JP2013184246A - 回転工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転工具が被加工面に部分当たりしたときに該回転工具の傾斜を抑制しつつ、十分な振動減衰効果が得られるようにする。
【解決手段】回転工具ホルダー21により動力工具のスピンドルに回転工具としての砥石ホイール20が着脱自在に装着される。回転工具ホルダー21は、スピンドルに取り付けられるロックナット25と、ロックナット25の背面側に対向するホイールワッシャ27と、ホイールワッシャ27の前面と砥石ホイール20の背面との間に配置される弾性体36とを有し、弾性体36には、ホイールワッシャ前面と回転工具背面との対向方向に圧縮されている第一領域と、上記対向方向に圧縮されていないか、少なくとも上記対向方向における圧縮の程度が上記第一領域における圧縮の程度よりも少ない第二領域とが設けられ、上記第二領域は、弾性体36の径方向に関して上記第一領域よりも外側に配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、動力工具が備えるスピンドルにより回転駆動される回転工具に関するものである。
回転駆動される回転砥石等の回転工具により被処理物の表面を処理する動力工具の一例としてディスクグラインダがある。ディスクグラインダの駆動源には電動モータやエアモータが用いられる。また、ディスクグラインダに用いられる回転工具としては、円板形の砥石、ダイヤモンドカッター、カップ形の砥石、ワイヤブラシなどがあり、被処理物の種類に応じて任意の回転工具が選択される。例えば、コンクリートや石材等の被処理物の表面を研削加工するためには、ダイヤモンド砥石が設けられた砥石ホイールが回転工具として選択される。このような、回転工具により被処理物の表面を研削処理するディスクグラインダは、ディスクサンダーやポリッシャと呼ばれることもある。
動力工具を用いて被処理物に研削処理等の加工を施す際には、回転駆動される回転工具を被処理物の表面に押し付ける必要がある。しかし、回転工具に加わる衝撃に起因する振動が作業者に直接伝わり、長時間の連続作業は困難であった。そのため、特許文献1に記載されるディスクグラインダにおいては、ディスク砥石の取付部つまりホルダー部にゴムパッキンからなる弾性部材が配置されている。このディスクグラインダでは、研削加工時に生じる衝撃が弾性部材によって吸収され、ディスク砥石から作業者に伝わる振動が低減される。
特開2002−331454号公報
特許文献1に記載されているディスクグラインダでは、リング状の弾性部材の表裏両面全体がホイールワッシャとディスク砥石つまり砥石ホイールとに密着している。よって、砥石ホイールの全面が被加工面に当たっている場合(全面当たりの場合)には、砥石ホイールは被加工面に対して平行となり、弾性部材は、砥石ホイールに加わる衝撃をその全面で受ける。
しかしながら、砥石ホイールの一部が被加工面に当たっている場合には、砥石ホイールが被加工面に対して傾斜する。このように、砥石ホイールが被加工面に対して部分的に当たっている場合(部分当たりの場合)には、弾性部材による振動減衰効果が薄れてしまう。具体的には、弾性部材の一部に負荷が加わるので、砥石ホイールがスピンドルに対して大きく傾斜する。すると、砥石ホイールの中心部に設けられた取付孔の内周面が内側の取付けリングに強く接触して砥石ホイールの振動がスピンドルに伝達されてしまう。また、弾性部材の一部に大きな変形が起きてしまうので、弾性部材の永久変形が起こりやすくなる。弾性部材の永久変形が起こると、砥石ホイールと弾性部材との間のガタが大きくなり、衝撃を吸収する効果が小さくなる。さらに、砥石ホイールと弾性部材との間のガタが大きくなると、作業中に砥石ホイールがバタつく等の不具合が生じてしまう。
上記のような不具合を解消するためには、砥石ホイールが被加工面に対して部分当たりしたときに、砥石ホイールの傾斜をなるべく小さくする必要があり、そのためには弾性部材のばね定数を大きくする必要がある。しかし、弾性部材のばね定数を大きくすると、砥石ホイールが被加工面に対して全面当たりしたときに振動が十分に減衰されない。
本発明の目的は、回転工具が被加工面に部分当たりしたときに該回転工具の傾斜を抑制しつつ、十分な振動減衰効果を得ることである。
