JP2013186730A - 測定装置及び測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部温度の影響を受けにくく、適切な測定確度を得ることができる測定装置及び測定方法を提供する。
【解決手段】モジュール方式測定装置100は、内部温度を検知する内部温度センサ52と、外部温度を検知する外部温度センサ111と、内部を冷却する冷却ファン12と、冷却ファン12の回転を制御する冷却ファン回転制御部113と、外部温度と内部温度との関係が予め定められたテーブルであって、外部温度に対する内部温度の目標温度のデータを含む目標温度テーブル53と、を備え、冷却ファン回転制御部113は、内部温度、外部温度及び目標温度テーブル53に基づいて、外部温度において内部温度が目標温度になるよう冷却ファン12の回転を制御する構成を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器の電気的特性を測定する測定装置及び測定方法に関する。
近年、携帯電話機やPDA端末等の電子機器は高機能化や多機能化が図られ、より高い信頼性が求められている。そのため、電子機器の製造ラインでは、各種の測定装置が使用されている。
測定装置を使用する際に適切な測定確度を得るためには、その測定装置の校正時の温度と使用時の温度とを一致させる必要がある。例えば、校正時の温度が23℃±2.5℃の測定装置は、使用時の温度も23℃±2.5℃とすることにより、最適な測定確度が得られる。
しかしながら、従来の測定装置は、内蔵したCPU等の加熱を避けるために冷却ファンを使用し、いかに効率よく冷却するかに主眼が置かれており、その内部温度は測定装置の外部温度(周囲温度)に依存していた。特に、各種の測定機能をそれぞれモジュール化したプラグイン型のモジュール方式測定装置では、その傾向が顕著であった。
モジュール方式測定装置は、1つの筐体に、例えば、電圧測定機能を有するモジュールや、信号発生機能を有するモジュール等の複数のモジュールを、測定対象物の測定項目に応じて容易に着脱できるようになっており、生産ラインでの省スペース化や、操作性の向上、設備投資の低減化等を図ることができるものである。
従来のモジュール方式測定装置は、複数のモジュールが装着可能な構成を有するので、隣接するモジュールの輻射熱の影響を受けやすく、また輻射熱の影響度合がモジュールの装着数や装着位置により変化するため、各モジュールの内部温度の制御が困難であった。そのため、従来のモジュール方式測定装置では、測定値が内部温度の影響を受けるため適切な測定確度が得られなかった。
このモジュール方式測定装置のように、外部装置が着脱可能な構成において温度制御を行うものとして、例えば、特許文献1記載の情報処理装置が知られている。この情報処理装置は、中央演算装置付近の温度を検知する温度センサと、中央演算装置付近の温度と冷却用ファンに供給する供給電圧とを定めたファン制御用対応表と、を備えている。ファン制御用対応表は、ある供給電圧について適用される上限と下限とを有する温度ゾーンが、外部記憶装置の装着、非装着に応じてそれぞれ複数設定されたものである。
この構成により、特許文献1記載のものは、中央演算装置付近の温度と、ファン制御用対応表とに基づき、外部記憶装置の装着、非装着に応じて適切な冷却ファンの制御を行うことができるようになっている。
特開2002−132387号公報
しかしながら、特許文献1記載のものは、外部記憶装置の装着、非装着に応じて冷却用ファンの回転数を単に増減するものであり、この技術を測定装置に適用したとしても、測定装置の外部温度の変化により測定装置の内部温度が影響を受けるので適切な測定確度が得られない。
本発明は、前述のような事情に鑑みてなされたものであり、外部温度の影響を受けにくく、適切な測定確度を得ることができる測定装置及び測定方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る測定装置は、測定対象である電子機器(1)の電気的特性を測定する測定装置(200)であって、前記測定装置の外部温度を検知する外部温度検知手段(111)と、前記測定装置の内部温度を検知する内部温度検知手段(52)と、前記測定装置の内部を冷却する冷却ファン(201)と、前記冷却ファンの回転を制御する冷却ファン回転制御手段(113)と、前記外部温度と前記内部温度との関係が予め定められたテーブルであって、前記外部温度に対する前記内部温度の目標温度のデータを含む目標温度テーブル(53)と、を備え、前記冷却ファン回転制御手段は、前記内部温度、前記外部温度及び前記目標温度テーブルに基づいて、前記外部温度において前記内部温度が前記目標温度になるよう前記冷却ファンの回転を制御するものである構成を有している。
この構成により、本発明の請求項1に係る測定装置は、内部温度、外部温度及び目標温度テーブルに基づいて、外部温度において内部温度が目標温度になるよう冷却ファンの回転を制御するので、外部温度が変化しても内部温度を所定の温度に制御することができる。したがって、本発明の請求項1に係る測定装置は、外部温度の影響を受けにくく、適切な測定確度を得ることができる。
