JP2013201870A - 電力変換器 - Google Patents

電力変換器 Download PDF

Info

Publication number
JP2013201870A
JP2013201870A JP2012069886A JP2012069886A JP2013201870A JP 2013201870 A JP2013201870 A JP 2013201870A JP 2012069886 A JP2012069886 A JP 2012069886A JP 2012069886 A JP2012069886 A JP 2012069886A JP 2013201870 A JP2013201870 A JP 2013201870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching
output
current
temperature
power converter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012069886A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukimori Kishida
行盛 岸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2012069886A priority Critical patent/JP2013201870A/ja
Publication of JP2013201870A publication Critical patent/JP2013201870A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】連系する系統に瞬時電圧低下や電圧不均衡等の動揺が生じ、系統へ出力する交流電流瞬時値が大きく変化し、スイッチング周波数が増加する場合でも、スイッチング素子の熱破壊を防ぐことができる電力変換器を得ること。
【解決手段】系統への出力目標電流である交流電流指令と検出された出力交流電流の瞬時値との偏差が、上下限のしきい値幅内に往復する形で収まるように、上アームと下アームの各スイッチング素子のオン・オフを切り替えて出力電圧の極性を変更することで、系統への出力交流電流を制御するヒステリシス電流制御型の電力変換器において、前記スイッチング素子の素子温度と使用限界温度とを比較し、素子温度が使用限界温度を超える状況である場合に、前記上アームと前記下アームの各スイッチング素子のオン・オフ制御を停止する手段を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ヒステリシス電流制御により直流電力を交流電力へ変換する電力変換器に関するものである。
ヒステリシス電流制御により直流電力を交流電力へ変換する電力変換器は、実際の出力である交流電流瞬時値が、出力目標である交流電流指令の上下に定めた上下限閾値の間に往復する形で収まるように、変換対象の直流電源が印加されるインバータ部の出力電圧の極性およびその極性での電圧出力期間をスイッチング素子のスイッチング動作により切り替えることで、出力交流電流を制御する(例えば非特許文献1参照)。
ヒステリシス電流制御を用いた電力変換器は、太陽光発電システムを商用の配電系統(系統交流電源)に連系させる電力変換器としても用いられている(例えば特許文献1参照)が、この系統連系用の電力変換器では、インバータ部の出力端がACフィルタを介して配電系統と接続される。ACフィルタは、制御リアクトルとフィルタコンデンサとで構成される。
特許第3086574号
"半導体電力変換回路"(電気学会、1987年3月31日発行)
ところで、ヒステリシス電流制御型の電力変換器では、ACフィルタの制御リアクトルを小さくした場合において、または、連系する配電系統のインピーダンスが小さい場合において、その連系する配電系統に瞬時電圧低下や電圧不均衡等の動揺が生ずると、配電系統へ出力する交流電流瞬時値が大きく変化し上下限閾値を超える頻度が増える。つまり、スイッチング周波数が増加する。
Si(シリコン)製のスイッチング素子では、スイッチング周波数が増加すると、素子温度(ジャンクション温度)の上昇によるスイッチング損失が増えるので、系統連系電力変換器の効率を低下させるという問題がある。放置すると、スイッチング損失がスイッチング素子の電力耐量を規定する使用限界温度を超えることが起こり、スイッチング素子の熱破壊を招来する。
