JP2013198728A - パンツ型吸収性物品及びパッドホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】外装体が腹側外装体と背側外装体とに分割されているパンツ型吸収性物品及びパッドホルダーにおいて、着用状態での通気性及び透湿性が良好になり、また着用状態での外観が良好になるパンツ型吸収性物品及びパッドホルダーを提供すること。
【解決手段】パンツ型吸収性物品1は、腹側外装体2Aと、背側外装体2Bと、これらの間を架け渡すように固定された吸収性本体3とを具備する。腹側外装体2Aは、外表面を形成する外層シート22及びこれよりも内側に位置する内層シート23を有している。腹側外装体2Aは、上腹部領域A2及び下腹部領域A3を有し、下腹部領域A3は上腹部領域A2よりも股部側に位置している。上腹部領域A2においては、外層シート22と内層シート23との間が非接合状態となっており、かつ上腹部弾性部材71が横方向Xに延びて内層シート23に固定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、パンツ型吸収性物品に関する。また本発明は、吸収性パッドの保持に用いられる環状ベルト状のパッドホルダーに関する。
従来、パンツ型の使い捨ておむつにおいて、胴回り部に配する胴回り部弾性部材をおむつの外表面を形成する最外層シート以外の部材に固定し、その胴回り弾性部材と最外層シートとの間に非接合領域を設けることによって、最外層シートの内方にギャザーを形成する一方、胴回り部の外表面にはギャザーが形成されないようにする技術が知られている(特許文献1参照)。この種のパンツ型の使い捨ておむつには胴回り部の外表面にギャザーが形成されていないので、すっきりとした外観を呈するという利点がある。このようなパンツ型使い捨ておむつを連続生産する際には、最外層シートを含む外装体の帯状原反にレッグ開口部形成用の貫通孔や切り欠きを形成し、不要な部分をトリムとして除去するのが一般的である。
このようなパンツ型使い捨ておむつとは別に、外装体が着用者の腹側に配される腹側外装体と着用者の背側に配される背側外装体とに分割されており、吸収性本体が腹側外装体及び背側外装体に架け渡すように固定されているとともに、腹側外装体の左右の両側縁部と背側外装体の左右両側縁部とが接合されているパンツ型使い捨ておむつも知られている(例えば特許文献2及び3参照)。このおむつによれば、特許文献1に記載のおむつと異なり、外装体の原反からトリムを除去することが不要となり、また除去すべきトリムの量を低減することができる。
特開平11−4853号公報 国際公開第2004/054490号パンフレット 特開2010−233927号公報
特許文献2及び3のおむつの外装体は、2枚のシート材料間に糸ゴム等の弾性部材を伸長状態下に貼り付けて構成されているのが一般的なので、下着様の外観を呈するものとはならない。
したがって本発明の課題は、外装体が腹側外装体と背側外装体とに分割されていながら、着用時にすっきりとした外観と柔らかい印象を備え、かつ、通気性と透湿性を良好に発揮し得るパンツ型吸収性物品に関する。
本発明は、着用者の腹側に配される腹側外装体と、着用者の背側に配される背側外装体と、該腹側外装体と該背側外装体との間を架け渡すようにこれらの外装体に固定された吸収性本体とを具備し、該腹側外装体及び該背側外装体の縦方向に沿う両側縁部に、該腹側外装体と該背側外装体とを接合して形成されたサイドシール部を有し、これによって構成された環状外装部を備えたパンツ型吸収性物品であって、前記腹側外装体は、外表面を形成する外層シート及び該外層シートよりも内側に位置する内層シートを有しており、前記腹側外装体は、上腹部領域及び下腹部領域を有し、該下腹部領域は該上腹部領域よりも股部側に位置しており、前記上腹部領域においては、前記外層シートと前記内層シートとの間が非接合状態となっており、かつ上腹部弾性部材が横方向に延びて前記内層シートに固定されている、パンツ型吸収性物品を提供するものである。
また本発明は、着用者の腹側に配される腹側部と、着用者の背側に配される背側部とを具備し、該腹側部及び該背側部の縦方向に沿う両側縁部に、該腹側部と該背側部とを接合して形成されたサイドシール部を有する環状ベルトからなり、前記腹側部と前記背側部との間を架け渡すように吸収性パッドが固定可能になっているパッドホルダーであって、前記腹側部と前記背側部は吸収性パッドを取り付けるための取り付け手段が設けられており、前記腹側部は、外表面を形成する外層シート及び該外層シートよりも内側に位置する内層シートを有しており、前記腹側部は、上腹部領域及び下腹部領域を有し、該下腹部領域は該上腹部領域よりも下部開口縁側に位置しており、前記上腹部領域においては、前記外層シートと前記内層シートとの間が非接合状態となっており、かつ上腹部弾性部材が横方向に延びて前記内層シートに固定されている、パッドホルダーを提供するものである。
本発明のパンツ型吸収性物品においては、腹側部外装体と背側部外装体が股部で分離されているので、該物品の着用状態において着用者の体勢に起因する外装体の引き攣れが効果的に抑制される。その結果、上腹部領域において外装体の外層シートが内層シートから浮きやすくなり、着用状態での物品の通気性及び透湿性が良好になる。また、着用状態での外層シートのよれが抑制されるので、物品の外観が良好になる。
本発明のパッドホルダーにおいては、下着様のすっきりした外観を呈する。パッドホルダーと吸収性パッドとは別体になっているので、着用状態において着用者の体勢に起因して吸収性パッドが変形しても、その変形が腹側部及び/又は背側部に伝播しづらいので、腹側部及び/又は背側部の引き攣れが効果的に抑制される。その結果、上腹部領域において外装体の外層シートが内層シートから浮きやすくなり、着用状態での物品の通気性及び透湿性が良好になる。また、着用状態での外層シートのよれが抑制されるので、物品の外観が良好になる。
図1は、本発明のパンツ型吸収性物品の第1実施形態としてのパンツ型使い捨ておむつを示す斜視図である。 図2は、図1に示すおむつを伸長させて拡げた状態を表面シート側から見た展開平面図である。 図3は、図2におけるIII−III線断面図である。 図4は、本発明のパンツ型吸収性物品の第2実施形態としてのパンツ型使い捨ておむつを示す斜視図である。 図5は、図4に示すパンツ型使い捨ておむつにおけるV−V線断面図である。 図6は、図4に示すパンツ型使い捨ておむつの肌当接面に、吸収性パッドを取り付けた状態を示す断面図(図5相当図)である。 図7は、本発明のパッドホルダーを示す斜視図である。 図8(a)及び図8(b)は、図7に示すパッドホルダーに、吸収性パッドを取り付ける様子を示す斜視図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1ないし図3には、本発明の第1実施形態としてのパンツ型使い捨ておむつ1(以下、「おむつ1」とも言う)が示されている。おむつ1は、着用状態において着用者の腹側に配される矩形のシート状の腹側外装体2Aと、着用者の背側に配される矩形のシート状の背側外装体2Bと、腹側外装体2A及び背側外装体2Bに架け渡して固定された吸収性本体3とを具備する。腹側外装体2Aの両側縁部2a,2aと背側外装体2Bの両側縁部2b,2bとは接合されており、それによって一対のサイドシール部4,4が形成される。その結果、腹側外装体2A及び背側外装体2Bから構成される環状外装部10が形成される。
おむつ1は図1及び図2に示すように着用状態において、着用者の腹側に配される腹側部Aと、着用者の背側に配される背側部Bと、腹側部Aと背側部Bとの間に位置し着用者の股間部に配される股部Cとを有している。おむつ縦方向は腹側部Aから股下部Cを経て背側部Bにわたる方向又はその逆方向(図2中Y方向)であり、おむつ横方向は着用者の胴回り方向に沿う方向であり、縦方向と直交する方向(図2中、X方向)である。以下、おむつ縦方向を単にY方向ともいい、おむつ横方向を単にX方向とも言う。
本実施形態のおむつ1についてより具体的に説明すると、おむつ1の吸収性本体3は図2に示す通り、液透過性の表面シート31、液不透過性又は撥水性の裏面シート32、及び両シート31,32間に介在配置された液保持性の吸収体33を有しており、Y方向に長い矩形状に形成されている。吸収体33は、パルプ繊維等の繊維の集合体(不織布であっても良い)からなる吸収性コア又はこれに吸水性ポリマーの粒子を保持させてなる吸収性コアと、該吸収性コアを被覆するコアラップシート(図示せず)からなる。吸収体33もY方向に長い矩形状に形成されている。
吸収性本体3のY方向に沿う両側部には、液抵抗性ないし撥水性でかつ通気性の素材から構成された側方カフス34,34が形成されている。各側方カフス34の自由端の近傍には側方カフス弾性部材35が伸長状態で配されている。おむつ1の着用中には、側方カフス弾性部材35が収縮することにより側方カフス34が起立し、吸収性本体3から横方向外方への液の流出が阻止される。表面シート31、裏面シート32、及び吸収体33の吸収性コアやコアラップシートとしては、それぞれ、この種の吸収性物品に従来用いられているものと同様のものを用いることができる。吸収性本体3の外側には必要に応じ、裏面シート32に重ねて、不織布やフィルム等の外層シートを配することもできる。しかし、吸収性本体3の外側には、腹側外装体2A及び/又は背側外装体2Bからの連続した延出部位としての外装体は配置されていない。
