JP2013200704A - 情報処理システム、情報処理方法、携帯端末、情報処理装置およびその制御方法と制御プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、携帯端末、情報処理装置およびその制御方法と制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末に接続されたデバイスと、ネットワークおよび携帯端末を介してデバイスを動作させるために情報処理装置において使用されたプログラムとの適切な組合せを、その組合せの履歴に基づいて選定すること。
【解決手段】ネットワークおよび携帯端末を介して接続されたデバイスと、該デバイスを動作させるために情報処理装置において使用されたプログラムとの組合せの履歴を蓄積しておき、携帯端末に接続されたデバイスに関する情報を、ネットワークを介して前記携帯端末から受信した場合に、蓄積部に蓄積されたデバイスとプログラムとの組合せの履歴に基づいて、デバイスとプログラムとの組合せを選定することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークおよび携帯端末を介して接続したデバイスに関連する処理を蓄積した履歴に基づいて選定する技術に関する。
上記技術分野において、特許文献1には、デバイスをシンクライアントに接続した場合に、サーバにおいて対応するデバイスドライバを実行する技術が開示されている。また、段落[0020]には、1つのデバイスに対応して複数のデバイスドライバが記憶されることが示唆されている。
特開2007−102308号公報
しかしながら、上記文献には、複数のデバイスドライバから、接続されたデバイスやシンクライアントやサーバにとって適切なデバイスドライバを選定することについては、記載も示唆もない。したがって、上記文献に記載の技術では、複数のデバイスドライバが有ったとしても適切なデバイスドライバを選定することができなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る装置は、
ネットワークおよび携帯端末を介して接続されたデバイスと、該デバイスを動作させるために情報処理装置において使用されたプログラムとの組合せの履歴を蓄積する蓄積手段と、
携帯端末に接続されたデバイスに関する情報を、前記ネットワークを介して前記携帯端末から受信した場合に、前記蓄積手段に蓄積された前記デバイスと前記プログラムとの前記組合せの履歴に基づいて、前記デバイスと前記プログラムとの組合せを選定する選定手段と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る方法は、
ネットワークおよび携帯端末を介して接続されたデバイスと、該デバイスを動作させるために情報処理装置において使用されたプログラムとの組合せの履歴を蓄積する蓄積ステップと、
携帯端末に接続されたデバイスに関する情報を、前記ネットワークを介して前記携帯端末から受信した場合に、前記蓄積手段に蓄積された前記デバイスと前記プログラムとの前記組合せの履歴に基づいて、前記デバイスと前記プログラムとの組合せを選定する選定ステップと、
を含むことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るプログラムは、
ネットワークおよび携帯端末を介して接続されたデバイスと、該デバイスを動作させるために情報処理装置において使用されたプログラムとの組合せの履歴を蓄積する蓄積ステップと、
携帯端末に接続されたデバイスに関する情報を、前記ネットワークを介して前記携帯端末から受信した場合に、前記蓄積手段に蓄積された前記デバイスと前記プログラムとの前記組合せの履歴に基づいて、前記デバイスと前記プログラムとの組合せを選定する選定ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る装置は、
デバイスを接続するコネクタと、
接続された前記デバイスからデバイス情報を取得して、ネットワークを介して情報処理装置に送信する送信手段と、
前記情報処理装置が前記デバイス情報に基づいて選定した前記デバイスと前記デバイスを動作させるプログラムとの組合せを、他の携帯端末に送信するよう指示する指示手段と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るシステムは、
携帯端末と、該携帯端末とネットワークを介して接続する情報処理装置とを備える情報処理システムであって、
前記情報処理装置が、
前記ネットワークおよび前記携帯端末を介して接続されたデバイスと、該デバイスを動作させるために当該情報処理装置において使用されたプログラムとの組合せの履歴を蓄積する蓄積手段と、
前記携帯端末に接続されたデバイスに関する情報を、前記ネットワークを介して前記携帯端末から受信した場合に、前記蓄積手段に蓄積された前記デバイスと前記プログラムとの前記組合せの履歴に基づいて、前記デバイスと前記プログラムとの組合せを選定する選定手段と、
を備え、
前記携帯端末が、
前記携帯端末に接続されたデバイスに関する前記情報を、前記ネットワークを介して前記情報処理装置に送信する送信手段、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る方法は、
携帯端末と、該携帯端末とネットワークを介して接続し、前記ネットワークおよび前記携帯端末を介して接続されたデバイスと、該デバイスを動作させるために情報処理装置において使用されたプログラムとの組合せの履歴を蓄積する蓄積手段を有する情報処理装置とを備える情報処理システムの情報処理方法であって、
前記携帯端末が、前記携帯端末に接続されたデバイスに関する情報を、前記ネットワークを介して前記情報処理装置に送信する送信ステップと、
前記情報処理装置が、前記携帯端末に接続されたデバイスに関する前記情報を、前記ネットワークを介して前記携帯端末から受信した場合に、前記蓄積手段に蓄積された前記デバイスと前記プログラムとの前記組合せの履歴に基づいて、前記デバイスと前記プログラムとの組合せを選定する選定ステップと、
を含むことを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末に接続されたデバイスと、ネットワークおよび携帯端末を介してデバイスを動作させるために情報処理装置において使用されたプログラムとの適切な組合せを、その組合せの履歴に基づいて選定できる。
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの動作を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの動作手順を示すシーケンス図である。 本発明の第2実施形態に係るディスクリプタ取得の手順を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るデータ入出力の手順を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るUSBプロトコルを示す図である。 本発明の第2実施形態に係るクラウドサーバの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るユーザ登録DBの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るデバイスDBの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るプログラムDBの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る組合蓄積DBの一部構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る組合蓄積DBの一部構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るクラウドサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る提案プログラムテーブルの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るクラウドサーバの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るプログラム選定処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る携帯端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る携帯端末の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るデバイス接続処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る情報処理システムにおける携帯端末がデバイス情報を取得できない場合の動作手順を示すシーケンス図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理システムの動作を説明する図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理システムの動作手順を示すシーケンス図である。 本発明の第4実施形態に係るクラウドサーバの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る組合蓄積DBの構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る提案情報テーブルの構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係るクラウドサーバの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係る情報処理システムの動作を説明する図である。 本発明の第5実施形態に係る情報処理システムの動作手順を示すシーケンス図である。 本発明の第5実施形態に係るクラウドサーバの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態に係る組合蓄積DBの構成を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る対応デバイステーブルの構成を示す図である。 本発明の第5実施形態に係るクラウドサーバの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第6実施形態に係る情報処理システムの動作を説明する図である。 本発明の第7実施形態に係る情報処理システムの動作を説明する図である。 本発明の第7実施形態に係る情報処理システムの動作手順を示すシーケンス図である。 本発明の第7実施形態に係るクラウドサーバの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第7実施形態に係る携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第7実施形態に係る組合蓄積DBの構成を示す図である。 本発明の第7実施形態に係る提案通信方式テーブルの構成を示す図である。 本発明の第7実施形態に係るクラウドサーバの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第8実施形態に係る情報処理システムの動作を説明する図である。 本発明の第9実施形態に係る情報処理システムの動作を説明する図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素は単なる例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての情報処理装置100について、図1を用いて説明する。情報処理装置100は、携帯端末111に接続されたデバイス121を、ネットワーク130を介して制御する装置である。なお、情報処理装置100は、クラウドサーバ等のサーバであるが、これに限定されるものではない
