JP2013187076A - 集合導体及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】導体占積率を高めると共に渦電流の発生を抑制しつつ、製造コストを低下させる。
【解決手段】集合導体10は、各々、全体横断面形状を分割した一部分の形状の横断面を有する複数の導体線3が無撚り状態で一体化されている。各導体線3は、導体素線1と、導体素線1の外周に設けられて導体素線1よりも電気抵抗値が大きい金属又は金属化合物からなる被覆層2とを備えている。そして、複数の導体線3が長尺状に延びると共に互いに集合した状態で加熱されることにより、各被覆層2が互いに一体に接合されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、本発明は、複数の導体線が一体化して構成された集合導体及びその製造方法に関するものである。
複数の導体線が束ねられて一体に構成された集合導体として種々のものが提案されている。
例えば、特許文献1には、複数本の自己融着性平角エナメル線を集合、転位、撚合わせて得られる撚線の外周に絶縁テープを螺旋巻きしてなる自己融着性転位電線において、自己融着性平角エナメル線が自己潤滑・自己融着性平角エナメル線であるものが開示されている。そして、これによれば、転位電線の製造作業及びコイル巻線作業時には素線同志が優れた相互滑り性を発揮し、しかもコイルの熱融着時には素線相互が強固に熱融着できる、と記載されている。
ここで、ハイブリッド車や電気自動車の駆動には、インダクションモーター(誘導モーター)、ブラシ付きDCモーター、ブラシレスDCモーター等がよく利用されている。
例えば、上記インダクションモーターは、円筒状に形成されたステータコアと、ステータコアに取り付けられたコイルと、ステータコアの内周壁に一定のギャップをもって回転可能に配置されたローターとを備え、上記コイルに発生する誘導磁界により、上記ローターを回転させて駆動力を得るものである。
上記ステータコアは、その内周壁又は外周壁において、周方向に交互に形成された凹条部(スロット)及び凸条部を複数備えている。そして、各スロットには、コイルを構成するエナメル線等の導体線が配置される。
図12は、ステータコア130における各凸条部130a間のスロット130bに、円形の横断面を有する導体線103が複数本配置された断面図である。ここで、導体線103は、電流が流れる導体素線101とその周囲を覆う被覆層102とを備えている。そして、図12では、スロット130bに円形の横断面を有する導体線103を配置させているので、各導体線103の間にデッドスペースが形成され、スロット130bの内部における導体線103の充填率が低くなっている。
また、近年、ハイブリッド車や電気自動車に用いられるモーターは、インバータで発生させた高周波の交流によって駆動することが多いので、例えば、図12の場合には、導体線103に流れる電流が表皮効果によって導体素線101の表面付近に集中して交流抵抗が大きくなってしまう。
そこで、スロット130bの内部における導体線103の充填率、すなわち、所定面積に占める導体の面積(導体占積率)を高めると共に、表皮効果及び渦電流による交流抵抗を低くするために、スロットの内部に挿入する導体として、例えば、上記特許文献1に記載されたような集合導体を利用することができる。
そして、上記のような集合導体では、複数の導体線が束ねられていることにより、表皮電流が分断されると共に、隣接する導体線の間で渦電流が打ち消されるので交流抵抗を低くできる。しかしながら、上記特許文献1の集合導体は、複数の導体線が撚り状態に束ねられて構成されているため、その撚り構造によって、デッドスペースが形成されて導体占積率が低下したり、撚り状態の集合導体自体が局所的なコイルを形成する結果、渦電流が発生することが避けられない。
これに対し、特許文献2では、矩形状の横断面を有する複数の導体線を無撚り状態で一体化した集合導体が提案されている。この集合導体を構成する導体線は、導体素線と、導体素線の外周に設けられて導体素線の電気抵抗値よりも大きい電気抵抗値を有する金属又は金属化合物からなる被覆層と、被覆層の表面に設けられた結着材とを備えている。そして、各導体線は、長尺状に延びた状態で結着材を介して互いに結着されている。
上記特許文献2の集合導体によれば、各導体線が無撚り状態に束ねられているので、集合導体自体が局所的なコイルを形成せず、渦電流の発生を抑制できる。さらに、被覆層により絶縁性を維持しつつ導体占積率を高めることが可能になっている。
特開平11−203948号公報 特開2007−227266号公報
