JP2015104095A - 情報処理装置および通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば放送通信連携サービス等の利用の際に、重要なアプリをより適切に利用可能とすることが容易となる情報処理装置を提供する。【解決手段】複数の通信端末との通信を行う通信部と、複数種のソフトウェアの中での順位を設定する順位設定部と、前記通信を用いて前記通信端末の各々に前記ソフトウェアを実行させる実行制御部と、を備え、前記実行制御部は、前記ソフトウェアの何れかを実行させている第1の通信端末について所定の条件が満たされると、前記順位に基づいて他の第2の通信端末を特定し、第1の通信端末に実行させているソフトウェアを第2の通信端末に実行させる情報処理装置とする。【選択図】図5

Description

本発明は、複数の通信端末との通信を行う情報処理装置、および通信端末に関する。
近年、ハイブリッドキャスト(Hybridcast:登録商標、以下同様)といった放送通信連携サービスが提案されている。このサービスは、例えば、1台のテレビ受像機に複数の通信端末を接続した使用形態で利用され得る。
この場合にテレビ受像機は、例えば、通信端末ごとに異なるアプリケーションソフトウェア(本願では「アプリ」と略記することがある)を実行させることが出来る。なお通信端末に実行させ得るアプリとしては、テレビ放送の番組に関連したものを含め、様々な種類のものが挙げられる。
特開2012−257233号公報
しかし比較的重要なアプリを実行させている通信端末が、例えばテレビ受像機から離れたり電池切れを生じたりすると、そのアプリの適切な利用が難しくなることがある。このような事態はユーザ等にとって好ましくなく、重要なアプリがより適切に利用可能となることが望まれる。
本発明は、例えば放送通信連携サービス等の利用の際に、重要なアプリをより適切に利用可能とすることが容易となる情報処理装置、および通信端末の提供を目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、複数の通信端末との通信を行う通信部と、複数種のソフトウェアの中での順位を設定する順位設定部と、前記通信を用いて前記通信端末の各々に前記ソフトウェアを実行させる実行制御部と、を備え、前記実行制御部は、前記ソフトウェアの何れかを実行させている第1の通信端末について所定の条件が満たされると、前記順位に基づいて他の第2の通信端末を特定し、第1の通信端末に実行させているソフトウェアを第2の通信端末に実行させる構成とする。
本構成によれば、例えば放送通信連携サービス等の利用の際に、重要なアプリをより適切に利用可能とすることが容易となる。
また上記構成としてより具体的には、前記実行制御部は、第1の通信端末に実行させているソフトウェアより低い順位のソフトウェアを実行させている通信端末を識別し、該識別の結果に基づいて第2の通信端末を特定する構成としてもよい。
また上記構成としてより具体的には、前記実行制御部は、第1の通信端末に実行させているソフトウェアより低い順位のソフトウェアを実行させている通信端末が複数存在していれば、これらの通信端末のうち最も低い順位のソフトウェアを実行させているものを識別し、該識別の結果に基づいて第2の通信端末を特定する構成としてもよい。
また上記構成としてより具体的には、前記実行制御部は、前記識別された通信端末を第2の通信端末とする構成としてもよい。また上記構成としてより具体的には、前記実行制御部は、前記識別された通信端末を第2の通信端末とするか否かの操作指示を受付けて、該操作指示に応じて第2の通信端末を特定する構成としてもよい。本構成によれば、ユーザは前記識別された通信端末を第2の通信端末とするか否かを、その時の状況等に応じて決めることが可能となる。
また上記構成としてより具体的には、前記実行制御部は、前記ソフトウェアの何れをも実行させていない通信端末の探索を行い、該探索の結果に応じて第2の通信端末を特定する構成としてもよい。本構成によれば、前記ソフトウェアの何れをも実行させていない通信端末がある場合には、この通信端末に、第1の通信端末に実行させているソフトウェアを実行させることが可能となる。
