JP2013186172A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】着色体の無駄な消費を抑え、かつ、経時で良好な画像を維持することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】着色体以外の構成要素のうち少なくともひとつが、他の画像形成ユニットとは異なっており、画像形成条件調整手段は、他の画像形成ユニットとは異なる構成の画像形成ユニットに対する画像形成条件の調整実行タイミングと、他の画像形成ユニットの画像形成条件の調整実行タイミングとをそれぞれ別個に設定し、他の画像形成ユニットとは異なる構成の画像形成ユニットに対する画像形成条件の調整と、他の画像形成ユニットに対する画像形成条件の調整とをそれぞれ個別に行う。
【選択図】図9

Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置に関するものである。
特許文献1には、タンデム方式のカラー画像形成装置において、黒(K色)用の画像形成ユニットの現像方式を、二成分現像方式とし、イエロー(Y色)、マゼンタ(M色)、シアン(C色)の画像形成ユニットの現像方式を非磁性一成分現像方式にした画像形成装置が記載されている。
また、従来から、潜像担持体たる感光体や転写体たる中間転写ベルト上にテストパターンを形成し、形成された感光体または中間転写ベルト上のテストパターンの濃度(トナー付着量)を光学センサなどにより検知し、その検知結果に基づいて、階調特性を補正するγ補正テーブルを補正して画像の階調特性を調整したり、現像ポテンシャルを補正して画像濃度を調整したりする画像形成条件調整制御が行われる画像形成装置が知られている(例えば、特許文献2、3)。
上記画像形成条件調整制御は、プリントアウト枚数の累積が所定枚数に達したなどの所定の条件となったら、各画像形成ユニットでテストパターンが形成され、Y,M,C,K色の画像形成ユニットに対応する画像形成条件がそれぞれ調整される。すなわち、所定のタイミングで、Y,M,C,Kの画像形成ユニットに対して同時に画像形成条件調整制御が実行される。
しかしながら、K色の画像形成ユニットとY、M、C色の画像形成ユニットとでは、上述のように現像方式が異なるため、画像濃度が変動する条件が異なってくる。従って、従来のように、Y,M,C,Kの画像形成ユニットに対して同時に画像形成条件調整制御を行った場合には、次のような不具合が生じる。すなわち、例えば、K色の画像の濃度や階調特性が変動するタイミングに基づいて、Y,M,C,Kの画像形成ユニットに対して同時に画像形成条件調整制御をおこなった場合、Y,M,C色が、K色よりも画像濃度や階調特性が変動しやすいと、Y,M,C色の画像濃度や階調特性が乱れた画像が形成されてしまうおそれがある。これとは逆に、Y,M,C色が、K色よりも画像濃度や階調特性が変動し難い場合は、画像濃度や階調特性が変動しておらず画像形成条件制御が不要であるにもかかわらず、Y,M,C色のテストパターンが形成され、画像形成条件制御が実行されるため、着色体としてのY,M,C色のトナーが無駄に消費されてしまう。
また、Y,M,C色の画像の濃度や階調特性が変動するタイミングに基づいて、K色の画像形成ユニットに対してY,M,C色の画像形成ユニットと同時に画像形成条件調整制御をおこなった場合も、上述と同様な不具合が生じる。すなわち、K色が、Y,M,C色よりも画像濃度や階調特性が変動しやすいと、K色の画像濃度や階調特性が乱れた画像が形成されてしまうおそれがある。これとは逆に、K色が、Y,M,C色よりも画像濃度や階調特性が変動し難い場合は、画像濃度や階調特性が変動しておらず画像形成条件制御が不要であるにもかかわらず、K色のテストパターンが形成され、画像形成条件制御が実行されるため、着色体としてのK色のトナーが無駄に消費されてしまう。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、着色体の無駄な消費を抑え、かつ、経時で良好な画像を維持することができる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、潜像担持体、該潜像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段、及び、該潜像担持体上の潜像に着色体を付着させて現像する現像手段を備えた複数の画像形成ユニットと、各画像形成ユニットの潜像担持体上の現像画像を順次転写体に転写する転写手段と、所定のタイミングで上記潜像担持体または上記転写体にテストパターンを形成し、該テストパターンの画像濃度を検出し、検出した画像濃度に基づいて、画像形成条件の調整を行う画像形成条件調整手段とを備える画像形成装置において、複数の画像形成ユニットのうち、少なくともひとつの画像形成ユニットは、前記着色体以外の構成要素のうち少なくともひとつが、他の画像形成ユニットとは異なっており、前記画像形成条件調整手段は、前記他の画像形成ユニットとは異なる構成の画像形成ユニットに対する画像形成条件の調整実行タイミングと、前記他の画像形成ユニットの画像形成条件の調整実行タイミングとをそれぞれ別個に設定し、前記他の画像形成ユニットとは異なる構成の画像形成ユニットに対する画像形成条件の調整と、前記他の画像形成ユニットに対する画像形成条件の調整とをそれぞれ個別に行うことを特徴とするものである。
本発明によれば、他の画像形成ユニット(以下、第2の画像形成ユニットという)とは異なる構成の画像形成ユニット(以下、第1の画像形成ユニットという)に対する画像形成条件の調整とをそれぞれ個別に行うことで、従来のように、第1画像形成ユニットと第2画像形成ユニットの画像形成条件調整を同時に行うものに比べて、次の効果を得ることができる。すなわち、第1画像形成ユニットで形成される画像が変動するタイミングで、第1画像形成ユニットに対してのみ画像形成条件の調整を実行でき、第2画像形成ユニットで形成される画像が変動するタイミングで、第2画像形成ユニットに対してのみ画像形成条件の調整を実行することができる。これにより、第1画像形成ユニットおよび第2画像形成ユニットに対して最適なタイミングで画像形成条件が調整することができ、経時にわたり、良好な画像を維持することができる。また、着色体の無駄な消費を抑えることができる。
実施形態の複写機の概略構成図。 K色のプロセスカートリッジの概略構成図。 Y色のプロセスカートリッジの概略構成図。 Y色の現像装置における現像ローラの表面形状の説明図。 本複写機を制御する制御ブロック図。 画像形成条件調整制御のフローチャート。 階調制御について説明する図。 検証実験1の初期時における露光装置の光源への入力信号に対する検出濃度を示す図。 階調制御の実行タイミングのフローチャート。
