JP2013194564A - コンクリートポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動シリンダの動作速度が変化してもピストン位置を把握することができるピストン式コンクリートポンプを提供する。
【解決手段】
第1油圧ポンプPU1(第1油圧源)から送られた作動油により伸縮する一対の駆動シリンダ23,24と、駆動シリンダ23,24に連結した一対のポンプリンダ21,22と、両ポンプシリンダの吐出端21b,22bと連通しコンクリートを投入するホッパHと、吐出配管を一方のポンプシリンダの吐出端と接続する第1切換位置と、他方のポンプシリンダと接続する第2切換位置との間を移動可能なSバルブ33と、Sバルブ用油圧源8(第2油圧源)から送られた作動油により駆動し、Sバルブを第1・第2切換位置間を揺動させるSバルブ駆動手段34と、第1油圧ポンプPU1とSバルブ駆動手段34とを連結する連結回路9(連結手段)と、Sバルブの切換が完了しない場合にロジック弁91を開放する制御手段Cとを備える。
【選択図】 図7

Description

本発明は、生コンクリートを吸入吐出するコンクリートポンプに関する。
従来、コンクリートポンプは、一対の駆動シリンダに一対のポンプシリンダを連結し、駆動シリンダの伸縮に伴うポンプシリンダの進退によりコンクリートを吸入、吐出するようにしている。そして、両ポンプシリンダの吐出端と連通し、コンクリートを投入するホッパと、吐出配管を一方のポンプシリンダの吐出端と接続する第1切換位置と、他方のポンプシリンダと接続する第2切換位置との間を移動するSバルブを備え、両ポンプシリンダとSバルブを順次作動させて、ホッパ内のコンクリートを外部配管に向けて両ポンプシリンダの一方若しくは他方が圧送するようにしている。
しかし、生コンクリートは強度確保のために骨材と呼ばれる砂利や、滞留することで固化したコンクリートなどの固形物を含んでいる。固形物がSバルブの揺動軌跡上にあるとSバルブが固形物を噛み込んでSバルブの揺動動作が完了しなくなってしまう。すると、ポンプシリンダが吸入した生コンクリートを適切に外部配管に向けて圧送できなくなってしまう。
そこで、一方のポンプシリンダに接続した状態から他方のポンプシリンダに接続すべくSバルブを第1切換位置から第2切換位置まで揺動動作させる時にSバルブが固形物を噛み込んだと判断すると、一端Sバルブを第1切換位置まで戻し、再び第2切換位置まで揺動するようにしている。これにより、固形物をSバルブが破壊しながら揺動動作を完了することができる。
特開平9−21383号公報
しかしながら、上記のような制御では、Sバルブが一端第1切換位置まで戻り再び第2切換位置まで揺動開始するため、噛み込み時の揺動時間が長くなってしまうという問題が生じる。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたものであり、揺動時間を長くすることなく噛み込みを解消し、Sバルブの揺動動作を完了させることができるコンクリートポンプを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明のコンクリートポンプは、第1油圧源から送られた作動油により伸縮する一対の駆動シリンダと、駆動シリンダに連結した一対のポンプリンダと、両ポンプシリンダの吐出端と連通しコンクリートを投入するホッパと、吐出配管を一方のポンプシリンダの吐出端と接続する第1切換位置と、他方のポンプシリンダと接続する第2切換位置との間を移動可能なSバルブと、第2油圧源から送られた作動油により駆動し、Sバルブを第1,第2切換位置間を揺動させるSバルブ駆動手段と、第1油圧源とSバルブ駆動手段とを連結する連結手段と、連結手段を遮断し、Sバルブの切換が完了しない場合に連結手段を開放する制御手段とを備えたことを特徴とする。
このような構成のコンクリートポンプによれば、第2油圧源による揺動ではSバルブの切り換えが完了しない時に第1油圧源が吐出する作動油をSバルブ駆動手段に流入させることができるため、揺動時間を長くすることなく噛み込みを解消することができる。
本発明を適用したコンクリートポンプ車の一実施形態を示した側面図である。 コンクリートポンプの要部拡大平面図である。 図2のA−A線断面図である。 コンクリートポンプの油圧回路図である。 図4のうちSバルブ揺動用油圧回路び連結回路の詳細を示した油圧回路図である。 流量調整手段の動作状態を示した図であり、(a)は(b)は 連結回路の動作状態を示した図であり、(a)はSバルブ用油圧源からの作動油を遮断した状態、(b)は連結回路を連通した状態をそれぞれ示したものである。 操作装置Rを示した図である。
