JP2013188767A - 中子製造装置 - Google Patents

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一也 松浦
Masanobu Furuta
昌伸 古田
Nobuhiro Nakamura
信弘 中村
Kyosuke Anno
亨介 案納
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Abstract

【課題】成形室における砂の充填を均一に且つ高密度に行なえ、ピールバック現象の発生を極力回避できる中子製造装置を提供すること。
【解決手段】金型取付枠9a,9bに取り付けられた金型1a,1bと、金型1a,1bを所要温度に加熱する加熱手段と、金型1a,1bの上方にある砂タンク5,6と、砂タンク5,6から砂の定量供給を受け、その砂を両金型1a,1b間の成形室2内に充填供給する砂供給ユニット7,8とからなる中子製造装置において、両金型1a,1bにバイブレータ10を取り付けると共に、両金型1a,1bを、夫々の金型取付枠9a,9bに対し、バイブレータ10による金型1a,1bの振動を吸収するフローティング手段11を介して取り付け、バイブレータ10で金型1a,1bを振動させながら、砂供給ユニット7,8の砂を、両金型1a,1b間の成形室2内に重力落下させて充填供給する。
【選択図】図3

Description

本発明は、シェルモールド鋳造法で非鉄鋳物、鉄鋳物等の鋳造品を製造する際に用いる中子の製造装置に関するものである。
中子製造装置は、一般に、水平方向に互いに接離可能で夫々金型取付枠に取り付けられた一対の金型と、金型を所要温度に加熱する加熱手段と、金型の上方にある砂タンクと、砂タンクと金型との間にあって、砂タンクから砂の定量供給を受け、この砂を両金型間に形成される成形室内に充填供給する砂供給ユニットとからなるもので、例えば中空中子を製造する場合は、砂供給ユニットの砂を、加熱された両金型間の成形室に充填供給して、成形室の壁面に接する外層部分のみを硬化させ、内部の未硬化砂を排出することによって中空の中子を製造することができる。そして、中子の製造に使用される砂は、RCS(レジンコーテッドサンド)といって、砂粒の表面にフェノールレジンを被覆したもので、加熱によりレジンが溶けて砂粒をくっつけることのできる砂が使用されている。
ところで、金型間の成形室に砂の充填する方式には、重力落下方式と、空気圧による吹き込み、即ちブロー方式の2方法があるが、ブロー方式の場合には、充填の際に、RCS砂の砂粒から剥離したレジンの粉が空気圧で吹き飛ばされて、成形室の上部側であるブロー口の周辺に滞留し易く、レジンを剥がれた砂粒が成形室の下部側に集まり易くなって、砂の充填が不均一で部分的に低密度化し、また製造された中子の上部側表面にレジン層部が形成されるなどして品質の低下を来す、という問題がある。また、重力落下方式では、成形室において砂の流入経路に狭い部分があったり、曲折部が多くなると、砂が十分に行きわたり難く、高密度で充填することができない、という問題がある。そして、何れの方式も、砂の充填密度の低い部分があると、製造された中子の使用時に充填密度の低い中子部分の表層部が湯の圧力等によって剥離又は落下するというピールバック現象が発生し、中子の強度が低下する。
本発明は、上記の課題に鑑み、成形室における砂の充填を均一且つ高密度に行なえて、中子の強度の増大と品質の向上を図ることのできる中子製造装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すれば、請求項1に係る発明は、水平方向に互いに接離可能で、夫々金型取付枠9a,9bに取り付けられた一対の金型1a,1bと、金型1a,1bを所要温度に加熱する加熱手段と、金型1a,1bの上方にある砂タンク5,6と、砂タンク5,6と金型1a,1bとの間にあって、砂タンク5,6から砂A,Bの定量供給を受け、この砂A,Bを両金型1a,1b間に形成される成形室2内に充填供給する砂供給ユニット7,8とからなる中子製造装置において、
