JP2013192280A - 信号処理方法及び信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転座標系に座標変換を行ってから所定の処理を行った後に静止座標系に逆変換を行う信号処理の解析及び最適設計の容易化を図る。
【解決手段】静止座標系の入力信号u1(t),u2(t)を回転座標系の信号ud(t),uq(t)に変換し、当該回転座標系で所定の信号処理をした後、静止座標系に逆変換して出力信号y1(t),y2(t)を生成する信号処理を、その信号処理と等価な下記の状態微分方程式で与え、その状態微分方程式の演算により入力信号に対する出力信号を算出する。
Figure 2013192280

但し、A,B,C,Dは回転座標系での信号処理の伝達関数K(s)の状態微分方程式の係数。
【選択図】図1

Description

本発明は、パワーエレクトロニクスのフィードバック制御で一般的に行われる、静止座標系の信号を回転座標系の信号に変換し、所定の信号処理をした後、静止座標系の信号に逆変換して制御値を生成する信号処理方法及びその信号処理方法を適用した信号処理装置に関する。
例えば、三相交流モータの出力電圧の制御では、特開2004−312931号公報に示されるように、三相交流モータの実電流(iu,iv,iw)を検出し、その検出値を当該三相交流モータの角速度ωで回転する回転座標系の二相信号(id,iq)に三相−二相変換した後、所定の信号処理を行って回転座標系における電圧指令値(vd *,vq *)を生成し、更にその電圧指令値(vd *,vq *)を静止座標系の三相電圧指令値(vu *,vv *,vw *)に二相−三相変換して三相交流モータの駆動制御部(インバータ)にフィードバックする制御が行われている。
図6は、同公報に示される三相交流モータのフィードバック制御の基本構成を示すブロック図である。同図に示す三相交流モータのフィードバック制御は、電流モード制御によって三相交流モータに供給する交流電圧を制御する構成である。
同図に示すフィードバック制御系では、回転角センサ103でモータ105の回転角θを検出し、三相電流検出器104でモータ105に供給される実電流(iu,iv,iw)を検出し、両検出値を制御部101にフィードバックして制御部101内の回転角検出部101bで回転角θを算出するとともに、三相−二相変換部101aで実電流(iu,iv,iw)を回転角θで回転するdq座標系の二相電流(id,iq)に変換している。また、制御部101内では、トルク指令に基づき目標電流設定部101cでd軸成分とq軸成分の目標電流値id *,iq *を設定し、電圧指令値生成部101dで目標電流値(id *,iq *)と二相電流(id,iq)との偏差ed(=id *−id),eq(=iq *−iq)を算出した後、その算出値ed,eqを用いてd軸成分とq軸成分の目標電圧値vd *,vq *を設定している。そして、目標電圧値vd *,vq *を二相−三相変換部101eで静止座標系の三相目標電圧値(vu *,vv *,vw *)に変換した後、PWM信号生成部101fで、例えば、三角波比較法により各相のPWM信号を生成し、インバータ102に制御信号として入力している。
制御部101でディジタル演算によって行われるdq座標系上の偏差(ed,eq)に対する信号処理の伝達関数をG(s)とすると、制御部101で行われるディジタル演算の処理内容は、図7に示すように、uvw/αβ変換部201、αβ/dq変換部202、信号処理部203、dq/αβ変換部204及びαβ/uvw変換部205の処理ブロックで表わすことができる。
uvw/αβ変換部201は、対称三相交流信号(iu,iv,iw)をそれと等価な二相交流信号(iα,iβ)に変換するブロックである。この変換処理は、
Figure 2013192280
の演算を行う処理である。
αβ/dq変換部202は二相交流信号(iα,iβ)を対称三相交流信号(iu,iv,iw)の回転角θで回転するdq座標系のd軸成分idとq軸成分iqに変換するブロックである。この変換処理は、
Figure 2013192280
の演算を行う処理である。