以下、本発明を画像形成装置としての複写機(以下、複写機500という)に適用した、本発明の実施形態について説明する。
図1は、実施形態の複写機500の概略構成図である。複写機500は、複写装置本体(以下、プリンタ部100という)、給紙テーブル(以下、給紙部600という)及びプリンタ部100上に取り付けるスキャナ(以下、スキャナ部300という)から構成される。
プリンタ部100は、四つの画像形成ユニットとしてのプロセスカートリッジ1(Y,M,C,K)、複数の張架ローラに張架されて図2中の矢印A方向に移動する転写体としての中間転写ベルト7、露光装置6、定着手段としての定着装置12等を備えている。
各プロセスカートリッジ1(Y,M,C,K)は、潜像担持体である感光体2、帯電手段である帯電装置3、現像手段である現像装置4、及び、クリーニング手段である感光体クリーニング装置5を一体的に支持してユニット状とした構成となっている。各プロセスカートリッジ1(Y,M,C,K)は、それぞれの不図示のストッパーを解除することにより、複写機500本体に対して着脱可能となっている。
各プロセスカートリッジ1(Y,M,C,K)では、先ず帯電装置により感光体2表面を一様帯電した後、露光装置6により画像データに基づくレーザー光が走査され、静電潜像が書き込まれる。具体的には、露光装置6は、スキャナ部300で読み込んだ原稿画像の画像情報またはパーソナルコンピュータ等の外部装置から入力される画像情報に基づいて、感光体2の表面に対して露光し、感光体2の表面に静電潜像を形成する。プリンタ部100が備える露光装置6は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を備えたレーザーダイオードを用いたレーザービームスキャナ方式を用いているが、露光装置としてはLEDアレイを用いるものなど他の構成でも良い。このように、本実施形態においては、帯電装置3と露光装置とで、感光体2に潜像を形成する潜像形成手段が構成されている。静電潜像を担持した感光体2表面が現像装置4に到達すると、感光体2表面の静電潜像に着色体としてのトナーが供給されて、トナー像が形成される。
四つのプロセスカートリッジ1(Y,M,C,K)は、それぞれイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色ごとのトナー像を感光体2上に形成する。四つのプロセスカートリッジ1(Y,M,C,K)は、中間転写ベルト7の表面移動方向に並列に配設され、それぞれの感光体2上に形成された現像画像としてのトナー像を中間転写ベルト7に順に重ね合わせるように転写し、中間転写ベルト7上に可視像を形成する。本実施形態においては、プロセスカートリッジが、中間転写ベルト移動方向において、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の順で配置されているが、これに限るものでなく、他の並び順であっても構わない。
図1において、各感光体2に対して中間転写ベルト7を挟んで対向する位置には転写手段としての一次転写ローラ8が配置されている。一次転写ローラ8には不図示の高圧電源により一次転写バイアスが印加され、感光体2との間で一次転写電界を形成する。感光体2と一次転写ローラ8との間で一次転写電界が形成されることにより、感光体2の表面上に形成されたトナー像が中間転写ベルト7の表面に転写される。中間転写ベルト7を張架する複数の張架ローラのうちの一つが不図示の駆動モータによって回転することによって中間転写ベルト7が図中の矢印A方向に表面移動する。表面移動する中間転写ベルト7の表面上に各色のトナー像が順次重ねて転写されることによって、中間転写ベルト7の表面上にフルカラー画像が形成される。
四つのプロセスカートリッジ1(Y,M,C,K)が中間転写ベルト7と対向する位置に対して、中間転写ベルト7の表面移動方向下流側には、張架ローラの一つである二次転写対向ローラ9aに対して中間転写ベルト7を挟んで対向する位置に二次転写ローラ9が配置され、中間転写ベルト7との間で二次転写ニップを形成する。二次転写ローラ9と二次転写対向ローラ9aとの間に所定の電圧を印加して二次転写電界を形成する。給紙部600から給紙され、図1中の矢印S方向に搬送される転写材である転写紙Pが二次転写ニップを通過する際に、中間転写ベルト7の表面上に形成されたフルカラー画像が、二次転写ローラ9と二次転写対向ローラ9aとの間に形成された二次転写電界によって転写紙Pに転写される。
二次転写ニップに対して転写紙Pの搬送方向下流側に、定着装置12が配置されている。二次転写ニップを通過した転写紙Pは定着装置12に到達し、定着装置12における加熱及び加圧によって転写紙P上に転写されたフルカラー画像が定着され、画像が定着された転写紙Pは複写機500の装置外に出力される。
一方、二次転写ニップで転写紙Pに転写されず中間転写ベルト7の表面上に残留したトナーは、転写ベルトクリーニング装置11によって回収される。
図1に示すように、中間転写ベルト7の上方には、各色トナーを収容するトナーボトル400(Y,M,C,K)が複写機500本体に対して着脱可能に配置されている。
各色トナーボトル400に収容されたトナーは、各色に対応する不図示のトナー補給装置によって、各色の現像装置4に供給される。また、図示していないが、本複写機500は、廃トナーボトル、電源ユニットなども備えている。
また、本実施形態においては、二次転写位置よりも中間転写ベルト7の表面移動方向下流側に、中間転写ベルト7上のトナー像を検知する光学センサ60を配置している。
K色のプロセスカートリッジ1Kは、その他のプロセスカートリッジ1(Y,M,C)とは、異なる構成を有している。
図2は、K色のプロセスカートリッジ1Kを示す概略構成図である。
図2示すように、K色のプロセスカートリッジ1Kは、感光体2Kの周りに、感光体2K表面を帯電せしめる帯電手段としての帯電装置3K、感光体2K表面に形成された潜像を各色トナーで現像してトナー像とする現像手段としての現像装置4K、感体光2K表面をクリーニングするクリーニング装置5K、及び、感光体2K表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置13Kが配置されている。
K色の帯電装置3Kは、帯電部材としての帯電ローラ31Kが感光体2K表面に対して所定のギャップで対向する非接触帯電方式の帯電装置である。帯電ローラ31Kは回転軸に接続された図示しない電源からAC電圧が印加されることで感光体2Kの表面を一様に帯電する。