本発明の請求項2に係る測定装置は、前記測定装置は、前記電気的特性の測定機能がモジュール化された複数の測定モジュール(50、60、70)が着脱可能な測定装置(100)であって、前記各測定モジュールが着脱される複数のスロット部(10、20、30、40)が形成された本体部(110)を備え、前記内部温度検知手段は、前記測定モジュール内に設けられた構成を有している。
この構成により、本発明の請求項2に係る測定装置は、複数の測定モジュールを備えた場合に、外部温度が変化しても内部温度を所定の温度に制御することができる。したがって、本発明の請求項2に係る測定装置は、外部温度の影響を受けにくく、適切な測定確度を得ることができる。
本発明の請求項3に係る測定装置は、前記各測定モジュールは、前記各スロット部に沿って、前記本体部の前面パネル(116a)から後面パネル(116b)に向かって延びる筒状のモジュールカバー(57)を備え、前記本体部は、前記モジュールカバーの前記後面パネル側の端部(57e)から前記後面パネルまでの間を接続する筒状のダクト部(13)を備え、前記冷却ファンは、前記ダクト部内の後面パネル側に設けられ、前記各測定モジュールが互いに隣接するスロット部に装着された際に、前記各測定モジュールの前記モジュールカバーは互いに離隔する構成を有している。
この構成により、本発明の請求項3に係る測定装置は、ダクト部により測定モジュール内を流れる空気を逃がさないことで、より的確に測定モジュール内の温度制御を実現することができる。また、本発明の請求項3に係る測定装置は、モジュールカバーにより、隣接する測定モジュールからの輻射熱の影響を低減することができる。
本発明の請求項4に係る測定装置は、前記本体部は、前記測定モジュールが備える前記目標温度テーブルのテーブル値を前記スロット部ごとに記憶する本体側目標温度テーブル(119a)と、前記測定モジュールが前記スロット部に装着されたことを条件に、前記本体側目標温度テーブルのテーブル値を、前記スロット部に装着された測定モジュールが備える目標温度テーブルのテーブル値に書き換える目標温度テーブル書換手段(119b)と、を備えた構成を有している。
この構成により、本発明の請求項4に係る測定装置は、各測定モジュールがそれぞれ目標温度テーブルを備える必要がないので、各測定モジュールの構成を簡略化することができる。
本発明の請求項5に係る測定方法は、測定対象である電子機器(1)の電気的特性を測定する測定装置(200)を用いた測定方法であって、前記測定装置の外部温度を検知する外部温度検知ステップ(S22)と、前記測定装置の内部温度を検知する内部温度検知ステップ(S23)と、前記測定装置の内部を冷却する冷却ファン(201)の回転を制御する冷却ファン回転制御ステップ(S25〜S27)と、前記外部温度と前記内部温度との関係が予め定められたテーブルであって、前記外部温度に対する前記内部温度の目標温度のデータを含む目標温度テーブル(53)からテーブル値を取得するステップ(S24)と、を含み、前記冷却ファン回転制御ステップで、前記目標温度テーブル、前記内部温度及び前記外部温度とに基づいて、前記外部温度において前記内部温度が前記目標温度になるよう前記冷却ファンの回転を制御する構成を有している。
この構成により、本発明の請求項5に係る測定方法は、内部温度、外部温度及び目標温度テーブルに基づいて、外部温度において内部温度が目標温度になるよう冷却ファンの回転を制御するので、外部温度が変化しても内部温度を所定の温度に制御することができる。したがって、本発明の請求項5に係る測定方法は、外部温度の影響を受けにくく、適切な測定確度を得ることができる。
本発明は、外部温度の影響を受けにくく、適切な測定確度を得ることができるという効果を有する測定装置及び測定方法を提供することができるものである。
本発明に係る測定装置の第1実施形態における構成を示す平面断面図及び正面図である。 本発明に係る測定装置の第1実施形態における構成を示す側面断面図である。 本発明に係る測定装置の第1実施形態における構成を示す機能ブロック図である。 本発明に係る測定装置の第1実施形態における目標温度テーブルの一例をグラフ化して示した図である。 本発明に係る測定装置の第1実施形態における温度制御に係る動作を示すフローチャートである。 本発明に係る測定装置の第1実施形態の変形例における構成を示す機能ブロック図である。 本発明に係る測定装置の第2実施形態における構成を示す機能ブロック図である。 本発明に係る測定装置の第2実施形態における温度制御に係る動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明に係る測定装置の第1実施形態における構成について説明する。第1実施形態では、本発明に係る測定装置を、携帯端末の出力信号を測定するモジュール方式測定装置に適用した例を挙げて説明する。
本実施形態におけるモジュール方式測定装置100は、図1及び図2に示す構成を有している。図1(a)、(b)及び図2は、ぞれぞれ、モジュール方式測定装置100の平面断面図、正面図及び側面断面図である。
