JP2013195248A - 指針式計器 - Google Patents

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Abstract

【課題】第2の磁石の回動ぶれに伴う指針部の回動ぶれを極力抑制し、商品性を向上させることが可能な指針式計器を提供する。
【解決手段】指針部が指示する表示部を有する表示パネルと、この表示パネルの背後側に配置される駆動ユニットと、指針ユニットに設けられる第1の磁石15と、駆動ユニットに設けられる第2の磁石42とを備え、第1、第2の磁石15、42の吸引力によって指針部1回動させてなる指針式計器Mにおいて、第1、第2の磁石15、42は、ともに2極の磁極が着磁された磁石であり、第1の磁石15における各磁極間の境界部分である第1の磁極切替部15aを通る第1の仮想磁極境界ラインL1と第2の磁石42における各磁極間の境界部分である第2の磁極切替部42aを通る第2の仮想磁極境界ラインL2とのなす磁極ずれ角度θが、ステッピングモータの脱調する脱調角を2で除算した角度以上である。
【選択図】図4

Description

本発明は、指針部を有する指針ユニットと、指針部が指示する表示部を有する表示パネルとを備えた指針式計器に関するものである。
従来より、この種の指針式計器にあっては、例えば下記特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1に記載の指針式計器は、車両の運転席前方に搭載された車両用メータからなり、指針部を有する指針ユニットと、指針部が指示する指標部(表示部)を有する液晶表示素子からなる表示パネルと、この表示パネルの背後側に配置され指針部を回動させるための脱調する可能性があるステッピングモータ(駆動源)と、指針ユニットに設けられるリング状の第1の磁石と、表示パネルを挟んで第1の磁石と対向するようにステッピングモータに設けられるリング状の第2の磁石とを備え、第1、第2の磁石の吸引力によって指針部をステッピングモータの回転駆動に連動して回動させることで、車両を運転する運転者は、指針部と指標部との対比判読で計測値(車速等の車両情報)の変化を知ることができるようになっている。なお、この場合、第1、第2の磁石は、ともに2極(N極、S極)の磁極が着磁された磁石からなる。
特開2008−261698号公報
ところで、上述した特許文献1に記載の指針式計器にあっては、通常、運転者がイグニッションスイッチをオンさせると、指針部を指標部の原点位置に戻す処理(帰令動作)が実行される。ここで、指針式計器を正視した際に、第1の磁石におけるN極とS極との境界部分である第1の磁極切替面と、第2の磁石におけるN極とS極との境界部分である第2の磁極切替面とが同一面上にあるような場合、回転駆動力を発生するステッピングモータは、その出力軸が軸ぶれし、この出力軸の軸ぶれに伴って出力軸の先端に装着された第2の磁石が回動ぶれすることがある。
そして、このように第2の磁石に回動ぶれが生じると、第2の磁石と磁気干渉する第1の磁石だけではなく第1の磁石に固定されている指針部にも回動ぶれが生じ、結果的に指針部の動作に悪影響を与え、商品性の低下を招く虞がある。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、第2の磁石の回動ぶれに伴う指針部の回動ぶれを極力抑制し、商品性を向上させることが可能な指針式計器の提供を目的とするものである。
本発明は、指針部を有する指針ユニットと、前記指針部が指示する表示部を有する表示パネルと、前記表示パネルの背後側に配置され、前記指針部を回動させるための脱調する可能性がある駆動源を有する駆動ユニットと、前記指針ユニットに設けられる第1の磁石と、前記表示パネルを挟んで前記第1の磁石と対向するように前記駆動ユニットに設けられる第2の磁石とを備え、前記第1、第2の磁石の吸引力によって前記指針部を前記駆動源の回転駆動に連動して回動させてなる指針式計器において、前記第1、第2の磁石は、ともに偶数極の磁極が着磁された磁石であり、前記第1の磁石における各磁極間の境界部分である第1の磁極切替部を通る第1の仮想磁極境界ラインと前記第2の磁石における各磁極間の境界部分である第2の磁極切替部を通る第2の仮想磁極境界ラインとのなす磁極ずれ角度が、前記駆動源の脱調する脱調角を2で除算した角度以上であることを特徴とする。