K色のプロセスカートリッジ1Kが備える現像装置4Kは、内部にコートしたフェライトからなるキャリア粒子と着色体であるトナーが混合された所謂二成分現像剤により、感光体表面にトナーを付着させる二成分現像方式の現像装置である。
この二成分現像方式のK色の現像装置4Kは、感光体2K表面に近接対向するように配置された現像剤担持体としての現像ローラ41Kと、現像ローラ41K上の現像剤量を規制する現像剤規制部材42Kと、二成分現像剤を収容する現像剤収容部43Kとを備えている。現像剤収容部43Kには、第1攪拌スクリュ44K、第2攪拌スクリュ45Kが設けられており、これら攪拌スクリュ44K,45Kは、回転軸に螺旋状の羽部を設けたスクリュ部材であり、回転することにより、その回転軸の軸方向に現像剤を搬送する。
現像ローラ41Kは、内部に固設された複数の磁石からなる不図示のマグネットローラと、マグネットローラの周囲を回転する不図示の現像スリーブとから構成される。マグネットローラは、複数の磁極が設けられている。
K色の現像装置4Kでは、現像装置4K内におけるトナー消費に応じて、現像装置4Kの一部に設けられたトナー補給口から現像装置4K内に適宜にトナーが補給される。具体的には、現像装置4Kには、不図示のトナー濃度センサが備えられており、トナー濃度センサの出力に応じて、トナーが補給される。補給されたトナーは、現像装置4K内の二成分現像剤とともに、第1、第2攪拌スクリュ44K,45Kによって搬送されつつ、撹拌・混合される。また、第1、第2攪拌スクリュ44K,45Kによる撹拌・混合によりトナーがキャリアと摩擦し、トナーが摩擦帯電する。このように、第1、第2攪拌スクリュによって撹拌・混合された二成分現像剤は、その一部が現像ローラ41Kの表面に供給され、その表面に担持される。現像ローラ41Kの表面に担持された二成分現像剤は、現像ローラ41の下方に設置された現像剤規制部材42Kによって適量に規制された後に、現像領域に到達する。現像領域では、現像ローラ41Kの表面上の二成分現像剤中のトナーが感光体2Kの表面上の潜像に付着する。
K色のクリーニング装置5Kは、感光体2Kに当接してその表面から転写残トナーなどを掻き取るクリーニングブレード51Kを備えている。
K色のプロセスカートリッジ1Kが備える潤滑剤塗布装置13Kは、固形潤滑剤131Kと、この固形潤滑剤131Kと感光体2Kとの両方に接触して回転する潤滑剤塗布ブラシローラ132Kと、潤滑剤均しブレード133Kとから主として構成されている。潤滑剤塗布ブラシローラ132Kは不図示の駆動手段から伝達された駆動力により回転し、固形潤滑剤131Kから削り取った粉末状の潤滑剤を感光体2K表面に塗布する。潤滑剤均しブレード133Kは、感光体2K表面に塗布された潤滑剤を均してその厚さを均一にする。
最も使用頻度の高いK色の画像を形成するK色のプロセスカートリッジ1Kに潤滑剤塗布装置13Kを備え、感光体2K表面に潤滑剤を塗布することで、感光体2Kの劣化を低減し、マシンの長寿命化を図ることができる。また、K色のプロセスカートリッジの現像装置4Kとして、比較的耐久性が高く、経時の安定性や、潤滑剤の混入等に対し変動が小さい二成分現像方式の現像装置を採用することで、経時に亘り安定した現像を行うことができ、マシンの長寿命化を図ることができる。
次に、プロセスカートリッジ1(Y,M,C)について、説明する。プロセスカートリッジ1(Y,M,C)の構成については、同じであるので、以下の説明では、代表してY色のプロセスカートリッジ1Yについて説明する。
図3は、プロセスカートリッジ1Yの概略構成図である。
図3に示すように、プロセスカートリッジ1Yは、K色のプロセスカートリッジ1Kとは異なり、感光体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置が配置されていない。
また、Y色のプロセスカートリッジ1Yの帯電装置3Yは、K色の帯電装置3Kとは異なり、帯電部材としての帯電ローラ31Yが感光体2Y表面に当接する接触帯電方式の帯電装置である。このY色の帯電ローラ31Yは回転軸に接続された図示しない電源からAC電圧が印加されることで感光体2Yの表面を一様に帯電する。
また、Y色のプロセスカートリッジ1Yの現像装置4Yは、K色の現像装置4Kとは異なり、非接触一成分現像方式方式の現像装置である。
Y色の現像装置4Yは、現像ローラ41Y、供給ローラ46Y、現像剤規制部材42Y、攪拌部材44Yなどが設けられている。
現像ローラ41Yは、感光体2Yとの対向領域である現像領域において、感光体2Yの表面と現像ローラ41Yとの間に所定のギャップ(現像ギャップ)を設けて対向している。また、現像ローラ41Yは、現像領域において感光体表面移動方向と同方向に2倍の線速で回転する。
現像ローラ41Yには、現像領域に搬送されたトナーによる潜像の現像のために、現像ローラ41Yから感光体2Yへトナーを向かわせるための第一電圧と、感光体2Yから現像ローラ41Yへトナーを向かわせるための第二電圧とを備えた交番電圧を現像ローラ41に印加する。このように、本実施形態においては、現像ギャップを設け、現像ローラ41に交番電圧を印加して現像を行う所謂非接触ACジャンピング方式を採用している。
供給ローラ46Yは、現像ローラ表面41Yに接触するように配置されており、供給ローラ46と現像ローラ41Yとの当接領域である供給・回収ニップで、トナー収容部43Y内のトナーを現像ローラ41Yに供給するとともに、供給・回収ニップで、現像領域で使用されずに残ったトナーを現像ローラ41Yから回収するものである。供給ローラ46Yは、供給・回収ニップにおいてカウンター方向となるように回転する(図3では感光体が時計回り、現像ローラと供給ローラが反時計回り)。
現像剤規制部材42Yは、現像ローラ41Yの上記供給・回収ニップよりも現像ローラ41表面移動方向下流側、かつ、現像領域よりも現像ローラ41Y表面移動方向上流側の領域に、10〜100[N/m]の押圧力で現像ローラ41Yに当接している。
図4は、現像ローラ41Yの表面形状の説明図であり、図4(a)は、現像ローラ41Y全体の概略図であり、図4(b)は、図4(a)に示した現像ローラ41Yの表面の一部の拡大図である。
現像ローラ41Yは、現像ローラ軸411Yと、表面にトナーを担持するローラ状の担持部410Yとを備えている。
現像ローラ41Yの担持部410Yは、アルミ合金、鉄合金等からなる部材で構成され、図4(a)に示すように、その表面の構造の相違に基づき、主として、2つの部分(溝形成部410aY、非溝形成部410bY)に分けられる。
