JP2013196246A - 操作パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】音源を備えたバスパワー駆動の操作パネルを提供する。
【解決手段】操作パネル20は、バックライト付きの表示ユニット63と、ユーザーの入力を受け付けるタッチパネル65と、音を出力する圧電ブザー67と、ホスト装置との間でデータを交換する通信インタフェースであって、電源ラインを含むUSBインタフェース25と、電源ラインの電圧をステップアップしてバックライトに電力を供給するDC−DCコンバータユニット27と、輝度設定値に基づきDC−DCコンバータユニットの出力電圧を制御してバックライトの輝度を調節する輝度調節機能を含むCPU30と、DC−DCコンバータユニットの出力電圧を分圧して圧電ブザーに供給する分圧回路55とを有し、CPU30は、分圧回路の抵抗値を、輝度設定値および音量設定値に合わせて制御するブザー制御機能35を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、操作パネルに関するものである。
特許文献1には、ユーザの利便性を損なわずに、通常モードから節電モードへの移行又は節電モードから通常モードへの復帰をホスト装置及びデバイス装置の双方から可能とし、且つ、デバイス装置の消費電力を削減することを目的とする技術が開示されている。特許文献1の操作装置は、メインコントローラと操作パネルとが電源ラインを含むUSBインタフェースにより通信接続される。操作装置は、電源ラインの電源電圧を監視する電源監視部と、電源監視部による監視結果に基づいて、通常モードと、節電モードとの切り替えを行うOR回路、スイッチング回路及びスイッチング回路と、を備え、OR回路、スイッチング回路及びスイッチング回路は、通常モードから節電モードへの切り替えの際、制御部、USBコントローラ及び操作表示部の電源電圧の供給を停止する。
特開2011−182020号公報
ユーザーとホスト装置との間で情報の入出力を行う操作パネルは、LCDなどの表示ユニットと、タッチパネルなどの入力ユニットとを含む。操作パネルは、さらに、聴覚を介して情報を伝達する音源を含むことが望ましい。音源の1つはブザーであり、圧電ブザーは消費電力が小さく、電磁ノイズやスパークの発生がないため操作パネルの音源として適している。また、コントローラ(IC)に音声合成機能が備わっている場合はスピーカ的な使用が可能である。その一方、警告音などとして十分な音圧を得ようとすると通常12V程度の電圧が要求される。
メインコントローラを含むホスト装置とUSB(Universal Serial Bus)インタフェースにより接続される操作パネルにおいて、USBインタフェースから供給される電源(バスパワー)の電圧は5Vに限られている。したがって、USBインタフェースで電力が供給されるバスパワード(バスパワー駆動)タイプの操作パネルにおいては、音源として圧電ブザーを使用することが難しい。バスパワーの電圧が限られている(低電圧である)ことによる音圧の低下を昇圧コイルで補うことも可能であるが、ノイズの発生源となる可能性があり圧電ブザーのメリットが低下する。また、経済的であるとも言えない。音源を駆動するためにUSBインタフェースとは別電源を用意することも可能であるがバスパワー駆動の操作パネルを実現できない。
本発明の1つの態様は、バックライト付きの表示ユニットと、ユーザーの入力を受け付ける入力ユニットと、音を出力する音源と、ホスト装置との間でデータを交換する通信インタフェースであって、電源ラインを含む通信インタフェースと、電源ラインの電圧をステップアップしてバックライトに電力を供給するDC−DCコンバータユニットと、輝度設定値に基づきDC−DCコンバータユニットの出力電圧を制御してバックライトの輝度を調節する輝度調節機能を含む制御ユニットと、DC−DCコンバータユニットの出力電圧を分圧して音源に供給する分圧回路とを有し、制御ユニットが、分圧回路の抵抗値を、輝度設定値および音量設定値に合わせて制御する音量調節機能を含む操作パネルである。