腹側外装体2Aは、おむつ1の展開かつ伸長状態(図2参照)において横長の矩形状をなしており、Y方向に沿う左右一対の側縁部2a,2aと、X方向に沿う上下一対の端縁部2c,2d(上側端縁部2c、下側端縁部2d)とを有している。背側外装体2Bも同様に、おむつ1の展開かつ伸長状態(図2参照)において横長の矩形状をなしており、Y方向に沿う左右一対の側縁部2b,2bと、X方向に沿う上下一対の端縁部2c,2d(上側端縁部2c、下側端縁部2d)とを有している。腹側外装体2Aと背側外装体2Bは、図2に示すように、Y方向の長さがX方向において均一である。しかしながら、腹側外装体2Aと背側外装体2Bのいずれか一方の縦方向長さが、当該外装体の一部において他方の外装体より長くなされていても良い。例えば、背側外装体2Bがサイドシール部4,4よりも縦方向において股部C側へ延出し、臀部を覆うような形態が挙げられる。要は、腹側外装体2Aと背側外装体2Bとが股部において連続しておらず、両外装体がサイドシール部4,4で接合され、環状の外装部10を形成していれば良い。
そして、腹側外装体2Aの側縁部2aと背側外装体2Bの側縁部2bとが合掌状に接合されていることによって、おむつ1に前述した一対のサイドシール部4,4が形成されている。この接合には、例えばヒートシール、高周波シール、超音波シール、接着剤等の公知の接合手段が用いられる。またこの接合によって、サイドシール部4,4とともに、図1に示す通り、ウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部6,6が形成されている。
吸収性本体3は、図3に示す通り、Y方向の一端側(腹側外装体2Aと重なっている部分)が腹側外装体2AのY方向の中央領域に接着剤(図示せず)を介して固定されている。同様に、長手方向の他端側(背側外装体2Bと重なっている部分)が、背側外装体2BのY方向の中央領域に接着剤(図示せず)を介して固定されている。
以下の説明においては、主としておむつ1の腹側外装体2Aの構成について図2及び図3を参照しつつ説明するが、特に断らない限り背側外装体2Bも同様の構成を有している。
おむつ1における腹側外装体2Aは図3に示す通り、外層シート22を構成するシート22aと内層シート23とを備えている。外層シート22を構成するシート22aは、そのY方向中央部が、腹側外装体2Aの最外面をなす外層シート22を構成している。内層シート23は、外層シート22に隣接させて該外層シート22の当接面側に配されている。X方向に関しては、外層シート22を構成するシート22aと内層シート23とは同形をしている。一方Y方向に関しては、外層シート22を構成するシート22aと内層シート23とは同形ではなく、外層シート22を構成するシート22aは図3に示す通り、内層シート23のY方向のウエスト開口縁W側に位置する端縁からY方向外方に延出した延出部221を有している。この延出部221は図3に示す通り、ウエスト開口縁Wにおいて内面側(肌当接面側)に折り返されている。ウエスト開口縁Wは、ウエスト開口部5の周縁である。折り返された延出部221は、内層シート23よりも、肌当接側に配置されている補助シート24の肌当接面を被覆している。
おむつ1は図2及び図3に示す通り、吸収性本体3のY方向の端縁3Wを覆う略矩形状の補助シート24を備えている。補助シート24は腹側外装体2Aに一枚配されている。同様に背側外装体2Bにも一枚配されている。図3に示す通り、補助シート24におけるY方向の一方の端縁は内層シート23のY方向のウエスト開口縁W側に位置する端縁と略同じ位置にある。これに対して、補助シート24におけるY方向の他方の端縁は吸収性本体3のY方向の端縁3Wを越えて、該吸収性本体3の表面シート31上に延在している。したがって、おむつ1の肌当接面は外層シート22を構成するシート22aの延出部221と、補助シート24と、表面シート31とから構成されている。
腹側外装体2Aは、図3に示す通り、上腹部領域A2と、該上腹部領域A2に隣接し該上腹部領域A2よりも股部C側に位置する下腹部領域A3を有する。逆に言えば、下腹部領域A3は上腹部領域A2よりも股部C側に位置している。本実施形態においては、腹側外装体2Aは、ウエスト開口縁Wを含むウエスト領域A1を更に有する。ウエスト領域A1は、上腹部領域A2に隣接し上腹部領域A2よりもウエスト開口縁側に位置する。上腹部領域A2は、腹側外装体2Aに固定されている吸収性本体3のY方向の端縁3Wよりもウエスト開口縁W側であり、3層のシートが積層されている領域である。本実施形態のおむつ1においては、上腹部領域A2は、外層シート22、内層シート23及び補助シート24により構成されている。この他に、上腹部領域A2は、外層シート22、延出部221、内層シート23及び補助シート24の任意の3層以上の組合せによって構成されていても良い。本実施形態において、外層シート22、延出部221、内層シート23及び補助シート24の4層で構成された部分も上腹部領域A2に含まれる。図示していないが、おむつ1における背側外装体2Bも、腹側外装体2Aと同様に、ウエスト開口縁W側から股部C側に向かって順に、ウエスト領域B1、上背部領域B2及び下背部領域B3を有している。なお、本明細書では上腹部領域A2と上背部領域B2をまとめて「上胴部領域」、下腹部領域A3と下背部領域B3をまとめて「下胴部領域」とも言う。ウエスト領域A1,B1はおむつ1のY方向において、ウエスト開口縁Wから内層シート23のY方向のウエスト開口縁側に位置する端縁までの間にわたっている。上胴部領域A2,B2は、おむつ1のY方向において、ウエスト弾性部材51のうち、最も股部C寄りに位置するものの下端から、外層シート22と内層シート23とが接着剤Hによって接合されている領域の上端までの間にわたっている。更に下胴部領域A3,B3は、おむつ1のY方向において、外層シート22と内層シート23とが接着剤Hによって接合されている領域の上端から、腹側外装体2A(背側外装体2B)の下側端縁部2dまでの間にわたっている。
ウエスト領域A1は腹側外装体2Aにおいて、ウエスト開口縁Wに沿っておむつ1のX方向に帯状に延びている。ウエスト領域A1には、糸状又は帯状の複数本(図示例は5本)のウエスト弾性部材51が、それぞれおむつ1のX方向に延びてX方向に伸長させた状態で、外層シートを構成するシート22aの折り返された延出部221の間に固定されている。ウエスト弾性部材51の本数は、ウエスト領域A1に好ましくは3本以上、より好ましくは5本以上配されている。そして、好ましくは20本以下、より好ましくは15本以下配されている。具体的には、3〜20本配されていることが好ましく、より好ましくは5〜15本である。図3に示す通りウエスト弾性部材51は、ウエスト領域A1において外層シートを構成するシート22aの延出部221を折り返すことで対向する内面の略全面に塗布された接着剤(図示せず)を介して固定されている。ウエスト弾性部材51は、腹側外装体2Aにおいてサイドシール部4,4間の全域にわたって配されている。おむつ1の着用状態においては、ウエスト弾性部材51の収縮によって、外層シート22に多数の襞ないし凹凸が生じてウエストギャザーG1が形成される(図1参照)。
ウエスト領域A1に隣接して位置している上腹部領域A2もおむつ1のX方向に帯状に延びている。図3に示す通り、上腹部領域A2では外層シート22と内層シート23とが非接合状態となっている。これとともに上腹部領域A2では、糸状又は帯状の上胴部弾性部材71がおむつ1のX方向に延びてX方向に伸長させた状態で内層シート23に固定されている。なお、上胴部弾性部材71とは上腹部弾性部材と上背部弾性部材を併せて表現したもので、本明細書では各々単独の場合又は双方含めた場合で使用する。上胴部弾性部材71は内層シート23と補助シート24との間に配置されており、内層シート23と補助シート24の双方に固定されている。これに対して上腹部領域A2では外層シート22にはギャザー形成用の弾性部材は固定されていない。上胴部弾性部材71の固定には、例えば接着剤(図示せず)が用いられる。上胴部弾性部材71は、2本以上配されていることが好ましい。そして、好ましくは10本以下、より好ましくは5本以下配されている。具体的には、2〜10本配されていることが好ましく、より好ましくは2〜5本である。おむつ1の着用状態においては、上胴部弾性部材71の収縮によって内層シート23及び補助シート24に多数の襞ないし凹凸が生じて、内側ギャザー(図示せず)が形成される。内側ギャザーは内層シート23と非接合状態になっている外層シート22よりも内側に位置するので、該内側ギャザーはおむつ1の外表面から視認し難くなっている。その結果、該外層シート22は下着様の外観を呈するようになる。また、上腹部領域A2において内層シート23と非接合状態になっている外層シート22は、図1に示す通り、内側ギャザーの収縮によっておむつ1の外方へ向けて膨らんだ膨出部Rを有する形状になり、柔らかな印象を使用者に与え、下着様の外観との相乗効果で外観が一層良好なものになる。