しかし、上記特許文献2の集合導体では、各導体線が被覆層の表面に結着材を塗布などにより設ける工程が必要になるため、製造コストを低下させることが難しい問題がある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、集合導体における導体占積率を高めると共に渦電流の発生を抑制しつつ、その製造コストを低下させることにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る集合導体は、各々、全体横断面形状を分割した一部分の形状の横断面を有する複数の導体線が無撚り状態で一体化した集合導体であって、上記各導体線は、導体素線と、該導体素線の外周に設けられて上記導体素線の電気抵抗値よりも大きい電気抵抗値を有する金属又は金属化合物からなる被覆層とを備え、上記複数の導体線が長尺状に延びると共に互いに集合した状態で加熱されることにより、上記各被覆層が互いに一体に接合されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、集合導体を構成する各導体線が集合導体の全体横断面形状を分割した一部分の形状の横断面を有していると共に、各導体線を構成する導体素線同士が被覆層を介して束ねられているので、集合導体における導体占積率が向上する。また、集合導体を構成する各導体線が無撚り状態で長尺状に束ねられているので、集合導体自体が局所的なコイルを形成せず、渦電流の発生が抑制される。
さらに、各導体線同士の間は、電位差が比較的小さいので、導体素線よりも電気抵抗値が大きい金属により構成された被覆層によって、これら各導体線の導体素線同士の間の絶縁性を必要且つ十分に確保することが可能となる。
しかも、複数の被覆層が加熱により互いに一体に接合された構成を有しているので、複数の被覆層同士の間に別部材である結着材を設ける工程が不要となり、製造コストを低下させることができる。
互いに一体に接合された上記被覆層の外周には、絶縁層が設けられていてもよい。そのことにより、導体素線をより確実に絶縁することができる。
上記導体素線の横断面は、矩形状に形成されていてもよい。
上記の構成によれば、導体線を構成する導体素線の横断面が矩形状であるので、導体線の横断面も矩形状になる。そのため、各導体線の側面を重ね合わせることにより、導体線が幅方向及び高さ方向に容易に整列されるので、集合導体における導体占積率を向上させることが可能になる。
上記導体素線が銅又は銅合金により形成されると共に、上記被覆層がニッケル又はニッケル合金により形成されていてもよい。また、上記導体素線が銅又は銅合金により形成されると共に、上記被覆層が錫又は錫合金により形成されていてもよい。また、上記導体素線が金属により形成されると共に、上記被覆層が上記導体素線の酸化物により形成されていてもよい。
この構成によれば、一般的で安価な材料によって被覆層を構成できる。
インバータ駆動されるモーターが用いられる電気自動車では、モーターの高効率化のために、モーターを構成するステータコアのスロットの内部における導体占積率の向上が望まれている。したがって、本発明は、インバータ駆動されるモーターのコイル用として特に有効である。
また、本発明に係る集合導体の製造方法は、各々、全体横断面形状を分割した一部分の形状の横断面を有する複数の導体線が無撚り状態で一体化した集合導体を製造する方法であって、導体素線の電気抵抗値よりも大きい電気抵抗値を有する金属又は金属化合物からなる被覆層を上記導体素線の外周に形成して上記導体線を形成する工程と、複数の上記導体線を無撚りで長尺状に互いに集合させた状態で上記被覆層を加熱することにより、上記各被覆層を互いに一体に接合する工程とを有する。
この構成によれば、上記集合導体を製造するときに、集合した導体線の各被覆層を加熱により互いに一体に接合させるようにしたので、隣接する被覆層同士の間に別部材である結着材を設ける工程が不要となり、製造コストを大幅に低下させることができる。
本発明によれば、無撚り状態で長尺状に延びると共に互いに集合した複数の導体線を加熱することにより、導体素線よりも電気抵抗値が大きい金属又は金属化合物からなる各被覆層を互いに一体に接合するようにしたので、集合導体における導体占積率を高めると共に渦電流の発生を抑制しつつ、その製造コストを低下させることができる。