図1に示すように、情報処理装置100は、蓄積部101と、選定部102と、を含む。蓄積部101は、ネットワーク130および携帯端末111を介して接続されたデバイス121と、デバイス121を動作させるために情報処理装置100において使用されたプログラムとの組合せの履歴101aを蓄積する。選定部102は、携帯端末111に接続されたデバイス121に関する情報を、ネットワーク130を介して携帯端末111から受信した場合に、蓄積部101に蓄積されたデバイスとプログラムとの組合せの履歴101aに基づいて、デバイスとプログラムとの組合せ102aを選定する。
本実施形態によれば、携帯端末に接続されたデバイスと、ネットワークおよび携帯端末を介してデバイスを動作させるために情報処理装置において使用されたプログラムとの適切な組合せを、その組合せの履歴に基づいて選定できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る情報処理システムについて説明する。本実施形態に係る情報処理システムは、情報処理装置であるクラウドサーバが携帯端末に接続されたデバイスと、そのデバイスを動作させるために使用したプログラムとの組合せの履歴を蓄積する。そして、携帯端末にデバイスが接続された通知を受けると、組合せの履歴に基づいてプログラムを選定する。かかるプログラムは、少なくとも、デバイスを駆動するデバイスドライバ(以下、デバイスドライバやドライバとも言う)と、ネットワークおよび携帯端末を介してデバイスを制御するドライバアプリケーション(以下、ドライバアプリとも言う)とを含む。さらに、入出力データを処理するデータ処理アプリケーアション(以下、データ処理アプリとも言う)を含んでよい。なお、本実施系帯においては、情報処理装置をクラウドサーバなどのサーバとして説明するが、情報処理装置はクラウドサーバなどのサーバに限定されるものではない。
本実施形態によれば、携帯端末にデバイスが接続された場合に、ネットワークおよび携帯端末を介してデバイスを適切に制御するデバイスドライバとドライバアプリケーションとの組合せを選定できる。
なお、本実施形態においては、携帯端末がUSBコネクタを有し、USBデバイスをUSBケーブルで接続する例を説明するが、携帯端末とデバイスとの接続はUSBに限定されない。
《情報処理システム》
まず、図2、図3および図4A〜図4Dを参照して、本実施形態に係る情報処理システムの構成および動作を説明する。
(動作説明)
図2は、本実施形態に係る情報処理システム200の動作を説明する図である。
図2の情報処理システム200には、情報処理装置であるクラウドサーバ210と、携帯端末220と、デバイス230と、携帯端末240とが図示されている。本実施形態においては、携帯端末220はスマートフォンであり、デバイス230はデジタルカメラであり、携帯端末240はユーザがクラウドサーバ210の提案出力を希望するタブレットである。しかしながら、これに限定されるものではない。
クラウドサーバ210は、デバイスとプログラムとの組合せの履歴を蓄積する組合蓄積データベース(以下、DB)212を参照して、組合選定部211において、携帯端末220に接続したデバイス230を適切に動作させるプログラムを選定する。なお、選定されるプログラムは、デバイス230を駆動するデバイスドライバ・プログラムと、クラウドサーバ210−携帯端末220−デバイス230を、ネットワークを介して結んで制御するドライバアプリケーション・プログラムとを含む。さらに、プログラムが、デバイス230の入出力データを処理するデータ処理プログラムを含んでもよい。なお、明細書中では、デバイスドライバ・プログラムを「デバイスドライバ」とも称し、ドライバアプリケーション・プログラムを「ドライバアプリケーション」とも称す。また、ドライバアプリケーション・プログラムやデータ処理プログラム、WEBアプリケーションなどを単に「アプリケーション」と総称する場合もある。
携帯端末220のコネクタ(例えば、USBコネクタ)にデバイス230が接続されると、クラウドサーバ210は、携帯端末220を経由してデバイス230を認知する。そして、携帯端末220を介したデバイス230の接続時に使用されたプログラムの履歴を蓄積した組合蓄積DB212に基づいて、デバイスドライバ・プログラムとドライバアプリケーションプログラムとの適切な組合せが選定される。そして、選定されたデバイスドライバ・プログラムとドライバアプリケーションプログラムとの適切な組合せは、携帯端末240の表示画面241上のウインドウ242内に提案される。図2では、ウインドウ242内に、携帯端末220を所有するユーザが過去のデバイス230の接続時に使用して満足度の高かったプログラムリスト243が提案されている。また、ユーザ個人でなく、全ユーザの過去の満足度の累積などからプログラムリスト244が提案されている。なお、ユーザの満足度が収集できない場合は、組合せの出現数が最多のものを選定してもよい。
なお、図2においては、デバイス230を接続した携帯端末220とは異なる携帯端末240に、プログラムリスト243、244を提案したが、携帯端末220の表示画面221上に提案してもよい。また、本実施形態においては、ユーザにプログラムを提案してユーザが指示するように説明したが、クラウドサーバ210が、組合蓄積DB212に基づいて選定したプログラムを、ユーザへの提案なしに実行してもよい。
(構成)
図3は、本実施形態に係る情報処理システム200の構成を示すブロック図である。
情報処理システム200は、図3のように、ネットワーク330を介して接続されたクラウドサーバ210と、携帯端末311〜313とを有する。携帯端末311〜313には、デバイス321〜323が接続可能である。例えば、デジタルカメラであるデバイス321で撮像された画像は、携帯電話である携帯端末311を経由してクラウドサーバ210に送信される。その画像は、クラウドサーバ210に保存されてもよいし、画像処理されてスマートフォンである携帯端末313を経由して大型ディスプレイ323に表示されてもよい。あるいは、DVDプレイヤであるデバイス322に格納されたビデオ映画は、タブレット312で再生されてもよいし、クラウドサーバ210を経由し、スマートフォンである携帯端末313を経由して大型ディスプレイ323で再生されてもよい。
図2にも図示されたように、クラウドサーバ210は、携帯端末にデバイスを接続時に使用されたプログラムの履歴を蓄積した組合蓄積DB212と、組合蓄積DB212を参照して、携帯端末へのデバイス接続時にデバイスに対するプログラム組合せを選定する組合選定部211とを有する。
(動作手順)
図4Aは、本実施形態に係る情報処理システム200の動作手順を示すシーケンス図である。図4Aにおいては、デバイス230と携帯端末220とはUSBケーブルで接続され、携帯端末220とクラウドサーバ210とはIPネットワークで接続されているとする。
まず、ステップS401において、携帯端末220のUSBコネクタにUSBケーブルでデバイス230が接続される。ステップS403において汎用USBドライバが起動して、携帯端末220とデバイス230との間のパケットのやり取りが開始される。携帯端末220はデバイス230をクリアした後、ステップS405において、携帯端末220をホストとするデバイスアドレスを設定する。そして、携帯端末220は、ステップS407において、デバイス230に設定されているディスクリプタを取得する。ディスクリプタには、デバイス・ディスクリプタ、コンフィギュレーション・ディスクリプタ、インタフェース・ディスクリプタ、エンドポイント・ディスクリプタ、を含む。携帯端末220は、ステップS409において、取得したディスクリプタをIPカプセリングしてクラウドサーバ210に送信する。
クラウドサーバ210は、ステップS411において、デバイス230とプログラムとの組合せの履歴を蓄積する組合蓄積DB212に基づいて、携帯端末220に接続したデバイス230を動作させるのに適切なプログラムを選定する。ステップS413においては、選定した適切なプログラムを携帯端末220あるいは他の携帯端末240に報知して、ユーザによる指定を受信する。なお、ステップS413をスキップして、選定したプログラムを実行してもよい。ステップS415においては、選定した、あるいは選定後にユーザに指定されたプログラムのうち、USBデバイスドライバを起動する。続いて、ステップS417において、選定した、あるいは選定後にユーザに指定されたプログラムのうち、ドライバアプリケーションを起動する。
クラウドサーバ210は、ステップS419において、IPネットワークおよび携帯端末220を介してクラウドサーバ210をホストとするデバイスアドレスを設定する。例えば、デバイス230が入力デバイスである場合は、クラウドサーバ210が、ステップS421において、データ入力リクエストを携帯端末220に送る。携帯端末220は、ステップS423において、バルク転送(IN)によって入力データを取得する。そして、ステップS425において、携帯端末220は、入力データをIPカプセリングしてクラウドサーバ210に送信する。クラウドサーバ210は、ステップS210において、入力データを記憶する。そして、データ処理が必要であれば、ステップS429において、データ処理アプリケーションを起動する。なお、データ処理アプリケーションも、ステップS411において、選定される。
一方、デバイス230が出力デバイスである場合は、クラウドサーバ210が、ステップS441において、出力データを取得する。そして、クラウドサーバ210は、ステップS443において、携帯端末220に対してデータ出力リクエストを出力データと共に送信する。携帯端末220は、ステップS445において、アンカプセリングした出力データをバルク転送(OUT)によりデバイス230に送出する。
図4Bは、本実施形態に係るディスクリプタ取得の手順を示す図である。
デバイス230に設定されているディスクリプタは、GET_DESCRIPTORなどのUSBリクエストにより取得される。USBリクエストは、それぞれコントロール転送によりデバイス230とやり取りされる。各コントロール転送は、セット・ステージと、データ・ステージと、ステータス・ステージとからなる。各ステージは、トークン・パケットと、データ・パケットと、ハンドシェイク・パケットとからなる。ディスクリプタは、各データ・ステージのデータ・パケットで取得される。
デバイス230から取得したディスクリプタはIPヘッダやTCPヘッダでIPカプセリングして、携帯端末220からクラウドサーバ210に送信される。
図4Cは、本実施形態に係るデータ入出力の手順を示す図である。ここで、図4Cの上段は、デバイス230へのデータ出力の手順を示し、図4Cの下段は、デバイス230からのデータ入力の手順を示す。
デバイス230へのデータ出力は、まず、クラウドサーバ210からIPカプセリングした出力データが携帯端末220に送信される。次に、携帯端末220は、アンカプセンリグして取得したデータはバルク転送(OUT)でデバイス230に転送される。各バルク転送(OUT)は、トークン・パケットと、データ・パケットと、ハンドシェイク・パケットとからなる。
