JP2013191776A - 窒化物半導体素子 - Google Patents

窒化物半導体素子 Download PDF

Info

Publication number
JP2013191776A
JP2013191776A JP2012057872A JP2012057872A JP2013191776A JP 2013191776 A JP2013191776 A JP 2013191776A JP 2012057872 A JP2012057872 A JP 2012057872A JP 2012057872 A JP2012057872 A JP 2012057872A JP 2013191776 A JP2013191776 A JP 2013191776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
nitride semiconductor
semiconductor layer
type nitride
concentration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012057872A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5853779B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Okazaki
俊幸 岡▲崎▼
Junya Narita
准也 成田
Kazunori Sasakura
一憲 笹倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichia Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Nichia Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichia Chemical Industries Ltd filed Critical Nichia Chemical Industries Ltd
Priority to JP2012057872A priority Critical patent/JP5853779B2/ja
Publication of JP2013191776A publication Critical patent/JP2013191776A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5853779B2 publication Critical patent/JP5853779B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Led Devices (AREA)

Abstract

【課題】サイリスタの発生を抑制することができる窒化物半導体素子を提供する。
【解決手段】基板1と、基板1上に積層されたn型窒化物半導体層2及びp型窒化物半導体層4と、を少なくとも備える窒化物半導体素子10であって、n型窒化物半導体層2は複数層で構成され、n型窒化物半導体層2を構成する各層中の炭素濃度が1.20×1018atoms/cm以下であることを特徴とする。また、n型窒化物半導体層2は、nキャリアドープ層とnキャリアドープレス層とからなる多層構造を備えるものであることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、窒化物半導体を積層した窒化物半導体素子に関する。
窒化物半導体は、一般に、発光ダイオード(LED)やレーザダイオード(LD)等の発光素子、太陽電池や光センサ等の受光素子、トランジスタやパワーデバイス等の電子デバイスに用いられる。特に、窒化物半導体を用いた発光ダイオードは、バックライト等に用いる各種光源、照明、信号機、大型ディスプレイ等に幅広く利用されている。
窒化物半導体を用いた窒化物半導体素子は、基本的に、基板上にn型窒化物半導体層、p型窒化物半導体層が積層され、n型、p型のそれぞれの窒化物半導体層に電気的に接続するn側電極、p側電極が形成された構造である。
このような窒化物半導体素子として、例えば特許文献1には、基板上にアンドープの第1の窒化物半導体層と、カーボン、又はカーボンとn型不純物とを含有するn導電型の第2の窒化物半導体層とを少なくとも積層し、第2の窒化物半導体層にn電極が形成され、p側コンタクト層にp電極が形成された窒化物半導体発光素子が開示されている。
特開平11−307812号公報
しかしながら、従来の技術においては、以下に述べる問題がある。
窒化物半導体素子においては、程度の差はあるものの、半導体層中に炭素等の不純物を含んでいる。半導体層中の炭素が過剰であると、発光素子に不要な特性であるサイリスタ特性(PNPN接合のサイリスタ)が生じてしまうことがある。サイリスタ特性とは、印加電流の増加に反して電圧が降下する特性である。このサイリスタ特性は、簡単な表示用LEDでは特に問題にならない特性であるが、その他の製品によっては、微小電流では非発光となってしまう問題があり、また高速で点滅させるような応用製品等では発光速度の遅れが問題となる。このような不良を検査工程において検出する必要があるが、この検査のために長時間を要するため、製造効率を悪化させることになる。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、サイリスタの発生を抑制することができる窒化物半導体素子を提供することを課題とする。
