームに対して着脱自在に固定されていることを特徴とする
本発明の温湯消毒装置によれば、収穫した農作物を浸漬用容器に収納して集め、温湯消毒処理する際、農作物を収納した浸漬用容器を昇降台に載置し、浸漬用容器に農作物を収納した状態で浸漬槽内に浸漬することによって、収穫した農作物を浸漬用容器に移し替えることなく、温湯消毒することが可能となる。また、浸漬用容器を浸漬する際、浸漬用容器に形成する通水用の開口部によって、浸漬時における浸漬用容器の浮力を低減できるため、簡単に浸漬用容器及びその浸漬用容器に収容した農作物を浸漬することができる。さらに、浸漬用容器と、その浸漬用容器内の農作物は保持手段によって、浮力による浮き上がりを確実に抑えることができる。
また、本発明の温湯消毒装置によれば、農作物を保持する第2の保持手段として浸漬用容器に収納した農産物に被せる網体と、フックと弾性変形可能な弾性体とで構成することにより、農産物に被せる網体に浮力による応力が加わっても、弾性体が弾性変形して農産物に加わる応力を吸収することができ、農産物の損傷を抑えることができる。
また、本発明の温湯消毒装置によれば、沈下した浸漬槽内に滞留する泥を洗い落す際、載置板を取り外すことによって浸漬槽の上部が解放され、浸漬槽内の洗浄作業も効率的に行うことができ、メンテナンス性にも優れる。
以下、本発明の温湯消毒装置の一実施例について添付図面を参照して説明する。なお、本実施例においては、消毒対象の農産物として種レンコンを例として説明する。
本発明の温湯消毒装置は、図3、図4などに示すように、温湯を循環させながら貯めておく浸漬槽1と、浸漬槽1の温湯を所定温度となるように加熱制御する加熱ユニット2と、前記浸漬槽1内の温湯を循環するための吸水口3及び吐出口4と、この吸水口3から取り入れた温湯を前記加熱ユニット2に送り、その加熱ユニット2によって所定温度に温度調節した温湯を再度吐出口4から吐出して浸漬槽1内に循環させる循環ポンプ5を備えている。この吸水口3及び吐出口4は、浸漬槽1の前後方向に複数設けることが好ましく、図示した実施例においては、吸水口3及び吐出口4を対称に一対となるように配置した。この場合は、後述するフィルタ7の配置位置との関係で、2つの吐出口4を浸漬槽1の前後に配置し、吸水口3を中央部に配置するのが望ましい。なお、本実施例において位置関係を表現する用語としての「前後」方向とは、図4に表示された前面(図面手前側)及び後面(図面背面側)方向であり、「左右」方向及び「上下」方向とは、図3に表示されたとおりの方向に従って行うものである。
浸漬槽1は、上面が開放された長方形箱型であり、開放した浸漬槽1の上面から浸漬槽1の内部に消毒対象である種レンコンRを搬入浸漬させる。また、種レンコンRを浸漬する際の浸漬用容器として、図2に示すように、泥沢地などで栽培される種レンコンRを収穫する際に種レンコンRの収納容器に用いられる底の浅い舟型の田舟Tと同じ形状であり、底部と周壁下部に透水用の開口部10aを多数形成した浸漬用田舟10を用いる。このように、浸漬用容器として前記浸漬用田舟10を用いることで、収穫時に泥沢地などに浮かべた田舟Tに浸漬用田舟10を重ね合わせることが可能となり、収穫した種レンコンRを上段側の浸漬用田舟10内に収納することにより、収穫後、浸漬用田舟10のみを田舟Tから離し、これを昇降台11に積載すれば、収穫時に収納した種レンコンRを浸漬専用の別容器に移し替えることなく温湯に浸漬させて温湯消毒することが可能となる。
また、この浸漬工程時において、前記浸漬用田舟10に形成した透水用の開口部10aから浸漬用田舟10内に通水し、浸漬用田舟10の浮力を低減することができる。
また、この浸漬工程時において、前記浸漬用田舟10に形成した透水用の開口部10aから浸漬用田舟10内に通水し、浸漬用田舟10の浮力を低減することができる。