本発明の回転工具は、駆動源により回転駆動されるスピンドルと一体回転して被処理物を処理する回転工具であって、前記スピンドルに取り付けられるロックナットと、前記ロックナットの背面側に対向して前記ロックナットに取り付けられ、前記ロックナットとの間に前記回転工具が配置されるホイールワッシャと、前記ホイールワッシャの前面と前記回転工具の背面との間に配置される弾性体とを有する。前記弾性体には、前記ホイールワッシャの前面と前記回転工具の背面との対向方向に圧縮されている第一領域と、前記対向方向に圧縮されていないか、少なくとも前記対向方向における圧縮の程度が前記第一領域における圧縮の程度よりも少ない第二領域とが設けられ、前記第二領域は、前記弾性体の径方向に関して前記第一領域よりも外側に配置されている。
本発明の回転工具では、前記ホイールワッシャの前面の前記弾性体と対向する領域の一部に、前記弾性体の径方向外側へ向かうに従って前記弾性体から次第に離間するように傾斜した傾斜部が形成されている。
本発明の回転工具では、前記ホイールワッシャの前面の前記弾性体と対向する領域の他の一部に、前記弾性体に接している平坦部が形成され、前記傾斜部は、前記弾性体の径方向に関して前記平坦部よりも外側に配置されている。
本発明の回転工具では、前記ホイールワッシャの前面の前記弾性体と対向する領域の一部に、前記弾性体に接している平坦部が形成され、他の一部に前記弾性体から離間するように窪んだ凹部が形成され、前記凹部は、前記弾性体の径方向に関して前記平坦部よりも外側に配置されている。
本発明の回転工具では、前記弾性体の一部に前記弾性体の径方向外側へ向かうに従って前記ホイールワッシャの前面から次第に離間するように傾斜した傾斜部が形成されている。
本発明の回転工具では、前記弾性体の一部に前記弾性体の径方向外側へ向かうに従って前記回転工具の背面から次第に離間するように傾斜した傾斜部が形成されている。
本発明の回転工具では、前記回転工具上の前記弾性体と対向する領域の一部に、前記弾性体の径方向外側へ向かうに従って前記弾性体から次第に離間するように傾斜した傾斜部が形成されている。
本発明の回転工具では、前記回転工具上の前記弾性体と対向する領域の一部に前記弾性体に接している平坦部が形成され、他の一部に前記弾性体から離間するように窪んだ凹部が形成され、前記凹部は、前記弾性体の径方向に関して前記平坦部よりも外側に配置されている。
本発明の動力工具は、駆動源と、前記駆動源により回転駆動されるスピンドルと、前記本発明の回転工具のいずれかとを有する。
本発明の回転工具ホルダーは、駆動源により回転駆動されるスピンドルに被処理物を処理する回転工具を着脱自在に装着する回転工具ホルダーであって、前記スピンドルに取り付けられるロックナットと、前記ロックナットの背面側に対向して前記ロックナットに取り付けられ、前記ロックナットとの間に前記回転工具が配置されるホイールワッシャと、前記ホイールワッシャの前面と前記回転工具の背面との間に配置される弾性体とを有する。前記弾性体には、前記ホイールワッシャの前面と前記回転工具の背面との対向方向に圧縮されている第一領域と、前記対向方向に圧縮されていないか、少なくとも前記対向方向における圧縮の程度が前記第一領域における圧縮の程度よりも少ない第二領域とが設けられ、前記第二領域は、前記弾性体の径方向に関して前記第一領域よりも外側に配置されている。
本発明によれば、回転工具が被加工面に部分当たりしたときに該回転工具の傾斜を抑制しつつ、十分な振動減衰効果を得ることができる。
回転工具ホルダーにより砥石ホイールが装着されたディスクグラインダを示す一部切欠き正面図である。 図1における2−2線拡大断面図である。 図1における3−3線拡大断面図である。 図1に示される回転工具ホルダーの拡大断面図である。 図1に示される回転工具ホルダーの拡大断面図である。 砥石ホイールが被加工面に全面当たりしているときの回転工具ホルダーの拡大断面図である。 砥石ホイールが被加工面に部分当たりしているときの回転工具ホルダーの拡大断面図である。 本発明の他の実施形態に係る回転工具ホルダーの拡大断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る回転工具ホルダーの拡大断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る回転工具ホルダーの拡大断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る回転工具ホルダーの拡大断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る回転工具ホルダーの拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態の一例について図面を参照しながら詳細に説明する。図1に示す動力工具は手持ち式のディスクグラインダ10である。このディスクグラインダ10は、例えば、コンクリートや石材等の被処理物の表面を研削するために使用され、ディスクサンダーと呼ばれることもある。