信号処理部203は、目標電流値(id *,iq *)と二相電流(id,iq)との偏差(ed,eq)を算出した後、その偏差(ed,eq)を入力として伝達関数G(s)の出力(vd *,vq *)(目標電圧値)を演算するブロックである。この演算処理は、
Figure 2013192280
の演算を行う処理である。
dq/αβ変換部204は、信号処理部203の出力(vd *,vq *)を静止座標系の二相交流信号(vα*,vβ*)に変換するブロックである。この変換処理は、
Figure 2013192280
の演算を行う処理である。
αβ/uvw変換部205は、静止座標系の二相交流信号(vα*,vβ*)をそれと等価な対称三相交流信号(vu *,vv *,vw *)(目標三相電圧信号)に変換するブロックである。この変換処理は、
Figure 2013192280
の演算を行う処理である。
特開2004−312931号公報
図7では信号処理部203で偏差(ed,eq)を算出し、その偏差(ed,eq)に伝達関数G(s)の処理をしているが、図7の信号処理は、dq座標系における偏差(ed,eq)をαβ座標系における偏差eα(=iα*−iα),eβ(=iβ*−iβ)に変更した信号処理と等価であるから、その等価な信号処理内容で制御部101におけるαβ/dq変換部202からdq/αβ変換部204までのディジタル演算を纏めると、
Figure 2013192280
で表わすことができる。
なお、静止座標系の二相交流信号を回転角θで回転する回転座標系のdq軸成分の信号に変換する変換行例[L]と回転座標系のdq軸成分を静止座標系の二相交流信号に逆変換する逆変換行例[R]との間には、[L][R]=[I](単位行列)の関係があるから、逆変換行例[R]は変換行列[L]の逆行列[L]-1である。従って、以下では、逆変換行例[R]を[L]-1で表記する。
(x6)式によれば、従来の三相交流モータのフィードバック制御系は、入力の行列[e]=[eα,eβ]Tと出力の行列[v]=[vα*,vβ*Tの間に行列[L],[G],[L]-1の行列積を含む制御システムと考えることができる。行列[L],[L]-1には回転角θ(t)の三角関数の要素が含まれるから、行列[L],[G],[L]-1の行列積の処理ブロックは時間的に変化する処理ブロックである。
従来の三相交流モータの制御部101は、伝達関数行列[G]の処理ブロックの前後に逆変換行列[L]-1と変換行列[L]の処理ブロックが分離されて存在するので、制御部101の全体的な制御特性を解析することが難しく、制御部101の最適設計をするのに大変な労力を要するという問題がある。
図6では電圧指令値生成部101d内の偏差(ed,eq)に対する処理内容については示していないが、一般に偏差(ed,eq)に対してPI補償制御と非干渉制御の演算処理が行われ、これらの制御のパラメータ設定が制御部101の制御特性に大きく影響するので、これらのパラメータの最適設計が必要となる。
(x6)式の行列積[L]-1[G][L]の部分を線形時変の状態微分方程式で表される数理モデルで扱えることができれば、線形制御理論を用いて制御部101の制御特性の解析を容易に行うことができ、制御部101内のパラメータの最適設計の労力を大幅に低減できると考えられるが、従来の制御部101におけるディジタル演算処理では変換行列[L]と逆変換行列[L]-1の非線形の時変処理ブロックが存在するため、線形制御理論を用いて制御系を解析したり、最適設計したりすることができなかった。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、静止座標系の交流信号を回転座標系の直流信号に変換して所定の処理を行った後、再び静止座標系の交流信号に逆変換する信号処理をそれと等価な線形時変の状態微分方程式で信号処理を行う信号処理方法とその信号処理方法を用いた信号処理装置を提供することをその目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面によって提供される信号処理方法は、静止座標系で定義された入力信号を回転座標系の信号に変換し、当該回転座標系で所定の信号処理をした後、前記静止座標系に逆変換して出力信号を生成する処理と等価な信号処理を行う信号処理方法であって、前記回転座標系における所定の信号処理を記述した状態微分方程式の係数行列を[A]、[B]、[C]、[D]、前記回転座標系の回転角θ(t)の時間微分値をθ(t)’、前記入力信号の列ベクトルを[u(t)]、前記出力信号の列ベクトルを[y(t)]とすると、前記入力信号に対して、
