JP2013195243A - 色標、色計測プログラム及び色計測方法 - Google Patents

色標、色計測プログラム及び色計測方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013195243A
JP2013195243A JP2012062758A JP2012062758A JP2013195243A JP 2013195243 A JP2013195243 A JP 2013195243A JP 2012062758 A JP2012062758 A JP 2012062758A JP 2012062758 A JP2012062758 A JP 2012062758A JP 2013195243 A JP2013195243 A JP 2013195243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
marking
image
display surface
marking area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012062758A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013195243A5 (ja
JP5880184B2 (ja
Inventor
Koichi Tezuka
耕一 手塚
Masayoshi Shimizu
雅芳 清水
Yasumasa Iwamura
康正 岩村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2012062758A priority Critical patent/JP5880184B2/ja
Publication of JP2013195243A publication Critical patent/JP2013195243A/ja
Publication of JP2013195243A5 publication Critical patent/JP2013195243A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5880184B2 publication Critical patent/JP5880184B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

【課題】色の計測精度を向上させることを課題とする。
【解決手段】カラーチャート1は、色を計測する対象物とともに撮像される色標である。カラーチャート1は、色の標示領域が形成される表示面および対象物に接する表示面の裏面を貫通する貫通孔3が形成される。カラーチャート1は、同一色の標示領域C11及びC13、C12及びC14、C21及びC23、C22及びC24、C31及びC33、C32及びC34、C41及びC43、又は、C42及びC44が貫通孔3を挟んで表示面の両側にそれぞれ形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、色標、色計測プログラム及び色計測方法に関する。
肌の診断やデザイン等を目的として、色を計測する技術が知られている。かかる色の計測を行う場合には、光電色度計や分光光度計などの専用の測色計を用いることもできるが、専用の測色計は高価な機器であるので、エンドユーザが手軽に使用するのは困難である。
このため、携帯端末に搭載されたカメラやデジタルカメラが専用の測色計の代わりに使用される場合がある。このように、カメラを用いて撮影を行う場合には、色の計測対象とする対象物の計測部位が日光や照明等の光源による影響を受けるので、計測部位が持つ色と撮影された画像に写る計測部位の色との間に明暗差が生じる。
このことから、複数色の標示が二次元配列されたカラーチャートを用いて、カメラによって撮影された画像に写る計測部位の色を補正する手法が提案されている。かかる手法では、カラーチャートが計測部位の近傍に貼付された状態で撮影を行うことによって計測部位と同様に光源の影響を受けたカラーチャートが画像に写り込むことを利用する。すなわち、上記の手法では、予め保存しておいたカラーチャートの色と画像に写ったカラーチャートの色との変化量をもとに、画像に写る計測部位の色を計測部位が本来有する色へ補正するための補正量を算出する。
特開2002−370500号公報
しかしながら、上記の従来技術には、以下に説明するように、色の計測精度におのずから限界があるという問題がある。
すなわち、上記のカラーチャートには、計測部位に近づけて配置しようとしても、計測部位の一部にしかカラーチャートに配列された色を隣接させることができないという制約がある。このため、計測部位のうちカラーチャートが隣接する部分以外は、カラーチャートとの間で光源から受ける影響にも差が生じる。このように、カラーチャートと計測部位の間で光源による影響に差がある場合には、カラーチャートに配列された色の変化量を用いて画像に写った計測部位の色を補正したとしても、計測部位が本来有する色を再現することはできない。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、色の計測精度を向上させることができる色標、色計測プログラム及び色計測方法を提供することを目的とする。
本願の開示する色標は、色を計測する対象物とともに撮像される色標である。前記色標は、色の標示領域が形成される表示面および前記対象物に接する前記表示面の裏面を貫通する貫通孔が形成されるとともに、同一色の標示領域が前記貫通孔を挟んで前記表示面の両側にそれぞれ形成される。
本願の開示する色標の一つの態様によれば、色の計測精度を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係るカラーチャートの上面図である。 図2は、実施例1に係る色計測装置の機能的構成を示すブロック図である。 図3は、基準色マスタに定義された基準色を、RGB空間において、ベクトル量として表現した一例を示す図である。 図4は、画像に写る基準色を、RGB空間において、ベクトル量として表現した一例を示す図である。 図5は、実施例1に係る色計測処理の手順を示すフローチャートである。 図6は、カラーチャートの応用例1を示す図である。 図7は、カラーチャートの応用例2を示す図である。 図8は、実施例1及び実施例2に係る色計測プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。