図1に示すように、モジュール方式測定装置100は、メインシャーシ116を含む本体部110を有する。なお、モジュール方式測定装置100は、本発明に係る測定装置を構成する。
メインシャーシ116は、前面パネル116a及び後面パネル116bを有する。また、メインシャーシ116には、モジュール方式測定装置100の外部温度(周囲温度)を検知する外部温度センサ111と、電源スイッチ117が設けてある。
メインシャーシ116の内部には、第1スロット部10、第2スロット部20、第3スロット部30及び第4スロット部40が設けられている。第1スロット部10、第2スロット部20及び第3スロット部30には、それぞれ、測定モジュール50、60及び70が装着されている。第4スロット部40には測定モジュールが未装着であり、空き状態となっている。通常、空き状態の第4スロット部40にはカバー104が装着されるが、図1(b)ではメインシャーシ116内を説明するため、カバー104を取り外した状態を図示している。
図示のように、メインシャーシ116内には、CPUやメモリ、IC等を実装した回路基板101が配置されている。第4スロット部40内の回路基板101上には、コネクタ41が設けられている。このコネクタ41には、第4スロット部40に装着される測定モジュールのプリント基板が挿入されるようになっている。
測定モジュール50は、測定対象の電子機器である携帯端末(図示せず)から、例えば同軸ケーブルを介して被測定信号を入力する入力端子59aと、測定モジュール50の測定処理を制御する制御装置、例えばパーソナルコンピュータ(PC)と通信するための通信用端子59bと、を備えている。
また、測定モジュール50は、第1スロット部10に沿って、メインシャーシ116の前面パネル116aから後面パネル116bに向かって延びる筒状のモジュールカバー57を有している。このモジュールカバー57は、金属板を折り曲げ加工して形成されたものであり、側面カバー57a及び57b(図1(a)参照)と、上面カバー57c及び下面カバー57d(図2参照)と、を有する。互いに隣接する測定モジュールの隣接側の2つのモジュールカバー(例えば測定モジュール50の側面カバー57bと測定モジュール60の側面カバー60a)は、空気層による断熱効果が得られるよう所定の間隔で互いに離隔している。
さらに、測定モジュール50は、内部に、プリント基板58、内部温度センサ52を有する。図2に示すように、プリント基板58は、コネクタ11に挿入される挿入部58aを有し、挿入部58aにはコネクタ11の各電極と接する導電パタンが形成されている。
測定モジュール50が装着される第1スロット部10には、モジュールカバー57の端部57eと接触するダクト部13が形成されている。このダクト部13内の後面パネル116b側には第1スロット部10用の冷却ファン12が配置されている。
冷却ファン12により、測定モジュール50内の空気は、図2に示した矢印の方向に流れるようになっている。ここで、図2に示すように、メインシャーシ116の底面パネルには、例えばメッシュ状に形成された吸入部116dが設けてある。また、測定モジュール50が搭載される内部シャーシ118や測定モジュール50の下面カバー57dにも、メッシュ状に形成された吸入部(図示せず)が設けてある。
回路基板101の背面には、電源ユニット120と、本体部110の冷却ファン121とが配置されている。
次に、図3に示す機能ブロック図に基づき、本実施形態におけるモジュール方式測定装置100の構成について説明する。
図3に示すように、モジュール方式測定装置100は、第1スロット部10、第2スロット部20、第3スロット部30、第4スロット部40、本体部110を備えている。このモジュール方式測定装置100は、測定対象の電子機器である携帯端末1の出力信号について所定の特性を測定するものであって、PC2から制御信号を受けて動作するようになっている。
第1スロット部10は、測定モジュール50、コネクタ11、冷却ファン12を備えている。
測定モジュール50は、測定部51、内部温度センサ52、目標温度テーブル53、モジュール情報出力部54、制御部55を備えている。
第2スロット部20、第3スロット部30も、それぞれ、第1スロット部10と同様な構成を有する。すなわち、第2スロット部20は、測定モジュール60、コネクタ21、冷却ファン22を備えている。第3スロット部30は、測定モジュール70、コネクタ31、冷却ファン32を備えている。
なお、第4スロット部40も、コネクタ41、冷却ファン42を備えているが、測定モジュールは装着されず、空き状態となっている。また、測定モジュール60及び70の構成は、測定モジュール50と同様であるため詳細図は省略している。
本体部110は、例えばCPU、ROM、RAM等を備え、PC2からの制御信号によって動作するようになっている。この本体部110は、外部温度センサ111、モジュール情報取得部112、冷却ファン回転制御部113、駆動信号出力部114、入出力部115を備えている。
次に、測定モジュール50の詳細な構成について説明する。
