JP2013194451A - 開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 張力可変手段が作動した際の前記可撓性長尺部材の張力変化によってブレーキ機構42を解除状態から制動状態に作動させるようにした開閉装置において、可撓性長尺部材aは、開閉体本体11の下端側からまぐさ部31内へわたる第1の可撓性長尺部材a1と、この第1の可撓性長尺部材a1に接続されてブレーキ機構42へ張力変化を伝達する第2の可撓性長尺部材a2とからなり、第1の可撓性長尺部材a1と第2の可撓性長尺部材a2との接続箇所を、まぐさ部31の外側に配置した。
【選択図】 図2
Description
ここで、「まぐさ部の外側」とは、開閉体本体の厚さ方向において(例えば、図2参照)、開閉体本体を挿通するまぐさ部内の空間を内側とした場合に、外側となる部分を意味する。
また、「まぐさ部」とは、開閉体本体を閉鎖方向へ通過させる部分であればよく、この「まぐさ部」には、開閉体本体に対し厚さ方向側から近接する部分のみを有し、その上方側をまぐさ部外の空間に開放した態様や、天井部に開閉体本体を通過させる開口部を形成し該開口部をまぐさ部とした態様等を含む。
上記構成によれば、第1の可撓性長尺部材と第2の可撓性長尺部材との接続箇所を、まぐさ部の外側に配置しているため、前記接続箇所が目視し易い上、まぐさ部を外すことなく前記接続箇所における着脱作業等を行うことができ、ひいては、当該開閉装置の組立性やメンテナンス性を向上することができる。
この構成によれば、第1の可撓性長尺部材の接続部がまぐさ部の貫通部に挿通不能であるため、第1の可撓性長尺部材が前記貫通部から抜け落ちるようなことを防ぐことができ、ひいては、当該開閉装置の組立性及びメンテナンス性をいっそう向上することができる。
より好ましくは、前記係合部を前記巻取体に凹凸状に嵌め合わせて、前記巻取体を制動することで、前記可撓性長尺部材の張力を上昇する。
さらにこの好ましくは、外周部に前記係合部に嵌め合わせられる凹部及び/又は凸部を有するとともに前記巻取体と同軸且つ一体的に設けられた被係合回転体と、前記開閉体本体に回動可能に支持されるとともにその回動中心部の周りに前記係合部を有する係合回動部材とを備える。
さらに好ましくは、前記係合回動部材は、前記巻取体の繰出し回転に伴い回転する前記被係合回転体の回転方向に対し逆方向に回転して前記被係合回転体に嵌まり合うように設けられている。
さらに好ましくは、前記係合回動部材における回動支点部を挟んだ前記係合部の逆側に、前記可動座板の上昇力を受ける受圧部を設け、この受圧部は、前記可動座板の上昇による前記係合回動部材の回動に伴い、その受圧位置を前記回動支点部に近づけるように形成されている。
すなわち、この独立した発明の一つは、スライドしながら下方へ閉鎖動作可能な開閉体本体と、該開閉体本体の下端側に接続されて該開閉体本体に相対して上方へ移動可能な可動座板と、前記開閉体本体の厚さ方向の両側に配置されて前記開閉体本体を閉鎖方向へ通過させるまぐさ部と、前記開閉体本体の閉鎖動作を制動可能なブレーキ機構と、前記開閉体本体に沿って開閉方向へわたるように設けられた可撓性長尺部材と、前記開閉体本体に相対する前記可動座板の上昇により前記可撓性長尺部材の張力を変化させる張力可変手段とを備え、前記張力可変手段が作動した際の前記可撓性長尺部材の張力変化によって前記ブレーキ機構を解除状態から制動状態に作動させるようにした開閉装置において、前記まぐさ部内にガイドローラを設け、上方へ導かれた前記可撓性長尺部材を前記ガイドローラの上半部側に掛けて上下方向に対する交差方向へ導くようにしたことを特徴とする。
この発明によれば、可撓性長尺部材の導かれる方向を変換することにより、可撓性長尺部材の作動性が低下するのを極力少なくできる上、ガイドローラをまぐさ部よりも上側に配置した場合のようにガイドローラが巻取軸や該巻取軸に巻かれた開閉体に干渉するようなことを防ぐことができる。
この発明には、必要に応じて、上記第七乃至九の形態の何れかの構成を付加することが可能である。