また上記構成としてより具体的には、前記条件は、前記通信の接続状態に関する条件である構成としてもよい。また上記構成としてより具体的には、前記通信端末の各々は、電池を駆動電源として動作するものであり、前記条件は、前記電池の残量に関する条件である構成としてもよい。
また上記構成としてより具体的には、前記順位設定部は、ユーザの操作入力に基づいて前記順位を設定する構成としてもよい。本構成によれば、ユーザは、自分にとって重要なアプリの順位が高くなるように、優先順位を設定させることが可能となる。
また本発明に係る通信端末は、上記構成の情報処理装置との通信を行い、前記情報処理装置からの指示に応じて前記ソフトウェアを実行する構成とする。本構成によれば、上記構成の情報処理装置の利点を享受することが可能となる。
本発明に係る情報処理装置によれば、例えば放送通信連携サービス等の利用の際に、重要なアプリをより適切に利用可能とすることが容易となる。また本発明に係る通信端末によれば、本発明に係る情報処理装置の利点を享受することが可能となる。
本実施形態に係る放送通信連携サービスに関するシステムの構成図である。 本実施形態に係るテレビ受像機の構成を表すブロック図である。 優先順位の設定に関する説明図である。 本実施形態に係る通信端末の構成を表すブロック図である。 第1実施形態に係るアプリの実行に関するフローチャートである。 第1実施形態に係るアプリの実行に関する説明図である。 第1実施形態に係るアプリの実行に関する説明図である。 第1実施形態に係るアプリの実行に関する説明図である。 第2実施形態に係るアプリの実行に関するフローチャートである。 操作指示を受付けるための受付画面に関する説明図である。 第3実施形態に係るアプリの実行に関するフローチャートである。 第3実施形態に係るアプリの実行に関する説明図である。 第3実施形態に係るアプリの実行に関する説明図である。 第3実施形態に係るアプリの実行に関する説明図である。 第3実施形態に係るアプリの実行に関する説明図である。
本発明の実施形態について、第1から第3の各実施形態を例に挙げて以下に説明する。
1.第1実施形態
[放送通信連携サービスの概略等]
先ず第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る放送通信連携サービス(例えばハイブリッドキャスト)に関するシステムの概略的な構成図である。図1に示すシステムには、テレビ受像機1(本発明に係る情報処理装置の一形態)、通信端末2、放送局3、およびサーバ4が含まれる。
図1に示すようにテレビ受像機1は、放送局3からテレビ放送の放送信号を受信することが可能である。またテレビ受像機1は、複数個(図1の場合は、一例として3個)の通信端末2との無線接続(無線通信を行うための接続)が可能であり、無線接続されている各通信端末2との無線通信を実行し得る。
またサーバ4は、テレビ受像機1或いは通信端末2によって実行され得る各アプリを保有するサーバである。テレビ受像機1および通信端末2は、インターネットを介してサーバ4にアクセスし、サーバ4からアプリを取得することが可能である。
なおこれらのアプリのうち、通信端末2によって実行され得る複数種のアプリを纏めて、以下の説明では「アプリ群X」と称することがある。アプリ群Xに含まれるアプリの多くは、上述したテレビ放送の番組(テレビ放送番組)に関連するアプリであり、テレビ受像機1と通信端末2との無線通信を利用するアプリとなっている。アプリ群Xに含まれ得るアプリとしては、例えば、キーワード検索用のアプリ、チャット用のアプリ、および特定人物の定点カメラに関する映像視聴用のアプリなどが挙げられる。
また放送局3から放送される放送信号には、テレビ放送番組のコンテンツ(画像や音声)の情報等の他、アプリに関する各種情報として、アプリの種類やサーバ4にアクセスするためのURLの情報などが含まれる。
次にテレビ受像機1の構成について説明する。図2は、テレビ受像機1の構成を表すブロック図である。本図に示すようにテレビ受像機1は、情報処理部11、放送信号受信部12、ディスプレイ13、スピーカ14、通信部15、および操作部16を備えている。
