JP2013195437A - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光部と光導波路との間の高さずれを個別に容易に高精度で調整できる発光装置を実現する。
【解決手段】発光装置は、複数の発光部と、該複数の発光部からの光の入射端に複数の光導波路の開口部、及び光の出射端に複数の光導波路を一つにまとめた光導波路の開口部を備えた光合波器と、光導波路の形成された面に所定の角度で傾斜した面の傾斜した方向に沿って、複数の発光部をそれぞれ駆動する複数の駆動部と、を備え、発光部は、その発光方向の中心軸が光導波路の形成面に平行となるような角度で配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、発光部と光合波器とを備える発光装置に関する。
発光部と光ファイバや光導波路などの光導波系とを備え、発光部からの光を光導波系を介して出力する発光装置では、結合効率が大きいことが重要である。結合効率とは、光導波系に入射する光のパワーに対する導波光のパワーの比を意味するが、ここでは発光部で発生する光のパワーに対する導波光のパワーの比を意味する用語であるとする。
この結合効率を向上させるためには、発光部の発光点と光導波系の光入射部の高さのずれを小さくすることが重要である。通常、発光部と光導波系との間にレンズを配置し、発光部から出射される光を集光して光導波系の光入射部に導くことにより結合効率の一層の改善が図られている。
しかし、発光部、レンズ、及び光導波系を実装して発光装置を構成する場合、発光部の発光点の高さと光導波系の光入射部中心の高さとは、通常、ずれ(高さずれ)があり、高さの調整無しでは結合効率は低くなる。
例えば、発光装置が、発光部として1個の光半導体デバイスと、1個のレンズと、光導波系として1本の光ファイバとで構成されている場合は、光半導体デバイス、レンズ、光ファイバの順に実装することで、光半導体デバイスの発光点に対してレンズと光ファイバの高さを調整することができ、発光点高さの実装位置ずれによる結合効率の低下を回避することが出来る。
一方、複数の発光部と、光導波系として、光ファイバに代えて発光部の数に対応する数の複数の光導波路(発光部と、各発光部に対応する光導波路とをまとめてチャンネルと呼ぶ。)を持つ光合波器とを備える発光装置では、各発光部の実装時の高さにばらつきが生じるため、各チャンネル毎に、光導波路の光入射部の高さを調整する必要が生じる。
このようなケースでは、1つのチャンネルに対しては、発光部が1個で、光導波系が1本の光ファイバで構成されている場合と同様な組立て手順により発光部の発光点の高さとこれに対応する光導波路の高さの実装位置ずれを低減することができる。しかし、その他のチャンネルについては、既に光合波器が実装されているため、発光部の発光点高さの実装位置ずれを、光合波器で調整して、その発光部に対応する光導波路の光入射部の高さを合わせることは困難である。
また、発光部の発光点の高さのばらつきだけでなく、光合波器に形成されている複数の光導波路の高さのばらつきも調整する必要がある。このような調整ができなければ複数の発光部と光合波器との間の平均した光結合効率は低下する。
このような、複数の発光部と、光合波器の、各チャンネル毎の発光部の発光点と光導波路との間の高さずれによる結合効率の低下を改善するために、発光部である光半導体デバイスと光合波器との間にレンズを入れ、チャンネル毎にレンズを3次元的に位置調整することにより、結合効率を改善する発明が開示されている(特許文献1)。実装手順としては、3次元的に移動させることができる機構部にレンズを実装し、機構部によりレンズ位置を最適位置に移動させた後、ヒータで半田を溶かして機構部を固定する。
米国特許出願公開第2011/0013869号明細書
このように、特許発明1によれば、レンズの3次元位置調整により、発光部の発光点高さと光合波器に形成されている光導波路の高さのずれによる結合効率の低下を軽減しているが、その効果は十分ではない。また、発光部と光導波路との間の高さずれを個別に調整することは、必要となる調整精度(1/100μm程度)が厳しいため容易ではない。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、発光部と光導波路との間の高さずれを個別に容易に高精度で調整できる発光装置を実現することを目的とする。
