JP2013187925A - モータ駆動装置 - Google Patents

モータ駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013187925A
JP2013187925A JP2012048749A JP2012048749A JP2013187925A JP 2013187925 A JP2013187925 A JP 2013187925A JP 2012048749 A JP2012048749 A JP 2012048749A JP 2012048749 A JP2012048749 A JP 2012048749A JP 2013187925 A JP2013187925 A JP 2013187925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
carrier frequency
command
sound
inverter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012048749A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Sugiura
賢治 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2012048749A priority Critical patent/JP2013187925A/ja
Publication of JP2013187925A publication Critical patent/JP2013187925A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

【課題】PWM制御によるモータの駆動において、キャリア周波数の音の周囲への影響を抑えるために周波数を可聴域外とすることがスイッチングによる損失低減の妨げとなる。
【解決手段】外部から印加される周波数指令は、キャリア周波数受信器10に入力され、キャリア周波数受信器10はキャリア周波数可変インバータ20が受け取ることのできる指令信号に必要に応じて変換しキャリア周波数指令として出力する。キャリア周波数可変インバータ20は、外部から印加されるDuty指令とキャリア周波数指令とに基づいてPWM制御を行い、モータ30に電力を供給する。キャリア周波数指令が例えばAHzからBHzに変化すると、インバータ出力のスイッチングの周波数が変化する。その際、Duty指令に変化がなければオンとオフの比率は変化しない。また、Duty指令が変化すると、スイッチングのオンとオフの比率が変化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば空調機器、燃焼用ファンモータを搭載した給湯機、空気清浄機並びに複写機、プリンタ等の情報機器に使用されるブラシレスDCモータなどを駆動するモータ駆動装置に関する。
従来、ブラシレスDCモータ(以下、単にモータと記す)を駆動する場合、その速度やトルクを任意に変化させるための技術としてPWM(パルス幅変調:Pulse Width Modulation)制御を用いることが多い。
図5はこの種の技術におけるモータ駆動装置の回路構成図である。
図5において、インバータ120は、予め設定されたキャリア周波数情報150からのキャリア周波数指令と外部から入力されるDuty指令に基づいてPWM制御を行い、モータ130に電力を供給する。
図6を用いてその動作を説明する。キャリア周波数指令は設定された固定値であり、インバータの出力はそのキャリア周波数でスイッチングしている。そのスイッチング波形はDuty指令で決定される。
例えばDuty指令が75%であれば、スイッチング波形は75%がオン、25%がオフの波形となり、モータには75%の電圧が印加される。また、Duty指令が50%に変化するとスイッチング波形も変化し、50%がオン、50%がオフの波形となり、モータには50%の電圧が印加される。
この際、モータへの電圧印加がオン、オフされるためスイッチング音と呼ばれるキャリア周波数の騒音が発生することが知られている。よって、モータの静音性を求められる用途では、キャリア周波数指令は図7に示すように可聴域外に設定されることが多い。
ここで、スイッチング波形のオン、オフの比率に関してはスイッチングの速さの影響およびデッドタイムと呼ばれるスイッチの同時オンを防止するための時間遅れの影響は無視している。
また、従来技術としては、特許文献1に記載のものがあり、モータの固定子鉄心の剛性を上げて形状変化を抑えることでキャリア周波数の音を抑制している。
また、従来技術として、特許文献2には、耳障りな騒音を低減し空気調和機の快適な運転を可能にすることを課題として、室内側と室外側の運転状態を用いて圧縮機の運転周波数を指令する制御演算装置と、固定スクロールと電動機に連結されたクランク軸を介して駆動される旋回スクロールとを有するスクロール型圧縮機とされ前記運転周波数で容量制御が可能とされた前記圧縮機と、鉄製の胴部側板、頭部カバー、下部カバーで、かつ電動機及び圧縮機が覆われるように形成される密閉容器と、運転周波数に関わらず4kHz以上10kHz以下のキャリア周波数を決定し、指令された運転周波数で電動機を駆動するインバータを備える構成について示されている。
また、従来技術として、特許文献3には、昼間と判別されると騒音目標値が高く、夜間と判別されると騒音目標値が低く補正され、目標値よりも実側される騒音レベルが低くなるように、送風機及び圧縮機の運転を制御することにより、環境に応じて、室外ユニツトにより生じる騒音の許容レベルを可変し、快適な空調を図ることを課題として、光センサより検知された室外の明るさから昼夜を判別し、昼間は騒音目標値を高く、夜間は低く補正し、騒音センサで実側される騒音レベルがこれより低くなるように圧縮機及び送風機の運転を制御する。
また、外気温センサより検出された外気温が高いときは騒音目標値を低く、外気温が低いときには高く補正し、実側される騒音レベルがこれより低くなるように圧縮機及び送風機の運転を制御する。さらに、外気温に応じた室外ユニツトの騒音制御と昼夜に応じた騒音制御とをシリアルに組み合わせることによって、一年を通じて空調の快適性が向上する構成について示されている。
特開2003−32921号公報 特開2000−121133号公報 特開平3−59339号公報
モータのPWM制御を行う場合、キャリア周波数の音と共にスイッチングによるインバータの損失が課題となる。この損失はスイッチングの回数に応じて増減する特徴があり、キャリア周波数を可聴域外にすることは可聴域に設定するよりも損失が大きくなる課題を有している。