情報処理部11は、例えばCPUを用いて構成されており、テレビ受像機1を正常に動作させるための各種情報処理や制御を実行する。情報処理部11が行う処理には、サーバ4から各アプリを取得して実行する処理、および、テレビ放送番組や実行中のアプリの画像信号と音声信号を生成する処理が含まれる。なお当該画像信号はディスプレイ13へ送出され、当該音声信号はスピーカ14へ送出される。
また情報処理部11は、アプリ群Xの中での優先順位を設定する機能(順位設定機能)を有している。この機能によれば、図3に示すように、アプリ群Xに含まれる各アプリ(図3では、アプリA〜Cが例示されている)に対して優先順位が付与される。なお詳しくは後述するが、優先順位が高いアプリほど、通信端末2を使ってより適切に利用され得るよう配慮されることになる。
なお情報処理部11は、ユーザの操作入力に基づいて優先順位を設定するようになっている。これによりユーザは、自分にとって重要なアプリの順位が高くなるように、優先順位を設定させておくことが可能である。なお情報処理部11は、優先順位を特定し得る情報をサーバ4等から取得可能である場合、当該情報に基づいて自動的に優先順位を設定するようにしても良い。
また情報処理部11は、各通信端末2にアプリ群Xに含まれるアプリを実行させる機能(実行制御機能)をも有している。この機能は、無線通信を用いて各通信端末2へアプリの実行指示を与えること(アプリ実行指示情報を送信すること)により実現される。このアプリ実行指示情報には、通信端末2に実行させるアプリの種類や、そのアプリを提供するサーバ4へアクセスするためのURLの情報などが含まれる。
アプリ実行指示情報を受信した通信端末2は、この情報に基づいてサーバ4へアクセスしてアプリ(或いはこれに関連する情報)を取得し、そのアプリの実行を開始するように動作する。なお、各通信端末2にアプリ群Xに含まれるアプリを実行させるための手法等は上記形態に限られず、他の形態となっていても良い。なお情報処理部11が有する実行制御機能には、後述するステップS11〜S14の動作を行う機能も含まれる。
また情報処理部11は、各通信端末2にアプリ群Xに含まれるアプリを実行させる処理を、ユーザの指示に従って行うようにしても良く、現在受信中のテレビ放送番組等に応じて自動的に行うようにしても良い。例えば情報処理部11は、現在受信中のテレビ放送番組に関するアプリがアプリA〜Cであり、かつ、3個以上の通信端末2との無線通信が可能である状況においては、図6Aに例示するように、アプリA〜Cの各々を別々の通信端末2に実行させる。
放送信号受信部12は、例えばアンテナに接続されており、テレビ放送の放送信号を受信する。また放送信号受信部12は、受信した放送信号に対して、所定の処理(復調や復号の処理など)を施す。これにより放送信号受信部12は、テレビ放送番組の画像および音声の情報、ならびにアプリに関する各種情報などを取得して情報処理部11へ送出する。
ディスプレイ13は、情報処理部11から受ける画像信号に基づいて画像を表示する。またスピーカ14は、情報処理部11から受ける音声信号に基づいて音声を出力する。また通信部15は、情報処理部11の指示に応じて、サーバ4との通信に必要な各処理を行う他、各通信端末2との無線通信に必要な各処理を行う。また操作部16は、ユーザによる各種操作を受付けて、操作内容の情報を情報処理部11へ送出する。
次に通信端末2の構成について説明する。図4は、通信端末2の構成を表すブロック図である。通信端末2は、携帯型の通信端末(例えばスマートフォン)であり、本図に示すように、情報処理部21、操作部22、ディスプレイ23、スピーカ24、通信部25、および電池26を備えている。
情報処理部21は、例えばCPUを用いて構成されており、通信端末2を正常に動作させるための各種情報処理や制御を実行する。情報処理部21が行う処理には、テレビ受像機1から受信したアプリ実行指示情報に基づいて、アプリを実行する処理が含まれる。
情報処理部21は、何らかのアプリを実行しているときにアプリ実行指示情報を受信すると、基本的には既に実行中のアプリを中断した上で、アプリ実行指示情報に基づいたアプリの実行を開始する。なお、既に実行中のアプリを中断させる指示がアプリ実行指示情報に含まれる場合には、情報処理部21がこの指示に基づいて、既に実行中のアプリを中断させるようにしてもよい。但し情報処理部21は、既に実行中のアプリとアプリ実行指示情報に基づいたアプリを、並行して実行するようになっていても構わない。