この場合、SiC(シリコンカーボン)製のスイッチング素子は、スイッチング周波数が増加すると、Si製のスイッチング素子とは逆に素子温度(ジャンクション温度)が低下していき、スイッチング損失が減少するという特性があるので、スイッチング素子をSi製からSiC製に変更することが考えられる。しかし、SiC製のスイッチング素子では、スイッチング周波数が或る限度を超えてさらに増加すると、Si製のスイッチング素子と同様にスイッチング損失が増加するので、系統連系電力変換器の効率を低下させるという問題がある。放置すると、上記したように、スイッチング損失がスイッチング素子の電力耐量を規定する使用限界温度超えることが起こり、スイッチング素子の熱破壊を招来するが、今の場合はスイッチング周波数が或る限度を超えないように制御できればよいので、対応方法は、上記Si製スイッチング素子の場合とは少し異なる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、連系する配電系統に瞬時電圧低下や電圧不均衡等の動揺が生じ、系統へ出力する交流電流瞬時値が大きく変化し、スイッチング周波数が増加する場合でも、スイッチング素子の熱破壊を防ぐことができるヒステリシス電流制御型の電力変換器を得ることを目的とする。
また、本発明は、上記の発明において、スイッチング素子をSiC製に変更した場合に生ずる効率低下を防止できる電力変換器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、商用の配電系統への出力目標電流である交流電流指令と検出された出力交流電流の瞬時値との偏差が、上下限の閾値幅内に往復する形で収まるように、上アームと下アームの各スイッチング素子のオン・オフを切り替えて出力電圧の極性を変更することで、前記系統への出力交流電流を制御するヒステリシス電流制御型の電力変換器において、前記スイッチング素子の素子温度と使用限界温度とを比較し、素子温度が使用限界温度を超える状況である場合に、前記上アームと前記下アームの各スイッチング素子のオン・オフ制御を同時に停止する手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ヒステリシス電流制御型の電力変換器において、連系する系統に瞬時電圧低下や電圧不均衡等の動揺が生じ、系統へ出力する交流電流瞬時値が大きく変化し、スイッチング周波数が増加する場合でも、スイッチング素子の熱破壊を防止できるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1による電力変換器の要部構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示すヒステリシス電流制御回路の動作を説明するヒステリシス図である。 図3は、ヒステリシス電流制御により出力電流を制御する動作を説明する波形図である。 図4は、本発明の実施の形態2による電力変換器の要部構成を示すブロック図である。 図5は、本発明の実施の形態3による電力変換器の要部構成を示すブロック図である。 図6は、Si製スイッチング素子におけるジャンクション温度とスイッチング周波数との関係を示す特性図である。 図7は、本発明の実施の形態4による電力変換器の要部構成を示すブロック図である。 図8は、本発明の実施の形態5による電力変換器の要部構成を示すブロック図である。 図9は、SiC製スイッチング素子におけるジャンクション温度とスイッチング損失との関係を示す特性図である。 図10は、SiC製スイッチング素子におけるスイッチング周波数とスイッチング損失との関係を示す特性図である。
以下に、本発明にかかる電力変換器の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による電力変換器の要部構成を示すブロック図である。図1において、電力変換器1aは、本実施の形態1に関わる構成として、スイッチング回路2と、駆動回路3と、ヒステリシス電流制御回路4と、減算器5と、電流検出器6と、ACフィルタ7と、温度判定回路8と、AND回路9とを備えている。なお、スイッチング回路2と駆動回路3は、全体として、直流電力を交流電力へ変換するインバータ部を構成している。説明の便宜から、2つに分けて示した。
スイッチング回路2は、図1では、説明を容易にするため、上アームと下アームのそれぞれに1個のスイッチング素子Q1,Q2を用いた単相ハーフブリッジで構成されるとしている。スイッチング素子Q1,Q2には、逆並列にダイオードD1,D2が接続されている。スイッチング回路2としては、その他、上アームと下アームのそれぞれに2個のスイッチング素子を用いた単相フルブリッジや、上アームと下アームのそれぞれに3個のスイッチング素子を用いた三相フルブリッジなどによって構成してもよい。
スイッチング回路2の構成方法は任意であるが、本実施の形態1では、スイッチング素子Q1,Q2のそれぞれに温度センサ10a,10bが取り付けられている。温度センサ10a,10bが検出した素子温度は、温度判定回路8に入力される。