図1に示すように、このコンクリートポンプ車Vは、打設位置に生コンクリートを供給するためのブーム装置Bと、生コンクリートを圧送するためのコンクリートポンプPと、これらブーム装置B及びコンクリートポンプPが固定されるとともに当該コンクリートポンプ車VのシャシフレームFに搭載固定されたサブフレームSを有している。
シャシフレームFは、車両前後方向に延びる長尺の部材であり、車幅方向に所定の間隔を置いて平行に左右一対配置されて当該コンクリートポンプ車Vの車体を構成している。
サブフレームSは、左右一対のシャシフレームFの上面に沿って固定配置された長尺の部材であり、シャシフレームFと同様、車両前後方向に延びるとともに車幅方向に所定の間隔を置いて平行に一対配置されている。
ブーム装置Bは、車両前後方向に延びるサブフレームSの前部に配置されており、サブフレームSに固定された旋回台11と、この旋回台11上に設けられ、鉛直軸線回りに旋回自在な支柱12と、この支柱12の先端に設けられたブーム13とを有している。ブーム13は、互いに屈曲可能に連結された第1〜第4ビーム131〜134により構成されたいわゆる4段ブームである。
これら旋回台11及び第1〜第4ビーム131〜134は、それぞれの連結部分がブーム駆動手段14によって回動駆動することができる。
また、コンクリートポンプ車Vには、サブフレームSに固定され走行姿勢のブーム13(特に第4ビーム134)の車幅方向に対する移動を規制するブーム受け16を備えており、支柱12及びブーム13には、コンクリートポンプPから圧送される生コンクリートをブーム13の先端135まで導くブーム用配管15が、当該支柱12及びブーム13に沿って固定されている。
なお、ビームはその他の本数であってもよく、ブーム装置Bそのものを搭載しない配管車であってもよい。
図2に示すように、コンクリートポンプPは、生コンクリートなどの流体を圧送するためのものであり、サブフレームS上に搭載されたコンクリートポンプ本体2と、コンクリートポンプ本体2の後方に設けたバルブ装置3とを備えている。
図2に示すように、コンクリートポンプ本体2は、油圧駆動の復動式ピストンポンプであって、互いに並列する左側のポンプシリンダ21と右側のポンプシリンダ22とを備えている。それらのポンプシリンダ21,22の基端には、左側のポンプシリンダ21を駆動させる左側駆動シリンダ23、右側のポンプシリンダ22を駆動させる駆動シリンダ24がセンターフレーム26を介して一体に接続されている。一対のポンプシリンダ21,22内にはそれぞれ摺動自在に嵌合されるポンプピストン21a,22aが、一対の駆動シリンダ23,24内にはそれぞれ摺動自在に嵌合される駆動ピストン23a、24aが設けられている。左側のポンプシリンダ21内のポンプピストン21aと左側の駆動シリンダ23内の駆動ピストン23a、右側のポンプシリンダ22内のポンプピストン22aと右側の駆動シリンダ24内の駆動ピストン24aとが、センターフレーム26を摺動自在に貫通するピストンロッド25によりそれぞれ一体に連結されている。そして各駆動ピストン23a、24aは、対応する駆動シリンダ23,24内をピストンロッド側の先部油室23b,24bと、ピストン側の基部油室23c、24cとに区画している。各ポンプシリンダ21,22の先端は、吐出端21b,22bとして開口されている。この各ポンプシリンダ21,22の吐出端21b,22bはバルブ装置3の前面に接続され、連通している。
図2に示すように、バルブ装置3はバルブケーシング31と、底蓋32と、Sバルブ33(即ち揺動バルブ管)と、Sバルブ駆動手段34と、吐出配管35とを備えている。バルブケーシング31は前壁31a、後壁31b、及び両側壁31cとにより枠状に形成されており、下部は開口部31dにより開口されている。底蓋32はバルブケーシング31下部の開口部31dをシリンダ等(図示せず)にて開閉するものである。
バルブケーシング31の下部には、湾曲管状のSバルブ33が収容支持されている。このSバルブ33は、Sバルブ33と一体で各ポンプシリンダ21,22の軸線と平行な回動支軸33aの軸線まわりに回動自在であり、一対のポンプシリンダ21,22の先部(即ち吐出端21b,22b)と吸入口33bとを交互に切換連通可能である。
図2及び図3に示すように、回動支軸33aには、これを両ポンプピストン21a,22aの作動と同期して回動させて、Sバルブ33を切換駆動するためのSバルブ駆動手段34が接続される。このSバルブ駆動手段34は、互いに協働して構成する左側の単動式バルブ駆動シリンダ34aおよび右側の単動式バルブ駆動シリンダ34bの先部が、該回動支軸33aより一体に延びる連結アーム34cを介して連結され、その両バルブ駆動シリンダ34a,34bの基部が、コンクリートポンプ本体2に回動可能に連結されて構成される。