本発明において「非接合状態」とは、上腹部領域A2における左右のサイドシール4,4間の全面で、外層シート22と内層シート23とが非接合となっているものに限定されず、両シートが一部で接合されていている場合であっても、実質的に内側シートのギャザーの影響を抑えられたものは排除せず、「非接合状態」に含まれる。おむつ1は、上腹部領域A2又は上背部領域B2が、着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位に当接するように着用されることが好適である。具体的には下記の通りである。上腹部領域A2において、サイドシール部4,4間の内層シート23が存在する領域の全面積(伸長状態)に対する外層シート22と内層シート23とが非接合の領域は、85%以上、特に90%以上であることが好ましい。該非接合の領域のY方向の長さL1は、おむつ1のY方向の全長L(図2参照)の1%以上、特に2%以上である。そして、12%以下、特に9.5%以下である。具体的には、1〜12%、特に、2〜9.5%であることが、おむつ外表面の広い範囲を柔軟で肌触りの良い領域とし、おむつを柔らかな印象を与えるものとする観点から好ましい。また上腹部領域A2は、ウエスト開口部端からレッグ開口部端の間の長さ(すなわち、腹部Aのサイドシール4のY方向長さの合計長さ)に対して5%以上、特に10%以上である。そして、70%以下、特に50%以下である。具体的には、5〜70%、特に10〜50%のY方向長さを有することが、下着様で柔らかい外観を与える観点やずれ落ち抑制の観点や、胴回りをやさしくかつしっかりと抑える目的から好ましい。また、膨らむ領域が適度となるので、だぶついた印象を着用者らに与え難いとともに、伸縮性を備えていることを着用者に視覚的に与える効果も高くなる。
上腹部領域A2に隣接し、かつ該上腹部領域A2の下、つまり該上腹部領域A2よりも股部C側に位置する下腹部領域A3では、外層シート22と内層シート23とが、接着剤Hによって接合されている。また、下腹部領域A3においては、内層シート23の肌当接面側と吸収性本体3の裏面シート32とも接着剤(図示せず)によって接合されている。外層シート22と内層シート23との接合に用いられる接着剤は、例えば全面ベタ塗りで塗工されるか、又はスパイラル状若しくはオーム字状のパターンで塗工される。一方、内層シート23の肌当接面側と吸収性本体3の裏面シート32との接合に用いられる接着剤は、吸収性本体3のX方向中央域の位置においてY方向に延びるように塗布されているか、又は両者の対向域全域に塗布される。
下腹部領域A3においては、図2に示す通り、吸収性本体3のY方向に延びる側縁よりもX方向外方の位置において、外層シート22と内層シート23との間に糸状又は帯状の下胴部弾性部材91が配置されている。なお、下胴部弾性部材91とは下腹部弾性部材と下背部弾性部材を併せて表現したもので、本明細書では各々単独の場合又は双方含めた場合で使用する。下胴部弾性部材91はX方向に延びている。下胴部弾性部材91は、伸長状態下に外層シート22及び内層シート23に接着剤(図示せず)によって接合されている。下腹部領域A3のうち、吸収性本体3と重なる部位には弾性部材91は配置されていない。おむつ1の自然状態においては、下胴部弾性部材91の収縮に起因して外層シート22及び内層シート23に多数の襞ないし凹凸が生じ、図1に示す通り下胴部ギャザーG3が形成されている。
以上の構成を有する本実施形態のおむつ1によれば、上腹部領域において外層シート22と内層シート23との間が非接合状態になっており、かつ上腹部弾性部材71の収縮によって形成される内側ギャザー(図示せず)は外層シート22よりも内側に位置するので、該内側ギャザーをおむつ1の外表面から視認し難く、その結果おむつ1はすっきりとした外観を呈するものとなる。また内側ギャザーの収縮力に起因して、おむつ1はその着用状態においてずれ落ち等が効果的に防止される。おむつ1のずれ落ちは、下腹部領域に配置されている下腹部弾性部材91の収縮力によっても防止される。しかも股部Cに腹側外装体2Aからの連続した延出部位としての外装体が配されていないので、着用状態において着用者の体勢に起因して股部Cが変形しても、その変形が腹側外装体2Aに伝播しづらいので、腹側外装体2Aの引き攣れが効果的に抑制される。その結果、上腹部領域において外層シート22が内層シート23から浮きやすくなり、上述した膨出部Rが首尾良く形成される。このことに起因して、着用状態での上腹部領域の通気性及び透湿性が良好になる。また、着用状態での外層シート22のよれが抑制されるので、おむつ1の外観が良好になる。
上述したおむつ1において、表面シート31、裏面シート32、吸収体33、及び側方カフス34形成用シート等としては、使い捨ておむつ等の吸収性物品に従来用いられている各種のもの等を特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート31としては、単層又は多層構造の不織布や、開孔フィルム等を用いることができる。裏面シート32としては、樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。吸収体33としては、パルプ繊維等の繊維の集合体(不織布であっても良い)からなる吸収性コア又はこれに吸水性ポリマーの粒子を保持させてなる吸収性コアを、ティッシュペーパ等からなるコアラップシートで被覆したものを用いることができる。
また、外層シート22、内層シート23及び補助シート24としても、使い捨ておむつ等の吸収性物品に従来用いられている各種のシート材を特に制限なく用いることができる。上腹部領域A2の通気性及び透湿性を高める観点からは、これらのシート22,23,24は通気性を有することが好ましい。特に不織布を用いることが好ましい。不織布としては、エアスルー不織布、スパンボンド不織布、スパンレース不織布、メルトブローン不織布、ヒートロール不織布等の各種の不織布を単層で用いるか、又はこれらが2層以上に積層された積層不織布として用いることが好ましい。また、これらのシート22,23及び24として、不織布とフィルムとを一体化したシート等を用いることもできる。
弾性部材51,71,91の形成素材としては、例えば、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、天然ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ポリウレタン等を挙げることができる。弾性部材の形態としては、断面が矩形、正方形、円形、楕円形又は多角形状等の糸状(糸ゴム等)、若しくは帯状(平ゴム等)のもの、又はマルチフィラメントタイプの糸状のもの等を好ましく用いることができる。弾性部材51,71,91の太さは、310dtex以上、特に470dtex以上、更に620dtex以上であることが好ましい。そして、1670dtex以下、特に940dtex以下であることが好ましい。具体的には、310〜1670dtex、特に470〜1670dtex、更に620〜940dtexとすることが好ましい。特に、上胴部弾性部材71に関しては、装着感とずれ落ち抑制の両立、また、着用者肌当接側に配置されることからから痕付き抑制を考慮して470dtex以上、特に620dtex以上、1670dtex以下とすることが好ましく、具体的には、470〜1670dtex、特に620〜1670dtexとすることが好ましい。下胴部弾性部材91としては、装着感とずれ落ちの両立に加え、すっきりした外観を与える観点、また、吸収体を十分に抑える観点から310dtex以上、特に470dtex以上、680dtex以下とすることが好ましく、具体的には、310〜680dtex、特に470〜680dtexを使用することが好ましい。また、これらの効果を確実に達成する観点及び締め付け感緩和の観点からは、上胴部弾性部材71よりも下胴部弾性部材91の方が細く、かつ本数が多いように配置されることが好ましい。具体的には、上腹部弾性部材よりも下腹部弾性部材の方が細く、かつ本数が多いように配置されることが好ましい。また、上背部弾性部材よりも前記下背部弾性部材の方が細く、かつ本数が多いように配置されることが好ましい。ウエスト弾性部材51の配置間隔は、1mm以上、特に2mm以上であることが好ましい。そして、15mm以下、特に10mm以下であることが好ましい。具体的には、1〜15mm、特に2〜10mmとすることが好ましい。上胴部弾性部材71の配置間隔は、2mm以上、特に3mm以上であることが好ましい。そして、40mm以下、特に30mm以下であることが好ましい。具体的には、2〜40mm、特に3〜30mmとすることが好ましい。下胴部弾性部材91の配置間隔は、2mm以上、特に3mm以上であることが好ましい。そして、15mm以下、特に10mm以下であることが好ましい。具体的には、2〜15mm、特に3〜10mmとすることが好ましい。
次に、本発明の第2及び3実施形態について、図4ないし図8を参照しながら説明する。これらの実施形態については、第1実施形態と異なる点について説明し、特に説明しない点については第1実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また図4ないし図8において、図1ないし図3と同じ部材には同じ符号を付してある。
図4ないし図6に示す第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、腹側外装体2A及び背側外装体2Bと吸収性本体3との接合態様である。第1実施形態のおむつにおいては、吸収性本体3はその外面側において腹側外装体2A及び背側外装体2Bの内面に固定されている。これに対して本実施形態では、吸収性本体3はその内面側において腹側外装体2A及び背側外装体2Bの外面に固定されている。具体的には、腹側外装体2A及び背側外装体2Bにおける外面に、吸収性本体3の表面シートが対向するように両者が接合固定されている。