Figure 2013192280
で記述される状態微分方程式(a1),(a2)の演算により前記出力信号を生成すること特徴とする(請求項1)。
請求項1に記載の信号処理方法において、前記回転座標系が固定の角速度ωoで回転する場合、前記状態方程式は、
Figure 2013192280
である(請求項2)。
本発明の第2の側面によって提供される信号処理装置は、静止座標系で定義された入力信号を回転座標系の信号に変換し、当該回転座標系で所定の信号処理をした後、前記静止座標系に逆変換して出力信号を生成する処理と等価な信号処理を行う信号処理装置であって、前記回転座標系における所定の信号処理を記述した状態微分方程式の係数行列を[A]、[B]、[C]、[D]、前記回転座標系の回転角θ(t)の時間微分値をθ(t)′、前記入力信号の列ベクトルを[u(t)]、前記出力信号の列ベクトルを[y(t)]とすると、前記入力信号に対して、
Figure 2013192280
で記述される状態微分方程式(a1),(a2)の演算により前記出力信号を演算する演算手段を備えたこと特徴とする(請求項3)。
請求項3に記載の信号処理装置において、前記回転座標系が固定の角速度ωoで回転する場合、前記状態方程式は、
Figure 2013192280
である(請求項4)。
本発明によれば、静止座標系で定義された入力信号を回転座標系の信号に変換し、当該回転座標系で所定の信号処理をした後、前記静止座標系に逆変換して出力信号を生成する処理を、その処理と等価な状態微分方程式(a1),(a2)で記述される数理モデルによって表現し、その数理モデルの状態微分方程式(a1),(a2)の演算により入力信号に対する出力信号を算出するようにしたので、信号処理のブロックが簡素になるとともに、信号処理の内容の解析と最適設計を容易に行うことができる。
静止直交座標系で表わされる入力信号を所定の角速度で回転するdq座標系の信号に変換して所定の信号処理をした後、静止直交座標系に逆変換して出力する信号処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る信号処理方法による信号処理システムの構成を示すブロック図である。 (6)式に含まれる行列の対角成分の演算内容を表すブロック図である。 図6のフィードバック制御系に本発明に係る信号処理方法を適用した場合のブロック図である。 角速度が固定の場合の本発明に係る信号処理システムの構成を示すブロック図である。 三相交流モータのフィードバック制御の基本構成を示すブロック図である。 図6の制御部で行われるディジタル演算の内容を纏めたブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
図1(a)に示す信号処理システム1は、静止直交座標系を角速度ωで回転するベクトルAのα軸(水平軸)成分u1(t)=A・cos(ω・t)とβ軸(垂直軸)成分u2(t)=A・sin(ω・t)で表わされる入力信号u1(t),u2(t)を、角速度ωで回転するdq座標系(直交座標系)のd軸成分ud(t)とq軸成分uq(t)に変換した後、各軸の成分ud(t),uq(t)に伝達関数K(s)の信号処理を行い、その処理結果yd(t),yq(t)を静止直交座標系のα軸成分y1(t)とβ軸成分y2(t)に逆変換して出力するシステムである。
信号処理システム1内のαβ/dq変換ブロック1a,信号処理ブロック1b,dq/αβ変換ブロック1cは、それぞれ図7に示すαβ/dq変換部202、信号処理部203(偏差の演算を省略した構成)、dq/αβ変換部204に対応するブロックである。従って、αβ/dq変換ブロック1aは、上記した(x2)式の演算処理を行って入力信号u1(t),u2(t)をdq座標系のd軸成分ud(t)とq軸成分uq(t)に変換する。信号処理ブロック1bは、(x3)式の演算処理を行って出力信号のdq座標系におけるd軸成分yd(t)とq軸成分yd(t)を生成する。dq/αβ変換ブロック1cは、(x4)式の演算処理を行ってdq座標系における出力信号のd軸成分yd(t)及びq軸成分yq(t)を静止直交座標系のα軸成分y1(t)とβ軸成分y2(t)に逆変換して出力する。