両金型1a,1bの少なくとも一方にバイブレータ10を取り付けると共に、両金型1a,1bを、夫々の金型取付枠9a,9bに対し、バイブレータ10による金型1a,1bの振動を吸収するフローティング手段11を介して取り付け、しかしてバイブレータ10により金型1a,1bを振動させながら、砂供給ユニット7,8の砂を、加熱された両金型1a,1b間の成形室2内に充填供給するようにしたことを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の中子製造装置において、前記フローティング手段11は、各金型1a,1bとこれに対応する金型取付枠9a,9bとの間に介装されて、各金型1a,1bの左右両端側に位置して各金型取付枠9a,9bに対し金型1a,1bをフローティング状態に支持する複数のフローティングユニット24からなることを特徴とする。
請求項3は、請求項2に記載の中子製造装置において、各フローティングユニット24は、金型側に固定された金型側固定部材25と金型取付枠側に固定された取付枠側固定部材26とを上下方向にスライド自在に貫通して、金型1a,1bと金型取付枠9a,9bとを連結すると共に、金型取付枠9a,9bに対する金型1a,1bの上下方向移動をガイドするガイド棒27,28と、このガイド棒27,28の軸方向に沿った金型側の上下方向荷重を受けるコイルバネ42,43,44,47,48とからなることを特徴とする。
請求項4は、請求項2に記載の中子製造装置において、前記各フローティングユニット24は、上部取付板61と、下部取付板62と、上下両取付板61,62間に連結されたコイルバネ63とからなるもので、上部取付板61を金型取付枠9a,9bに取り付け、62取付板を取付枠側固定部材66に取り付けたことを特徴とする。
請求項5は、請求項4に記載の中子製造装置において、前記各フローティングユニット24の上下両取付板61,62間には、前記コイルバネ63を一体に埋め込むようにゴム状弾性材からなる円筒部材64を介装したことを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明によれば、両金型1a,1bにバイブレータ10を取り付けると共に、両金型1a,1bを、金型取付枠9a,9bに対し、バイブレータ10による金型1a,1bの振動を吸収するフローティング手段11を介して取り付け、バイブレータ10により金型1a,1bを振動させながら、砂供給ユニット7,8の砂A,Bを、両金型1a,1b間の成形室2内に重力落下させて充填供給することによって、金型1a,1bは、フローティングユニット24によりフローティング状態にあるから、バイブレータ10の振動作用を最大限発揮させて金型1a,1bを有効に振動させることができ、それにより成形室2における砂A,Bの充填を均一に且つ高密度に行うことができ、従って中子使用時におけるピールバックの発生を極力回避できると共に、中子の強度の向上と品質向上を図ることができる。
請求項2に係る発明によれば、フローティング手段11が、各金型1a,1bと金型取付枠9a,9bとの間に介装されて、各金型1a,1bの左右両端側に位置して各金型取付枠9a,9bに対し金型1a,1bをフローティング状態に支持する複数のフローティングユニット24からなるため、金型1a,1bのフローティング機能を有効に発揮させることができる。
請求項3に係る発明のように、各フローティングユニット24を、金型側固定部材25と取付枠側固定部材26とを上下方向にスライド自在に貫通して、金型1a,1bと金型取付枠9a,9bとを連結すると共に、金型取付枠9a,9bに対する金型1a,1bの上下方向移動をガイドするガイド棒27,28と、このガイド棒27,28の軸方向に沿った金型側の上下方向荷重を受けるコイルバネ42,43,44,47,48とから構成することによって、コンパクトな構造とすることができる。
請求項4に係る発明のように、各フローティングユニット24として、上部取付板61と、下部取付板62と、上下両取付板61,62間に連結されたコイルバネ63とからなり、上部取付板61を金型取付枠9a,9bに取り付け、62取付板を取付枠側固定部材66に取り付けてなるものでもよく、このような構成とすれば、各フローティングユニット24の構造が極めて簡単となる。
請求項5に係る発明のように、各フローティングユニット24の上下両取付板61,62間に、コイルバネ63を一体に埋め込むようにゴム状弾性材からなる円筒部材64を介装すれば、バイブレータ10にる金型1a,1bの振動がコイルバネ63及びゴム状弾性材からなる円筒部材64でより効果的に吸収されて、金型1a,1bのフローティング機能を一層有効に発揮させることができる。
