JP2013197659A - 携帯情報端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 音声コンテンツを再生している途中で再生を停止させる際の操作性を向上させた携帯情報端末を提供する。
【解決手段】 音量を調整するための音量ダウンキー及び音量アップキーと、音声コンテンツを保持する音声コンテンツ記憶部38と、音声コンテンツを再生音として出力するための音声再生手段と、音量ダウンキー及び音量アップキーの押下操作に基づいて、再生音の音量調整を行う音量調整部101と、無操作状態が一定時間T1以上継続したか否かを判別する無操作期間判別部108と、ユーザの再生指示に基づいて、音声コンテンツの再生を開始し、音声コンテンツの再生中に音量ダウンキーの押下操作が行われ、かつ、当該押下操作から一定時間T2以内に一定回数N以上の音量ダウンキーの押下操作が行われた場合に、無操作期間判別部108の判別結果に基づいて、音声コンテンツの再生を停止する再生制御部105により構成される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、携帯情報端末に係り、さらに詳しくは、音量を調整するための音量ダウンキー及び音量アップキーを備えた携帯情報端末の改良に関する。
携帯電話機には、サーバー装置から音楽番組などの音声コンテンツをダウンロードして再生することができるものがある。また、表示画面へのタッチ操作を検出するタッチパネルを備え、所望の音声コンテンツを選択して画面上の操作アイコンに対しタッチ操作を行うことにより、音声コンテンツの再生を開始させることができるものもある。
携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)といった携帯情報端末の場合、筐体のサイズが限られているため、余り多くの操作キーを設けることができない。このため、共通の操作キーに対し、音声コンテンツの再生を開始させる機能と、再生を停止させる機能とが割り当てられる。また、タッチパネルを備えた携帯情報端末では、音声コンテンツをユーザに選択させるなど、画面表示を見ながら操作する必要があることから、画面上の操作アイコンにこれらの機能が割り当てられる。例えば、操作アイコンには、タッチ操作により音声コンテンツの再生を開始する再生キーとして機能するものや、音声コンテンツの再生を停止させるための停止キーとして機能するものがある。
通常、この種の携帯情報端末には、内蔵電池の消耗を抑制するために、無操作のままで一定時間が経過すれば表示画面の輝度を点灯状態から消灯状態へ自動的に切り替えるいわゆるパネルセーブ機能が設けられている。従来の携帯情報端末では、音声コンテンツの再生中にパネルセーブ状態へ移行した場合、物理キーの押下操作を行うことによってパネルセーブ状態を解除してからでなければ、音声コンテンツの再生を停止させることができず、操作性が良くないという問題があった。特に、最後に操作を行ったときから一定時間が経過し、表示画面の輝度が消灯状態に切り替えられれば、表示画面に対するタッチ操作が無効化されるいわゆる画面ロック状態へ移行する携帯情報端末の場合、パネルセーブ状態を解除してからさらに画面ロック状態を予め定められた操作手順に従って解除しなければならなかった。
一方、音量を調整するための音量ダウンキーや音量アップキーといった操作キーが、物理キーとして設けられた携帯情報端末の場合、音量ダウンキーの押下操作を行って再生音の音量を下げることにより、容易にミュート(消音)状態へ移行させることができる。しかし、再生音のミュート中は、音声コンテンツの再生自体が停止している訳ではない。このため、ミュート中に聴きたいところを聞き逃した場合、ミュート状態の解除後、再生音の出力を停止させ、音声コンテンツを先頭位置から再度再生しなければならなかった。また、ミュートしたままで再生中であることを忘れてしまった場合は、電力を無駄に消費してしまうという問題があった。
なお、特許文献1には、放送番組の視聴中に音量が閾値よりも小さくなり、或いは、消音モードに切り替えられた場合に、視聴中の放送番組の録画を開始するテレビジョン装置が記載されている。このテレビジョン装置は、音量が閾値よりも大きくなり、或いは、消音モードが解除されれば、視聴中の放送番組の表示を停止し、録画した番組の再生表示を録画開始時点から開始する。
特許文献1に記載のテレビジョン装置では、ミュート中の放送番組が自動的に録画され、ミュート状態を解除することにより、録画番組の再生表示が録画開始時点に遡って自動的に開始されるので、視聴し逃したところを容易に確認することができる。しかし、携帯情報端末を所持するユーザは、周囲の環境に合わせて再生音の音量調整を行う。例えば、騒音レベルの低い静かな環境下では、無音レベルに近い音量で音声コンテンツの再生が行われることもある。このため、音量が閾値よりも小さいか否かによって再生音の出力を停止させる構成では、閾値が大きい場合、無音レベルに近い音量での再生ができなくなり、また、閾値が小さい場合には、常に、無音レベルに近い音量まで音量を下げなければ再生を停止することができないという問題があった。
特開2009−141843号公報
上述した通り、従来の携帯情報端末では、パネルセーブ状態へ移行した後に音声コンテンツの再生を停止させる際の操作性が良くないという問題があった。この様な課題は、タッチパネルを備えた携帯情報端末に限らず、音声コンテンツを再生することができる携帯可能な端末装置に共通の課題である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、音声コンテンツを再生している途中で再生を停止させる際の操作性を向上させた携帯情報端末を提供することを目的とする。特に、最後に操作を行ってから一定時間以上が経過した後で音声コンテンツの再生を停止させる際の操作性を向上させることができる携帯情報端末を提供することを目的とする。
