JP2013184757A - バックホー - Google Patents

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JP2013184757A
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Tetsuro Tamura
鐵朗 田村
Yoshitaka Tamura
義孝 田村
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Abstract

【課題】1台で多様な用途に対応し、工事をより早く、安全に作業ができ、通常の災害の復旧はもとより、近いうちにも想定される大災害に備えて、道路が不通となった危険地帯へも緊急に現地投入でき、現地で機能性および機動性をフルに発揮し得るバックホーを提供する。
【解決手段】移動主体となるトラックフレームに360°の全旋回可能にフレームマウントを組み付け、フレームマウントに、ブームとアームとフック付きバケットとが順次接続してなるクレーンを傾動可能に立設したクレーン仕様であって、全体的に複数のアッセンないしユニット等に分解及び組立が可能であり、また、少なくとも走行、旋回、クレーン操作について、無線操縦可能に、携帯用の送信機からの操縦信号の受信機を装備してなる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、油圧ショベル、パワーショベル等とも称されるバックホーに関する。
バックホーは、油圧ショベル、パワーショベル等と称される自走式建設機械のうち、アームの先端にバケットをオペレータ側に掻き込み得るように(手前向きに)接続し、バケットにワイヤーを掛け得るフックを取り付けたもので、土掘り、運搬、溝掘り、土均し等と用途が広く、殊に重量物をフックに吊り下げてクレーンとしての使用もできることから、建設機械としては極めて多機能であるため、建設や復旧等のあらゆる工事に多用される。
現在、日本では、1000年に一度とされる大被災を受け、しかも、同程度の地震や津波に近い将来に遭遇するのではないかと危惧される事態においては、その防災工事、災害工事、排ガス対策等の必要な現場の対応策を一日も早く予め整備しておく必要があり、バックホーにもさらに飛躍した機能性、機動性の向上に臨戦態勢で取り組まねばならない。
バックホーは、前記したように、多様に機能性および機動性を備えている。しかし、道路の寸断等で現地に搬入され難い事情があるときには使用できないので、その対策がまず取り組まれる必要がある。
また、重量物の吊り上げにも適するクレーン機能を備え、同程度のクレーン車を凌ぐ優れた面がある。例えば、クレーン車2台で重量物を共吊りに搬送する作業では、バックホーでは1台で可能であり安全でもある。しかし、崖崩れが生じるおそれがある、火熱の被災や放射能の被爆のおそれがある、などの労働災害の危険があるときには、この優れた機能を有するバックホーが有ってもそれを運転できないという問題もあった。
なお、労働基準局長の通達として「2台の移動式クレーンを使用して共づりすることは、禁止させること。だだし、止むを得ずこれを行う必要がある場合で、作業指揮者の直接指揮のもとに行なわせるときは、この限りではない。」とあり、共づりの危険性が指摘されることからも、一層優れた耐荷重性および機能性の高いバックホーの導入が望まれる。
この発明は、上記のような実情に鑑みて、1台で多様な用途に対応し、工事をより早く、安全に作業ができ、通常の災害の復旧はもとより、近いうちにも想定される大災害に備えて、道路が不通となった危険地帯へも緊急に現地投入でき、現地で機能性および機動性をフルに発揮し得るバックホーを提供することを課題とした。
上記の課題を解決するために、この発明は、移動主体となるトラックフレームに360°の全旋回可能にフレームマウントを組み付け、フレームマウントに、ブームとアームとフック付きバケットとが順次接続してなるクレーンを傾動可能に立設したクレーン仕様であって、全体的に複数のアッセンないしユニット等に分解及び組立が可能であり、また、少なくとも走行、旋回、クレーン操作について、無線操縦可能に、携帯用の送信機からの操縦信号の受信機を装備してなることを特徴とするバックホーを提供する。
バックホーを上記のように構成したから、機動性があることはもちろん、クレーン仕様であるため、重量物の宙吊り運搬が可能であり、全旋回型であるから、機能性および重量物の取扱性に優れ、さらに、無線操縦可能であるから、危険地帯での安全使用が可能である。また、分解型であるから、災害で孤立化している被災地への搬入が早期に可能である。