本発明に係る発光装置は、複数の発光部と、該複数の発光部からの光の入射端に複数の光導波路の開口部、及び光の出射端に前記複数の光導波路を一つにまとめた光導波路の開口部を備えた光合波器と、前記光導波路の形成された面に所定の角度で傾斜した面の該傾斜した方向に沿って、前記複数の発光部をそれぞれ駆動する複数の駆動部と、を備え、前記発光部は、その発光方向の中心軸が前記光導波路の形成面に平行となるような角度で配置されている、ことを特徴とする。
上記発明に係る発光装置に依れば、発光部と光導波路との間の高さずれを個別に容易に高精度で調整することができる。従って、この調整により結合効率の改善が可能となる。
本発明の実施形態1に係る発光装置の構成例の上面図である。 実施形態1に係る発光装置のA−A’断面図である。 実施形態1に係る発光装置のB−B’断面図である。 実施形態1に係る発光装置の結合効率の改善例を示す図である。 実施形態1の変形例に係る発光装置のB−B’断面図である。 本発明の実施形態2に係る発光装置のA−A’断面図である。 実施形態2に係る発光装置の結合効率の改善例を示す図である。
(実施形態1)
図1に、実施形態1に係る発光装置の構成例を上面図で示す。また、図1のA−A’の断面図を図2に、B−B’の断面図を図3に示す。図3では、B−B’断面図を上段に示し、その中の一点鎖線で囲んだ部分であるC部の拡大図を下段に示す。図1〜3には、X、Y、Z方向を示す。X、Y、Z方向の定義は後述する。
発光装置1は、構成要素として複数の発光部2と、複数の第1レンズ3と、光合波器4と、複数の駆動部5とを備えるとともに、複数の発光部基板6、複数の発光部キャリア7、複数のレンズホルダ8、第2レンズ9、レンズキャリア10、フィードスルー11、複数のパターン12、複数の発光部ワイヤ13、複数の信号ワイヤ14、パッケージキャリア15(図2、図3にのみ表示)、パッケージ16、及びパッケージ蓋17(図2、図3にのみ表示)を備える。複数とした上記各構成要素は、それぞれ、複数の発光部2に対応している。
複数の発光部2は、それぞれ、例えばレーザダイオード等の光半導体デバイスで構成され、発光装置1用の光を発生する。なお、図1〜3では複数の発光部2を4つの発光部2として例示している。
複数の第1レンズ3は、複数の発光部2にそれぞれ対応しており、各第1レンズ3は、各発光部2と、光合波器4の各発光部2に対応する入射端の光導波路40の開口部との間に設置され、各発光部2の発光点から放出された光を、対応する光導波路40の光の入射端開口部に集光する。
光合波器4は、複数の光導波路40と1つの光導波路42と光合波部41とを備え、複数の光導波路40の入射端開口部に入射した光を光導波路40で光合波部41に導き合波し、合波した光を、光導波路42の出射端開口部を介して出力する。複数の光導波路40の入射端開口部は第1レンズ3を介して、複数の発光部2の発光点にそれぞれ対向している。光導波路40の長手方向、すなわち光の導波方向がY方向である。光合波器4の複数の光導波路40が配列されている方向をX方向(光合波器4の幅方向ともいう。)、X及びY方向に直交する方向がZ方向で、このZ方向が高さ方向になる。
複数の駆動部5は、複数の発光部2にそれぞれ対応しており、各駆動部5は、対応する発光部2を駆動してその高さ位置を調整する。詳細は後述する。
複数の発光部基板6は、各々、発光部2を使用するための回路パターンが形成された基板で、各発光部基板6の上に発光部2が取り付けられる。発光部2と発光部基板6とは発光部2への電源供給用及び信号送受信用として、ワイヤが結線される。図示された発光部ワイヤ13はこれらのワイヤを示す。また、発光部基板6とフィードスルー11上のパターン12との間には同じく電源供給用及び信号送受信用としてワイヤが結線される。図示された信号ワイヤ14はこれらのワイヤを示す。
複数の発光部キャリア7は、複数の発光部2にそれぞれ対応しており、その上面に、発光部基板6を介して発光部2が設置され、駆動部5により、駆動される。発光部キャリア7は、駆動されてその位置を変えることにより、その高さが変化するように構成されている。これにより、発光部2の高さ方向(Z方向)の位置が調整される。具体的には、図3の一点鎖線で囲んだC部に示すように、発光部キャリア7は、発光部基板6を設置した面に対して、その反対側の面が角度θで傾斜している。傾斜の方向は、光導波路40の形成された面(X−Y平面)上で光導波路40の長手方向(Y方向)に直交する方向(X方向)を基準として、高さ方向への仰角θの方向である。