以下に、本願の開示する色標、色計測プログラム及び色計測方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。そして、各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[色標の構造]
まず、本実施例に係るカラーチャートの構造について説明する。図1は、実施例1に係るカラーチャート1の上面図である。図1の例では、色の標示領域が形成された表示面を上とし、色を計測する対象物に接する表示面の裏面を下としてカラーチャート1の表示面を上から見た場合の上面図を示す。なお、以下では、肌の診断サービスを提供するために、人の肌の色をカラーチャート1を用いて計測する場合を想定する。
図1に示すように、カラーチャート1は、色を計測する対象者に貼付または載置された上で計測部位とともに撮像されることによって、撮影が行われた画像に計測部位と同様に光源の影響を受けたカラーチャート1を写り込ませるためのものである。
ここで、本実施例に係るカラーチャート1は、カラーチャート1の表示面及び裏面を貫く貫通孔3が形成されるとともに、同一色の標示領域C11〜C14、C21〜C24、C31〜C34、C41〜C44が貫通孔3を挟んで表示面の両側に夫々形成される。
このように、カラーチャート1の中央部に貫通孔3を形成するのは、色を計測する対象者にカラーチャート1が貼付された場合に、貫通孔3から計測部位である対象者の肌を計測範囲として露出させるためである。このように、貫通孔3から対象者の肌が露出すると、カラーチャート1の表示面に形成された標示領域C11〜C14、C21〜C24、C31〜C34やC41〜C44は、対象者の肌を取り囲むように配置されることになる。
このため、本実施例に係るカラーチャート1では、互いに貫通孔3を中心に円環状に配置された各々の標示領域を、漏れなく計測部位に隣接させることが可能になる。それゆえ、本実施例に係るカラーチャート1は、色の標示をマトリクス状に二次元配列された従来のカラーチャートよりも、計測部位に隣接する部分を大きくすることができる。
図1に示す標示領域C11〜C14、標示領域C21〜C24、標示領域C31〜C34及び標示領域C41〜C44は、各々が同一色の標示がなされた表示面上の領域である。このうち、標示領域C11と標示領域C13は、互いに向かい合わせのペアで配置される。さらに、標示領域C12と標示領域C14も、互いに向かい合わせのペアで配置される。また、標示領域C21〜C24、標示領域C31〜C34及び標示領域C41〜C44についても、標示領域C11〜C14と比べて、色の種類が異なるものの、互いの位置関係は標示領域C11〜C14と同様である。
ここで、以下では、同一色の標示領域C11〜C14をそれぞれ区別なく総称する場合には「標示領域C1」と記載し、また、同一色の標示領域C21〜C24を総称する場合には「標示領域C2」と記載する場合がある。また、以下では、同一色の標示領域C31〜C34を総称する場合には「標示領域C3」と記載し、また、同一色の標示領域C41〜C44を総称する場合には「標示領域C4」と記載する場合がある。さらに、以下では、標示領域C1〜C4によって標示される色標示の色のことを画像中の計測部位の色を補正する場合に基準とする意味合いから「基準色」と記載する場合がある。
このように、同一色の標示領域を互いに向かわせの状態で配置するのは、カラーチャート1の基準色が本来有する色と、計測部位とともに画像に写るカラーチャート1の基準色との変化量を用いて画像に写る対象者の肌の色を後述の色計測装置10に補正させる場合に正確な変化量を算出させるためである。
すなわち、一箇所の標示領域における変化量を観測しただけでは、補正によって対象者の肌の色を再現するには不十分な場合がある。なぜなら、対象者の肌が光源によって受ける影響は、必ずしも計測範囲全体にわたって一様ではないからである。このことから、本実施例に係るカラーチャート1では、一様でない変化を変化量へ反映させるために、計測範囲を象る輪郭の両端に隣接するペアの位置もしくはそれに準ずるペアの位置に同一色の標示領域をペアで配置することとした。これによって、同一色の標示領域C1〜C4のうちペアとされた標示領域は、互いに計測範囲を象る輪郭の両端に隣接する位置もしくはそれに準ずる位置において光源による影響を受けることなる。それゆえ、同一色の標示領域C1〜C4のうちペアとされた標示領域に挟み込まれた部分の色の変化量を正確に算出させることができる。さらに、本実施例に係るカラーチャート1では、C1〜C4の4種類の基準色、加えて、同一色につき2組にわたるペアの標示領域を画像に写り込ませることができる。よって、計測範囲全体にわたって光源による影響が反映された変化量を後述の色計測装置10に算出させることができる。
さらに、同一色の標示領域をペアにして配置する場合には、貫通孔3の中心を基準に点対称に配置されるのが好ましい。例えば、図1に示すように、標示領域C11と標示領域C13のペア、さらには、標示領域C12と標示領域14のペアのごとく、互いに同じ大きさ、かつ同じ形状の標示領域を正対して配置する。さらに、標示領域C2、標示領域C3及び標示領域C4についても、標示領域C1と同様に、2組のペアが点対称に配置される。これによって、計測範囲に隣接する標示領域の変化量を計測範囲の対角線上で算出させるとともに、同じ大きさ及び同じ形状の標示領域が光源によって受けた影響を等分に反映した変化量を算出させることが可能となる。
このように、本実施例に係るカラーチャート1では、互いに貫通孔3を中心に円環状に配置された各々の標示領域を、漏れなく計測部位に隣接させることが可能になる。さらに、本実施例に係るカラーチャート1が計測部位とともに撮影された場合には、当該撮影された画像から同一色の標示領域C1〜C4のうちペアとされた標示領域に挟み込まれた部分の色の変化量を正確に算出させることができる。それゆえ、カラーチャート1に配置された基準色の変化量を用いて画像に写った計測部位の色を補正させる場合に、計測部位が本来有する色もしくはそれに近い色を再現する確率を高めることができる。したがって、本実施例に係るカラーチャート1によれば、色の計測精度を向上させることができる。