溝形成部410aYは、現像ローラ41Yの軸方向において中央部を含む部分であり、トナーを適切に担持させるために凹凸加工がその表面に施されている。本実施形態においては、凹凸加工として所謂転造加工が用いられ、凸部41Yaは互いに巻き方向の異なる螺旋状の第一溝L1および第二溝L2に囲まれて形成されている。本実施形態では、凸部41aYの軸方向のピッチ幅W1は80[μm]であり、凸部41aYの頂面の軸方向長さW2は40[μm]である。さらに、凹部41bYから凸部41aYの頂面までの高さである凹部深さは10[μm]である。ピッチ幅W1、頂面の軸方向長さW2及び凹部深さの値は一例であり、この値に限られるものではない。
担持部410Yには、トナーを正規帯電させる材料からなる表面層を設けることが望ましい。フィルミングによって低帯電トナーが生まれた場合においても、ジャンピングしたトナーによってたたき出された低帯電トナーが、凸部41aYや凹部41bYのフィルミングがおきていない部分で帯電できるため、低帯電トナーを減少させることができ、画像濃度が安定化する。
また、担持部410Yの表面層は、現像剤規制部材42Yよりも硬い材質であることが望ましい。これにより、現像ローラ41の表面の凸部41aYが現像剤規制部材42Yによって削れ難くなるため、凸部41aYと現像剤規制部材42Yで囲まれる凹部41bYの体積が変わりにくくなり、現像剤規制部材42Y通過後のM/A値(現像ローラ表面上の単位面積当りのトナーの担持量)が安定する。
また、担持部410Yの凸部41aYの高さは、使用するトナーの重量平均粒径よりも大きいことが望ましい。平均的な大きさのトナーが凹部41bY内に収まるため、粒径の選択が起こりにくくなり、経時での現像剤規制部材42Y通過後のM/A値(現像ローラ表面上の単位面積当りのトナーの担持量)が安定する。
また、本実施形態においては、凸部41aYのひし形状の頂面が有する二組の平行線の何れもが、現像ローラ41Yの表面移動方向に対して角度がある形状にしている。このように構成することで、凸部41aYのひし形状の頂面が有する二組の平行線(凸部41aYのひし形状の頂面の辺)と当接する現像剤規制部材42Yの摺擦方向とに角度があるため、凹部41bYにおける現像ローラ41Yの表面移動方向上流側の部分(図4(b)中の41cYの部分)でトナーが圧縮され難くなる。現像装置4Yでは、凸部41aYのひし形状の頂面の辺と現像ローラ41Yの表面移動方向とが成す角の角度は、45[°]となっている。
供給ローラ46Yの現像ローラ41Yに当接する表面層は表面に多数の微小孔が分散しているスポンジ層としている。供給ローラ46Yの表面層をスポンジ層にすることで、凹部41bYの底まで供給ローラ46Yが届きやすくなるため、現像ローラ41Y上トナーのリセット性(回収性)が向上する。また、供給ローラ46Yのスポンジ層としては、電気抵抗値が、10〜1014[Ω]の材料を用いている。
現像剤規制部材42Yは、SUS304CSPやSUS301CSP、またはリン青銅等の金属板バネ材料を用い、10〜100[N/m]の押圧力で現像ローラ41Y表面に当接している。現像剤規制部材42Yは、現像ローラ41Yとの当接部で現像ローラ41Yの凸部41aYの頂面に存在するトナーをすり切り、現像剤規制部材42Yを通過後の現像ローラ表面のトナー量を所定量に規制するとともに、摩擦帯電によってトナーに電荷を付与するものである。現像剤規制部材42Yの現像ローラ41Yに対する接触状態は、先端が接触する先端当て状態、及び、先端よりも根元側の面部が接触する腹当て状態の何れでもよい。具体的には、現像剤規制部材42Yの先端から0〜1mmの間で、現像ローラ41Yに当接させる。しかし、先端当て状態の方が、凸部41aYの頂面に存在するトナーを良好にすり切ることができ、凹部41bYに存在するトナーのみを現像領域に搬送することができ、現像領域に搬送するトナー量が安定するため、より好ましい。また、現像剤規制部材42Yの先端を、現像ローラ41Y表面移動方向に対してカウンター方向に当接させるのが好ましい。現像剤規制部材42Yの先端をカウンター方向に当接させることで、凸部41aYの頂面に存在するトナーを良好にすり切ることができ、凹部41bYに存在するトナーのみを現像領域に搬送することができる。
現像装置4Y内の一成分現像剤としてのトナーは、攪拌部材44Yによって攪拌され、供給ローラ46Yに供給される。供給ローラ46Yに供給されたトナーが、供給ローラ46Yが現像ローラ41Yと当接する領域である供給・回収ニップに搬送され、供給・回収ニップで現像ローラ41Yの表面に受け渡され、現像ローラ41Y表面にトナーが供給される。
現像ローラ41Yは、供給されたトナーを表面上に担持して、現像剤規制部材42Yとの対向部までトナーを搬送する。現像剤規制部材42Yとの対向部で凸部41aYの頂部に付着したトナーが規制され、現像ローラ41Y表面上のトナーは凹部41bY内に収容されたトナーのみとなる。現像剤規制部材42Yを通過した現像ローラ41Yの凹部41bYに収容されたトナーは、現像ローラ41Yの回転によって感光体2Yとの対向部である現像領域に到達する。
現像領域では、現像ローラ41Yに印加されたACバイアスと感光体2Y表面上の潜像との電位差によって形成される現像電界に応じて、現像ローラ41の表面上のトナーが感光体2Yの表面に移動し、感光体2Yの表面上の静電潜像部分にトナーが付着し、現像が行われる。本実施形態においては、現像ローラ41Yにf=500〜10000Hz、Vpp=500〜3000、Duty=50%の矩形波を印加した。その後、現像領域で現像に寄与せず、現像領域を通過した現像ローラ41Yの表面上のトナーは、供給・回収ニップで供給ローラ46Yによって回収され、現像ローラ41Y表面のリセットがなされる。
上述では、Y色のプロセスカートリッジについて説明したが、M色、C色のプロセスカートリッジ1M,1Cも同様な構成を有している。
このように、本実施形態のカラー用プロセスカートリッジ1(Y,M,C)の現像装置として、一成分現像方式を採用することで、以下の効果を得ることができる。すなわち、一成分現像方式においては、二成分現像方式の現像方式のように、現像剤収容部43内でトナーとキャリアとを十分に混合・攪拌する必要がないため、現像収容部内の部材としては、攪拌スクリュよりも構成が簡素なパドルを配置すればよい。よって、二成分現像方式の現像装置よりも簡素な構成で済み、プロセスカートリッジ1(Y,M,C)の小型化、低コスト化が実現できる。また、プロセスカートリッジ1(Y,M,C)においては、潤滑剤塗布装置を備えていないので、潤滑剤塗布装置を備えたものに比べて、小型化、低コスト化が実現できる。なお、プロセスカートリッジ1(Y,M,C)においては、カラープリント時のみの使用であるため、K色のプロセスカートリッジ1Kに比べて、使用頻度が少ないため、感光体表面に潤滑剤を塗布して保護せずとも、感光体の寿命が著しく低下することはない。
