JP2013194424A - 構造物の解体機 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造物の重心を把持しつつ、構造物を切断することができると共に、切断した構造物を搬出することができる構造物の解体機を提供する。
【解決手段】建設機械に取り付けられるブラケット11と、ブラケット11から延びる円筒形状の旋回支持部12と、旋回支持部12に対して旋回可能に設けられるアーム13と、旋回支持部12の端部に設けられ、構造物を保持するつかみ装置20と、アーム13の端部に設けられ、構造物を切断する切断装置30と、切断装置30をアーム13の長手方向と直交する方向に進退させる移動装置40と、旋回支持部12に対してアーム13を旋回させる第1旋回装置41と、旋回支持部12に対してつかみ装置20を旋回させる第2旋回装置42と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、構造物の解体機に関する。
従来の解体機としては、クレーンで吊り下げられた台上に、エンジン、発電機、油圧ポンプ、無線操縦装置、水槽、及び水ポンプを搭載すると共に、台の下側に設けた旋回フレームに、固定破砕腕と、油圧シリンダで駆動される可動破砕腕と、を吊り下げて、固定破砕腕に、水槽の水が圧送される噴射ノズルを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、破砕機と錘とを支持部材の両側に懸吊した天秤状の破砕装置を備えるものが知られている(例えば、特許文献2参照)。また、ワイヤーなどの吊下材で吊り下げられる架台に、先端に備えた解体具を略水平状態から直角下に回動できる油圧駆動の解体装置ユニットと、解体装置ユニットを駆動制御する駆動油圧ユニットと、を備えるものが知られている(例えば、特許文献3参照)。また、ショベルの作業アームの先端に取り付けられた解体装置に、構造物を切断する切断装置と、構造物を把持する把持装置と、切断装置及び把持装置を一体的に旋回させる旋回装置と、を備えるものが知られている(例えば、特許文献4参照)。
特開2002−054308号公報 特開2002−097799号公報 特開平08−284436号公報 特開2001−040885号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載の解体機では、構造物を破砕又は切断するのみで、破砕又は切断した構造物を搬出することはできなかった。また、上記特許文献4に記載の解体機では、構造物の1箇所しか切断できないので、解体効率が悪かった。また、切断装置及び把持装置を備えているので、切断した構造物を搬出することはできるものの、鉄骨などの長尺な構造物を切断する場合、切断した構造物の重心を把持していないため、バランスが悪く、ショベルが倒れる可能性があった。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、構造物の重心を把持しつつ、構造物を切断することができると共に、切断した構造物を搬出することができる構造物の解体機を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)建設機械に取り付けられるブラケットと、ブラケットから延びる円筒形状の旋回支持部と、旋回支持部に対して旋回可能に設けられるアームと、旋回支持部の端部に設けられ、構造物を保持するつかみ装置と、アームの端部に設けられ、構造物を切断する切断装置と、切断装置をアームの長手方向と直交する方向に進退させる移動装置と、旋回支持部に対してアームを旋回させる第1旋回装置と、旋回支持部に対してつかみ装置を旋回させる第2旋回装置と、を備えることを特徴とする構造物の解体機。
(2)アームに対して切断装置を旋回させる第3旋回装置を更に備えることを特徴とする(1)に記載の構造物の解体機。
(3)建設機械が油圧ショベルであり、油圧ショベルの作業アームに取り付けられることを特徴とする(1)又は(2)に記載の構造物の解体機。
(4)建設機械がクレーンであり、クレーンに吊り下げられることを特徴とする(1)又は(2)に記載の構造物の解体機。
(5)建設機械がクレーンであり、クレーンに吊り下げられる基台に取り付けられることを特徴とする(1)又は(2)に記載の構造物の解体機。
(6)基台に対して回転可能に取り付けられることを特徴とする(5)に記載の構造物の解体機。