本発明に係る中子製造装置の全体を示す斜視図である。 フローティングユニットの一例を示す縦断面図である。 中子製造装置の要部を示す一部断面正面図である。 同中子製造装置の砂供給ユニット部分を示す側面断面図である。 (a) は他の例によるフローティングユニットを備えた金型の正面図、(b) はフローティングユニットの拡大断面図である。 (a-1) は同中子製造装置の動作を説明する説明図、(a-2) は金型の断面図、(b-1) は(a-1) ,(a-2) に引き続き動作を説明する説明図、(b-2) は砂供給ユニット及び金型の断面図である。 (a-1) は図6に引き続き動作を説明する説明図であり、(a-2) は金型の断面図、(b-1) は(a-1) ,(a-2) に引き続き動作を説明する説明図、(b-2) は金型の断面図である。 (a) は金型内に形成された中子を示す断面図、(b) は金型から中子を取り出した状態の断面図である。
以下に本発明の好適な一実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は、内層と外層の二層からなる中子を製造する中子製造装置を斜視図で示している。この中子製造装置は、水平方向に互いに接離可能な一対の金型1a,1bであって、接合した両金型1a,1bが両金型1a,1b間に形成される成形室2の開口3を上に向けた位置(図6の(a-1)参照)と開口3を下に向けた位置(図7の(a-1) ,(a-2) 参照)とに亘って水平回転軸線Gの周りに回転可能な一対の金型1a,1bと、この金型1a,1bを所要温度に加熱する加熱手段(図示省略)と、金型1a,1bの上方で金型接離方向と同方向に移動可能な可動枠4と、この可動枠4の上部側に可動枠4の移動方向前後に所定のピッチPで設けられた外層用砂タンク5及び内層用砂タンク6と、両砂タンク5,6の夫々真下で砂の定量供給を受ける砂受給位置から前記接合した両金型1a,1bの真上でその上向き開口3から両金型1a,1bの成形室2内に砂を充填供給する供給位置に対して可動枠4の移動方向と直行する方向に進退可能な外層用砂供給ユニット7及び内層用砂供給ユニット8と、各金型1a,1bの夫々所要部に取り付けられていて、金型1a,1bを振動させるバイブレータ10(図3参照)とから構成される。
一対の金型1a,1bは、夫々の接合面(吻合面)F,Fが水平面に対し垂直な面に位置するように配置されたもので、一方の金型1aは、両金型1a,1bの夫々中心部を縦貫するような水平軸線Gの一端側の定位置で回転可能な金型取付枠9aに、バイブレータ10による金型1a,1bの振動を吸収するフローティング手段11を介して取り付けられた固定金型であり、他方の金型1bは、水平回転軸線Gと平行に移動する回転可能な金型取付枠9bに、同じくバイブレータ10による金型1a,1bの振動を吸収するフローティング手段11を介して取り付けられた可動金型である。各金型取付枠9a,9bの内部には、図示は省略するが、各金型1a,1bを所要温度に加熱する加熱手段が設けられている。
両金型1a,1bの水平回転軸線Gを挟んでその両側に一対のガイドバー20,20が並設され、両ガイドバー20,20の一端側は前記金型取付枠9aに一体的に連結され、ガイドバー20,20の他端側は夫々、前記金型取付枠9bに対しスライド可能に貫通すると共に、水平回転軸線Gの他端側にある回転枠21に一体的に連結されている。
図1及び図3に示すように、金型1a,1bを取り付ける両金型取付枠9a,9bは、夫々水平回転軸線G上に配設された回転軸12,13に固定され、一方の回転軸12は、装置機枠14の一方の基台15に軸受22により軸支され、他方回転軸13には、他方の基台16上に水平に設置されたシリンダ17のピストンロッド17bが同軸一体に連結され、このピストンロッド17bは回転枠21の中心部を貫通しており、シリンダチューブ17aはブラケット18によって他方の基台16上に固定されている。従って、このシリンダ17の作動により、金型取付枠9bが金型取付枠9aに対し進退移動して、金型1bが金型1aに対し接離するようになっている。
また図1及び図3に示すように、前記一方の回転軸12にはピニオン19が取り付けられ、このピニオン19に噛合するラック23が、基台15上に設置されたシリンダ(図示省略)に連動連結され、しかして当該シリンダの作動によりラック23が所定ストローク移動して、ピニオン19が反転し、それによって金型1a,1bが上向き位置から下向き位置へ、また下向き位置から上向き位置へと反転するようになっている。