変換対象の直流電源は、スイッチング回路2の上アームと下アームのそれぞれに配置されるスイッチング素子の直列回路の両端間に設定される。この変換対象直流電源は、太陽電池が発生した直流電圧自体による直流電源である場合と、太陽電池の出力電圧を昇圧または降圧して形成した直流電源である場合とがある。
図1では、スイッチング回路2は、単相ハーフブリッジで構成されるので、直列接続したスイッチング素子Q1,Q2の直列回路の両端間に設定する変換対象直流電源は、等容量に2分割した直流電源11a,11bで構成してある。そのことを示すため、図1では、直列接続したスイッチング素子Q1,Q2の直列回路の両端間に設定する変換対象直流電源の出力電圧をEとした場合、直流電源11a,11bの出力電圧は、それぞれ「E/2」であると表記してある。そして、スイッチング回路2の出力端は、直列接続したスイッチング素子Q1,Q2同士の接続端2a(以下、接続端2aを出力端2aと記す。)である。
要するに、単相ハーフブリッジで構成されるスイッチング回路2の出力端2aがACフィルタ7を介して連系する系統交流電源12の一端に接続され、系統交流電源12の他端は、直流電源11a,11b同士の直列接続端(図1に示す例では、直流電源11aの負極と直流電源11bの正極との接続端)に接続されている。
ACフィルタ7は、制御リアクトル7aとフィルタコンデンサ7bとを備えている。制御リアクトル7aは、一端がスイッチング回路2の出力端2aに接続され、他端が系統交流電源12の一端に接続されている。フィルタコンデンサ7bは、制御リアクトル7aの他端と、系統交流電源12の他端と直流電源11a,11b同士の接続端との接続ラインとの間に設けられている。ここで、制御リアクトル7aの他端から系統交流電源12の一端に至る配電系統には系統インピーダンス12aが存在する。
電流検出器6は、スイッチング回路2の出力端2aと制御リアクトル7aの一端との接続ラインに設けられている。図1では、電流検出器6を計器用変流器(CT)で構成した場合が示されている。電流検出器6にて検出された実際の出力電流(出力電流瞬時値)iは、減算器5の減算入力端(−)に入力される。減算器5の加算入力端(+)には、図示しない信号処理部から出力目標である交流電流指令Iが入力される。減算器5は、交流電流指令Iと実際の出力電流iとの偏差eを求めヒステリシス電流制御回路4に出力する。
まず、図1〜図3を参照して、ヒステリシス電流制御型電力変換器の一般的な動作について簡単に説明する。なお、図2は、図1に示すヒステリシス電流制御回路の動作を説明するヒステリシス図である。図3は、ヒステリシス電流制御により出力電流を制御する動作を説明する波形図である。
図2に示すように、ヒステリシス電流制御回路4では、交流電流指令Iに対して所定のヒステリシス幅Iを定めて上限閾値I+I及び下限閾値I−Iが設定され、その上限閾値I+I及び下限閾値I−Iと減算器5にて算出された偏差eとの比較に基づき、スイッチング回路2が出力する交流電流の瞬時値iが上限閾値I+I及び下限閾値I−Iの間に往復する形で収まるように、スイッチング回路2が出力する電圧の極性及びその極性の切り替えタイミング(つまり、その極性の電圧を出力している時間)を指定する指令信号gをAND回路9経由で駆動回路3に出力する。
駆動回路3は、ヒステリシス電流制御回路4からの指令信号gに基づき、上アームのスイッチング素子Q1と下アームのスイッチング素子Q2とのそれぞれに相補的なスイッチング動作を行わせる駆動信号g1,g2を生成し、それぞれのゲート端子に印加する。
スイッチング素子Q1がオンし、スイッチング素子Q2がオフしている期間では、出力電圧はE/2であり、出力する交流電流の瞬時値iは下限閾値I−Iから上限閾値I+Iに向かって上昇する。逆に、スイッチング素子Q1がオフし、スイッチング素子Q2がオンしている期間では、出力電圧は−E/2であり、出力する交流電流の瞬時値iは上限閾値I+Iから下限閾値I−Iに向かって下降する。
要するに、図3に示すように、スイッチング回路2が出力する交流電流の瞬時値iは、上限閾値I+Iと下限閾値I−Iとの間において上昇と下降とを繰り返すように制御される。出力電圧は、出力交流電流の瞬時値iが下限閾値I−Iから上限閾値I+Iに到達するまでの期間内「E/2」であり、出力交流電流の瞬時値iが上限閾値I+Iから下限閾値I−Iに到達するまでの期間内「−(E/2)」である。このように交流電流瞬時値iが上限閾値I+Iと下限閾値I−Iとの間において上昇と下降とを繰り返すように制御される交流電力が系統交流電源12へ供給される。その際に、ACフィルタ7により、系統交流電源12へ供給される交流電力に含まれる高周波成分が除去される。