測定部51は、携帯端末1から受信したRF(無線周波数)信号をIF(中間周波数)信号に変換するダウンコンバータや、アナログ値のIF信号をデジタル値の信号に変換するADコンバータ等を備え、例えば携帯端末1の出力信号レベルを測定するようになっている。この測定部51は、入出力部115及びコネクタ11を介して、PC2から測定項目や測定条件等の情報を入力し、所定の測定を行うようになっている。また、測定部51は、コネクタ11及び入出力部115を介して、測定結果のデータをPC2に出力するようになっている。
内部温度センサ52は、測定モジュール50の内部温度を検知し、内部温度を示す内部温度検知信号をコネクタ11経由で冷却ファン回転制御部113に出力するようになっている。この内部温度センサ52は、測定モジュール50内のプリント基板58上であって(図1、2参照)、比較的温度変化の大きいところに配置されるのが好ましい。なお、内部温度センサ52は、本発明に係る内部温度検知手段を構成する。
目標温度テーブル53は、外部温度と内部温度との関係が予め定められたテーブルであり、所定の外部温度に対する内部の目標温度のデータを含む。図4は、目標温度テーブル53の一例をグラフ化して示したものである。
図4において、横軸は外部温度、縦軸は内部温度を示している。この例では、一般的な測定時の外部温度範囲である23℃±5℃における内部温度の目標温度が50℃(公差は例えば±0.25℃)に定められている。これは、モジュール方式測定装置100が室温(23℃±5℃)において使用されることを前提とし、室温の範囲内では内部温度が50℃になるよう定められたものである。
ここで、測定モジュールの内部温度は測定モジュールの発熱量によって異なるので、例えば予め実験によって測定モジュールごとに、内部温度が時間経過とともに収束する収束温度を目標温度として予め求めておく。また、外部温度範囲は、測定モジュールの使用環境や用途、冷却ファンの送風能力等に応じて任意に定めることができる。
図3に戻り、モジュール情報出力部54は、測定モジュール50が第1スロット部10に装着されていることを示すモジュール情報の信号を出力するようになっている。モジュール情報の信号は、コネクタ11を介して、モジュール情報取得部112に出力される。
なお、モジュール情報は前述のような電気信号に限定されず、例えば、機械的にオンまたはオフするスイッチを各スロット部に設けて、測定モジュールがスロット部に挿入されたか否かを、スイッチのオン又はオフにより検出する構成としてもよい。
制御部55は、例えば、CPU、ROM、RAM等を備え、測定モジュール50の動作を制御するようになっている。
具体的には、制御部55は、内部温度センサ52が検知した検知信号、目標温度テーブル53が記憶しているテーブル値の信号、モジュール情報出力部54からのモジュール情報の信号をコネクタ11経由で本体部110に出力する動作を制御するようになっている。また、制御部55は、測定部51の測定処理を実行するようになっている。
冷却ファン12は、例えば、PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)によるパルス信号のデューティ比で回転数が決定される回転数可変型の直流モータ12aと、直流モータ12aによって回転する羽根12bと、を備えている。
次に、本体部110の詳細な構成について説明する。
外部温度センサ111は、モジュール方式測定装置100の外部温度を検知し、外部温度を示す外部温度検知信号を冷却ファン回転制御部113に出力するようになっている。なお、外部温度センサ111は、本発明に係る外部温度検知手段を構成する。
モジュール情報取得部112は、第1スロット部10〜第4スロット部40のいずれかに測定モジュールが装着された際に、装着された測定モジュールからモジュール情報を取得するようになっている。例えば、モジュール情報取得部112は、測定モジュール50が第1スロット部10に装着された場合、モジュール情報出力部54からモジュール情報をコネクタ11経由で取得する。その結果、モジュール情報取得部112は、測定モジュール50が第1スロット部10に装着されたことを把握することができる。また、モジュール情報取得部112は、取得したモジュール情報を冷却ファン回転制御部113に出力するようになっている。
冷却ファン回転制御部113は、測定モジュール50が有する内部温度センサ52からの内部温度検知信号と、目標温度テーブル53からのテーブル値の信号と、本体部110内の外部温度センサ111からの外部温度検知信号とを入力するようになっている。なお、冷却ファン回転制御部113は、本発明に係る冷却ファン回転制御手段を構成する。
また、冷却ファン回転制御部113は、目標温度テーブル53からの目標温度に基づき、外部温度が23℃±5℃の温度範囲内では内部温度が50℃になるよう、内部温度センサ52により内部温度をモニタしながら冷却ファン12の回転数を設定するようになっている。
なお、冷却ファン回転制御部113は、第2スロット部20に装着された測定モジュール60、第3スロット部30に装着された測定モジュール70からも、それぞれ、測定モジュール50と同様に、内部温度検知信号及び目標温度テーブル信号を入力し、冷却ファン22及び32の回転数を測定モジュールごとに設定するようになっている。