より詳細には、腹側外装体2A及び背側外装体2Bにおける外面をなす外層シート22と吸収性本体3の表面シート31とを対向させ、その状態下に吸収性本体3のY方向の端縁3Wを跨ぐように連結シート25を配置する。連結シート25はX方向に長い略矩形をしており、吸収性本体3の端縁3W近傍の裏面シート32を被覆するとともに、該端縁3Wに隣接する外層シート22を被覆する。そして、連結シート25のY方向の下端縁25bの近傍の位置において該連結シート25と裏面シート32とを接着剤で接合する。これとともに、連結シート25のY方向の上端縁25aの近傍の位置において該連結シート25と外層シート22とを接着剤で接合する。連結シート25と外層シート22との接合位置は、腹側外装体2A及び背側外装体2Bにおける下胴部領域A3,B3であることが好ましい。また、必要に応じ、これらの接合に加えて、連結シート25のY方向に沿う両側縁の位置において該連結シート25と外層シート22とを接合しても良い。
連結シート25としては、各種の不織布やフィルム等を特に制限なく用いることができる。
腹側外装体2A及び背側外装体2Bと吸収性本体3とを上述の通りの態様で接合することで、腹側外装体2Aと吸収性本体3との間には、図5に示す通りポケット部Pが形成される。ポケット部Pは外層シート22と表面シート31とで画定される空間からなり、腹側外装体2Aの下側端縁部2dの位置において下方に向けて開口している。図示していないが、背側外装体2Bにおいても同様の構成のポケット部が形成されている。
以上の構成を有する第2実施形態のおむつ1によれば、先に説明した第1実施形態と同様の効果が奏される。更に本実施形態のおむつ1は、吸収性パッド(補助パッドとも呼ばれる。)と併用しやすいという効果も奏される。この効果について図6を参照しながら説明する。
先に説明した吸収性本体3と同様に、吸収性パッド103は、一般に液透過性の表面シート131、液不透過性又は撥水性の裏面シート132及び両シート間に介在配置された液保持性の吸収体133を有しており、縦長の形状をしている。吸収性パッド103は、おむつ1の吸収性本体3による液の吸収を補助する目的や、おむつ1の交換回数を低減させる目的で使用される。吸収性パッド103は、裏面シート132の外面が、おむつ1の表面シート31と対向するように該表面シート31上に載置されて使用される。おむつ1の着用状態においては、着用者の動作等に起因して吸収性パッド103の載置位置が適正な位置からずれる場合があるところ、これを防止するために、本実施形態のおむつ1においては図6に示す通り、吸収性パッド103の縦方向の前後の端部域をおむつ1の各ポケット部Pに挿入できるようになっている。該端部域をポケット部に挿入することによって、吸収性パッド103における裏面シート132の外面とおむつ1の表面シート31とを両面テープや面ファスナなどの接合手段によって固定することなく、吸収性パッド103の載置位置にずれが生じることを効果的に防止することができる。また、端部域をポケット部Pに挿入するという簡単な操作だけで吸収性パッド103をおむつ1に取り付けることができ、更に取り外しも容易である。なお、ポケット部Pと、両面テープや面ファスナなどの接合手段とを併用することは妨げられない。
これまで説明してきた実施形態はパンツ型使い捨ておむつに係るものであったところ、図7及び図8に示す実施形態はパッドホルダーに係るものである。パッドホルダーは、吸収性パッドと併用され、吸収性パッドを着用者の身体に固定するために用いられるものである。図7に示すパッドホルダー100は、これまで説明してきた実施形態のパンツ型使い捨ておむつから吸収性本体を除去したものに相当する。パッドホルダー100は、着用者の腹側に配される腹側部102Aと、着用者の背側に配される背側部102Bとを具備する。腹側部102A及び背側部102Bの構成は、これまで説明してきた実施形態のパンツ型使い捨ておむつにおける腹側外装体2A及び背側外装体2Bと同様になっている。腹側部102A及び背側部102Bはいずれも同形で、かつ略矩形をしている。パッドホルダー100は、腹側部102A及び背側部102Bの両側縁部及び上側端縁部102c、下側端縁部102dの位置合わせをして重ね合わせた状態下に、それらの両側縁部を接合することによって形成された一対のサイドシール部104,104を有し、無端の環状ベルトになっている。したがってパッドホルダー100は上部開口部及び下部開口部を有している。
パッドホルダー100は、その上部開口部の上部開口縁W’に沿って配された複数本のウエスト弾性部材151を有している。ウエスト弾性部材151はX方向に延びている。ウエスト弾性部材151の固定状態は、第1及び第2実施形態におけるウエスト弾性部材51の固定状態と同様である。更にパッドホルダー100は、下側端縁部102d寄りの位置に、該下側端縁部102dに沿って配された複数本の下胴部弾性部材191を有している。下胴部弾性部材191はX方向に延びている。下胴部弾性部材191の固定状態は、第1及び第2実施形態における下胴部弾性部材91の固定状態と同様である。そして、ウエスト弾性部材151及び下胴部弾性部材191の収縮によって、腹側部102A及び背側部102Bには、ウエストギャザーG1及び下腹部ギャザーG3が形成される。
腹側部102Aは、ウエスト領域A1と、該ウエスト領域A1に隣接し、かつ該ウエスト領域A1よりも下側端縁部102d側に位置する上腹部領域A2と、該上腹部領域A2に隣接し、かつ該上腹部領域A2よりも下側端縁部102d側に位置する下腹部領域A3とを有している。逆に言えば、下腹部領域A3は上腹部領域A2よりも下側端縁部102d側に位置している。背側部102Bも、ウエスト領域B1、上背部領域B2及び下背部領域B3を有している。ウエスト領域A1,B1、上胴部領域A2,B2、及び下胴部領域A3,B3の構成は、第1及び第2実施形態の外装体と同様である。ウエスト領域A1,B1は、パッドホルダー100のY方向において、上部開口縁W’から、内層シート(図示せず)のY方向のウエスト開口縁側に位置する端縁までの間にわたっている。上胴部領域A2,B2は、腹側部102A及び背側部102Bに配置されている取り付け手段140のY方向のウエスト開口縁側に位置する端縁よりも上部開口縁W’側であり、3層のシートが積層されている領域である。上胴部領域A2,B2は、外層シート、延出部、内層シート及び補助シートの任意の組合せによって3層以上構成されている。上胴部領域A2,B2は、パッドホルダー100のY方向において、内層シートと補助シート(いずれも図示せず)との間に接合固定された複数本の上胴部弾性部材(図示せず)の配置領域に相当する。下胴部領域A3,B3は、複数本の上胴部弾性部材(図示せず)のうち、最も下側に配置されている上胴部弾性部材よりも下側端縁部102d側(下部開口縁側)の領域である。パッドホルダー100は、上腹部領域A2又は上背部領域B2が、着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位に当接するように着用されることが好適である。具体的には下記の通りである。外層シートと内層シートとが非接合の領域のY方向の長さL1’は、パッドホルダー100のY方向の全長L’(図7参照)の3%以上、特に6%以上である。そして、40%以下、特に35%以下である。具体的には、3〜40%、特に、6〜35%であることが、おむつ外表面の広い範囲を柔軟で肌触りの良い領域とし、おむつを柔らかな印象を与えるものとする観点から好ましい。
腹側部102A及び背側部102Bにおける上胴部領域A2,B2においては、外層シート122と内層シート(図示せず)とは非接合状態になっている。そして、この非接合状態と上述したウエストギャザーG1及び下腹部ギャザーG3の収縮によって、上胴部領域A2,B2における外層シート122はおむつ1の外方へ向けて膨らんだ膨出部Rを有する形状になる。
パッドホルダー100は、腹側部102Aと背側部102Bとの間を架け渡すように吸収性パッドが固定可能になっている。吸収性パッドの固定態様には、大別して図8(a)及び図8(b)に示す二通りがある。図8(a)に示す固定態様では、パッドホルダー100の肌当接面である補助シート124の肌当接面側と、吸収性パッド103の裏面シート132の外面側とが対向するように該吸収性パッドを取り付ける。取り付けのために、腹側部102A及び背側部102BにおけるX方向中央域において、補助シート124の肌当接面側に取り付け手段140を設ける。この場合には、腹側部102A及び背側部102Bの下側端縁部102d近傍の位置に、X方向に延びるように取り付け手段140を配置することが好適である。この取り付け手段に加えて、又はそれに代えて、裏面シート132の外面側に取り付け手段(図示せず)を設けることもできる。取り付け手段を裏面シート132の外面側に設ける場合には、吸収性パッド103のY方向の前後端部域の位置にX方向に延びるように配置することが好適である。取り付け手段を補助シート124の肌当接面側に取り付ける場合、及び裏面シート132の外面側に取り付ける場合のいずれであっても取り付け手段としては、例えば両面テープや、面ファスナのフック部材及びループ部材を用いることができる。