また、本実施例に係るカラーチャート1には、白色の標示領域Wh1〜Wh4が所定の間隔、例えば90度間隔で配置される。このため、計測範囲に隣接する4つの白色の標示領域Wh1〜Wh4が画像に写った際の画素値を用いてホワイトバランスを補正させることができる。
さらに、本実施例に係るカラーチャート1は、表示面の外周および表示面の内周を形成する貫通孔3の形状を円形に形成することによってカラーチャート1の外形を円環状に形成する。これによって、後述のカメラ11によって計測部位とともに撮影される計測範囲を円形にするとともに、カラーチャート1の外形を円環状にすることができる。このため、カラーチャート1の表示面が正面から撮影されずに正面以外の多角的な向きから撮影されたとしても、撮影された画像には、対象者の肌における計測範囲やカラーチャート1の表示面の変形を楕円形に抑えることができる。よって、撮影された画像から計測範囲や表示面を検出させやすくできる。
加えて、本実施例に係るカラーチャート1では、表示面を外周側の円環と内周側の円環の二層に分けて標示領域C1〜C2を配置する。このため、外周側の円環と内周側の円環に分けずに標示領域を配置する場合に比べて、より多くの標示領域を効率的に配置することができる。
なお、標示領域C1、C2、C3及びC4の基準色には、任意の色を採用することができるが、肌色に類する色であることが好ましい。例えば、4種類の標示領域を配置する場合には、RGB(Red-Green-Blue color model)空間上で一般に人の肌色が分布すると想定される領域の外延を囲む位置に分布する色、例えば肌色よりも赤みがかった色や黄みがかった色などを採用することができる。なお、カラーチャート1の表示面上で表示される標示領域C1〜C4の基準色は、印刷によって着色されたものあってもよいし、その他の方法によって着色されたものであってもよい。
[色計測装置の構成]
続いて、本実施例に係る色計測装置の機能的構成について説明する。図2は、実施例1に係る色計測装置の機能的構成を示すブロック図である。図2に示す色計測装置10は、カメラ11等によって撮影された画像中に含まれるカラーチャート1の貫通孔3に囲われた計測範囲の色を計測する色計測処理を実行するものである。
かかる色計測装置10の一態様としては、デジタルカメラが接続されたパーソナルコンピュータやカメラ機能を搭載するスマートフォン等の携帯端末に色計測サービスを提供する色計測プログラムをインストールまたはプリインストールさせることにより実装できる。他の一態様としては、上記の色計測プログラムを実行するWebサーバとして実装することとしてもよいし、また、色計測サービスをアウトソーシングにより提供するクラウドとして実装することもできる。
図2に示すように、色計測装置10は、カメラ11と、出力部12と、記憶部13と、制御部15とを有する。なお、色計測装置10は、図2に示した機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイス、音声出力デバイスや外部の装置と通信を行うための通信インタフェースなどの機能部を有することとしてもかまわない。
このうち、カメラ11は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などを用いた撮像装置である。かかるカメラ11の実装例としては、デジタルカメラを接続することとしてもよいし、携帯端末のように、カメラが予め搭載されている場合にはそのカメラを使用することができる。なお、ここでは、色計測装置10がカメラ11を有する場合を例示したが、ネットワーク経由または記憶デバイス経由で画像を取得できる場合には、必ずしもカメラ11を有する必要はない。
出力部12は、各種の情報、例えば肌の色画像や肌のRGB値などを表示する表示デバイスであり、一例としては、モニタ(monitor)、ディスプレイ(display)やタッチパネル(touch panel)などを適用できる。
記憶部13は、制御部15で実行されるOS(Operating System)や色計測サービスを提供する色計測プログラムなどの各種プログラムを記憶する記憶デバイスである。記憶部13の一態様としては、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が挙げられる。なお、記憶部13は、上記の種類の記憶装置に限定されるものではなく、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)であってもよい。
記憶部13は、制御部15で実行されるプログラムに用いられるデータの一例として、基準色マスタ13aを記憶する。なお、記憶部13は、基準色マスタ13a以外にも、カラーチャート1が写っている位置や向きを特定するために、カラーチャート1のテンプレート画像や白色及び基準色の標示領域の位置関係等を記憶することもできる。
かかる基準色マスタ13aは、基準色の標示領域C1〜C4のRGB値が定義されたマスタデータである。一例として、基準色マスタ13aには、専用の測色計を用いて基準色の標示領域C1〜C4から予め測定されたRGB値を登録することもできるし、ネットワークを介して取得された基準色のRGB値を登録することもできる。他の一例として、基準色マスタ13aは、計測部位とともに撮影された画像に写るカラーチャート1の基準色の標示領域のRGB値との間で撮影によるRGB値の変化量を算出するために、後述の算出部15dによって参照される。
制御部15は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部15は、図2に示すように、取得部15aと、計測部15bと、第1の補正部15cと、算出部15dと、第2の補正部15eとを有する。
取得部15aは、画像を取得する処理部である。一態様としては、取得部15aは、カメラ11によって撮影される画像を取得する。他の一様としては、取得部15aは、インターネットやLAN(Local Area Network)などのネットワークを介して画像を取得することもできる。更なる一態様としては、取得部15aは、メモリカードやUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの記憶装置から画像を取得することもできる。