バックライト付きの表示ユニットを有する操作パネルにおいては、白色LEDなどを用いたバックライトの定電流電源としてステップアップ(昇圧)機能付きのDC−DCコンバータユニットを含む。このDC−DCコンバータユニットは、入力電圧5Vを20〜35V程度の範囲にステップアップして出力する。しかしながら、DC−DCコンバータユニットは、表示ユニットの輝度調節のため、制御ユニットにより輝度設定値に基づき出力電圧が制御され、出力電圧は必ずしも一定ではない。
本発明の操作パネルにおいては、DC−DCコンバータユニットの出力電圧を分圧して音源に供給する分圧回路を設け、輝度調節機能を含む制御ユニットに、分圧回路の抵抗値を、輝度設定値および音量設定値に合わせて制御する音量調節機能を設ける。ステップアップ機能付きのDC−DCコンバータユニットの出力電圧を分圧して音源に供給することにより通信インタフェースの電源ラインの電圧、すなわちバスパワーの電圧以上の電圧で音源を駆動でき、分圧することにより電磁ノイズの発生を抑制できる。さらに、音量調節機能は音量設定値だけではなく輝度設定値に基づいて分圧回路の抵抗値を設定する。したがって、輝度調節のためにDC−DCコンバータユニットの出力電圧が変わる場合であっても、音量設定値に適した電圧で音源を駆動できる。
分圧回路の一形態は、複数の第1の抵抗の少なくともいずれかを選択して出力端の高圧側の抵抗値を設定する第1のスイッチと、複数の第2の抵抗の少なくともいずれかを選択して出力端の接地側の抵抗値を設定する第2のスイッチとを含むものである。音量調節機能は、輝度設定値および音量設定値に対し、予め定められた複数の第1の抵抗の少なくともいずれかおよび複数の第2の抵抗の少なくともいずれかを選択するように第1のスイッチおよび第2のスイッチを制御する機能を含むことが望ましい。輝度設定値および音量設定値と、それに対し選択される第1の抵抗および第2の抵抗との関係はルックアップテーブルなどを用いて事前に用意し、制御ユニットに含まれるメモリに格納できる。
この操作パネルにおいては、通信インタフェースがUSBなどの所定の規格にしたがったインタフェースであり、それにより供給される電力(バスパワー)の電圧が限られている場合であっても、バスパワーの電圧以上の電圧を音源に供給できる。このため、圧電ブザーなどの比較的高い電圧が要求される音源を採用できる。したがって、バスパワーの電圧以上の電圧が要求される音源を含む操作パネルとホスト装置とが通信インタフェースのみにより接続された装置を提供できる。
本発明の他の態様の1つは、操作パネルの制御方法である。操作パネルは、バックライト付きの表示ユニットと、ユーザーの入力を受け付ける入力ユニットと、音を出力する音源と、ホスト装置との間でデータを交換する通信インタフェースであって、電源ラインを含む通信インタフェースと、電源ラインの電圧をステップアップして前記バックライトに電力を供給するDC−DCコンバータユニットと、DC−DCコンバータユニットの出力電圧を分圧して音源に供給する分圧回路とを含む。当該制御方法は、以下のステップを含む。
1.輝度設定値に基づきDC−DCコンバータユニットの出力電圧を制御してバックライトの輝度を調節すること。
2.輝度設定値および音量設定値に合わせて分圧回路の抵抗値を制御すること。
分圧回路は、複数の第1の抵抗の少なくともいずれかを選択して出力端の高圧側の抵抗値を設定する第1のスイッチと、複数の第2の抵抗の少なくともいずれかを選択して前記出力端の接地側の抵抗値を設定する第2のスイッチとを含むものであってもよい。分圧回路の抵抗値を制御することは、輝度設定値および音量設定値に対し、予め定められた複数の第1の抵抗の少なくともいずれかおよび複数の第2の抵抗の少なくともいずれかを選択するように第1のスイッチおよび第2のスイッチを制御することを含むことが望ましい。
USB(Universal Serial Bus)インタフェースにより接続される操作パネルを含む装置のブロック図。 図2(a)は分圧回路のスイッチの状態を示すルックアップテーブル、図2(b)は分圧回路の理想的な抵抗比(電圧比)、図2(c)は分圧回路の実際の抵抗比。 操作パネルのバックライトの輝度制御およびブザーの音量制御を示すフローチャート。