図1は、本実施形態に係る集合導体の斜視図である。 図2は、ステータコアのスロットの内部に集合導体を配置させた状態を示す断面図である。 図3は、横断面が円状である導体素線を示す断面図である。 図4は、横断面が円状であり、被覆層が形成された導体線を示す断面図である。 図5は、横断面が矩形状に加工された導体線を示す断面図である。 図6は、所定の整列状態に集合した複数の導体線を示す断面図である。 図7は、各被覆層が加熱により一体に接合された集合導体を示す断面図である。 図8は、絶縁層により被覆された集合導体を示す断面図である。 図9は、集合導体を製造する集合導体製造装置の上面図である。 図10は、集合導体を製造する集合導体製造装置の側面図である。 図11は、図9におけるXI−XI線断面図である。 図12は、ステータコアのスロットの内部に円形の横断面を有する導体線を配置させた状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る集合導体10の斜視図である。
集合導体10は、図1に示すように、無撚り状態で幅方向(図中横方向)及び高さ方向(図中縦方向)に整列するよう一体化された複数の導体線3により構成されている。集合導体10は、例えばハイブリッド車や電気自動車等におけるインバータ駆動されるモーターのコイルとして好適に用いられる。また、集合導体10は、その他の高周波駆動用コイルに用いることができる。
導体線3は、矩形状の横断面を有する線状の導体素線1と、その導体素線1を覆うように設けられた被覆層2とを備えている。導体線3(導体素線1)の矩形状の横断面形状は、各々、集合導体10の矩形状の全体横断面形状を分割した一部分の形状になっている。そして、各導体線3は、被覆層2を介して互いに一体化されている。
ここで、導体線3(導体素線1)の横断面形状である矩形状には、図5に示すような角部が直角である横断面正方形、角部が直角である横断面長方形、角部がR状である横断面略正方形、角部がR状である横断面略長方形、及び、対向する一対の辺が平行であり且つ他方が弧状である形状(横断面トラック状)等が含まれる。
上記矩形状の導体線3(導体素線1)は、導体の母線をダイスによる伸線として形成したり、ローラ圧延等の加工成型装置により加工形成することができる。また、横断面トラック状のものは、丸線の母線を一方向から圧延して、加工成型すればよい。
導体線3(導体素線1)の横断面形状は、占積率や生産性の観点から、上記矩形状が好ましいが、その他に、三角形、六角形などの多角形であってもよい。また、矩形状の横断面を有する導体素線1は、集合導体10の全体の断面に対して、デッドスペース(導体が存在しない空間)を小さくすることが容易にでき、種々のサイズの集合導体10に適応させることができる。
さらに、矩形状の横断面を有する導体素線1において、長辺の長さを短辺の1倍〜1.5倍(好ましくは1倍〜1.2倍)とすることで、m行×n列(例えば、m,nは整数であって、m≧1、n≧2であることが好ましい。1≦m≦4、5≦n≦20であることがさらに好ましい。m<1、n<5であると集合導体としての利点(単線との差異)が小さくなり、4<m、20<nであると無撚り状態で一体化させることが困難になる傾向となる。)の整列構造等(図1では3行3列)に整列させたときに、集合導体10の全体に対する導体素線1の占積率が向上すると共に、導体素線1の表面積を増大させることができるので、ハイブリッド車や電気自動車に用いられるモーター(高周波の交流が流れる導体線を含む)の小型化及び軽量化を実現させることができる。
なお、集合導体10を構成する各導体素線1の横断面形状は、全て同じでなくてもよい。
導体素線1のサイズは、例えば、一辺が0.05mm〜2mm(好ましくは0.05mm〜1mm)であり、0.03mmφ〜2.0mmφの丸線に対応するサイズであればよく、この場合、横断面積は、0.0007mm〜4mmとなる。
導体素線1の材質には、例えば銅、アルミニウム、銀、鉄、金又はそれらの合金などを適用できる。
被覆層2は、導体素線1よりも電気抵抗値が大きい金属又は金属化合物により構成されている。ここで、電気抵抗値とは、20℃における導体素線1及び被覆層2の電気抵抗値を意味する。
そして、図1、図6及び図7に示すように、上記各被覆層2は、複数の導体線3が長尺状に延びると共に互いに集合した状態で加熱されることにより、互いに一体に接合されている。
例えば、導体素線1が銅又は銅合金である場合、被覆層2として、錫又は錫合金を適用することにより、低コストで絶縁性を確保できる。また、集合導体10の端部へのハンダ処理を良好に行うことができる。
導体素線1が銅又は銅合金である場合、被覆層2にはニッケル又はニッケル合金を適用することにより、絶縁性が確保される点で好適である。