デバイス230からのデータ入力は、まず、携帯端末220は、バルク転送(IN)でデバイス230から入力データを取得する。各バルク転送(IN)は、トークン・パケットと、データ・パケットと、ハンドシェイク・パケットとからなる。次に、携帯端末220から、IPカプセリングした入力データがクラウドサーバ210に送信される。
図4Dは、本実施形態に係るUSBプロトコルを示す図である。図4Dは、図4Bおよび図4Cに示した各パケットの構成を示した図である。
図4Dの上段は、コントロール転送のプロトコルを示す。また、図4Dの下段は、バルク転送のプロトコルを示す。なお、コントロール転送のデータ・ステージと、バルク転送のトランザクションとにおいては、ホスト(携帯端末)からターゲット(デバイス)へのデータ伝送のみを示すが、ターゲット(デバイス)からホスト(携帯端末)へのデータ伝送も同様である。
ここで、SYNCは同期ビット、PIDはパケットの種別、ADRxはデバイスアドレス、EPはエンドポイント、CRCは訂正ビットを示す。また、EP0はディスクリプタを記憶するエンドポント0を示し、EPyは入出力データを記憶するエンドポイント1〜nを示す。
《クラウドサーバの機能構成》
図5は、本実施形態に係るクラウドサーバ210の機能構成を示すブロック図である。
クラウドサーバ210は、ネットワーク330を介して携帯端末220、240と通信する通信制御部501を有する。通信制御部501において携帯端末220、240から受信したメッセージからは、ユーザ情報受信部502においてユーザIDや認証情報などのユーザ情報を受信する。また、端末情報受信部503において携帯端末IDや認証情報などの端末情報を受信する。ユーザ情報と端末情報とに基づいて、ユーザ登録部504は、ユーザ登録DB505にユーザを登録する(図7参照)。
また、ディスクリプタ受信部506は、携帯端末220に接続したデバイス230から取得したディスクリプタを受信する。デバイス判定部507は、受信したデバイス230のディスクリプタから、デバイスDB508(図8参照)を参照して、接続したデバイス230を判定する。そして、組合選定部211は、受信したユーザ情報と判定したデバイスとに対応して、組合蓄積DB212(図10および図11参照)に基づいて適切なプログラムを選定する。
組合選定部211で選定されたプログラムは、提案プログラム送信部509が有する提案プログラムテーブル509a(図13参照)に記憶され、携帯端末220、240に送信される。一方、組合選定部211で選定されたプログラムは、プログラムDB510(図9参照)から検索されて、ドライバアプリケーション実行部(1)511で、携帯端末220のドライバアプリケーション実行部(2)603と協働して実行される。ドライバアプリケーション実行部(1)511においては、USBデバイスドライバ512も実行される。
《携帯端末の機能構成》
図6は、本実施形態に係る携帯端末220、240、311〜313の機能構成を示すブロック図である。以下、構成は同様なので、携帯端末220を代表させて説明する。
本実施形態の携帯端末220は、USBデバイスを接続するためのUSBコネクタ601を有する。そして、USBコネクタ601に接続したデバイスのディスクリプタを取得するための汎用AUSBドライバ602を有する。さらに、携帯端末220は、USBデバイスとのデータ入出力をIPカプセリングしてIPネットワークを介してクラウドサーバ210に送受信するために、ドライバアプリケーション実行部(2)603を有する。ドライバアプリケーション実行部(2)603は、クラウドサーバ210のドライバアプリケーション実行部(1)511と協働して、携帯端末220を経由するクラウドサーバ210とデバイス230とのデータのやり取りを行なう。ドライバアプリケーション実行部(2)603は、デバイス230から取得したデータをIPネットワークにパケット送信するための、送信フレーム生成部604とカプセリング部605を含む。また、ドライバアプリケーション実行部(2)603は、IPネットワークから受信したパケットからデバイス230にデータを出力するための、アンカプセリング部606とUSBデータ生成部607を含む。そして、クラウドサーバ210とのネットワークを介した通信を制御する通信制御部608を有する。
また、携帯端末220は、通信制御部608を介してUSBデバイスとは異なるデータの送信を行なう送信部613と受信部614とを有する。また、携帯端末220は、タッチパネルやキーボードなどからなる操作部609と、入出力部610とを有する。入出力部610は、受信部514が受信したデータを表示する表示部611と、音声を入出力する音声入出力部612とを有する。
(ユーザ登録DB)
図7は、本実施形態に係るユーザ登録DB505の構成を示す図である。なお、ユーザ登録DB505は、図7の構成に限定されない。
ユーザ登録DB505は、ユーザID701に対応付けて、携帯端末ID702、携帯端末の機種703、通信性能704、携帯端末が有するデバイスコネクタ705、搭載されているデバイスドライバ706、音声通信方式707、データ通信方式708などを記憶する。
(デバイスDB)
図8は、本実施形態に係るデバイスDB508の構成を示す図である。なお、デバイスDB508は、図8の構成に限定されない。
デバイスDB508は、デバイスID801に対応付けて、デバイスの機種802、入力デバイスか出力デバイスかの種別803、デバイスが有する接続コネクタ804、通信方式805、デバイスの能力806などを記憶する。ここで、接続コネクタ804と通信方式805とは対応するので、いずれかを記憶するのみでもよい。
(プログラムDB)
図9は、本実施形態に係るプログラムDB510の構成を示す図である。なお、プログラムDB510は、図9の構成に限定されない。
プログラムDB510には、プログラム種別901として、デバイスドライバと、ドライバアプリケーションと、データ処理アプリケーションとを記憶する。各プログラム種別901には複数のプログラムのプログラムID902を記憶する。そして、各プログラムID902に対応付けて、そのプログラムにより処理可能である、IPネットワークを介する通信相手の通信端末903、その通信方式904、通信端末903が有する接続コネクタ905、接続デバイス906、その能力907などを記憶する。かかるプログラムDB510に基づいて、接続デバイスを動作可能なプログラム候補が検索される。
(組合蓄積DB)
図10および図11は、本実施形態に係る組合蓄積DB212の構成を示す図である。なお、組合蓄積DB212は、図10および図11の構成に限定されない。
まず、図10は、組合蓄積DB212のうち、ユーザごとに蓄積した構成1010を示す図である。
構成1010は、ユーザID1011とユーザが有する携帯端末1012とに対応付けて、接続した経験のある接続デバイス1013を記憶する。そして、接続した各接続デバイス1013に対応付けて、今まで使用した使用ドライバ1014と使用アプリ1015とのプログラム組合せを記憶する。なお、プログラム組合せは、データ処理アプリや他の関連プログラムを含んでもよい。このプログラム組合せに対応付けて、その評価の指標となる、利用回数1016、各回の満足度を累積した累積満足度1017、累積満足度1017を回数で除算した平均満足度1018を記憶する。なお、評価の指標はこれに限定されない。他の指標1019も記憶する。
次に、図11は、組合蓄積DB212のうち、全ユーザについて蓄積した構成1120を示す図である。
構成1120は、携帯端末1121に対応付けて、接続コネクタ1122を記憶する。さらに、各接続コネクタ1122に対応付けて、接続した経験のある接続デバイス1123を記憶する。以下、使用ドライバ1124から平均満足度1128までは、評価の指標が全ユーザとなるだけで、図10の使用ドライバ1014から平均満足度1018までと同様である。さらに、全ユーザの満足度のうち、最大満足度と最小満足度1129を記憶する。なお、評価の指標はこれに限定されない。他の指標も記憶する。
《クラウドサーバのハードウェア構成》
図12は、本実施形態に係るクラウドサーバ210のハードウェア構成を示すブロック図である。
図12で、CPU1210は演算制御用のプロセッサであり、プログラムを実行することで図5のクラウドサーバ210の各機能構成部を実現する。ROM1220は、初期データおよびプログラムなどの固定データおよびプログラムを記憶する。また、通信制御部501は通信制御部であり、本実施形態においては、ネットワーク330を介して携帯端末220、240および311〜313と通信する。なお、CPU1210は1つに限定されず、複数のCPUであっても、あるいは画像処理用のGPU(Graphics Processing Unit)を含んでもよい。
RAM1240は、CPU1210が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM1240には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。ユーザ情報1241は、通信中のユーザの識別子とその認証情報などである。端末情報1242は、通信中の携帯端末の識別子とその認証情報などである。ディスクリプタ1243は、携帯端末に接続したデバイスから携帯端末が取得してクラウドサーバ210に送信したデバイス情報である。提案プログラムテーブル509aは、クラウドサーバ210から携帯端末を通じてユーザに提案するため、接続デバイスを動作させるのに適切なプログラムを選定して記憶するテーブルである(図13参照)。デバイス用データ1244は、デバイスに入出力するためのデータである。送受信メッセージ1245は、携帯端末と通信制御部501を介して送受信するメッセージである。
ストレージ1250には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ユーザ登録DB505は、図7に示したデータベースである。デバイスDB508は、図8に示したデータベースである。プログラムDB510は、図9に示したデータベースである。組合蓄積DB212は、図10および図11に示したデータベースである。
ストレージ1250には、以下のプログラムが格納される。クラウドサーバ制御プログラム1251は、本クラウドサーバ210の全体を制御するプログラムである。デバイス情報取得モジュール1252は、クラウドサーバ制御プログラム1251において、携帯端末に接続したデバイスの情報を取得するモジュールである。プログラム選定モジュール1253は、クラウドサーバ制御プログラム1251において、組合蓄積DB212を参照して接続したデバイスを動作させる適切なプログラムを選定するモジュールである(図14参照)。デバイス制御モジュール1254は、クラウドサーバ制御プログラム1251において、接続したデバイスを制御するモジュールである。デバイス制御モジュール1254は、USBデバイスドライバを含む。ドライバアプリケーション(1)1255は、携帯端末のドライバアプリケーション(2)1656と協働して、クラウドサーバ210と携帯端末220とデバイス230を繋ぐためのプログラムである。
なお、図12には、本実施形態に必須なデータやプログラムのみが示されており、本実施形態に関連しないデータやプログラムは図示されていない。
(提案プログラムテーブル)
図13は、本実施形態に係る提案プログラムテーブル509aの構成を示す図である。