すなわち本発明に係る窒化物半導体素子は、基板と、前記基板上に積層されたn型窒化物半導体層及びp型窒化物半導体層と、を少なくとも備える窒化物半導体素子であって、前記n型窒化物半導体層は複数層で構成され、前記n型窒化物半導体層を構成する各層中の炭素濃度が1.20×1018atoms/cm以下であることを特徴とする。
このような構成によれば、n型窒化物半導体層の各層中の炭素濃度を抑制することで、層を構成する結晶内に取り込まれた炭素原子が他の原子サイトに置換されにくく、ホールの生成が抑制される。これにより、半導体層のn型が弱くならず、n型窒化物半導体層中におけるp型半導体層の発生が抑制される。
前記n型窒化物半導体層は、nキャリアドープ層とnキャリアドープレス層とからなる多層構造を備えるものとすることができる。また、前記nキャリアドープ層のドーピング材料としては、シリコンもしくは酸素を用いることができる。
このような構成によれば、nキャリアドープ層にシリコンを含むことで、層を構成する結晶内に取り込まれた炭素原子が他の原子サイトにさらに置換されにくく、ホールの生成がさらに抑制される。
また、nキャリアドープ層に酸素を含むことで、n型にするために、扱いが不便なガスであるシランガス(SiH)を使わなくてよい。
前記nキャリアドープ層における、nキャリア濃度と炭素濃度との比率(nキャリア濃度/炭素濃度)が0.3以上であることが好ましい。
このような構成によれば、層を構成する結晶内に取り込まれた炭素原子が他の原子サイトにさらに置換されにくく、ホールの生成がさらに抑制される。
また、前記nキャリアドープレス層の炭素濃度が1.20×1018atoms/cm以下であることとする。
このような構成によれば、炭素以外の不純物をドーピングしないnキャリアドープレス層においても、炭素濃度を抑制することで、層を構成する結晶内に取り込まれた炭素原子が他の原子サイトに置換されにくく、ホールの生成が抑制される。これにより、半導体層のn型伝導が弱くならず、n型窒化物半導体層中にp型窒化物半導体層が発生しにくくなる。
本発明に係る窒化物半導体素子によれば、n型窒化物半導体層を構成する各層中の炭素濃度を抑制することで、n型窒化物半導体層中のp型半導体の発生が抑制される。これにより、PNPN接合が発生せず、高静電耐圧特性を維持したままサイリスタの発生を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る窒化物半導体素子の構造を説明する模式図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 本発明の実施形態に係る窒化物半導体素子における窒化物半導体層の構造を模式的に示す層の構成図である。 (a)、(b)は、n型窒化物半導体層の各層中の炭素の影響について説明する模式図である。 実施例で用いたn型窒化物半導体層の構造を模式的に示す層の構成図である。 実施例における、TMG(トリメチルガリウム)濃度と、炭素(C)濃度との関係を示すグラフである。 実施例における、各C濃度での印加電流(順電流(If))と順電圧(Vf)との関係を示すグラフである。 実施例における、C濃度と順電圧(Vf)との関係を示すグラフである。 実施例における、各成長時の温度での印加電流(順電流(If))と順電圧(Vf)との関係を示すグラフである。
以下、本発明に係る窒化物半導体素子の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については、原則として同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。
〔窒化物半導体素子〕
本発明の窒化物半導体素子は、基板と、前記基板上に積層されたn型窒化物半導体層及びp型窒化物半導体層と、を少なくとも備えるものである。具体的には、例えば、n型窒化物半導体層と、このn型窒化物半導体層に積層されたp型窒化物半導体層と、このp型窒化物半導体層上に形成された透光性電極と、この透光性電極上の一部の領域に形成されたp側パッド電極と、前記n型窒化物半導体層上に形成されたn側パッド電極と、を備える窒化物半導体素子が挙げられる。
本発明の窒化物半導体素子の構造の一例として、図1(a)、(b)に示す窒化物半導体素子10が挙げられる。以下、本発明の半導体素子の構造を、図1(a)、(b)に示す窒化物半導体素子10を例にして説明する。なお、窒化物半導体素子10において、細部の構造については図示を省略している。
本発明の実施形態に係る窒化物半導体素子10は発光素子であり、図1(b)に示すように、基板1上に、n型窒化物半導体層2と、活性層3と、p型窒化物半導体層4とを積層して備える。さらに窒化物半導体素子10は、n型窒化物半導体層2に電気的に接続するn側電極(n側パッド電極)7n、およびp型窒化物半導体層4に電気的に接続するp側電極5を、共に上面側に備え、また、絶縁性の保護層(保護膜)9を表面に備える。n側電極7nはパッド電極であり、p型窒化物半導体層4および活性層3の一部が除去されて露出したn型窒化物半導体層2の表面に直接に形成される。一方、p側電極5は、p型窒化物半導体層4の表面上のほぼ全面に形成された透光性電極6と、透光性電極6上の一部の領域に形成されたパッド電極(p側パッド電極)7pとからなる。保護層9は、n側電極7nおよびp側パッド電極7pの上面を除いた、窒化物半導体素子10の全表面を被覆する。なお、本明細書における「上」とは、基板に対して窒化物半導体層を備えた側を指し、図1(b)における上方向である。