図8(b)に示す固定態様では、パッドホルダー100の最外面である外層シート122の外面側と、吸収性パッド103の表面シート131の内面側とが対向するように該吸収性パッドを取り付ける。取り付けのために、腹側部102A及び背側部102BにおけるX方向中央域において、外層シート122の外面側に取り付け手段140を設ける。この場合には、腹側部102A及び背側部102Bの下側端縁部102d近傍の位置に、X方向に延びるように取り付け手段140を配置することが好適である。この取り付け手段に加えて、又はそれに代えて、表面シート131の外面側に取り付け手段(図示せず)を設けることもできる。この場合には、取り付け手段を吸収性パッド103のY方向の前後端部域の位置に、X方向に延びるように配置することが好適である。取り付け手段としては、図8(a)に示す場合と同様のものを用いることができる。
本実施形態のパッドホルダー100を用いることで、吸収性パッド103の着脱を容易に行うことができる。また、パッドホルダー100は、下着様のすっきりした外観を呈する。吸収性パッド103の取り付け状態下でのパッドホルダー100のずれ落ちは、ウエスト弾性部材151、上胴部弾性部材(図示せず)及び下胴部弾性部材191によって効果的に防止される。しかも、パッドホルダー100と吸収性パッド103とは別体になっているので、着用状態において着用者の体勢に起因して吸収性パッド103が変形しても、その変形が腹側部102A及び/又は背側部102Bに伝播しづらいので、腹側部102A及び/又は背側部102Bの引き攣れが効果的に抑制される。したがって第1及び第2実施形態と同様に、上腹部領域A2,B2において外層シート122が内層シート(図示せず)から浮きやすくなり、着用状態での上腹部領域A2,B2の通気性及び透湿性が良好になる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば第1及び第2実施形態においては、腹側外装体2A及び背側外装体2Bの双方が上胴部領域A2,B2において、外層シート22と内層シート23とが非接合であり、かつ内層シート23に上胴部弾性部材71が固定されていたが、この構成は少なくとも腹側外装体2Aにおいて満足していれば良く、背側外装体2Bに関しては腹側外装体2Aと異なる構成を採用しても良い。第3実施形態における腹側部102A及び背側部102Bについても同様である。なお背側部Bの外層シート12表面に廃棄用のファスニングテープを配置する場合、両部材の固定を確実なものとするために当該部分において外層シート12と内層シート14を接合することができる。この場合には、背側部Bにおいて、接合部分の総面積が上背部領域B2の面積に対して20%以下、特に15%以下とすることが好ましい。
また前記の各実施形態においては、下胴部弾性部材91を用いなくても良い。あるいは下胴部弾性部材91を、内層シートに固定しても良い。
また第1及び第2実施形態は、本発明をパンツ型使い捨ておむつに適用した例であるが、本発明のパンツ型吸収性物品はこれ以外の吸収性物品、例えばショーツ型生理用ナプキン等にも同様に適用できる。
更に第1及び第2実施形態においては、吸収性本体3のY方向の前後端部域のうち、一方の端部域が第1実施形態に示す態様で腹側外装体2A又は背側外装体2Bに接合され、かつ他方の端部域が第2実施形態に示す態様で腹側外装体2A又は背側外装体2Bに接合されていても良い。同様に、第3実施形態においては、吸収性パッド103のY方向の前後端部域のうち、一方の端部域とパッドホルダー100との接合態様を図8(a)に示す通りとし、かつ他方の端部域とパッドホルダー100との接合態様を図8(b)に示す通りとしても良い。また、第3実施形態においては、環状のパッドホルダー100の腹側部A及び/又は背側部Bに、吸収パッドを固定するために、股部Cに延びるように支持シートを橋掛けするように接合配置しても良い。
また、本発明においては、ウエスト領域は存在しなくても良い。例えば、第1実施形態においては、腹側外装体における内層シート23のY方向のウエスト開口縁W側端縁よりもY方向外側の部分に、ウエスト領域が存在している。しかし、例えば、内層シート23のウエスト開口縁W側の端縁をウエスト開口縁Wにまで延在させて、腹側外装体2Aのうち吸収性本体3のY方向の端縁3WよりY方向外側の部分全てを「上腹部領域」とし、「ウエスト領域」を有しないように構成しても良い。
上述した実施形態に関し、本発明は更に以下のパンツ型吸収性物品及びパッドホルダーを開示する。
<1>
着用者の腹側に配される腹側外装体と、着用者の背側に配される背側外装体と、該腹側外装体と該背側外装体との間を架け渡すようにこれらの外装体に固定された吸収性本体とを具備し、該腹側外装体及び該背側外装体の縦方向に沿う両側縁部に該腹側外装体と該背側外装体とを接合して形成されたサイドシール部を有し、これにより構成された環状外装部を備えるパンツ型吸収性物品であって、
前記腹側外装体は、外表面を形成する外層シート及び該外層シートよりも内側に位置する内層シートを有しており、
前記腹側外装体は、上腹部領域及び下腹部領域を有し、該下腹部領域は該上腹部領域よりも股部側に位置しており、
前記上腹部領域においては、前記外層シートと前記内層シートとの間が非接合状態となっており、かつ上腹部弾性部材が横方向に延びて前記内層シートに固定されている、パンツ型吸収性物品。
<2>
前記腹側外装体は、ウエスト開口縁側から股部側に向かって順に、ウエスト領域、上腹部領域及び下腹部領域を有している<1>に記載のパンツ型吸収性物品。
<3>
前記下腹部領域においては、下腹部弾性部材が横方向に延びて前記外層シート又は前記内層シートに固定されている<1>又は<2>に記載のパンツ型吸収性物品。
<4>
前記背側外装体は、外表面を形成する外層シート及び該外層シートよりも内側に位置する内層シートを有しており、
前記背側外装体は、上背部領域及び下背部領域を有し、該下背部領域は該上背部領域よりも股部側に位置しており、
前記上背部領域においては、 前記外層シートと前記内層シートとの間が非接合状態となっており、かつ上背部弾性部材が、横方向に延びて前記内層シートに固定されている<1>ないし<3>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<5>
前記背側外装体は、ウエスト開口縁側から股部側に向かって順に、ウエスト領域、上背部領域及び下背部領域を有している<4>に記載のパンツ型吸収性物品。
<6>
前記下背部領域においては、下背部弾性部材が、横方向に延びて前記外層シートに固定されている<4>又は<5>に記載のパンツ型吸収性物品。
<7>
前記吸収性本体は、その外面側において、前記腹側外装体及び前記背側外装体の内面に固定されている<1>ないし<6>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<8>
前記吸収性本体は、その内面側において、前記腹側外装体及び前記背側外装体の外面に固定されている<1>ないし<6>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<9>
前記腹側外装体及び前記背側外装体における前記外層シートと前記吸収性本体の表面シートとを対向させ、その状態下に該吸収性本体の縦方向の端縁を跨ぐように連結シートが配置されている<8>に記載のパンツ型吸収性物品。
<10>
前記連結シートの縦方向下端縁の近傍位置において該連結シートと前記吸収性本体の裏面シートとを接着剤で接合し、
該連結シートの縦方向上端縁の近傍位置において該連結シートと前記外層シートとを接着剤で接合した<9>に記載のパンツ型吸収性物品。
<11>
前記連結シートと前記外層シートとの接合位置は、前記腹側外装体及び前記背側外装体における下背部領域及び下腹部領域である<10>に記載のパンツ型吸収性物品。
<12>
前記腹側外装体及び前記背側外装体の前記外層シートと前記吸収性本体の表面シートとで画定されるポケット部が形成されている<8>に記載のパンツ型吸収性物品。
<13>
前記ポケット部内に、両面テープ又は面ファスナを有する<12>に記載のパンツ型吸収性物品。
<14>
前記腹側外装体と前記背側外装体は、縦方向の長さが横方向において均一である<1>ないし<13>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<15>
前記腹側外装体と前記背側外装体のいずれか一方の縦方向長さが、当該外装体の一部において他方の外装体より長くなされている<1>ないし<13>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<16>
前記背側外装体が前記サイドシール部よりも縦方向において股部側へ延出している<15>に記載のパンツ型吸収性物品。
<17>
前記背側外装体及び前記腹側外装体のいずれか一方又は両方において、横方向に関して、前記外層シートを構成するシートと前記内層シートとは同形である<4>ないし<16>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<18>
前記背側外装体及び前記腹側外装体のいずれか一方又は両方において、縦方向に関して、前記外層シートを構成するシートは、前記内層シートの縦方向の端縁から縦方向外方に延出した延出部を有している<4>ないし<17>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<19>
前記吸収性本体の縦方向の端縁を覆う矩形状の補助シートを備えている<1>ないし<18>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<20>
