JP2013197098A - 照明駆動装置及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】二次側において制御回路、オプトカプラ、周辺素子等が不必要な定電圧/定電流制御を具現して回路の構造を単純化し、費用を低減することのできる照明駆動装置及びその方法を提供する。
【解決手段】変圧部は、スイッチング素子がターンオンされると、一次側のインダクタにエネルギーを格納し、スイッチング素子がターンオフされると、インダクタに格納されたエネルギーを二次側に伝達する。制御部は、変圧部の一次側に含まれたインダクタから得られる一次側の電流及び電圧を基に二次側平均電流を演算し、演算結果に応じて、スイッチング素子のターンオン及びターンオフを制御して、LED部に一定の駆動電流が流れるように調節する。
【選択図】図2

Description

本発明は、照明駆動装置及びその方法に関し、特に、LED(Light Emitting Diode)照明を効果的に駆動させることができるようにする一次側レギュレーション(PSR:Primary Side Regulation)方式の照明駆動装置及びその方法に関する。
最近では、LEDの技術が発光効率、高輝度、環境配慮、低電力、小型化等の様々な側面から一歩進み、照明光源の分野においてもLED照明が脚光を受けている。
LED照明において、電源特性は、性能全体を決定する主要要因の一つである。LEDの光出力は、電源の変動によって可変であるため、光出力を一定にするためには電源安全性が非常に重要である。また、その明るさを安定的かつ一定に制御しなければならLED照明の特性上、LED照明の駆動回路において定電流(constant current)制御方式が選好されている。
従来の技術に係る一般的なLED駆動回路は、フライバックコンバータを利用する。
フライバックコンバータは、二次側の出力端に誤差センシング回路を置いて出力電圧の誤差を検出し、検出された誤差値を二次側に具備されたオプトカプラ(opto coupler)を介して一次側の電力変換回路にフィードバックして、出力電圧を安定化させる公知の技術である。
こうしたフライバックコンバータは、定電流制御と、フィードバックオープン動作時の過電圧保護のための複雑な回路構造が要求される。特に、二次側は、定電流及び定電圧のための制御回路、高価なオプトカプラや多くの周辺素子(受動素子を含む)を必要とするため、LED照明の駆動のための回路構造が複雑であり、高い費用が所要され、小型化が難しいという短所がある。
こうした短所を改善し、二次側の部品数を減らして回路設計を簡素化したものが、図1の一次側レギュレーション(PSR:Primary Side Regulation)方式の駆動回路である。
図1の照明駆動装置は、変圧回路30を基準に一次側及び二次側に区分されるが、一次側には、交流電源部10、整流回路20、スイッチング素子40、制御回路60、インダクタ50等の回路素子が具備され、二次側には、LED部70、二次側電圧の整流と平滑のためのダイオードD1とキャパシタC2がある。
図1のような一次側レギュレーション方式の場合、一次側において二次側のフィードバック情報を利用して定電流制御機能を具現し、それにより二次側の回路素子を大挙除去(省略)することができる。それゆえ、フライバックコンバータと比較して回路構造を単純化することができる。
整流回路20は、交流電源部10から出力される交流電源Vacを直流に整流する。変圧回路30は、整流回路20から出力される一次側電圧の大きさを変換して二次側へ出力する。二次側出力は、ダイオードD1によって整流され、キャパシタC2に蓄積された後、直流電源VOUTの形態で負荷(load)であるLED部70に供給される。
一次側のインダクタ50は、二次側電流のフィードバックのための補助巻線である。
制御回路60は、インダクタ50から引き出されダイオードD2を介してキャパシタC3に蓄積される電圧Vddを抵抗分配して基準電圧と比較し、その比較結果に応じスイッチング素子40を制御してLED部70に出力されるエネルギーの量が加減されるようにすることにより、最終的に出力端のキャパシタC2に蓄積される電圧が一定に維持されるように制御することになる。
ここで、制御回路60は、変圧回路30の二次巻線に流れる電流Idを一次側の補助巻線であるインダクタ50を介して検出し、これを定電流制御に使用する。
このように、定電流制御のための二次側フィードバック情報として、一次側の補助巻線において二次側電流の値を検出して使用することになると、電流の検出過程において誤謬や誤差が発生し得る。それゆえ、定電流制御機能が精密に具現されにくいという問題がある。
また、前述した一次側レギュレーション方式の制御回路60がフィードバック情報として使用する二次側電流の値は、ピーク電流(peak current)に該当する。フライバックコンバータの場合にも、定電流及び定電圧を具現するためにピーク電流を使用することが一般的である。ところが、ピーク電流は、瞬間的に変化する動的な(dynamic)値であるため、ピーク電流を利用すると、駆動速度が速くなる代わりに、LEDの駆動において最も重要な問題の一つである安定性(stability)が低下するという限界がある。