前記昇降台11は、図6などで示すように、浸漬用田舟10を載置する載置台12と、この載置台12を支持するL型の支持フレーム13と、この支持フレーム13に設けた一対の支柱13aと、この各支柱13aの上端部に架設した天板14とで構成されている。また、本実施例では、前記載置台12は、左右に分割した一対の載置板15a,15bとで構成され、この各載置板15a,15bは着脱自在なボルト16によって支持フレーム13に取り付けられており、支持フレーム13に螺着したボルト16を緩めて支持フレーム13から抜き取ることによって、左右の載置板15a,15bの何れか一方、又は双方の載置板15a,15bが支持フレーム13から取り外しが可能である。また、前記浸漬用田舟10に収納した種レンコンRを浸漬する際、浸漬用田舟10と種レンコンRの浮き上がりを防止するための保持手段を備えている。
この保持手段は、図1に示すように、前記昇降台11に対して前記浸漬用田舟10を保持するための第1の保持手段として、昇降台11に浸漬用田舟10を案内する一対のガイドレール17(ガイド部材)を設け、浸漬用田舟10をガイドレール17に沿わせスライドさせて前記浸漬用田舟10を昇降台11に載置することにより、浸漬用田舟10を温湯に浸漬する際、浸漬用田舟10の上端縁に前記ガイドレール17に当接して浸漬用田舟10の浮き上がりを抑えることができる。また、前記浸漬用田舟10に対して種レンコンRを保持するための第2の保持手段として、本実施例では種レンコンRに被せるネット18と、このネット18に形成する複数の係止孔18a,18bに係止するフック19aを備えた複数のスプリング19(弾性体)を備えている。前記スプリング19は載置板15a,15bの両側に固定され、前記載置板15a,15bに浸漬用田舟10を載置した状態で図1(a)に示すようにネット18の一端縁に形成する係止孔18aにスプリング19のフック19aを引っ掛けた状態で浸漬用田舟10にネット18を被せ、図1(b)に示すように、ネット18の他端側に形成する係止孔18bにスプリング19のフック19aを引っ掛けることによって、浸漬用田舟10に種レンコンRを弾性的に保持している。なお、ネット18の他端側に形成する係止孔18bは高さ方向に左右一対の係止孔18bが並設され、浸漬用田舟10内に収納した種レンコンRの量に応じてフック19aを係止する係止孔18bの高さが調節することができるようになっている。
昇降装置20は、駆動モータ21と、この駆動モータ21によって回転する回転軸22と、前記天板14に取り付けた一対のチェーン23と、前記回転軸22の両端に固定して前記チェーン23を巻き取るためのスプロケット24とで構成されている。また、前記浸漬槽1には前記昇降装置20を固定する架台25が固定され、この架台25には、前記天板14に固定した二対の案内シャフト26を案内する二対のガイド管27が固定され、前記駆動モータ21を正逆回転させることによって前記チェーン23に懸架した昇降台11が前記ガイド管27に沿ってスライドして昇降駆動される。
本実施例の加熱ユニット2は、図7及び図8(構成ブロック図)に示すように、ヒータタンク30と、このヒータタンク30内の水を加熱するヒータ31と、このヒータ31の温度調節機32を備えている。この温度調節機32は、二つの設定温度を自由に設定できるように、第1の温度設定部34aを備えた第1の制御盤33aと第2の温度設定部34bを備えた第2の制御盤33bとを備えている。前記第1及び第2の温度設定部34a、34bで設定した異なる温度の切り替えは、制御部41により昇降台11の搬入のタイミングで行われる。この切り替えは昇降台11の搬入のタイミングで手動により行っても良いが、浸漬槽1底面に昇降台11の搬入を検知する検知手段(リミットスイッチなど)を配置して自動的に切り替わるように構成しても良い。制御部41は、所定の浸漬時間をカウントするタイマ手段40を備えている。加熱ユニット2は、図7に示すように、一対のヒータタンク30,30と、一対の循環ポンプ5,5と,それから伸びる一対の供給管4a,4a及び接続管3c,3cとにより一対の加熱ユニットを構成しており、それらの制御のために、第1の制御盤33aと第2の制御盤33bとを備えている。図7では、第1及び第2の温度設定部34a、34bを表示しているが、図8では、第1及び第2の温度設定部34a、34bの設定温度表示を示しており、設定温度の上げ下げはボタンにより可能である。