また、カラー用プロセスカートリッジ1(Y,M,C)の現像装置4として、一成分現像方式を用いることで、感光体の表面が現像領域で傷つけられるのを抑制することができる。これにより、潤滑剤塗布装置を設けずに、感光体表面を潤滑剤で保護せずとも、感光体の高耐久化を図ることができる。また、K色の感光体表面に塗布された潤滑剤が、中間転写ベルト7に転移し、中間転写ベルト7からカラー用プロセスカートリッジ1(Y,M,C)の感光体に転移するおそれがある。一成分方式の現像装置では、現像ローラ表面が現像時の対向電極となり、その表面に潤滑剤などが付着して汚れると、現像の安定性を劣化させる。しかし、本実施形態においては、非接触現像方式であるので、感光体2に転移した潤滑剤が、現像ローラ41に転移するのを避けることができ、現像剤の安定性を経時に亘り維持することができる。
また、一成分現像方式においては、現像ローラは金属製であり、金属製現像剤規制部材を接触させているため、両者には削れが生じ、二成分現像方式の現像装置と比較して耐久性に劣る。しかし、上述したように、プロセスカートリッジ1(Y,M,C)においては、カラープリント時のみの使用であるため、K色のプロセスカートリッジ1Kに比べて、使用頻度が少ない。よって、プロセスカートリッジ1(Y,M,C)の現像装置として、一成分現像方式を採用しても早期に現像装置の寿命がきてしまうことがない。
また、プロセスカートリッジ1(Y,M,C)の現像装置の現像ローラとして、表面に凹凸が形成された現像ローラを用いることで、現像ローラ表面や現像剤規制部材が削られても、凹部に所定の現像剤が担持され、搬送されることで、安定した現像特性が得られる。これにより、一成分現像方式の現像装置の耐久性を向上することができる。
このように、使用頻度の少ないカラー用のプロセスカートリッジ1(Y,M,C)として、一成分現像方式を採用し、潤滑剤塗布装置を用いない構成とすることで、ユーザーの利便性を損ねることなく、小型低コスト化を実現している。
また、上述では、カラー用のプロセスカートリッジ1(Y,M,C)の現像装置として、非接触一成分現像の現像装置を用いた場合について説明したが、接触一成分現像を用いてもよい。この場合も、非接触一成分現像と比較して耐久性に劣るが、低コスト化のメリットを得ることができる。
図5は、本複写機500を制御する制御ブロック図である。
制御手段たる制御部200は、演算手段たるCPU(Central Processing Unit)201、データ記憶手段たるRAM(Random Access Memory)202、データ記憶手段たるROM(Read Only Memory)203等を有している。この制御部200には、各色のプロセスカートリッジ1(Y,M,C,K)、露光装置6、光学センサ60、画像処理部204などが電気的に接続されている。そして、制御部200は、RAMやROM内に記憶している制御プログラムに基づいて、これらの各種の機器を制御するようになっている。
画像処理部204は、スキャナ部300で読み取られた原稿、ファクシミリなどの受信データ、またはコンピュータから送信される入力画像データを、Y,M,C,K色に色分解し、各色の画像データを形成する。また、入力画像データに対してγ補正テーブルを用いて階調補正処理(γ補正処理)などの画像処理を行い、露光装置6の各色の光源に対応する入力信号を露光装置6へ送信する。露光装置6では、各色に対応する4つの光源は、対応する色の画像データに基づいて生成された入力信号により制御され、各光源から各色感光体に照射されるレーザー光の強度が変調され、所望の画像に対応する静電潜像が感光体上に形成される。
また、制御部200は、電源投入時、環境変化時、所定枚数のプリントを行う度に、各色の画像の階調特性や画像濃度を適正化するための画像形成条件調整制御を実行する。すなわち、制御部200が、画像形成条件調整手段として機能する。
図6は、制御部200が行なう画像形成条件調整制御のフローチャートである。
画像形成条件調整制御は、まず、画像濃度を段階的に変えた複数のパッチを中間転写ベルト表面移動方向に並べた階調パターンを中間転写ベルト7上における光学センサ60に対向する位置に自動形成する(S1)。
中間転写ベルト7に形成された階調パターンは、中間転写ベルト7の無端移動に伴って、光学センサ60との対向位置へ搬送される。このとき、2次転写位置では、2次転写ローラが、中間転写ベルト7から離間する位置へ移動している。中間転写ベルト7に形成された階調パターンが光学センサ60を通過すると、光学センサ60は、階調パターンのトナーパッチに対する単位面積あたりのトナー付着量に応じた量の光を受光し(S2)、光学センサ60の出力電圧に基づいて、各トナーパッチの付着量を算出する(S3)。
具体的には、上記RAM202には、光学センサ60からの出力電圧値と、それに対応するトナー付着量との関係を示す付着量換算アルゴリズムが格納されている。トナーパッチを検知したときの光学センサ60の出力電圧と、上述の付着量換算アルゴリズムとから、階調パターンの各トナーパッチにおける付着量を算出する。
階調パターンにおける各トナーパッチについて、付着量を算出したら、階調パターンにおける各トナーパッチに基づいて、画像形成条件を調整する(S4)。具体的には、ベタ画像濃度を所望の画像濃度に調整する画像濃度制御や画像の階調特性を、所望の階調特性に調整する階調制御などを実行する。
画像濃度制御は、以下のようにして行なう。
制御部200は、各トナーパッチにおけるトナー付着量を検知した結果と、各トナーパッチを作像したときの現像ポテンシャルとに基づいてその直線グラフを示す関数(y=ax+b)を回帰分析によって計算する。そして、この関数に画像濃度の目標値(ベタ画像:画像面積率100%のときの値)を代入することで適切な現像バイアス値を演算し、Y、M、C、K用の補正現像バイアス値としてRAM202に記憶する。
制御部200の不揮発性メモリには、数十通りの現像バイアス値と、それぞれに個別に対応する適切なドラム帯電電位とが予め関連付けられている作像条件データテーブルが格納されている。制御部200は、この作像条件データテーブルの中から、上記補正現像バイアス値に最も近い現像バイアス値を選び出し、これに関連付けられたドラム帯電電位を特定する。そして、選び出した現像バイアス値と特定したドラム帯電電位とを制御部200の不揮発性メモリに格納する。このような補正により、画像を形成するための作像条件が、所望の画像濃度のトナー像を形成し得る条件に補正される。