前記フローティング手段11は、図1及び図3に示すように、各金型1a,1bとこれに対応する金型取付枠9a,9bとの間に介装されていて、各金型1a,1bの左右両端側に位置して各金型取付枠9a,9bに対し各金型1a,1bをフローティング状態に支持する複数のフローティングユニット24・・・からなる。
各フローティングユニット24は、その一例を図2及び図3に示すように、各金型1a,1b側に固定された金型側固定部材25と各金型取付枠9a,9b側に固定された取付枠側固定部材26とを上下方向にスライド自在に貫通して金型1a,1bと金型取付枠9a,9bとを連結すると共に、金型取付枠9a,9bに対する金型1a,1bの上下方向移動をガイドするガイド棒27,28と、このガイド棒27,28の軸方向に沿った金型金型1a,1b側の上下方向荷重を受けるコイルバネ29,30,31,32,42とからなるもので、金型1a,1bを金型取付枠9a,9bから独立してフローティング状態に支持し、前記バイブレータ10による金型1a,1bの振動を吸収するようになっている。
上記フローティングユニット24の構造について、図2により更に詳しく説明すれば、各金型1a,1bには取付基材33を介して金型側固定部材25が固定され、この金型側固定部材25は、上下端部に上部取付片34及び下部取付片35を有する。一方、金型取付枠9b(9a)に固定された取付枠側固定部材26には、上下方向中間部に隔壁36aを有し且つ両端部に栓体37,38を固着したシリンダチューブ36が固定され、このシリンダチューブ36の上下両端側近傍には、夫々先端部にガイドローラ39を軸着したガイド棒案内部材40,41が固定されている。
そして上部側のガイド棒27が金型側固定部材25の上部取付片34及びガイド棒案内部材40を貫通して、このガイド棒27の下部側がシリンダチューブ36の上部側に挿入され、このガイド棒27下端部のピストン部27aとシリンダチューブ36の隔壁36aとの間に圧縮コイルバネ29が介装されると共に、ピストン部27aの上部側の径小軸部27bに圧縮コイルバネ30が介装され、ガイド棒案内部材40と金型側固定部材25の上部取付片34との間にはバネ支持部片44,45を介して圧縮コイルバネ42が介装され、またガイド棒27の上端径小軸部27cは上部取付片34に挿通されている。また、下部側のガイド棒28は、金型側固定部材25の下部取付片35及びガイド棒案内部材41を貫通して、その上部側がシリンダチューブ36の下部側に挿入され、このガイド棒28の上端部のピストン部28aとシリンダチューブ36の隔壁36aとの間に圧縮コイルバネ31が介装されると共に、ピストン部28aの下部側の径小軸部28bに圧縮コイルバネ32が介装され、またこのガイド棒28の下端径小軸部28cが金型側固定部材25の下部取付片35に挿通されている。また、上下両ガイド棒案内部材40,41の夫々先端部にあるガイドローラ39,39は、金型側固定部材25に対し摺接するようになっている。
図2及び図3において、50は、基端部にガイド棒27の上端径小軸部27cが挿通される水平板部50aと、この水平板部50aの先端部に下向きに突設された係止片50bとからなる金型倒れ防止用ストッパーで、両金型1a,1bが互いに離間して開放した時には、図2に示すように、水平板部50aの基端部にガイド棒27の上端径小軸部27cが挿通されて、係止片50bが取付枠側固定部材26の上端部に係止された状態にあるため、金型1a,1bが互いに対向する側へ倒れるような状態となるのを防止するようになっている。
図1に示される可動枠4は、装置機枠14の上部縦枠51,52に沿って左右方向に延びるように配設されたガイドレール53,53によって、金型1a,1bの接離移動方向と同じ方向にスライド可能に支持され、シリンダ駆動機構49によって駆動されるようになっている。
外層用砂タンク5及び内層用砂タンク6の2つの砂タンク5,6は、図1に示すように、可動枠4の上部側後端部に可動枠4の移動方向前後に所定のピッチPで設置されていて、両砂タンク5,6の夫々真下の砂受給位置でその下端供給口5a,5aから、外層用砂供給ユニット7及び内層用砂供給ユニット8に対し外層用砂及び内層用砂を夫々所定量供給するようになっている。