さて、ACフィルタ7の制御リアクトル7aのインダクタンス値が小さい場合、或いは系統インピーダンス12aのインダクタンス値が小さい場合において、系統交流電源12に、瞬時電圧低下や、多相回路における電圧不平衡などの動揺が生じた場合、検出される交流電流瞬時値iが大きく変化する。そのため、ヒステリシス電流制御回路4では、上下限の閾値を超える頻度が多くなるので、スイッチング素子Q1,Q2のオン・オフを切り替える頻度(つまり、スイッチング周波数)が高くなる。
スイッチング素子Q1,Q2は、IGBT、MOSFET、GCT、IEGT、パワートランジスタ等の自己消弧型スイッチング素子であり、Si(シリコン)製である。Si製のスイッチング素子は、スイッチング周波数が高くなると、ジャンクション温度(接合部温度)が上昇する。そうすると、電力損失(スイッチング損失)が増加し、電力変換器の効率が悪くなる。これを放置すると、スイッチング損失がスイッチング素子の電力耐量を超えることが起こり、スイッチング素子の熱破壊を招来する。
そこで、本実施の形態1では、スイッチング素子Q1,Q2のそれぞれに温度センサ10a,10bを取り付け、温度判定回路8とAND回路9とを追加してある。
温度判定回路8は、温度センサ10a,10bにて検出されたスイッチング素子Q1,Q2それぞれの素子温度と、スイッチング素子Q1,Q2それぞれの使用限界温度とを比較し、素子温度が使用限界温度以下である間、出力を例えば “1”レベルに維持し、素子温度が使用限界温度を超えると出力を直ちに“0”レベルにする。
AND回路9は、温度判定回路8の出力が“1”レベルである間、ヒステリシス電流制御回路4が出力する指令信号gを駆動回路3に出力し、温度判定回路8の出力が“0”レベルになると、指令信号gの通過を禁止し駆動回路3に“0”レベルを出力する。
駆動回路3は、AND回路9の出力が“0”レベルになると、スイッチング素子Q1,Q2を共にオフさせる駆動信号g1,g2を生成し、それぞれのゲート端子に印加し、スイッチング回路2の交流電力出力動作を停止させる。
これによって、スイッチング素子Q1,Q2の熱破壊を防ぐことができる。そして、系統交流電源12の動揺が収まれば、ヒステリシス電流制御回路4では、ヒステリシス電流制御を安定的に実施できるので、スイッチング素子Q1,Q2の素子温度が使用限界温度以下に低下すれば、自動的にスイッチング回路2を交流電力出力動作に復帰させ得る。
以上のように、本実施の形態1によれば、スイッチング素子の素子温度を計測し、素子温度が使用限界温度を超える場合、スイッチング素子をオフさせるようにしたので、連系する配電系統に瞬時電圧低下や電圧不均衡等の動揺が生じ、系統へ出力する交流電流瞬時値が大きく変化し、スイッチング周波数が増加する場合でも、スイッチング素子を熱破壊から保護できる。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2による電力変換器の要部構成を示すブロック図である。なお、図4では、図1(実施の形態1)に示した構成要素と同一ないし同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、本実施の形態2に関わる部分を中心に説明する。
図4において、本実施の形態2による電力変換器1bは、図1(実施の形態1)に示した構成において、温度判定回路8の出力が、符号を変えたヒステリシス電流制御回路14に入力され、AND回路9が削除され、ヒステリシス電流制御回路14の出力gが駆動回路3に直接入力されている。その他の構成は、図1と同様である。
ヒステリシス電流制御回路14は、温度判定回路8の出力が“1”レベルである間は、ヒステリシス電流制御回路4と同じに、実施の形態1にて説明したヒステリシス幅Iを用いた上限閾値I+I及び下限閾値I−Iによって指令信号gを生成するが、温度判定回路8の出力が“0”レベルに変化すると、ヒステリシス幅IをΔI増加させて上下限閾値を、上限閾値I+(I+ΔI)及び下限閾値I−(I+ΔI)と変更設定し、それに合わせてスイッチング素子Q1,Q2のオン・オフ切替タイミングを設定し、それを内容とする指令信号gを生成する。
そうすると、オン・オフ切り替わり間隔が短くなるように駆動されていたスイッチング素子Q1,Q2は、そのオン・オフ切り替わり間隔が長くなる駆動に変更されるので、スイッチング周波数が低下し素子温度が使用限界温度以下に下がっていく。
以上のように、本実施の形態2によれば、スイッチング素子の素子温度を計測し、その計測した素子温度が使用限界温度を超える場合、閾値幅を広げてスイッチング素子のスイッチング周波数を低下させるようにしたので、連系する配電系統に瞬時電圧低下や電圧不均衡等の動揺が生じ、配電系統へ出力する交流電流瞬時値が大きく変化し、スイッチング周波数が増加する場合でも、スイッチング素子を熱破壊から保護できる。
実施の形態3.