本発明の構造物の解体機によれば、建設機械に取り付けられるブラケットと、ブラケットから延びる円筒形状の旋回支持部と、旋回支持部に対して旋回可能に設けられるアームと、旋回支持部の端部に設けられ、構造物を保持するつかみ装置と、アームの端部に設けられ、構造物を切断する切断装置と、切断装置をアームの長手方向と直交する方向に進退させる移動装置と、旋回支持部に対してアームを旋回させる第1旋回装置と、旋回支持部に対してつかみ装置を旋回させる第2旋回装置と、を備えるため、つかみ装置で構造物を把持して、つかみ装置を中心にして切断装置で構造物を切断することができる。これにより、構造物の重心を把持しつつ、構造物を切断することができる。また、つかみ装置で構造物を把持しているので、切断した構造物をそのまま搬出することができる。
また、本発明の構造物の解体機によれば、アームに対して切断装置を旋回させる第3旋回装置を更に備えるため、つかみ装置で把持した構造物と角度が異なる構造物も切断することができる。これにより、構造物の交差部分を1度に切断・搬出することができる。
本発明に係る構造物の解体機の一実施形態を説明する側面図である。 図1に示す解体機を油圧ショベルの作業アームに取り付けた状態を説明する側面図である。 図2の解体機により横桁を切断する状態を説明する概略側面図である。 図2の解体機により縦桁を切断する状態を説明する概略側面図である。 図2の解体機により斜め桁を切断する状態を説明する概略側面図である。 図2の解体機により横桁と縦桁の交差部分を切断する状態を説明する概略側面図である。 図1に示す解体機をクレーンに吊り下げた状態を説明する側面図である。 図7の解体機により横桁を切断する状態を説明する概略上面図である。 図7の解体機により横桁同士の交差部分を切断する状態を説明する概略上面図である。 図1に示す解体機をクレーンに吊り下げられた基台に取り付けた状態を説明する側面図である。 図1に示す解体機をクレーンに吊り下げられた基台に回転可能に取り付けて、解体機を横向きにした状態を説明する側面図である。 図11の解体機を下向きにした状態を説明する側面図である。 煙突の壁を解体する状態を説明する概略上面図である。
以下、本発明に係る構造物の解体機の一実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態の解体機10は、図1に示すように、建設機械に取り付けられるブラケット11と、ブラケット11から延びる円筒形状の旋回支持部12と、旋回支持部12に対して旋回可能に設けられるアーム13と、旋回支持部12の端部に設けられ、構造物を保持するつかみ装置20と、アーム13の端部に設けられ、構造物を切断する切断装置30と、切断装置30をアーム13の長手方向と直交する方向に進退させる移動装置40と、旋回支持部12に対してアーム13を旋回させる第1旋回装置41と、旋回支持部12に対してつかみ装置20を旋回させる第2旋回装置42と、アーム13に対して切断装置30を旋回させる第3旋回装置43と、を備える。
ブラケット11には、図1に示すように、後述する油圧ショベル60やクレーン70などの建設機械に解体機10を取り付けるために、旋回支持部12の中心線L1を中心にして対称に2つの取付穴11aが形成されている。
アーム13は、旋回支持部12の中心線L1を中心に旋回可能に設けられ、第1旋回装置41の駆動により旋回する。また、第1旋回装置41は、旋回支持部12内に設けられ、油圧又は空気圧で駆動される。
つかみ装置20は、油圧又は空気圧で駆動する爪部21,21を備える。また、つかみ装置20は、旋回支持部12の中心線L1を中心に旋回可能に設けられ、第2旋回装置42の駆動により旋回する。また、第2旋回装置42は、旋回支持部12内に設けられ、油圧又は空気圧で駆動される。
切断装置30は、油圧又は空気圧で駆動する2つのカッター31を備える。また、切断装置30は、アーム13の長手方向と直交する中心線L2を中心に旋回可能に設けられ、第3旋回装置43の駆動により旋回する。また、第3旋回装置43は、アーム13の端部に取り付けられ、油圧又は空気圧で駆動される。
さらに、切断装置30は、上記中心線L2に沿って進退可能に設けられ、移動装置40の駆動により進退する。また、移動装置40は、アーム13の端部に取り付けられ、油圧又は空気圧で駆動される。なお、本実施形態では、切断装置30がアーム13から離れる方向を前進とし、切断装置30がアーム13に接近する方向を後退とする。