外層用砂供給ユニット7と内層用砂供給ユニット8の2つの砂供給ユニット7,8は、図1に概略的に示すように、可動枠4の左右両側に夫々一対ずつ配設されたガイドレール(図示省略)にユニット上端部をスライド自在に支持された状態で吊持されていて、可動枠4に互いに平行に配設された2本のシリンダ(図示省略)によって、両砂タンク5,6の夫々真下で砂の定量供給を受ける砂受給位置から接合状態にある両金型1a,1bの真上に位置する砂供給位置に対して進退駆動されるようになっている。図3及び図4には、外層用砂供給ユニット7又は内層用砂供給ユニット8が両金型1a,1bの真上の砂供給位置にある状態を示し、砂供給ユニット7,8を砂受給位置から砂供給位置に対し進退移動させるガイドレール、シリンダ等の移動機構の図示を省略している。
砂供給ユニット7,8は、砂タンク5,6から定量供給された砂供給ユニット7,8の砂を、両金型1a,1b間の成形室2内に重力落下により又はブロー(吹き込み)により充填供給するもので、図3、図4及び図6の(b-2) に示すように、上向き位置にある両金型1a,1bの開口3に対応する位置に砂充填口54を備えた本体ケース55を有する。この本体ケース55には上端中央部に砂受給口56が設けてあって、本体ケース55が砂受給位置にある時に、対応する砂タンク5,6の下端供給口5a,5aから砂受給口56を通じて本体ケース55内に砂を所定量受給し、この受給した所定量の砂を、接合した両金型1a,1bの真上の砂供給位置で両金型1a,1bの開口3から成形室2内に充填する。
各砂供給ユニット7,8の下端部には、図3及び図4に示すように、本体ケース55の底部の砂充填口54を開閉する開閉ダンパー57が設けてあって、このダンパー57は、ダンパー駆動用シリンダ58により、開口部59が図3及び図4の実線図示のように本体ケース55の砂充填口54と一致する位置に駆動されると、本体ケース55内の砂が砂充填口54から両金型1a,1bの成形室2内へ重力落下し、仮想線図示のように駆動されることにより、本体ケース55の砂充填口54を閉鎖するようになっている。ダンパー駆動用シリンダ58は、本体ケース55に取り付けられたブラケット60に設置される。
尚、各砂供給ユニット7,8は、上記のように砂タンク5,6から定量供給された砂供給ユニット7,8の砂を、両金型1a,1bの成形室2内に充填供給するものであるが、一方の外層用砂供給ユニット7は、成形室2内に外層用の砂を重力によって成形室2内に充填供給し、その充填供給の最終段階で空気圧によるブロー(吹き込み)を行なうようになっており、それにより成形室2の入口部分も隙間なく充填することができる。他方の内層用砂供給ユニット8は、成形室2内に既に形成されている外層a内に内層用の砂をブローにより充填するようになっている。従って、図示は省略するが、両砂供給ユニット7,8には夫々ブロー用の圧力エアー供給手段が設けてある。
外層用砂タンク5には中子の外層を形成する外層用熱硬化性樹脂被覆砂が、また内層用砂タンク6には中子の内層を形成する内層用熱硬化性樹脂被覆砂が、夫々砂供給手段によって適宜に供給されて貯留されるようになっている。なお、外層用熱硬化性樹脂被覆砂は内層用熱硬化性樹脂被覆砂より大きい粒度指数で形成されたものである。外層用の熱硬化性樹脂被覆砂は、注湯に耐え得る強度を必要とするため、内層用熱硬化性樹脂被覆砂より相対的に高強度、具体的には曲げ強度が30Kgf/cm2 以上に設計される。そして、熱硬化性樹脂の使用量としては、所要強度及びその他の鋳型特性(低熱膨張性など)を考慮して選択された耐火性粒子(種類及び粒度)及び熱硬化性樹脂(種類)に応じて決定されるが、一般的には耐火性粒子に対し1〜10重量%の範囲であり、更に熱硬化性樹脂被覆砂の製造し易さ及び品質の安定さを考慮すると、その範囲は好ましくは2〜6重量%ある。
また、外層用熱硬化性樹脂被覆砂の粒度指数は、一般的には80以上、更に熱硬化性樹脂被覆砂の製造容易さを考慮すると、好ましくは90〜160の範囲である。なお、粒度指数が大きいことは細粒を意味し、粒度指数が小さいことは粗粒を意味する。この外層用熱硬化性樹脂被覆砂としては、外層の薄肉化及び内層の緊密接合化の観点から、その硬化時間80秒以上、特に90秒以上である遅硬性熱硬化性樹脂被覆砂が好適である。なお、硬化時間とは、250℃熱板上においた環状金型(50mmΦ×5mm)内に熱硬化性樹脂被覆砂を充満させた時からその表面が針で刺さらなくなるまでの時間をいう。
一方、内層用熱硬化性樹脂被覆砂としては、鋳型に良好な崩壊性を付与するため、外層用熱硬化性樹脂被覆砂より相対的に低強度、具体的には曲げ強度が30Kgf/cm2 未満、好ましくは20Kgf/cm2 以下に設定される。そして、熱硬化性樹脂の使用量は、鋳型の崩壊性やガス欠陥(発生量の抑制)を考慮して選択された耐火性粒子(種類及び粒度)及び熱硬化性樹脂(種類)に応じて決定されるが、一般的には耐火性粒子に対して2重量%未満であり、またその下限は外層の補強効果の観点から0.5重量%程度である。また、内層用熱硬化性樹脂被覆砂は、ガス欠陥(高通気度化)の観点から、一般には外層用熱硬化性樹脂被覆砂より小さい粒度指数(80未満)に設定されるが、好ましくは20〜50の範囲である。