また、本発明は、音声コンテンツを再生している途中で再生を停止させる際の操作性を向上させる一方、再生を停止させた際の音声コンテンツ内における停止位置から音声コンテンツの再生を再開させることができる携帯情報端末を提供することを目的とする。さらに、本発明は、音声コンテンツを再生している途中で再生を停止させる際の操作性を向上させる一方、音声コンテンツの再生停止中における消費電力を抑制することができる携帯情報端末を提供することを目的とする。
また、本発明は、音声コンテンツの再生を開始してから一定時間以上が経過した後で音声コンテンツの再生を停止させる際の操作性を向上させることができる携帯情報端末を提供することを目的とする。
第1の本発明による携帯情報端末は、音量を調整するための音量ダウンキー及び音量アップキーと、音声コンテンツを保持する音声コンテンツ記憶手段と、上記音声コンテンツを再生音として出力するための音声再生手段と、上記音量ダウンキー及び上記音量アップキーの押下操作に基づいて、上記再生音の音量調整を行う音量調整手段と、無操作状態が第1の一定時間以上継続したか否かを判別する無操作期間判別手段と、ユーザの再生指示に基づいて、上記音声コンテンツの再生を開始し、上記音声コンテンツの再生中に上記音量ダウンキーの押下操作が行われ、かつ、当該押下操作から第2の一定時間以内に一定回数以上の上記音量ダウンキーの押下操作が行われた場合に、上記無操作期間判別手段の判別結果に基づいて、上記音声コンテンツの再生を停止する再生制御手段とを備えて構成される。
この携帯情報端末では、音声コンテンツの再生中における音量ダウンキーの一連の押下操作、すなわち、第2の一定時間以内に一定回数以上の押下操作により、無操作期間の判別結果に応じて、音声コンテンツの再生を停止する。つまり、この携帯情報端末では、音声コンテンツの再生中、最後に操作を行ったときから第1の一定時間以上が経過した後であれば、音量ダウンキーに対し、第2の一定時間以内に一定回数以上という一連の押下操作を行うことにより、音声コンテンツの再生を停止させることができる。最後に操作を行ったときから一定時間以上が経過していれば、ユーザは画面表示を見ていない可能性が高い。この様な場合に、音量ダウンキーに対する一連の押下操作という簡単な操作により音声コンテンツの再生を停止させられるので、最後に操作を行ってから一定時間以上が経過した後で音声コンテンツの再生を停止させる際の操作性を向上させることができる。
ただし、最後の操作の直後は、画面表示を見ながら音量調整を行っていると判断して、音量ダウンキーの押下操作により再生音の音量調整が行われる。また、最後に操作を行ってから第1の一定時間以上が経過した後であっても、第2の一定時間以内に一定回数以上の押下操作という条件を満たさなければ、音量ダウンキーの押下操作により再生音の音量調整が行われる。従って、再生音の音量を下げる際の誤動作を防ぎつつ、簡単な操作で音声コンテンツの再生を停止させることができる。
第2の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加え、上記無操作期間判別手段の判別結果に基づいて、表示画面の輝度を点灯状態から消灯状態へ切り替える表示制御手段を備え、上記再生制御手段が、上記音声コンテンツの再生中における上記音量ダウンキーの押下操作時に上記表示画面の輝度が消灯状態であれば、上記音声コンテンツの再生を停止する一方、点灯状態であれば、上記音声コンテンツの再生を継続するように構成される。
この携帯情報端末では、無操作期間の判別結果に応じて表示画面の輝度を消灯状態へ切り替え、音声コンテンツの再生中に音量ダウンキーの一連の押下操作が行われれば、押下操作時に表示画面の輝度が消灯状態であるか否かに応じて、音声コンテンツの再生を停止する。つまり、この携帯情報端末では、ユーザが画面表示を見ているか否かを表示画面の輝度が消灯状態であるか否かにより判別して、音声コンテンツの再生を停止している。このため、ユーザが画面表示を見ている場合に音量ダウンキーの押下操作による誤動作を防止しつつ、ユーザが画面表示を見ていない場合に音声コンテンツの再生を正しく停止させることができる。
第3の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加え、上記表示画面に対するタッチ操作を検出するタッチパネルセンサと、上記音声コンテンツの再生を停止させるための停止アイコンであって、ロック解除操作に基づく上記タッチ操作の無効化状態の解除後に操作可能となり、上記表示画面上に表示される停止アイコンとを備えて構成される。
この携帯情報端末では、タッチ操作の無効化状態が解除されていれば、停止アイコンに対しタッチ操作を行うことにより、音声コンテンツの再生を停止させることができる。また、タッチ操作の無効化状態では、音量ダウンキーに対し一連の押下操作を行うことにより、ロック解除操作を行わなくても、音声コンテンツの再生を停止させることができる。
第4の本発明による携帯情報端末は、上記再生制御手段が、上記音量ダウンキーの押下操作後における音量が無音レベルであれば、第2の一定時間以内における上記音量ダウンキーの押下操作の回数と、上記無操作期間判別手段の判別結果とに関わらず、上記音声コンテンツの再生を停止するように構成される。
この様な構成によれば、音量ダウンキーの押下操作を行った後の音量が無音レベルであれば、音声コンテンツの再生を直ちに停止させることができ、再生音の音量が無音レベルに近い場合に、音声コンテンツの再生を停止させる際の操作性を向上させることができる。