また、モータの固定子鉄心の剛性を上げることでキャリア周波数の音を抑制できるが、固定子鉄心の体積を増やすことなどによる剛性の向上はモータの効率の向上を妨げる課題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、スイッチングによるキャリア周波数の音と損失の両課題を抑えることを可能にするものである。
本発明のモータ駆動装置は、外部から入力される周波数指令を受取りインバータのキャリア周波数指令を出力するキャリア周波数受信器と、キャリア周波数指令によりインバータのキャリア周波数を任意のタイミングで指令の周波数とするキャリア周波数可変インバータとを備え、入力される周波数指令に応じてモータを駆動するインバータの周波数を調整するものであり、モータ周辺の音の状態に合わせてキャリア周波数が調整されることで、キャリア周波数の音の周囲への影響およびスイッチングにより発生する損失の低減を行うものである。
また、本発明のモータ駆動装置は、外部から入力される音情報を受取り、その周波数と大きさを判別し概ね大きな音の周波数をキャリア周波数指令として出力する音周波数判定器と、キャリア周波数指令によりインバータのキャリア周波数を任意のタイミングで指令の周波数とするキャリア周波数可変インバータとを備え、入力される音情報に応じてモータを駆動するインバータの周波数を調整するものであり、モータ周辺の音の状態に合わせてキャリア周波数を調整することで、キャリア周波数の音の周囲への影響およびスイッチングにより発生する損失の低減を行うものである。
本発明のモータ駆動装置によれば、PWM制御でのスイッチングによる騒音の周囲への影響およびスイッチングにより発生する損失を抑えることができる。
本発明の実施例1に係るモータ駆動装置の構成図 本発明の実施例1および2のインバータの動作の説明図 本発明の実施例1および2の音の説明図 本発明の実施例2に係るモータ駆動装置の構成図 従来のモータ駆動装置の構成図 従来のインバータの動作の説明図 従来の音の説明図
以下、本発明について、図面及び表を参照しながら説明する。なお、以下の実施例によって本発明が限定されるものではない。
第1の発明は、外部から入力される周波数指令を受取りインバータのキャリア周波数指令を出力するキャリア周波数受信器と、キャリア周波数指令によりインバータのキャリア周波数を任意のタイミングで指令の周波数とするキャリア周波数可変インバータとを備え、入力される周波数指令に応じてモータを駆動するインバータの周波数を調整するものであり、モータ周辺の音の状態に合わせてキャリア周波数が調整されることで、キャリア周波数の音の周囲への影響およびスイッチングにより発生する損失を低減できる。
第2の発明は、第1の発明において、音測定器から入力される音情報を受取り、その周波数と大きさを判別し概ね大きな音の周波数をキャリア周波数指令として出力する音周波数判定器と、キャリア周波数指令によりインバータのキャリア周波数を任意のタイミングで指令の周波数とするキャリア周波数可変インバータとを備え、入力される音情報に応じてモータを駆動するインバータの周波数を調整するものであり、モータ周辺の音の状態に合わせてキャリア周波数を調整することで、キャリア周波数の音の周囲への影響およびスイッチングにより発生する損失を低減できる。
図1は、本発明の実施例1におけるモータ駆動装置の構成を示した図であり、図2は、そのキャリア周波数可変インバータの動作を示した図であり、図3は、周囲の音とキャリア周波数の音を説明した図である。
図1において、外部から印加される周波数指令は、キャリア周波数受信器10に入力され、キャリア周波数受信器10はキャリア周波数可変インバータ20が受け取ることのできる指令信号に必要に応じて変換しキャリア周波数指令として出力する。キャリア周波数可変インバータ20は、外部から印加されるDuty指令とキャリア周波数指令とに基づいてPWM制御を行い、モータ30に電力を供給する。
図2を用いてキャリア周波数可変インバータ20の動作を説明する。キャリア周波数指令が例えばAHzからBHzに変化すると、インバータ出力のスイッチングの周波数が変化する。その際、Duty指令に変化がなければオンとオフの比率は変化しない。また、Duty指令が変化すると、スイッチングのオンとオフの比率が変化する。その際、キャリア周波数指令に変化がなければスイッチングの周波数は変化しない。
次に図3を用いて周囲の音とキャリア周波数の音について説明する。周囲の音を音情報とし、キャリア周波数の音と合わせて示している。周囲の音のある周波数の音がキャリア周波数の音より大きく、キャリア周波数の音が周囲に影響を与えない場合には、周波数指令をその周波数として印加する。
この動作により、周囲の音の状態に合わせて周波数指令を印加すれば、スイッチングの周波数を可聴域に設定した場合であってもキャリア周波数の音が周囲に与える影響は少なく、またスイッチングの周波数は可聴域外に設定した場合より低いため損失を低減できる。ここで、周囲の音の状態に合わせて周波数指令は随時調整が可能である。
また、周囲に影響を与える度合いは周囲の音の大きさとキャリア周波数の音の大きさから推測が可能であり、影響が大きくなると判断した場合は周波数指令を可聴域外に設定すれば良い。
図4は、本発明の実施例2におけるモータ駆動装置の構成を示した図である。
図4において、音測定器40はモータ周囲の音などを測定し、音情報を音周波数判定器11に伝える。音周波数判定器11は、その音の大きさや周波数から周囲に影響を与えないキャリア周波数を決定し、キャリア周波数可変インバータ20が受け取ることのできるキャリア周波数指令として出力する。キャリア周波数可変インバータ20は、外部から印加されるDuty指令とキャリア周波数指令とに基づいてPWM制御を行い、モータ30に電力を供給する。
キャリア周波数可変インバータの動作および周囲の音とキャリア周波数の音の説明は実施例1と同じである。
この動作により、モータ周囲の音の大きさやその周波数に合わせてキャリア周波数が変化するため、周囲の音が大きく周波数が低ければキャリア周波数を下げてスイッチングにより発生する損失を低減できる。また周囲の音が小さければ、キャリア周波数を可聴域外とすることでモータの静音性を保つことができる。ここで、周囲の音を人が大きく感じる場合は、必ず可聴域にある周波数の音が大きいため、可聴域外にキャリア周波数を設定している場合に比べて確実にスイッチングによる損失を低減できる
本発明の利用分野は特に制限はなく、例えばモータの周囲の騒音が昼と夜で変化するような環境においてモータの静音性と高効率、低消費電力が求められる用途に広範囲に利用することができる。
10 キャリア周波数受信器
11 音周波数判定器
20 キャリア周波数可変インバータ
30 モータ
40 音測定器
120 インバータ
130 モータ
150 キャリア周波数情報