図5の(a) は他の実施形態によるフローティングユニット24を備えた金型1a,1bの正面図、(b) はそのフローティングユニット24の拡大断面図である。このフローティングユニット24は、上部取付板61と、下部取付板62と、上下両取付板61,62間に連結されたコイルバネ63と、上下両取付板61,61間にコイルバネ63を埋め込むだように介装されたゴム状弾性材よりなる円筒部材64とからなるもので、各金型1a,1bの左右両端側の上下2ヶ所において、上部取付板61が金型側固定部材25から水平に突設した取付部片65に取り付けられ、下部取付板62が取付枠側固定部材25から水平に突設した取付部片66に取り付けられ、これによって各金型1a,1bを各金型取付枠9a,9bに対しフローティング状に支持するようになっている。このようなフローティングユニット24によれば、構造が簡単であるから、製作コストが安く、取付けも簡単となる。このようなフローティングユニット24によれば、図2及び図3に示す実施形態のフローティングユニット24に比べて構造が簡単であるから、製作コストが安くつく。また各フローティングユニット24の上下両取付板61,62間に、コイルバネ63を一体に埋め込むようにゴム状弾性材からなる円筒部材64を介装しているから、バイブレータ10にる金型1a,1bの振動がコイルバネ63及びゴム状弾性材からなる円筒部材64でより効果的に吸収されて、金型1a,1bのフローティング機能を一層有効に発揮させることができる。尚、図5に示す実施形態のフローティングユニット24では、上下両取付板61,62間にゴム状弾性材からなる円筒部材64を介装しているが、上下両取付板61,62間にコイルバネ63を連結しただけのものでもよい。
次に、上述したような構成よりなる中子製造装置の作用について、図1及び図6〜図8を参照しながら説明する。尚、図6〜図8には、金型1a,1bと可動枠4と砂タンク5,6と砂供給ユニット7,8のみを図示し、金型取付枠9a,9b及びバイブレータ10については図示を省略する。また以下に説明するような一連の動作は、コンピューターに予め組み込んであるプログラムに従って行なわれるようになっいる。
先ず、図1及び図6の(a-1) を参照すれば、固定側の金型取付枠9aに取り付けられた金型1aに対し、同図仮想線図示のように離間している金型1bを、この金型1bを取り付けた金型取付枠9bをシリンダ17で伸長作動させることにより、金型1aに接近移動させて、両金型1a,1bを接合させる。この時、可動枠4は、図1に示すような位置、即ち外層用砂供給ユニット7が砂受給位置から砂供給位置に前進した時に金型1a,1bに砂を充填できる位置にある。またこの時、外層用砂供給ユニット7及び内層用砂供給ユニット8は、夫々外層用砂タンク5及び内層用砂タンク6の真下の夫々砂受給位置で所定量の砂を受給し終えた状態で待機している。
しかして、上記のように両金型1a,1bが接合した状態から、先ず、外層用砂供給ユニット7が図6の(a-1) に示すように砂受給位置から図6の(b-1) に示すような砂供給位置まで前進して、加熱された金型1a,1bの上向き開口3から成形室2内に外層用熱硬化性樹脂被覆砂Aを重力落下式に充填する(図3参照)。この重力落下式充填の最終段階で空気圧によるブローを行なう。こうした外層用熱硬化性樹脂被覆砂Aの充填時にバイブレータ10を作動させて金型1a,1bを振動させる。この時、金型1a,1bは、フローティング手段11のフローティングユニット24によって、金型取付枠9a,9bに対し独立してフローティング状態にあるから、バイブレータ10の振動作用は、金型取付枠9a,9bに制限されることなく最大限に発揮され、金型1a,1bを有効に振動させることができる。
上記のようにフローティング状態の金型1a,1bを振動させながら、砂供給ユニット7の外層用樹脂被覆砂Aを、両金型1a,1b間の成形室2内に重力落下させて充填することにより、成形室2内への外層用熱硬化性樹脂被覆砂Aの充填を均一にしかも高密度に行うことができる。こうして成形室2に外層用熱硬化性樹脂被覆砂Aが充填された状態を図6の(b-2) に示す。この時、外層用熱硬化性樹脂被覆砂Aは、所定温度に加熱された金型1a,1bからの熱を受けて、成形室3の壁面に接する外層部が所定厚さだけ硬化し、その内部は未硬化状態にある。