韓国公開特許公報第10‐2011‐0136537号
本発明は、上述したような従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、二次側において制御回路、オプトカプラ、周辺素子等が不必要な定電圧/定電流制御を具現して回路の構造を単純化し、費用を低減することのできる照明駆動装置及びその方法を提供しようとするものである。
本発明の他の目的は、二次側フィードバック情報なしでも一次側で二次側電流を制御することができ、それにより効率を向上させることのできる照明駆動装置及びその方法を提供しようとするものである。
本発明の他の目的は、ピーク電流を二次側フィードバック情報として活用する方式に比べ、より安定的かつ精密な定電流制御機能を具現することのできる照明駆動装置及びその方法を提供しようとするものである。
本発明が果たそうとする課題は、以上において述べた技術的課題に制限されず、言及されていない他の技術的課題は、以下の記載から、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に明確に理解され得るであろう。
本発明に係る照明駆動装置は、交流電源の入力を受けて直流に整流する第1整流部と、スイッチング素子と、第1整流部から出力される入力電圧の大きさを変換するトランスフォーマと、トランスフォーマの一次側に並列接続されたインダクタと、を含み、スイッチング素子がターンオンされるとインダクタにエネルギーを格納し、スイッチング素子がターンオフされるとインダクタに格納されたエネルギーを二次側へ伝達する変圧部と、変圧部の二次側出力を整流して該出力電圧をLED部に供給する第2整流部と、変圧部の一次側に含まれた、インダクタから得られる一次側の電流及び電圧に基づき二次側平均電流を演算し、演算結果に応じてスイッチング素子のターンオン及びターンオフを制御して、LED部に一定の駆動電流が流れるように調節する制御部と、を含む。
制御部は、変圧部の一次側からスイッチングターンオン区間の一次側平均電流を得、インダクタの両端の電圧の入力を受け、得られた一次側平均電流と、インダクタの両端の電圧とに基づき二次側平均電流を演算する演算部と、演算部から出力される二次側平均電流を電圧に変換して目標電圧と比較し、比較結果に応じてスイッチング素子へ出力される制御信号のロジック値を決定して、スイッチング素子のターンオン及びターンオフを制御するスイッチング調節部と、を含んでよい。
演算部は、インダクタの一端に掛かる入力電圧をサンプリングする第1サンプラーと、インダクタの一端の入力電圧と、インダクタの他端に掛かる電圧の入力を受けて、2つの電圧に対する減算演算を遂行する減算器と、減算器から出力された差分値をサンプリングする第2サンプラーと、第1サンプラーでサンプリングされた入力電圧を第2サンプラーでサンプリングされた差分値で除する演算を遂行する除算器と、スイッチング素子とグラウンドとの間に結合してスイッチングターンオン区間のピーク電流を検出するセンシング抵抗と、センシング抵抗の出力を平準化して一次側平均電流を得るRCフィルタ部と、RCフィルタ部で得られた一次側平均電流と、除算器の出力を互いに乗じる演算を遂行する乗算器を含んでよい。
演算部は、遅延信号を出力する時間遅延器をさらに含み、第2サンプラーが時間遅延器の遅延信号に同期してサンプリングを遂行するようにしてよい。
スイッチング調節部は、乗算器の出力から得られる平均電圧と、目標電圧との間の誤差を出力する補償部と、補償部の出力を基準となる三角波パルス電圧と比較して、スイッチング素子のターンオン及びターンオフを制御するための制御信号を出力する比較器を含んでよい。
スイッチング調節部は、同期制御のためのパルス信号を生成して第1サンプラーに入力し、誤差検出の基準となる三角波パルス電圧を生成して比較器に入力するパルス生成器をさらに含んでよい。
制御部は、数式
により二次側平均電流I´Sを演算してよい。ここで、AONはスイッチングターンオン区間にインダクタに流れる一次側電流量、Tは単位時間、AON/Tはスイッチングターンオン区間の一次側平均電流、VINはインダクタの一端に掛かる入力電圧、VDSはインダクタの他端に掛かる電圧、1/nは巻線比である。
本発明に係る照明駆動方法は、スイッチング素子のターンオン及びターンオフ制御を通じて変圧部を駆動して、変圧部の一次側に含まれたインダクタにエネルギーを格納し、変圧部の二次側へエネルギーを伝達するステップと、変圧部の一次側から得られるスイッチングターンオン区間の一次側平均電流と、インダクタの両端の電圧に基づき二次側平均電流を演算するステップと、演算された二次側平均電流を電圧に変換して目標電圧と比較するステップと、比較結果に応じてスイッチング素子のターンオン及びターンオフを再び制御して、変圧部の二次側に位置したLED負荷に一定の電流が流れるように制御するステップと、を含む。