そして、つかみ装置20、切断装置30、移動装置40、第1旋回装置41、第2旋回装置42、及び第3旋回装置43は、不図示の油圧又は空気圧ホースにより不図示のパワーユニットにそれぞれ接続されており、不図示のパワーユニットを制御することによりそれぞれ個別に駆動される。
次に、図2〜図6を参照して、本実施形態の解体機10を油圧ショベル60の作業アーム61に取り付ける場合について説明する。
この場合、図2に示すように、解体機10は、油圧ショベル60の作業アーム61に2本の取付ピン62により取り付けられている。
そして、構造物の横桁101を切断・搬出する場合は、図3に示すように、まず、解体機10のつかみ装置20で横桁101の任意の部分を把持した後、横桁101のつかみ装置20を挟んだ一方側(図3の右側)の部分を切断装置30で切断する。次に、移動装置40で切断装置30を後退させた後、アーム13を旋回させて、横桁101のつかみ装置20を挟んだ他方側(図3の左側)の部分に切断装置30を合わせる。次に、移動装置40で切断装置30を前進させた後、横桁101の他方側の部分を切断装置30で切断する。次に、切り出された横桁101をつかみ装置20で把持したまま瓦礫置き場やトラックの荷台などに搬出する。
また、構造物の縦桁102を切断・搬出する場合は、図4に示すように、まず、解体機10のつかみ装置20で縦桁102の任意の部分を把持した後、縦桁102のつかみ装置20を挟んだ一方側(図4の上側)の部分を切断装置30で切断する。次に、移動装置40で切断装置30を後退させた後、アーム13を旋回させて、縦桁102のつかみ装置20を挟んだ他方側(図4の下側)の部分に切断装置30を合わせる。次に、移動装置40で切断装置30を前進させた後、縦桁102の他方側の部分を切断装置30で切断する。次に、切り出された縦桁102をつかみ装置20で把持したまま瓦礫置き場やトラックの荷台などに搬出する。
また、構造物の斜め桁103を切断・搬出する場合は、図5に示すように、まず、解体機10のつかみ装置20で斜め桁103の任意の部分を把持した後、斜め桁103のつかみ装置20を挟んだ一方側(図5の左上側)の部分を切断装置30で切断する。次に、移動装置40で切断装置30を後退させた後、アーム13を旋回させて、斜め桁103のつかみ装置20を挟んだ他方側(図5の右下側)の部分に切断装置30を合わせる。次に、移動装置40で切断装置30を前進させた後、斜め桁103の他方側の部分を切断装置30で切断する。次に、切り出された斜め桁103をつかみ装置20で把持したまま瓦礫置き場やトラックの荷台などに搬出する。
また、構造物の横桁101と縦桁102の交差部分を切断・搬出する場合は、図6に示すように、まず、解体機10のつかみ装置20で横桁101の縦桁102の近傍部分を把持した後、横桁101を切断装置30で切断する。次に、移動装置40で切断装置30を後退させた後、アーム13を旋回させて、縦桁102の上側の部分に切断装置30を合わせる。次に、移動装置40で切断装置30を前進させた後、縦桁102の上側の部分を切断装置30で切断する。次に、移動装置40で切断装置30を後退させた後、アーム13を旋回させて、縦桁102の下側の部分に切断装置30を合わせる。次に、移動装置40で切断装置30を前進させた後、縦桁102の下側の部分を切断装置30で切断する。次に、切り出されたその交差部分をつかみ装置20で把持したまま瓦礫置き場やトラックの荷台などに搬出する。また、縦桁102に切断装置30を合わせる際は、第3旋回装置43で切断装置30の角度調整を行う。
次に、図7〜図9を参照して、本実施形態の解体機10をクレーン70のフック71に吊り下げる場合について説明する。
この場合、図7に示すように、解体機10は、クレーン70のフック71にワイヤー72により吊り下げられている。ワイヤー72は、ブラケット11の取付穴11aに掛けられている。また、アーム13の切断装置30と反対側の面にはカウンターウェイト73が取り付けられている。
そして、構造物の横桁101を切断・搬出する場合は、図8に示すように、まず、解体機10のつかみ装置20で横桁101の任意の部分を把持した後、横桁101のつかみ装置20を挟んだ一方側(図8の右側)の部分を切断装置30で切断する。次に、移動装置40で切断装置30を後退させた後、アーム13を旋回させて、横桁101のつかみ装置20を挟んだ他方側(図8の左側)の部分に切断装置30を合わせる。次に、移動装置40で切断装置30を前進させた後、横桁101の他方側の部分を切断装置30で切断する。次に、切り出された横桁101をつかみ装置20で把持したまま瓦礫置き場やトラックの荷台などに搬出する。