外層用砂供給ユニット7は砂供給位置で金型1a,1bの成形室2内に外層用熱硬化性樹脂被覆砂Aを充填した後、図7の(a-1) に示すように砂受給位置に後退し、その間に、金型1a,1bは、ピニオン19、ラック23、シリンダ等からなる金型反転駆動手段により開口3が下を向くように反転して未硬化の外層用熱硬化性樹脂被覆砂Aを開口3から下方へ排出し、それにより図7の(a-2) に示すように金型1a,1bの成形室2内に中子の外層aが形成される。砂受給位置に後退した外層用砂供給ユニット7は、そこで外層用砂タンク5によって外層用熱硬化性樹脂被覆砂Aの供給を受ける。
上記のように金型1a,1bが成形室2内の未硬化の外層用熱硬化性樹脂被覆砂Aを排出した後、開口3を上に向けた位置に反転復帰すると、可動枠4が、図7の(b-1) に示すように両砂タンク5,6のピッチP(図1参照)に相当するストロークだけ図7の(b-1) の矢印方向に移動し、それまで砂受給位置で待機していた内層用砂供給ユニット8が図7の(b-1) の仮想線図示位置から実線図示の砂供給位置へ前進し、同図の(b-2) に示すように金型1a,1b内で既に形成されている外層a内に内層用熱硬化性樹脂被覆砂Bを空気圧によるブロー(吹き込み)によって充填する。こうした内層用熱硬化性樹脂被覆砂Bの充填時にバイブレータ10を作動させて金型1a,1bを振動させる。この時、金型1a,1bは、フローティングユニット24によってフローティング状態にあるから、バイブレータ10の振動作用は、金型取付枠9a,9bに制限されることなく最大限に発揮され、金型1a,1bを有効に振動させることができる。こうして外層a内に充填された内層用熱硬化性樹脂被覆砂Bは外層aと一体化した内層bを形成し、かくして図7の(b-2) に示すように外層aと内層bとからなる中子Nが形成される。
尚、砂供給ユニット7,8から両金型1a,1bの成形室2内に砂A,Bを供給する時に、バイブレータ10による金型1a,1bの振動は、金型1a,1b上に載置された状態の砂供給ユニット7,8に伝わるが、金型1a,1bの重量に比べて砂供給ユニット7,8の重量が遥かに軽く、しかも砂供給ユニット7,8が可動枠4に配設されたガイドレールにユニット上端部をスライド自在に支持されて吊持された状態であるため、その振動が砂供給ユニット7,8に制限されることはほとんどない。好ましくは、砂供給ユニット7,8と可動枠4のガイドレールとの間に振動吸収手段を介装しておくとよい。
内層用砂供給ユニット8は、図7の(b-1) に示すように金型1a,1b内に内層用熱硬化性樹脂被覆砂Bを充填した後、図6の(a) に示すように内層用砂タンク6の真下の砂受給位置に後退して、そこで内層用砂タンク6によって内層用熱硬化性樹脂被覆砂Bの供給を受ける。図8の(a) に示すように成形室2内に外層aと内層bとからなる中子Nを形成した金型1a,1bは、所要時間経過後、図1に示すシリンダ17の収縮作動による可動側取付枠9bの引き離し操作により互いに分離して、中子Nが取り出される。これによって一連の中子製造工程を終了することになる。
以上説明したように、この発明に係る中子製造装置によれば、両金型1a,1bに夫々バイブレータ10を取り付けると共に、両金型1a,1bを、夫々の金型取付枠9a,9bに対し、バイブレータ10による金型1a,1bの振動を吸収するフローティング手段11を介して取り付けて、バイブレータ10により金型1a,1bを振動させながら、砂供給ユニット7,8の砂A,Bを、両金型1a,1b間の成形室2内に充填供給することにより、金型1a,1bは、フローティングユニット24によってフローティング状態にあるから、バイブレータ10の振動作用を最大限に発揮させて金型1a,1bを有効に振動させることができ、それにより成形室2における砂A,Bの充填を均一に且つ高密度に行うことができ、中子使用時におけるピールバックの発生を極力回避できると共に、中子の強度向上と品質向上を図ることができる。尚、この実施形態では、両金型1a,1bに夫々バイブレータ10を取り付けているが、バイブレータ10は、両金型1a,1bの少なくとも一方に取り付ければよい。