第5の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加え、上記音声コンテンツの再生が停止した場合に、上記音声コンテンツ内における停止位置を記憶する停止位置記憶手段を備え、上記再生制御手段が、上記音声コンテンツの再生停止中に上記音量アップキーの押下操作が行われた場合に、当該押下操作及び上記停止位置に基づいて、上記音声コンテンツの再生を再開するように構成される。
この携帯情報端末では、音量アップキーの押下操作により、音声コンテンツ内における停止位置に応じて、音声コンテンツの再生を再開する。このため、音声コンテンツを再生している途中で再生を停止させる際の操作性を向上させる一方、再生を停止させた際の音声コンテンツ内における停止位置から音声コンテンツの再生を再開させることができる。
第6の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加え、上記音声再生手段が、音声信号を増幅する増幅器を有し、上記再生制御手段が、上記音声コンテンツの再生停止時に、上記増幅器への電源供給を遮断するように構成される。
この様な構成によれば、音声コンテンツを再生している途中で再生を停止させる際の操作性を向上させる一方、音声コンテンツの再生停止中における消費電力を抑制することができる。
第7の本発明による携帯情報端末は、音量を調整するための音量ダウンキー及び音量アップキーと、音声コンテンツを保持する音声コンテンツ記憶手段と、上記音声コンテンツを再生音として出力するための音声再生手段と、上記音量ダウンキー及び上記音量アップキーの押下操作に基づいて、上記再生音の音量調整を行う音量調整手段と、ユーザの再生指示に基づいて、上記音声コンテンツの再生を開始し、上記音声コンテンツの再生中における停止指示に基づいて、上記音声コンテンツの再生を停止する再生制御手段と、上記再生指示から第1の一定時間以上経過したか否かを判別する再生期間判別手段とを備え、上記再生制御手段が、上記音声コンテンツの再生中に上記音量ダウンキーの押下操作が行われ、かつ、当該押下操作から第2の一定時間以内に一定回数以上の上記音量ダウンキーの押下操作が行われた場合に、上記再生期間判別手段の判別結果に基づいて、上記音声コンテンツの再生を停止するように構成される。
この携帯情報端末では、音声コンテンツの再生中における音量ダウンキーの一連の押下操作、すなわち、第2の一定時間以内に一定回数以上の押下操作により、再生期間の判別結果に応じて、音声コンテンツの再生を停止する。つまり、この携帯情報端末では、音声コンテンツの再生中、ユーザの再生指示によって音声コンテンツの再生を開始したときから第1の一定時間以上が経過した後であれば、音量ダウンキーに対し、第2の一定時間以内に一定回数以上という一連の押下操作を行うことにより、音声コンテンツの再生を停止させることができる。ユーザの再生指示によって音声コンテンツの再生を開始したときから一定時間以上が経過していれば、ユーザは再生音の音量調整を行う可能性が低い。この様な場合に、音量ダウンキーに対する一連の押下操作という簡単な操作により音声コンテンツの再生を停止させられるので、音声コンテンツの再生を開始してから一定時間以上が経過した後で音声コンテンツの再生を停止させる際の操作性を向上させることができる。
ただし、再生指示によって音声コンテンツの再生を開始させた直後は、画面表示を見ながら音量調整を行っていると判断して、音量ダウンキーの押下操作により再生音の音量調整が行われる。また、音声コンテンツの再生を開始してから第1の一定時間以上が経過した後であっても、第2の一定時間以内に一定回数以上の押下操作という条件を満たさなければ、音量ダウンキーの押下操作により再生音の音量調整が行われる。従って、再生音の音量を下げる際の誤動作を防ぎつつ、簡単な操作で音声コンテンツの再生を停止させることができる。
本発明によれば、音声コンテンツを再生している途中で再生を停止させる際の操作性を向上させた携帯情報端末を提供することができる。特に、最後に操作を行ってから一定時間以上が経過した後で音声コンテンツの再生を停止させる際の操作性を向上させることができる。
また、音声コンテンツを再生している途中で再生を停止させる際の操作性を向上させる一方、再生を停止させた際の音声コンテンツ内における停止位置から音声コンテンツの再生を再開させることができる。さらに、音声コンテンツを再生している途中で再生を停止させる際の操作性を向上させる一方、音声コンテンツの再生停止中における消費電力を抑制することができる。
また、本発明によれば、音声コンテンツの再生を開始してから一定時間以上が経過した後で音声コンテンツの再生を停止させる際の操作性を向上させた携帯情報端末を提供することができる。
本発明の実施の形態1による携帯情報端末1の一構成例を示した図である。 図1の携帯情報端末1における音声コンテンツの再生画面20の一例を示した図である。 図1の携帯情報端末1の構成例を示したブロック図である。 図3のCPU30内の機能構成の一例を示したブロック図である。 図3のCPU30における音声コンテンツの再生中の動作の一例を示したフローチャートである。 図3のCPU30におけるコンテンツ再生の一時停止中の動作の一例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態2による携帯情報端末1の一構成例を示したブロック図であり、CPU30内の機能構成の一例が示されている。 図7のCPU30における音声コンテンツの再生中の動作の一例を示したフローチャートである。
実施の形態1.