従って、図1(a)に示す信号処理システム1は、同図(b)のように表すことができ、入力信号u1(t),u2(t)と出力信号y1(t),y2(t)の関係式は、
Figure 2013192280
で表わされる。
本発明に係る信号処理方法は、図1に示す信号処理システム1を、
[d(x(t))/dt]=[a][x(t)]+[b][u(t)] …(2a)
[y(t)]=[c][x(t)]+[d][u(t)] …(2b)
但し、[u(t)]:入力の行列 [u(t)]=[u1(t),u2(t)]T
[y(t)]:出力の行列 [y(t)]=[y1(t),y2(t)]T
[x(t)]:状態変数の行列 d(x(t))/dt:状態変数の時間微分値
[a]:状態係数の行列 [b]:入力係数の行列
[c]:出力係数の行列 [d]:直達係数の行列
の状態微分方程式で表わされる、図2に示す信号処理システム2に置き換え、(2a)式及び(2b)式のディジタル演算によって入力[u(t)]に対する出力[y(t)]を求める信号処理を行う点に特徴を有する。
すなわち、αβ/dq変換ブロック1aの変換行列を[L]、信号処理ブロック1bの伝達関数の行列を[K]、dq/αβ変換ブロック1cの逆変換行列を[L]-1で表わすと、本発明に係る信号処理方法は、[L]-1[K][L]の行列積による信号処理システム1を状態変数の行列[x(t)]と係数の行列[a],[b],[c],[d]による状態微分方程式で表わされる数理モデルに変換し、その数理モデルによって入力[u(t)]に対する出力[y(t)]を求める方法である。
そこで、(1)式が(2a)式と(2b)式の状態微分方程式の形に変形されることについて説明する。
(1)式の変換行例[L]は、
Figure 2013192280
で表わすことができる。なお、行列[T]-1は、[T][T]-1=[I](単位行列)であるから、行列[T]の逆行列である。
また、逆変換行例[L]-1は、変換行列[L]の回転角θ(t)を「−θ(t)」に入れ替えたものであるから、
Figure 2013192280
で表わすことができる。
(3)式の右辺にexp(j・x)=cos(x)+j・sin(x)、exp(−j・x)=cos(x)−j・sin(x)、cos(x)=(exp(j・x)+exp(−j・x))/2、sin(x)=(exp(j・x)−exp(−j・x))/(2・j)のオイラーの公式を代入して計算すると、
Figure 2013192280
となるから、(3)式の成立を確認することができる。同様にして(4)式の成立も確認することができる。
(1)式の行列積の変換行列[L]と逆変換行列[L]-1に(3)式と(4)式を代入して逆変換行列[L]-1、伝達関数行列[K]及び変換行列[L]の行列積を整理すると、
Figure 2013192280
となる。
そして、(5)式を(1)式に代入すると、図1(b)に示す信号処理システム1の入力ベクトル[u(t)]=[u1(t),u2(t)]Tと出力ベクトル[y(t)]=[y1(t),y2(t)]Tの関係式は、
Figure 2013192280
となる。
(6)式の行列[T]と逆行列[T]-1で挟まれた行列における入力ベクトルを[uab(t)]=[ua(t),ub(t)]T、出力ベクトルを[yab(t)]=[ya(t),yb(t)]Tと表記すると、
a(t)=exp(−j・θ(t))・K(s)・exp(j・θ(t))・ua(t) …(7a)
b(t)=exp(j・θ(t))・K(s)・exp(−j・θ(t))・ub(t) …(7b)
であるから、(7a)式と(7b)式はそれぞれ図3(a)の信号処理システム3と図3(b)の信号処理システム3’を表している。
また、(6)式より、
[uab(t)]=[T]-1[u(t)] …(8a)
[y(t)]=[T][yab(t)] …(8b)
である。