コンクリートポンプPの運転時に、この一対のバルブ駆動シリンダ34a,34bは、一対のポンプシリンダ21,22のうち、生コンクリートの吸入状態にあるものをバルブケーシング31内に、また生コンクリートの圧送状態にあるものを吸入口33bに交互に接続するように、Sバルブ33を切換駆動制御して生コンクリートを円滑に圧送する。即ち、Sバルブ33は、吸入口33bを左側のポンプシリンダ21の吐出端21bに接続する第1切換位置と、吸入口33bを右側のポンプシリンダ22の吐出端22bに接続する第2切換位置との間を往復移動(揺動)可能であり、その第1切換位置へは左側のバルブ駆動シリンダ34aの伸長作動により、またその第2切換位置へは右側のバルブ駆動シリンダ34bの伸長作動によりそれぞれ切換保持される。
図2に示すように、吐出配管35は、その前端がバルブケーシング31の後壁31bに接続されており、Sバルブ33に常時連通されており、その後端は、ブーム装置Bのブーム用配管15に接続されている(図1参照)。また、吐出配管35を下方に向けて地上配管17(図1に一点鎖線で図示)に接続するようにしてもよい。
図1に示すように、ホッパHはバルブケーシング31の上部に連結され、生コンクリートを受け入れるようになっている。
図4及び図5を参照してコンクリートポンプ2とブーム装置Bとを駆動する油圧回路について説明する。コンクリートポンプ車Vは、そのエンジンEnにより駆動する可変容量式の第1油圧ポンプPU1(第1油圧源)及び第2油圧ポンプPU2を備えている。両油圧ポンプPU1,PU2は、可変容量式の油圧ポンプ(本実施例ではアキシャルピストンポンプ)であり、斜板を操作することにより吐出容量を変更することができる。第1油圧ポンプPU1は左右の駆動シリンダ23,24の動作方向を切り換える切換弁V1と、左右の駆動シリンダ23,24の動作圧力を切り換える切換弁V2とを介してコンクリートポンプ本体2に接続されている。また、コンクリートポンプ車VはSバルブ用油圧源8(第2油圧源)を備えており、Sバルブ用油圧源8に接続した油路81は、Sバルブの揺動方向を切り換えるバルブ切換弁V3を介してSバルブ駆動手段34に接続されている。
一方、第2油圧ポンプPU2はブーム切換弁V4を介してブーム駆動手段14が接続されている。
なお、第1油圧ポンプPU1(アキシャルピストンポンプ70)と第2油圧ポンプPU2とSバルブ用油圧源8のギヤポンプ80とは駆動軸43により直列接続されており、コンクリートポンプ車VのエンジンEnにて駆動する。
コンクリートポンプPは、第1油圧ポンプPU1と左右一対の駆動シリンダ23,24とを供給油路6により接続している。これにより、駆動シリンダ23、24の駆動ピストン23a,24aは第1油圧ポンプPU1から吐出された圧力油により前後に移動することができる。
この油圧回路について詳細に説明する。前記第1油圧ポンプPU1の吸込側は油タンクTに連通し、吐出側には吐出油路61を接続している。そして、吐出油路61は、切換弁V1の入口側のポートp1に接続している。切換弁V1のもう一つの入口側のポートp2は戻り油路62が接続されており、戻り油路62は油タンクTに連通されている。
吐出油路61の途中より分岐した還流油路65は、リリーフ弁RVを介して油タンクTに連通している。
前記切換弁V1の出口側の2つのポートp3、p4には、圧力油路63、64がそれぞれ接続されている。一方の圧力油路63は、高低圧切換弁V2を介して先部側油路63aと基部側油路63bとに分岐されている。先部側油路63aは左側の駆動シリンダ23の先部油室23bに接続され、基部側油路63bは右側の駆動シリンダ24の基部油室24cに接続されている。また、他方の圧力油路64は、高低圧切換弁V2を介して先部側油路64aと基部側油路64bとに分岐されている。そして、先部側油路64aは右側の駆動シリンダ24の先部油室24bに接続され、基部側油路64bは左側の駆動シリンダ23の基部油室23cに接続されている。
図5を参照してSバルブ揺動用油圧回路について説明する。
Sバルブ33は、Sバルブ用油圧源8(第2油圧源)からの作動油によりバルブ駆動シリンダ34a又は34bのいずれか一方を伸長することで左右に揺動する。Sバルブ用油圧源8は、ギヤポンプ80に接続した油路81をバルブ切換弁V3に接続されており、バルブ切換弁V3により油路81を左右いずれか一方のバルブ駆動シリンダ34a,34bに連通させ、他方のバルブ駆動シリンダ34b,34aを油タンクTと連通させる。
Sバルブ用油圧源8は油路81内のチェック弁82よりも下流側に接続したアキュムレータ83と、アキュムレータ83と油路81(バルブ切換弁V3)との間に設けられた流量調整手段84と、アキュムレータ83の圧抜回路85とを備えている。アキュムレータ83は一般的な構造につき詳細な説明は省略する。