また、冷却ファン回転制御部113は、測定モジュールが装着されていない第4スロット部40の冷却ファン42に対しては、例えば最低回転数を設定するようになっている。冷却ファン回転制御部113が設定した回転数情報を含む信号は、駆動信号出力部114に出力される。
駆動信号出力部114は、スイッチング素子(図示せず)を有し、スイッチング素子をオン、オフし、所定のデューティ比を有するPWM信号を生成するようになっている。PWM信号のデューティ比は、冷却ファン回転制御部113が測定モジュールごとに設定した回転数になる値に決定される。駆動信号出力部114は、各PWM信号を冷却ファン12、22、32及び42に出力するようになっている。
入出力部115は、PC2で設定された測定項目や測定条件等を示す信号、測定部51の動作を制御する制御信号を入力し、コネクタ11を介して測定部51に出力するようになっている。また、入出力部115は、測定部51から測定結果のデータを入力し、PC2に出力するようになっている。その結果、PC2のディプレイに、測定結果の数値データやグラフ、波形等が表示される。
次に、本実施形態におけるモジュール方式測定装置100の温度制御に係る動作について、図3の機能ブロック図を適宜参照し、図5に示すフローチャートに基づき説明する。なお、図3に示したように、第1スロット部10、第2スロット部20及び第3スロット部30には、それぞれ、測定モジュール50、60及び70が装着されているものとする。
モジュール方式測定装置100の電源がオンにされると、第1スロット部10に装着された測定モジュール50の制御部55は、モジュール情報出力部54からモジュール情報をモジュール情報取得部112に出力させる。
同様に、第2スロット部20に装着された測定モジュール60、第3スロット部30に装着された測定モジュール70においても、各モジュール情報がモジュール情報取得部112に出力される。
その結果、モジュール情報取得部112は、第1スロット部10、第2スロット部20及び第3スロット部30には測定モジュールが装着され、第4スロット部40には測定モジュールが装着されていないことを検出する。すなわち、モジュール情報取得部112は、モジュールの構成を取得する(ステップS11)。
冷却ファン回転制御部113は、測定モジュールごとの冷却ファンの回転数を所定の回転数(例えば最高回転数)にするための信号を駆動信号出力部114に出力する。駆動信号出力部114は、冷却ファン回転制御部113によって設定された回転数になるデューティ比のPWM信号を冷却ファンに出力し、測定モジュールごとに冷却ファンを駆動する(ステップS12)。なお、測定モジュールが装着されていないスロットでは冷却ファンを停止したままでもよい。
外部温度センサ111は、モジュール方式測定装置100の外部温度を検知し(ステップS13)、冷却ファン回転制御部113は、外部温度センサ111からの外部温度検知信号を入力する。
内部温度センサ52は、測定モジュール50内の内部温度Tinを検知し(ステップS14)、制御部55は、内部温度センサ52からの内部温度検知信号を冷却ファン回転制御部113に出力する。
制御部55は、目標温度テーブル53のテーブル値の信号を冷却ファン回転制御部113に出力し、冷却ファン回転制御部113は、目標温度テーブル53のテーブル値、目標温度Tcを取得する(ステップS15)。
冷却ファン回転制御部113は、目標温度テーブル53に基づいて、外部温度センサ111が検知した外部温度において測定モジュール50の内部温度Tinが目標温度Tcになるよう、内部温度Tinをモニタしながら冷却ファン12の回転数をフィードバック制御する。
具体的には、冷却ファン回転制御部113は、内部温度Tinと目標温度Tcとを比較する(ステップS16)。なお、目標温度Tcには所定の公差(例えば±0.25℃)を含ませて内部温度Tinと比較してもよい。
ステップS16において、内部温度Tinが目標温度Tcよりも高い場合(Tin>Tc)は、冷却ファン回転制御部113は、冷却ファン12の回転数を現在の回転数よりも増加させた回転数情報を含む信号を駆動信号出力部114に出力する。
駆動信号出力部114は、冷却ファン12の回転数が、冷却ファン回転制御部113によって設定された回転数になるデューティ比のPWM信号を冷却ファン12に出力する。その結果、冷却ファン12の回転数が増加させられ(ステップS17)、ステップS13に戻る。
一方、ステップS16において、内部温度Tinが目標温度Tcよりも低い場合(Tin<Tc)は、冷却ファン回転制御部113は、冷却ファン12の回転数を現在の回転数よりも減少させた回転数情報を含む信号を駆動信号出力部114に出力する。
駆動信号出力部114は、冷却ファン12の回転数が、冷却ファン回転制御部113によって設定された回転数になるデューティ比のPWM信号を冷却ファン12に出力する。その結果、冷却ファン12の回転数が減少し(ステップS18)、ステップS13に戻る。