ディスクグラインダ10は、円筒形状のモータケース11aと、モータケース11aの先端部に取り付けられるギヤケース11bとを有する。モータケース11aの内部には、駆動源としての電動モータ12が収容されている。電動モータ12は、モータケース11aの後端部から引き出されている電源コード13を介して図示しない商用電源に接続され、商用電源から供給される電力により駆動される。電動モータ12の回転軸14にはベベルギヤ15が取り付けられ、このベベルギヤ15と噛み合うベベルギヤ16が回転軸14に対して直角に配置されたスピンドル17に取り付けられている。すなわち、スピンドル17は電動モータ12により回転駆動される。このスピンドル17はギヤケース11bに取り付けられた軸受18により回転自在に支持されている。
ギヤケース11bから突出しているスピンドル17の先端部には、回転工具としてのカップ型の砥石ホイール20が回転工具ホルダー21により着脱自在に装着される。回転工具ホルダー21は、スピンドル17に形成された突き当て面19に突き当てられた状態でスピンドル17に装着される。砥石ホイール20は鋼板によりカップ型に形成された基板22を有する。図2、図3に示されるように、砥石ホイール20の基板22の前面外周部には、円周方向に伸びる複数のダイヤモンド砥石23aと径方向に伸びる複数のダイヤモンド砥石23bとがそれぞれロウ付け等の手段により固定されている。基板22には円周方向に間隔を置いて複数の貫通孔24が設けられており、軽量化のための肉抜き加工が施されている。
回転工具ホルダー21は、図4に示されるように、スピンドル17(図1)の先端部に取り付けられるロックナット25を有する。このロックナット25は、円板形状のディスク部25aとこれの背面側にディスク部25aと一体となった円筒形状のボス部25bとを有している。ディスク部25aにはボス部25bと同軸にねじ孔26が形成されており、スピンドル17の先端部に設けられた雄ねじ17a(図1)をねじ孔26にねじ結合させることにより、ロックナット25がスピンドル17に着脱自在に取り付けられる。
ロックナット25の背面側には、該背面と対向するようにして円板形状のホイールワッシャ27が取り付けられている。ロックナット25の背面と対向しているホイールワッシャ27の前面には、ロックナット25のボス部25bが嵌合する凹部28が形成されており、ボス部25bに凹部28を嵌合させることによりホイールワッシャ27はロックナット25に組み付けられる。ホイールワッシャ27とロックナット25のディスク部25aとの間には、スペース29が設けられており、このスペース29の軸方向の寸法は、ボス部25bの長さにより設定される。
砥石ホイール20の径方向中心部には、ロックナット25のボス部25bに嵌合される取付孔31が形成されており、この取付孔31の内径はボス部25bの外径よりも僅かに大きい。ロックナット25のディスク部25aとホイールワッシャ27の間には、複数本のガイドロッド32がボス部25bと平行となって設けられている。図示する場合には、ガイドロッド32が円周方向に90度置きに4本設けられ、それぞれのガイドロッド32は砥石ホイール20に形成された貫通孔33を貫通している(図4には1本のガイドロッド32のみを図示する。)。ガイドロッド32により、砥石ホイール20が回転工具ホルダー21に対して回転することが防止されるとともに、砥石ホイール20はガイドロッド32に案内されてボス部25bに沿う軸方向に移動自在となっている。
それぞれのガイドロッド32の一端部はホイールワッシャ27に形成された凹部34に嵌合し、他端部はディスク部25aに形成された凹部35に嵌合している。ガイドロッド32は管状部材に軸方向に伸びるスリットが形成されたスプリングピンであり、径方向に弾性変形する。ガイドロッド32をホイールワッシャ27とディスク部25aの間に組み込む前は、ガイドロッド32は凹部34,35の内径よりも太くなっており、ガイドロッド32は径方向に押し縮められることにより凹部34,35内に圧入されてホイールワッシャ27とディスク部25aに固定される。