複数のレンズホルダ8は、複数の第1レンズ3にそれぞれ対応しており、第1レンズ3をレンズキャリア10上で、3次元で位置調整が可能な形に保持する。3次元での位置調整とは、X、Y、Zの各軸方向及び各軸周りの回転方向での位置調整という意味である。
第2レンズ9は、光合波器4からの出力光を集光する。
レンズキャリア10は、レンズホルダ8と第2レンズ9とを取り付け、レンズホルダ8を介して第1レンズ3の位置調整を可能にする基盤である。また、発光部キャリア7、光合波器4を設置するための基盤でもある。発光部キャリア7を設置する部分のレンズキャリア10は、図3の一点鎖線で囲んだC部に示すように、発光部キャリア7の傾斜面と同じ角度θで同じ方向に傾斜した面で構成される。発光部キャリア7は、駆動部5により、レンズキャリア10の傾斜面上で傾斜方向に沿って駆動されその位置を変える。これにより、発光部キャリア7、従ってその上部に設置されている発光部2の発光点の高さが調整される。
フィードスルー11は、電源供給及び各種信号の送受信用にパッケージ16の内外を結ぶ。具体的には、信号ワイヤ14をフィードスルー11上に形成されているパターン12で受け、信号ワイヤ14を介して、パッケージ16の外部から電源供給を受け、外部との間で信号の送受信を行う。
パッケージキャリア15は、レンズキャリア10を支持し、パッケージ16内で所定の配置に設置調整するための支持基盤である。(図2、図3参照)
パッケージ16は、以上の構成要素を収納する。パッケージ16はパッケージ蓋17により密閉される。(図2、図3参照)
次に、実施形態1に係る発光装置1の動作について説明する。複数の発光部2で発生した光はそれぞれに対応する第1レンズ3で集光され、光合波器4のそれぞれに対応する光導波路40の入射端開口部に入射される。光合波器4の各光導波路40の入射端開口部に入射した光は光合波部41で合波され、光導波路42を介して第2レンズ9に出射される。第2レンズ9はこの光を集光して発光装置1の外部に出力する。なお、図1〜3ではパッケージ16からの光出力の取り出し部については図示を省略している。
既に説明したように、組み上げられた発光装置1で、発光部2の発光点の高さと光導波路40の光入射部の高さとはそれぞれに各種の誤差によりばらつきを有し、そのために両者間の高さには、通常、ずれ(高さずれ)が生じている。
発光部2の発光点の高さは、発光部2を光半導体デバイスで構成した場合、その製造ばらつきや、発光部基板6、発光部キャリア7、レンズキャリア10の製造公差により最適高さに対して、一例として最大で±0.065mmばらつく。一方、光導波路40の高さは、光導波路40の製造公差やレンズキャリア10の製造公差により最適高さに対して、一例として最大で±0.058mmばらつく。従って、この場合は、光導波路40の高さは発光部2の発光点の高さに対して最大で−0.123mmの高さずれが生じ得る。このような高さのずれが生じると特許文献1で開示されている第1レンズ3の3次元的な位置調整を行っても結合効率の改善は十分なものとはならない。
このときの結合効率を図4に白丸で示す。図4は実施形態1に係る発光装置の結合効率の改善例を示す図であるが、比較対象として従来の結合効率を白丸で示している。横軸は高さのずれ量で、上記例では−0.123mmであり、そのときの結合効率は−3.3dBとなる。この結合効率は、目標とする結合効率が例えば0〜−2.5dBの場合は、これを満たすことができないため、この発光装置1を、0〜−2.5dBの結合効率が必要な用途の製品に適用することはできないことになる。