また本発明は、前記指針ユニットは、その一端側が前記指針部の回動基部に設けられた固定部に固定される軸部と、前記軸部を包囲するように前記軸部に配設される回転体と、前記第1の磁石を収容する筐体とを備え、前記回転体には前記軸部と離間するような外周壁部が設けられ、前記第1の磁石は前記外周壁部を包囲するように前記外周壁部に固定されるとともに、前記外周壁部には前記軸部側に隆起する隆起部が設けられ、前記筐体は、前記磁極ずれ角度が前記脱調角を2で除算した角度以上である状態のとき、前記隆起部と当接する当接部を有していることを特徴とする。
本発明によれば、初期の目的を達成でき、第2の磁石の回動ぶれに伴う指針部の回動ぶれを極力抑制し、商品性を向上させることが可能な指針式計器を提供できる。
本発明の実施形態による指針式計器の正面図。 図1のA−A断面図。 図2中、B部を拡大して示す拡大断面図 筐体と透光部材とを取り除いた状態の図3のC−C断面図。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施形態を例えば車両に搭載される速度計からなる指針式計器を例に挙げて説明する。
指針式計器Mは、図1、図2に示すように、指針ユニット10と、透光部材20と、表示パネル30と、駆動ユニット40とから主に構成されている。
指針ユニット10は、図1〜図3に示すように表示パネル30の後述する表示部を指示するように線状に延びる合成樹脂からなる指針部11と、この指針部11の回動中心領域Rを覆う遮光性合成樹脂からなる指針キャップ12と、回動中心領域Rに対応する指針部11箇所である指針部11の回動基部11aに設けられた嵌合孔からなる固定部11bにその一端側が固定される軸部13と、前記一端側とは反対側となる軸部13の他端側を包囲するように軸部13の他端側に装着される略筒状の回動部材(回転体)14と、この回動部材14の後述する第2の筒状部を包囲するように前記第2の筒状部に固定される略リング状の第1の磁石15と、この第1の磁石15上に載置される略リング状の第1のロータ16と、回動部材14の一部と第1の磁石15と第1のロータ16とを収容する円筒カップ型の筐体17と、この筐体17の前面側開口部17aを覆う蓋体18とから主に構成されている。
なお、図2中、D1は、軸部13の前記他端側先端を軸支(軸受け)する非磁性材料からなる軸受けボールであり、D2は、軸部13の前記他端側先端を包囲するように設けられ、軸部13の前記他端側先端を軸支する金属材料からなる環状の第1の軸支部であり、D3は、軸部13の中央領域を包囲するように設けられ、軸部13の前記中央領域を軸支する金属材料等からなる環状の第2の軸支部である。
軸部13は、細長棒状の金属材料からなり、軸受けボールD1や第1、第2の軸支部D2、D3によって軸支されている。また、この場合、軸部13は、
指針部11と回動部材14とを連結する連結体からなり、第1の磁石15の回動に同期して回動する回動部材14の回動力を指針部11へと伝達するための動力伝達部としての機能を有している。
回動部材14は、ポリアセタール等の合成樹脂材料からなり、前記中央領域から当該中央領域のやや下方側領域へと至る軸部13箇所を包囲するように当該軸部13箇所に装着(配設)される第1の筒状部14aと、軸部13の前記他端側及び第1の軸支部D2を包囲する(つまり軸部13と離間する)ように設けられる外周壁部である2の筒状部14bと、第1の筒状部14aの下端側と第2の筒状部14bの上端側とを連結する円環部14cとが一体形成された構成となっており、この場合、第2の筒状部14bの外形形状は、第1の筒状部14aの外形形状よりも大きくなっている。
なお、回動部材14における第2の筒状部14bには軸部13(第1の軸支部D2)側に向けて隆起する隆起部14dが設けられている(図4参照)。この隆起部14dは、第2の筒状部14bにおける内壁面(内壁部)の一部から第1の軸支部D2側に向けて突出形成された凸部(突出部)からなる。
第1の磁石15は、2極(N極、S極)の磁極が着磁された永久磁石あるいは電磁石からなり、軸部13の前記他端側と第1の軸支部D2と回動部材14の第2の筒状部14bとを包囲するように回動部材14における第2の筒状部14bの外壁面(外壁部)に固定されている。