<携帯情報端末1>
図1は、本発明の実施の形態1による携帯情報端末1の一構成例を示した図である。図中の(a)には、携帯情報端末1を正面から見た様子が示され、(b)には、携帯情報端末1を側面から見た様子が示されている。この図には、タッチパネル10を備えた携帯電話機が携帯情報端末1の一例として示されている。
携帯情報端末1は、内蔵電池(図示せず)を電源として使用する端末装置であり、縦長の薄型筐体からなる。この薄型筐体の操作面には、タッチパネル10、スピーカ11、マイクロホン12及び操作キー13〜15が設けられ、薄型筐体の右側端面には、操作キー16〜18が設けられている。
タッチパネル10は、ホーム画面やメニュー画面を表示するとともに、表示画面に対するタッチ操作を検出する。ホーム画面は、ウィジェットと呼ばれるアプリケーションプログラムが使用するアプリウィンドウと、各種のアプリケーションプログラムを実行するためのアプリ実行アイコンと、電波の受信状態や内蔵電池の電池残量を示すピクトグラム(絵文字)により構成される。
ウィジェットには、検索アプリや時計アプリがある。検索アプリは、検索ウィンドウを表示し、検索ウィンドウ内に入力された文字列をキーワードとしてインターネット上のウェブサイトを検索する。時計アプリは、時計ウィンドウを表示し、現在時刻を時計ウィンドウ内に表示する。
アプリ実行アイコンは、割り当てられたアプリケーションプログラムを実行するためのアプリ実行キーとして機能する操作アイコンであり、カメラキー、TVキー、音楽再生キー、電話キー、メールキー、ウェブキーがある。カメラキーは、被写体を撮影し、静止画像や動画像を生成して録画するのに用いられる。TVキーは、テレビジョン放送波を受信して放送番組を視聴するのに用いられる。音楽再生キーは、サーバー装置からダウンロードした音楽番組などの音声コンテンツを再生するのに用いられる。
電話キーは、電話を発信し、着信に応答し、或いは、通話履歴を表示するのに用いられる。メールキーは、電子メールを編集し、作成した電子メールを送信し、或いは、受信メールを表示するのに用いられる。ウェブキーは、インターネット上のサーバー装置に接続し、映像コンテンツをダウンロードして表示するのに用いられる。これらのアプリ実行キーに対し、タップ操作を行うことにより、当該アプリ実行キーに割り当てられたアプリケーションプログラムを実行することができる。タップ操作は、画面に指を軽く接触させて直ぐに画面から離すという一連の操作からなるタッチ操作である。
メニュー画面は、現在の画面表示又は実行中のアプリケーションプログラムにおいて選択可能なメニュー項目により構成される。例えば、音声コンテンツの再生時であれば、高音又は低音の強調といった音響効果に関する各種の設定項目により構成される。この様なタッチパネル10は、例えば、静電容量方式のタッチパネルセンサと、透過型液晶方式のタッチパネルディスプレイと、バックライトにより構成される。
スピーカ11は、通話時や音声コンテンツの再生時に用いられる音声出力素子である。マイクロホン12は、通話時に用いられる音声入力素子である。このスピーカ11は、タッチパネル10よりも上側に配置され、マイクロホン12は、タッチパネル10よりも下側に配置されている。なお、ステレオ音を成分ごとに再生するために、受話用のスピーカ11とは別個に複数のスピーカを設けても良い。
操作キー13は、メニュー画面を表示するためのメニューキーである。操作キー14は、ホーム画面を表示するためのホームキーである。操作キー15は、前の画面に戻るためのリターンキーである。これらの操作キー13〜15は、マイクロホン12と薄型筐体の下端との間に配置されている。また、操作キー13は、薄型筐体の左側に配置され、操作キー14は、中央に配置され、操作キー15は、右側に配置されている。
操作キー16は、主電源のオン状態とオフ状態とを切り替えるための電源キーである。操作キー16に対し長押し操作を行うことにより、主電源をオン状態へ切り替え、或いは、オフ状態へ切り替えることができる。操作キー17及び18は、音量を調整するための音量調整キーであり、操作キー17は、音量を上げるための音量アップキーであり、操作キー18は、音量を下げるための音量ダウンキーである。これらの操作キー16〜18は、上からこの順序で配置されている。操作キー13〜18は、いずれも押下方式の物理キーにより構成される。
この携帯情報端末1には、内蔵電池の消耗を抑制するために、無操作状態のままで一定時間T1が経過すれば、表示画面の輝度を点灯状態から消灯状態へ自動的に切り替えるパネルセーブ機能が設けられている。画面輝度の点灯状態は、タッチパネル10のバックライトが点灯している状態であり、消灯状態では、バックライトが消灯する。このパネルセーブ状態は、いずれかの操作キー13〜18の押下操作により解除される。
また、携帯情報端末1には、誤操作を防止するために、無操作のままで一定時間T1が経過し、表示画面の輝度が消灯状態へ切り替えられれば、表示画面に対するタッチ操作を無効化する画面ロック機能が設けられている。この画面ロック状態は、表示画面に対するタッチ操作の無効化状態であるが、予め定められた操作手順に従って、操作キー13〜18の押下操作又は表示画面に対するタッチ操作からなる一連のロック解除操作を行うことにより解除することができる。例えば、操作キー16又は操作キー14に対し押下操作を行った後、表示画面に対し上方向へドラッグ操作を行うことにより、画面ロック状態を解除することができる。ドラッグ操作は、画面に指を接触させたままの状態で指を移動させるという一連の操作からなるタッチ操作である。
この携帯情報端末1では、最後に操作を行ったときから一定時間T1以上が経過した後であれば、操作キー18に対し、一定時間T2以内に一定回数N以上という一連の押下操作を行うことにより、音声コンテンツの再生を停止させることができる。
<再生画面20>
