JP2013200951A - Led電球 - Google Patents

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Abstract

【課題】接着剤による基板の固定を廃して接着剤への気泡の混入による放熱性の低下を防ぐとともに、組立時間を短縮して生産性を高めることができるLED電球を提供すること。
【解決手段】ハウジング2とその開口部を覆うレンズ3によって画成された空間内に、LED6と電子部品(抵抗7、ダイオード8)を実装した基板4を収容して成るLED電球1において、前記基板4と前記ハウジング2とを高熱伝導性樹脂によるインサート成形によって一体に成形する。又、前記基板4にサーマルビア4aを形成し、該サーマルビア4aに高熱伝導性樹脂を充填する。尚、前記ハウジング2と前記基板4に金属スタッドピン9を挿入し、或いはハウジング2の外周に放熱フィン2aを一体に形成し、ハウジング2の外周面にシボ加工を施しても良い。
【選択図】図2

Description

本発明は、LED(発光ダイオード)を光源とするLED電球に関するものである。
LEDは、高輝度で高寿命及び省電力である特長を有しているため、近年、照明用電球の光源として使用されるようになってきている(例えば、特許文献1参照)。ここで、LEDを光源とするLED電球の一例を図6に示す。
即ち、図6は従来のLED電球の縦断面図であり、図示のLED電球101は、樹脂製のハウジング102とその開口部を覆う同じく樹脂製のレンズ103によって画成された空間内に、LED106、抵抗107、ダイオード108等の発熱体が実装された基板104を収容し、その周囲をシリコン接着剤等の放熱性接着剤150を充填することによって構成されていた。
上記LED電球101の具体的な製造方法を図7の斜視図に示すが、同図に示すようにレンズ103を上下逆にし、このレンズ103内に、LED106と抵抗107、ダイオード108等の電子部品が実装された基板104を上方から組み込み、その周囲に放熱性接着剤150をポッティングによって充填して硬化させる。そして、最後に基板104が組み込まれたレンズ103をハウジング102に組み付けることによって図6に示すようなLED電球101が得られる。
特開2011−253638号公報
しかしながら、図6に示す従来のLED電球101においては、基板104の周囲にポッティングによって放熱性接着剤150が充填されるため、該放熱性接着剤150の糸引き・垂れ対策、充填量や硬化時間の管理等に多くの工数を要するという問題があった。
又、放熱性接着剤150の充填は常圧下での自然充填方式によってなされるため、充填された放熱性接着剤150に気泡(空気層)が含まれる可能性が高く、又、放熱性接着剤150は光を透過しないために気泡の存在を外部から目視で確認することができない。特に、基板104の裏面から迅速且つ多くの熱を発散させるために図8に示すように基板104の裏面にヒートシンク140を設けた場合には、図示の箇所に気泡が封じ込められるために放熱性が低下するという問題が発生する。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、接着剤による基板の固定を廃して接着剤への気泡の混入による放熱性の低下を防ぐとともに、組立時間を短縮して生産性を高めることができるLED電球を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ハウジングとその開口部を覆うレンズによって画成された空間内に、LEDと電子部品を実装した基板を収容して成るLED電球において、前記基板と前記ハウジングとを高熱伝導性樹脂によるインサート成形によって一体に成形したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記基板にサーマルビアを形成し、該サーマルビアに高熱伝導性樹脂を充填したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記ハウジングと前記基板に金属スタッドピンを挿入したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記ハウジングの外周に放熱フィンを一体に形成したことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、前記ハウジングの外周面にシボ加工を施したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、基板とハウジングとを高熱伝導性樹脂によるインサート成形によって一体に成形するようにしたため、接着剤による基板の固定を廃して接着剤への気泡の混入による放熱性の低下を防ぐことができるとともに、ネジやフックによる基板の固定構造が不要となるためにLED電球の組立時間が短縮して生産性が高められる。