また、図4中、15aは、第1の磁石15における各磁極間の境界部分(つまりN極とS極との間に設けられる境界部分)である第1の磁極切替面(第1の磁極切替部)である。なお、図4において、第1の磁石15は、第1の磁極切替面15aの左方側がN極に着磁され、第1の磁極切替面15aの右方側がS極に着磁されているものとする。
第1のロータ16は、磁性材料からなり、第1の磁石15の上部を覆うように第2の筒状部14bの前記外壁面に固定され、第1の磁石15の前記上部へと漏洩する漏れ磁束をカットし、駆動ユニット40に設けられる後述する第2の磁石との磁気結合(磁気干渉)を向上させるための役割を果たしている。
筐体17は、合成樹脂材料からなり、前記中央部から前記他端側へと至る軸部13箇所と回動部材14の上端側以外となる回動部材14箇所と軸受けボールD1と第1の軸支部D2と第1の磁石15と第1のロータ16とを収容するものであり、回動部材14の前記上端側には、解放された空間となる前面側開口部17aが開口形成されている。
そして、前面側開口部17aとは反対側となる筐体17における底部の中央部には、第1の軸支部D2を圧入保持するための環状のボス部17bが円環部14c側に向けて突出形成されている。
ボス部17bには、第2の筒状部14b側に向けて凸状に隆起し、回動部材14の回動時に第2の筒状部14bに設けられた隆起部14dと当接する当接部17cが設けられている(図4参照)。この当接部17cは、ボス部17bにおける外壁面(外壁部)の一部から第2の筒状部14b側に向けて突出形成された凸部(突出部)からなる。なお、図3中、17dは、軸受けボールD1を収容するための凹部であり、この凹部17dは、軸部13の前記他端側と対向する筐体17の前記底部箇所に形成されている。
蓋体18は、合成樹脂材料からなり、筐体17の前面側開口部17aを塞ぐように前面側開口部17aに配設される。また、蓋体18は、その中央部分が
指針部11の回動中心領域R側に向けて突出してなる突出部18aを有し、この突出部18aの内部空間に回動部材14の前記上端側と第2の軸支部D3と軸部13の前記中央領域とが収容されている。
突出部18aは、軸部13が貫通する貫通孔からなる貫通部18bを有する環状部18cと、この環状部18cの周縁から回動部材14の円環部14c側に向けて垂下形成された筒状の周壁部18dとが一体形成された構成となっている。そして、この場合、筒状の周壁部18dと軸部13の前記中央領域との間に環状の第2の軸支部D3が埋設されていることで、軸部13が安定的に保持されるようになっている。
透光部材20は、透光性合成樹脂からなり、表示パネル30を覆うように表示パネル30の前方側に配置され、指針ユニット10を支持する支持体としての機能や車両を運転する運転者(利用者)が表示パネル30に表示される後述する表示部を視認(透視)できる透視パネルとしての機能を有している。
また、透光部材20は、その中央部分が指針キャップ12側に突出する断面略凸形状に形成され、蓋体18の突出部18aが貫通する孔部21aの周縁から外側に向けて延びる平板部21と、この平板部21を取り巻くように背後側(表示パネル30側)に傾斜して延びる傾斜部22と、この傾斜部22から外側に向け平板部21と平行に延びる平坦部23とを有している。
表示パネル30は、例えばTFT型の液晶表示パネルからなり、指針部11が指示する速度数字や速度目盛等の表示意匠からなる表示部31を有している。
駆動ユニット40は、表示パネル30の背後側に位置しており、駆動源である周知のステッピングモータ41と、このステッピングモータ41の出力軸41aに略筒状の連結部材41bを介して装着される第2の磁石42と、この第2の磁石42の背面に位置する第2のロータ43とを有している。
ステッピングモータ41は、脱調する可能性がある駆動源であって、表示パネル30の背後側に配置され、指針部11を回動させるための回転駆動力を発生するものである。なお、この場合、ステッピングモータ41は、回路基板50に導通装着されているものとする。
第2の磁石42は、第1の磁石15と同様に2極(N極、S極)の磁極が着磁された略リング状の永久磁石あるいは電磁石からなり、表示パネル30を挟んで第1の磁石15と対向するようにステッピングモータ41の出力軸41a先端側に設けられている。