流量調整手段84は複数の油路841とそれらに接続された切換弁842と絞り843とを備えている。また、流量調整手段84は2つのポート840a,840bを備えており、ポート840aと油路81とが接続され、ポート840bにはアキュムレータ83が接続されている。2つのポート840a,840bとは第一油路841aにて連通されている。第一油路841aの中央には絞り843を備えている。
切換弁842は、リターン方式がスプリングセンタ式であって、スプール操作方式が電磁操作式の3位置弁である。なお、スプール形式はリターンポートブロック(PAB接続)式である。切換弁842のPポート842pは第一油路841aのポート840b側(第一油路841aのうち絞り843よりもポート840b側。以下同様に絞り843との関係は省略)から分岐した第二油路841bと接続され、Aポート842aは第三油路841cにて第一油路841aのポート840b側に接続されている。
一方、Rポート842rに接続された第四油路841dとBポート842bに接続された第五油路841eとは合流して第一油路841aのポート840a側に接続されている。なお、第四油路841dには図示の位置にチェック弁844を備えている。
圧抜回路85は、アンロード弁851と切換弁852とを図示のように接続して構成している。アンロード弁851は、油路81のうちチェック弁82よりもギヤポンプ80側から分岐した油路853に設けられている。切換弁852は、チェック弁82の下流側より分岐したパイロット油路854に設けられており、油路81をアンロード弁851のパイロットポートもしくは油タンクTのいずれか一方に連通する。
Sバルブ用油圧源8(第2油圧源)の作用について説明する。
エンジンEnを始動するとギヤポンプ80が作動油の吐出を開始する。ギヤポンプ80は、押しのけ容積が不変の定容積形であり、エンジンEnが駆動している間は常に作動油を吐出するとともに、駆動軸43の回転数のみによって吐出流量を変化する。なお、このときギヤポンプ80から吐出された作動油は油路81から圧抜回路85のパイロット油路854を経由して油タンクTに戻されている(スタンバイ状態)。
そして、圧抜回路85のソレノイドSOL43を励磁することでスタンバイ状態から準備状態に移る。ソレノイドSOL43を励磁すればパイロット油路854はアンロード弁851のパイロットポートに連通し、ギヤポンプ80から吐出された作動油は油タンクTに戻らなくなる。
すると、ギヤポンプ80から吐出された作動油は、流量調整手段84の第一油路841aを通ってアキュムレータ83に導入される。これによりアキュムレータ83は蓄圧を開始する。このときバルブ切換弁V3のスプールはオールポートブロック位置にあり、後述の連結回路9は遮断されているためギヤポンプ80から吐出された作動油は、アキュムレータ83のみに送られてアキュムレータ83を蓄圧する。なお、アキュムレータ83が徐々に蓄圧され、アンロード弁851の設定圧を超えると、アンロード弁851は解放され余剰な作動油は油タンクTに戻される。
Sバルブ33を揺動するにはバルブ切換弁V3の揺動方向にあわせたソレノイドSOL51又はSOL52を励磁させると、アキュムレータ83に貯まった作動油は、流量調整手段84及びバルブ切換弁V3を経由してバルブ駆動シリンダ34a又は34bに流入し、バルブ駆動シリンダ34a,34bを伸長させる。
流量調整手段84の作用について図5及び図6を用いて説明する。
図5の状態であれば、アキュムレータ83から吐出される作動油は、流量調整手段84のポート840bから入り、1つ目の流路(第一油路841a)と、第二油路841b及び第五油路841eとが連通した2つ目の流路を通ってポート840aに至る。なお、第三油路841cはその両端がポート840bに連通しているため、作動油は通らない。
一方、図6(a)に示したようにソレノイドSOL41を励磁した場合、切換弁842はPポート842pとAポート842a、Rポート842rとBポート842bとをそれぞれ接続する。このとき、切換弁842では互いに分岐した第二油路841bと第三油路841cとが、第四油路841dと第五油路841eとが連通し、2つの回廊状の油路を形成する。この場合、アキュムレータ83から吐出された作動油がポート840bから流量調整手段84に導入されたとしても第二〜第五油路には充填されるだけで第二〜第五油路を通じてポート840aまで流れない。これにより、作動油は第一油路841aのみを通じてポート840aまで流れるため、アキュムレータ83からバルブ駆動シリンダ34a,34bに流れる作動油量を絞り843に応じた流量に制限することができる。