演算ステップは、インダクタの一端に掛かる入力電圧と、インダクタの両端の電圧間の差分値とをサンプリングにより得るステップと、サンプリングされた入力電圧をサンプリングされた差分値で除するステップと、スイッチングターンオン区間の一次側出力を平準化して一次側平均電流を得るステップと、得られた一次側平均電流と、除算演算の出力を互いに乗じて二次側平均電流を求めるステップと、を含んでよい。
本発明の照明駆動装置及びその方法によれば、二次側において制御回路、オプトカプラ、周辺素子等が不必要な定電圧/定電流制御を具現して回路の構造を単純化し、費用を低減することができる。
また、二次側フィードバック情報なしでも一次側で二次側電流を制御することができ、それにより効率を向上させることができる。
また、ピーク電流を二次側フィードバック情報として活用する方式に比べ、より安定的かつ精密な定電流制御機能を具現することができる。
従来技術に係る一次側レギュレーション方式の照明駆動装置の構成図である。 本発明の一実施例に係る照明駆動装置の構成図である。 本発明に適用される一次側レギュレーション方式の原理を説明するためのグラフである。 本発明に適用される一次側レギュレーション方式の原理を説明するためのグラフである。 本発明に適用される一次側レギュレーション方式の原理を説明するためのグラフである。 本発明の一実施例に係る照明駆動方法のフロー図である。
従来のフライバックコンバータや一次側レギュレーション制御方式は、定電流を具現するために、いずれもピーク電流を使用する。もし、携帯電話充電器(cell phone charger)のように負荷が動的な特性を持っているならば、速い駆動速度が必要であり、速い駆動のためにこのようなピーク電流制御方式が効果的である。
これと比較して、本発明においては、照明、特にLED照明が負荷となるが、こうした種類の負荷は比較的静的に動作するため、速い駆動よりは光出力特性を一定にする安定した駆動がはるかに重要な問題となる。
これにより、本発明は、駆動速度の面での長所を有するピーク電流制御に代えて、安定性の面で長所を有する平均電流(average current)制御を採用する。さらに、従来のピーク電流を利用した一次側レギュレーション制御方式と異なり、本発明は、二次側フィードバック情報を必要としない一次側レギュレーション制御を具現して、より精密かつ安定的な定電流出力を得ることができるようにする。
以下では、添付した図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施例による照明駆動装置及びその方法について詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施例に係る照明駆動装置の構成図であり、図3a、図3b及び図3cは、本発明に適用される一次側レギュレーション方式の原理を説明するためのグラフである。
基本的に、本発明は、一次側レギュレーション方式の定電流制御に関するものであるため、一次側が二次側電流を制御する主体となり、制御しようとする対象は二次側電流である。
これにより、本発明においては、一次側と二次側を区別する基準となる変圧部130、変圧部130の一次側に含まれたインダクタLM及びスイッチング素子Q1の動作から知ることのできる、一次側電流と二次側電流の関係により、二次側電流についての数式をまず導出した後、導出された数式を根拠に二次側電流を一定出力で制御するための回路構成を提案する。変圧部130内のトランスフォーマTFの巻線比(turns ratio)は、1:n(n<1)であると仮定する。
まず、二次側電流についての数式の導出過程と、その原理を具体的に説明すると、次のとおりである。
図2を参照すると、スイッチング素子Q1のターンオン状態においては、変圧部130の一次側に電流が流れるとともに、インダクタLMにエネルギーが蓄積され(charge)、スイッチング素子Q1のターンオフ状態においては、インダクタLMに蓄積されたエネルギーが二次側へ伝達される(transfer)。
このとき、スイッチング素子Q1がターンオン駆動されるスイッチングターンオン区間中に一次側に格納されるエネルギーは、時間に伴うインダクタ電流ILの蓄積(増加)概念と見ることができる。そして、スイッチングターンオフ区間中に二次側へ伝達されるエネルギーは、時間に伴うインダクタ電流ILの減少概念と見ることができる。
こうした概念をグラフで表現すると、図3aのように表すことができる。
図3aは、一次側のインダクタLMにおける、時間(Time)に伴うインダクタ電流ILの変化を例示している。
図3aのスイッチングターンオン区間D1Tは、一次側に電流が流れつつインダクタLMにエネルギーが格納される時間であり、この区間中には、スイッチング素子Q1がターンオン駆動されて、インダクタLMに流れる電流が次第に増加しつつ、インダクタLMにエネルギーが保存される。