ニッケル又はニッケル合金、及び錫又は錫合金等は、メッキや蒸着等により、導体素線1の外周に形成することが可能である。また、被覆層2の材料としては、導体素線1よりも電気抵抗値が大きい亜鉛、ハンダ(鉛系又は非鉛系)、又はクロム等の金属又は金属化合物を適用することも可能である。
また、被覆層2として、金属化合物を適用する場合、例えば、導体素線1の酸化物を被覆層2として適用が可能である。すなわち、導体素線1が銅又は銅化合物である場合には酸化銅膜が被覆層2となり、導体素線1がアルミニウム又はアルミニウム合金である場合には酸化アルミニウム膜等が被覆層2となる。これらの酸化膜は、導体素線1を酸化雰囲気に連続的に通過させることにより形成できる。
その他、酸化膜以外には、硫化膜、窒化膜又は化成皮膜等を被覆層2に適用することが可能であり、これらの被覆層2は、蒸着や化学処理等により形成することができる。
被覆層2の層厚(膜厚)は、例えば、0.01〜10μm程度に形成することが好ましいが、被覆層2の形成方法や種類に応じて異なる。
上記被覆層2は、公知の絶縁層(ディッピングや電着により形成される絶縁層)よりも薄く形成できるので、集合導体10における導体素線1が占める割合を大きくできる点で好ましい。
また、集合導体10の最外層に耐圧性が必要な場合には、図1に示すように、互いに一体に接合された被覆層2の外周に絶縁層5を設けるようにしてもよい。例えば、ポリイミド系、アラミド系、ポリエステル系及びナイロン系等の絶縁性を有するテープを巻装したり、ポリアミドイミド系、ポリエステルイミド系、ポリエステル系、ウレタン系、アクリル系、エポキシ系、ポリイミド系及びポリビニルホルマール系等の樹脂をディップ塗装することにより、絶縁層5を形成してもよい。なお、絶縁層5は集合導体10に必須の構成ではない。
上記集合導体10は、図2に示すように、モーターを構成するステータコア30の各スロット30bの内部に複数層(例えば、8層)に整列して配置される。これによれば、通常の円形横断面を有する導体線103が複数本配置された場合(図14参照)のように、スロットの内部においてデッドスペースが形成されることを抑制できる。
ここで、ステータコア30は、全体として円筒状に形成され、その内周壁又は外周壁において、周方向に交互に形成された凸条部30a及び凹条部(スロット30b)を複数備えている。なお、図2では、曲面状のステータコア30を平面状に置き換えて模式的に図示しているが、スロット30bは、例えば、底部分の幅が4mm程度であり、開口部分の幅が6mm程度であり、深さが30mm程度である。
<製造装置>
次に、上記構成の集合導体10の製造装置について一例を挙げて説明する。ここで、集合導体10は、図9の上面図、及び図10の側面図に示す集合導体製造装置50を用いて製造される。
この集合導体製造装置50には、図9及び図10に示すように、複数の巻き出しロール20と、第1ガイドロール21と、第1ダイス22aと、加熱室23と、第2ダイス22bと、第2ガイドロール24と、巻き取りロール25とが一列に連なるように設けられている。
各巻き出しロール20には、ニッケルメッキ膜等の被覆層2が銅等の導体素線1に被覆して構成された導体線3が、それぞれ巻き付けられている。
第1ガイドロール21は、各巻き出しロール20から巻き出される導体線3を第1ダイス22aに案内するように構成されている。
第1ダイス22aは、図9におけるXI−XI線断面図である図11に示すように、断面矩形状の筒体により構成され、各第1ガイドロール21から供給される複数の導体線3の配置を矯正して、幅方向及び高さ方向に整列させるようになっている。
加熱室23は、整列させた導体線3の各被覆層2同士を互いに一体に接合させるためのものである。加熱室23は、整列させた導体線3の各被覆層2を加熱するヒーターを備えている。
第2ダイス22bは、第1ダイス22aと同様に、複数の導体線3を幅方向及び高さ方向に整列状態に矯正するための矯正治具である。すなわち、複数の導体線3は、上記第1ダイス22a、加熱室23及び第2ダイス22bによって、互いに一体化されて1本の集合導体10に形成される。
第2ガイドロール24は、第2ダイス22bから供給される集合導体10を巻き取りロール25に案内するように構成されている。そして、巻き取りロール25は、第2ガイドロール24により案内された集合導体10を巻き取るようになっている。
<製造方法>
次に、図3〜図8を参照して、集合導体10の製造方法について説明する。
図3は、横断面が円状である導体素線1を示す断面図である。図4は、横断面が円状であり、被覆層2が形成された導体線3を示す断面図である。図5は、横断面が矩形状に加工された導体線3を示す断面図である。図6は、所定の整列状態に集合した複数の導体線3を示す断面図である。図7は、各被覆層2が加熱により一体に接合された集合導体10を示す断面図である。図8は、絶縁層5により被覆された集合導体10を示す断面図である。
