JP2013189907A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013189907A
JP2013189907A JP2012056174A JP2012056174A JP2013189907A JP 2013189907 A JP2013189907 A JP 2013189907A JP 2012056174 A JP2012056174 A JP 2012056174A JP 2012056174 A JP2012056174 A JP 2012056174A JP 2013189907 A JP2013189907 A JP 2013189907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
egr
passage
intake
air
lpl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012056174A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Fukuda
敦史 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2012056174A priority Critical patent/JP2013189907A/ja
Publication of JP2013189907A publication Critical patent/JP2013189907A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

【課題】LPL−EGR運転領域から減速する場合でも、吸気系に残留するEGRガスが筒内に流入するのを抑制し、燃焼性を向上させる。
【解決手段】エンジン10は、過給機26、エアバイパスバルブ40、HPL−EGR機構42及びLPL−EGR機構50を備える。ECU60は、所定のLPL−EGR運転領域において、LPL−EGR機構50を作動させる。また、エンジン10の運転状態が所定のLPL−EGR運転領域から減速に移行した場合には、エアバイパスバルブ40を開弁させる制御を実行する。これにより、吸気通路14に残存するEGRガスをコンプレッサ30の上流側に一旦還流させてから、筒内に向けて徐々に流入させることができ、EGR率を抑制して燃焼性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関を制御する制御装置に関し、特に、過給機及びLPL−EGR通路を備えた内燃機関の制御装置に関する。
従来技術として、例えば特許文献1(特開2008−303825号公報)に開示されているように、HPL(High Pressure Loop)−EGR通路と、LPL(Low Pressure Loop)−EGR通路と、LPL−EGR通路から吸気系に還流されるEGRガスの量を調整するEGRバルブとを備えた過給機付きの内燃機関が知られている。従来技術では、減速等により燃料カットを実行するときに、EGRバルブを閉弁する構成としている。
特開2008−303825号公報 特開平08−74587号公報 特開2008−157139号公報 特開2012−7506号公報
上述した従来技術のように、過給機及びLPL−EGR通路を備えた内燃機関では、過給機がない場合と比較して吸気通路の容積がコンプレッサの分だけ大きい上に、LPL−EGR通路からコンプレッサの上流側にEGRガスが還流される。従って、LPL−EGR制御の実行直後にEGRバルブを閉弁しても、比較的多量のEGRガスが吸気系に残存した状態となり易い。このため、従来技術では、減速時にEGRバルブを閉弁しても、吸気系に残存するEGRガスが筒内に流入し、燃焼性が悪化して失火等が生じ易くなるという問題がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、LPL−EGR運転領域から減速する場合でも、吸気系に残留するEGRガスが筒内に流入するのを抑制し、燃焼性を向上させることが可能な内燃機関の制御装置を提供することにある。
第1の発明は、内燃機関の吸気通路に配置されたコンプレッサと、排気通路に配置されたタービンとを有し、排気圧を利用して吸入空気を過給する過給機と、
前記吸気通路のうち前記コンプレッサの上流部位に排気ガスを還流させるLPL−EGR機構と、
前記吸気通路に前記コンプレッサと並列に接続され、前記コンプレッサをバイパスするバイパス通路と、
前記バイパス通路に設けられ、前記バイパス通路を介して前記コンプレッサの下流側から上流側に吸入空気を還流させることが可能なエアバイパスバルブと、
内燃機関の運転状態が所定のLPL−EGR運転領域から減速に移行した場合に、前記エアバイパスバルブを開弁させる減速時ABV開弁手段と、
を備えることを特徴とする。
第2の発明によると、前記減速時ABV開弁手段は、前記エアバイパスバルブを開弁させてから前記吸気通路の容積に対応する空気が筒内に流入するまでの期間中に前記エアバイパスバルブを開弁状態に保持し、前記期間の終了時に前記エアバイパスバルブを閉弁させる構成としている。
第1の発明によれば、LPL−EGR運転領域から減速に移行した場合には、エアバイパスバルブを開弁させて、吸気通路に残存するEGRガスをコンプレッサの上流側に一旦還流させることができる。還流されたEGRガスは、コンプレッサの上流側で新気と混合された後に、筒内に向けて徐々に流入することになる。従って、コンプレッサの下流側に残存するEGRガスが筒内にそのまま流入する場合と比較して、EGR率を抑制することができる。これにより、減速(燃料カット)からの復帰時に燃焼性を向上させ、失火等を防止することができる。
第2の発明によれば、減速に移行してから(エアバイパスバルブを開弁させてから)、吸気通路の容積に対応する空気が筒内に流入した後には、吸気通路にEGRガスが存在しないと考えられる。このため、減速時ABV開弁手段は、吸気通路の容積に対応する空気が筒内に流入するまでの期間中にのみ、エアバイパスバルブを開弁させる。これにより、エアバイパスバルブが必要以上の期間にわたって開弁され、例えば燃料カット中に筒内の掃気動作が抑制されるのを防止することができる。
本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための構成図である。 本発明の実施の形態1において、ECUにより実行される制御を示すフローチャートである。
実施の形態1.