また、構造物の3本の横桁101a〜101cの交差部分を切断・搬出する場合は、図9に示すように、まず、解体機10のつかみ装置20で横桁101aの横桁101b,101cの近傍部分を把持した後、横桁101aを切断装置30で切断する。次に、移動装置40で切断装置30を後退させた後、アーム13を旋回させて、横桁101bに切断装置30を合わせる。次に、移動装置40で切断装置30を前進させた後、横桁101bを切断装置30で切断する。次に、移動装置40で切断装置30を後退させた後、アーム13を旋回させて、横桁101cに切断装置30を合わせる。次に、移動装置40で切断装置30を前進させた後、横桁101cを切断装置30で切断する。次に、切り出されたその交差部分をつかみ装置20で把持したまま瓦礫置き場やトラックの荷台などに搬出する。また、横桁101b,101cに切断装置30を合わせる際は、第3旋回装置43で切断装置30の角度調整を行う。
次に、図10を参照して、本実施形態の解体機10をクレーン70のフック71に吊り下げられた基台80に取り付ける場合について説明する。
この場合、図10に示すように、平面視矩形状の基台80の一端面(図10の左端面)中央に取付部81が設けられており、この取付部81に解体機10が2本の取付ピン62により横向きに取り付けられている。また、基台80の重心をフック71の真下にするために、基台80の他端部(図10の右端部)の上面に、解体機10を駆動するパワーユニット82及び不図示のカウンターウェイトが取り付けられている。なお、カウンターウェイトは、構造物の切断前後の重心移動に合わせて移動するように構成されている。
また、この場合、解体機10が横向きに取り付けられるため、図3〜図6に示す切断・搬出作業と同じ作業を行うことが可能である。なお、基台80の下面中央に取付部81を設けて、その取付部81に解体機10を下向きに取り付けてもよい。この場合、図8及び図9に示す切断・搬出作業と同じ作業を行うことが可能である。
次に、図11及び図12を参照して、本実施形態の解体機10をクレーン70のフック71に吊り下げられた基台80に回転可能に取り付ける場合について説明する。
この場合、図11及び図12に示すように、平面視矩形状の基台80の一端面(図11の左端面)中央に取付部85が設けられており、この取付部85に解体機10が1本の取付ピン62により回転可能に取り付けられている。取付ピン62は、解体機10の一方(図11の下方)の取付穴11aを回転可能に支持しており、他方(図11の上方)の取付穴11aには回転装置90が接続されている。また、基台80の重心をフック71の真下にするために、基台80の他端部(図11の右端部)の上面に、解体機10を駆動するパワーユニット82及び不図示のカウンターウェイトが取り付けられている。なお、カウンターウェイトは、構造物の切断前後の重心移動に合わせて移動するように構成されている。
回転装置90は、基台80の一端面から他端部側に向かって形成される凹部86内に収容されており、第1リンク91、第2リンク92、及び油圧又は空気圧で駆動するシリンダ93を備える。
第1リンク91は、その一端部が解体機10の他方の取付穴11aに連結ピン94により回転可能に連結されている。
第2リンク92は、その一端部が凹部86内の側面86aに支持ピン95により回転可能に支持されると共に、その他端部が第1リンク91の他端部に連結ピン96により回転可能に連結されている。
シリンダ93は、その一端部が凹部86内の側面86aに支持ピン97により回転可能に支持されると共に、その他端部が第1及び第2リンク91,92の他端部に連結ピン96により回転可能に連結されている。なお、シリンダ93は、不図示の油圧又は空気圧ホースによりパワーユニット82に接続されている。
そして、シリンダ93が縮むことにより、第2リンク92が立ち上がって、解体機10が横向き状態に回転される(図11参照)。また、シリンダ93が伸びることにより、第2リンク92が倒れて、解体機10が下向き状態に回転される(図12参照)。