前記加熱ユニット2は、浸漬槽1の対向する左右方向の一方の側壁1a(右側壁)の外面に配置され、その右側壁1aの内面側にヒータタンク30から供給された温湯を吐出するための2個の吐出口4,4を上下に有する供給管4aが、一対をなして浸漬槽1の前後壁の内面に位置するように右側壁1aの両隅に沿って立ち上がって配置されるとともに、各供給管4aの端部が前記ヒータタンク30に接続されている。また、浸漬槽1の図4における中央底部には、前記吸水口3を有する吸水管3aが一対配設されている。この一対の各吸水管3a,3aは中継管3bを介して接続管3cに接続され、その接続管3cが前記循環ポンプ5に接続されている。この一対の各吸水管3a,3aは、一対の供給管4a,4aの間に位置するように配置されている。
前記吸水口3は、多数の孔6a,6a・・・を有する透水箱6に接続されており、その透水箱6の内部にはフィルタ7が配置されている。フィルタ7は、透水箱6と実質的に同じサイズの直方体の多孔質状であり、図中は点線により示されている。このフィルタ7によって処理対象である種レンコンRに付着していた泥やごみを濾過する。こうして泥やごみが除去された温湯が循環ポンプ5によって各吸水管3a,3aから吸引されて、濾過した後の温湯を循環ポンプ5によってヒータタンク30内に送り、ヒータタンク30により温度設定部(34a或いは34b)で設定された水温に加熱してから前記4つの吐出口4から浸漬槽1の内部に噴射される。この時、図4に示すように、浸漬槽1の一方の側壁1aの両側から浸漬槽1の長手方向に沿って対向する他方の側壁1bへ向けて温湯が同時に噴射されて噴流となり、側壁1bにぶつかった噴流が反転流を作り浸漬槽1の中央に合流して再び浸漬槽1の一方の側壁1aに戻る。これにより、図4で示すように、浸漬槽1内に矢印で示す温湯に噴流Sが生じ、その両噴流S,Sの合流部S1が浸漬槽1の底部中央に戻りの噴流となり、前記各吸水管3a,3aに戻ってくる。この長い噴流の流路中に種レンコンRに付着していた泥は沈下し、各吸水管3aを覆うフィルタ7が配置されているので泥は濾過される。
以上のように構成される本実施例の動作について説明する。種レンコンRの温湯消毒は、温度調節した温湯で所定時間、浸漬するが、種レンコンRおよび浸漬用田舟10、浸漬枠11等による温湯の熱損失分を考慮して、温湯処理作業開始前に第1の制御盤33aの第1の温度設定部34aの設定温度を種レンコンRの温湯消毒の適正温度に熱損失分を加えた温度に設定し、一方、第2の制御盤33bの第2の温度設定部34bで設定温度を温湯消毒の適正温度に設定するとともに、タイマ手段40で浸漬時間を設定する。
そして、浸漬用田舟10を昇降台11に形成するガイドレール17に沿わせてスライドさせて載置台12上に浸漬用田舟10を載置する。この後、載置台12に取り付けたスプリング19のフック19aをネット18の一端縁に形成する係止孔18aに引っ掛けて係止するとともに、浸漬用田舟10にネット18を被せた後、ネット18の一端側に形成する係止孔18bにスプリング19のフック19aを引っ掛けて浸漬用田舟10に収納した種レンコンRに被せたネット18の他端側をフック19a付きスプリング19で弾性的に保持した状態で、温湯消毒の動作スイッチ39を押すことで駆動モータ21を逆回転し、天板14に取り付けたチェーン23をスプロケット24に巻き戻すことによって昇降台11が案内シャフト26に沿って降下し、浸漬槽1内の温湯に種レンコンRを浸漬させる。
こうして載置台12に積載した浸漬用田舟10に収納した種レンコンRを浸漬槽1に浸漬すると、種レンコンRおよび昇降台11などによって温湯の温度が概ねγ℃奪われるが、前記動作スイッチ39を押すことで、第1の温度設定部34aで設定した消毒適正温度+γ℃の温度調節から第2の温度設定部34bで設定した消毒適正温度の温度調節に切り替わる。これにより、ヒータタンク30により消毒適正温度に加熱調節した温湯が循環ポンプ5によって各吐出口4から噴射され、各吐出口4から噴射された温湯は浸漬槽1の一方の側壁1a両サイドから対向する他方の側壁1bに向い、かつ、側壁1bにぶつかって浸漬槽1の中央で合流する噴流Sが生じ、その噴流Sの合流部S1に位置する吸水口3から循環ポンプ5によって温湯が吸引され、循環ポンプ5によってヒータタンク30に還流され、ヒータタンク30により消毒適正温度に加熱調節した温湯を各吐出口4から噴射することで浸漬槽1の温湯は、消毒適正温度に調節制御される。また、温湯消毒の動作スイッチ39の押下により、タイマ手段40が温湯処理の所定時間のカウントを開始する。これにより、浸漬槽1内の温湯温度が、種レンコンRの消毒適正温度に制御され、その浸漬槽1内の温湯に浸漬用田舟10に収納した種レンコンRを所定時間、浸漬して種レンコンRに付いた病原菌や害虫を温湯により殺菌・殺虫処理する。このように、動作スイッチ39の押下に連動して温度制御に有効となる制御盤を切り替えることで、高温の設定のままで消毒処理を行う危険性を回避した。