(基板)
基板1は、窒化物半導体をエピタキシャル成長させることができる基板材料であればよく、大きさや厚さ等は特に限定されない。このような基板材料としては、C面、R面、A面のいずれかを主面とするサファイアやスピネル(MgA124)のような絶縁性基板、また炭化ケイ素(SiC)、ZnS、ZnO、Si、GaAs、ダイヤモンド、GaN、および窒化物半導体と格子接合するニオブ酸リチウム、ガリウム酸ネオジウム等の酸化物基板が挙げられる。
(n型窒化物半導体層、活性層、p型窒化物半導体層)
n型窒化物半導体層2、活性層3、およびp型窒化物半導体層4としては、特に限定されるものではないが、例えばInXAlYGa1-X-YN(0≦X、0≦Y、X+Y<1)等の窒化ガリウム系化合物半導体が好適に用いられる。n型窒化物半導体層2、活性層3、およびp型窒化物半導体層4(適宜まとめて窒化物半導体層2,3,4という)は、それぞれ単層構造でもよいが、組成および膜厚の異なる層の積層構造、超格子構造等であってもよい。特に発光層である活性層3は、量子効果が生ずる薄膜を積層した単一量子井戸または多重量子井戸構造であることが好ましく、さらに井戸層がInを含む窒化物半導体であることが好ましい。なお、基板1上に、任意に基板1との格子定数の不整合を緩和させるためのバッファ層等の下地層(図2参照)を介してn型窒化物半導体層2を形成してもよい。
通常、このような窒化物半導体層2,3,4は、それぞれがMIS接合、PIN接合、またはPN接合を有したホモ構造、ヘテロ構造、またはダブルへテロ構造等として構成されている。また、膜厚は特に限定されるものではなく、種々の膜厚で構成することができる。
図2に、窒化物半導体層の積層構造の一例として、本実施形態における窒化物半導体層の積層構造を示す。ここで、本発明の窒化物半導体素子におけるn型窒化物半導体層について具体的に説明する。
n型窒化物半導体層2の代表的な構造として、nキャリアドープ層とnキャリアドープレス層とからなる多層構造を備えるものが挙げられる。図2において、n型窒化物半導体層であるn−GaN層のうち、Si−doped GaN層がnキャリアドープ層であり、GaN層、AlN層がnキャリアドープレス層である。ただし、AlN層はnキャリアドープレス層に限定されるものではない。また、n−clad層も、n−GaN層からキャリアが通過するので、n型窒化物半導体層と考えることもできる。
なお、n型窒化物半導体層2は、キャリアドープ層とnキャリアドープレス層とからなる多層構造のみからなるものでもよく、その他の層を含むものであってもよい。
本発明において、nキャリアドープ層とは、意図的に不純物をドープする窒化物半導体層を指す。nキャリアドープ層としては、例えば、ドーピング材料として、シリコン(Si)もしくは酸素(O)を用いたものが挙げられる。なお、本発明においては、炭素はドーピングしない。すなわち、本発明において炭素は、不可避的に混入するものである。
後記するように、Siがドーピングされていることで、半導体層のn型伝導が弱くなりにくく、n型窒化物半導体層2中におけるP型半導体層の発生が抑制されやすくなる。
SiやO等の不純物をドーピングする方法や濃度の制御方法は一般的な方法でよく、例えばn型窒化物半導体層2の成膜時に流すガスにSiやO等を含有させ、このSiやO等の濃度を制御することにより行えばよい。
nキャリアドープ層の各膜厚は特に規定されるものではないが、例えば0.003μm〜10.000μmである。
本発明において、nキャリアドープレス層とは、意図的に不純物をドープしない窒化物半導体層を指し、例えば原料に含まれる不純物、反応装置内のコンタミネーション、意図的に不純物をドープした他の層からの意図しない拡散により不純物が混入した層及び微量なドーピングにより実質的にドープレスとみなせる層(例えば抵抗率3×10−1Ω・cm以上)も本発明ではドープレスと定義する。
nキャリアドープレス層の各膜厚は特に規定されるものではないが、例えば0.002μm〜2μmが好ましい。
また、n型窒化物半導体層2を構成する各層の積層数は複数層で構成されていればよく、例えば2層〜20層である。
ここで、本発明においては、n型窒化物半導体層2を構成する各層中の炭素濃度を1.20×1018atoms/cm以下に抑制する。ここで、炭素濃度の抑制は、前記のように、nキャリアドープ層とnキャリアドープレス層との積層構造の場合、1つの層において、1.20×1018atoms/cm以下に抑制するという意味である。
すなわち、図2においては、1つのnキャリアドープ層において、1.20×1018atoms/cm以下に抑制するとともに、1つのnキャリアドープレス層において、1.20×1018atoms/cm以下に抑制する。
n型窒化物半導体層2を構成する各層中の炭素濃度が1.20×1018atoms/cmを超えると、半導体層のn型が弱くなり、p型化を示すようになる。これにより、n型窒化物半導体層2中にp型半導体層が発生してしまう。その結果、PNPN接合が発生し、サイリスタが生じる。したがって、n型窒化物半導体層2を構成する各層中の炭素濃度は、1.20×1018atoms/cm以下に抑制する。好ましくは1.10×1018atoms/cm以下、より好ましくは1.00×1018atoms/cm以下、さらに好ましくは6.00×1017atoms/cm以下である。なお、炭素濃度は、測定の限界として、例えば4.69×1017atoms/cmが下限値であるが、さらに低いほど好ましく、0であってもよい。