[実施の形態1の構成]
以下、図1及び図2を参照して、本発明の実施の形態1について説明する。まず、図1は、本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための構成図である。図1に示すように、本実施の形態のシステムは、過給機付きの内燃機関であるエンジン10を備えている。エンジン10の各気筒12には、ピストンにより燃焼室が形成されており、ピストンはクランク軸に連結されている。また、各気筒12には、燃焼室に開口する吸気ポート及び排気ポートと、吸気ポートを開閉する吸気バルブと、排気ポートを開閉する排気バルブと、吸気ポートに燃料を噴射する燃料噴射弁と、混合気に点火する点火プラグとが設けられている。なお、上記構成については、公知であるため図示を省略している。
また、エンジン10は、各気筒に吸入空気を吸い込む吸気通路14と、各気筒の排気ガスを排出する排気通路16とを備えている。吸気通路14には、エアクリーナ18、スロットルバルブ20、サージタンク22等が設けられている。エアクリーナ18は、吸気通路14の上流端に配置され、吸入空気を正常化する。スロットルバルブ20は、電子制御式のバタフライ弁等により構成され、吸入空気量を調整する。サージタンク22は、吸気通路14の一部(例えば、下流端)を構成するもので、各気筒の吸気ポートに接続されている。一方、排気通路16には、各気筒から排出される排気ガスを浄化する排気浄化触媒24が設けられている。
また、エンジン10は、排気圧を利用して吸入空気を過給する公知の過給機26を備えている。過給機26は、排気通路16に配置されたタービン28と、吸気通路14に配置されたコンプレッサ30とを備えており、排気圧を受けて回転するタービン28がコンプレッサ30を駆動することにより、吸入空気を過給する。また、排気通路16には、タービン28をバイパスする排気バイパス通路32が接続されており、排気バイパス通路32には、タービン28をバイパスする排気ガスの流量を調整するウェイストゲートバルブ(WGV)34が設けられている。エンジンの運転中には、WGV34の開度を変化させることにより、過給圧を制御することができる。
一方、吸気通路14には、過給により温度が上昇した吸入空気を冷却するインタークーラ36が設けられている。また、吸気通路14には、コンプレッサ30と並列に吸気通路14に接続され、コンプレッサ30をバイパスする吸気バイパス通路38が設けられている。即ち、吸気バイパス通路38は、コンプレッサ30の上流側で吸気通路14から分岐し、コンプレッサ30の下流側で吸気通路14に合流している。吸気バイパス通路38には、吸気バイパス通路38を介してコンプレッサ30の下流側から上流側に吸入空気を還流させることが可能なエアバイパスバルブ(ABV)40が設けられている。
ここで、過給機26を備えるエンジンにおいては、減速時にスロットルバルブ20が急激に閉弁されると、コンプレッサ30とスロットルバルブ20との間で吸気脈動が発生し、コンプレッサ30を破損させることがある。このため、吸気脈動の発生時には、ABV40を開弁し、吸気バイパス通路38を介してコンプレッサ30の下流側から上流側に吸入空気(過給圧)を還流させる。これにより、コンプレッサ30の下流側の圧力を低下させ、吸気脈動を抑制することができる。
次に、エンジン10に搭載されたEGR機構42,50について説明する。HPL−EGR機構42は、排気通路16(例えば、排気マニホールド)と、吸気通路14(サージタンク22)との間に接続された高圧EGR通路44と、高圧EGR通路44を介して吸気系に還流される排気ガス(EGRガス)の量を調整する電磁駆動式の高圧EGRバルブ46と、EGRガスを冷却するEGRクーラ48とを備えている。
一方、LPL−EGR機構50は、タービン28及び排気浄化触媒24を通過した低圧な排気ガスをEGRガスとして用い、このEGRガスをコンプレッサ30の上流側の低圧な位置で吸気通路14に還流させるものである。LPL−EGR機構50は、低圧EGR通路52、電磁駆動式の低圧EGRバルブ54及び排気絞り弁56を備えている。そして、低圧EGR通路52は、一端側が排気浄化触媒24の下流側で排気通路16に接続され、他端側がコンプレッサ30の上流側で吸気通路14に接続されている。低圧EGRバルブ54は、低圧EGR通路52を介して吸気系に還流されるEGRガスの量を調整する。また、排気絞り弁56は、閉弁側に駆動されることにより排気通路16内の排気圧を上昇させ、EGRガスを低圧EGR通路52から吸気通路14に導入するものである。
次に、システムの制御系統について説明する。本実施の形態のシステムは、エンジン及び車両の運転に必要な各種のセンサにより構成されたセンサ系統と、エンジンの運転制御を行うECU(Engine Control Unit)60とを備えている。センサ系統には、クランク角の回転を検出するクランク角センサ、吸入空気量を検出するエアフローセンサ、エンジン冷却水の水温を検出する水温センサ、吸気圧(過給圧)を検出する吸気圧センサ、スロットル開度を検出するスロットルセンサ、運転者のアクセル操作量を検出するアクセルセンサ、車速を検出する車速センサ等が含まれている。