スイッチングターンオフ区間D2Tは、スイッチングターンオン区間D1T中に格納されたエネルギーが二次側へ伝達される時間であり、この区間中には、スイッチング素子Q1がターンオフされて、インダクタLMに流れる電流が次第に減少しつつ、格納されていた分のエネルギーが二次側へ伝達される。
図3bは、変圧部130の巻線比が1:1(n=1)である場合の、スイッチングターンオン面積AONとスイッチングターンオフ面積AOFFの比率を例示したものである。
図3a及び 図3bのグラフにおいて、スイッチングターンオン面積AONは、スイッチングターンオン区間D1T中にインダクタLMに流れ込んでくる電流量である。スイッチングターンオフ面積AOFFは、スイッチングターンオフ区間D2T中にインダクタLMから抜け出ていく電流量である。
スイッチングターンオン面積AONとスイッチングターンオフ面積AOFFは、図3cに示されたところのように、互いに比例する。2つの面積(AON、AOFF)間の関係を数式で表現すると、次のとおりである。
ここで、AONはスイッチングターンオン面積、AOFFはスイッチングターンオフ面積である。D1Tはスイッチングターンオン区間、D2Tはスイッチングターンオフ区間である。1/nは巻線比である。
このように、スイッチングターンオン面積AONとスイッチングターンオフ面積AOFFの比率は比例関係であり、巻線比1/nの値が増加すると、それに比例してスイッチングターンオフ面積AOFF部分の高さも増加するであろう。
変圧部130は、一次側のインダクタLMに蓄積され、抜け出ていく分の電流量を巻線比に応じて二次側にそのまま伝達することになるため、スイッチングターンオフ面積AOFFは、二次側電流量と見ることができ、この部分の面積を一定時間Tで除して平準化すると、二次側平均電流を得ることができる。
数式1を整理して二次側電流についての数式を導出すると、次のとおりである。
ここで、AOFF/Tは二次側平均電流である。AON/Tは一次側平均電流である。D2/D1 X 1/n はスイッチングターンオフ面積AOFFとスイッチングターンオン面積AONの比、1/nは変圧部130の巻線比である。
数式3によると、スイッチングターンオフ面積AOFFが示す二次側電流量は、結局のところ、D1とD2の比率(つまり、スイッチングターンオン時間とはスイッチングターンオフ時間の比率)によって決定される。
一方、インダクタLMに流れる一次側ピーク電流は、数式4のように表すことができる。
ここで、IPEAKは求めようとする一次側ピーク電流、VL.ONはスイッチング素子Q1のターンオン時にインダクタLMの両端に掛かる電圧は、VL.OFFはスイッチング素子Q1のターンオフ時にインダクタLMの両端に掛かる電圧、LMはインダクタンスである。D1Tはスイッチングターンオン区間、D2Tはスイッチングターンオフ区間である。
数式4において、D2/D1を導出すると、数式5のとおりである。
ここで、VINは整流部120及びキャパシタCINを介してインダクタLMの一端に掛かる入力電圧、VDSはインダクタLMの他端に掛かるスイッチング素子Q1のドレイン電圧、VDS−VINは2つの電圧間の差分値である。
図2の回路において、VL.ONは入力電圧VINと同一である。また、巻線比は1:nと仮定しているため、VL.OFF
である。ここで、VOUTは出力電圧であり、VF.D1はダイオードD1の両端に掛かる電圧であり、1/nは巻線比である。
数式5に示されたD2/D1の値を数式3に代入すると、次のような数式7を得ることができる。
ここで、I´Sは二次側電流である。より具体的に、I´Sは、スイッチングターンオフ面積AOFFに該当する二次側電流量を単位時間Tで除した二次側平均電流である。
数式7において、二次側電流を決定する変数は、いずれも一次側に含まれるものである。巻線比1/nは固定された値であるため、ドレイン電圧であるVDS、入力電圧であるVIN、一次側平均電流であるAON/Tの3つの変数により二次側電流が調節されてよい。
本発明においては、数式7により二次側平均電流を制御するための回路を構成するが、平均電流制御のために、まずピーク電流を平準化(averaging)して平均電流を得てから、得られた平均電流を利用して二次側の出力を調節し、これによりLED負荷における定電流出力を得る。
したがって、本発明においては、一次側のトランスフォーマ補助巻線を利用して、二次側電流をフィードバック情報として検出して使用する必要がなく、ピーク電流ではなく平均電流を制御する構造を通じ、より精密かつ安定的な定電流制御を具現することができる。
図2の照明駆動装置は、こうした原理による回路を一実施例として具現したものである。図2を参照しつつ、一実施例に係る照明駆動装置の細部構成要素の動作及び役割について具体的に見てみると、次のとおりである。
図2の照明駆動装置は、変圧部130を基準に、一次側と二次側に区分される。変圧部130の一次側には、交流電源部110、整流部120、スイッチング素子Q1、演算部210及び制御部200等が含まれる。変圧部130の二次側は、整流部310及びLED部320を含む単純化された回路により構成される。