ホイールワッシャ27と砥石ホイール20との間には、環状かつシート状の弾性体36が配置されている。図5に示されるように、弾性体36は、ホイールワッシャ27の前面と砥石ホイール20の背面との間で挟み付けられ、弾性体36の上面はホイールワッシャ27の前面と対向しており、弾性体36の下面は砥石ホイール20の背面と対向している。このように、それぞれがディスク状の部材であるロックナット25とホイールワッシャ27の2つの部材の間に砥石ホイール20と弾性体36とが配置される。
ホイールワッシャ27の前面のうち弾性体上面と対向している領域の一部には平坦部27aが形成され、他の一部には傾斜部27bが形成されている。平坦部27aは環状であって、弾性体上面に接している。傾斜部27bは、平坦部27aの周囲に平坦部27aを取り囲むように環状に形成されており、弾性体36の径方向外側へ向かうに従って弾性体上面から次第に離間するように傾斜している。この結果、弾性体36には、ホイールワッシャ27の前面および砥石ホイール20の背面の双方に接し、これらの対向方向に圧縮されている領域(第一領域)と、砥石ホイール20の背面には接しているが、ホイールワッシャ27の前面には接しておらず、したがって上記対向方向に圧縮されていない領域(第二領域)とが存在している。さらに、第二領域は、弾性体36の径方向に関して第一領域よりも外側に配置されている。
弾性体36は、ゴム材料により環状に形成されており、常態において均一な厚みを有する。弾性体36の材料の一例としては、天然ゴム、合成ゴム、スポンジ状のゴムが挙げられる。なお、弾性体36は、ホイールワッシャ27の前面外周部から突出する環状の突起39の内側に配置され、この突起39によって径方向における位置決めがなされている。
上記のように、本実施形態における回転工具ホルダー21では、ホイールワッシャ27と砥石ホイール20との間に配置された弾性体36に、ホイールワッシャ27と砥石ホイール20との対向方向に圧縮された第一領域と、圧縮されていない第二領域とが設けられ、かつ、第二領域は弾性体36の径方向に関して第一領域よりも外側に配置されている。
図6に、砥石ホイール20が被加工面に全面当たりし、砥石ホイール20が軸方向に移動した状態を示す。一方、図7に、砥石ホイール20が被加工面に部分当たりし、砥石ホイール20が傾斜した状態を示す。
図6に示されるように、砥石ホイール20が被加工面に全面当たりしている場合には、弾性体36の第一領域の全域がホイールワッシャ27の前面(平坦部27a)に均等に接している。結果、弾性体36の第一領域に圧縮力が均等に作用する。換言すれば、弾性体36の第一領域が弾性部材として機能する。一方、図7に示されるように、砥石ホイール20が被加工面に部分当たりしている場合には、弾性体36の第一領域の全域がホイールワッシャ27の前面(平坦部27a)に接し、さらに、第二領域の径方向一部がホイールワッシャ27の前面(傾斜部27b)に接している。このため、砥石ホイール20が被加工面に部分当たりしているときには、部分当たりしている側と反対側(径方向反対側)において、弾性体36に圧縮力が作用する面積が減少する。換言すれば、部分当たりしている側と反対側において、弾性体36が弾性部材として機能する面積が減少する一方、部分当たりしている側においては、弾性体36が弾性部材として機能する面積が増加し、ばね定数が実質的に大きくなる。さらに換言すれば、弾性体36は、砥石ホイール20が被加工面に部分当たりしているときにも、第二領域の一部が傾斜部27bに接している分だけ全面当たりしているときの弾性変形のし易さに近づくことになる。逆に言えば、弾性体36は、砥石ホイール20が被加工面に全面当たりしているときにも、第二領域の一部が傾斜部27bから離間している分だけ、弾性変形し易い状態になる。この結果、砥石ホイール20が被加工面に全面当たりしているときに弾性変形し易いように構成したとしても、部分当たりした場合の砥石ホイール20の傾斜が小さく抑えられる。被加工面に部分当たりしている砥石ホイール20の傾斜が小さく抑えられると、砥石ホイール20の取付孔31とボス部25bの衝突が回避されるので、かかる衝突に起因する振動減衰効果の低下を防止することができる。さらに、砥石ホイール20の傾斜角度を小さくすることで弾性体36の一部が過度に変形することを防止できるので、弾性体36の永久変形を抑制することができ、弾性体の耐久性が向上する。
上記のように、砥石ホイール20が被加工面に全面当たりしているときに弾性変形し易いように構成したとしても、部分当たりした場合の砥石ホイール20の傾斜が小さく抑えられるので、砥石ホイール20が被加工面に全面当たりしている場合には、弾性変形し易いように構成された弾性体36により砥石ホイール20の振動が十分に吸収され、効果的に減衰される。