ECU60は、ROM、RAM、不揮発性メモリ等からなる記憶回路と、入出力ポートとを備えた演算処理装置により構成されている。ECU60の入力側には、センサ系統を構成する各センサがそれぞれ接続されている。ECU60の出力側には、各気筒の燃料噴射弁及び点火プラグの他に、スロットルバルブ20、WGV34、ABV40、高圧EGRバルブ46、低圧EGRバルブ54、排気戻り弁56等を含む各種のアクチュエータが接続されている。
そして、ECU60は、センサ系統により検出したエンジンの運転情報に基いて各アクチュエータを駆動し、運転制御を行う。具体的には、クランク角センサの出力に基いてクランク角及びエンジン回転数(機関回転数)を検出し、エアフローセンサにより吸入空気量を検出すると共に、エンジン回転数と吸入空気量とに基いて負荷率(機関負荷)を算出し、吸入空気量、負荷率等に基いて燃料噴射量を算出する。そして、クランク角に基いて燃料の噴射タイミングを決定し、燃料噴射弁を駆動することにより燃料噴射制御を実行する。また、エンジンの運転状態等に応じて点火時期を決定し、点火プラグを駆動する点火制御を実行する。これにより、各気筒で混合気を燃焼させ、エンジンを運転する。また、ECU60は、車両が減速状態に移行したときに、公知の燃料カットを実行する。
また、ECU60は、エンジンの運転状態(運転領域)に応じてEGR機構42,50の何れか一方または両方を駆動するEGR制御を実行する。運転領域は、例えばエンジン回転数と負荷率とに基いて決定される。EGR制御の一例を挙げると、高回転領域(負荷率によらず、エンジン回転数が所定の高回転判定値以上となる領域)や高負荷領域(エンジン回転数によらず、負荷率が所定の高負荷判定値以上となる領域)では、HPL−EGR機構42を停止した状態で、LPL−EGR機構50のみを作動させる。また、低回転・低負荷領域(エンジン回転数が所定の低回転判定値以下となり、負荷率が所定の低負荷判定値以下となる領域)では、LPL−EGR機構50を停止した状態で、HPL−EGR機構42のみを作動させる。さらに、中間回転・中間負荷領域(上記高回転領域、高負荷領域及び低回転・低負荷領域以外の領域)では、HPL−EGR機構42とLPL−EGR機構50の両方を作動させる。
HPL−EGR機構42の作動時には、高圧EGRバルブ46が開弁側に駆動され、その開度に応じて排気通路16から吸気系にEGRガスが還流される。また、LPL−EGR機構50の作動時には、排気絞り弁56を閉弁側に駆動して低圧EGRバルブ54を開弁側に駆動することにより、排気圧が上昇してEGRガスが低圧EGR通路52に流入し、このEGRガスは、低圧EGRバルブ54の開度に応じて吸気系に還流される。なお、以下の説明では、LPL−EGR機構50を作動させる運転領域(例えば、前記高回転領域、高負荷領域及び中間回転・中間負荷領域)のことを、LPL−EGR運転領域と称するものとする。
[実施の形態1の特徴]
一般に、過給機26を備えたエンジンにおいては、過給機がない場合と比較して吸気通路14の容積がコンプレッサ30の分だけ大きい。そして、LPL−EGR運転領域では、この容積が大きな吸気通路14にEGRガスが還流される。このため、車両の減速等によりエンジンの運転状態がLPL−EGR運転領域から減速に移行すると、低圧EGRバルブ54を閉弁しても、吸気通路14に比較的多量のEGRガスが残存した状態となり易い。この結果、減速(燃料カット)からの復帰時には、吸気通路14に残存するEGRガスが筒内に流入し、燃焼性が悪化して失火等が生じ易くなる。
そこで、本実施の形態では、エンジンの運転状態がLPL−EGR運転領域から減速に移行した場合に、ABV40を開弁させる減速時ABV開弁制御を実行する構成としている。減速時ABV開弁制御は、ABV40を開弁させてから吸気通路14の容積に対応する空気が筒内に流入するまでの期間中に実行される。そして、この期間の終了後には、ABV40を閉弁し、減速時ABV開弁制御を終了する。なお、吸気通路14の容積とは、吸気通路14の上流端(エアクリーナ18)から下流端(吸気ポート)に至るまでの総容積を意味するが、便宜的には、エアクリーナ18からサージタンク22に至るまでの容積としてもよい。
減速時ABV開弁制御によれば、LPL−EGR運転領域から減速に移行した場合に、ABV40を開弁させて、吸気通路14に残存するEGRガスをコンプレッサ30の上流側に一旦還流させることができる。還流されたEGRガスは、コンプレッサ30の上流側で新気と混合された後に、筒内に向けて徐々に流入することになる。従って、本実施の形態によれば、コンプレッサ30の下流側に残存するEGRガスが筒内にそのまま流入する場合と比較して、EGR率を抑制することができる。これにより、減速(燃料カット)からの復帰時に燃焼性を向上させ、失火等を防止することができる。