この発明によれば、可撓性長尺部材が弛んだり、可撓性長尺部材が不動部位に擦れる等して該可撓性長尺部材に過剰な張力が生じたりするのを防ぐことができる。
また、本明細書中において「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、上記開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
この揺動部材13は、開閉体幅方向の何れの位置であっても可動座板12に対し当接するように、開閉体幅方向の略全長にわたって設けられる。
なお、他例としては、押圧部材18を省いて、揺動部材13先端側によって直接的に係合回動部材63を押動する構造とすることも可能である。
係合部63bは、被係合回転体17外周の凹部に噛み合うように形成された複数(図示例によれば2つ)の上向きの第1及び第2の突起63b1,63b2からなる。第1の突起63b1は、被係合回転体17外周部に対し最初に係合する突起であり、第2の突起63b2よりも若干大きく突出し幅も大きい。
この係合回動部材63は、巻取体15の繰出し回転に伴い回転する被係合回転体17の回転方向(図10によれば時計方向)に対し同方向に回転して、前記第1の突起63b1及び第2の突起63b2を被係合回転体17に嵌め合うように配置され、より具体的には、図10に示すように、被係合回転体17の下半部側であって、第1の可撓性長尺部材a1の繰出し部分寄りに配置される。
より具体的に説明すれば、第1の受圧部63cは、回動中心部63aを挟んだ前記係合部63bの最逆端側に、下方へ突出する突起状に形成され、上昇した際の押圧部材18によって最初に当接される。
第2の受圧部63dは、回動中心部63aを挟んだ前記係合部63bの逆端側であって、前記第1の受圧部63cよりも回動中心部63aに近い位置に配置され、下方向きに若干隆起しており、上昇した際の押圧部材18によって、第1の受圧部63cよりも後に当接される。
より詳細に説明すれば、凹部11bの上部側であって開閉体厚さ方向の一端寄りの部分には、図5に示すように、外部に連通する切欠部11b1が設けられる。巻取体15は、その下側部分を前記切欠部11b1に挿入するようにして配置され、その周囲を覆うカバー部材16に回転自在に支持されている。
この可撓性長尺部材aは、開閉体10の下端側からまぐさ部31へわたる第1の可撓性長尺部材a1と、この第1の可撓性長尺部材a1に接続されて開閉機40のブレーキ機構42へ張力変化を伝達する第2の可撓性長尺部材a2とからなる。
より詳細に説明すれば、第1の可撓性長尺部材a1上端側の接続部a11と、第2の可撓性長尺部材a2下端側における内側部材a22の接続部a24とが重ね合わせられ、これらにボルトが挿通され、該ボルトの先端にナットが螺合され締め付けられることで、接続部a11と接続部a24が接続される。
前記接続部a11,a24は、第1の可撓性長尺部材a1側の貫通部82d、および第2の可撓性長尺部材a2側の接続部材a23を挿通不能なように、貫通部82dおよび接続部材a23の内径よりも大きく形成されている。
挿通部31aの下端には、開閉体厚さ方向の両側へ突出するように鍔部31a1,31a1が設けられ、これら鍔部31a1,31a1には、天井板Qの端部が載置固定される。天井板Qには、必要に応じて、支持ブラケット70に対応する位置に、開閉可能な点検口qが設けられる。
ユニット設置部31bは、挿通部31aの上側で開閉体厚さ方向へ広がる段状に形成され、内部下面にガイドローラユニット80を載置している。また、ユニット設置部31bを囲む壁部には、該壁部を開閉体厚さ方向へ貫通するように、略筒状の貫通部82dが設けられ、該貫通孔82dには、第1の可撓性長尺部材a1が遊挿されている。第1の可撓性長尺部材a1は、貫通部82dを通ってまぐさ部31外へ導かれ、その先端側が第2の可撓性長尺部材a2の内側部材a22に接続される。
この開閉機40は、より詳細に説明すれば、巻取軸32の動力源となるモータ部41と、該モータ部41の一端側(図示例によれば右端側)でモータ部41による回転を制動するブレーキ機構42とを、ケーシング43内に備えている。