そして、図6(b)に示すようにソレノイドSOL42を励磁した場合、切換弁842は、Pポート842pとBポート842b、Rポート842rとAポート842aとをそれぞれ接続する。このとき、切換弁842では第二油路841bと第五油路841eとが連通することで2つ目の流路を、第三油路841cと第四油路841dとが連通することで3つ目の流路を形成する。すなわちアキュムレータ83から吐出された作動油はポート840bから入り、3つの流路を通ってポート840aからバルブ駆動シリンダ34a,34bに送られる。
駆動シリンダを動作するための吐出油路61とSバルブ33を動作するための油路81とは連結回路9(連結手段)を介して接続している。連結回路9は、その両端を吐出油路61と油路81とにそれぞれ接続した連結油路90と、連結油路90を切断・連通するためのロジック弁91と、ロジック弁91を開閉制御するための切換弁92と、高圧優先形シャトル弁93とを備えている。連結油路90は、吐出油路61より分岐してロジック弁91のBポート91bと接続した第1連結油路90aと、ロジック弁91のAポート91aに接続した第2連結油路90bとからなる。第1連結油路90aにはパイロット油路94aを介して切換弁92が接続されている。そして切換弁92はパイロット油路94bによりシャトル弁93の左ポート93aと接続している。シャトル弁93の右ポート93bはパイロット油路94cにて第2連結油路90bに合流している。シャトル弁93の中央ポート93cはパイロット油路94dにてロジック弁91のパイロットポート91cと接続している。
通常の動作時は、図5に示した状態(切換弁92のソレノイドSOL30は非励磁)であり、吐出油路61の作動油は第一連結油路90aより連結回路9内に流入し、ロジック弁91のBポート91bに導入されるとともに、パイロット油路94a及び94bを通ってシャトル弁93の左ポートに導入される。一方、第二連結油路90bにより流入するギヤポンプ80やアキュムレータ83と同じ圧力の作動油はロジック弁91のAポート91aとパイロット油路94cを介してシャトル弁93の右ポート93bに導入される。
ここで、吐出油路61の圧力が、Sバルブ揺動用油圧回路の油路81の圧力よりも大きい場合、シャトル弁93はスプール93dが右位置に移動して左ポート93aと中央ポート93cとを連通させる。そして、ロジック弁91のパイロットポート91cには高圧の吐出油路61の作動油が導入される。パイロットポート91c内の作動油によるポペット91dを図示下方向(閉鎖方向)への作用力は、Bポート91bの作動油によるポペット91dを開放方向に移動させる力により一部相殺されるが、Aポート91aから加わるポペット91dを開放方向に移動させる力が小さいため、ロジック弁91は閉鎖状態に保持される。
次に、吐出油路61の圧力が、Sバルブ揺動用油圧回路の油路81の圧力よりも小さい場合について説明する。シャトル弁93は高圧の油路81からの作動油によりスプール93dが左位置に移動して右ポート93bと中央ポート93cとを連通させることで、ロジック弁91のパイロットポート91cには高圧の油路81の作動油が導入される。パイロットポート91c内の作動油によるポペット91dを図示下方向(閉鎖方向)への作用力は、Aポート91aの作動油によるポペット91dを開放方向に移動させる力により一部相殺されるが、Bポート91bから加わるポペット91dを開放方向に移動させる力が小さいため、ロジック弁91は閉鎖状態に保持される。
また、吐出油路61の圧力と、Sバルブ揺動用油圧回路の油路81(Sバルブ用油圧源8)の圧力とが同圧である場合、ロジック弁のポペット91dに作動油から加わる作用力は上下で釣り合うことになるが、スプリング91eの付勢力によりポペット91dは閉鎖状態に保持される。
以上のようにソレノイドSOL30を非励磁の場合には、第一連結油路90a及び第二連結油路90bの圧力に関係なく常にロジック弁91は閉鎖状態を維持し、第一連結油路90aと第二連結油路90bとを遮断している。
ソレノイドSOL30を励磁した時には、パイロット油路94aはブロックされる一方、シャトル弁93の左ポート93aに連結したパイロット油路94bをパイロット油路94eと接続し、油タンクTと連通させる。これにより、ロジック弁91のパイロットポート91cは常に第二連結油路90bと連通し、ポペット91dを閉鎖方向に加わる作用力はSバルブ揺動用油圧回路の圧力に応じた大きさになる。ここで、Sバルブ用油圧源8の作動油圧よりも吐出油路61の圧力が大きい場合には、Bポート91bより加わるポペット91dを開放方向の作用力が大きくなるため、ポペット91dは開放状態となり、連結油路90は連通する。そしてそれらの圧力差により吐出油路61の作動油は連結油路90を介してSバルブ揺動用油圧回路に流入する。
なお、吐出油路61の圧力がSバルブ用油圧源8の圧力よりも小さい場合にはロジック弁91は閉鎖状態を維持して連結油路90は遮断されたままである。