また、減速時ABV開弁制御は、吸気通路14に残存するEGRガスが急激に筒内に流入するのを回避する制御である。減速に移行してから(ABV40を開弁させてから)、吸気通路14の容積に対応する空気が筒内に流入した後には、吸気通路14にEGRガスが存在しないと考えられるので、減速時ABV開弁制御は、吸気通路14の容積に対応する空気が筒内に流入するまでの期間中にのみ実行する。これにより、ABV40が必要以上の期間にわたって開弁され、例えば燃料カット中に筒内の掃気動作が抑制されるのを防止することができる。
[実施の形態1を実現するための具体的な処理]
次に、図2を参照して、上述した制御を実現するための具体的な処理について説明する。図2は、本発明の実施の形態1において、ECUにより実行される制御を示すフローチャートである。この図に示すルーチンは、エンジンの運転中に繰返し実行されるものとする。図2に示すルーチンにおいて、ステップ100では、現在の運転状態でLPL−EGR運転領域であるか否かを判定し、ステップ102では、車速の変化量ΔSPDに基いて減速に移行したか否かを判定する。これらのステップの何れかで判定が不成立となった場合には、後述する積算空気量Ga_sumを零に初期化し、本ルーチンを終了する。
また、ステップ100,102の判定が何れも成立した場合には、LPL−EGR運転領域から減速に移行したと判断し、ステップ104において、ABV40を開弁し、ステップ106では、低圧EGRバルブ54を閉弁(OFF)する。なお、この場合には、高圧EGRバルブ46も閉弁するのが好ましい。次に、ステップ108では、下記(1)式により、ABV40が開弁してから現在までの積算空気量Ga_sumを算出する。この式において、Ga_sum_oldは、前回の演算タイミングまでに積算された積算空気量Ga_sumの積算値を示し、Ga_nowは、現在の筒内空気量を示している。
Ga_sum=Ga_sum_old+Ga_now ・・・(1)
次に、ステップ110では、積算空気量Ga_sumが吸気系容積分の空気量Ga_intakeよりも大きいか否かを判定する。ここで、吸気系容積分の空気量Ga_intakeは、前述した吸気通路14の容積、即ち、吸気通路14の上流端(エアクリーナ18)から下流端(吸気ポート)に至るまでの総容積に対応する値であり、エンジンの仕様に応じてECU60に予め記憶されている。そして、ステップ110の判定が成立した場合には、吸気通路14の容積に対応する空気が筒内に流入するまでの期間が終了したと判断し、ステップ112に移行する。ステップ112では、ABV40を閉弁し、積算空気量Ga_sumを零に初期化する。一方、ステップ110の判定が不成立の場合には、前記期間がまだ終了していないので、本判定が成立するまでステップ108,110の処理を繰返す。
なお、前記実施の形態1では、図2中のステップ100〜104が減速時ABV開弁手段の具体例を示している。また、本発明は、ガソリンエンジン及びディーゼルエンジンを含む他の内燃機関に広く適用することができる。
10 エンジン(内燃機関)
12 気筒
14 吸気通路
16 排気通路
18 エアクリーナ
20 スロットルバルブ
22 サージタンク
24 排気浄化触媒
26 過給機
28 タービン
30 コンプレッサ
32 排気バイパス通路
34 ウェイストゲートバルブ
36 インタークーラ
38 吸気バイパス通路
40 エアバイパスバルブ
42 HPL−EGR機構
44 高圧EGR通路
46 高圧EGRバルブ
48 EGRクーラ
50 LPL−EGR機構
52 低圧EGR通路
54 低圧EGRバルブ
56 排気絞り弁
60 ECU

Claims (2)

  1. 内燃機関の吸気通路に配置されたコンプレッサと、排気通路に配置されたタービンとを有し、排気圧を利用して吸入空気を過給する過給機と、
    前記吸気通路のうち前記コンプレッサの上流部位に排気ガスを還流させるLPL−EGR機構と、
    前記吸気通路に前記コンプレッサと並列に接続され、前記コンプレッサをバイパスするバイパス通路と、
    前記バイパス通路に設けられ、前記バイパス通路を介して前記コンプレッサの下流側から上流側に吸入空気を還流させることが可能なエアバイパスバルブと、
    内燃機関の運転状態が所定のLPL−EGR運転領域から減速に移行した場合に、前記エアバイパスバルブを開弁させる減速時ABV開弁手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記減速時ABV開弁手段は、前記エアバイパスバルブを開弁させてから前記吸気通路の容積に対応する空気が筒内に流入するまでの期間中に前記エアバイパスバルブを開弁状態に保持し、前記期間の終了時に前記エアバイパスバルブを閉弁させる構成としてなる請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