図2は、図1の携帯情報端末1における音声コンテンツの再生画面20の一例を示した図である。図中の(a)には、音声コンテンツの再生を開始する前の状態が示され、(b)には、再生中の状態が示されている。この再生画面20は、音声コンテンツの再生時にタッチパネル10上に表示されるアプリ画面であり、音楽再生キーに対しタップ操作を行うことにより、表示することができる。
音声コンテンツの再生を開始する前の再生画面20には、選択可能な楽曲の表示欄21、操作アイコン22が配置されている。表示欄21には、曲名、作曲者名、演奏者名、作詞者名、歌手名、再生時間などが表示される。
操作アイコン22は、ユーザによって選択された楽曲の再生を開始させるためのアイコンであり、再生キーとして機能する。楽曲を選択してから操作アイコン22に対しタップ操作を行うことにより、選択した楽曲の再生を開始させることができる。
音声コンテンツの再生中における再生画面20には、音声コンテンツ内における再生位置を示すステータスバー23と、操作アイコン22が配置されている。楽曲の再生中は、操作アイコン22が停止キーとして機能し、操作アイコン22に対しタップ操作を行うことにより、楽曲の再生を一時停止させることができる。
また、楽曲の一時停止中は、操作アイコン22が再生キーとして機能し、操作アイコン22に対しタップ操作を行うことにより、楽曲の再生を再開させることができる。一時停止状態から楽曲の再生を開始する場合は、音声コンテンツ内における停止位置から再生が開始する。
携帯情報端末1は、操作アイコン22のタップ操作により楽曲の再生を開始したときから、無操作のままで一定時間T1が経過すれば、パネルセーブ状態及び画面ロック状態へ移行する。ただし、楽曲の再生は、パネルセーブ状態及び画面ロック状態であっても継続される。
パネルセーブ状態及び画面ロック状態へ移行した場合は、パネルセーブ状態及び画面ロック状態を解除しなければ、再生画面20上の操作アイコン22を操作することができない。ところが、携帯情報端末1では、この様な場合に、操作キー18に対し一連の押下操作を行うことにより、一連のロック解除操作によって画面ロック状態を解除しなくても、楽曲の再生を停止させたり、再生を再開させることができる。
図3は、図1の携帯情報端末1の構成例を示したブロック図である。この携帯情報端末1は、タッチパネルセンサ10a、タッチパネルディスプレイ10b、バックライト10c、CPU30、セルラー通信部31、操作入力部32、音声デコーダ33、増幅器34、直流電源35、開閉器36、表示用ドライバ37及び音声コンテンツ記憶部38により構成される。
CPU30は、表示制御、音声コンテンツの再生制御などを行う主制御部である。セルラー通信部31は、基地局と通信し、移動体回線網やインターネットといった通信ネットワークを介して他の通信端末との間で通話や電子メールの送受信を行うための送受信処理部であり、受信データをCPU30へ出力する一方、CPU30から送信データを受け付ける。
音声コンテンツ記憶部38には、セルラー通信部31によりサーバー装置からダウンロードされ、或いは、自端末上で作成された2以上の音声コンテンツが保持される。音声コンテンツは、音声データの時系列情報により構成され、音楽番組の他に、楽曲の演奏、講演会や会議の音声をライブ録音した録音データが含まれる。この様な音声コンテンツは、所定の方式によりデータ量を圧縮した状態で音声コンテンツ記憶部38内に格納される。
タッチパネルセンサ10aは、表示画面に対するタッチ操作を検出し、タッチ操作の2次元位置を示す検出信号をCPU30へ出力する検出素子である。タッチパネルディスプレイ10bは、ホーム画面、メニュー画面、再生画面20を上記表示画面上に表示する表示装置である。
バックライト10cは、タッチパネルディスプレイ10bの表示画面に対し、背面側から可視光を照射する照明装置である。このバックライト10cの点灯状態と消灯状態とを切り替えることにより、表示画面の輝度の点灯状態と消灯状態とを切り替えることができる。表示用ドライバ37は、タッチパネルディスプレイ10b及びバックライト10cを駆動するための駆動装置である。
操作入力部32は、操作キー13〜18の押下操作に基づいて、操作信号を生成し、CPU30へ出力する。音声デコーダ33、増幅器34及びスピーカ11は、音声コンテンツを再生音として出力するための音声再生手段である。
音声デコーダ33は、音声コンテンツ記憶部38内の音声コンテンツに対し、伸張処理及び復号処理を行って音声信号を生成し、増幅器34へ出力する。増幅器34は、音声信号を増幅してスピーカ11へ出力する。スピーカ11は、音声信号を再生音に変換して出力する。
直流電源35は、二次電池などの内蔵電池を利用して各デバイスへ直流電流を供給する主電源である。開閉器36は、音声デコーダ33及び増幅器34に対する電源供給を遮断するための遮断器であり、直流電源35と音声デコーダ33及び増幅器34との間に設けられている。
CPU30は、音声コンテンツの再生を停止した場合に、再生停止中における消費電力を抑制するために、音声デコーダ33及び増幅器34に対する電源供給を遮断する。また、CPU30は、無操作状態のままで一定時間T1が経過すれば、表示画面の輝度を消灯状態へ切り替えるとともに、画面ロック状態へ切り替える。
CPU30は、パネルセーブ状態において、いずれかの操作キー13〜18に対し押下操作が行われれば、パネルセーブ状態を解除し、表示画面の輝度を点灯状態へ切り替える。また、CPU30は、画面ロック状態において、一連のロック解除操作が行われれば、画面ロック状態を解除する。
<CPU30>
図4は、図3のCPU30内の機能構成の一例を示したブロック図である。このCPU30は、音量調整部101、タイマ102,107、カウンタ103、操作アイコン入力部104、再生制御部105、停止位置記憶部106、無操作期間判別部108、表示制御部109及びロック解除部110により構成される。