請求項2記載の発明によれば、基板に形成されたサーマルビア(スルーホール孔)にも高熱伝導性樹脂が充填されるため、この高熱伝導性樹脂を経て発熱体であるLEDや電子部品からの熱が周囲に伝導し、これによってLED電球に高い放熱効果が得られる。
請求項3記載の発明によれば、ハウジングと基板に挿入された金属スタッドピンによる熱伝導効果と放熱効果によって発熱体であるLEDや電子部品が効果的に冷却され、それらの温度上昇が抑えられる。
請求項4記載の発明によれば、ハウジングの外周に放熱フィンを容易に形成することができ、この放熱フィンによってLED電球の放熱効果を高めることができる。
請求項5記載の発明によれば、ハウジングの外周面の伝熱面積がシボ加工によって拡大するため、ハウジング外周面からの放熱効果が高められる。
本発明に係るLED電球の側面図である。 (a),(b)は本発明に係るLED電球のハウジングと基板のインサート成形を示す縦断面図である。 本発明に係るLED電球の熱伝導経路を示す縦断面図である。 本発明に係るLED電球のハウジングと基板のインサート成形の別形態を示す縦断面図である。 本発明の別形態に係るLED電球の側面図である。 従来のLED電球の縦断面図である。 従来のLED電球の製造方法を示す斜視図である。 従来のLED電球要部の縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るLED電球の側面図、図2(a),(b)は同LED電球のハウジングと基板のインサート成形を示す縦断面図、図3はLED電球の熱伝導経路を示す縦断面図であり、図1に示すLED電球1は、使用姿勢が縦向きのものであって、ハウジング2とその上部を覆うレンズ3によって画成された空間内に、図3に示す基板4を収容して構成されている。
上記ハウジング2は、図2に示すように高熱伝導性樹脂によるインサート成形によって基板4と共にプラグ状に一体成形され、図1に示すように、その外周には縦方向の複数の放熱フィン2aが周方向に適当な間隔で一体に形成されている。
前記レンズ3は、光透過性樹脂によってドーム状に一体成形されており、その開口部周りに形成された複数のフック3aによってハウジング2に取り付けられて該ハウジング2の開口部を覆っている。
前記基板4は、円板状に成形され、図3に示すように、その中心にはサーマルビア(スルーホール孔)4aが形成され、上下面とサーマルビア4aの内周面には銅箔5が被覆されている。そして、この基板4の上面のサーマルビア4aの周囲には複数のLED6が実装されており、基板4の下面側には発熱部品である抵抗7やダイオード8等の電子部品が設けられている。
而して、LED6や抵抗7、ダイオード8等の電子部品が実装された基板4とハウジング2とは高熱伝導性樹脂によるインサート成形によって一体に成形されるが、そのインサート成形には図2に示す上型10と下型20が使用される。
図2(a)に示すように、上型10と下型20によってハウジング2と基板4の外形形状に対応するキャビティ30が形成され、このキャビティ30内には、LED6や抵抗7、ダイオード8等の電子部品が実装された基板4が予めセットされている。尚、上型10には、基板4のサーマルビア4aに連通するガス抜き孔10aが上下方向に形成されており、下型20には、キャビティ30の底部に開口するゲート20aが縦方向に形成されている。
図2(a)に示すように上型10と下型20によって形成されたキャビティ30内に、LED6や抵抗7、ダイオード8等の電子部品が実装された基板4が予めセットされた状態において、図2(b)に示すように下型20のゲート20aから溶融状態の高熱伝導性樹脂がキャビティ30内に充填される。このとき、キャビティ30内のガスは、上型10に形成されたガス抜き孔10aから外部に排出されるため、高熱伝導性樹脂がキャビティ30に確実に充填されるとともに、高熱伝導性樹脂中における気泡の発生が抑えられる。