JP2012056174A 2012-03-13 2012-03-13 内燃機関の制御装置 Pending JP2013189907A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012056174A JP2013189907A (ja) 2012-03-13 2012-03-13 内燃機関の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012056174A JP2013189907A (ja) 2012-03-13 2012-03-13 内燃機関の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013189907A true JP2013189907A (ja) 2013-09-26

Family

ID=49390414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012056174A Pending JP2013189907A (ja) 2012-03-13 2012-03-13 内燃機関の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013189907A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013189887A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Daihatsu Motor Co Ltd 制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013189887A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Daihatsu Motor Co Ltd 制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5187123B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP5545654B2 (ja) ターボチャージャ付き内燃機関
JP5169439B2 (ja) 内燃機関制御装置及び内燃機関制御システム
US20160003133A1 (en) Control device for internal combustion engine
JP5092962B2 (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
JP2014034959A (ja) 過給機付きエンジンの排気還流装置
EP2211044A1 (en) EGR controller and EGR control method for internal combustion engine
JP5420473B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP4736969B2 (ja) ディーゼルエンジンの制御装置
KR102144759B1 (ko) 내연 기관의 제어 방법 및 제어 장치
CN110637150B (zh) 压缩天然气发动机的进气排气构造
JP6127906B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP6005543B2 (ja) 過給機付きエンジンの制御装置
JP5688959B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP6308264B2 (ja) エンジンの蒸発燃料処理装置
JP2010223077A (ja) 内燃機関
JP6234810B2 (ja) エンジンの制御装置
JP2013189907A (ja) 内燃機関の制御装置
JP5930288B2 (ja) 内燃機関
JP5769402B2 (ja) 内燃機関の制御装置
US20140366850A1 (en) Egr controller for internal combustion engine
KR101887954B1 (ko) 터보차저 서지 제어장치 및 그 제어방법
JP2014231821A (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
JP6835655B2 (ja) Egr装置
JP2009002278A (ja) 過給機を有する内燃機関の制御装置