音量調整部101は、操作入力部32からの操作信号に基づいて、音量を調整するための音量制御信号を生成し、増幅器34へ出力する。具体的には、操作キー17又は18に対し押下操作が行われれば、当該押下操作に基づいて、再生音の音量調整が行われる。すなわち、操作キー17の押下操作により、再生音の音量を上げ、操作キー18の押下操作により、再生音の音量を下げる音量調整が行われる。この音量調整では、押下操作の回数又は長押し操作時の操作時間に応じて、音量レベルが変更される。音量レベルは、無音レベルから上限レベルまで多段階に変更することができる。
操作アイコン入力部104は、タッチ操作の検出信号に基づいて、操作信号を生成し、再生制御部105、無操作期間判別部108及びロック解除部110へ出力する。再生制御部105は、ユーザの再生指示に基づいて、音声コンテンツの再生を開始するための再生制御信号を生成し、また、ユーザの停止指示に基づいて、音声コンテンツの再生を停止するための再生制御信号を生成し、音声デコーダ33へ出力する。
具体的には、操作アイコン22に対しタッチ操作が行われれば、ユーザが選択した音声コンテンツを音声コンテンツ記憶部38から読み出して伸張処理及び復号処理を行うように音声デコーダ33に対し指示することにより、音声コンテンツの再生を開始する。また、音声コンテンツの再生中に、操作アイコン22に対しタッチ操作が行われれば、音声コンテンツの伸張処理及び復号処理を中断するように音声デコーダ33に対し指示することにより、音声コンテンツの再生を停止する。
再生制御部105は、音声コンテンツの再生を停止した場合に、音声コンテンツ内における停止位置を示す停止位置情報を停止位置記憶部106内に格納する。例えば、音声コンテンツ記憶部38内におけるデータ格納領域を示すメモリアドレス情報、或いは、音声データの再生順を示すタイムスタンプ情報が停止位置情報として格納される。
再生制御部105は、音声コンテンツの再生停止中における消費電力を抑制するために、音声コンテンツの再生停止時に、開閉器36を制御することにより、音声デコーダ33及び増幅器34への電源供給を遮断する。
再生制御部105は、音声コンテンツの再生停止中に、操作アイコン22に対しタッチ操作が行われれば、当該タッチ操作及び停止位置情報に基づいて、音声コンテンツの再生を再開する。また、再生制御部105は、音声コンテンツの再生停止中に、操作キー17の押下操作が行われた場合に、当該押下操作及び停止位置情報に基づいて、音声コンテンツの再生を再開する。つまり、再生を停止させた際の音声コンテンツ内における停止位置から音声コンテンツの再生を再開させることができる。
無操作期間判別部108は、無操作状態が一定時間T1以上継続したか否かを判別し、その判別結果を表示制御部109及びロック解除部110へ出力する。具体的には、操作キー13〜18に対する押下操作及び表示画面に対するタッチ操作が行われるごとに、タイマ107をリセットし、操作キー13〜18の押下操作又はタッチ操作が最後に行われたときから、一定時間T1以上が経過したか否かが判別される。
表示制御部109は、無操作期間判別部108の判別結果に基づいて、表示画面の輝度を点灯状態から消灯状態へ切り替えるための輝度制御信号を生成し、表示用ドライバ37へ出力する。この表示制御部109は、パネルセーブ状態において、いずれかの操作キー13〜18に対し押下操作が行われれば、表示画面の輝度を点灯状態へ切り替える。
操作アイコン入力部104は、無操作期間判別部108の判別結果に基づいて、表示画面に対するタッチ操作が無効化される画面ロック状態へ移行する。すなわち、操作アイコン入力部104は、無操作状態が一定時間T1以上継続すれば、画面ロック状態へ移行し、表示画面に対するタッチ操作を無視する。ロック解除部110は、画面ロック状態において、一連のロック解除操作が行われれば、画面ロック状態を解除するように操作アイコン入力部104へ指示する。
カウンタ103は、操作キー18に対する押下操作の回数を計測する操作回数計測部であり、音声コンテンツの再生中に操作キー18の押下操作が行われれば、タイマ102を起動させ、操作キー18に対する押下操作の回数を計測し、その計測結果を再生制御部105へ出力する。
再生制御部105は、音声コンテンツの再生中に操作キー18の押下操作が行われ、かつ、当該押下操作から一定時間T2以内に一定回数N以上の操作キー18の押下操作が行われた場合に、無操作期間判別部108の判別結果に基づいて、音声コンテンツの再生を停止する。具体的に説明すれば、再生制御部105は、音声コンテンツの再生中における操作キー18の押下操作時に表示画面の輝度が消灯状態であれば、音声コンテンツの再生を停止する。一方、表示画面の輝度が点灯状態であれば、音声コンテンツの再生が継続される。
つまり、音声コンテンツの再生中、最後に操作を行ったときから一定時間T1以上が経過した後であれば、操作キー18に対し、一定時間T2以内に一定回数N以上という一連の押下操作を行うことにより、音声コンテンツの再生を停止させることができる。ただし、最後の操作の直後は、画面表示を見ながら音量調整を行っていると判断して、操作キー18の押下操作により再生音の音量を下げる音量調整が行われる。また、最後に操作を行ってから一定時間T1以上が経過した後であっても、一定時間T2以内に一定回数N以上の押下操作という条件を満たさなければ、操作キー18の押下操作により再生音の音量を下げる音量調整が行われる。
また、再生制御部105は、操作キー18の押下操作後における音量が無音レベルであれば、一定時間T2以内における操作キー18の押下操作の回数と、無操作期間の判別結果とに関わらず、音声コンテンツの再生を停止する。つまり、操作キー18の押下操作を行った後の音量が無音レベルであれば、音声コンテンツの再生を直ちに停止させることができる。