提案プログラムテーブル509aは、携帯端末ID1301とユーザID1302とに対応付けて、携帯端末に接続した接続デバイス1303を記憶する。そして、各接続デバイス1303に対応付けて、プログラム選定モジュール1253が選定したデバイスドライバとドライバアプリとの組合せを記憶する。デバイスドライバとドライバアプリとの組合せは、ユーザ単位の満足度に基づいたユーザ嗜好の組合せ1304と、全ユーザの満足度を考慮したデバイスサーバ推奨の組合せ1305と、を含む。
なお、データ処理アプリを含んでもよい。また、さらに他の指標、例えばデバイスの使用環境に適切なプログラムの組合せを選定してもよい。使用環境としては、例えば、速さを重視するか品質を重視するかなども含まれてよい。
《クラウドサーバの処理手順》
図14は、本実施形態に係るクラウドサーバ210の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図12のCPU1210がRAM1240を使用しながら実行し、図5の機能構成部を実現する。
まず、ステップS1411において、パケットの受信か否かを判定する。また、ステップS1431において、パケットの送信か否かを判定する。パケットの受信であればステップS1413に進み、アンカプセリングして、接続したデバイスのディスクリプタの受信であるか否かを判定する。ディスクリプタでなければ、入力データの受信とする。
ディスクリプタの受信であればステップS1415に進んで、ディスクリプタから接続したデバイスのデバイス情報を取得する。そして、ステップS1417において、デバイス情報から組合蓄積DB212を参照してデバイスを適切に動作させるプログラムを選定する(図15参照)。ステップS1419においては、選定されたデバイスドライバを起動する。なお、デバイスに対しては、クラウドサーバ210によるデバイスアドレスが設定される。次に、ステップS1421において、ドライバアプリケーションを起動する。必要であれば、携帯端末220に対応するアプリケーションをダウンロードする。
入力データの受信であればステップS1423に進んで、入力データを取得する。そして、ステップS1525において、必要に応じてデータ処理が行なわれる。なお、データ処理アプリケーションもステップS1417において選定されてよい。ステップS1427においては、デバイスからの入力データを記憶する。
一方、デバイスへのパケット送信であればステップS1433に進んで、出力データを取得する。そして、ステップS1435において、デバイスへカプセリングした出力データを出力する。すなわち、デバイスドライバおよびドライバアプリケーションに出力データを渡す。
(プログラム選定処理)
図15は、本実施形態に係るプログラム選定処理S1417の処理手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS1501において、接続したデバイス情報に基づいて組合蓄積DB212の履歴からユーザが使用したプログラムを検索し、満足度の高い適切なプログラムを選定する。次に、ステップS1503において、接続したデバイス情報に基づいて組合蓄積DB212の履歴から全ユーザの蓄積データを検索し、満足度の高い適切なプログラムを選定する。
ステップS1505においては、プログラムをユーザに提案してユーザの指定を問い合わせるか否かを判定する。ユーザに問い合わせる場合はステップS1507に進んで、選定した満足度の高いプログラムをユーザの指定する携帯端末に送信する。そして、ステップS1509においてユーザによるプログラム指定を待って、プログラム指定を受信するとリターンする。ユーザに問い合わせない場合は、そのままリターンしてプログラムを実行することになる。
なお、ステップS1505における「プログラムをユーザに提案してユーザの指定を問い合わせるか否かの判定」は、以下のように行なわれる。例えば、クラウドサーバ210が、ユーザ登録などの時に、ユーザに問い合わせるか/問い合わせ無しに実行して良いかを設定して、予めテーブルに登録してもよい。かかる設定は、ユーザ単位でなく、更に細かくプログラムグループ単位やプログラム単位で設定してもよい。また、携帯端末220からクラウドサーバ210へのデバイス情報に、ユーザによる指定が必要か否かの情報が含まれていてもよい。この場合には、デバイス接続毎にユーザが設定してもよいし、予め携帯端末220に登録していてもよい。この登録情報も、ユーザ単位でなく、更に細かくプログラムグループ単位やプログラム単位の設定であってもよい。
なお、ステップS1507において、「ユーザによるプログラム表示の送信先の携帯端末指定」が無ければ、プログラム表示はデバイスを接続した携帯端末220に対して行なわれる。「ユーザによるプログラム表示の送信先の携帯端末指定」は、例えば、図2においては、予め携帯端末220からユーザが携帯端末240へのプログラム表示をして、クラウドサーバ210内に記憶してもよい。また、携帯端末220からユーザが携帯端末240へのプログラム表示の転送を指定してもよい。あるいは、本人あるいは他のユーザが他の携帯端末において選定されたプログラムを見たい場合には、アクセスした他の携帯端末を送信先に指定する。また、予め接続デバイスや接続デバイスグループを利用したアプリケーションにおけるデバイス接続であれば、クラウドサーバ210内に予め設定された送信する携帯端末を指定するテーブルを有し、これを参照してもよい。
《携帯端末のハードウェア構成》
図16は、本実施形態に係る携帯端末220、240、311〜313のハードウェア構成を示すブロック図である。以下、携帯端末220を代表して説明する。
図16で、CPU1610は演算制御用のプロセッサであり、プログラムを実行することで図6の携帯端末220の各機能構成部を実現する。ROM1620は、初期データおよびプログラムなどの固定データおよびプログラムを記憶する。また、通信制御部608は通信制御部であり、本実施形態においては、ネットワークを介してクラウドサーバ210と通信する。なお、CPU1610は1つに限定されず、複数のCPUであっても、あるいは画像処理用のGPUを含んでもよい。
RAM1640は、CPU1610が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM1640には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。ユーザID1641は、携帯端末を使用中のユーザの識別子とその認証情報である。デバイス接続フラグ1642は、携帯端末のUSBコネクタ601にデバイスを接続したことを示すフラグである。取得したディスクリプタ1643は、接続したUSBデバイスから取得したディスクリプタである。デバイス入出力パケット1644は、USBデバイスに入出力するパケットである。サーバ送受信パケット1645は、通信制御部608を介してクラウドサーバ210と送受信するカプセリングしたパケットである。入出力データ1646は、入出力インタフェース1660を介して入出力される入出力データを示す。
ストレージ1650には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。携帯端末ID1651は、本携帯端末の識別子である。ストレージ1650には、以下のプログラムが格納される。携帯端末制御プログラム1652は、本携帯端末220の全体を制御する制御プログラムである。接続デバイス制御モジュール1653は、携帯端末制御プログラム1652において、接続したデバイスを制御するモジュールである。接続デバイス制御モジュール1653には、汎用USBドライバ1654が含まれる。ドライバアプリケーション(2)1655は、クラウドサーバ210のドライバアプリケーション(1)1255と協働して、クラウドサーバ210−携帯端末220−デバイス230を結ぶ。
入出力インタフェース1660は、入出力機器との入出力データをインタフェースする。入出力インタフェース1660には、表示部611、タッチパネルなどからなる操作部609が接続される。また、スピーカやマイクなどの音声入出力部612が接続される。さらに、GPS(Global Positioning System)位置生成部1661やカメラ1662などが接続される。そして、USBコネクタ601が接続される。
なお、図16には、本実施形態に必須なデータやプログラムのみが示されており、本実施形態に関連しないデータやプログラムは図示されていない。
《携帯端末の処理手順》
図17Aは、本実施形態に係る携帯端末220、240、311〜313の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図16のCPU1610がRAM1640を使用して実行し、図6の機能構成部を実現する。
まず、ステップS1711において、USBコネクタ601にUSBデバイスが接続したか否かを判定する。次に、ステップS1721において、デバイスからの入力データをクラウドサーバ210に送信するか否かを判定する。次に、ステップS1731においては、クラウドサーバ210からデバイスへの出力データ用パケットの受信か否かを判定する。
USBデバイスが接続された場合はステップS1713に進んで、汎用USBデバイスを起動する。そして、ステップS1715において、携帯端末からのデバイスアドレス設定をして、ディスクリプタを取得する。次に、ステップS1717において、取得したディスクリプタをクラウドサーバ210に送信する。ステップS1719においては、クラウドサーバ210の処理に従ってデバイス接続の処理を行なう(図17B参照)。
入力データのクラウドサーバ210への送信であればステップS1723に進んで、デバイスからの入力データを取得する。そして、ステップS1725において、カプセリングしてクラウドサーバ210への送信パケットを生成し、IPネットワークを介して送信する。一方、出力パケットのクラウドサーバ210からの送信であればステップS1733に進んで、アンカプセリングしてデバイスへの出力データを取得する。そして、ステップS1735において、デバイスへUSBパケット化された出力データを出力する。
(デバイス接続処理)
図17Bは、本実施形態に係るデバイス接続処理S1719の処理手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS1751において、クラウドサーバ210から満足度の高い適切なプログラムの提案があるか否かを判定する。提案が無ければステップS1759に進んで、クラウドサーバ210の選定した携帯端末用アプリケーションを起動する。
クラウドサーバ210からの提案があればステップS1753に進んで、受信した提案プログラムを表示する。ステップS1755において、ユーザによる提案プログラムからの使用プログラムの指定を待つ。ユーザの指定があればステップS1757に進んで、指定されたプログラム情報をクラウドサーバ210に送信する。そして、ステップS1759において、携帯端末用アプリケーションを起動する。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る情報処理システムについて説明する。本実施形態に係る情報処理システムは、上記第2実施形態と比べると、デバイスが携帯端末に接続された時に、携帯端末がデバイス情報を取得できない点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、どんなデバイスが接続されても制御が可能である。
《情報処理システムの動作手順》
図18は、本実施形態に係る情報処理システム1800における携帯端末がデバイス情報を取得できない場合の動作手順を示すシーケンス図である。