前記補助シートにおける縦方向の一方の端縁は内層シートの縦方向の端縁と同じ位置にある<19>に記載のパンツ型吸収性物品。
<21>
前記外層シートを構成するシートの延出部が、ウエスト開口縁において内面側に折り返されている<18>に記載のパンツ型吸収性物品。
<22>
折り返された前記延出部は、前記内層シートよりも肌当接側に配置されている補助シートの肌当接面を被覆している<21>に記載のパンツ型吸収性物品。
<23>
前記ウエスト領域に横方向に延びて配されたウエスト弾性部材は、前記腹側外装体において前記サイドシール部間の全域にわたっている<2>ないし<22>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<24>
伸長状態における前記上腹部領域において、前記サイドシール部間の前記内層シートが存在する領域の全面積に対する前記外層シートと前記内層シートとが非接合の領域は、85%以上、特に90%以上である<1>ないし<23>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<25>
伸長状態における前記上腹部領域において、前記外層シートと前記内層シートとが非接合の領域の縦方向の長さは、前記パンツ型吸収性物品の縦方向の全長の、1%以上、特に2%以上である<1>ないし<24>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<26>
伸長状態における前記上腹部領域において、前記外層シートと前記内層シートとが非接合の領域の縦方向の長さは、前記パンツ型吸収性物品の縦方向の全長の、12%以下、特に9.5%以下である<1>ないし<25>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<27>
前記上腹部領域は、ウエスト開口部端からレッグ開口部端の間の長さに対して、5%以上、特に10%以上である<1>ないし<26>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<28>
前記上腹部領域は、ウエスト開口部端からレッグ開口部端の間の長さに対して、70%以下、特に50%以下である<1>ないし<27>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<29>
前記下腹部領域においては、前記吸収性本体の縦方向に延びる側縁よりも横方向外方の位置において、前記外層シートと前記内層シートとの間に糸状又は帯状の下腹部弾性部材が配されている<1>ないし<28>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<30>
前記上腹部領域に配される上腹部弾性部材は、470dtex以上、好ましくは620dtex以上、1670dtex以下である<1>ないし<29>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<31>
前記下腹部領域に配される下腹部弾性部材は、310dtex以上、好ましくは470dtex以上、680dtex以下である<3>に記載のパンツ型吸収性物品。
<32>
前記上腹部弾性部材よりも前記下腹部弾性部材の方が細く、かつ本数が多い<3>又は<31>に記載のパンツ型吸収性物品。
<33>
前記上背部弾性部材よりも前記下背部弾性部材の方が細く、かつ本数が多い<6>に記載のパンツ型吸収性物品。
<34>
前記上腹部弾性部材及び前記上背部弾性部材は、前記内層シートと補助シートとの間に配置されている<4>ないし<33>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<35>
前記上腹部領域又は前記上背部領域が、着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位に当接するように着用される<4>ないし<34>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<36>
着用者の腹側に配される腹側部と、着用者の背側に配される背側部とを具備し、該腹側部及び該背側部の縦方向に沿う両側縁部に、該腹側部と該背側部とを接合して形成されたサイドシール部を有する環状ベルトからなり、
前記腹側部と前記背側部との間を架け渡すように吸収性パッドが固定可能になっているパッドホルダーであって、
前記腹側部と前記背側部は吸収性パッドを取り付けるための取り付け手段が設けられており、
前記腹側部は、外表面を形成する外層シート及び該外層シートよりも内側に位置する内層シートを有しており、
前記腹側部は、上腹部領域及び下腹部領域を有し、該下腹部領域は該上腹部領域よりも下部開口縁側に位置しており、
前記上腹部領域においては、前記外層シートと前記内層シートとの間が非接合状態となっており、かつ上腹部弾性部材が、横方向に延びて前記内層シートに固定されている、パッドホルダー。
<37>
前記腹側部は、上部開口縁側から下部開口縁側に向かって順に、ウエスト領域、上腹部領域及び下腹部領域を有している<36>に記載のパッドホルダー。
<38>
前記下腹部領域においては、下腹部弾性部材が、横方向に延びて前記外層シートに固定されている<36>又は<37>に記載のパッドホルダー。
<39>
前記背側部は、外表面を形成する外層シート及び該外層シートよりも内側に位置する内層シートを有しており、
前記背側部は、上背部領域及び下背部領域を有し、該下背部領域は該上背部領域よりも下部開口縁側に位置しており、
前記上背部領域においては、 前記外層シートと前記内層シートとの間が非接合状態となっており、かつ上背部弾性部材が、横方向に延びて前記内層シートに固定されている<36>ないし<38>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<40>
前記背側部は、ウエスト開口縁側から股部側に向かって順に、ウエスト領域、上背部領域及び下背部領域を有している<39>に記載のパンツ型吸収性物品。
<41>
前記上腹部領域又は前記上背部領域が、着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位に当接するように着用される<39>又は<40>に記載のパッドホルダー。
<42>
前記パッドホルダーの肌当接面である補助シートの肌当接面側に、吸収性パッドの裏面シートの外面側を取り付けるための取り付け手段が設けられている<36>ないし<41>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<43>
前記パッドホルダーの最外面である前記外層シートの外面側に、吸収性パッドの表面シートの内面側を取り付けるための取り付け手段が設けられている<39>ないし<41>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<44>
前記取り付け手段が、前記腹側部及び前記背側部の下側端縁部近傍の位置に、横方向に延びるように配される<42>又は<43>に記載のパッドホルダー。
<45>
前記取り付け手段は、両面テープ、面ファスナのフック部材又はループ部材である<42>ないし<44>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<46>
前記腹側部と前記背側部のいずれか一方の縦方向長さが、該腹側部又は該背側部の一部において他方より長くなされている<36>ないし<45>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<47>
前記上腹部弾性部材及び前記上背部弾性部材は、前記内層シートと補助シートとの間に配置されている<39>ないし<46>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<48>
前記上腹部弾性部材よりも前記下腹部弾性部材の方が細く、かつ本数が多い<38>に記載のパッドホルダー。
<49>
前記下背部領域においては、下背部弾性部材が、横方向に延びて前記外層シートに固定されており、
前記上背部弾性部材よりも前記下背部弾性部材の方が細く、かつ本数が多い<39>ないし<47>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<50>
伸長状態における前記上腹部領域において、前記サイドシール部間の前記内層シートが存在する領域の全面積に対する前記外層シートと前記内層シートとが非接合の領域は、85%以上、特に90%以上である<36>ないし<49>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<51>
伸長状態における前記上腹部領域において、前記外層シートと前記内層シートとが非接合の領域の縦方向の長さは、前記パッドホルダーの縦方向の全長の、3%以上、特に6%以上である<36>ないし<50>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<52>
伸長状態における前記上腹部領域において、前記外層シートと前記内層シートとが非接合の領域の縦方向の長さは、前記パッドホルダーの縦方向の全長の、40%以下、特に35%以下である<36>ないし<51>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<53>