上述のように、画像濃度に関しては、現像バイアス、帯電バイアスを補正して、ベタ画像(画像面積率100%)のときの静電潜像を感光体上に形成したときに付着するトナー量を調整することで、安定化できる。しかし、面積率(画像濃度)に対する付着量の関係が変化した場合、ベタ画像(面積率100%)の画像濃度を調節するのみでは、安定画像は得られない。特に、面積率の異なる多色を重ね合わせることで、多様な色調を表現するカラープロセスにおいては、各色の付着量の変動により、色調は大きく変動してしまう。このため、画像の階調特性を、所望の階調特性に調整する階調制御を実行する。なお、階調制御と画像濃度制御とは、同時に実施する必要はない。
以下に、階調制御について説明する。
図7は階調制御について説明する図である。
図7(a)は、露光装置6の光源への入力信号に対する検出濃度(付着量)を示す図であり、図7(b)は、上記入力信号に対する入力信号補正量を示す図であり、図7(c)は、目標付着量に対する入力信号を示す図である。ここで検出濃度とは、中間転写ベルト7上に付着したトナー量を、光学センサ60を用いて検出したものである。図7(b)は、γ補正テーブルとして、画像処理部204の不揮発性メモリに格納されるものである。
中間転写ベルト7の階調パターンを検知することによって、図7(a)に示すような関係が得られる。次に、得られた図7(a)に示すような関係と、図7(c)に示す目標データとを比較して、図7(b)に示すような関係を求める。そして、求めた図7(b)の関係を、γ補正テーブルとして、不揮発性のメモリに格納する。このような補正により、γ補正テーブルが、所望の階調特性のトナー像を形成し得る条件に補正される。
本実施形態においては、各プロセスカートリッジ1(Y,M,C,K)で形成される階調パターンを、中間転写ベルト7上で検出しているが、各プロセスカートリッジ1に光学センサを設け、各感光体2(Y,M,C,K)上で対応する色の階調パターンを検知してもよい。しかし、中間転写ベルト7上で各プロセスカートリッジ1(Y,M,C,K)で形成される階調パターンを、検出することで、次の利点が得られ、好ましい。すなわち、感光体の表面状態の変化が、プロセスカートリッジ1(Y,M,C,K)毎に異なると、各色の中間転写ベルト7への転写性に影響が出てしまい、トナー像の感光体上での特性と、中間転写ベルト7上での特性とが異なるおそれがある。よって、各プロセスカートリッジ1(Y,M,C,K)で形成される階調パターンを、中間転写ベルト7上で検出することで、一次転写性を加味した特性に基づいて補正することができるので、2色以上のトナー像を重ねて画像を得る場合のばらつきを抑制することができる。
次に、本実施形態の特徴点について、説明する。
従来においては、画像形成条件調整制御は、各色同時に行っていた。すなわち、画像形成条件調整制御が実行されると、Y、M、C、Kそれぞれの階調パターンが中間転写ベルト7に形成され、各色の階調パターンを、光学センサ60で検知する。そして、各色について、現像バイアスおよび帯電バイアスの調整やγ補正テーブルの調整が行われていた。しかし、このように、各色同時に画像形成条件調整制御を行った場合、定期的に画像形成条件調整制御を実行しているにもかかわらず、良好な画像が得られないという不具合が発生した。本発明者らは、このような不具合の原因を調べるために、以下のような検証実験を行った。
[検証実験1]
検証実験1においては、次のような試験機を用いて行った。すなわち、M色、Y色のプロセスカートリッジ1Y,1Mの現像装置を、一成分現像方式の現像装置にし、K色、C色のプロセスカートリッジの現像装置を、二成分現像方式の現像装置にした試験機である。なお、その他の構成は、各プロセスカートリッジ同じ構成である。そして、各色について、上述した画像形成条件調整制御を実行し、現像バイアス、帯電バイアスを補正して所望の画像濃度が得られるように調整し、かつ、γ補正テーブルを補正して所望の階調特性が得られるように調整した。図8(a)は、一成分現像方式の現像装置を搭載したプロセスカートリッジ1Y,1Mの階調特性を示す図であり、図8(b)は、二成分現像方式の現像装置を搭載したプロセスカートリッジ1C,1Kの階調特性を示す図である。そして、この試験機により10K枚のプリントを実施した。また、画像形成条件調整制御のうち、画像濃度制御は定期的に行い、階調制御は行わなかった。
画像濃度制御を定期的に実施したため、濃度については、各色とも良好な画像が安定して得られた。一方、色調は、徐々に赤みが強くなり、10K枚終了時では、はじめの状態と比較して大きく色相が変化してしまった。
次に、一成分現像方式の現像装置を搭載したプロセスカートリッジ1Y,1Mのみ、定期的に階調制御を実施し、γ補正テーブルを補正したところ初期と変わらぬ良好な画像が得られた。このことから、一成分現像方式の現像装置を搭載したプロセスカートリッジ1Y,1Mの階調特性(γ特性)が変化したことが判明した。また、複写機の環境を変化させて実験を行なったところ、上述と同様、色調の赤みが強い画像が得られた。
このことから、一成分現像方式の現像装置を搭載したプロセスカートリッジは、二成分現像方式の現像装置を搭載したプロセスカートリッジに比べて、環境条件(温度湿度)などに対して敏感であり、階調特性が変化しやすいことがわかった。よって、一成分現像方式の現像装置を搭載したプロセスカートリッジは、二成分現像方式の現像装置を搭載したプロセスカートリッジに比べて、階調制御の実行条件を低く設定するのが好ましいことがわかった。
[検証実験2]
検証実験2においては、次のような試験機を用いて行った。すなわち、C色、K色のプロセスカートリッジ1C,1Kに潤滑剤塗布装置を搭載し、Y色、M色のプロセスカートリッジ1Y,1Mを、潤滑剤塗布装置が搭載されていないプロセスカートリッジにした試験機である。なお、その他の構成は、各プロセスカートリッジ同じ構成である。そして、検証実験1と同様に、各色について、上述した画像形成条件調整制御を実行し、現像バイアス、帯電バイアスを補正して所望の画像濃度が得られるように調整し、かつ、γ補正テーブルを補正して所望の階調特性が得られるように調整し、10K枚のプリントを実施した。また、画像形成条件調整制御のうち、画像濃度制御は定期的に行い、階調制御は行わなかった。