計測部15bは、取得部15aによって取得された画像からRGB値を計測する処理部である。一態様としては、計測部15bは、取得部15aによって取得された画像に含まれるカラーチャート1の白色の標示領域Wh1〜Wh4が写っている位置を検出する。例えば、計測部15bは、カラーチャート1の表示面上で一定の回転角、例えば90度ごとに配置される白色の標示領域Wh1〜Wh4の特性を利用して、画像の中から白色の標示領域Wh1〜Wh4の位置を検出する。また、計測部15bは、白色の標示領域Wh1〜Wh4が識別できるように特定のマーカーがカラーチャート1にマーキングされている場合には、白色の標示領域Wh1〜Wh4のマーカーを検出する。その上で、計測部15bは、画像に写る白色の標示領域Wh1〜Wh4のRGB値を計測する。このとき、計測部15bは、白色の標示領域Wh1〜Wh4に対応する各画素で計測されるRGB値に相加平均や加重平均などの統計処理を実行することによって画像中の白色の標示領域Wh1〜Wh4を代表するRGB値を算出する。
さらに、計測部15bは、画像に写る基準色の標示領域C1〜C4のRGB値を基準色ごとに計測する。例えば、計測部15bは、画像から検出された白色の標示領域Wh1〜Wh4の位置をもとに、基準色の標示領域C11〜C14が存在すると推定できる推定範囲、例えば全ての白色の標示領域Wh1〜Wh4を内包する円の領域などを絞り込む。そして、計測部15bは、先に画像全体から絞り込んだ推定範囲の中から、基準色マスタ13aに定義された基準色の標示領域C1のRGB値と類似するRGB値を持つ領域、すなわち基準色の標示領域C11〜C14を抽出する。その上で、計測部15bは、基準色の標示領域C11〜C14に対応する各画素で計測されるRGB値に相加平均や加重平均などの統計処理を実行することによって画像中の基準色の標示領域C1を代表するRGB値を算出する。これと同様の処理が基準色の標示領域C2〜C4についても実行される。これによって、各基準色ごとに標示領域C1を代表するRGB値、標示領域C2を代表するRGB値、標示領域C3を代表するRGB値及び標示領域C4を代表するRGB値が得られる。
さらに、計測部15bは、画像に写る計測範囲のRGB値を計測する。例えば、計測部15bは、先の推定範囲からエッジ検出等によって貫通孔3に囲われた計測範囲を検出する。その上で、計測部15bは、画像に写る計測範囲に対応する各画素で計測されるRGB値に相加平均や加重平均などの統計処理を実行することによって画像中の計測範囲を代表するRGB値を算出する。
第1の補正部15cは、取得部15aによって取得された画像のホワイトバランスを補正する処理部である。一態様としては、第1の補正部15cは、計測部15bによって計測された白色の標示領域Wh1〜Wh4を代表するRGB値(R,G,B)が所定の値、例えばR成分、G成分及びB成分がともに255になるホワイトバランスの補正量(255/R,255/G,255/B)を算出する。そして、第1の補正部15cは、各基準色の標示領域C1〜C4をそれぞれ代表するRGB値にホワイトバランスの補正量を乗算するとともに、計測範囲を代表するRGB値にホワイトバランスの補正量を乗算する。かかるホワイトバランスの補正によって、撮影時の色温度のばらつきを低減することができる。
算出部15dは、各基準色の標示領域C1〜C4の変化量を算出する処理部である。一態様としては、算出部15dは、ホワイトバランスが補正された各基準色の標示領域C1〜C4をそれぞれ代表するRGB値から、基準色マスタ13aに定義された各基準色の標示領域C1〜C4のRGB値を減算する。これによって、基準色の標示領域C1〜C4が本来有する色が撮影によってどの程度変化したかを示す変化量が得られる。
第2の補正部15eは、各基準色の標示領域C1〜C4の変化量を用いて、画像に写る計測範囲のRGB値を補正する処理部である。一態様としては、第2の補正部15eは、各基準色の標示領域C1〜C4の変化量のうち画像に写る計測範囲のRGB値とユークリッド距離が近いRGB値を持つ基準色の標示領域の変化量ほど重みが大きくなる重み付けを行って画像に写る計測範囲のRGB値を補正する。
ここで、図3及び図4を用いて、基準色の標示領域C1〜C4の変化量の重み付けについて説明する。一般的に色はRGB空間において、ベクトル量として表現できる。図3は、基準色マスタ13aに定義された基準色を、ベクトル量として表現した一例を示す図である。図4は、撮影された画像に写る基準色を、ベクトル量として表現した一例を示す図である。
図3及び図4に示す符号C01、符号C02、符号C03及び符号C04は、基準色マスタ13aに定義された標示領域C1の基準色、標示領域C2の基準色、標示領域C3の基準色及び標示領域C4の基準色のRGB空間上のベクトルを表す。図3及び図4に示す符号S0は、計測範囲にある対象者の肌が本来有する色のベクトル、すなわち求めるべき色のベクトルを表す。図4に示す符号CP1、符号CP2、符号CP3及び符号CP4は、画像に写る標示領域C1の基準色、標示領域C2の基準色、標示領域C3の基準色及び標示領域C4の基準色のベクトルを表す。図4に示す符号SPは、画像に写る計測範囲の色のベクトルを表す。図4に示す符号D1、符号D2、符号D3及び符号D4は、画像に写る計測範囲の色と画像に写る基準色との距離を表す。なお、図3及び図4の例では、説明の便宜上、ベクトルを二次元で表しているが、実際には三次元のRGB空間上でR成分、G成分及びB成分を持つベクトルであるものとする。
図3に示すように、基準色マスタ13aには、計測範囲にある対象者の肌が本来有する色のベクトルS0を含む領域、すなわちRGB空間上で一般人の肌色が分布すると想定される領域の外延を囲む4つの基準色のベクトルC01、C02、C03及びC04が定義される。これら4つの基準色のベクトルC01、C02、C03及びC04を有する標示領域C1〜C4が配置されたカラーチャート1が対象者の計測部位とともに撮影された場合には、光源による影響を受ける。このため、カラーチャート1の基準色は、図4に示すように、ベクトルC01、C02、C03及びC04のまま画像には写らず、ベクトルCP1、CP2、CP3及びCP4へ変化する。
ここで、各基準色の標示領域の変化量を按分して画像に写る計測範囲のRGB値へ足し込むことによっても補正できるが、画像に写る計測範囲の色のベクトルSPと類似する基準色の方が光源から受ける影響も対象者の肌の色と近いと考えられる。
このことから、第2の補正部15eでは、画像に写る計測範囲の色のベクトルSPと、画像に写る各基準色のベクトルCP1、CP2、CP3及びCP4との間の距離D1、D2、D3及びD4の2乗の逆数を各基準色の標示領域の変化量の重み付けに用いる。