以上のように、本発明は、収穫時に使用する田舟Tに多数の開口部10aを形成して浸漬用田舟10を形成することにより、図9に示すように、通常の収穫作業時には泥沢などに田舟Tを浮かべ、その田舟Tに収穫した種レンコンRを収納するようにしているが、本発明においては、収穫時に田舟Tに浸漬用田舟10を重ね合わせることによって、収穫した種レンコンRを田舟Tに積み重ねた浸漬用田舟10に収納することができる。これにより、収穫作業の利便性を全く損なうことなく、通常の収穫作業と同じ作業手順で種レンコンRを収穫できるとともに、収穫後、浸漬用田舟10を田舟Tから分離して浸漬用田舟10のみを浸漬槽1内に浸漬することによって、収穫した種レンコンRを移し変えることなく、そのまま浸漬槽1内に浸漬することができ、浸漬作業の簡略化と作業時間の短縮化を図ることができる。
また、収穫した種レンコンRを浸漬用田舟10に収納した状態で浸漬槽1内に浸漬する際、浸漬用田舟10に収納した種レンコンRは、ネット18とフック19a付きスプリング19によって弾性的に保持され、一方、載置板15a,15bに載置した浸漬用田舟10の上端縁はガイドレール17に当接して浮き上がりを抑えた状態で載置板15a,15bに保持されている。しかも、種レンコンRに被せたネット18をフック19a付きスプリング19によって弾性的に保持することによって、種レンコンRの浮力による応力をスプリング19で吸収することができ、このスプリング19の緩衝作用によって、種レンコンRの損傷を抑えることができる。このようにして、浸漬用田舟10に対して種レンコンRを保持し、かつ、載置板15a,15bに対して浸漬用田舟10を保持した状態で、昇降装置20によって浸漬槽1内の温湯に種レンコンRを浸漬させることによって、浸漬用田舟10に形成する開口部10aから浸漬槽1内の温湯が通水し、浸漬時における浸漬用田舟10の浮力を低減できるとともに、浸漬用田舟10内の種レンコンRは、ネット18とフック19a付きスプリング19によって、浸漬用田舟10はガイドレール17によって載置台12に対して保持され、浸漬槽1内の温湯に浸漬した際、浮力による浸漬用田舟10及び種レンコンRの浮き上がりを確実に抑えることができる。
また、沈下した浸漬槽1内に滞留する泥を洗い落す際、ボルト16を緩めて支持フレーム13から左右の載置板15a,15b又はその何れか一方を取り外すことによって浸漬槽1の上部を簡単に解放することができ、浸漬槽1内の洗浄が容易でメンテナンス性にも優れる。
さらに、温湯を吐出口4から噴射して温湯を循環する際、浸漬槽1内において噴流Sが生じ、その噴流Sによって種レンコンRに付着していた泥が洗い落とされるが、その噴流Sによって形成される長い噴流の流路中で浸漬槽1内に多くの泥が沈下して滞留することになるが、本実施例においては、吸水口3が多数の孔6aを有する透水箱6で覆われており、その透水箱6の内部には、吸水口3を覆うフィルタ7が配置されているから、そのフィルタ7で泥を効果的に除去することができ、泥による吸水口3の目詰まりを防止することができるとともに、吸水口3を通過した泥を循環ポンプ5で吸い込むといった心配もない。さらに、循環ポンプ5で各供給管4aから温湯を噴射することによって生じる噴流Sの合流部S1の下流側にフィルタ7を配置することにより、浸漬槽1内に滞留する泥の多くは浸漬槽1内に沈下し、フィルタ7においては微細なごみ等が効果的に除去することができる。