また、図4中、42aは、第2の磁石42における各磁極間の境界部分(つまりN極とS極との間に設けられる境界部分)である第2の磁極切替面(第2の磁極切替部)である。なお、図4において、第2の磁石42は、第2の磁極切替面42aの左方がS極であり、第2の磁極切替部42aの右方がN極であるものとする。
第2のロータ43は、磁性材料からなり、略リング状に形成され、駆動ユニット40に設けられる第2の磁石42を支持(載置)するように第2の磁石42の背面に位置しており、第2の磁石42の下部へと漏洩する漏れ磁束をカットし、指針ユニット10に設けられる第1の磁石15との磁気結合(磁気干渉)を向上させるための役割を果たしている。
以上の各部により、指針式計器Mが構成される。この指針式計器Mは、第1の磁石15と第2の磁石42の吸引力によって指針部11をステッピングモータ41の回転駆動に連動して回動させるものであり、この指針部11の回動動作により、運転者は、指針部11と表示部31との対比判読で車速の変化を知ることができるようになっている。
ここで、指針式計器Mを正視した際の第1の磁石15の第1の磁極切替面15aと、第1の磁石15と対をなす第2の磁石42の第2の磁極切替面42aとの位置関係に着目すると、図4に示すように、第1の磁極切替面15aを通る第1の仮想磁極境界ラインL1と第2の磁極切替面42aを通る第2の仮想磁極境界ラインL2とのなす角度(以下の説明ではこの角度を磁極ずれ角度θと定義する)が、ステッピングモータ41の脱調する脱調角を2で除算した角度(以下の説明ではこの角度を半脱調角と定義する)となるように設定されている。
このように本実施形態では、第1の仮想磁極境界ラインL1と第2の仮想磁極境界ラインL2とのなす磁極ずれ角度θが、ステッピングモータ41の脱調する脱調角を2で除算した半脱調角であることを第1の特徴とするものである。
かかる第1の特徴点によれば、イグニッションスイッチのオン時に、指針部11を表示部31の原点位置に戻す帰令動作(つまり図1中、指針部11を表示部31における0目盛に相当する箇所に戻す動作)が実行された際に、ステッピングモータ41の出力軸41aが軸ぶれしたとしても、このステッピングモータ41の軸ぶれによる駆動トルクが前記脱調角の半分未満の角度でしか発生しないことから、第2の磁石42と磁気干渉可能な第1の磁石15には出力軸41aの軸ぶれに伴う回動ぶれが極力抑制される。このため、回転体14並びに軸部13を介して第1の磁石15と固定されている指針部11には第2の磁石15の回動ぶれに伴う回動ぶれが生じる虞がなくなり、商品性を向上させることができる。
また本実施形態では、筐体17は、磁極ずれ角度θが脱調角を2で除算した半脱調角である状態のとき、回動部材14に備えられる隆起部14dと当接する当接部17cを有していることを第2の特徴とするものである。
かかる第2の特徴点によれば、帰令動作時における隆起部14dと当接部17cとの位置関係に着目したとき、図4に示すように時計方向とは逆方向に回転している隆起部14dが非回転体(不動状態)である当接部17cと当接し、隆起部14dの回転が当接部17cによって規制された状態のときに、第1の仮想磁極境界ラインL1と第2の仮想磁極境界ラインL2とのなす磁極ずれ角度θが半脱調角となるように設定されているため、簡素な構成にて回動部材14(第1の磁石15)の回動動作を制御することができ、生産性に優れた指針式計器を提供することができる。
以上のように本実施形態では、指針部11を有する指針ユニット10と、指針部11が指示する表示部31を有する表示パネル30と、この表示パネル30の背後側に配置され、指針部11を回動させるための脱調する可能性があるステッピングモータ41を有する駆動ユニット40と、指針ユニット10に設けられる第1の磁石15と、表示パネル30を挟んで第1の磁石15と対向するように駆動ユニット40に設けられる第2の磁石42とを備え、第1、第2の磁石15、42の吸引力によって指針部11をステッピングモータ41の回転駆動に連動して回動させてなる指針式計器Mにおいて、第1、第2の磁石15、42は、ともに2極の磁極が着磁された磁石であり、第1の磁石15における各磁極間の境界部分である第1の磁極切替面15aを通る第1の仮想磁極境界ラインL1と第2の磁石42における各磁極間の境界部分である第2の磁極切替面42aを通る第2の仮想磁極境界ラインL2とのなす磁極ずれ角度θが、ステッピングモータ41の脱調する脱調角を2で除算した半脱調角であることにより、出力軸41aの軸ぶれ(第2の磁石15の回動ぶれ)に伴う指針部11の回動ぶれが極力抑制され、商品性を向上させることが可能な指針式計器を提供することができる。