図3(a)は、入力ua(t)にexp(j・θ(t))を乗算する処理を行う信号処理ブロック3aと、その演算結果に伝達関数K(s)で表わされる所定の信号処理の演算を行う処理ブロック3bと、その演算結果にexp(−j・θ(t))を乗算する処理を行う信号処理ブロック3cで構成される信号処理システムである。また、図3(b)は、図3(a)の信号処理ブロック3aと信号処理ブロック3cを入れ替えた信号処理システムである。
一入力一出力の線形時不変連続システムは、一般に、
[d(X(t))/dt]=[A]・[X(t)]+[B]・U(t)…(9a)
Y(t)=[C]・[X(t)]+D・U(t) …(9b)
但し、Y(t):出力 U(t):入力
[X(t)]:状態変数の行列 d(X(t))/dt:状態変数の時間微分値
[A]:状態係数の行列 [B]:入力係数の行列
[C]:出力係数の行列 D:直達係数
の状態微分方程式で表わされる。説明を簡単にするために、状態変数X(t)がスカラーの一次元システムで初期状態が零(零状態)の場合、(9a)式と(9b)式の出力Y(t)を与える解は、
Figure 2013192280
で与えられることが知られている。
図3(a)の信号処理ブロック3bが(10)式で表わされる入出力特性を有している場合、信号処理ブロック3bの入力をua(t)’、出力をya(t)’とすると、図3(a)の信号処理システム3の入出力関係は、
Figure 2013192280
で表わされる。
(11)式は、
Figure 2013192280
と定義すると、
ξ(t)’=exp(-A・t)・B・exp(j・θ(t))・ua(t) …(12a)
y(t)=exp(-j・θ(t))・C・exp(A・t)・ξ(t)+D・ua(t) …(12b)
但し、ξ(t)’=d(ξ(t))/dt
と表現することができる。
ここで、
M(t)=exp(A・t)・exp(−j・θ(t))
ζ(t)=M(t)・ξ(t)
の変数変換を行うと、(12a)式と(12b))式は、
ζ(t)’=M(t)’・ξ(t)+M(t)・ξ(t)’
=(A-j・θ(t)’)・exp(A・t)・exp(-j・θ(t))・ξ(t)+B・ua(t)
=(A-j・θ(t)’)・ζ(t)+B・ua(t) …(13a)
y(t)=C・ζ(t)+D・ua(t) …(13b)
但し、ζ(t)’=d(ζ(t))/dt、M(t)’=d(M(t))/dt、θ(t)’=d(θ(t))/dt、
と変形することができる。
すなわち、図3(a)に示す信号処理システム3は、ζ(t)を状態変数とし、(A−j・θ(t)’)、B、C、Dを係数とする状態微分方程式で表わされる数理モデルと考えることができる。一方、図3(b)に示す信号処理システム3’は、図3(a)の信号処理システム3の「θ(t)」を「−θ(t)」に入れ替えたものであるから、(13a)式と(13b)式の「−θ(t)’」を「+θ(t)’」に入れ替えることによって、
ζ(t)’=(A+j・θ(t)’)・ζ(t)+B・ua(t) …(14a)
y(t)=C・ζ(t)+D・ua(t) …(14b)
の状態微分方程式で表わされる数理モデルと考えることができる。
(13a)式、(13b)式、(14a)式及び(14b)式を行列式の形に整理すると、
Figure 2013192280
となる。
(15a)式と(15b)式は、(6)式の行列[T]と逆行列[T]-1で挟まれた行列積の処理内容を表す式であるから、両式を(6)式に入れて行列積の演算を行うと、以下に示すように、入力ベクトル[u(t)]と出力ベクトル[y(t)]との関係を示す状態微分方程式が得られる。
(15a)式及び(15b)式は、状態変数ベクトル[ζa(t),ζb(t)]Tを[ζab(t)]、状態変数の時間微分値のベクトル[ζa(t)',ζb(t)'Tを[ζab(t)']と表記し、(15a)式の状態変数ベクトル[ζab(t)]と入力ベクトル[uab(t)]の係数をそれぞれ[A’]、[b]と表記し、(15b)式の状態変数の時間微分値のベクトル[ζab(t)']と入力ベクトル[uab(t)]の係数をそれぞれ[c]、[d]と表記すると、
[ζab(t)']=[A’][ζa,b(t)]+[b][uab(t)] …(16a)