以上、本発明の一実施例について詳述したが、本発明は前記一実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施例が可能である。例えば、浸漬用田舟10の開口孔の数や配置などは適宜選定すればよい。また、第1の保持手段としてガイドレール17に沿わせ浸漬用田舟10をスライドさせ、浸漬用田舟10を温湯に浸漬する際、浸漬用田舟10の上端縁を前記ガイドレール17に当接させて浸漬用田舟10の浮き上がりを抑えるように構成した例を示したが、浸漬用田舟10の底部に磁石を埋設し、浸漬用田舟10と昇降台11とを磁気的に吸着させることによって保持する方法や、昇降台11に鉤型の係止フックを形成し、これを浸漬用田舟10の底部に形成する係止孔に引っ掛けて昇降台11に対して浸漬用田舟10に保持する方法であってもよく、第1の保持手段の構成は適宜選定すればよい。また、前記実施例では第2の保持手段として浸漬用田舟10を載置台12にセットした状態でネット18を被せ、ネット18をフック19a付きのスプリング19によって弾性的に保持した例を示したが、載置台12に浸漬用田舟10をセットする前に予め浸漬用田舟10にネット18を被せて前記実施例に示すフック19a付きのスプリング19あるいはゴムバンドなどの弾性体によって浸漬用田舟10に種レンコンRを弾性的に保持した状態で載置台12にセットしてガイドレール17によって、浸漬用田舟10の浮き上がりを抑える方法、あるいは予め浸漬用田舟10に被せたネット18をフック19a付きのスプリング19あるいはフック付きゴムバンドなどの弾性体に取り付けたフックを用いて直接、昇降台11に係止するようにすれば、浸漬用田舟10に対して種レンコンRを保持すると同時に浸漬用田舟10を昇降台11に保持することも可能となり、第1の保持手段と第2の保持手段を用いることなく、一つの保持手段によって浸漬用田舟10に対して種レンコンRを保持すると同時に浸漬用田舟10を昇降台11に保持することができる。このように、種レンコンRと浸漬用田舟10の浮き上がりを抑える保持手段は前記実施例に限定されることはなく、適宜選定すればよい。また、昇降装置や加熱ユニットなどの温湯消毒装置の基本的構成も前記実施例に限らず適宜選定すればよい。さらに、前記実施例では、浸漬槽内に浸漬する際に収納する浸漬用容器として田舟を設けた例を示したが多数の開口部を形成した通水性を備えたコンテナ型の容器であってもよい。すなわち、本実施例の消毒対象である種レンコンは、沼沢地で栽培さる以外でも沼が干し上がった状態の収穫する場合もあり、このような栽培方法では沼沢地に浮かべる田舟を使用せず、一般的なコンテナを用いて収穫する方法を採用しており、このような場合、種レンコンを収納したコンテナ型の容器を昇降台11に載置し、このコンテナ型の容器を前記実施例と同様、ネットとフック付きのスプリングやゴムバンドあるいはガイドレールといった保持手段によって保持することができる。この場合、保持手段はコンテナ型の容器の大きさに合わせて設計すればよい。また、前記実施例では、載置台12を左右に分割した載置板15a,15bで構成した例を示したが、3分割以上あるいは分割することなく、連続した一枚構造の載置板で構成してもよく、要は着脱自在であればよい。さらに。消毒対象の農作物として種レンコンを例示したが、種レンコンに限らず、浮力のある農作物用の温湯消毒装置として広く適用可能である。
1 浸漬槽
2 加熱ユニット
3 吸水口
4 吐出口
5 循環ポンプ
7 フィルタ
10 浸漬用田舟(浸漬用容器)
10a 開口部
11 昇降台
12 載置台
13 支柱フレーム
15a,15b 載置板
17 ガイドレール(第1の保持手段としてのガイド部材)
18 ネット
19 スプリング(第2の保持手段としての弾性体)
20 昇降装置
R 種レンコン
T 田舟
2 加熱ユニット
3 吸水口
4 吐出口
5 循環ポンプ
7 フィルタ
10 浸漬用田舟(浸漬用容器)
10a 開口部
11 昇降台
12 載置台
13 支柱フレーム
15a,15b 載置板
17 ガイドレール(第1の保持手段としてのガイド部材)
18 ネット
19 スプリング(第2の保持手段としての弾性体)
20 昇降装置
R 種レンコン
T 田舟
Claims (6)
- 温湯を貯める箱型の浸漬槽と、この浸漬槽内に温湯を循環させる吸水口及び吐出口と、この吸水口から取り入れた温湯を吐出口から噴射して前記浸漬槽内に温湯を循環させる循環ポンプと、前記吸水口から前記吐出口の間に配置された加熱ユニットと、収穫した消毒対象の農産物を載置する昇降台とを設けており、前記吸水口から取り入れた温湯を前記加熱ユニットで加熱して前記吐出口から噴射することによって前記浸漬槽内の温湯温度を所定温度に調節するとともに、前記昇降台に載置した農作物を昇降装置によって昇降させて所定時間浸漬することによって前記農作物の病原菌や害虫を殺菌・殺虫処理する温湯消毒装置であり、前記浸漬工程時に浮力による前記農作物の浮き上がりを抑える保持手段を設けたことを特徴とする温湯消毒装置。