また、ステップS16において、内部温度Tinが目標温度Tcと一致した場合(Tin=Tc)は、ステップS13に戻る。
以上の温度制御に係る動作説明では、第1スロット部10に装着された測定モジュール50について説明したが、第2スロット部20及び第3スロット部30にそれぞれ装着された測定モジュール60及び70についても、前述と同様に内部温度の制御が行われる。すなわち、ステップS12〜S18の各処理は、測定モジュールごとに実行される。
図5に示した各ステップの処理を行うことにより、例えば、第1スロット部10に装着された測定モジュール50の目標温度が50℃であれば、冷却ファン回転制御部113は、測定モジュール50の内部温度センサ52からの内部温度検知信号により内部温度をモニタしながら、冷却ファン12の回転数を増減することにより、測定モジュール50の内部温度が50℃になるようフィードバック制御する。
また、例えば、第2スロット部20に装着された測定モジュール60の目標温度が30℃であれば、冷却ファン回転制御部113は、測定モジュール60の内部温度センサからの内部温度検知信号により内部温度をモニタしながら、冷却ファン22の回転数を増減することにより、測定モジュール60の内部温度が30℃になるようフィードバック制御する。
また、例えば、第3スロット部30に装着された測定モジュール70の目標温度が60℃であれば、冷却ファン回転制御部113は、測定モジュール70の内部温度センサからの内部温度検知信号により内部温度をモニタしながら、冷却ファン32の回転数を増減することにより、測定モジュール70の内部温度が60℃になるようフィードバック制御する。
また、第4スロット部40においては、冷却ファン回転制御部113は、例えば、冷却ファン42を最低回転数で駆動するよう制御する。
前述のように、本実施形態におけるモジュール方式測定装置100は、各スロット部に装着された測定モジュールごとに、各スロット部に備えられた冷却ファンの回転数を制御することにより、各測定モジュールの内部温度を予め定められた目標温度に一致させるようフィードバック制御を行う構成を有する。
この構成により、モジュール方式測定装置100は、装着された測定モジュールが1つの場合又は複数の場合でも、さらに複数の場合において互いに隣接する装着や離隔する装着であっても、各測定モジュールが有する目標テーブルで定められた外部温度において、各測定モジュールの内部温度を一定の目標温度に設定することができる。
したがって、本実施形態におけるモジュール方式測定装置100は、外部温度の影響を受けにくく、適切な測定確度を得ることができる。
具体的には、実験確認により次のような効果が得られた。従来は0℃〜50℃の範囲では測定確度は±1dBであった。これを、従来の手法で23℃±5℃の温度管理を行うことにより測定確度を±0.7dBとすることができた。さらに、本実施形態におけるモジュール方式測定装置100では、前述の温度制御を行うことにより、測定確度を±0.5dBにすることができた。
(変形例)
前述の実施形態の変形例を図6に基づき説明する。
図6に示すモジュール方式測定装置150は、本体部110内に目標温度テーブル119a及びテーブル更新部119bを備えている。なお、図6はモジュール方式測定装置150の主要部のみを示している。
目標温度テーブル119aは、スロット部に装着された測定モジュールが備える目標温度テーブルをスロット部ごとに記憶するようになっている。この目標温度テーブル119aは、本発明に係る本体側目標温度テーブルを構成する。なお、目標温度テーブル119aは、測定モジュールがスロットに装着される前は、予め定められた初期値の目標温度テーブルを有している。
テーブル更新部119bは、測定モジュールがスロット部に装着された際に、その測定モジュールの目標温度テーブルからテーブル値の信号を取得し、目標温度テーブル119aを更新するようになっている。例えば、図6に示すように、測定モジュール50が第1スロット部10に装着されると、テーブル更新部119bは、目標温度テーブル53からテーブル値の信号を取得し、取得したテーブル値の信号により、目標温度テーブル119aのテーブル値を更新する。なお、テーブル更新部119bは、本発明に係る目標温度テーブル書換手段を構成する。
以上のように、モジュール方式測定装置150は、各測定モジュールが目標温度テーブルを備える必要がなく、目標温度のデータを用意すればよいこととなり、測定モジュールの構成を簡易化することができる。
なお、前述の実施形態において、携帯端末の特性を測定する測定装置を例示したが、本発明はこれに限定されない。携帯端末のようにRF信号に関する測定を行う測定装置としては、例えば、スペクトラムアナライザ、シグナルアナライザ、RF信号発生器、ネットワークアナライザ、RF信号パワーメータ、電界強度測定装置等が挙げられる。
また、RF信号関連の測定装置以外にも適用でき、特に温度変化により変動しやすい特性(例えば電圧レベル)を測定するものには好適であり、実施形態と同様な効果が得られる。
(第2実施形態)