まず、図3に示すように、例えば純銅(タフピッチ銅や無酸素銅)からなり横断面が円状である導体素線1に、図4に示すように、例えば、被覆層2として銅よりも電気抵抗値が大きい錫を数μm程度の厚みで金属メッキする。
なお、被覆層2の厚みが1μm未満であると、被覆層2の厚みを高精度に制御することが難しくなり、ピンホールも多く生じてしまう。また、被覆層2の厚みが1μm未満であると、各被覆層2を拡散接合する際に、その接合力が大きく低下してしまう。よって、導体素線1に形成する被覆層2の厚みは、1μm以上であることが望ましい。
さらに、各被覆層2の接合後に集合導体10を引き抜き加工する場合は、引き抜き後の被覆層2の厚みが薄くなりすぎると渦電流の抑制効果が低下するため、引き抜き加工後における被覆層2の厚みが1μm以上となるように厚み制御することが好ましい。
続いて、図5に示すように、錫メッキの被覆層2が形成された導体線3を、カセットローラーダイス(R)やタークスヘッド等により、横断面が正方形状となるように加工する。そして、この横断面が正方形状である導体線3を、図9及び図10に示すように、複数の巻き出しロール20にそれぞれ巻き取る。
このように、導体素線1の電気抵抗値よりも大きい電気抵抗値を有する金属又は金属化合物からなる被覆層2を導体素線1の外周に形成して導体線3を形成する。
さらに、各巻き出しロール20を集合導体製造装置50にセットして、各巻き出しロール20から導体線3を巻き出し、第1ガイドロール21を経由させて、図6及び図11に示すように、複数の導体線3を第1ダイス22a及び第2ダイス22bの内部に整列状態に配置させる。
このように、複数の導体線3を無撚りで長尺状に互いに集合させた状態で、加熱室23を作動させ、整列状態に集合した各導体線3の被覆層2を加熱する。熱処理温度は、例えば300℃程度にする。そのことにより、隣接する各被覆層2を加熱により互いに一体に接合させる。この熱処理温度では、導体素線1の銅は拡散しないため、導体素線1の正方形状を維持することができる。こうして、図7に示すように、複数の導体線3における各被覆層2を一体に接合して集合導体10を得る。
集合導体10を製造する場合、被覆層2同士を拡散接合することによって各被覆層2の全体を一体化することもできる。この場合、さらに、被覆層2を複数の層からなる構造とし、その最外層に拡散接合を促進させるための比較的融点が低い金属又は合金の層を設けるようにしてもよい。
また、複数の導体線3を行方向及び列方向に配列した状態で、銅やアルミニウム等の筒状のケースに挿入し、このケースに挿入された複数の導体線3をビレットとして押し出し加工することにより、一体化された集合導体10を製造するようにしてもよい。
また、上記集合導体10に引き抜き加工等をさらに施すことにより、所望の形状寸法の集合導体10を得ることができる。さらに、このとき、集合導体10の矩形状の横断面における四隅をR状に加工することも可能である。そのことにより、集合導体10の角部分における応力集中を防ぐことができる。
そして、第2ガイドロール24を経由させて、集合導体10を巻き取りロール25に巻き取る。
図8に示すように、集合導体10の外周を絶縁層5により被覆する場合には、被覆材料として、塩化ビニル、ポリエチレン、PET、ポリイミド、アクリル、エポキシ、又はPEEK等、絶縁の用途と必要性能に合わせて種々の絶縁材料を適用し、必要な厚みで被覆するようにすればよい。また、被覆方法としては、上記種々の絶縁材料に応じて、押し出し加工、テーピング、浸漬焼き付け、電着塗装、又は噴霧塗装等の方法を選択すればよい。なお、絶縁層5を形成する際に、被覆層2と絶縁層5との密着力を高めるために、プライマや接着剤を被覆層2と絶縁層5との間に介在させるようにしてもよい。
以上のようにして、集合導体10を製造することができる。
なお、横断面が円形状である銅等の導体素線1の表面に錫等の被覆層2をメッキして導体線3を形成し、その横断面が円形状である複数の導体線3を無撚り状態で長尺状に集合させた状態で各被覆層2同士を一体に接合するようにしてもよい。そして、その後に引き抜き加工等により、所望の形状寸法の集合導体10を得ることができる。
−実施形態の効果−