ここで、距離D1、D2、D3及びD4は、|SP−CP1、|SP−CP2、|SP−CP3、|SP−CP4と表すことができる。このため、各基準色の標示領域C1〜C4の変化量に付与する重み係数は、それぞれ(1/|SP−CP1)/A、(1/|SP−CP2)/A、(1/|SP−CP3)/A、(1/|SP−CP4)/Aと表すことができる。なお、重み係数に含まれる「A」は、下記の式(1)によって表される。また、基準色の標示領域C1の変化量は、算出部15dによって「CP1−C01」と算出される。同様に、基準色の標示領域C2の変化量「CP2−C02」、基準色の標示領域C3の変化量「CP3−C03」及び基準色の標示領域C4の変化量「CP4−C04」が算出部15dによって算出される。
Figure 2013195243
したがって、計測範囲にある対象者の肌が本来有する色のベクトルS0の算出式は、画像に写る計測範囲の色のベクトルSP、各基準色の標示領域の変化量および重み係数を用いて、下記の式(2)で表すことができる。
Figure 2013195243
第2の補正部15eは、上記の式(2)に対し、ホワイトバランスが補正された計測範囲のRGB値と、基準色の標示領域C1〜C4の変化量「CP1−C01」、「CP2−C02」、「CP3−C03」及び「CP4−C04」と、距離D1〜D4とを代入する。これによって、画像に写る計測範囲のRGB値が、計測範囲にある対象者の肌が本来有する色のRGB値へ補正されることになる。
このようにして算出された対象者の肌の色は、RGB値またはRGB値によって表現される色画像として出力部12に出力させることもできるし、あるいは肌を診断するアプリケーションへ出力することもできる。
[処理の流れ]
図5は、実施例1に係る色計測処理の手順を示すフローチャートである。この色計測処理は、取得部15aによって画像が取得された場合に処理が起動される。図5に示すように、画像が取得されると(ステップS101)、計測部15bは、画像に写る白色の標示領域Wh1〜Wh4のRGB値を計測する(ステップS102)。
続いて、計測部15bは、画像に写る各基準色の標示領域C1〜C4のRGB値を計測する(ステップS103)。さらに、計測部15bは、画像に写る計測範囲のRGB値を計測する(ステップS104)。
そして、第1の補正部15cは、各基準色の標示領域C1〜C4のRGB値にホワイトバランスの補正量を乗算するとともに、計測範囲のRGB値にホワイトバランスの補正量を乗算する補正を実行する(ステップS105)。
続いて、算出部15dは、各基準色の標示領域C1〜C4のRGB値から、基準色マスタ13aに定義された各基準色の標示領域C1〜C4のRGB値を減算することによって各基準色の標示領域C1〜C4の変化量を算出する(ステップS106)。
その後、第2の補正部15eは、各基準色の標示領域C1〜C4の変化量のうち画像に写る計測範囲のRGB値とユークリッド距離が近いRGB値を持つ基準色の標示領域の変化量ほど重みが大きくなる重み付けを行って画像に写る計測範囲のRGB値を補正する(ステップS107)。
最後に、第2の補正部15eは、ステップS107で補正した計測範囲のRGB値またはRGB値によって表現される色画像を出力部12へ出力し(ステップS108)、処理を終了する。
[実施例1の効果]
上述してきたように、本実施例に係る色計測装置10は、各基準色の標示領域C1〜C4の変化量を用いて、画像に写る計測範囲のRGB値を補正する。このため、本実施例に係る色計測装置10は、画像から同一色の標示領域C1〜C4のうちペアとされた標示領域に挟み込まれた部分の色の変化量を正確に算出させることができる。それゆえ、本実施例に係る色計測装置10は、計測部位が本来有する色もしくはそれに近い色を補正によって再現する確率を高めることができる。したがって、本実施例に係る色計測装置10によれば、色の計測精度を向上させることができる。
さて、これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
[カラーチャートの応用例1]
上記の実施例1では、外周側の円環と内周側の円環の二層に分けて標示領域を配置するカラーチャート1を例示したが、必ずしも二層に分けて標示領域を配置する必要はない。図6は、カラーチャートの応用例を示す図である。図6に示すように、カラーチャート5は、図1に示したカラーチャート1と同様に、カラーチャート1の表示面及び裏面を貫く貫通孔3が形成される。さらに、カラーチャート5は、図1に示したカラーチャート1と同様に、同一色の標示領域が貫通孔3を挟んで表示面に夫々形成される。すなわち、図6に示すように、基準色の標示領域C11及びC12が貫通孔3を挟んで表示面の両側に夫々形成される。また、基準色の標示領域C21及びC22、基準色の標示領域C31及びC32、さらには、基準色の標示領域C41及びC42についても、貫通孔3を挟んで表示面の両側に夫々形成される。したがって、図6に示したカラーチャート5は、上記の実施例1のカラーチャート1と同様の効果を得ることができる。
[カラーチャートの応用例2]
また、上記の実施例1では、外周側の円環と内周側の円環の二層に分けて標示領域を配置するカラーチャート1を例示したが、上記の応用例1とは逆に、三層以上とすることもできる。この場合には、外周側の円環と内周側の円環との間に位置する中間の円環に白色の標示領域を設けることもできる。
図7は、カラーチャートの応用例2を示す図である。図7に示すように、カラーチャート7では、外周側の円環と内周側の円環との間に位置する中間の円環に白色の標示領域Wh5が形成されている。このように、中間の円環に白色の標示領域Wh5を配置するのは、必ずしも白色の標示領域を計測部位に隣接させずとも、ホワイトバランスを補正できるからである。このため、図7に示すカラーチャート7では、図1に示したカラーチャート1に比べて、基準色の標示領域を計測部位に隣接させる部分をさらに大きくすることができる。
[カラーチャートの変形例]
上記の実施例1では、同一色の標示領域を点対称に配置する場合を例示したが、必ずしも点対称に配置する必要も、真向かいに配置する必要もない。また、上記の実施例1では、貫通孔3の形状を円形とする場合を例示したが、円形以外の他の形状、例えば多角形とする場合であっても、上記の実施例1のカラーチャート1と同様の効果を得られる。さらに、上記の実施例1では、カラーチャート1の表示面に複数の基準色を設ける場合を例示したが、必ずしも複数の基準色を配置する必要はなく、基準色が1種類である場合であっても、上記の実施例1のカラーチャート1と同様の効果を一定の割合で得ることができる。