- 沼沢地などで浮かべる浅い舟底型の田舟に多数の通水用の開口部を形成して前記農作物を前記浸漬槽内に浸漬する際に収納する浸漬用容器としたことを特徴とする請求項1記載の温湯消毒装置。
- 前記農作物を前記浸漬槽内に浸漬する際に収納する浸漬用容器が通水性を備えたコンテナ型の容器であることを特徴とする請求項1記載の温湯消毒装置。
- 前記保持手段として前記昇降台に浸漬用容器を保持する第1の保持手段と、浸漬用容器に農産物を保持する第2の保持手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の温湯消毒装置。
- 前記第1の保持手段が前記昇降台に設けたガイド部材から成り、前記浸漬用容器を前記昇降台に載置する際、浸漬用容器の上端縁を前記ガイド部材に沿わせてスライドさせて該浸漬用容器の浮き上がりを抑えるとともに、前記第2の保持手段が前記浸漬用容器に収納した農産物に被せる網体と、フックと弾性変形可能な弾性体とで構成され、前記フックを網体又は昇降台に係止して前記網体によって前記農産物を弾性的に保持するように構成したことを特徴とする請求項4記載の温湯消毒装置。
- 前記昇降台が、前記浸漬用容器を載置する載置板と、この載置板を支持する支持フレームとで構成されるとともに、前記載置板が前記支持フレームに対して着脱自在に固定されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の温湯消毒装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012073392A JP2013201950A (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | 温湯消毒装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012073392A JP2013201950A (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | 温湯消毒装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013201950A true JP2013201950A (ja) | 2013-10-07 |
Family
ID=49521731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012073392A Pending JP2013201950A (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | 温湯消毒装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013201950A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112403879A (zh) * | 2020-11-17 | 2021-02-26 | 李琴 | 一种农业播种用种子筛选装置及其工作方法 |
CN115553100A (zh) * | 2022-10-20 | 2023-01-03 | 甘肃孚娃种业有限公司 | 一种生态农业种子浸润处理系统 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5988010A (ja) * | 1982-11-11 | 1984-05-21 | 名取 正春 | 種馬鈴薯浸漬機 |
JP2006230325A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Toyoji Aida | 農業用煮釜 |