まず、本発明に係る測定装置の第2実施形態における構成について説明する。第2実施形態では、本発明に係る測定装置を、携帯端末の出力信号を測定する単独の測定装置に適用した例を挙げて説明する。なお、第1実施形態における構成要素と同等なものには同一の符号を付して、その説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態における測定装置200は、温度制御系の構成として、外部温度センサ111、内部温度センサ52、目標温度テーブル53、冷却ファン回転制御部113、駆動信号出力部114、冷却ファン201を備えている。
冷却ファン201は、例えば、PWMによるパルス信号のデューティ比で回転数が決定される回転数可変型の直流モータ201aと、直流モータ201aによって回転する羽根201bと、を備えている。
冷却ファン回転制御部113は、外部温度センサ111から測定装置200の外部温度を示す外部温度検知信号を、内部温度センサ52から測定装置200の内部温度を示す内部温度検知信号を、目標温度テーブル53から目標温度のデータを含むテーブル値の信号を、それぞれ入力し、外部温度、内部温度及び目標温度テーブル53に基づいて冷却ファン201の回転数を設定するようになっている。
駆動信号出力部114は、冷却ファン回転制御部113が設定した回転数になるようPWM信号のデューティ比を決定し、PWM信号を冷却ファン201に出力するようになっている。
また、測定装置200は、測定系の構成として、測定部51、表示部202、操作部203、設定部204を備えている。
測定部51は、設定部204によって設定された測定条件や測定項目(以下「測定条件等」という。)に基づいて、例えば携帯端末1の信号レベルを測定するようになっている。
表示部202は、設定部204によって設定された測定条件等に基づいて、測定部51の測定結果を表示するようになっている。
操作部203は、測定者が測定条件等に関する設定等を行うために操作するものであり、例えば、キーボード、ダイヤル又はマウスのような入力デバイス、これらを制御する制御回路等で構成される。
設定部204は、測定者が操作部203を操作して設定した測定条件等を設定する設定信号を測定部51及び表示部202にそれぞれ出力し、測定条件等を設定するようになっている。
次に、本実施形態における測定装置200の温度制御に係る動作について、図7の機能ブロック図を適宜参照し、図8に示すフローチャートに基づき説明する。
冷却ファン回転制御部113は、冷却ファン201の回転数を所定の回転数(例えば最高回転数)にするための信号を駆動信号出力部114に出力する。駆動信号出力部114は、冷却ファン回転制御部113によって設定された回転数になるデューティ比のPWM信号を冷却ファン201に出力し、冷却ファン201を駆動する(ステップS21)。
外部温度センサ111は、モジュール方式測定装置100の外部温度を検知し(ステップS22)、冷却ファン回転制御部113は、外部温度センサ111からの外部温度検知信号を入力する。
内部温度センサ52は、測定装置200の内部温度Tinを検知し(ステップS23)、内部温度検知信号を冷却ファン回転制御部113に出力する。
冷却ファン回転制御部113は、目標温度テーブル53のテーブル値、目標温度Tcを取得する(ステップS24)。
冷却ファン回転制御部113は、目標温度テーブル53に基づいて、外部温度センサ111が検知した外部温度において測定装置200の内部温度Tinが目標温度Tcになるよう、内部温度Tinをモニタしながら冷却ファン201の回転数をフィードバック制御する。
具体的には、冷却ファン回転制御部113は、内部温度Tinと目標温度Tcとを比較する(ステップS25)。なお、目標温度Tcには所定の公差(例えば±0.25℃)を含ませて内部温度Tinと比較してもよい。
ステップS25において、内部温度Tinが目標温度Tcよりも高い場合(Tin>Tc)は、冷却ファン回転制御部113は、冷却ファン201の回転数を現在の回転数よりも増加させた回転数情報を含む信号を駆動信号出力部114に出力する。
駆動信号出力部114は、冷却ファン201の回転数が、冷却ファン回転制御部113によって設定された回転数になるデューティ比のPWM信号を冷却ファン201に出力する。その結果、冷却ファン201の回転数が増加させられ(ステップS26)、ステップS22に戻る。
一方、ステップS25において、内部温度Tinが目標温度Tcよりも低い場合(Tin<Tc)は、冷却ファン回転制御部113は、冷却ファン201の回転数を現在の回転数よりも減少させた回転数情報を含む信号を駆動信号出力部114に出力する。
駆動信号出力部114は、冷却ファン201の回転数が、冷却ファン回転制御部113によって設定された回転数になるデューティ比のPWM信号を冷却ファン201に出力する。その結果、冷却ファン201の回転数が減少し(ステップS27)、ステップS22に戻る。
また、ステップS25において、内部温度Tinが目標温度Tcと一致した場合(Tin=Tc)は、ステップS22に戻る。