図5のステップS101〜S108は、図3のCPU30における音声コンテンツの再生中の動作の一例を示したフローチャートである。まず、再生制御部105は、操作キー18に対する押下操作が検出されれば、当該押下操作による音量調整後の再生音の音量をチェックする(ステップS101,S102)。このとき、再生制御部105は、音量が無音レベルであれば、音声コンテンツの再生を停止し、停止位置情報を停止位置記憶部106内に格納してこの処理を終了する(ステップS107,S108)。
一方、再生制御部105は、音量が無音レベルでなければ、操作キー18に対する押下操作の回数を確認し、一定時間T2以内に一定回数N以上の押下操作が行われたか否かを監視する(ステップS103,S104)。再生制御部105は、一定時間T2以内における一定回数N以上の押下操作を検知すれば、表示画面の輝度をチェックする(ステップS105)。
このとき、消灯状態であれば、音声コンテンツの再生を停止し、停止位置情報を停止位置記憶部106内に格納してこの処理を終了する(ステップS106〜S108)。一定時間T2以内における一定回数N以上の押下操作が検知されないか、或いは、表示画面の輝度が点灯状態であれば、ステップS101以降の処理手順が繰り返される。
図6のステップS201〜S203は、図3のCPU30におけるコンテンツ再生の一時停止中の動作の一例を示したフローチャートである。まず、再生制御部105は、操作キー17に対する押下操作が検出されれば(ステップS201)、停止位置記憶部106内の停止位置情報を確認し(ステップS202)、音声コンテンツの再生を再開する(ステップS203)。
本実施の形態によれば、音声コンテンツの再生中、最後に操作を行ったときから一定時間T1以上が経過した後であれば、操作キー18に対し、一定時間T2以内に一定回数N以上という一連の押下操作を行うことにより、音声コンテンツの再生を停止させることができる。このため、最後に操作を行ってから一定時間以上が経過した後で音声コンテンツの再生を停止させる際の操作性を向上させることができる。
ただし、最後の操作の直後は、画面表示を見ながら音量調整を行っていると判断して、操作キー18の押下操作により再生音の音量調整が行われる。また、最後に操作を行ってから一定時間T1以上が経過した後であっても、一定時間T2以内に一定回数N以上の押下操作という条件を満たさなければ、操作キー18の押下操作により再生音の音量調整が行われる。従って、再生音の音量を下げる際の誤動作を防ぎつつ、簡単な操作で音声コンテンツの再生を停止させることができる。
また、ユーザが画面表示を見ているか否かを表示画面の輝度が消灯状態であるか否かにより判別して、音声コンテンツの再生を停止している。このため、ユーザが画面表示を見ている場合に操作キー18の押下操作による誤動作を防止しつつ、ユーザが画面表示を見ていない場合に音声コンテンツの再生を正しく停止させることができる。
さらに、画面ロック状態が解除されていれば、操作アイコン22に対しタッチ操作を行うことにより、音声コンテンツの再生を停止させることができる。また、画面ロック状態では、操作キー18に対し一連の押下操作を行うことにより、ロック解除操作を行わなくても、音声コンテンツの再生を停止させることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、音声コンテンツの再生中に音量ダウンキーに対し一連の押下操作が行われれば、無操作状態が一定時間T1以上継続したか否かに応じて、音声コンテンツの再生を停止させる場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、ユーザの再生指示から一定時間T3以上経過したか否かに応じて、音声コンテンツの再生を停止させる場合について説明する。
図7は、本発明の実施の形態2による携帯情報端末1の一構成例を示したブロック図であり、CPU30内の機能構成の一例が示されている。このCPU30は、図4のCPU30と比較すれば、タイマ107、無操作期間判別部108、表示制御部109及びロック解除部110に代えて、タイマ121及び再生期間判別部122を備えている点で異なる。
再生期間判別部122は、ユーザの再生指示から一定時間T3以上経過したか否かを判別し、その判別結果を再生制御部105へ出力する。具体的には、操作アイコン22に対しタッチ操作が行われれば、タイマ121を起動させ、操作アイコン22に対するタッチ操作によって音声コンテンツの再生を開始したときから、一定時間T3以上が経過したか否かが判別される。
再生制御部105は、音声コンテンツの再生中に操作キー18の押下操作が行われ、かつ、当該押下操作から一定時間T2以内に一定回数N以上の操作キー18の押下操作が行われた場合に、再生期間判別部122の判別結果に基づいて、音声コンテンツの再生を停止する。すなわち、再生制御部105は、音声コンテンツの再生中における操作キー18の押下操作時点で、再生開始から一定時間T3以上が経過していれば、音声コンテンツの再生を停止する。一方、音声コンテンツの再生開始から一定時間T3以上が経過していなければ、音声コンテンツの再生が継続される。
図8のステップS301〜S308は、図7のCPU30における音声コンテンツの再生中の動作の一例を示したフローチャートである。まず、再生制御部105は、操作キー18に対する押下操作が検出されれば、当該押下操作による音量調整後の再生音の音量をチェックする(ステップS301,S302)。このとき、再生制御部105は、音量が無音レベルであれば、音声コンテンツの再生を停止し、停止位置情報を停止位置記憶部106内に格納してこの処理を終了する(ステップS307,S308)。
一方、再生制御部105は、音量が無音レベルでなければ、操作キー18に対する押下操作の回数を確認し、一定時間T2以内に一定回数N以上の押下操作が行われたか否かを監視する(ステップS303,S304)。再生制御部105は、一定時間T2以内における一定回数N以上の押下操作を検知すれば、再生期間の判別結果をチェックする(ステップS305)。