10Kプリント後の画像を初期の画像と比較したところ画像のハイライト部分の青みが強くなっていた。次に、プロセスカートリッジ1Y,1Mのみ、定期的に階調制御を実施し、γ補正テーブルを補正したところ初期と変わらぬ良好な画像が得られた。このことから、潤滑剤塗布装置を搭載していないプロセスカートリッジ1Y,1Mの階調特性(γ特性)が変化したことが判明した。
このことから、潤滑剤塗布装置を備えていないプロセスカートリッジは、潤滑剤塗布装置を備えたプロセスカートリッジに比べて、短い間隔で階調制御を行うのが好ましいことがわかった。
さらに、本発明者らは、接触帯電方式の帯電装置3を搭載したプロセスカートリッジと、非接触帯電方式の帯電装置を搭載したプロセスカートリッジとを備えた試験機を作成して、上述と同様の検証実験を行なった。この場合も、10Kプリント後の画像を初期の画像と比較したところ画像の色調が大きく変化していた。このことから、接触帯電方式の帯電装置を備えたプロセスカートリッジと、非接触帯電方式の帯電装置を備えたプロセスカートリッジとで、適正な階調制御を行うタイミングが異なることがわかった。
以上の検証実験により、現像方式の違い、潤滑剤塗布の有無、帯電方式の違いにより、適正な階調制御を行うタイミングが異なることが判明した。このことから、K色のプロセスカートリッジ1Kと、カラー用プロセスカートリッジ1(Y,M,C)の間で現像方式の違い、潤滑剤塗布の有無、帯電方式が互いに異なる本実施形態の複写機500において、定期的に画像形成条件調整制御を実行しているにもかかわらず、良好な画像が得られない原因が判明した。
そこで、本実施形態においては、K色のプロセスカートリッジにおける階調制御の実行タイミングと、カラー用プロセスカートリッジ1(Y,M,C)の階調制御の実行タイミングとをそれぞれ個別に設定し、それぞれ個別に階調制御を行うようにした。
図9は、階調制御の実行タイミングのフローチャートである。
上述したように、カラー用プロセスカートリッジ1(Y,M,C)は、接触AC帯電方式の帯電装置、非接触一成分現像方式の現像装置であり、潤滑剤塗布装置を備えていない構成である。これに対し、K色のプロセスカートリッジ1Kは、非接触AC帯電方式の帯電装置、二成分現像方式の現像装置、潤滑剤塗布装置を備えた構成である。このように、カラー用プロセスカートリッジ1(Y,M,C)と、K色のプロセスカートリッジとで構成が異なるため、それぞれ、階調特性が変動する条件などが異なり、階調制御を実行する最適なタイミングが異なる。そこで、本実施形態においては、予め実験を行なって、カラー用プロセスカートリッジの階調特性が変動するタイミングに基づいて、走行距離(感光体の回転回数、プリント枚数など)Th1を求め、制御部200の不揮発性メモリに格納しておく。また、同様に、K色プロセスカートリッジについても、予め実験を行なって、K色プロセスカートリッジの階調特性が変動するタイミングに基づいて、走行距離(感光体の回転回数、プリント枚数など)Th2を求め、制御部200の不揮発性メモリに格納しておく。
そして、制御部200は、走行距離を監視し、カラー用プロセスカートリッジ1(Y,M,C)の走行距離が、Th1を超えたら(S11のYES)、カラー用プロセスカートリッジ1(Y,M,C)について、階調制御を実行する(S12)。また、K用プロセスカートリッジ1Kの走行距離が、Th2を超えたら(S13のYES)、K用プロセスカートリッジ1Kについて、階調制御を実行する(S14)。
このような制御を実施することで、経時にわたり色調変動が抑えられ、良好な画像を維持することができる。また、K色のプロセスカートリッジ、カラー用プロセスカートリッジそれぞれで、最適なタイミングで階調制御が実行できるので、無駄な階調パターンの形成が抑制され、トナー消費量の低減を図ることができる。
また、上述では、走行距離に基づく階調制御の実行タイミングをK色のプロセスカートリッジ1とカラー用プロセスカートリッジ1(Y,M,C)とで、それぞれ個別に設定しているが、環境条件(温度・湿度)に基づく階調制御の実行タイミングを、K色のプロセスカートリッジ1とカラー用プロセスカートリッジ1(Y,M,C)とで、それぞれ個別に設定してもよい。
また、構成の異なるK色のプロセスカートリッジ1とカラー用プロセスカートリッジ1(Y,M,C)とで画像濃度の変動のタイミングが異なる場合は、K色のプロセスカートリッジ1とカラー用プロセスカートリッジ1(Y,M,C)とで画像濃度制御の実行タイミングをそれぞれ個別に設定してもよい。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の(1)〜(6)の態様毎に特有の効果を奏する。
(1)
感光体2などの潜像担持体、該潜像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段(本実施形態においては、帯電装置3と露光装置6とで構成)、該潜像担持体上の潜像にトナーなどの着色体を付着させて現像する現像装置4などの現像手段を備えた複数のプロセスカートリッジ1などの画像形成ユニットと、各画像形成ユニットの潜像担持体上の現像画像を、順次中間転写ベルト7などの転写体に転写する一次転写ローラ8などの転写手段と、所定のタイミングで上記潜像担持体または転写体に階調パターンなどのテストパターンを形成し、テストパターンの画像濃度を検出し、検出した画像濃度に基づいて、画像形成条件の調整を行う制御部200などの画像形成条件調整手段とを備える複写機500などの画像形成装置において、複数の画像形成ユニットのうち、少なくともひとつの画像形成ユニットは、着色体以外の構成要素のうち少なくともひとつが、他の画像形成ユニットとは異なっており、画像形成条件調整手段は、他の画像形成ユニットとは異なる構成の画像形成ユニットに対する画像形成条件の調整実行タイミングと、他の画像形成ユニットの画像形成条件の調整実行タイミングとをそれぞれ別個に設定し、他の画像形成ユニットとは異なる構成の画像形成ユニットに対する画像形成条件の調整と、他の画像形成ユニットに対する画像形成条件の調整とをそれぞれ個別に行う。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、経時にわたり良好な画像を維持することができる。また、無駄なパターンの形成が抑制され、トナー消費量の低減を図ることができる。
(2)
また、上記(1)に記載の態様の画像形成装置において、画像形成条件調整手段による画像形成条件の調整は、階調の補正のためのγ補正の調整を含む。
かかる構成を備えることで、経時にわたり色調の変動を抑制でき、良好な画像を維持することができる。
(3)