図18においては、携帯端末220がデバイス情報を取得できない例として、デバイスがRS232ケーブルからUSBケーブルに接続されている場合を説明する。携帯端末220は、USBパケットからRS232に接続されたデバイスのデバイス情報を取得する特殊ドライバを有しないとする。しかし、これに限定されない。なお、図18において第2実施形態の図4Aと同様のステップには同じステップ番号を付して、説明は省略する。
ステップS1801においては、RS232ケーブルとUSBケーブルによってデバイスが携帯端末220に接続される。携帯端末220は、ステップS403以降、汎用USBドライバを起動してデバイスのディスクリプタを取得しようとするが、ステップS407において、ディスクリプタを取得できないまま、タイムアウトをする。
携帯端末220は、タイムアウトを検出すると、ステップS1809において、汎用USBドライバの処理を停止する。そして、ステップS1811において、クラウドサーバ210に接続したデバイスの制御を依頼する。
デバイス制御の依頼を受けたクラウドサーバ210は、ステップS1813において、接続したデバイスを動作させ得るドライバ類を順に動作させて、接続したデバイスを判定する。詳細には、まず、ステップS1815において1組のドライバを起動する。次に、ステップS1817において、起動したドライバでデバイスをアクセスする。ステップS1819において、デバイスを制御可能か否かが判定される。制御可能と判定されれば、ステップS1821において、そのドライバによってデバイス情報を取得する。かかるドライバには、デバイスを駆動可能なドライバと共に、RS232とUSBとの変換を実現するドライバが含まれる。
デバイス情報が獲得できれば、ステップS411において、組合蓄積DB212を参照して、デバイスドライバを含む適切なプログラムを選定する。以降は、図4Aと同様の処理が行なわれる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係る情報処理システムについて説明する。本実施形態に係る情報処理システムは、上記第2実施形態と比べると、クラウドサーバで使用するプログラムではなく、蓄積された履歴に基づいてデバイス使用時に置かれた環境要因により適切なデバイス設定が選定される点で異なる。その他の構成および動作は、第2および第3実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、携帯端末にデバイスが接続された場合に、ネットワークおよび携帯端末を介してデバイスを適切に制御するためのデバイス設定を選定できる。
《情報処理システム》
図19および図20を参照して、本実施形態に係る情報処理システムの構成および動作を説明する。
(動作説明)
図19は、本実施形態に係る情報処理システム1900の動作を説明する図である。なお、第2実施形態の図2と同様の構成要素には同じ参照番号を付して、説明は省略する。
図19の情報処理システム1900は、情報処理装置であるクラウドサーバ1910を有する。クラウドサーバ1910は、デバイスと環境要因に対応する設定情報や代替情報との組合せの履歴を蓄積する組合蓄積DB1912を参照して、組合選定部1911において、携帯端末220に接続したデバイス230を適切に動作させる設定情報や代替情報を選定する。なお、選定される設定情報は、デバイス230に対してクラウドサーバ1910から自動的に設定されてもよいし、図19のように、タブレットである携帯端末240に表示して、ユーザにより設定されてもよい。
携帯端末220のコネクタ(例えば、USBコネクタ)にデバイス230が接続されると、クラウドサーバ1910は、携帯端末220を経由してデバイス230を認知する。そして、携帯端末220またはデバイス230が検知した環境要因に基づいて、デバイス230に設定された設定データの履歴や携帯端末220とデバイス230との組合せの履歴を蓄積した組合蓄積DB1912に基づいて、適切な設定データあるいは適切な携帯端末220とデバイス230との組合せが選定される。そして、選定された適切な設定データあるいは適切な携帯端末220とデバイスとの組合せは、携帯端末240の表示画面241上のウインドウ1942内に提案される。図19では、ウインドウ1942内に、携帯端末220またはデバイス230が検知した環境要因に基づいて選定された、携帯端末220への過去のデバイス230の接続時に使用して満足度の高かった設定データを含むデバイス設定1943が提案されている。また、携帯端末とデバイスとの組合せ履歴における過去の満足度の累積などから、デバイスの代替提案と携帯端末の代替提案とを含む代替1944が提案されている。
なお、図19においては、デバイス230を接続した携帯端末220とは異なる携帯端末240に、デバイス設定1943やデバイスや携帯端末の代替1944を提案したが、携帯端末220の表示画面221上に提案してもよい。
(動作手順)
図20は、本実施形態に係る情報処理システム1900の動作手順を示すシーケンス図である。なお、第2実施形態の図4Aと同様のステップには同じステップ番号を付して、説明を省略する。また、ディスクリプタ取得までの手順は同じであるので、ステップS409の携帯端末220からクラウドサーバ1910へのディスクリプタ送信から図示する。
ステップS2011において、クラウドサーバ1910は、デバイス230および/または携帯端末220が検知した環境要因を取得する。なお、環境要因には、図19の例のようなデジタルカメラであれば、天気や明るさなどが含まれ、プリンタであれば、温度や湿度などが含まれる。ステップS2013においては、過去の履歴を蓄積した組合蓄積DB1912に基づいて、検知した環境要因に対して適切な設定データが選定される。また、ステップS2015においては、過去の履歴を蓄積した組合蓄積DB1912に基づいて、検知した環境要因に対して適切な代替デバイスや代替携帯端末が選定される。
ステップS2017においては、選定された設定情報や代替情報を、ユーザによる設定や代替のために、携帯端末220あるいは他の携帯端末240に送信して問い合わせる。なお、設定情報は問い合わせをせずに、クラウドサーバ1910からデバイス230に設定することもできる。以下、ステップS415におけるUSBデバイスドライバの起動以降は、図4Aと同様であるので省略する。
《クラウドサーバの機能構成》
図21は、本実施形態に係るクラウドサーバ1910の機能構成を示すブロック図である。なお、図21において、第2実施形態の図5と同様の機能構成部には同じ参照番号を付して、説明は省略する。また、煩雑さを避けるため第2実施形態の処理に対応する機能構成部の接続線は削除している。
環境要因情報受信部2113は、デバイス230あるいは携帯端末220が検知した環境要因情報を、ネットワークを介して携帯端末220から受信する。受信された環境要因に対応付けてデバイス設定やデバイスと携帯端末との組合せの履歴が組合蓄積DB1912に蓄積される(図22参照)。組合選定部2111は、デバイス判定部507からのデバイス情報と、環境要因情報受信部2113からの環境要因情報とに従って、デバイスの設定情報や代替デバイス、代替携帯端末を選定する。選定された情報は、提案情報を記憶する提案情報テーブル2109a(図23参照)を有する提案情報送信部2109から携帯端末に送信される。
(組合蓄積DB)
図22は、本実施形態に係る組合蓄積DB1912の構成を示す図である。なお、図22に示すデータは、図10および図11のデータに追加して蓄積されてよい。
図22の上段は、接続デバイスの設定値の履歴を蓄積するデータベース2210である。データベース2210は、接続デバイス2211に対応付けて、種々の環境要因2212とそれに対応する設定値2213の履歴と、各設定値2213の満足度2214を記憶する。
また、図22の下段は、接続デバイスと携帯端末との組合せの履歴を蓄積するデータベース2220である。データベース2220は、接続デバイス2221に対応付けて、種々のデバイス環境要因2222とそれに対応する携帯端末2223の履歴と、接続デバイスと携帯端末との組合せの満足度2224を記憶する。
(提案情報テーブル)
図23は、本実施形態に係る提案情報テーブル2109aの構成を示す図である。
提案情報テーブル2109aは、接続したデバイス2301に対応付けて、設定値2302とその満足度2303、接続した携帯端末2304とその満足度2305、を記憶する。
《クラウドサーバの処理手順》
図24は、本実施形態に係るクラウドサーバ1910の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図12のCPU1210がRAM1240を使用しながら実行し、図21の機能構成部を実現する。なお、第2実施形態の図14と同様のステップには同じステップ番号を付して、説明を省略する。
ステップS2441において、携帯端末220から受信したパケットが入力データである場合に、さらに、環境要因情報であるか否かを判定する。環境要因情報であればステップS2443に進んで、環境要因情報により組合蓄積DB1912を検索して、適切なデバイス設定値を選定する。また、環境要因情報により組合蓄積DB1912を検索して、適切なデバイスと携帯端末との組合せを選定する。そして、ステップS2447において、選定したデバイス設定値や代替情報を携帯端末220あるいは240に送信する。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態に係る情報処理システムについて説明する。本実施形態に係る情報処理システムは、上記第2および第3実施形態と比べると、蓄積された履歴に基づいて、携帯端末に接続されたデバイスに対応する適切な他のデバイスを選定する点で異なる。その他の構成および動作は、第2乃至第4実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、携帯端末にデバイスが接続された場合に、ネットワークおよび携帯端末を介して接続すべき適切な他のデバイスを選定できる。
《情報処理システム》
図25および図26を参照して、本実施形態に係る情報処理システムの構成および動作を説明する。
(動作説明)
図25は、本実施形態に係る情報処理システム2500の動作を説明する図である。なお、第2実施形態の図2および第4実施形態の図19と同様の構成要素には同じ参照番号を付して、説明は省略する。
図25の情報処理システム2500は、情報処理装置であるクラウドサーバ2510を有する。クラウドサーバ2510は、接続されたデバイスと対応付けられるデバイスとの組合せの履歴を蓄積する組合蓄積DB2512を参照して、組合選定部2511において、携帯端末220に接続したデバイス230に対応する適切なデバイスを選定する。なお、本実施形態では、携帯端末220への入力デバイスの接続に対応する出力デバイスの選定を説明するが、これに限定されない。出力デバイスに対応する入力デバイスの選定、あるいは入力デバイスに対応する他の入力デバイスの選定や、出力デバイスに対応する他の出力デバイスの選定であってもよい。
携帯端末220のコネクタ(例えば、USBコネクタ)にデバイス230が接続されると、クラウドサーバ2510は、携帯端末220を経由してデバイス230を認知する。そして、携帯端末220に接続したデバイス230に基づいて、デバイス230と対応するデバイスとの組合せの履歴を蓄積した組合蓄積DB2512に基づいて、適切なデバイス230と他のデバイスとの組合せが選定される。そして、選定された適切なデバイス230と他のデバイスとの組合せは、携帯端末240の表示画面241上のウインドウ2542内に提案される。図25では、ウインドウ2542内に、携帯端末220に接続した入力デバイスであるデジタルカメラに対応して選定された、満足度の高かった出力デバイス2543が提案されている。