以上のように、本実施形態に係る回転工具ホルダー21では、砥石ホイール20が被加工面に全面当たりしている場合と部分当たりしている場合とで、弾性体36のばね定数が実質的に変化する。したがって、砥石ホイール20が被加工面に部分当たりしたときに該砥石ホイール20の傾斜を抑制するために十分な硬度を有する弾性体36を用いても、砥石ホイール20が被加工面に全面当たりしたときの振動減衰効果が損なわれることがない。
図8〜図12は、それぞれ本発明の他の実施形態である回転工具ホルダー21を示す断面図である。それぞれの図においては、図5〜図7に示した回転工具ホルダー21を構成する部材と共通する部材には同一の符号が付されている。
図8〜図11に示される回転工具ホルダー21における弾性体36には、ホイールワッシャ27の前面と砥石ホイール20の背面との対向方向に圧縮された第一領域と、同方向に圧縮されていない第二領域とが設けられ、かつ、第二領域は弾性体36の径方向に関して第一領域よりも外側に配置されている。
図8に示される回転工具ホルダー21では、ホイールワッシャ27の前面のうち弾性体上面と対向している領域の一部に弾性体上面に接している平坦部27aが形成され、他の一部に弾性体上面から離間するように窪んだ凹部27cが形成されている。よって、弾性体36のうち、ホイールワッシャ27の平坦部27aとこれに対向する砥石ホイール20の背面とに挟まれた領域は、ホイールワッシャ27の背面と砥石ホイール20の前面との対向方向に圧縮されている。一方、弾性体36のうち、ホイールワッシャ27の凹部27cとこれに対向する砥石ホイール20の背面とに挟まれた領域は、上記対向方向に圧縮されていない。
図9に示される回転工具ホルダー21では、弾性体上面の一部にホイールワッシャ27の前面に接している平坦部36aが形成され、他の一部に弾性体36の径方向外側へ向かうに従ってホイールワッシャ27の前面から次第に離間するように傾斜した傾斜部36bが形成されている。よって、弾性体36のうち、平坦部36aが形成されている領域はホイールワッシャ27の前面と砥石ホイール20の背面との対向方向に圧縮されている一方、傾斜部36bが形成されている領域は同方向に圧縮されていない。
図10に示される回転工具ホルダー21では、弾性体下面の一部に砥石ホイール20の背面に接している平坦部36aが形成され、他の一部に弾性体36の径方向外側へ向かうに従って砥石ホイール20の背面から次第に離間するように傾斜した傾斜部36bが形成されている。よって、弾性体36のうち、平坦部36aが形成されている領域はホイールワッシャ27の前面と砥石ホイール20の背面との対向方向に圧縮されている一方、傾斜部36bが形成されている領域は同方向に圧縮されていない。
図11に示される回転工具ホルダー21では、砥石ホイール20の背面のうち弾性体下面と対向している領域の一部に、弾性体下面に接している平坦部20aが形成され、他の一部に弾性体36の径方向外側へ向かうに従って弾性体下面から次第に離間するように傾斜した傾斜部20bが形成されている。よって、弾性体36のうち、砥石ホイール20の平坦部20aとこれに対向するホイールワッシャ27の前面とに挟まれた領域は、ホイールワッシャ27の前面と砥石ホイール20の背面との対向方向に圧縮されている。一方、弾性体36のうち、砥石ホイール20の傾斜部20bとこれに対向するホイールワッシャ27の前面とに挟まれた領域は、上記対向方向に圧縮されていない。
図12に示される回転工具ホルダー21における弾性体36には、ホイールワッシャ27の前面と砥石ホイール20の背面との対向方向に圧縮された第一領域および第二領域が設けられている。但し、第二領域における上記対向方向に関する圧縮の程度は、第一領域におけるそれよりも少なく、かつ、第二領域は弾性体36の径方向に関して第一領域よりも外側に配置されている。図12に示される回転工具ホルダー21は、図5に示される回転工具ホルダー21と基本構成を共通にする。図12に示される回転工具ホルダー21と図5に示される回転工具ホルダー21との違いは、スペース29の軸方向の寸法のみである。換言すれば、図12に示される回転工具ホルダー21と図5に示される回転工具ホルダー21は、ロックナット25のボス部25bの長さにおいて相違する。具体的には、図12に示される回転工具ホルダー21におけるスペース29の軸方向の寸法は、図5に示される回転工具ホルダー21におけるそれよりも短い。