コンクリートポンプ車Vは、制御装置Cを備えており(図1)、制御装置Cは操作装置RCからの入力より作業者の指示を、エンジンEnの回転数を測定して測定結果に合わせた出力信号を発する回転数センサSe(回転数把握手段)からの入力よりエンジンの動作状況を、圧力センサPSからの入力より吐出油路61及びそれらと連通した状態の油圧機器の動作圧をそれぞれ把握して、コンクリートポンプPを適切に動作させるために各ソレノイドに指示信号を出力する。なお、本実施例において制御装置Cはプログラマブルロジックコントローラ(略してPLC)を用いているが、その他の制御装置を用いてもよい。
図9は操作装置RCを示した図である。操作装置RCは、操作装置RCの主電源スイッチ51と、コンクリートポンプPの生コンクリート圧送作業を開始するためのポンプ起動スイッチ52と、エンジンの回転数を増減させる回転数スイッチ53a,53bと、コンクリートポンプPの吐出量を増減させる吐出コントロールスイッチ54a、54bと、ブーム装置Bを左右に旋回させる右旋回スイッチ55a及び左旋回スイッチ55bと、各ビームを起伏回動させるビーム起伏スイッチ56a〜56hと、ブーム装置Bの動作速度を調整するブーム速度コントロールスイッチ57a,57bとを備えている。
回転数スイッチの「高」スイッチ53aを押下するとエンジンEnを現在の回転数よりも高い回転数にて動作させる指示を、「低」スイッチ53bを押下すると現在の回転数よりも低い回転数にて動作させる指示を制御装置Cに出力する。そして、制御装置Cは回転数指示に基づきエンジンEnのガバナに指示を出力し、エンジンEnの回転数を増減させる。
吐出コントロールスイッチの「増」スイッチ54aを押下すると、第1油圧ポンプPU1の押しのけ容積を増加させて吐出量を増加させる指示を、「減」スイッチ54bを押下すると吐出量を減少させる指示を制御装置Cに出力する。そして、制御装置Cは吐出量指示に基づき斜板70aの傾きを変化させる。
各スイッチは、作業者が押下し続ける間はそのスイッチに割り当てられた指示を制御装置Cに出力するように構成している。各スイッチを複数回押下するいわゆるインチング操作により指示するようにしてもよく、押しボタン式のスイッチではなくジョイスティック式などにより指示するようにしてもよい。
以上のごとく構成されたコンクリートポンプ車Vの動作について説明する。
まずブーム装置Bを動作させることでブームの先端135を打設位置まで展開する。そして、生コンクリートを圧送する場合には、まず、Sバルブ33及びポンプシリンダ21,22を作動させる。すなわち、右側のバルブ駆動シリンダ34bを伸長させてSバルブ33をバルブケーシング31内で右側に揺動させ、Sバルブ33の吸入口33bを右側のポンプシリンダ21の吐出端22bに接続し、吐出配管35と右側のポンプシリンダ22とを連通させる。
その状態で左側ポンプシリンダ21のポンプピストン21aを前方に移動させるとともに、右側のポンプシリンダ22のポンプピストン22aを後方に移動させて、左側のポンプシリンダ21内にバルブケーシング31内の生コンクリートを吸入する。
両駆動シリンダ23,24には、駆動ピストン23a,34bがセンターフレーム26側のストロークエンドに達した位置にあることを検知する近接センサLS3,LS4を備えている。左側の駆動シリンダ24がセンターフレーム26の直前まで移動し、近接センサLS4が駆動ピストン24aを検知してストロークエンドに達すると、制御装置CはSバルブの揺動を開始させる。即ちバルブ切換弁V3を切り換えることで、左側のバルブ駆動シリンダ34aを伸長させてSバルブ33を左側に揺動させ、Sバルブ33を左側のポンプシリンダ21に連通させる。近接センサLS2が連結アーム34cを検知すると、Sバルブ33の左揺動が完了したと制御装置Cは判断する。
この状態で一対のポンプピストン21,22を前記と逆の作動をさせる。つまり、右側ポンプシリンダ22のポンプピストン22aを前方に移動させるとともに、左側のポンプシリンダ21のポンプピストン21aを後方に移動させる。これにより、右側のポンプシリンダ22は、その内部にバルブケーシング31内の生コンクリートを吸い込み、左側のポンプシリンダ21は、その内部に吸入しておいた生コンクリートをSバルブ33に押し出すとともに吐出配管35内に圧送する。近接センサLS3が左側の駆動ピストン23aを検知してセンターフレーム26側のストロークエンドに達したことを検知すると、Sバルブ33を右揺動させて、Sバルブ33を右側のポンプシリンダ22と連通させる。この近接センサLS1の検知によりSバルブ33の右揺動が完了したと判断すると、再びポンプピストン21aを前方移動とポンプピストン22aを後方移動とを開始させる。