なお、図19においては、デバイス230を接続した携帯端末220とは異なる携帯端末240に、出力デバイス2543を提案したが、携帯端末220の表示画面221上に提案してもよい。
(動作手順)
図26は、本実施形態に係る情報処理システム2500の動作手順を示すシーケンス図である。なお、第2実施形態の図4Aと同様のステップには同じステップ番号を付して、説明を省略する。また、ディスクリプタ取得までの手順は同じであるので、ステップS409の携帯端末220からクラウドサーバ2510へのディスクリプタ送信から図示する。
ステップS2611において、クラウドサーバ2510は、過去の履歴を蓄積した組合蓄積DB2512に基づいて、入力デバイスであるデバイス230に対応する適切な出力デバイスを選定する。ステップS2613においては、出力デバイス情報を携帯端末220あるいは他の携帯端末240に送信する。
以下、他の携帯端末240に対応する出力デバイスを接続する例を示すが、これに限定されない。携帯端末へのUSBデバイス接続時の処理は、図4Aと同様である、まず、ステップS2615において、携帯端末240のUSBコネクタにUSBケーブルで出力デバイスが接続される。ステップS2617において汎用USBドライバが起動して、携帯端末240と出力デバイスとの間のパケットのやり取りが開始される。携帯端末240は出力デバイスをクリアした後、ステップS2619において、携帯端末240をホストとするデバイスアドレスを設定する。そして、携帯端末240は、ステップS2621において、出力デバイスに設定されているディスクリプタを取得する。ディスクリプタには、デバイス・ディスクリプタ、コンフィギュレーション・ディスクリプタ、インタフェース・ディスクリプタ、エンドポイント・ディスクリプタ、を含む。携帯端末240は、ステップS2623において、取得したディスクリプタをIPカプセリングしてクラウドサーバ2510に送信する。以下、ステップS411以降のプログラム選定および起動処理は、図4Aと同様なので図示は省略する。
その後、例えば、入力デバイスから出力デバイスへのデータ転送が以下のように行なわれる。ステップS2631において、携帯端末220は、入力デバイスから携帯端末220へのバルク転送(IN)により入力データを取得する。そして、ステップS2633において、入力データをIPカプセリングしてクラウドサーバ2510に送信する。クラウドサーバ2510は、受信したパケットをアンカプセリングして入力データを取得し、ステップS2635において記憶する。必要であれば、ステップS2637において、データ処理が行なわれる。
次に、ステップS2639において、カプセリングした出力データがクラウドサーバ2510から携帯端末240に送信される。携帯端末240は、出力データのUSBパケットを生成して、ステップS2641において、バルク転送(OUT)により出力デバイスに送出する。
《クラウドサーバの機能構成》
図27は、本実施形態に係るクラウドサーバ2510の機能構成を示すブロック図である。なお、図27において、第2実施形態の図5と同様の機能構成部には同じ参照番号を付して、説明は省略する。また、煩雑さを避けるため第2実施形態の処理に対応する機能構成部の接続線は削除している。
デバイス判定部507でディスクリプタから判定した接続デバイスの組合せの履歴が組合蓄積DB2512に蓄積される(図28参照)。組合選定部2711は、デバイス判定部507からの携帯端末220に接続したデバイス情報に従って、対応するデバイスを選定する。選定されたデバイス情報は、対応デバイスを記憶する対応デバイステーブル2709a(図29参照)を有する対応デバイス送信部2709から携帯端末に送信される。
(組合蓄積DB)
図28は、本実施形態に係る組合蓄積DB2512の構成を示す図である。なお、図28に示すデータは、図10および図11のデータ、あるいは図22のデータに追加して蓄積されてよい。
図28は、第1デバイスと第2デバイスとの対応の履歴を蓄積するデータベース2810である。本実施形態では、例えば、第1デバイスが入力デバイスであり、第2デバイスが出力デバイスである。データベース2810は、第1デバイス2811に対する、携帯端末を含む接続端末2812、デバイスドライバ2813、デバイスアプリ2814の組合せを記憶する。その組合せに対応して、第2デバイス2815に対する、携帯端末を含む接続端末2816、デバイスドライバ2817、デバイスアプリ2818の組合せを記憶する。これら全体の組合せに対応付けて、満足度2819を記憶する。
(対応デバイステーブル)
図29は、本実施形態に係る対応デバイステーブル2709aの構成を示す図である。
対応デバイステーブル2709aは、携帯端末220に接続したデバイスのデバイスID2901に対応付けて、入出力2902、接続デバイスに対応して選定されたデバイスドライバ2903、選定されたドライバアプリ2904、を記憶する。そして、接続デバイスに対応して選定された適切なデバイスのデバイスID2905、入出力2906、使用するデバイスドライバ2907、使用するドライブアプリ2908、その満足度2909を記憶する。
《クラウドサーバの処理手順》
図30は、本実施形態に係るクラウドサーバ2510の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図12のCPU1210がRAM1240を使用しながら実行し、図27の機能構成部を実現する。なお、第2実施形態の図14と同様のステップには同じステップ番号を付して、説明を省略する。
ステップS1415において携帯端末220に接続したデバイス230から取得したデバイス情報に基づいて、ステップS3017において、組合蓄積DB2512を参照して接続デバイスに対応する適切なデバイスを選定する。そして、ステップS3019において、選定した適切なデバイスを携帯端末220あるいは240に通知する。
[第6実施形態]
次に、本発明の第6実施形態に係る情報処理システムについて説明する。本実施形態に係る情報処理システムは、上記第2、第4および第5実施形態の処理をユーザが携帯端末から選択できる点で異なる。その他の構成および動作は、第2乃至第5実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、第2、第4および第5実施形態の処理の組合せを、ユーザが適切に選定できる。
《情報処理システムの動作説明》
図31は、本実施形態に係る情報処理システム3100の動作を説明する図である。なお、第2実施形態の図2、第4実施形態の図19、または第5実施形態の図25と同様の構成要素には同じ参照番号を付して、説明は省略する。
情報処理システム3100は、上記第2実施形態、第4実施形態および第5実施形態を組み合わせて、その適切な組合せの対象を切り替え可能な実施形態である。クラウドサーバ3110は、第2実施形態の図10および図11、第4実施形態の図22、および第5実施形態の図28を含む組合蓄積DB3112を有する。また、第2実施形態の図13、第4実施形態の図23、および第5実施形態の図29を切り替えるテーブル3111を有する。
携帯端末240へのクラウドサーバ3110からの提案は、それぞれに表示されたスイッチ3141、3142、3143によって互いに切り替わるように構成されている。
なお、クラウドサーバ3110の構成および動作は、第2実施形態、第4実施形態および第5実施形態を組み合わせたものであるので、説明は省略する。
[第7実施形態]
次に、本発明の第7実施形態に係る情報処理システムについて説明する。本実施形態に係る情報処理システムは、上記第2乃至第6実施形態と比べると、接続したデバイスの予想通信量に基づいて、携帯端末の通信容量(帯域)を拡張できる点で異なる。その他の構成および動作は、第2乃至第6実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、携帯端末にデバイスが接続された場合に、ネットワークおよび携帯端末を介するデバイスとの通信容量をデバイスの通信量に対応して選定できる。
《情報処理システム》
図32および図33を参照して、本実施形態に係る情報処理システムの構成および動作を説明する。
(動作説明)
図32は、本実施形態に係る情報処理システム3200の動作を説明する図である。なお、第2実施形態乃至第6実施形態と同様の構成要素には同じ参照番号を付して、説明は省略する。
図32の情報処理システム3200は、携帯端末3220と情報処理装置であるクラウドサーバ3210とを有する。ここで、スマートフォンである携帯端末3220は、4G/3Gなどによるデータ通信と、WiFi(wireless fidelity)による音声通信とが同時に動作可能である。また、携帯端末3220には、USBケーブルでアダプタ3230が接続されている。アダプタ3230は、複数のコネクタを有する。また、クラウドサーバ3210は、接続されたデバイスから予想される通信量に十分な通信容量と通信方式との組合せの履歴を蓄積する組合蓄積DB3212を参照して、組合選定部3211において、携帯端末3220に接続したデバイスに対応する適切な通信方式を選定する。
図32は、キーボード3240とポインティングデバイス3250とが既に携帯端末3220に接続されて動作している場合に、大型ディスプレイ3260を携帯端末3220に追加接続した状況を示している。当初、携帯端末3220とクラウドサーバ3210は、4Gまたは3Gによる通信でキーボード3240とポインティングデバイス3250との制御およびデータの入出力をしている。
ここで、大型ディスプレイ3260が接続されて、その予測通信量から、携帯端末3220の4Gあるいは3Gでの通信容量では足らない可能性が判明すると、図32の中央図に示したように、携帯端末3220には“通信容量が不足する可能性があります。WiFi通信加えて通信しますか”とのメッセージが報知される。
ユーザが“はい”のボタン3223をタッチすると、図32の右図に示したように、クラウドサーバ3210と携帯端末3220との通信は、4G/3GとWiFiとの両方で行なわれて通信容量を増加させ、通信量の増大をカバーする。
なお、実際には、IPネットワーク中は両通信方式のルートを区別することは出来ず、携帯端末220との最後の無線通信の段階で2通信方式に分離される。また、通信方式は、4G、3G、WiFiに限定されない。携帯端末3220が有する複数の通信チャネルが通信容量増加のために使用される。また、図32では、接続するデバイスの増加の例を示したが、例えば、通信容量の減少などの環境変化をクラウドサーバ3210が予測して、複数の通信チャネルを使用して通信容量増加の処理を行なってもよい。
なお、図32においては、デバイスを接続した携帯端末3220に、通信チャネル追加を提案したが、先述の実施形態のように他の携帯端末240の表示画面241上に提案してもよい。
(動作手順)
図33は、本実施形態に係る情報処理システム3200の動作手順を示すシーケンス図である。なお、第2実施形態の図4Aと同様のステップには同じステップ番号を付して、説明を省略する。また、ディスクリプタ取得までの手順は同じであるので、ステップS409の携帯端末3220からクラウドサーバ2510へのディスクリプタ送信から図示する。
ステップS3311において、クラウドサーバ3210は、過去の履歴を蓄積した組合蓄積DB3212に基づいて、クラウドサーバ3210と携帯端末3220間の通信量を予測する。そして、ステップS3313において、通信容量(帯域)が予測した通信量に対して十分か否かを判定する。かかる判定は、予測通信量の最大値あるいはその何割かを超える通信容量があるかにより判断するのが望ましい。通信容量が十分であればステップS415に進み、USBデバイスドライバを起動する。それ以降の手順は、図4Aと同様である。