図1に、操作パネルを含む装置の一例の構成を示している。この装置は、MFP(マルチファンクションプリンタ)1であり、ホスト装置10と、操作パネル20とを含む。ホスト装置10は、プリンタ、スキャナーおよびファックスなどの多種類の入出力機構を含むMFPメカ部11と、MFPメカ部11を制御するメインコントローラ12と、MFPメカ部11において入出力するデータの一時記憶領域にもなるメモリ13と、ホスト装置10と外部の機器とを接続するLANインタフェース14と、ホスト装置10と操作パネル20とを接続するUSBコネクタ15とを含む。ホスト装置10は、LANインタフェース14に接続されたコンピュータネットワーク9を介して外界の機器と通信し、MFPメカ部11で入力したデータを外界の機器に出力したり、外界の機器から受信したデータをMFPメカ部11を用いて出力する。また、ホスト装置10は、ホスト装置10のユーザーインタフェースとなる操作パネル20とUSBコネクタ(USBインタフェース)15に接続されたUSBケーブル5を介して通信する。メインコントローラ12はUSB制御機能12aを含み、操作パネル20を用いてユーザーからの指示(情報、データ)を受領し、操作パネル20を用いてユーザーにホスト装置10の情報(データ)を提供する。
操作パネル20は、制御ユニット(CPU)30と、CPU30にダウンロードされ、CPU30に所定の機能を実装するためのプログラム(プログラム製品)や設定値が格納されたフラッシュメモリ21と、表示用のデータなどの記憶領域となるSDRAM22と、CPU30のクロック源となる水晶振動子23と、ホスト装置10との通信を行うUSBケーブル5が接続されるUSBコネクタ(USBインタフェース)25とを有する。操作パネル20は、さらに、USBコネクタ25の電源ライン25bに接続され、USBコネクタ25から供給される所定の電圧(本例では5V)の電力(バスパワー)をCPU電源の電圧などに適した電圧に降圧して供給するステップダウン機能付きDC−DCコンバータ(第1の電源ユニット)26と、バスパワーをバックライトに適した電圧に昇圧して供給するステップアップ機能付きDC−DCコンバータユニット(第2の電源ユニット)27とを含む。USBコネクタ25に接続されるUSBケーブル5は、データを交換するための通信線5aと、所定の電圧の電力(バスパワー)を供給する電力線5bとを含む。
操作パネル20は、さらに、バックライト付きの表示ユニット63と、表示ユニット63に重ねて配置されたタッチパネル(入力ユニット)65と、ホスト装置10のMFPメカ部11を操作する複数のキー(操作ボタン)が配置されたスイッチ基板29とを含む。表示ユニット63は、複数の白色LEDを含むバックライト61と、LCD62とを含む。バックライト61の電力は、定電流電源である第2の電源ユニット27から供給される。第2の電源ユニット27は、USBの電源ライン(バスパワー)25bの電圧(5V)を昇圧して出力する。第2の電源ユニット27の出力電圧BLHは、CPU30から供給される輝度調節信号Syにより制御され、本例では12Vから24Vの範囲で変動する。第2の電源ユニット27の出力電圧の範囲はこれに限定されない。
操作パネル20は、さらに、音源となる圧電ブザー67と、圧電ブザー67に電力を供給するブザー駆動回路50とを含む。ブザー駆動回路50は、第2の電源ユニット27の出力電圧BLHを分圧して圧電ブザー67に供給(印加)する分圧回路55と、分圧回路55に流れる電流をオンオフすることにより圧電ブザー67をオンオフして音を出力する駆動スイッチ56とを含む。分圧回路55は、圧電ブザー67の高電圧側が接続される出力端57の高圧側の抵抗値を設定する第1の抵抗ユニット(最大ブザー印加電圧調節部)51と、出力端57の接地側の抵抗値を設定する第2の抵抗ユニット(ボリューム調節部)52とを含む。