この中子製造装置において、フローティング手段11は、各金型1a,1bとこれに対応する金型取付枠9a,9bとの間に介装されて、各金型1a,1bの左右両端側に位置して各金型取付枠9a,9bに対し金型1a,1bをフローティング状態に支持するフローティングユニット24からなるため、金型1a,1bのフローティング機能を有効に発揮させることができる。
また、上述した実施形態のように、各フローティングユニット24を、金型側に固定された金型側固定部材25と金型取付枠側に固定された取付枠側固定部材26とを上下方向にスライド自在に貫通して、金型1a,1bと金型取付枠9a,9bとを連結すると共に、金型取付枠9a,9bに対する金型1a,1bの上下方向移動をガイドするガイド棒27,28と、このガイド棒27,28の軸方向に沿った金型側の上下方向荷重を受けるコイルバネコイルバネ29,30,31,32,42とから構成することにより、コンパクトな構造とすることができる。
また、フローティング手段11の各フローティングユニット24としては、上部取付板61と、下部取付板62と、上下両取付板61,62間に連結されたコイルバネ63とからなるもので、上部取付板61を金型取付枠9a,9bに取り付け、62取付板を取付枠側固定部材66に取り付けてなるものでもよく、このような構成とすれば、各フローティングユニット24の構造が極めて簡単となる。
また、上記のように上部取付板61と下部取付板62と、上下両取付板61,62間に連結されたコイルバネ63とからなるフローティングユニット24において、上下両取付板61,62間に、コイルバネ63を一体に埋め込むようにゴム状弾性材からなる円筒部材64を介装すれば、バイブレータ10にる金型1a,1bの振動がコイルバネ63及びゴム状弾性材からなる円筒部材64でより効果的に吸収されて、金型1a,1bのフローティング機能を一層有効に発揮させることができる。
また、上述の実施形態では、外層aと内層bの二層からなる中子Nを製造する中子製造装置について説明したが、もちろん、本発明は、単層からなる中子Nを製造する中子製造装置にも適用されるものである。
1a,1b 金型
2 金型の成形室
3 成形室の開口
5,6 砂タンク
7,8 砂供給ユニット
9a,9b 金型取付枠
10 バイブレータ
11 フローティング手段
24 フローティングユニット
25 金型側固定部材
26 取付枠側固定部材
27,28 ガイド棒
42,43 バネ
44,47 バネ
38 バネ
61 上部取付板
62 下部取付板
63 バネ

Claims (5)

  1. 水平方向に互いに接離可能で、夫々金型取付枠に取り付けられた一対の金型と、金型を所要温度に加熱する加熱手段と、金型の上方にある砂タンクと、砂タンクと金型との間にあって、砂タンクから砂の定量供給を受け、この砂を両金型間に形成される成形室内に充填供給する砂供給ユニットとからなる中子製造装置において、
    両金型の少なくとも一方にバイブレータを取り付けると共に、両金型を、夫々の金型取付枠に対し、バイブレータによる金型の振動を吸収するフローティング手段を介して取り付け、しかしてバイブレータにより金型を振動させながら、砂供給ユニットの砂を、加熱された両金型間の成形室内に充填供給するようにしたことを特徴とする中子製造装置。
  2. 前記フローティング手段は、各金型とこれに対応する金型取付枠との間に介装されて、各金型の左右両端側に位置して各金型取付枠に対し金型をフローティング状態に支持する複数のフローティングユニットからなることを特徴とする請求項1に記載の中子製造装置。
  3. 各フローティングユニットは、金型側に固定された金型側固定部材と金型取付枠側に固定された取付枠側固定部材とを上下方向にスライド自在に貫通して金型と金型取付枠とを連結すると共に、金型取付枠に対する金型の上下方向移動をガイドするガイド棒と、このガイド棒の軸方向に沿った金型側の上下方向荷重を受けるコイルバネとからなることを特徴とする請求項2に記載の中子製造装置。
  4. 前記各フローティングユニットは、上部取付板と、下部取付板と、上下両取付板間に連結されたコイルバネとからなるもので、上部取付板を金型側固定部材に取り付け、下部取付板を取付枠側固定部材に取り付けたことを特徴とする請求項2に記載の中子製造装置。
  5. 前記各フローティングユニットの上下両取付板間には、前記コイルバネを一体に埋め込むようにゴム状弾性材からなる円筒部材を介装したことを特徴とする請求項4に記載の中子製造装置。
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