また本実施形態では、指針ユニット10は、その一端側が指針部11の回動基部11aに設けられた固定部11bに固定される軸部13と、この軸部13を包囲するように軸部13に装着(配設)される回動部材14と、第1の磁石15を収容する筐体17とを備え、回動部材14には軸部13と離間するような第2の筒状部(外周壁部)14bが設けられ、第1の磁石15は第2の筒状部14bを包囲するように第2の筒状部14bに固定されるとともに、第2の筒状部14bには軸部13側に隆起する隆起部14dが設けられ、筐体17は、磁極ずれ角度θがステッピングモータ41の脱調角を2で除算した半脱調角である状態のとき、隆起部14dと当接する当接部17cを有していることにより、簡素な構成にて回動部材14(第1の磁石15)の回動動作を制御することができ、生産性に優れた指針式計器を提供することができる。
また本実施形態では、磁極ずれ角度θがステッピングモータ41の脱調角を2で除算した半脱調角である例について説明したが、例えば磁極ずれ角度θを半脱調角よりも大きな角度に設定してもよい。
なお、本実施形態では、第1、第2の磁石15、42が、ともに2極の磁極が着磁された磁石からなる例について説明したが、第1の磁石15並びに第2の磁石42の磁極数は、2極に限らず4極や8極等の偶数極であればよい。
10 指針ユニット
11 指針部
11a 回動基部
11b 固定部
13 軸部
14 回動部材(回転体)
14a 第1の筒状部
14b 第2の筒状部(外周壁部)
14c 円環部
14d 隆起部
15 第1の磁石
15a 第1の磁極切替面(第1の磁極切替部)
17 筐体
17b ボス部
17c 当接部
18 蓋体
20 透光部材
30 表示パネル
31 表示部
40 駆動ユニット
41 ステッピングモータ(駆動源)
41a 出力軸
42 第2の磁石
42a 第2の磁極切替面(第2の磁極切替部)
L1 第1の仮想磁極境界ライン
L2 第2の仮想磁極境界ライン
R 回動中心領域
θ 磁極ずれ角度

Claims (2)

  1. 指針部を有する指針ユニットと、
    前記指針部が指示する表示部を有する表示パネルと、
    前記表示パネルの背後側に配置され、前記指針部を回動させるための脱調する可能性がある駆動源を有する駆動ユニットと、
    前記指針ユニットに設けられる第1の磁石と、
    前記表示パネルを挟んで前記第1の磁石と対向するように前記駆動ユニットに設けられる第2の磁石とを備え、
    前記第1、第2の磁石の吸引力によって前記指針部を前記駆動源の回転駆動に連動して回動させてなる指針式計器において、
    前記第1、第2の磁石は、ともに偶数極の磁極が着磁された磁石であり、
    前記第1の磁石における各磁極間の境界部分である第1の磁極切替部を通る第1の仮想磁極境界ラインと前記第2の磁石における各磁極間の境界部分である第2の磁極切替部を通る第2の仮想磁極境界ラインとのなす磁極ずれ角度が、前記駆動源の脱調する脱調角を2で除算した角度以上であることを特徴とする指針式計器。
  2. 前記指針ユニットは、その一端側が前記指針部の回動基部に設けられた固定部に固定される軸部と、前記軸部を包囲するように前記軸部に配設される回転体と、前記第1の磁石を収容する筐体とを備え、
    前記回転体には前記軸部と離間する外周壁部が設けられ、
    前記第1の磁石は前記外周壁部を包囲するように前記外周壁部に固定されるとともに、前記外周壁部には前記軸部側に隆起する隆起部が設けられ、
    前記筐体は、前記磁極ずれ角度が前記脱調角を2で除算した角度以上である状態のとき、前記隆起部と当接する当接部を有していることを特徴とする請求項1記載の指針式計器。
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