前記上腹部領域は、ウエスト開口部端からレッグ開口部端の間の長さに対して、5%以上、特に10%以上である<36>ないし<52>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<54>
前記上腹部領域は、ウエスト開口部端からレッグ開口部端の間の長さに対して、70%以下、特に50%以下である<36>ないし<53>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
1 パンツ型使い捨ておむつ(パンツ型吸収性物品)
2A 腹側外装体
2B 背側外装体
10 環状外装部
22 外層シート
22a 外層シートを構成するシート
23 内層シート
24 補助シート
25 連結シート
3 吸収性本体
31 表面シート
32 裏面シート
33 吸収体
4 サイドシール部
51 ウエスト弾性部材
71 上胴部弾性部材
91 下胴部弾性部材
100 パッドホルダー
103 吸収性パッド
131 表面シート
132 裏面シート
133 吸収体
A 腹側部
B 背側部
C 股部
A1,B1 ウエスト領域
A2 上腹部領域(上胴部領域)
A3 下腹部領域(下胴部領域)
B2 上背部領域(上胴部領域)
B3 下背部領域(下胴部領域)
P ポケット部
<2>
前記腹側外装体は、ウエスト開口縁側から股部側に向かって順に、ウエスト領域、上腹部領域及び下腹部領域を有している<1>に記載のパンツ型吸収性物品。
<3>
前記下腹部領域においては、下腹部弾性部材が横方向に延びて前記外層シート又は前記内層シートに固定されている<1>又は<2>に記載のパンツ型吸収性物品。
<4>
前記下腹部領域に配される下腹部弾性部材は、310dtex以上、好ましくは470dtex以上、680dtex以下である<3>に記載のパンツ型吸収性物品。
<5>
前記上腹部弾性部材よりも前記下腹部弾性部材の方が細く、かつ本数が多い<3>又は<4>に記載のパンツ型吸収性物品。
<6>
前記背側外装体は、外表面を形成する外層シート及び該外層シートよりも内側に位置する内層シートを有しており、
前記背側外装体は、上背部領域及び下背部領域を有し、該下背部領域は該上背部領域よりも股部側に位置しており、
前記上背部領域においては、 前記外層シートと前記内層シートとの間が非接合状態となっており、かつ上背部弾性部材が、横方向に延びて前記内層シートに固定されている<1>ないし<5>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<7>
前記背側外装体は、ウエスト開口縁側から股部側に向かって順に、ウエスト領域、上背部領域及び下背部領域を有している<1>ないし<6>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<8>
前記下背部領域においては、下背部弾性部材が、横方向に延びて前記外層シートに固定されている<6>に記載のパンツ型吸収性物品。
<9>
前記上背部弾性部材よりも前記下背部弾性部材の方が細く、かつ本数が多い<6>又は<8>に記載のパンツ型吸収性物品。
<10>
前記上腹部弾性部材及び前記上背部弾性部材は、前記内層シートと補助シートとの間に配置されている<6>、<8>又は<9>に記載のパンツ型吸収性物品。
<11>
前記上腹部領域又は前記上背部領域が、着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位に当接するように着用される<6>、<8>、<9>又は<10>に記載のパンツ型吸収性物品。
<12>
前記背側外装体及び前記腹側外装体のいずれか一方又は両方において、横方向に関しては、前記外層シートを構成するシートと前記内層シートとは同形である<1>ないし<11>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<13>
前記背側外装体及び前記腹側外装体のいずれか一方又は両方において、縦方向に関しては、前記外層シートを構成するシートは、前記内層シートの縦方向の端縁から縦方向外方に延出した延出部を有している<1>ないし<11>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<14>
前記吸収性本体の縦方向の端縁を覆う矩形状の補助シートを備えている<1>ないし<13>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<15>
前記補助シートにおける縦方向の一方の端縁は内層シートの縦方向の端縁と同じ位置にある<14>に記載のパンツ型吸収性物品。
<16>
前記外層シートを構成するシートの延出部はウエスト開口縁において内面側に折り返されている<15>に記載のパンツ型吸収性物品。
<17>
折り返された前記延出部は、前記内層シートよりも肌当接側に配置されている補助シートの肌当接面を被覆している<16>に記載のパンツ型吸収性物品。
<18>
前記吸収性本体は、その外面側において、前記腹側外装体及び前記背側外装体の内面に固定されている<1>ないし<17>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<19>
前記吸収性本体は、その内面側において、前記腹側外装体及び前記背側外装体の外面に固定されている<1>ないし<17>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<20>
前記腹側外装体及び前記背側外装体における前記外層シートと前記吸収性本体の表面シートとを対向させ、その状態下に該吸収性本体の縦方向の端縁を跨ぐように連結シートが配置されている<19>に記載のパンツ型吸収性物品。
<21>
前記連結シートの縦方向下端縁の近傍位置において該連結シートと前記吸収性本体の裏面シートとを接着剤で接合し、
該連結シートの縦方向上端縁の近傍位置において該連結シートと前記外層シートとを接着剤で接合した<20>に記載のパンツ型吸収性物品。
<22>
前記連結シートと前記外層シートとの接合位置は、前記腹側外装体及び前記背側外装体における下背部領域及び下腹部領域である<21>に記載のパンツ型吸収性物品。
<23>
前記腹側外装体及び前記背側外装体の前記外層シートと前記吸収性本体の表面シートとで画定されるポケット部が形成されている<19>ないし<22>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<24>
前記ポケット部内に、両面テープ又は面ファスナを有する<23>に記載のパンツ型吸収性物品。
<25>
前記腹側外装体と前記背側外装体は、縦方向の長さが横方向において均一である<1>ないし<24>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<26>
前記腹側外装体と前記背側外装体のいずれか一方の縦方向長さが、当該外装体の一部において他方の外装体より長くなされている<1>ないし<24>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<27>
前記背側外装体が前記サイドシール部よりも縦方向において股部側へ延出している<26>に記載のパンツ型吸収性物品。
<28>
前記ウエスト領域に横方向に延びて配されたウエスト弾性部材は、前記腹側外装体において前記サイドシール部間の全域にわたっている<2>ないし<27>に記載のパンツ型吸収性物品。
<29>
伸長状態における前記上腹部領域において、前記サイドシール部間の前記内層シートが存在する領域の全面積に対する前記外層シートと前記内層シートとが非接合の領域は、85%以上、特に90%以上である<1>ないし<28>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<30>
伸長状態における前記上腹部領域において、前記外層シートと前記内層シートとが非接合の領域の縦方向の長さは、前記パンツ型吸収性物品の縦方向の全長の、1%以上、特に2%以上である<1>ないし<29>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<31>
伸長状態における前記上腹部領域において、前記外層シートと前記内層シートとが非接合の領域の縦方向の長さは、前記パンツ型吸収性物品の縦方向の全長の、12%以下、特に9.5%以下である<1>ないし<30>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<32>
前記上腹部領域は、ウエスト開口部端からレッグ開口部端の間の長さに対して、5%以上、特に10%以上である<1>ないし<31>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<33>
前記上腹部領域は、ウエスト開口部端からレッグ開口部端の間の長さに対して、70%以下、特に50%以下である<1>ないし<32>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<34>
前記下腹部領域においては、前記吸収性本体の縦方向に延びる側縁よりも横方向外方の位置において、前記外層シートと前記内層シートとの間に糸状又は帯状の下腹部弾性部材が配されている<1>ないし<33>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<35>