なお、他例として、自重または手動の開閉でしか用いられない場合等には、開閉機40からモータ部41を省いて、駆動軸41bの回転を制動するブレーキ機構42(および手動駆動機構等)を主体とした構成としてもよい。
進退部材52の後端側には、手動復帰部材55と第2の可撓性長尺部材a2の内側部材a22が接続されている。
また、前記前進位置において手動復帰部材55が手動操作で後方(図9によれば左方向)へ引かれた場合には、進退部材52が、係脱装置54によって係止された復帰位置(図9(a)参照)に戻る。
この支持ブラケット70は、図3に示すように、略水平な矩形平板状の天板部71と、該天板部71の両側部を折り曲げてなる曲げ部72,72と、各曲げ部72の開閉体側の端部を側方へ折り曲げてなる止着部73と、天板部71の反開閉体側の端部を下方へ折り曲げてなる支持部74とを、下方を開放した略矩形箱状に加工してなり、その内部が、第1の可撓性長尺部材a1と第2の可撓性長尺部材a2との接続箇所を下方へ露出する接続用空間部70aになっている。
貫通孔74aは、接続部材a23を遊挿可能であって、且つ該接続部材a23に螺合されるナットを挿通不能な大きさに形成される。
切欠部74bは、接続部材a23を挿通不能であって、且つ、第2の可撓性長尺部材a2の内側部材a22を挿通可能な大きさに形成される。
したがって、第2の可撓性長尺部材a2の開閉体側の端部を支持ブラケット70の支持部74に止着する際には、切欠部74bに対し、その下方側から内側部材a22を挿通し、第2の可撓性長尺部材a2を開閉体側へ寄せることで、接続部材a23を支持ブラケット70の支持部74に挿通し、接続部材a23における支持部74の両側にナットを装着して締め付ければよい。
このガイドローラユニット80は、図2及び図4に示すように、ガイドローラ81と、軸受ブラケット82と、スペーサ83とから構成される。
切欠部82c1は、上方を開放した略U字状に形成され、貫通部82d(図2参照)が装着される。該貫通部82dには、第1の可撓性長尺部材a1が遊挿される。貫通部82dは、外周に雄ネジ部を形成した円筒状の部材であり、切欠部82c1に嵌め合せられるとともにまぐさ部31の壁面に挿通され、該切欠部82c1およびまぐさ部31壁面を挟む両側からナットが螺合され締め付けられることで、固定される。
止着部82c2は、切欠部82c1を中央にして、両軸受片82b,82bよりも横幅方向へ突出する突片状に形成され、その突出した部分に、止着具(例えば、ボルトやネジ等)を挿通螺合する雌ネジ孔を有する。この止着片部82cは、まぐさ部31に対し外側から挿通された前記止着具を前記雌ネジ孔に螺合することで、まぐさ部31に対し一体的に固定される。
また、開閉体厚さ方向において、ガイドローラユニット80及び支持ブラケット70は、繰り出された開閉体10を境にして、巻取軸32及び自動閉鎖装置50と同方向側(図2によれば右側)に位置している。
先ず、防災信号のない通常状態では、ブレーキ機構42がコイルスプリング42c(図8参照)の付勢力によって制動状態に維持され、開閉体10は全開状態で静止している。
すると、自動閉鎖装置50の進退部材52は、付勢部材53の付勢力によって前進し、操作体44を揺動させて、開閉機40のブレーキ機構42を制動状態(図9(a)参照)から解除状態(図9(b)参照)にする。
そのため、動力伝達手段33を介して駆動軸41bと連動する巻取軸32も自由回転可能な状態となる。
よって、巻取軸32に巻かれて全開状態にあった開閉体10は、自重により巻取軸32から繰り出されて閉鎖動作をし、この閉鎖動作中、第1の可撓性長尺部材a1が開閉体本体11下端側の巻取体15から繰り出される(図10参照)。
この状態では、巻取体15及び被係合回転体17の回転か略拘束された状態となる。したがって、第1の可撓性長尺部材a1及び第2の可撓性長尺部材a2内の内側部材a22には、被係合回転体17の若干の巻取り方向の回転と、開閉体本体11の重量とによって、張力が生じ、この張力によって、ブレーキ機構42が制動状態となり、開閉体10の閉鎖動作が停止する。
よって、ブレーキ機構42が再び制動状態から解除状態になり、開閉体10の閉鎖動作が自動的に再開することになる。