以上のように、本実施形態における測定装置200は、内部温度、外部温度及び目標温度テーブル53に基づいて、外部温度において内部温度が目標温度になるよう冷却ファン201の回転を制御するので、外部温度が変化しても内部温度を所定の温度に制御することができる。したがって、測定装置200は、外部温度の影響を受けにくく、適切な測定確度を得ることができる。
以上のように、本発明に係る測定装置及び測定方法は、外部温度の影響を受けにくく、適切な測定確度を得ることができるという効果を有し、電子機器の電気的特性を測定する測定装置及び測定方法として有用である。
1 携帯端末(電子機器)
10 第1スロット部
12、22、32、42、201 冷却ファン
13 ダクト部
20 第2スロット部
30 第3スロット部
40 第4スロット部
50、60、70 測定モジュール
52 内部温度センサ(内部温度検知手段)
53 目標温度テーブル
54 モジュール情報出力部
57 モジュールカバー
57a、57b、60a 側面カバー
57e モジュールカバーの端部
100、150 モジュール方式測定装置(測定装置)
110 本体部
111 外部温度センサ(外部温度検知手段)
112 モジュール情報取得部
113 冷却ファン回転制御部(冷却ファン回転制御手段)
114 駆動信号出力部
116 メインシャーシ
116a 前面パネル
116b 後面パネル
119a 目標温度テーブル
119b テーブル更新部(目標温度テーブル書換手段)
200 測定装置

Claims (5)

  1. 測定対象である電子機器(1)の電気的特性を測定する測定装置(200)であって、
    前記測定装置の外部温度を検知する外部温度検知手段(111)と、
    前記測定装置の内部温度を検知する内部温度検知手段(52)と、
    前記測定装置の内部を冷却する冷却ファン(201)と、
    前記冷却ファンの回転を制御する冷却ファン回転制御手段(113)と、
    前記外部温度と前記内部温度との関係が予め定められたテーブルであって、前記外部温度に対する前記内部温度の目標温度のデータを含む目標温度テーブル(53)と、
    を備え、
    前記冷却ファン回転制御手段は、前記内部温度、前記外部温度及び前記目標温度テーブルに基づいて、前記外部温度において前記内部温度が前記目標温度になるよう前記冷却ファンの回転を制御するものであることを特徴とする測定装置。
  2. 前記測定装置は、前記電気的特性の測定機能がモジュール化された複数の測定モジュール(50、60、70)が着脱可能な測定装置(100)であって、
    前記各測定モジュールが着脱される複数のスロット部(10、20、30、40)が形成された本体部(110)を備え、
    前記内部温度検知手段は、前記測定モジュール内に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記各測定モジュールは、前記各スロット部に沿って、前記本体部の前面パネル(116a)から後面パネル(116b)に向かって延びる筒状のモジュールカバー(57)を備え、
    前記本体部は、
    前記モジュールカバーの前記後面パネル側の端部(57e)から前記後面パネルまでの間を接続する筒状のダクト部(13)を備え、
    前記冷却ファンは、前記ダクト部内の後面パネル側に設けられ、
    前記各測定モジュールが互いに隣接するスロット部に装着された際に、前記各測定モジュールの前記モジュールカバーは互いに離隔することを特徴とする請求項2に記載の測定装置。
  4. 前記本体部は、
    前記測定モジュールが備える前記目標温度テーブルのテーブル値を前記スロット部ごとに記憶する本体側目標温度テーブル(119a)と、
    前記測定モジュールが前記スロット部に装着されたことを条件に、前記本体側目標温度テーブルのテーブル値を、前記スロット部に装着された測定モジュールが備える目標温度テーブルのテーブル値に書き換える目標温度テーブル書換手段(119b)と、
    を備えたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の測定装置。
  5. 測定対象である電子機器(1)の電気的特性を測定する測定装置(200)を用いた測定方法であって、
    前記測定装置の外部温度を検知する外部温度検知ステップ(S22)と、
    前記測定装置の内部温度を検知する内部温度検知ステップ(S23)と、
    前記測定装置の内部を冷却する冷却ファン(201)の回転を制御する冷却ファン回転制御ステップ(S25〜S27)と、
    前記外部温度と前記内部温度との関係が予め定められたテーブルであって、前記外部温度に対する前記内部温度の目標温度のデータを含む目標温度テーブル(53)からテーブル値を取得するステップ(S24)と、
    を含み、
    前記冷却ファン回転制御ステップで、前記目標温度テーブル、前記内部温度及び前記外部温度とに基づいて、前記外部温度において前記内部温度が前記目標温度になるよう前記冷却ファンの回転を制御することを特徴とする測定方法。
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