第1の抵抗ユニット51は、抵抗値の異なる複数の第1の抵抗素子51a〜51cと、これら第1の抵抗素子51a〜51cの少なくとも1つを選択して出力端子57の高圧側の抵抗値を設定するスイッチ53a〜53cとを含む。本例では、第1の抵抗素子51a〜51cの抵抗値はそれぞれ5.6kΩ、3.74kΩ、1.8kΩであり、スイッチ53a〜53cとしてトランジスタスイッチが採用されている。第1の抵抗素子51aとスイッチ53aとは直列に接続され、スイッチ53aをオンにすることにより第1の抵抗素子51aが高圧側の抵抗素子として選択され、他の選択された第1の抵抗素子51bまたは51cと並列に接続される。第1の抵抗素子51bおよびスイッチ53b、第1の抵抗素子51cおよびスイッチ53cも同様である。したがって、分圧回路55の出力端57の高圧側には選択された第1の抵抗素子51a〜51cが並列に接続され、それらの第1の抵抗素子51a〜51cの合成された抵抗値が出力端57の高圧側の抵抗値となる。
第2の抵抗ユニット52の構成も同様である。すなわち、第2の抵抗ユニット52は、抵抗値の異なる複数の第2の抵抗素子52a〜52cと、これら第2の抵抗素子52a〜52cの少なくとも1つを選択して出力端子57の接地側の抵抗値を設定するスイッチ54a〜54cとを含む。本例では、第2の抵抗素子52a〜52cの抵抗値はそれぞれ5.6kΩ、3.74kΩ、1.8kΩであり、スイッチ54a〜54cとしてトランジスタスイッチが採用されている。第2の抵抗素子52aとスイッチ54aとは直列に接続され、スイッチ54aをオンにすることにより第2の抵抗素子52aが接地側の抵抗素子として選択され、他の選択された第2の抵抗素子52bまたは52cと並列に接続される。第2の抵抗素子52bおよびスイッチ54b、第2の抵抗素子52cおよびスイッチ54cも同様である。したがって、分圧回路55の出力端57の接地側には選択された第2の抵抗素子52a〜52cが並列に接続され、それらの第2の抵抗素子52a〜52cの合成された抵抗値が出力端57の接地側の抵抗値となる。
分圧回路55は、さらに、CPU30から供給される制御信号Sb1により、第1の抵抗ユニット51のスイッチ53a〜53cおよび第2の抵抗ユニット52のスイッチ54a〜54cを制御するスイッチング回路58を含む。駆動スイッチ(トランジスタスイッチ)56は分圧回路55の接地側に直列に接続されており、CPU30から供給される制御信号Sb2により分圧回路55に流れる電流をオンオフする。
操作パネル20を制御するCPU30は、内蔵RAM、汎用入出力インタフェース(GPIO)、パルス幅変調信号出力インタフェース(PWM)などを含むLSIまたはASICであり、プログラムをロードすることにより各種の機能が実現される。CPU30はリセット機能31を含む。第1の電源ユニット26は、パワーオンリセット機能を含み、バスパワー25bが0Vから規定値(たとえば5V)になるとリセット信号Srを出力する。CPU30はリセット信号Srによりリセットされる。したがって、ホスト装置10のメインコントローラ12は、操作パネル20に接続されているUSBコネクタ15に対する電源供給をオンオフすることにより、操作パネル20を節電モードまたはオフ状態からオン状態にリセットすることができる。
CPU30は、ホスト通信機能32を含む。ホスト通信機能32は、USB制御機能(USBコントローラ)32aを含み、USBコネクタ25に接続されたUSBケーブル5を介してホスト装置10との間で種々のデータを交換する。交換されるデータは、不図示のメモリ制御機能を介してSDRAM22に一時的に格納されてもよい。
CPU30は、さらに、スイッチ制御機能39を含む。スイッチ制御機能39は、スイッチ基板29を制御し、スイッチ基板29で操作されたキーまたはボタンを検出し、それによるデータを生成する。生成されたデータは表示ユニット63で表示されたり、ホスト通信機能32を介してホスト装置10に供給される。
CPU30は、さらに、タッチパネル65を制御し、タッチパネル65を介してのデータ入力を受け付けるタッチパネル制御機能38と、表示ユニット63のLCD62に画像信号Siを供給し、情報を画像として出力するLCD制御機能37と、第2の電源ユニット(DC−DCコンバータ)27に輝度制御信号Syを供給して表示ユニット63のバックライト61の輝度を制御するバックライト制御機能(輝度調節機能)36とを含む。バックライト制御機能36は、輝度設定値Fyに基づくデューティの輝度制御信号(PWM信号)Syを第2の電源ユニット27の制御入力CTRLに供給する。第2の電源ユニット27は、FB端子に表れる電圧が内部リファレンス電圧を一致させるように出力端(VOUT)の電圧を昇圧する機能を含み、制御入力CTRLに入力する信号のパルス幅を制御することにより内部リファレンス電圧を制御できる。