[yab(t)]=[c][ζab(t)]+[d][uab(t)] …(16b)
と表現される。
(16a)式は、(8a)式の[uab(t)]=[T]-1[u(t)]を代入すると、
[ζab(t)']=[A’][ζab(t)]+[b][T]-1[u(t)]…(17a)
となる。また、(16b)式は、(8b)式の[y(t)]=[T][yab(t)]を変形すると、[T]-1[y(t)]=[T]-1[T][yab(t)]=[yab(t)]であるから、この式と(8a)式を代入すると、
[T]-1[y(t)]=[c][ζab(t)]+[d][T]-1[u(t)]…(17b)
となる。
(17b)式は、両辺に左側から行列[T]を掛けると、
[y(t)]=[T][c][ζab(t)]+[T][d][T]-1[u(t)]
=[c][T][ζab(t)]+[d][T][T]-1[u(t)]
=[c][T][ζab(t)]+[d][u(t)]…(17c)
となる。
ここで、[x(t)]=[T][ζab(t)]の状態変数を定義すると、[ζab(t)]=[T]-1[x(t)]、[ζab(t)']=[T]-1[x(t)']より、(17a)式は、
[T]-1[x(t)']=[A’][T]-1[x(t)]+[b][T]-1[u(t)]
となるから、この式の両辺に左側から行列[T]を掛けると、
[x(t)']=[T][A’][T]-1[x(t)]+[T][b][T]-1[u(t)]
=[T][A’][T]-1[x(t)]+[b][T][T]-1[u(t)]
=[T][A’][T]-1[x(t)]+[b][u(t)]…(18a)
となる。また、(17c)式は、
[y(t)]=[c][x(t)]+[d][u(t)]…(18b)
となる。
(18a)式と(18b式)は、[x(t)]を状態変数とし、[T][A’][T]-1、[b]、[c]、[d]を係数行列とする状態微分方程式を表しているから、[T][A’][T]-1=[a]と定義すると、
[x(t)']=[a][x(t)]+[b][u(t)]…(19a)
[y(t)]=[c][x]+[d][u(t)] …(19b)
となり、上記した(2a)式及び(2b)式と同一の状態微分方程式が導出される。
なお、(19a)式及び(19b)式の係数行列[b],[c],[d]は、(16a)式及び(16b)式で定義したように、
Figure 2013192280
である。また、係数行列[a]は、
Figure 2013192280
である。
上記の説明では、伝達関数K(s)を状態微分方程式で表現した場合の係数行列[A],[B],[C],[D]をスカラーとして(2a)式及び(2b)式を導出したが、係数行列[A],[B],[C],[D]をベクトルとしても(2a)式及び(2b)式を導出できることは言うまでもない。
図2の信号処理システム2によれば、信号処理システム1の信号処理ブロック1bを状態微分方程式で表現した場合の係数行列[A],[B],[C],[D]が分かれば、これらの係数行列と回転角θ(t)の微分値θ(t)’とによって信号処理システム1全体の動的システムを表現する状態微分方程式を簡単に求めることができるので、図1(b)の信号処理システム1よりも図2の信号処理システム2によって信号処理ブロック1bの処理内容の解析や最適設計を容易に行うことができる。
図4は、図6のフィードバック制御系に信号処理システム2を適用した場合のブロック図である。図6と同一のブロックには同一の符号を付している。
図4に示す制御部101’は、図6の三相−二相変換部101aと二相−三相変換部101eをそれぞれuvw/αβ変換部5とαβ/uvw変換部8に置き換え、目標電流設定部101cをαβ座標系における目標電流iα*,iβ*を設定する目標電流設定部6に置き換え、電圧指令値生成部101dを本発明に係る信号処理方法による信号処理を行う信号処理部7で置き換えた構成である。
uvw/αβ変換部5とαβ/uvw変換部8は、それぞれ図7に示すuvw/αβ変換部201とαβ/uvw変換部205に相当するブロックである。従って、uvw/αβ変換部5は、三相電流検出器104で検出された実電流(iu,iv,iw)を(x1)式の演算を行って静止直交座標系のα軸成分iαとβ軸成分iβに変換する。また、αβ/uvw変換部8は、信号処理部7から出力される回転座標系の制御信号のα軸成分vα*とβ軸成分vβ*を(x5)式の演算を行って静止直交座標系の三相交流信号(vu *,vv *,vw *)に変換する。