このため、ホイールワッシャ27の平坦部27aのみでなく、傾斜部27bも弾性体上面に接している。すなわち、弾性体上面の全域がホイールワッシャ27の前面に接しており、弾性体下面の全域が砥石ホイール20の背面に接している。しかし、砥石ホイール20の背面からホイールワッシャ27の傾斜部27bまでの軸方向距離は、砥石ホイール20の背面からホイールワッシャ27の平坦部27aまでの軸方向距離より短い。したがって、弾性体36のうち、ホイールワッシャ27の傾斜部27bとこれに対向する砥石ホイール20の背面とに挟まれた領域(第二領域)は、ホイールワッシャ27の平坦部27aとこれに対向する砥石ホイール20の前面とに挟まれた領域(第一領域)に比べて圧縮の程度が少ない。このように圧縮の程度が異なる第一領域と第二領域は、図8〜図11に示される回転工具ホルダー21におけるスペース29の軸方向寸法を短くすることによって同様に実現することができる。
図8〜図12に示される何れの回転工具ホルダー21においても、砥石ホイール20が被加工面に全面当たりしている場合と部分当たりしている場合とで、部分当たりしている側における弾性体36のばね定数が実質的に変化する。したがって、砥石ホイール20が被加工面に部分当たりしたときに該砥石ホイール20の傾斜を抑制するために十分な硬度を有する弾性体36を用いても、砥石ホイール20が被加工面に全面当たりしたときの振動減衰効果が損なわれることがない。
上述したそれぞれの回転工具ホルダー21を組み立てるときには、ロックナット25の背面とホイールワッシャ27の前面との間に弾性体36と砥石ホイール20とを配置した状態のもとで、ロックナット25のボス部25bをホイールワッシャ27の凹部28に圧入嵌合させる。このように、回転工具ホルダー21に砥石ホイール20が保持された状態のもとで、回転工具ホルダー21をスピンドル17にねじ結合する。図3に示されるように、ロックナット25の前面には、図示しない治具が係合される複数の係合穴46が形成されている。回転工具ホルダー21をスピンドル17にねじ結合したり、ねじ結合を解いたりする場合には、係合穴46に不図示の治具を係合させて回転工具ホルダー21を回転させる。このとき、図1に示される操作ボタン47を押し込むと、スピンドル17の回転が規制される。操作ボタン47は、ギヤケース11bに、軸方向に往復動自在に装着されている。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。例えば、上記実施形態では、弾性体36の上面または下面のいずれか一方にのみ対向する相手方に接していない第二領域が設けられていた。しかし、弾性体36の上面および下面の双方に第二領域が設けられた実施形態もある。例えば、図5や図8に示される砥石ホイール20の背面に、図11に示される平坦部20aおよび傾斜部20bが形成された実施形態がある。また、図9に示される弾性体36の下面にも、上面と同様な平坦部36aおよび傾斜部36bが形成された実施形態がある。さらに、図11に示される砥石ホイール20の背面に形成されている傾斜部20bに代えて凹部が形成された実施形態もある。
また、本明細書には、本発明の実施形態としてディスクグラインダを示したが、回転工具を先端工具とする動力工具であれば、回転工具をスピンドルに取り付けるために本発明の回転工具ホルダーを用いることができる。また、図示されているディスクグラインダ10は、電動モータ12を動力源としており、外部電源により電動モータ12を駆動するようにしているが、バッテリを内蔵するタイプの動力工具にも本発明の回転工具ホルダーを適用することができ、エアモータや発動機を動力源とする動力工具にも本発明の回転工具ホルダーを適用することができる。
10 ディスクグラインダ
12 電動モータ
17 スピンドル
20 砥石ホイール
20a 平坦部
20b 傾斜部
21 回転工具ホルダー
25 ロックナット
27 ホイールワッシャ
27a 平坦部
27b 傾斜部
27c 凹部
28 凹部
36 弾性体
36a 平坦部
36b 傾斜部

Claims (10)

  1. 駆動源により回転駆動されるスピンドルと一体回転して被処理物を処理する回転工具であって、
    前記スピンドルに取り付けられるロックナットと、
    前記ロックナットの背面側に対向して前記ロックナットに取り付けられ、前記ロックナットとの間に前記回転工具が配置されるホイールワッシャと、
    前記ホイールワッシャの前面と前記回転工具の背面との間に配置される弾性体と、を有し、