前記上腹部領域に配される上腹部弾性部材は、470dtex以上、好ましくは620dtex以上、1670dtex以下である<1>ないし<34>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<37>
前記腹側部は、上部開口縁側から下部開口縁側に向かって順に、ウエスト領域、上腹部領域及び下腹部領域を有している<36>に記載のパッドホルダー。
<38>
前記下腹部領域においては、下腹部弾性部材が、横方向に延びて前記外層シートに固定されている<36>又は<37>に記載のパッドホルダー。
<39>
前記上腹部弾性部材よりも前記下腹部弾性部材の方が細く、かつ本数が多い<38>に記載のパッドホルダー。
<40>
前記背側部は、外表面を形成する外層シート及び該外層シートよりも内側に位置する内層シートを有しており、
前記背側部は、上背部領域及び下背部領域を有し、該下背部領域は該上背部領域よりも下部開口縁側に位置しており、
前記上背部領域においては、 前記外層シートと前記内層シートとの間が非接合状態となっており、かつ上背部弾性部材が、横方向に延びて前記内層シートに固定されている<36>ないし<39>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<41>
前記背側部は、ウエスト開口縁側から股部側に向かって順に、ウエスト領域、上背部領域及び下背部領域を有している<40>に記載のパンツ型吸収性物品。
<42>
前記上腹部領域又は前記上背部領域が、着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位に当接するように着用される<40>又は<41>に記載のパッドホルダー。
<43>
前記上腹部弾性部材及び前記上背部弾性部材は、前記内層シートと補助シートとの間に配置されている<40>ないし<42>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<44>
前記下背部領域においては、下背部弾性部材が、横方向に延びて前記外層シートに固定されており、
前記上背部弾性部材よりも前記下背部弾性部材の方が細く、かつ本数が多い<39>ないし<43>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<45>
前記パッドホルダーの肌当接面である補助シートの肌当接面側に、吸収性パッドの裏面シートの外面側を取り付けるための取り付け手段が設けられている<36>ないし<44>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<46>
前記パッドホルダーの最外面である前記外層シートの外面側に、吸収性パッドの表面シートの内面側を取り付けるための取り付け手段が設けられている<36>ないし<44>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<47>
前記取り付け手段が、前記腹側部及び前記背側部の下側端縁部近傍の位置に、横方向に延びるように配される<45>又は<46>に記載のパッドホルダー。
<48>
前記取り付け手段は、両面テープ、面ファスナのフック部材又はループ部材である<45>ないし<47>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<49>
前記腹側部と前記背側部のいずれか一方の縦方向長さが、該腹側部又は該背側部の一部において他方より長くなされている<36>ないし<48>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<50>
伸長状態における前記上腹部領域において、前記サイドシール部間の前記内層シートが存在する領域の全面積に対する前記外層シートと前記内層シートとが非接合の領域は、85%以上、特に90%以上である<36>ないし<49>のいずれか1に記載のパッドホルダー。
<51>
伸長状態における前記上腹部領域において、前記外層シートと前記内層シートとが非接合の領域の縦方向の長さは、前記パッドホルダーの縦方向の全長の、3%以上、特に6%以上である<36>ないし<50>のいずれか1に記載のパッドホルダー。

Claims (14)

  1. 着用者の腹側に配される腹側外装体と、着用者の背側に配される背側外装体と、該腹側外装体と該背側外装体との間を架け渡すようにこれらの外装体に固定された吸収性本体とを具備し、該腹側外装体及び該背側外装体の縦方向に沿う両側縁部に該腹側外装体と該背側外装体とを接合して形成されたサイドシール部を有し、これにより構成された環状外装部を備えるパンツ型吸収性物品であって、
    前記腹側外装体は、外表面を形成する外層シート及び該外層シートよりも内側に位置する内層シートを有しており、
    前記腹側外装体は、上腹部領域及び下腹部領域を有し、該下腹部領域は該上腹部領域よりも股部側に位置しており、
    前記上腹部領域においては、前記外層シートと前記内層シートとの間が非接合状態となっており、かつ上腹部弾性部材が横方向に延びて前記内層シートに固定されている、パンツ型吸収性物品。
  2. 前記下腹部領域においては、下腹部弾性部材が横方向に延びて前記外層シート又は前記内層シートに固定されている請求項1に記載のパンツ型吸収性物品。
  3. 前記背側外装体は、外表面を形成する外層シート及び該外層シートよりも内側に位置する内層シートを有しており、
    前記背側外装体は、上背部領域及び下背部領域を有し、該下背部領域は該上背部領域よりも股部側に位置しており、
    前記上背部領域においては、 前記外層シートと前記内層シートとの間が非接合状態となっており、かつ上背部弾性部材が、横方向に延びて前記内層シートに固定されている請求項1又は2に記載のパンツ型吸収性物品。
  4. 前記下背部領域においては、下背部弾性部材が、横方向に延びて前記外層シート又は前記内層シートに固定されている請求項3に記載のパンツ型吸収性物品。
  5. 前記上腹部領域又は前記上背部領域が、着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位に当接するように着用される請求項3又は4に記載のパンツ型吸収性物品。
  6. 前記吸収性本体は、その外面側において、前記腹側外装体及び前記背側外装体の内面に固定されている請求項1ないし5のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
  7. 前記吸収性本体は、その内面側において、前記腹側外装体及び前記背側外装体の外面に固定されている請求項1ないし5のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
  8. 前記上腹部弾性部材よりも前記下腹部弾性部材の方が細く、かつ本数が多い請求項2に記載のパンツ型吸収性物品。
  9. 前記上背部弾性部材よりも前記下背部弾性部材の方が細く、かつ本数が多い請求項4に記載のパンツ型吸収性物品。
  10. 着用者の腹側に配される腹側部と、着用者の背側に配される背側部とを具備し、該腹側部及び該背側部の縦方向に沿う両側縁部に、該腹側部と該背側部とを接合して形成されたサイドシール部を有する環状ベルトからなり、
    前記腹側部と前記背側部との間を架け渡すように吸収性パッドが固定可能になっているパッドホルダーであって、
    前記腹側部及び前記背側部には、前記吸収性パッドを取り付けるための取り付け手段が設けられており、
    前記腹側部は、外表面を形成する外層シート及び該外層シートよりも内側に位置する内層シートを有しており、
    前記腹側部は、上腹部領域及び下腹部領域を有し、該下腹部領域は該上腹部領域よりも股部側に位置しており、
    前記上腹部領域においては、前記外層シートと前記内層シートとの間が非接合状態となっており、かつ上腹部弾性部材が横方向に延びて前記内層シートに固定されている、パッドホルダー。
  11. 前記下腹部領域においては、下腹部弾性部材が横方向に延びて前記外層シート又は前記内層シートに固定されている請求項10に記載のパッドホルダー。
  12. 前記背側部は、上背部領域及び下背部領域を有し、該下背部領域は該上背部領域よりも股部側に位置しており、
    前記上腹部領域又は前記上背部領域が、着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位に当接するように着用される請求項10又は11に記載のパッドホルダー。
  13. 前記上腹部弾性部材よりも前記下腹部弾性部材の方が細く、かつ本数が多い請求項11に記載のパッドホルダー。
  14. 前記背側部は、外表面を形成する外層シート及び該外層シートよりも内側に位置する内層シートを有しており、
    前記上背部領域においては、上背部弾性部材が、横方向に延びて前記内層シートに固定されており、
    前記下背部領域においては、下背部弾性部材が、横方向に延びて前記外層シート又は前記内層シートに固定されており、
    前記上背部弾性部材よりも前記下背部弾性部材の方が細く、かつ本数が多い請求項12に記載のパッドホルダー。
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