入力端の整流部120は、2つの出力端子と2つの入力端子を持つブリッジダイオードにより構成され、交流電源部110から出力する交流電源Vacの入力を受けて直流に整流する。入力端のキャパシタCINは、フィルタの役割をして整流部120からの整流された電源を平滑する。キャパシタCINの一端はグラウンドに、他端は整流部120の出力に連結される。交流電源部110から印加される交流電源Vacが入力端の整流部120及びキャパシタCINを通ると、リップル(ripple)が混ざっている脈流電圧になる。
変圧部130は、キャパシタCINを通って出力される入力電圧の大きさを変換して二次側へ出力するトランスフォーマTFと、トランスフォーマTFの一次側に並列接続されたインダクタLMとを含み、スイッチング素子Q1がターンオンされると一次側のインダクタLMにエネルギーを格納し、スイッチング素子Q1がターンオフされるとインダクタLMに格納されたエネルギーを二次側へ伝達する。
変圧部130のトランスフォーマTFは、1:nの巻線比を持ち、入力端のキャパシタCINを通りつつ生成されたリップルが混ざっている脈流電圧を、一次側と二次側の巻線比に応じて昇圧又は減圧させて二次側へ出力する。一般的に、LEDアプリケーション場合、減圧が使用される。
変圧部130の二次側に結合される出力端の整流部310は、変圧部130の二次側出力を整流してその出力電圧をLED部320に供給する。変圧部130の一次側から二次側へ伝達される電圧は、出力端整流部310のダイオードD1とキャパシタCOUTを通りつつ整流及び平滑されて、直流電源VOUTの形態でLED部320に供給される。
LED部320のLED素子は、出力キャパシタCOUTからの直流電源VOUTにより発光することができる。一実施例において、LED部320は、図2のように、直列連結された複数のLED素子を含む。実施例に倣い、このような直列接続構造により構成されたLED素子のセットの複数個が並列に連結されてもよい。
スイッチング素子Q1は、スイッチング調節部220から出力される制御信号に応じてターンオン及びターンオフが制御される。スイッチング素子Q1がターンオンされると、一次側インダクタLMにエネルギーが格納され、スイッチング素子Q1がターンオフされると、インダクタLMに格納されていたエネルギーがトランスフォーマTFを介して二次側へ伝達される。
一実施例において、スイッチング素子Q1は、ゲート、ソース、ドレイン端を有するMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であってよい。スイッチング素子Q1は、図2のようにN型MOSFETであってよく、場合によっては、一部回路の変更とともにP型MOSFETに代替されてもよい。
スイッチング素子Q1のゲート端はスイッチング調節部220に含まれた比較器222の出力端に接続されて制御信号を受信し、ソース端はセンシング抵抗215の一端に、ドレイン端は変圧部130の一次側にそれぞれ連結される。
ここで、変圧部130に含まれたインダクタLMの一端は入力端の整流部120及びキャパシタCINの出力に連結され、他端はスイッチング素子Q1のドレイン端に連結されるように構成される。
前述した変圧部130は、スイッチング素子Q1がターンオン状態である場合、一次側インダクタLMに数式8により定義されるだけのエネルギーを格納しておき、スイッチング素子Q1がターンオフされると、巻線比に比例するだけ格納されているエネルギーを二次側へ引き渡す。
ここで、LMはインダクタンスであり、ILは該インダクタLMに流れる電流である。
制御部200は、演算部210とスイッチング調節部220を含み、一次側に具備されて二次側電流が一定に維持されるように制御する役割をする。
このため、制御部200は、変圧部130の一次側に含まれたインダクタLMから得られる一次側の電流及び電圧を基に二次側平均電流を演算し、演算結果に応じてスイッチング素子のターンオン及びターンオフを制御して、LED部320に一定の駆動電流が流れるように調節する。
具体的に、制御部200は、前述した数式7によって、インダクタLMの一端に掛かる入力電圧VIN、インダクタLMの他端に掛かるドレイン電圧VDS、スイッチングターンオン区間中の一次側平均電流であるAON/Tの3つの変数に応じた値を得、それにより二次側平均電流を演算し、演算結果に応じてスイッチング素子Q1のターンオン及びターンオフを制御する。
演算部210は、サンプラー(sampler)211,213、減算器(subtractor)212、除算器(divider)214、センシング抵抗215、RCフィルタ部216、及び乗算器(multiplier)217を含む。
数式7により、演算部210は、
の値を得るために、インダクタLMの両端に掛かる入力電圧VINとドレイン電圧VDSとをサンプリングしなければならず、2つのサンプリングされた電圧を減算演算してインダクタLMの両端の電圧間の差分値を得なければならない。