また、信号処理部7には、信号処理部203内の伝達関数G(s)の信号処理を状態微分方程式で記述した場合の係数行列[A]、[B]、[C]、[D]と回転角検出部101bから入力される回転角θ(t)の微分値θ(t)’とによって与えられた(2a)式及び(2b)式の状態微分方程式が設定されている。信号処理部7は、目標電流設定部6から入力される目標電流値(iα*,iβ*)とuvw/αβ変換部5から入力される二相電流(iα,iβ)との偏差(eα,eβ)を算出し、その偏差(eα,eβ)を入力信号として当該微分状態方程式を演算することにより静止直交座標系の目標電圧(vα*,vβ*)を算出する。
この算出値(vα*,iβ*)は、αβ/uvw変換部8で静止座標系の三相交流信号(vu *,vv *,vw *)に変換された後、PWM信号生成部101gに入力され、PWM信号生成部101gでPWM信号が生成される。
図4に示すように、電圧指令値生成部101dが信号処理部7に置き換えられるので、構成が簡素になる。また、信号処理部7内の処理内容(すわなち、モータ105の制御内容)の解析や最適設計を容易に行えることが分かる。
図2の信号処理システム2によれば、特に、変換行列[L]の回転角θ=ω・tの角速度ωが固定値ω0になる場合は状態係数行列が([A]−j・ω0)(時不変)となり、図2の信号処理システム2は線形時不変システムとなるから、信号処理システム2を伝達関数の行列で表現することができる。例えば、系統連系インバータのフィードバック制御系では図1と同様の信号処理システムが設けられるが、この信号処理システムでは系統の周波数が50[Hz]又は60[Hz]に固定されているので、変換行列[L]の角速度ωは固定値ω0=2π×50[Hz]又は2π×60[Hz]となる。
系統連系インバータのフィードバック制御系に設けられる図1(b)の信号処理システムでは、(13a)式及び(13b)式と(14a)式及び(14b)式は、θ(t)’=ω0より、
ζa(t)’=(A−j・ω0)・ζa(t)+B・ua(t) …(20a)
a(t)=C・ζa(t)++D・ua(t) …(20b)
ζb(t)’=(A+j・ω0)・ζb(t)+B・ub(t) …(21a)
b(t)=C・ζb(t)++D・ub(t) …(21b)
で表わされる。
(20a)式及び(20b)式は、ζa(t)のラプラス変換をXa(s)、ya(t)のラプラス変換をYa(s)、ua(t)のラプラス変換をUa(s)、A’=A−j・ω0とすると、
sXa(s)=A’・Xa(s)+B・Ua(s)
a(s)=C・Xa(s)+D・Ua(s)
となり、伝達関数Fa(s)は、
a(s)=Ya(s)/Ua(s)=C・B/(s-A’)+D…(22)
で表わされる。
(22)式は、s’=s+j・ω0とおくと、s−A’=s’−Aより、
a(s’)=C・B/(s’-A)+D
となり、この伝達関数Fa(s’)は、信号処理ブロック1bの伝達関数K(s)のラプラス変数sをs’=s+j・ω0に変更したK(s+j・ω0)に相当している。(21a)式及び(21b)式は、(20a)式及び(20b)式で「ω0」を「−ω0」に変換したものであるから、(21a)式及び(21b)式から得られる伝達関数Fb(s’)は、伝達関数K(s+j・ω0)の「ω0」を「−ω0」に変換することによって得られ、K(s-j・ω0)となる。
従って、(6)式の「exp(-j・θ(t))・K(s)・exp(j・θ(t))」と「exp(j・θ(t))・K(s)・exp(-j・θ(t))」の対角成分をそれぞれ「K(s+j・ω0)」と「K(s-j・ω0)」に置き換えて行列積の演算をすると、系統連系インバータのフィードバック制御系に設けられる図1(b)の信号処理システムの入力信号u1(t),u2(t)と出力信号y1(t),y2(t)の関係式が、
Figure 2013192280
として得られる。