JP2010057459A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-18 | Gunma Prefecture | コンニャク種芋温湯消毒装置 |
-
2012
- 2012-03-28 JP JP2012073392A patent/JP2013201950A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5988010A (ja) * | 1982-11-11 | 1984-05-21 | 名取 正春 | 種馬鈴薯浸漬機 |
JP2006230325A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Toyoji Aida | 農業用煮釜 |
JP2010057459A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-18 | Gunma Prefecture | コンニャク種芋温湯消毒装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112403879A (zh) * | 2020-11-17 | 2021-02-26 | 李琴 | 一种农业播种用种子筛选装置及其工作方法 |
CN112403879B (zh) * | 2020-11-17 | 2022-11-22 | 芜湖特优机械研发科技有限公司 | 一种农业播种用种子筛选装置及其工作方法 |
CN115553100A (zh) * | 2022-10-20 | 2023-01-03 | 甘肃孚娃种业有限公司 | 一种生态农业种子浸润处理系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101250034B1 (ko) | 종자 소독장치 및 방법 | |
KR100967257B1 (ko) | 계란 살균·세척장치 | |
JP2013201950A (ja) | 温湯消毒装置 | |
JP3957733B2 (ja) | 種籾の温湯消毒装置 | |
KR101215556B1 (ko) | 양성망 부착생물 제거 장치 및 방법 | |
JP5002747B2 (ja) | コンニャク種芋温湯消毒装置 | |
JP5727953B2 (ja) | アワビの養殖方法 | |
JP4022686B2 (ja) | 温湯浸種装置 | |
JP2005052023A (ja) | 種籾処理装置 | |
KR101288013B1 (ko) | 역류형 인공부화장치 | |
US10123546B2 (en) | Shell egg pasteurizer with automated clean-in-place system | |
JP5663958B2 (ja) | 施設 | |
CN113207350A (zh) | 一种用于种子储放的消毒设备及其使用方法 | |
JP5614444B2 (ja) | 温湯処理設備 | |
JP2010041952A (ja) | 温湯消毒設備 | |
JP2008131903A (ja) | 種籾の温湯消毒装置 | |
JP5163426B2 (ja) | 温湯加温・冷却設備 | |
JP2005328723A (ja) | 種籾温湯消毒装置 | |
JP5156872B2 (ja) | 種籾温湯消毒冷却装置 | |
JP4021920B2 (ja) | 種籾の温湯消毒装置 | |
JP2011244763A5 (ja) | ||
CN212352343U (zh) | 一种户外家具生产用藤条杀菌装置 | |
JP4032080B2 (ja) | 種籾の消毒装置 | |
JP3186920U (ja) | フィルタおよび温湯消毒装置 | |
JP2010011777A (ja) | 農産物温湯消毒装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150218 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151013 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160405 |