また、前記nキャリアドープ層における、nキャリア濃度と炭素濃度との比率(nキャリア濃度/炭素濃度)が0.3以上であることが好ましい。
nキャリアドープ層におけるSiは、炭素の影響を低減させる作用がある。よって、nキャリアドープ層中に炭素が1.20×1018atoms/cm以下の範囲である程度含有されていても、Siが存在することで、半導体層のn型がより強くなりやすくなる。
nキャリア濃度と炭素濃度との比率(nキャリア濃度/炭素濃度)が0.3以上であれば、半導体層のn型がより強くなりやすい。したがって、nキャリアドープ層において、炭素以外の不純物は、ある程度含まれていることが好ましい。より好ましくは、0.4以上である。なお、好ましい上限値としては、100である。また、SiあるいはOの濃度としては、2.5×1017atoms/cm〜5.00×1019atoms/cmが好ましい。
ここで、図3(a)、(b)を参照してn型窒化物半導体層2の各層中の炭素の影響について説明する。図3(a)、(b)は、n−GaN層におけるGaN結晶構造において、Siを添加したn型不純物ドーピングを行った場合を示している。また、図3(a)は、通常のSi量をドーピングした場合、図3(b)は、通常より少ないSi量をドーピングした場合を示している。
図3(a)に示すように、結晶成長中に、結晶内に炭素原子が少量取り込まれると、結晶内に入った炭素原子はもともと原子が占めていない領域に取り込まれた状態(格子間原子)となる。一方、図3(b)に示すように、Siのド−ピング量が通常より少ない場合、結晶成長中に、結晶内に炭素原子が少量取り込まれると、取り込まれた炭素原子はNサイトに置換されホールを生成する。その結果、生成されるホールの総数が電子の総数を若干上回る事になり、本来n型伝導を示すはずが相対的に弱いp型伝導を示すようになる。なお、図3(b)のCに置換された部位は、置換前はNサイトである。
なお、このような原理により、各層中の炭素濃度が1.20×1018atoms/cmを超えると、Nサイトに置換される炭素原子が多くなり、n型窒化物半導体層2中にp型半導体層が発生しやすくなる。
また、nキャリアドープレス層の炭素濃度が1.20×1018atoms/cm以下とした場合には、炭素以外の不純物がドーピングされていないnキャリアドープレス層においても、炭素濃度を抑制することで、層を構成する結晶内に取り込まれた炭素原子が他の原子サイトに置換されにくく、ホールの生成が抑制される。これにより、半導体層のn型が弱くならず、n型窒化物半導体層中におけるp型半導体層の発生が抑制される。
n型窒化物半導体層2の各層中の炭素濃度は、n型窒化物半導体層2の成膜時における、n型窒化物半導体層2の原料となるトリメチルガリウム(TMG)の濃度や、n型窒化物半導体層2の成膜時の成長速度、成長温度を調整することにより1.20×1018以下に抑制する。なお、TMG濃度、成長速度、成長温度のいずれか1つの制御で、炭素濃度を前記の値に制御することが可能である。
n型窒化物半導体層2の各層中の各元素の測定は、例えば、二次イオン質量分析装置(AMETEK社製 SIMS4550)を用いて行えばよい。
(n側電極、p側電極)
n側電極7nはn型窒化物半導体層2に、p側電極5はp型窒化物半導体層4に、それぞれ電気的に接続して外部から電流を供給するものである。
p側電極5およびn側電極7nは、構造や接続位置等を特に限定されず、当該分野で公知のものを採用することができる。本実施形態に係る窒化物半導体素子10は、p型窒化物半導体層4の側に両電極5,7nを設け、かつ光の取出し側とする。そのため、図1に示すように、n側電極7nは、一部の領域においてp型窒化物半導体層4および活性層3を除去して露出させたn型窒化物半導体層2に、金属電極材料からなるパッド電極として接続される。一方、p側電極5は、p型窒化物半導体層4上の略全面に設けられた透光性電極6と、透光性電極6上のp側パッド電極7pとからなる。
(透光性電極)
p側電極5における透光性電極6は、導電性酸化物からなる。透光性電極として金属薄膜を用いることもできるが、導電性酸化物は金属薄膜に比べて透光性に優れるため、窒化物半導体素子10を発光効率の高い発光素子とすることができる。導電性酸化物としては、Zn,In,Sn,Mgからなる群から選択された少なくとも一種を含む酸化物、具体的にはZnO,In23,SnO2,ITOが挙げられる。特にITOは可視光(可視領域)において高い光透過性を有し、また導電率の比較的高い材料であることから好適に用いることができる。透光性電極6の形状は、一体の矩形等のp型窒化物半導体層4の平面視形状に合わせた形状でもよいが、例えば、格子状、メッシュ形状、ドット状、ストライプ形状、網目状等にパターン形成することで、光の取り出し効率を向上させてもよい。
(パッド電極)
本実施形態に係る窒化物半導体素子10において、n側パッド電極7nとp側パッド電極7pとは同じ積層構造であり、適宜まとめてパッド電極7と称する。
パッド電極7の構造としては特に限定されるものではなく、一般的なものであればよい。例えば、透光性電極6の上面に、Ti層、Rh層、W層、Au層の順に積層された構造(「Ti/Rh/W/Au」と記載する。以下同じ)が挙げられる。