したがって、一実施例は、図2のように、2つのサンプラー211,213と減算器212を具備して、一のサンプラー211は入力電圧VINをサンプリングし、他のサンプラー213は入力電圧VINとドレイン電圧VDSとを減算演算してサンプリングするように回路を構成する。
第1、第2サンプラー211,213は、入力信号に対するサンプル&ホールド(sample and hold)機能を遂行するためのものであり、一定の出力を維持するために、入力される電圧を一定時間の間サンプリングして保有している。
具体的には、第1サンプラー211は、パルス生成器223により生成されるパルス信号に同期されて、立ち上がりエッジ(rising edge)においてインダクタLMの一端に掛かる整流された入力電圧VINをサンプリングするようになる。
減算器212は、入力端から整流されたインダクタLMの一端に掛かる入力電圧VINと、インダクタLMの他端に掛かるスイッチング素子Q1のドレイン電圧VDSの入力を受けて、ドレイン電圧VDSから整流された入力電圧VINを減ずる減算演算を遂行する。
第2サンプラー213は、減算器212を介してスイッチング素子Q1のドレイン電圧VDSから整流された入力電圧VINを減じた差分値VDS−VINを受信してサンプリングする。
このように、第1サンプラー211、第2サンプラー213及び減算器212を介してVDS−VIN動作が遂行される。
スイッチング素子Q1のターンオフ直後には、ドレイン電圧VDSが瞬間的に上昇するため、ドレイン電圧VDSは、時間遅延器218を経た信号に同期されてサンプリングすることが好ましい。一実施例において、時間遅延器218は、遅延信号を生成して第2サンプラー213に出力することにより、第2サンプラー213が遅延信号に同期されてインダクタLMの両端の電圧間の差分値VDS−VINをサンプリングできるようにする。
除算器214は、サンプリングされた2つの電圧VIN,VDS−VINに対する除算を遂行する。すなわち、第1サンプラー211でサンプリングされた入力電圧VINを第2サンプラー213でサンプリングされた差分値VDS−VINで除する演算を遂行する。これにより、
の値が得られる。
センシング抵抗215及びRCフィルタ部216は、スイッチングターンオン区間中の一次側平均電流を得るための回路である。
センシング抵抗215は、スイッチングターンオン区間のピーク電流を検出するための抵抗であり、スイッチング素子Q1とグラウンドとの間に結合する。前述したセンシング抵抗215は、スイッチング素子Q1がターンオンされたときに線形的に増加することになる電流を電圧に変換して、スイッチング素子Q1のターンオン区間中に流れる電流により増加するランプ電圧(positive ramp voltage)を検出する。
数式7において、
は一次側平均電流であり、これはRCフィルタ部216により具現される。RCフィルタ部216は、センシング抵抗215の出力を平準化して一次側平均電流を得る。具体的に、RCフィルタ部216は、センシング抵抗215により検出された増加するランプ電圧を平準化して平均電圧に変換させ、これによる平均電流を出力することにより、システム全体が平均電流モードで動作できるようにする。
乗算器217は、RCフィルタ部216により得られた一次側平均電流と、除算器214の出力を互いに乗じる演算を遂行することになる。除算器214の出力は
であり、乗算器217において変圧部130の巻線比1/nがともに乗じられてよい。これにより、前述した数式7の結果が導出される。
このように、演算部210は、変圧部130の一次側からスイッチングターンオン区間の一次側平均電流を得、インダクタLMの両端の電圧の入力を受け、得られた一次側平均電流、インダクタLMの両端の電圧と、変圧部130の巻線比を基に、二次側平均電流を演算する。
スイッチング調節部220は、演算部210の演算結果に応じて、スイッチング素子Q1のターンオン及びターンオフを制御する。
具体的に、スイッチング調節部220は、演算部210から出力される二次側平均電流を電圧に変換して目標電圧Vctrと比較し、比較結果に応じて、スイッチング素子Q1へ出力される制御信号のロジック値をロー(low)又はハイ(high)に決定することにより、スイッチング素子Q1のターンオン及びターンオフを制御する。
このために、スイッチング調節部220は、補償部221、比較器222、及びパルス生成器223を含む。
補償部221は、フィードバックループを有するシステム全体の安定性を保障して誤動作を防止するための回路であり、乗算器217の出力から得られる実際の平均電圧と所望の目標電圧Vctrとの間の誤差を出力する。
一実施例において、乗算器217から出力される二次側平均電流は、補償部221の入力端抵抗R2を経て平均電圧に変換され、誤差増幅器AMPの入力端へ印加される。誤差増幅器AMPの他の入力端には、一定の目標電圧Vctrが印加される。補償部221の誤差増幅器AMPは、実際の平均電圧と追従する目標電圧Vctrの入力を受けて、2つの電圧間の誤差を増幅して出力する。補償部221は、2つの電圧間の差分値に