(23)式より、信号処理システム1の変換行列[L]の回転角θの角速度ωが固定値ω0である場合は、その信号処理システム1は、図5に示すように、(αβ/dq変換+伝達関数K(s)+dq/αβ変換)の処理が2×2の行列で表わされる信号処理システム4と等価になるから、信号処理システム1の処理内容の解析や最適設計をより容易に行うことができる。
例えば、系統連系インバータのフィードバック制御系のコントローラの構成として、dq座標系上で目標値に対する検出信号の偏差に対しPI補償を行って制御信号を生成する構成が良く用いられている。この場合のコントローラの伝達関数F(s)は、比例ゲインおよび積分ゲインをそれぞれKPおよびKIとすると、F(s)=KP+KI/sで表されるから、この伝達関数F(s)に、(23)式を適用すると、等価な信号処理システム4の伝達関数[F(s)]は、
Figure 2013192280
で表わされる。
従って、本発明に係る信号処理方法によれば、(24)式の伝達関数[F(s)]の各成分について、線形制御理論に基づいた設計を行うことによって比例ゲインKPと積分ゲインKIの最適値を容易に設計することができる。
上記の説明では信号処理方法として説明したが、従来の入力信号を一旦dq座標系の信号に変換して所定の信号処理をした後、逆dq変換を行って所望の出力信号を得る任意の信号処理に本発明に係る信号処理方法を適用すれば、本発明に係る信号処理装置を実現することができる。従って、例えば、アクティブフィルタや電動モータ、発電機、高周波電源、通信機器、画像処理装置、音響装置などの制御装置における図1の信号処理を行う部分に本発明に係る信号処理装置を組み込むことができる。
本発明に係る信号処理装置および信号処理方法は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る信号処理装置および信号処理方法の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
1,2,3 信号処理システム
1a dq変換ブロック
1b,3a,3b,3c 信号処理ブロック
1c 逆dq変換ブロック
4 線形時不変の信号処理システム
5 uvw/αβ変換部
6 目標電流設定部
7 信号処理部(演算手段,信号処理装置)
8 αβ/uvw変換部

Claims (4)

  1. 静止座標系で定義された入力信号を回転座標系の信号に変換し、当該回転座標系で所定の信号処理をした後、前記静止座標系に逆変換して出力信号を生成する処理と等価な信号処理を行う信号処理方法であって、前記回転座標系における所定の信号処理を記述した状態微分方程式の係数行列を[A]、[B]、[C]、[D]、前記回転座標系の回転角θ(t)の時間微分値をθ(t)’、前記入力信号の列ベクトルを[u(t)]、前記出力信号の列ベクトルを[y(t)]とすると、前記入力信号に対して、
    Figure 2013192280
    で記述される状態微分方程式の演算により前記出力信号を生成すること特徴とする信号処理方法。
  2. 前記回転座標系が固定の角速度ωoで回転する場合、前記状態方程式は、
    Figure 2013192280
    で表される、請求項1に記載の信号処理方法。
  3. 静止座標系で定義された入力信号を回転座標系の信号に変換し、当該回転座標系で所定の信号処理をした後、前記静止座標系に逆変換して出力信号を生成する処理と等価な信号処理を行う信号処理装置であって、前記回転座標系における所定の信号処理を記述した状態微分方程式の係数行列を[A]、[B]、[C]、[D]、前記回転座標系の回転角θ(t)の時間微分値をθ(t)’、前記入力信号の列ベクトルを[u(t)]、前記出力信号の列ベクトルを[y(t)]とすると、前記入力信号に対して、
    Figure 2013192280
    で記述される状態微分方程式の演算により前記出力信号を演算する演算手段を備えたこと特徴とする信号処理装置。
  4. 前記回転座標系が固定の角速度ωoで回転する場合、前記状態方程式は、
    Figure 2013192280
    で表される、請求項3に記載の信号処理装置。
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