図5は、本発明の実施の形態3による電力変換器の要部構成を示すブロック図である。なお、図5では、図1(実施の形態1)に示した構成要素と同一ないし同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、本実施の形態3に関わる部分を中心に説明する。
図5において、本実施の形態3による電力変換器1cは、図1(実施の形態1)に示した構成において、スイッチング回路2に代えて、温度センサ10a,10bが削除されたスイッチング回路16が設けられている。そして、温度判定回路8の入力段に、スイッチングカウンタ回路17と素子温度推定回路18とが設けられている。
スイッチングカウンタ回路17は、ヒステリシス電流制御回路4が実施の形態1にて説明した方法で出力する指令信号gに示されているスイッチング素子Q1,Q2のオン・オフ切替タイミングをカウントしてスイッチング周波数を求め、それを素子温度推定回路18に出力する。
図6は、Si製スイッチング素子におけるジャンクション温度とスイッチング周波数との関係を示す特性図である。図6において、横軸がスイッチング周波数[Hz]、縦軸がジャンクション温度TJ[K]である。図6の縦軸において、温度22は、導通損による温度上昇分に周囲温度を加算した温度である。また、温度23は、温度判定回路8が用いる使用限界温度である。
図6では、或る出力電流I(図6では、I=10A、I=20A、I=30Aの3つを示す)において、ジャンクション温度が、温度22からスイッチング周波数の増加に伴い右肩上がりに上昇する素子温度・スイッチング周波数特性24,26,28が示されている。このように、Si製スイッチング素子でのジャンクション温度とスイッチング周波数との関係は、正の相関特性を示す。
そして、I=10Aでの素子温度・スイッチング周波数特性24と使用限界温度23との交点でのスイッチング周波数29が、I=10Aである場合の使用最大スイッチング周波数である。I=20Aでの素子温度・スイッチング周波数特性26と使用限界温度23との交点でのスイッチング周波数27が、I=20Aである場合の使用最大スイッチング周波数である。また、I=30Aでの素子温度・スイッチング周波数特性28と使用限界温度23との交点でのスイッチング周波数25が、I=30Aである場合の使用最大スイッチング周波数である。
素子温度推定回路18は、図6に示す「或る出力電流Iにおけるジャンクション温度とスイッチング周波数との関係」を示す素子温度推定用テーブルを備え、その素子温度推定用テーブルに、電流検出器6が検出した出力電流Iと、スイッチングカウンタ回路17にて求められたスイッチング周波数とを適用して素子温度(ジャンクション温度)を求め、それを温度判定回路8へ出力する。
温度判定回路8は、素子温度推定回路18が推定した素子温度が使用限界温度23以下である場合はAND回路9への出力を“1”レベルにする。また、素子温度推定回路18が推定した素子温度が使用限界温度23を超える場合はAND回路9への出力を“0”レベルにする。
そうすると、実施の形態1と同様に、AND回路9は、温度判定回路8の出力が“1”レベルである間、ヒステリシス電流制御回路4が出力する指令信号gを駆動回路3に出力し、温度判定回路8の出力が“0”レベルになると、指令信号gの通過を禁止し駆動回路3に“0”レベルを出力する。
駆動回路3は、AND回路9の出力が“0”レベルになると、スイッチング素子Q1,Q2を共にオフさせる駆動信号g1,g2を生成し、それぞれのゲート端子に印加し、スイッチング回路2の交流電力出力動作を停止させる。
これによって、スイッチング素子Q1,Q2の熱破壊を防ぐことができる。そして、系統交流電源12の動揺が収まれば、ヒステリシス電流制御回路4では、ヒステリシス電流制御を安定的に実施できるので、スイッチング素子Q1,Q2の素子温度が使用限界温度以下に低下すれば、自動的にスイッチング回路2を交流電力出力動作に復帰させ得る。
以上のように、本実施の形態3によれば、スイッチング素子の素子温度を推定し、推定した素子温度が使用限界温度を超える場合、スイッチング素子をオフさせるようにしたので、連系する配電系統に瞬時電圧低下や電圧不均衡等の動揺が生じ、系統へ出力する交流電流瞬時値が大きく変化し、スイッチング周波数が増加する場合でも、スイッチング素子を熱破壊から保護できる。
なお、本実施の形態3では、高電圧が印加されるスイッチング回路のスイッチング素子に温度センサを取り付ける必要がないので、絶縁の観点で実施の形態1,2よりも優れていると言える。
実施の形態4.