したがって、第2の電源ユニット27は、バックライト制御機能36から供給される輝度制御信号Syに基づき、多段階の電圧BLHを出力する。本例の第2の電源ユニット27は、輝度制御信号Syにより、入力端VINに入力されている5Vの入力電圧をステップアップし、7段階(24、22、20、18、16、14、12V)の出力電圧BLHの電力を出力端(VOUT)から出力する。このため、バックライト制御機能36は、輝度設定値Fyにより7段階(7、6、5、4、3、2、1)の輝度が設定可能である。輝度設定値Fyは、タッチパネル65またはスイッチ基板29からセットすることが可能である。
CPU30は、さらに、圧電ブザー67を制御してビープ音などの音情報を出力するブザー制御機能35を含む。ブザー制御機能35は、ブザー制御ユニット(駆動回路)50の分圧回路55の抵抗値を、輝度設定値Fyおよび音量設定値Faに合わせて制御する音量調節機能35aと、圧電ブザー67で出力する音のパターンを制御するパターン制御機能35bとを含む。音量調節機能35aは、ルックアップテーブルLTに基づき、輝度設定値Fyおよび音量設定値Faに対し、予め定められた第1の抵抗素子51a〜51cの少なくともいずれかと、第2の抵抗素子52a〜52cの少なくともいずれかを選択する制御信号Sb1を分圧回路55のスイッチング回路58に供給する。パターン制御機能35bは、アコースティックパターン設定テーブルATを参照し、CPU30の他の機能またはホスト装置10から音出力するように要求された情報(データ)に対応したパターンの制御信号(PWM信号)Sb2を駆動スイッチ56に供給する。
図2(a)にルックアップテーブルLTの一例を示している。このルックアップテーブルLTは、7段階の輝度設定値(バックライト輝度)Fyと、3段階の音量設定値(ブザー音量、高、中、低)Faとにより、分圧回路55の第1の抵抗ユニット(最大ブザー印加電圧調節部)51の各スイッチ53a〜53c(A〜C)のオンオフと、第2の抵抗ユニット(ボリューム調節部)52の各スイッチ54a〜54c(A〜C)のオンオフとが一義的に設定されることを示している。したがって、音量調節機能35aは、ルックアップテーブルLTを参照することにより、バックライト61の輝度設定が変わって第2の電源ユニット27の出力電圧BLHが変わった場合でも、所望の音量の音が出力されるように分圧回路55を制御して圧電ブザー67に印加される電圧を調節できる。
図2(b)に、7段階の輝度設定値Fyにより第2の電源ユニット27の出力電圧BLHを12〜24Vの範囲で変えたときに、3段階の音量設定値Faに対応した分圧回路55の出力端57において電圧(High(10V),Middle(8V),Low(6V))を得るための高圧側の抵抗値(第1の抵抗ユニット51の抵抗値)と、接地側の抵抗値(第2の抵抗ユニット52の抵抗値)との理論的な比を示している。この抵抗値の比は、分圧する電圧比に等しい。
図2(c)に、図2(a)に示したルックアップテーブルLTの設定にしたがって分圧回路55のスイッチ53a〜53cおよびスイッチ54a〜54cを制御したときの、各輝度設定値Fyおよび各音量設定値Faにおける分圧回路55の出力端57の高圧側の抵抗値(第1の抵抗ユニット51の抵抗値)と、接地側の抵抗値(第2の抵抗ユニット52の抵抗値)との比を示している。図2(b)に示した理想的な抵抗値の比に対して若干の差は認められるが、差は十分に小さい。したがって、音信号の音量調節としては十分な精度が得られることが分かる。