    前記弾性体には、前記ホイールワッシャの前面と前記回転工具の背面との対向方向に圧縮されている第一領域と、前記対向方向に圧縮されていないか、少なくとも前記対向方向における圧縮の程度が前記第一領域における圧縮の程度よりも少ない第二領域とが設けられ、
    前記第二領域は、前記弾性体の径方向に関して前記第一領域よりも外側に配置されていることを特徴とする回転工具。
  2. 前記ホイールワッシャの前面の前記弾性体と対向する領域の一部に、前記弾性体の径方向外側へ向かうに従って前記弾性体から次第に離間するように傾斜した傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転工具。
  3. 前記ホイールワッシャの前面の前記弾性体と対向する領域の他の一部に、前記弾性体に接している平坦部が形成され、
    前記傾斜部は、前記弾性体の径方向に関して前記平坦部よりも外側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の回転工具。
  4. 前記ホイールワッシャの前面の前記弾性体と対向する領域の一部に、前記弾性体に接している平坦部が形成され、他の一部に前記弾性体から離間するように窪んだ凹部が形成され、
    前記凹部は、前記弾性体の径方向に関して前記平坦部よりも外側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の回転工具。
  5. 前記弾性体の一部に前記弾性体の径方向外側へ向かうに従って前記ホイールワッシャの前面から次第に離間するように傾斜した傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の回転工具。
  6. 前記弾性体の一部に前記弾性体の径方向外側へ向かうに従って前記回転工具の背面から次第に離間するように傾斜した傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の回転工具。
  7. 前記回転工具上の前記弾性体と対向する領域の一部に、前記弾性体の径方向外側へ向かうに従って前記弾性体から次第に離間するように傾斜した傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の回転工具。
  8. 前記回転工具上の前記弾性体と対向する領域の一部に前記弾性体に接している平坦部が形成され、他の一部に前記弾性体から離間するように窪んだ凹部が形成され、
    前記凹部は、前記弾性体の径方向に関して前記平坦部よりも外側に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の回転工具。
  9. 駆動源と、
    前記駆動源により回転駆動されるスピンドルと、
    請求項1から請求項8のいずれかに記載の回転工具と、を有することを特徴とする動力工具。
  10. 駆動源により回転駆動されるスピンドルに被処理物を処理する回転工具を着脱自在に装着する回転工具ホルダーであって、
    前記スピンドルに取り付けられるロックナットと、
    前記ロックナットの背面側に対向して前記ロックナットに取り付けられ、前記ロックナットとの間に前記回転工具が配置されるホイールワッシャと、
    前記ホイールワッシャの前面と前記回転工具の背面との間に配置される弾性体と、を有し、
    前記弾性体には、前記ホイールワッシャの前面と前記回転工具の背面との対向方向に圧縮されている第一領域と、前記対向方向に圧縮されていないか、少なくとも前記対向方向における圧縮の程度が前記第一領域における圧縮の程度よりも少ない第二領域とが設けられ、
    前記第二領域は、前記弾性体の径方向に関して前記第一領域よりも外側に配置されていることを特徴とする回転工具ホルダー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000066326A1 (fr) * 1999-04-30 2000-11-09 Sankyo Diamond Industrial Co., Ltd. Outil au diamant pourvu d'un element de montage
JP3088708U (ja) * 2002-03-20 2002-09-27 株式会社ツボ万 ディスク砥石等の取付構造

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