一方、通信容量が十分でない場合はステップS3315に進んで、過去の履歴を蓄積した組合蓄積DB3212に基づいて、クラウドサーバ3210と携帯端末3220間の適切な通信方式を選定する。そして、ステップS3317において、通信方式の変更を携帯端末3220あるいは240に提案して、ユーザに問い合わせる。なお、ステップS3317における問い合わせをせずに、クラウドサーバ3210が自動的に適切な通信方式に変更してもよい。
ユーザからの通信方式指定を受けると、ステップS3319において、指定された通信方式に変更する。そして、ステップS3321において、USBデバイスドライバを起動する。ステップS3323においては、第1チャネル用のドライバアプリを起動する。ステップS3325においては、第2チャネル用のドライバアプリを起動する。上記プログラムが起動されれば、ステップS3327において、第1デバイス(キーボード3240/ポインティングデバイス3250)の入出力が実行され、ステップS3329において、追加された第2デバイス(大型ディスプレイ3260)の入出力が実行される。
なお、第1デバイスと第2デバイスとの分割は、図33と異なる分割でもよい。あるいは、入力データと出力データとを分割して異なるチャネルで通信してもよい。
《クラウドサーバの機能構成》
図34は、本実施形態に係るクラウドサーバ3210の機能構成を示すブロック図である。なお、図34において、第2実施形態の図5と同様の機能構成部には同じ参照番号を付して、説明は省略する。また、煩雑さを避けるため第2実施形態の処理に対応する機能構成部の接続線は削除している。
デバイス判定部507でディスクリプタから判定した接続デバイスの組合せの履歴と対応する通信量および通信方式の組合せが組合蓄積DB3212に蓄積される(図36参照)。通信量予測部3413は、携帯端末3220に接続されたデバイスに基づいて、組合蓄積DB3212を参照して通信量を予測する。組合選定部3411は、通信量予測部3413の予測した通信量に従って、適切な通信方式を選定する。選定された通信方式は、通信方式の提案を記憶する提案通信方式テーブル3409a(図37参照)を有する通信方式送信部3409から携帯端末に送信される。
また、4G(3G)/WiFiの分離/結合部3414は、携帯端末3220への送信データの通信経路を4G/3GとWiFiとに分離、あるいは携帯端末3220からの受信データの結合を行なう。
《携帯端末の機能構成》
図35は、本実施形態に係る携帯端末3220の機能構成を示すブロック図である。なお、図35において、第2実施形態の図6と同様の機能構成部には同じ参照番号を付して、説明は省略する。
通信分離部3515は、クラウドサーバ3210への通信経路を4G/3GとWiFiとに分離する。図6と同じ通信制御部608は4G/3Gの通信を行ない、第2通信制御部3508はWiFiの通信を行なう。
(組合蓄積DB)
図36は、本実施形態に係る組合蓄積DB3212の構成を示す図である。
組合蓄積DB3212の上段は、携帯端末の各通信方式における通信容量の履歴データ3610である。通信容量の履歴データ3610は、携帯端末3611に対応付けて、4Gのみの通信容量3612、3Gのみの通信容量3613、WiFiのみの通信容量3614、4G+WiFiの通信容量3615、3G+WiFiの通信容量3616を記憶する。
組合蓄積DB3212の中段は、接続デバイスに対応する通信量の履歴データ3620である。通信量の履歴データ3620は、接続デバイス3621に対応付けて、最大通信量3622、平均通信量3623、USBの最大通信量3624、USBの平均通信量3625を記憶する。なお、USB以外のデバイス接続であれば、対応する最大通信量と平均通信量とを記憶する。
組合蓄積DB3212の下段は、接続デバイス組に対応する通信量の履歴データ3630である。すなわち、複数のデバイスが接続した場合に、個々のデバイスの通信量の総和とならないことがあるので準備される。接続デバイス組の通信量の履歴データ3630は、接続デバイス組み3631に対応付けて、最大通信量3632、平均通信量3633、USBの最大通信量3634、USBの平均通信量3635を記憶する。なお、USB以外のデバイス接続であれば、対応する最大通信量と平均通信量とを記憶する。また、USBと他のデバイス接続の混在であれば、それらの組合せの通信量の履歴が蓄積される。
(提案通信方式テーブル)
図37は、本実施形態に係る提案通信方式テーブル3409aの構成を示す図である。
提案通信方式テーブル3409aは、接続デバイスあるいは接続デバイス組み3701に対応付けて、予測最大通信量3702、予測平均通信量3703、接続している携帯端末3704、現状の通信方式3705、通信方式の変更要否のフラグ3706、変更提案方式3707を記憶する。例えば、第1ラインでは、3Gから4G+WiFiへの変更が提案される。第2ラインでは、通信容量が十分であり通信方式の変更は必要ない。第3ラインでは、3GからWiFiへの変更が提案される。
《クラウドサーバの処理手順》
図38は、本実施形態に係るクラウドサーバ3210の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図12のCPU1210がRAM1240を使用しながら実行し、図38の機能構成部を実現する。なお、第2実施形態の図14と同様のステップには同じステップ番号を付して、説明を省略する。
ステップS1415において携帯端末3220に接続したデバイスから取得したデバイス情報に基づいて、ステップS3811において、組合蓄積DB3212を参照して接続デバイスのトータル通信量を予測する。ステップS3813においては、予測した通信量が現在の携帯端末3220の通信容量で通信OKか否かを判定する。通信OKであれば処理を終了する。通信容量が不足していればステップS3815に進んで、組合蓄積DB3212を参照して提案する適切な通信方式を選定する。そして、選定した通信方式を携帯端末3220に通知する。
パケット受信においてデバイスからの入力データであれば、ステップS3821において、選定された通信方式が4G/3G+WiFiか否かを判定する。4G/3G+WiFiであればステップS3823に進んで、両方式で入力データを取得する。そして、ステップS3825において、両方式で取得した入力データを、必要であればマージする。
一方、携帯端末3220へのパケット送信であればステップS3841に進んで、選定された通信方式が4G/3G+WiFiか否かを判定する。4G/3G+WiFiであればステップS3843に進んで、取得した出力データを4G/3G経由とWiFi経由とに分離する。かかる分離方法は限定されない。できるだけ通信容量の増加量が多い方が、かつ携帯端末3220への負荷の増大が少ない分離方法が望ましい。ステップS3845において、4Gまたは3G経路のパケット送信を行なう。そして、ステップS3847において、WiFi経路のパケット送信を行なう。
[第8実施形態]
次に、本発明の第8実施形態に係る情報処理システムについて説明する。本実施形態に係る情報処理システムは、上記第2乃至第7実施形態と比べると、携帯端末をルータが代替している点で異なる。その他の構成および動作は、第2および第7実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、ルータにデバイスが接続された場合に、ネットワークおよびルータを介してデバイスを適切に制御するデバイスドライバとドライバアプリケーションとの組合せを選定できる。
《情報処理システムの動作説明》
図39は、本実施形態に係る情報処理システム3900の動作を説明する図である。なお、図39において、第2実施形態の図2と同様の構成要素には同じ参照番号を付して、説明は省略する。
ルータ3920は、クラウドサーバ210からの通信の経路に存在し、複数のデバイスコネクタを有している。デバイスコネクタはUSBコネクタが望ましい。ルータ3920には、キーボード3931とポインティングデバイス3932とが接続されている。以下、クラウドサーバ210は、ルータ3920を特定のデータ処理機能を有しない端末として第2実施形態と同様の処理が可能である。
[第9実施形態]
次に、本発明の第9実施形態に係る情報処理システムについて説明する。本実施形態に係る情報処理システムは、上記第2乃至第8実施形態と比べると、携帯端末やルータをノート型PCが代替している点で異なる。その他の構成および動作は、第2および第8実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、ノート型PCにデバイスが接続された場合に、ネットワークおよびノート型PCを介してデバイスを適切に制御するデバイスドライバとドライバアプリケーションとの組合せを選定できる。
《情報処理システムの動作説明》
図40は、本実施形態に係る情報処理システム4000の動作を説明する図である。なお、図40において、第2実施形態の図2と同様の構成要素には同じ参照番号を付して、説明は省略する。
ノート型パーソナルコンピュータ(以下PC)4020には、USBケーブルにより、プロジェクタ4031が接続されている。クラウドサーバ210は、組合蓄積DB212を参照して、デバイスドライバおよびドライバアプリケーションを選定して、クラウドサーバ210で起動する。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されものではない。本発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を推奨実現する制御プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされる制御プログラム、あるいはその制御プログラムを格納した媒体、その制御プログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。

Claims (31)

  1. ネットワークおよび携帯端末を介して接続されたデバイスと、該デバイスを動作させるために情報処理装置において使用されたプログラムとの組合せの履歴を蓄積する蓄積手段と、
    携帯端末に接続されたデバイスに関する情報を、前記ネットワークを介して前記携帯端末から受信した場合に、前記蓄積手段に蓄積された前記デバイスと前記プログラムとの前記組合せの履歴に基づいて、前記デバイスと前記プログラムとの組合せを選定する選定手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記プログラムは、前記デバイスを駆動するデバイスドライバと、前記デバイスを前記ネットワークおよび前記携帯端末を介して制御するためのドライバアプリケーションとを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記選定手段が選定した前記デバイスと前記プログラムとの前記組合せを、前記ネットワークを介して前記ユーザが指定する端末に送信する送信手段を、さらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記蓄積手段は、さらに、デバイス使用時の環境要因の組合せを蓄積し、
    前記選定手段は、さらに、前記蓄積手段を参照して、携帯端末に接続された前記デバイスを制御するための前記環境要因の組合せを選定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記蓄積手段は、さらに、入力デバイスと出力デバイスとの組合せを蓄積し、