図3に、操作パネル20のバックライト61の輝度制御およびブザー67の音量制御の概要をフローチャートで示している。ステップ81でCPU30がリセットされると、ステップ82において、バックライト制御機能36は、輝度設定値Fyの初期値、またはフラッシュメモリ21に格納されている前回セットされた輝度設定値Fyに基づき、輝度制御信号Syを第2の電源ユニット27に供給し出力電圧BLHを制御することによりバックライト61の輝度を調節する。さらに、ステップ83において、音量調節機能35aは、輝度設定値Fyおよび、音量設定値Faの初期値、またはフラッシュメモリ21に格納されている前回セットされた音量設定値Faに基づき、ルックアップテーブルLTを参照して分圧回路55のスイッチ53a〜53cおよびスイッチ54a〜54cを制御する信号Sb1を出力し、分圧回路55の抵抗値を設定する。
ステップ84で、輝度設定値Fyが変わり、バックライト61の輝度が変更されると、ステップ85において、バックライト制御機能36は、新しい輝度設定値Fyに基づき、輝度制御信号Syを第2の電源ユニット27に供給し出力電圧BLHを制御することによりバックライト61の輝度を調節する。さらに、ステップ86において、音量調節機能35aは、新しい輝度設定値Fyと従前の音量設定値Faに基づき、ルックアップテーブルLTを参照して分圧回路55のスイッチ53a〜53cおよびスイッチ54a〜54cを制御する信号Sb1を出力し、分圧回路55の抵抗値を設定する。
ステップ87で、音量設定値Faが変わり、音量が変更されると、ステップ88において、音量調節機能35aは、従前の輝度設定値Fyと新しい音量設定値Faに基づき、ルックアップテーブルLTを参照して分圧回路55のスイッチ53a〜53cおよびスイッチ54a〜54cを制御する信号Sb1を出力し、分圧回路55の抵抗値を設定する。
ステップ89において、音出力が要求されると、ステップ90において、パターン制御機能35bは、アコースティックパターン設定テーブルATを参照し、所定のパターンの信号Sb2を駆動スイッチ56に供給し、所定の音量とパターンとで圧電ブザー67を駆動し、音を出力する。
以上に説明したように、バックライト付きの表示ユニット60を有する操作パネル20は、白色LEDなどを用いたバックライト61の定電流電源として昇圧機能付きのDC−DCコンバータユニット(第2の電源ユニット)27のステップアップ出力電圧BLHを、ブザー67を駆動する電力として利用する。これにより、バスパワーの電圧が5V程度と低く、圧電ブザー67をバスパワーでは十分に駆動できない場合であっても、10Vあるいはそれ以上の電圧でブザー67を駆動できる。したがって、USBインタフェース(USBケーブル5)のみでホスト装置10と接続される操作パネル20であって、USBインタフェースで供給されるバスパワーの電圧より高い電圧でブザー67を駆動できる操作パネル20を提供できる。このため、USBインタフェース(USBケーブル5)のみでホスト装置10と接続される操作パネル20であって、消費電力が非常に小さく、電磁ノイズやスパークの発生がない圧電ブザー67を音源として備えた操作パネル20を提供できる。
さらに、操作パネル20は、DC−DCコンバータユニット27の出力電圧BLHを分圧して音源に供給する分圧回路55を設け、バックライト61の輝度調節を行うCPU(制御ユニット)30に音量調節機能35aを実装し、分圧回路55の抵抗値を、輝度設定値Fyおよび音量設定値Faに合わせて制御する。したがって、バックライト61の輝度調整のためにDC−DCコンバータユニット27の出力電圧BLHが変わった場合でも、分圧回路55の抵抗値を適切に制御し、音量設定値Faに合致する電圧でブザー67を駆動できる。また、DC−DCコンバータユニット27の出力電圧BLHをブザー電圧用に調整するために降圧回路ではなく分圧回路55を採用することにより、電磁ノイズの発生を抑制できる。
なお、上記では、バスパワーの電圧が限られている通信インタフェースの例としてUSBにより接続される操作パネル20を説明したが、通信インタフェースはUSBに限らず、IEEE1394などの他の規格に基づくインタフェースであってもよい。本発明に係る操作パネルにおいては、通信インタフェースを介して供給される電力(バスパワー)の電圧が限られている場合であっても、バスパワーの電圧以上の電圧を音源に供給できる。このため、通信インタフェースのみでホスト装置と接続される操作パネルで圧電ブザーなどの比較的高い電圧が要求される音源を採用できる。