このとき、音声コンテンツの再生開始から一定時間T3以上が経過していれば、音声コンテンツの再生を停止し、停止位置情報を停止位置記憶部106内に格納してこの処理を終了する(ステップS306〜S308)。一定時間T2以内における一定回数N以上の押下操作が検知されないか、或いは、音声コンテンツの再生開始から一定時間T3以上が経過していなければ、ステップS301以降の処理手順が繰り返される。
本実施の形態によれば、音声コンテンツの再生中、ユーザの再生指示によって音声コンテンツの再生を開始したときから一定時間T3以上が経過した後であれば、操作キー18に対し、一定時間T2以内に一定回数N以上という一連の押下操作を行うことにより、音声コンテンツの再生を停止させることができる。
1 携帯情報端末
10 タッチパネル
10a タッチパネルセンサ
10b タッチパネルディスプレイ
10c バックライト
11 スピーカ
12 マイクロホン
13〜18 操作キー
20 再生画面
21 楽曲の表示欄
22 操作アイコン
23 ステータスバー
30 CPU
31 セルラー通信部
32 操作入力部
33 音声デコーダ
34 増幅器
35 直流電源
36 開閉器
37 表示用ドライバ
38 音声コンテンツ記憶部
101 音量調整部
102,107 タイマ
103 カウンタ
104 操作アイコン入力部
105 再生制御部
106 停止位置記憶部
108 無操作期間判別部
109 表示制御部
110 ロック解除部
121 タイマ
122 再生期間判別部

Claims (7)

  1. 音量を調整するための音量ダウンキー及び音量アップキーと、
    音声コンテンツを保持する音声コンテンツ記憶手段と、
    上記音声コンテンツを再生音として出力するための音声再生手段と、
    上記音量ダウンキー及び上記音量アップキーの押下操作に基づいて、上記再生音の音量調整を行う音量調整手段と、
    無操作状態が第1の一定時間以上継続したか否かを判別する無操作期間判別手段と、
    ユーザの再生指示に基づいて、上記音声コンテンツの再生を開始し、上記音声コンテンツの再生中に上記音量ダウンキーの押下操作が行われ、かつ、当該押下操作から第2の一定時間以内に一定回数以上の上記音量ダウンキーの押下操作が行われた場合に、上記無操作期間判別手段の判別結果に基づいて、上記音声コンテンツの再生を停止する再生制御手段とを備えたことを特徴とする携帯情報端末。
  2. 上記無操作期間判別手段の判別結果に基づいて、表示画面の輝度を点灯状態から消灯状態へ切り替える表示制御手段を備え、
    上記再生制御手段は、上記音声コンテンツの再生中における上記音量ダウンキーの押下操作時に上記表示画面の輝度が消灯状態であれば、上記音声コンテンツの再生を停止する一方、点灯状態であれば、上記音声コンテンツの再生を継続することを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 上記表示画面に対するタッチ操作を検出するタッチパネルセンサと、
    上記音声コンテンツの再生を停止させるための停止アイコンであって、ロック解除操作に基づく上記タッチ操作の無効化状態の解除後に操作可能となり、上記表示画面上に表示される停止アイコンとを備えたことを特徴とする請求項2に記載の携帯情報端末。
  4. 上記再生制御手段は、上記音量ダウンキーの押下操作後における音量が無音レベルであれば、第2の一定時間以内における上記音量ダウンキーの押下操作の回数と、上記無操作期間判別手段の判別結果とに関わらず、上記音声コンテンツの再生を停止することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の携帯情報端末。
  5. 上記音声コンテンツの再生が停止した場合に、上記音声コンテンツ内における停止位置を記憶する停止位置記憶手段を備え、
    上記再生制御手段は、上記音声コンテンツの再生停止中に上記音量アップキーの押下操作が行われた場合に、当該押下操作及び上記停止位置に基づいて、上記音声コンテンツの再生を再開することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の携帯情報端末。
  6. 上記音声再生手段は、音声信号を増幅する増幅器を有し、
    上記再生制御手段は、上記音声コンテンツの再生停止時に、上記増幅器への電源供給を遮断することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の携帯情報端末。
  7. 音量を調整するための音量ダウンキー及び音量アップキーと、
    音声コンテンツを保持する音声コンテンツ記憶手段と、
    上記音声コンテンツを再生音として出力するための音声再生手段と、
    上記音量ダウンキー及び上記音量アップキーの押下操作に基づいて、上記再生音の音量調整を行う音量調整手段と、
    ユーザの再生指示に基づいて、上記音声コンテンツの再生を開始し、上記音声コンテンツの再生中における停止指示に基づいて、上記音声コンテンツの再生を停止する再生制御手段と、
    上記再生指示から第1の一定時間以上経過したか否かを判別する再生期間判別手段とを備え、
    上記再生制御手段は、上記音声コンテンツの再生中に上記音量ダウンキーの押下操作が行われ、かつ、当該押下操作から第2の一定時間以内に一定回数以上の上記音量ダウンキーの押下操作が行われた場合に、上記再生期間判別手段の判別結果に基づいて、上記音声コンテンツの再生を停止することを特徴とする携帯情報端末。
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