上述のように予め基板4がセットされたキャビディ30内に高熱伝導性樹脂が充填された後、この高熱伝導性樹脂が冷却されて硬化すると、プラグ形状のハウジング2とLED6や抵抗7、ダイオード8等の電子部品が実装された基板4とがインサート成形によって一体に成形され、これらを上型10と下型20から取り出し、図3に示すようにハウジング2の上面開口部周縁にレンズ3を取り付けることによってLED電球1が得られる。
以上のように、本発明に係るLED電球1においては、基板4とハウジング2とを高熱伝導性樹脂によるインサート成形によって一体に成形するようにしたため、接着剤による基板4の固定を廃して接着剤への気泡の混入による放熱性の低下を防ぐことができるとともに、ネジやフックによる基板4の固定構造が不要となるためにLED電球1の組立時間が短縮して生産性が高められる。
ここで、LED電球1が点灯した場合の発熱体であるLED6や抵抗7、ダイオード8からの熱の伝導経路を図3に矢印にて示すが、本実施の形態では、基板4に形成されたサーマルビア4aにも高熱伝導性樹脂が充填されるため、この高熱伝導性樹脂を経て発熱体であるLED6や抵抗7、ダイオード8からの熱が周囲に伝導し、これによって高い放熱効果が得られる。尚、サーマルビア4aは1つだけでなく複数形成することができ、サーマルビア4aを複数形成することによって放熱効果を更に高めることができる。
又、本発明に係るLED電球1においては、図1に示すようにハウジング2の外周に複数の放熱フィン2aを容易に形成することができ、これらの放熱フィン2aによって当該LED電球1の放熱効果を高めることができる。この場合、放熱フィン2aを含むハウジング2の外周にシボ加工を施せば、該ハウジング2の外周面の伝熱面積がシボ加工によって拡大するため、ハウジング2の外周面からの放熱効果が高められる。
ところで、インサート成形時に図4に示すように基板4に熱伝導率の高い金属スタッドピン9を挿入し、この金属スタッドピン9を基板4と共にインサート成形によってハウジング2と一体に成形すれば、ハウジング2と基板4に挿入された金属スタッドピン9による熱伝導効果と放熱効果が更に高められ、発熱体であるLED6や抵抗7、ダイオード8等の電子部品が効果的に冷却されてそれらの温度上昇が抑えられる。
上記構成において、金属スタッドピン9の長さを長くすることによって、該金属スタッドピン9のキャビティ30内へのセットを確実且つ容易に行うことができる。又、金属スタッドピン9として磁気を帯びたものを使用することによって、該金属スタッドピン9を一層安定的にセットすることができる。尚、金属スタッドピン9は1つだけでなく複数用いても良い。
又、図5に使用姿勢が横向きのLED電球1’を示すが、このLED電球1’においてもハウジング2’の外周に複数のリング状の放熱フィン2a’を一体に形成するとともに、貫通孔2b’を形成することによって当該LED電球1’の放熱性を高めることができる。そして、この場合もハウジング2’の外周にシボ加工を施すことによって該ハウジング2’の放熱面積を増やし、これによって当該LED電球1’の放熱性を更に高めることも可能である。
1,1’ LED電球
2,2’ ハウジング
2a,2a’ ハウジングの放熱フィン
2b’ ハウジングの貫通孔
3 レンズ
4 基板
5 銅箔
6 LED
7 抵抗(電子部品)
8 ダイオード(電子部品)
9 金属スタッドピン
10 上型
10a 上型のガス抜き孔
20 下型
20a 下型のゲート
30 キャビティ

Claims (5)

  1. ハウジングとその開口部を覆うレンズによって画成された空間内に、LEDと電子部品を実装した基板を収容して成るLED電球において、
    前記基板と前記ハウジングとを高熱伝導性樹脂によるインサート成形によって一体に成形したことを特徴とするLED電球。
  2. 前記基板にサーマルビアを形成し、該サーマルビアに高熱伝導性樹脂を充填したことを特徴とする請求項1記載のLED電球。
  3. 前記ハウジングと前記基板に金属スタッドピンを挿入したことを特徴とする請求項1又は2記載のLED電球。
  4. 前記ハウジングの外周に放熱フィンを一体に形成したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のLED電球。
  5. 前記ハウジングの外周面にシボ加工を施したことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のLED電球。
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