また情報処理部21が行う処理には、実行中のアプリの画像信号と音声信号を生成する処理が含まれる。なお当該画像信号はディスプレイ23へ送出され、当該音声信号はスピーカ24へ送出される。
操作部22は、ユーザによる各種操作を受付けて、操作内容の情報を情報処理部21へ送出する。ディスプレイ23は、情報処理部21から受ける画像信号に基づいて画像を表示する。またスピーカ24は、情報処理部21から受ける音声信号に基づいて音声を出力する。
通信部25は、情報処理部21の指示に応じて、サーバ4との通信に必要な各処理を行う他、テレビ受像機1との無線通信に必要な各処理を行う。また電池26は、例えば二次電池や乾電池であり、通信端末2の駆動電源としての役割を果たす。すなわち通信端末2の各部は、電池26から供給される駆動電力を用いて動作する。
[アプリの実行について]
上述した通りテレビ受像機1は、自機においてアプリを実行するとともに、アプリ群Xに含まれるアプリを各通信端末2に実行させることが可能である。また通信端末2にアプリを実行させている状況において、情報処理部11は、優先順位の高いアプリがより適切に利用され得るようにするための動作(後述するステップS11〜S14)を行う。この動作の流れについて、図5のフローチャートを参照しながら以下に説明する。
情報処理部11は、アプリを実行させている各通信端末2の何れかとの無線接続が中断したか否かを監視する(ステップS11)。なお無線接続が中断する原因としては、例えば、通信端末2に電話がかかってきたこと等により、その通信端末2を所持するユーザがテレビ受像機1から離れた位置に移動すること等が想定される。
何れかの通信端末2との無線接続が中断した場合には(ステップS11のY)、情報処理部11は、その通信端末2に実行させているアプリを対象アプリとして認識する(ステップS12)。そして情報処理部11は、対象アプリより優先順位の低いアプリを実行させている通信端末2が有る場合には(ステップS13のY)、その通信端末2を識別し、当該通信端末2に対象アプリを実行させる(ステップS14)
これにより当該通信端末2は、現在のアプリの実行を継続する代わりに、対象アプリの実行を開始することになる。なおこのとき、対象アプリより優先順位の低いアプリを実行させている通信端末2が複数存在していれば、情報処理部11は、これらの通信端末2のうち最も低い順位のアプリを実行させているものを識別し、当該通信端末2に対象アプリを実行させる。ステップS14の処理が行われることにより、優先順位の高いアプリがより適切に利用され得ることになる。なおステップS14の処理の実行後、情報処理部11は、ステップS11の処理を繰返す。
一方で情報処理部11は、対象アプリより優先順位の低いアプリを実行させている通信端末2が無い場合には(ステップS13のN)、ステップS11の処理を繰返す。この場合には、ステップS14の処理は省略されることになる。
ここで上述したステップS11〜S14の動作をより理解容易とするため、当該動作が行われる場合の具体的事例について、図6A〜図6Cを参照しながら以下に説明する。
図6Aは、既にテレビ受像機1が各通信端末2にアプリを実行させている状況の一例を、模式的に示している。図6Aによれば、テレビ受像機1は、3個の通信端末2(通信端末2a〜2c)との間で無線接続している。そしてテレビ受像機1は既に無線通信を用いて、通信端末2aにアプリCを実行させ、通信端末2bにアプリBを実行させ、通信端末2cにアプリAを実行させている。
なお通信端末2は携帯性を重視して小型化されていることもあり、例えば1個の通信端末2が複数のアプリを並行して実行する場合には、小さいディスプレイに複数のアプリの画面を表示することや、各アプリの画面を切替えて表示すること等が必要となる。また、複数のユーザが並行してアプリを利用する際には、1個の通信端末2を共用することになり不便である。この点、図6Aに示すように各アプリが別々の通信端末2によって実行されると、このような問題は解消される。