また、上記(1)または(2)に記載の態様の画像形成装置において、複数の画像形成ユニットのうち少なくとも一つの画像形成ユニットの現像手段の現像方式が、一成分現像方式であり、他の画像形成ユニットの現像手段の現像方式が、二成分現像方式である。
このように、現像装置の構成が一成分現像方式と二成分現像方式と互いに異なる画像形成ユニット間では、検証実験1で説明したように、適正な画像形成条件調整の実行タイミングが異なる。よって、現像装置の構成が一成分現像方式と二成分現像方式と互いに異なる画像形成ユニット間で画像形成条件の調整実行タイミングと異ならせることで、経時にわたり良好な画像を維持することができる。また、無駄なパターンの形成が抑制され、トナー消費量の低減を図ることができる。
(4)
また、上記(1)または(2)に記載の態様の画像形成装置において、複数の画像形成ユニットのうち少なくとも一つの画像形成ユニットには、前記潜像担持体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置を備えており、他の画像形成ユニットには、前記潤滑剤塗布装置を有していない。
検証実験2で説明したように、潤滑剤塗布装置を備えた構成の画像形成ユニットと、潤滑剤塗布装置を備えていない画像形成ユニットとで、適正な画像形成条件調整の実行タイミングが異なる。よって、互いに画像形成ユニットの構成が異なる潤滑剤塗布装置を備えた構成の画像形成ユニットと、潤滑剤塗布装置を備えていない画像形成ユニットとの間で画像形成条件の調整実行タイミングと異ならせることで、経時にわたり良好な画像を維持することができる。また、無駄なパターンの形成が抑制され、トナー消費量の低減を図ることができる。
(5)
また、上記(1)または(2)の画像形成装置において、前記潜像形成手段は、前記潜像担持体表面を帯電する帯電装置などの帯電手段を備えており、複数の画像形成ユニットのうち少なくとも一つの画像形成ユニットの帯電手段は、潜像担持体と接触して潜像担持体表面を帯電する接触帯電方式であり、他の画像形成ユニットの帯電手段は、潜像担持体と非接触で前記潜像担持体表面を帯電する非接触帯電方式である。
実施形態で説明したように、接触帯電方式の帯電装置を備えた画像形成ユニットと、非接触方式の帯電装置を備えた画像形成ユニットとで、適正な画像形成条件調整の実行タイミングが異なる。よって、互いに帯電装置の構成が異なる画像形成ユニット間で画像形成条件の調整実行タイミングと異ならせることで、経時にわたり良好な画像を維持することができる。また、無駄なパターンの形成が抑制され、トナー消費量の低減を図ることができる。
(6)
また、上記(1)乃至(5)いずれかの画像形成装置において、画像形成条件調整手段は、転写体上のテストパターンの画像濃度を検出する。
かかる構成を備えることで、転写体への転写性能の変動による画像変動の影響も検知することができ、潜像担持体上のテストパターンを検知する場合に比べて、精度の高い画像形成条件の調整を行うことができる。
1:プロセスカートリッジ
2:感光体
3:帯電装置
4:現像装置
6:露光装置
7:中間転写ベルト
8:一次転写ローラ
13:潤滑剤塗布装置
30:光学センサ
31:帯電ローラ
41:現像ローラ
60:光学センサ
100:プリンタ部
200:制御部
204:画像処理部
300:スキャナ部
500:複写機
特開2004−170654号公報 特開2008−254341号公報

Claims (6)

  1. 潜像担持体、該潜像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段、及び、該潜像担持体上の潜像に着色体を付着させて現像する現像手段を備えた複数の画像形成ユニットと、
    各画像形成ユニットの潜像担持体上の現像画像を順次転写体に転写する転写手段と、
    所定のタイミングで上記潜像担持体または上記転写体にテストパターンを形成し、該テストパターンの画像濃度を検出し、検出した画像濃度に基づいて、画像形成条件の調整を行う画像形成条件調整手段とを備える画像形成装置において、
    複数の画像形成ユニットのうち、少なくともひとつの画像形成ユニットは、前記着色体以外の構成要素のうち少なくともひとつが、他の画像形成ユニットとは異なっており、
    前記画像形成条件調整手段は、前記他の画像形成ユニットとは異なる構成の画像形成ユニットに対する画像形成条件の調整実行タイミングと、前記他の画像形成ユニットの画像形成条件の調整実行タイミングとをそれぞれ別個に設定し、
    前記他の画像形成ユニットとは異なる構成の画像形成ユニットに対する画像形成条件の調整と、前記他の画像形成ユニットに対する画像形成条件の調整とをそれぞれ個別に行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    前記画像形成条件調整手段による画像形成条件の調整は、階調の補正のためのγ補正の調整を含むことを特徴とするの画像形成装置。
  3. 請求項1または2の画像形成装置において、
    複数の画像形成ユニットのうち少なくとも一つの画像形成ユニットの現像手段の現像方式が、一成分現像方式であり、他の画像形成ユニットの現像手段の現像方式が、二成分現像方式であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1または2の画像形成装置において、
    複数の画像形成ユニットのうち少なくとも一つの画像形成ユニットには、前記潜像担持体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置を備えており、他の画像形成ユニットには、前記潤滑剤塗布装置を有していないことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1または2の画像形成装置において、
    前記潜像形成手段は、前記潜像担持体表面を帯電する帯電手段を備えており、
    複数の画像形成ユニットのうち少なくとも一つの画像形成ユニットの帯電手段は、前記潜像担持体と接触して前記潜像担持体表面を帯電する接触帯電方式であり、他の画像形成ユニットの帯電手段は、前記潜像担持体と非接触で前記潜像担持体表面を帯電する非接触帯電方式であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1乃至5いずれかの画像形成装置において、
    前記画像形成条件調整手段は、前記転写体上のテストパターンの画像濃度を検出することを特徴とする画像形成装置。
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