従って、解体機10が横向き状態の場合は、図3〜図6に示す切断・搬出作業と同じ作業を行うことが可能であり、解体機10が下向き状態の場合は、図8及び図9に示す切断・搬出作業と同じ作業を行うことが可能である。さらに、この場合、シリンダ93の伸縮により解体機10を横向き状態と下向き状態との間で停止可能である。これにより、図5に示すような斜め桁103を上方から切断・搬出することが可能である。
以上説明したように、本実施形態の構造物の解体機10によれば、つかみ装置20で構造物を把持して、つかみ装置20を中心にして切断装置30で構造物を切断することができる。これにより、構造物の重心を把持しつつ、構造物を切断することができる。また、つかみ装置20で構造物を把持しているので、切断した構造物をそのまま搬出することができる。
また、本実施形態の構造物の解体機10によれば、アーム13に対して切断装置30を旋回させる第3旋回装置43を更に備えるため、例えば、つかみ装置20で把持した横桁101と直交する縦桁102も切断することができる。これにより、横桁101と縦桁102の交差部分を1度に切断・搬出することができる。
また、本実施形態の構造物の解体機10によれば、建設機械を移動させることなく構造物の複数箇所を切断することができるので、解体効率を高めることができる。また、切断・搬出作業を1つの建設機械で行うことができるので、解体効率を高めることができる。また、作業員が構造物に接近してクレーンの玉掛け作業などをする必要がないので、作業員が容易に立ち入ることのできない構造物も容易に解体することができる。
なお、本実施形態の第1変形例として、上記第3旋回装置43を設けなくてもよい。この場合、切断装置30の角度調整が不要である横桁101(図3及び図8参照)、縦桁102(図4参照)、及び斜め桁103(図5参照)の単体のみを切断・搬出可能である。
また、本実施形態の第2変形例として、鉄骨を切断する上記切断装置30の代わりに鉄筋コンクリートを破砕・切断する切断装置を取り付けてもよい。これにより、鉄筋コンクリート製の桁であったとしても切断・搬出することができる。また、この場合、図13に示すように、煙突105の壁106もクレーンにより上方から解体することができる。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、移動装置40、第1旋回装置41、第2旋回装置42、及び第3旋回装置43は、油圧又は空気圧で駆動されているが、これに限定されず、電動モータで駆動されてもよい。
10 解体機
11 ブラケット
12 旋回支持部
13 アーム
20 つかみ装置
30 切断装置
40 移動装置
41 第1旋回装置
42 第2旋回装置
43 第3旋回装置
60 油圧ショベル(建設機械)
61 作業アーム
70 クレーン(建設機械)
71 フック
80 基台
90 回転装置

Claims (6)

  1. 建設機械に取り付けられるブラケットと、
    ブラケットから延びる円筒形状の旋回支持部と、
    前記旋回支持部に対して旋回可能に設けられるアームと、
    前記旋回支持部の端部に設けられ、構造物を保持するつかみ装置と、
    前記アームの端部に設けられ、前記構造物を切断する切断装置と、
    前記切断装置を前記アームの長手方向と直交する方向に進退させる移動装置と、
    前記旋回支持部に対して前記アームを旋回させる第1旋回装置と、
    前記旋回支持部に対して前記つかみ装置を旋回させる第2旋回装置と、を備えることを特徴とする構造物の解体機。
  2. 前記アームに対して前記切断装置を旋回させる第3旋回装置を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の構造物の解体機。
  3. 前記建設機械が油圧ショベルであり、
    前記油圧ショベルの作業アームに取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の構造物の解体機。
  4. 前記建設機械がクレーンであり、
    前記クレーンに吊り下げられることを特徴とする請求項1又は2に記載の構造物の解体機。
  5. 前記建設機械がクレーンであり、
    前記クレーンに吊り下げられる基台に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の構造物の解体機。
  6. 前記基台に対して回転可能に取り付けられることを特徴とする請求項5に記載の構造物の解体機。
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