またアプリA〜Cについては、図3に示すように優先順位が設定されているとする。すなわち、アプリC(優先順位は「1」)、アプリA(優先順位は「2」)、アプリB(優先順位は「3」)の順に、優先順位が高く設定されている。
図6Aに示す状況において、アプリCを実行させていた通信端末2aがテレビ受像機1から離れ、図6Bに示すように、テレビ受像機1と通信端末2aとの無線接続が中断したとする。図6Bに示す状況になると、情報処理部11は、通信端末2aとの無線接続が中断したため(「ステップS11のY」に相当)、アプリCを対象アプリとして認識する(「ステップS12」に相当)。
また図6Bに示す状況では、アプリCより優先順位の低いアプリを実行させている通信端末2として、アプリBを実行させている通信端末2b、および、アプリAを実行させている通信装置2cが有る(「ステップS13のY」に相当)。またアプリAとアプリBを比べると、アプリBの方が優先順位は低い。
そこで情報処理部11は、アプリCより優先順位の低いアプリを実行させている通信端末2として、アプリBを実行させている通信端末2bを識別し、通信端末2bにアプリCを実行させる(「ステップS14」に相当)。これによって図6Cに示すように、通信端末2bは、アプリBの実行を継続する代わりにアプリCの実行を開始する。
その結果、テレビ受像機1の近傍に居るユーザは、通信端末2aの代わりに通信端末2bを使ってアプリCを利用することが可能である。また、アプリCがテレビ受像機1と通信端末2の無線通信を利用するものであっても、ユーザは、通信端末2bを使ってアプリCを適切に利用することが可能である。なおアプリBについては、通信端末2を使って利用することが出来なくなる(或いは制限される)ことになるが、他のアプリに比べて優先順位が低いため、利便性への悪影響は比較的小さいと言える。
2.第2実施形態
次に第2実施形態について説明する。なお第2実施形態は、優先順位の高いアプリがより適切に利用され得るようにするための動作に関する点を除き、基本的には第1実施形態と同様である。以下の説明では、第1実施形態と異なる部分の説明に重点をおき、共通する部分については説明を省略することがある。
本実施形態のテレビ受像機1(情報処理部11)は、優先順位の高いアプリがより適切に利用され得るようにするための動作として、先述したステップS11〜S14の動作の代わりに、後述するステップS21〜S25の動作を実行する。この動作の流れについて、図7のフローチャートを参照しながら以下に説明する。
情報処理部11は、アプリを実行させている各通信端末2の何れかとの無線接続が中断したか否かを監視する(ステップS21)。何れかの通信端末2との無線接続が中断した場合には(ステップS21のY)、情報処理部11は、その通信端末2に実行させているアプリを対象アプリとして認識する(ステップS22)。
そして情報処理部11は、対象アプリより優先順位の低いアプリを実行させている通信端末2が有る場合には(ステップS23のY)、その通信端末2を識別し、当該通信端末2に対象アプリを実行させるか否かの操作指示を待機する(ステップS24)。なおこのとき、対象アプリより優先順位の低いアプリを実行させている通信端末2が複数存在していれば、情報処理部11は、これらの通信端末2のうち最も低い順位のアプリを実行させているものを識別し、同様の操作指示を待機する。
なお情報処理部11は、ステップS24の処理を行う際に、ユーザによる当該操作指示を受付けるための受付画面を表示させるようにしても良い。例えば、対象アプリが「アプリC」であり、識別された通信端末2が「アプリBを実行中の端末」である場合には、図8に例示する受付画面(「YES」と「NO」の何れかの操作選択を受付けるための画面)が表示されるようにしても良い。このようにすれば、ユーザは当該操作指示を容易に行うことが可能である。
識別された通信端末2に対象アプリを実行させる旨の操作指示がなされると(ステップS24のY)、情報処理部11は、この識別された通信端末2に対象アプリを実行させる(ステップS25)。ステップS25の処理が行われることにより、第1実施形態の場合と同様に、優先順位の高いアプリがより適切に利用され得ることになる。なおステップS25の処理の実行後、情報処理部11は、ステップS21の処理を繰返す。