[分散および統合]
また、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、計測部15b、第1の補正部15c、算出部15dまたは第2の補正部15eを色計測装置10の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしてもよい。また、計測部15b、第1の補正部15c、算出部15dまたは第2の補正部15eを別の装置がそれぞれ有し、ネットワーク接続されて協働することで、上記の色計測装置10の機能を実現するようにしてもよい。
[色計測プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図8を用いて、上記の実施例と同様の機能を有する色計測プログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。
図8は、実施例1及び実施例2に係る色計測プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。図8に示すように、コンピュータ100は、操作部110aと、スピーカ110bと、カメラ110cと、ディスプレイ120と、通信部130とを有する。さらに、このコンピュータ100は、CPU150と、ROM160と、HDD170と、RAM180とを有する。これら110〜180の各部はバス140を介して接続される。
HDD170には、図8に示すように、上記の実施例1で示した計測部15b、第1の補正部15c、算出部15d及び第2の補正部15eと同様の機能を発揮する色計測プログラム170aが予め記憶される。この色計測プログラム170aについては、図2に示した各々の取得部15a、計測部15b、第1の補正部15c、算出部15d及び第2の補正部15eの各構成要素と同様、適宜統合又は分離しても良い。すなわち、HDD170に格納される各データは、常に全てのデータがHDD170に格納される必要はなく、処理に必要なデータのみがHDD170に格納されれば良い。
そして、CPU150が、色計測プログラム170aをHDD170から読み出してRAM180に展開する。これによって、図8に示すように、色計測プログラム170aは、色計測プロセス180aとして機能する。この色計測プロセス180aは、HDD170から読み出した各種データを適宜RAM180上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開した各種データに基づいて各種処理を実行する。なお、色計測プロセス180aは、図2に示した計測部15b、第1の補正部15c、算出部15d及び第2の補正部15eにて実行される処理、例えば図5に示す処理を含む。また、CPU150上で仮想的に実現される各処理部は、常に全ての処理部がCPU150上で動作する必要はなく、処理に必要な処理部のみが仮想的に実現されれば良い。
なお、上記の色計測プログラム170aについては、必ずしも最初からHDD170やROM160に記憶させておく必要はない。例えば、コンピュータ100に挿入されるフレキシブルディスク、いわゆるFD、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させる。そして、コンピュータ100がこれらの可搬用の物理媒体から各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ100に接続される他のコンピュータまたはサーバ装置などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ100がこれらから各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。
1 カラーチャート
3 貫通孔
C11,C12,C13,C14,C21,C22,C23,C24,C31,C32,C33,C34,C41,C42,C43,C44 標示領域
Wh1,Wh2,Wh3,Wh4 白色の標示領域
10 色計測装置
11 カメラ
12 出力部
13 記憶部
15 制御部
15a 取得部
15b 計測部
15c 第1の補正部
15d 算出部
15e 第2の補正部

Claims (8)

  1. 色を計測する対象物とともに撮像される色標であって、
    色の標示領域が形成される表示面および前記対象物に接する前記表示面の裏面を貫通する貫通孔が形成されるとともに、同一色の標示領域が前記貫通孔を挟んで前記表示面の両側にそれぞれ形成されることを特徴とする色標。
  2. 複数の色ごとに前記同一色の標示領域が前記貫通孔を挟んで前記表示面の両側に形成されることを特徴とする請求項1に記載の色標。
  3. 前記同一色の標示領域が前記貫通孔の中心を基準に点対称に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の色標。
  4. 前記表示面の内周を形成する貫通孔の形状が円形に形成されることを特徴とする請求項1、2または3に記載の色標。
  5. 前記表示面の一部に白色の標示領域が形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の色標。
  6. 前記色標の外形は、前記表示面の外周および前記表示面の内周を形成する貫通孔の形状が円形に形成されることによって円環状に形成されるものであって、
    前記色標は、
    前記円環の外周に接する外周円環と、
    前記円環の内周に接する内周円環と、
    前記外周円環と前記内周円環の間に形成される中間円環とを有し、
    前記白色の標示領域が前記中間円環に形成されることを特徴とする請求項5に記載の色標。
  7. コンピュータに、
    画像を取得し、
    前記画像に含まれる色標であって、色の標示領域が形成される表示面および色を計測する対象物に接する前記表示面の裏面を貫通する貫通孔が形成されるとともに、同一色の標示領域が前記貫通孔を挟んで前記表示面の両側にそれぞれ形成された色標の同一色の標示領域ごとに前記画像から当該標示領域の画素値を計測し、
    前記画像から前記色標の貫通孔に囲まれた計測範囲の画素値を計測し、