図7は、本発明の実施の形態4による電力変換器の要部構成を示すブロック図である。なお、図7では、図5(実施の形態3)に示した構成要素と同一ないし同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、本実施の形態4に関わる部分を中心に説明する。
図7において、本実施の形態4による電力変換器1dは、図5(実施の形態3)に示した構成において、温度判定回路8の出力が、符号を変えたヒステリシス電流制御回路14に入力され、AND回路9が削除され、ヒステリシス電流制御回路14の出力gが駆動回路3に直接入力されている。その他の構成は、図5と同様である。
ヒステリシス電流制御回路14は、実施の形態2にて説明したように、温度判定回路8の出力が“1”レベルから“0”レベルに変化すると、上下限の閾値を増加させ、それに基づき指令信号gを生成する。
そうすると、オン・オフ切り替わり間隔が短くなるように駆動されていたスイッチング素子Q1,Q2は、そのオン・オフ切り替わり間隔が長くなる駆動に変更されるので、スイッチング周波数が低下し素子温度が使用限界温度以下に下がっていく。
以上のように、本実施の形態4によれば、スイッチング素子の素子温度を推定し、その推定した素子温度が使用限界温度を超える場合、閾値幅を広げてスイッチング素子のスイッチング周波数を低下させるようにしたので、連系する配電系統に瞬時電圧低下や電圧不均衡等の動揺が生じ、系統へ出力する交流電流瞬時値が大きく変化し、スイッチング周波数が増加する場合でも、スイッチング素子を熱破壊から保護できる。
なお、本実施の形態4では、実施の形態3と同様に、高電圧が印加されるスイッチング回路のスイッチング素子に温度センサを取り付ける必要がないので、絶縁の観点で実施の形態1,2よりも優れていると言える。
実施の形態5.
図8は、本発明の実施の形態5による電力変換器の要部構成を示すブロック図である。なお、図8では、図4(実施の形態2)に示した構成要素と同一ないし同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、本実施の形態5に関わる部分を中心に説明する。
図8において、本実施の形態5による電力変換器1eは、図4(実施の形態2)に示した構成において、スイッチング回路2代えてスイッチング回路31が設けられ、温度判定回路8に代えてスイッチング損失導出回路32及びスイッチング周波数導出回路33が設けられ、ヒステリシス電流制御回路14に代えてヒステリシス電流制御回路34が設けられている。その他の構成は、図4と同様である。
スイッチング回路31では、スイッチング素子Q1,Q2がSiC製である。ここで、図9と図10を参照してSiC製スイッチング素子の本実施の形態に関わる特性について説明する。なお、図9は、SiC製スイッチング素子におけるジャンクション温度とスイッチング損失との関係を示す特性図である。図10は、SiC製スイッチング素子におけるスイッチング周波数とスイッチング損失との関係を示す特性図である。
図9において、横軸はジャンクション温度[℃]であり、縦軸はスイッチング一回当たりのスイッチング損失[J]である。図9では、或る出力電流I(図9では、I=10A、I=20A、I=30Aの3つを示す)において、スイッチング一回当たりのスイッチング損失がジャンクション温度の増加に伴い右肩下がりに降下する特性が示されている。このように、SiC製スイッチング素子での「スイッチング一回当たりのスイッチング損失」とジャンクション温度との関係は、負の相関特性を示す。
図10において、横軸はスイッチング周波数[Hz]であり、縦軸はスイッチング損失[W]である。図10では、SiC製スイッチング素子でのスイッチング損失は、或る出力電流I(図10では、I=20A)における或る素子温度Tc(図10では、Tc=100℃、Tc=120℃、Tc=140℃の3つを示す)において、スイッチング周波数の増加に伴い減少するが、或るスイッチング周波数36に到達すると、今度は逆に、スイッチング周波数の増加に伴い増加する特性を有することが示されている。このように、SiC製スイッチング素子では、スイッチング損失の最小値を与えるスイッチング周波数36が存在する。
そこで、スイッチング損失導出回路32は、図9に示す「或る出力電流Iにおけるジャンクション温度とスイッチング一回当たりのスイッチング損失との関係」を示すスイッチング損失導出用テーブルを備え、そのスイッチング損失導出用テーブルに、電流検出器6が検出した出力電流Iと、温度センサ10a,10bにて求められ素子温度とを適用してスイッチング一回当たりのスイッチング損失を求め、それをスイッチング周波数導出回路33へ出力する。
スイッチング周波数導出回路33は、図10に示す「或る出力電流Iにおけるスイッチング損失とスイッチング周波数との関係を示す」スイッチング周波数導出用テーブルを備えている。
スイッチング周波数導出回路33は、まず、ヒステリシス電流制御回路34が実施の形態1にて説明した方法で生成する指令信号gに含まれるスイッチング素子Q1,Q2のオン・オフ切替タイミングをカウントしてスイッチング周波数(これを「A」とする)を求め、それをスイッチング損失導出回路32から入力された「スイッチング一回当たりのスイッチング損失」に適用し、スイッチング周波数Aにおけるスイッチング損失を求める。
次いで、スイッチング周波数導出回路33は、その求めたスイッチング損失をスイッチング周波数導出用テーブルに適用し、スイッチング損失の最小値を与えるスイッチング周波数(これを「B」とする)を求め、スイッチング周波数Aとスイッチング周波数Bとをヒステリシス電流制御回路34に出力する。
ヒステリシス電流制御回路34は、スイッチング周波数導出回路33からスイッチング周波数Aとスイッチング周波数Bとを受け取ると、スイッチング周波数Aをスイッチング周波数Bに一致させるように、上限閾値I+I及び下限閾値I−Iにおけるヒステリシス幅Iを変更し、それに合わせてスイッチング素子Q1,Q2のオン・オフ切替タイミングを設定し、それを内容とする指令信号gを駆動回路2に出力する。
スイッチング損失導出回路32、スイッチング周波数導出回路33及びヒステリシス電流制御回路34が以上の動作を繰り返すことにより、電力変換器1eは、スイッチング損失を最小にするスイッチング周波数となるように運転される。
以上のように、本実施の形態5によれば、スイッチング素子をSiC製に変更した場合に、電力変換器は、スイッチング損失を最小にするスイッチング周波数となるように運転されるので、電力変換器の効率低下を防止できる。