実施形態1に係る発光装置1では、図3の一点鎖線で囲まれたC部に示すように、発光部キャリア7のレンズキャリア10と接する面を、光導波路40の形成された面(X−Y面)上で、光導波路40の長手方向(Y方向)に直交する方向(X方向)を基準として、高さ方向への仰角θ傾斜させた面とし、この傾斜させた面に対向して接するレンズキャリア10の面も同様に、同じ角度θだけ傾斜させた面とする。駆動部5は、発光部キャリア7を駆動軸50を介してレンズキャリア10の傾斜面に沿って移動させる(図3の矢印の方向)。発光部キャリア7には発光部基板6を介して発光部2が取り付けられているので、発光部キャリア7がレンズキャリア10の傾斜面に沿って、すなわち図3の矢印で示す方向に移動すると、発光部2の高さが変化する。このとき、発光部2は光導波路40の形成された面、すなわちX−Y平面に平行に設置され、高さ調整においてもこの平行状態は保持される。すなわち、発光部2からの光の中心軸(光軸)は、光導波路40の形成された面に平行な状態を維持する。
高さのずれ量が−0.123mmの上記例では、例えば、角度θを13°とした場合、発光部キャリア7をX方向に0.3mm移動させたとき、発光部2の発光点の高さは0.09mm低くなり、発光部2の発光点と光導波路40の高さのずれ量を従来の−0.123mmから−0.033mmに低減することができる。この高さずれ量に対する結合効率は、図4に黒丸で示すように−1.4dBとなり、目標結合効率0〜−2.5dBを満たすようになる。
また、角度θを5°とした場合、発光部キャリア7をX方向に0.3mm移動させたとき、発光部2の発光点の高さは0.03mm低くなり、発光部2の発光点と光導波路40の高さのずれ量を従来の−0.123mmから−0.093mmに低減することができる。この高さずれ量に対する結合効率は、図4に黒丸で示すように−2.4dBとなり、目標結合効率0〜−2.5dBを満たすようになる。
なお、角度θが小さいほど高さの調整精度は向上するが、同じ量の高さ調整を行う場合のX方向の移動量が増加する。光導波路40は高さ方向(Z方向)の幅よりもX方向の幅が大きいため、X方向の位置ずれは高さ方向の位置ずれに比べると結合効率の低下に対する裕度が大きい。しかし、X方向の位置ずれであってもあまり大きくなると結合係数が低下するので所定の範囲に抑える必要がある。上記0.3mmはこの所定の範囲の一例である。
図5に実施形態1の変形例に係る発光装置の構成例を示す。図5では、図1のB−B’の断面図を上段に示し、その中の一点鎖線で囲んだ部分であるD部の拡大図を下段に示す。
この変形例では発光部キャリア7を省略し、駆動部5は発光部基板6を直接駆動する。従って、発光部2はレンズキャリア10の傾斜面に沿って傾斜した形で移動することにより発光点の高さが調整される。なお、この変形例においては、発光部2は光導波路40の形成された面、すなわちX−Y平面に平行ではなく傾斜して設置されている。しかし、発光部2の光軸は、光導波路40の形成された面に平行であり、高さ調整時にも、この平行な状態を維持する。
本実施形態1に係る発光装置1に依れば、変形例を含めて光合波器4のそれぞれの光導波路40に対して、これに対応する発光部2の高さを個別に容易に高精度で調整することができる。従って、この調整により、結合効率の改善が可能となる。なお、高さ調整の際、発光部2の光軸は、光導波路40の形成された面に平行な状態が維持される。そのため発光部2の高さ調整が光軸の高さ調整にそのまま対応することとなり、高さずれの調整が容易となる。
上記変形例で、発光部キャリア7を平板にして残し、発光部基板6をこの平板上に設置しても上記と同様の効果を奏することができる。平板を置く場合は発光部基盤6を直接駆動せずに平板の発光部キャリア7を駆動することができるので、変形例に比べて駆動に伴う発光部基板6の破損の危険性を低減することができ、発光装置1としての信頼性を確保できる。
発光装置1は、パッケージ16内に、用途により他の構成要素を含んでもよい。また、図1〜3、及び5に示す構成要素を全て備える必要はなく、いくつかの構成要素をまとめてもよい。
(実施形態2)
実施形態2に係る発光装置1の構成は上面図で示すと図1と基本的には同じである。実施形態1との違いを図6に示す。図6では、図1のA−A’の断面図を上段に示し、その中の一点鎖線で囲んだ部分であるE部の拡大図を下段に示す。