    前記同一色の標示領域別に計測された画素値と、同一色の標示領域ごとに当該標示領域の画素値を記憶する記憶部に記憶された画素値との差分を算出し、
    前記差分を用いて、前記計測範囲の画素値を補正する
    処理を実行させることを特徴とする色計測プログラム。
  8. コンピュータが、
    画像を取得し、
    前記画像に含まれる色標であって、色の標示領域が形成される表示面および色を計測する対象物に接する前記表示面の裏面を貫通する貫通孔が形成されるとともに、同一色の標示領域が前記貫通孔を挟んで前記表示面の両側にそれぞれ形成された色標の同一色の標示領域ごとに前記画像から当該標示領域の画素値を計測し、
    前記画像から前記色標の貫通孔に囲まれた計測範囲の画素値を計測し、
    前記同一色の標示領域別に計測された画素値と、同一色の標示領域ごとに当該標示領域の画素値を記憶する記憶部に記憶された画素値との差分を算出し、
    前記差分を用いて、前記計測範囲の画素値を補正する
    処理を実行することを特徴とする色計測方法。
JP2012062758A 2012-03-19 2012-03-19 色計測プログラム及び色計測方法 Expired - Fee Related JP5880184B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012062758A JP5880184B2 (ja) 2012-03-19 2012-03-19 色計測プログラム及び色計測方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012062758A JP5880184B2 (ja) 2012-03-19 2012-03-19 色計測プログラム及び色計測方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013195243A true JP2013195243A (ja) 2013-09-30
JP2013195243A5 JP2013195243A5 (ja) 2014-12-18
JP5880184B2 JP5880184B2 (ja) 2016-03-08

Family

ID=49394371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012062758A Expired - Fee Related JP5880184B2 (ja) 2012-03-19 2012-03-19 色計測プログラム及び色計測方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5880184B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105049822A (zh) * 2014-04-18 2015-11-11 富士通株式会社 图像处理设备及图像处理方法
JP2015215291A (ja) * 2014-05-13 2015-12-03 イーシン インコーポレイテッド エネルギー測定システム、シートマーカ及び濃度測定システム
JP2017175568A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 富士ゼロックス株式会社 データ処理装置、色特定方法、プログラムおよびカラーチャート
CN107340296A (zh) * 2016-05-02 2017-11-10 富士施乐株式会社 变化程度导出设备、变化程度导出系统和已知颜色体
KR20180055244A (ko) * 2016-11-16 2018-05-25 재단법인대구경북과학기술원 모바일 분광 이미징 시스템 및 방법
JP2019134331A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 セコム株式会社 画像処理装置
CN117249904A (zh) * 2023-11-15 2023-12-19 深圳市宗匠科技有限公司 颜色传感器的标定方法、装置、美容面罩及存储介质

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01124750A (ja) * 1987-11-09 1989-05-17 Omron Tateisi Electron Co 試験物の呈色比較判定器
JPH1084550A (ja) * 1996-09-10 1998-03-31 Fuji Photo Film Co Ltd 色変換方法
JP2001099711A (ja) * 1999-09-30 2001-04-13 Minolta Co Ltd テストチャート測色システムおよびカラー出力機器校正システム
JP2008175752A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Masashi Kobayashi 簡易測色スケールおよび測色方法、変退色判定方法
JP2011124954A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Canon Inc 画像処理方法及び画像処理装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01124750A (ja) * 1987-11-09 1989-05-17 Omron Tateisi Electron Co 試験物の呈色比較判定器
JPH1084550A (ja) * 1996-09-10 1998-03-31 Fuji Photo Film Co Ltd 色変換方法
JP2001099711A (ja) * 1999-09-30 2001-04-13 Minolta Co Ltd テストチャート測色システムおよびカラー出力機器校正システム
JP2008175752A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Masashi Kobayashi 簡易測色スケールおよび測色方法、変退色判定方法