Claims (2)

  1. 外部から入力される周波数指令を受取りインバータのキャリア周波数指令を出力するキャリア周波数受信器と、前記キャリア周波数指令によりインバータのキャリア周波数を任意のタイミングで指令の周波数とするキャリア周波数可変インバータとを備え、入力される周波数指令に応じてモータを駆動するインバータの周波数を調整することを特徴としたモータ駆動装置。
  2. 請求項1記載のモータ駆動装置において、音測定器から入力される音情報を受取り、その周波数と大きさを判別し概ね大きな音の周波数をキャリア周波数指令として出力する音周波数判定器と、前記キャリア周波数指令によりインバータのキャリア周波数を任意のタイミングで指令の周波数とするキャリア周波数可変インバータとを備え、入力される音情報に応じてモータを駆動するインバータの周波数を調整することを特徴としたモータ駆動装置。
JP2012048749A 2012-03-06 2012-03-06 モータ駆動装置 Pending JP2013187925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012048749A JP2013187925A (ja) 2012-03-06 2012-03-06 モータ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012048749A JP2013187925A (ja) 2012-03-06 2012-03-06 モータ駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013187925A true JP2013187925A (ja) 2013-09-19

Family

ID=49388947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012048749A Pending JP2013187925A (ja) 2012-03-06 2012-03-06 モータ駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013187925A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021260768A1 (ja) * 2020-06-22 2021-12-30

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021260768A1 (ja) * 2020-06-22 2021-12-30
WO2021260768A1 (ja) * 2020-06-22 2021-12-30 三菱電機株式会社 電力変換装置
JP7309070B2 (ja) 2020-06-22 2023-07-14 三菱電機株式会社 電力変換装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106438294B (zh) 空气压缩机
WO2011019701A3 (en) Power factor correction with variable bus voltage
US8461793B2 (en) Motor load control apparatus
EP2573935A3 (en) Motor control apparatus
WO2010041130A3 (en) Motor driver and method of controlling the same
JP2006204063A (ja) 半導体素子制御装置及び半導体素子の制御方法
JP2009118603A (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法
TWI400874B (zh) 雙電源馬達控制系統及其馬達控制裝置
JP2002272126A (ja) 空調機用インバータ制御方法およびその装置
JP2001342989A (ja) Dcポンプの駆動制御方法
JP2006191756A (ja) 制御方法
JP2013187925A (ja) モータ駆動装置
JP2008219356A (ja) 負荷駆動装置及び負荷駆動方法
JP2006340536A (ja) インバータ回路および密閉型電動圧縮機および冷蔵庫
JP2007159398A (ja) ファンの回転速度制御装置及び方法
JP4792839B2 (ja) インバータ回路および密閉型電動圧縮機および冷蔵庫
TW200635204A (en) Motor speed controlling driver and drive method thereof
TWI460987B (zh) 風扇之驅動電路與方法
JPS59221546A (ja) 空気調和機
JP2009228955A (ja) 冷蔵庫
JP5855339B2 (ja) モータドライバ及びこれを用いた車両
JP2013047499A (ja) ポンプ装置及びこれを備えた液体循環装置
JP5661013B2 (ja) コントローラ
JP2005065449A (ja) モータ制御装置
JP2007110800A (ja) モータ入力制御装置及びこれを用いた電気掃除機