上記作動を繰り返すことによりバルブケーシング31内の生コンクリートを吐出配管35に連続的に圧送することができる。
なお、本実施例では近接センサLS1〜LS4を用いて電気信号に基づいてコンクリートポンプPを駆動させたが、油圧シーケンス、即ち各シリンダのストロークエンドにパイロット油路を設け、パイロット圧によりシリンダの駆動を制御するようにしてもよい。
打設準備のために粘性の低い先送りモルタルを圧送する場合には、通常のSバルブ33の揺動速度では速すぎてホッパHから先送りモルタルが飛散してしまうことがある。そこで、先送りモルタルを圧送する前に、作業者は揺動速度を低速にするようコンクリートポンプ車Vに設けた制御パネルのスイッチ(図示せず)を操作する。すると、制御装置CはソレノイドSOL41を励磁して、切換弁842を右位置に切り換える(図6(a)参照)。これにより第一油路841a(主流路)は連通しているが、第二油路841b〜第五油路841e(副流路)は遮断されている。するとアキュムレータ83に蓄圧された作動油は、第一油路841のみを通ってバルブ切換弁V3に流れるため、絞り843の効果と相乗してその流量は少なくなる。Sバルブ駆動手段34に単位時間あたりに流れこむ作動油量が減少すれば自ずと両バルブ駆動シリンダ34a,34bの伸長速度は遅くなり、結果、Sバルブ33の揺動速度も遅くなる。
これにより、先送りモルタルがホッパHから飛散してしまうことを抑制することができる。
先送りモルタルの圧送が終わり通常の打設を行う時には、作業者は前述の制御パネルのスイッチを操作して低速指示を解除する。すると制御装置CはソレノイドSOL10への励磁出力を終了して切換弁842は中央位置に戻し、副流路のうち第二油路841bは第五油路841eと連通する。するとアキュムレータ83から吐出された作動油は副流路の一部を通ってバルブ切換弁V3に流れるため、Sバルブ33の揺動速度を増加させることができる。これによりSバルブ33の揺動時間が短縮され、揺動時間を短縮すれば一方のポンプシリンダの吐出終了から他方のポンプシリンダの吐出開始までの時間を短くすることができるため、生コンクリート圧送時の脈動を抑制することができる。
なお、制御パネルのスイッチを操作して高速で揺動するように指示した時には、制御装置CはソレノイドSOL42を励磁して副流路を全て連通する(図6(b)参照)。すると、アキュムレータ83から吐出された作動油は副流路の全ての油路を通ることができるため、バルブ切換弁V3に流れる作動油量をさらに増加させることができ、Sバルブ33の揺動速度をさらに増加させることができる。
Sバルブ33の揺動時に、固形物(骨材やコンクリートが固化したもの)が噛み込んでしまい、Sバルブの揺動が完了していない場合の動作について説明する。噛み込みによりSバルブ33の揺動が完了していない状態であれば、一方のポンプシリンダの吐出端21b,22bはSバルブ33に連通するとともにホッパHとも連通している。この状態のままポンプシリンダ21,22を駆動させると、ポンプリンダ21,22から吐出された生コンクリートはSバルブ33に吐出されず、ホッパHに戻ってしまう。また、Sバルブ33はホッパHと連通しているため、逆流することも起こってしまう。
そこで、一刻も早く噛み込みを解消し、揺動を完了させる必要がある。
制御装置Cは、近接センサLS1,LS2のいずれか一方が連結アーム34cを検知した出力信号により、Sバルブ33が第1切換位置又は第2切換位置のいずれかにあることを把握している。
Sバルブ33を第1切換位置(左)から第2切換位置(右)に揺動する場合を例に説明する。第1切換位置にあるSバルブ33の揺動開始直前までは近接センサLS2は検知状態である一方、近接センサLS1は非検知状態である。ここからバルブ切換弁V3を切り換えて右揺動を開始すると連結アーム34cの移動により、近接センサLS2は検知状態から非検知状態に変化する。この時から制御装置Cはタイマをスタートさせて、揺動時間を計時する。Sバルブ33が第2切換位置まで揺動を完了すれば近接センサLS1が非検知状態から検知状態に変化するため、制御装置Cは近接センサLS1の出力信号によりSバルブ33の切り換え完了を判断することができる。即ち、近接センサLS1の出力信号が変化せず、タイマの計時時間が通常のSバルブ33の揺動に要する時間(例えば1秒)を経過した時は、固形物の噛み込みによりSバルブ33の揺動が完了していない状態であると判断する。
Sバルブ33の揺動が完了していないとき、制御装置CはソレノイドSOL30を励磁する一方、駆動シリンダ23,24の動作方向を切り換える切換弁V1には信号を出力しない。ソレノイドSOL30の励磁により第1油圧ポンプPU1の吐出油路61とロジック弁91のパイロットポート91cとは遮断され、ポペット91dはBポート91bから導入された作動油圧により開放される(図7(b)参照)。これにより、第1油圧ポンプPU1から吐出された作動油は、第一連結油路90aから第二連結油路90bを経由してバルブ切換弁V3に流入する。