以上説明したように、この発明のバックホーによれば、1台で多様な用途に対応し、工事をより早く、安全に作業ができることから、通常の災害の復旧に迅速に対応し得ることはもとより、近いうちにも想定される大災害に備えて、道路の寸断で孤立化した被災地にも緊急に現地投入でき、危険な地帯であっても、機能性および機動性をフルに発揮し期待される活躍をなしうるという優れた効果がある。
加えて、請求項2によれば、過負荷警報装置がある場合においても、クレーンの組立てや、現地での配線接続を要しなく好都合である。
この発明のバックホーの使用例を示す斜視図である。 この発明のバックホーを構成するアッセンの一つを分解して示す斜視図である。
この発明は、下記の全ての機能ないし特徴を備えたバックホーを提供するものである。
1.クレーン仕様
2.全旋回型
3.無線操縦(遠隔操作)可能
4.分解型
この発明において、バックホーHは移動式であるが、キャタピラによる場合はもちろん、タイヤによる移動式であってもよい。また、分解するアッセン(アッセンブリー)ないしユニットの一重量は、ヘリコブターによる搬送可能な程度とする。
図1は一実施例を示したもので、そのバックホーHは、キャタピラ付き左右一対のトラックサイドフレーム1,1(2,850kg×2)と、その両方に支持されるトラックフレーム3(1,500kg)と、その上に全旋回可能に搭載されるフレームマウント5(2,150kg)と、これに取り付けられるキャブ7(1,200kg)、エンジンマウント9(2,000kg)及びクレーン11(3,750kg)とこの反対側に釣り合いをとるためのカウンタウエイト(2,110kg)13、サブウエイト15(2,160kg)から組み立てられる。
クレーン11は、これも一つのアッセンであって、「く」字型に屈折したブーム17とそれに上下搖動可能に連結されるアーム19とからなるもので(図2参照)、ブーム17が全旋回する前記フレームマウント5の上に前後傾動可能に立設され、その駆動をなす油圧シリンダー21が装着され、ブーム17とアーム19との間にはアーム19を搖動する油圧シリンダー23が介在される。また、アーム19の先端には、バケット25が後ろへ掻き込み回動するよう取り付けられ、アーム19にその駆動油圧シリンダー27が装備される。
クレーン機能については、アームの下端においてフック29が設けられ、バケット25の掻き込み姿勢において垂下するようにそれと一体に取り付けられる。したがって、1台の機械で移動式クレーンと油圧ショベルに使い分けができる。図1は、クレーンモードで示し、垂下したフック29にワイヤー31を掛けることにより重量物Wを吊り上げている。この状態で重量が軽量され、その値が電気としてクレーン11に配線32を通じてキャブ7の過負荷警報装置34に伝達される。
同図の場合、崖の中腹に平らにした段部33があって、そこへ平行に進出したバックホーHがトラックフレーム3を中心に旋回することによりクレーン11を崖下側に転回し、その下に重量物Wを下している。また、地震後の余震のおそれの時期であるので、安全のためにオペレータ35が近くの丘に退避し、そこにおいて送信機39で無線操縦することにより運転している。キャブ7には、受信機41が設けられ、電気信号に基づいて運転が制御されるようになっている。
H バックホー
3 トラックフレーム
5 フレームマウント
11 クレーン(アッセン)
17 ブーム
19 アーム
25 バケット
29 フック
32 配線
34 過負荷警報装置
35 オペレータ
39 送信機
41 受信機

Claims (2)

  1. 移動主体となるトラックフレームに360°の全旋回可能にフレームマウントを組み付け、フレームマウントに、ブームとアームとフック付きバケットとが順次接続してなるクレーンを傾動可能に立設したクレーン仕様であって、全体的に複数のアッセンないしユニット等に分解及び組立が可能であり、また、少なくとも走行、旋回、クレーン操作について、無線操縦可能に、携帯用の送信機からの操縦信号の受信機を装備してなることを特徴とするバックホー。
  2. フックに吊り下げた重量物を検出してなす過負荷警報装置が装備されたバックホーであって、分解される一つのアッセンが前記ブームとアームとフック付きバケットとが順次接続して一体となるクレーンであって、該クレーンに計量の電気信号をキャブに有する過負荷警報装置に送る配線がなされていることを特徴とする請求項1記載のバックホー。
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