実施形態1と異なる点は、発光部キャリア7のレンズキャリア10と接する面を、光導波路40の形成された面(X−Y面)に対して、光導波路40の長手方向(Y方向)と逆の方向を基準として、高さ方向に所定の仰角θだけ傾斜させた面とし、この傾斜させた面に対向して接するレンズキャリア10の面も同様に、同じ角度θだけ傾斜させた面とする。駆動部5は、発光部キャリア7を駆動軸50を介してレンズキャリア10の傾斜面に沿って図6の矢印の方向に移動させる。発光部キャリア7には発光部基板6を介して発光部2が取り付けられているので、発光部キャリア7がレンズキャリア10の傾斜面に沿って移動すると、発光部2の高さが変化する。なお、高さ調整の際、発光部2からの光の中心軸は、光導波路40の形成された面に平行な状態が維持される。
図6に示す例では高さ調整に伴い発光部2の発光点の位置が光導波路40の長手方向(Y方向)に移動する。そのため第1レンズ3が固定状態の場合は、Y方向の集光点の位置が変化し、光導波路40の光入射部での集光スポットの大きさが変化してしまう。集光スポットのサイズが大きくなった場合、すなわちピントがぼけた場合は、光導波路40への光の入射率が低下するので結合効率が低下する。しかし、この影響は高さの変化による影響に比べると小さい。従って、傾斜角度θをあまり小さくしない限り、実質上は問題にしなくてもよい。更に、第1レンズ3のY方向位置を調整することによって、集光点の位置変化を小さくすることもできる。
本実施形態2に係る発光装置1に依れば、光合波器4のそれぞれの光導波路40に対して、これに対応する発光部2の高さを個別に容易に高精度で調整することができる。従って、発光部2とこれに対応する光導波路40との間の高さずれを個別に容易に高精度で調整することができ、結合効率の改善が可能となる。なお、高さ調整の際、発光部2の光軸は、光導波路40の形成された面に平行な状態が維持される。そのため発光部2の高さ調整が光軸の高さ調整にそのまま対応することとなり、高さずれの調整が容易となる。
実施形態2に係る発光装置1に依れば、高さ調整により発光点と光導波路40の光入射部との間の距離が変化する。そのため、光導波路40の光入射部での集光スポットの大きさが変化する。しかし、これによる結合効率の低下の程度は高さのずれの場合に比べると小さい。また、第1レンズ3の位置を調整することにより集光スポットのサイズを小さくすることができるので、その場合は結合効率の低下の程度は更に小さくなる。
発光装置1は、電気信号と光信号とを相互に変換するための電子部品である光モジュール等に使用される。
1 発光装置
2 発光部
3 第1レンズ
4 光合波器
5 駆動部
6 発光部基板
7 発光部キャリア
8 レンズホルダ
9 第2レンズ
10 レンズキャリア
11 フィードスルー
12 パターン
13 発光部ワイヤ
14 信号ワイヤ
15 パッケージキャリア
16 パッケージ
17 パッケージ蓋
40 光導波路
41 光合波部
42 光導波路
50 駆動軸

Claims (5)

  1. 複数の発光部と、
    該複数の発光部からの光の入射端に複数の光導波路の開口部、及び光の出射端に前記複数の光導波路を一つにまとめた光導波路の開口部を備えた光合波器と、
    前記光導波路の形成された面に所定の角度で傾斜した面の該傾斜した方向に沿って、前記複数の発光部をそれぞれ駆動する複数の駆動部と、を備え、
    前記発光部は、その発光方向の中心軸が前記光導波路の形成面に平行となるような角度で配置されている、
    ことを特徴とする発光装置。
  2. 前記傾斜した面とは、前記光導波路の長手方向の逆方向を基準として、高さ方向への所定の仰角を有する傾斜した面である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記傾斜した面とは、前記光導波路の形成された面上で、前記光導波路の長手方向に直交する方向を基準として、高さ方向への所定の仰角を有する傾斜した面である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  4. 前記発光部は、前記光導波路の形成された面に平行に配置されている、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の発光装置。
  5. 前記発光部は、前記傾斜した面に平行に配置されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の発光装置。
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