以上のように、本発明にかかる電力変換器は、連系する系統に瞬時電圧低下や電圧不均衡等の動揺が生じ、系統へ出力する交流電流瞬時値が大きく変化し、スイッチング周波数が増加する場合でも、スイッチング素子の熱破壊を防止できるヒステリシス電流制御型の電力変換器として有用である。
また、本発明にかかる電力変換器は、上記の発明において、スイッチング素子をSiC製に変更した場合に生ずる効率低下を防止できる電力変換器として有用である。
1a,1b,1c,1d,1e 電力変換器
2,16,31 スイッチング回路
3 駆動回路
4,14,34 ヒステリシス電流制御回路
5 減算器
6 電流検出器
7 ACフィルタ
7a 制御リアクトル
7b フィルタコンデンサ
8,19 温度判定回路
9,20 AND回路
10a,10b 温度センサ
11a,11b 直流電源
12 系統交流電源
12a 系統インピーダンス
17 スイッチングカウンタ回路
18 スイッチング素子温度推定回路
32 スイッチング損失導出回路
33 スイッチング周波数導出回路

Claims (6)

  1. 商用の配電系統への出力目標電流である交流電流指令と検出された出力交流電流の瞬時値との偏差が、上下限の閾値幅内に往復する形で収まるように、上アームと下アームの各スイッチング素子のオン・オフを切り替えて出力電圧の極性を変更することで、前記系統への出力交流電流を制御するヒステリシス電流制御型の電力変換器において、
    前記スイッチング素子の素子温度と使用限界温度とを比較し、素子温度が使用限界温度を超える状況である場合に、前記上アームと前記下アームの各スイッチング素子のオン・オフ制御を同時に停止する手段
    を備えたことを特徴とする電力変換器。
  2. 商用の配電系統への出力目標電流である交流電流指令と検出された出力交流電流の瞬時値との偏差が、上下限の閾値幅内に往復する形で収まるように、上アームと下アームの各スイッチング素子のオン・オフを切り替えて出力電圧の極性を変更することで、前記系統への出力交流電流を制御するヒステリシス電流制御型の電力変換器において、
    前記スイッチング素子の素子温度と使用限界温度とを比較し、前記素子温度が前記使用限界温度を超える状況である場合に、前記素子温度が前記使用限界温度を超えないように前記上アームと前記下アームの各スイッチング素子のオン・オフを切り替える間隔であるスイッチング周波数を制御する手段
    を備えたことを特徴とする電力変換器。
  3. 前記スイッチング素子の素子温度は、
    計測した素子温度である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電力変換器。
  4. 前記スイッチング素子の素子温度は、
    前記検出された出力交流電流と前記スイッチング周波数とを用いて推定した素子温度である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電力変換器。
  5. 商用の配電系統への出力目標電流である交流電流指令と検出された出力交流電流の瞬時値との偏差が、上下限の閾値幅内に往復する形で収まるように、上アームと下アームの各スイッチング素子のオン・オフを切り替えて出力電圧の極性を変更することで、前記系統への出力交流電流を制御するヒステリシス電流制御型の電力変換器において、
    前記出力交流電流が所定値であるときにおける前記スイッチング素子の素子温度でのスイッチング損失を最小にするように、前記上アームと前記下アームの各スイッチング素子のオン・オフを切り替える間隔であるスイッチング周波数を制御する手段
    を備えたことを特徴とする電力変換器。
  6. 前記スイッチング素子は、SiC製である
    ことを特徴とする請求項5に記載の電力変換器。
JP2012069886A 2012-03-26 2012-03-26 電力変換器 Pending JP2013201870A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012069886A JP2013201870A (ja) 2012-03-26 2012-03-26 電力変換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012069886A JP2013201870A (ja) 2012-03-26 2012-03-26 電力変換器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013201870A true JP2013201870A (ja) 2013-10-03

Family

ID=49521671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012069886A Pending JP2013201870A (ja) 2012-03-26 2012-03-26 電力変換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013201870A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019216560A (ja) * 2018-06-13 2019-12-19 株式会社日立製作所 電力系統安定化システム
WO2022244166A1 (ja) * 2021-05-19 2022-11-24 ファナック株式会社 温度推定装置及びコンバータシステム

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62281766A (ja) * 1986-05-28 1987-12-07 Hitachi Ltd 電力変換器の制御装置
JPH0549298A (ja) * 1991-08-06 1993-02-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd Pwmインバータの制御方法
JPH07146724A (ja) * 1993-11-25 1995-06-06 Sharp Corp 系統連系型インバータ
JP2000032776A (ja) * 1998-07-13 2000-01-28 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置
JP2001238466A (ja) * 2000-02-28 2001-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 系統連系インバータ装置