Ti層は、n側パッド電極7nとn型窒化物半導体層2、および、p側パッド電極7pと透光性電極6との密着性を向上させる層である。Rh層は、パッド電極7に入射される光(特に、最下層を透過した光)を反射することによって、窒化物半導体素子10からの光取り出し効率を向上させるための層である。さらに、Rh層は、アニールすることによってRhが最下層に微量に拡散し、パッド電極7と透光性電極6とのオーミック接触をとり易くすることができる。
W層は、パッド電極7の剥離強度を向上させるための層である。W層の厚みは厚いほうがよいが、厚すぎると、製造時間と製造コストが増大する。一方、W層の厚みが薄すぎると応力によってW層が反ってしまう。よって、W層の厚みは、30nm〜100nmが好ましく、さらに好ましくは、50nmである。
Au層(ボンディング層)は、外部からワイヤやバンプを接続するために設けられ、パッド電極7の表面(最上面)を構成する。Au層は、ワイヤ等との密着性すなわちボンディング性に優れ、耐食性等にも優れたAuを適用する。また、Au層は、ボンディング性を保持するため、厚さを100nm以上とすることが好ましく、200nm以上がより好ましい。さらにまた、Au層は厚みが厚いとVfが低減するが、生産性上、1500nm以下とすることが好ましく、1000nm以下がより好ましい。
これらの各層は蒸着法、スパッタ法等の公知の方法によって成膜することができ、また連続的に形成して積層することが好ましい。また、パッド電極7(7n,7p)の平面視形状は特に限定するものではなく、リフトオフ法、フォトリソグラフィを用いたエッチング等により、所望の形状(例えば図1(a)参照)に形成することができる。なお、これらの各層の厚さは、例えば、スパッタリング装置による成膜条件により調整すればよい。
(保護層)
保護層9は、窒化物半導体素子10における窒化物半導体層2,3,4の露出した表面(上面および側壁)や透光性電極6の表面等を被覆して、窒化物半導体素子10の保護膜および帯電防止膜とするものである。具体的にはパッド電極7n,7pの上面の周縁部を除いた領域をボンディングのための領域(ボンディング部)とし、このボンディング部の領域を除いた全表面に保護層9が形成される。保護層9は透光性の絶縁膜であるSi,Ti,Ta等の酸化物からなり、蒸着法、スパッタ法等の公知の方法によって成膜することができる。また、その膜厚は特に限定するものではないが、100nm〜1000nmとすることが好ましい。
ここで、パッド電極7n,7pの最上面を構成するAuは、酸化物からなる保護層9との密着性に劣るため、保護層9がボンディング部の端から剥離する虞がある。これを防止するため、Au層の上面の周縁部(保護層9の直下の領域)に、密着層としてNi等の膜を形成することが好ましい。さらにNiで密着層を形成した場合、この密着層からNiがAu層のAuへ拡散するとボンディング性が低下するので、これを防止するために、密着層の下にバリア層を形成することが好ましい。バリア層は、W,Ru,Ir等で形成することができるが、特にパッド電極7のW層と同様に、Wを適用することが好ましい。バリア層、密着層のそれぞれの厚さは特に限定するものではないが、好適に作用するために、バリア層は20〜50nm、密着層は1〜20nmとすることが好ましい。なお、バリア層と密着層の2層(例えばW/Ni層)を適宜、下地層と称する。下地層も、パッド電極7n,7pを構成する金属膜と同様に、蒸着法、スパッタ法等の公知の方法によって成膜することができ、Au層から連続して、すなわち例えばTi層から連続して成膜することが好ましい。
〔半導体素子の製造方法〕
次に、本発明に係る半導体素子の製造方法の一例について、前記実施形態に係る窒化物半導体素子の製造方法を例にして説明する。
まず、サファイア基板を基板1として、MOCVD(有機金属気相成長法)反応装置を用いて、基板1上に、n型窒化物半導体層2を構成する各層を成長さる。次に、この上に活性層3を成長させた後、さらにp型窒化物半導体層4を構成する各層を成長させる。詳しくは、キャリアガスとして水素(H2)を供給し、成長させる層の組成に応じて原料ガスを切り替えて供給し、さらに600〜1450℃程度の内の所定の温度に切り替える。
ここで、n型窒化物半導体層2の成膜時において、TMG濃度、Si、O等の濃度、成長速度、成長温度等を制御することで、n型窒化物半導体層2の各層の炭素濃度を1.20×1018atoms/cm以下とするとともに、nキャリアドープ層中のSi、O等の元素を規定する。
そして窒化物半導体の各層を成長させた基板1(以下、ウェハという)を装置の処理室内にて窒素雰囲気で、600℃〜700℃程度のアニールを行って、p型窒化物半導体層4を低抵抗化する。
次に、n側電極(n側パッド電極)7nを接続するためのコンタクト領域として、n型窒化物半導体層2の一部を露出させる。そして、アニール後のウェハ上にフォトレジストにて所定の形状のマスクを形成して、反応性イオンエッチング(RIE)にて、p型窒化物半導体層4および活性層3、さらにn型窒化物半導体層2の一部を除去して、n型窒化物半導体層2の表面にn側コンタクト層を露出させる。そしてエッチングの後、レジストを除去する。なお、コンタクト領域と同時に、窒化物半導体素子10(チップ)の周縁部(スクライブ領域)をエッチングしてもよい。