また、メンテナンス等のために、第1の可撓性長尺部材a1と第2の可撓性長尺部材a2の接続を外したり再度接続したりする場合も、天井板Qの点検口qを開放すれば、前記接続箇所を容易に視認することができ、ひいては、第1の可撓性長尺部材a1と第2の可撓性長尺部材a2の内側部材a22との着脱作業を容易に行うことができる。
また、前記接続箇所を構成する接続部a11,a24が貫通部82dおよび接続部材a23に対し挿通不能に形成されるため、前記接続箇所を外した際に、その端部(接続部a11と接続部a24)が、貫通部82d内または接続部材a23内に引き込まれるようなことがなく、作業性が良好である。
支持ブラケット70’は、上記支持ブラケット70(図13参照)に対し、係止片75を加えた構成になっている。
係止片75は、接続部材a23よりも開閉体側に配置されて天板部71の下面に溶接等の固定手段によって固定される。この係止片75には、第2の可撓性長尺部材a2の内側部材a22を遊挿するように、下方へ開口部を向けた切欠部75aが設けられる。この切欠部75aは、内側部材a22を挿通し、且つ接続部a24を挿通不能な幅に形成される。
この棒状ガイド部材84は、図示例によれば、ボルトであり、軸受ブラケット82における一方の軸受片82bの上端側に挿通され、その先端側の雄ネジ部を他方の軸受片82bの上端側に螺合している。
また、第1の可撓性長尺部材a1がガイドローラ81に対し幅方向へ滑った場合でも、該第1の可撓性長尺部材a1が軸受片82bの縁で擦れて損傷するのを、唾部82b1及び該唾部82b1付け根の凸曲面によって防ぐことができる。
補助ローラ85は、ガイドローラ81の中心軸よりも下側で、ガイドローラ81よりも開閉体面側へ突出し、且つガイドローラ81と略平行に設けられ、両側の軸受片82b,82bによって回転自在に支持される。
図示例によれば、この補助ローラ85は、ガイドローラ81よりも外形の小さいローラであり、その外周面が、唾部82b1表面よりも若干ガイドローラ81中心側に位置している。
このため、障害物感知時に第1の可撓性長尺部材a1に張力が作用した際に、前記弛みによって張力が自動閉鎖装置50に伝達されず作動不良を起こすようなことを防ぐことができる。
この開閉装置3は、上記開閉装置1に対し、開閉体側補助ローラ86を追加した構成とされる。
より詳細に説明すれば、開閉体側補助ローラ86は、開閉体本体11下端側で巻取体15を覆うカバー部材16の上側に設けられ、軸受け部材を介して回転自在に支持される。この開閉体側補助ローラ86と開閉体本体11との間には第1の可撓性長尺部材a1が挿通され、該第1の可撓性長尺部材a1は、開閉体側補助ローラ86の外周面に接触して上方へ導かれる。
また、この開閉体側補助ローラ86は、開閉体10が全開した際に、ガイドローラ81よりも上側に位置する。
開閉体10の下端がまぐさ部31内に収納した状態(図17(c))では、開閉体側補助ローラ86がガイドローラ81よりも上側に位置するため、第1の可撓性長尺部材a1がガイドローラ81から離間するとともに、開閉体側補助ローラ86が第1の可撓性長尺部材a1を上下方向に対する交差方向(図示例によれば支持ブラケット70の方向)へ導く。
このため、可撓性長尺部材aの曲げ部分が回転不能部位に擦れて、可撓性長尺部材aの張力が生じにくくなるようなことを防ぐことができる。すなわち、例えば、開閉体側補助ローラ86がない場合には、第1の可撓性長尺部材a1がカバー部材16やまぐさ部31等に擦れて可撓性長尺部材aの張力が生じにくくなり、障害物感知性能が低下するおそれがあるが、開閉体側補助ローラ86を備えた開閉装置3によれば、前記のようなことを解消し、障害物感知性能を向上することができる。
11:開閉体本体 12:可動座板
15:巻取体 30:巻取装置
31:まぐさ部 32:巻取軸
40:開閉機 42:ブレーキ機構
50:自動閉鎖装置 a:可撓性長尺部材
a1:第1の可撓性長尺部材 a11:接続部
a2:第2の可撓性長尺部材 a21:外側部材
a22:内側部材 a23:接続部材
P:着座対象部位 X:障害物
Claims (10)