また、上記では操作パネル20を含む装置1としてMFPを例に説明したが、操作パネル20が適用できる装置はMFPに限定されない。操作パネルは、MFPなどのオフィス機器に限らず、冷蔵庫などの家庭用品、ロボットなどの工業用機器においても用いられており、それらの装置も本発明に含まれる。
1 MFP
10 ホスト装置
20 操作パネル

Claims (7)

  1. バックライト付きの表示ユニットと、
    ユーザーの入力を受け付ける入力ユニットと、
    音を出力する音源と、
    ホスト装置との間でデータを交換する通信インタフェースであって、電源ラインを含む通信インタフェースと、
    前記電源ラインの電圧をステップアップして前記バックライトに電力を供給するDC−DCコンバータユニットと、
    輝度設定値に基づき前記DC−DCコンバータユニットの出力電圧を制御して前記バックライトの輝度を調節する輝度調節機能を含む制御ユニットと、
    前記DC−DCコンバータユニットの出力電圧を分圧して前記音源に供給する分圧回路とを有し、
    前記制御ユニットは、前記分圧回路の抵抗値を、前記輝度設定値および音量設定値に合わせて制御する音量調節機能を含む、操作パネル。
  2. 請求項1において、前記分圧回路は、複数の第1の抵抗の少なくともいずれかを選択して出力端の高圧側の抵抗値を設定する第1のスイッチと、
    複数の第2の抵抗の少なくともいずれかを選択して前記出力端の接地側の抵抗値を設定する第2のスイッチとを含み、
    前記音量調節機能は、前記輝度設定値および前記音量設定値に対し、予め定められた前記複数の第1の抵抗の少なくともいずれかおよび前記複数の第2の抵抗の少なくともいずれかを選択するように前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチを制御する機能を含む、操作パネル。
  3. 請求項1または2において、前記音源は圧電ブザーを含む、操作パネル。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記通信インタフェースはUSBである、操作パネル。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の操作パネルと、
    前記操作パネルと前記通信インタフェースのみにより接続されたホスト装置とを有する装置。
  6. 操作パネルの制御方法であって、
    前記操作パネルは、バックライト付きの表示ユニットと、
    ユーザーの入力を受け付ける入力ユニットと、
    音を出力する音源と、
    ホスト装置との間でデータを交換する通信インタフェースであって、電源ラインを含む通信インタフェースと、
    前記電源ラインの電圧をステップアップして前記バックライトに電力を供給するDC−DCコンバータユニットと、
    前記DC−DCコンバータユニットの出力電圧を分圧して前記音源に供給する分圧回路とを含み、
    当該制御方法は、
    輝度設定値に基づき前記DC−DCコンバータユニットの出力電圧を制御して前記バックライトの輝度を調節することと、
    前記輝度設定値および音量設定値に合わせて前記分圧回路の抵抗値を制御することとを含む、制御方法。
  7. 請求項6において、
    前記分圧回路は、複数の第1の抵抗の少なくともいずれかを選択して出力端の高圧側の抵抗値を設定する第1のスイッチと、
    複数の第2の抵抗の少なくともいずれかを選択して前記出力端の接地側の抵抗値を設定する第2のスイッチとを含み、
    前記分圧回路の抵抗値を制御することは、前記輝度設定値および前記音量設定値に対し、予め定められた前記複数の第1の抵抗の少なくともいずれかおよび前記複数の第2の抵抗の少なくともいずれかを選択するように前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチを制御することを含む、制御方法。
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