JP2013188984A5 - インサート部材を一体化した合成樹脂成型品及びその製造方法 - Google Patents
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Description
本発明は、合成樹脂により形成された合成樹脂成形品であって、成形品にはインサート部材が埋入一体化されており、インサート部材は成形品外部に露出する端面を有しており、インサート部材が樹脂成形品に埋入される部分の成形品一般面よりも、前記端面が成形品外方に突出した位置とされるとともに、インサート部材の端面部分の周囲を取り囲むように、成形品一般面から中空筒状に突出する樹脂中空筒部が成形品に一体形成されており、インサート部材の端面の代表寸法をD、樹脂中空筒部の厚みをtとして、D/240≦t≦D/80 とされた合成樹脂成形品である(第1発明)。
また、本発明は、合成樹脂により形成された合成樹脂成形品の製造方法であって、成形品にはインサート部材が埋入一体化されており、インサート部材は成形品外部に露出する端面を有しており、インサート部材が樹脂成形品に埋入される部分の成形品一般面よりも、前記端面が成形品外方に突出した位置とされるとともに、インサート部材の端面部分の周囲を取り囲むように、成形品一般面から中空筒状に突出する樹脂中空筒部が成形品に一体形成されており、インサート部材の端面の代表寸法をD、樹脂中空筒部の厚みをtとして、D/240≦t≦D/80 となるように、合成樹脂成型品の外形に合致するキャビティを形成可能な射出成型金型を用いて、インサート部材を使ってインサート成形して合成樹脂成型品を成形する、合成樹脂成形品の製造方法である(第4発明)。
また、本発明は、合成樹脂により形成された合成樹脂成形品の製造方法であって、成形品にはインサート部材が埋入一体化されており、インサート部材は成形品外部に露出する端面を有しており、インサート部材が樹脂成形品に埋入される部分の成形品一般面よりも、前記端面が成形品外方に突出した位置とされるとともに、インサート部材の端面部分の周囲を取り囲むように、成形品一般面から中空筒状に突出する樹脂中空筒部が成形品に一体形成されており、インサート部材の端面の代表寸法をD、樹脂中空筒部の厚みをtとして、D/240≦t≦D/80 となるように、合成樹脂成型品の外形に合致するキャビティを形成可能な射出成型金型を用いて、インサート部材を使ってインサート成形して合成樹脂成型品を成形する、合成樹脂成形品の製造方法である(第4発明)。
第1発明においては、前記端面が成形品一般面よりも成形品外方に突出する突出量をHとして、D/240≦H≦D/80 とすることが好ましい(第2発明)。
また、第1発明や第2発明においては、インサート部材に、成形品外部に露出する端面を互いに対向するように2面設けることが好ましい(第3発明)。
また、第4発明においては、前記端面が成形品一般面よりも成形品外方に突出する突出量をHとして、D/240≦H≦D/80 となるようにすることが好ましい(第5発明)。
また、第1発明や第2発明においては、インサート部材に、成形品外部に露出する端面を互いに対向するように2面設けることが好ましい(第3発明)。
また、第4発明においては、前記端面が成形品一般面よりも成形品外方に突出する突出量をHとして、D/240≦H≦D/80 となるようにすることが好ましい(第5発明)。
第1発明の合成樹脂成形品によれば、成形品の成形を射出成形を利用したインサート成形で行っても、インサート部材の端面への合成樹脂のはみ出しを防止できるという効果が得られる。また、第4発明の合成樹脂成形品の製造方法によれば、インサート部材の端面への合成樹脂のはみ出しを防止できる。
さらに、第2発明や第5発明のように突出量Hを定めれば、より確実に端面への合成樹脂のはみ出しを防止できる。
Claims (5)
- 合成樹脂により形成された合成樹脂成形品であって、
成形品にはインサート部材が埋入一体化されており、インサート部材は成形品外部に露出する端面を有しており、
インサート部材が樹脂成形品に埋入される部分の成形品一般面よりも、前記端面が成形品外方に突出した位置とされるとともに、
インサート部材の端面部分の周囲を取り囲むように、成形品一般面から中空筒状に突出する樹脂中空筒部が成形品に一体形成されており、
インサート部材の端面の代表寸法をD、
樹脂中空筒部の厚みをtとして、
D/240≦t≦D/80 とされた合成樹脂成形品。 - 前記端面が成形品一般面よりも成形品外方に突出する突出量をHとして、
D/240≦H≦D/80 とされた請求項1に記載の合成樹脂成形品。 - インサート部材には、成形品外部に露出する端面が、互いに対向するように2面設けられている請求項1または請求項2に記載の合成樹脂成形品。
- 合成樹脂により形成された合成樹脂成形品の製造方法であって、
成形品にはインサート部材が埋入一体化されており、インサート部材は成形品外部に露出する端面を有しており、
インサート部材が樹脂成形品に埋入される部分の成形品一般面よりも、前記端面が成形品外方に突出した位置とされるとともに、
インサート部材の端面部分の周囲を取り囲むように、成形品一般面から中空筒状に突出する樹脂中空筒部が成形品に一体形成されており、
インサート部材の端面の代表寸法をD、
樹脂中空筒部の厚みをtとして、
D/240≦t≦D/80 となるように、
合成樹脂成型品の外形に合致するキャビティを形成可能な射出成型金型を用いて、インサート部材を使ってインサート成形して合成樹脂成型品を成形する、
合成樹脂成形品の製造方法。 - 前記端面が成形品一般面よりも成形品外方に突出する突出量をHとして、
D/240≦H≦D/80 となるようにした、請求項4に記載の合成樹脂成形品の製造方法。
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