その後、ウェハの全面に、透光性電極6としてITO膜をスパッタリング装置にて成膜する。そして、フォトレジストにて、ITO膜上にその下のp型窒化物半導体層4の平面視形状(図1(a)参照)に対応した形状のマスクを形成し、エッチングして、p型窒化物半導体層4上に透光性電極6を形成する。そしてエッチングを行なうが、この際、エッチングにより、透光性電極6におけるp側パッド電極7pが設けられる部位を除去し、その後、レジストを除去する。次に、窒素雰囲気で500℃程度のアニールを行って、透光性電極6(ITO膜)のp型窒化物半導体層4とのオーミック接触性、および前記コンタクト領域の露出させたn型窒化物半導体層2の、n側パッド電極7nへのオーミック接触性を、それぞれ向上させる。
次に、露出させたn型窒化物半導体層2上、および透光性電極6のそれぞれにおける所定領域を空けたマスクをフォトレジストにて形成し、このマスクの上から、スパッタリング装置にて、パッド電極7n,7pを構成するTi、Rh、W、Au、さらに下地層を構成するW,Niの計6層の金属膜をそれぞれ所定の膜厚ずつ連続的に成膜する。その後、レジストをその上の金属膜ごと除去すると、前記の所定領域にn側パッド電極7n、p側パッド電極7pが形成され(リフトオフ法)、またその上に、同じ平面視形状でW,Niの2層の膜が積層された状態となる。
次に、ITO膜のオーミック接触性を向上させるため、窒素雰囲気で、ウェハに熱処理(アニール)を施す。熱処理の温度は、280℃以上とすることが好ましい。一方、温度が高過ぎると、窒化物半導体層2,3,4が熱で劣化して、n型窒化物半導体層2およびp型窒化物半導体層4の方のオーミック接触性が低下し、さらに、窒化物半導体素子10の発光強度が低下する等の虞があるため、熱処理の温度は500℃以下とすることが好ましい。また、処理時間は、温度およびTi層等の厚さに応じて設定されるが、10〜20分間程度が好ましい。
その後、ウェハの全面に、保護層9としてSiO2膜をスパッタリング装置にて成膜する。すなわち、ボンディング部としてパッド電極7n,7p上のW,Niの膜上の所定領域を空けたマスクをフォトレジストにて形成し、SiO2膜をエッチングした後、レジストを除去する。残ったSiO2膜(保護層9)をマスクとしてNi,Wをエッチングして、ボンディング部にAu層を露出させる。
そして、ウェハをスクライブやダイシング等で分離して、1個の窒化物半導体素子10(チップ)となる。また、チップに分離する前に、ウェハの裏面から基板1を研削(バックグラインド)して所望の厚さとなるまで薄く加工してもよい。
以上の工程による本発明に係る半導体素子のパッド電極の製造方法は、前記の実施形態に係る窒化物半導体素子について、p側、n側のそれぞれにパッド電極を同時に形成することができるため、生産性が向上する。
以下実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明は下記実施例によって制限を受けるものではなく、本発明の趣旨に適合し得る範囲で適宜変更を加えて実施することも可能であり、それらは何れも本発明の技術的範囲に含まれる。
[第1実施例]
基板上に、MOCVD反応装置にて、図4に示す各層を構成するそれぞれの窒化物半導体を順次成長させて図4に示す構造のサンプルを作製した。
ここで、各サンプルにおいて、窒化物半導体の成長時の原料(トリメチルガリウム:TMG)濃度を変更した。なお、その他の温度、GaNのN源のNH流量等は一定である。なお、その他の温度としては、具体的にはn層形成時:1100〜1250℃程度、発光層(活性層)形成時:800〜900℃程度、p層形成時:800〜1000℃程度である。そして、各サンプルのSi−doped GaN層(300nm)における、TMG濃度とC濃度を、二次イオン質量分析装置(AMETEK社製 SIMS4550)を用いて測定した。
TMG濃度とC濃度の関係を図5に示す。図5に示すように、TMG濃度が高いほど、C濃度が上昇していることがわかる。これにより、TMG濃度によりC濃度を制御できることがわかる。
[第2実施例]
第1実施例と同一のサンプルを第1実施例と同様の方法で作製し、印加電流(順電流(If))を増加させたときの順電圧(Vf)を確認した。IfとVfの関係を図6、7に示す。なお、図7のY軸は、図6の矢印のラインのVf値をプロットしたものである(0.05mA時)。また、サイリスタ発生ラインは、図6のデータ、および図7の近似曲線から予測したものである。そして、近似曲線がこのラインとほぼ重複する箇所である、C濃度(atoms/cm)が「1.20E+18」では、サイリスタの発生が抑制できているといえる。
図6、7に示すように、C濃度とサイリスタ発生との間に相関が見られた。
すなわち、図6に示すように、C濃度(atoms/cm)が「1.20×1018」以下、つまり「1.20E+18」以下である、「8.50E+17」、「1.10E+18」のサンプルでは、印加電流の増加に伴い、電圧も上昇している。一方、「1.72E+18」、「1.92E+18」のサンプルでは、Ifが所定の値では、印加電流の増加に反して電圧が降下している。具体的には、「1.72E+18」では約0.05mA以上0.5mA以下、「1.92E+18」では約0.1mA以上となると、Ifの増加に伴い、Vfの値が小さくなっている。すなわち、「1.10E+18」まではサイリスタが発生せず、それ以上になると発生する可能性が出てくるということを示している。
また、図7に示すように、C濃度が「1.20E+18」以下であれば、サイリスタの発生が抑制できることがわかる。
[第3実施例]
基板上に、MOCVD反応装置にて、図4に示す各層を構成するそれぞれの窒化物半導体を順次成長させて図4に示す構造のサンプルを作製した。