JP2011124954A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Canon Inc 画像処理方法及び画像処理装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105049822A (zh) * 2014-04-18 2015-11-11 富士通株式会社 图像处理设备及图像处理方法
JP2015207085A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 富士通株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
US9378429B2 (en) 2014-04-18 2016-06-28 Fujitsu Limited Image processing device and image processing method
JP2015215291A (ja) * 2014-05-13 2015-12-03 イーシン インコーポレイテッド エネルギー測定システム、シートマーカ及び濃度測定システム
JP2017175568A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 富士ゼロックス株式会社 データ処理装置、色特定方法、プログラムおよびカラーチャート
CN107340296A (zh) * 2016-05-02 2017-11-10 富士施乐株式会社 变化程度导出设备、变化程度导出系统和已知颜色体
CN107340296B (zh) * 2016-05-02 2021-08-06 富士胶片商业创新有限公司 变化程度导出设备、变化程度导出系统和已知颜色体
KR20180055244A (ko) * 2016-11-16 2018-05-25 재단법인대구경북과학기술원 모바일 분광 이미징 시스템 및 방법
KR101881661B1 (ko) * 2016-11-16 2018-07-24 재단법인대구경북과학기술원 모바일 분광 이미징 시스템 및 방법
JP2019134331A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 セコム株式会社 画像処理装置
CN117249904A (zh) * 2023-11-15 2023-12-19 深圳市宗匠科技有限公司 颜色传感器的标定方法、装置、美容面罩及存储介质
CN117249904B (zh) * 2023-11-15 2024-02-13 深圳市宗匠科技有限公司 颜色传感器的标定方法、装置、美容面罩及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP5880184B2 (ja) 2016-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5880184B2 (ja) 色計測プログラム及び色計測方法
US8988317B1 (en) Depth determination for light field images
US9721532B2 (en) Color chart detection apparatus, color chart detection method, and color chart detection computer program
CN107833219B (zh) 图像识别方法及装置
US10726580B2 (en) Method and device for calibration
CN103262127B (zh) 物体显示装置、以及物体显示方法
CN112614085A (zh) 一种物体检测方法、装置及终端设备
JP6957462B2 (ja) 毛髪の縮れ測定
JP6957461B2 (ja) 毛髪の直径測定
CN108647264A (zh) 一种基于支持向量机的图像自动标注方法及装置
JP6017343B2 (ja) データベース生成装置、カメラ姿勢推定装置、データベース生成方法、カメラ姿勢推定方法、およびプログラム
JP2014186010A (ja) 計測装置、方法及びプログラム
CN114943777A (zh) 图像采集设备的外参的标定方法、装置及电子设备
US20230169749A1 (en) Skin color detection method and apparatus, terminal, and storage medium
TW201326776A (zh) 鏡頭檢測裝置及方法
CN105574844B (zh) 辐射响应函数估计方法和装置
JP7223198B1 (ja) メータ読取装置、メータ読取方法、及びメータ読取プログラム
Lampreave et al. Towards assisted electrocardiogram interpretation using an AI-enabled Augmented Reality headset
JP5753406B2 (ja) カラーコード付き標識及びキャリブレーションボックス
CN112801997B (zh) 图像增强质量评估方法、装置、电子设备及存储介质
JP5811915B2 (ja) 画像処理装置、画像処理プログラム及び画像処理方法
JP5853848B2 (ja) 画像処理装置、画像処理プログラム及び画像処理方法
Zhang et al. A novel systems solution for accurate colorimetric measurement through smartphone-based augmented reality
US9449251B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and medium
Zhao et al. Objective assessment of perceived sharpness of projection displays with a calibrated camera

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141031

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141031

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5880184

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees