JP2013191555A - 燃料電池ハイブリッドシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】リチウムイオン電池の寿命を延長することが可能な燃料電池ハイブリッドシステムを提供する。
【解決手段】電流を生成する燃料電池スタックと、二次電池と、前記燃料電池スタックと前記二次電池とを電気的に連結させるDC/DCコンバータと、前記DC/DCコンバータに電気的に連結され、前記DC/DCコンバータが前記燃料電池スタックから前記電流を受け、前記二次電池の最大充電電圧より低い電圧レベルで出力するようにし、前記二次電池の充電を制御する制御部とを含むことを特徴とする燃料電池ハイブリッドシステム。
【選択図】図1
【解決手段】電流を生成する燃料電池スタックと、二次電池と、前記燃料電池スタックと前記二次電池とを電気的に連結させるDC/DCコンバータと、前記DC/DCコンバータに電気的に連結され、前記DC/DCコンバータが前記燃料電池スタックから前記電流を受け、前記二次電池の最大充電電圧より低い電圧レベルで出力するようにし、前記二次電池の充電を制御する制御部とを含むことを特徴とする燃料電池ハイブリッドシステム。
【選択図】図1
Description
本発明は、燃料電池ハイブリッドシステムに関する。
鉛蓄電池、アルカリ蓄電池、リチウムイオン電池、ニッケル−水素電池、ニッケル−カドミウム電池など、多様な二次電池が用いられている。多様な二次電池のうち、リチウムイオン電池は、他の二次電池に比べて優れた強みを持っていて多用されている。リチウムイオン電池は、極めて軽量で、かつニッケル−カドミウム電池の2倍、鉛蓄電池の6倍程度の高エネルギー密度を有する。そして、リチウムイオン電池は、起電力が大きく、完全に放電されない状態でも充電が可能であり、自己放電による電力損失が極めて少ないという利点がある。
しかし、リチウムイオン電池は、充電のための最大電圧で充電される期間が長くなると、電解液の分解、過充電、リチウム電着(electrodeposition)などの副反応(side reaction)が深刻化し、リチウムイオン電池の寿命が低下する問題が発生する。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、リチウムイオン電池の寿命を延長することが可能な、新規かつ改良された燃料電池ハイブリッドシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、電流を生成する燃料電池スタックと、二次電池と、前記燃料電池スタックと前記二次電池とを電気的に連結させるDC/DCコンバータと、前記DC/DCコンバータに電気的に連結され、前記DC/DCコンバータが前記燃料電池スタックから前記電流を受け、前記二次電池の最大充電電圧より低い電圧レベルで出力するようにし、前記二次電池の充電を制御する制御部とを含むことを特徴とする燃料電池ハイブリッドシステムが提供される。
前記DC/DCコンバータは、前記燃料電池スタックおよび前記二次電池に電気的に連結されている第1分配抵抗と、前記第1分配抵抗および前記制御部に電気的に連結されている第2分配抵抗とを含み、前記制御部は、前記第1分配抵抗および前記第2分配抵抗の少なくともいずれか1つの抵抗値を変更し、前記二次電池に伝達される電圧レベルを調整してもよい。
前記制御部は、前記第1分配抵抗および前記第2分配抵抗の抵抗値を変更し、前記二次電池に伝達される電圧レベルを調整してもよい。
前記燃料電池スタック、前記DC/DCコンバータおよび前記制御部に電気的に連結され、前記燃料電池スタックから流れる電流を測定し、前記燃料電池スタックで生成される電流量を指示する電流量信号を前記制御部に伝達する電流測定部をさらに含んでもよい。
前記燃料電池スタックおよび前記二次電池の間に電気的に連結されている電力変換部と、前記制御部および前記電力変換部の間に電気的に連結されている第1増幅器と、前記第1増幅器および前記電力変換部の間に電気的に連結されている第2増幅器とをさらに含み、前記第1分配抵抗の一端は、前記電力変換部と前記二次電池との間に位置した第1ノードに連結されており、前記第1分配抵抗の他端は、前記第1増幅器の出力端と前記第2増幅器の入力端との間に位置した第2ノードに連結されており、前記第2分配抵抗の一端は、前記第2ノードに連結されており、前記第2分配抵抗の他端は、前記第1増幅器の出力端に連結されていてもよい。
前記DC/DCコンバータは、電力変換部を含み、前記電力変換部は、第1スイッチと、第2スイッチと、インダクタと、キャパシタとを含み、前記第1スイッチは、前記DC/DCコンバータに含まれたスイッチ制御部に連結されているゲートと、前記電流測定部に連結されている一端と、前記インダクタの一端に連結されている他端とを含み、前記第2スイッチは、前記スイッチ制御部に連結されているゲートと、前記第1スイッチの他端に連結されている一端と、前記燃料電池スタックの第1端子に連結されている他端とを含み、前記インダクタの他端は、前記キャパシタの一端に連結されており、前記キャパシタの他端は、前記燃料電池スタックの第2端子に連結されていてもよい。
前記スイッチ制御部は、前記電流量信号に基づき、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチのオンデューティ期間を変更してもよい。
前記制御部は、前記電流量信号によって指示される前記燃料電池スタックの性能に基づき、アナログ制御信号を前記DC/DCコンバータに伝達し、前記アナログ制御信号の受信により、前記DC/DCコンバータの電力変換効率が変更されてもよい。
前記スイッチ制御部は、前記アナログ制御信号に基づき、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチのオンデューティ期間を変更してもよい。
前記制御部は、前記アナログ制御信号の電圧値を変更し、前記二次電池の充電電圧を決定してもよい。
前記第1分配抵抗および前記第2分配抵抗の少なくともいずれか1つは、可変抵抗であってもよい。
前記第1分配抵抗および前記第2分配抵抗は、可変抵抗であってもよい。
前記二次電池は、リチウムイオン電池であってもよい。
前記二次電池の充電電圧は、4.0V以上から4.1V以下の範囲の電圧であってもよい。
前記二次電池は、携帯電話に用いられてもよい。
前記リチウムイオン電池は、高温環境で充電および放電されてもよい。
前記二次電池の充電電圧は、3.8V以上から4.0V以下の範囲の電圧であってもよい。
前記二次電池は、ナビゲーションシステムに用いられてもよい。
前記二次電池は、LFP(Lithium iron phosphate)二次電池であってもよい。
前記二次電池の充電電圧は、3.4V以上から3.6V以下の範囲の電圧であってもよい。
以上説明したように本発明によれば、繰り返しの充放電に伴う二次電池の容量減少率を低減し、二次電池の寿命を延長することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、様々な実施形態において、同一の構成を有する構成要素については同一の符号を用いて代表的に第1実施形態で説明し、その他の実施形態では第1実施形態と異なる構成についてのみ説明する。
明細書全体において、ある部分が他の部分に「連結」されているとする時、これは、「直接的に連結」されている場合のみならず、その中間に別の素子を挟んで「電気的に連結」されている場合も含む。また、ある部分がある構成要素を「含む」とする時、これは、特に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素をさらに包含できることを意味する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる燃料電池ハイブリッドシステムを示す。
図1を参照すれば、燃料電池ハイブリッドシステム100は、燃料電池スタック10と、電流測定部15と、DC/DCコンバータ20と、制御部30と、二次電池40とを含む。
燃料電池スタック10は、燃料貯蔵部(図示せず)から燃料が供給され、酸化剤供給部(図示せず)から酸化剤が供給され、電気エネルギーを生産する。燃料電池ハイブリッドシステム100に使用される燃料は、メタノール、エタノールまたは天然ガス、LPGなどのように液状または気体状態からなる炭化水素系燃料を通称する。そして、燃料電池ハイブリッドシステム100は、水素と反応する酸化剤として、別の貯蔵手段に貯蔵された酸素ガスを使用したり、空気を使用することができる。
燃料電池スタック10は、燃料貯蔵部(図示せず)から燃料が供給され、酸化剤供給部(図示せず)から酸化剤が供給され、電気エネルギーを生産する。燃料電池ハイブリッドシステム100に使用される燃料は、メタノール、エタノールまたは天然ガス、LPGなどのように液状または気体状態からなる炭化水素系燃料を通称する。そして、燃料電池ハイブリッドシステム100は、水素と反応する酸化剤として、別の貯蔵手段に貯蔵された酸素ガスを使用したり、空気を使用することができる。
燃料電池スタック10は、多様な方式によって電気エネルギーを生産することができる。例えば、高分子電解質型燃料電池(Polymer Electrode Membrane Fuel Cell;PEMFC)方式または直接酸化型燃料電池(Direct Oxidation Fuel Cell)方式が採用可能である。高分子電解質型燃料電池方式は、燃料を改質(reforming)して水素を発生させ、水素と酸素を電気化学的に反応させて電気エネルギーを発生させる方式である。直接酸化型燃料電池方式は、単位セルで液体または気体燃料と酸素の直接的な反応を通じて電気エネルギーを発生させる方式である。
電流測定部15は、燃料電池スタック10の第1端子に連結される。電流測定部15は、燃料電池スタック10から流れる電流を測定して電流量信号Cstackを生成する。電流量信号Cstackは、燃料電池スタック10で生成される電流量を指示する。電流測定部15は、電流量信号Cstackを制御部30に伝達する。
制御部30は、DC/DCコンバータ20が燃料電池スタック10から電流を受け、二次電池40の最大充電電圧より低い電圧レベルで出力するようにする。これにより、二次電池40の充電が制御される。制御部30は、アナログデジタル変換器(ADC)と、プロセッサ31と、デジタルアナログ変換器(DAC)とを含む。
アナログデジタル変換器(ADC)は、アナログ信号である燃料電池スタック10の電流量信号Cstackをデジタル信号に変換し、プロセッサ31に伝達する。電流量信号Cstackは、燃料電池スタック10から流れる電流量を示す。アナログデジタル変換器(ADC)は、電流量信号Cstackが示す電流量に対応するデジタル電流量信号を生成する。
プロセッサ31は、デジタル電流量信号を受信し、DC/DCコンバータ20の電力変換効率を調整するデジタル制御信号を生成する。プロセッサ31は、デジタル電流量信号に基づき、燃料電池スタック10の性能を評価することができる。プロセッサ31は、デジタル電流量信号が所定の閾値以上の場合、燃料電池スタックの性能が正常状態であると判断することができ、デジタル電流量信号が所定の閾値以下の場合、燃料電池スタックの性能が低下したと判断することができる。
デジタルアナログ変換器(DAC)は、デジタル制御信号をアナログ制御信号Vdacに変換する。アナログ制御信号Vdacは、DC/DCコンバータ20に伝達される。
DC/DCコンバータ20は、アナログ制御信号Vdacにより、燃料電池スタック10の出力電力の電力変換効率を調整する。そして、DC/DCコンバータ20は、燃料電池スタック10の出力電力を二次電池40に伝達する。
DC/DCコンバータ20は、電力変換部21と、第1増幅器Amp1と、第2増幅器Amp2と、第1分配抵抗R1と、第2分配抵抗R2と、スイッチ制御部22とを含む。
電力変換部21は、第1スイッチS1と、第2スイッチS2と、インダクタL1と、キャパシタC1とを含む。
第1スイッチS1は、スイッチ制御部22に連結されているゲートと、電流測定部15に連結されている一端と、インダクタL1の一端に連結されている他端とを含む。
第2スイッチS2は、スイッチ制御部22に連結されているゲートと、第1スイッチS1の他端に連結されている一端と、燃料電池スタック10の第2端子に連結される他端とを含む。
インダクタL1は、第1スイッチS1の他端に連結されている一端と、キャパシタC1の一端に連結されている他端とを含む。
キャパシタC1は、インダクタL1の他端に連結されている一端と、燃料電池スタック10の第2端子に連結されている他端とを含む。
電力変換部21は、第1スイッチS1および第2スイッチS2のスイッチング動作に応じて燃料電池スタック10の出力電力を変換し、第1ノードN1に伝達する。第1スイッチS1がターンオンされると、インダクタL1を介して第1ノードN1に伝達される電流量が増加し、第1ノードN1の電圧が高くなる。この時、インダクタL1にエネルギーが貯蔵され、第2スイッチS2はオフ状態である。
第1スイッチS1がターンオフされ、第2スイッチS2がターンオンされると、インダクタL1に貯蔵されたエネルギーによって発生する電流が第1ノードN1に伝達される。この期間の間、インダクタL1から第1ノードN1に伝達される電流量が減少し、第1ノードN1の電圧が減少する。
このように、第1スイッチS1および第2スイッチS2を交互にターンオンさせ、第1ノードN1に伝達される電流量および電圧を調整することができる。第1ノードN1に伝達される電流量および電圧は、第1スイッチS1および第2スイッチS2のオンデューティ(duty)期間によって決定される。
第1増幅器Amp1は、燃料電池スタック10のスタック電圧Vstackが入力される第1入力端(−)と、アナログ制御信号Vdacが入力される第2入力端(+)と、スタック電圧Vstackとアナログ制御信号Vdacとの電圧差が一定のゲインで増幅されて出力される出力端とを含む。スタック電圧Vstackは、燃料電池スタック10の測定電圧または予め定められた電圧であり得る。
第1分配抵抗R1は、第1ノードN1に連結される一端と、第2ノードN2に連結される他端とを含む。
第2分配抵抗R2は、第2ノードN2に連結される一端と、第1増幅器Amp1の出力端に連結される他端とを含む。
第1分配抵抗R1および第2分配抵抗R2の少なくともいずれか1つは、可変抵抗であり得る。この時、制御部30は、第1分配抵抗R1および第2分配抵抗R2の少なくともいずれか1つの抵抗値を変更し、DC/DCコンバータ20を介した燃料電池スタック10の出力電圧を調整することができる。
第1ノードN1の電圧と第1増幅器Amp1の出力電圧との電圧差に対応する電圧が、第1分配抵抗R1および第2分配抵抗R2に分配される。第2ノードN2の電圧は、第2増幅器Amp2の第1入力端(−)に伝達される。
第2増幅器Amp2は、第2ノードN2の電圧が入力される第1入力端(−)と、基準電圧Vrefが入力される第2入力端(+)と、入力された2つの信号の差が増幅されて出力される出力端とを含む。第2増幅器Amp2は、基準電圧Vrefと第2ノードN2の電圧との差を所定のゲインで増幅し、スイッチ制御部22に伝達する。
スイッチ制御部22は、第2増幅器Amp2の出力端に連結され、第2増幅器Amp2の出力信号により、第1スイッチS1および第2スイッチS2のオンデューティ期間を制御する。つまり、スイッチ制御部22は、電流量信号Cstackまたはアナログ制御信号Vdacに基づき、第1スイッチS1および第2スイッチS2のオンデューティ期間を変更するといえる。
二次電池40は、第1ノードN1に連結され、第1ノードN1に伝達される電流量および電圧で充電される。ここでは、二次電池40がリチウムイオン電池(Lithium ion battery)であると仮定する。
しかし、二次電池40には、リチウムイオン電池のみならず、リチウムポリマー電池(Lithium polymer battery)、ニッケル−カドミウム電池(Nickel−cadmium battery)、ニッケル−水素電池(Nickel metal hydride battery)、鉛蓄電池、アルカリ蓄電池など、多様な種類の二次電池が採用可能である。
最大容量確保のために、リチウムイオン電池は、定電流(Constant current)充電方式および定電圧(Constant voltage)充電方式によって充電される。定電流充電方式は、一定の電流量でバッテリを充電する方式である。定電圧充電方式は、一定の電圧でバッテリを充電する方式である。
リチウムイオン電池は、定電流充電方式によってSOC(State Of Charge)が80%となるまで充電される。定電流充電方式によって充電されることにより、リチウムイオン電池の電圧は次第に上昇する。リチウムイオン電池の電圧は次第に上昇し、SOCが80%となる時に最大充電電圧に達する。最大充電電圧とは、リチウムイオン電池をSOC100%に充電するための定格電圧を意味する。
リチウムイオン電池の電圧が最大充電電圧に達すると、リチウムイオン電池は、定電圧充電方式によってSOCが100%となるまで充電される。定電圧充電方式では、最大充電電圧を維持しながら電流量を徐々に減少させ、リチウムイオン電池のSOCが100%に合わされるようにする。
リチウムイオン電池が定電圧充電方式によって充電される区間では、リチウムイオン電池の電圧が最大充電電圧に維持される。定電圧充電方式によって最大充電電圧で充電される区間が長くなるほど、電解液の分解、過充電、リチウム電着(electrodeposition)などの副反応(side reaction)が深刻化し、リチウムイオン電池の寿命が低下する問題が発生する。
図2は、燃料電池ハイブリッドシステムにおいて、二次電池を充放電する一般的な方法を説明するためのグラフである。
図1および図2を参照すれば、燃料電池ハイブリッドシステム100は、燃料電池スタック10で生産された電力を負荷およびBOP(Balance of Plant)に供給する。燃料電池ハイブリッドシステム100は、負荷およびBOPに電力を供給する途中に、燃料電池スタック10の性能向上のために、エアディプリーション(air depletion)区間Dの間電力を生産しない。エアディプリーション区間Dは、略10分の間隔で20秒間維持される。エアディプリーション区間Dの間、二次電池40が負荷およびBOPに対応して放電する。
そして、二次電池40は、エアディプリーション区間以外の残りの区間、つまり、略10分間の充電区間Cの間、燃料電池スタック10で生産される電力で充電される。
二次電池40のSOC(State Of Charge)は、エアディプリーション区間Dの間の放電によって略90%に低下すると仮定する。もちろん、エアディプリーション区間Dの間、二次電池40の放電量は、負荷およびBOPに供給される電力量によって決定される。
そして、二次電池40は、充電区間Cの間、定電圧方式によって最大充電電圧で充電され、二次電池40のSOCが100%に達する。二次電池40の充電区間Cは、エアディプリーション区間Dに比べて相対的に長い時間である。
このように、燃料電池ハイブリッドシステム100において、二次電池40が長時間の間最大充電電圧で充電される過程が繰り返される。リチウムイオン電池の二次電池40が長時間の間最大充電電圧で充電されることにより、電解液の分解、過充電、リチウム電着(electrodeposition)などの副反応(side reaction)が深刻化し得る。これにより、二次電池40の寿命が低下することがある。
図3は、本発明の一実施形態にかかる燃料電池ハイブリッドシステムにおいて、二次電池を充放電する方法を説明するためのグラフである。
図1および図3を参照すれば、燃料電池ハイブリッドシステム100において、二次電池40は、充電区間Cの間に燃料電池スタック10で生産される電力で充電され、エアディプリーション区間Dの間に負荷およびBOPに対応して放電する。
燃料電池ハイブリッドシステム100のDC/DCコンバータ20は、燃料電池スタック10の出力電力を二次電池40の最大充電電圧より所定レベル低い電圧に変換する。最大充電電圧とは、二次電池をSOC100%に充電するための定格電圧を意味する。
これにより、二次電池40は、充電区間Cの間に最大充電電圧より低い電圧で充電される。
燃料電池ハイブリッドシステム100において、二次電池40を最大充電電圧より所定レベル低い充電電圧で充電する場合、充電区間Cの間、二次電池40は、SOC100%より低いSOCK%に充電される。つまり、二次電池40が、定電圧方式によって充電されても、最大充電電圧より低い充電電圧で充電されるため、二次電池40のSOCは100%に達しない。
例えば、二次電池40の最大充電電圧が4.2Vとする時、DC/DCコンバータ20は、燃料電池スタック10の出力電力を4.1Vの電圧に変換し、二次電池40を充電させることができる。最大充電電圧が4.2Vの二次電池40を4.1Vの電圧で充電すると、二次電池40は略SOC90%程度に充電される。
このように、燃料電池ハイブリッドシステム100は、充電区間Cの間、二次電池40を最大充電電圧より所定レベル低い充電電圧で充電し、二次電池40を第1SOCK%に充電する。そして、燃料電池ハイブリッドシステム100は、エアディプリーション区間Dの間に二次電池40を第2SOCK’%に放電する。
第1SOCは、二次電池40の充電電圧、つまり、最大充電電圧より所定レベル低い充電電圧の電圧値によって決定される。第2SOCは、エアディプリーション区間Dの間に負荷およびBOPに供給される電力量によって決定される。
二次電池40の使用可能容量は、充放電が繰り返されることによって次第に減少する。二次電池40を最大充電電圧で基準サイクルまで充放電する場合、二次電池40の使用可能容量は急速に減少するのに対し、二次電池40を最大充電電圧より低い充電電圧で基準サイクルまで充放電する場合、二次電池40の使用可能容量は徐々に減少する。
二次電池40を最大充電電圧より所定レベル低い充電電圧で基準サイクルまで充放電する場合、充電電圧の電圧値に応じて基準サイクルでの二次電池40の使用可能容量が異なる。基準サイクルは、燃料電池ハイブリッドシステム100の性能を満足できる二次電池40の充放電可能な最小サイクルを意味する。
例えば、燃料電池ハイブリッドシステム100において、二次電池40は、1000回以上充放電可能でなければならず、この時、二次電池40の基準サイクルは1000サイクルと定められる。
燃料電池ハイブリッドシステム100において、二次電池40の使用可能容量は、二次電池40の最初の設計容量の50%以上であることが好ましい。したがって、最初の0サイクルだけでなく、二次電池40を基準サイクルまで充放電した時にも、二次電池40の使用可能容量は設計容量の50%以上でなければならない。
したがって、二次電池40の充電電圧は、最大充電電圧より所定レベル低い充電電圧中において二次電池40を基準サイクルまで充放電した時、二次電池40の使用可能容量が設計容量の50%以上の電圧に決定できる。
基準サイクルで二次電池40の使用可能容量を設計容量の50%以上に満足させる最大充電電圧より低い充電電圧は、最大充電電圧の略98%〜92%の範囲の電圧である。つまり、充電電圧は、最大充電電圧より略2%〜8%低い電圧である。
あるいは、二次電池40の充電電圧は、最大充電電圧より所定レベル低い充電電圧中において二次電池40を基準サイクルまで充放電した時、二次電池40の使用可能容量が最大の電圧に決定できる。
二次電池40の充電電圧は実験的に決定可能である。二次電池40の充電電圧を決定する実験例については、図4ないし図6で説明する。
前述のように、二次電池40が最大充電電圧より所定レベル低い充電電圧で充電されるようにすることで、二次電池40が長時間の間最大充電電圧で充電されることによって発生する副反応により、二次電池40の寿命が低下する問題を解決することができる。
燃料電池ハイブリッドシステム100において、二次電池40を充電区間Cの間に最大充電電圧より低い電圧で充電するためには、DC/DCコンバータ20の出力電圧が二次電池40の最大充電電圧より低い電圧で出力されるようにしなければならない。
DC/DCコンバータ20の出力電圧が二次電池40の最大充電電圧より低い電圧で出力されるようにする方法には、第1分配抵抗R1および第2分配抵抗R2の抵抗値を変更する第1方法と、制御部30でアナログ制御信号Vdacの電圧値を変更する第2方法とがある。
まず、第1分配抵抗R1および第2分配抵抗R2の抵抗値を変更する第1方法について説明する。
例えば、第1分配抵抗R1と第2分配抵抗R2とが同一の抵抗値を有する時、DC/DCコンバータ20が燃料電池スタック10の出力電力を二次電池40の最大充電電圧に変換するとする。
この時、第1分配抵抗R1および第2分配抵抗R2の抵抗値を変更し、二次電池40の充電電圧を最大充電電圧より低い電圧にすることができる。第1分配抵抗R1の抵抗値を第2分配抵抗R2の抵抗値より小さく調整すると、第2ノードN2の電圧値が第1分配抵抗R1と第2分配抵抗R2とが同一の抵抗値を有する時より高くなる。第2ノードN2の電圧値が高くなると、第2ノードN2の電圧と基準電圧Vrefとの電圧差が大きくなるため、第2増幅器Amp2の出力値が増加する。スイッチ制御部22は、第1スイッチS1および第2スイッチS2のオフデューティを調整し、第1ノードN1に出力される電圧が低くなるようにする。第1ノードN1の電圧が低くなると、第2ノードN2の電圧と基準電圧Vrefとの電圧差が減少する。
スイッチ制御部22は、第2ノードN2の電圧と基準電圧Vrefとの電圧差が0となるように第1スイッチS1および第2スイッチS2のオフデューティを調整し、第1ノードN1の電圧を低くする。第2ノードN2の電圧と基準電圧Vrefとの電圧差が0となるまで、第1ノードN1に出力される電圧が低くなる。
このように、DC/DCコンバータ20の第1分配抵抗R1および第2分配抵抗R2の抵抗値を変更することにより、燃料電池スタック10の出力電力を二次電池40の最大充電電圧より低い電圧に変換することができる。
次に、制御部30がアナログ制御信号Vdacの電圧値を変更する第2方法について説明する。
制御部30は、燃料電池スタック10から流れる電流量を示す電流量信号Cstackにより、燃料電池スタック10の性能(例えば、劣化)を評価する。そして、制御部30は、燃料電池スタック10の性能に応じてDC/DCコンバータ20の電力変換効率を調整するアナログ制御信号VdacをDC/DCコンバータ20に伝達する。
DC/DCコンバータ20は、アナログ制御信号Vdacにより、燃料電池スタック10の電力を変換し、二次電池40に伝達する。具体的には、アナログ制御信号Vdacにより、第1スイッチS1および第2スイッチS2のオンデューティが変動し、これにより、二次電池40に伝達される電力が、燃料電池スタック10の劣化にもかかわらず、一定となるように制御される。この時、本発明の実施形態にかかる制御部30は、最大充電電圧より低い充電電圧で二次電池40を充電するために、アナログ制御信号Vdacの電圧値を変更することができる。
例えば、制御部30が、燃料電池スタック10の性能が正常状態の時、アナログ制御信号Vdacの電圧値を所定レベル低い電圧で出力する。
アナログ制御信号Vdacの電圧値が所定レベル低い電圧で出力されると、第1増幅器Amp1から出力される電圧が低くなり、第2ノードN2の電圧値が低くなる。第2ノードN2の電圧値が低くなると、第2ノードN2の電圧と基準電圧Vrefとの電圧差が大きくなるため、第2増幅器Amp2の出力値が増加する。
スイッチ制御部22は、第1スイッチS1のオンデューティを減少させ、第1ノードN1に出力される電圧が低くなるようにする。
このように、制御部30がアナログ制御信号Vdacの電圧値を変更することにより、二次電池40の最大充電電圧より低い電圧で二次電池40が充電される。
以下、二次電池を最大充電電圧および最大充電電圧より低い電圧で充電し、二次電池の容量減少率を測定した実験結果について説明する。
図4は、充電電圧に応じた二次電池の使用可能容量の変化を実験した結果の一例を示すグラフである。グラフの横軸は充放電回数(cycle)であり、縦軸は二次電池の容量(mAh)である。
図4を参照すれば、携帯電話に用いられる最大充電電圧が4.2Vのリチウムイオン二次電池を対象として、充電電圧4.2V、4.1V、4.0V、3.9Vで充放電を行った実験結果である。
表1は、リチウムイオン二次電池の充電電圧別使用可能容量の変化の実験例を示す。
4.2Vの最大充電電圧で充放電を行う場合には、二次電池の使用可能容量が、サイクルが増加するほど急速に減少する。これに対し、最大充電電圧より低い電圧で充放電を行う場合には、二次電池の使用可能容量が、サイクルが増加するにつれて緩やかに減少する。
4.1Vの充電電圧で充放電を行った場合の二次電池の最初の使用可能容量は、4.2Vの最大充電電圧で充放電を行う場合より略10%程度少ない。しかし、400サイクル以降は、4.1Vの充電電圧で充放電を行う場合の二次電池の使用可能容量が、4.2Vの最大充電電圧で充放電を行う場合より多いことが分かる。
4.0Vの充電電圧で充放電を行った場合の二次電池の最初の使用可能容量は、4.2Vの最大充電電圧で充放電を行う場合より略25%程度少ない。しかし、500サイクル以降は、4.0Vの充電電圧で充放電を行う場合の二次電池の使用可能容量が、4.2Vの最大充電電圧で充放電を行う場合より多いことが分かる。
前述した燃料電池ハイブリッドシステム100の性能を満足できる二次電池40の基準サイクルが1000サイクルとする。
最大充電電圧より低い充電電圧4.1V、4.0V、3.9Vそれぞれで二次電池を基準サイクルまで充放電した時、二次電池の使用可能容量を比較すると、4.1Vおよび4.0Vの充電電圧で充放電を行った場合の方が、1000サイクルで使用可能容量が設計容量の略60%と最も高いことが分かる。3.9Vの充電電圧で充放電を行った場合、1000サイクルで使用可能容量が設計容量の略45%であることが分かる。
したがって、実験に用いた二次電池を燃料電池ハイブリッドシステム100に適用する場合、第1SOCを決定する二次電池の充電電圧は、4.1V〜3.9Vと定められる。充電電圧4.1V、4.0V、3.9Vは、最大充電電圧の98%〜92%の範囲の充電電圧である。
一方、二次電池の充電電圧として3.9Vを使用する場合は、4.1Vまたは4.0Vの充電電圧を使用する場合に比べて二次電池の使用可能容量の損失が多い方であるので、充電電圧として4.1Vまたは4.0Vを使用することが好ましい。
図5は、充電電圧に応じた二次電池の使用可能容量の変化を実験した結果の他の例を示すグラフである。グラフの横軸は充放電回数(cycle)であり、縦軸は二次電池の容量(mAh)である。
図5を参照すれば、高温環境に露出しやすいナビゲーション用二次電池を対象として、充電電圧4.1V、4.0V、3.9V、3.8V、3.7Vで充放電を行った実験結果である。ナビゲーション用二次電池は、内部素材が高温特性に優れるように設計され、最大充電電圧が4.1Vである。
表2は、ナビゲーション用二次電池の充電電圧別使用可能容量の変化の実験例を示す。
4.0Vの充電電圧で充放電を行った場合の二次電池の最初の使用可能容量は、4.1Vの最大充電電圧で充放電を行う場合より略13%程度少ない。しかし、300サイクル以降は、4.0Vの充電電圧で充放電を行う場合の二次電池の使用可能容量が、4.1Vの最大充電電圧で充放電を行う場合より多いことが分かる。
3.9Vの充電電圧で充放電を行った場合の二次電池の最初の使用可能容量は、4.1Vの最大充電電圧で充放電を行う場合より略25%程度少ない。しかし、400サイクル以降は、3.9Vの充電電圧で充放電を行う場合の二次電池の使用可能容量が、4.1Vの最大充電電圧で充放電を行う場合より多いことが分かる。
3.8Vの充電電圧で充放電を行った場合の二次電池の最初の使用可能容量は、4.1Vの最大充電電圧で充放電を行う場合より略30%程度少ない。しかし、600サイクル以降は、3.8Vの充電電圧で充放電を行う場合の二次電池の使用可能容量が、4.1Vの最大充電電圧で充放電を行う場合より多いことが分かる。
1000サイクルにおける使用可能容量は、4.0Vの充電電圧で充放電を行った場合の方が最も高い。
充電電圧4.0V、3.9V、3.8Vは、最大充電電圧の98%〜92%の範囲の充電電圧である。
一方、3.7Vの充電電圧で充放電を行った場合、1000サイクルだけでなく、0サイクルでも使用可能容量が設計容量の50%以下であることが分かる。つまり、充電電圧が最大充電電圧の92%以下の場合には、二次電池の使用可能容量の損失が多いことが分かる。
前述した燃料電池ハイブリッドシステム100において、二次電池40の基準サイクルが1000サイクルとする時、実験に用いた二次電池を燃料電池ハイブリッドシステム100に適用する場合、第1SOCを決定する二次電池の充電電圧は、4.0V〜3.8Vと定められる。充電電圧4.0V、3.9V、3.8Vは、最大充電電圧の98%〜92%の範囲の充電電圧である。つまり、二次電池の寿命延長のためには、最大充電電圧の98%〜92%の範囲の充電電圧で充放電を行うことが好ましい。
図6は、充電電圧に応じた二次電池の使用可能容量の変化を実験した結果のさらに他の例を示すグラフである。グラフの横軸は充放電回数(cycle)であり、縦軸は二次電池の容量(mAh)である。
図6を参照すれば、最大充電電圧が3.7Vの高容量低電圧LFP(Lithium iron phosphate)タイプの二次電池を対象として、充電電圧3.7V、3.6V、3.5V、3.4V、3.3Vで充放電を行った結果である。LFPタイプの二次電池は、LCO(Lithium Cobalt Oxide)タイプの二次電池に比べて生産コストが低く、劣化が少なく、寿命が極めて長いことが特徴である。
表3は、LFPタイプの二次電池の充電電圧別使用可能容量の変化の実験例を示す。
3.6Vの充電電圧で充放電を行った場合の二次電池の最初の使用可能容量は、3.7Vの最大充電電圧で充放電を行った場合より略10%程度少ない。しかし、200サイクル以降は、3.6Vの充電電圧で充放電を行う場合の二次電池の使用可能容量が、3.7Vの最大充電電圧で充放電を行う場合より多いことが分かる。
3.5Vの充電電圧で充放電を行った場合の二次電池の最初の使用可能容量は、3.7Vの最大充電電圧で充放電を行う場合より略20%程度少ない。しかし、300サイクル以降は、3.5Vの充電電圧で充放電を行う場合の二次電池の使用可能容量が、3.7Vの最大充電電圧で充放電を行う場合より多いことが分かる。
3.4Vの充電電圧で充放電を行った場合の二次電池の最初の使用可能容量は、3.7Vの最大充電電圧で充放電を行う場合より略32%程度少ない。しかし、700サイクル以降は、3.4Vの充電電圧で充放電を行う場合の二次電池の使用可能容量が、3.7Vの最大充電電圧で充放電を行う場合より多いことが分かる。
1000サイクルにおける使用可能容量は、3.6Vの充電電圧で充放電を行った場合の方が最も高いことが分かる。
充電電圧3.6V、3.5V、3.4Vは、最大充電電圧の98%〜92%の範囲の充電電圧である。
一方、3.3Vの充電電圧で充放電を行った場合、1000サイクルで使用可能容量が設計容量の55%以下であることが分かる。充電電圧が最大充電電圧の92%以下の場合には、二次電池の使用可能容量の損失が多いことが分かる。
前述した燃料電池ハイブリッドシステム100において、二次電池40の基準サイクルが1000サイクルとする時、実験に用いた二次電池を燃料電池ハイブリッドシステム100に適用する場合、第1SOCを決定する二次電池の充電電圧は、3.6V〜3.4Vと定められる。充電電圧3.6V、3.5V、3.4Vは、最大充電電圧の98%〜92%の範囲の充電電圧である。つまり、二次電池の寿命延長のためには、最大充電電圧の98%〜92%の範囲の充電電圧で充放電を行うことが好ましい。
このように、二次電池を、最大充電電圧で充放電を行う場合より、最大充電電圧より所定レベル低い充電電圧で充放電を行うことによって二次電池の容量減少率を低減し、二次電池の寿命を延長することができる。
また、燃料電池ハイブリッドシステム100において、二次電池40の容量減少率を低減することにより、二次電池40の設計容量を減少させることができる。これにより、燃料電池ハイブリッドシステムの製造コストを低減することができる。
そして、二次電池40の充電電圧が低くなることによってDC/DCコンバータ20の昇圧比を低減し、DC/DCコンバータ20の効率を向上させることができる。
以上のように、本発明の実施形態に係る燃料電池ハイブリッドシステムに依れば、繰り返しの充放電に伴う二次電池の容量減少率を低減し、二次電池の寿命を延長することができる。また、二次電池の容量減少率の低減によって二次電池の設計容量を減少させることができ、燃料電池ハイブリッドシステムで低容量二次電池を用いることにより、製品の製造コストを低減することができる。また、二次電池の充電電圧が低くなることによってコンバータの昇圧比を低減し、コンバータの効率を向上させることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10 燃料電池スタック
15 電流測定部
20 DC/DCコンバータ
30 制御部
40 二次電池
100 燃料電池ハイブリッドシステム
15 電流測定部
20 DC/DCコンバータ
30 制御部
40 二次電池
100 燃料電池ハイブリッドシステム
Claims (20)
- 電流を生成する燃料電池スタックと、
二次電池と、
前記燃料電池スタックと前記二次電池とを電気的に連結させるDC/DCコンバータと、
前記DC/DCコンバータに電気的に連結され、前記DC/DCコンバータが前記燃料電池スタックから前記電流を受け、前記二次電池の最大充電電圧より低い電圧レベルで出力するようにし、前記二次電池の充電を制御する制御部とを含むことを特徴とする燃料電池ハイブリッドシステム。 - 前記DC/DCコンバータは、
前記燃料電池スタックおよび前記二次電池に電気的に連結されている第1分配抵抗と、
前記第1分配抵抗および前記制御部に電気的に連結されている第2分配抵抗とを含み、
前記制御部は、前記第1分配抵抗および前記第2分配抵抗の少なくともいずれか1つの抵抗値を変更し、前記二次電池に伝達される電圧レベルを調整することを特徴とする請求項1記載の燃料電池ハイブリッドシステム。 - 前記制御部は、前記第1分配抵抗および前記第2分配抵抗の抵抗値を変更し、前記二次電池に伝達される電圧レベルを調整することを特徴とする請求項2記載の燃料電池ハイブリッドシステム。
- 前記燃料電池スタック、前記DC/DCコンバータおよび前記制御部に電気的に連結され、前記燃料電池スタックから流れる電流を測定し、前記燃料電池スタックで生成される電流量を指示する電流量信号を前記制御部に伝達する電流測定部をさらに含むことを特徴とする請求項2記載の燃料電池ハイブリッドシステム。
- 前記燃料電池スタックおよび前記二次電池の間に電気的に連結されている電力変換部と、
前記制御部および前記電力変換部の間に電気的に連結されている第1増幅器と、
前記第1増幅器および前記電力変換部の間に電気的に連結されている第2増幅器とをさらに含み、
前記第1分配抵抗の一端は、前記電力変換部と前記二次電池との間に位置した第1ノードに連結されており、前記第1分配抵抗の他端は、前記第1増幅器の出力端と前記第2増幅器の入力端との間に位置した第2ノードに連結されており、前記第2分配抵抗の一端は、前記第2ノードに連結されており、前記第2分配抵抗の他端は、前記第1増幅器の出力端に連結されていることを特徴とする請求項4記載の燃料電池ハイブリッドシステム。 - 前記DC/DCコンバータは、電力変換部を含み、
前記電力変換部は、
第1スイッチと、
第2スイッチと、
インダクタと、
キャパシタとを含み、
前記第1スイッチは、前記DC/DCコンバータに含まれたスイッチ制御部に連結されているゲートと、前記電流測定部に連結されている一端と、前記インダクタの一端に連結されている他端とを含み、
前記第2スイッチは、前記スイッチ制御部に連結されているゲートと、前記第1スイッチの他端に連結されている一端と、前記燃料電池スタックの第1端子に連結されている他端とを含み、
前記インダクタの他端は、前記キャパシタの一端に連結されており、
前記キャパシタの他端は、前記燃料電池スタックの第2端子に連結されていることを特徴とする請求項4記載の燃料電池ハイブリッドシステム。 - 前記スイッチ制御部は、前記電流量信号に基づき、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチのオンデューティ期間を変更することを特徴とする請求項6記載の燃料電池ハイブリッドシステム。
- 前記制御部は、前記電流量信号によって指示される前記燃料電池スタックの性能に基づき、アナログ制御信号を前記DC/DCコンバータに伝達し、
前記アナログ制御信号の受信により、前記DC/DCコンバータの電力変換効率が変更されることを特徴とする請求項6記載の燃料電池ハイブリッドシステム。 - 前記スイッチ制御部は、前記アナログ制御信号に基づき、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチのオンデューティ期間を変更することを特徴とする請求項8記載の燃料電池ハイブリッドシステム。
- 前記制御部は、前記アナログ制御信号の電圧値を変更し、前記二次電池の充電電圧を決定することを特徴とする請求項9記載の燃料電池ハイブリッドシステム。
- 前記第1分配抵抗および前記第2分配抵抗の少なくともいずれか1つは、可変抵抗であることを特徴とする請求項2記載の燃料電池ハイブリッドシステム。
- 前記第1分配抵抗および前記第2分配抵抗は、可変抵抗であることを特徴とする請求項2記載の燃料電池ハイブリッドシステム。
- 前記二次電池は、リチウムイオン電池であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の燃料電池ハイブリッドシステム。
- 前記二次電池の充電電圧は、4.0V以上から4.1V以下の範囲の電圧であることを特徴とする請求項13記載の燃料電池ハイブリッドシステム。
- 前記二次電池は、携帯電話に用いられることを特徴とする請求項14記載の燃料電池ハイブリッドシステム。
- 前記リチウムイオン電池は、高温環境で充電および放電されることを特徴とする請求項13記載の燃料電池ハイブリッドシステム。
- 前記二次電池の充電電圧は、3.8V以上から4.0V以下の範囲の電圧であることを特徴とする請求項16記載の燃料電池ハイブリッドシステム。
- 前記二次電池は、ナビゲーションシステムに用いられることを特徴とする請求項16記載の燃料電池ハイブリッドシステム。
- 前記二次電池は、LFP(Lithium iron phosphate)二次電池であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の燃料電池ハイブリッドシステム。
- 前記二次電池の充電電圧は、3.4V以上から3.6V以下の範囲の電圧であることを特徴とする請求項19記載の燃料電池ハイブリッドシステム。
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