分のゲインが乗じられた出力を有する。
比較器222は、補償部221の出力電圧とパルス生成器223から出力される三角波パルス電圧を比較して制御信号を出力することにより、スイッチング素子Q1をターンオン又はターンオフさせる。制御信号の値は、ロー(low)又はハイ(high)である。
パルス生成器223は、同期制御のためのパルス信号を生成して第1サンプラー211に入力し、誤差検出の基準となる三角波パルス電圧を生成して比較器222に入力する。
図4は、本発明の一実施例に係る照明駆動方法のフロー図である。
スイッチング調節部220は、スイッチング素子Q1のターンオン及びターンオフ制御を通じて変圧部130を駆動して、変圧部130の一次側に含まれたインダクタLMにエネルギーを格納し、変圧部130の二次側へエネルギーを伝達する動作を反復的に遂行する(S110)。
演算部210は、変圧部130の一次側から得られるスイッチングターンオン区間の一次側平均電流、インダクタLMの両端の電圧、及び変圧部130の巻線比を基に、二次側平均電流を演算する(S120)。
演算ステップ(S120)を具体化すると、次のとおりである。
まず、演算部210は、スイッチングターンオン区間中にインダクタLMの一端に掛かる入力電圧VINと、インダクタLMの両端の電圧間の差分値をサンプリングにより得る(S121)。ここで、インダクタLMの両端の電圧間の差分値は、インダクタLMの他端に掛かるドレイン電圧VDSから入力電圧VINを減じた値VDS−VINである(S121)。
その後、演算部210は、サンプリングされた入力電圧VINをサンプリングされた差分値VDS−VINで除して
の値を求め(S122)、スイッチングターンオン区間の一次側出力を平準化してスイッチングターンオン区間中の一次側平均電流を得る(S123)。
その後、演算部210は、S123で得られた平均電流と、S122による除算演算の出力
を互いに乗じて二次側平均電流を求め、これをスイッチング調節部220へ出力する(S124)。このとき、変圧部130の巻線比1/nも併せて乗じられる。
以降のS130において、スイッチング調節部220は、S124を通じて演算された二次側平均電流を電圧に変換して、変換された平均電圧を目標電圧Vctrと比較し、比較結果に応じて、スイッチング素子Q1のターンオン及びターンオフを再び制御して変圧部130の二次側に位置するLED負荷に一定の電流が流れるように制御する。
S130の比較の結果、S120を通じて得られた実際の平均電圧が目標電圧Vctrを満たしていない場合、スイッチング調節部220は、S110へフィードバックしてスイッチング素子Q1のターンオン及びターンオフを再び制御することになる。
S130の比較の結果、S120を通じて得られた実際の平均電圧が目標電圧Vctrを満たすならば、二次側のLED負荷に既に定電流が流れている状態であると判断され、フィードバック動作なくスイッチング制御過程がそのまま終了する。
このとき、スイッチング調節部220は、補償部221を介して実際の平均電圧と所望の目標電圧Vctrとの間の誤差を出力し、補償部221の出力電圧を誤差検出の基準となる三角波パルス電圧と比較して、比較結果に応じて、スイッチング素子Q1のターンオン及びターンオフ状態を制御してよい。
例えば、2つの電圧間の差が大きければ誤差率が高いということであるので、スイッチング素子Q1のターンオン及びターンオフ状態を変えてスイッチング素子Q1のデューティ比(duty ratio)が調整され得るようにする。2つの電圧間の差がなければ定電流が正確に具現されているので、スイッチング素子Q1の状態を変化させず、現在のデューティ比を維持する。
このような原理を適用すれば、二次側において制御回路、周辺素子、オプトカプラ等の回路素子等が必要でなく、また二次側フィードバック情報がなくても一次側において二次側の電流を制御することができる。
また、図1のように補助巻線を使用する従来の一次側レギュレーション方式と異なり、本発明においては、トランスフォーマの補助巻線を使用しない。これにより、単価を減らすことができ、補助巻線の使用に伴う効率の損失を防止することができ、二次側電流を正確に制御することができる長所がある。
本発明に係る照明駆動装置及びその方法の構成は、前述した実施例に限定されず、本発明の技術思想が許容する範囲内において多様に変形して実施することができる。
110 交流電源部
120 入力端整流部
130 変圧部
200 制御部
210 演算部
211,213 サンプラー
212 減算器
214 除算器
215 センシング抵抗
216 RCフィルタ部
217 乗算器
218 時間遅延器
220 スイッチング調節部
221 補償部
222 比較器
223 パルス生成器
310 出力端整流部
320 LED部
Q1 スイッチング素子

Claims (9)

  1. 交流電源の入力を受けて直流に整流する第1整流部と、
    スイッチング素子と、
    前記第1整流部から出力される入力電圧の大きさを変換するトランスフォーマと、前記トランスフォーマの一次側に並列接続されたインダクタとを含み、前記スイッチング素子がターンオンされると前記インダクタにエネルギーを格納し、前記スイッチング素子がターンオフされると前記インダクタに格納されたエネルギーを二次側へ伝達する変圧部と、
    前記変圧部の二次側出力を整流して該出力電圧をLED部に供給する第2整流部と、
    前記変圧部の一次側に含まれた、前記インダクタから得られる一次側の電流及び電圧に基づき二次側平均電流を演算し、演算結果に応じて前記スイッチング素子のターンオン及びターンオフを制御して、前記LED部に一定の駆動電流が流れるように調節する制御部と、
    を含む照明駆動装置。
  2. 前記制御部は、
    前記変圧部の一次側からスイッチングターンオン区間の一次側平均電流を得、前記インダクタの両端の電圧の入力を受け、得られた一次側平均電流と、前記インダクタの両端の電圧とに基づき二次側平均電流を演算する演算部と、
    前記演算部から出力される二次側平均電流を電圧に変換して目標電圧と比較し、比較結果に応じて前記スイッチング素子へ出力される制御信号のロジック値を決定して、前記スイッチング素子のターンオン及びターンオフを制御するスイッチング調節部と、
    を含む、請求項1に記載の照明駆動装置。
  3. 前記演算部は、
    前記インダクタの一端に掛かる入力電圧をサンプリングする第1サンプラーと、
    前記インダクタの一端の入力電圧と、前記インダクタの他端に掛かる電圧の入力を受けて、2つの電圧に対する減算演算を遂行する減算器と、
    前記減算器から出力された差分値をサンプリングする第2サンプラーと、
    前記第1サンプラーでサンプリングされた入力電圧を前記第2サンプラーでサンプリングされた差分値で除する演算を遂行する除算器と、
    前記スイッチング素子とグラウンドとの間に結合してスイッチングターンオン区間のピーク電流を検出するセンシング抵抗と、
    前記センシング抵抗の出力を平準化して一次側平均電流を得るRCフィルタ部と、
    前記RCフィルタ部で得られた一次側平均電流と、前記除算器の出力を互いに乗じる演算を遂行する乗算器と、
    を含む、請求項2に記載の照明駆動装置。
  4. 前記演算部は、
    遅延信号を出力する時間遅延器をさらに含み、前記第2サンプラーが前記時間遅延器の遅延信号に同期してサンプリングを遂行するようにすることを特徴とする、請求項3に記載の照明駆動装置。
  5. 前記スイッチング調節部は、
    前記乗算器の出力から得られる平均電圧と、目標電圧との間の誤差を出力する補償部と、
    前記補償部の出力を基準となる三角波パルス電圧と比較して、前記スイッチング素子のターンオン及びターンオフを制御するための制御信号を出力する比較器と、
    を含む、請求項3に記載の照明駆動装置。
  6. 前記スイッチング調節部は、
    同期制御のためのパルス信号を生成して前記第1サンプラーに入力し、誤差検出の基準となる三角波パルス電圧を生成して前記比較器に入力するパルス生成器をさらに含む、請求項5に記載の照明駆動装置。
  7. 前記制御部は、下記数式
    により二次側平均電流I´Sを演算し、
    ここで、AONはスイッチングターンオン区間にインダクタに流れる一次側電流量、Tは単位時間、AON/Tはスイッチングターンオン区間の一次側平均電流、VINはインダクタの一端に掛かる入力電圧、VDSはインダクタの他端に掛かる電圧、1/nは巻線比であることを特徴とする、請求項1に記載の照明駆動装置。
  8. スイッチング素子のターンオン及びターンオフ制御を通じて変圧部を駆動して、前記変圧部の一次側に含まれたインダクタにエネルギーを格納し、前記変圧部の二次側へエネルギーを伝達するステップと、
    前記変圧部の一次側から得られるスイッチングターンオン区間の一次側平均電流と、前記インダクタの両端の電圧に基づき二次側平均電流を演算するステップと、
    前記演算された二次側平均電流を電圧に変換して目標電圧と比較するステップと、
    前記比較結果に応じて前記スイッチング素子のターンオン及びターンオフを再び制御して、前記変圧部の二次側に位置したLED負荷に一定の電流が流れるように制御するステップと、
    を含む照明駆動方法。
  9. 前記演算ステップは、
    前記インダクタの一端に掛かる入力電圧と、前記インダクタの両端の電圧間の差分値とをサンプリングにより得るステップと、
    前記サンプリングされた入力電圧を前記サンプリングされた差分値で除するステップと、
    スイッチングターンオン区間の一次側出力を平準化して一次側平均電流を得るステップと、
    前記得られた一次側平均電流と、前記除算演算の出力を互いに乗じて二次側平均電流を求めるステップと、
    を含む、請求項8に記載の照明駆動方法。
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