ここで、各サンプルにおいて、窒化物半導体の成長時の温度を変更した。なお、その他の原料濃度、GaNのN源のNH流量等は一定である。なお、原料濃度としては、TMG 150〜200μmol/sec程度である。
これらのサンプルについて、印加電流(順電流(If))を増加させたときの順電圧(Vf)を確認した。IfとVfの関係を図8に示す。なお、図8において、「1130⇒1120℃」、「1130⇒1110℃」は、それぞれ、成長時に1130℃から1120℃まで温度を下げたもの、1130℃から1110℃まで温度を下げたものである。
図8に示すように、成長温度が低いほど、サイリスタ特性が強い傾向が見られた。すなわち、「1130℃」と「1130⇒1120℃」とでは、サイリスタ特性について大差はないが、「1130⇒1110℃」では、サイリスタ特性が悪化する傾向にあった。そして、C濃度の評価はしていないが、成長温度が低いほどC濃度が高いと思われる。
以上の結果から、TMG濃度や成長温度を制御することで、C濃度を制御できることがわかる。また、n型窒化半導体層を構成する各層中のC濃度を1.20×1018atoms/cm以下とすることで、サイリスタの発生を抑制できることがわかる。
以上、本発明について実施の形態および実施例を示して詳細に説明したが、本発明の趣旨は前記した内容に限定されることなく、その権利範囲は特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈しなければならない。なお、本発明の内容は、前記した記載に基づいて広く改変・変更等することが可能であることはいうまでもない。
例えば、窒化物半導体素子の構造は、前記説明したものに限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、適宜他の構造としてもよい。また、n型窒化物半導体層をはじめとする窒化物半導体層の構造は、前記説明したものに限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、適宜他の構造としてもよい。
例えば、窒化物半導体層を構成する層としては、AlGaNよりなるバッファ層、ドープレスGaN層、Siドープn型GaNよりなるn側コンタクト層、GaN層とInGaN層とを交互に積層させた超格子層、GaN層とInGaN層とを交互に積層させた多重量子井戸構造の活性層、MgドープAlGaN層とMgドープInGaN層とを交互に積層させた超格子層、MgドープGaNよりなるp側コンタクト層、等としてもよい。
本発明に係る窒化物半導体素子は、照明用光源、各種インジケーター用光源、車載用光源、ディスプレイ用光源、液晶のバックライト用光源、センサー用光源、信号機等、種々の発光装置に使用することができる。
10 窒化物半導体素子
1 基板
2 n型窒化物半導体層
3 活性層
4 p型窒化物半導体層
5 p側電極
6 透光性電極
7p p側パッド電極
7n n側電極(n側パッド電極)
7 パッド電極
9 保護層

Claims (5)

  1. 基板と、前記基板上に積層されたn型窒化物半導体層及びp型窒化物半導体層と、を少なくとも備える窒化物半導体素子であって、
    前記n型窒化物半導体層は複数層で構成され、前記n型窒化物半導体層を構成する各層中の炭素濃度が1.20×1018atoms/cm以下であることを特徴とする窒化物半導体素子。
  2. 前記n型窒化物半導体層は、nキャリアドープ層とnキャリアドープレス層とからなる多層構造を備えることを特徴とする請求項1に記載の窒化物半導体素子。
  3. 前記nキャリアドープ層のドーピング材料は、シリコンもしくは酸素であることを特徴とする請求項2に記載の窒化物半導体素子。
  4. 前記nキャリアドープ層における、nキャリア濃度と炭素濃度との比率(nキャリア濃度/炭素濃度)が0.3以上であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の窒化物半導体素子。
  5. 前記nキャリアドープレス層の炭素濃度が1.20×1018atoms/cm以下であることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の窒化物半導体素子。
JP2012057872A 2012-03-14 2012-03-14 窒化物半導体素子 Active JP5853779B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012057872A JP5853779B2 (ja) 2012-03-14 2012-03-14 窒化物半導体素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012057872A JP5853779B2 (ja) 2012-03-14 2012-03-14 窒化物半導体素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013191776A true JP2013191776A (ja) 2013-09-26
JP5853779B2 JP5853779B2 (ja) 2016-02-09

Family