JP2003134839A (ja) * 2001-10-26 2003-05-09 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置
JP2009303340A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 電力変換装置の最適設計方法および最適設計シミュレータ
JP2011192575A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Panasonic Corp 誘導加熱調理器
JP2011229247A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Mitsubishi Electric Corp Dc/dc電圧変換装置
WO2012032656A1 (ja) * 2010-09-10 2012-03-15 三菱電機株式会社 電力変換装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62281766A (ja) * 1986-05-28 1987-12-07 Hitachi Ltd 電力変換器の制御装置
JPH0549298A (ja) * 1991-08-06 1993-02-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd Pwmインバータの制御方法
JPH07146724A (ja) * 1993-11-25 1995-06-06 Sharp Corp 系統連系型インバータ
JP2000032776A (ja) * 1998-07-13 2000-01-28 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置
JP2001238466A (ja) * 2000-02-28 2001-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 系統連系インバータ装置
JP2003134839A (ja) * 2001-10-26 2003-05-09 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置
JP2009303340A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 電力変換装置の最適設計方法および最適設計シミュレータ
JP2011192575A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Panasonic Corp 誘導加熱調理器
JP2011229247A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Mitsubishi Electric Corp Dc/dc電圧変換装置
WO2012032656A1 (ja) * 2010-09-10 2012-03-15 三菱電機株式会社 電力変換装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019216560A (ja) * 2018-06-13 2019-12-19 株式会社日立製作所 電力系統安定化システム
WO2019239638A1 (ja) * 2018-06-13 2019-12-19 株式会社日立製作所 電力系統安定化システム
JP7078463B2 (ja) 2018-06-13 2022-05-31 株式会社日立製作所 電力系統安定化システム
WO2022244166A1 (ja) * 2021-05-19 2022-11-24 ファナック株式会社 温度推定装置及びコンバータシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN113639564B (zh) 用于一电弧炉的供电装置及方法
JPWO2007129456A1 (ja) 電力変換装置
JP6090275B2 (ja) 電力変換装置
US20140001856A1 (en) Multilevel power converter
JP6454939B2 (ja) 電力変換装置、およびそれを用いたパワーコンディショナ
JP2008022625A (ja) 交流−直流変換装置
AU2011337144A1 (en) Variable duty cycle switching with imposed delay
US20160197562A1 (en) Electric power conversion device
JP5349688B2 (ja) 系統連系形インバータ
WO2019211929A1 (ja) 電力変換装置
JP2016007115A (ja) 電力変換装置、およびそれを用いたパワーコンディショナ
JP6930214B2 (ja) 電源装置
JP6327563B2 (ja) 電力変換装置、およびそれを用いたパワーコンディショナ
JP2013201870A (ja) 電力変換器
JPWO2019234884A1 (ja) 制御装置、および電力制御システム
JPWO2015052743A1 (ja) 電力変換装置
JP6630220B2 (ja) 溶接電源装置
JP6630196B2 (ja) 溶接電源装置
JP6277462B2 (ja) 熱処理用電力変換装置及び方法
WO2016024499A1 (ja) 単相npcインバータの中性点電位制御方法
KR101469354B1 (ko) 인버터 장치 및 태양광 발전 시스템
RU2340071C1 (ru) Способ стабилизации напряжения питания многоуровневого автономного инвертора напряжения
JP2013188007A (ja) 電力変換器
JP2014007820A (ja) 電力変換装置
JP2016092848A (ja) 電力変換装置、およびそれを用いたパワーコンディショナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140723

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150619

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151208