- スライドしながら下方へ閉鎖動作可能な開閉体本体と、該開閉体本体の下端側に接続されて該開閉体本体に相対して上方へ移動可能な可動座板と、前記開閉体本体の厚さ方向の両側に配置されて前記開閉体本体を閉鎖方向へ通過させるまぐさ部と、前記開閉体本体の閉鎖動作を制動可能なブレーキ機構と、前記開閉体本体に沿って開閉方向へわたるように設けられた可撓性長尺部材と、前記開閉体本体に相対する前記可動座板の上昇により前記可撓性長尺部材の張力を変化させる張力可変手段とを備え、前記張力可変手段が作動した際の前記可撓性長尺部材の張力変化によって前記ブレーキ機構を解除状態から制動状態に作動させるようにした開閉装置において、
前記可撓性長尺部材は、前記開閉体本体の下端側から前記まぐさ内へわたる第1の可撓性長尺部材と、この第1の可撓性長尺部材に接続されて前記ブレーキ機構へ張力変化を伝達する第2の可撓性長尺部材とからなり、第1の可撓性長尺部材と第2の可撓性長尺部材との接続箇所を、前記まぐさ部の外側に配置したことを特徴とする開閉装置。 - 前記接続箇所を、前記ブレーキ機構よりも下方側であって且つ前記まぐさ部の下端よりも上方側に配置したことを特徴とする開閉装置。
- 前記まぐさ部には、該まぐさ部を開閉体厚さ方向へ貫通する貫通部が設けられ、
第1の可撓性長尺部材は、前記貫通部内を通ってまぐさ部外へ導かれ、その先端側に、第2の可撓性長尺部材に接続される接続部を有し、該接続部を、前記貫通部に挿通不能な大きさに形成していることを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置。 - 第2の可撓性長尺部材は、可撓性チューブ状の外側部材と、該外側部材の内部に長手方向へ移動するように挿入されるとともに両端部を前記外側部材から突出させた内側部材とを具備してなり、
前記まぐさ部の露出面には支持ブラケットが固定され、この支持ブラケットは、前記外側部材の開閉体側の端部を支持する支持部と、該支持部よりも開閉体側に位置して前記接続箇所を下方へ露出する接続用空間部とを具備していることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置。 - 前記張力可変手段は、前記可撓性長尺部材の下端側を巻き取るように前記開閉体本体に回転可能に支持されるとともに巻取り方向へ付勢された巻取体と、該巻取体に係合して該巻取体の回転を制動する係合部とを備え、前記開閉体本体に相対する前記可動座板の上昇により前記係合部を前記巻取体に係合させて前記可撓性長尺部材の張力を上昇するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の開閉装置。
- 前記まぐさ部内にガイドローラを設け、上方へ導かれた前記可撓性長尺部材を前記ガイドローラの上半部側に掛けて上下方向に対する交差方向へ導くようにしたことを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載の開閉装置。
- 前記ガイドローラを高さ位置調整可能に備えたことを特徴とする請求項6記載の開閉装置。
- 前記ガイドローラの外周面から所定間隔を置くように、棒状ガイド部材を設け、前記ガイドローラと前記棒状ガイド部材との間に前記可撓性長尺部材を挿通させたことを特徴とする請求項6又は7記載の開閉装置。
- 前記ガイドローラの中心軸よりも下側で、前記ガイドローラよりも開閉体面側へ突出するように、前記ガイドローラと略平行に補助ローラを設け、前記可撓性長尺部材を前記補助ローラと前記ガイドローラの双方に接触させるようにしたことを特徴とする請求項6乃至8何れか1項記載の開閉装置。
- 前記開閉体本体の閉鎖方向端部側に、外周面を前記可撓性長尺部材に接触させて前記可撓性長尺部材を上方へ導くように、開閉体側補助ローラを備え、
前記開閉体側補助ローラは、前記開閉体本体が全開した際に、前記ガイドローラよりも上側に位置することで、前記可撓性長尺部材を前記ガイドローラから離間させるとともに、前記可撓性長尺部材を上下方向に対する交差方向へ導くことを特徴とする請求項6乃至9何れか1項記載の開閉装置。
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