ID=49391723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012057872A Active JP5853779B2 (ja) 2012-03-14 2012-03-14 窒化物半導体素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5853779B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08148718A (ja) * 1994-09-19 1996-06-07 Toshiba Corp 化合物半導体装置
JPH08316141A (ja) * 1995-05-18 1996-11-29 Showa Denko Kk 半導体素子
JP2000349337A (ja) * 1999-06-07 2000-12-15 Nichia Chem Ind Ltd 窒化物半導体素子
US20080258151A1 (en) * 2007-04-23 2008-10-23 Tae Yun Kim Light emitting device and method for manufacturing the same

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08148718A (ja) * 1994-09-19 1996-06-07 Toshiba Corp 化合物半導体装置
JPH08316141A (ja) * 1995-05-18 1996-11-29 Showa Denko Kk 半導体素子
JP2000349337A (ja) * 1999-06-07 2000-12-15 Nichia Chem Ind Ltd 窒化物半導体素子
US20080258151A1 (en) * 2007-04-23 2008-10-23 Tae Yun Kim Light emitting device and method for manufacturing the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP5853779B2 (ja) 2016-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9324908B2 (en) Nitride semiconductor light-emitting element
KR100730082B1 (ko) 질화물계 반도체 발광소자
JP4833383B2 (ja) 窒化物系半導体発光素子およびその製造方法
US7972952B2 (en) Compound semiconductor light-emitting device and method for manufacturing the same
TWI472055B (zh) 化合物半導體發光元件及其製造方法、化合物半導體發光元件用導電型透光性電極、燈、電子機器以及機械裝置
JP2007157853A (ja) 半導体発光素子およびその製造方法
JP6897287B2 (ja) 発光素子
US20130134475A1 (en) Semiconductor light emitting device
JP5232338B2 (ja) 窒化物系半導体素子およびその製造方法
US20070243414A1 (en) Positive Electrode Structure and Gallium Nitride-Based Compound Semiconductor Light-Emitting Device
US20220367749A1 (en) Semiconductor optical device and method of producing the same
JP5471485B2 (ja) 窒化物半導体素子および窒化物半導体素子のパッド電極の製造方法
US7982232B2 (en) Semiconductor light-emitting device, manufacturing method thereof, and lamp
JP5776021B2 (ja) 窒化物系半導体素子及び光源
KR102099440B1 (ko) 발광 소자의 제조 방법
KR20090076163A (ko) 질화물 반도체 발광소자 제조방법 및 이에 의해 제조된질화물 반도체 발광소자
WO2013066088A1 (ko) 투명 박막, 이를 포함하는 발광 소자와 이들의 제조 방법
US8124992B2 (en) Light-emitting device, manufacturing method thereof, and lamp
JP2012084667A (ja) 化合物半導体発光素子及びその製造方法、ランプ、電子機器並びに機械装置
KR100631970B1 (ko) 플립칩용 질화물 반도체 발광소자
JP5853779B2 (ja) 窒化物半導体素子
JP2006245555A (ja) 透光性電極
KR101919109B1 (ko) 자외선 발광 소자 및 자외선 발광 소자 패키지
JP5547279B2 (ja) 窒化物系半導体素子およびその製造方法
JPWO2011125301A1 (ja) 窒化物系半導体素子およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150826

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5853779

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250