    前記選定手段は、さらに、前記蓄積手段を参照して、携帯端末に接続された前記デバイスを含む入力デバイスと出力デバイスとの組合せを選定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記選定手段による、前記デバイスと前記プログラムとの組合せの前記選定と、前記環境要因の組合せの前記選定と、前記入力デバイスと前記出力デバイスとの組合せの前記選定とのいずれかを選択する選択手段をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記選定手段は、前記蓄積手段に蓄積された組合せのうち、出現数が最多の組合せを組合せとして選定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記蓄積手段は、前記組合せに対応付けてユーザの満足度を蓄積し、
    前記選定手段は、さらに、前記ユーザの満足度を参照して組合せを選定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記選定手段は、前記蓄積手段に蓄積された組合せのうち、デバイスを携帯端末に接続した前記ユーザの満足度が最大の組合せを組合せに選定することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記選定手段は、前記蓄積手段に蓄積された組合せのうち、前記満足度の累積が最大の組合せを組合せに選定することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 前記蓄積手段は、さらに、当該情報処理装置と前記携帯端末との間の通信量と通信方式との組合せを蓄積し、
    前記選定手段は、さらに、前記蓄積手段を参照して、携帯端末に接続された前記デバイスを処理するための通信量と通信方式との組合せを選定することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 携帯端末に接続されたデバイスに関する情報を、前記ネットワークと前記携帯端末を介して前記デバイスから取得する取得手段をさらに備え、
    前記選定手段は、前記携帯端末に接続されたデバイスに関する前記情報を前記取得手段から得ることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. ネットワークおよび携帯端末を介して接続されたデバイスと、該デバイスを動作させるために情報処理装置において使用されたプログラムとの組合せの履歴を蓄積する蓄積ステップと、
    携帯端末に接続されたデバイスに関する情報を、前記ネットワークを介して前記携帯端末から受信した場合に、前記蓄積手段に蓄積された前記デバイスと前記プログラムとの前記組合せの履歴に基づいて、前記デバイスと前記プログラムとの組合せを選定する選定ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  14. ネットワークおよび携帯端末を介して接続されたデバイスと、該デバイスを動作させるために情報処理装置において使用されたプログラムとの組合せの履歴を蓄積する蓄積ステップと、
    携帯端末に接続されたデバイスに関する情報を、前記ネットワークを介して前記携帯端末から受信した場合に、前記蓄積手段に蓄積された前記デバイスと前記プログラムとの前記組合せの履歴に基づいて、前記デバイスと前記プログラムとの組合せを選定する選定ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理装置の制御プログラム。
  15. デバイスを接続するコネクタと、
    接続された前記デバイスからデバイス情報を取得して、ネットワークを介して情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記情報処理装置が前記デバイス情報に基づいて選定した前記デバイスと前記デバイスを動作させるプログラムとの組合せを、他の携帯端末に送信するよう指示する指示手段と、
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  16. 他の携帯端末に接続されたデバイスのデバイス情報に基づいて選定された、前記デバイスと前記デバイスを動作させるプログラムとの組合せを、ネットワークを介して情報処理装置にリクエストするリクエスト手段と、
    前記情報処理装置から前記ネットワークを介して受信した前記デバイスと前記プログラムとの組合せを表示する表示手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項15に記載の携帯端末。
  17. 携帯端末と、該携帯端末とネットワークを介して接続する情報処理装置とを備える情報処理システムであって、
    前記情報処理装置が、
    前記ネットワークおよび前記携帯端末を介して接続されたデバイスと、該デバイスを動作させるために当該情報処理装置において使用されたプログラムとの組合せの履歴を蓄積する蓄積手段と、
    前記携帯端末に接続されたデバイスに関する情報を、前記ネットワークを介して前記携帯端末から受信した場合に、前記蓄積手段に蓄積された前記デバイスと前記プログラムとの前記組合せの履歴に基づいて、前記デバイスと前記プログラムとの組合せを選定する選定手段と、
    を備え、
    前記携帯端末が、
    前記携帯端末に接続されたデバイスに関する前記情報を、前記ネットワークを介して前記情報処理装置に送信する送信手段、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  18. 前記プログラムは、前記デバイスを駆動するデバイスドライバと、前記デバイスを前記ネットワークおよび前記携帯端末を介して制御するためのドライバアプリケーションとを含むことを特徴とする請求項17に記載の情報処理システム。
  19. 前記情報処理装置は、前記選定手段が選定した前記デバイスと前記プログラムとの前記組合せを、前記ネットワークを介して前記ユーザが指定する端末に送信する送信手段を、さらに備えることを特徴とする請求項17または18に記載の情報処理システム。
  20. 前記蓄積手段は、さらに、デバイス使用時の環境要因の組合せを蓄積し、
    前記選定手段は、さらに、前記蓄積手段を参照して、携帯端末に接続された前記デバイスを制御するための前記環境要因の組合せを選定することを特徴とする請求項17乃至19のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  21. 前記蓄積手段は、さらに、入力デバイスと出力デバイスとの組合せを蓄積し、
    前記選定手段は、さらに、前記蓄積手段を参照して、携帯端末に接続された前記デバイスを含む入力デバイスと出力デバイスとの組合せを選定することを特徴とする請求項17乃至20のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  22. 前記情報処理装置は、前記選定手段による、前記デバイスと前記プログラムとの組合せの前記選定と、前記環境要因の組合せの前記選定と、前記入力デバイスと前記出力デバイスとの組合せの前記選定とのいずれかを選択する選択手段をさらに備えることを特徴とする請求項21に記載の情報処理システム。
  23. 前記選定手段は、前記蓄積手段に蓄積された組合せのうち、出現数が最多の組合せを組合せとして選定することを特徴とする請求項17乃至22のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  24. 前記蓄積手段は、前記組合せに対応付けてユーザの満足度を蓄積し、
    前記選定手段は、さらに、前記ユーザの満足度を参照して組合せを選定することを特徴とする請求項17乃至23のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  25. 前記選定手段は、前記蓄積手段に蓄積された組合せのうち、デバイスを携帯端末に接続した前記ユーザの満足度が最大の組合せを組合せに選定することを特徴とする請求項24に記載の情報処理システム。
  26. 前記選定手段は、前記蓄積手段に蓄積された組合せのうち、前記満足度の累積が最大の組合せを組合せに選定することを特徴とする請求項24に記載の情報処理システム。
  27. 前記蓄積手段は、さらに、当該情報処理装置と前記携帯端末との間の通信量と通信方式との組合せを蓄積し、
    前記選定手段は、さらに、前記蓄積手段を参照して、携帯端末に接続された前記デバイスを処理するための通信量と通信方式との組合せを選定することを特徴とする請求項17乃至26のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  28. 前記情報処理装置は、携帯端末に接続されたデバイスに関する情報を、前記ネットワークと前記携帯端末を介して前記デバイスから取得する取得手段をさらに備え、
    前記選定手段は、前記携帯端末に接続されたデバイスに関する前記情報を前記取得手段から得ることを特徴とする請求項17乃至27のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  29. 前記携帯端末は、
    デバイスを接続するコネクタと、
    接続された前記デバイスからデバイス情報を取得して、ネットワークを介して情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記情報処理装置が前記デバイス情報に基づいて選定した前記デバイスと前記デバイスを動作させるプログラムとの組合せを、他の携帯端末に送信するよう指示する指示手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項17乃至28のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  30. 前記携帯端末は、
    他の携帯端末に接続されたデバイスのデバイス情報に基づいて選定された、前記デバイスと前記デバイスを動作させるプログラムとの組合せを、ネットワークを介して情報処理装置にリクエストするリクエスト手段と、
    前記情報処理装置から前記ネットワークを介して受信した前記デバイスと前記プログラムとの組合せを表示する表示手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項17乃至29のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  31. 携帯端末と、該携帯端末とネットワークを介して接続し、前記ネットワークおよび前記携帯端末を介して接続されたデバイスと、該デバイスを動作させるために情報処理装置において使用されたプログラムとの組合せの履歴を蓄積する蓄積手段を有する情報処理装置とを備える情報処理システムの情報処理方法であって、
    前記携帯端末が、前記携帯端末に接続されたデバイスに関する情報を、前記ネットワークを介して前記情報処理装置に送信する送信ステップと、
    前記情報処理装置が、前記携帯端末に接続されたデバイスに関する前記情報を、前記ネットワークを介して前記携帯端末から受信した場合に、前記蓄積手段に蓄積された前記デバイスと前記プログラムとの前記組合せの履歴に基づいて、前記デバイスと前記プログラムとの組合せを選定する選定ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
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