よって、本実施形態の集合導体10によれば、集合導体10を構成する各導体線3が集合導体10の矩形状の全体横断面形状を隙間なく分割した一部分の形状、すなわち、矩形状の横断面を有しており、各導体線3の被覆層2が一体に接合されているので、集合導体10における導体占積率を向上させることができる。そのことに加えて、集合導体10を構成する各導体線3が無撚り状態で長尺状に束ねられているので、集合導体10自体が局所的なコイルを形成せず、渦電流の発生を抑制することができる。また、集合導体10は、矩形状の横断面を有する平角線であるため、ハンドリングが容易である。
さらに、集合導体10は、複数の導体線3が無撚り状態で長尺状に束ねられて構成されているので、集合導体10における導体素線1の表面積を増大させて表皮電流を増加させることができる。さらにまた、隣接する導体線3同士の間で渦電流が互いに打ち消し合うため、交流抵抗を低くでき、電流損失を小さくすることができる。したがって、上記集合導体10をモータに適用すると、そのモーター効率を高めることができる。
加えて、集合導体10では、メッキや蒸着等により、被覆層2を薄く形成することができるので、集合導体10及び各導体線3における導体占積率が向上し、モーター効率を高める点でさらに好ましい。
さらに、隣接する導体素線1同士の間の電位差は比較的小さいため、被覆層2を、例えば銅からなる導体素線1よりも電気抵抗値が大きいニッケル等の金属により構成することによって、各導体素線1同士の間の絶縁性を必要且つ十分に確保することができる。また、比較的高温の使用条件にも耐え得る点で好ましい。
しかも、集合導体10は、複数の被覆層2が加熱により互いに一体に接合された構成を有しているので、複数の被覆層2同士の間に別部材である結着材を設ける工程が不要となり、製造コストを大幅に低下させることができる。
さらに、集合導体10は、曲げ等の変形に拘わらず、各導体線3を整列した状態で保持することができる。そして、集合導体10は、単線の導体線から直接に成形するよりも、容易に成形できるので、種々の形状のコイルに適応させることができる。
また、互いに一体に接合された被覆層2の外周に絶縁層5が設けることにより、導体素線1をより確実に絶縁することができる。
以上説明したように、本発明は、集合導体における導体占積率を向上させることができるので、インバータ駆動されるモーターのコイル用の導体として有用である。
1 導体素線
2 被覆層
3 導体線
5 絶縁層
10 集合導体
23 加熱室
50 集合導体製造装置

Claims (8)

  1. 各々、全体横断面形状を分割した一部分の形状の横断面を有する複数の導体線が無撚り状態で一体化した集合導体であって、
    上記各導体線は、導体素線と、該導体素線の外周に設けられて上記導体素線の電気抵抗値よりも大きい電気抵抗値を有する金属又は金属化合物からなる被覆層とを備え、
    上記複数の導体線が長尺状に延びると共に互いに集合した状態で加熱されることにより、上記各被覆層が互いに一体に接合されていることを特徴とする集合導体。
  2. 請求項1に記載された集合導体において、
    互いに一体に接合された上記被覆層の外周には、絶縁層が設けられていることを特徴とする集合導体。
  3. 請求項1又は2に記載された集合導体において、
    上記導体素線の横断面は、矩形状に形成されていることを特徴とする集合導体。
  4. 請求項1乃至3の何れか1つに記載された集合導体において、
    上記導体素線が銅又は銅合金により形成されると共に、上記被覆層が錫又は錫合金により形成されていることを特徴とする集合導体。
  5. 請求項1乃至3の何れか1つに記載された集合導体において、
    上記導体素線が銅又は銅合金により形成されると共に、上記被覆層がニッケル又はニッケル合金により形成されていることを特徴とする集合導体。
  6. 請求項1乃至3の何れか1つに記載された集合導体において、
    上記導体素線が金属により形成されると共に、上記被覆層が上記導体素線の酸化物により形成されていることを特徴とする集合導体。
  7. 請求項1乃至6の何れか1つに記載された集合導体において、
    インバータ駆動されるモーターのコイル用であることを特徴とする集合導体。
  8. 各々、全体横断面形状を分割した一部分の形状の横断面を有する複数の導体線が無撚り状態で一体化した集合導体を製造する方法であって、
    導体素線の電気抵抗値よりも大きい電気抵抗値を有する金属又は金属化合物からなる被覆層を上記導体素線の外周に形成して上記導体線を形成する工程と、
    複数の上記導体線を無撚りで長尺状に互いに集合させた状態で上記被覆層を加熱することにより、上記各被覆層を互いに一体に接合する工程とを有する
    ことを特徴とする集合導体の製造方法。
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