Sバルブ33の切り換えに要する力は比較的小さくてもよく、Sバルブ用油圧源8の吐出圧は低く設定されている。第1油圧ポンプPU1の吐出圧は駆動シリンダ21,22を駆動するために高圧に設定されており、その高圧の作動油はSバルブ33を揺動させる力を増加させることができる。これにより、Sバルブ33は噛み込んだ固形物を破壊しながら、揺動動作を完了させることができる。このとき、Sバルブは従来の制御のように第1切換位置に戻さないため、揺動時間が長くなることはない。
また、Sバルブ33の切り換えは一瞬で完了するため、アキュムレータ83のように一時的に吐出するような油圧源を用いることで、高圧の油圧ポンプを用いるときに比べて安価に製造することができるようにしている。アキュムレータ83は、蓄圧された作動油を長時間にわたって持続的に作動油を吐出することはできないため、噛み込みによりSバルブ33が停止したまま作動油を吐出し終えたてしまうと、Sバルブ33を揺動させることができなくなってしまう。しかしながら、連結回路9により第1油圧ポンプPU1から作動油の供給を受けることができるため、Sバルブ33の切り換えを完了させることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。例えば、上記実施例ではSバルブを揺動するための油圧源として主にアキュムレータ83に蓄圧した作動油を用いるようにしたが、油圧ポンプを用いるようにしてもよい。また、副流路の連通と遮断とを切り換える切換弁として3位置弁を用いて3段階に流路を切り換えるようにしたが、2位置弁などの他の切換弁を用いて副流路の連通と遮断との切り換えをおこなったり比例弁を用いて流量を無段階に調整したりしてもよく、流量の調整を必要としない場合は流量調整手段84を省略するようにしてもよい。
上記実施例では、ロジック弁91,切換弁92,シャトル弁93を図5に示したように接続することで連結回路9を構成したが、その接続は図示した例に限らない。また、ロジック弁91やシャトル弁93を用いずに切換弁にて連通および遮断を行うように構成してもよい。
上記実施例ではコンクリートポンプPはコンクリートポンプ車Vとして車両に搭載し、油圧ポンプを車両のエンジンEnを利用して駆動したが、コンクリートポンプPを車両に搭載しない所謂定置式のコンクリートポンプに採用してもよい。また、エンジンEnに限らず、電動モータを使用してもよい。
P コンクリートポンプ
2 コンクリートポンプ本体
21 左側のポンプシリンダ
22 右側のポンプシリンダ
23 左側駆動シリンダ
23a 駆動ピストン
24 右側の駆動シリンダ
24a 駆動ピストン
3 バルブ装置
33 Sバルブ
34 Sバルブ駆動手段
34a バルブ駆動シリンダ
34b バルブ駆動シリンダ
PU1 第1油圧ポンプ(第1油圧源)
70 アキシャルピストンポンプ
70a 斜板
8 Sバルブ用油圧源(第2油圧源)
80 ギヤポンプ
83 アキュムレータ
9 連結回路
90 連結油路
90a 第一連結油路
90b 第二連結油路
91 ロジック弁
91a Aポート
91b Bポート
91b ポート
91c パイロットボート
91c パイロットポート
91d ポペット
91e スプリング
92 切換弁
93 シャトル弁
93 高圧優先形シャトル弁
93a 左ポート
93b 右ポート
93c 中央ポート
93d スプール
94a パイロット油路
94b パイロット油路
94c パイロット油路
94d パイロット油路
94e パイロット油路
SOL30 ソレノイド
C 制御装置
H ホッパ
RC 操作装置
En エンジン

Claims (1)

  1. 第1油圧源から送られた作動油により伸縮する一対の駆動シリンダと、
    駆動シリンダに連結した一対のポンプリンダと、
    両ポンプシリンダの吐出端と連通しコンクリートを投入するホッパと、
    吐出配管を一方のポンプシリンダの吐出端と接続する第1切換位置と、他方のポンプシリンダと接続する第2切換位置との間を移動可能なSバルブと、
    第2油圧源から送られた作動油により駆動し、Sバルブを第1・第2切換位置間を揺動させるSバルブ駆動手段と、
    第1油圧源とSバルブ駆動手段とを連結する連結手段と、
    連結手段を遮断し、Sバルブの切換が完了しない場合に連結手段を開放する制御手段とを備えたことを特徴とするコンクリートポンプ。
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