一方で情報処理部11は、対象アプリより優先順位の低いアプリを実行させている通信端末2が無い場合(ステップS23のN)、或いは、識別された通信端末2に対象アプリを実行させない旨の操作指示がなされた場合(ステップS24のN)には、ステップS221の処理を繰返す。この場合には、ステップS25の処理は省略されることになる。
上述したように第2実施形態では、ステップS24の処理が実行される。これによりユーザは、識別された通信端末2に対象アプリを実行させるか否かを、そのときの状況等に応じて決めることが可能である。
3.第3実施形態
次に第3実施形態について説明する。なお第3実施形態は、優先順位の高いアプリがより適切に利用され得るようにするための動作に関する点を除き、基本的には第1実施形態と同様である。以下の説明では、第1実施形態と異なる部分の説明に重点をおき、共通する部分については説明を省略することがある。
本実施形態のテレビ受像機1(情報処理部11)は、優先順位の高いアプリがより適切に利用され得るようにするための動作として、先述したステップS11〜S14の動作の代わりに、後述するステップS31〜S37の動作を実行する。この動作の流れについて、図9のフローチャートを参照しながら以下に説明する。
情報処理部11は、アプリを実行させている各通信端末2の何れかとの無線接続が中断したか否かを監視する(ステップS31)。何れかの通信端末2との無線接続が中断した場合には(ステップS31のY)、情報処理部11は、その通信端末2に実行させているアプリを対象アプリとして認識する(ステップS32)。
そして情報処理部11は、テレビ受像機1との無線接続が可能な状態(或いは既に無線接続がなされた状態)あって、かつ、アプリ群Xに含まれるアプリの何れをも実行させていない(アプリ不実行である)通信端末2を探索する(ステップS33)。当該探索によりアプリ不実行である通信端末2が見つかった場合には(ステップS34のY)、情報処理部11は、この見つかった通信端末2との無線接続を行い、当該通信端末2に対象アプリを実行させる(ステップS35)。ステップS35の処理の実行後、情報処理部11はステップS31の処理を繰返す。
なお情報処理部11は、当該探索によりアプリ不実行である通信端末2が見つかったときには、この見つかった通信端末2に対象アプリを実行させるか否かの操作指示を待機するようにしても良い。この場合に情報処理部11は、実行させる旨の操作指示がなされたときにはステップS35の処理を実行し、実行させない旨の操作指示がなされたときには、後述するステップS36の処理を実行する。
アプリ不実行の通信端末2が見つからなかった場合(ステップS34のN)、情報処理部11は、対象アプリより優先順位の低いアプリを実行させている通信端末2が有れば(ステップS36のY)、その通信端末2に対象アプリを実行させる(ステップS37)。
このとき、対象アプリより優先順位の低いアプリを実行させている通信端末2が複数存在していれば、情報処理部11は、これらの通信端末2のうち最も低い順位のアプリを実行させているものに対象アプリを実行させる。ステップ37の処理の実行後、情報処理部11はステップS31の処理を繰返す。
一方で、対象アプリより優先順位の低いアプリを実行させている通信端末2が無ければ(ステップS36のN)、情報処理部11は、ステップS31の処理を繰返す。この場合、ステップS37の処理は省略される。
上述したステップS31〜S37の動作をより理解容易とするため、当該動作が行われる場合の具体的事例について、図10A〜図10Dを参照しながら以下に説明する。
図10Aは、既にテレビ受像機1が各通信端末2にアプリを実行させている状況の一例を、模式的に示している。図10Aによれば、テレビ受像機1は、3個の通信端末2(通信端末2a〜2c)との間で無線接続している。そしてテレビ受像機1は既に無線通信を用いて、通信端末2aにアプリCを実行させ、通信端末2bにアプリBを実行させ、通信端末2cにアプリAを実行させている。
また図10Aによれば、テレビ受像機1との無線接続が可能な状態であって、かつ、アプリ不実行の通信端末2として、通信端末2dが存在している。またアプリA〜Cについては、図3に示すように優先順位が設定されているとする。すなわち、アプリC(優先順位は「1」)、アプリA(優先順位は「2」)、アプリB(優先順位は「3」)の順に、優先順位が高く設定されている。
図10Aに示す状況において、アプリCを実行させていた通信端末2aがテレビ受像機1から離れ、図10Bに示すように、テレビ受像機1と通信端末2aとの無線接続が中断したとする。図10Bに示す状況になると、情報処理部11は、通信端末2aとの無線接続が中断したため(「ステップS31のY」に相当)、アプリCを対象アプリとして認識する(「ステップS32」に相当)。
そしてテレビ受像機1が探索の処理(「ステップS33」に相当)を実行すると、図10Cに示すように、通信端末2dが見つかることになる(「ステップS34のY」に相当)。そこでテレビ受像機1は、通信端末2dにアプリCを実行させる(「ステップS35」に相当)。これによって図10Dに示すように、通信端末2dはアプリCの実行を開始する。その結果、テレビ受像機1の近傍に居るユーザは、通信端末2aの代わりに通信端末2dを使ってアプリCを利用することが可能である。
上述したように第3実施形態では、ステップS33〜S35の処理が実行される。これにより、アプリ不実行である通信端末2がある場合には、この通信端末2に対象アプリを実行させることが可能である。
なお、図10Aに示す状況において通信端末2dが存在していないと仮定すると、アプリ不実行の通信端末2は見つからないため(「ステップS34のN」に相当)、ステップS36の処理が実行されることになる。アプリCより優先順位の低いアプリを実行させている通信端末2として、アプリBを実行させている通信端末2b、および、アプリAを実行させている通信装置2cが有る(「ステップS36のY」に相当)。またアプリAとアプリBを比べると、アプリBの方が優先順位は低い。
そこで情報処理部11は、アプリCより優先順位の低いアプリを実行させている通信端末2として、アプリBを実行させている通信端末2bを識別し、通信端末2bにアプリCを実行させることになる(「ステップS37」に相当)。これにより通信端末2bは、アプリBの実行を継続する代わりにアプリCの実行を開始することになる。
4.その他
各実施形態のテレビ受像機1は、複数の通信端末2との通信を行う機能部(通信部)と、アプリ群Xに含まれる複数種のアプリの中での優先順位を設定する機能部(順位設定部)と、通信端末2の各々に前記アプリを実行させる機能部(実行制御部)を備えている。なお順位設定部および実行制御部は、主に情報処理部11によって実現されている。
そして実行制御部は、前記アプリの何れかを実行させている第1の通信端末2について所定の条件が満たされると、優先順位に基づいて他の第2の通信端末を特定し、第1の通信端末に実行させているアプリ(対象アプリ)を第2の通信端末に実行させるようになっている。
そのためテレビ受像機1によれば、重要な(優先順位の高い)アプリをより適切に利用可能とすることが容易である。なお図6A〜図6Cに示す例では、通信端末2aが第1の通信端末2に該当し、通信端末2bが第2の通信端末2に該当する。
なお上述した「所定の条件」として、各実施形態では「テレビ受像機1との無線接続が中断したこと」という条件が採用されている。しかしこの「所定の条件」としては、その他の様々な条件が採用され得る。
一例としては、例えば「テレビ受像機1との無線接続の状況が所定の基準を超えて悪くなったこと(例えば一時的に当該接続が不安定となったこと)」という条件のように、前記通信の接続状態に関する別の条件であるようにしても良い。また更に他の一例としては、例えば「電池16の残量が所定量を下回ったこと」という条件のように、電池16の残量に関する条件であるようにしても良い。
また前記実行制御部は、第1の通信端末2に実行させているアプリより低い順位のアプリを実行させている通信端末2を識別し、該識別の結果に基づいて第2の通信端末を特定する。
なお第1の通信端末2に実行させているアプリより低い順位のソフトウェアを実行させている通信端末2が複数存在していれば、当該実行制御部は、これらの通信端末のうち最も低い順位のアプリを実行させているものを識別し、該識別の結果に基づいて第2の通信端末を特定する。これにより、重要なアプリであるほど、適切な実行が妨げられないようにすることが容易となっている。
また第1実施形態における前記実行制御部は、前記識別された通信端末2を第2の通信端末とするようになっている。また第2実施形態における前記実行制御部は、前記識別された通信端末を第2の通信端末とするか否かの操作指示を受付けて、該操作指示に応じて第2の通信端末を特定するようになっている。これによりユーザは、前記識別された通信端末2を第2の通信端末とするか否かを、その時の状況等に応じて決めることが出来る。
また第3実施形態における前記実行制御部は、前記アプリの何れをも実行させていない通信端末2の探索を行い、該探索の結果に応じて第2の通信端末を特定するようになっている。これにより、前記アプリの何れをも実行させていない通信端末2がある場合には、この通信端末2に対象アプリを実行させることが可能である。
また本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
1 テレビ受像機(情報処理装置)
11 情報処理部
12 放送信号受信部
13 ディスプレイ
14 スピーカ
15 通信部
16 操作部
2、2a〜2d 通信端末
21 情報処理部
22 操作部
23 ディスプレイ
24 スピーカ
25 通信部
26 電池
3 放送局
4 サーバ

Claims (10)

  1. 複数の通信端末との通信を行う通信部と、
    複数種のソフトウェアの中での順位を設定する順位設定部と、
    前記通信を用いて前記通信端末の各々に前記ソフトウェアを実行させる実行制御部と、を備え、
    前記実行制御部は、
    前記ソフトウェアの何れかを実行させている第1の通信端末について所定の条件が満たされると、前記順位に基づいて他の第2の通信端末を特定し、第1の通信端末に実行させているソフトウェアを第2の通信端末に実行させる情報処理装置。
  2. 前記実行制御部は、
    第1の通信端末に実行させているソフトウェアより低い順位のソフトウェアを実行させている通信端末を識別し、該識別の結果に基づいて第2の通信端末を特定する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記実行制御部は、
    第1の通信端末に実行させているソフトウェアより低い順位のソフトウェアを実行させている通信端末が複数存在していれば、これらの通信端末のうち最も低い順位のソフトウェアを実行させているものを識別し、該識別の結果に基づいて第2の通信端末を特定する請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記実行制御部は、
    前記識別された通信端末を第2の通信端末とする請求項2または請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記実行制御部は、
    前記識別された通信端末を第2の通信端末とするか否かの操作指示を受付けて、該操作指示に応じて第2の通信端末を特定する請求項2または請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記実行制御部は、
    前記ソフトウェアの何れをも実行させていない通信端末の探索を行い、該探索の結果に応じて第2の通信端末を特定する請求項1から請求項5の何れかに記載の情報処理装置。
  7. 前記条件は、
    前記通信の接続状態に関する条件である請求項1から請求項6の何れかに記載の情報処理装置。
  8. 前記通信端末の各々は、電池を駆動電源として動作するものであり、
    前記条件は、
    前記電池の残量に関する条件である請求項1から請求項6の何れかに記載の情報処理装置。
  9. 前記順位設定部は、
    ユーザの操作入力に基づいて前記順位を設定する請求項1から請求項8の何れかに記載の情報処理装置。
  10. 請求項1から請求項9の何れかに記載の情報処理装置との通信を行い、
    前記情報処理装置からの指示に応じて前記ソフトウェアを実行する通信端末。
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